JP2010102464A - 計算機システムおよび計算機システムにおける複製作成方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】
ストリーミングサービスにおいて、特定の人気コンテンツへアクセスが集中することで、ストレージ性能がボトルネックとなり、配信性能が低下する問題がある。従来、事前にアクセス集中が予測されるコンテンツの複製を作成し配信性能の低下を抑制する方法があったが、管理者負荷が高く、事前予測が困難という課題がある
【解決手段】
ストリーミングサーバプログラムはストレージ装置のオリジナルコンテンツ格納領域のコンテンツを配信し、サーバ計算機はコンテンツ配信状況を監視し、複製作成・削除基準を満たすコンテンツの複製をプール記憶領域に作成する。該複製コンテンツの配信に当たって、オリジナルおよびプール記憶領域の両領域よりデータを配信することで、配信ボトルネックの抑制を図る。本発明により、アクセス集中を自動的に検知し、コンテンツの全体または一部を自動的に複製し、事前予測を不要にすることで管理者負荷を軽減する。
【選択図】 図2
ストリーミングサービスにおいて、特定の人気コンテンツへアクセスが集中することで、ストレージ性能がボトルネックとなり、配信性能が低下する問題がある。従来、事前にアクセス集中が予測されるコンテンツの複製を作成し配信性能の低下を抑制する方法があったが、管理者負荷が高く、事前予測が困難という課題がある
【解決手段】
ストリーミングサーバプログラムはストレージ装置のオリジナルコンテンツ格納領域のコンテンツを配信し、サーバ計算機はコンテンツ配信状況を監視し、複製作成・削除基準を満たすコンテンツの複製をプール記憶領域に作成する。該複製コンテンツの配信に当たって、オリジナルおよびプール記憶領域の両領域よりデータを配信することで、配信ボトルネックの抑制を図る。本発明により、アクセス集中を自動的に検知し、コンテンツの全体または一部を自動的に複製し、事前予測を不要にすることで管理者負荷を軽減する。
【選択図】 図2
Description
本発明は、主にストリーミングサーバ向けにコンテンツを格納するストレージおよび計算機システムに関し、コンテンツを複製し、効率よく配信する方法に関する。
ストリーミングサービスような映画やビデオのようなメディアコンテンツを配信する形態では、メディアコンテンツをストレージに格納し、ウィンドウズ(登録商標)メディアサーバのような配信ソフトウェアをサーバ上で稼動させ、メディアをストリーミングとして提供する。このとき、配信性能は配信サーバの処理能力やストレージの処理性能に影響される。
ストリーミングサービスにおいて、特定のコンテンツに人気が集中することにより、ストレージのディスク性能がボトルネックとなり、配信性能が低下することがある。これに対して、事前に人気を集めそうなコンテンツの複製を、ストレージで作成し、ボトルネックを回避する方法があるが、管理者が行うため、管理者の負荷が高い。また、コンテンツの動的ミラーリング方法として、コンテンツの複製を動的に作成する方法はある(特許文献1)。
特許文献1の技術では、管理者負荷を軽減するものの、該文献ではサーバのCPU負荷、コンテンツ転送セッション数、スループットしか見ておらず、これらはストリーミングメディアに特化したパラメタではない。また、サーバ間でミラーリングを行っており、複数サーバの使用を前提としているため、配信のために必要な機器コストが高価である。
本発明は、コンテンツを格納するストレージとサーバからなる計算機システムにおいて、アクセス集中を監視し、低廉な機器コストで、管理者負荷を低減するのが目的である。
上記課題の解決のために、本発明は以下の構成を有する。
サーバ計算機と、前記サーバ計算機に接続されるストレージ装置と、を備える計算機システムであって、前記ストレージ装置は、第一の記憶装置と、第二の記憶装置と、を有する。サーバ計算機は、第一の記憶装置に格納されているストリーミングデータへのアクセスがあった場合、第一の記憶装置からデータを配信し、データへのアクセスが所定の条件を満たす場合に、データを複製する範囲をストレージ装置に通知する。そして、ストレージ装置は、データの通知された範囲を第一の記憶装置から第二の記憶装置に複製する。
サーバ計算機は、配信開始から終了までの配信を計測し、前記配信と、配信時間までを配信の対象としたクライアント計算機の数より、配信時間まで配信したクライアント計算機の数が一定割合以下になる時間を求め、データの一定割合以下になる時間までの範囲を複製すると決定する。
サーバ計算機は、データへのアクセス頻度を計測し、データへのアクセス頻度が一定値以上であれば、データを複製するとストレージ装置に通知する。
サーバ計算機は、複製されたデータへのアクセス頻度を計測し、複製されたデータへのアクセス頻度が一定値以上であれば、複製されたデータを複製するとストレージ装置に通知する。
サーバ計算機は、データへのアクセスがあった場合、第一の記憶装置に格納されたデータまたは前記第二の記憶装置に格納された複製されたデータの何れかを配信する。
サーバ計算機は、データと複製されたデータの論理ブロックアドレスの対応関係を保持し、データを構成するブロックへのアクセスがあった場合、データを構成するブロックに対応する、複製されたデータを構成するブロックが存在する場合、データを構成するブロックまたは複製されたデータを構成するブロックを配信する。
サーバ計算機は、データを複製する際、第二の記憶装置にデータを格納する領域があるかを確認し、第二の記憶装置にデータを格納する領域がない場合、第二の記憶装置に格納されたデータへのアクセスが所定の条件を満たす場合に、第二の記憶装置のデータを削除する指示を前記ストレージ装置に通知し、ストレージ装置は、前記指示のあったデータを削除する。
サーバ計算機は、第二の記憶装置のデータへのアクセス頻度を計測し、アクセス頻度が一定値より小さければ、第二の記憶装置のデータを削除すると判断する。
本発明により、ストリーミングシステムにおけるアクセス集中が起きた際のストレージボトルネックを抑制し、コンテンツへのアクセスパターン情報より、複製内容を決定し、複製を自動的に作成することで、管理コストの低減が可能となる。
以下、本発明の実施の形態を詳細に説明する。ただし、本発明が以下の実施形態に限定されることはなく、本発明には以下に示す実施形態と類似した構成も含まれる。
図1は、本実施形態の計算機システムの構成例を示す図である。
計算機システムは、サーバ計算機200とストレージ装置220とからなる。計算機システムに、管理計算機210およびクライアント計算機250が接続される。
サーバ計算機200と管理計算機210は、LAN(Local Area Network)ハブ(またはスイッチ)230およびケーブルを介して相互に接続されている。LANハブ(またはスイッチ)230とネットワークをまとめてLANと呼ぶこともある。なお、サーバ計算機200と管理計算機210とを接続するネットワークはLANでなくてもよい。
