JP2010051583A - Coil and magnetic resonance imaging system - Google Patents
Coil and magnetic resonance imaging system Download PDFInfo
- Publication number
- JP2010051583A JP2010051583A JP2008220175A JP2008220175A JP2010051583A JP 2010051583 A JP2010051583 A JP 2010051583A JP 2008220175 A JP2008220175 A JP 2008220175A JP 2008220175 A JP2008220175 A JP 2008220175A JP 2010051583 A JP2010051583 A JP 2010051583A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- coil
- coil element
- element housing
- pressing member
- pressing
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Images
Landscapes
- Magnetic Resonance Imaging Apparatus (AREA)
Abstract
Description
本発明は、被検体からMR信号を受信するコイル、およびそのコイルを有する磁気共鳴イメージング(Magnetic Resonance Imaging)システムに関する。 The present invention relates to a coil that receives an MR signal from a subject, and a magnetic resonance imaging system having the coil.
従来より、頸動脈分岐部のプラーク診断に使用されるコイルが知られている(特許文献1参照)。
高品質な頸動脈分岐部のMR画像を得るためには、コイルを頸部に十分に密着させる必要がある。しかし、特開2005-21322号公報のコイルでは、コイルを頸部に密着させることが難しいという問題がある。 In order to obtain a high-quality MR image of the carotid bifurcation, the coil needs to be in close contact with the neck. However, the coil disclosed in Japanese Patent Application Laid-Open No. 2005-21322 has a problem that it is difficult to bring the coil into close contact with the neck.
本発明は、上記の事情に鑑み、撮影部位への密着性を向上させることができるコイル、およびそのコイルを有する磁気共鳴イメージングシステムを提供することを目的とする。 An object of this invention is to provide the coil which can improve the adhesiveness to an imaging | photography site | part, and the magnetic resonance imaging system which has the coil in view of said situation.
上記の問題を解決する本発明のコイルは、
被検体の撮影部位が配置される配置部と、
コイルエレメントを収容するコイルエレメント収容部材と、
上記コイルエレメント収容部材を押圧することにより、上記コイルエレメント収容部材を上記配置部に配置された撮影部位に押し付ける押圧部材と、
上記押圧部材が上記配置部に近づく方向に移動可能なように上記押圧部材を支持する支持体と、
を有している。
The coil of the present invention that solves the above problems
An arrangement part where an imaging region of the subject is arranged;
A coil element housing member for housing the coil element;
By pressing the coil element housing member, a pressing member that presses the coil element housing member against the imaging region disposed in the placement portion;
A support that supports the pressing member so that the pressing member can move in a direction approaching the placement portion;
have.
本発明では、コイルエレメント収容部材を被検体の撮影部位に押し付ける押圧部材は、被検体の撮影部位が配置される配置部に近づく方向に移動可能になっている。したがって、コイルエレメント収容部材と撮影部位との密着性が悪い場合は、押圧部材を配置部に近づく方向に移動させることにより、コイルエレメント収容部材を撮影部位にしっかりと押し付けることができ、高品質なMR画像を得ることができる。 In the present invention, the pressing member that presses the coil element housing member against the imaging region of the subject is movable in a direction approaching the arrangement portion where the imaging region of the subject is disposed. Therefore, when the adhesion between the coil element housing member and the imaging region is poor, the coil element housing member can be firmly pressed against the imaging region by moving the pressing member in the direction approaching the placement portion, and high quality. MR images can be obtained.
以下、図面を参照しながら、発明を実施するための最良の形態を詳細に説明する。尚、本発明は、発明を実施するための最良の形態に限定されるものではない。 The best mode for carrying out the invention will be described below in detail with reference to the drawings. The present invention is not limited to the best mode for carrying out the invention.
図1は、本発明の一実施形態の磁気共鳴イメージングシステム1のブロック図である。
FIG. 1 is a block diagram of a magnetic
磁気共鳴イメージングシステム1は、MR(Magnetic
Resonance)装置10と、制御装置20と、操作装置30とを有している。
The magnetic
Resonance)
MR装置10は、ガントリ11とテーブル12とを有している。テーブル12には、被検体14が寝ている。また、MR装置10は、本発明の一実施形態のコイル13を有している。コイル13は、被検体14の頭部14aから頸部14bにわたる部位に設置されている。コイル13は、頭部14aから頸部14bにわたる部位の中で、特に頸動脈分岐部CA(図40参照)を描出するためのコイルである。コイル13の具体的な構造については、後述する。
