JP2010055789A - Portable illumination device - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、内蔵する電池を太陽電池で充電して光源を点灯する携帯式の照明に関する。 The present invention relates to portable illumination for charging a built-in battery with a solar battery and lighting a light source.
太陽電池で内蔵する電池を充電して光源を点灯する照明は、自然のエネルギーを有効に利用して点灯できる。また、地震や台風などの災害で電力が供給されなくなった状態で、あるいはレジャーなどで便利に使用できる特徴がある。この用途に使用できる携帯式の照明は開発されている。(特許文献1参照)
特許文献1に記載される携帯式の照明は、外装ケースの全体の形状を円柱状として蛍光灯と太陽電池を対向するように内蔵して、一端部に電池と回路基板を内蔵している。この構造の照明は、太陽電池の幅を広くして面積を大きくすると、外装ケースが太くなって持ち運びに不便になる。外装ケースを細くして携帯に便利な形状にすると、内蔵する太陽電池の幅が狭くなって面積が小さくなる。面積の小さい太陽電池は発電電力が小さく、電池の充電に時間がかかる。
The portable illumination described in
本発明は、この欠点を解決することを目的に開発されたものである。本発明の重要な目的は、太陽電池の面積を大きくして発電電力を大きくして、電池の充電時間を短くしながら、薄くて便利に持ち運びできる携帯式の照明を提供することにある。
また、本発明の他の大切な目的は、光源の面積を広くして、広い面積から光を均一に照射できる携帯式の照明を提供することにある。
The present invention has been developed for the purpose of solving this drawback. An important object of the present invention is to provide a portable illumination that is thin and convenient to carry while enlarging the area of the solar cell to increase the generated power and shortening the charging time of the battery.
Further, another important object of the present invention is to provide a portable illumination that can irradiate light uniformly from a wide area by widening the area of the light source.
本発明の携帯式の照明は、前述の目的を達成するために以下の構成を備える。
携帯式の照明は、外装ケース1と、この外装ケース1に内蔵している充電できる電池4と、この電池4を充電する太陽電池2と、電池4で点灯される光源とを備えている。外装ケース1は、対向する第1の表面11と第2の表面12を有する板状であって、第1の表面11に太陽電池2を、第2の表面12には所定の面積から光を照射するパネル光源3を配置して、太陽電池2とパネル光源3とを互いに対向する姿勢として配置している。さらに、携帯式の照明は、外装ケース1の外周部であって、太陽電池2とパネル光源3の外側に位置して電池4を内蔵している。
In order to achieve the above-mentioned object, the portable illumination of the present invention has the following configuration.
The portable illumination includes an
以上の携帯式の照明は、太陽電池の面積を大きくして発電電力を大きくして、電池の充電時間を短くしながら、薄くて便利に持ち運びできる特徴がある。それは、外装ケースを対向する第1の表面と第2の表面を有する板状として、第1の表面に太陽電池を、第2の表面に所定の面積から光を照射するパネル光源を配置して、太陽電池とパネル光源とを互いに対向する姿勢に配置して、太陽電池とパネル光源を収納する平面部を薄くし、さらに、外装ケースの外周部であって、太陽電池とパネル光源を内蔵しない外周部に電池を内蔵して電池の収納部を薄くしているからである。太陽電池とパネル光源は、平面状に薄くできるので、これを対向するよう配置することで、両方の面積を大きくしながら外装ケースを薄くできる。また、太陽電池とパネル光源を内蔵しない外周部に電池を収納することで、電池と太陽電池とパネル光源とを積層しない構造として、この部分も薄くできる。このため、外装ケースの全体を薄くして、太陽電池とパネル光源の面積を大きくして極めて便利に使用できる。広い面積にできるパネル光源は、広い面積から光を均一に照射してランタンとして便利に使用できる。 The above portable illumination has a feature that it is thin and convenient to carry while increasing the generated power by increasing the area of the solar cell and shortening the charging time of the battery. It consists of a plate having a first surface and a second surface facing the outer case, a solar cell on the first surface, and a panel light source that emits light from a predetermined area on the second surface. The solar cell and the panel light source are arranged so as to face each other, and the flat portion for storing the solar cell and the panel light source is thinned. Further, the outer periphery of the outer case does not contain the solar cell and the panel light source. This is because the battery is housed in the outer peripheral portion to make the battery housing thinner. Since the solar cell and the panel light source can be made thin in a planar shape, the outer case can be made thin while increasing both areas by arranging them so as to face each other. Further, by storing the battery in an outer peripheral portion that does not incorporate the solar battery and the panel light source, this part can also be thinned as a structure in which the battery, the solar battery, and the panel light source are not stacked. For this reason, the entire outer case can be made thin and the areas of the solar cell and the panel light source can be increased, so that it can be used very conveniently. Panel light sources that can be used in large areas can be used conveniently as lanterns by uniformly irradiating light from a wide area.
