JP2010051622A - Ultrasonic diagnostic apparatus - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、超音波を送受信することにより生体内の臓器等の撮像を行って、診断のために用いられる超音波画像を生成する超音波診断装置に関する。 The present invention relates to an ultrasonic diagnostic apparatus that performs imaging of an organ or the like in a living body by transmitting and receiving ultrasonic waves to generate an ultrasonic image used for diagnosis.
医療分野においては、被検体の内部を観察して診断を行うために、様々な撮像技術が開発されている。特に、超音波を送受信することによって被検体の内部情報を取得する超音波撮像は、リアルタイムで画像観察を行うことができる上に、X線写真やRI(radio isotope)シンチレーションカメラ等の他の医用画像技術と異なり、放射線による被曝がない。そのため、超音波撮像は、安全性の高い撮像技術として、産科領域における胎児診断の他、婦人科系、循環器系、消化器系等を含む幅広い領域において利用されている。 In the medical field, various imaging techniques have been developed in order to perform diagnosis by observing the inside of a subject. In particular, ultrasonic imaging that acquires internal information of a subject by transmitting and receiving ultrasonic waves enables real-time image observation, and other medical applications such as X-ray photographs and RI (radio isotope) scintillation cameras. Unlike imaging technology, there is no radiation exposure. Therefore, ultrasonic imaging is used as a highly safe imaging technique in a wide range of fields including gynecological, circulatory, and digestive systems as well as fetal diagnosis in the obstetrics field.
従来、超音波診断装置は、専用の診察室内に設置される大型のものが主流であったが、超音波診断のたびに、超音波診断装置が設置された診断室に被験者を移動させる必要があり、被験者にとって大きな負担となっていた。このような被験者の負担を軽減するために、超音波診断装置を操作するオペレータ(診断者)が容易に持ち歩いて使用できるような超音波診断装置が求められている。また、超音波診断装置を持ち歩いて使用する場合には、オペレータが、ベッド上の被験者の上に身を乗り出して一方の手で超音波探触子を操作し、他方の手で超音波診断装置を保持している必要がある。このような姿勢で診断をしているときは、超音波診断装置の表示部の向きがオペレータの視点から見て最適な向きにはならず、表示部が見づらいことがある。 Conventionally, large-scale ultrasonic diagnostic apparatuses are mainly installed in a dedicated examination room, but it is necessary to move the subject to the diagnostic room where the ultrasonic diagnostic apparatus is installed for each ultrasonic diagnosis. There was a heavy burden on the subject. In order to reduce the burden on the subject, there is a need for an ultrasonic diagnostic apparatus that can be easily carried and used by an operator (diagnostic) who operates the ultrasonic diagnostic apparatus. When the ultrasonic diagnostic apparatus is carried and used, the operator leans over the subject on the bed, operates the ultrasonic probe with one hand, and uses the ultrasonic diagnostic apparatus with the other hand. It is necessary to hold. When the diagnosis is performed in such a posture, the orientation of the display unit of the ultrasonic diagnostic apparatus is not optimal from the viewpoint of the operator, and the display unit may be difficult to see.
関連する技術として、特許文献1には、トランスデューサアレイやその信号を処理する集積回路等を、ハンドヘルドのエンクロージャー内に搭載した超音波診断装置が開示されている。具体的には、トランスデューサアレイ、集積回路、ユーザ・コントローラ、ディスプレイ及びバッテリーを1つのエンクロージャー内に収容した1ピースの超音波診断装置とともに、トランスデューサアレイ、集積回路及びユーザ・コントローラを1つのユニットに、ディスプレイ及びバッテリーをもう1つのユニットに収容した2ピースの超音波診断装置が開示されている。 As a related technique, Patent Document 1 discloses an ultrasonic diagnostic apparatus in which a transducer array and an integrated circuit for processing the signal are mounted in a handheld enclosure. Specifically, the transducer array, integrated circuit, user controller, display, and battery are housed in a single enclosure, along with a single piece of ultrasound diagnostic equipment, the transducer array, integrated circuit, and user controller in one unit, A two-piece ultrasonic diagnostic apparatus in which a display and a battery are housed in another unit is disclosed.
しかしながら、特許文献1には、1ピース又は2ピースのハンドヘルドのエンクロージャー内にトランスデューサアレイやディスプレイ等を搭載するという以外に、表示部の見易さを考慮した構成は開示されていない。
そこで、上記の点に鑑み、本発明は、オペレータが片手で持ちながら容易に操作することができるとともに、表示部を見易い方向に調節可能な超音波診断装置を提供することを目的とする。 In view of the above, an object of the present invention is to provide an ultrasonic diagnostic apparatus that can be easily operated while being held by one hand of an operator and that can be adjusted in a direction in which a display unit can be easily viewed.
