JP2010122925A - ノード装置、ノード処理プログラム及びログ収集方法 - Google Patents

ノード装置、ノード処理プログラム及びログ収集方法 Download PDF

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Abstract

【課題】ノード装置の稼動状況をログ情報として収集する際にかかる負荷を複数のノード装置に分散させる。
【解決手段】ネットワークを介して互いに通信可能な複数のノード装置間で複数のデータファイルを利用可能に構成されたデータファイル分散保存システムにおけるノード装置であって、報告すべき稼動状況の種類(視聴、障害、編集等)を判別する判別手段と、各種類の稼動状況をログ情報(視聴ログ、障害ログ、編集ログ等)の前記ログ収集ノード装置のアドレス情報を問い合わせる所在問い合わせメッセージを所定の関係にある前記ノード装置向けて送信する送信手段と、判別された種類の前記ログ収集ノード装置のアドレス情報を受信する受信手段と、受信したアドレス情報に従って、判別された稼動状況の種類の前記ログ収集ノード装置に、報告すべき前記ログ情報を送信するログ情報送信手段と、を有する。
【選択図】図4

Description

本発明は、ネットワークを介して互いに通信可能な複数のノード装置を備えたピアツーピア(Peer to Peer(P2P))型の通信システムの技術分野に関する。
この種のピアツーピア型の通信システムにおいて、映画及び音楽等のデータファイルのデータなどのデータファイルであって、複数のデータファイルの複製データ(以下、「レプリカ」という)を複数のノード装置に分散して保存(配置)させ、各ノード装置間でレプリカを利用可能とした分散保存システムが知られており、これにより、対故障性やアクセスの分散性が高められている。このように分散保存されたレプリカの所在は、例えば特許文献1に開示されるような分散ハッシュテーブル(以下、DHT(Distributed Hash Table)という)を利用して効率良く検索可能になっている。
このようなデータファイル分散保存システムにおいて、各ノード装置におけるデータファイルの利用状況や装置障害状況等のノード装置の稼動状況を把握するために、各ノード装置から定期的にログ情報を収集するログ管理サーバをシステム内に設置させる方法が考えられる。
特開2007−034630号公報
しかし、このような方法では、ログ管理サーバに過大な処理負担を課すこととなり、当該システムに参加するノード装置が増えるほどログ管理サーバの処理負担が増えるため、当該システムの利点と反することになる。
また、ログ管理サーバは、各ノード装置から収集したログ情報を集計・解析を行なうこととなるが、その際、必要となるのは、集計・解析の対象となる一部のログ情報だけである。つまり、「データファイルの利用状況」を集計・解析する場合には、「データファイルの利用状況」に関するログ情報だけが必要であり、その他のログ情報が不要である。そのため、ログ管理サーバは、各ノード装置から送信されてくる膨大な数のログ情報を、ログの種類毎に分類するという作業が必要となる。この作業も、ログの種類や量が増えてくるほど負担が増大する。
さらにログ管理サーバの負荷を考慮すると、通常、ノード装置からログ情報を送信するのは一定間隔ごとの送信となる。このため、送信タイミング前にノード装置がデータファイル分散保存システムから脱退すると、ログ情報の収集洩れが発生し、ログ管理サーバでシステムに参加する全ノード装置のログ情報を正確に集計管理することができないという問題もある。
本発明は、以上の問題等に鑑みてなされたものであり、ノード装置の稼動状況をログ情報として収集する際にかかる負荷を複数のノード装置に分散させたノード装置、ノード処理プログラム及びログ収集方法を提供することを課題とする。
上記課題を解決するために、請求項1に記載の発明は、ネットワークを介して互いに通信可能な複数のノード装置間で複数のデータファイルを利用可能に構成されたデータファイル分散保存システムにおける前記ノード装置であって、報告すべき稼動状況の種類(視聴、障害、編集等)を判別する判別手段と、各種類の稼動状況をログ情報(視聴ログ、障害ログ、編集ログ等)として収集する各前記ノード装置であるログ収集ノード装置のうち、判別された種類の前記ログ収集ノード装置のアドレス情報を問い合わせる所在問い合わせメッセージを、前記各ノード装置を識別するノード装置識別情報であって、判別された稼動状況の種類を識別するログ識別情報と所定の関係にある前記ノード装置識別情報を有するノード装置に向けて送信する所在問い合わせメッセージ送信手段と、前記判別された稼動状況の種類を識別するログ識別情報と所定の関係にある前記ノード装置識別情報を有するノード装置から、判別された種類の前記ログ収集ノード装置のアドレス情報を受信する受信手段と、受信したアドレス情報に従って、判別された種類の前記ログ収集ノード装置に、報告すべき前記ログ情報を送信するログ情報送信手段と、を有することを特徴とするノード装置である。
この発明によれば、データファイル分散保存システムに参加する複数のノード装置が、データファイル分散保存システムに参加する各ノード装置のログ情報を収集するよう構成したので、ログ情報の収集にかかる負荷を複数のノード装置に分散させることができる。また、ノード装置は、報告すべき稼動状況が発生するたびに、稼動状況の種類を判別してログ情報をログ収集ノード装置に送信するよう構成したので、ログ収集ノード装置は、データファイル分散保存システムSに参加する各ノード装置の稼動状況を逐一洩れなく収集することができる。
上記課題を解決するために、請求項2に記載の発明は、請求項1に記載のノード装置であって、前記各ログ収集ノード装置のアドレス情報を記憶する記憶手段に、前記判別手段によって判別された種類の前記ログ収集ノード装置のアドレス情報が記憶されているか否かを判定する判定手段を有し、判定の結果、前記記憶手段に前記アドレス情報が記憶されていない場合には、前記所在問い合わせメッセージ送信手段は、判別された稼動状況の種類を識別するログ識別情報と前記所定の関係にある前記ノード装置識別情報を有するノード装置に向けて、判別された種類の前記ログ収集ノード装置のアドレス情報を問い合わせる前記所在問い合わせメッセージを送信することを特徴とするノード装置である。
この発明によれば、ログ収集ノードのアドレス情報を記憶するログ収集ノードホルダ等の記憶手段に、判別したログの種類のログ収集ノード装置のアドレス情報が記憶されていない場合にのみ、ログ収集ノード装置のアドレス情報を問い合わせるよう構成したので、ノード装置間の所在問い合わせメッセージの送受信処理やアドレス情報の送信処理にかかる他のノード装置の負担を抑制することができる。
上記課題を解決するために、請求項3に記載の発明は、請求項2に記載のノード装置であって、前記判定手段による判定の結果、前記記憶手段に前記アドレス情報が記憶されている場合には、当該アドレス情報に係る前記ログ収集ノード装置が、現に、前記判別手段にて判別された種類のログ収集ノード装置であるか否かを確認すべく、当該アドレス情報に従って確認要求を送信する確認手段と、確認の結果、前記記憶手段に記憶されている前記アドレス情報に係る前記ログ収集ノード装置が、既に、前記判別手段にて判別された種類のログ収集ノード装置でない場合には、当該アドレス情報を前記記憶手段から削除する削除手段を有し、前記所在問い合わせメッセージ送信手段は、判別された稼動状況の種類を識別するログ識別情報と前記所定の関係にある前記ノード装置識別情報を有するノード装置に向けて、判別された種類の前記ログ収集ノード装置のアドレス情報を問い合わせる前記所在問い合わせメッセージを送信することを特徴とするノード装置である。
この発明によれば、ログ収集ノードホルダ等の記憶手段に記憶されている判別したログの種類のログ収集ノード装置が、今現在も(現に)ログ収集ノード装置として稼動しているか否かを確認して、稼動していない場合には、ログ収集ノード装置のアドレス情報を問い合わせるよう構成したので、ログ情報を今現在のログ収集ノード装置に確実に送信することができる。
上記課題を解決するために、請求項4に記載の発明は、請求項3に記載のノード装置であって、前記確認手段による確認の結果、前記記憶手段に記憶されている前記アドレス情報に係る前記ログ収集ノード装置が、現に、前記判別手段にて判別された種類のログ収集ノード装置である場合には、前記ログ情報送信手段は、前記記憶手段に記憶されている前記アドレス情報に従って、判別された種類の前記ログ収集ノード装置に、報告すべき前記ログ情報を送信することを特徴とするノード装置である。
この発明によれば、ログ収集ノードホルダ等の記憶手段に記憶されている判別したログの種類のログ収集ノード装置が、今現在も(現に)ログ収集ノード装置として稼動しているか否かを確認して、ログ情報を送信するので、ログ収集ノードホルダ等の記憶手段に記憶されているログ収集ノード装置に、ログ情報を確実に送信することができる。
