JP2010072290A - 立体映像表示装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】斜めから見たときのクロストークを低減させることが可能な立体映像表示装置を提供すること。
【解決手段】水平ライン毎に左目用画像と右目用画像を交互に表示するパネル本体と、前記パネル本体の観察者側において前記各画素と第1の間隔を隔てて設けられる第1偏光板と前記第1偏光板の観察者側において前記第1偏光板と第2の間隔を隔てて設けられる第2偏光板とを備え、前記第1および第2偏光板は、前記左目用画像の光に対応する偏光軸を有する左目用偏光部と前記右目用画像の光に対応する偏光軸を有する右目用偏光部とを有し、前記第1および第2偏光板の互いの前記左目用偏光部同士および前記右目用偏光部同士が観察者側から見て重なるようにして前記水平ライン毎に交互に配置されている、構成を採る。
【選択図】図1

Description

本発明は、立体映像表示装置に関する。特に、左右の目に対応する1組の映像をそれぞれ左右の目に対して表示することで、2眼式の立体視を実現する立体映像表示装置に関する。
近年の高精細度の映像表示装置の発展により、臨場感の高い表示装置が提供されてきている。これらを背景に、さらなる臨場感の向上のため、表示画素の精細化とは別に奥行き情報の提供、すなわち立体映像表示装置への期待が高まっている。
立体映像表示装置の一つの方式として、水平ライン毎に左目用と右目用の画像を切り替えて表示し、これらを偏光によって分離する方式がある(例えば、特許文献1)。
図9は、従来技術による立体映像表示装置の構成の一例を示す模式図である。
図9(a)において、立体映像表示装置300は、光源301によって、液晶からなる3D映像発信部302を照射する構成を有する。3D映像発信部302は、画素に相当する細線状の右目用映像発信部302a及び左目用映像発信部302bが交互に位置するように構成されている。
この3D映像発信部302の前面にフィルム303が設けられている。フィルム303は、偏光作用を有する細線状の右目用映像表示部303a及び左目用映像表示部303bが交互に位置するように構成されている。
右目用映像表示部303a及び左目用映像表示部303bは、その偏光軸が直交している。これにより、3D映像発信部302の右目用映像発信部302a及び左目用映像発信部302bから発する光は、フィルム303の作用によって、交互に偏光軸の直交する光となる。これを、互いに直交する偏光軸をもつ偏光板が左右の目の前に位置するようなメガネをかけて観察すれば、左右の目にはそれぞれ独立した画素からの光だけが届くようになる。よって、左目に届く光を発する画素には左目用の画像を、右目に届く光を発する画素には右目用の画像を表示することで視差による2眼式立体視が可能となる。
特開2002−185983号公報
しかし、上記の従来技術においては、次のような課題がある。
画像を表示する3D映像発信部302とフィルム303との間隔が、画素ピッチpに比べて無視できない場合、斜め方向に出射する光は、フィルム303のうち隣接する偏光作用部分を通過してしまう(図9(a)の矢印Qの光)。
すなわち、本来右目用の画素から発した光だけが、右目用の偏光作用部分を通過しなければならないが、左目用の画素から発した光も、右目用の偏光板を通過してしまう。このため、例えば、本来左目にだけ到達すべき画像が、右目にも到達してしまい、左右の画像が混ざったように視認されることになる。これはクロストークと呼ばれ、立体画像の品位を低下させ、甚だしい場合は、視覚疲労の原因となったり、立体視を行うことそのものが困難になったりする。
正面から観察する場合には、左右のクロストークはほとんどないが、上下方向に移動した場合にクロストークによって二重像となるため立体視が困難となり、観察位置の制約を受ける。
立体視が可能な範囲を角度で表現したものが視野角であって、3D映像発信部302とフィルム303との間隔が広くなると、視野角が狭くなる。特に、プラズマディスプレイのように基板ガラスと前面封止ガラスの間に画素を設けるような場合、3D映像発信部302とフィルム303との間隔を前面封止ガラスの厚み以上に小さくすることはできない。
特許文献1では、図9(b)に示すように、クロストークを減らすため、遮光のための吸収部304を設けている。これによって、クロストークとなる光は一部遮断することができる。