本発明の携帯式の照明は、外装ケース1に、太陽電池2及びパネル光源3を配置する平面部10の外側に沿って伸びる開口部15を設けて、開口部15の外側をグリップ5として、このグリップ5に電池4を内蔵することができる。
以上の携帯式の照明は、グリップを握って便利に持ち運びしながら、グリップの内部にできるスペースを有効に利用して電池を内蔵できる。
In the portable illumination of the present invention, the
The above portable lighting can incorporate a battery by effectively utilizing the space formed inside the grip while holding the grip and carrying it conveniently.
本発明の携帯式の照明は、外装ケース1の外形を四角形として、四角形の一辺に沿うようにグリップ5を設けて、平面部10を四角形として、ここに四角形の太陽電池2とパネル光源3とを設けることができる。
以上の携帯式の照明は、太陽電池とパネル光源を大きな四角形として、グリップを握ってバランスよく便利に持ち運びできる。
In the portable illumination of the present invention, the
The portable lighting described above can be conveniently carried in a well-balanced manner by gripping the grip with the solar cell and panel light source as a large square.
本発明の携帯式の照明は、外装ケース1のグリップ5の一端部にビーム光源6を設けることができる。
この携帯式の照明は、パネル光源で広い面積に均一に光を照射して、ビーム光源でもって特定の領域を明るく照射できる。
The portable illumination of the present invention can be provided with a
This portable illumination can uniformly irradiate a wide area with a panel light source and brightly irradiate a specific area with a beam light source.
本発明の携帯式の照明は、外装ケース1が、グリップ5の反対側の側縁に沿って、ゴム状弾性体からなる緩衝バー7を備えることができる。
以上の携帯式の照明は、グリップを握って持ち運びする状態で誤って落としても、ゴム状弾性体の緩衝バーで衝撃を吸収できる。このため落下の衝撃による故障を防止できる。
In the portable illumination of the present invention, the
Even if the above portable illumination is accidentally dropped while being gripped and carried, the shock can be absorbed by a buffer bar made of a rubber-like elastic body. For this reason, it is possible to prevent a failure due to a drop impact.
以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。ただし、以下に示す実施例は、本発明の技術思想を具体化するための携帯式の照明を例示するものであって、本発明は携帯式の照明を以下のものに特定しない。 Embodiments of the present invention will be described below with reference to the drawings. However, the embodiment described below exemplifies portable illumination for embodying the technical idea of the present invention, and the present invention does not specify portable illumination as follows.
さらに、この明細書は、特許請求の範囲を理解しやすいように、実施例に示される部材に対応する番号を、「特許請求の範囲」および「課題を解決するための手段の欄」に示される部材に付記している。ただ、特許請求の範囲に示される部材を、実施例の部材に特定するものでは決してない。 Further, in this specification, in order to facilitate understanding of the scope of claims, numbers corresponding to the members shown in the examples are indicated in the “claims” and “means for solving problems” sections. It is added to the members. However, the members shown in the claims are not limited to the members in the embodiments.