上記課題を解決するために、請求項5に記載の発明は、ネットワークを介して互いに通信可能な複数のノード装置間で複数のデータファイルを利用可能に構成されたデータファイル分散保存システムにおける前記ノード装置であって、他の前記ノード装置から稼動状況を示すログ情報を受信して記憶手段に記憶するログ収集手段と、前記各ノード装置を識別するノード装置識別情報であって、前記記憶手段に記憶された前記ログ情報の種類を識別するログ識別情報と所定の関係にある前記ノード装置識別情報を有するノード装置から、自己がログ収集を行なうことを示す通知メッセージを送信するよう指示を受けたときに、当該通知メッセージを、前記記憶手段に記憶された前記ログ情報の種類を識別するログ識別情報と所定の関係にある前記ノード装置識別情報を有するノード装置に向けて送信する手段と、を有することを特徴とするノード装置である。
この発明によれば、自己が収集しているログ情報のログ識別情報と所定の関係にあるノード装置識別情報を有するノード装置(ルートード)からの、ログ収集を行なうことを示す通知メッセージの送信指示(再パブリッシュ指示)に従って、当該通知メッセージを送信するよう構成したので、自己が収集しているログ情報のログ識別情報と所定の関係にあるノード装置識別情報を有するノード装置(ルートード)が脱退する場合にも、通知メッセージを受信したノード装置であって、ログ識別情報と所定の関係にあるノード装置識別情報を有する新たなノード装置(ルートード)に、自己がログ収集を行なうことを通知することができる。
上記課題を解決するために、請求項6に記載の発明は、請求項5に記載のノード装置であって、所定のタイミングで、前記各ノード装置のログ情報を管理する前記データファイル分散保存システムに含まれるログ管理サーバに、前記記憶手段に記憶された前記ログ情報を収集ログファイルとして送信する手段を有することを特徴とするノード装置である。
この発明によれば、ログ収集ノード装置は、ログ管理サーバに収集したログ情報を収集ログファイルとして送信するよう構成したので、ログ管理サーバは、ログの種類毎に設定したログ収集ノード装置から収集ログファイルを夫々取得することができ、ログ管理サーバにてログを種類別に分別することなく、ログ情報の集計・解析を行なうことができる。さらに、ログ収集ノード装置が、ログ管理サーバに収集ログファイルを定期的に送信するよう構成した場合には、ログ管理サーバは、前回送信時から今回送信時までの間にデータファイル分散保存システムに参加した全てのノード装置の稼動状況を把握して集計・解析を行なうことができる。一方、ログ管理サーバはログ収集ノード装置に収集ログファイル送信要求を送信し、所望の収集ログファイルを取得するよう構成した場合には、集計・解析に必要なログ情報のみを適宜必要に応じて取得することができる。
上記課題を解決するために、請求項7に記載の発明は、請求項5又は請求項6に記載のノード装置であって、前記データファイル分散保存システムを脱退する場合には、何れかの他の前記ノード装置を選択して、当該選択されたノード装置に、前記収集ログファイルを送信する手段と、前記記憶手段に記憶された前記ログ情報の種類を識別するログ識別情報と前記所定の関係にある前記ノード装置識別情報を有するノード装置に向けて、自己が脱退すること示す脱退メッセージを送信する手段と、を有することを特徴とするノード装置である。
この発明によれば、ログ収集ノード装置がデータファイル分散保存システムを脱退する際には、収集ログファイルを他のノード装置に送信してログの収集を引き継ぐよう構成したので、ログ収集ノード装置が脱退する場合であっても、他のノード装置によって滞りなくログ情報の収集を行なうことができる。また、記憶手段に記憶されたログ情報の種類を識別するログ識別情報と所定の関係にあるノード装置識別情報を有するノード装置(ルートノード)に向けて、脱退メッセージを送信するよう構成したので、当該ルートノードに脱退することを確実に知らせることができる。
上記課題を解決するために、請求項8に記載の発明は、請求項5乃至請求項7のいずれか一項に記載のノード装置であって、他のノード装置から、当該他のノード装置が記憶していた前記ログ情報を前記収集ログファイルとして受信する手段と、前記収集ログファイルを受信すると、受信した収集ログファイルにかかる前記ログ情報の種類を識別するログ識別情報と前記所定の関係にある前記ノード装置識別情報を有するノード装置に向けて、前記通知メッセージを送信する手段と、を有することを特徴とするノード装置である。
この発明によれば、データファイル分散保存システムを脱退するログ収集ノード装置から収集ログファイルを受信すると、受信した収集ログファイルのログ情報の種類を識別するログ識別情報と所定の関係にあるノード装置識別情報を有するノード装置(ルートノード)に向けて、通知メッセージを送信するよう構成したので、ログ識別情報と所定の関係にあるノード装置識別情報を有するノード装置(ルートード)に、自己がログ収集を行なうことを通知して、脱退するログ収集ノード装置からログの収集を引き継ぐことができる。
上記課題を解決するために、請求項9に記載の発明は、コンピュータを、請求項1乃至8の何れか一項に記載のノード装置として機能させることを特徴とするノード処理プログラムである。
上記課題を解決するために、請求項10に記載の発明は、ネットワークを介して互いに通信可能な複数のノード装置間で複数のデータファイルを利用可能に構成されたデータファイル分散保存システムにおける前記各ノード装置の稼動状況を示すログ情報を収集するログ収集方法であって、第1の前記ノード装置が、報告すべき稼動状況の種類(視聴、障害、編集等)を判別する工程と、各種類の稼動状況をログ情報(視聴ログ、障害ログ、編集ログ等)として収集する各前記ノード装置であるログ収集ノード装置のうち、判別された種類の前記ログ収集ノード装置のアドレス情報を問い合わせる所在問い合わせメッセージを、前記各ノード装置を識別するノード装置識別情報であって、判別された稼動状況の種類を識別するログ識別情報と所定の関係にある前記ノード装置識別情報を有する第2のノード装置に向けて送信する工程と、前記第2のノード装置が、前記所在問い合わせメッセージを受信する工程と、受信した所在問い合わせメッセージに係る前記ログ収集ノード装置のアドレス情報を、前記第1のノード装置に送信する工程と、前記第1のノード装置が、前記第2のノード装置から、判別された種類の前記ログ収集ノード装置のアドレス情報を受信する工程と、受信したアドレス情報に従って、判別された種類の前記ログ収集ノード装置に、報告すべき前記ログ情報を送信する工程と、前記ログ収集ノード装置が、前記第1のノード装置から、前記ログ情報を受信して記憶手段に記憶する工程と、を有することを特徴とするログ収集方法である。
本発明によれば、データファイル分散保存システムに参加する複数のノード装置が、データファイル分散保存システムに参加する各ノード装置のログ情報を収集するよう構成したので、ログ情報の収集にかかる負荷を複数のノード装置に分散させることができる。
以下、本発明の最良の実施形態を図面に基づいて説明する。なお、以下に説明する実施の形態は、データファイル分散保存システムに本発明を適用した場合の実施形態である。
<1.データファイル分散保存システムの構成及び動作概要>
始めに、図1等を参照して、本実施形態に係るデータファイル分散保存システムの構成及び動作概要について説明する。
図1は、本実施形態に係るデータファイル分散保存システムにおける各ノード装置の接続態様の一例を示す図である。
図1の下部枠101内に示すように、IX(Internet eXchange)3、ISP(Internet Service Provider)4a,4b、DSL(Digital Subscriber Line)回線事業者(の装置)5a,5b、FTTH(Fiber To The Home)回線事業者(の装置)6、及び通信回線(例えば、電話回線や光ケーブル等)7等によって、インターネット等のネットワーク(現実世界の通信ネットワーク)8が構築されている。なお、図1の例におけるネットワーク8には、データ(パケット)を転送するためのルータが、適宜挿入されているが図示を省略している。
このようなネットワーク8には、複数のノード装置(以下、「ノード」という)Nn(n=1,2,3・・・の何れか)が接続されている。また、各ノードNnには、固有の製造番号およびIP(Internet Protocol)アドレスが割り当てられている。そして、本実施形態に係るデータファイル分散保存システムSは、これらのノードNnのうち、図1の上部枠100内に示すように、何れか複数のノードNnの参加により形成されるピアツーピア方式のネットワークシステムとなっている。
なお、図1の上部枠100内に示すネットワーク9は、既存のネットワーク8を用いて形成された仮想的なリンクを構成するオーバーレイネットワーク9(論理的なネットワーク)である。かかるオーバーレイネットワーク9は、特定のアルゴリズム、例えば、DHTを利用したアルゴリズムにより実現される。そして、データファイル分散保存システムS(言い換えれば、オーバーレイネットワーク9)に参加している各ノードNnには、所定桁数からなる固有の識別情報であるノードID(ノード装置識別情報の一例)が割り当てられている。
また、当該ノードIDは、例えば、各ノードNnに個別に割り当てられたIPアドレス或いは製造番号を共通のハッシュ関数(例えば、SHA−1等)によりハッシュ化した値(例えば、bit長が160bit)であり、一つのID空間に偏りなく分散して配置されることになる。