サーバ計算機200とストレージ装置220は、SAN(Storage Area Network)ハブ(またはスイッチ)240およびケーブルを介して相互に接続されている。SANハブ240とネットワークをまとめてSANと呼ぶこともある。なお、サーバ計算機200とストレージ装置240とを接続するネットワークはLANでなくてもよい。
サーバ計算機200とクライアント計算機250はネットワーク260を介して相互に接続される。なお、サーバ計算機200とクライアント計算機250とを接続するネットワークはLAN、SAN、WAN(Wide Area Network)等である。
サーバ計算機200は、CPU201、主記憶202、CD−ROM装置203、SAN I/F204、LAN I/F205、207、ディスク装置206および配信部123を有する。そして、これらの装置がコントローラ209によって相互に接続されている。
ストリーミングサーバプログラム120および管理サーバプログラム140などのプログラムおよびデータは、ディスク装置206に格納されている。CPU201は、これらのプログラムを主記憶202にロードして実行する。
また、これらのプログラムとデータを、管理計算機210のディスク装置216に格納してもよく、ストレージ装置220の物理デバイスに格納してもよい。
CPU201は、ストリーミングサーバプログラム120を実行し、ストレージ装置220に格納されたコンテンツを読み込み、クライアント計算機250に配信し、コンテンツのアクセスパターン情報121を出力する。また、CPU201は、管理サーバプログラム140を実行し、コンテンツのアクセスパターン情報121を収集し、コンテンツの複製を作成するかを判断し、ストレージ装置220に複製を指示する。
ここで、コンテンツとは映画等の動画データであり、時間経過に伴って動画が再生される。このデータは、映像部分と音声部分を含んでいる。また、このデータは、キーフレームと差分フレームからなる。コンテンツの再生の形態としては、通常スピードでの再生、早送り、巻き戻し、一時停止等がある。また、コンテンツが途中から再生されることや、中断されることもある。
管理計算機210は、ストリーミングサーバプログラム120および管理サーバプログラム140の実行管理と、配信目標や使用するプールの選択を設定する。計算機システムの管理者が、管理計算機210を用いて、計算機システムの管理および更新を行う。
管理計算機210は、CPU211、主記憶212、CD−ROM装置213、LAN I/F214、ディスク装置216および装置間相互を接続するコントローラ217を有する。
管理計算機910のディスク装置916には、管理計算機プログラム130が格納されている。
また、これらのプログラムとデータを、サーバ計算機200のディスク装置206に格納してもよく、ストレージ装置220の物理デバイスに格納してもよい。
ストレージ装置220は、SAN I/F221、ストレージ制御プロセッサ222、記憶223、および物理デバイス225〜228を有する。そして、これらの装置がバス229によって相互に接続されている。ストレージ制御プロセッサ222は、ストレージ装置220において、コンテンツ管理部102を記憶223に読み込み、ブロック情報の受信やテーブルの更新等を行う。物理デバイス225〜228は、HDD(Hard Disk Drive)やSSD(Solid State Device)等である。
なお、本実施形態は、サーバ計算機200と管理計算機210とストレージ装置220を有する構成としたが、これを一台の計算機とストレージ装置で行ってもよい。また、サーバ計算機200と管理計算機210とストレージ装置220とクライアント計算機208は、それぞれ複数から構成されてもよい。
図2は、本実施形態におけるプログラム構成およびデータ構成の例を示す図である。本図では例として、ストリーミングサーバプログラム120と、コンテンツを格納するストレージ装置100と、コンテンツの管理を行う管理サーバプログラム140と、配信目標等の管理を行う管理計算機プログラム130を例として説明する。なお、配信目標情報131、プール選択基準132、コンテンツ分離・性能予測143、プール管理情報144、オリジナルコンテンツ情報145、複製コンテンツ情報146、複製作成・削除基準147は、任意の場所に配置される。それぞれの詳細は後に説明する。
また、以下の構成要素の一部が専用のハードウェアによって実現されていてもよい。
ストリーミングサーバプログラム120は、ストレージ装置100に格納されたコンテンツをドライバ124を用いて読み込み、配信部123を用いてクライアント計算機250に配信し、アクセスパターン監視部122を用いてアクセスパターン情報121を出力する。
プール管理部141は、アクセスパターン情報121を監視し、複製作成・削除基準147と照合し、条件を満たすコンテンツを複製すると決定する。複製を作成する際、必要に応じて冒頭のみやキーフレームのみ等の複製する部分を決定し、格納するプールを決定する。決定に基づいて、ストレージ装置100に複製を指示する。
ストレージ装置100のコンテンツ管理部102は、プール管理部141より受信した情報を元に、オリジナルコンテンツ格納領域106からプール記憶領域104にコンテンツを複製する。
ドライバ124は、複製を作成したコンテンツに配信要求があった場合、オリジナルコンテンツ情報145および複製コンテンツ情報146をもとに、オリジナルコンテンツ格納領域またはプール記憶領域から交互にデータを取得するなどし、アクセス負荷を分散する。このとき、ポートコントローラ101Aおよび101Bを複数使うなどしてさらに負荷を軽減してもよい。ストレージ装置100は、コンテンツへの要求をドライバ124から受信した場合、オリジナル複製ブロック対応情報115を用いて、オリジナルコンテンツ格納領域106またはプール記憶領域104から交互にデータを取得するなどし、ストレージ側で負荷分散を行ってもよい。
管理計算機プログラム130は、配信目標情報131およびプール選択基準132を定義する。
ここで、本実施形態における計算機システムの処理の概略を説明する。なお、以下の説明でプログラムが主語になる場合は、実際はそのプログラムを実行する装置が処理を実行する。
計算機システム管理者は、管理計算機プログラム130を用いて、配信目標情報131の目標値1004と優先順位1004、およびプール選択基準132の優先度703、および複製作成削除基準147の値604を設定する。また、ストリーミングサーバプログラム120および管理サーバプログラムの起動・終了管理を行う。
以下では、通常の配信中において、アクセス集中が起きた場合の処理を説明する。
ストリーミングサーバプログラム120は配信部123を用いてストレージ装置100のオリジナルコンテンツ格納領域106に格納されているコンテンツを読み込み、クライアント計算機250に配信すると同時に、アクセスパターン監視部122はその配信状況を監視し、アクセスパターン情報121を出力する。
