JP2010086380A - 日記解析装置と日記解析のためのコンピュータプログラムとその方法 - Google Patents

日記解析装置と日記解析のためのコンピュータプログラムとその方法 Download PDF

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Abstract

【目的】 日記作成者が自己の感情コントロールを適切に行えるようにすることを目的とする。
【解決手段】 サーバーと顧客が利用するコンピュータ(PC)とからなる。
サーバーは、PCから日記作成者が感じた感情とその感情の原因とを含む日記データを受信し、前記日記データから前記感情を特定する感情特定処理を行い、前記日記データから前記原因を特定する原因特定処理を行う。そして、特定された前記感情と前記原因とを関連づけた感情識別情報を記憶し、前記感情識別情報をPCに送信する。
【選択図】 図9

Description

本発明は、人々の感情コントロールに関する処理を行う装置等に関するものである。
従来より人間の能力を測る指数として「知能指数(IQ)」という概念がある。これは知能検査という検査により得られる指数であり、この指数が高い人ほど能力が高いとされている。確かに知能指数が高い人は論理的で知性が高いという傾向が認められるのでこの知能指数の概念は一定の評価を受けていた。
しかし、知能指数が高い人であっても攻撃的な人や神経質で精神的に不安定な人も数多くいることが判明し、近年ではこの知能指数にも一定の限界があることも分かってきた。
そこで、近年提唱されているのが「EQ(Emotional
Intelligence)」という概念である。これは「心の知能指数」とも言われている概念であり、自己の感情を識別し理解し、自己の感情コントロールを適切に行うことができる人こそ本当に能力が高い人であるという考え方に基づくものである。
「EQ こころの知能指数」、ダニエル・ゴールドマン著、講談社アルファ文庫(株式会社講談社)1998年9月20日発行
このEQの値が高い人は社会的バランスが保てる人であり、自己の感情を適切にコントロールできる人なので、非常に理想的な人物像と言える。そして、どんな人であっても訓練次第でこのEQの値を高くすることも知られている。
しかし、現在のところ自己の感情コントロールを適切に行い、EQ値を向上させるための装置等は提供されていない。
本発明は、各人が自己の感情コントロールを適切に行い、EQ値を向上させることを可能とする装置等を提供することを目的とする。
本発明は、例えば、次のような手段を備えるコンピュータシステム(装置)、コンピュータが次のような処理(ステップ)を行う方法、コンピュータ(装置)を次のように機能させるコンピュータプログラムである。
(1) 日記を作成する日記作成装置から日記作成者が感じた感情とその感情の原因とを含む日記データを受信する第1日記データ受信手段、前記日記データから前記感情を特定する感情特定処理を行う感情特定手段、前記日記データから前記原因を特定する原因特定処理を行う原因特定手段、特定された前記感情と前記原因とを関連づけた感情識別情報を記憶する感情識別情報記憶手段、前記感情識別情報を前記日記作成装置に送信する感情識別情報送信手段を備える。
(2) 感情を特定するための感情語を記憶する感情語記憶手段、前記感情の原因を特定するための原因語を記憶する原因語記憶手段を備え、
前記感情特定処理とは前記感情語に基づいて前記感情を特定する処理であり、前記原因特定処理とは前記原因語に基づいて前記原因を特定する処理である。
(3) 前記原因にはテキストデータ又は非テキストデータが含まれる。
(4) 前記感情語とその感情をより明確にする明確感情語とを関連づけた感情明確化情報を記憶する感情明確化情報記憶手段、前記感情特定処理により特定された感情を表す感情語を前記感情明確化情報に基づいて前記明確感情語に置き換えるよう促す感情置換手段。
(5) 前記日記作成装置から閲覧を希望する閲覧希望感情を受信する閲覧希望感情受信手段、前記閲覧希望感情に基づいて前記感情識別情報を検索しその感情に関連づけられた原因を特定する閲覧希望原因特定処理を行う閲覧希望原因特定手段、前記閲覧希望原因特定処理により特定された原因を前記日記作成装置に送信する特定原因送信手段を備える。
(6) 前記感情識別情報に含まれる感情を時系列にした感情パターンを作成する感情パターン作成手段、前記感情パターンを前記日記作成装置に送信する感情パターン送信手段を備える。
