JP2010019353A - Relief valve - Google Patents
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Abstract
Description
本願発明は、リリーフバルブ、特に自動車等の燃料タンク内の圧力が上昇した時に上昇した圧力を逃がす等のリリーフバルブに関する。 The present invention relates to a relief valve, in particular, a relief valve for releasing the increased pressure when the pressure in a fuel tank of an automobile or the like increases.
自動車等の燃料タンクには、燃料タンク内の圧力が上昇した時、例えば給油時或いは高温時等に圧力が上昇した時、上昇した圧力を逃がすためのリリーフバルブが燃料タンクの上部に設けられている。 The fuel tank of an automobile or the like is provided with a relief valve at the top of the fuel tank when the pressure in the fuel tank rises, for example, when the pressure rises at the time of refueling or at a high temperature, etc., to release the increased pressure. Yes.
図16に従来のリリーフバルブの一例を示す。このリリーフバルブ1は、バルブケース2とその上部を覆うカバー3から外郭を形成し、内部に内部空間4を有する。前記バルブケース2には、図示しないパイプ等により燃料タンク等の圧力発生源に連通する第1開口5と、大気に連通する第2開口6を有する。
FIG. 16 shows an example of a conventional relief valve. This
内部空間4には、玉弁7が第1開口5に当接し、コイルバネ8が玉弁7を第1開口5方向に押圧する形態で設けられる。そして、燃料タンク等の圧力発生源の圧力が所定値より大きくなると、その圧力が黒矢印(1)で示すように玉弁7をコイルバネ8の押圧力に抗して押し上げ、所定値より大きい圧力は、黒矢印(2)、(3)で示すように内部空間4及び第2開口6を介して大気に逃がす。
In the
所定値より大きい圧力が大気に逃げ、燃料タンク等の圧力発生源の圧力が所定値以下になると、コイルバネ8の押圧力により玉弁7は第1開口5を遮断する。その結果、燃料タンク等の圧力発生源の圧力は、所定値以下に調整される。この場合、玉弁7は、圧力発生源の圧力が所定値より大きくなると、所定値より大の圧力の大きさに応じて第1開口5の開口面積を例えば比例的な関係で順次可変する。そのため、圧力発生源の圧力調整はより精緻に行われる。
When the pressure larger than the predetermined value escapes to the atmosphere and the pressure of the pressure generating source such as the fuel tank falls below the predetermined value, the ball valve 7 blocks the first opening 5 by the pressing force of the
図17に従来の他のリリーフバルブの一例を示す。このリリーフバルブ11は、バルブケース12とその上部を覆うカバー13から外郭を形成し、内部に内部空間14を有する。前記バルブケース12には、図示しない燃料タンク等の圧力発生源に連通する第1開口15と、大気に連通する第2開口16を有する。
FIG. 17 shows an example of another conventional relief valve. This relief valve 11 forms an outer shell from a
内部空間14には、バネ板弁17が第2開口16に当接し、第2開口16を遮断する形態で設けられる。そして、燃料タンク等の圧力発生源の圧力が所定値より大きくなると、その圧力が黒矢印(1)、(2)で示すように内部空間14に作用し、バネ板弁17を上方に押し上げる。バネ板弁17は、作用する圧力が所定値より大きくなると反対側に反転する所謂スナップアクション機能、別言すれば、第2開口16をオンオフ的に開閉する機能を有する部材である。
In the
そのため、バネ板弁17に作用する圧力が所定値より大きくなるとバネ板弁17は反対側に反転して、第2開口16との開口面積を最大にする。その結果、燃料タンク等の圧力発生源の所定値より大きい圧力は、黒矢印(2)、(3)で示すように内部空間14及び第2開口16を介して大気に逃げる。
Therefore, when the pressure acting on the
所定値より大きい圧力が一気に大気に逃げ、燃料タンク等の圧力発生源の圧力が急激に所定値以下になると、バネ板弁17自体の反力によりバネ板弁17は再度反転し、元の形状に戻り第2開口16を遮断する。この場合、圧力発生源の圧力調整はオンオフ制御でありどちらかといえば荒い調整になる(例えば、特許文献1参照。)。
When the pressure larger than the predetermined value escapes to the atmosphere at once, and the pressure of the pressure generating source such as the fuel tank suddenly falls below the predetermined value, the
上記したリリーフバルブは、求められる調整に応じて使い分けられる。ところで、より精緻な調整をする場合、従来図16に示すものが用いられる。ところが、図16に示すものは玉弁7とコイルバネ8との2部材からバルブが構成されるため、部品点数が増えるとともに、それら2部材を配置する手間もより複雑になる等、生産コストを高騰させる原因になっていた。
The above-described relief valve is properly used according to the required adjustment. By the way, when performing a more precise adjustment, what was conventionally shown in FIG. 16 is used. However, since the valve shown in FIG. 16 is composed of two members, the ball valve 7 and the
また、図17のバネ板弁17は一部品であるという特性を有しているが、より精緻な圧力調整ができないという欠点を有していた。
本願発明の目的は、部品点数が少なく、且つより精緻な圧力調整が可能なリリーフバルブを提供することである。 An object of the present invention is to provide a relief valve with a small number of parts and capable of more precise pressure adjustment.