上記課題を解決するため、本発明の1つの観点に係る超音波診断装置は、超音波診断装置に対する入力操作に用いられる操作部と、超音波探触子に駆動信号を供給するとともに、超音波探触子から出力される受信信号を処理する送受信部と、送受信部によって処理された受信信号に基づいて画像信号を生成する画像信号生成部と、少なくとも送受信部及び画像信号生成部を収納した筐体と、画像信号生成部によって生成された画像信号に基づいて超音波画像を表示する表示部であって、筐体の端縁部分の一端領域において端縁部分と平行な第1の回転軸の周りに回動可能な第1の軸支部によって筐体に対して開閉可能に支持されているとともに、第1の回転軸に対して略垂直な第2の回転軸の周りに回動可能な第2の軸支部によって第1の軸支部に対して回動可能に支持されている表示部とを具備する。 In order to solve the above-described problem, an ultrasonic diagnostic apparatus according to one aspect of the present invention supplies a drive signal to an operation unit used for input operation to the ultrasonic diagnostic apparatus, an ultrasonic probe, and an ultrasonic wave A transmission / reception unit that processes a reception signal output from the probe, an image signal generation unit that generates an image signal based on the reception signal processed by the transmission / reception unit, and a housing that houses at least the transmission / reception unit and the image signal generation unit A display unit for displaying an ultrasonic image based on an image signal generated by the body and the image signal generation unit, and having a first rotation axis parallel to the edge part in one end region of the edge part of the housing A first pivotal support that is rotatable about the second rotation axis is supported around the housing so as to be openable and closable, and is rotatable about a second rotation axis that is substantially perpendicular to the first rotation axis. The first shaft by two shaft supports And a display portion which is rotatably supported relative to the part.
本発明によれば、筐体の端縁部分の一端領域を中心として第1及び第2の回転軸の周りに表示部を回動させることができるので、超音波診断装置を片手で持ちながら操作するオペレータにとって見易い向きに表示部を向けることができるとともに、表示部を回動させても表示部が操作部の上に被らないので、オペレータによる操作部の操作を容易にすることができる。 According to the present invention, the display unit can be rotated around the first and second rotation axes around the one end region of the edge portion of the casing, so that the operation can be performed while holding the ultrasonic diagnostic apparatus with one hand. The display unit can be oriented in an easy-to-see direction for the operator, and even if the display unit is rotated, the display unit is not covered on the operation unit, so that the operator can easily operate the operation unit.
以下、本発明の実施形態について、図面を参照しながら詳しく説明する。
図1及び図2は、本発明の一実施形態に係る超音波診断装置の外観を示す斜視図である。図1及び図2に示すように、この超音波診断装置は、超音波探触子10と、筐体20と、表示部30とを備えている。ここで、筐体20及び表示部30は、超音波診断装置本体を構成する。図1には、筐体20に対して表示部30が開いた状態が示されており、図2には、表示部30を更に遠方側へ向かう方向に回動させた状態が示されている。
Hereinafter, embodiments of the present invention will be described in detail with reference to the drawings.