(7) 前記日記データを作成するための質問を記憶する質問記憶手段、前記質問を前記日記作成装置に送信する質問送信手段を備え、
前記日記データには前記質問に対する回答が含まれる。
(8) 日記を作成する日記作成装置から日記作成者が起こしそうになった未発生行為とその未発生行為を防止した防止原因とを含む日記データを受信する第2日記データ受信手段、前記日記データから前記未発生行為を特定する未発生行為特定処理を行う未発生行為特定手段、前記日記データから前記防止原因を特定する防止原因特定処理を行う防止原因特定手段、特定された前記未発生行為と前記防止原因とを関連づけた未発生行為防止情報を記憶する未発生行為防止情報記憶手段、前記未発生行為防止情報を前記日記作成装置に送信する未発生行為防止情報送信手段を備える。
(9) 前記未発生行為を表す行為語を記憶する行為語記憶手段、前記防止原因を特定するための防止原因語を記憶する防止原因語記憶手段を備え、
前記未発生行為特定処理とは前記行為語に基づいて未発生行為を特定する処理であり、前記防止原因特定処理とは前記防止原因語に基づいて防止原因を特定する処理である。
本発明を利用すれば次のような効果が生じる。
(1)本発明を利用すれば、日記作成者は自らの感情を明確に識別することができるので、自らの感情を客観視でき、必要以上に落ち込んだり憂鬱な気分になることがなく、心穏やかに日々を過ごすことができる。
(2)本発明を利用すれば、日記作成者は感情の利用ができるので(例えば、憂鬱なときに楽しかった思い出を思い起こすことができるので)、必要以上に落ち込んだり憂鬱な気分になることがなく、心穏やかに日々を過ごすことができる。
(3)本発明を利用すれば、日記作成者は自らの感情パターンを知ることができるので、毎回同じ感情パターンに陥ることがなくなり、必要以上に落ち込んだり憂鬱な気分になることがなく、心穏やかに日々を過ごすことができる。
(4)本発明を利用すれば、日記作成者は感情のコントロールを適切に行うことができ、心穏やかに日々を過ごすことができる。
本発明は、各人が自己の感情コントロールを適切に行い、EQ値を向上させることを可能にするものである。以下、図面に基づいて説明する。
本発明の実施例1を図に基づいて説明する。図1は本発明の実施に必要なハードウェアを表した概略図である。図1の通り、本発明はサーバー(日記解析装置)とPC(顧客や会員が利用するコンピュータ:日記作成装置)とからなる。
日記解析装置とは、情報の入出力装置、情報記憶装置、情報処理装置を備えたコンピュータである。情報記憶装置には本発明を実現するためのコンピュータプログラムや所定のデータが記憶されており、情報処理装置はこのコンピュータプログラムの処理命令に従って所定の処理を行う。
日記作成装置とは、顧客や会員が利用するコンピュータ(情報端末)の総称であり、必ずしも日記を作成するものに限らない。即ち、顧客や会員がサーバーと情報を送受信するために利用するコンピュータを意味するものである。
日記解析装置と情報端末とはインターネット等の通信手段により情報の送受信が可能となっている。
なお、サーバーが行う機能とPCが行う機能を1台のコンピュータで行ってもよい。
次に、本発明の処理フローについて説明する。本発明は<STEP1:会員登録>、<STEP2:日記データ送信>、<STEP3:感情識別処理>、<STEP4:識別感情表示>、<STEP5:感情利用のための処理>という手順(フロー)により実行される。以下、これら処理について説明する。
<STEP1:会員登録>
山田太郎さんは、ある会社が山田さんの日記(日記データ)を預かり、その日記の内容を解析して様々な情報を山田さんに返信することにより、山田さんが感情のコントロールを適切に行えるようにするサービスを提供していることを知った。
山田さんは、最近気分的に落ち込むことが多く、それを緩和するためこの会社のサービスを利用することにした。
まず、山田さんはPCを使用してこの会社のホームページを閲覧し、会員登録ページから会員登録を行った(図2)。これにより山田さんはこのサービスの会員となった。なお、山田さんに付与された会員番号は「001」だったとする。
<STEP2:日記データ送信>
次に、日記データ送信処理について説明する。