管理サーバプログラム140のプール管理部141は、アクセスパターン情報121を監視し、複製作成・削除基準147と照合し、配信中のコンテンツにおいて複製作成基準を満たすコンテンツがあれば、プール管理情報144より該コンテンツを格納可能なプール記憶領域104を検索し、複製内容・性能予測情報143を用いて格納可能なプールに格納した場合の性能予測を行う。このとき、必要に応じてコンテンツ分析部142を用いてコンテンツの前処理を行った場合についても試算する。その後、プール選択基準132を用いて、割り当てるプールを決定し、コンテンツ管理部102に複製を指示する。
ストレージ装置100は、コンテンツ管理部102より受信した情報を元に、オリジナルコンテンツ格納領域106に格納されているコンテンツをプール記憶領域104に複製し、プール管理情報144を更新し、また複製した旨を管理サーバプログラム140に通知する。
複製後、プール管理部141は、プール管理情報144および複製コンテンツ情報146およびオリジナルコンテンツ情報144を更新する。管理サーバプログラム140はオリジナルコンテンツ情報145および複製コンテンツ情報146を元に、アクセスを分散するコンテンツに関する情報として、ストリーミングサーバプログラムのドライバ124に通知する。ストリーミングサーバプログラム120は該コンテンツの配信に当たって、ドライバ124を用いて、オリジナルコンテンツ格納領域106およびプール記憶領域104の両領域よりデータを受信し配信することで、配信性能低下の抑制を図る。
なお、アクセスの分散に当たっては、ドライバ124ではなく、ストレージ装置100がオリジナル複製ブロック対応情報115を用いて、オリジナルコンテンツ格納領域106およびプール記憶領域104の両領域よりデータを取得し送信することで、配信性能低下の抑制を図ってもよい。
次に、プールに複製したコンテンツの削除について説明する。プール管理部141は定期的にアクセスパターン情報121を監視し、複製作成・削除基準147と照合する。プールに格納された複製を削除する基準にマッチするコンテンツが存在した場合、該コンテンツを格納するプール記憶領域について複製コンテンツ情報146を検索し、当該ブロックについてその解除をコンテンツ管理部102に通知する。コンテンツ管理部102は、通知を受け取り、プール記憶領域の割当を解除し、オリジナル複製ブロック対応情報115およびプール管理情報144を更新し、プール管理部141に通知する。プール管理部141は、オリジナルコンテンツ情報145および複製コンテンツ情報146を更新する。
図3は、配信するコンテンツのリストおよびそのプロパティとリクエストと配信状況を記録するアクセスパターン情報121である。
アクセスパターン情報121は、ID301、コンテンツURL302、画質/音質303、ファイルサイズ304、格納場所305、複製有無306、コンテンツの状態307、現在の転送レート308、ストリーム数309、総リクエスト数3310、リクエスト頻度311、配信情報312を有する。
なお、アクセスパターン情報121は、上述のフィールドに限定されず、その他のアクセスパターンにかかわる情報を記述するフィールドを含んでもよい。また、アクセスパターン情報121は、コンテンツ毎にレコードを記載したが、これを別の観点でまとめたものを1レコードとする表現にしてもよい。
コンテンツURL302は、コンテンツの配信URLである。画質/音質303は、コンテンツのレートと、SD(標準画質)、HD(高画質)等である。ファイルサイズ304は、コンテンツのファイルサイズである。格納場所305は、コンテンツが格納されている領域であるLUやCache等が記載される。複製有無306は、コンテンツが複製されていれば“Yes”、複製されていなければ“No”、複製されたコンテンツであれば“複製”が記載される。コンテンツの状態307は、コンテンツがオリジナルか複製かと、コンテンツの内容が記載される。コンテンツ全体が格納されていれば“全体”、前半部分が格納されていれば“前半”、映像部分が格納されていれば“映像”等が記載される。他に、コンテンツの一部が格納されていれば、“冒頭から10分”、“25分〜45分”、“キーフレーム”等のコンテンツの内容が記載される。転送レート308は、現在の、コンテンツがサーバから配信される際の転送レートである。ストリーム数309は、現在配信されているストリームの数である。総リクエスト数310は、コンテンツへの現在までの、リクエスト数の合計である。一定期間(1時間、1日、1週間等)あたりのリクエスト数を表示してもよい。リクエスト頻度311は、単位時間当たりのリクエスト数である。リクエスト頻度を元に、複製を作成するかを判断する。配信情報312は、コンテンツのリクエストや配信の状況である。例えば、コンテンツの配信開始から11:15以内にクライアント計算機の50%が配信を中止している、リクエストのうち15%が配信されずにtimeoutしている、等の情報が示される。配信情報としては、通常スピードで配信された(全フレームが実際の再生時間で送付された)フレーム/チャプタや、早送りやスキップされたチャプタ(Iフレームのみなどが送信された、全フレームを送付する前に次のチャプタの要求がきたなど)、ポーズがかけられた(再生中の一時停止)チャプタに関する情報などがある。配信情報311は、コンテンツを複製するか否かの判断や、複製範囲の決定に用いられる。
なお、これらのレコード表現において、以上の表現に限定されず、別の表記・表現をとってもよく、単数のテーブルで表現するのではなく、複数のテーブルの組み合わせで表現されてもよい。なお、レコードの個数は上記に限定されず、0以上の任意の数をとってよい
図4は、オリジナルのコンテンツの格納状況を示す、オリジナルコンテンツ情報145である。
図4は、オリジナルのコンテンツの格納状況を示す、オリジナルコンテンツ情報145である。
オリジナルコンテンツ情報145は、コンテンツURL402、フレーム403、種別404、格納LU:LBA405、複製時処理406、複製先407をフィールドとして有する。なお、オリジナルコンテンツ情報145としては、上述のフィールドに限定されず、その他のオリジナルコンテンツを格納するブロックにかかわる情報を記述するフィールドを含んでもよい。また、オリジナルコンテンツ情報は、コンテンツ毎にレコードを記載したが、これを別の観点でまとめたものを1レコードとする表現にしてもよい。
フレーム403は、コンテンツが有するフレームである。種別404は、全体、前半、後半、映像、音声等、格納されているコンテンツの状態を表わす。格納LU:LBA804は、コンテンツが格納されているLUとLBA(Logical Block Adress)を表わす。複製時処理406は、複製する際に認める処理の内容を示す。処理には、前半部分、後半部分、冒頭部分、音声部分、映像部分、キーフレームの複製などがある。“Any”であれば、どの処理を行ってもよい。“部分のみ”であれば、コンテンツの一部を複製する処理のみを認める。他には、“音声優先”であれば、音声部分を優先的に複製する。また、“間引きを許す”であれば、差分フレームの間引きや、キーフレームのみの複製が可能となる。部分的な複製や間引きを許さないコンテンツであれば、“全体のみ”が記載される。複製先407は、複製した場合は複製場所を示し、複製していない場合は“No”が記載される。
