JP2010079669A - 警備向け無線通信システム - Google Patents

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Abstract

【課題】電子施錠を解くための暗証番号を安全に伝達することができるようにした警備向け無線通信システムを提供する。
【解決手段】業務用移動無線装置3には、チャレンジ生成サーバ21でその都度ランダムに生成したチャレンジを用いてレスポンスCを演算するレスポンス演算部33を設け、また顧客側端末装置6Aに、派遣された警備員が現場に到着する前にその警備員の生体認証情報と顧客側に設けられたチャレンジ生成サーバ21でその都度ランダムに生成したチャレンジとを記憶する認証情報記憶装置17と、この認証情報記憶装置17のチャレンジを用いてレスポンスDを演算するレスポンス演算装置18と、電子的施錠を解く際に、この生体認証情報とレスポンスDが、警備員が現場で入力した生体認証情報およびレスポンス演算部33で演算したレスポンスCとが一致するかどうかを判定する認証情報照合装置16とを設け、生体認証情報とレスポンスの二種類の認証判定を行って電子的施錠を解くようにした。
【選択図】図1

Description

本発明は、警備会社のセンタ側指令装置と無線通信可能な業務用移動無線装置を有して構成した警備向け無線通信システムに関する。
警備会社がセキュリティ・サービスを提供する顧客の店舗、オフィス、住宅などの建物で異常が発生した場合、異常監視を行う監視装置を含んだ顧客側端末装置から通信回線を通して警備会社の指令センタに設置したセンタ側指令装置に異常を通知する警備監視システムが知られており、この警備監視システムでは、異常を通知を受けた指令センタの管制官から警備員に現場へ向かうように出動要請を行うようにしている(例えば、特許文献1を参照)。一般に、顧客側端末装置は、どの警備員が派遣されても異常対象部に近づいて対応ができるように建物の出入口の電子的施錠を暗証番号の入力によって開錠できるように構成しており、現場に到着した警備員への電子的施錠を解く暗証番号の通知は、指令センタの管制官から携帯電話を介して行っていた。
特開2004−318226号公報
しかしながら、上述した従来の警備向け無線通信システムでは、指令センタの管制官から携帯電話を介して警備員へ電子的施錠を解くための暗証番号を通知していたため、暗証番号を音声で伝達した場合、警備員が管制官に復唱で確認をするとき、暗証番号を第三者に盗聴される危険がある。また、暗証番号を電子メール等で伝達した場合、携帯電話が盗難されたり、あるいはカメラで携帯電話の表示画面が盗撮されたりして同様に第三者に暗証番号が漏洩する危険がある。しかも、後者の電子メール等で伝達した場合、電子メールはインターネット網を介して送信するため、ハッキングやスパイウェアによって第三者に暗証番号が漏洩することも考えられる。例え、暗証番号は定期的に更新したとしても、更新間隔が長くなるに比例して漏洩した暗証番号を不正に使用されるリスクが高くなる。
本発明の目的は、電子施錠を解くための暗証番号を安全に伝達することができるようにした警備向け無線通信システムを提供することにある。
本発明は上記目的を達成するために、監視対象を監視する監視装置を含む顧客側端末装置と、通信回線を通して前記顧客側端末装置と接続したセンタ側指令装置と、このセンタ側指令装置と無線通信可能な業務用移動無線装置とを備えた警備向け無線通信システムにおいて、前記業務用移動無線装置に、取得したランダムなチャレンジを使用してワンタイム・パスワードとなるレスポンスの演算を行うレスポンス演算部を設け、前記顧客側端末装置には、前記業務用移動無線装置を所持して派遣された警備員の生体認証情報および前記ランダムなチャレンジを記憶する認証情報記憶装置と、この認証情報記憶装置に記憶した前記ランダムなチャレンジを用いてワンタイム・パスワードとなるレスポンスの演算を行うレスポンス演算装置と、前記業務用移動無線装置を所持して派遣された警備員の生体認証情報および前記レスポンス演算部で演算したレスポンスを前記認証情報記憶装置に記憶したものと比較する認証情報照合装置と、この認証情報照合装置によって一致したことを判定したとき電子的施錠を解く手段とを設けたことを特徴とする。
