JP2010101208A - Ignition coil for spark-ignition internal combustion engine - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、燃焼室内にプラズマを生成させ、プラズマと点火プラグによる火花放電とにより混合気に着火する火花点火式内燃機関の点火コイルに関するものである。 The present invention relates to an ignition coil of a spark ignition type internal combustion engine that generates plasma in a combustion chamber and ignites an air-fuel mixture by plasma and spark discharge by an ignition plug.
従来、車両、特には自動車に搭載される火花点火式内燃機関においては、点火プラグの中心電極と接地電極との間の火花放電により、点火時期毎に燃焼室内の混合気に着火している。このような点火プラグによる着火にあって、例えば燃料を直接気筒内に噴射する型式の内燃機関において、噴射した燃料を点火プラグの火花放電の位置に分布させないと、着火しないことが希に生じる。 2. Description of the Related Art Conventionally, in a spark ignition internal combustion engine mounted on a vehicle, particularly an automobile, an air-fuel mixture in a combustion chamber is ignited at each ignition timing by spark discharge between a center electrode and a ground electrode of a spark plug. In such ignition by an ignition plug, for example, in an internal combustion engine of a type in which fuel is directly injected into a cylinder, if the injected fuel is not distributed at the spark discharge position of the ignition plug, it rarely occurs.
このため、このような内燃機関では、点火プラグの火花放電を補うために、例えば特許文献1に記載のもののように、点火プラグの放電領域にプラズマ雰囲気を生成しておき、プラズマ雰囲気中にアーク放電を行うことにより、従来に比べて高い電圧を印加することなく燃焼室内の混合気に確実に着火し、安定した火炎を得ることができるように構成したものが知られている。
ところで、例えば大気圧下などでプラズマを生成する方法として、マグネトロンを用いるものが考えられている。マグネトロンにより燃焼室内にプラズマを生成する場合、マイクロ波を放射するアンテナが必要になる。この場合に、点火プラグの中心電極をアンテナとして使用することが可能である。 By the way, as a method for generating plasma under atmospheric pressure, for example, a method using a magnetron is considered. When plasma is generated in a combustion chamber by a magnetron, an antenna that radiates microwaves is required. In this case, the center electrode of the spark plug can be used as an antenna.
近年においては、点火プラグに点火コイルをイグナイタとともに取り付けるものがある。このような点火プラグでは、中心鉄心に対して二次コイル、一次コイルの順で巻き付け、一次コイルの外側に、円筒形状の外側鉄心を設け、中心鉄心の上端側にイグナイタを取り付け、中心鉄心の下端側に二次高圧端子を含む点火プラグとの接続部を備える構造である。 In recent years, some spark plugs have an ignition coil attached together with an igniter. In such a spark plug, a secondary coil and a primary coil are wound around the central core in this order, a cylindrical outer core is provided outside the primary coil, an igniter is attached to the upper end side of the central core, and the central core is It is a structure provided with a connection part with a spark plug including a secondary high-voltage terminal on the lower end side.
このような構造の点火コイルを介してマイクロ波を点火プラグの中心電極に供給すると、点火コイル内から接続部を介して、マイクロ波が漏洩する恐れがある。すなわち、マイクロ波を通す導体を点火コイルが内蔵するものあり、その導体からマイクロ波が放射されるが、外装鉄心がある部分はその外装鉄心がシールド部材となり、マイクロ波は遮断される。一方、接続部にあっては、外装鉄心がないために、マイクロ波を遮断することが不可能であった。 When microwaves are supplied to the center electrode of the spark plug through the ignition coil having such a structure, the microwaves may leak from the inside of the ignition coil through the connection portion. That is, there is an ignition coil containing a conductor through which microwaves pass, and microwaves are radiated from the conductor. However, in the portion where the outer iron core is present, the outer iron core serves as a shield member, and the microwave is blocked. On the other hand, in the connection portion, since there is no external iron core, it was impossible to block the microwave.
そこで本発明は、このような不具合を解消することを目的としている。 Therefore, the present invention aims to eliminate such problems.
