JP2010122716A - 改修作業範囲分割プログラム,改修作業範囲分割装置,及び改修作業範囲分割方法 - Google Patents

改修作業範囲分割プログラム,改修作業範囲分割装置,及び改修作業範囲分割方法 Download PDF

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Abstract

【課題】ソフトウェアシステムの改修作業範囲を分割する際に本来一緒に扱うべきソフトウェア要素群が分割されることを抑制する。
【解決手段】分割可能範囲算出部8が、ソフトウェア要素間の意味関係の結合度を算出し、算出された結合度とソフトウェア要素間における改修作業の影響の度合いの双方に基づいて改修作業範囲を分割する。このような処理によれば、ソフトウェア要素間における改修作業の影響の度合いと合わせて要素間の意味関係の結合度に基づいて改修作業範囲が分割されるので、ソフトウェア要素間の意味関係が大きいために一緒に扱うべき要素間が分割されることを抑制できる。
【選択図】図1

Description

本発明は、ソフトウェアシステムの改修作業範囲を分割するための改修作業範囲分割プログラム,改修作業範囲分割装置,及び改修作業範囲分割方法に関する。
従来、業務アプリケーション等のソフトウェアシステムの改修作業(変更,追加,削除等)は、作業を迅速に終わらせるために、改修作業範囲を分割し、分割された各作業範囲を並行作業で改修することにより、行われていた。
特開2006−12146号公報 特開2002−222082号公報
改修作業範囲を分割する場合、分割された作業範囲間において各作業範囲で行った改修作業の影響が少なく、且つ、本来一緒に扱うべきソフトウェア要素群が同じ作業範囲内に含まれていることが望ましい。上記先行技術文献にはオブジェクト指向言語プログラムを改修した場合に改修箇所が影響を及ぼす範囲を特定する技術が開示されており、この技術を応用することにより作業範囲間の影響を少なくして改修作業範囲を分割することが考えられる。しかしながらこの分割方法によれば、本来1つの作業範囲として一緒に扱うべきソフトウェア要素群が確実に1つの作業範囲内に含まれるように分割箇所を決定することはできない。
本発明は上記課題に鑑みてなされたものであり、その目的はソフトウェアシステムの改修作業範囲を分割する際に本来一緒に扱うべきソフトウェア要素群が分割されることを抑制可能な、改修作業範囲分割プログラム,改修作業範囲分割装置,及び改修作業範囲分割方法を提供することにある。
改修作業範囲分割プログラム,改修作業範囲分割装置,及び改修作業範囲分割方法は、ソフトウェアシステムを構成するソフトウェア要素間におけるソフトウェア要素の改修作業の影響度合いとソフトウェア要素間の意味関係の結合度に基づいて、ソフトウェアシステムの改修作業範囲を複数の範囲に分割する。
改修作業範囲分割プログラム,改修作業範囲分割装置,及び改修作業範囲分割方法によれば、ソフトウェアシステムの改修作業範囲を分割する際に本来一緒に扱うべきソフトウェア要素群が分割されることを抑制できる。
以下、図面を参照して、本発明の実施形態となる改修作業範囲分割装置の構成とその改修作業範囲分割方法について説明する。
〔改修作業範囲分割装置の構成〕
始めに、図1を参照して、本発明の実施形態となる改修作業範囲分割装置の構成について説明する。
本発明の実施形態となる改修作業範囲分割装置1は、図1に示すように、入力部2,出力部3,記憶部4,及び制御部5を有する。入力部2は、キーボード,テンキー,マウスポインタ等の入力装置であり、改修作業範囲分割装置1のユーザにより操作される。出力部3は、表示装置や印刷装置等の出力装置である。記憶部4は、ROM(Read Only Memory)等の不揮発性の記憶装置である。記憶部4は、後述する改修作業範囲分割処理の処理ルーチンを規定した改修作業範囲分割プログラム6を記憶する。制御部5は、CPU(Central Processing Unit)等の演算処理装置である。制御部5は、記憶部4に記憶されている改修作業範囲分割プログラム6を実行することにより、影響分析部7及び分割可能範囲算出部8として機能する。詳しくは後述するが、影響分析部7は、影響分析ルールデータベース(DB)9に記憶されれている影響分析ルールに従って、システムモデルデータベース(DB)10に格納されているソフトウェアシステムを構成するソフトウェア要素間における改修作業の影響の度合いを分析する。また分割可能範囲算出部8は、影響分析部7による分析結果,関係結合度ルールデータベース(DB)11に記憶されている関係結合度ルール,及び関係分割可否ルールデータベース(DB)12に記憶されている関係分割可否ルールに従って、システムモデルDB10に格納されているソフトウェアシステムの改修作業範囲の分割可能範囲を算出する。
