JP2010028285A - Electronic device - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、近接無線通信を行う電子機器に関する。 The present invention relates to an electronic device that performs close proximity wireless communication.
携帯電話機などの電子機器には、近接した状態で他の機器との間で無線通信を行う通信機能が設けられているものがある。例えば、携帯電話機には、赤外線通信(IR通信)を行う機能が設けられている(特許文献1参照)。特許文献1には、電子機器(携帯電話機)に設けられた通信ポートに、通信ユニットを位置決めすることができる通信ユニットガイドについて記載されている。
Some electronic devices such as mobile phones are provided with a communication function for performing wireless communication with other devices in a close state. For example, a mobile phone is provided with a function of performing infrared communication (IR communication) (see Patent Document 1).
通信ユニットガイドは、電子機器を挟持可能な一対のガイド部材が設けられ、一方のガイド部材に、通信ユニットを固定する位置決め部が設けられている。電子機器は、通信ポートが位置決め部に装着された通信ユニットと対向するように、通信ユニットガイドに固定される。
このように従来では、電子機器(携帯電話機)の通信ポートと通信ユニットとの位置関係を安定化するために、電子機器と通信ユニットの位置を固定するための通信ユニットガイドを用いることが考えられていた。 Thus, conventionally, in order to stabilize the positional relationship between the communication port of the electronic device (mobile phone) and the communication unit, it is considered to use a communication unit guide for fixing the position of the electronic device and the communication unit. It was.
通信ユニットガイドを用いることで、電子機器と通信ユニットとの位置関係を安定化させることができるものの、常に通信ユニットガイドを備えていなければならない。また、通信をする場合には、通信ユニットを通信ユニットガイドに装着すると共に、電子機器の通信ポートが通信ユニットと対向するように位置決めして、電子機器を通信ユニットガイドによって挟持させる操作が必要となっていた。このため、電子機器に対する操作性の低下を招いていた。 Although the positional relationship between the electronic device and the communication unit can be stabilized by using the communication unit guide, the communication unit guide must always be provided. For communication, it is necessary to mount the communication unit on the communication unit guide, position the electronic device so that the communication port of the electronic device faces the communication unit, and clamp the electronic device with the communication unit guide. It was. For this reason, the operativity with respect to the electronic device was reduced.
本発明は上述の事情を考慮してなされたものであり、操作性を損なうことなく、他の機器との近接無線通信を安定化させることが可能な電子機器を提供することを目的とする。 The present invention has been made in consideration of the above-described circumstances, and an object thereof is to provide an electronic device that can stabilize close proximity wireless communication with other devices without impairing operability.
上述の課題を解決するため、本発明は、筐体表面近傍に設けられた近接無線通信用のアンテナと、前記アンテナ近傍の筐体表面に設けられた、他の機器との接触時に接触位置で他の機器と係止される係止部材とを具備したことを特徴とする。 In order to solve the above-described problems, the present invention provides a contact position at the time of contact between an antenna for proximity wireless communication provided near the housing surface and another device provided on the housing surface near the antenna. It is characterized by comprising a locking member that is locked to another device.
本発明によれば、通信中に安定した通信距離を保ち、他の機器との近接無線通信を安定化させることが可能となる。 According to the present invention, it is possible to maintain a stable communication distance during communication and to stabilize close proximity wireless communication with other devices.
以下、図面を参照して、本発明の実施形態について説明する。
図1は、本実施形態における電子機器9の主要な構成を示すブロック図である。電子機器9は、携帯型に構成されているもので、例えば携帯電話機、PDA(personal digital assistant)、パーソナルコンピュータ、携帯型オーディオ/ビデオプレイヤ、デジタルカメラ、携帯型カーナビゲーション装置等として構成される。
Embodiments of the present invention will be described below with reference to the drawings.