山田さんは日記を作成するページに移り、図3のような内容の日記を作成し、「次へ」をクリックした。これにより、山田さんのPCに図4のような内容が表示される。図4のページは日記に関連する非テキストデータ(写真又は動画又は音声データ等)とその非テキストデータから連想される感情とをサーバーに送信するためのページである。山田さんは、子供が野球の試合でホームランを打ったことが嬉しかったので、ホームランを打つ瞬間の写真(ファイル名:PIC01.jpg)を入力し、そのときの感情「喜び」にチェックを入れて、「送信」アイコンをクリックした。
これによりPCは図5のような日記データ(第1日記データ)「会員番号:001/日付:2008年10月15日/日記:今日、子供が野球の試合でホームランを打ったので凄く良かった/非テキストデータ:PIC01.jpg/感情:喜び」を作成し、それをサーバーに送信する。なお、この日記データでは「良かった」及び「感情:喜び」の部分が日記作成者の「感情」であり、「子供が野球の試合でホームランを打ったので」といういテキストデータ及び「PIC.jpg」という写真ファイル(非テキストデータ)が「その感情の原因」となる。また、本実施例において、「感情」とは感情を表すデータのことを意味し、「原因」とは原因を表すデータのことを意味するものとする。
以上が日記データ送信処理である(第1日記データ送信処理)。
<STEP3:感情識別処理>
次に、感情識別処理について説明する。
この日記データを受信したサーバーはそれを記憶装置に記憶し、日記データに含まれる感情の識別処理を行う。感情の識別方法は様々な方法が考えられるが、以下においてその一例を説明する。
図6は記憶装置に記憶されている感情語ファイルである(感情語記憶手段)。この感情語ファイルとは、人間の感情表現を表す語を複数集めたものである。
図7は記憶装置に記憶されている原因語ファイルである(原因語記憶手段)。この原因語ファイルとは、人間の感情が表れた原因を解析するための語を複数集めたものである。
図8は、記憶装置に記憶された識別感情抽出ファイルである(感情識別情報記憶手段)。この識別感情抽出ファイルとは、会員番号と日記の中で表現されている日記作成者の感情とその感情が生じた原因とを関連づけたファイルである。
サーバー(サーバーの処理装置)は、感情語ファイルに基づき日記データから日記作成者(山田さん)の感情を特定する。即ち、受信した日記データの中に感情語ファイルに該当する語があるか否かを検索する。例えば、日記データ(図5)には「良かった」という感情語(図6)があるので、サーバーはそれを識別感情として特定し、図8の識別感情1に「良かった」を代入する(感情特定処理・感情特定手段)。
更に、サーバーは原因語ファイルに基づき日記データから山田さんの感情の原因を特定する。即ち、受信した日記データの中に原因語ファイルに該当する語があるか否かを検索する。例えば、日記データ(図5)には「子供が野球の試合でホームランを打ったので」の「ので」(図7)という語があるので、サーバーはそれが感情を生じさせた原因と特定し図8の原因1にその文節「子供が野球の試合でホームランを打ったので」を代入する(原因特定処理、原因特定手段)。
このような処理を繰り返し、サーバーは受信した日記データから図8のような感情を識別し、その原因を特定する。そして会員番号と識別感情とその原因とを関連づけて記憶装置に記憶する(図8:識別感情抽出ファイル)。なお、本実施例ではこの識別感情抽出ファイルが感情識別情報の役割を果たす。
なお、非テキストデータ(ここでは写真のファイル)にはそのときの感情が山田さんによって予め関連づけられているので(図4)、原因3にはその写真ファイルを、識別感情3には「喜び」をそのまま代入する。
また、「原因1・識別感情1」、「原因2・識別感情2」に含まれる「1」、「2」という数字は時系列を表すものとする。即ち、最初に識別感情1(良かったという感情)が山田さんの感情として表れ、次に識別感情2(恐怖という感情)が現れたものとする。
以上が感情識別処理である。
<STEP4:識別感情表示>
次に、識別感情を表示する処理について説明する。
サーバーは図8の識別感情抽出ファイルをPCに送信し(感情識別情報送信手段)、それを受信したPCは図8の内容を図9のようにPCの表示モニタに表示する。このようにすることにより、山田さんは日記データを基に自己の感情を識別することができ、自己の感情を客観視することができる。よって、必要以上に落ち込んだり憂鬱な気分になることがなく、心穏やかに日々を過ごすことができるのである。
なお、本実施例では山田さんが自由に日記を作成しているが、これを質問形式で作成するようにしてもよい。例えば、サーバーには図10のように質問番号と日記を作成するための質問内容と対象感情とを関連づけた質問ファイルが記憶されているとする(質問記憶手段)。