上記目的を達成するため、本願発明は、以下のような構成を採用してなる。 In order to achieve the above object, the present invention employs the following configuration.
請求項1に係る発明においては、外郭を形成し内部空間を有するバルブケースと、前記内部空間に開口し圧力発生源に連通する第1通路と、前記内部空間に開口し圧力を逃がす第2通路と、前記内部空間に設けられ、前記内部空間と前記第1通路とを連通或いは遮断するバルブとを有するリリーフバルブであって、前記バルブは、弁体と、前記弁体から伸びる複数の脚部を有し、前記脚部は、バネ材から形成され、前記バルブは、前記圧力発生源の圧力が所定値以下では前記内部空間と前記第1通路とを遮断し、前記圧力発生源の圧力が所定値より大きくなると前記内部空間と前記第1通路とを連通するとともに、前記所定値より大の圧力の大きさに応じて前記内部空間と前記第1通路との開口面積を可変する構成。そしてこのような構成により、バルブは一部品からなり部品点数が低減し、より精緻な圧力調整が可能になる。 In the first aspect of the present invention, a valve case that forms an outer shell and has an internal space, a first passage that opens to the internal space and communicates with a pressure generating source, and a second passage that opens to the internal space and releases pressure A relief valve provided in the internal space and communicating or blocking the internal space and the first passage, wherein the valve includes a valve body and a plurality of leg portions extending from the valve body. The leg is formed of a spring material, and the valve shuts off the internal space and the first passage when the pressure of the pressure generation source is equal to or less than a predetermined value, and the pressure of the pressure generation source is A configuration in which the internal space and the first passage are communicated with each other when larger than a predetermined value, and an opening area of the internal space and the first passage is variable in accordance with a pressure larger than the predetermined value. With such a configuration, the valve is made up of a single part, reducing the number of parts and enabling more precise pressure adjustment.
請求項2に係る発明においては、前記脚部は、前記弁体の外周端から外方に傾斜して伸びる構成。そしてこのような構成により、バルブの変形が容易になり、より精緻な圧力調整が可能になる。
In the invention which concerns on
請求項3に係る発明においては、前記脚部は、前記弁体の外周端から外方に湾曲し、更に外方に傾斜して伸びる構成。請求項4に係る発明においては、前記脚部は、前記弁体の外周端から外方に傾斜して伸び、更に内方に湾曲する構成。そしてこのような構成により、バルブの変形が湾曲部及び傾斜部で行われ、バルブの変形がより容易になり、より精緻な圧力調整が可能になる。なお、湾曲部の形状は、円弧状或いはU字状等、どのような曲率のものであってもよい。
In the invention which concerns on
請求項5に係る発明においては、前記脚部は、前記弁体の外周端から内方に傾斜して伸びる構成。そしてこのような構成により、バルブの径方向の大きさが小さくなり、更にバルブの変形が容易になり、より精緻な圧力調整が可能になる。 In the invention which concerns on Claim 5, the said leg part is the structure which inclines inwardly from the outer peripheral end of the said valve body. Such a configuration reduces the size of the valve in the radial direction, further facilitates deformation of the valve, and enables more precise pressure adjustment.
請求項6に係る発明においては、前記脚部は、前記弁体の外周端から垂直方向に伸び、その途中に蛇腹状の凹凸を有する構成。そしてこのような構成により、バルブの径方向の大きさが小さくなり、更にバルブの変形が容易になり、より精緻な圧力調整が可能になる。 In the invention which concerns on Claim 6, the said leg part is extended from the outer peripheral end of the said valve body to the orthogonal | vertical direction, and has a bellows-like unevenness | corrugation in the middle. Such a configuration reduces the size of the valve in the radial direction, further facilitates deformation of the valve, and enables more precise pressure adjustment.