すなわち、本発明の火花点火式内燃機関の点火コイルは、点火プラグの火花放電と電磁波により燃焼室内に生成されるプラズマとを反応させて混合気に着火する火花点火式内燃機関の点火プラグに着脱可能に直接取り付けられる火花点火式内燃機関の点火コイルであって、棒状の中心鉄心と中心鉄心の外側に巻かれる一次側巻線及び二次側巻線とを備えるコイル部と、コイル部の内部を通り電磁波を伝達する導体と、コイル部の二次側巻線及び導体を点火プラグに電気的に接続する接続部と、コイル部と接続部との外周部分に配置され点火プラグのハウジングまで延びる磁性体管部材とを備えることを特徴とする。 That is, the ignition coil of the spark ignition type internal combustion engine of the present invention is attached to and detached from the spark plug of the spark ignition type internal combustion engine that ignites an air-fuel mixture by reacting the spark discharge of the spark plug with the plasma generated in the combustion chamber by electromagnetic waves. An ignition coil of a spark ignition type internal combustion engine that can be directly attached, comprising a rod-shaped central core and a primary side winding and a secondary side winding wound around the outer side of the central core, and the inside of the coil unit , A conductor for transmitting electromagnetic waves, a connection part for electrically connecting the secondary winding and conductor of the coil part to the spark plug, and an outer peripheral part of the coil part and the connection part and extending to the housing of the spark plug And a magnetic pipe member.
このような構成によれば、コイル部と接続部との外周部分に磁性体管部材を配置するので、磁性体管部材は、コイル部の一次側巻線及び二次側巻線に対しては外装鉄心として機能し、導体に対してはコイル部及び接続部の両方の部位において高周波に対する電磁シールド部材として機能する。それゆえ、内部から高周波が外部に漏洩することを抑制し得るものである。 According to such a configuration, since the magnetic tube member is disposed on the outer peripheral portion of the coil portion and the connection portion, the magnetic tube member is not used for the primary winding and the secondary winding of the coil portion. It functions as an exterior iron core, and functions as an electromagnetic shielding member against high frequency at both the coil part and the connection part for the conductor. Therefore, high frequency leakage from the inside can be suppressed.
磁性体管部材が、単一内径及び単一外径の円筒形状であり、導体が磁性体管部材の径方向のほぼ中心を通るものが好ましい。このような構成によれば、電磁波に対するインピーダンスを、磁性体管部材のほぼ全長にわたってほぼ均一にすることが可能になる。 It is preferable that the magnetic pipe member has a cylindrical shape with a single inner diameter and a single outer diameter, and the conductor passes through substantially the center in the radial direction of the magnetic pipe member. According to such a configuration, it becomes possible to make the impedance to the electromagnetic wave substantially uniform over almost the entire length of the magnetic tube member.
本発明は、以上説明したような構成であり、磁性体管部材を、コイル部の一次側巻線及び二次側巻線に対しては外装鉄心として、さらに、導体に対してはコイル部及び接続部の両方の部位において高周波に対する電磁シールド部材として機能させることができ、よって内部から高周波が外部に漏洩することを抑制することができる。 The present invention is configured as described above, and the magnetic pipe member is used as an outer core for the primary side winding and secondary side winding of the coil part, and further, the coil part and It can be made to function as an electromagnetic shielding member against high frequency at both parts of the connecting portion, and thus leakage of the high frequency from the inside to the outside can be suppressed.
以下、本発明の一実施形態を、図面を参照して説明する。 Hereinafter, an embodiment of the present invention will be described with reference to the drawings.
