JP2010022065A - 制御チャネル送信方法、制御チャネル伝送方法、変調方法、基地局及び端末 - Google Patents

制御チャネル送信方法、制御チャネル伝送方法、変調方法、基地局及び端末 Download PDF

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Abstract

【課題】データチャネルの伝送効率を低下させずに、トータルのスループットを向上させる制御チャネル送信方法、制御チャネル伝送方法、変調方法、基地局及び端末を提供することを目的とする。
【解決手段】多入力多出力(Multiple Input Multiple Output)伝送を行うか否かに応じて制御項目数の異なる複数の制御チャネルフォーマットから一つの制御チャネルフォーマットを選択するステップと、選択した制御チャネルフォーマットに基づいて制御チャネルを送信するステップとを有することで上記課題を解決する。
【選択図】 図8

Description

本発明は、制御チャネル送信方法、制御チャネル伝送方法、変調方法、基地局及び端末に係り、特に制御チャネルを用いて適応的に通信パラメータの制御を行う為の制御チャネル送信方法、制御チャネル伝送方法、変調方法、基地局及び端末に関する。
例えば第3世代の移動通信システムでは、データパケットの伝送効率を高めるために、適応変復調,HARQ(Hybrid Automatic Repeat reQuest),スケジューリングなどの適応無線リンク制御が用いられる。これらの適応無線リンク制御は、個別又は共有の制御チャネルを用いて行われ、制御チャネルとほぼ同時に伝送されるデータチャネルで使用しているリンクパラメータを各ユーザ端末に通知する。
例えば適応変復調の場合、制御チャネルはデータチャネルの変調方式および符号化率などの情報を伝送する。HARQの場合、制御チャネルはデータチャネルで伝送されるパケットのパケット番号や再送回数などの情報を伝送する。スケジューリングの場合、制御チャネルはユーザIDなどの情報を伝送する。
3GPP(Third Generation Partnership Project)で標準化されているHSDPA(High Speed Downlink Packet Access)では、非特許文献1に記載されているように、HS−SCCH(Shared Control Channel for HS-DSCH)と呼ばれる共有制御チャネルを用いて、表1に示すような制御情報の伝送が行われる。
Figure 2010022065
適応無線リンク制御に用いられる従来の制御チャネル伝送方法は、データチャネルの復調に必要な情報を伝送する制御チャネルを受信側で確実に復調する為に、制御チャネルフォーマットを固定にして使用している。また、データチャネルの伝送効率を落とさない為に、従来の制御チャネル伝送方法は情報量を最低限必要なものに絞った上で、制御チャネルフォーマットを固定にして使用しており、制御チャネルフォーマットを可変にして使用することは無かった。
非特許文献2に記載されるように、表1に示したHSDPAの制御情報はCRC付与及びR=1/3の畳込み符号化後に合計120ビットになるようレートマッチングされる。その後、QPSK変調およびSF=128の拡散が行われ、HS−SCCHの物理チャネルにマッピングされる。
3GGP TS 25.212 v5.9.0(2004-06) 3GPP TS 25.211 v5.6.0(2004-09)
次世代の移動通信システムでは、高速なデータ伝送を実現する為に、マルチキャリア伝送や複数アンテナを用いたMIMO(Multiple Input Multiple Output)伝送が用いられる。この場合は、サブキャリア毎や送信アンテナ毎に無線パラメータの適応制御を行なうことにより伝送特性を更に向上させることが可能となる。
しかしながら、MIMO伝送は可変パラメータの数が増え、制御チャネルに必要なビット数が増加するという問題があった。また、1つのフレームにおいて同時多重ユーザ数が増えた場合にも、制御チャネルの情報はユーザ数に比例して増大するという問題があった。