なお、これらのレコード表現において、以上の表現に限定されず、別の表記・表現をとってもよく、単数のテーブルで表現するのではなく、複数のテーブルの組み合わせで表現されてもよい。なお、レコードの個数は上記に限定されず、0以上の任意の数をとってよい。
図5は、プールに複製したコンテンツの状況を示す、複製コンテンツ情報146である。複製コンテンツ情報146は、ID501、コンテンツURL502、フレーム503、種別504、格納LU505、格納LBA506、複製元LU507、複製元LBA508、複製元も利用509を有する。なお、複製コンテンツ情報146としては、上述のフィールドに限定されず、その他の複製したコンテンツにかかわる情報を記述するフィールドを含んでもよい。また、複製コンテンツ情報146は、コンテンツの断片毎にレコードを記載したが、これを別の観点でまとめたものを1レコードとする表現にしてもよい。
コンテンツURL502、フレーム503と種別504は、図4と同様のため説明を省略する。格納504は、複製されたコンテンツが格納されている場所を示す。LBA506は、複製されたコンテンツが格納されているLBAを示す。オリジナルLU:LBA507は、格納LU:LBA405と同じ情報である。オリジナルの利用508は、コンテンツを配信する際、オリジナルのコンテンツを利用するか否かを示す。利用する場合は“T”を入力し、オリジナルと複製のコンテンツを併用して配信する。利用しない場合は“F”を入力する。複製したコンテンツのみで配信性能を確保できる場合は、オリジナルのコンテンツを利用しなくてもよい。
なお、これらのレコード表現において、以上の表現に限定されず、別の表記・表現をとってもよく、単数のテーブルで表現するのではなく、複数のテーブルの組み合わせで表現されてもよい。なお、レコードの個数は上記に限定されず、0以上の任意の数をとってよい。
図6は、プールにコンテンツを複製するか、複製したコンテンツを削除するか、の条件を示す複製作成・削除基準147である。複製作成・削除基準147は、ID601、配置基準602、比較603、値604、区分605をフィールドとして有する。配置基準602には、複製を作成または削除するための条件が記載される。比較603には、値604との大小を示す記号が入力される。値604には、複製作成または削除の基準となる値が記載される。区分605には、基準が複製作成に用いられる場合は“作成用”、複製削除に用いられる場合は“削除用”が記載される。なお、複製作成・削除基準147としては、上述のフィールドに限定されず、その他の複製作成・削除基準にかかわる情報を記述するフィールドを含んでもよい。また、複製作成・削除基準147は、作成・削除条件毎にレコードを記載したが、これを別の観点でまとめたものを1レコードとする表現にしてもよい。
レコード651〜656はプール割り当てに関する条件である。いずれかの条件を満たすコンテンツはプールに複製される。レコード651は、リクエスト頻度が60/minを超えるコンテンツがプールに複製されることを示している。レコード652は、1日当たりのリクエスト数が12000を超えるコンテンツがプールに複製されることを示している。条件を満たせば、プールに格納されたコンテンツをさらに複製することも可能である。
レコード653〜654はプールに複製されたコンテンツを削除するための条件である。いずれかの条件を満たすコンテンツはプールから削除される。レコード653は、リクエスト頻度が15/minより小さいコンテンツがプールから削除される対象であることを示している。レコード654は、1日当たりのリクエスト数が2000より小さいコンテンツがプールから削除される対象であることを示している。 なお、これらのレコード表現において、以上の表現に限定されず、別の表記・表現をとってもよく、単数のテーブルで表現するのではなく、複数のテーブルの組み合わせで表現されてもよい。なお、レコードの個数は上記に限定されず、0以上の任意の数をとってよい。
図7は、複製を格納するプールの優先順位の条件であるプール選択基準132である。プール選択基準132は、ID701、ポリシー702、優先度703を有する。なお、プール選択基準132としては、上述のフィールドに限定されず、その他のプール選択基準にかかわる情報を記述するフィールドを含んでもよい。また、プール選択基準132は、基準毎にレコードを記載したが、これを別の観点でまとめたものを1レコードとする表現にしてもよい。
レコード751は、プールの選択基準として転送レートが最大となるものを選択することを示す“最高性能優先”が、ポリシー702に記載され、その優先度を示す数値である“10”が優先度703に記載されている。“HDD優先”、“キャッシュメモリ優先”は、プールの選択基準として、それぞれ、HDDを優先すること、キャッシュメモリを優先することを示す。“キャッシュメモリリソース利用効率優先”
レコード756は、プールの選択基準として転送レートが目標性能を最低満たすものを選択することを示す情報“性能ミニマム確保優先”が、ポリシー702に記載され、その優先度を示す数値である“1”が優先度703に記載されている。これらのとき、より優先度が高い条件であるレコード751が、レコード756より優先され、最高性能を確保するようにプールが選択されることとなる。
レコード756は、プールの選択基準として転送レートが目標性能を最低満たすものを選択することを示す情報“性能ミニマム確保優先”が、ポリシー702に記載され、その優先度を示す数値である“1”が優先度703に記載されている。これらのとき、より優先度が高い条件であるレコード751が、レコード756より優先され、最高性能を確保するようにプールが選択されることとなる。
なお、これらのレコード表現において、以上の表現に限定されず、別の表記・表現をとってもよく、単数のテーブルで表現するのではなく、複数のテーブルの組み合わせで表現されてもよい。なお、レコードの個数は上記に限定されず、0以上の任意の数をとってよい。
図8は、複製内容・性能予測情報143を示す。複製内容・性能予測情報143は、あるコンテンツの複製をプールに作成する際に、全体を複製した場合や、前処理を行って部分的に複製した場合などのケースごとにその性能改善の程度や利用するプールの容量を予測するためのパラメタを記録している。複製内容・性能予測情報143は、ID801、ポリシー802、パラメタ803、利用容量804、性能改善式805を有する。ポリシー802は、複製を作成する際に行う処理の内容が記載されている。パラメタ803は、複製を作成する際に、使用する容量等を算出するために必要なパラメタである。利用容量804は、前処理を行って、プールへ複製する際に使用するプールの容量を示す。性能改善式805は、前処理を行って、プールへ複製する際に改善される転送速度の計算式を示す。なお、複製内容・性能予測情報143としては、上述のフィールドに限定されず、その他のコンテンツの複製内容や性能予測にかかわる情報を記述するフィールドを含んでもよい。また、複製内容・性能予測情報143は、予測条件毎にレコードを記載したが、これを別の観点でまとめたものを1レコードとする表現にしてもよい。
