JP2010003663A - Thermally actuated overload relay - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、負荷に接続される主回路に整定電流を超える過電流が流れたときに、接点開閉機構を動作させて、主回路を遮断する熱動形過負荷継電器に関する。 The present invention relates to a thermal overload relay that operates a contact switching mechanism to shut off a main circuit when an overcurrent exceeding a settling current flows in a main circuit connected to a load.
この種の熱動形過負荷継電器は、負荷を接続した主回路の電流によってバイメタルを加熱し、主回路の過電流時のバイメタルの温度上昇に伴う撓み変形(湾曲)を利用して電源から負荷への電流供給を遮断するように構成されている。
このような熱動形過負荷継電器としては例えば、下記特許文献1及び特許文献2に記載されたものが知られている。
This type of thermal overload relay heats the bimetal with the current of the main circuit connected to the load, and uses the bending deformation (curvature) that accompanies the temperature rise of the bimetal when the main circuit is overcurrent. It is comprised so that the electric current supply to may be interrupted | blocked.
As such a thermal overload relay, for example, those described in Patent Document 1 and Patent Document 2 below are known.
特許文献1に記載された熱動形過負荷継電器は、図11に示すように構成が示されている。この熱動形過負荷継電器は、モールド樹脂製の外郭ケース200を備えている。この外郭ケース200には、アクチュエータ機構202、このアクチュエータ機構202から作動力を受けて接点装置204を作動させる接点開閉機構206を格納している。
アクチュエータ機構202は、発熱体208及びこの発熱体208の発生熱が伝達される主バイメタル210を備えている。主バイメタル210は、上端が外郭ケース200に固定されて、温度上昇に応じて所定の撓み方向(図11では紙面右側)への湾曲量が変化する特性を有している。この主バイメタル210の変形力は、シフター212及び温度補償バイメタル214を介して接点開閉機構206の釈放レバー230へ操作力として伝達される。
The thermal overload relay described in Patent Document 1 has a configuration as shown in FIG. This thermal overload relay includes an
The
釈放レバー230は、回路の異常発生時に、アクチュエータ機構202から伝達される操作力により反転ばね216を右方から押圧する。反転ばね216は、通常時は、上端が図示のリセット方向(左方向)へ円弧状に弾性変形したリセット状態を維持する。しかしながら、反転ばね216は、異常発生時に釈放レバー230によって右方から押圧されることにより、スナップアクション(snap action)動作し、リセット方向とは反対の反転方向(右方向)へ円弧状に弾性変形した反転状態となる。
The
そして、釈放レバー230の左右方向の位置は、外郭ケース200に設けた調整ダイヤル240とこれに連結する調整リンク250とによって調整され、この位置調整によって整定電流の調整を行なう。
調整ダイヤル240は、カム部(偏芯カム)241をケース内方に挿入して外郭ケース200の頂部に配置され、外郭ケース200に配置された保持用ばね部材242(ピアノ線で成形した線材ばね)によって回転可能に保持されている。
The position of the
The
一方、調整リンク250は、上下方向に延在するシーソー式のリンク部材で構成され、その中央部に形成した固定軸受部251を外郭ケース200に設けた支軸1aに回動可能に枢支している。この調整リンク250の上端にはカムフォロア(cam follower)として機能するカム接触子252を設けている。このカム接触子252は調整ダイヤル240のカム部241の外周面に接触するように、保持用ばね部材242に一体に形成された線状ばね部243によって背後から押圧されている。
On the other hand, the
そして、調整リンク250の下端に設けた可動軸部253に前述した釈放レバー230が回動可能に軸支されている。
また、接点開閉機構206は、外郭ケース200により、左右方向にスライド可能に支持されたスライダ218を備えている。スライダ218には、スライド方向に沿った一端部(図8では右側端部)にスリット部220が形成されている。このスリット部220に、反転ばね216の上端部が挿入されている。これにより、スライダ218が図示の第1作動位置にあるときに、反転ばね216がリセット状態から反転状態に変化すると、反転ばね216の反転力によりスライダ218が所定の第2作動位置までスライドする。
And the
The contact opening /
一方、接点装置204は、先端部に可動接点が配置された一対の接点ばね222、224及びこれら一対の接点ばね222、224の可動接点にそれぞれ対向するように配置された一対の固定接点を備えている。接点ばね222、224は、可動接点を固定接点に対して接触する閉成位置と離間する開成位置との間で撓み変形可能とされている。ここで、一方の接点ばね222は、固定接点と共に常閉の接点部を構成し、また他方の接点ばね224は、固定接点と共に常開の接点部を構成している。
On the other hand, the
スライダ218は、第1作動位置から第2作動位置まで移動すると、接点ばね222、224を撓み変形させて、それらの可動接点を閉成位置及び開成位置の一方から他方へ変位させる。これにより、接点装置204は、常閉の接点部からの接点信号の出力が停止すると共に、常開の接点部が接点信号の出力を開始する。常開の接点部からの接点信号は、例えば、電磁遮断器等の電流制御装置へ出力され、この電流制御装置は回路を通じた電源から負荷への電流供給を遮断する。
また接点開閉機構206は、スライダ218が第2作動位置にある状態で、リセットボタン232を押下すると、スライダ218を第1作動位置に復帰させる。このスライダ218は、反転状態になった反転ばね216を加圧してリセット状態に復帰させる。これに連動し、接点ばね222及び224がそれぞれ元の常閉状態及び常開状態に復元する。
When the
The contact opening /
なお、図11に示した熱動形過負荷継電器の構造では、調整リンク250の上端に設けたカム接触子252を調整ダイヤル240のカム部241に当接させる加圧手段として、線材ばねで形成したばね部材242の線状バネ部243を用いている。しかしながら、カム接触子252の加圧手段としては、リンクの下端を固定軸支点として外郭ケースの内部に枢支した調整リンクと外郭ケースとの間に押圧ばね(圧縮コイルばね)を介装し、この圧縮コイルばねで調整リンクの先端を調整ダイヤルのカム部週面に押圧するようにした構成も知られている(例えば、特許文献2参照)。
しかしながら、上記特許文献1及び特許文献2に記載された従来例では、釈放レバーの支持位置を可動させて整定電流を調整するために、釈放レバーと調整ダイヤルとの間に調整リンクを配設する必要がある。しかも、この調整リンクに独立部品の押圧ばね部材を組合せ、このばね部材により調整リンクを調整ダイヤルのカム部に押圧する構成を採用している。 However, in the conventional examples described in Patent Document 1 and Patent Document 2, an adjustment link is provided between the release lever and the adjustment dial in order to adjust the settling current by moving the support position of the release lever. There is a need. In addition, a structure is adopted in which a pressing spring member, which is an independent component, is combined with the adjustment link, and the adjustment link is pressed against the cam portion of the adjustment dial by the spring member.
このような構成を有する従来例では、整定電流を調整するための構成が複雑となり、部品点数も多くなると共に、組み立て工数も増えて製作コストが嵩むという未解決の課題がある。
そこで、本発明は、上記従来例の未解決の課題に着目してなされたものであり、整定電流を調整するための構成を簡易化して、組み立て工数を低減し製作コストを低減することができる熱動形過負荷継電器を提供することを目的としている。
In the conventional example having such a configuration, there is an unsolved problem that the configuration for adjusting the settling current is complicated, the number of parts is increased, the number of assembly steps is increased, and the manufacturing cost is increased.
Therefore, the present invention has been made paying attention to the unsolved problems of the above-described conventional example, and can simplify the configuration for adjusting the settling current, thereby reducing assembly man-hours and manufacturing costs. The object is to provide a thermal overload relay.
上記目的を達成するために、本発明による熱動形過負荷継電器では、外郭ケースに、主回路の過電流の通電により撓むバイメタルと、該バイメタルの撓みに応じて変位するシフターと、該シフターの変位に従動する釈放レバーと、前記釈放レバーによって駆動されて前記主回路に対する接点を開閉する接点開閉機構と、前記釈放レバーを保持する可動軸と、該可動軸と接触することにより当該可動軸の所定方向の可動位置を設定して整定電流の調整を行なう調整機構と、前記可動軸を前記調整機構と接触するように前記所定方向に直線的に押圧して支持する支持部材とを備えた構成を有する。
ここで、支持部材としては、可動軸を調整機構側に押圧して支持する圧縮ばね、引張ばねや、リンク機構を適用することができる。
In order to achieve the above object, in the thermal overload relay according to the present invention, a bimetal that is bent by energization of an overcurrent of a main circuit, a shifter that is displaced according to the bending of the bimetal, and the shifter A release lever that is driven by the displacement, a contact opening / closing mechanism that is driven by the release lever to open and close a contact with the main circuit, a movable shaft that holds the release lever, and a movable shaft that is in contact with the movable shaft. An adjustment mechanism that adjusts the settling current by setting a movable position in a predetermined direction, and a support member that linearly presses and supports the movable shaft in the predetermined direction so as to contact the adjustment mechanism. It has a configuration.
Here, as the support member, a compression spring, a tension spring, or a link mechanism that presses and supports the movable shaft toward the adjustment mechanism can be applied.
本発明によれば、釈放レバーを保持する可動軸を直接調整機構に接触させることにより、可動軸の位置調整を行なって、整定電流を調整するので、前述した従来例のように調整リンクや別体のバネ部材を必要とすることがなく、整定電流の調整機構を簡易化することができ、組み立て工数を低減し製作コストを低減することができるという効果が得られる。 According to the present invention, the movable shaft holding the release lever is directly brought into contact with the adjustment mechanism, thereby adjusting the position of the movable shaft and adjusting the settling current. There is no need for a body spring member, the adjustment mechanism of the settling current can be simplified, and the effects of reducing the number of assembling steps and the production cost can be obtained.
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1は本発明の第1の実施形態を示す熱動形過負荷継電器の主要部を示す断面図である。
この図1に示すように、熱動形過負荷継電器10は、装置の外郭部を構成するモールド樹脂製の外郭ケース12を備えている。外郭ケース12には、前面側が開口した筺体状に形成され、上下方向の中間位置に左側壁から右方に延長する仕切板14が形成されている。
Hereinafter, embodiments of the present invention will be described with reference to the drawings.
FIG. 1 is a cross-sectional view showing a main part of a thermal overload relay showing a first embodiment of the present invention.
As shown in FIG. 1, the
そして、外郭ケース12には仕切板14の下方側にアクチュエータ機構20が格納され、仕切板14の上方側に接点開閉機構40が格納されている。
アクチュエータ機構20は、例えば3個のバイメタルユニット22が左右に所定間隔を保って配設されている。各バイメタルユニット22は、外郭ケース12の底面板12aから上方に延長する隔壁24によって互いに離間されている。各バイメタルユニット22は、垂直方向に対して反計方向に例えば5度程度傾斜して延長する細長いプレート状に形成された主バイメタル26と、この主バイメタル26の下部の基端部に固定された金属製の連結プレート28とを備えている。ここで、3個のバイメタルユニット22は、それぞれ連結プレート28を介して外郭ケース12に連結されている。これにより、主バイメタル26は、その上端が自由端となるように片持ち状態で支持されている。
In the
In the actuator mechanism 20, for example, three
主バイメタル26には、その外周側に筒状の絶縁スリーブ30が被せられると共に、この絶縁スリーブ30を介してコイル状の発熱体32が螺旋状に巻き付けられている。発熱体32は、その先端部が主バイメタル26の先端付近に固着され、主バイメタル26と電気的に接続されている。
熱動形過負荷継電器10は、3相交流電流により駆動されるモータ等の負荷、3相交流電流を負荷に供給する電源を含む主回路(図示省略)に配置されるものであり、3個の主バイメタル26及び発熱体32は、それぞれ3相交流の電流が流れる3本(R相、S相及びT相)の電力線に介装される。これにより、3個の発熱体32は、それぞれ回路(3本の電力線)を流れる電流に応じた熱量を発生し、この発生熱を3個の主バイメタル26に伝達する。
The
The
一方、主バイメタル26は、発熱体32から伝達される発生熱により加熱されると、直線状態からその自由端側が左方向(矢印B方向)変位する撓み変形を生じ、その撓み量(湾曲量)が温度の上昇に応じて連続的に変化する。この主バイメタル26の形状変化は可逆的なものであり、発熱体32からの伝達熱量が減少して温度が低下すると、主バイメタル26の湾曲量は小さくなり、主バイメタル26が常温付近まで冷却されると、初期形状に復元する。
On the other hand, when the main bimetal 26 is heated by the generated heat transmitted from the
3つの主バイメタル26の先端には、シフター34が係合されている。このシフター34は、隔壁24の上端によって左右方向に摺動可能に支持され、主バイメタル26の撓み量が大きくなるに応じて図1の状態から左方に摺動される。
シフター34には、プレート状の温度補償バイメタル42を介して可動軸44が連結され、この可動軸44に釈放レバー46が保持されている。ここで、温度補償バイメタル42は、シフター34に形成された左右方向に延長する係合用長孔36に係合されている。
A
A
可動軸44は、外郭ケース12の上面板12bに回転可能に保持された調整ダイヤル48に図1で見て左側即ち接点開放機構40側から接触されている。
この調整ダイヤル48は、上部側から下方に向けて順に形成された大径円板部48a、この大径円板部48aより小径の係合円板部48b、偏芯カム部48c及び枢軸48dを備えている。そして、大径円板部48aの下面が外郭ケース12の上面板12bの上面に係合し、係合円板部48bが上面板12bに形成された係合孔12cに係合されている。また、枢軸48dが外郭ケース12の右側面板12dに形成された左方向に延長する支持片12eを貫通して延長され、支持片12eから下方に突出する端部に止めワッシャ48eが装着されている。
The
The
また、可動軸44は、図2で拡大図示するように、温度補償バイメタル42及び釈放レバー46を取付けた上下方向に延長する取付板部44aと、この取付板部44aの上部側から右方に突出する先端に突出円筒面44bが形成された突出係合部44cとを備えている。ここで、取付板部44aには、その下面中央部に温度補償バイメタル42が下方に延長して取付けられ、釈放レバー46が左下方に斜めに延長するように取付けられている。また、突出係合部44cの突出円筒面44bは、温度補償バイメタル42の左右方向の中心を通る延長線L1上の一点を通る前後方向軸を中心とする円筒面に形成されている。一方、調整ダイヤル48の偏芯カム部48cのカム面に円周方向に係合凹溝48fが形成されている。
Further, as shown in an enlarged view in FIG. 2, the
そして、可動軸44の突出係合部44cの突出円筒面44bと調整ダイヤル48の偏芯カム部48cに形成された係合凹溝48fとが係合されている。この突出円筒面44b及び係合凹溝48fの係合状態で、取付板部44aの左端面と外郭ケース12の上面板12bに下方に延長して形成された支持片12fとの間に、支持部材としての圧縮コイルばね50が配設されている。この圧縮コイルばね50は、可動軸44をその調整ダイヤル48の偏芯カム部48c側に押圧しながら支持する。このため、可動軸44は圧縮コイルバネ50で支持された状態で突出係合部44cの突出円筒面44bが調整ダイヤル48の偏芯カム部48cに形成された係合凹溝48fに係合されることにより、上下方向に移動することなく支持される。
The projecting
また、接点開閉機構40は、三相電力供給源と三相負荷との間に介装された電磁接触器を含む主回路を開閉作動させる接点信号を出力する。この接点開閉機構40は、釈放レバー46によって反転動作される反転ばね60、常閉接点部62、常開接点部64及び反転ばね60、常閉接点部62及び常開接点部64を連結するスライダ66を備えている。
反転ばね60は、下端部が肉厚プレート状の支持ブラケット72にかしめ等により固定されており、この支持ブラケット72がビス等により外郭ケース12に固定されている。これにより、反転ばね60は、その上端が自由端になるように、支持ブラケット72を介して外郭ケース12により片持ち状態で支持される。
The contact opening /
The reversing
反転ばね60は、図3に示すように、長手方向に延長する長方形板ばね部74を有する。この長方形板ばね部74には、その長手方向に沿ってそれぞれ延在する一対のスリット部76が所定間隔を保って平行に形成されている。これにより、反転ばね60には中央脚部78が設けられると共に、一対の外側脚部80が設けられる。中央脚部78には、長手方向中央部にプレス加工等によりそれぞれV字状に屈曲された2個の屈曲部分が連続する曲げ加工部82が形成されている。反転ばね60では、中央脚部78に曲げ加工部82が形成されることにより、中央脚部78の長手方向に沿った長さが一対の外側脚部70よりも短くなる。このため、反転ばね60では、一対の外側脚部80がそれぞれ中央脚部78から長手方向に沿った圧縮荷重を受ける。
As shown in FIG. 3, the
一対の外側脚部80は、それぞれ反転ばね60の長手方向に沿って細長く、かつ厚さ方向に沿って十分に薄い板状に形成されており、中央脚部78から伝達される圧縮荷重により座屈方向(反転方向又はリセット方向)へ向かって略円弧状になるように弾性変形する。このとき、中央脚部78には、弾性変形した一対の外側脚部80の復元力が反力として伝達される。これにより、中央脚部78も一対の外側脚部80と同一方向へそれぞれ略円弧状になるように弾性変形する。
Each of the pair of
したがって、反転ばね60は、図1で実線図示のように、釈放レバー46側とは反対側に湾曲したリセット状態及び一点鎖線図示のようにリセット状態とは反対の釈放レバー46側に湾曲した反転状態の何れの状態にも変形可能とされている。そして、リセット状態の反転ばね60の下側の曲げ加工部82が釈放レバー46と係合する操作部84とされている。
Therefore, the reversing
反転ばね60の先端はスライダ66に係合され、このスライダ66が反転ばね60の弾性変形により図1で実線図示の左方側のリセット位置及び図1で一点鎖線図示の右方側の反転位置間で摺動される。
また、常閉接点部62は、下端が外郭ケース12に固定された支持ブラケット90によって支持された可動接点ばね92と、この可動接点ばね92が接触する固定接点94とを有する。可動接点ばね92は、上端がスライダ66に係合されており、スライダ66がリセット位置にある状態で、可動接点ばね92に形成された接点96と固定接点94とが接触する常閉状態となる。
The tip of the reversing
The normally closed
さらに、常開接点部64も、下端が外郭ケース12に固定された支持ブラケット100によって支持された可動接点ばね102と、この可動接点ばね102が接触する固定接点104とを有する。可動接点ばね102は、上端がスライダ66に係合されており、スライダ66がリセット位置にある状態で、可動接点ばね102に形成された接点106と固定接点104とが解離する常開状態となる。
Further, the normally
そして、スライダ66が図1で一点鎖線図示の反転転位置にある状態で、スライダ66を図1で実線図示のリセット位置に戻すリセットボタン110が設けられている。このリセットボタン110は図1に示すように外郭ケース12の上面板12bに上下に摺動可能に保持されている。このリセットボタン110は復帰スプリング112によって常時は上方に偏倚されている。また、リセットボタン110は下端部に右下がりに傾斜する傾斜面114が形成され、この傾斜面114をスライダ66に形成されたリセット孔66aに係合させることにより、スライダ66を反転位置からリセット位置に復帰させる。
A
次に、上記第1の実施形態の動作を説明する。
熱動形過負荷継電器10では、モータ等の負荷及び負荷に三相交流電流を供給する電源間に介装された電磁接触器を含む主回路の三相交流が発熱体32に個別に供給されている。このため、主回路の負荷に供給される三相交流が正常状態であるときには、発熱体32での発熱は少なく、常温に近い状態となり、主バイメタル26は図1に示すように略直線状態を維持する。
Next, the operation of the first embodiment will be described.
In the
したがって、シフター34は図1に示すように、右方の位置を維持することにより、温度補償バイメタル42は略上下方向に延長する状態を維持する。このため、可動軸44も図1に示す正常位置を維持し、釈放レバー46は反転ばね60の曲げ加工部82に接触しており、この反転ばね60が図1で実線図示のリセット状態となっている。
この反転ばね60のリセット状態では、スライダ66が図1で実線図示のリセット位置となるので、常閉接点部62の可動接点ばね92の接点96が固定接点94に圧接されて常閉状態を維持する。このとき、常開接点部64では、可動接点ばね102がスライダ66によって左方側に撓み、その接点106が固定接点104から解離して常開状態を維持する。
Therefore, as shown in FIG. 1, the
In the reset state of the reversing
この正常状態で、反転ばね60を反転動作させる整定電流の設定を行なう場合を、例えば図1に示す偏芯カム部48cの最小径位置に可動軸44の突出円筒面44bが接触している状態あるものとして説明する。
先ず、調整ダイヤル48の上面に形成された目盛位置(図示せず)を所望位置に合わせる。これに応じて、偏芯カム部48cが回動して、偏芯カム部48cの径が大きくなるため可動軸44の位置が圧縮コイルばね50に抗して左方向に直線的に変位する。このとき、可動軸44に支持されている釈放レバー46は反転ばね60の操作部84に接触しているので、可動軸44は偏芯カム部48cに接触した状態で突出円筒面44bの中心軸を中心として反時計方向に回動する。このため、温度補償バイメタル42の下端がシフター34の係合長孔36内で右方に移動し、主バイメタル26の撓み量に応じた反転ばね60の反転動作ポイントが変更される。このとき、可動軸の突出円筒面44bが図2に示すように調整ダイヤル48の偏芯カム部48cに形成された係合凹溝48fに係合されているので、可動軸44の上下方向の変位を確実に防止することができる。
In this normal state, when setting the settling current for reversing the reversing
First, a scale position (not shown) formed on the upper surface of the
この主回路が正常である状態から、負荷等に異常が発生して、主回路を流れる三相交流が過電流状態となると、この三相交流が熱動形過負荷継電器10の発熱体32に個別に供給されているので、これら発熱体32が発熱状態となる。
このため、主バイメタル26の温度が上昇することにより、主バイメタル26が図1の状態から上端側が左方に湾曲することになる。これに応じて、シフター34が左方に移動することになり、温度補償バイメタル42の下端が左方に移動される。このとき、可動軸44の突出係合部44cの突出円筒面44bが調整ダイヤル48の偏芯カム部48cの係合凹溝48fに係合しているので、可動軸44が時計方向に回動される。
If an abnormality occurs in the load or the like from the state where the main circuit is normal and the three-phase alternating current flowing through the main circuit becomes an overcurrent state, the three-phase alternating current is transferred to the
For this reason, when the temperature of the main bimetal 26 rises, the upper end side of the main bimetal 26 is curved leftward from the state of FIG. In response to this, the
この可動軸44の時計方向の回動により、釈放レバー46も時計方向に回動し、この釈放レバー46によって反転ばね60の曲げ加工部82が左方に押圧される。
このように反転ばね60の曲げ加工部82が左方に押圧されると、反転ばね60の外側脚部80が徐々に時計方向に撓み始め、死点を越えると一気に左方向に撓み反転状態に変化する。
このように、反転ばね60が反転状態となると、これに応じてスライダ66が右方に摺動する。このスライダ66の右方への摺動により、常閉接点部62の可動接点ばね92が反時計方向に撓むことにより、その接点96が固定接点94から解離する開成状態となる。
By the clockwise rotation of the
In this way, when the
As described above, when the reversing
一方、常開接点部64では、スライダ66の右方への摺動により、可動接点ばね102が反時計方向の撓み状態から直線状態に復帰し、その接点106が固定接点104に接触することにより、閉成状態となる。
このため、主回路を構成する電磁接触器に対して接点信号が供給されて、電磁接触器が開成状態に制御されて、負荷への三相交流の供給が遮断される。
On the other hand, in the normally
For this reason, a contact signal is supplied to the electromagnetic contactor constituting the main circuit, the electromagnetic contactor is controlled to be opened, and the supply of the three-phase alternating current to the load is interrupted.
このように、負荷への三相交流の供給が遮断されることにより、熱動形過負荷継電器10の発熱体32への三相交流の供給も停止されることにより、発熱体32の発熱が停止される。このため、主バイメタル26の温度が下降して、主バイメタル26の撓み量が減少し、図1に示す直線状態に復帰する。これに応じて、シフター34も右方の定常位置に復帰する。
このとき、スライダ66は、図1の一点鎖線図示のように、リセット孔66aの左端がリセットボタン110の傾斜面114の左端側に上方から対向している。
As described above, the supply of the three-phase alternating current to the load is interrupted, and the supply of the three-phase alternating current to the
At this time, the
そして、主回路での負荷の異常が解消されて、主回路から負荷への三相交流の供給を再開する場合には、リセットボタン110を復帰ばね112に抗して下方に押圧する。これにより、リセットボタン110の傾斜面114がスライダ66のリセット孔66aの左端に係合することにより、スライダ66が反転ばね60のばね力に抗して左方に摺動される。
このため、反転ばね60の先端が反時計方向に回動され、反転ばね60の死点を越えると、反転ばね60が図1で実線図示のリセット状態に復元することにより、スライダ66が図1で実線図示のリセット位置に復元する。
When the abnormality of the load in the main circuit is resolved and the supply of the three-phase alternating current from the main circuit to the load is resumed, the
For this reason, when the tip of the reversing
このとき、常閉接点部62では、可動接点ばね92が略直線状態に復帰して、その接点96が固定接点94に接触して常閉状態に復帰する。同時に常開接点部64では、可動接点ばね102が反時計方向に回動されることにより、その接点106が固定接点104より離間して常開状態に復帰する。
このように、上記第1の実施形態によると、主バイメタル26の撓み量が温度補償バイメタル42を介して可動軸44を回動させ、この可動軸44の回動によって釈放レバー46によって反転ばね60を反転動作させることができる。
At this time, in the normally closed
As described above, according to the first embodiment, the deflection amount of the main bimetal 26 causes the
このとき、可動軸44は、その突出係合部44cに形成された突出円筒面44bが調整ダイヤル48の偏芯カム部48cに形成された係合凹溝48fに係合している。しかも、可動軸44の取付板部44aの背面は外郭ケース12の上面板12bに形成された支持片12fとの間に配設された圧縮コイルばね50で支持されている。このため、可動軸44は主バイメタル26の撓み量がシフター34及び温度補償バイメタル42を介して伝達されたときに、突出円筒面44bが偏芯カム部48cの係合凹溝48fに接触した状態を維持して回動することができる。したがって、可動軸44の回動時に、可動軸44が上下方向にずれることがないと共に、可動軸44の上下方向への移動による釈放レバー46のレバー比が変更することがなく、安定した反転動作を確保することができる。
At this time, in the
この結果、可動軸44を圧縮コイルばね50で押圧保持するだけの簡易な構成で、可動軸44を調整ダイヤル48の偏芯カム部48cに確実に接触させることができる。しかも調整ダイヤル48の下側に空間部を設けることができるので、この空間部に他の部品を配置することが可能となり、外郭ケース12への部品格納効率を向上させることができる。
なお、上記第1の実施形態においては、調整ダイヤル48の偏芯カム部48cに係合凹溝48fを形成する場合について説明した。しかしながら、本発明は上記構成に限定されるものではなく、可動軸44の回動時に下方への大きな力が作用することはないので、係合凹溝48fを省略して直接突出円筒面44bを偏芯カム部48cに接触させるようにしてもよい。
As a result, the
In the first embodiment, the case where the engaging
次に、本発明の第2の実施形態を図4及び図5について説明する。
この第2の実施形態においては、可動軸44の支持を圧縮コイルばね50に代えて引張コイルバネを適用するようにしたものである。
すなわち、第2の実施形態では、図4及び図5に示すように、可動軸44の取付板部44aの前後端部に前後に突出する一対の支持片120が配設されている。そして、一対の支持片120と外郭ケース12の右側面板12dとの間にそれぞればね荷重が略等しい引張コイルばね122が配設されている。
Next, a second embodiment of the present invention will be described with reference to FIGS.