FIG. 1 is a block diagram showing a main configuration of the
本実施形態における電子機器9には、他の機器と近接させた状態で高速無線通信を行う近接無線通信機能が搭載されている。電子機器9には、近接無線通信を実行する際に、通信相手とする他の機器との通信距離を保つための係止部材(詳細については後述する)が設けられている。係止部材は、他の機器との接触時に接触位置で他の機器と係止される。これにより、近接無線通信中に他の機器と接触された状態を維持する。
The
図1に示すように、電子機器9には、CPU10、ROM11、RAM12、NVRAM(Non-voatile RAM)13、表示制御部14、ディスプレイ15、近接無線通信部16(アンテナ16a)、電源部17、固定装置制御部18、固定装置19、ランプ制御部20、及び通信ランプ21が設けられている。
As shown in FIG. 1, the
CPU10は、プログラムに従って装置全体の制御を司る。CPU10は、近接無線通信を制御するための通信制御プログラムを実行することで、近接無線通信部16による近接無線通信を制御する近接無線通信制御機能、近接無線通信部16による近接無線通信の通信状態を表示させる通信状態表示機能、近接無線通信部16による近接無線通信の通信状態に応じて通信ランプ21の点灯/点滅を制御する通信ランプ制御機能、装置筐体の外部に設けられた係止部材32(詳細については後述する)により近接無線通信の通信相手とする他の機器との係止状態を固定するために固定装置制御部18を通じて固定装置19の駆動を制御する固定制御機能を実現する。本実施形態における電子機器9は、固定装置19によって係止部材32に対して磁力を付加することで、通信相手とする他の機器と磁力によって係止状態を固定する。
The
ROM11は、各種プログラムやデータが記録される。
RAM12は、CPU10により実行される各種プログラムやデータが一時的に記録される。
NVRAM13は、各種設定データや各種プログラムにより処理されるデータが記録される。
表示制御部14は、CPU10の制御のもとで、ディスプレイ15における表示を制御する。表示制御部14は、近接無線通信部16による無線通信が行われる場合には、CPU10により実現される通信状態表示機能により、近接無線通信部16による通信状況表示をディスプレイ15において表示させる。
ディスプレイ15は、例えばLCD(Liquid Crystal Display)により構成され、電子機器9による通常の処理に伴う情報が表示される他、近接無線通信の実行中には、通信状況を表す情報が表示される。
The ROM 11 stores various programs and data.
The
The NVRAM 13 records various setting data and data processed by various programs.
The
The
近接無線通信部16は、CPU10の制御(近接無線通信制御機能)のもとで、他の機器との間で近接無線通信を実行する。近接無線通信部16による近接無線通信は、例えばP2P(peer-to-peer)に特化した高速無線通信を実行する。近接無線通信部16は、筐体内部に実装されたアンテナ16aと他の機器に設けられたアンテナとの通信距離が、例えば30mm以内にある場合に無線通信を実行可能とする。
電源部17は、各部に対して電力を供給する。
The close proximity
The
固定装置制御部18は、CPU10の制御(固定制御機能)のもとで、近接無線通信部16により他の機器との間で近接無線通信を実行する際に、通信相手とする他の機器との係止状態を固定させるために固定装置19の駆動を制御する。本実施形態における電子機器9では、固定装置19によって係止部材32に対して磁力を付加することにより、磁力により係止部材32において他の機器との係止状態を固定する。
When the proximity
固定装置19は、固定装置制御部18の制御により、電子機器9の筐体表面に設けられた係止部材32に対して磁力を付加するもので、例えば電磁石により構成される。係止部材32は、固定装置19により磁力が付加されることで、他の機器に設けられた係止部材と係止された状態で磁力により結合して、電子機器9と他の機器との位置関係を固定する。
The
ランプ制御部20は、CPU10の制御(ランプ制御機能)のもとで、通信ランプ21に対する点灯/点滅を制御する。
通信ランプ21は、ランプ制御部20の制御のもとで、近接無線通信部16による近接無線通信の状態に応じて点灯/点滅する。
The
The
図2(A)(B)(C)(D)は、本実施形態における電子機器9の外観構成を示す図である。図2(A)は、電子機器9の背面図、図9(B)は、電子機器9の上面部、図9(C)は、電子機器9の表面図、図9(D)は、電子機器9の側面図をそれぞれ示している。
2A, 2 </ b> B, 2 </ b> C, and 2 </ b> D are diagrams illustrating an external configuration of the