サーバーはこの質問ファイルに基づいて第1質問データ「質問1:今日嬉しかったことはありますか?嬉しいことがあったらその原因を書いてみて下さい/質問2:今日怖かったはありますか?怖かったことがあったらその原因を書いてみて下さい」(図示せず)を作成しそれをPCに送信し(質問送信手段)、それを受信したPCはその質問を図11のようにPCの表示モニタに表示する。そして、その質問に山田さんが回答し、PCは図12のような回答を含む日記データを作成しそれをサーバーに送信し、サーバーはその日記データと第1質問データから図8の識別感情抽出ファイルを作成する。即ち、サーバーは、識別感情1に図10の質問1に対応する「喜び」を代入し、原因1に図12の回答1を代入する(識別感情2と原因2も同様の処理をする)。このようにすれば、日記を書くのが苦手な人も容易に日記を作成でき、更には感情語ファイルや原因語ファイルを用いずに識別感情抽出ファイルを作成することができる。
また、本実施例では山田さんの日記の表現をそのまま日記データとしているが、山田さんの日記内の表現を他の表現に置き換えるようにしてもよい。
例えば、図3の日記作成ページを図13のようにする。山田さんは、図3と同様に日記を作成するが、図3の場合と異なり、日記作成後に感情明確化アイコンをクリックする。
これによりPCは変更前日記データ「会員番号:001/日付:2008年10月15日/日記:今日、子供が野球の試合でホームランを打ったので良かった」(図示せず)を作成し、これをサーバーに送信する。
サーバーの記憶装置には図14のような感情明確化ファイル(感情明確化情報)が記憶されているとする。このファイルは感情語とその感情表現をより明確にする明確感情語とを関連づけて記憶したものである(感情明確化情報記憶手段)。
変更前日記データを受信したサーバーは変更前日記データにある感情語を検索し、それに対応する明確感情語を特定する。例えば、変更前日記データには「良かった」という感情語があるが、それに関連づけられた明確感情語は「嬉しかった」となる。これによりサーバーは変更提案データ「変更前表現:良かった/変更後表現:嬉しかった」を作成し、これをPCに送信する。これを受信したPCは図13の感情の変更提案欄のように変更提案を表示する。これを提案をみた山田さんは、確かに「嬉しかった」の方が表現として適切と考え、日記の「良かった」という表現を「嬉しかった」に修正する(なお、図13のように変更提案承認アイコンを表示して、これがクリックされた場合は自動的に表現を修正するようにしてもよい)。これにより図8の識別感情抽出ファイルは図15のようになる(識別感情1の「良かった」が「嬉しかった」になる:感情置換手段)。
このように表現を適宜修正できるようにすれば山田さんの感情表現がより豊かになり、感情の識別もより容易且つ明確になる。
なお、本実施例では、変更提案データの「変更前表現:良かった」は感情特定処理により特定された感情が表す感情語であり、「変更後表現:嬉しかった」はそれに関連づけられた明確感情語である。また、本実施例では置き換えの候補を「嬉しかった」の1語だけとしているが、この候補を2以上表示するようにしてもよい。
<STEP5:感情利用のための処理>
次に感情利用のための処理について説明する。
山田さんは最近ストレスを溜めており憂鬱な気持ちで日々を過ごしている。山田さんは気分転換を図りたいと考え、図16のよう感情利用のためのページにアクセスした。このページには喜び、恐怖、不安、怒りなどの感情を表すアイコンが表示されている。山田さんは喜びを感じた思い出を思い起こしたいと考え、「喜び」のアイコンをクリックする。これによりPCは閲覧希望情報「会員番号:001/閲覧希望感情:喜び」を作成し、サーバーに送信し、サーバーはそれを受信する(閲覧希望感情受信手段)。そして、サーバーは閲覧希望感情に基づいて図15の識別感情抽出ファイルを検索し、「識別感情:喜び」に関連づけられた原因を特定する(閲覧希望原因特定手段)。なお、この場合、記憶装置に各類義語を関連づけた類義語ファイル「喜び:嬉」などを記憶させ、「喜び」の他に「嬉」などの類義語を同時に検索するようにしてもよい。山田さんの場合、「喜び」や「嬉」に関連づけられた原因は「子供が野球の試合でホームランを打った」と「PIC01.jpg」なので、サーバーは原因報告データ「子供が野球の試合でホームランを打った/PIC01.jpg」(図示せず)を作成し、これをPCに送信する(特定原因送信手段)。そして、これを受信したPCは図17のようにPCの表示モニタに表示する。