The
制御装置20は、MR装置10を制御したり、コイル13からのデータを処理し、画像を再構成する。再構成された画像は、操作装置30に送られる。
The
操作装置30は、制御装置20に命令を送ったり、制御装置20からの再構成画像をモニタ31に表示する。
The
図2は、コイル13の斜視図、図3は、コイル13の上面図である。
FIG. 2 is a perspective view of the
コイル13は、基板51と、ヘッドレスト52と、2つのコイルエレメント収容部材53および54と、2つの保持アーム55および56と、2つの押圧部材57および58と、2つの押圧部材支持台59および60と、2つの固定ねじ61および62とを有している。
The
図4は、コイル13の分解斜視図である。
FIG. 4 is an exploded perspective view of the
基板51には、ヘッドレスト52と、2つの保持アーム55および56と、2つの支持部材59および60とが固定されている。ヘッドレスト52には、後述する図40に示すように、被検体14の頭部14aおよび頸部14bが配置される。2つの保持アーム55および56は、それぞれコイルエレメント収容部材53および54を保持するアームである。2つの押圧部材支持台59および60は、それぞれ押圧部材57および58を摺動自在に支持する台である。
A
図5は、基板51から、ヘッドレスト52と、2つの保持アーム55および56と、2つの支持部材59および60とを分離して示した図である。
FIG. 5 is a diagram showing the
基板51は、ヘッドレスト固定用領域510と、保持アーム固定用領域511および512と、支持台固定用領域513および514とを有している。
The
ヘッドレスト固定用領域510は、ヘッドレスト52が固定される領域である。保持アーム固定用領域511および512は、それぞれ保持アーム55および56が固定される領域である。支持台固定用領域513および514は、それぞれ押圧部材支持台59および60が固定される領域である。
The
ヘッドレスト52は、ヘッドレスト受部52aと、スポンジ52bとを有している。ヘッドレスト受部52aは、硬質材料で成形されている。ヘッドレスト受部52aは、基板51のヘッドレスト固定用領域510に固定される。
The
図6は、基板51のヘッドレスト固定用領域510にヘッドレスト受部52aが固定された様子を示す図である。
FIG. 6 is a diagram illustrating a state in which the
ヘッドレスト受部52aは、接着剤やねじなどでヘッドレス用領域510に固定される。ヘッドレスト受部52aには、スポンジ52bが貼り付けられる。
The
図7は、ヘッドレスト受部52aにスポンジ52bが貼り付けられた様子を示す図である。
FIG. 7 is a diagram illustrating a state in which the
スポンジ52bは接着剤などでヘッドレスト受部52aに貼り付けられる。被検体14の頭部14aおよび頸部14bは、後述する図40に示すように、硬質のヘッドレスト受部52aに直接配置されるのではなく、やわらかい素材のスポンジ52bに配置される。したがって、被検体14が痛みや不快感を感じないようにすることができる。また、スポンジ52bは、硬質のヘッドレスト受部52aに貼り付けられているので、ヘッドレスト受部52aが、被検体14の頭部14aおよび頸部14bの重みをしっかりと受け止める。したがって、ヘッドレスト52は、被検体14に痛みや不快感を感じさせること無く、被検体14の頭部14aおよび頸部14bを支えることができる。
The
また、基板51は、保持アーム55および56が固定される保持アーム用領域511および512を有している。
The
保持アーム55および56は、それぞれコイルエレメント収容部材53および54を保持する。
The holding
図8は、保持アーム55の拡大図である。
FIG. 8 is an enlarged view of the
保持アーム55は、アーム部551と、付着部552とを有している。付着部552は、アーム部551に着脱自在に取り付けられる構造になっている。
The
図9は、保持アーム55の分解斜視図である。
FIG. 9 is an exploded perspective view of the
アーム部551は、屈曲可能な構造になっている。アーム部551の下端551aは、基板51の保持アーム固定用領域511(図7参照)に固定される。アーム部551の上端551bの側面にはねじ溝551cが形成されており、この上端551bには、付着部552が着脱自在に取り付けられる。付着部552は、付着シート台553と、付着シート554とを有している。
The
図10は、付着シート台553から付着シート554を分離して示した図である。
付着シート台553は、付着シート554が貼り付けられる土台になる。
FIG. 10 is a view showing the
The
図11は、付着シート台553の斜視図(a)、正面図(b)、側面図(c)、上面図(d)、および図11(d)のA−A断面図(e)である。 FIG. 11 is a perspective view (a), a front view (b), a side view (c), a top view (d), and an AA cross-sectional view (e) of FIG. .
付着シート台553は、図11(a)に示すように、アーム部551の上端551b(図9参照)に取り付けられる取付部553aと、付着シート554(図10参照)が貼り付けられる被貼付面553bとを有している。取付部553aには、図11(d)および(e)に示すように、貫通孔553cが形成されている。貫通孔553cの内壁面には、図11(e)に示すように、ねじ溝553dが形成されている。このねじ溝553dは、アーム部551の上端551bのねじ溝551c(図9参照)に螺合するように形成されている。したがって、付着シート台553の取付部553aのねじ溝553dを、アーム部551の上端551bのねじ溝551cに螺合させることによって、付着シート台553をアーム部551に着脱自在に取り付けることができる。
As shown in FIG. 11A, the
図10に戻って説明を続ける。 Returning to FIG.
付着部552は、付着シート554を有している。付着シート554の裏面554aは、接着剤などで、付着シート台553の被貼付面553bに貼り付けられる。付着シート554の表面は、コイルエレメント収容部材53の被付着面632b(後述する図19参照)に着脱自在に付着する付着面554bである。付着シート554の裏面554aが、付着シート台553の被貼付面553bに貼り付けられることにより、付着部552が構成される。付着部552がアーム部551に取り付けられることにより、保持アーム55(図8参照)が構成される。保持アーム55は、基板51の保持アーム固定用領域511(図7参照)に固定される。
The
尚、図8〜図11では、保持アーム55について説明したが、もう一方の保持アーム56(図7参照)も、保持アーム55と同一構造である。したがって、もう一方の保持アーム56の詳細な説明は省略する。保持アーム56は、基板51の保持アーム固定用領域512に固定される。
Although the holding
図12は、基板51の保持アーム固定用領域511および512に、それぞれ保持アーム55および56が固定された様子を示す図である。
FIG. 12 is a diagram showing a state in which the holding
保持アーム55および56は、接着剤やねじなどで保持アーム固定用領域511および512に固定される。
The holding
更に、基板51は、押圧部材支持台59および60が固定される支持台固定用領域513および514を有している。
Further, the
図13は、押圧部材支持台59の斜視図、図14は、図13のA−A断面図、図15は、図13のB−B断面図である。
13 is a perspective view of the pressing