なお、データファイル分散保存システムSへの参加は、参加していないノードNn(例えば、ノードN8)が、参加している任意のノードNn(例えば、当該システムSに常時参加しているコンタクトノード)に対して参加要求を示す参加メッセージを送信することによって行われる。
更に、データファイル分散保存システムSは、各ノードNnのログ情報を管理するログ管理サーバCSを備える。
ログ管理サーバCSは、当該システムSに参加するノードNnの中から稼動状況の種類毎に複数のノードNnに対してログ情報の収集を指示する。ログ管理サーバCSからログ情報の収集を指示されたノードNnは、ログ収集ノードとなって、当該システムSに参加する各ノードNnからログ情報を収集する。
そして、ログ管理サーバCSは、各ログ収集ノードから、当該各ログ収集ノードが収集したログ情報を、収集ログファイルとして定期的に、或いは適宜必要に応じて受け取り、ログ情報の集計・解析を行なう。なお、ログ管理サーバCSからのログ収集の指示、ログ収集ノードにおけるログ収集の手順、及びログ収集ノードのログ管理サーバCSへの収集ログファイルの送信等については後に詳細に説明する。
データファイル分散保存システムSの各ノードNnは、夫々、DHTを用いたルーティングテーブルを保持している。このルーティングテーブルは、データファイル分散保存システムS上における各種メッセージの転送先を規定しており、具体的には、ID空間内で適度に離れたノードNnのノードID、アドレス情報(IPアドレス及びポート番号等)を含むノード情報が複数登録されている。
データファイル分散保存システムSに参加している1台のノードNnは、該システムSに参加している全てのノードNnのうち、必要最低限のノードNnのノード情報をルーティングテーブルに登録しておき、ノード情報を知らない(記憶していない)ノードNnについては、各ノードNn間で互いに各種メッセージを転送し合って届けてもらうようになっている。
このようなDHTを用いたルーティングテーブルについては、特開2006−197400号公報等で公知であるので、詳しい説明を省略する。
ところで、データファイル分散保存システムSにおいては、内容の異なる様々なデータファイル(例えば、映画や音楽等のコンテンツ)の複製データ(レプリカ)が所定のファイル形式で複数のノードNnに分散して保存(格納)されており、各ノードNn間で当該レプリカを利用可能になっている。例えば、ノードN5には、タイトルがXXXの映画のデータファイルのレプリカが保存されており、一方、ノードN3には、タイトルがYYYの映画のデータファイルのレプリカが保存されるというように、複数のノードNn(以下、「データファイル保持ノード」という)に分散されて保存されている。
また、これらのデータファイルのレプリカには、夫々、データファイル名(タイトル)及びデータファイルID(データファイル毎に固有の識別情報(データファイル識別情報の一例))等の情報が付加されている。このデータファイルIDは、例えば、データファイル名+任意の数値(或いは、データファイルの先頭数バイトでも良い)が、上記ノードIDを得るときと共通のハッシュ関数によりハッシュ化されて生成される(ノードIDと同一のID空間に配置)。或いは、システム管理者が、データファイル毎に一意のID値(ノードIDと同一ビット長)を付与しても良い。この場合は、データファイル名とそのデータファイルIDの対応が書かれたデータファイルカタログ情報が、全ノードNnに配布される。
また、このように分散保存されているデータファイルのレプリカの所在、つまり、当該レプリカを保存したノードNnのノード情報と当該データファイルのデータファイルID等の組が含まれるインデックス情報が、当該データファイルのレプリカの所在を管理しているノードNn(以下、「ルートノード」、又は「データファイル(データファイルID)のルートノード」という)等により記憶(インデックスキャッシュに記憶)されるようになっている。
例えば、タイトルがXXXの映画のデータファイルのレプリカについてのインデックス情報は、そのデータファイル(データファイルID)のルートノードであるノードN4により管理され、タイトルがYYYの映画のデータファイルのレプリカについてのインデックス情報は、そのデータファイル(データファイルID)のルートノードであるノードN7により管理される。また、このようなルートノードは、例えば、データファイルIDと最も近い(例えば、上位桁がより多く一致する)ノードIDを有する(所定の関係の一例)ノードNnであるように定められる。
そして、あるノードNnのユーザが、所望するデータファイルのレプリカを取得したい場合、当該レプリカの取得を望むノードNn(以下、「ユーザノード」という)は、当該ユーザにより選択されたデータファイルのデータファイルID及び自己のアドレス情報(IPアドレスなど)等を含むデータファイル所在問合せ(検索)メッセージ(クエリ)を生成し、これを自己のDHTを用いたルーティングテーブルにしたがって他のノードNnに対して送出する。つまり、ユーザノードは、データファイル所在問合せメッセージを、ルートノードに向けて(ルートノード宛に)送出する(ルートノードにデータファイルのレプリカの所在を問い合わせる)。これにより、データファイル所在問合せ(検索)メッセージは、データファイルIDをキーとするDHTルーティングによって最終的にルートノードに到着することになる。
なお、各ノードNnにおいてユーザにより選択されるべきデータファイルのデータファイル名及びデータファイルID等の属性情報は、例えばデータファイル分散保存システムSを運営する運営者によるセンターサーバ(図示しない)から全てのノードNnに配信されるデータファイルカタログ情報に記述されている。
また、上記データファイル所在問合せメッセージに含まれるデータファイルIDは、ユーザノードによって、データファイル名が上記共通のハッシュ関数によりハッシュ化されて生成されるようにしても良い。なお、DHTルーティングについては、特開2006−197400号公報等でデータファイルの一例であるコンテンツを例に公知であるので、詳しい説明を省略する。
上記データファイル所在問合せ(検索)メッセージを受信したルートノードは、これに含まれるデータファイルIDに対応するインデックス情報をインデックスキャッシュから取得して、当該インデックス情報を、該データファイル所在問合せメッセージの送信元であるユーザノードに対して返信する。こうしてインデックス情報を取得したユーザノードは、当該インデックス情報に含まれるあるデータファイル保持ノードのアドレス情報等に基づいて当該データファイル保持ノードにアクセスして、データファイル送信要求メッセージを送信し、そこからデータファイルのレプリカをダウンロード(取得)することが可能になる。なお、当該インデックス情報には、例えば複数のデータファイル保持ノードのノード情報が含まれていることもある(同一のデータファイルのレプリカが複数のデータファイル保持ノードに保存されている場合)。かかる場合、ユーザノードは、当該複数のデータファイル保持ノードのうち一つのデータファイル保持ノードを選択し、選択したデータファイル保持ノードに接続してデータファイルのレプリカをダウンロードすることができる。
なお、ルートノードは、当該インデックス情報に含まれるアドレス情報等に示されたデータファイル保持ノードに対してデータファイル送信要求メッセージを送信し、これにより、ユーザノードは、上記データファイル保持ノードからそのレプリカをダウンロードすることもできる。
また、データファイル保持ノードから取得したデータファイルのレプリカを保存したユーザノードは、当該レプリカを保存したことをそのルートノードに知らせるために、当該レプリカのデータファイルID及び自己のノード情報が含まれるパブリッシュ(登録通知)メッセージを生成し、該パブリッシュメッセージを、そのルートノードに向けて(ルートノード宛に)送出する。これにより、パブリッシュメッセージは、データファイル所在問合せ(検索)メッセージと同じように、データファイルIDをキーとするDHTルーティングによってルートノードに到着することになる。そして、該ルートノードは、受信したパブリッシュメッセージに含まれるノード情報及びデータファイルIDの組を含むインデックス情報を登録(インデックスキャッシュに記憶)することになる。こうして、上記ユーザノードは、新たに、上記データファイルのレプリカを保持するデータファイル保持ノードとなる。
以上のような、データファイル分散保存システムSにおいて、ログ管理サーバCSからログ情報の指示を受けたノードNnが、ログ収集ノードとなり、データファイル分散保存システムSに参加する各ノードNnからのログ情報(視聴ログ、障害ログ、編集ログなど)を収集する。そして、ログ収集ノードは、収集したログ情報を収集ログファイルとしてログ管理サーバCSに送信する。
ログ収集ノードは、ログの種類(稼動状況の種類)毎に設定され、データファイル分散保存システムSに参加する各ノードNnは、報告すべき稼動状況の種類(ログの種類)を判別して、対応するログ収集ノードに対して当該ログ情報を送信するよう構成する。
<2. ログ管理サーバCSによるログ収集指示とログ収集ノードの決定>