このようにすることにより、山田さんは喜びを感じたときのことを思い出し、前向きな気持ちになることができる。即ち、これにより感情を利用することが可能になるのである。
以上が感情利用のための処理である。
次に、本発明の実施例2について説明する。本実施例は日記作成者の感情パターンを解析するものである。なお、処理内容は実施例1と同様の部分が多いので、ここでは実施例1と異なる部分を説明する。
山田さんが図18のような日記を作成したとする。これによりサーバーは図19のような識別感情抽出ファイルを作成する。更にサーバーは図19の識別感情抽出ファイルの識別感情1、識別感情2、識別感情3に基づいて感情パターンデータ「会員番号:001/感情パターン:辛い→不安→怒り」(図示せず)を作成し(感情パターン作成手段)、これをPCに送信する(感情パターン送信手段)。これを受信したPCは図20のように感情パターンを表示モニタに表示する。このようにすることにより、山田さんは自己の感情パターンを知ることができ、例えば「辛い」と感じたときは「不安や怒りに発展しないように心がけよう」と考えることができるのである。よって、山田さんは必要以上に不安になったり怒ったりすることがなくなり、毎日を心穏やかに過ごすことができるのである。
本発明の実施例3について説明する。本実施例は日記作成者が感情をコントロールするための処理を行うものである。なお、処理内容は実施例1と同様の部分が多いので、ここでは実施例1と異なる部分を説明する。
サーバーの記憶装置には図21のような質問ファイルが記憶されている。サーバは実施例1(質問形式での日記作成処理)と同様の処理により、第2質問データを作成しこれをPCに送信し、これを受信したPCは図22のように表示モニタに表示する。
そして、山田さんはこれに答える形で図22のような日記を作成し、「送信」アイコンをクリックする。これによりPCは回答データ(日記データ)「回答1:怒り(未発生行為)/回答2:上司から理不尽な叱責を受けた/回答3:子供の寝顔を思い出したから(防止原因)」(図示せず)を作成しサーバーに送信し、サーバーはこれを受信する(第2日記データ受信手段)。
これを受信したサーバーはこの回答データに基づいて図23の感情コントロールファイル(未発生行為防止情報)を作成する。即ち、回答1を未発生行為と特定して感情コントロールファイルの対象行為に代入し、回答3を防止原因と特定して感情コントロールファイルの防止原因に代入し、未発生行為と防止原因とを関連づけこれを感情コントロールファイルとして記憶する(未発生行為防止情報記憶手段、未発生行為特定手段、防止原因特定手段)。
そして、サーバーはこの感情コントロールファイルをPCに送信し、PCはそれを例えば図24のように表示する(未発生行為防止情報送信手段)。
このようにすることにより、山田さんは怒りを感じたときに子供の寝顔を思い出すことができ、自己の感情を適切にコントロールすることができるのである。
なお、本実施例では質問形式で日記を作成して未発生行為と防止原因とを特定している例を説明したが、これを実施例1と同様、日記作成者が質問形式でなく自由に記載した日記から未発生行為とを防止原因とを特定するようにしてもよい。例えば、日記データ「今日、怒りそうになったが、子供の寝顔を思い出したので止めた」を受信したとする。記憶装置には、行為語ファイル「そうになった/…」(図6の感情語ファイルに似たファイル)と防止原因語ファイル「ので止めた/…」(図7の原因語ファイルに似たファイル)が記憶されているとする(行為語記憶手段、防止原因記憶手段)。サーバーは、実施例1と同様、これら行為語・防止原因語に基づいて日記データを検索し、それにより未発生行為「怒り(そうになった)」と防止原因「子供の寝顔を思い出した(ので止めた)」とを特定するようにしてもよい。
以上が実施例3である。
上記実施例おいては特定のケースについて説明したが、本発明はこれら特定のケースに限るものではない。例えば、次のようなケースであっても構わない。
(1)上記実施例では、喜びや怒りなどの感情を例に説明したが、本発明はこれに限るものではなく、他のどのような感情であってもよい。また、心理学の基礎知識や「EQは向上させることができる」等のメッセージをPCに定期的に送信する機能を加えてもよい。このような機能を加えることにより日記作成者の知識向上やEQ値の向上が図れるからである。更に、この発明は、会員制に限らず非会員でも利用でき、学校や会社の研修等でも利用できるものである。