図1ないし図6に示す携帯式の照明は、外装ケース1と、この外装ケース1に内蔵している充電できる電池4と、この電池4を充電する太陽電池2と、電池4で点灯される光源とを備える。
The portable illumination shown in FIGS. 1 to 6 is lit by an
図の外装ケース1は、対向する第1の表面11と第2の表面12を有する板状で、全体の形状を四角形としている。さらに、図の外装ケース1は、四角形の一辺に沿うようにグリップ5を設けている。この外装ケース1は、太陽電池2及びパネル光源3を配置する平面部10の外側に沿って伸びるように開口部15を設けて、開口部15の外側をグリップ5としている。図の外装ケース1は、全体の形状を長方形として、平面部10を正方形としている。正方形の平面部10の外側に、長方形である外装ケース1の短辺と平行に、手を挿入できる内幅の開口部15を設けて、開口部15の外側にグリップ5を設けている。グリップ5は、断面形状を円形ないし楕円形として、手で握りやすく、また内部に円筒形電池4を収納しやすい形状としている。
The
外装ケース1の平面部10は、第1の表面11と第2の表面12に、太陽電池2とパネル光源3を露出させる開口窓13、14を設けている。図の外装ケース1は、第1の表面11の開口窓13を四角形として、ここに四角形の太陽電池2を露出するように固定して、第2の表面12の開口窓14も四角形として、ここに四角形のパネル光源3を固定している。さらに、図の照明は、開口窓13、14を正方形として、ここに正方形の太陽電池2とパネル光源3を固定している。
The
携帯式の照明は、太陽電池2の面積を大きくして大容量の電池4を速やかに充電でき、また、パネル光源3を大きくして明るい照明にできる。四角形の外装ケース1は、一辺の長さを15cmないし25cmとして、定格出力を2W〜3Wとする太陽電池2を装備できる。
Portable illumination can increase the area of the
太陽電池2は、第1の表面11に設けた開口窓13を水密に閉塞するように、外装ケース1に固定される。太陽電池2は、その外周縁部の表面と外装ケース1の内面との間にゴム状弾性体のパッキン21を挟着し、あるいは外周縁部の表面と、外装ケース1の内面との間をコーキングして、開口窓13を水密に閉塞するように固定される。さらに、図に示す外装ケース1は、開口窓13の外側表面に透光プレート22を固定している。透光プレート22は、太陽光を透過させる透光性を有するプレートで、例えば、アクリル板等のプラスチックプレートである。透光プレート22は、その外周縁部を、外装ケース1の開口窓13に沿って設けた段差部16に接着して固定される。透光プレート22は、この段差部16の表面との間をコーキングして、開口窓13を水密に閉塞するように固定される。
The
パネル光源3は、複数の光源を配置して広い面積に拡散して光を照射する。図5ないし図8に示すパネル光源3は、縦横に配置している複数の白色の発光ダイオード30Aからなる点光源30と、この点光源30の光を反射する反射板31と、この反射板31の表面に配設している光の拡散板32とを備える。図のパネル光源3は、複数の発光ダイオード30Aを固定してなる絶縁基板33をインナープレート34に設けた収納部34Aに収納すると共に、この絶縁基板33に反射板31と拡散板32を積層して、インナープレート34の収納部34Aを拡散板32で閉塞している。
The panel
図のパネル光源3は、反射板31の表面に、3×3個のチップタイプの発光ダイオード30Aを固定している。チップタイプの発光ダイオード30Aは、光を集束することなく広い角度で均一に光を照射する。点光源30を発光ダイオード30Aとする照明は、電池4の消費電力を小さくして明るく、長い時間にわたって照射できる。たとえば、9個の発光ダイオード30Aを点灯する状態で、後述する電池を内蔵して、約9時間点灯でき、また、点灯する発光ダイオード30Aを5個に切り換えて約15時間点灯でき、さらに、点数する発光ダイオード30Aを1個として35時間も点灯できる。ただし、本発明の照明は、点光源には、発光ダイオードに代わって、豆球を使用することもできる。
In the illustrated panel
反射板31は、表面に凹部31Aを設けて凹部31Aの中央に点光源30を配置している。反射板31は表面に反射層を設けている。反射板31は、プラスチックを成形して、その表面を金属メッキして反射層を設けることができる。また、反射層は、ステンレスなどの金属板をプレス加工し、あるいは金属板の表面をメッキして反射層を設けることができる。反射板31は、凹部31Aの中心に貫通孔31Bを設けて、ここに点光源30の発光ダイオード30Aを配置している。発光ダイオード30Aは、反射板31の裏面に固定している絶縁基板33に固定されて、反射板31の貫通孔31Bに配置される。絶縁基板33はプリント基板で、図8に示すように、反射板31を積層する面の所定の位置に発光ダイオード30Aを固定している。さらに、この絶縁基板33は、図示しないが、図10のブロック回路図を実現する専用の電子部品を実装している。