In the second embodiment, a tension coil spring is applied instead of the
That is, in the second embodiment, as shown in FIGS. 4 and 5, a pair of
このように、第2の実施形態によると、可動軸44の取付板部44aに形成した一対の支持片120と外郭ケース12の右側面板12dとの間に引張コイルばね122を配設している。このため、引張コイルばね122によって、可動軸44をその突出円筒面44bを調整ダイヤル48の偏芯カム部48cに押圧接触させた状態で、保持することができ、前述した第1の実施形態と同様の作用効果を得ることができる。
Thus, according to the second embodiment, the
次に、本発明の第3の実施形態を図6について説明する。
この第3の実施形態では、可動軸をリンク機構によって保持するようにしたものである。
すなわち、第3の実施形態では、図6に示すように、前述した第1の実施形態における支持片12fの下面に、可動軸44を保持するリンク機構130が配設されている。このリンク機構130は、支持片12fの下面に、支持片と直交し、調整ダイヤル48の偏芯カム部48cの中心軸を通る線L2を挟む対称位置に一端が回動可能に配設された一対のリンク部材132を有する。これらリンク部材132の他端には他のリンク部材134が回動可能に連結され、これらリンク部材134の自由端に可動軸44を回動可能に支持する支持フレーム136が保持されている。そして、一対のリンク部材132間に引張コイルばね138が介装されてパンタグラフ状のリンク機構が構成されている。
Next, a third embodiment of the present invention will be described with reference to FIG.
In the third embodiment, the movable shaft is held by a link mechanism.
That is, in the third embodiment, as shown in FIG. 6, the
この第3の実施形態によると、支持片12fに前後対称に設けられた2つのリンク部材132及び134と、支持フレーム236と、リンク部材132間に配設された引張コイルばね138とによって可動軸44の支持部材が構成されている。このため、引張コイルばね138によって一対のリンク部材132が互いに引き寄せられることにより、可動軸44を調整ダイヤル48の偏芯カム部48cに押圧接触させることができ、前述した第1及び第2の実施形態と同様の作用効果を得ることができる。
According to the third embodiment, the movable shaft is constituted by the two
なお、上記第3の実施形態においては、4つのリンク部材132及び134を使用してリンク機構を構成した場合について説明したが、これに限定されるものではなく、図7に示すように、Xリンク機構を適用することもできる。すなわち、2つのリンク部材142及び144をその中央部で回動自在に連結してX状に形成する。一方のリンク部材142の例えば後端を支持片12fに回動可能に枢支すると共に、前端を可動軸44を回動可能に支持する支持フレーム146に係合させる。また、他方のリンク部材144については後端を支持フレーム146に回動可能に枢支すると共に、前端を支持片12fに係合させる。そして、リンク部材142及び144間に引張コイルばね148を介装することにより、支持フレーム146を介して可動軸44を調整ダイヤル48の偏芯カム部48cに押圧接触させる。この場合も、前述した第3の実施形態と同様の作用効果を得ることができる。
In the third embodiment, the case where the link mechanism is configured using the four
次に、本発明の第4の実施形態を図8及び図9について説明する。
この第4の実施形態は、前述した第1の実施形態における可動軸44と調整ダイヤル48との位置関係を左右逆に変更したものである。
すなわち、第4の実施形態では、図8及び図9に示すように、調整ダイヤル48が接点開閉機構40の反転位置にあるスライダ66の右端に近接して回転自在に配置されている。この調整ダイヤル48の偏芯カム部48cに接点開閉機構40とは反対側即ち右側から可動軸44が接触されている。この可動軸44は、図9に示すように、前述した第1の実施形態の可動軸44を左右反転させた構成を有し、図2との対応部分にとは同一符号を付し、その詳細説明はこれを省略する。そして、可動軸44の突出円筒面44bが調整ダイヤル48の係合凹溝48fに係合している状態で、可動軸44が支持部材としての圧縮コイルばね150によって押圧されながら支持されている。すなわち、可動軸44の突出円筒部44bの背面側における取付板部44aの右端面と外郭ケース12の上面板12bに下方に延長して形成された支持片12gとの間に、圧縮コイルばね150が配設されている。このため、可動軸44は圧縮コイルバネ50で支持された状態で突出係合部44cの突出円筒面44bが調整ダイヤル48の偏芯カム部48cに形成された係合凹溝48fに係合されることにより、上下方向に移動することなく支持される。
Next, a fourth embodiment of the present invention will be described with reference to FIGS.