図1に、1気筒における点火プラグ1の取付部分を拡大して示す火花点火式内燃機関であるエンジン100は、例えば3気筒のダブルオーバーヘッドカムシャフト(DOHC)形式のもので、吸気ポート2の開口3及び排気ポート4の開口5が、燃焼室6の天井部分のほぼ中央に取り付けられる点火プラグ1を中心として対向配置されて、1気筒当たりそれぞれ2ヶ所に開口するものである。すなわち、このエンジン100は、シリンダブロック7に取り付けられ、燃焼室6の天井部分を形成しているシリンダヘッド8には、吸気側と排気側とにそれぞれカムシャフト9、10が取り付けてある。シリンダヘッド8の吸気ポート2は、カムシャフト9が回転することにより往復作動する吸気弁11により、また排気ポート4は、カムシャフト10が回転することにより往復作動する排気弁12によりそれぞれ開閉されるものである。なお、この図1においては、点火プラグ1から点火コイル20がはずされた状態で、エンジン100を図示している。
FIG. 1 shows an
点火プラグ1は、導電材料からなるハウジング13と、ハウジング13内に絶縁されて取り付けられる中心電極14と、中心電極14から離れてハウジング13の下端に設けられる接地電極15とを備える。すなわち、点火プラグ1は、ハウジング13がほぼ円柱形状の絶縁碍子16を支持し、絶縁碍子16の上端に取り付けられる接続端子17が、絶縁碍子16の下端から突出する中心電極14と図示しない中軸により電気的に接続され、ハウジング13下端から中心電極14下端に対向する位置まで延びる位置に接地電極15がハウジング13に一体的に設けてある構造である。
The
このような点火プラグ1に接続される点火コイル20は、図2に示すように、イグナイタ21を一体的に備えるもので、棒状の中心鉄心22と中心鉄心22の外側に巻かれる一次側巻線23及び二次側巻線24とを備えるコイル部25と、コイル部25の内部を通り燃焼室6内まで電磁波であるマイクロ波を伝達する導体26と、コイル部25の二次側巻線24及び導体26を点火プラグ1に電気的に接続する接続部27と、コイル部25と接続部27との外周部分に配置される磁性体管部材28とを備える構成である。点火コイル20は、シリンダヘッド8に設けられる取付部30に挿入されて点火プラグ1に結合された後、イグナイタ21をシリンダヘッド8に固定して取り付けられる。なお、図2においては、点火プラグ1に取り付けた状態で点火コイル20を図示し、点火プラグ1と点火コイル20以外のエンジン100の構成については、図示することを割愛した。
As shown in FIG. 2, the
コイル部25は、中心鉄心22と、中心鉄心22を内蔵する二次側巻線ボビン31と、二次側巻線ボビン31の外周面に巻かれる二次側巻線24と、二次側巻線24の外周に配置される一次側巻線ボビン32と、一次側巻線ボビン32の外周面に巻かれる一次側巻線23とからなる。コイル部25は、ほぼ円筒形状の磁性体管部材28に内蔵され、接続部27とは反対側の磁性体管部材28の端部に取り付けられるイグナイタ21と電気的に接続される。そして二次側巻線24の一方端が、後述する接続部27のコイルスプリング33に電気的に接続されており、さらに、接続端子17をコイルスプリング33にガイドし、かつ点火コイル20内部への異物等の侵入を防止する弾性部材製点火プラグ取付部34を備える。
The
磁性体管部材28は、コイル部25に対して鉄心となるものであり、一次側巻線23の外周に配置される。このような磁性体管部材28は、磁気回路を形成することができる物質からなる管部材であれば各種のものを採用することができるもので、具体的には例えば、鉄や鉄合金などを素材とするものであればよい。すなわち、磁性体管部材28は、コイル部25の外径より大なる内径を有するものである。この実施形態の磁性体管部材28は、接続部27及び点火プラグ取付部34をも被覆するもので、その端部は、図3に概略的に示すように、点火プラグ1のハウジング13の端部を越えた位置まで延びている。磁性体管部材28は、点火コイル20がシリンダヘッド8に取り付けられた状態では、接地電位に保たれる。
The
接続部27は、二次側巻線24が電気的に接続される二次高圧端子34と、その二次高圧端子34と電気的に接続されるコイルスプリング33とを備えている。接続部27は、一次側巻線ボビン32と一体に形成してある。
The connecting
導体26は、例えば同軸ケーブル35の、絶縁体で被覆された内部導体からなるもので、イグナイタ21から中心鉄心22の中心部に設けた貫通孔を介して接続部27まで延ばされて、接続部27において点火プラグ1と電気的に接続し得るようになっている。この場合、導体26は、接続部27のスプリング33に直接接触して電気的に接続されるものであってよく、またその先端をアンテナとしてスプリング33との間に間隙をあけて非接触な状態において導通するように接続するものであってもよい。この導体26に連続する同軸ケーブル35は、マイクロ波を出力するマグネトロンに電気的に接続される導波管に同軸変換器を介して接続される。
The