押圧部材支持台59は、押圧部材57(図4参照)を支持する支持面59aを有している。また、押圧部材支持台59の側部59bおよび59cは、図14に示すように、断面U字形状に形成されている。側部59bには、押圧部材57の側端縁671d(図23参照)が嵌入される嵌入溝59dが形成されており、もう一方の側部59cには、押圧部材57の側端縁671e(図23参照)が嵌入される嵌入溝59eが形成されている。また、押圧部材支持台59の2つの側端面59fおよび59gのうちの一方の側端面59gの近傍には、支持面59aを貫通する貫通孔59hが形成されている。貫通孔59hの内壁面には、図15に示すように、ねじ溝59iが形成されている。このねじ溝59iは、後述する固定ねじ61のねじ溝61a(図37参照)に螺合するように形成されている。
The pressing
上記のように構成された押圧部材支持台59が、基板51の支持台固定用領域513(図6参照)に固定される。
The pressing
尚、図13〜図15では、押圧部材支持台59について説明したが、もう一方の押圧部材支持台60(図7参照)も、押圧部材支持台59と同一構造である。したがって、もう一方の押圧部材支持台60の詳細な説明は省略する。押圧部材支持台60は、基板51の支持台固定用領域514に固定される。
13 to 15, the pressing
図16は、基板51の支持台固定用領域513および514に、それぞれ押圧部材支持台59および60が固定された様子を示す図、図17は、図16のA−A断面図である。
16 is a view showing a state in which the pressing member support bases 59 and 60 are fixed to the support
押圧部材支持台59および60は、接着剤やねじなどで、支持台固定用領域513および514に固定される。図17に示すように、押圧部材支持台59は、押圧部材支持台59の一部分591が基板51からはみ出すように固定されている。押圧部材支持台59の貫通孔59hは、押圧部材支持台59の一部分591に形成されており、したがって、押圧部材支持台59の貫通孔59hは、基板51からはみ出した位置に配置される。また、押圧部材支持台60も、押圧部材支持台60の一部分601が基板51からはみ出すように固定されている。押圧部材支持台60の貫通孔60hは、押圧部材支持台60の一部分601に形成されており、したがって、押圧部材支持台60の貫通孔60hは、基板51からはみ出した位置に配置される。
The pressing member support bases 59 and 60 are fixed to the support
図5〜図17を参照しながら説明したように、ヘッドレスト52、保持アーム55および56、並びに押圧部材支持台59および60が、基板51に固定される。尚、基板51と押圧部材支持台59および60とを合わせたものが、本発明の支持体に相当する。
As described with reference to FIGS. 5 to 17, the
基板51に固定されている2つの保持アーム55および56には、それぞれコイルエレメント収容部材53および54(図4参照)が着脱自在に取り付けられる。
Coil
図18は、保持アーム55および56にコイルエレメント収容部材53および54が取り付けられた様子を示す斜視図である。
FIG. 18 is a perspective view showing a state in which the coil
保持アーム55および56にコイルエレメント収容部材53および54を取り付けることによって、コイルエレメント収容部材53および54は、ヘッドレスト52の近くに保持される。次に、コイルエレメント収容部材53の構造について説明する。
By attaching the coil
図19は、コイルエレメント収容部材53を正面側から見た斜視図、図20は、コイルエレメント収容部材53を背面側から見た斜視図である。
19 is a perspective view of the coil
コイルエレメント収容部材53は、コイルエレメント筐体63と、スポンジ73とを有している。
The coil
図21は、コイルエレメント筐体63から、スポンジ73を分離して示した図である。
スポンジ73は、コイルエレメント筐体63に貼り付けられる。
FIG. 21 is a view showing the
The
図22は、コイルエレメント筐体63の分解斜視図である。
FIG. 22 is an exploded perspective view of the
コイルエレメント筐体63は、内側筐体部631と、外側筐体部632とを有している。内側筐体部631の外面631aには、スポンジ73(図21参照)が貼り付けられる。また、内側筐体部631の内面631bには、3つのコイルエレメントが設けられている(図23参照)。
The
図23は、内側筐体部631の内面631bを示す図である。
FIG. 23 is a diagram illustrating an
内側筐体部631の内面631bには、3つのループ状コイルエレメント633、634、および635が設けられている。3つのコイルエレメント633、634、および635は、コイルエレメント633、634、および635どうしのカップリングが低減されるように配置されている。3つのコイルエレメント633、634、および635を設けることによって、コイルエレメントが1つ又は2つの場合よりも、MR画像に描出できる範囲を広くすることができる。したがって、頸動脈分岐部CA(図41参照)の位置は、被検体によって微妙に異なるが、3つのコイルエレメント63、634、および635を設けることによって、被検体にかかわらず、頸動脈分岐部CAを十分に強調して描出することができる。
Three looped
尚、頸動脈分岐部CAを描出できるのであれば、コイルエレメントの数は、必ずしも3つである必要はなく、3個以下でもよく、3個以上であってもよい。また、コイルエレメント633、634、および635は、ループ状コイルエレメントであるが、コイルエレメントは、必ずしもループ状コイルエレメントである必要はなく、他の形状のコイルエレメント(例えば、8の字コイルエレメント)であってもよい。
If the carotid artery branch CA can be depicted, the number of coil elements is not necessarily three, but may be three or less, or three or more. Further, the
次に、コイルエレメント筐体63の外側筐体部632について説明する。
Next, the
図24は、コイルエレメント筐体63の外側筐体部632の外面632aを示す図である。
FIG. 24 is a view showing the
外側筐体部632の外面632aには、保持アーム55の付着面554b(例えば図10参照)が着脱自在に付着される被付着面632bが設けられている。この被付着面632bは、保持アーム55の付着部552の付着面554bよりも広い面積を有している。外側筐体部632の被付着面632bが、保持アーム55の付着部552の付着面554bよりも広い面積を有している理由については、後述する。
An
上記のように構成された内側筐体部631と外側筐体部632とを互いに取り付けることによって、コイルエレメント筐体63が構成される。
The coil element casing 63 is configured by attaching the
尚、図19〜図24では、コイルエレメント収容部材53について説明したが、もう一方のコイルエレメント収容部材54(図18参照)も、コイルエレメント収容部材53と同一構造である。したがって、もう一方のコイルエレメント収容部材54の詳細な説明は省略する。コイルエレメント収容部材54は、保持アーム56に着脱自在に取り付けられる。
In addition, although FIG. 19-24 demonstrated the coil
図18に戻って説明を続ける。 Returning to FIG. 18, the description will be continued.