図2は、ログ管理サーバCSが任意のノードNnに対してログ収集を指示する様子を示す概念図である。当該図2は、オーバーレイネットワーク9に参加する各ノードNnを、各ノードNnのノードIDに基づいてID空間上に図示したものであり、反時計回りでIDが増加するものとする。なお、以下に示す図3乃至図7においても同様である。
ログ管理サーバCSは、収集するログ情報の種類(ノードNnの稼動状況の種類)と、当該種類を識別するログID(ログ識別情報の一例)を対応付け、かかるログIDを含むログ収集指示を、任意のノードNnに対して送信する。
このログIDは、例えば、ログの種類名(視聴ログなど)+任意の数値が、上記ノードID及びデータファイルIDを得るときと共通のハッシュ関数によりハッシュ化されて生成される。つまり、ログIDは、ノードID及びデータファイルIDと同一のID空間に配置される。
図2に示す例では、ログ管理サーバCSは、視聴ログをログID(11111・・・)、障害ログをログID(22222・・・)、編集ログをログID(33333・・・)、・・・と、夫々対応付けて図示しない記憶部に記憶している。
ここで、視聴ログとは、例えば、データファイルが映画や音楽等コンテンツである場合に、各ノードNnにおいて当該コンテンツデータのレプリカを取得して再生(視聴)した場合の視聴の記録であり、障害ログは、例えば、各ノードNnにおいてデータファイル分散システムSに参加中に発生した障害の記録であり、編集ログは、例えば、各ノードNnにおいてデータファイルの更新や編集等を行なった場合の編集の記録である。
また、ログの種類とそのログIDの対応が書かれたログ収集カタログ情報が、全ノードNnに配布される。
ログ管理サーバCSは、データファイル分散保存システムSに参加する何れかのノードNnを選択し、選択したノードNnに対してログ収集の指示を行なう。
図2に示す例では、ログ管理サーバCSは、ノードN10にログID(11111・・・)を含むログ収集指示を送信し、ノードN14にログID(22222・・・)を含むログ収集指示を送信し、ノードN11にログID(333333・・・)を含むログ収集指示を送信している。
これにより、ノードN10は、ログID(11111・・・)である視聴ログを収集するログ収集ノードとなり、ノードN14は、ログID(22222・・・)である障害ログを収集するログ収集ノードとなり、ノードN11は、ログID(333333・・・)である編集ログを収集するログ収集ノードとなる。
ログ収集指示を受けたノードN10、N14及びN11は、自己のノード情報をログ管理サーバCSに返信し、ログ管理サーバCSは、ノード情報を受信して、ログID及びログ種類に対応づけて保存する。
そして、各ログ収集ノードは、自己がログ収集ノードとなったこと示す通知メッセージを送信する。当該通知メッセージは、上述したデータファイルのレプリカを保存したユーザノードが送信するパブリッシュメッセージと同様の手順で各ノードNn間を転送されていく。ここでは、ログ収集ノードが、自己が収集するログ情報のログID(ログ管理サーバCSから受信したログ収集指示に含まれるログID)を含むパブリッシュメッセージを通知メッセージとして生成し、当該パブリッシュメッセージをそのルートノード(ログ関連ルートノード)に向けて送信する。
ログ関連ルートノードは、パブリッシュメッセージに含まれるログIDと所定の関係にあるノードIDを有するノードNnであり、本実施形態では、ログIDをキーとするDHTルーティングによってパブリッシュメッセージ(以下、「パブリッシュ」と言う。)が転送されて、最終的に当該ログIDに最も近い(例えば、上位桁がより多く一致する)ノードIDを有するノードNnであるように定められる。
図3は、パブリッシュが転送される様子を示す概念図である。
同図に示す例では、ノードN10から送信されたログID(11111・・・)を含むパブリッシュが、実線矢印で示すように、各ノードNnを転送され、ノードN16に到達しており、当該ノードN16がログID(11111・・・)のルートノードとなる。
また、ノードN14から送信されたログID(22222・・・)を含むパブリッシュが、点線矢印で示すように、各ノードNnを転送され、ノードN11に到達しており、当該ノードN11がログID(22222・・・)のルートノードとなる。なお、図示を省略したが、ノードN11からもログID(33333・・・)を含むパブリッシュが送信され、当該ログIDに最も近いノードIDを有するルートノードに到達するようになっている。
そして、ルートノードとなったノードNnは、パブリッシュに含まれるパブリッシュ送信元のログ収集ノードのノード情報及びログIDの組を含むインデックス情報を登録(ログインデックスキャッシュに記憶)することになる。
図3に示す例では、ノードN16は、パブリッシュに含まれるノードN10のノード情報及びログIDの組を含むインデックス情報を登録(ログインデックスキャッシュに記憶)し、同様に、ルートノードとなったノードN11は、パブリッシュに含まれるノードN14のノード情報及びログIDの組を含むインデックス情報を登録(ログインデックスキャッシュに記憶)する。
表1にノードN16のログインデックスキャッシュの一例を示す。
Figure 2010122925
<3. ログ収集ノードにおけるログ収集の手順>
続いて、ログ収集ノードにおけるログ収集の手順について説明する。
図4は、ログ収集ノードが各ノードNnからログ情報を収集する様子を示す概念図である。
図4(A)に示す例では、コンテンツを視聴したノードN5及びN15が、実線矢印で示すように、視聴ログを収集するログ収集ノードであるノードN10に視聴ログ(ログ情報の一例)を送信し、障害が発生したノードN1及びノードN2が、点線矢印で示すように、障害ログを収集するログ収集ノードであるノードN14に障害ログ(ログ情報の一例)を送信する。
ところで、各ノードNnは、ログ情報をログ収集ノードに送信すると、そのログ収集ノードのアドレス情報をログ収集ノードホルダに保存する。
図4(A)に示す例は、ログ情報を送信しているノードN1,N2,N5及びN15が、過去にログ情報を送信した経験から、夫々ログ収集ノードのアドレス情報を自己のログ収集ノードホルダに保存していた場合の例である。
表2に、任意のノードNnのログ収集ノードホルダの一例を示す。
Figure 2010122925
このように、ログ情報を送信するノードNnは、自己のログ収集ノードホルダにログ収集ノードのアドレス情報が保存(記憶)されている場合には、かかるアドレス情報に従って、ログ情報を送信するよう構成する。なお、この際、既にログ収集ノードが、データファイル分散保存システムSから脱退している可能性があるため、先ず、ログ収集ノードホルダに保存されているログ収集ノードのアドレス情報に従って、今現在も(現に)、ログ収集ノードとして稼動しているか否かを確認する確認要求を送信し、今現在も、データファイル分散保存システムSに参加しており、かつ、ログ収集ノードとして稼動しているか否かを確認するよう構成する。そして、現にログ収集ノードとして稼動していることを確認した後に、当該ログ収集ノードに対してログ情報を送信する。
一方、ログ収集ノードホルダに、報告すべきログ種類のログ収集ノードのアドレス情報が保存されていない場合、又は、ログ収集ノードホルダに保存されていたログ収集ノードに対して確認要求を行なったが、既にデータファイル分散保存システムSから脱退している場合、又は、今現在も参加しているがログ収集ノードではなかった場合には、ノードNnは、報告すべきログの種類のログIDを含むクエリ(所在問い合わせメッセージ)を生成し、当該クエリを当該ログIDのルートノード(ログ関連ルートノード)に向けて送信する。
そして、ルートノードがクエリ送信元のノードNnに対してログ収集ノードのアドレス情報を返信することにより、各ノードNnが報告すべきログ種類のログ収集ノードのアドレス情報を取得する。なお、ノードNnは、クエリを生成する際、報告すべきログ種類のログIDがわからない場合には、報告すべきログの種類とそのログIDの対応が書かれたログ収集カタログ情報を参照して、ログIDを取得するよう構成すればよい。
図4(B)に示す例では、コンテンツを視聴したノードN15が、視聴ログのログID(11111・・・)を含むクエリを当該ログID(11111・・・)のルートノードに向けて送信し、当該クエリが各ノードNn間を転送されてログID(11111・・・)のルートノードであるノードN16に到達し[1]、ルートノードであるノードN16が、ログID(11111・・・)のログ収集ノードであるノードN10のアドレス情報をノードN15に返信している[2]。そして、ノードN15は、ログ収集ノードであるノードN10に対して、視聴ログを送信している[3]。
ログ収集ノードは、各ノードNnから送信されたログ情報を、収集ログファイルとして記憶、保存する。
ログ情報に含まれる情報は、全てのログ種類で同一であっても、ログの種類に応じて異なるものであってもよい。
表3に視聴ログのログ収集ノードであるノードN10が保存する収集ログファイルの一例を示し、表4に障害ログのログ収集ノードであるノードN14が保存する収集ログファイルの一例を示す。
Figure 2010122925
Figure 2010122925
そして、ログ収集ノードは、所定のタイミングでログ管理サーバCSに収集ログファイルを送信する。
<4. ログ収集ノードのログ管理サーバCSへの収集ログファイルの送信>