ポリシー802について説明する。レコード851の“全体を格納”は、コンテンツ全体を複製するためのポリシーである。“キーフレーム”は、コンテンツのキーフレームを複製するためのポリシーである。ストリーミングコンテンツはキーフレームと差分フレームから構成されている。映像部分が劣化しても問題ない場合は、キーフレームのみを配信することで、プールの利用容量を抑えることができる。“音声”は、コンテンツの音声部分を複製するためのポリシーである。音声を重視するようなコンテンツでは、キーフレームと音声を複製し、配信することで、利用容量を抑えつつアクセスを分散することができる。“映像”はコンテンツの映像部分を複製するためのポリシーである。“SD版/HD版”はコンテンツのSD(標準画質)版とHD(高画質)版等が存在する場合、いずれを複製するかを選択するためのポリシーである。アクセスが集中した際に、SD版を複数作成し、アクセスを分散させる等の対応が可能である。“コンテンツのx%”は、コンテンツのx%の範囲を複製するためのポリシーである。複製範囲は時間で指定してもよい。アクセスの集中しやすいコンテンツの冒頭部分等を複製することで効率良くアクセスを分散させることができる。コンテンツの複製範囲は予め管理者等が入力してもよいし、アクセス状況から統計的な処理で適応的に決定してもよい。次に、統計的処理による複製範囲の決定方法の具体例を説明する。
アクセスパターン情報121より、サーバ計算機がクライアント計算機に対して配信した時間を横軸、ある時間まで配信されていたクライアント計算機の割合を縦軸としたグラフをプロットすることができる。ある時間まで配信されていたクライアント計算機の割合は、一定期間内(1時間、1日等)のアクセスから算出できる。また、直近の1000アクセスから算出するなど、一定のアクセス数から算出してもよい。ある時間まで配信されていたクライアント計算機の割合が、冒頭から一定の値を下回る時間までを複製する範囲とできる。また、冒頭に限らず、配信されていたクライアント計算機の割合が一定の値を超えている範囲を複製してもよい。または、グラフの微分値を計算し、微分値が最大または最小となる時間までを複製範囲の指標として利用してもよい。または、クライアント計算機によって配信が中止された時間の相対累積度数分布をプロットし、上記と同様の処理として、ある時間まで配信されたクライアント計算機の割合が一定の時間を上回る時間までを複製する範囲としてもよい。
“差分フレームを間引き”は、コンテンツの差分フレームを間引きして、複製するためのポリシーである。間引きした分だけ画質は劣化するが、利用容量は小さくなる。
“チャプタ冒頭”は、チャプタの冒頭の各t分を複製するためのポリシーである。アクセスが集中しやすいチャプタの冒頭を複製することで、効率よくアクセスを分散させることができる。チャプタの複製範囲はx%などで指定してもよい。
“チャプタ冒頭”は、チャプタの冒頭の各t分を複製するためのポリシーである。アクセスが集中しやすいチャプタの冒頭を複製することで、効率よくアクセスを分散させることができる。チャプタの複製範囲はx%などで指定してもよい。
パラメタ803において、“I”はコンテンツに含まれるキーフレームの割合である。例えば、キーフレームはフレーム15枚につき1枚含まれる。“HD優先”は同一コンテンツのHD(高画質)版を優先すること、“x%”はコンテンツのx%の範囲を複製すること、“5%”は差分フレームの5%を間引きして複製すること、“t分”はコンテンツの冒頭から各t分間を複製することを表わす。
利用容量804は、複製する際に利用する容量を表わす。容量の計算式は、複製するコンテンツまたはコンテンツの一部分の容量と複製する数(n)の積で表わされる。以下の容量計算の説明では複製数を省略する。レコード852では、キーフレームが15枚に1枚の割合で含まれるため、複製する容量はコンテンツの容量の15分の1となる。レコード856では、コンテンツのx%を複製するので利用容量は、コンテンツ容量×(x/100)となる。レコード857では、差分フレームを5%間引きしているので、利用容量はコンテンツ容量×(1−y/100)となる。レコード858では、コンテンツのt分に該当する容量×チャプタ数となる。 性能改善式805は、複製を作成した際に改善される転送レートの計算式を表わす。性能改善式805において、“_bps”はオリジナルのコンテンツのレートを表わす。この転送レートは、複製を格納するメディア(HDDやSSD等)の転送レートを元に計算する。実際にサーバから配信される際の転送レートの値とは異なり、転送レートがどの程度改善されるかの指標として用いる。改善式の値が大きい方が、サーバからクライアント計算機への配信性能の改善も大きくなる。
なお、これらのレコード表現において、以上の表現に限定されず、別の表記・表現をとってもよく、単数のテーブルで表現するのではなく、複数のテーブルの組み合わせで表現されてもよい。なお、レコードの個数は上記に限定されず、0以上の任意の数をとってよい。
図9は、プール管理情報144である。プール管理情報144は、空きプールや利用されているプールのブロックやその特性等を示す。プール管理情報144は、ID901、プール種別902、LBA903、容量904、性能特性905、管理単位906、使用状況907を有する。なお、プール管理情報144としては、上述のフィールドに限定されず、その他のプールを管理するために必要な情報を記述するフィールドを含んでもよい。また、プール管理情報144は、プールのブロック(単数および複数)毎にレコードを記載したが、これを別の観点でまとめたものを1レコードとする表現にしてもよい。
プール種別902には、CacheやLU等の種別と番号が記載される。また、NVRAMやSSD、SATA等の種別が記載されてもよい。LBA903には、プールに登録されたLBAが記載される。容量904には、プールとして利用可能な容量または、使用している容量が記載される。性能特性905には、プールの転送レートが記載される。管理単位906は、LUやBlockなど、プールを管理する単位が記載される。使用状況907は、使用していればコンテンツ名が記載され、未使用のものは“No”が記載される。
レコード951は、プール種別がキャッシュ1番であることを示す情報“Cache1”がプール種別902に記載され、そのプール登録されたLBAが“0000−ffff”であることがLBA903に記載され、その容量が“1GB”であることが容量904に記載され、その性能特性として転送速度が“1.0Gbps”であることが性能特性905に記載され、その管理単位としてその論理ユニット全体であることを示す“LU”が管理単位906に記載され、使用中でないため使用中907に“No”が記載されている。
