JP2010048202A - センサ回路及び高圧水噴射装置 - Google Patents

センサ回路及び高圧水噴射装置 Download PDF

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Abstract


【課題】渇水を検知する回路において、泥水などが使用された場合、従来における、渇水とは別の要因によりモータ電流値が変動する点、導体と先端部との間に異物が詰まると導通する点、また、異物の混濁による水質変化で比誘電率が変化する点、を解消して正確に渇水を検知する。
【解決手段】容器内に露出した内極7Aから、一端が内極抵抗R1を介して電源に接続されると共に他端が外極抵抗R2を介して接地され、内極抵抗R1と外極抵抗R2の分圧出力を比較器7Bに接続するようにした。
【効果】水質により外極抵抗R2が変動しても、内極抵抗R1によって、外極抵抗R2の変動範囲内において渇水か否かを検知するので、誤検知が防止される。
【選択図】 図1

Description

本発明は、泥、砂、石など異物を含んだ水を使用しても確実に渇水を検知することが可能なセンサ回路、及び渇水を確実に検知して駆動を停止させることができる高圧水噴射装置に関する。
高圧ポンプにより圧力を加えた水を噴射ノズルから噴射する高圧水噴射装置が知られている。高圧水噴射装置は、高圧ポンプが駆動装置により駆動されるが、渇水時に高圧ポンプモータを駆動すると破損や故障の原因となるため、駆動装置には、渇水状態を検知するセンサが設けられている。前記駆動装置は、センサによる渇水の検知信号に基づいて停止され、これにより、いわゆる空運転が防止される。
上記渇水を検知するセンサとしては、例えば圧力センサ、パドル式センサ、水位センサ、面積流量計センサ、などの各種類が知られており、こうしたセンサを高圧ポンプの流入側、あるいは流出側に、設けるようにしていた。
空運転防止機能を有した高圧水噴射装置のうち、高圧ポンプに水道に接続して水道水を供給するタイプと、例えば土木作業現場で用いられ、水道水のような清水ではない例えば泥、砂、石(以下、総称して異物という)を含んだ例えば泥水も使用可能なタイプとがある。なお、以下、異物を含んだ、水道水ではない水を総称して泥水ということとする。
泥水が使用される場合、上記各種センサのうち、水位センサはフロートの可動部分、パドル式センサはパドルの可動部分、に異物が詰まって可動部分が作動しなくなり、一方、圧力センサはダイヤフラムを設けた孔に異物が詰まって、また、面積流量計センサは流量計測部位に異物が詰まって、いずれも渇水の検知が不可能となる、あるいは誤検知を生じるといった問題がある。
そこで、空運転を防止する機能を有した高圧水噴射装置における渇水の検知手段として、上記の水位や流量といった計測型のセンサを用いることに代えて、渇水時の電流値や静電容量といった電気的変化を検知するセンサ回路を用いることが、以下の特許文献1〜3に提案されている。
特開2002−257077号公報 特開2005−220895号公報 特開2007−315367号公報
特許文献1は、高圧ポンプのモータの駆動回路に接続され、高圧ポンプの稼働電流を監視し、通常稼働時の電流値に較べて、電流値が低下したときに、渇水と判断するようにしている。
特許文献2,3は、水を介して形成される回路の水位変化に応じた静電容量を検知する静電容量判定回路を有する構成とされている。この静電容量判定回路は、検知部開閉回路を介して絶縁体で覆われた導体が電気的に接続され、この導体と電気的に接続された金属製の先端部を、水の貯蓄容器の少なくとも2箇所に設けることで形成される。
しかしながら、特許文献1は、インペラとケーシング間に泥水に含まれる異物が堆積したり噛み込むことから、渇水状態でもモータの負荷が増加して停止しないといった誤動作を生じる可能性がある。また、泥水は水道水に較べてモータの負荷が高いので、泥水から急に澄んだ水が供給されるとモータの負荷が低下して停止してしまうといった誤動作を生じる可能性がある。