図2(A)〜(D)に示す構成では、電子機器9の筐体内の背面側上端部近傍にアンテナ16aが配設されているものとする。この場合、アンテナ16aが配設された位置の近傍の筐体表面に係止部材32が設けられる。すなわち、図2(A)(B)においては、電子機器9の背面側上端部に係止部材32が設けられている。
In the configuration shown in FIGS. 2A to 2D, it is assumed that the
また、アンテナ16aが配設されている位置に合わせて通信ターゲット30が設けられている。係止部材32がアンテナ16aの近傍に設けられているため、通信ターゲット30は、係止部材32が設けられた位置を含むように配置される。通信ターゲット30は、近接無線通信を行う箇所(無線信号の送受信を行うアンテナ16aがある場所)であることをユーザに示すためのものである。通信ターゲット30は、例えば矩形状により表される。通信ターゲット30の大きさ、すなわち矩形の一辺の長さは、例えば近接無線通信の通信可能距離(例えば30mm)より短くすることが好ましい。通信ターゲット30の一辺の長さを通信可能距離より短くすることによって、ユーザが、通信ターゲット30の大きさをもとに、感覚的に安定した状態で無線通信が可能な距離を把握できるようにする。
Further, the
また、電子機器9の表面には、図2(C)に示すように、通信ターゲット30が設けられた位置と相対する位置、すなわち表面側上端部に通信方式マーク31を設けている。通信方式マーク31は、電子機器9が近距離無線通信機能を有することを表すもので、例えば近接無線通信を表すロゴマークや文字が付されている。図2(C)に示す例では「ABC」の文字列が付されている。通信方式マーク31は、通信ターゲット30と同様にして、例えば矩形状により表される。通信方式マーク31の大きさ、すなわち矩形の一辺の長さは、例えば近接無線通信の通信可能距離(例えば30mm)より短くすることが好ましい。すなわち、通信ターゲット30と同様にして、ユーザが、通信ターゲット30の大きさをもとに、感覚的に安定した状態で無線通信が可能な距離を把握できるようにする。なお、通信ターゲット30と通信方式マーク31は、同じ大きさ、形状とすることが好ましい。
Further, as shown in FIG. 2C, a
さらに、通信方式マーク31には、通信ランプ21が設けられている。通信ランプ21は、近接無線通信による無線状態を示すためのもので、例えば点灯/点滅、あるいは点灯色によって通信状態を表現する。通信ランプ21は、通信方式マーク31の中で、例えばアンテナ16aが配列された位置側に設けられるものとする。図2(C)では、上端部側に通信ランプ21が設けられている。また、図2(C)では、通信ランプ21は、1つのみとしているが、2つ以上設けて、通信状態を表現するようにしても良い。
Further, the
電子機器9の表面に通信方式マーク31を配設することで、ユーザは、アンテナ16aが配設された位置、すなわち他の機器と係止させる背面側に設けられた係止部材32の位置を、表面側から容易に確認することができる。また、ユーザは、通信ランプ21によって近接無線通信が正常に行われているか確認して、他の機器との係止状態が正しく維持されていることを判別できる。
By disposing the
図3(A)(B)は、図2(A)(B)に示す係止部材32の詳細を示す図である。係止部材32は、例えば凹部33と凸部34との組み合わせにより構成される。凹部33と凸部34は、例えば楕円球形、あるいは楕円球形に類似した形状(半球形を上下に潰した形状)の一部により形成されている。また、楕円球形の長軸が電子機器9の筐体上端と並行になるように、凹部33と凸部34のそれぞれが配設されている。すなわち、凹部33と凸部34の左右幅に比べ上下幅を狭くすることで、電子機器9の筐体角部などに配設しやすくする(図10、図11参照)。
3A and 3B are views showing details of the locking
図3(A)(B)に示すように、凹部33は、電子機器9の筐体面よりも凹んでおり、また凸部34は、電子機器9の筐体面より突出している。従って、近接無線通信の相手とする他の機器において、同じ係止部材32(凹部33、凸部34)が設けられていれば、係止部材32を相対させて接触させることにより、電子機器9の凹部33に他の機器に設けられた凸部が嵌り込み、電子機器9の凸部34が他の機器に設けられた凹部に嵌り込む。すなわち、電子機器9の係止部材32と他の機器に設けられた係止部材とが係合した状態となるので、電子機器9と他の機器とを軽く圧接させることにより、電子機器9と他の機器との位置ずれを抑制することができる。
As shown in FIGS. 3A and 3B, the
図4は、本実施形態における係止部材32(凹部33、凸部34)とアンテナ16aの配設位置の関係を説明するための図である。