基板51には、押圧部材支持台59および60が固定されている。押圧部材支持台59および60には、それぞれ押圧部材57および58(図4参照)が取り付けられる。次に、押圧部材57の構造について説明する。
The pressing member support bases 59 and 60 are fixed to the
図25は、押圧部材57を正面側から見たの斜視図である。
押圧部材57は、押圧パッド台571と、2つの押圧パッド(押圧部)572および573とを有している。
FIG. 25 is a perspective view of the pressing
The pressing
図26は、押圧部材57の分解斜視図である。
押圧パッド台571は、2つの押圧パッド572および573が貼り付けられる土台になる。
FIG. 26 is an exploded perspective view of the pressing
The
図27は、押圧パッド台571を正面側から見た斜視図、図28は、押圧パッド台571を背面側から見た斜視図である。
押圧パッド台571は、パッド台水平基板671と、パッド台水平基板671に対して垂直に延在する2つのパッド台垂直基板771および871とを有している。
FIG. 27 is a perspective view of the
The
図29〜図32は、押圧パッド台571の正面図、背面図、上面図、および下面図である。
29 to 32 are a front view, a rear view, a top view, and a bottom view of the
パッド台水平基板671は、上面671aおよび下面671bを有している(図29参照)。パッド台水平基板671の下面671bは、押圧部材支持台59の支持面59a(図13参照)を摺動する摺動面を構成する。
The pad base
また、パッド台水平基板671は、上面671aから下面671bに貫通する貫通孔671cを有している。貫通孔671cは、直線状に延在するように形成されている。貫通孔671cには、後述する図40に示すように、固定ねじ61が貫通する。
The pad base
更に、パッド台水平基板671は2つの側端縁671dおよび671eを有している。側端縁671dは、押圧部材支持台59の側部59bの嵌入溝59d(図14参照)に嵌入するように形成されている。また、側端縁671eは、押圧部材支持台59の側部59cの嵌入溝59e(図14参照)に嵌入するように形成されている。
Further, the pad base
2つのパッド台垂直基板771および871は、パッド台水平基板671に対して垂直に固定されている。図29に示すように、パッド台垂直基板771は、押圧パッド572(図26参照)が貼り付けられる被貼付面771aを有しており、パッド台垂直基板871は、押圧パッド573(図26参照)が貼り付けられる被貼付面871aを有している。
The two pad base
上記のように構成された押圧パッド台571に、2つの押圧パッド572および573(図26参照)が貼り付けられることにより、押圧部材57(図25参照)が構成される。
Two
尚、図25〜図32では、押圧部材57について説明したが、もう一方の押圧部材58(図4参照)も、押圧部材57と同一構造である。したがって、もう一方の押圧部材58の詳細な説明は省略する。
25 to 32, the pressing
押圧部材57は、押圧部材支持台59に支持される。次に、押圧部材57が押圧部材支持台59にどのように支持されているかについて説明する。
The pressing
図33は、押圧部材57が押圧部材支持台59にどのように支持されているかを説明する図である。尚、図33では、説明の便宜上、コイルエレメント収容部材53および54は、それぞれ保持アーム55および56から取り外された状態で図示されている。
FIG. 33 is a diagram for explaining how the pressing
押圧部材57は、押圧部材支持台59の側部59bの嵌入溝59d(図14参照)に嵌入する側端縁671dと、押圧部材支持台59の側部59cの嵌入溝59e(図14参照)に嵌入する側端縁671eとを有している。押圧部材57の側端縁671dおよび671eは、それぞれ、押圧部材支持台59の横方向DLから、押圧部材支持台59の嵌入溝59dおよび59eに嵌入される(図34参照)。
The pressing
図34は、押圧部材57の側端縁671dおよび671eの一部が、それぞれ押圧部材支持台59の嵌入溝59dおよび59eに嵌入した様子を示す図である。
FIG. 34 is a diagram illustrating a state in which part of the side end edges 671d and 671e of the pressing
図34に示すように、押圧部材57の側端縁671dおよび671eの一部を、それぞれ押圧部材支持台59の嵌入溝59dおよび59eに嵌入させた後、押圧部材57を横方向DLにスライドさせる(図35参照)。
As shown in FIG. 34, after part of the side edges 671d and 671e of the pressing
図35は、押圧部材57を横方向DLにスライドさせた後の様子を示す図、図36は、図35を上から見た図、図37は、図36のA−A断面図である。
35 is a view showing a state after the pressing
押圧部材57は、図37に示すように、押圧部材支持台59の支持面59aに摺動する摺動面671b(例えば図29参照)を有している。したがって、押圧部材57は、押圧部材支持台59に対して、ヘッドレスト52に近づく方向DC1およびヘッドレスト52から離れる方向DA1に摺動することができる。
As shown in FIG. 37, the pressing
また、押圧部材57の側端縁671dおよび671eは、押圧部材支持台59の嵌入溝59dおよび59eに嵌入しているので、押圧部材57が方向DC1およびDA1に摺動しても、押圧部材57が押圧部材支持台59から脱落しないようにすることができる。
Further, since the side edges 671d and 671e of the pressing
押圧部材57は貫通孔671cを有しており、押圧部材支持台59は貫通孔59hを有している。押圧部材57の貫通孔671cは、押圧部材57が方向DC1およびDA1に移動しても、押圧部材支持台59の貫通孔59hが押圧部材57の貫通孔671cの内側に位置するように形成されている(図36および図37参照)。
The pressing
押圧部材57は、固定ねじ61(例えば図40参照)によって、押圧部材支持台59に固定できるように構成されている。次に、固定ねじ61について説明する(図38参照)。
The pressing
図38は、固定ねじ61を斜め上からみた斜視図(a)、固定ねじ61の側面図(b)である。
FIG. 38 is a perspective view (a) of the fixing