しかし、画素ピッチpに比べて、3D映像発信部302とフィルム303との間隔が広い場合、図9(b)において矢印Rで示すようなさらに角度のついた経路のクロストークは依然として防ぐことができない。角度のついた経路のクロストークを低減する目的で吸収部304の幅を広げると、正面に出射する光も遮光されるために、立体表示装置から表示される映像が暗くなってしまう。
本発明は、前記従来の課題を解決するもので、斜めから見たときのクロストークを低減させることが可能な立体映像表示装置を提供することを目的とする。
本発明の立体映像表示装置は、
複数の画素からなる水平ライン毎に左目用画像と右目用画像を交互に表示するパネル本体と、
前記パネル本体の観察者側において、前記各画素と第1の間隔を隔てて設けられる第1偏光板と、
前記第1偏光板の観察者側において、前記第1偏光板と第2の間隔を隔てて設けられる第2偏光板と、を備え、
前記第1および第2偏光板は、
前記左目用画像の光に対応する偏光軸を有する左目用偏光部と、
前記右目用画像の光に対応する偏光軸を有する右目用偏光部と、を有し、
前記第1および第2偏光板の互いの前記左目用偏光部同士および前記右目用偏光部同士が観察者側から見て重なるようにして、前記水平ライン毎に交互に配置されている、構成を採る。
また、前記第1の間隔と前記第2の間隔が一致するように構成されていることが好ましい。
本発明の立体映像表示装置によれば、斜めから見たときのクロストークを低減させることが可能な立体映像表示装置を提供することができる。
以下に、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、本実施の形態に係る複数の実施例において、同様の動作を行う構成要素に同じ符号を付し、再度の説明を省略する場合がある。
(実施例1)
図1は、本発明の実施例1に係る立体映像表示装置の概略構成を示す斜視図である。なお、図1においては、本発明に深く関連する構造物のみを示しており、立体映像表示装置を駆動するための駆動回路や信号処理回路などは図示を省略する。
以下、説明の便宜のために、立体映像表示装置10の観察者側の面(表示面)の長手方向をx軸、立体映像表示装置10の表示面の法線方向をz軸、x軸とz軸に直交する方向をy軸と呼ぶ場合がある。
立体映像表示装置10は、大別して、パネル本体に相当するディスプレイパネル100と、偏光板部200とを備えている。
まず、ディスプレイパネル100について説明する。
ディスプレイパネル100は、基板ガラス101、前面封止ガラス102によって、それらの間に画素103を構成してなる。ディスプレイパネル100のより詳細な構成について、図2を用いて説明する。
図2は、ディスプレイパネル100の一部分の分解斜視図である。基板ガラス101上には、井桁状の隔壁104が形成されている。基板ガラス101、前面封止ガラス102およびこの隔壁104によって、画素103が区画されている。
画素103は、水平方向(x軸方向)の一群の画素で水平ラインを構成する。画素103は、左目用画素103aと右目用画素103bで構成されており、それぞれ外部から入力される信号に基づいて左目用画像の光と右目用画像の光を発する。左目用画素103aおよび右目用画素103bから発せられる光は無偏光である。一つの水平ラインにおいては、左目用画素103aまたは右目用画素103bのいずれかのみで構成されている。そして、水平ライン毎に左目用画素103aと右目用画素103bが交互に構成されている。
このような構成により、ディスプレイパネル100は、水平ライン毎に左目用画像と右目用画像を交互に表示する。
次に、偏光板部200について説明する。
偏光板部200は、スペーサ板201の両面に偏光板を貼付した構成である。つまり、偏光板部200は、ディスプレイパネル100の観察者側(図1において、z軸の正の方向側)に設けられた第1偏光板202と、第1偏光板202の観察者側にスペーサ板201を挟んで設けられた第2偏光板203と、を備えている。このとき、第1偏光板202は、ディスプレイパネル100の画素103とは、第1の間隔dを隔てて設けられている。また、第2偏光板203は、第1偏光板202と第2の間隔d´を隔てて設けられている。