図4に示すように、凹部33と凸部34は、アンテナ16aが配設された位置の近傍、例えばアンテナ16aが配設された位置の上方の筐体表面に配置される。従って、係止部材32によって通信相手とする他の機器と係止することにより、電子機器9と他の機器に設けられたアンテナ間の距離を最短にすることができる。
FIG. 4 is a view for explaining the relationship between the locking member 32 (
As shown in FIG. 4, the
なお、凸部34を利用して、アンテナ設置位置を工夫し、アンテナ間の距離を短くすることができる。例えば、凸部34の内側にアンテナ16aを配置する。凸部34は、筐体表面より突出しているため、通信相手の他の機器に設けられた凹部に嵌め込むことにより、他の機器の筐体表面より内部に到達する。従って、電子機器9と他の機器の凸部の内側に配置されたアンテナが、相互に相手側の筐体内部に到達することになる。すなわち、係止部材32の下方にアンテナを配置した場合より、相互にアンテナを近接させることができる。アンテナをより近接させることにより、近接無線通信をより安定して実行することができる。
In addition, the antenna installation position can be devised using the
また、電子機器9と他の機器との筐体が接触していない場合においても、凸部34の内部にアンテナ16aを配置することで、係止部材32の下方部にアンテナ16aを配置した場合よりもアンテナ間の距離を短くすることになる。
In addition, even when the housing of the
なお、図4に示す例では、凹部33と凸部34を筐体端部に設けていない場合を示している。従って、通信ターゲット30は、凹部33と凸部34とをほぼ中央に配設するように設けられている。
In the example shown in FIG. 4, a case where the
図5は、本実施形態における2つの電子機器9(携帯機器36,37)に設けられた係止部材32を相対させた状態を示す図である。
図5に示すように、近接無線通信を行う各機器36,37において、同じ配置で同じ形状の凹部33a,凸部34aと、凹部33b,凸部34bをそれぞれ配置することで、携帯機器36の凹部33aと携帯機器37の凸部34bと相対し、携帯機器36の凸部34aと携帯機器37の凹部33bとが相対する。従って、携帯機器36と携帯機器37とを係止部材(凹部33a,33b、凸部34a,34b)において接触させることで、接触位置において相互に係止させ、位置ずれを抑制させることができる。
FIG. 5 is a diagram illustrating a state in which the
As shown in FIG. 5, in each of the
図6は、本実施形態における係止部材32(凹部33、凸部34)に対して付加する磁力を説明する図である。
電子機器9は、固定装置19によって凹部33、凸部34のそれぞれに対して、所定間磁極の磁力を付加することができる。図6に示す例では、凹部33に対してS極の磁力を付加し、凸部34に対してN極の磁力を付加している。他の機器に設けられた係止部材においても、同様にして凹部33に対してS極の磁力を付加し、凸部34に対してN極の磁力を付加する。
FIG. 6 is a diagram illustrating the magnetic force applied to the locking member 32 (
The
従って、電子機器9と他の機器とは、係止部材32に形成された凹凸による係止だけでなく、磁力によっても固定状態を維持することができる。
Therefore, the
電子機器9は、近接無線通信部16によるアンテナ16aを介した近接無線通信の状態に応じて、固定装置制御部18により固定装置19を制御して、凹部33及び凸部34に対して磁力を付加することができる。
The
すなわち、CPU10は、他の機器との間で近接無線通信を実行する場合、近接無線通信制御機能よって近接無線通信部16による近接無線通信を制御する。CPU10は、近接無線通信の準備が完了した時点で、固定制御機能によって固定装置制御部18を通じて固定装置19を駆動させる。例えば、固定装置19において電磁石を利用することで、図6に示すように、凹部33に対してS極の磁力を付加し、凸部34に対してN極の磁力を付加する。
That is, when performing close proximity wireless communication with other devices, the
係止部材32において磁力が発生されることにより、ユーザは、磁力を利用して、電子機器9の係止部材32を他の機器の係止部材に、簡単に係合させることができ、また係止部材32による係止状態をより安定して固定することができる。
By generating the magnetic force in the locking
また、CPU10は、近接無線通信制御機能よる近接無線通信が完了すると、固定制御機能によって固定装置19の駆動を停止させる。すなわち、凹部33と凸部34からの磁力を消す。