(2)データの内容は実施例で説明したデータに限らない。即ち、同様の役割を果たすことができれば、他のどのようなデータであっても構わない。
(3)ハードウェアも実施例で説明したものに限らない。即ち、同様の役割を果たすことができれば、他のどのようなハードウェアであっても構わない。例えば、日記作成装置とは携帯電話や小型のゲーム機等であってもよい。
(4)処理の内容や手順(フロー)についても実施例で説明したものに限らない。即ち、同様の役割を果たすことができれば、他のどのような処理内容・処理手順であっても構わない。なお、上記実施例における検索処理は完全に一致するデータを検索する場合のみならず、類義語検索等の近似値を検索する場合も含むものとする。
(5)上記実施例に登場するデータ(データレコード、ファイル)のデータ(データ項目)は、原則として各々関連づけられて(対応づけられて)記憶装置に記憶されているものとする。図面に表されたものについても同様である。
本発明で利用するハードウェアの概略を示す図である。 会員登録画面を示す図である。 日記作成画面を示す図である。 日記作成画面を示す図である。 日記データを示す図である。 感情語ファイルを示す図である。 原因語ファイルを示す図である。 識別感情抽出ファイルを示す図である。 識別感情表示画面を示す図である。 質問ファイルを示す図である。 日記作成画面を示す図である。 日記データを示す図である。 日記作成画面を示す図である。 感情明確化ファイルを示す図である。 識別感情抽出ファイルを示す図である。 閲覧希望感情入力画面を示す図である。 喜びのシーン一覧を示す図である。 日記作成画面を示す図である。 識別感情抽出ファイルを示す図である。 感情パターン表示画面を示す図である。 質問ファイルを示す図である。 日記作成画面を示す図である。 感情コントロールファイルを示す図である。 感情コントロールを促すメッセージ表示画面を示す図である。

Claims (27)

  1. 日記を作成する日記作成装置から日記作成者が感じた感情とその感情の原因とを含む日記データを受信する第1日記データ受信手段、前記日記データから前記感情を特定する感情特定処理を行う感情特定手段、前記日記データから前記原因を特定する原因特定処理を行う原因特定手段、特定された前記感情と前記原因とを関連づけた感情識別情報を記憶する感情識別情報記憶手段、前記感情識別情報を前記日記作成装置に送信する感情識別情報送信手段を備えることを特徴とする日記解析装置。
  2. 感情を特定するための感情語を記憶する感情語記憶手段、前記感情の原因を特定するための原因語を記憶する原因語記憶手段を備え、
    前記感情特定処理とは前記感情語に基づいて前記感情を特定する処理であり、前記原因特定処理とは前記原因語に基づいて前記原因を特定する処理であることを特徴とする請求項1記載の日記解析装置。
  3. 前記原因にはテキストデータ又は非テキストデータが含まれることを備えることを特徴とする請求項1乃至2記載の日記解析装置。
  4. 前記感情語とその感情をより明確にする明確感情語とを関連づけた感情明確化情報を記憶する感情明確化情報記憶手段、前記感情特定処理により特定された感情を表す感情語を前記感情明確化情報に基づいて前記明確感情語に置き換えるよう促す感情置換手段を備えることを特徴とする請求項1乃至3記載の日記解析装置。
  5. 前記日記作成装置から閲覧を希望する閲覧希望感情を受信する閲覧希望感情受信手段、前記閲覧希望感情に基づいて前記感情識別情報を検索しその感情に関連づけられた原因を特定する閲覧希望原因特定処理を行う閲覧希望原因特定手段、前記閲覧希望原因特定処理により特定された原因を前記日記作成装置に送信する特定原因送信手段を備えることを特徴とする請求項1乃至4記載の日記解析装置。
  6. 前記感情識別情報に含まれる感情を時系列にした感情パターンを作成する感情パターン作成手段、前記感情パターンを前記日記作成装置に送信する感情パターン送信手段を備えることを特徴とする請求項1乃至5記載の日記解析装置。
  7. 前記日記データを作成するための質問を記憶する質問記憶手段、前記質問を前記日記作成装置に送信する質問送信手段を備え、
    前記日記データには前記質問に対する回答が含まれることを特徴とする請求項1乃至6記載の日記解析装置。