The reflecting
拡散板32は、表面を凹凸面とする透光板で、この凹凸面でもって、点光源30から照射される光を散乱させる。図に示すパネル光源3は、第1の拡散板32Aと第2の拡散板32Bからなる2枚の拡散板32を互いに積層して、反射板31の外側に配置している。第1の拡散板32Aは、反射板31と対向する側に積層しており、第2の拡散板32Bは、反射板31と反対側、すなわち外側に積層している。
The diffusing
第1の拡散板32Aは、反射板31との対向面を平滑面として、第2の拡散板32Bとの対向面を凹凸面としている。図6と図8に示す第1の拡散板32Aの凹凸面は、複数列の凹溝32aを互いに平行に設けている。この第1の拡散板32Aは、平滑面から入射して透過する光を凹凸面で種々の方向に屈折させて放射する。さらに、第1の拡散板32Aは、平滑面から入射した光の一部を凹凸面で乱反射させると共に、この反射光を平滑面や反射板31で反射させて、種々の方向に拡散しながら透過させる。したがって、第1の拡散板32Aは、点光源30から照射される光を、拡散して放射する。
The
第2の拡散板32Bは、第1の拡散板32Aとの対向面を凹凸面として、反対側の面である外側の表面を平滑面としている。この第2の拡散板32Bは、外装ケース1から表出する表面を平滑面とするので、表面の汚れを防止しながら、透過光を拡散できる。図6と図7に示す第2の拡散板32Bの凹凸面は、多数の四角錐状の凹部32bを、斜め方向、図7においては対角線方向に規則正しく並べた形状としている。この第2の拡散板32Bは、凹凸面から入射する光を凹凸面で種々の方向に屈折させて外部に放射する。さらに、第2の拡散板32Bは、凹凸面に入射する光の一部を凹凸面で乱反射させると共に、この反射光を第1の拡散板32Aや反射板31で反射させて、種々の方向に拡散させる。したがって、第2の拡散板32Aは、点光源30から照射されて、第1の拡散板32Aで拡散された光を、さらに拡散して、外側の平滑面から均一な光として放射する。とくに、第1の拡散板32Aの凹凸面に設けた複数列の凹溝32aの向きと、第2の拡散板32Bに設けた多数の凹部32bの配列の向きを互いに交差する方向とすることで、2枚の拡散板32を透過する光を、より効果的に拡散できる構造としている。
The
以上のように、反射板31と対向して配設される拡散板32は、点光源30から照射される光を、凹凸面で種々の方向に屈折させると共に、透過する光の一部を凹凸面で乱反射させ、さらに、拡散板32で反射された光を反射板31で反射して、種々の方向に拡散しながら外部に放射する。したがって、反射板31と拡散板32との間に複数の発光ダイオード30Aからなる点光源30を配置するパネル光源3は、点光源30の光を均一に拡散して外部に放射できる。
As described above, the diffusing
拡散板32は、透明のプラスチックを成形して製作される。第1の拡散板は、図8に示すように、反射板31と等しい外形として、外装ケース1に内蔵しているインナープレート34の収納部34Aに収納される。インナープレート34は、外周縁に沿って突出する内周壁34Bを設けて、この内周壁34Bの内側を収納部34Aとしている。インナープレート34は、この収納部34Aに絶縁基板33を固定すると共に、絶縁基板33に反射板31と第1の拡散板32Aを積層状態で収納している。第2の拡散板32Bは、図5ないし図7に示すように、第2の表面12の開口窓14よりも大きい外形とし、内面に突出するように外周壁32xを設けて、この外周壁32xの内側にOリング35を配設している。Oリング35は、インナープレート34に設けた内周壁34Bの外側であって、第2の拡散板32Bの外周壁32xの内側に配設されて、インナープレート34と第2の拡散板32Bとの間を水密に閉塞する。
The
以上の拡散板32は、2枚の拡散板を積層しているが、拡散板は、必ずしも2枚の拡散板を積層する必要はなく、1枚とすることも、3枚以上を積層することもできる。また、拡散板の凹凸面も、上述の形状に特定するものではなく、透過する光を種々の方向に拡散できる他の全ての形状とすることができる。
The
外装ケース1は、図3ないし図6に示すように、第1ケース1Aと第2ケース1Bとからなり、第1ケース1Aと第2ケース1Bの内部にインナープレート34を固定している。外装ケース1はプラスチック製で、厚さを半分に分割するように、第1ケース1Aと第2ケース1Bに分割している。第1ケース1Aは、太陽電池2を露出させる開口窓13のある第1の表面11を設けている。第2ケース1Bは、パネル光源3を露出させる開口窓14のある第2の表面12を設けている。第1ケース1Aと第2ケース1Bは、外周と開口部15に沿って周壁17を設けている。第1ケース1Aと第2ケース1Bは、周壁17を連結して内部を閉鎖する形状としている。第1ケース1Aと第2ケース1Bは、第2ケース1Bを貫通する止ネジ20を、第1ケース1Aの内面に突出するように設けているボス19にねじ込んで固定している。