固定ねじ61は、頭部61aと、首部61bと、軸部61cとを有している。軸部61cの側面には、ねじ溝61dが形成されている。ねじ溝61dは、押圧部材支持台59の貫通孔59hのねじ溝59i(図15参照)に螺合するように形成されている。
The fixing
図39は、押圧部材57が固定ねじ61で押圧部材支持台59に固定される前の様子を示す図、図40は、押圧部材57が固定ねじ61で押圧部材支持台59に固定された後の様子を示す図である。
FIG. 39 is a diagram illustrating a state before the pressing
固定ねじ61の軸部61cに形成されたねじ溝61dは、押圧部材支持台59の貫通孔59hのねじ溝59iに螺合するように形成されている。したがって、固定ねじ61の軸部61cに形成されたねじ溝61dを、押圧部材支持台59の貫通孔59hのねじ溝59iに螺合させることによって、図40に示すように、固定ねじ61を押圧部材支持台59に取り付けることができる。
The
また、固定ねじ61は首部61bを有している。固定ねじ61のねじ溝61dを押圧部材支持台59のねじ溝59iに螺合させることによって、固定ねじ61の首部61bが、押圧部材57のパッド台水平基板671に押し当たる。したがって、パッド台水平基板671は、固定ねじ61の首部61bと押圧部材支持台59との挟む力により、押圧部材支持台59に固定される。押圧部材57を押圧部材支持台59に対して摺動させたい場合は、固定ねじ61を緩めればよい。固定ねじ61を緩めることによって、固定ねじ61の首部61bは、押圧部材57のパッド台水平基板671から離れるので、押圧部材57を方向DC1およびDA1に自在にスライドさせることができる。
The fixing
尚、図33〜図40では、押圧部材57を固定ねじ61で押圧部材支持台59に固定する方法について説明したが、もう一方の押圧部材58(図4参照)も、押圧部材57と同様の方法で、固定ねじ62で押圧部材支持台60に固定される。
33 to 40, the method for fixing the pressing
コイルエレメント収容部材53および54が、それぞれ保持アーム55および565に保持され、押圧部材57および58が、それぞれ固定ねじ61および62で押圧部材支持台59および60に固定されることにより、コイル13(図2および図3参照)が構成される。
The coil
本実施形態では、上記のように構成されたコイル13を用いて、被検体14の頭部14aから頸部14bにわたる部位を撮影する。特に、本実施形態では、操作者29は、頭部14aから頸部14bにわたる部位の中でも、頸動脈分岐部CAを強調して描出することを考えている。次に、頸動脈分岐部を強調して描出することができるようにするために、コイル13を被検体14にどのように取り付けるかについて、図1および図41〜図50を参照しながら明する。
In the present embodiment, the region extending from the
先ず、図1に示すように、テーブル12の上にコイル13を設置し、被検体14をテーブル12に寝かせる。このとき、被検体14の頭部14aが、コイル13のヘッドレスト52に配置されるように、被検体14を寝かせる。
First, as shown in FIG. 1, the
図41は、ヘッドレスト52に被検体14の頭部14aが配置されたコイル13の上面図である。
FIG. 41 is a top view of the
コイルエレメント収容部材53および54は、被検体14の頭部14aおよび頸部14bの両側に位置している。しかし、コイルエレメント収容部材53および54と被検体14の頭部14aおよび頸部14bとの間には隙間Gがあるので、これでは、頸動脈分岐部CAの鮮明な画像を得ることはできない。そこで、操作者29は、コイルエレメント収容部材53および54が、被検体14の頭部14aおよび頸部14bの側面に接触するように、保持アーム55のアーム部551および保持アーム56のアーム部561を屈曲させる。
The coil
図42は、コイルエレメント収容部材53および54が被検体14の頭部14aおよび頸部14bの側面に接触するように、保持アームのアーム部を屈曲させたときのコイル13の上面図、図43は、図42のコイル13をコイルエレメント収容部材53の側から見た側面図である。
42 is a top view of the
保持アーム55および56のアーム部551および561は、屈曲自在の構造を有している。したがって、保持アーム55および56のアーム部551および561を屈曲させることによって、コイルエレメント収容部材53および54を被検体14の頭部14aおよび頸部14bの側面に接触させることができる。
The
尚、アーム部551を屈曲させても、コイルエレメント収容部材53を被検体14の頭部14aおよび頸部14bの所望の位置にうまく接触させることができない場合は、以下のようにして、コイルエレメント収容部材53の位置を調整することができる。
If the coil
図44は、コイルエレメント収容部材53が保持アーム55から取り外された状態のコイル13の上面図、図45は、図44のコイル13を保持アーム55側から見た側面図である。
44 is a top view of the
保持アーム55は、コイルエレメント収容部材53を着脱自在に保持する。したがって、コイルエレメント収容部材53の被付着面632bを保持アーム55の付着面554bから剥がすことによって、コイルエレメント収容部材53を保持アーム55から容易に取り外すことができる。コイルエレメント収容部材53を保持アーム55から取り外した後、操作者29は、コイルエレメント収容部材53を、被検体14の頭部14aおよび頸部14bの所望の位置に接触させる。
The holding
図46は、操作者29が、コイルエレメント収容部材53を、被検体14の頭部14aおよび頸部14bの所望の位置で支えているときのコイル13の上面図、図47は、図46のコイル13をコイルエレメント収容部材53の側から見た側面図である。
46 is a top view of the
操作者29は、自らの手で、コイルエレメント収容部材53を被検体14の頭部14aおよび頸部14bの所望の位置に支えた後、保持アーム55の付着面554b(図46参照)をコイルエレメント収容部材53の被付着面632bに付着させる。
The
図48は、操作者29が保持アームの付着部をコイルエレメント収容部材53の被付着面に付着させたときのコイル13の上面図、図49は、図48のコイル13をコイルエレメント収容部材53の側から見た側面図である。尚、図49では、説明の便宜上、押圧部材57は図示省略されている。
48 is a top view of the
図49の破線B1は、図43におけるコイルエレメント収容部材53の位置を示し、図49の破線B2は、図43におけるコイルエレメント収容部材53の被付着面632bの位置を示す。したがって、図49から、コイルエレメント収容部材53の位置は、図43における位置よりも右上の方向DSに移動していることがわかる。コイルエレメント収容部材53の被付着面632bは、保持アーム55の付着面554bよりも広い面積を有しているので、保持アーム55の付着面554bの位置は、コイルエレメント収容部材53の被付着面632bの範囲内において、変更することができる。したがって、操作者29がコイルエレメント収容部材53を所望の位置で支えながら、保持アーム55の付着面554bをコイルエレメント収容部材5d3の被付着面632bに付着させることによって、保持アーム55はコイルエレメント収容部材53を所望の位置で保持することができる。