レコード953は、プール種別がHDD52番であることを示す情報“LU52”がプール種別902に記載され、そのプール登録されたLBAが“0101”であることがLBA903に記載され、その容量が“256kb”であることが容量904に記載され、その性能特性として転送速度が“100Mbps”であることが性能特性905に記載され、その管理単位としてそのLUのブロック部分であることを示す“Block”が管理単位906に記載され、使用中でないため使用中907に“No”が記載されている。
レコード957は、プール種別がキャッシュ2番であることを示す情報“Cache2”がプール種別902に記載され、そのプール登録されたLBAが“0100−0200”であることがLBA903に記載され、その容量が“0.1GB”であることが容量904に記載され、その性能特性として転送速度が“0.5Gbps”であることが性能特性905に記載され、その管理単位としてその論理ユニット全体であることを示す“LU”が管理単位906に記載され、使用中であることが使用中907に示されている。
なお、これらのレコード表現において、以上の表現に限定されず、別の表記・表現をとってもよく、単数のテーブルで表現するのではなく、複数のテーブルの組み合わせで表現されてもよい。なお、レコードの個数は上記に限定されず、0以上の任意の数をとってよい。
図10は、ストリーミングシステムの配信目標の数値を管理する、配信目標情報131である。配信目標情報131は、ID1001、配信プロパティ1002、比較1003、目標値1004、優先順位1005を有する。なお、配信目標情報131としては、上述のフィールドに限定されず、その他の配信目標を管理するために必要な情報を記述するフィールドを含んでもよい。また、配信目標情報131は、プールのブロック(単数および複数)毎にレコードを記載したが、これを別の観点でまとめたものを1レコードとする表現にしてもよい。
配信プロパティ1002は、配信目標の項目が記載される。目標値1004は、配信目標の数値である。優先順位1005は、配信目標を適用する優先順位である。
レコード1051は、転送レートが動画のレート×配信数×0.9より大きくなることを目標とすることが記載されている。理想的な転送レートは、動画のレート×配信数であるから、その90%を超えることが目標であることを示す。
レコード1052は、timeout率を基準として目標を設定している。timeout率とは、クライアントからのリクエスト数に対する配信数の割合である。timeout率が大きいと、リクエストに対して配信できていないことになるため、timeout率が小さくすることを目標とする。
なお、これらのレコード表現において、以上の表現に限定されず、別の表記・表現をとってもよく、単数のテーブルで表現するのではなく、複数のテーブルの組み合わせで表現されてもよい。なお、レコードの個数は上記に限定されず、0以上の任意の数をとってよい。
図15は、オリジナル複製ブロック対応情報115である。オリジナル複製ブロック対応情報115は、オリジナルのコンテンツとプールに複製したコンテンツのブロックの対応関係を管理する。オリジナル複製ブロック対応情報115は、オリジナルブロック1501、複製ブロック1502を有する。なお、オリジナル複製ブロック対応情報115としては、上述のフィールドに限定されず、その他のブロックを管理するために必要な情報を記述するフィールドを含んでもよい。また、オリジナル複製ブロック対応情報115は、ブロック毎にレコードを記載したが、これを別の観点でまとめたものを1レコードとする表現にしてもよい。
レコード1551は、オリジナルコンテンツのブロックアドレスがLU1であり、ブロックが0x00であり、複製したコンテンツのブロックアドレスがLU51であり、ブロックが0x00であることを示す。レコード1552も同様の情報が記載されている。
なお、これらのレコード表現において、以上の表現に限定されず、別の表記・表現をとってもよく、単数のテーブルで表現するのではなく、複数のテーブルの組み合わせで表現されてもよい。なお、レコードの個数は上記に限定されず、0以上の任意の数をとってよい。
以下、本実施形態におけるプール管理部141の処理手順について説明する。
図11は、コンテンツ複製処理に関するフローである。プール管理部141が、コンテンツ複製処理フローを開始すると、プール管理部141はアクセスパターン情報121を読み込み(ステップ1101)。
次に、処理していないコンテンツエントリがあるかどうかをチェックする(ステップ1102)。未処理のコンテンツがあった場合、ステップ1103へ進む。
次に、アクセスパターン情報121と複製作成・削除基準147を比較する。区分605が“作成用”となっている条件を満たすコンテンツを複製すると判断する(ステップ1103)。具体的には、レコード351を読み込み、リクエスト頻度311の“18/min“がリクエスト頻度602の”15/min“を超えていることがわかる。よって、movie1.movを複製すると判断する。
条件を満たす項目がない場合はステップ1102に戻り、次のコンテンツエントリを処理する。
条件を満たすコンテンツがあった場合、プール管理情報144よりプールに空きがあるかチェックする(ステップ1104)。
プールに空きがある場合はステップ1105へ進み、プールにコンテンツ全体の複製を作成した場合と、部分的な複製を作成場合の性能予測を行う。部分的な複製とは、 143で説明した、キーフレーム、音声部分、映像部分や範囲指定による複製等をいう。プールに空きがない場合はステップ1108において、複製削除処理を実施する。複製削除処理とは、アクセスの少ない、利用されていない、プールにある複製コンテンツを削除する処理である。具体的には、レコード951〜レコード954の使用状況907および容量904を確認し、空きが存在するのでステップ1105を実行する。ステップ1108の処理の詳細は、図12で説明する。また、ステップ1105の処理の詳細は、図13で説明する。
次に、ステップ1105で予測した性能を元に、プール選択基準132のポリシーを満たし、配信目標131を満たすプールがあるかを判断する(ステップ1106)。プール選択基準132と配信目標131を満たすまで、それぞれの優先順位を下げてチェックする。プール選択基準132と配信目標131を満たすプールが無い場合は、複製削除処理を行う(ステップ1108)。
具体的には、レコード751の優先度が最も高いため、複製を作成したときに、配信性能が最も改善されるプールと、複製内容を選択する。複製内容は、複製時処理406に該当するものが選択され、キーフレーム、音声部分、範囲指定等が決定される。
ここで、複製内容・性能予測情報143のレコード851とプール管理情報144のレコード951より、全体をCache1へ格納すると判断される。
ここで、複製内容・性能予測情報143のレコード851とプール管理情報144のレコード951より、全体をCache1へ格納すると判断される。
複製する内容とプールが決定されると、プール管理情報144と、オリジナルコンテンツ情報145と、複製コンテンツ情報146を更新し、複製の指示をコンテンツ管理部102に通知する(ステップ1107)。具体的には、プール管理情報144のLBA903に使用するLBAが入力され、容量904に使用する容量が入力され、使用状況907にコンテンツ名が入力される。また、オリジナルコンテンツ情報145に、複製先のプール名が入力される。また、複製コンテンツ情報146の各内容が入力される。