1 and 2 are perspective views showing an appearance of an ultrasonic diagnostic apparatus according to an embodiment of the present invention. As shown in FIGS. 1 and 2, the ultrasonic diagnostic apparatus includes an
図1に示されるように、筐体20の主面(上面)には、超音波診断装置に対する入力操作に用いられる操作部28が設けられている。筐体20は、操作部28を操作するオペレータから見て遠方側の端縁部分において、他の部分よりも肉厚である肉厚部20aを有している。肉厚部20aは、筐体20の底面側が膨らんだ形状となっている。具体的には、筐体20の底面において、筐体20の遠方側の端縁部分に沿って蒲鉾形の凸部が設けられている。これにより、オペレータは、手で棒を握るような感覚で肉厚部20aを握ることができる。
As shown in FIG. 1, an
このように、オペレータから見て遠方側の端縁部分に肉厚部20aを形成したので、オペレータは、筐体20の底面を前腕部(腕の肘から手首までの部分)100によって支えつつ、手のひらと指全体で棒を握るような感覚で肉厚部20aを握ることができ、手首や指に余計な力を入れることなく、片手でしっかりと筐体20を保持することができる。従って、オペレータは、筐体20を片手で持ちながら操作部28を操作したり、筐体20を片手で持ちながら、もう片方の手で、超音波探触子10の操作や操作部28を用いた入力操作などを容易に行うことができる。
As described above, since the
オペレータが筐体20の底面を片腕で支えながら診察を行うことを考慮して、筐体20の大きさ(面積)は、B5サイズ〜A4サイズであり、超音波診断装置全体の重さは、2kg〜5kgであることが望ましい。また、表示部30が開いた状態において姿勢の安定を保つために、表示部30の重さは、超音波診断装置全体の重さの1/4以下であることが望ましい。
Considering that the operator performs a diagnosis while supporting the bottom surface of the
表示部30は、筐体20の遠方側の端縁部分の一端領域において該端縁部分と平行な第1の回転軸32の周りに回動可能な第1の軸支部31aによって、筐体20に対して開閉可能に支持されているとともに、第1の回転軸32に対して略垂直な第2の回転軸33の周りに回動可能な第2の軸支部31bによって第1の軸支部31aに対して回動可能に支持されている。従って、オペレータは、表示部30を回転させることにより、表示部30を見る方向に合わせて表示部30の向きを調節することができる。
The
本願において、「端縁部分」とは、端縁から所定の距離内に位置する部分のことをいい、具体的には、筐体20の遠方側の端縁から30mm以内に位置する部分のことをいう。また、「一端領域」とは、一端から所定の距離内に位置する領域のことをいい、具体的には、筐体20の遠方側の端縁部分の一端から、端縁の長さの1/4以内に位置する領域のことをいう。
In the present application, the “edge portion” refers to a portion located within a predetermined distance from the edge, and specifically, a portion located within 30 mm from the far edge of the
このように、筐体20の遠方側の端縁部分において表示部30を支持しているのは、本実施形態に係る超音波診断装置がポータブル型なので、超音波診断装置の外形を小さくすると共に、表示部30をオペレータの目の位置から離す必要があるためである。また、第1の回転軸32と第2の回転軸33とは、略交差する関係にあり、具体的には、第1の回転軸32と第2の回転軸33との間の距離を20mm以下とするのが望ましい。これにより、超音波診断装置を小型化すると共に、超音波診断装置の構造を簡略化することができる。
As described above, the
さらに、図1に示すように、筐体20の肉厚部20aの一部には、超音波探触子10を収納する収納部20bが形成されている。ここで、超音波探触子10は略円筒状の外形を有しており、筐体20の肉厚部20aには、超音波探触子10の外形に対応する空洞が収納部20bとして形成されている。
Further, as shown in FIG. 1, a
このように、超音波探触子10を収納する収納部20bを筐体20の肉厚部20aに形成することによって、肉厚部20aのスペースを有効利用して、超音波探触子10を超音波診断装置本体と一緒に持ち運びすることができる。また、後で説明するように、超音波診断装置本体と超音波探触子10との間における信号の送受信を無線で行うようにして、超音波診断装置本体と超音波探触子10とが信号線で接続されていない場合においても、超音波探触子10が超音波診断装置本体から離れて紛失するような事故を防止することができる。なお、超音波診断装置本体と超音波探触子10との信号の送受信を有線で行う場合には、筐体20の収納部20b又はその近傍に、信号線を収容する収容部を形成してもよい。
Thus, by forming the
図1に示すように、表示部30は、表示部30の下方側の端縁部分のうち、操作部28を操作するオペレータから見て右側から中央にかけての部分が切り欠かれた形状となっており、表示部30を開閉可能に支持する第1の軸支部31aは、オペレータから見て遠方側の端縁部分の左端領域のみに形成されている。なお、本願において、「左端領域」とは、左端から所定の距離内に位置する領域のことをいい、具体的には、筐体20の遠方側の端縁部分の左端から、端縁の長さの1/4以内に位置する領域のことをいう。これにより、オペレータが筐体20の肉厚部20aを握る際に、表示部30によってオペレータの手の指先101が邪魔されることがない。従って、オペレータは、前腕部100から指先101までの全体を使って確実に筐体20を保持することができる。
As shown in FIG. 1, the
第2の軸支部31bは、第1の軸支部31aの上方に隣接して設けられている。そして、表示部30のうち、第2の軸支部31bより上側の部分は、操作部28を操作するオペレータ(又は筐体20)から見て遠方側に回動可能となっている。このように、表示部30が遠方側へ向かう方向に回動可能となっていることにより、第2の回転軸33の周りで表示部30を見易いように回動させた場合でも、表示部30が操作卓28の上に被らないようにして、オペレータによる操作卓28の操作を容易にすることができる。
The second