49 shows the position of the coil
尚、図44〜図49では、コイルエレメント収容部材53の位置調整について説明したが、もう一方のコイルエレメント収容部材54についても、コイルエレメント収容部材53と同様の方法で、位置調整を行うことができる。
44 to 49, the position adjustment of the coil
しかし、コイルエレメント収容部材53および54を被検体14の所望の位置に接触させることができても、コイルエレメント収容部材53および54と被検体14との密着性が悪いままで撮影を行うと、コイル13の受信信号のSN比が低下し、MR画像上に頸動脈分岐部CAを強調して描出することは困難になる。したがって、コイルエレメント収容部材53および54は、被検体14にできるだけ密着することが望まれる。また、撮影中に被検体14の頭部14aおよび頸部14bが動いてしまうと、MR画像上に体動アーチファクトが発生してしまうので、撮影中は、被検体14の頭部14aおよび頸部14bはできるだけ固定されていることが望まれる。そこで、本実施形態のコイル13は、コイルエレメント収容部材53および54と被検体14との密着性を高めるとともに、被検体14の頭部14aおよび頸部14bをできるだけ固定できるように、押圧部材57および58を備えている。次に、押圧部材57および58を用いることにより、どのようにして、コイルエレメント収容部材53および54と被検体14との密着性を高めているのか、更に、どのようにして被検体14の頭部14aおよび頸部14bを固定しているかについて説明する。
However, even if the coil
押圧部材57は、押圧部材支持台59に対して、ヘッドレスト52に近づく方向DA1(図48参照)およびヘッドレスト52から離れる方向DC1に摺動自在に支持されている。また、押圧部材58は、押圧部材支持台60に対して、ヘッドレスト52に近づく方向DA1(図48参照)およびヘッドレスト52から離れる方向DC2に摺動自在に支持されている。したがって、押圧部材57および58を、ヘッドレスト52に近づけることによって、コイルエレメント収容部材53および54を被検体14の頭部14aおよび頸部14bに押し付けることができる。
The pressing
図50は、押圧部材57および58を、ヘッドレスト52に近づく方向に摺動させたときのコイル13の上面図である。
FIG. 50 is a top view of the
押圧部材57および58を、ヘッドレスト52に近づける場合は、固定ねじ61および62を予め緩めておく。固定ねじ61および62を緩めておくことによって、押圧部材支持台59および60に対して押圧部材57および58を摺動させることができる。
When the
押圧部材57および58をヘッドレスト52に近づけると、コイルエレメント収容部材53および54が被検体14の頭部14aおよび頸部14bに押し付けられる。したがって、コイルエレメント収容部材53および54を被検体14の頭部14aおよび頸部14bに十分に密着させることができる。操作者29は、コイルエレメント収容部材53および54が被検体14の頭部14aおよび頸部14bに十分に密着するまで、押圧部材57および58をヘッドレスト52に近づける。操作者29は、コイルエレメント収容部材53および54が被検体14の頭部14aおよび頸部14bに十分に密着したことを確認して、固定ねじ61および62を締める。固定ねじ61および62を締めることによって、押圧部材57および58が、それぞれ押圧部材支持台59および60に固定される。
When the
押圧部材57の2つの押圧パッド572および573は、コイルエレメント収容部材53を被検体14の頭部14aおよび頸部14bに押し付ける。また、押圧部材58の2つの押圧パッド582および583は、コイルエレメント収容部材54を被検体14の頭部14aおよび頸部14bに押し付ける。したがって、コイルエレメント収容部材53および54を、被検体14の頭部14aおよび頸部14bに十分に密着させることができる。
The two
コイルエレメント収容部材53および54は、それぞれスポンジ73および74を有している。したがって、コイルエレメント収容部材53および54が、被検体14の頭部14aおよび頸部14bに押し付けられると、スポンジ73および74が、被検体14の頭部14aおよび頸部14bの側面の形状に従って変形する。このため、被検体14に痛みや不快感を感じさせずに、コイルエレメント収容部材53および54を被検体14の頭部14aおよび頸部14bに密着させることができる。尚、スポンジ73は必ずしも備える必要はない。
The coil
図50に示すように、コイルエレメント収容部材53および54を被検体14の頭部14aおよび頸部14bに十分に密着させた後、被検体14をガントリ11のボア11a(図1参照)に搬入し、撮影を行う。
As shown in FIG. 50, after the coil
本実施形態では、押圧部材57および58は、被検体14のヘッドレスト52に近づく方向に移動可能に構成されている。したがって、押圧部材57および58をヘッドレスト52に近づく方向に移動させることにより、コイルエレメント収容部材53および54が頭部14aおよび頸部14bに押し付けられ、コイルエレメント収容部材53および54が頭部14aおよび頸部14bに密着する。このため、コイルエレメント収容部材53および54を頭部14aおよび頸部14bに密着させた状態で撮影を行うことができ、コイル13の受信信号のSN比を向上させることができる。
In the present embodiment, the
また、押圧部材57および58は、それぞれ固定ねじ61および62によって、押圧部材支持台59および60に固定される。したがって、被検体14が頭部14aおよび頸部14bを動かそうとしても、押圧部材57および58は、押圧部材支持台59および60に固定された位置から、コイルエレメント収容部材53および54を、頭部14aおよび頸部14bに向けて押し続ける。このため、被検体14が頭部14aおよび頸部14bを動かそうとしても、被検体14の頭部14aおよび頸部14bは、コイルエレメント収容部材53と54との間に固定される。したがって、MR画像上の体動アーチファクトを十分に低減することができる。
The
本実施形態のコイル13はヘッドレスト52を有している。しかし、ヘッドレスト52は必ずしも備える必要はなく、撮影中に被検体14の頭部14aおよび頸部14bを固定できるのであれば、被検体14の頭部14aおよび頸部14bは、基板51に直接配置されるようにしてもよい。
The
本実施形態のコイル13は、2つのコイルエレメント収容部材53および54を有している。しかし、コイルエレメント収容部材は1つのみでもよく、又は3つ以上であってもよい。