上述した本発明の警備向け業務無線システムによれば、警備員が所持した業務用移動無線装置にワンタイム・パスワードを計算するレスポンス演算部を付加することによって、ハッキングやスパイ・ウェアによって第三者にレスポンス(暗証番号)が漏洩する危険を回避することができる。しかも、警備員の生体認証情報、例えば指紋、虹彩、静脈パターン、声紋等を顧客側端末装置に送信して認証情報記憶装置に記憶しておき、ワンタイム・パスワードと生体認証情報との二種類の認証情報を使用することで、警備員が所持した業務用移動無線装置が盗難された場合でも、他の人間による不正使用を防止することができる。また、ワンタイム・パスワードによって毎回ランダムにレスポンスが生成されるため、盗撮や盗聴などにより第三者に暗証番号が漏洩することもない。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1は、本発明に一実施の形態による警備向け業務無線システムを示すブロック構成図である。
警備会社の指令センタに設置したセンタ側指令装置1は、専用デジタル回線等の通信回線2を介して警備対象の現場に派遣される警備員が所持する業務用移動無線装置3と無線通信可能な(暗証番号)業務用無線通信システムを構成し、また、専用デジタル回線やインターネット回線等の通信回線4を介して警備顧客の監視対象に設けた監視装置5A,5Bを含む顧客側端末装置6A,6Bに接続されて警備監視システムを構成している。
警備会社と警備契約をして異常事態発生を監視する警備対象としては、店舗、オフィス、または住宅などがある。このような警備対象からの監視情報は監視装置5A,5Bによって取り込まれ、異常事態発生を検出した場合、上述した警備監視システムを通してセンタ側指令装置1に通知される。またセンタ側指令装置1を通して異常事態発生の通知を受けた管制官は、例えば、警備員を現場に派遣するが、このとき警備員が所持する業務用移動無線装置3を含む上述した業務用無線通信システムを通して管制官と警備員との間で種々の情報の授受と、詳細を後述する認証を行う。
センタ側指令装置1は、警備員や監視装置5A,5Bの動態および位置情報等を管理する動態管理サーバ7と、、指令センタの管制官によって指示入力やその他の操作を行う操作部8と、管制官の各種操作時に必要情報を表示する表示部9と、図示しないスピーカやマイク等のその他の機器と、通信回線2に接続された無線回線網制御装置10と、全ての警備員の生体認証情報(指紋、虹彩、静脈パターン、声紋等)を登録した生体認証情報データベース11と、この生体認証情報データベース11への生体認証情報の入力を行う生体認証情報入力装置12とを有している。無線回線網制御装置10には通信回線2を介して、警備員が所持する業務用移動無線装置3との間で無線通信可能な複数の業務用基地局無線装置13A〜13Nが接続されている。
警備対象に設置した顧客側端末装置6Aは、警備対象から種々の情報を取り込んで監視し異常事態発生を検出したときセンタ側指令装置1に通報する監視装置5Aを含み、出入口等を電子的に施錠した通用扉施錠装置14と、後述するチャレンジ生成サーバ21でその都度ランダムに生成したチャレンジ(意味のないビット列)から演算したレスポンス(暗証番号)および上述した生体認証情報を照合して二種類の認証を行う認証情報照合装置16と、生体認証情報およびチャレンジを受信して記憶する認証情報記憶装置17と、動態管理サーバ7から受信したある関数と上述のチャレンジを用いてレスポンス(暗証番号)を演算するレスポンス演算装置18と、チャレンジから業務用移動無線装置3を用いて演算したレスポンスを入力する暗証番号入力装置19と、生体認証情報の入力を行う生体認証情報入力装置20とを有している。また顧客側には、その都度ランダムにチャレンジを生成して認証情報記憶装置17および指令センタの動態管理サーバ7に格納するチャレンジ生成サーバ21を有している。
また別の警備対象に設置した顧客側端末装置6Bは、警備対象から種々の情報を取り込んで監視し異常事態発生を検出したときセンタ側指令装置1に通報する監視装置5Bを含み、出入口等を電子的に施錠した現金自動貯払機15と、上述した顧客側端末装置6Aと同様に構成した認証情報照合装置16と、認証情報記憶装置17と、レスポンス演算装置18と、暗証番号入力装置19と、生体認証情報入力装置20とを有している。
図2は、上述した業務用移動無線装置3の構成を示すブロック構成図である。