スペーサ板201は、表面での光の反射、散乱が少なく、かつ内部での光の吸収が少ない透明な材質からなる。また、スペーサ板201は、ディスプレイパネル100からの光に対して第1偏光板202で与えられる偏光の状態を崩さないように、屈折率の異方性が少ない材質からなる。また、スペーサ板201は、屈折率の異方性が現れないように、内部応力の残らない製法で作成されていることが好ましい。ここで、本実施例においては、スペーサ板201の厚みは、第2の間隔d´に相当し、また、第1の間隔dと第2の間隔d´はほぼ等しくなるように構成されている。
第1偏光板202および第2偏光板203のより詳細な構成について、図3を用いて説明する。
図3(a)は、第1偏光板202および第2偏光板203の一部分の斜視図である。図3(b)は、左目用偏光部および右目用偏光部を透過した光の偏光軸を示す模式図である。
第1偏光板202は、左目用画像の光に対応する偏光軸を有する左目用偏光部202aと、右目用画像の光に対応する偏光軸を有する右目用偏光部202bとから構成されている。同様に、第2偏光板203は、左目用画像の光に対応する偏光軸を有する左目用偏光部203aと、右目用画像の光に対応する偏光軸を有する右目用偏光部203bとから構成されている。
第1偏光板202および第2偏光板203の互いの左目用偏光部202a、203a同士、および右目用偏光部202b、203b同士は、立体映像表示装置10の観察者側の面から見て重なるようにして、水平ライン毎に交互に配置される。言い換えると、左目用偏光部202a、203aと右目用偏光部202b、203bは、ディスプレイパネル100の画素103が構成する水平ラインに対向するように配置される。より具体的には、左目用画素103aで構成される水平ラインに対向して左目用偏光部202a、203aが、右目用画素103bで構成される水平ラインに対向して右目用偏光部202b、203bが配置される。
左目用偏光部202a、203aと右目用偏光部202b、203bは、ディスプレイパネル100からの無偏光の光を入射し、直線偏光の光を通過する作用を有する。左目用偏光部202aと左目用偏光部203aは、同じ向きの偏光軸を有し、右目用偏光部202bと右目用偏光部203bは、同じ向きの偏光軸を有する。そして、左目用偏光部202a、203aと右目用偏光部202b、203bは、互いに直交する偏光軸を有している。このような構成により、左目用画素103aで構成される水平ラインからの光と、右目用画素103bで構成される水平ラインからの光とを、それぞれ偏光軸が直交する直線偏光として出射している。
次に、上述した構成を有する立体映像表示装置10の作用について、図4に基づいて説明する。
図4は、立体映像表示装置10の部分断面図である。まず、画素103から発せられる光の出射角が比較的小さい場合について説明する。
図4において、右目用画素103bから発せられた、出射角が比較的小さい光Aは、前面封止ガラス102を通り、第1偏光板202の右目用偏光部202bへ入射する。右目用偏光部202bへ入射した光Aは、右目用偏光部202bの作用により、所定の偏光軸を持つ直線偏光のみが通過する。右目用偏光部202bを通過した偏光Aは、スペーサ板201を通り、第2偏光板203の右目用偏光部203bへ入射する。右目用偏光部203bの偏光軸は第1偏光板202の右目用偏光部202bの偏光軸と一致しているので、右目用偏光部203bへ入射した偏光Aは、そのまま通過する。
このようにして、右目用画素103bから発せられた光は、所定の偏光軸を有する直線偏光として立体映像表示装置10から出射される。
上記の説明において、右目用画素103bから発せられた光について説明したが、左目用画素103aから発せられた光についても同様である。すなわち、右目用偏光部202bを左目用偏光部202aと、右目用偏光部203bを左目用偏光部203aと、それぞれ置き換えて当てはめることで説明できる。ただし、右目用偏光部203bと左目用偏光部203aの偏光軸は直交しているので、立体映像表示装置10から出射される光の偏光軸は、上記で説明した右目用偏光部203bを通過したものとは直交している。
次に、画素103から発せられる光の出射角が比較的大きい場合について説明する。
図4において、左目用画素103aから発せられた、出射角が比較的大きい光Bは、前面封止ガラス102を通り、第1偏光板202の左目用偏光部202aには入らず、右目用偏光部202bへ入射する。右目用偏光部202bへ入射した光Bは、右目用偏光部202bの作用により、所定の偏光軸を持つ直線偏光のみが通過する。