請求項7に係る発明においては、前記脚部の外端部にさらに折曲部を有する構成。請求項8に係る発明においては、前記折曲部は、水平突出部である構成。請求項9に係る発明においては、前記折曲部は、水平面に対し角度を有する構成。そしてこのような構成により、バルブの変形が容易になり、より精緻な圧力調整が可能になる。
In the invention which concerns on Claim 7, the structure which has a bending part further in the outer end part of the said leg part. In the invention which concerns on
請求項10に係る発明においては、前記水平突出部は、前記脚部の外端部から外方に伸びる構成。そしてこのような構成により、バルブの変形が容易になり、より精緻な圧力調整が可能になる。 In the invention which concerns on Claim 10, the said horizontal protrusion part is the structure extended outward from the outer end part of the said leg part. Such a configuration facilitates deformation of the valve and enables more precise pressure adjustment.
請求項11に係る発明においては、前記水平突出部は、前記脚部の外端部から内方に伸びる構成。そしてこのような構成により、バルブの径方向の大きさが小さくなり、更にバルブの変形が容易になり、より精緻な圧力調整が可能になる。 In the invention which concerns on Claim 11, the said horizontal protrusion part is a structure extended inward from the outer-end part of the said leg part. Such a configuration reduces the size of the valve in the radial direction, further facilitates deformation of the valve, and enables more precise pressure adjustment.
請求項12に係る発明においては、前記バルブは、全体がバネ材から一体に形成される構成。そしてこのような構成により、生産が容易になる。
In the invention which concerns on
請求項13に係る発明においては、前記弁体は、前記第1通路側に突き出る第1環状突起を有する構成。請求項14に係る発明においては、前記弁体が当接する前記バルブケース面に、前記弁体側に突き出る第2環状突起を有する構成。そしてこのような構成により、バルブの閉鎖力が高まる。
In the invention which concerns on
請求項15に係る発明においては、前記リリーフバルブは、燃料タンク用である構成。そしてこのような構成により、燃料タンクの信頼性が高まる。
In the invention which concerns on
請求項1に係る発明においては、バルブを、弁体と弁体から伸びる複数の脚部から形成し、前記脚部をバネ材から形成するとともに、バルブを、圧力発生源の圧力が所定値以下では内部空間と第1通路とを遮断し、圧力発生源の圧力が所定値より大きくなると内部空間と第1通路とを連通し、且つ所定値より大の圧力の大きさに応じてバルブの開口面積を可変することにより、部品点数を低減することができるとともに、バルブの組み付けを容易に行うことができ、生産コストを低減することができる。また、バルブの圧力調整をより精緻にすることができる。なお、バルブの開口面積を可変するとは、バルブのオンオフ制御以外であれば、比例的に可変するもの、或いは指数関数的に可変するものであってもよい。
In the invention according to
請求項2に係る発明においては、脚部を弁体の外周端から外方に傾斜して伸ばすことにより、圧力に応じてバルブの変形、即ち弁体の上下動を良好に行うことができるようになり、より精緻な圧力調整を行うことができる。
In the invention according to
請求項3に係る発明においては、脚部を弁体の外周端から外方に湾曲し、更に外方に傾斜して伸ばし、請求項4に係る発明においては、脚部を弁体の外周端から外方に傾斜して伸ばし、更に内方に湾曲することにより、バルブの変形を湾曲部及び傾斜部で行うことができるようになり、圧力に応じてバルブの変形、即ち弁体の上下動をより良好に行うことができ、より精緻な圧力調整を行うことができる。
In the invention according to
請求項5に係る発明においては、脚部を弁体の外周端から内方に傾斜して伸ばすことにより、バルブの径方向の大きさを小さくすることができるとともに、圧力に応じてバルブの変形、即ち弁体の上下動を良好に行うことができるようになり、より精緻な圧力調整を行うことができる。 In the invention according to claim 5, by extending the leg portion inwardly from the outer peripheral end of the valve body, it is possible to reduce the size of the valve in the radial direction and to deform the valve in accordance with the pressure. That is, the valve body can be moved up and down satisfactorily and more precise pressure adjustment can be performed.
請求項6に係る発明においては、脚部を弁体の外周端から垂直方向に伸ばし、その途中に蛇腹状の凹凸を形成することにより、バルブの径方向の大きさを小さくすることができるとともに、圧力に応じてバルブの変形、即ち弁体の上下動を良好に行うことができるようになり、より精緻な圧力調整を行うことができる。 In the invention which concerns on Claim 6, while extending a leg part to the orthogonal | vertical direction from the outer peripheral end of a valve body and forming a bellows-like unevenness in the middle, it can make the magnitude | size of the radial direction of a valve small. According to the pressure, the deformation of the valve, that is, the vertical movement of the valve body can be performed satisfactorily, and more precise pressure adjustment can be performed.