特許文献2,3は、先端部において水により導通する導体と先端部との間に異物が詰まって渇水時でも導通状態とされ、誤動作を生じることがある。また、水の貯蓄容器に堆積した異物により水質の変化が生じると比誘電率が変化するから、誤動作が生じる可能性がある。
本発明が解決しようとする問題点は、特許文献1では渇水とは別の要因によりモータ電流値が変動して、特許文献2,3では導体と先端部との間に異物が詰まると導通して、また、異物の混濁による水質変化で比誘電率が変化することで、各々正確な渇水を検知することができない点、である。
上記問題点を解決するために、本発明のセンサ回路は、容器内に露出した内極から、一端が内極抵抗R1を介して電源に接続されると共に他端が外極抵抗R2を介して接地され、内極抵抗R1と外極抵抗R2の分圧出力を比較器に接続することとした。
また、本発明の高圧水噴射装置は、高圧ポンプへ水を供給すべく、一端を該高圧ポンプ側に、他端を水の流入側に、該他端から該一端に向けて少なくとも下方に傾斜させて接続したホースと、このホースの水の流入側の内部に露出した内極から、一端が内極抵抗R1を介して電源に接続されると共に他端が外極抵抗R2を介して接地され、内極抵抗R1と外極抵抗R2の分圧出力を比較器に接続し、この比較器の出力を駆動装置に与えるセンサ回路と、を備えることとした。
本発明に係るセンサ回路は、特許文献1のようにモータの負荷、すなわち電流値を検知しないから、泥水の比重や泥水に含まれる異物の影響を受けることがなく、また、特許文献2,3のように静電容量を検知しないから、導体と先端部との間に残留する水分や異物の水質の影響を受けることがなく、よって、渇水状態を誤動作なく確実に検知できる。
すなわち、本発明のセンサ回路は、内極が容器内に露出しており、外極を内極の近傍に有していない。したがって、異物が外極との間で詰まるという事態が存在しないから、泥水を使用しても安定した渇水検知が可能となる。
そして、本発明のセンサ回路は、外極を内極の近傍に有しない代わりに、外極抵抗R2と接地点までを回路上の外極として機能させている。このようにすることで、(泥)水が容器内に存在する場合における分圧出力は、外極抵抗R2/(内極抵抗R1+外極抵抗R2)となる。
外極抵抗R2は、例えば水の抵抗値、容器の抵抗値、などの総和であり、該外極抵抗R2の変動に関与するのは上記のうち水の抵抗値となる。つまり、内極抵抗R1を固定すると、変動要素は外極抵抗R2となる。ここで、内極抵抗R1は、外極抵抗R2が変動しても、この変動に大きく左右されないような抵抗値に固定しておく。
センサとして機能させるためには以下の条件を満たせばよい。渇水を検知するときは、外極抵抗R2が無限大となった際に、内極抵抗R1との関係で、1/{(内極抵抗R1/外極抵抗R2)+1}≒1であればよい。
すなわち、内極抵抗R1は、例えば少なくとも水道水のときの抵抗値(内極抵抗R1を0に近づける)とすると、外極抵抗R2の値に拘わらず容器内に水が存在しても渇水として誤検知し、また、反対に内極抵抗R1を無限大に近づけた場合、外極抵抗R2の値に拘わらず渇水であろとなかろうと渇水を検知しないことになる。
つまり、本発明のセンサ回路は、内極抵抗R1を適度な値に設定することで、渇水検知ポイントが、外極抵抗R2の変動範囲内で、渇水状態とそうでない状態とで適切に設定することができる。したがって、本発明のセンサ回路は、容器内に水がある場合、水質により外極抵抗R2が変動しても、内極抵抗R1によって、外極抵抗R2の変動範囲内において渇水か否かを検知するので、誤検知が防止される。