ここで、本来左目用画素103aから発せられた光に対しては、左目用偏光部202aによって、偏光作用が与えられなければならない。よって、右目用偏光部202bを通過した偏光Bがそのまま視認されれば、クロストークとなり、立体画像の品位を低下させる。
しかし、右目用偏光部202bを通過した偏光Bは、スペーサ板201を通り、第2偏光板203においては左目用偏光部203aへ入射する。左目用偏光部203aの偏光軸は第1偏光板202の右目用偏光部202bの偏光軸と直交しているので、左目用偏光部203aへ入射した偏光Bは、左目用偏光部203aを透過することができない。
このようにして、出射角が比較的大きいために左目用画素103aから発せられたにもかかわらず、第1偏光板202において右目用偏光部202bを通過した光は、クロストークを起こすことなく第2偏光板203の作用によって遮断される。
上記の説明において、左目用画素103aから発せられた光について説明したが、右目用画素103bから発せられた光についても同様である。すなわち、右目用偏光部202bを左目用偏光部202aと、左目用偏光部203aを右目用偏光部203bと、それぞれ置き換えて当てはめることで説明できる。
本実施例に係る立体映像表示装置10からの映像光を、左目側に左目用偏光部202a、203aと偏光軸が一致する偏光板を有し、右目側に右目用偏光部202b、203bと偏光軸が一致する偏光板を有する立体視用メガネを介して視認することで、クロストークの少ない、視野角の広い立体映像を視認することが可能となる。
本実施例においては、図4に示すように、第1の間隔dと第2の間隔d´がほぼ一致するように構成されている。このように構成することで、クロストークをより効率的に低減することが可能となる。このことについて、図5を用いて説明する。
図5は、クロストークの効率的な低減を説明するため、図4の一部を拡大した部分断面図である。図5において、左目用画素103aから発せられ、本来対応すべき左目用偏光部202aと隣接する右目用偏光部202bを通過してクロストークとなる光は、左目用画素103aの上端部を出て右目用偏光部202bを通る光Ltopから、左目用画素103aの下端部を出て右目用偏光部202bを通る光Lbottomまでの積分値となる。この積分された光において、最大の強度となる光の光軸Vを、図中一点鎖線で示す。光軸Vは、ディスプレイパネル100の出射面法線方向(z軸の正の方向)に対してθの角度を有し、θ=±p/d[rad]である。ここで、pは画素103のピッチである。
よって、クロストークとなる光を遮る第2偏光板203を、左目用偏光部203aの中心がこの軸上に来るように配置することで、もっとも効率よくクロストークを低減することができる。
第1偏光板202と第2偏光板203のピッチは、等しくpである。よって、上述したように第1の間隔dと第2の間隔d´がほぼ一致するように構成することで、第2偏光板203全ての偏光部においてこの条件を実現することができる。
(実施例2)
次に、図6および図7を用いて、ブラックストライプを併用した構成例について説明する。
図6は、立体映像表示装置10の部分断面図であり、図7は、ブラックストライプを併用した場合の立体映像表示装置の部分断面図である。本実施例における立体映像表示装置は、ブラックストライプ204を有している以外は、実施例1の立体映像表示装置と同じ構成を有している。
図6において、左目用画素103aの端部付近から発せられた光Cは、前面封止ガラス102を通り、第1偏光板202の左目用偏光部202aには入らず、右目用偏光部202bへ入射する。
このように、左目用画素103aの端部付近の光Cは、出射角は比較的小さいにもかかわらず、本来入射すべき左目用偏光部202aには入らない場合がある。
右目用偏光部202bへ入射した光Cは、右目用偏光部202bの作用により、所定の偏光軸を持つ直線偏光のみが通過する。右目用偏光部202bを通過した偏光Cは、スペーサ板201を通り、第2偏光板203の右目用偏光部203bへ入射する。右目用偏光部203bの偏光軸は第1偏光板202の右目用偏光部202bの偏光軸と一致しているので、右目用偏光部203bへ入射した偏光Cは、そのまま通過する。
このように、左目用画素103aの端部付近の光Cは、第2偏光板202によっても遮断されること無く通過してしまう。よって、これによってわずかにクロストークが発生する。
これに対し、図7に示す立体映像表示装置においては、第1偏光板202における左目用偏光部202aと右目用偏光部202bとの間にブラックストライプ204を有している。