業務用基地局無線装置13A,13Nからの無線信号を受信するアンテナ22と、無線信号変換処理を行うRF部23と、信号処理部24と、各部を後述する処理動作手順に従って処理するように制御する制御部25と、動態管理サーバ7から受信したチャレンジを格納する内蔵メモリ26と、音声信号を入力するマイク27と、音声信号を出力するスピー力28と、電源である充電池29と、その電源制御部30と、文字データを入力する操作部31と、文字入出力データを表示する表示部32と、ある関数を登録するレスポンス演算部33とを有して構成している。
次に、上述した警備向け業務無線システムの動作を説明する。図3はセンタ側指令装置1の処理動作を示すフローチャート、図4は顧客側端末装置6Aの処理動作を示すフローチャート、図5は業務用移動無線装置3の処理動作を示すフローチャートである。
先ず、事前準備として、図1に示したセンタ指令装置1の生体認証情報入力装置12を用いて警備業務に就く全ての警備員の生体認証情報(指紋、虹彩、静脈パターン、声紋等)を動態認証情報データベース11に登録する。また、各警備対象毎に設置した顧客側端末装置6A,6Bのレスポンス演算装置18と、業務用移動無線装置3に内蔵したレスポンス演算部33とに予め同じ関数を登録しておく。
今、図4のステップS9で監視対象に異常事態が発生したことを顧客側端末装置6Aの監視装置5Aが検知したとき、ステップS10で警備監視システムの通信回線4を介して指令センタのセンタ側指令装置1へ異常発生のステータス情報を送信し、ステップS11での生体認証情報の受信待ちとなる。
図3のステップS1でこれを受信したセンタ側指令装置1の動態管理サーバ7は、ステップS2でその表示部7に関連情報を表示して、どの監視対象でどのような異常が発生したかを管制官に通知する。ここでは、表示部7を見た管制官が警備員を現場に派遣し、しかも、警備員が監視対象内に入るためには通用扉施錠装置14を開錠する必要があると判断した場合について説明する。管制官は、ステップS3で業務用無線通信システムを用いてセンタ側指令装置1から無線回線網制御装置10および通信回線2を通して異常事態が発生した場所の近くにいる警備員に対して現場に向かうように、業務用移動無線装置3に対して音声または電文によって出動要請を送信する。その後、ステップS4で警備員からの返信待ち状態となる。
警備員が所持した業務用移動無線装置3は、図5のステップS22で音声信号で出動要請を受けたときはスピーカ28から音声出力し、電文で出動要請を受けたときは表示部32にそれを表示し、このようにして指示を受けた警備員は、ステップS23で操作部31を操作して管制官からの指示を了承したことを音声または電文によって返答する。その際、現場に向かう警備員は、自分を特定できる識別情報、例えば警備員の氏名またはコードを付けて送信する。その後、業務用移動無線装置3はステップS24でチャレンジの転送待ち状態となる。
センタ側指令装置1が、図3に示したステップS4でこの識別情報の返信を受けたとき、管制官は、ステップS5で現場に向かう警備員の識別情報を操作部8から動態管理サーバ7に入力する。すると動態管理サーバ7は、ステップS6で生体認証情報データベース11に予め格納したものの中から該当する警備員の生体認証情報を抽出し、この抽出した生体認証情報を業務用無線通信システムの通信回線4を介して異常事態発生を通知してきた顧客側端末装置6Aへ送信し、ステップS7のチャレンジ送信待ち状態となる。
図4に示したステップS11で生体認証情報を受信した顧客側端末装置6Aは、ステップS12で受信した生体認証情報を認証情報記憶装置17に記憶すると共に、認証情報照合装置16へ生体認証情報受信完了ステータスを送信する。これを受けた認証情報照合装置16は、生体認証情報受信完了ステータスを受信した後、ステップS13でチャレンジ生成サーバ21に対して意味のないビット列であるチャレンジを要求し、要求を受けたチャレンジ生成サーバ21は、その都度ランダムにチャレンジを生成して認証情報記憶装置17へ送信する。このチャレンジは、その都度ランダムに生成されるため今回だけの使用となり、詳細を後述するワンタイム・パスワードとなる暗証番号の作成に有効である。
チャレンジ生成サーバ21からのチャレンジを受け取った認証情報記憶装置17は、ステップS14で受信したチャレンジを記憶すると共に、認証情報照合装置16へチャレンジ受信完了ステータスとチャレンジを送信する。この認証情報照合装置16は、チャレンジ受信完了ステータスを受信した後、チャレンジを指令センタの動態管理サーバ7へ転送する。その後、顧客側端末装置6Aは、ステップS15で到着した警備員による生体認証情報の入力待ち状態となる。