オペレータから見て左側に第1の軸支部31a及び第2の軸支部31bが設けられているのは、医療現場において、仰向けに横たわった被験者から見て右側(うつ伏せに横たわった被験者から見て左側)に超音波診断装置のオペレータが位置し、オペレータが、被験者の方を向きながら、左側に超音波診断装置本体を置いて(左手で超音波診断装置本体を持ってもよい)、右手で超音波探触子10を操作しながら超音波診断を行うので、オペレータの位置が超音波診断装置本体の右側(被験者側)にずれることが多いことを考慮したものである。特に、オペレータが被験者の上に身を乗り出して超音波探触子10を操作するような場合には、オペレータの位置が超音波診断装置本体の右側にずれる傾向がより顕著となる。
The first
本実施形態によれば、オペレータから見て左側に第1の軸支部31a及び第2の軸支部31bを設けて、表示部30を遠方側に回動できるようにしたので、超音波診断装置本体の右側に位置するオペレータにとって見易いように、表示部30の向きを調整することができる。またオペレータだけでなく、被験者も超音波診断装置本体より右側に位置するので、必要であれば被験者に見易いように表示部30の向きを調整して、超音波画像をリアルタイムで被験者に見せることも容易にできる。
According to the present embodiment, the first
超音波診断においては、オペレータが、一方の手で超音波探触子10を患者の各部に当接させながら、表示部30に表示される超音波画像を観察したり、超音波画像を患者に見せたりする必要があるので、他方の手で筐体20を保持しながら表示部30の向きを自由に変えられることは非常に便利である。また、オペレータは、一方の手で超音波探触子10を患者の各部に当接させながら、他方の手で操作部28を操作することもできるので、超音波診断を迅速に行うことが可能となる。
In the ultrasonic diagnosis, an operator observes an ultrasonic image displayed on the
次に、本発明の第1の実施形態に係る超音波診断装置の内部構成について説明する。
図3は、本発明の第1の実施形態に係る超音波診断装置の内部構成を示すブロック図である。この超音波診断装置は、超音波探触子10と、超音波診断装置本体とによって構成される。超音波診断装置本体は、走査制御部11と、送信遅延パターン記憶部12と、送信制御部13と、駆動信号発生部14と、受信信号処理部21と、受信遅延パターン記憶部22と、受信制御部23と、Bモード画像生成部(画像信号生成部)24と、D/A変換器25と、制御部26と、格納部27と、操作部28と、表示部30とを有している。駆動信号発生部14と受信信号処理部21とは、送受信部を構成する。ここで、走査制御部11〜駆動信号発生部14、及び、受信信号処理部21〜格納部27は、図1及び図2に示す筐体20に収納されており、操作部28は、筐体20の主面に設けられている。
Next, the internal configuration of the ultrasonic diagnostic apparatus according to the first embodiment of the present invention will be described.
FIG. 3 is a block diagram showing an internal configuration of the ultrasonic diagnostic apparatus according to the first embodiment of the present invention. This ultrasonic diagnostic apparatus is constituted by an
被検体に当接させて用いられる超音波探触子10は、1次元又は2次元のトランスデューサアレイを構成する複数の超音波トランスデューサ10aを備えている。それらの超音波トランスデューサ10aは、印加される駆動信号に基づいて超音波を送信すると共に、伝搬する超音波エコーを受信して受信信号を出力する。
The
各超音波トランスデューサは、例えば、PZT(チタン酸ジルコン酸鉛:Pb(lead) zirconate titanate)に代表される圧電セラミックや、PVDF(ポリフッ化ビニリデン:polyvinylidene difluoride)に代表される高分子圧電素子等の圧電性を有する材料(圧電体)の両端に電極を形成した振動子によって構成される。そのような振動子の電極に、パルス状又は連続波の電圧を印加すると、圧電体が伸縮する。この伸縮により、それぞれの振動子からパルス状又は連続波の超音波が発生し、それらの超音波の合成によって超音波ビームが形成される。また、それぞれの振動子は、伝搬する超音波を受信することによって伸縮し、電気信号を発生する。それらの電気信号は、超音波の受信信号として出力される。 Each ultrasonic transducer is, for example, a piezoelectric ceramic represented by PZT (Pb (lead) zirconate titanate) or a polymer piezoelectric element represented by PVDF (polyvinylidene difluoride). It is constituted by a vibrator in which electrodes are formed on both ends of a piezoelectric material (piezoelectric body). When a pulsed or continuous wave voltage is applied to the electrodes of such a vibrator, the piezoelectric body expands and contracts. By this expansion and contraction, pulsed or continuous wave ultrasonic waves are generated from the respective vibrators, and an ultrasonic beam is formed by synthesizing these ultrasonic waves. Each vibrator expands and contracts by receiving propagating ultrasonic waves and generates an electrical signal. These electrical signals are output as ultrasonic reception signals.