The
本実施形態では、押圧部材57および58を押圧部材支持台59および60に対して摺動させることにより、押圧部材57および58をヘッドレスト52に近づく方向に移動させることができる。しかし、押圧部材57および58を押圧部材支持台59および60に対して摺動させる以外の方法で、押圧部材57および58をヘッドレスト52に近づく方向に移動させてもよい。
In the present embodiment, the
本実施形態では、固定ねじ61および62を用いて、押圧部材57および58を押圧部材支持台59および60に固定することができる。しかし、固定ねじ61および62を用いる代わりに、例えば、押圧部材57および58に突起を設けるとともに、押圧部材支持台59および60に押圧部材57および58の突起が挿入される貫通孔を設け、押圧部材57および58の突起を押圧部材支持台59および60の貫通孔に挿入することによって、押圧部材57および58を押圧部材支持台59および60に固定するようにしてもよい。
In the present embodiment, the
本実施形態では、押圧部材57および58は、それぞれ2つの押圧パッドを有している。しかし、押圧パッドの数は、1つでもよく、3つ以上であってもよい。また、押圧パッドとは異なる別の押圧部を備え、コイルエレメント収容部材を被検体の撮影部位に押し付けるようにしてもよい。
In the present embodiment, the
本実施形態では、押圧部材支持台59および60は基板51に固定されている。しかし、基板51と押圧部材59および60とが一体的に成形された支持体を製造し、この一体的に成形された支持体で、押圧部材57および58を摺動自在に支持してもよい。
In this embodiment, the pressing member support bases 59 and 60 are fixed to the
本実施形態では、コイルエレメント収容部材53の被付着面632bは、保持アーム55の付着面554bよりも広い面積を有している。しかし、コイルエレメント収容部材53の被付着面632bは、保持アーム55の付着面554bと同じ面積又は保持アーム55の付着面554bよりも小さい面積であってもよい。
In the present embodiment, the
本実施形態では、コイルエレメント収容部材53に被付着面632bを設けるとともに、保持アーム55に付着面554bを設けることによって、保持アーム55がコイルエレメント収容部材53を保持する。しかし、被付着面632bおよび付着面554bを設ける代わりに、別の機構を用いて、保持アーム55がコイルエレメント収容部材53を保持するように構成してもよい。
In this embodiment, the
また、本実施形態では、保持アーム55は、コイルエレメント収容部材53を着脱自在に保持する。しかし、コイルエレメント収容部材53が保持アーム55に固定されていてもよい。
In the present embodiment, the holding
尚、本実施形態では、被検体14の頭部14aから頸部14bにかけての部位を撮影している。しかし、本発明のコイルは、頭部14aや頸部14bの撮影に限定されるものではなく、頭部14aや頸部14b以外の別の部位(例えば、脚部)の撮影にも適用可能である。例えば、脚部を撮影したい場合は、コイルエレメント収容部材53および54の代わりに、脚部の形状にフィットするように成形された脚部用コイルエレメント収容部材を使用すればよい。本発明のコイルは、押圧部材を有しているので、押圧部材で脚部用コイルエレメント収容部材を脚部に押し付けることによって、脚部の高品質なMR画像を得ることができる。
In the present embodiment, a region from the
1 磁気共鳴イメージングシステム
10 MR装置
11 ガントリ
12 テーブル
13 コイル
14 被検体
14a 頭部
14b 頸部
20 制御装置
30 操作装置
31 モニタ
51 基板
52 ヘッドレスト
52a ヘッドレスト受部
52b、73 スポンジ
53、54 コイルエレメント収容部材
55、56 保持アーム
57、58 押圧部材
59、60 押圧部材支持台
59a 支持面
59b、59c 側部
59d、59e 嵌入溝
59f、59g 側端面
59h、60h 貫通孔
59i、61a、61d、551c、553d ねじ溝
61、62 固定ねじ
61a 頭部
61b 首部
61c 軸部
63 コイルエレメント筐体
510 ヘッドレスト固定用領域
511、512 保持アーム固定用領域
513、514 支持台固定用領域
551 アーム部
551a 下端
551b 上端
552 付着部
553 付着シート台
553a 取付部
553b 被貼付面
553c、671c 貫通孔
554 付着シート
571 押圧パッド台
572、573 押圧パッド
631 内側筐体部
631a 外面
631b 内面
632 外側筐体部
633、634、635 コイルエレメント
671 パッド台水平基板
671a 上面
671b 下面
671d、671e 側端縁
771、871 パッド台垂直基板
DESCRIPTION OF
Claims (13)
コイルエレメントを収容するコイルエレメント収容部材と、
前記コイルエレメント収容部材を押圧することにより、前記コイルエレメント収容部材を前記配置部に配置された撮影部位に押し付ける押圧部材と、
前記押圧部材が前記配置部に近づく方向に移動可能なように前記押圧部材を支持する支持体と、
を有する、コイル。 An arrangement part where an imaging region of the subject is arranged;
A coil element housing member for housing the coil element;
A pressing member that presses the coil element housing member against the imaging region disposed in the placement portion by pressing the coil element housing member;
A support that supports the pressing member such that the pressing member is movable in a direction approaching the placement portion;
Having a coil.
前記保持部材は、前記被付着面に付着する付着面を有する、請求項8に記載のコイル。 The coil element housing member has an adherend surface,
The coil according to claim 8, wherein the holding member has an attachment surface that adheres to the adherend surface.