また、本発明の高圧水噴射装置は、上記本発明のセンサ回路を用いると共に、該センサ回路における内極を、水の流入側に接続した他端から、高圧ポンプ側に接続した一端に向けて少なくとも下方に傾斜させて接続したホースの該水の流入側の内部に設けているので、誤検知を誘発する不要な水分は、ホースの傾斜により内極近傍から速やかに流れ(除去され)、真の渇水時にのみ渇水を確実に検知することが可能となる。
本発明は、以下の図1〜図3に示す形態において実施可能である。図1〜図3は、本発明のセンサ回路及び高圧水噴射装置を示す図である。図1に示すように、本発明の高圧水噴射装置1は、駆動装置2によって駆動される高圧ポンプ3により圧力を加えられた水をホースhを介して噴射ノズル4から噴射するように構成されている。
また、高圧水噴射装置1は、高圧ポンプ3へ水を供給するための水源5を備えている。この水源5は、本例では貯水容器を設けてこれを意味することとしているが、貯水容器を省略して、取水管Pを水道や河川に接続し、この取水管Pの接続先を意味することとしても構わない。
さらに、高圧水噴射装置1は、水源5から高圧ポンプ3へ水を供給するための接続管6が設けられ、この接続管6に、渇水を検知する本発明のセンサ回路7が電気的に接続されている。
接続管6は、図2に示すように構成されている。接続管6は、絶縁性のある樹脂性の管Hを採用しており、図2(a)に示すように、本例では貯水容器とされた水源5の底部に接続された接続端6aを上方、高圧ポンプ3に接続された接続端6bを下方、として高低差を25cm以上とした垂直部αが形成されている。本例では、接続端6aと接続端6bの垂直部αは、本例の場合、例えば30cmとしている。
また、接続管6の垂直部αに至るまでの、接続端6a側には接続端6b側、すなわち高圧ポンプ3側へと下方に、高低差を1cm以上の傾斜を設けた傾斜部βが形成されている。なお、本例では、例えば2.5cmとしている。一方、接続管6の垂直部αから接続端6b(高圧ポンプ3までの)の部位は通常のエルボを設けて水平とされている。
さらに、接続管6の傾斜部βには、センサ回路7における内極7Aなどを有したセンサケースCが設けられている。センサケースCは、図2(b)に示すように、傾斜部βにおいて、その軸中心が接続管6の軸の上方直交位置から−90°〜90°の範囲で取り付けられている。本例ではセンサケースCは、−45°(水平位置からは45°)の位置としている。
センサケースCは、図3に示すように、筐体C1が絶縁性のある樹脂性とされており、この内部に同じく樹脂材料でなる絶縁部C2が充填されている。内極7Aは、この絶縁部C2の中央から接続管6の内部の液面に向けて突出させて設けている。
図3において、内極7Aを中心に本発明のセンサ回路7を説明する。内極7Aは、その一端が内極抵抗R1を介して電源に接続されると共に他端が外極抵抗R2を介して接地されている。内極抵抗R1は、100KΩ〜100MΩの範囲で固定されている。なお、本例では、内極抵抗R1は、1MΩとしている。また、外極抵抗R2は、水が存在するときは水の抵抗Ra、渇水時は接続管6の抵抗Rbが該当する。
そして、内極抵抗R1と外極抵抗R2は、抵抗分割され、この分圧値が比較器7Bに出力される。比較器7Bは、前記分圧値と基準電圧値とを比較し、基準電圧以上になった場合はその旨の信号(渇水信号)を停止回路7Cに出力する。停止回路7Cは、渇水信号に基づいて停止信号を生成して駆動装置2に出力する。駆動装置2は、停止回路7Cの停止信号に基づいて駆動を停止する。
本例の高圧水噴射装置1及びセンサ回路7によれば、まず、接続管6は、垂直部αと傾斜部βを設けているので、水源5からの水が内極7A近傍に滞留せず、よって、水源5が既に渇水状態にも拘わらず、渇水ではないと誤検知することが防止される。
また、内極7Aは、傾斜部βにおいて、その軸中心が接続管6の軸の上方直交位置から−90°〜90°の範囲で、接続管6内の液面に向けて突出させているから、該内極7Aの水切れが良好で、上記のように誤検知を防止することができる。