In addition, when the proximity wireless communication by the proximity wireless communication control function is completed, the
このように、近接無線通信の状態に応じて、係止部材32における磁力の発生/消滅を制御することにより、電子機器9を手に持って使用しているユーザに対して、近接無線通信の開始/終了を認識させることができる。
In this manner, by controlling the generation / extinction of the magnetic force in the locking
なお、前述した説明では、固定装置19によって凹部33と凸部34に対して、それぞれ極性(N極、S極)が異なる磁力を付加するものとして説明しているが、凹部33と凸部34とを磁力を持つ部材、すなわち磁石により形成するようにしても良い。この場合、常時、凹部33と凸部34から磁力を発生することになる。この場合、係止部材32における磁力の発生/消滅により、ユーザに対して近接無線通信の開始/終了を認識させることができなくなるが、固定装置制御部18を介して固定装置19により磁力を付加する構成を不要とすることができる。
In the above description, the fixing
次に、近接無線通信制御機能の制御による近接無線通信の状態をユーザに通知する方法について説明する。
電子機器9にディスプレイ15が設けられている場合、CPU10は、近接無線通信制御機能による近接無線通信の状態に応じて、通信状態表示機能によってディスプレイ15において近接無線通信の通信状況の表示を行う。この場合、ディスプレイ15には、通信方式マーク31あるいは通信ターゲット30に近い位置で通信状況を表示する。
Next, a method for notifying the user of the state of close proximity wireless communication by control of the close proximity wireless communication control function will be described.
When the
図7(A)、図7(B)は、本実施形態におけるディスプレイ15における通信状況表示40a,40bの一例を示す図である。
通信状況表示40a,40bは、通信方式マーク31や通信ターゲット30との関連ををより明確にするため、図7(A)に示すように吹き出しの形状にしたり、あるいは図7(B)に示すように矢印などの形状にしたりする。
FIGS. 7A and 7B are diagrams illustrating examples of communication status displays 40a and 40b on the
The communication status displays 40a and 40b are formed in a balloon shape as shown in FIG. 7A or shown in FIG. 7B in order to clarify the relationship with the
通信状況表示40a,40bには、例えば電波強度と通信進捗など表示する。
図8には、本実施形態における通信状況表示40aの一例を示している。図8に示す例では、電波強度表示40cを例えば円形などのマークによって表している。また、近接無線通信によるデータ通信の進捗状況を、全体のデータ通信量に対する通信完了済みのデータ通信量の比により表したり、残りデータ通信時間(残り秒数)によって表示したりすることができる。
The communication status displays 40a and 40b display, for example, radio wave intensity and communication progress.
FIG. 8 shows an example of the
ユーザは、電波強度表示40cを参照することにより、電子機器9の他の機器に対する位置調整をして、より安定した状態で近接無線通信が実行されるようにできる。また、通信進捗により、通信残量や現在の通信速度であれば通信完了まであとどのくらいかかるかなど、知ることができる。
By referring to the radio wave intensity display 40c, the user can adjust the position of the
なお、通信状況表示は、「タッチしてください」「通信中です」「通信完了しました」などの、ユーザに対するメッセージを表示するものであっても良い。 The communication status display may display a message for the user such as “Please touch”, “Communicating”, “Communication completed”, and the like.