一方、同時に伝送できるチャネル容量は直交多重可能なチャネル数で上限が決まってしまう。したがって、制御チャネルの情報量が増えた場合にはデータ伝送に使用できるチャネル数が少なくなり、その結果、データの伝送効率が低下するという問題があった。
ここで、CDMA(Code Division Multiple Access)によるユーザ多重の場合を例にして説明する。図1は、同時多重ユーザ数が1のとき、データチャネルに使用できるコード数を表した説明図である。図1は、同時多重ユーザ数が1、データチャネル及び制御チャネル共にSF=8の拡散によるコード多重伝送が行われている例を示している。制御チャネルの伝送に必要なコード数を1とした場合、残りの直交可能なコードリソースを全てデータチャネルに使用すると、データチャネルに使用できるコード数は7となる。
図2は、同時多重ユーザ数が4のとき、データチャネルに使用できるコード数を表した説明図である。図2のように、同時多重ユーザ数が4となると、制御チャネルに4コードを使用するため、データチャネルに使用できるコード数は4に制限される。したがって、フレーム当たりのデータチャネルの伝送効率は4/7に低下してしまう。
また、データチャネルの伝送効率の低下を防ぐために、制御チャネルの情報量を必要最低限なものに絞った場合は、適応無線リンク制御による利得が得られ難くなる為、逆にシステム全体の伝送特性が向上しなくなるという問題があった。
例えば広帯域マルチキャリア伝送では、周波数選択性フェージングによりサブキャリア毎に通信品質が異なるため、常に通信品質の良いサブキャリアを選んで通信を行なうことにより、トータルのスループットを向上することができる。
また、同様にMIMO伝送では、アンテナブランチ毎に独立なフェージング変調が発生した場合、常に通信品質の良い送信アンテナを選んで使用したり、アンテナ毎に適用変復調を行ったりすることにより、トータルのスループットを向上することができる。このように、適応無線リンク制御に用いられる制御チャネル伝送方法では、データチャネルの伝送効率を低下させずに、トータルのスループットを向上させることが求められている。
本発明は、上記の点に鑑みなされたもので、データチャネルの伝送効率を低下させずに、トータルのスループットを向上させる制御チャネル送信方法、制御チャネル伝送方法、変調方法、基地局及び端末を提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明の制御チャネル送信方法は、多入力多出力(Multiple Input Multiple Output)伝送を行うか否かに応じて制御項目数の異なる複数の制御チャネルフォーマットから一つの制御チャネルフォーマットを選択するステップと、前記選択した制御チャネルフォーマットに基づいて制御チャネルを送信するステップとを有することを特徴とする。
また、本発明の基地局は、多入力多出力(Multiple Input Multiple Output)伝送を行うか否かに応じて制御項目数の異なる複数の制御チャネルフォーマットから一つの制御チャネルフォーマットを選択するフォーマット選択手段と、前記選択した制御チャネルフォーマットに基づいて制御チャネルを前記端末に送信する送信手段とを有することを特徴とする。
また、本発明の端末は、多入力多出力(Multiple Input Multiple Output)伝送を行うか否かに応じて制御項目数の異なる複数の制御チャネルフォーマットから選択した一つの制御チャネルフォーマットに基づいて制御チャネルを送信する基地局から通知された制御チャネルフォーマットに基づいて、前記基地局から受信した制御チャネルを復調する制御チャネル復調手段と、前記制御チャネル復調手段による制御チャネルの復調結果に基づいて前記基地局から受信したデータチャネルを復調するデータチャネル復調手段とを有することを特徴とする。
本発明では、情報量の異なる複数の制御チャネルフォーマットから所定の条件に応じて一つの制御チャネルフォーマットを選択し、選択した制御チャネルフォーマットを用いて制御チャネルを伝送している。