走査制御部11は、超音波ビームの送信方向及び超音波エコーの受信方向を順次設定する。送信遅延パターン記憶部12は、超音波ビームを形成する際に用いられる複数の送信遅延パターンを記憶している。送信制御部13は、走査制御部11において設定された送信方向に応じて、送信遅延パターン記憶部12に記憶されている複数の遅延パターンの中から所定のパターンを選択し、そのパターンに基づいて、複数の超音波トランスデューサ10aの駆動信号にそれぞれ与えられる遅延時間を設定する。あるいは、送信制御部13は、複数の超音波トランスデューサ10aから一度に送信される超音波が被検体の撮像領域全体に届くように遅延時間を設定しても良い。
The
駆動信号発生部14は、例えば、複数の超音波トランスデューサ10aに対応する複数のパルサによって構成されている。駆動信号発生部14は、送信制御部13によって設定された遅延時間に従って、複数の超音波トランスデューサ10aから送信される超音波が超音波ビームを形成するように複数の駆動信号を超音波探触子10に供給し、又は、複数の超音波トランスデューサ10aから一度に送信される超音波が被検体の撮像領域全体に届くように複数の駆動信号を超音波探触子10に供給する。
For example, the
受信信号処理部21は、複数の超音波トランスデューサ10aに対応して、複数の増幅器(プリアンプ)21aと、複数のA/D変換器21bとを含んでいる。超音波トランスデューサ10aから出力される受信信号は、増幅器21aにおいて増幅され、増幅器21aから出力されるアナログの受信信号は、A/D変換器21bによってディジタルの受信信号に変換される。A/D変換器21bは、ディジタルの受信信号を、受信制御部23に出力する。
The reception
受信遅延パターン記憶部22は、複数の超音波トランスデューサ10aから出力される複数の受信信号に対して受信フォーカス処理を行う際に用いられる複数の受信遅延パターンを記憶している。受信制御部23は、走査制御部11において設定された受信方向に基づいて、受信遅延パターン記憶部22に記憶されている複数の受信遅延パターンの中から所定のパターンを選択し、そのパターンに基づいて複数の受信信号に遅延を与えて加算することにより、受信フォーカス処理を行う。この受信フォーカス処理により、超音波エコーの焦点が絞り込まれた音線信号が形成される。
The reception delay
Bモード画像生成部24は、受信制御部23によって形成された音線信号に基づいて、被検体内の組織に関する断層画像情報であるBモード画像信号を生成する。Bモード画像生成部24は、STC(sensitivity time control)部24aと、包括線検波部24bと、DSC(digital scan converter:ディジタル・スキャン・コンバータ)24cとを含んでいる。
The B-mode
STC部24aは、受信制御部23によって形成された音線信号に対して、超音波の反射位置の深度に応じて、距離による減衰の補正を施す。包絡線検波部24bは、STC部24aにおいて補正が施された音線信号に対して包絡線検波処理を施すことにより、包絡線信号を生成する。DSC24cは、包絡線検波部24bによって生成された包絡線信号を通常のテレビジョン信号の走査方式に従う画像信号に変換(ラスター変換)し、階調処理等の必要な画像処理を施すことにより、Bモード画像信号を生成する。
The
D/A変換器25は、Bモード画像生成部24から出力されるディジタルの画像信号を、アナログの画像信号に変換する。表示部30は、例えば、CRTやLCD等のディスプレイ装置を含んでおり、アナログの画像信号に基づいて診断画像を表示する。
The D /
制御部26は、操作部28を用いたオペレータの操作に従って、走査制御部11、Bモード画像生成部24等を制御する。本実施形態においては、走査制御部11、送信制御部13、受信制御部23、Bモード画像生成部24、及び、制御部26が、CPUとソフトウェア(プログラム)によって構成されるが、これらをディジタル回路やアナログ回路で構成しても良い。ソフトウェア(プログラム)は、格納部27に格納される。格納部27における記録媒体としては、内蔵のハードディスクの他に、フレキシブルディスク、MO、MT、RAM、CD−ROM、又は、DVD−ROM等を用いることができる。
The
図3においては、超音波診断装置本体と超音波探触子10との間で信号線を介して信号の送受信を行う例が示されているが、本実施形態はこれに限られず、超音波診断装置本体と超音波探触子10との間で無線による信号の送受信を行うようにしても良い。無線による信号の送受信を行う場合には、超音波診断装置本体の駆動信号発生部14及び受信信号処理部21に第1の無線送受信器を接続するとともに、超音波探触子10の超音波トランスデューサ10aに駆動信号出力回路及び受信信号増幅回路を介して第2の無線送受信器を接続し、第1の無線送受信器と第2の無線送受信器との間で無線信号を送受信する。無線信号の搬送波としては、電磁波、磁界、赤外線などを用いることができる。また、超音波探触子10内の回路に電源電圧を供給するために、超音波探触子10内に電池(蓄電池等)が備えられる。
FIG. 3 shows an example in which signals are transmitted and received between the ultrasonic diagnostic apparatus main body and the