また、CPU10は、近接無線通信制御機能による近接無線通信の状態に応じて、通信ランプ制御機能により通信方式マーク31に設けられた通信ランプ21の点灯/点滅、あるいは表示色を制御して、通信状況をユーザに通知することもできる。CPU10は、通信ランプ制御機能により、例えば電波強度を通信ランプ21の点滅間隔により表すことができる。すなわち、点滅間隔が短い程、電波強度が強いことを表し、安定した近接無線通信が可能な電波強度にある場合には、通信ランプ21を点灯させるものとする。また、通信進捗を表示色によって表す。例えば、通信進捗の変化に合わせて、順次、通信ランプ21の表示色を変化させていく。例えば、進捗25%以下の場合には赤色、50%以下の場合にはオレンジ色、75%以下の場合には黄色、100%の場合(通信完了)の場合には緑色によって、それぞれ通信ランプ21を点灯させる。
Further, the
なお、前述した通信ランプ21の点灯/点滅表示は一例であって、任意に設定することが可能である。
The above-described lighting / flashing display of the
また、通信ターゲット30と通信方式マーク31とは、電子機器9の筐体表面上において、比較的近い位置に配置する。また、通信方式マーク31に設けられる通信ランプ21は、通信ターゲット30を配置した側に設けるものとする。
Further, the
図9(A)、図9(B)には、本実施形態における通信ターゲット30と通信方式マーク31(通信ランプ21)の配置例を示している。
図9(A)と図9(B)に示す例では、通信ターゲット30と通信方式マーク31とが同じ筐体面に設けられている例を示している。図9(A)の場合、通信方式マーク31の下側に通信ターゲット30が配置されているため、通信ランプ21が通信方式マーク31の下側に配置されている。また、図9(B)の場合、通信方式マーク31の上側に通信ターゲット30が配置されているため、通信ランプ21が通信方式マーク31の上側に配置されている。
9A and 9B show an arrangement example of the
In the example shown in FIGS. 9A and 9B, an example is shown in which the
携帯型の電子機器9の場合には、図2(A)〜(D)に示すように、通信方式マーク31の裏面に通信ターゲット30を配置する。さらに、ユーザが手に保持して操作する電子機器9では、その機器をユーザが保持したときに、筐体上端裏面にあたる角部に通信ターゲット30を配置することが好ましい。角部に設けられた通信ターゲット30は、筐体にそって折れ曲がるように形成される。すなわち、通信ターゲット30は、筐体の背面と上面にまたがるようにして形成される。この場合、通信ターゲット30が配置された角部の筐体内部近傍に、アンテナ16aが配置されていることになる。
In the case of the portable
図10は、電子機器9(携帯機器36,37)の筐体上端裏面の角部に通信ターゲット30が配置された場合の使用方法について示す図である。
図10に示すように、ユーザが携帯機器36,37を手に保持して使用する場合、筐体上端裏面の角部に通信ターゲット30a,30bがそれぞれ配置されていることにより、通信ターゲット30a,30bに設けられた係止部材32を合わせやすくできる。すなわち、携帯機器36,37を持つ手が、お互いに相手側機器に接触することを回避することができる。このため、操作性良く、簡単に通信ターゲット30a,30bを合わせることができる。
FIG. 10 is a diagram illustrating a usage method when the
As shown in FIG. 10, when the user uses the
図11は、携帯機器36,37の通信ターゲット30a,30bを接触させた状態を示す図である。図11に示すように、筐体角部に通信ターゲット30a,30bを配置することで、それぞれの係止部材32に設けられた凹部33と凸部34を、相互に係止させる
また、筐体角部にアンテナ16aを配置することにより、図11に示すように、携帯機器36,37を係止部材によって係止させた場合に、筐体平面部にアンテナ16aを配置した場合よりも相互のアンテナ間の距離を短くすることができる。
FIG. 11 is a diagram illustrating a state in which the communication targets 30a and 30b of the
次に、電子機器9と近接無線通信を行う他の機器の具体例について説明する。
図12(A)(B)及び図13は、テレビ装置などの垂直に設置される固定機器50の例を示す図である。図12は、固定機器50の正面図を示し、図13は、電子機器9と固定機器50との間で近接無線通信を実行する場合の状態を示す側面図である。
Next, a specific example of another device that performs close proximity wireless communication with the
FIGS. 12A, 12B, and 13 are diagrams illustrating an example of a fixed
図12(A)に示すように、電子機器9との近接無線通信を行う固定機器50には、電子機器9に設けられた係止部材32と係止される係止部材が設けられた通信ターゲット53が筐体前面側に設けられている。通信ターゲット53には、電子機器9の係止部材32と同じ配置と形状による凹部54と凸部55が配設された係止部材が設けられている。また、通信ターゲット53は、電子機器9による係止部材32を係止させやすいように、図12(B)に示すように、上向きに傾斜されている。