各ログ収集ノードは、所定のタイミングで、収集したログ情報を収集ログファイルとしてログ管理サーバCSへ送信する。
図5は、収集ログファイルが各ログ収集ノードからログ管理サーバCSへ送信される様子を示す概念図である。
ログ管理サーバCSは、集計・解析を所望するログ情報を収集しているログ収集ノードに対して、収集ログファイルの送信を要求する収集ログファイル送信要求を送信し、ログ収集ノードは、収集ログファイル送信要求を受信すると収集ログファイルをログ管理サーバCSへ送信する。
図5(A)に示す例では、ログ管理サーバCSは、視聴ログと障害ログの集計・解析を所望したことから、かかる種類のログを収集するログ収集ノードであるノードN10及びN14に対して収集ログファイル送信要求を送信する。
収集ログファイル送信要求を受けたノードN10及びノードN14は、収集ログファイルをログ管理サーバCSへ送信する。
また、図5(B)に示すように、ログ収集ノードは、定期的に(例えば、所定の収集ログファイル送信日時に)収集ログファイルをログ管理サーバCSへ送信するよう構成してもよい。
<5. ログ収集ノード、ログ関連ルートノードの脱退>
続いて、ログ収集ノード、ログ関連ルートノードがデータファイル分散保存システムSから脱退する際の手順について説明する。
図6は、ログ収集ノードがデータファイル分散保存システムSから脱退する様子を示す概念図である。
ログ収集ノードが、データファイル分散保存システムSから脱退する際には、先ず、ログ収集ノードとしての役割の引継ぎを行なうために、自己が保存している収集ログファイルを他のノードNnに送信する。
図6に示す例では、ノードN10が収集ログファイルをノードN18へ送信している[1]。
ノードN10から収集ログファイルを受信したノードN18は、ノードN10に替わって新たなログID(11111・・・)(視聴ログ)のログ収集ノードとなり、当該ログID(11111・・・)を含むパブリッシュを生成してそのルートノード(ノードN16)に向けて送信する[2]。
一方、脱退するノードN10は、ログID(11111・・・)を含む脱退メッセージを生成してそのルートノード(ノードN16)に向けて送信する[3]。
ログID(11111・・・)のルートノードであるノードN16は、ノードN10からの脱退メッセージに従い、自己のログインデックスキャッシュからノードN10のインデックス情報を削除する。そして、ノードN18からのパブリッシュに従い、当該パブリッシュに含まれるノードN18のノード情報及びログIDの組を含むインデックス情報を、新たにログインデックスキャッシュに記憶する[4]。
このように、ノードN10はログ収集ノードをノードN18に引継ぎした後に、データファイル分散保存システムSから脱退する[5]。
そして、ノードN18は、ログID(11111・・・)の新ログ収集ノードとなったことをログ管理サーバCSに報告する[6]。ログ管理サーバCSは、ログID(11111・・・)とノードN18のノード情報を対応付けて保存して、ログID(11111・・・)のログ収集ノードを、ノードN10からノードN18に変更する。
図7は、ログ関連ルートノードがデータファイル分散保存システムSから脱退する様子を示す概念図である。
ログ関連ルートノードが、データファイル分散保存システムSから脱退する際には、先ず、新たなルートノードを設定するために、ログインデックスキャッシュに登録しているログ収集ノードに対して、再度パブリッシュを送信するよう指示する再パブリッシュ指示(ログIDを含む)を送信する。
図7に示す例では、ログID(11111・・・)のルートノードであるノードN16は、自己のログインデックスキャッシュに登録しているログID(11111・・・)のログ収集ノードであるノードN10に対して、再パブリッシュ指示を送信している[1]。
再パブリッシュ指示後、ノードN16は、データファイル分散保存システムSから脱退する[2]。
そして、ノードN16から再パブリッシュ指示を受けたノードN10は、指示に含まれるログID(11111・・・)を含むパブリッシュをルートノードに向けて送信する[3]。パブリッシュは、ノードN19に到達し、かかるノードN19が、パブリッシュに含まれるノードN10のノード情報及びログIDの組を含むインデックス情報を、自己のログインデックスキャッシュに記憶して、ログID(11111・・・)の新たなルートノードとなる。
<6.ノードNnの構成及び機能>
次に、図8を参照して、ノードNnの構成及び機能について説明する。
図8は、ノードNnの概要構成例を示す図である。
各ノードNnは、図8に示すように、演算機能を有するCPU,作業用RAM,各種データおよびプログラムを記憶するROM等から構成されたコンピュータとしての制御部11と、各種データ(例えば、データファイルのレプリカ、インデックスキャッシュ、DHT、データファイルカタログ情報、ログインデックスキャッシュ、収集ログファイル、ログ収集ノードホルダ、ログ収集カタログ情報等)及び各種プログラム等を記憶保存(格納)するためのハードディスク等から構成された記憶部12と、受信されたデータファイルのレプリカ等を一時蓄積するバッファメモリ13と、データファイルが映像や音声を含む場合に、データファイルのレプリカに含まれるエンコードされたビデオデータ(映像情報)およびオーディオデータ(音声情報)等をデコード(データ伸張や復号化等)するデコーダ部14と、当該デコードされたビデオデータ等に対して所定の描画処理を施しビデオ信号として出力する映像処理部15と、当該映像処理部15から出力されたビデオ信号に基づき映像表示するCRT,液晶ディスプレイ等の表示部16と、上記デコードされたオーディオデータをアナログオーディオ信号にD(Digital)/A(Analog)変換した後これをアンプにより増幅して出力する音声処理部17と、当該音声処理部17から出力されたオーディオ信号を音波として出力するスピーカ18と、ネットワーク8を通じて他のノードNn等間の情報の通信制御を行なうための通信部20と、ユーザからの指示を受け付け当該指示に応じた指示信号を制御部11に対して与える入力部(例えば、キーボード、マウス、或いは、操作パネル等)21と、を備えて構成され、制御部11、記憶部12、バッファメモリ13、デコーダ部14、通信部20、及び入力部21はバス22を介して相互に接続されている。なお、ノードNnとしては、パーソナルコンピュータ、STB(Set Top Box)、或いは、TV受信機等を適用可能である。
また、データファイル分散保存システムSが、当該システムSに参加する際のアクセス先となるコンタクトノードを備えている場合には、記憶部12には当該コンタクトノードのアドレス情報(IPアドレス及びポート番号など)等が記憶されている。更に、記憶部12には、保存(記録)しているデータファイルのレプリカに関する情報(タイトル、データファイルID等)を登録するための保存データファイル管理テーブルが記憶されている。
記憶部12は、インデックスキャッシュ、ログインデックスキャッシュ、収集ログファイル、ログ収集ノードホルダを含んで構成される。
インデックスキャッシュには、自己が所在を管理するデータファイルの保持ノードであるノードNnのノード情報(IPアドレスなどのアドレス情報を含む)と当該データファイルのデータファイルIDの組が含まれるインデックス情報が記憶されている。
ログインデックスキャッシュには、自己が所在を管理するログ収集ノードであるノードNnのノード情報(IPアドレスなどのアドレス情報を含む)とログIDの組が含まれるインデックス情報が記憶されている(表1参照)。
収集ログファイルは、自己がログ収集ノードとなってシステムS内の各ノードNnから収集したログ情報が記憶されている(表3、表4参照)。
ログ収集ノードホルダは、ログの種類と、当該ログ情報を送信すべきログ収集ノードのアドレス情報を対応付けて保存するものである(表2参照)。
このような構成において、制御部11は、CPUが記憶部12等に記憶されたプログラム(本発明のノード処理プログラムを含む)を読み出して実行することにより、全体を統括制御し、データファイル分散保存システムSへの参加により上述したユーザノード、中継ノード、ルートノード、データファイル保持ノード、ログ収集ノード、ログ関連ルートノードの少なくとも何れか一つのノードとしての処理を行なうようになっている。
また、制御部11は、本発明における判別手段、所在問い合わせメッセージ送信手段、受信手段、判定手段、ログ情報送信手段、確認手段、削除手段、及びログ収集手段等として機能する。
なお、上記ノード処理プログラムは、例えば、ネットワーク8上の所定のサーバからダウンロードされるようにしてもよいし、例えば、CD−ROM等の記録媒体に記録されて当該記録媒体のドライブを介して読み込まれるようにしても良い。
<7.各ノードNnの処理>
以上の動作において、各ノードNnにおける処理を、図を参照して詳しく説明する。
<7−1.全体処理>
図9は、データファイル分散保存システムSに参加している任意のノードNnにおける制御部11のメイン処理を示すフローチャートであり、データファイル分散保存システムSへの参加後(例えば、コンタクトノードへのアクセスの後)に本発明のノード処理プログラムが読み出され処理が開始する。