所定の条件としては、1つの伝送フレーム内に多重するユーザ数,ユーザ端末が実装している送受信機能,データチャネルのQoS,伝搬路品質等がある。所定の条件に応じて一つの制御チャネルフォーマットを選択することにより、制御チャネルの情報量を制限し、又は制御チャネルの情報量を増やして、データチャネルの伝送効率の低下を防ぐことができる。
本発明によれば、データチャネルの伝送効率を低下させずに、トータルのスループットを向上させる制御チャネル送信方法、制御チャネル伝送方法、変調方法、基地局及び端末を提供することができる。
同時多重ユーザ数が1のとき、データチャネルに使用できるコード数を表した説明図である。 同時多重ユーザ数が4のとき、データチャネルに使用できるコード数を表した説明図である。 同時多重ユーザ数が4のとき、データチャネルに使用できるコード数を表した一例の説明図である。 同時多重ユーザ数が4のとき、データチャネルに使用できるコード数を表した他の一例の説明図である。 同時多重ユーザ数が3のとき、データチャネルに使用できるコード数を表した他の一例の説明図である。 本発明の制御チャネル伝送方法を実現するシステムの一実施例の構成図である。 フォーマット選択/割当部の一実施例の構成図である。 フォーマット選択/割当部の処理手順の一例を表したフローチャートである。 フォーマット割当部の一実施例の構成図である。
まず、本発明の理解を容易とする為に、本発明の原理について説明する。本発明では、情報量の異なる複数の制御チャネルフォーマットを複数用意しておき、所定の条件の一例としての状況(同時多重ユーザ数、ユーザ端末の送受信機能(UE Capability)、QoS、伝搬路品質など)に応じて、制御チャネルフォーマットを選択して使用する。
ここでは、表2及び表3に示すような2種類の制御チャネルフォーマットを用意した例について説明する。
Figure 2010022065
Figure 2010022065
表2に示した制御チャネルフォーマットAは、適応制御パラメータとして変調方式(アンテナ1)〜変調方式(アンテナ4),符号化率,拡散率,コードセットから成る。例えば変調方式(アンテナ1)〜変調方式(アンテナ4)は、可変範囲として4種類の変調方式(QPSK,8PSK,16QAM,64QAM)が設定されている。表2に示した制御チャネルフォーマットAは、適応制御パラメータの種類と可変範囲が広く、例えばMIMO伝送時、アンテナ毎に変調方式を可変にすることができる。
一方、表3に示した制御チャネルフォーマットBは、適応制御パラメータとして変調方式(アンテナ共通),符号化率,拡散率,コードセットから成る。例えば変調方式(共通)は、可変範囲として2種類の変調方式(QPSK,16QAM)が設定されている。表3に示した制御チャネルフォーマットBは、適応制御パラメータの種類と可変範囲が制御チャネルフォーマットAと比べて制限されており、ビット数が制御チャネルフォーマットAの約1/2となっている。
なお、MIMO伝送に対応するユーザ端末ではアンテナ毎に変調方式を可変にせず、変調方式をアンテナ共通に制御する条件に従えば、制御チャネルフォーマットBを使用することもできる。
本発明では、同時多重ユーザ数が少ない場合、制御チャネルの情報量の多い制御チャネルフォーマットAを使用し、適応無線リンク制御による利得が大きく得られるようにすることで、トータルのスループットを向上させることができる。
一方、本発明では同時多重ユーザ数が多い場合、制御チャネルの情報量の少ない制御チャネルフォーマットBを使用し、制御チャネルの情報量を制限する。制御チャネルの情報量の減少分だけデータチャネルの情報量を増加させることにより、本発明はデータチャネルの伝送効率の低下を防ぐことができる。
ここで、CDMAによるユーザ多重の場合を例にして説明する。図3は、同時多重ユーザ数が4のとき、データチャネルに使用できるコード数を表した一例の説明図である。
図3では、制御チャネルの情報量が制御チャネルフォーマットAの約1/2の制御チャネルフォーマットBを利用することにより、1つの拡散コード内に2つの制御チャネル(2ユーザ分)を多重している。