As shown in FIGS. 3 to 6, the
インナープレート34はプラスチック製で、外装ケース1の平面部10の内形にほぼ等しい外形に成形されて、第2ケース1Bに止ネジ36で固定している。ただ、インナープレートは、第1ケースに固定することもできる。インナープレート34を固定するために、第2ケース1Bは、インナープレート34を貫通する止ネジ36をねじ込むボス18を内面に突出するように一体的に成形して設けている。インナープレート34は、一方の面に、発光ダイオード30Aを固定している絶縁基板33と、反射板31と、拡散板32を積層するように固定している。拡散板32とインナープレート34との間にOリング35を挟着して、インナープレート34と拡散板32との間は水密構造に閉塞される。さらに、インナープレート34の反対側の表面には太陽電池2が配置される。
The
さらに、図1ないし図5の外装ケース1は、グリップ5の反対側の側縁に沿ってゴム状弾性体からなる緩衝バー7を固定している。緩衝バー7は、第1ケース1Aと第2ケース1Bに設けたスリット25に挟着されて、外装ケース1の底縁に沿って固定される。図5の外装ケース1は、緩衝バー7を挟着するために、第1ケース1Aと第2ケース1Bの周壁17にスリット25を設けている。図の緩衝バー7は、両端部を内側に折曲してなるコ字状に成形している。したがって、外装ケース1は、グリップ5の反対側の側縁から両側の側面にかけてスリット25を設けており、緩衝バー7を外装ケース1の底縁とその両端のコーナー部の領域に配置している。この形状の緩衝バー7は、外装ケース1の底縁だけでなくコーナー部も確実に保護できる特徴がある。第1ケース1Aと第2ケース1Bは、緩衝バー7の外周に沿って設けた連結凸条7Aを案内するガイド溝26を、スリット25の開口縁に沿って設けている。この緩衝バー7は、連結凸条7Aをスリット25のガイド溝26に案内して、位置ずれしないように、第1ケース1Aと第2ケース1Bの周壁17の境界に挟まれて固定される。ここに固定される緩衝バー7は、外装ケース1の周壁17の表面から突出している。外装ケース1から突出する緩衝バー7は、図9に示すように、グリップ5を握って垂直姿勢として持ち運ぶ状態で、誤って落下させた時に、最初に衝突して衝撃を吸収する。とくに、図の緩衝バー7は、外装ケース1のコーナー部の表面にも突出するので、コーナー部を下向きとする姿勢で落下する場合においても、確実に衝撃を吸収できる。このように、ここにゴム状弾性体の緩衝バー7を固定している外装ケース1は、落下による損傷を有効に防止できる。
Further, the
グリップ5は、内部を中空状として電池4の収納部27を設けている。グリップ5の収納部27は、円筒形電池からなる充電できる電池4を収納している。図3と図4の照明は、グリップ5の収納部27に、2本のニッケル水素電池からなる円筒形電池を直列に直線状に連結して収納している。電池4は、たとえば、満充電容量を2000mAh〜5000mAh、好ましくは3200mAhとする2本のニッケル水素電池である。
The
さらに、図の照明は、グリップ5の一端部にビーム光源6を、他端部にライトスイッチ41を設けている。ビーム光源6は、集束レンズを有する発光ダイオード6Aである。このビーム光源6は、集束する光をグリップ5の軸方向に照射する。発光ダイオード6Aは、絶縁基板28を介して外装ケース1の定位置に固定される。発光ダイオード6Aを固定している絶縁基板28は、第1ケース1Aと第2ケース1Bに挟着されて定位置に固定される。
Further, the illumination shown in the figure is provided with a beam
ライトスイッチ41は押しボタンスイッチで、グリップ5の後端の開口部に固定している。ライトスイッチ41である押しボタンスイッチは、グリップ5の後端に設けている開口部から露出する部分を押して操作される。このライトスイッチ41も、第1ケース1Aと第2ケース1Bに挟着されて、外装ケース1の定位置に固定される。
The
図10は、照明のブロック回路図を示している。この照明は、太陽電池2と、充電できる電池4と、制御回路40と、パネル光源3と、ビーム光源6とを備えている。制御回路40には、ライトスイッチ41を接続している。さらに、図の照明は、制御回路40に、太陽電池2と、外部入力コネクタ42を接続している。外部入力コネクタ42は、外装ケース1の側面に固定している。この外部入力コネクタ42は、ACアダプタ(図示せず)を接続して、電池4を充電する電力を供給する。さらに、図の制御回路40は、USBコネクタ43と、このUSBコネクタ43の出力状態を切り換えるUSBスイッチ44とを接続している。USBコネクタ43とUSBスイッチ44は、外装ケース1の側面に互いに接近して配置している。USBスイッチ44が押されると、電池4の電力を制御回路40で所定の電圧に変換してUSBコネクタ43から出力する。この回路図の照明は、太陽電池2で電池4を充電し、電池4の満充電を検出して電池4の充電を終了する。また、外部入力コネクタ42にACアダプタを接続する状態では、ACアダプタから入力される電力で電池4を充電する。この状態においても、電池4が満充電されると充電を停止する。さらに、制御回路40は、押しボタンスイッチのライトスイッチ41から入力されるオン信号でパネル光源3と、ビーム光源6の点灯状態を変更する。たとえば、ライトスイッチ41を一回押す毎に、以下のようにパネル光源3とビーム光源6の点灯を切り換える。