先ず、制御部11は、データファイル分散保存システムSからの脱退が指示されたか否かを判定する(ステップS10)。脱退指示は、例えば、ユーザにより入力部21を介して指示されたり、或いは通信部20を介して、データファイル分散保存システムSの運営者であるセンターサーバ等から強制的に脱退処理の指示がされた場合などが考えられる。
判定の結果、データファイル分散保存システムSからの脱退が指示された場合には(ステップS10:Yes)、「脱退処理」を行ない(ステップS11)、処理を終了する。なお、「脱退処理」については後に図を用いて詳述する。
一方、脱退が指示されていなければ(ステップS10:No)、ログ収集ノードとなったノードNnから送信されたパブリッシュを受信したか否かを判定し(ステップS12)、パブリッシュを受信した場合には(ステップS12:Yes)、「パブリッシュ受信処理」を行ない(ステップS13)、ステップS14へ移行する。なお、「パブリッシュ受信処理」については後に図を用いて詳述する。
そして、パブリッシュを受信していなければ(ステップS12:No)、ログ情報を送信するために他のノードNnから送信された収集ログノードを問い合わせる(検索する)ためのクエリを受信したか否かを判定し(ステップS14)、クエリを受信した場合には(ステップS14:Yes)、「クエリ受信処理」を行ない(ステップS13)、ステップS15へ移行する。なお、「クエリ受信処理」については後に図を用いて詳述する。
続いて、クエリを受信していなければ(ステップS14:No)、脱退メッセージを受信したか否かを判定し(ステップS16)、受信した場合には(ステップS16:Yes)、「脱退メッセージ受信処理」を行ない(ステップS17)、ステップS19へ移行する。なお、「脱退メッセージ受信処理」については後に図を用いて詳述する。
次いで、脱退メッセージを受信していない場合には(ステップS16:No)、ログ管理サーバCSからログ収集指示を受信したか否かを判定し(ステップS18)、ログ収集指示を受信した場合には(ステップS18:Yes)、ログ収集指示に含まれるログIDのログ収集ノードとなるべく、当該ログIDを含むパブリッシュを生成し、そのルートノードに向けて送信する(ステップS19)。また、自己のノード情報をログ管理サーバCSに返信し、ステップS20へ移行する。
一方、ログ収集指示を受信していない場合には(ステップS18:No)、他のノードNnから収集ログファイルを受信したか否かを判定し(ステップS20)、収集ログファイルを受信した場合には(ステップS20:Yes)、かかる収集ログファイルの新たなログ収集ノードとなるべく、当該収集ログファイルのログIDを含むパブリッシュを生成してそのルートノードに向けて送信する(ステップS21)。そして、自己のノード情報をログ管理サーバCSに送信して、新たなログ収集ノートとなったことをログ管理サーバCSに報告し(ステップS22)、ステップS23へ移行する。
次いで、自身がログ収集ノード、又は、ログ関連ルートノードであるか否かを判定し(ステップS23)、ログ収集ノードである場合には(ステップS23:Yes)、「ログ収集関連処理」を行ない(ステップS24)、ステップS25へ移行する。なお、自身がログ収集ノードであるか否かは、記憶部12の収集ログファイルを参照して、収集ログファイルにログ情報が記憶されていれば、自身はログ収集ノードであると判定すればよく、自身がログ関連ルートノードであるか否かは、記憶部12のログインデックスキャッシュを参照して、ログインデックスキャッシュにログ収集ノードのインデックス情報が記憶されていれば、自身はログ関連ルートノードであると判定すればよい。また、「ログ収集関連処理」については後に図を用いて詳述する。
一方、判定の結果、自身がログ収集ノードでも、ログ関連ルートノードでもでない場合には(ステップS23:No)、報告すべき稼動状況があるか、すなわち、ログ出力イベントが発生したか否かを判定し(ステップS25)、ログ出力イベントが発生した場合には(ステップS23:Yes)、「ログ情報送信処理」を行ない(ステップS26)、ステップS25へ移行する。なお、「ログ情報送信処理」については後に図を用いて詳述する。
続いて、その他のメッセージを受信したか否かを判定し(ステップS27)、その他のメッセージを受信していない場合には(ステップS27:No)、ステップS10へ移行し、受信した場合には(ステップS27:Yes)、その他のメッセージに応じた処理を行なう(ステップS28)。なお、その他のメッセージは、例えば、自身がログ収集ノードでない場合に、他のノードからログ収集ノードとして稼動しているか否かを確認する確認要求であり、この場合には、当該他のノードに対してログ収集ノードでない旨の情報を返信すればよい。また、その他のメッセージがデータファイルのレプリカを保存した際のパブリッシュや、レプリカの保存先を問い合わせるクエリ等である場合には、インデックスキャッシュへの登録やデータファイル保持ノードのアドレス情報の返信、或いは、メッセージの転送等の処理を行なえばよい。
そして、ステップS10に移行して、ステップS10からステップS28の処理を繰り返し行なう。
<7−2.ステップS11の脱退処理>
図10は、上記ステップS11の「脱退処理」を示すフローチャートである。
かかる処理は、ステップS10にてデータファイル分散保存システムSからの脱退が指示された場合に行なわれる処理である。
先ず、自身がログ収集ノードであるか否かを判定し(ステップS30)、ログ収集ノードである場合(ステップS30:Yes)には、データファイル分散保存システムSに参加する何れかのノードNnを選択し、選択したノードNnに記憶部12の収集ログファイルを送信する(ステップS31)。なお、ノードNnは、最も最近データのやり取りを行なったノードNnや、インデックスキャッシュやログインデックスキャッシュ等を参照して任意に選択すればよい。
そして、脱退メッセージを当該ログIDのルートノードに向けて送信し(ステップS32)、ステップS33に移行する。
複数のログのログ収集ノードである場合には、全てのログについて、ステップS31、S32の処理を行なう。つまり、記憶部12に記憶している全ての収集ログファイルを他のノードNnに送信し、脱退メッセージを夫々のログIDのルートノードに向けて送信する。
続いて、自身がログIDのルートノード(ログ関連ルートノード)であるか否かを判定し、ログ関連ルートノードである場合(ステップS33:Yes)には、記憶部12のログインデックスキャッシュに登録されているログ収集ノードに対して、再パブリッシュ指示を送信し(ステップS34)、記憶部12のログインデックスキャッシュからログ収集ノードのインデックス情報を削除して(ステップS35)、ステップS36へ移行する。なお、記憶部12のログインデックスキャッシュに複数のログ収集ノードのインデックス情報が登録されている場合には、全てのログ収集ノードに対して再パブリッシュ指示を送信して、ログインデックスキャッシュの登録を全て削除する。
一方、ログ関連ルートノードでない場合(ステップS33:No)には、データファイル分散保存システムSから脱退して(ステップS36)処理を終了する。
<7−3.ステップS13のパブリッシュ受信処理>
図11は、上記ステップS13の「パブリッシュ受信処理」を示すフローチャートである。
かかる処理は、ステップS12にてログ収集ノードとなったノードNnから送信されたパブリッシュを受信した場合に行なわれる処理である。
先ず、制御部11は、受信したパブリッシュの転送先があるか否かを判定し(ステップS41)、転送先がなければ(ステップS41:No)、自身はパブリッシュに含まれるログIDのルートノードであるため、受信したパブリッシュに含まれるログ収集ノードのノード情報とログIDを含むインデックス情報をログインデックスキャッシュに登録して(ステップS42)処理を終了する。
一方、受信したパブリッシュの転送先があれば(ステップS41:Yes)、パブリッシュを転送して(ステップS43)処理を終了する。
<7−4.ステップS15のクエリ受信処理>
図12は、上記ステップS15の「クエリ受信処理」を示すフローチャートである。
かかる処理は、ステップS14にてログ情報を送信するために他のノードNnから送信された収集ログノードを問い合わせる(検索する)ためのクエリを受信した場合に行なわれる処理である。
先ず、制御部11は、記憶部12のログインデックスキャッシュに、受信したクエリに含まれるログIDのインデックス情報が登録されているか否かを判定する(ステップS50)。登録されていなければ(ステップS50:No)、クエリを転送して(ステップS51)処理を終了する。
一方、ログインデックスキャッシュに、受信したクエリに含まれるログIDのインデックス情報が登録されている場合(ステップS50:Yes)には、当該インデックス情報のノード情報に含まれるアドレス情報、つまり、受信したクエリに含まれるログIDのログ収集ノードのアドレス情報を、クエリの送信元のノードNnに送信し(ステップS52)処理を終了する。
<7−5.ステップS17の脱退メッセージ受信処理>
図13は、上記ステップS17の「脱退メッセージ受信処理」を示すフローチャートである。
かかる処理は、ステップS16にてログ収集ノードから送信された脱退メッセージを受信した場合に行なわれる処理である。