1つの拡散コード内で分割する方法は、時間方向のタイムスロットを用いる方法と周波数方向のサブキャリアを用いる方法とが考えられる。なお、図3は時間方向のタイムスロットを用いて、1つの拡散コード内に2つの制御チャネルを時間領域で多重する例を示している。
図3の例では、4ユーザ分の制御チャネルの伝送に必要なコード数が2となる為に、データチャネルに使用できるコード数が6に増える。したがって、図3の例では前述した図2の例と比べてデータチャネルの伝送効率が向上している。
また、時間領域や周波数領域で制御チャネルを多重する以外にも、制御チャネルの拡散率を大きくすることにより、コード領域での多重数を増加させることも考えられる。
図4は、同時多重ユーザ数が4のとき、データチャネルに使用できるコード数を表した他の一例の説明図である。図4では、制御チャネルの拡散率を2倍にし、制御チャネルの情報量が制御チャネルフォーマットAと比べて約1/2の制御チャネルフォーマットBを利用することにより、データチャネルに使用できるコード数が6に増える。したがって、図4の例では前述した図2の例と比べてデータチャネルの伝送効率が向上している。
さらに、ユーザ端末がMIMO伝送に対応しているか否かに応じて、制御チャネルフォーマットを切り換えるようにしてもよい。図5は、同時多重ユーザ数が3のとき、データチャネルに使用できるコード数を表した他の一例の説明図である。
図5では、MIMO伝送に対応しているユーザ端末が1台、MIMO伝送に対応していないユーザ端末が2台混在している例を示している。このとき、MIMO伝送に対応しているユーザ端末に制御チャネルフォーマットA,MIMO伝送に対応していないユーザ端末に制御チャネルフォーマットBを割り当てる。
MIMO伝送に対応していないユーザ端末に制御チャネルフォーマットBを割り当てることにより、1つの拡散コード内に2つの制御チャネル(2ユーザ分)を多重している。MIMO伝送に対応しているユーザ端末に制御チャネルフォーマットAを割り当てることにより、1つの拡散コード内に1つの制御チャネル(1ユーザ分)を多重している。
このように、MIMO伝送に対応していないユーザ端末に対しては、制御チャネルに使用するコードリソースを制限し、データチャネルの伝送効率を向上させることができる。MIMO伝送に対応しているユーザ端末に対しては、送信アンテナ毎に適応無線リンク制御を行なうことができる為、トータルのスループットを向上させることができる。したがって、図5の例では前述した図2の例と比べてデータチャネルの伝送効率が向上している。
なお、図3〜図5に表した制御チャネルは、適宜組み合わせて利用することもできる。例えば図5では1つの拡散コード内に2つの制御チャネルフォーマットBを時間領域で多重する例を示しているが、制御チャネルの拡散率を2倍にして図4のようにコード領域で多重するようにしてもよい。
その他、ユーザ毎に異なるQoS(Quality of Service)や伝搬路品質に応じて使用する制御チャネルフォーマットを切り換えることも有効である。例えば伝搬路品質が悪く、伝搬路の状態が激しく変動するようなユーザ端末に対しては、適応無線リンク制御の可変範囲が広い制御チャネルフォーマットAを使用すればよい。
また、伝搬路品質が良く、伝搬路の状態が比較的安定しているユーザ端末に対しては、情報量の少ない制御チャネルフォーマットBを使用すればよい。さらに、要求するデータ伝送速度が速い場合や要求する伝送遅延が小さい場合など、QoSの要求が高いユーザ端末に対しては適応無線リンク制御の可変範囲が広く、スループットの向上が見込まれる制御チャネルフォーマットAを使用すればよい。
このように、本発明では状況に応じて、使用する制御チャネルフォーマットを選択することにより、伝送効率(トータルのスループット)が最大になるように制御を行なう。
これらの制御は、主に基地局で行わる。基地局は、制御チャネルフォーマットの選択を行い、選択された制御チャネルフォーマットを基地局からユーザ端末へのシグナリングにより通知する。シグナリングは、ユーザ端末との接続時や、所定時間毎に行えばよい。