  8. 日記を作成する日記作成装置から日記作成者が起こしそうになった未発生行為とその未発生行為を防止した防止原因とを含む日記データを受信する第2日記データ受信手段、前記日記データから前記未発生行為を特定する未発生行為特定処理を行う未発生行為特定手段、前記日記データから前記防止原因を特定する防止原因特定処理を行う防止原因特定手段、特定された前記未発生行為と前記防止原因とを関連づけた未発生行為防止情報を記憶する未発生行為防止情報記憶手段、前記未発生行為防止情報を前記日記作成装置に送信する未発生行為防止情報送信手段を備えることを特徴とする日記解析装置。
  9. 前記未発生行為を表す行為語を記憶する行為語記憶手段、前記防止原因を特定するための防止原因語を記憶する防止原因語記憶手段を備え、
    前記未発生行為特定処理とは前記行為語に基づいて未発生行為を特定する処理であり、前記防止原因特定処理とは前記防止原因語に基づいて防止原因を特定する処理であることを特徴とする請求項8記載の日記解析装置。
  10. コンピュータを、日記を作成する日記作成装置から日記作成者が感じた感情とその感情の原因とを含む日記データを受信する第1日記データ受信手段、前記日記データから前記感情を特定する感情特定処理を行う感情特定手段、前記日記データから前記原因を特定する原因特定処理を行う原因特定手段、特定された前記感情と前記原因とを関連づけた感情識別情報を記憶する感情識別情報記憶手段、前記感情識別情報を前記日記作成装置に送信する感情識別情報送信手段として機能させることを特徴とする日記解析のためのコンピュータプログラム。
  11. コンピュータを、感情を特定するための感情語を記憶する感情語記憶手段、前記感情の原因を特定するための原因語を記憶する原因語記憶手段として機能させ、
    前記感情特定処理とは前記感情語に基づいて前記感情を特定する処理であり、前記原因特定処理とは前記原因語に基づいて前記原因を特定する処理であることを特徴とする請求項10記載の日記解析のためのコンピュータプログラム。
  12. 前記原因にはテキストデータ又は非テキストデータが含まれることを備えることを特徴とする請求項10乃至11記載の日記解析のためのコンピュータプログラム。
  13. コンピュータを、前記感情語とその感情をより明確にする明確感情語とを関連づけた感情明確化情報を記憶する感情明確化情報記憶手段、前記感情特定処理により特定された感情を表す感情語を前記感情明確化情報に基づいて前記明確感情語に置き換えるよう促す感情置換手段として機能させることを特徴とする請求項10乃至12記載の日記解析のためのコンピュータプログラム。
  14. コンピュータを、前記日記作成装置から閲覧を希望する閲覧希望感情を受信する閲覧希望感情受信手段、前記閲覧希望感情に基づいて前記感情識別情報を検索しその感情に関連づけられた原因を特定する閲覧希望原因特定処理を行う閲覧希望原因特定手段、前記閲覧希望原因特定処理により特定された原因を前記日記作成装置に送信する特定原因送信手段として機能させることを特徴とする請求項10乃至13記載の日記解析のためのコンピュータプログラム。
  15. コンピュータを、前記感情識別情報に含まれる感情を時系列にした感情パターンを作成する感情パターン作成手段、前記感情パターンを前記日記作成装置に送信する感情パターン送信手段として機能させることを特徴とする請求項10乃至14記載の日記解析のためのコンピュータプログラム。
  16. コンピュータを、前記日記データを作成するための質問を記憶する質問記憶手段、前記質問を前記日記作成装置に送信する質問送信手段として機能させ、
    前記日記データには前記質問に対する回答が含まれることを特徴とする請求項10乃至15記載の日記解析のためのコンピュータプログラム。
  17. コンピュータを、日記を作成する日記作成装置から日記作成者が起こしそうになった未発生行為とその未発生行為を防止した防止原因とを含む日記データを受信する第2日記データ受信手段、前記日記データから前記未発生行為を特定する未発生行為特定処理を行う未発生行為特定手段、前記日記データから前記防止原因を特定する防止原因特定処理を行う防止原因特定手段、特定された前記未発生行為と前記防止原因とを関連づけた未発生行為防止情報を記憶する未発生行為防止情報記憶手段、前記未発生行為防止情報を前記日記作成装置に送信する未発生行為防止情報送信手段として機能させることを特徴とする日記解析のためのコンピュータプログラム。