図3のステップS7でチャレンジを受信した動態管理サーバ7は、ステップS8で受信したチャレンジを業務用無線システムを用いて無線回線網制御装置10、通信回線2、業務用基地局無線装置13Aを通して現場に向う警備員が所持する業務用移動無線装置3に転送する。
チャレンジ待ち状態であった業務用移動無線装置3は、図5のステップS24でチャレンジを受信すると、ステップS25で受信したチャレンジを内蔵メモリ26に格納し、その後、操作があるまで待機状態となる。
その後、現場に到着した警備員は監視対象内に入ることになるが、通用扉施錠装置14は不審者の侵入を防ぐために鎖錠されており、これを開錠しなければならない。そこで現場に到着した警備員は、図1に示した顧客側端末装置6Aに対して、その生体認証情報入力装置20を用いて自分の生体認証情報を入力する。このとき認証情報照合装置16は、図4のステップS15で生体認証情報の入力待ち状態であり、入力があったことを検出したとき、ステップS16で既に認証情報記憶装置17に格納されている警備員の生体認証情報と、今、生体認証情報入力装置20を介して入力された生体認証情報との照合を行い一致するかどうかを判定する。
この警備向け業務無線システムでは、ここまでの説明から分かるように、警備員の生体認証情報(指紋、虹彩、静脈パターン、声紋等)を予め指令センタ1の生体認証情報データベース11に登録しておき、派遣された警備員が現場に到着する前に、予め登録しておいたその警備員の生体認証情報を現場の顧客側端末装置6Aに送信しておき、電子施錠を開錠する際に、この生体認証情報と、警備員が現場で生体認証情報入力装置20から入力した生体認証情報とが一致するかどうかを認証情報照合装置16で判定するようにしている。このため、盗難した業務用移動無線装置3を不正に利用して現場建物に侵入しようとしても、認証情報照合装置16での生体認証情報の判定処理で不一致となり、派遣された警備員以外の人間が通用扉施錠装置14を不正に開錠することができない。
上述したステップS16の認証情報照合装置16における判定によって、現場に到着した警備員と、登録された警備員とが同一人物であることが認証できる。しかし、この認証判定だけでは通用扉施錠装置14を開錠せず、もう一つの認証判定を必要条件としており、その入力待ちとなる。
二番目の認証判定のために、続いて警備員は、図5のステップS26で業務用移動無線装置3の操作部31に対して所定の操作が行われたかどうかを判定し、所定の操作があった場合、ステップS27で内蔵メモリ26に既に格納されているチャレンジを表示部32に表示させ、このチャレンジを入力としてレスポンス演算部33に予め格納しておいた関数とを用いてレスポンス演算部33でレスポンス(暗証番号)の演算を行い、ステップS28で、その演算結果としてのレスポンスCを表示部32に表示させる。
続いて警備員は、業務用移動無線装置3の表示部32のレスポンスCを見ながら、顧客側端末装置6Aの暗証番号入力装置19を使用してこのレスポンスCを入力する。この入力待ち状態であった顧客側端末装置6Aは、図4のステップS7で入力を確認すると、ステップS18でレスポンス演算装置18を用いて、予め格納しておいた関数と、既に認証情報記憶装置17に格納しているチャレンジとを入力としてレスポンス演算を行ってレスポンスDを算出する。この演算後、ステップS19で認証情報照合装置16は、レスポンス演算装置18で演算したレスポンスDと、入力時のレスポンスCとを比較し、両者が同一の暗証番号か否かを判定する。こうして認証情報照合装置16は、生体認証情報およびレスポンスによる二種類の照合の結果、いずれも同一であると判定した場合、通用扉施錠装置14に対して照合結果OKのステータスを送信する。これを受けた通用扉施錠装置14はステップS20で開錠を行う。