コイルエレメントが収容されるコイルエレメント筐体と、
前記コイル筐体に取り付けられ、前記撮影部位の形状に応じて変形可能な変形可能部材と、を有する、請求項1〜10のうちのいずれか一項に記載のコイル。 The coil element housing member is
A coil element housing that houses the coil element;
The coil as described in any one of Claims 1-10 which has a deformable member attached to the said coil housing | casing and which can deform | transform according to the shape of the said imaging | photography site | part.
被検体の頭部が配置されるヘッドレストを有する、請求項1〜11のうちのいずれか一項に記載のコイル。 The placement section is
The coil as described in any one of Claims 1-11 which has a headrest by which the head of a subject is arrange | positioned.
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008220175A JP5425427B2 (en) | 2008-08-28 | 2008-08-28 | Coil and magnetic resonance imaging system |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008220175A JP5425427B2 (en) | 2008-08-28 | 2008-08-28 | Coil and magnetic resonance imaging system |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2010051583A true JP2010051583A (en) | 2010-03-11 |
JP5425427B2 JP5425427B2 (en) | 2014-02-26 |
Family
ID=42068129
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2008220175A Expired - Fee Related JP5425427B2 (en) | 2008-08-28 | 2008-08-28 | Coil and magnetic resonance imaging system |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5425427B2 (en) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013244410A (en) * | 2012-05-25 | 2013-12-09 | General Electric Co <Ge> | Adjustable head coil system and method for magnetic resonance imaging diagnosis |
Citations (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62299247A (en) * | 1986-06-20 | 1987-12-26 | 株式会社日立製作所 | Surface coil unit for mri apparatus |
JPH02246929A (en) * | 1989-03-22 | 1990-10-02 | Toshiba Corp | Surface coil holder for mri device |
JPH03146030A (en) * | 1989-11-02 | 1991-06-21 | Toshiba Corp | Magnetic resonance imaging device |
JPH10165403A (en) * | 1996-12-13 | 1998-06-23 | Toshiba Corp | Biopsy instrument for mammography |
JP2000279392A (en) * | 1999-03-31 | 2000-10-10 | Hitachi Medical Corp | Body probe for mri and mri device |
JP2005021322A (en) * | 2003-07-01 | 2005-01-27 | Ge Medical Systems Global Technology Co Llc | Magnetic resonance imaging apparatus |
-
2008
- 2008-08-28 JP JP2008220175A patent/JP5425427B2/en not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62299247A (en) * | 1986-06-20 | 1987-12-26 | 株式会社日立製作所 | Surface coil unit for mri apparatus |
JPH02246929A (en) * | 1989-03-22 | 1990-10-02 | Toshiba Corp | Surface coil holder for mri device |
JPH03146030A (en) * | 1989-11-02 | 1991-06-21 | Toshiba Corp | Magnetic resonance imaging device |
JPH10165403A (en) * | 1996-12-13 | 1998-06-23 | Toshiba Corp | Biopsy instrument for mammography |
JP2000279392A (en) * | 1999-03-31 | 2000-10-10 | Hitachi Medical Corp | Body probe for mri and mri device |
JP2005021322A (en) * | 2003-07-01 | 2005-01-27 | Ge Medical Systems Global Technology Co Llc | Magnetic resonance imaging apparatus |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013244410A (en) * | 2012-05-25 | 2013-12-09 | General Electric Co <Ge> | Adjustable head coil system and method for magnetic resonance imaging diagnosis |
US10165961B2 (en) | 2012-05-25 | 2019-01-01 | General Electric Company | Adjustable head coil systems and methods for magnetic resonance imaging |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP5425427B2 (en) | 2014-02-26 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US20100001149A1 (en) | Medical instrument | |
US8805476B2 (en) | Magnetic resonance imaging device and control method thereof | |
US20170303859A1 (en) | Systems, devices, and methods for tracking and compensating for patient motion during a medical imaging scan | |
US20060079763A1 (en) | Backprojected patient multimedia display | |
WO2007035799A3 (en) | Apparatus and method to acquire data for reconstruction of images pertaining to functional and anatomical structure of the breast | |
WO2008124284A3 (en) | Tracker holder assembly | |
CA2977172C (en) | A surgical camera system with automatic alternation between two depths of field | |
JPH11253433A (en) | Ct imaging device | |
EP2429439A1 (en) | System and method for automatic registration between an image and a subject | |
WO2005111932A8 (en) | Information enhanced image guided interventions | |
WO2006076409A3 (en) | Vascular image co-registration | |
WO2007038135A3 (en) | Method and apparatus for positioning a reference frame | |
ATE432652T1 (en) | IMAGING DEVICE AND THERAPY SYSTEM WITH SUCH AN IMAGING DEVICE | |
WO2007012990A3 (en) | System and method for providing lateral and frontal x-ray images of a patient | |
US20200345424A1 (en) | Nasal Patient Tracking Device and Method of Using the Same | |
JP5425427B2 (en) | Coil and magnetic resonance imaging system | |
US20130131497A1 (en) | Platform, assembly, and method of positioning an rf coil | |
KR101649779B1 (en) | Patient support apparatus and medical imaging apparatus having the patient support apparatus | |
US20110280378A1 (en) | Apparatus for holding digital dental x-ray sensor and method of making same | |
US20060074305A1 (en) | Patient multimedia display | |
EP3579808B1 (en) | Sliding accessory rail for holding equipment at a patient support | |
JP2009106651A (en) | Fixing tool and subject support system | |
US20230138547A1 (en) | Oral patient tracking device and method of using the same | |
CN217525165U (en) | Head auxiliary fixing device | |
AU2003290591A1 (en) | Patient support structure having a tabletop with a breast positioning aperture for a laser imaging apparatus |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A625 | Written request for application examination (by other person) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A625 Effective date: 20110406 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20130708 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20131003 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20131028 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20131127 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |