JP2010009672A - 光ディスクのコーティング方法及びその装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】回動するバフによる光ディスクの表面コーティングをムラ無く均一に行なう光ディスクのコーティング方法及び一連の動作を自動的に行なうことができるコーティング装置を提供する。
【解決手段】光ディスクのコーティング装置を、基台1に開閉自在に取り付けられた蓋体2と、蓋体2に取り付けられた回動可能なバフBと、光ディスクDが載置される回転自在なターンテーブルTとから構成し、閉蓋動作に連動してバフBが回動し、光ディスクDの表面に当接してコーティングを開始し、予め設定された任意の時間が経過すると、蓋体2が開動作することで、バフBが光ディスクDの表面から瞬時に離反するようにされた開蓋機構を設ける。
【選択図】 図1

Description

本発明は、傷付いたCDやDVD等の樹脂製の光学式ディスク(以下、単に光ディスクという)の表面に、回動するバフによりポリマー樹脂等を塗布してコーティング補修する際に使用される光ディスクのコーティング装置に関するものである。
光ディスク表面を覆う樹脂層に発生した傷を研磨して削除する装置がある(例えば、特許文献1参照。)。この装置の基本的な構成は、光ディスクを載置する回転自在にされたターンテーブルと、モーターの回動軸に軸承されたバフとからなり、回転するバフを光ディスク表面に押圧しながら研磨するものである。
従来、上記のような装置を用いて研磨した光ディスクの表面にさらにポリマー樹脂等のコーティング剤を塗布して補修する場合がある。また、近年は表面層の研磨が不可能な硬質素材の光ディスク(ハードコートされた光ディスク)も現れてきているが、これも強い接触圧を受けた場合、傷の発生は否めないのが実情で、このような硬質ディスクにもさらにコーティングを施して補修する技術がレンタルビデオ業者等から要請されている。そこで、例えば、補修すべき多数枚の光ディスクを収納部へ収納すると、自動的に光ディスクが1枚ずつ研磨位置にまで搬送されて自動的に研磨が行われ、研磨が終わるとコーティング位置にまで搬送されて自動的にコーティングされ、コーティングが終わると、補修が完了した光ディスクを収納する収納部へ自動的に搬送される装置(特許文献2参照。)やディスク型の支持用基材を製造し、背面シート及び研磨材層からなるディスク型のコーティングされた研磨体を製造した後、コーティングされた研磨体の背面シートが基材に接着するように接着剤を用いて支持基材とコーティングされた研磨体を結合するようにしたコーティングされた研磨ディスクの製造方法(特許文献3参照。)が提案されている。
特許第3613733号公報 特許第3386411号公報 特許第3970853号公報
しかしながら、回動するバフを用いてポリマー樹脂等コーティングする場合、光ディスク表面の一部にバフの輪郭に沿った痕跡、すなわち塗りムラが生じるという問題があり、この塗りムラの解消は技術的に困難な課題となっていた。本発明は上記従来技術の課題に鑑みなされたものであり、回動するバフによる光ディスクの表面コーティングをムラ無く均一に、尚且つ一連の動作を自動的に行なうことができる光ディスクのコーティング装置を提供することを目的とするものである。
このため本発明の光ディスクのコーティング方法は、少なくとも、光ディスク又はバフのいずれか一方又は双方が回転し、バフとディスク表面を当接させてコーティングする光ディスクのコーティング方法において、光ディスク又はバフの回転が停止する前にバフとディスク表面を離反させることを特徴とする。またその装置は、基台に開閉自在に取り付けられた蓋体と、該蓋体に取り付けられた回動可能なバフと、光ディスクが載置される回転自在なターンテーブルとから構成された光ディスクのコーティング装置であって、閉蓋動作に連動して前記バフが回動し、光ディスクの表面に当接してコーティングを開始し、予め設定された任意の時間が経過すると、蓋体が開動作することで、前記バフが光ディスクの表面から瞬時に離反するようにされた蓋体の開閉機構が設けられていることを第1の特徴とする。また、コーティング動作が実行されている間は、閉蓋状態を保持するロック手段が設けられていることを第2の特徴とする。さらに、閉蓋を検知する検知手段と、この検知手段からの信号に基づいてモーターの駆動を開始する制御部が設けられていることを第3の特徴とする。またさらに、閉蓋動作に連動してコーティング剤を添加するコーティング剤添加手段が設けられていることを第4の特徴とする。
本発明の光ディスクのコーティング装置によれば下記の優れた効果が得られる。
(1)コーティング剤を人手で塗布して丁寧に拭き取る作業品質に劣らない。
(2)装置がコンパクトに構成でき、ビデオレンタル店等のカウンターで使用可能である。
(3)操作が簡便で、レンタル店等に返却された光ディスクをすぐに処理できる。
(4)処理時間が極めて短時間で済む。
次に、本発明の実施の形態を図面に示す実施例に基づいて説明する。
図1は本発明に係る光ディスクのコーティング装置の基本構成を示す側面図、図2は平面図、図3は正面図、図4は本発明に係る光ディスクのコーティング装置の一実施例を示す一部断面側面図、図5はボトルホルダーを示す(a)は側面図、(b)は(a)のA−A線断面図、図6はロック機構を示す要部拡大断面図、図7は本発明に係る光ディスクのコーティング装置のロック機構を示す一部断面平面図である。
図1乃至図3に示すように、本発明に係る光ディスクのコーティング装置は、函状の基台1に回転自在に軸支されたターンテーブルTに、コーティングの対象となる光ディスクDを載置するように構成されている。そして、この光ディスクDの表面に当接する円盤状のバフBがモーターMの回動軸Sに円盤状のバフホルダーHを介して取り付けられ、このバフホルダーHをモーターMごと保持する蓋体2とから基本的に構成されている。
図4乃至図6に示すように、蓋体2は、基台1の後端を横方向に貫通するシャフト(図示せず)でもって片持支持され、基台1上を一方側から開閉自在に被覆すると共に、上方に突出した筒状部2aが一体成形され、この円筒部2a内にモーターMが内装して固定される。以下、蓋体2の開閉動作に対応させながらコーティング動作を行なう装置構成を説明する。
先ず、光ディスクDを装填する(ターンテーブルT上に載置する)。次いで、蓋体2を閉じ始めると、蓋体2にビス止めして下方に延出して取り付けられたラッチ板8の先端が、ラッチロック4の前端湾曲部4b上を摺動することで、ラッチロック4の長孔4cがロッド7に倣って水平に移動し、ラッチロック4に連結されたソレノイド3のプランジャー3aをコイルスプリング3cの付勢に抗して外筒3b内に一旦押し込む。さらに、閉蓋動作を続けると、ラッチロック4の先端に形成されたラッチ爪4aが、ラッチ板8のラッチ爪嵌合口8aにコイルスプリング3cの付勢力によって押し戻されて嵌合し、蓋体2を基台1に閉じた状態で保持する。すなわち、ロック動作する構成としている。同時に、このラッチ板8をフォトカプラ9が感知してモーターMのスイッチが入り、バフBの回転が始まる。尚、本実施例では基台1の手前側中央にロック手段を設けた構成としているが、例えば、基台1の側面に設ける構成としてもよい。
さらに、蓋体2の後方上面には、コーティング剤の入ったスプレーボトル12が、ボトルホルダー14の一対のホールドアーム14aに嵌め込まれて搭載され、そのノズル頭部12aを基台1に立設されたロッド13の頭部が押圧する仕組みとされ、閉蓋動作と同時に、蓋体2によりプッシュノズル12aが押圧されて液状のコーティング剤15をディスクDの表面に噴霧し、人手でコーディング剤15をディスク表面に塗布する作業工程を削減できる。ここで、ボトルホルダー14は、断面コ字状の側板14c内に、上下一対の弾性を有する環状のホールドアーム14aを有し、傾斜して一体成形された底板にプッシュノズル12aが挿通可能な開口14bが設けられており、蓋体2の所期の箇所に、この開口14bと連通する挿通口を設け、プッシュノズル12aが装置内部に露出するようにされている。以上、本発明装置においては、ディスクDを装填し、蓋体2を閉じる動作のみを行なうことで、コーティング剤15の噴霧、蓋体のロック、モーターの駆動を自動で行なうことができるようにされている。尚、コーティング剤15としては、揮発性溶剤に混合されたポリマー樹脂等を使用する。
具体的には、閉蓋とほぼ同時に、モーターMによって回動するバフBが光ディスクDの表面に当接して、約3秒程度でコーティング処理が完了する。このモーターMへの通電時間は内蔵されたタイマー(図示せず)によって計時されており、タイマー停止と同時にソレノイド3に通電されてプランジャー3aが外筒3b内に引き込まれ、ラッチ爪4aがラッチ爪嵌合口8aから外れて基台1と蓋体2に介在されたバネ(図示せず)の力により瞬時に開蓋する。同時にバフBが光ディスクDの表面から瞬時に離反し、暫くしてモーターMが停止する。この動作は蓋体開閉回路(制御部)により実行される。