また、シグナリングでは選択した制御チャネルフォーマットの他に、制御チャネルの拡散率や拡散コード、タイムスロット(時間領域で多重する場合)、サブキャリア配置(周波数領域で多重する場合)などの情報も同時に通知する。なお、本発明は基地局からユーザ端末への下りリンクの伝送だけでなく、ユーザ端末から基地局への上りリンクの伝送においても同様に適用可能である。
次に、本発明を実施するための最良の形態を、以下の実施例に基づき図面を参照しつつ説明していく。図6は、本発明の制御チャネル伝送方法を実現するシステムの一実施例の構成図である。図6のシステムは、基地局1及びユーザ端末2を含む構成である。
基地局1は、フォーマット選択/割当部10,シグナリング生成部11,制御チャネル生成部12,データチャネル生成部13,多重部14,選択部15,送信部16,伝搬路測定部17,制御チャネル復調部18,データチャネル復調部19及び受信部20を含むように構成される。
ユーザ端末2は、受信部51,データチャネル復調部52,シグナリング復調部53,制御チャネル復調部54,伝搬路測定部55,制御チャネル生成部56,フォーマット割当部57,データチャネル生成部58,多重部59及び送信部60を含むように構成される。
まず、基地局1からユーザ端末2への下りリンクの制御チャネル伝送方法について説明する。基地局1のフォーマット選択/割当部10は、制御チャネルフォーマットを前述したように選択し、フレーム内での制御チャネルおよびデータチャネルの割り当て(多重方法)を決定する。制御チャネルフォーマットの選択には、多重ユーザ数,ユーザ端末の送受信機能、下りQoS、下りCQI(Channel Quality Indicator)などの情報が使用される。
選択された制御チャネルフォーマットの割り当てを表すフォーマット割り当て情報は、シグナリング生成部11から選択部15,送信部16を介してユーザ端末2にシグナリング情報として通知される。また、フォーマット割り当て情報は制御チャネル生成部12およびデータチャネル生成部13に通知される。
制御チャネル生成部12およびデータチャネル生成部13で生成された制御チャネルおよびデータチャネルは、フォーマット割り当て情報に基づき多重部14で多重された後、送信部16を介してユーザ端末2に伝送される。
次に、ユーザ端末2のシグナリング復調部53は、基地局1から受信部51を介して通知されたシグナリング情報(フォーマット割り当て情報)を復調し、下りリンクの制御チャネルフォーマットを制御チャネル復調部54に通知する。制御チャネル復調部54は、シグナリング復調部53から通知された下りリンクの制御チャネルフォーマットに基づき、制御チャネルの復調を行なう。制御チャネル復調部54は制御チャネルから復調した下りリンクの適応制御パラメータをデータチャネル復調部52に通知する。
データチャネル復調部52は、制御チャネル復調部54から通知された適応制御パラメータを用いて、データチャネルの復調処理を行う。下りリンクの制御チャネルフォーマットの選択に使用される下りCQIは、ユーザ端末2の伝搬路測定部55において測定される。そして、下りCQIは上りQoSやユーザ端末1の送受信機能と共に、ユーザ端末2から基地局1への上りリンクの制御チャネルによって基地局1に伝送される。
次に、ユーザ端末2から基地局1への上りリンクの制御チャネル伝送方法について説明する。上りリンクの制御チャネルフォーマットは下りリンクの制御チャネルフォーマットと同様、基地局1のフォーマット選択/割当部10で選択される。上りリンクの制御チャネルフォーマットの選択には、多重ユーザ数,ユーザ端末の送受信機能、上りQoS、上りCQI(Channel Quality Indicator)などの情報が使用される。
選択された上りリンクの制御チャネルフォーマットは、シグナリング生成部11から選択部15,送信部16を介してユーザ端末2にシグナリング情報として通知される。シグナリング復調部53は基地局1から受信部51を介して通知されたシグナリング情報を復調し、上りリンクの制御チャネルフォーマットをフォーマット割当部57に通知する。フォーマット割当部57は、上りリンクの制御チャネルおよびデータチャネルの割り当て(多重方法)を決定し、そのフォーマット割り当て情報を制御チャネル生成部56およびデータチャネル生成部58に通知する。