この構成によれば、左目用画素103aの端部付近から発せられた光Cは、第1偏光板202位置においてブラックストライプによって遮光される。よって、上述したクロストークを低減することが可能となる。
上記の説明において、左目用画素103aから発せられた光について説明したが、右目用画素103bから発せられた光についても同様である。すなわち、右目用偏光部202bを左目用偏光部202aと、左目用偏光部203aを右目用偏光部203bと、それぞれ置き換えて当てはめることで説明できる。
(実施例3)
次に、波長板を用いて立体映像表示装置からの映像光を円偏光とする場合の構成例について説明する。
図8は、波長板を併用した場合の立体映像表示装置の部分断面図である。本実施例における立体映像表示装置は、波長板205を有している以外は、実施例2の立体映像表示装置と同じ構成を有している。
波長板205は、偏光板203の観察者側の面に貼付されている。また、波長板205は、偏光板203を透過した直線偏光を円偏光に変換する。
このような構成によれば、立体視用メガネとして、円偏光フィルタを用いることができる。よって、立体視用メガネの偏光軸と到達する直線偏光の偏光軸とのズレに起因する視認画像の劣化を防ぐことができる。
なお、上述した実施例1乃至3において、ディスプレイパネルは基板ガラスと前面封止ガラスで挟み込むことで画素を構成するものを示したが、適用の範囲はこれに限られない。各画素と第1偏光板の間隔が存在するものであれば、他のものであっても適用可能である。ただし、プラズマディスプレイのように基板ガラスと前面封止ガラスの間に画素を設けるような構成が必須となる場合には、特に有効である。
本発明は、左右の目に対応する1組の映像をそれぞれ左右の目に対して表示することで、2眼式の立体視を実現する立体映像表示装置に適用可能であり、画像品質向上に有用である。
本発明の実施の形態に係る立体映像表示装置の概略構成を示す斜視図 ディスプレイパネルの一部分の分解斜視図 (a)第1偏光板および第2偏光板の一部分の斜視図、(b)左目用偏光部および右目用偏光部を透過した光の偏光軸を示す模式図 立体映像表示装置の部分断面図 クロストークの効率的な低減を説明するため、図4を拡大した部分断面図 クロストークを説明するための立体映像表示装置の部分断面図 ブラックストライプを併用した場合の立体映像表示装置の部分断面図 波長板を併用した場合の立体映像表示装置の部分断面図 従来技術による立体映像表示装置の構成の一例を示す模式図
符号の説明
10 立体映像表示装置
100 ディスプレイパネル
101 基板ガラス
102 前面封止ガラス
103 画素
103a 左目用画素
103b 右目用画素
200 偏光板部
201 スペーサ板
202 第1偏光板
203 第2偏光板
202a、203a 左目用偏光部
202b、203b 右目用偏光部
204 ブラックストライプ
205 波長板
300 3D立体映像表示装置
301 光源
302 3D映像発信部
302a 右目用映像発信部
302b 左目用映像発信部
303 フィルム
303a 右目用映像表示部
303b 左目用映像表示部
304 吸収部

Claims (3)

  1. 複数の画素からなる水平ライン毎に左目用画像と右目用画像を交互に表示するパネル本体と、
    前記パネル本体の観察者側において、前記各画素と第1の間隔を隔てて設けられる第1偏光板と、
    前記第1偏光板の観察者側において、前記第1偏光板と第2の間隔を隔てて設けられる第2偏光板と、を備え、
    前記第1および第2偏光板は、
    前記左目用画像の光に対応する偏光軸を有する左目用偏光部と、
    前記右目用画像の光に対応する偏光軸を有する右目用偏光部と、を有し、
    前記第1および第2偏光板の互いの前記左目用偏光部同士および前記右目用偏光部同士が観察者側から見て重なるようにして、前記水平ライン毎に交互に配置されている、
    立体映像表示装置。
  2. 前記第1の間隔と前記第2の間隔が一致するように構成されている、
    請求項1記載の立体映像表示装置。
  3. 前記第2偏光板の観察者側の面に貼付され、透過する直線偏光を円偏光に変換する波長板を更に備える、
    請求項1記載の立体映像表示装置。
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