さらに、センサ回路7は、電源から内極抵抗R1、内極7A、外極抵抗R2を介して接地する構成としているから、外極抵抗R2は、水の存在するとき(水の抵抗Ra)か、渇水のとき(接続管6の抵抗R2)かの判断が容易な変動となるので、誤検知を低減できる。すなわち、センサ回路7は、外極抵抗R2は変動するが、この変動範囲を予め想定した内極抵抗R1を設けて、この分圧値を出力するようにしたので、誤検知を防止することができる。
以下、上記の本発明に係る高圧水噴射装置1と本発明に係るセンサ回路7について実験した結果について説明する。なお、各実験中においては、比較対象構成についても、上記図1〜図3で示した、本発明の高圧水噴射装置1と本発明に係るセンサ回路7に用いた各部名称と参照符合を用いることとする。よって、比較対象構成において、本発明にはない構成には参照符合が付されていない。
(実験1):センサ配置
実験1では、センサケースCの材料と接続管6の材料、及びセンサケースCの配置をA〜D、A’〜D’の状態として、ここに腐葉土を混入させた泥水を供給し、センサ作動時間を考察した。
実験1におけるA〜Dで用いたセンサは、従来の、すなわち内極7Aと外極とを備え、これら内極7Aと外極との間に水が存在するときは導通し、水が存在しない場合は非導通状態(渇水検知)となる、通常のいわゆるオイルセンサを用いた。以下、「通常センサ」という。
実験1におけるA’〜D’で用いたセンサは、上記従来のオイルセンサにおける外極を省略し、これに代えて、外極をセンサケースC、接続管6を介して接地した構成(本発明のセンサ回路における内極抵抗R1を持たない構成)としたものを用いた。以下、「ボディアースセンサ」という。
(A及びA’)
接続管6は、「金属」製とし、接続を「水平」とした。センサケースCは、「金属」製のティーズとし、直交部が上方直交位置となるように直線部を接続管6に接続した。
(B及びB’)
接続管6は、「金属」製とし、接続を「水平」とした。センサケースCは、「樹脂」製のティーズとし、直交部が上方直交位置となるように直線部を接続管6に接続した。
(C及びC’)
接続管6は、「樹脂」製とし、接続を「水平」とした。センサケースCは、「樹脂」製のティーズとし、直交部が上方直交位置となるように直線部を接続管6に接続した。
(D及びD’)
接続管6は、「樹脂」製とし、接続を垂直部αの高低差を30cm、傾斜部βの傾斜差を2.5cmとして設けた、センサケースCは、「樹脂」製の直線状とし、接続管6の軸の上方直交位置から0°(上方直交位置)に接続した。
結果は、Aは約6分の(泥水の)供給で動作しなくなった、すなわち、渇水を検知しなくなった。Bは約5分の供給で動作しなくなった。Cは約4分の供給で動作しなくなった。Dは約5分の供給で動作しなくなった。
A’は約5時間の(泥水の)供給で動作しなくなった、すなわち、渇水を検知しなくなった。B’は約4.5時間の供給で動作しなくなった。C’は約33.5時間の供給で動作しなくなった。D’は約105時間の供給で動作しなくなった。
この結果から、通常センサを用いた場合は、センサケースCの材料と接続管6の材料、及びセンサケース配置をA〜Dの状態に変更しても、泥水を供給した場合、やはり内極7Aと外極に一旦、異物が詰まったり付着した(まま)で導通状態となったりして、10分を超えて適正検知を維持することができなかった。
一方、ボディアースセンサを用いたA’〜D’の場合、通常センサに較べて内極7Aと外極との間に異物が詰まるといったことがないので、A〜Dに較べていずれも20時間を超えて長時間の適正検知を維持することができたが、接続管6とセンサケースC内に異物や水分が付着してこれを介して内極7Aを導通状態にすることがあった。
実験1を総括すると、ボディアースセンサを用いる(A’〜D’)ことで、泥水を使用する状況においては極めて有効であることが判明した。また、A’〜D’において、特にD’は、異物や水分が内極7AやセンサケースC及び接続管6に滞留しないので、検知精度を極めて長時間安定させることができることが判明した。