基地局1では、フォーマット選択/割当部10が選択した上りリンクの制御チャネルフォーマットを、上りリンクの制御チャネル復調部18に通知する。制御チャネル復調部18は、フォーマット選択/割当部10から通知された上りリンクの制御チャネルフォーマットに基づき、制御チャネルの復調を行なう。制御チャネル復調部18は制御チャネルから復調した上りリンクの適応制御パラメータをデータチャネル復調部19に通知する。
データチャネル復調部19は、制御チャネル復調部18から通知された適応制御パラメータを用いて、データチャネルの復調処理を行う。上りリンクの制御チャネルフォーマットの選択に使用される上りCQIは、基地局1の伝搬路測定部17において測定される。
なお、測定された上りCQIは伝搬路測定部17からフォーマット選択/割当部10に通知される。また、ユーザ端末2から基地局1への上りリンクの制御チャネルによって基地局1に伝送された上りQoS、下りCQI、ユーザ端末1の送受信機能はフォーマット選択/割当部10に伝送される。
次に、基地局1のフォーマット選択/割当部10を更に詳細に説明する。図7はフォーマット選択/割当部の一実施例の構成図である。フォーマット選択/割当部10は、下り制御チャネルリソース割当部100,下りデータチャネルリソース割当部101,上り制御チャネルリソース割当部102および上りデータチャネルリソース割当部103を含むように構成される。
図7のフォーマット選択/割当部10の処理手順について図8のフローチャートを参照しつつ説明していく。図8は、フォーマット選択/割当部の処理手順の一例を表したフローチャートである。
ステップS1に進み、下り制御チャネルリソース割当部100及び上り制御チャネルリソース制御部102は同時多重ユーザ数およびユーザ端末2の送受信機能に応じて各ユーザ端末2の制御チャネルに無線リソースを割り当てる。
ステップS2に進み、下り制御チャネルリソース割当部100及び上り制御チャネルリソース制御部102はCQI(受信品質,伝搬路変動)に応じて各ユーザ端末2の制御チャネルに割り当てる無線リソースを調整する。
ステップS3に進み、下り制御チャネルリソース割当部100及び上り制御チャネルリソース制御部102はQoS(伝送速度,要求遅延)に応じて各ユーザ端末2の制御チャネルに割り当てる無線リソースを調整する。
また、ステップS4に進み、下り制御チャネルリソース割当部100及び上り制御チャネルリソース制御部102はデータチャネルの無線リソースが十分か否かを判定する。データチャネルの無線リソースが十分であると判定すれば(S4においてYES)、ステップS5に進む。
ステップS5では、下りデータチャネルリソース割当部101および上りデータチャネルリソース割当部103が、CQIおよびQoSに応じて各ユーザ端末2のデータチャネルに無線リソースを割り当てる。
なお、データチャネルの無線リソースが十分でないと判定すれば(S4においてNO)、ステップS1に戻る。即ち、ステップS4においてデータチャネルの無線リソースが十分であると判定されるまで、ステップS1〜S4の処理が繰り返し行われる。
図8の処理手順により、前述したフォーマット割り当て情報を作成することができるので、シグナリング生成部11,制御チャネル生成部12,データチャネル生成部13、上りリンクの制御チャネル復調部18にフォーマット割り当て情報を通知できる。
次に、ユーザ端末2のフォーマット割当部57を更に詳細に説明する。図9はフォーマット割当部の一実施例の構成図である。フォーマット割当部57は、上り制御チャネルリソース割当部151,上りデータチャネルリソース割当部152を含むように構成される。
シグナリング復調部53から通知される上りリンクの制御チャネルフォーマットに基づき、上り制御チャネルリソース割当部151は各ユーザ端末2の上りリンクの制御チャネルに無線リソースを割り当てる。シグナリング復調部53から通知される上りリンクの適応制御パラメータに基づき、上りデータチャネルリソース割当部152は各ユーザ端末2のデータチャネルに無線リソースを割り当てる。