請求項7に係る発明においては、脚部の外端部にさらに折曲部を形成し、請求項8に係る発明においては、折曲部を水平突出部とし、請求項9に係る発明においては、折曲部を水平面に対し所定の角度を形成することにより、折曲部或いは水平突出部により圧力に応じてバルブの変形、即ち弁体の上下動を良好に行うことができるようになり、より精緻な圧力調整を行うことができる。
In the invention according to claim 7, a bent portion is further formed at the outer end portion of the leg portion. In the invention according to
請求項10に係る発明においては、水平突出部を脚部の外端部から外方に伸ばすことにより、水平突出部により圧力に応じてバルブの変形、即ち弁体の上下動を良好に行うことができるようになり、より精緻な圧力調整を行うことができる。 In the invention according to claim 10, by extending the horizontal protrusion outward from the outer end of the leg, the horizontal protrusion can satisfactorily deform the valve, that is, move the valve body up and down in response to the pressure. Thus, more precise pressure adjustment can be performed.
請求項11に係る発明においては、水平突出部を脚部の外端部から内方に伸ばすことにより、バルブの径方向の大きさを小さくすることができるとともに、水平突出部により圧力に応じてバルブの変形、即ち弁体の上下動を良好に行うことができるようになり、より精緻な圧力調整を行うことができる。 In the invention which concerns on Claim 11, while extending | stretching a horizontal protrusion part inward from the outer end part of a leg part, the magnitude | size of the radial direction of a valve | bulb can be made small, and according to a pressure by a horizontal protrusion part. The deformation of the valve, that is, the vertical movement of the valve body can be performed satisfactorily, and more precise pressure adjustment can be performed.
請求項12に係る発明においては、バルブをバネ材から一体に形成することにより、生産が容易になり、バルブの生産コストをより低減することができる。
In the invention which concerns on
請求項13に係る発明においては、弁体に第1通路側に突き出る第1環状突起を設けることにより、また、請求項14に係る発明においては、弁体が当接するバルブケース面に弁体側に突き出る第2環状突起を設けることにより、それぞれバルブの閉鎖力を高めることができ、更にバルブ全周の均一な開放を行うことができ、バルブの信頼性をより向上することができる。
In the invention according to
請求項15に係る発明においては、リリーフバルブを燃料タンク用とすることにより、請求項1乃至14に係る発明の効果に加え、燃料タンクの信頼性を高めることができる。
In the invention according to
図1にリリーフバルブの組立前の断面図を示し、図2にリリーフバルブの組立後の断面図を示し、図3にバルブの平面図を示し、図4にリリーフバルブの開弁時の断面図を示し、図5〜7に他のリリーフバルブを示し、図8〜15に他のバルブを示す。構造について説明する。 FIG. 1 shows a sectional view of the relief valve before assembly, FIG. 2 shows a sectional view of the relief valve after assembly, FIG. 3 shows a plan view of the valve, and FIG. 4 shows a sectional view when the relief valve is opened. FIGS. 5 to 7 show other relief valves, and FIGS. 8 to 15 show other valves. The structure will be described.
リリーフバルブ20は、バルブケース21とバルブケース21の上部開口を覆うカバー部材22から外郭を形成する。バルブケース21は、内部空間23を有し、その底壁21aには、図示しない燃料タンク等の圧力発生源に連通する第1通路24が開口し、その側壁21bには、大気に連通する第2通路25が開口し、第1通路24を介して内部空間23に燃料タンク等の圧力発生源の圧力を伝達し、第2通路25を介して内部空間23に大気を導入する。
The
バルブケース21とカバー部材22とは、熱溶着或いは接着材等の適宜手段により接合される。なお、バルブケース21とカバー部材22とは合わせてバルブケースと呼んでもよい。また、第1通路24及び第2通路25は、請求項の第1通路及び第2通路に相当する。
The
バルブケース21の底壁21aには、複数のバルブ支持部材26が立設する。このバルブ支持部材26は、後記のバルブ30を支持する部材で、バルブケース21と一体或いは別体で形成される。このバルブ支持部材26は、図3に示すようにバルブ30の弁体30aの外周に沿って、略等間隔に複数、この場合4個、バルブケース21の底壁21aに立設している。