本発明装置によれば、約3秒間にバフBが50〜150回転し、手拭作業を遥かに凌ぐ効率で、且つ均一な圧力で表面を拭き取ることができる。さらにバフBの停止直前に自動的に蓋体2が開き、光ディスクDの表面から瞬時に離反するようにしたので、光ディスクDの表面上にモーター停止時のバフ痕を残すことなくきれいに仕上げることができる。また、蓋体2にスプレーボトル12を搭載することで、蓋体2の開閉に応じてボトル12が揺動し、コーティング剤15も自ずと攪拌されるという副次的な効果もある。
尚、本発明の要旨は、光ディスクのコーティング処理において、光ディスク又はバフのいずれか一方又は双方が回転し、バフとディスク表面を当接させてコーティングする際に光ディスク又はバフの回転が停止する前にバフとディスク表面を離反させる点にあり、また、その装置は、閉蓋動作に連動してバフが回動し、光ディスクの表面に当接してコーティングを開始し、予め設定された任意の時間が経過すると、蓋体が開動作することで、前記バフが光ディスクの表面から瞬時に離反するようにされた開蓋機構を設けた点にある。したがって、開蓋機構は、上記実施例で採用した、ソレノイドコイルによる駆動に限定されず、例えば、モーターによるピニオン・ラック機構によりラッチロックを駆動させる構成としてもよい。
本発明は、とくに樹脂製の光ディスク、シリコンウェーハ等の金属基板やレンズ表面の研磨加工に適しているが、その他、各種産業分野における研磨・研削加工用の回転式加工具に応用可能である。
本発明に係る光ディスクのコーティング装置の一実施例を示す側面図である。 本発明に係る光ディスクのコーティング装置の平面図である。 本発明に係る光ディスクのコーティング装置の正面図である。 本発明に係る光ディスクのコーティング装置の他の実施例を示す一部断面側面図である。 ボトルホルダーを示す(a)は側面図、(b)は(a)のA−A線断面図である。 ロック機構を示す要部拡大断面図である。 本発明に係る光ディスクのコーティング装置のロック機構を示す一部断面平面図である。
符号の説明
1 基台
2 蓋体
2a 筒状部
2b 山型の突起部
3 ソレノイド
3a プランジャー
3b 外筒
3c コイルスプリング
4 ラッチロック
4a ラッチ爪
4b ラッチの前端湾曲部
5 ラッチロックカバー
6 ロック機構
7 ロッド
8 ラッチ板
8a ラッチ爪嵌合口
9 フォトカプラ
10 蓋体のバネ
11 ゴムシート
12 スプレーボトル
12aプッシュノズル
13 ロッド
14 ボトルホルダー
14aホールドアーム
14b底板開口
14c側板
15 コーティング剤
B バフ
D 光ディスク
M モーター
T ターンテーブル
H バフホルダー

Claims (5)

  1. 少なくとも、光ディスク又はバフのいずれか一方又は双方が回転し、バフとディスク表面を当接させてコーティングする光ディスクのコーティング方法において、光ディスク又はバフの回転が停止する前にバフとディスク表面を離反させることを特徴とする光ディスクのコーティング方法。
  2. 基台に開閉自在に取り付けられた蓋体と、該蓋体に取り付けられた回動可能なバフと、光ディスクが載置される回転自在なターンテーブルとから構成された光ディスクのコーティング装置であって、閉蓋動作に連動して前記バフが回動し、光ディスクの表面に当接してコーティングを開始し、予め設定された任意の時間が経過すると、蓋体が開動作することで、前記バフが光ディスクの表面から瞬時に離反するようにされた蓋体の開閉機構が設けられていることを特徴とする光ディスクのコーティング装置。
  3. コーティング動作が実行されている間は、閉蓋状態を保持するロック手段が設けられていることを特徴とする請求項1記載の光ディスクのコーティング装置。
  4. 閉蓋を検知する検知手段と、この検知手段からの信号に基づいてモーターの駆動を開始する制御部が設けられていることを特徴とする請求項1又は請求項2記載の光ディスクのコーティング装置。
  5. 閉蓋動作に連動してコーティング剤を添加するコーティング剤添加手段が設けられていることを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれかに記載の光ディスクのコーティング装置。
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