〔改修作業範囲分割処理〕
このような構成を有する改修作業範囲分割装置1では、影響分析部7及び分割可能範囲算出部8がそれぞれ、以下に示す影響分析処理及び作業範囲分割処理を実行することにより、分割された作業範囲間で各作業範囲の改修作業の影響が少なく、且つ、本来一緒に扱うべきソフトウェア要素群が同じ作業範囲内に含まれるように、ソフトウェアシステムの改修作業範囲を分割する。なお本実施形態では、改修作業の対象となるソフトウェアシステムとして、図2に示すようなUML(Unified Modeling Lanuguage)で記述された注文管理システムを例示する。具体的には、図2に示す注文管理システムは、顧客からの商品の注文(都度注文,定期注文)に応じて注文明細を作成するソフトウェアシステムである。またソフトウェアシステムの改修作業として、図2に示す注文管理システムに対して、図3に破線枠で示すように注文の合価に応じたポイントを顧客に付与する機能と商品のカテゴリを指定する機能の2つの機能を付加する作業を行うものとする。以下、影響分析処理及び作業範囲分割処理を実行する際の影響分析部7及び分割可能範囲算出部8の動作について詳しく説明する。
〔影響分析処理〕
始めに、図4及び図6に示すフローチャートを参照して、影響分析処理を実行する際の影響分析部7の動作について説明する。図4に示すフローチャートは、入力部2を介してユーザ2が制御部5に対し影響分析処理の実行を指示する制御信号を入力したタイミングで開始となり、影響分析処理はステップS1の処理に進む。
ステップS1の処理では、影響分析部7が、システムモデルDB10から図5に示すような図3に示す注文管理システムを構成するソフトウェア要素(以下、要素と略記)のデータを読み出し、図5に示すデータの「改修有無」の欄に「追加」,「変更」,及び「削除」のうちのいずれかが設定されている項目(要素ID,名前,属性,操作)があるか否かを判別する。なお図5に示すデータ中、「要素ID」欄及び「名前」欄はそれぞれ要素毎に割り当てられた固有の識別番号及びその名称を示し、「属性ID」欄及び「属性」欄はそれぞれ「要素ID」欄に対応する要素内で定義されている数値や文字列毎に割り当てられた固有の識別番号及びその名称を示す。また「操作ID」欄及び「操作」欄はそれぞれ「要素ID」欄に対応する要素が実行する処理毎に固有に割り当てられた固有の識別番号及びその名称を示す。本実施形態では、改修作業として注文の合価に応じたポイントを顧客に付与する機能と商品のカテゴリを指定する機能の2つを機能を注文管理システムに付加する作業を行うので、図5に示すデータには「ポイント」と「カテゴリ」を新たな「属性」として追加することと「ポイント計算」を新たな「操作」として追加する設定がなされている。
本実施形態では、図5に示すデータの「要素ID」,「属性」,「操作ID」,及び「操作」の各欄には対応する欄の内容に対し「追加」,「変更」,及び「削除」のうちのいずれかの処理を行ったことを示す「改修有無」欄が設けられ、「名前」,「属性」,及び「操作」の各欄には改修作業による影響の有無を示す「影響有無」欄が設けられている。この図5に示すデータは、「影響有無」欄の内容以外、システムを構築又は改修する際にシステム設計者が作成するものである。図5に示すデータの「影響有無」欄の内容は影響分析部7により記述される。そして判別の結果、図5に示すデータの「改修有無」の欄に「追加」,「変更」,及び「削除」のうちのいずれかが設定されている項目がない場合、影響分析部7は、改修作業が行われないと判断し、影響分析処理を終了する。一方、図5に示すデータの「改修有無」の欄に「追加」,「変更」,及び「削除」のうちのいずれかが設定されている項目がある場合には、影響分析部7は、改修作業が行われると判断し、影響分析処理をステップS2の処理に進める。