A plurality of
このバルブ支持部材26の断面形状は、弁体30aの外周に沿う形状とされ、この場合円弧状である。また、バルブ支持部材26の高さは、弁体30aの最高開放高さより高くし、バルブ30がバルブケース21内でずれないようにしている。このバルブ支持部材26内にバルブ30の弁体30aを装着することによりバルブ30の配置が完了する。
The cross-sectional shape of the
内部空間23には、バルブ支持部材26内に装着する形態でバルブ30が配置される。バルブ30は、1つの弁体30aと複数の脚部30bと複数の折曲部でもある水平突出部30cを有するバネ状部材である。一般にバネ状部材は炭素鋼または特殊鋼からなるバネ鋼で形成され、バネ性を有することで知られている。
A
弁体30aは、円形で平板状の部材で内部空間23の底壁21a上に置かれ、内部空間23に対し第1通路24を連通或いは遮断する。なお、弁体30aの形状は楕円、矩形、多角形等であってもよい。
The
脚部30bは、弁体30aの外周端から外方に傾斜して伸びる複数、この場合4個の部材であり、図1で言えば弁体30aの外周端から斜め上方に傾斜して伸びる複数の部材である。そして、図3に示すように脚部30bは、平面視細長い矩形状であり、弁体30aの外周端に略等間隔に設けられる。
The
水平突出部30cは、脚部30bの先端を所定長さ水平に折り曲げることにより形成され、リリーフバルブ20の組立後では、カバー部材22の内底面22aに面接触する。なお、水平突出部30cはなくてもよいが、ないと脚部30bの先端が角度を持ってカバー部材22の内底面22aに当接し、バルブ30の動きが鈍くなるためある方が好ましい。
The
このバルブ30は、バネ状部材を図3で示す形状にプレス成形し、図1で示すような形状に脚部30bを傾斜させ、次いで脚部30bの先端を水平に折り曲げることにより形成される。なお、弁体30aと脚部30bと水平突出部30cは別体でもよい。別体の場合は、それぞれ接合部を形成し、カシメ或いはビス等の手段で取り付けることになる。その場合は、少なくとも脚部30bはバネ材により形成する。
This
次に、組立について説明する。図1に示すように、バルブ30の弁体30aを下にし、該弁体30aをバルブ支持部材26内に装着する。すると、バルブ30の水平突出部30cはバルブケース21の上端から若干の長さS1だけ飛び出ることになる(予めそのような大きさで作られるため。)。
Next, assembly will be described. As shown in FIG. 1, the
その後、カバー部材22を被せ、バルブケース21とカバー部材22を接合する。すると、バルブ30は、長さS1分だけ上下方向に押され、水平突出部30cはカバー部材22の内底面22aをお互い離れる方向、即ち外方に滑り、バルブ30、特に脚部30bに反力を生じさせる。その結果、弁体30aは、底壁21aに対し所定の力で押圧され、第1通路24を遮断する。その状態を図2に示す。図2に示すように、水平突出部30cの先端は、バルブケース21の側壁21bとの間に動き得る最大長さS2或いはそれ以上の長さを有している。
Thereafter, the
取り付け後においては、弁体30aの下面に図示しない燃料タンク等の圧力発生源から伝達される圧力が黒矢印(1)で示すように作用する。この圧力が所定値以下では、弁体30aは上動しないが、所定値より大きくなると上動し第1通路24を開放する。この所定値は、燃料タンク等の圧力発生源の最大許容圧力に応じて設定される。
After the attachment, the pressure transmitted from a pressure generating source such as a fuel tank (not shown) acts on the lower surface of the
図4に、燃料タンク等の圧力発生源から伝達される圧力が所定値より大きくなり弁体30aが上動し第1通路24を最大に開放した状態を示す。バルブ30のバネ性は、所定値より大の圧力の大きさに応じて開口面積を順次大きくなるように設定されており、例えば圧力に比例して開口面積が順次大きくなったり、或いは、圧力に応じて2次曲線的に開口面積が順次大きくなったりする。そのため、図17に示すものに比べて燃料タンク等の圧力発生源をより精緻に調整することができる。本願発明は、バルブ30の構成を請求項に記載の特殊な形状にすることにより、1つのバルブで所期の目的及び効果を達成するものである。
FIG. 4 shows a state in which the pressure transmitted from a pressure generating source such as a fuel tank becomes larger than a predetermined value and the
燃料タンク等の圧力発生源の圧力が所定値より大きくなると、その圧力は、黒矢印(1)で示すように弁体30aをバネ力に抗して押し上げ、所定値より大きい圧力を黒矢印(2)、(3)で示すように内部空間23及び第2通路25を介して大気に逃がす。その場合、水平突出部30cは、カバー部材22の内底面22aを外方に移動し、側壁21bに当接し、長さS0(零)になる。この位置が弁体30aの最大開放位置になる。なお、長さS0は零でなくてもよい。
When the pressure of a pressure generating source such as a fuel tank becomes larger than a predetermined value, the pressure pushes up the
図5及び図6に変形例を示す。この例は弁体30aの形状が異なるもので、その他の部分は、図1〜4のものと同じであり説明は省略する。この例は、弁体30aの外周端より若干内方に第1環状突起35を設けるものである。