したがって、フォーマット割当部57は、前述したフォーマット割り当て情報を作成することができるので、制御チャネル生成部56,データチャネル生成部58にフォーマット割り当て情報を通知できる。
以上、本発明によれば、同時多重ユーザ数が増加した場合に、制御チャネルのビット数を制限することができる為、データチャネルの伝送効率を向上することができる。また、ユーザ端末2の送受信機能や伝搬路品質に応じて使用する制御チャネルフォーマットを選択することで適応無線リンク制御による利得を大きく得ることができる為、トータルのスループットを向上させることができる。さらに、データチャネルの伝送効率の低下を抑え、同時に多重可能なユーザ数を増加することができる為、より柔軟なチャネル割り当てが可能となる。
1 基地局
2 ユーザ端末
10 フォーマット選択/割当部
11 シグナリング生成部
12 制御チャネル生成部
13 データチャネル生成部
14 多重部
15 選択部
16 送信部
17 伝搬路測定部
18 制御チャネル復調部
19 データチャネル復調部
20 受信部
51 受信部
52 データチャネル復調部
53 シグナリング復調部
54 制御チャネル復調部
55 伝搬路測定部
56 制御チャネル生成部
57 フォーマット割当部
58 データチャネル生成部
59 多重部
60 送信部
100 下り制御チャネルリソース割当部
101 下りデータチャネルリソース割当部
102 上り制御チャネルリソース割当部
103 上りデータチャネルリソース割当部
151 上り制御チャネルリソース割当部
152 上りデータチャネルリソース割当部

Claims (15)

  1. 多入力多出力(Multiple Input Multiple Output)伝送を行うか否かに応じて制御項目数の異なる複数の制御チャネルフォーマットから一つの制御チャネルフォーマットを選択するステップと、
    前記選択した制御チャネルフォーマットに基づいて制御チャネルを送信するステップとを有することを特徴とする制御チャネル送信方法。
  2. 前記制御チャネルを時間領域で多重して送信することを特徴とする請求項1記載の制御チャネル送信方法。
  3. 前記制御チャネルを周波数領域で多重して送信することを特徴とする請求項1記載の制御チャネル送信方法。
  4. 前記制御チャネルをコード領域で多重して送信することを特徴とする請求項1記載の制御チャネル送信方法。
  5. 多入力多出力(Multiple Input Multiple Output)伝送を行うか否かに応じて制御項目数の異なる複数の制御チャネルフォーマットから一つの制御チャネルフォーマットを選択するフォーマット選択手段と、
    前記選択した制御チャネルフォーマットに基づいて制御チャネルを前記端末に送信する送信手段とを有することを特徴とする基地局。
  6. 多入力多出力(Multiple Input Multiple Output)伝送を行うか否かに応じて制御項目数の異なる複数の制御チャネルフォーマットから選択した一つの制御チャネルフォーマットに基づいて制御チャネルを送信する基地局から通知された制御チャネルフォーマットに基づいて、前記基地局から受信した制御チャネルを復調する制御チャネル復調手段と、
    前記制御チャネル復調手段による制御チャネルの復調結果に基づいて前記基地局から受信したデータチャネルを復調するデータチャネル復調手段と
    を有することを特徴とする端末。
  7. 多入力多出力(Multiple Input Multiple Output)伝送を行うか否かに応じて制御項目数の異なる複数の制御チャネルフォーマットから選択した一つの制御チャネルフォーマットを通知する基地局から通知された制御チャネルフォーマットに基づいて、制御チャネルを基地局に送信する送信手段
    を有することを特徴とする端末。
  8. 多入力多出力(Multiple Input Multiple Output)伝送を行うか否かに応じて制御チャネルフォーマットを構成する変調方式情報のビット数が異なる複数の制御チャネルフォーマットから一つの制御チャネルフォーマットを選択するステップと、