ステップS2の処理では、影響分析部7が、図5に示すデータの「改修有無」の欄に「追加」,「変更」,及び「削除」のうちのいずれかが設定されている項目の「改修対象」の「区分」の値を「要素」に設定し、設定した値をRAM(Random Access Memory)等の揮発性の記憶装置(図示せず)内に記憶する。具体的には、影響分析部7は、「区分」,「種別」,「改修内容」,「改修前モデルの始点要素の有無」,「改修後モデルの始点要素の有無」,「改修前モデルの関係の種別」,及び「改修後モデルの関係の種別」の欄が設定されたテーブル(図示せず)を予め記憶装置内に記憶し、設定した「区分」の値をこのテーブル内に書き込む。なお「区分」とは図8に示す影響分析ルールDB9に記憶されている影響分析ルール内で定義されているパラメータに対応し、「追加」,「変更」,及び「削除」のうちのいずれかが設定されている項目(改修対象)が「要素」又は要素間の「関係」のいずれであるかを示す。なお「要素」には種別として「クラス」,「名前」,「属性」,及び「操作」が含まれ、要素間の「関係」には種別として「関連」,「汎化」,「集約」,「コンポジション」,「依存関係」,及び「実現関係」がある。図8に示す影響分析ルールは、改修対象(区分及び種別)及び改修内容(追加,変更,削除)毎に改修による影響が生じる項目を規定したものであり、予めシステム設計者が作成するものである。具体的には、図8に示す「ルールID」が「AA01」の影響分析ルールは、要素間の「関係」を「関連」とする「追加」の改修を行った場合には、図5に示すデータの「始点要素」の「属性」及び「操作」と「終点要素」の「属性」及び「操作」に改修による影響が生じることを示す。これにより、ステップS2の処理は完了し、影響分析処理はステップS3の処理に進む。
ステップS3の処理では、影響分析部7が、図5に示すデータの「改修有無」の欄に「追加」,「変更」,及び「削除」のうちのいずれかが設定されている項目の「改修対象」の「種別」の値を設定し、設定した値を揮発性の記憶装置内に記憶する。具体的には、影響分析部7は、「区分」,「種別」,「改修内容」,「改修前モデルの始点要素の有無」,「改修後モデルの始点要素の有無」,「改修前モデルの関係の種別」,及び「改修後モデルの関係の種別」の欄が設定されたテーブルに設定した「種別」の値を書き込む。本実施形態では、影響分析部7は、その項目が図5に示すデータの「要素ID」である場合は「改修対象種別」の値を「クラス」,図5に示すデータの「名前」である場合は「名前」,図5に示すデータの「属性」である場合は「属性」,図5に示すデータの「操作」である場合には「操作」に設定する。なお「種別」とは、既述の影響分析ルール内で定義されているパラメータに対応するものであり、「クラス」,「名前」,「属性」,及び「操作」のうちのいずれかの値を示す。これにより、ステップS3の処理は完了し、影響分析処理はステップS4の処理に進む。
ステップS4の処理では、影響分析部7が、図5に示すデータの「改修有無」の欄に「追加」,「変更」,及び「削除」のうちのいずれかが設定されている項目の「改修内容」の値を「改修有無」の欄に設定されている値(図5に示す例では「追加」)に設定し、設定した値を揮発性の記憶装置内に記憶する。具体的には、影響分析部7は、「区分」,「種別」,「改修内容」,「改修前モデルの始点要素の有無」,「改修後モデルの始点要素の有無」,「改修前モデルの関係の種別」,及び「改修後モデルの関係の種別」の欄が設定されたテーブルに設定した「改修内容」の値を書き込む。なお「改修内容」とは、既述の影響分析ルール内で定義されているパラメータに対応するものであり、「追加」,「変更」,及び「削除」のうちのいずれかの値を示す。これにより、ステップS4の処理は完了し、影響分析処理はステップS5の処理に進む。
ステップS5の処理では、影響分析部7が、図5に示すデータの「改修有無」の欄に「追加」,「変更」,及び「削除」のうちのいずれかが設定されている項目について、「改修前モデル」の「始点要素」の「存在有無」の値を設定し、設定した値を揮発性の記憶装置内に記憶する。具体的には、影響分析部7は、「区分」,「種別」,「改修内容」,「改修前モデルの始点要素の有無」,「改修後モデルの始点要素の有無」,「改修前モデルの関係の種別」,及び「改修後モデルの関係の種別」の欄が設定されたテーブルに設定した「改修前モデルの始点要素の有無」の値を書き込む。本実施形態では、影響分析部7は、「改修対象種別」の値が「クラス」、且つ、「改修有無」の値が「追加」である場合は「改修前モデル」の「始点要素」の「存在有無」の値を「無」、それ以外の場合には「改修前モデル」の「始点要素」の「存在有無」の値を「有」に設定する。なお「改修前モデルの始点要素の有無」とは、既述の影響分析ルール内で定義されているパラメータに対応するものであり、改修を行う前の段階で始点となる要素があるか否かを示す値である。これにより、ステップS5の処理は完了し、影響分析処理はステップS6の処理に進む。