5 and 6 show a modification. In this example, the shape of the
この第1環状突起35は、底壁21a方向に突き出た断面円弧状のもので、弁体30aの閉弁時、第1環状突起35の先端全周がほぼ均一に底壁21aに当接する。その結果、第1環状突起35と底壁21aとの閉鎖が良好になり、両者間の閉鎖力が高まるとともに、弁体30aの開放時、弁体30aの全周からほぼ均一に圧力が逃げるようになり、圧力の調整が円滑になる。更に、弁体30a並びに底壁21aの当接面の偏摩耗が低減する。
The first
図7に更なる変形例を示す。この例は底壁21aの形状が異なるもので、その他の部分は、図1〜4のものと同じであり説明は省略する。この例は、図5及び図6の第1環状突起35に相当するものを底壁21aに設けるものである。
FIG. 7 shows a further modification. In this example, the shape of the
即ち、弁体30aに設ける第1環状突起35に変えて、底壁21a上に弁体30a方向に突き出た断面円弧状の第2環状突起36を設けるものである。この第2環状突起36を設けることにより、弁体30aの閉弁時、第2環状突起36の先端全周がほぼ均一に弁体30aに当接する。その結果、第2環状突起36と弁体30aとの閉鎖が良好になり、両者間の閉鎖力が高まるとともに、弁体30aの開放時、弁体30aの全周からほぼ均一に圧力が逃げるようになり、圧力の調整が円滑になる。更に、弁体30a並びに底壁21aの当接面の偏摩耗が低減する。
That is, instead of the first
上述したバルブ30は、バルブ30の外周端から脚部30bが外方に傾斜して伸び、更に脚部30bの外端部に外方に伸びる水平突出部30cを有するものとして説明したが、このようなバルブに限定されなく、以下においては形状の異なる他のバルブについて説明する。なお、基本的には図1〜7で説明したものと同じであり、詳細な説明は省略し異なる点について主として説明する。
In the
図8に示すバルブ30は、脚部30bの一部を外方に湾曲し、外方湾曲部30b1を形成するものであり、その他は図1〜7のものと同じである。説明すると、弁体30aに設けられる複数の脚部30bは、弁体30aの外周端に続く部分が外方に湾曲し、外方湾曲部30b1を形成し、この外方湾曲部30b1の先端から外方に傾斜して伸び、全体として脚部30aを形成している。
The
具体的には、弁体30aに設けられる複数の脚部30bは、弁体30aの外周端から外方に湾曲して外方湾曲部30b1を形成し、更に外方に傾斜して伸びている。そして、外方に傾斜して伸びた外端部に更に外方に伸びる水平突出部30cを形成している。この外方湾曲部30b1の形状は、円弧状或いはU字状等、曲率半径の異なる種々の形状のものを用いることができるが、曲率半径の小さい方が好ましい。なお、外方湾曲部30b1は、1つのものを示したが、上下方向に複数設けてもよい。また、外方湾曲部30b1に変えて、後記の内方湾曲部30b2のように形成してもよい。
Specifically, the plurality of
この外方湾曲部30b1は、図の上下方向に力が加わった場合、バネ材の作用により上下方向に変形する。このように外方湾曲部30b1は上下方向に変形するため、傾斜部分のバネとともにバルブ30の応答性が向上し、バルブ30の開閉はより滑らかになる。更に、外方湾曲部30b1が変形する分、水平突出部30cの横移動する距離を短くでき、リリーフバルブ20を小型化することができる。
This outwardly curved portion 30b1 is deformed in the vertical direction by the action of a spring material when a force is applied in the vertical direction in the figure. Thus, since the outward curved portion 30b1 is deformed in the vertical direction, the responsiveness of the
図9に示すバルブ30は、図8のものと同様、脚部30bの一部を湾曲し、湾曲部を形成するものであるが、湾曲部の湾曲方向及び配置される位置で図8のものと異なる。その他は図1〜7のものと同じである。説明すると、弁体30aに設けられる複数の脚部30bは、弁体30aの外周端から外方に傾斜して伸び、その先端の外端部を内方に湾曲させて内方湾曲部30b2を形成するものである。
The
具体的には、弁体30aに設けられる複数の脚部30bは、弁体30aの外周端から外方に傾斜して伸び、その先端に内方に湾曲した内方湾曲部30b2を形成し、更に内方湾曲部30b2の先端に外方に伸びる水平突出部30cを形成している。この内方湾曲部30b2の形状及び作用効果は、湾曲する方向を除いて図8の外方湾曲部30b1と同じである。なお、内方湾曲部30b2は、1つのものを示したが、上下方向に複数設けてもよい。また、内方湾曲部30b2に変えて、前記の外方湾曲部30b1のように形成してもよい。
Specifically, the plurality of
図10に示すバルブ30は、図9のものと同様、脚部30bの一部を湾曲し、湾曲部を形成するものであるが、水平突出部30cの突出方向で図9のものと異なり、その他は図1〜7のものと同じである。説明すると、弁体30aに設けられる複数の脚部30bは、弁体30aの外周端から外方に傾斜して伸び、その先端の外端部を内方に湾曲させて内方湾曲部30b2を形成するものである。
The
具体的には、弁体30aに設けられる複数の脚部30bは、弁体30aの外周端から外方に傾斜して伸び、その先端部に内方に湾曲した内方湾曲部30b2を形成し、更に内方湾曲部30b2の先端に内方に伸びる水平突出部30cを形成している。この内方湾曲部30b2の形状及び作用効果は、湾曲する方向を除いて図8の外方湾曲部30b1とほぼ同じである。
Specifically, the plurality of