  18. コンピュータを、前記未発生行為を表す行為語を記憶する行為語記憶手段、前記防止原因を特定するための防止原因語を記憶する防止原因語記憶手段として機能させ、
    前記未発生行為特定処理とは前記行為語に基づいて未発生行為を特定する処理であり、前記防止原因特定処理とは前記防止原因語に基づいて防止原因を特定する処理であることを特徴とする請求項17記載の日記解析のためのコンピュータプログラム。
  19. コンピュータが、日記を作成する日記作成装置から日記作成者が感じた感情とその感情の原因とを含む日記データを受信する第1日記データ受信ステップ、前記日記データから前記感情を特定する感情特定処理を行う感情特定ステップ、前記日記データから前記原因を特定する原因特定処理を行う原因特定ステップ、特定された前記感情と前記原因とを関連づけた感情識別情報を記憶する感情識別情報記憶ステップ、前記感情識別情報を前記日記作成装置に送信する感情識別情報送信ステップを行うことを特徴とする日記解析方法。
  20. コンピュータが、感情を特定するための感情語を記憶する感情語記憶ステップ、前記感情の原因を特定するための原因語を記憶する原因語記憶ステップを行い、
    前記感情特定処理とは前記感情語に基づいて前記感情を特定する処理であり、前記原因特定処理とは前記原因語に基づいて前記原因を特定する処理であることを特徴とする請求項19記載の日記解析方法。
  21. 前記原因にはテキストデータ又は非テキストデータが含まれることを備えることを特徴とする請求項19乃至20記載の日記解析方法。
  22. コンピュータが、前記感情語とその感情をより明確にする明確感情語とを関連づけた感情明確化情報を記憶する感情明確化情報記憶ステップ、前記感情特定処理により特定された感情を表す感情語を前記感情明確化情報に基づいて前記明確感情語に置き換えるよう促す感情置換ステップを行うことを特徴とする請求項19乃至21記載の日記解析方法。
  23. コンピュータが、前記日記作成装置から閲覧を希望する閲覧希望感情を受信する閲覧希望感情受信ステップ、前記閲覧希望感情に基づいて前記感情識別情報を検索しその感情に関連づけられた原因を特定する閲覧希望原因特定処理を行う閲覧希望原因特定ステップ、前記閲覧希望原因特定処理により特定された原因を前記日記作成装置に送信する特定原因送信ステップを行うことを特徴とする請求項19乃至22記載の日記解析方法。
  24. コンピュータが、前記感情識別情報に含まれる感情を時系列にした感情パターンを作成する感情パターン作成ステップ、前記感情パターンを前記日記作成装置に送信する感情パターン送信ステップを行うことを特徴とする請求項19乃至23記載の日記解析方法。
  25. コンピュータが、前記日記データを作成するための質問を記憶する質問記憶ステップ、前記質問を前記日記作成装置に送信する質問送信ステップを行い、
    前記日記データには前記質問に対する回答が含まれることを特徴とする請求項19乃至24記載の日記解析方法。
  26. コンピュータが、日記を作成する日記作成装置から日記作成者が起こしそうになった未発生行為とその未発生行為を防止した防止原因とを含む日記データを受信する第2日記データ受信ステップ、前記日記データから前記未発生行為を特定する未発生行為特定処理を行う未発生行為特定ステップ、前記日記データから前記防止原因を特定する防止原因特定処理を行う防止原因特定ステップ、特定された前記未発生行為と前記防止原因とを関連づけた未発生行為防止情報を記憶する未発生行為防止情報記憶ステップ、前記未発生行為防止情報を前記日記作成装置に送信する未発生行為防止情報送信ステップを行うことを特徴とする日記解析方法。
  27. コンピュータが、前記未発生行為を表す行為語を記憶する行為語記憶ステップ、前記防止原因を特定するための防止原因語を記憶する防止原因語記憶ステップを行い、
    前記未発生行為特定処理とは前記行為語に基づいて未発生行為を特定する処理であり、前記防止原因特定処理とは前記防止原因語に基づいて防止原因を特定する処理であることを特徴とする請求項26記載の日記解析方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2020071676A (ja) * 2018-10-31 2020-05-07 株式会社eVOICE 対話要約生成装置、対話要約生成方法およびプログラム

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