先ず、制御部11は、受信した脱退メッセージの転送先があるか否かを判定し(ステップS110)、転送先がなければ(ステップS110:No)、自身は脱退メッセージに含まれるログIDのルートノードであるため、ログインデックスキャッシュから脱退メッセージの送信元のログ収集ノードのインデックス情報を削除し(ステップS111)、処理を終了する。
一方、受信した脱退メッセージの転送先があれば(ステップS110:Yes)、脱退メッセージを転送して(ステップS112)処理を終了する。
<7−6.ステップS24のログ収集関連処理>
図14は、上記ステップS24の「ログ収集関連処理」を示すフローチャートである。
かかる処理は、自身がログ収集ノードの場合に行なわれる処理である。
先ず、制御部11は、他のノードNnからログ情報を受信したか否かを判定し(ステップS70)、ログ情報を受信した場合(ステップS70:Yes)には、制御部11は、ログ収集手段として機能して、受信したログ情報を記憶部12の収集ログファイルに格納(記憶)し(ステップS71)、ステップS72へ移行する。
ログ情報を受信していない場合(ステップS70:No)には、制御部11は、自己が収集しているログ情報のログIDのルートノードから再パブリッシュ指示を受信したかを判定し(ステップS72)、再パブリッシュ指示を受信した場合(ステップS72:Yes)には、再パブリッシュ指示にて指示されたログIDを含むパブリッシュをそのルートノードに向けて送信し(ステップS73)、ステップS74へ移行する。そして、再パブリッシュ指示を受信していない場合(ステップS72:No)、ステップS74へ移行する。
次に、制御部11は、ログ管理サーバCSへ収集ログファイルを送信すべき日時か否かを判定し(ステップS74)、収集ログファイルを送信すべき日時でない場合(ステップS74:No)には、ログ管理サーバCSから収集ログファイル送信要求を受信したか否かを判定する(ステップS75)。
判定の結果、収集ログファイルを送信すべき日時である場合(ステップS74:Yes)、又は、収集ログファイル送信要求を受信した場合(ステップS75:Yes)には、収集ログファイルをログ管理サーバCSへ送信し(ステップS76)ステップS77へ移行する。
そして、収集ログファイル送信要求を受信していない場合(ステップS75:No)には、確認要求を受信したか否かを判定し、確認要求を受信していれば、確認要求に含まれるログIDのログ収集ノードであるか否かを記憶部12の収集ログファイルを参照して判定する(ステップS77)。
判定の結果、確認要求を受信していない場合(ステップS77:No)には、処理を終了する。
一方、確認要求を受信し、かつ、確認要求に含まれるログIDのログ収集ノードである場合(ステップS77:Yes)には、確認要求の送信元のノードNnに、ログ収集ノードとして稼動している旨の情報を返信して(ステップS78)処理を終了する。なお、ステップS77において、確認要求を受信した場合であって、自身が、確認要求に含まれるログIDのログ収集ノードでない場合には、確認要求の送信元のノードNnに対してログ収集ノードでない旨の情報を返信すればよい。
<7−7.ステップS26のログ情報送信処理>
図15は、上記ステップS26の「ログ情報送信処理」を示すフローチャートである。
かかる処理は、ステップS25にてログ出力イベントが発生した場合に行なわれる処理である。
先ず、制御部11は、判別手段として機能し、報告すべき稼動状況を示すログの種類を判別する(ステップS90)。
次に、制御部11は、判定手段として機能し、記憶部12のログ収集ノードホルダに、判別したログの種類のログ収集ノードのアドレス情報が記憶されているか否かを判定し(ステップS91)、記憶されていれば(ステップS91:Yes)、制御部11は、確認手段として機能し、記憶されていたログ収集ノードに現にログ収集ノードとして稼動しているか否かを確認する確認要求(判別したログ種類のログIDを含む)を送信する(ステップS92)。
そして、ログ収集ノードの稼動確認がされたか否かを判定し(ステップS93)、稼動確認ができた場合には(ステップS93:Yes)、ステップS100へ移行し、稼動確認ができなかった場合(ステップS93:No)には、当該ログ収集ノードのアドレス情報をログ収集ノードホルダから削除し(ステップS94)ステップS95へ移行する。
一方、ステップS91の判定の結果、判別したログの種類のログ収集ノードのアドレス情報が記憶されていない場合(ステップS91:No)には、記憶部12のログ収集カタログ情報を参照して、判別したログの種類のログIDを取得する(ステップS95)。
続いて、制御部11は、所在問い合わせメッセージ送信手段として機能し、取得したログIDを含むクエリを生成し、かかるログIDのルートノードに向けて送信する(ステップS96)。
そして、クエリを受けたルートノードから、ログ収集ノードのアドレス情報を受信したか否かを判定し(ステップS97)、受信していない場合(ステップS97:No)には、ログ情報を記憶部12の所定の一時保存ホルダに保存して(ステップS98)、処理を終了する。
一方、制御部11は、受信手段として機能してログ収集ノードのアドレス情報を受信した場合(ステップS97:Yes)には、受信したログ収集ノードのアドレス情報を記憶部12のログ収集ノードホルダに記憶し(ステップS99)、ステップS100へ移行する。
そして、制御部11は、ログ情報送信手段として機能し、ステップS93にて稼動確認ができたログ収集ノード、又は、ステップS97にてルートノードからアドレス情報を受信したログ収集ノードに対して、ログ情報を送信し(ステップS100)、処理を終了する。
なお、ステップS98にてログ情報を一時保存ホルダに保存した場合には、所定のタイミングで(次回ログ情報送信時、或いは、所定時間経過後)再びルートノードにクエリを送信してログ収集ノードのアドレス情報を取得して、ログ情報の送信処理を行なえばよい。
以上説明したように、データファイル分散保存システムSに参加するノードNnが、ログ収集ノードとなり、各ノードNnからのログ情報を収集するよう構成し、データファイル分散保存システムSに参加する各ノードNnは、報告すべき稼動状況の種類(ログの種類)を判別して、判別したログの種類を識別するログIDのルートノードからログ収集ノードのアドレス情報を受信して、当該アドレス情報に従ってログ情報をログ収集ノードに送信するよう構成したので、ログ情報の収集にかかる負荷を複数のノードNnにて分散させることができる。また、各ノードNnは、報告すべき稼動状況が発生するたびに、稼動状況の種類を判別してログ情報をログ収集ノードに送信するよう構成したので、ログ収集ノードは、各ノードNnの稼動状況を逐一洩れなく収集することができる。
また、ログ収集ノードは、ログ管理サーバCSに収集したログ情報を収集ログファイルとして送信するよう構成したので、ログ管理サーバCSは、ログの種類毎に設定したログ収集ノードから収集ログファイルを夫々取得することができ、ログ管理サーバCSにてログを種類別に分別することなく、ログ情報の集計・解析を行なうことができる。
さらに、ログ収集ノードが、ログ管理サーバCSに収集ログファイルを定期的に送信するよう構成したので、ログ管理サーバCSは、前回送信時から今回送信時までの間にデータファイル分散保存システムSに参加した全てのノードNnの稼動状況を把握して集計・解析を行なうことができる。
そして、ログ管理サーバCSはログ収集ノードに収集ログファイル送信要求を送信し、所望の収集ログファイルを取得するよう構成したので、集計・解析に必要なログ情報のみを適宜必要に応じて取得することができる。
なお、ログ収集ノードは、収集ログファイルをログ管理サーバCSへ送信した場合には、ログの収集を他のノードNnに引き継ぐよう構成してもよい。引継ぎは、脱退時と同様に収集ログファイル(ログ情報は空)を他のノードNnに送信し、引き継いだ旨を知らせるメッセージをルートノードに向けて送信すればよい。これにより、ログ収集ノードとして稼動し続ける負担を多数のノードNnに分散させることができる。
また、ノードNnは、ログ収集ノードホルダに判別したログの種類のログ収集ノードのアドレス情報が記憶されていない場合にのみ、ルートノードにログ収集ノードのアドレス情報を問い合わせるよう構成し、ログ収集ノードホルダにアドレス情報が記憶されている場合には、ノードNnは、ログ収集ノードホルダに記憶されているログ収集ノードが、現に、判別したログ種類のログ収集ノードとして稼動しているか否かを確認するよう構成し、稼動していれば、かかるアドレス情報に従ってログ収集ノードにログ情報を送信するよう構成したので、ノードNn間のクエリ(アドレス情報の問い合わせ)の送受信やアドレス情報の送信にかかるルートノードや他の中継ノード等の負担を抑制することができる。
また、ログ収集ノードであるノードNnがデータファイル分散保存システムSを脱退する際には、収集ログファイルを他のノードNnに送信してログの収集を引き継ぎ、収集ログファイルを受信したノードNnは、自己がログ収集を行なうことを示すパブリッシュをそのログ関連ルートノードに向けて送信するよう構成した。これにより、ログ収集ノードが脱退した後も、他のノードNnにログ情報の収集を確実に引き継ぐことができる。