As shown in FIG. 12A, the fixed
また、通信ターゲット53の近傍には、電子機器9と同様にして、通信方式マーク52と通信ランプが設けられている。また、固定機器50は、前述した電子機器9と同様にして、近接無線通信制御機能、及び通信状態表示機能を設けることにより、通信状況表示40をディスプレイ51において表示させることができる。
Further, in the vicinity of the
図13に示すように、電子機器9の係止部材32(凹部33、凸部34)を、固定機器50に設けられた係止部材(凹部54、凸部55)に接触させることによって、この接触位置で両者を係止させることができる。従って、電子機器9と固定機器50の係止部材の近傍にそれぞれ配置されたアンテナ間の位置関係を安定させて、近接無線通信を実行させることができる。
As shown in FIG. 13, the locking member 32 (
図14(A)(B)及び図15は、HDDレコーダーなどの水平に設置される固定機器60の例を示す図である。図14(A)は、固定機器60の前面図、図14(B)は固定機器60の上面図を示し、図15は、電子機器9と固定機器60との間で近接無線通信を実行する場合の状態を示す側面図である。
FIGS. 14A, 14B, and 15 are diagrams showing an example of a fixed
図14(B)に示すように、電子機器9との近接無線通信を行う固定機器60には、電子機器9に設けられた係止部材32と係止される係止部材が設けられた通信ターゲット63が筐体上面側に設けられている。通信ターゲット63には、電子機器9の係止部材32と同じ配置と形状による凹部64と凸部65が配設された係止部材が設けられている。また、通信ターゲット63の近傍には、電子機器9と同様にして、通信方式マーク62と通信ランプが設けられている。
As shown in FIG. 14B, the fixed
図15に示すように、水平に設置される固定機器60の場合には、上面部に通信ターゲット63を配置することにより、電子機器9の通信ターゲット30を、固定機器60の通信ターゲット63に合わせて載置することにより、電子機器9の係止部材32(凹部33、凸部34)と通信ターゲット63に設けられた凹部64、凸部65とをそれぞれ係止させることができる。固定機器60の上面に通信ターゲット63を設けることで、電子機器9を単に通信ターゲット63と合わせて載置することで、安定した状態で近接無線通信を実行することができる。
As shown in FIG. 15, in the case of a fixed
このようにして、本実施形態における電子機器9では、通信ターゲット30に設けられた係止部材32の凹部33と凸部34とを、それぞれ他の機器に設けられた凸部と凹部に合致させることで、電子機器9と他の機器とが係止された状態とすることができる。従って、電子機器9と他の機器との位置関係、すなわち通信ターゲット30の近傍に配置されているアンテナ16aと、他の機器に設けられたアンテナとの位置関係を操作性を損なうことなく安定化させることができる。従って、通信距離に制限がある近接無線通信を安定して実行再生ることが可能となる。
In this manner, in the
なお、前述した説明では、通信ターゲット30に設けられた凹部33と凸部34の形状は、固定であるものとして説明しているが、近接無線通信の通信状態に合わせて変化させてもよい。例えば、近接無線通信の通信準備が完了した時点で、平坦であった面を凹凸にして凹部33と凸部34を形成し、通信が完了した時点で、平坦に戻すようにしても良い。この場合、通信ターゲット30を弾力のある部材により形成すると共に、この部材を凹状あるいは凸状に変化させることができる機構部を実装する。近接無線通信の通信状態に応じて、凹部33及び凸部34を形成することにより、ユーザに対して通信状態を容易に把握させることができる。
In the above description, the shape of the
また、本発明は、上記実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合わせにより種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。更に、異なる実施形態に構成要素を適宜組み合わせてもよい。 Further, the present invention is not limited to the above-described embodiments as they are, and can be embodied by modifying the constituent elements without departing from the scope of the invention in the implementation stage. In addition, various inventions can be formed by appropriately combining a plurality of components disclosed in the embodiment. For example, some components may be deleted from all the components shown in the embodiment. Furthermore, you may combine a component suitably in different embodiment.