本発明は、超音波を送受信することにより生体内の臓器等の撮像を行って、診断のために用いられる超音波画像を生成する超音波診断装置において利用することが可能である。 INDUSTRIAL APPLICABILITY The present invention can be used in an ultrasonic diagnostic apparatus that performs imaging of an organ or the like in a living body by transmitting and receiving ultrasonic waves and generates an ultrasonic image used for diagnosis.
10 超音波探触子
10a 超音波トランスデューサ
11 走査制御部
12 送信遅延パターン記憶部
13 送信制御部
14 駆動信号発生部
20 筐体
20a 肉厚部
20b 収納部
21 受信信号処理部
21a 増幅器
21b A/D変換器
22 受信遅延パターン記憶部
23 受信制御部
24 Bモード画像生成部
24a STC部
24b 包絡線検波部
24c DSC
25 D/A変換器
26 制御部
27 格納部
28 操作卓
30 表示部
31a 第1の軸支部
31b 第2の軸支部
32 第1の回転軸
33 第2の回転軸
100 オペレータの前腕部
101 オペレータの指先
DESCRIPTION OF
25 D /
Claims (3)
前記超音波診断装置に対する入力操作に用いられる操作部と、
超音波探触子に駆動信号を供給するとともに、前記超音波探触子から出力される受信信号を処理する送受信部と、
前記送受信部によって処理された受信信号に基づいて画像信号を生成する画像信号生成部と、
少なくとも前記送受信部及び前記画像信号生成部を収納した筐体と、
前記画像信号生成部によって生成された画像信号に基づいて超音波画像を表示する表示部であって、前記筐体の端縁部分の一端領域において前記端縁部分と平行な第1の回転軸の周りに回動可能な第1の軸支部によって前記筐体に対して開閉可能に支持されているとともに、前記第1の回転軸に対して略垂直な第2の回転軸の周りに回動可能な第2の軸支部によって前記第1の軸支部に対して回動可能に支持されている前記表示部と、
を具備する超音波診断装置。 An ultrasound diagnostic apparatus,
An operation unit used for an input operation to the ultrasonic diagnostic apparatus;
A transmission / reception unit for supplying a drive signal to the ultrasonic probe and processing a reception signal output from the ultrasonic probe;
An image signal generation unit that generates an image signal based on the reception signal processed by the transmission / reception unit;
A housing containing at least the transmission / reception unit and the image signal generation unit;
A display unit that displays an ultrasonic image based on an image signal generated by the image signal generation unit, wherein the first rotation axis is parallel to the edge portion in one end region of the edge portion of the housing. The first pivotal support that can rotate around is supported so as to be openable and closable with respect to the housing, and can be rotated around a second rotation axis that is substantially perpendicular to the first rotation axis. The display unit supported rotatably by the second shaft support part with respect to the first shaft support part;
An ultrasonic diagnostic apparatus comprising:
前記第2の軸支部が、前記第1の軸支部の上方に隣接して設けられている、
請求項1記載の超音波診断装置。 The first shaft support portion is provided in a left end region of an end edge portion on a far side as viewed from an operator who operates the operation portion,
The second shaft support portion is provided adjacent to and above the first shaft support portion.
The ultrasonic diagnostic apparatus according to claim 1.
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