さらに、脱退メッセージをログIDのルートノード(ログ関連ルートノード)に向けて送信するよう構成ので、当該ルートノードが、インデックス情報を削除することができる。
なお、上記実施形態におけるデータファイル分散保存システムSは、DHTを利用したアルゴリズムによって形成されることを前提として説明したが、本発明はこれに限定されるものではない。
本実施形態に係るデータファイル分散保存システムSにおける各ノード装置の接続態様の一例を示す図である。 ログ管理サーバCSが任意のノードNnに対してログ収集を指示する様子を示す概念図である。 パブリッシュメッセージが転送される様子を示す概念図である。 ログ収集ノードが各ノードNnからログ情報を収集する様子を示す概念図である。 収集ログファイルが各ログ収集ノードからログ管理サーバCSへ送信される様子を示す概念図である。 ログ収集ノードがデータファイル分散保存システムSから脱退する様子を示す概念図である。 ログ関連ルートノードがデータファイル分散保存システムSから脱退する様子を示す概念図である。 ノードNnの概要構成例を示すブロック図である。 ノードNnにおける制御部11のメイン処理を示すフローチャートである。 ステップS11の「脱退処理」を示すフローチャートである。 ステップS13の「パブリッシュ受信処理」を示すフローチャートである。 ステップS15の「クエリ受信処理」を示すフローチャートである。 ステップS17の「脱退メッセージ受信処理」を示すフローチャートである。 ステップS24の「ログ収集関連処理」を示すフローチャートである。 ステップS26の「ログ情報送信処理」を示すフローチャートである。
符号の説明
8 ネットワーク
9 オーバーレイネットワーク(P2Pネットワーク)
11 制御部
12 記憶部
13 バッファメモリ
14 デコーダ部
15 映像処理部
16 表示部
17 音声処理部
18 スピーカ
20 通信部
21 入力部
22 バス
S データファイル分散保存システム
Nn ノード

Claims (10)

  1. ネットワークを介して互いに通信可能な複数のノード装置間で複数のデータファイルを利用可能に構成されたデータファイル分散保存システムにおける前記ノード装置であって、
    報告すべき稼動状況の種類を判別する判別手段と、
    各種類の稼動状況をログ情報として収集する各前記ノード装置であるログ収集ノード装置のうち、判別された種類の前記ログ収集ノード装置のアドレス情報を問い合わせる所在問い合わせメッセージを、前記各ノード装置を識別するノード装置識別情報であって、判別された稼動状況の種類を識別するログ識別情報と所定の関係にある前記ノード装置識別情報を有するノード装置に向けて送信する所在問い合わせメッセージ送信手段と、
    前記判別された稼動状況の種類を識別するログ識別情報と所定の関係にある前記ノード装置識別情報を有するノード装置から、判別された種類の前記ログ収集ノード装置のアドレス情報を受信する受信手段と、
    受信したアドレス情報に従って、判別された種類の前記ログ収集ノード装置に、報告すべき前記ログ情報を送信するログ情報送信手段と、
    を有することを特徴とするノード装置。
  2. 請求項1に記載のノード装置であって、
    前記各ログ収集ノード装置のアドレス情報を記憶する記憶手段に、前記判別手段によって判別された種類の前記ログ収集ノード装置のアドレス情報が記憶されているか否かを判定する判定手段を有し、
    判定の結果、前記記憶手段に前記アドレス情報が記憶されていない場合には、
    前記所在問い合わせメッセージ送信手段は、判別された稼動状況の種類を識別するログ識別情報と前記所定の関係にある前記ノード装置識別情報を有するノード装置に向けて、判別された種類の前記ログ収集ノード装置のアドレス情報を問い合わせる前記所在問い合わせメッセージを送信することを特徴とするノード装置。
  3. 請求項2に記載のノード装置であって、
    前記判定手段による判定の結果、前記記憶手段に前記アドレス情報が記憶されている場合には、当該アドレス情報に係る前記ログ収集ノード装置が、現に、前記判別手段にて判別された種類のログ収集ノード装置であるか否かを確認すべく、当該アドレス情報に従って確認要求を送信する確認手段と、
    確認の結果、前記記憶手段に記憶されている前記アドレス情報に係る前記ログ収集ノード装置が、既に、前記判別手段にて判別された種類のログ収集ノード装置でない場合には、当該アドレス情報を前記記憶手段から削除する削除手段を有し、
    前記所在問い合わせメッセージ送信手段は、判別された稼動状況の種類を識別するログ識別情報と前記所定の関係にある前記ノード装置識別情報を有するノード装置に向けて、判別された種類の前記ログ収集ノード装置のアドレス情報を問い合わせる前記所在問い合わせメッセージを送信することを特徴とするノード装置。
  4. 請求項3に記載のノード装置であって、
    前記確認手段による確認の結果、前記記憶手段に記憶されている前記アドレス情報に係る前記ログ収集ノード装置が、現に、前記判別手段にて判別された種類のログ収集ノード装置である場合には、前記ログ情報送信手段は、前記記憶手段に記憶されている前記アドレス情報に従って、判別された種類の前記ログ収集ノード装置に、報告すべき前記ログ情報を送信することを特徴とするノード装置。
  5. ネットワークを介して互いに通信可能な複数のノード装置間で複数のデータファイルを利用可能に構成されたデータファイル分散保存システムにおける前記ノード装置であって、
    他の前記ノード装置から稼動状況を示すログ情報を受信して記憶手段に記憶するログ収集手段と、
    前記各ノード装置を識別するノード装置識別情報であって、前記記憶手段に記憶された前記ログ情報の種類を識別するログ識別情報と所定の関係にある前記ノード装置識別情報を有するノード装置から、自己がログ収集を行なうことを示す通知メッセージを送信するよう指示を受けたときに、当該通知メッセージを、前記記憶手段に記憶された前記ログ情報の種類を識別するログ識別情報と所定の関係にある前記ノード装置識別情報を有するノード装置に向けて送信する手段と、
    を有することを特徴とするノード装置。
  6. 請求項5に記載のノード装置であって、
    所定のタイミングで、前記各ノード装置のログ情報を管理する前記データファイル分散保存システムに含まれるログ管理サーバに、前記記憶手段に記憶された前記ログ情報を収集ログファイルとして送信する手段を有することを特徴とするノード装置。
  7. 請求項5又は請求項6に記載のノード装置であって、
    前記データファイル分散保存システムを脱退する場合には、
    何れかの他の前記ノード装置を選択して、当該選択されたノード装置に、前記収集ログファイルを送信する手段と、
    前記記憶手段に記憶された前記ログ情報の種類を識別するログ識別情報と前記所定の関係にある前記ノード装置識別情報を有するノード装置に向けて、自己が脱退すること示す脱退メッセージを送信する手段と、
    を有することを特徴とするノード装置。
  8. 請求項5乃至請求項7のいずれか一項に記載のノード装置であって、
    他のノード装置から、当該他のノード装置が記憶していた前記ログ情報を前記収集ログファイルとして受信する手段と、
    受信した収集ログファイルにかかる前記ログ情報の種類を識別するログ識別情報と前記所定の関係にある前記ノード装置識別情報を有するノード装置に向けて、前記通知メッセージを送信する手段と、
    を有することを特徴とするノード装置。
  9. コンピュータを、請求項1乃至8の何れか一項に記載のノード装置として機能させることを特徴とするノード処理プログラム。
  10. ネットワークを介して互いに通信可能な複数のノード装置間で複数のデータファイルを利用可能に構成されたデータファイル分散保存システムにおける前記各ノード装置の稼動状況を示すログ情報を収集するログ収集方法であって、
    第1の前記ノード装置が、
    報告すべき稼動状況の種類を判別する工程と、
    各種類の稼動状況をログ情報として収集する各前記ノード装置であるログ収集ノード装置のうち、判別された種類の前記ログ収集ノード装置のアドレス情報を問い合わせる所在問い合わせメッセージを、前記各ノード装置を識別するノード装置識別情報であって、判別された稼動状況の種類を識別するログ識別情報と所定の関係にある前記ノード装置識別情報を有する第2のノード装置に向けて送信する工程と、
    前記第2のノード装置が、
    前記所在問い合わせメッセージを受信する工程と、
    受信した所在問い合わせメッセージに係る前記ログ収集ノード装置のアドレス情報を、前記第1のノード装置に送信する工程と、
    前記第1のノード装置が、
    前記第2のノード装置から、判別された種類の前記ログ収集ノード装置のアドレス情報を受信する工程と、
    受信したアドレス情報に従って、判別された種類の前記ログ収集ノード装置に、報告すべき前記ログ情報を送信する工程と、
    前記ログ収集ノード装置が、
    前記第1のノード装置から、前記ログ情報を受信して記憶手段に記憶する工程と、
    を有することを特徴とするログ収集方法。
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