(実験2):センサ回路
上記実験1で用いたボディアースセンサは、センサ回路としては本発明の構成を採用していないものであったので、上記結果からは他(A〜D)に較べて長時間の検知が可能であったが、最終的に、接続管6とセンサケースC内に異物や水分が付着してこれが内極7Aと導通状態となることで誤検知を生じた。前記を踏まえて、実験2では、上記ボディアースセンサと、本発明のセンサ回路との比較と考察を行った。
ボディアースセンサが適正に動作する場合、泥水が存在するときは、外極抵抗R2(泥水の抵抗Raと接続管6の抵抗Rb)が2k〜10kΩ程度の抵抗となり、導通するから、渇水を検知しない、一方、泥水が存在しないときは、外極抵抗R2がこれより大きくなり、非導通状態となるから、渇水を検知する。
ボディアースセンサを検知誤差なく適正に動作させようとすると、外極抵抗R2は、(泥)水有りの場合に2k〜10kΩを設定すべき抵抗値の範囲としておけばよい。このことから、ボディアースセンサは、すなわち、出力電圧Vout ={外極抵抗R2/(内極抵抗R1+外極抵抗R2)}×Vinが基準電圧を超えたときに渇水を検知するようにしている。
ボディアースセンサが適正に動作しない場合とは、(泥)水が存在しないときに渇水を検知しないとき、水が存在するときに渇水を検知するとき、であるが、これらのうち前者は、上記のとおり、接続管6とセンサケースC内に異物や水分が付着してこれが内極7Aと導通状態となるからであり、後者は外極抵抗R2の抵抗値の設定が低すぎて、水質が変化すること及び接続管6の長さによる水の抵抗値Raの変動に起因している。
したがって、実際の渇水状態において異物や水分の付着によって変動する抵抗誤差と、水質の変化によって変動する抵抗誤差を考慮する必要がある。しかし、この抵抗誤差を考慮して外極抵抗R2を大きくすると、水が存在するにも拘わらず水質(Ra)により渇水を検知してしまう可能性がある。一方、外極抵抗R2を上記2k〜10kΩより小さく設定すると当然に渇水を検知しなくなる。
そこで、本発明のセンサ回路7のように内極抵抗R1を設けて、外極抵抗R2と抵抗分割し、この分圧を比較器7Bに出力することとした。すなわち、本発明の構成においては、出力電圧Vout が{外極抵抗R2/(内極抵抗R1+外極抵抗R2)}×Vinとなり、外極抵抗R2(水の抵抗Ra)の変動の影響を受けなくなる。
以上を踏まえて、実験2では、ボディアースセンサと、本発明のセンサ回路7との動作比較を行った。実験2では、実験1のボディアースセンサを用いたD’のとき(比較例)と、実験1のD’において本発明のセンサ回路7を用いたとき(実施例)と、において、実験1のように、センサ動作時間を考察した。
実験2の結果、比較例は実験1のとおり約105時間で動作しなかったが、実施例は105時間を超えて動作した。このことから、本発明のセンサ回路7は、極めて信頼性が高いことが判明した。
(実験3):数値設定
垂直部αの高低差を25cm以上とした理由は、次の実験3−1に基づいている。実験3−1は、本発明のセンサ回路7を用いた実験1のD’において、垂直部αの高低差が25cmより小さい場合についてセンサ回路7の動作安定性を確認した。
垂直部αの高低差が25cmより小さいと、センサ回路7自体は正常に作動するが、水が速やかに流れないので、設定動作以上に検知に時間がかかり、その間、高圧ポンプ3が空運転した。なお、垂直部αの高低差が35cmより大きいと、必要以上の高さを要し、高圧水噴射装置1全体が大型化する。
傾斜部βの高低差を1cm以上とした理由は、次の実験3−2に基づいている。実験3−2は、本発明のセンサ回路7を用いた実験1のD’において、傾斜部βの高低差が1cmより小さい場合についてセンサ回路7の動作安定性を確認した。