    前記選択した制御チャネルフォーマットに基づいて制御チャネルを送信するステップとを有することを特徴とする制御チャネル伝送方法。
  9. 多入力多出力(Multiple Input Multiple Output)伝送を行うか否かに応じて制御チャネルフォーマットを構成する変調方式情報のビット数が異なる複数の制御チャネルフォーマットから一つの制御チャネルフォーマットを選択するフォーマット選択手段と、
    前記選択した制御チャネルフォーマットに基づいて制御チャネルを端末に送信する送信手段と
    を有することを特徴とする基地局。
  10. 多入力多出力(Multiple Input Multiple Output)伝送を行うか否かに応じて制御チャネルフォーマットを構成する変調方式情報のビット数が異なる複数の制御チャネルフォーマットから選択した一つの制御チャネルフォーマットに基づいて制御チャネルを送信する基地局から通知された制御チャネルフォーマットに基づいて、前記基地局から受信した制御チャネルを復調する制御チャネル復調手段と、
    前記制御チャネル復調手段による制御チャネルの復調結果に基づいて前記基地局から受信したデータチャネルを復調するデータチャネル復調手段と
    を有することを特徴とする端末。
  11. 多入力多出力(Multiple Input Multiple Output)伝送を行うか否かに応じて制御チャネルフォーマットを構成する変調方式情報のビット数が異なる複数の制御チャネルフォーマットから選択した一つの制御チャネルフォーマットを通知する基地局から通知された制御チャネルフォーマットに基づいて、制御チャネルを基地局に送信する送信手段
    を有することを特徴とする端末。
  12. 多入力多出力(Multiple Input Multiple Output)伝送を行うか否かに応じて制御チャネルについて選択可能な変調方式の種類が異なり、前記多入力多出力伝送を行う場合に前記多入力多出力伝送を行わない場合より前記選択可能な変調方式の種類がより多く設定され、
    前記多入力多出力伝送を行うか否かに基づいて前記選択可能な変調方式から選択した変調方式を用いて変調を行う
    ことを特徴とする変調方法。
  13. 多入力多出力(Multiple Input Multiple Output)伝送を行うか否かに応じて制御チャネルについて選択可能な変調方式の種類が異なり前記多入力多出力伝送を行う場合に前記多入力多出力伝送を行わない場合より前記選択可能な変調方式の種類がより多く設定された変調方式から、前記多入力多出力伝送を行うか否かに基づいて前記選択可能な変調方式から変調方式を選択する選択手段と、
    前記選択した変調方式で送信信号を変調して端末に送信する送信手段と
    を有することを特徴とする基地局。
  14. 多入力多出力(Multiple Input Multiple Output)伝送を行うか否かに応じて制御チャネルについて選択可能な変調方式の種類が異なり前記多入力多出力伝送を行う場合に前記多入力多出力伝送を行わない場合より前記選択可能な変調方式の種類がより多く設定された変調方式から前記多入力多出力伝送を行うか否かに基づいて前記選択可能な変調方式から選択した変調方式で変調された送信信号を基地局から受信する受信手段と、
    前記選択された変調方式を用いて前記受信信号を復調する復調手段と
    を有することを特徴とする端末。
  15. 多入力多出力(Multiple Input Multiple Output)伝送を行うか否かに応じて制御チャネルについて選択可能な変調方式の種類が異なり前記多入力多出力伝送を行う場合に前記多入力多出力伝送を行わない場合より前記選択可能な変調方式の種類がより多く設定された変調方式から前記多入力多出力伝送を行うか否かに基づいて前記選択可能な変調方式から選択した変調方式で送信信号を変調して前記基地局に送信する送信手段
    を有することを特徴とする端末。
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