ステップS6の処理では、影響分析部7が、図5に示すデータの「改修有無」の欄に「追加」,「変更」,及び「削除」のうちのいずれかが設定されている項目について、「改修後モデル」の「始点要素」の「存在有無」の値を設定し、設定した値を揮発性の記憶装置内に記憶する。具体的には、影響分析部7は、「区分」,「種別」,「改修内容」,「改修前モデルの始点要素の有無」,「改修後モデルの始点要素の有無」,「改修前モデルの関係の種別」,及び「改修後モデルの関係の種別」の欄が設定されたテーブルに設定した「改修後モデルの始点要素の有無」の値を書き込む。本実施形態では、影響分析部7は、「改修対象種別」の値が「クラス」、且つ、「改修有無」の値が「削除」である場合は「改修後モデル」の「始点要素」の「存在有無」の値を「無」、それ以外の場合には「改修後モデル」の「始点要素」の「存在有無」の値を「有」に設定する。なお「改修前モデルの始点要素の有無」とは、既述の影響分析ルール内で定義されているパラメータに対応するものであり、改修を行った後の段階で始点となる要素があるか否かを示す値である。これにより、ステップS6の処理は完了し、影響分析処理はステップS7の処理に進む。
ステップS7の処理では、影響分析部7が、システムモデルDB10から図7に示すような注文管理システムを構成する要素間の意味関係の種別を規定したデータを読み出し、読み出されたデータを参照して、図5に示すデータの「改修有無」の欄に「追加」,「変更」,及び「削除」のうちのいずれかが設定されている項目について、対応する「要素ID」の値が「始点要素ID」の値に等しい項目があるか否かを判別する。図7に示すデータ中、「関係ID」欄は要素間の意味関係毎に割り当てられた固有の識別番号を示し、「改修前関係種別」欄は改修前の要素間の意味関係を示す。また「始点要素ID」及び「終点要素ID」欄はそれぞれ改修前に始点及び終点となる要素の「要素ID」を示し、「改修後関係種別」欄は改修後の要素間の意味関係を示す。本実施形態では、各「関係ID」欄には意味関係の内容に対し「追加」,「変更」,及び「削除」のうちのいずれかの処理を行ったことを示す「改修有無」欄と、改修作業による影響の有無を示す「影響有無」欄が設けられている。この図7に示すデータは、「影響有無」欄の内容以外、システムを構築又は改修する際にシステム設計者が作成するものである。「影響有無」欄の内容は影響分析部7により記述される。判別の結果、対応する「要素ID」の値が「始点要素ID」の値に等しい項目がない場合、影響分析部7は、改修作業が他の要素に与える影響はない、換言すれば改修作業が影響始点となる可能性はないと判断し、一連の影響分析処理を終了する。一方、対応する「要素ID」の値が「始点要素ID」の値に等しい項目がある場合には、影響分析部7は、影響分析処理をステップS8の処理に進める。
ステップS8の処理では、影響分析部7が、ステップS7の処理により読み出されたデータ(図7参照)を参照して、値が「要素ID」の値と等しい「始点要素ID」に対応する「改修前関係種別」の値(関連,汎化,集約,コンポジション,依存関係,実現関係)を読み出す。そして影響分析部7は、読み出された値を「改修前モデル」の「関係」の「種別」の値に設定し、設定した値を揮発性の記憶装置内に記憶する。具体的には、影響分析部7は、「区分」,「種別」,「改修内容」,「改修前モデルの始点要素の有無」,「改修後モデルの始点要素の有無」,「改修前モデルの関係の種別」,及び「改修後モデルの関係の種別」の欄が設定されたテーブルに設定した「改修前モデル」の「関係」の「種別」の値を書き込む。これにより、ステップS8の処理は完了し、影響分析処理はステップS9の処理に進む。