このように、水平突出部30cを内方に設けることにより、バルブ30を小型化でき、リリーフバルブ20全体を小型化することができる。
Thus, by providing the
図11に示すバルブ30は、脚部30bを垂直にし、その途中に蛇腹状の凹凸30dを設けるものであり、その他は図1〜7のものと同じである。説明すると、弁体30aに設けられる複数の脚部30bは、弁体30aの外周端から垂直に伸び、その途中に蛇腹状の凹凸30dを形成するものである。蛇腹状の凹凸30dは、図8ないし図10に示す外方湾曲部30b1及び内方湾曲部30b2形状のようなものを交互に上下に複数段積層したものであり、バネ材の作用により上下方向に変形する。
The
具体的には、弁体30aに設けられる複数の脚部30bは、弁体30aの外周端から垂直方向に伸び、その途中に蛇腹状の凹凸30dを有し、更に垂直な脚部30bの先端に外方に伸びる水平突出部30cを形成している。この例のものは、蛇腹状の凹凸30dが上下方向に変形する機能を利用して弁体30aを開閉するものであり、水平突出部30cの横移動はあまりない。
Specifically, the plurality of
この例の場合は、蛇腹状の凹凸30dの数及び形状等を調整することにより開度特性を容易に設定することができる。また、脚部30bが垂直であり、且つ水平突出部30cの横移動があまりないため、バルブ30を小型化でき、リリーフバルブ20全体を小型化することができる。
In the case of this example, the opening degree characteristic can be easily set by adjusting the number and shape of the bellows-like
図12に示すバルブ30は、図11のものの変形例であり、具体的には水平突出部30cを内方向に設けるものである。説明すると、弁体30aに設けられる複数の脚部30bは、弁体30aの外周端から垂直に伸び、その途中に蛇腹状の凹凸30dを形成するものである。蛇腹状の凹凸30dは、図8ないし図10に示す外方湾曲部30b1及び内方湾曲部30b2形状のようなものを交互に上下に複数段積層したものであり、バネ材の作用により上下方向に変形する。
The
具体的には、弁体30aに設けられる複数の脚部30bは、弁体30aの外周端から垂直方向に伸び、その途中に蛇腹状の凹凸30dを有し、更に垂直な脚部30bの先端に内方に伸びる水平突出部30cを形成している。この例のものも図11のものと同様、、蛇腹状の凹凸30dが上下方向に変形する機能を利用して弁体30aを開閉するものであり、水平突出部30cの横移動はあまりない。
Specifically, the plurality of
この例の場合も、蛇腹状の凹凸30dの数及び形状等を調整することにより開度特性を容易に設定することができる。また、脚部30bが垂直であり、且つ水平突出部30cの横移動があまりなく、更に水平突出部30cを内方向に設けているため、バルブ30を更に小型化でき、リリーフバルブ20全体をより小型化することができる。
Also in this example, the opening degree characteristic can be easily set by adjusting the number and shape of the bellows-like
図13に示すバルブ30は、脚部30bを内方に傾斜させるものであり、その他は図1〜7のものと同じである。説明すると、弁体30aに設けられる複数の脚部30bは、弁体30aの外周端から内方に傾斜して伸びている。
The
具体的には、弁体30aに設けられる複数の脚部30bは、弁体30aの外周端から内方に傾斜して伸び、更に伸びた先端に外方に伸びる水平突出部30cを形成している。
Specifically, the plurality of
この例の場合は、弁体30aに下方から力が加わると、脚部30bは内方に回動し、水平突出部30cは内方に横移動し、その結果、弁体30aは上下動する。このようにこのバルブ30は、脚部30b及び水平突出部30cが内方に移動するため、図1〜7のものと同様の作用を奏するとともに、図1〜7のものに比べバルブ30を小型化でき、リリーフバルブ20全体を小型化することができる。
In the case of this example, when a force is applied to the
図14に示すバルブ30は、脚部30bの先端に設ける折曲部をある角度を有して形成するものであり、その他は図1〜7のものと同じである。説明すると、弁体30aに設けられる複数の脚部30bは、弁体30aの外周端から外方に傾斜して伸び、更にその先端に傾斜状の折曲部30eを形成している。
The
折曲部30eは、水平ではなく傾斜する脚部30bの先端から外方に更に傾斜する形態で設けられる。即ち、折曲部30eは、折曲部30eと脚部30bとの間の角度θ1が鈍角となる形態で折り曲げられている。
The
この例の場合は、折曲部30eもバネ作用を有するようになるため、脚部30bとで開度特性を良好にすることができる。
In the case of this example, since the
図15に示すバルブ30は、図14に比べ脚部30bの先端に設ける折曲部の角度を異ならせるものであり、その他は図1〜7のものと同じである。説明すると、弁体30aに設けられる複数の脚部30bは、弁体30aの外周端から外方に傾斜して伸び、更にその先端に脚部30bに対向するように折り曲げられた傾斜状の折曲部30eを有している。
The
折曲部30eは、水平ではなく傾斜する脚部30bの先端から外方に、脚部30bに対向するように折り曲げられた形態で設けられる。即ち、折曲部30eは、折曲部30eと脚部30bとの間の角度θ2が鋭角となる形態で折り曲げられている。
The
この例の場合も図1〜7のものと同様の作用を奏することができる。なお、折曲部30eの上端を円弧状にすることにより、脚部30bの横方向への移動を容易にすることができる。