次に、コンテンツを部分的に複製する場合は、コンテンツ分析部142が、コンテンツの一部を複製するための処理を行う。ストレージ装置は、指示に基づき、プールへ複製を格納する(ステップ1109)。
複製処理が終了すると、ステップ1102に戻り処理を続行する。すべてのコンテンツを処理すると、複製作成処理のフローを終了する。
図12は、図11のステップ1108にて行う、複製削除処理のフローである。プールに複製されたが、アクセスが少ないコンテンツを削除するための処理である。
ステップ1108において、複製削除処理を開始すると、プール管理部141はアクセスパターン情報121を読み込む(ステップ1201)。
次に、処理していないコンテンツエントリがあるかをチェックする(ステップ1202)。未処理のコンテンツがあった場合、ステップ1203へ進む。
次に、アクセスパターン情報121と複製作成・削除基準147を比較する。区分605が“削除用”となっている条件を満たすコンテンツを、プールから削除すると判断する(ステップ1203)。具体的には、リクエスト頻度が“15/min”より小さい、または、1日当たりのリクエスト数が2000より小さければそのコンテンツをプールから削除する。
条件を満たす項目がない場合はステップ1202に戻り、次のコンテンツエントリを処理する。
次に、条件を満たすコンテンツを削除した場合の、性能予測を行う(ステップ1204)。
ステップ1204で予測した性能に基づいて、配信目標情報131と比較する(ステップ1205)。複製を削除しても配信目標を満たさない場合は、ステップ1202に戻る。複製を削除することで配信目標を満たす場合は、プールの複製を削除する。オリジナルコンテンツ情報145と、複製コンテンツ情報146と、アクセスパターン情報121を更新し、コンテンツ管理部102に通知する。
具体的には、レコード352がオリジナルのコンテンツ、レコード353、354が複製のコンテンツでそれぞれの性能値を記録している。レコード353、354を削除した場合はレコード352のみの性能値を採用することが予測ということとなる。レコード352の転送レート235Mbpsは、配信目標1051を維持しているため、性能を満たしていると判断する。レコード453の複製先407を“No”と更新し、複製コンテンツ情報のレコード557、558を削除し、プール管理情報144のレコード958の使用中907を空き状態にする。
すべてのコンテンツエントリを処理した場合、ステップ1207に進む。削除したコンテンツが無い場合、複製したコンテンツとプール全体の最適化を行う(ステップ1208)。
次に、ステップ1209へ進み、最適化によってプールに空きができた場合は、ステップ1202へ戻り処理を続ける。最適化をしてもプールに空きができなかった場合は、管理計算機の画面に警告を表示する。
図13は、図11のステップ1105にて行う、プールに複製を作成する際の、性能予測処理のフローである。性能予測処理が開始されると、プール管理部141は複製内容・性能予測情報143を読み込む(ステップ1301)。
各エントリに記された複製時処理406にしたがって、性能改善式805を用いて、プール管理情報144の複製可能な空き領域に複製した場合に改善される性能を求める(ステップ1302)。
具体的には、レコード351のmovie1.movについて、レコード851を評価すると、利用容量804よりファイルサイズ304“0.75GB”×複製数分nを格納できるのは、レコード951〜952である。その性能を性能改善式よりそれぞれ“1.0Gbps×n”、“0.5Gbps×n”として計算する。次にレコード852について評価し、利用容量804よりファイルサイズ304“0.75GB”×複製数分n/15を格納できるレコード951〜954について、改善される性能を計算する。複製時処理406が“Any”であるから、上記のようにして、複製内容・性能予測情報143の全エントリを処理する。複製時処理406が“部分のみ”であれば、部分的な複製に関するエントリのみ計算する。
図14は、コンテンツ管理部102における、オリジナルと複製コンテンツのブロック情報を管理する際の処理フローである。
コンテンツ管理部102は、プール管理部141よりブロック情報を受信する(ステップ1401)。
プール複製に関するブロック情報であれば、オリジナルコンテンツ格納領域に格納されている当該コンテンツのブロックを、指定されたプール記憶領域104のブロックに複製し、オリジナル複製ブロック対応情報115およびプール管理情報144を更新する(ステップ1402)。
具体的には、レコード451のコンテンツの複製を、プール953に作るよう指示された場合、コンテンツを構成するブロックである“0x00”について、オリジナル1501が“LU1:0x00”であり、複製先953がLU51であるため1502が“LU51:0x00”となるように、レコード1501を追加する。次のブロック0x01についても同様に1552にとして追加し、以下構成する各ブロックについてレコードエントリを追加していく。その後、プール管理情報144のレコード953の907にmovie1.movにて使用中であるようにエントリを修正し、使っている領域についてレコード959のように追加する(本例では0x00,0x01のみ記載)。
ステップ1401において受信した情報が、ブロックの削除に関する情報であれば、当該エントリを削除し、当該プール管理情報を更新する。先ほどの例では、レコード1501〜1502を削除し、レコード953の907を使用中でないようにエントリを修正し、使っている領域であるレコード959を削除する。
なお、本処理フローで行ったプール管理情報144の更新については、本実施例のようにコンテンツ管理部が行っても、管理サーバが行ってもよい。
図16は、コンテンツへのアクセス要求が来た際に、アクセスをオリジナルコンテンツ格納領域106およびプール記憶領域104に分散させる処理のフローである。コンテンツへのアクセス要求が発生すると、配信部123からドライバ124またはストレージ装置100へはブロックの要求が伝達される。
ドライバ124またはストレージ装置はブロックの要求を受信すると(ステップ1601)、複製コンテンツ情報146またはオリジナル複製ブロック対応情報115を参照し、該コンテンツのブロックが含まれているかを確認する(ステップ1602)。本レコード例では、movie1.movのブロック“LU1の0x00”へのアクセスが来たとすると、該ブロックは、プール複製コンテンツ146のレコード551の507に含まれていることがわかるため、該当するプールLBAを505、506より参照し、“Cache1の0x00”に格納されていることが判明する。または、オリジナル複製ブロック対応情報を参照し、レコード1551の1501に該当するものがあるため、1502より“LU51の0x00”に格納されていることが判明する。ステップ1602により判明したプールのブロックにアクセスを適宜振り分けることで、局所的アクセスを減少させることができる。配信するブロックは、オリジナルと複製を交互に振り分けてもよいし、転送性能の比率に応じて振り分けてもよい。オリジナルコンテンツ格納領域とプール記憶領域の転送レートの比が、1:3であれば、振り分けも1:3にする等である。