ステップS9の処理では、影響分析部7が、ステップS7の処理により読み出されたデータ(図7参照)を参照して、値が「要素ID」の値と等しい「始点要素ID」に対応する「改修後関係種別」の値を読み出す。そして影響分析部7は、読み出された値を「改修後モデル」の「関係」の「種別」の値に設定し、設定した値を揮発性の記憶装置内に記憶する。具体的には、影響分析部7は、「区分」,「種別」,「改修内容」,「改修前モデルの始点要素の有無」,「改修後モデルの始点要素の有無」,「改修前モデルの関係の種別」,及び「改修後モデルの関係の種別」の欄が設定されたテーブルに設定した「改修後モデル」の「関係」の「種別」の値を書き込む。以上の処理により、「区分」,「種別」,「改修内容」,「改修前モデルの始点要素の有無」,「改修後モデルの始点要素の有無」,「改修前モデルの関係の種別」,及び「改修後モデルの関係の種別」の欄が設定されたテーブルには「改修有無」の欄に「追加」,「変更」,及び「削除」のうちのいずれかが設定されている各項目に対応する値が設定される。これにより、ステップS9の処理は完了し、影響分析処理はステップS10の処理に進む。
ステップS10の処理では、影響分析部7が、図8に示すような影響分析ルールDB9に記憶されている影響分析ルールを参照して、上述の処理によりテーブルに設定された一連の値の組み合わせ(「区分」,「種別」,「改修内容」,「改修前モデルの始点要素の有無」,「改修後モデルの始点要素の有無」,「改修前モデルの関係の種別」,及び「改修後モデルの関係の種別」)に等しい影響分析ルールが存在するか否かを判別する。そして判別の結果、等しい影響分析ルールが存在しない場合、影響分析部7は、ソフトウェア要素間で改修作業に伴う影響が生じる可能性がないと判断し、一連の影響分析処理を終了する。一方、等しい影響分析ルールが存在する場合には、影響分析部7は、ソフトウェア要素間で改修作業に伴う影響が生じる可能性があると判断し、影響分析処理をステップS11の処理に進める。
ステップS11の処理では、影響分析部7が、上述の処理により揮発性の記憶装置の内部に記憶された一連の値の組み合わせに等しい影響分析ルールを読み出し、読み出された影響分析ルールを参照して、図5に示す各項目の「影響有無」の値を影響分析ルール内で規定されている「影響有無」の欄の値に設定する。この処理により図5に示すデータは図13に示すようなデータに設定される。図13に示すデータによれば、「影響有無」欄の値が「有」になっている項目を確認することにより、注文の合価に応じたポイントを顧客に付与する機能を追加した場合、図3に示す要素「都度注文」,「定期注文」,及び「注文」内に影響があり、商品のカテゴリを指定する機能を追加した場合には、図3に示す要素「都度注文明細」,「定期注文明細」,及び「注文明細」内に影響がある可能性があることがわかる。これにより、ステップS11の処理は完了し、ステップS1の処理に戻る。
〔作業範囲分割処理〕
次に、図9及び図12に示すフローチャートを参照して、作業範囲分割処理を実行する際の分割可能範囲算出部8の動作について説明する。図9に示すフローチャートは、影響分析処理が終了したタイミングで開始となり、作業範囲分割処理はステップS21の処理に進む。なおこの作業範囲分割処理は全ての影響起点(ステップS11の処理により「影響有無」の値が「有」に設定された各項目)について実行されるものとする。
ステップS21の処理では、分割可能範囲算出部8が、影響起点を始点に設定する。これにより、ステップS21の処理は完了し、作業範囲分割処理はステップS22の処理に進む。
ステップS22の処理では、分割可能範囲算出部8が、図10に示すような関係結合度ルールDB11に記憶されている要素間の意味関係の結合度ルールを参照して、始点と次点との間の意味関係の結合度を算出する。具体的には、図10に示す意味関係の結合度は、「関連」,「汎化」,「集約」,「コンポジション」,「依存関係」,及び「実現関係」の意味関係の種別毎に予め設定され、本実施形態では、意味関係が深い程、大きな値に設定されている。これにより、ステップS22の処理は完了し、作業範囲分割処理はステップS23の処理に進む。