ビーム光源6を点灯→ビーム光源6を消灯してパネル光源3の9個の発光ダイオード30Aを点灯→パネル光源3の5個の発光ダイオード30Aを点灯→パネル光源3の1個の発光ダイオード30Aを点灯→パネル光源3を消灯する。
ビーム光源6又はパネル光源3を点灯する状態で、ライトスイッチ41を長押しすると、点灯しているビーム光源6とパネル光源3を消灯する。
FIG. 10 shows a block circuit diagram of illumination. This illumination includes a
Turn on the beam
When the
さらに、制御回路40は、ライトスイッチ41とUSBスイッチ44の両方を長押しすると、パネル光源3とビーム光源6のいずれか又は両方を、SOSのモールス信号(・・・−−−・・・)を繰り返すように点滅させる。この照明は、遭難したときに、SOSのモールス信号を照射して、遭難を遠方まで光で知らせることができる。
Further, when both the
1…外装ケース 1A…第1ケース
1B…第2ケース
2…太陽電池
3…パネル光源
4…電池
5…グリップ
6…ビーム光源 6A…発光ダイオード
7…緩衝バー 7A…連結凸条
10…平面部
11…第1の表面
12…第2の表面
13…開口窓
14…開口窓
15…開口部
16…段差部
17…周壁
18…ボス
19…ボス
20…止ネジ
21…パッキン
22…透光プレート
25…スリット
26…ガイド溝
27…収納部
28…絶縁基板
30…点光源 30A…発光ダイオード
31…反射板 31A…凹部
31B…貫通孔
32…拡散板 32A…第1の拡散板
32a…凹溝
32B…第2の拡散板
32b…凹部
32x…外周壁
33…絶縁基板
34…インナープレート 34A…収納部
34B…内周壁
35…Oリング
36…止ネジ
40…制御回路
41…ライトスイッチ
42…外部入力コネクタ
43…USBコネクタ
44…USBスイッチ
1 ...
DESCRIPTION OF
31B ... Through
32a ... concave groove
32B ...
Claims (5)
前記外装ケース(1)が、対向する第1の表面(11)と第2の表面(12)を有する板状であって、第1の表面(11)に太陽電池(2)を、第2の表面(12)には所定の面積から光を照射するパネル光源(3)を配置して、太陽電池(2)とパネル光源(3)とを互いに対向する姿勢として配置しており、さらに前記外装ケース(1)の外周部であって、前記太陽電池(2)とパネル光源(3)の外側に位置して電池(4)を内蔵するようにしてなる携帯式の照明。 The outer case (1), the rechargeable battery (4) built in the outer case (1), the solar battery (2) that charges the battery (4), and the light source that is lit by the battery (4) A portable illumination comprising:
The outer case (1) has a plate shape having a first surface (11) and a second surface (12) facing each other, and a solar cell (2) is provided on the first surface (11), and a second A panel light source (3) that irradiates light from a predetermined area is disposed on the surface (12) of the solar cell (2) and the panel light source (3) are disposed in a posture facing each other, and A portable illumination which is located on the outer periphery of the outer case (1) and is located outside the solar cell (2) and the panel light source (3) so as to incorporate the battery (4).
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