傾斜部βの高低差が1cmより小さいと、センサ回路7自体は正常に作動するが、水が速やかに流れないので、設定動作以上に検知に時間がかかることがあった。検知時間が長くなると、高圧ポンプ3が空運転した。なお、傾斜部βの高低差が5cmより大きいと、必要以上の高さを要し、高圧水噴射装置1全体が大型化する。
センサケースCの傾斜角を接続管6の傾斜部βの上方直交位置(0°)から−90°〜90°の範囲とした理由については下記の実験3−3に基づいている。実験3−3は、本発明のセンサ回路7を用いた実験1のD’において、センサケースCの傾斜角を接続管6の傾斜部βの軸の下方直交位置(つまり上方直交位置を0°とした場合の180°の位置)から−91°〜91°の範囲で適宜配置を変更して、センサ回路7の動作安定性を確認した。
センサケースCの傾斜部βの傾斜が−91°〜91°の場合、傾斜部βに残留する水分bや異物がセンサケースCに流入して、また、センサケースC内の内極7A付近に水分や異物が残留して、これらにより渇水を検知しない場合があった。
内極抵抗R1を100KΩ〜100MΩとした理由は、次の実験3−4に基づいている。実験3−4は、内極抵抗R1を100KΩより小さい場合と、100MΩより大きい場合と、に分けて、センサ回路7の動作安定性を確認した。
内極抵抗R1が、100KΩより小さいと、水の抵抗値に近くなるため、{外極抵抗R2/(内極抵抗R1+外極抵抗R2)}×Vinにおいて、満水時でも渇水を検知する場合があった。一方、内極抵抗R1が、100MΩより大きいと、空気の抵抗値に近くなるため、{外極抵抗R2/(内極抵抗R1+外極抵抗R2)}×Vinにおいて、渇水を検知しない場合があった。
本発明のセンサ回路は、特に高圧水噴射装置に用いて好適であるが、その他に例えば泥水を揚水する土木作業現場における揚水ポンプ(装置)に用いれば、揚水が完了した際に不要な負荷をポンプに与えることが防止できる。
本発明の高圧水噴射装置の概略構成を示すブロック図である。 本発明の高圧水噴射装置における配管状況を示す図である。 本発明の高圧水噴射装置における本発明のセンサ回路を概略的に示す回路図である。
符号の説明
1 高圧水噴射装置
2 駆動装置
3 高圧ポンプ
4 噴射ノズル
5 水源
6 接続管
7 センサ回路
7A 内極
7B 比較器
7C 停止回路
C センサケース
C1 筐体
C2 絶縁部
R1 内極抵抗
R2 外極抵抗
Ra 水の抵抗
Rb 接続管の抵抗
α 垂直部
β 傾斜部

Claims (4)

  1. 容器内の渇水を検知するセンサ回路において、前記容器内に露出した内極から、一端が内極抵抗R1を介して電源に接続されると共に他端が外極抵抗R2を介して接地され、前記内極抵抗R1と前記外極抵抗R2の分圧出力を比較器に接続したことを特徴とするセンサ回路。
  2. 内極抵抗R1が100KΩ〜100MΩであり、かつ外極抵抗R2が容器内の水の抵抗と該容器の抵抗であることを特徴とする請求項1記載のセンサ回路。
  3. 内極を、容器内の液面に向けて突出させたことを特徴とする請求項1又は2記載のセンサ回路。
  4. 駆動装置によって駆動される高圧ポンプにより圧力を加えられた水を噴射ノズルから噴射する高圧水噴射装置において、前記高圧ポンプへ水を供給すべく、一端を該高圧ポンプ側に、他端を水の流入側に、該他端から該一端に向けて落差を設けて接続したホースと、このホースの前記水の流入側の内部に露出した内極から、一端が内極抵抗R1を介して電源に接続されると共に他端が外極抵抗R2を介して接地され、前記内極抵抗R1と前記外極抵抗R2の分圧出力を比較器に接続し、この比較器の出力を前記駆動装置に与えるセンサ回路と、を備えたことを特徴とする高圧水噴射装置。
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