ステップS23の処理では、分割可能範囲算出部8が、図11に示すような関係分割可否ルールDB12に記憶されている関係分割可否ルールに従って、ステップS11の処理により設定された「影響有無」の値、及びステップS22の処理により算出された関係の結合度に基づいて、改修作業の際に始点と次点との間を分割可能であるか否かを判断する。具体的には、分割可能範囲算出部8は、始点と次点との間に改修作業の影響がある場合であっても始点と次点との間の意味関係が小さい場合は始点と次点との間は分割可能であると判断する。また逆に、分割可能範囲算出部8は、始点と次点との間に改修作業の影響がない場合であっても始点と次点との間の意味関係が大きい場合には始点と次点との間は分割不能であると判断する。図11に示す関係分割可否ルールは、要素間における改修作業の影響の有無と意味関係の結合度の組み合わせ毎に要素間が分割可能であるか否かを規定したものである。これにより、ステップS23の処理は完了し、作業範囲分割処理はステップS24の処理に進む。
ステップS24の処理では、分割可能範囲算出部8が、まだ始点に設定されていない次点があるか否かを判別する。そして判別の結果、まだ始点に設定されていない次点がある場合、分割可能範囲算出部8は、ステップS25の処理としてその次点を始点に設定した後、作業範囲分割処理をステップS22の処理に戻す。一方、始点に設定されていない次点がない場合には、分割可能範囲算出部8は作業範囲分割処理をステップS26の処理に進める。
ステップS26の処理では、分割可能範囲算出部8が、ステップS23の処理結果に従って分割不能な要素間の分割しないようにして、本願発明の出願時点で公知の方法を利用することにより改修作業範囲を複数の作業範囲に分割する。これにより、ステップS26の処理は完了し、作業範囲分割処理はステップS27の処理に進む。
ステップS27の処理では、分割可能範囲算出部8が、ステップS26の処理によって分割された複数の作業範囲に関する情報を出力する。具体的には、分割可能範囲算出部8は、図13に示すように、注文管理システムを構成する要素のデータに各要素が属するグループ(作業範囲)のデータを付与して出力する。これにより、ステップS27の処理は完了し、一連の作業範囲分割処理は終了する。
〔まとめ〕
従来、ソフトウェアシステムの改修作業範囲は、影響分析手法及びグラフ分割手法を利用して、作業範囲間における改修作業の影響の度合いのみに基づいて分割されていた。具体的には、図2に示す注文管理システムに対して注文の合価に応じたポイントを顧客に付与する機能と商品のカテゴリを指定する機能を追加する場合、従来の改修作業範囲分割方法では、要素間の意味関係の結合度を考慮せずに改修作業の影響の有無により分割範囲を決定するために、注文管理システムは、上記ステップS11の処理結果に基づいて、図14に示すように、注文の合価に応じたポイントを顧客に付与する機能を追加することにより影響を受ける範囲G1と商品のカテゴリを指定する機能を追加することにより影響を受ける範囲G2とに分割されていた。しかしながらこのような分割方法によれば、例えば要素「注文」と要素「注文明細」間が分割される等、要素間の意味関係が大きいために本来一緒に扱うべき要素群が分割されてしまう。
これに対し本発明の実施形態となる改修作業範囲分割方法では、影響分析部8が図15に示すように要素間の意味関係における影響可能性の有無を算出し、分割可能範囲算出部8が、図16に示すように要素間の意味関係の結合度を算出し、図17に示すように算出された結合度と要素間における改修作業の影響の度合いの双方に基づいて改修作業範囲を分割する。そしてこのような処理によれば、要素間における改修作業の影響の度合いと合わせて要素間の意味関係の結合度に基づいて改修作業範囲が分割されるので、図18に示すように、要素間の意味関係が大きいために一緒に扱うべき要素間が分割されることを抑制できる。
以上、本発明者らによってなされた発明を適用した実施の形態について説明したが、この実施形態による本発明の開示の一部をなす記述及び図面により本発明は限定されることはない。すなわち、本実施形態に基づいて当業者等によりなされる他の実施の形態、実施例及び運用技術等は全て本発明の範疇に含まれる。
本発明の実施形態となる改修作業範囲分割装置の構成を示すブロック図である。 改修作業の対象となるソフトウェアシステムの一例を示す図である。 図2に示すソフトウェアシステムの改修例を示す図である。 本発明の実施形態となる影響分析処理の流れを示すフローチャート図である。 図3に示すソフトウェアシステムを構成する要素のデータを示す図である。 図4に示す影響分析処理の続きを示すフローチャート図である。 図5に示す要素間の意味関係の種別を規定したデータを示す図である。 図1に示す影響分析ルールデータベースに格納される影響分析ルールの一例を示す図である。 本発明の実施形態となる作業範囲分割処理の流れを示すフローチャート図である。 