9…電子機器、10…CPU、11…ROM、12…RAM、15,51,61…ディスプレイ、16…近接無線通信部、16a…アンテナ、18…固定装置制御部、19…固定装置、20…ランプ制御部、21…通信ランプ、30,63…通信ターゲット、31,62…通信方式マーク、33,54…凹部、34,55…凸部、36,37…携帯機器、40(40a,40b),56…通信状況表示、40c…電波強度表示、50,60…固定機器、56…通信部。
DESCRIPTION OF
Claims (11)
前記アンテナ近傍の筐体表面に設けられた、他の機器との接触時の位置ずれを抑制する係止部材と
を具備することを特徴とする電子機器。 An antenna for proximity wireless communication provided near the surface of the housing;
An electronic device comprising: a locking member provided on a surface of a housing near the antenna for suppressing a positional shift at the time of contact with another device.
前記アンテナを介した近接無線通信を制御する近接無線通信手段と、
前記近接無線通信手段の制御による近接無線通信の状態に応じて、前記ランプの点灯を制御するランプ制御手段と
をさらに具備したことを特徴とする請求項2記載の電子機器。 A lamp provided in the vicinity of the communication target for notifying a communication state;
Proximity wireless communication means for controlling proximity wireless communication via the antenna;
3. The electronic apparatus according to claim 2, further comprising lamp control means for controlling lighting of the lamp in accordance with a state of close proximity wireless communication controlled by the close proximity wireless communication means.
前記アンテナを介した近接無線通信を制御する近接無線通信手段と、
前記近接無線通信手段の制御による近接無線通信の状態を前記ディスプレイにおいて表示させる通信状態表示手段と
をさらに具備したことを特徴とする請求項1記載の電子機器。 Display,
Proximity wireless communication means for controlling proximity wireless communication via the antenna;
2. The electronic apparatus according to claim 1, further comprising communication state display means for displaying a state of close proximity wireless communication controlled by the close proximity wireless communication means on the display.
前記係止部材を前記アンテナの近傍であって前記角部の近傍に設けたことを特徴とする請求項5記載の電子機器。 The antenna is provided in the vicinity of a corner formed by the first surface and the second surface of the housing,
The electronic apparatus according to claim 5, wherein the locking member is provided in the vicinity of the antenna and in the vicinity of the corner portion.
前記係止部材を前記アンテナの近傍であって前記筐体平面部の近傍に設けたことを特徴とする請求項1記載の電子機器。 The antenna is provided on the housing plane,
The electronic apparatus according to claim 1, wherein the locking member is provided in the vicinity of the antenna and in the vicinity of the flat portion of the housing.
前記磁力発生手段は、前記近接無線通信手段の制御による近接無線通信の状態に応じた磁力を発生させることを特徴とする請求項10記載の電子機器。 Further comprising proximity wireless communication means for controlling proximity wireless communication via the antenna;
11. The electronic apparatus according to claim 10, wherein the magnetic force generating means generates a magnetic force according to a state of close proximity wireless communication by control of the close proximity wireless communication means.
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JP2017108435A (en) * | 2011-05-09 | 2017-06-15 | トラステツド・ロジツク | Mobile station including short-range wireless unit and corresponding method |
WO2023149271A1 (en) * | 2022-02-07 | 2023-08-10 | i-PRO株式会社 | Camera apparatus and communication condition reporting method |
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