このように本警備向け業務無線システムでは、顧客側に設けられたチャレンジ生成サーバ21でその都度ランダムに生成したチャレンジを用いてレスポンスDを演算するレスポンス演算装置18と、業務用移動無線装置3に設けられてチャレンジ生成サーバ21でその都度ランダムに生成したチャレンジを用いてレスポンスCを演算するレスポンス演算部33と、これらのレスポンスCとレスポンスDとを比較して両者が同一の暗証番号か否かを判定する認証情報照合装置16とを有しているため、上述した認証情報照合装置16での生体認証情報の判定処理の他に、ワンタイム・パスワードとなる暗証番号による判定処理を行うことができる。従って、盗撮や盗聴などにより第三者に前回使用時の暗証番号が漏洩した場合でも、後に、それを不正に使用することはできない。
特に、チャレンジ生成サーバ21でその都度ランダムに生成したチャレンジを用いてレスポンスCを演算するレスポンス演算部33を業務用移動無線装置3に設けているため、ハッキングやスパイ・ウェアによって、第三者に暗証番号が漏洩するリスクを回避することができる。
しかも、上述したワンタイム・パスワードとなる暗証番号の他に、認証情報照合装置16での生体認証情報との二種類の情報の入力を必須としているため、前回使用時の暗証番号が漏洩した場合でも、後で、それを不正に使用することはできないし、警備員が所持した業務用移動無線装置3が盗難された場合でも、その警備員以外の人間による不正使用を防止することができる。
上述の警備向け業務無線システムでは、顧客側端末装置6Aの通用扉施錠装置14について説明したが、出入口を電子的に施錠した現金自動貯払機15についても同様に適用することができ、さらには出入口に限らず、異常検出した警備対象に派遣された警備員が近づいたり、または異常検出した警備対象の異常を検証するために再動作させる場合に乗り越えなければならない他の電子的施錠手段にも適用することができる。また、図3〜図5に示したようにセンタ側指示装置1、顧客側端末装置6A,6Bおよび業務用移動無線装置3間での生体認証情報、チャレンジおよびレスポンスの授受については、一連の処理プログラムによって自動的に行っても良いし、指令センタの管制官が各処理工程毎に入力したり指示を与えながら行っても良い。
本発明による警備向け業務無線システムは、図1に示したシステム構成以外のものにも適用することができる。
本発明の一実施の形態による警備向け業務無線システムを示すブロック構成図である。 図1に示した警備向け業務無線システムを構成する業務用移動無線装置のブロック構成図である。 図1に示した警備向け業務無線システムを構成するセンタ側指令装置の処理動作手順を示すフローチャートである。 図1に示した警備向け業務無線システムを構成する顧客側端末装置の処理動作手順を示すフローチャートである。 図1に示した警備向け業務無線システムを構成する業務用移動無線装置の処理動作手順を示すフローチャートである。
符号の説明
1 センタ側指令装置
2 通信回線
3 業務用移動無線装置
4 通信回線
5A,5B 監視装置
6A,6B 顧客側端末装置
7 動態管理サーバ
8 操作部
9 表示部
10 無線回線網制御装置
11 生体認証情報データベース
12 生体認証情報入力装置
13A,13N 業務用基地局無線装置
14 通用門施錠装置
15 現金自動預払機
16 認証情報照合装置
17 認証情報記憶装置
18 レスポンス演算装置
19 暗証番号入力装置
20 生体認証情報入力装置
21 チャレンジ生成サーバ
33 レスポンス演算部

Claims (1)

  1. 監視対象を監視する監視装置を含む顧客側端末装置と、通信回線を通して前記顧客側端末装置と接続したセンタ側指令装置と、このセンタ側指令装置と無線通信可能な業務用移動無線装置とを備えた警備向け無線通信システムにおいて、前記業務用移動無線装置に、取得したランダムなチャレンジを使用してワンタイム・パスワードとなるレスポンスの演算を行うレスポンス演算部を設け、前記顧客側端末装置には、前記業務用移動無線装置を所持して派遣された警備員の生体認証情報および前記ランダムなチャレンジを記憶する認証情報記憶装置と、この認証情報記憶装置に記憶した前記ランダムなチャレンジを用いてワンタイム・パスワードとなるレスポンスの演算を行うレスポンス演算装置と、前記業務用移動無線装置を所持して派遣された警備員の生体認証情報および前記レスポンス演算部で演算したレスポンスを前記認証情報記憶装置に記憶したものと比較する認証情報照合装置と、この認証情報照合装置によって一致したことを判定したとき電子的施錠を解く手段とを設けたことを特徴とする警備向け無線通信システム。
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