図1に示す関係結合度ルールデータベースに格納される関係結合度ルールの一例を示す図である。 図1に示す関係分割可否ルールデータベースに格納される関係分割可否ルールの一例を示す図である。 図9に示す作業範囲分割処理の続きを示すフローチャート図である。 本発明の実施形態となる作業範囲分割処理により出力される分割処理結果の一例を示す図である。 従来の改修作業範囲分割方法により図3に示すソフトウェアシステムを分割した場合の分割処理結果を示す図である。 図3に示すソフトウェアシステムを構成する要素間の意味関係における影響可能性の有無を示す図である。 図3に示すソフトウェアシステムを構成する要素間の意味関係の結合度を示す図である。 図16に示す要素間の意味関係の結合度に基づく分割可能性の判断結果を示す図である。 本発明の実施形態となる作業範囲分割処理により図3に示すソフトウェアシステムを分割した場合の分割処理結果を示す図である。
符号の説明
1:改修作業範囲分割装置
2:入力部
3:出力部
4:記憶部
5:制御部
6:改修作業範囲分割プログラム
7:影響分析部
8:分割可能範囲算出部
9:影響分析ルールデータベース(DB)
10:システムモデルデータベース(DB)
11:関係結合度ルールデータベース(DB)
12:関係分割可否ルールデータベース(DB)

Claims (3)

  1. ソフトウェアシステムを構成するソフトウェア要素間におけるソフトウェア要素の改修作業の影響度合いを、ソフトウェア要素間の意味関係と改修作業内容との組み合わせに対応する影響有無が規定された影響分析ルールに従って算出する影響分析処理と、
    前記ソフトウェア要素間の意味関係の結合度が規定された関係結合度ルールに従って、前記ソフトウェア要素間の意味関係の結合度を算出する関係結合度算出処理と、
    前記影響分析処理及び前記関係結合度算出処理により算出された影響度合い及び意味関係の結合度と、影響度合い及び意味関係の結合度とソフトウェア要素間の分割可能性との関係が規定された関係分割可否ルールとに基づいて、ソフトウェア要素間の分割可否を判定する分割可否判定処理と、
    前記分割可否判定処理の結果に従って、ソフトウェアシステムの改修作業範囲を複数の範囲に分割する分割可能範囲算出処理と
    をコンピュータに実行させることを特徴とする改修作業範囲分割プログラム。
  2. ソフトウェアシステムを構成するソフトウェア要素間におけるソフトウェア要素の改修作業の影響度合いを、ソフトウェア要素間の意味関係と改修作業内容との組み合わせに対応する影響有無が規定された影響分析ルールに従って算出する影響分析手段と、
    前記ソフトウェア要素間の意味関係の結合度が規定された関係結合度ルールに従って、前記ソフトウェア要素間の意味関係の結合度を算出する関係結合度算出手段と、
    前記影響分析手段及び前記関係結合度算出手段により算出された影響度合い及び意味関係の結合度と、影響度合い及び意味関係の結合度とソフトウェア要素間の分割可能性との関係が規定された関係分割可否ルールとに基づいて、ソフトウェア要素間の分割可否を判定する分割可否判定手段と、
    前記分割可否判定手段の判定結果に従って、ソフトウェアシステムの改修作業範囲を複数の範囲に分割する分割可能範囲算出手段と
    を備えることを特徴とする改修作業範囲分割装置。
  3. ソフトウェアシステムを構成するソフトウェア要素間におけるソフトウェア要素の改修作業の影響度合いを、ソフトウェア要素間の意味関係と改修作業内容との組み合わせに対応する影響有無が規定された影響分析ルールに従って算出するステップと、
    前記ソフトウェア要素間の意味関係の結合度が規定された関係結合度ルールに従って、前記ソフトウェア要素間の意味関係の結合度を算出するステップと、
    前記ステップにより算出された影響度合い及び意味関係の結合度と、影響度合い及び意味関係の結合度とソフトウェア要素間の分割可能性との関係が規定された関係分割可否ルールとに基づいて、ソフトウェア要素間の分割可否を判定するステップと、
    前記判定結果に従って、ソフトウェアシステムの改修作業範囲を複数の範囲に分割するステップと
    を有することを特徴とする改修作業範囲分割方法。
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