このような構成において、このエンジン100は、燃焼室6内の混合気に点火プラグ1を用いて着火する場合に、点火プラグ1の火花放電を燃焼室6内に生成するプラズマと反応させることにより、点火プラグ1の火花放電をプラズマと反応させない場合の火花放電に比較して、大きくしている。
In such a configuration, when the air-fuel mixture in the
点火に際しては、点火プラグ1に点火コイル20により火花放電を発生させて、火花放電とほぼ同時あるいはその直後にマイクロ波により高周波電界を発生させてプラズマを生成させることにより、燃焼室6内の混合気を急速に燃焼させる構成である。
At the time of ignition, spark discharge is generated in the
具体的には、点火プラグ1による火花放電が高周波電界中でプラズマになり、火炎が大きくなる。
Specifically, the spark discharge by the
これは、火花放電による電子の流れ及び火花放電によって生じたイオンやラジカルが、高周波電界の影響を受け振動、蛇行することで行路長が長くなり、周囲の水分子や窒素分子と衝突する回数が飛躍的に増加することによるものである。イオンやラジカルの衝突を受けた水分子や窒素分子は、OHラジカルやNラジカルになると共に、イオンやラジカルの衝突を受けた周囲の気体は電離した状態、言換するとプラズマ状態となることで、飛躍的に火炎が大きくなるものである。 This is because the flow of electrons due to the spark discharge and the ions and radicals generated by the spark discharge oscillate and meander due to the influence of the high-frequency electric field, resulting in a longer path length and the number of collisions with surrounding water and nitrogen molecules. This is due to a dramatic increase. Water molecules and nitrogen molecules that have been struck by ions and radicals become OH radicals and N radicals, and the surrounding gas that has been struck by ions and radicals is ionized, in other words, a plasma state. The flame will increase dramatically.
この結果、高周波電界と反応することにより増大した火花放電により混合気に着火するため、着火領域が拡大し、点火プラグ1のみの二次元的な着火から三次元的な着火になる。したがって、初期燃焼が安定し、上述したラジカルの増加に伴って燃焼が燃焼室6内に急速に伝播し、高い燃焼速度で燃焼が拡大する。
As a result, the air-fuel mixture is ignited by the spark discharge increased by reacting with the high-frequency electric field, so that the ignition region is expanded and the two-dimensional ignition of only the
以上のようにして、燃焼室6内にプラズマを発生させる場合、導体26を介して点火プラグ1の中心電極14を、マイクロ波を放射するアンテナとして機能させる。この時、導体26及び中心電極14にはマイクロ波が流れるので、導体26及び中心電極14からマイクロ波が放射される状態にある。点火コイル20は、シリンダヘッド8に取り付けた状態で、磁性体管部材28が接地電位に保持されているので、導体26及び中心電極14から放射されるマイクロ波が磁性体管部材28の外側つまり点火コイル20の外側に漏洩することを抑制することができる。同様に、中心電極14から放射されるマイクロ波が、金属製のハウジング13を透過し外部に漏洩することもない。しかも、中心鉄心22は、磁性体管部材28の中心を貫通しているので、磁性体管部材28の内面からの距離がほぼ一定であり、コイル部25を通過する部分のインピーダンスをほぼ一定にすることができる。したがって、マイクロ波が減衰することを最小限にして燃焼室6にマイクロ波を供給することができる。
As described above, when plasma is generated in the
なお、本発明は、上述の実施形態に限定されるものではない。 In addition, this invention is not limited to the above-mentioned embodiment.