In the case of this example, the same operation as that shown in FIGS. In addition, the movement to the horizontal direction of the
本願発明は、上記各実施の態様の構成に限定されるものではなく、発明の要旨を逸脱しない範囲において適宜設計変更可能である。 The present invention is not limited to the configuration of each of the embodiments described above, and can be appropriately changed in design without departing from the gist of the invention.
20…リリーフバルブ 21…バルブケース
21a…底壁 21b…側壁
22…カバー部材 22a…内底面
23…内部空間 24…第1通路
25…第2通路 26…バルブ支持部材
30…バルブ 30a…弁体
30b…脚部 30c…水平突出部
30b1…外方湾曲部 30b2…内方湾曲部
30d…蛇腹状凹凸 30e…折曲部
35…第1環状突起 36…第2環状突起
DESCRIPTION OF
Claims (15)
前記バルブは、弁体と、前記弁体から伸びる複数の脚部を有し、
前記脚部は、バネ材から形成され、
前記バルブは、前記圧力発生源の圧力が所定値以下では前記内部空間と前記第1通路とを遮断し、前記圧力発生源の圧力が所定値より大きくなると前記内部空間と前記第1通路とを連通するとともに、前記所定値より大の圧力の大きさに応じて前記内部空間と前記第1通路との開口面積を可変することを特徴とするリリーフバルブ。 A valve case having an inner space and forming an outer shell; a first passage that opens into the inner space and communicates with a pressure generation source; a second passage that opens into the inner space and releases pressure; and is provided in the inner space. A relief valve having a valve for communicating or blocking the internal space and the first passage;
The valve has a valve body and a plurality of legs extending from the valve body,
The leg is formed of a spring material,
The valve shuts off the internal space and the first passage when the pressure of the pressure source is below a predetermined value, and connects the internal space and the first passage when the pressure of the pressure source exceeds a predetermined value. A relief valve that communicates and varies an opening area of the internal space and the first passage in accordance with a magnitude of pressure greater than the predetermined value.
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008181015A JP2010019353A (en) | 2008-07-11 | 2008-07-11 | Relief valve |
Applications Claiming Priority (1)
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Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014030816A (en) * | 2012-08-06 | 2014-02-20 | Sekisui Chem Co Ltd | Sewage treatment apparatus |
WO2021153272A1 (en) * | 2020-01-31 | 2021-08-05 | 川崎重工業株式会社 | Pressure reducing valve, valve unit, valve device, and plate spring |
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2008
- 2008-07-11 JP JP2008181015A patent/JP2010019353A/en active Pending
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JP7353197B2 (en) | 2020-01-31 | 2023-09-29 | 川崎重工業株式会社 | Pressure reducing valve and valve unit |
US11898650B2 (en) | 2020-01-31 | 2024-02-13 | Kawasaki Jukogyo Kabushiki Kaisha | Pressure-reducing valve, valve unit, valve device, and leaf spring |
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