冒頭のみ等、コンテンツの一部を複製した場合、複製が存在する部分は上記のように振り分け、複製が存在しない部分は、オリジナルコンテンツ格納領域から配信する。
100…ストレージ装置、102…コンテンツ管理部、120…ストリーミングサーバプログラム、121…アクセスパターン情報、122…アクセスパターン監視部、132…プール選択基準、140…管理サーバプログラム、143…複製内容・性能予測情報、147…複製作成・削除基準
Claims (16)
- サーバ計算機と、前記サーバ計算機に接続されるストレージ装置と、を備える計算機システムであって、
前記ストレージ装置は、第一の記憶装置と、第二の記憶装置と、を有し、
前記サーバ計算機は、前記第一の記憶装置に格納されているストリーミングデータへのアクセスがあった場合、前記第一の記憶装置から前記データを配信し、
前記サーバ計算機は、前記データへのアクセスが所定の条件を満たす場合に、データを複製する範囲を前記ストレージ装置に通知し、
前記ストレージ装置は、前記データの通知された範囲を前記第一の記憶装置から前記第二の記憶装置に複製することを特徴とする計算機システム。 - 前記サーバ計算機は、配信開始から終了までの配信時間を計測し、前記配信時間と、前記配信時間までを配信の対象としたクライアント計算機の数より、前記配信時間まで配信したクライアント計算機の数が一定割合以下になる時間を求め、前記データの前記一定割合以下になる時間までの範囲を複製すると決定することを特徴とする請求項1記載の計算機システム。
- 前記サーバ計算機は、前記データへのアクセス頻度を計測し、前記データへのアクセス頻度が一定値以上であれば、前記データを複製することを前記ストレージ装置へ通知することを特徴とする請求項1記載の計算機システム。
- 前記サーバ計算機は、前記複製されたデータへのアクセス頻度を計測し、前記複製されたデータへのアクセス頻度が一定値以上であれば、前記複製されたデータを複製することを前記ストレージ装置へ通知することを特徴とする請求項3記載の計算機システム。
- 前記サーバ計算機は、前記データへのアクセスがあった場合、前記第一の記憶装置に格納された前記データまたは前記第二の記憶装置に格納された前記複製されたデータの何れかを配信することを特徴とする請求項1記載の計算機システム。
- 前記サーバ計算機は、前記データと前記複製されたデータの論理ブロックアドレスの対応関係を保持し、前記データを構成するブロックへのアクセスがあった場合、前記データを構成するブロックに対応する、前記複製されたデータを構成するブロックが存在する場合、
前記データを構成するブロックまたは前記複製されたデータを構成するブロックを配信することを特徴とする請求項5記載の計算機システム。 - 前記サーバ計算機は、前記データを複製する際、前記第二の記憶装置に前記データを格納する領域があるかを確認し、前記第二の記憶装置に前記データを格納する領域がない場合、前記第二の記憶装置に格納されたデータへのアクセスが所定の条件を満たす場合に、前記第二の記憶装置のデータを削除する指示を前記ストレージ装置に通知し、
前記ストレージ装置は、前記指示のあったデータを削除することを特徴とする、請求項1記載の計算機システム。 - 前記サーバ計算機は、前記第二の記憶装置のデータへのアクセス頻度を計測し、前記アクセス頻度が一定値より小さければ、前記第二の記憶装置のデータを削除すると判断することを特徴とする請求項7記載の計算機システム。
- サーバ計算機と、前記サーバ計算機に接続され、第一の記憶装置と、第二の記憶装置と、を有するストレージ装置と、を備える計算機システムのデータ複製方法であって、
前記サーバ計算機は、前記第一の記憶装置に格納されているストリーミングデータへのアクセスがあった場合、前記第一の記憶装置から前記データを配信し、
前記サーバ計算機は、前記データへのアクセスが所定の条件を満たす場合に、データを複製する範囲を前記ストレージ装置に通知し、
前記ストレージ装置は、前記データの通知された範囲を前記第一の記憶装置から前記第二の記憶装置に複製することを特徴とする計算機システムのデータ複製方法。 - 前記サーバ計算機は、配信開始から終了までの配信時間を計測し、前記配信時間と、前記配信時間までを配信の対象としたクライアント計算機の数より、前記配信時間まで配信したクライアント計算機の数が一定割合以下になる時間を求め、前記データの前記一定割合以下になる時間までの範囲を複製すると決定することを特徴とする請求項9記載の計算機システムのデータ複製方法。
- 前記サーバ計算機は、前記データへのアクセス頻度を計測し、前記データへのアクセス頻度が一定値以上であれば前記データを複製することを前記ストレージ装置に通知することを特徴とする請求項9記載の計算機システムのデータ複製方法。
- 前記サーバ計算機は、前記複製されたデータへのアクセス頻度を計測し、前記複製されたデータへのアクセス頻度が一定値以上であれば前記複製されたデータを複製することを前記ストレージ装置に通知することを特徴とする請求項11記載の計算機システムのデータ複製方法。
- 前記サーバ計算機は、前記データへのアクセスがあった場合、前記第一の記憶装置に格納された前記データまたは前記第二の記憶装置に格納された前記複製されたデータの何れかを配信することを特徴とする請求項9記載の計算機システムのデータ複製方法。
- 前記サーバ計算機は、前記データと前記複製されたデータの論理ブロックアドレスの対応関係を保持し、前記データを構成するブロックへのアクセスがあった場合、前記データを構成するブロックに対応する、前記複製されたデータを構成するブロックが存在する場合、
前記データを構成するブロックまたは前記複製されたデータを構成するブロックを配信することを特徴とする請求項13記載の計算機システムのデータ複製方法。 - 前記サーバ計算機は、前記データを複製する際、前記第二の記憶装置に前記データを格納する領域があるかを確認し、前記第二の記憶装置に前記データを格納する領域がない場合、前記第二の記憶装置に格納されたデータへのアクセスが所定の条件を満たす場合に、前記第二の記憶装置のデータを削除する指示を前記ストレージ装置に通知し、
前記ストレージ装置は、前記指示のあったデータを削除することを特徴とする、請求項9記載の計算機システムのデータ複製方法。 - 前記サーバ計算機は、前記第二の記憶装置のデータへのアクセス頻度を計測し、前記アクセス頻度が一定値より小さければ、前記第二の記憶装置のデータを削除すると判断することを特徴とする請求項15記載の計算機システムのデータ複製方法。
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