上述の実施形態においては、中心鉄心22内を貫通する状態にして同軸ケーブル35の絶縁体で被覆された内部導体からなる導体26を設ける構成としたが、導体26は磁性体管部材28の内側に位置するものであれば、中心鉄心22内に限定するものではない。例えば導体は、二次側巻線24と一次側巻線ボビン32との間を、同軸ケーブルの内部導体のみをイグナイタ21側から接続部27まで通すことで構成するものであってよい。この場合に、導体を接続部27に電気的に接続するものであってよく、あるいは接続部27に貫通孔を設けて、その貫通孔を通して燃焼室6内まで導くものであってよい。この場合、導体の先端は燃焼室6内に露出し、マイクロ波を放射するアンテナとして機能させるものである。
In the above-described embodiment, the
このような導体は、導波管に接続される同軸変換器を介してマグネトロンに接続されるものである。したがって、同軸変換器を一体に組み込まれた導波管を、点火コイル20のイグナイタ21側端部に直接的に取り付けることにより、導波管に接続され点火コイル20内部に入るまでの間の同軸ケーブルを省略することができる。
Such a conductor is connected to the magnetron via a coaxial transducer connected to the waveguide. Therefore, by directly attaching the waveguide incorporating the coaxial converter to the end of the
加えて、上述の実施形態にあっては、磁性体管部材28を一本の円筒形部材により構成したが、磁性体管部材は、コイル部25の位置に対応して配置される第一部材と、接続部27の位置に対応して配置される第二部材とで構成するものであってもよい。この場合に、第一及び第二部材はそれぞれ、同一の素材つまり磁性体により構成され、使用時においては接地電位に保たれる。
In addition, in the above-described embodiment, the magnetic
上述の実施形態ではマイクロ波を出力するものとしてマグネトロンを説明したが、マグネトロンに代えて、進行波管などであってよく、さらには半導体によるマイクロ波発振回路を備えるものであってもよい。 In the above-described embodiment, the magnetron is described as outputting microwaves. However, instead of the magnetron, a traveling wave tube or the like may be used, and a semiconductor microwave oscillation circuit may be provided.
その他、各部の具体的構成についても上記実施形態に限られるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々変形が可能である。 In addition, the specific configuration of each part is not limited to the above embodiment, and various modifications can be made without departing from the spirit of the present invention.
本発明の活用例として、ガソリンや液化天然ガスを燃料として点火プラグによる火花放電を着火に必要とする火花点火式内燃機関に活用することができる。 As an application example of the present invention, it can be used for a spark ignition type internal combustion engine that uses gasoline or liquefied natural gas as fuel and requires spark discharge by an ignition plug for ignition.
1…点火プラグ
6…燃焼室
13…ハウジング
20…点火コイル
22…中心鉄心
23…一次側巻線
24…二次側巻線
25…コイル部
27…接続部
26…導体
28…磁性体管部材
DESCRIPTION OF
Claims (2)
棒状の中心鉄心と中心鉄心の外側に巻かれる一次側巻線及び二次側巻線とを備えるコイル部と、
コイル部の内部を通り電磁波を伝達する導体と、
コイル部の二次側巻線及び導体を点火プラグに電気的に接続する接続部と、
コイル部と接続部との外周部分に配置され点火プラグのハウジングまで延びる磁性体管部材とを備える火花点火式内燃機関の点火コイル。 An ignition coil of a spark ignition internal combustion engine that is detachably attached directly to the spark plug of a spark ignition internal combustion engine that ignites an air-fuel mixture by reacting spark discharge of the spark plug with plasma generated in the combustion chamber by electromagnetic waves. And
A coil portion comprising a rod-shaped central iron core and a primary winding and a secondary winding wound around the outer side of the central iron core;
A conductor that transmits electromagnetic waves through the inside of the coil section;
A connection part for electrically connecting the secondary winding and the conductor of the coil part to the spark plug;
An ignition coil for a spark ignition type internal combustion engine, comprising: a magnetic pipe member disposed on an outer peripheral portion of the coil portion and the connection portion and extending to a housing of the spark plug.
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Legal Events
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20110627 |
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20120417 |
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A977 | Report on retrieval |
Effective date: 20120419 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 |
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A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20120904 |