In the fourth embodiment, the positional relationship between the
That is, in the fourth embodiment, as shown in FIGS. 8 and 9, the
この第4の実施形態によると、今、可動軸44が調整ダイヤル48の偏芯カム部48gの最大径部に接触しているものとする。この状態では、図9で実線図示のように、温度補償バイメタル42の下端がシフター34の係合用長孔36における軸方向の中央部に係合している。このため、主バイメタル26が発熱によって左方向に湾曲したときに、シフター34の係合用長孔36の右端部が温度補償バイメタル42の右側縁に接触するまでには比較的大きく湾曲する必要がある。
According to the fourth embodiment, the
この状態で、調整ダイヤル48を偏芯カム部48cの最小径部側に回動させると、可動軸44が圧縮コイルばね150によって偏芯カム部48c側に押圧支持されているので、調整ダイヤル48の回動に応じて、可動軸44が左方に反転ばね60側に移動する。このとき、釈放レバー46が反転ばね60の操作部84に接触しているので、可動軸44が突出円筒面44bの中心軸を中心として回動する。このため、温度補償バイメタル46の下端がシフター34の係合用長孔36の右端側に接近する。
In this state, when the
このため、主バイメタル26の湾曲が小さい状態で、シフター34の係合用長孔36の右端が温度補償バイメタル42に係合することになり、前述した第1の実施形態と同様の作用効果を得ることができる。
この第4の実施形態においても、圧縮コイルばね150に代えて前述した図4及び図5、図6並びに図7に示す支持機構を適用することができる。
Therefore, the right end of the engagement elongated
Also in the fourth embodiment, the supporting mechanism shown in FIGS. 4, 5, 6, and 7 described above can be applied in place of the
また、上記第1〜第4の実施形態においては、主バイメタル26を縦置き配置し、その上端にシフター34を左右方向に摺動可能に配置した場合について説明したが、本発明は上記構成に限定するものではない。すなわち、図10に模式的に示すように、主バイメタル26を前後方向に横置きに配置し、後端側にシフター34を摺動可能に係合させ、このシフター34に形成した上方に延長する押圧片34aによって温度補償バイメタル42を移動させるようにしてもよい。
Moreover, in the said 1st-4th embodiment, although the main bimetal 26 was placed vertically and the
さらに、上記第1〜第4の実施形態においては、反転ばね60が中央脚部78に曲げ加工部82を有する構成である場合について説明したが、これに限定されるものではなく、一対の外側脚部80に曲げ加工部を形成するようにしてもよい。さらには、特開平2−86024号公報に記載されているように、長方形状の薄板ばね材に打ち抜きにより中央脚部を形成し、両側脚部の一端側に支持片にかしめ固定される孔を設け、その両側脚部の孔を同一面内で相互に近づけ幅方向に収縮させることにより、両側脚部に皿ばね状の湾曲面を形成し、両側脚部の他端側の先端をスライダ66に係合し、中央脚部を反転操作部とするように構成してもよい。その他、任意の形状の反転ばねを適用することができる。
Further, in the first to fourth embodiments, the case where the reversing
10…熱動形過負荷継電器、12…外郭ケース、20…アクチュエータ機構、22…バイメタルユニット、26…主バイメタル、32…発熱体、34…シフター、40…接点開閉機構、42…温度調整バイメタル、44…可動軸、44a…取付板部、44b…突出円筒面、44c…突出係合部、46…釈放レバー、48…調整ダイヤル、48c…偏芯カム部、50…圧縮コイルばね、60…反転ばね、62…常閉接点部、64…常開接点部、66…スライダ、110…リセットボタン、120…支持片、122…引張コイルばね、130…リンク機構、132,134…リンク部材、136…引張コイルばね、142,144…リンク部材、146…支持フレーム、148…引張コイルばね、150…圧縮コイルばね
DESCRIPTION OF
Claims (8)
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JP2019503053A (en) * | 2016-01-20 | 2019-01-31 | エルエス産電株式会社Lsis Co., Ltd. | Relay device |
-
2008
- 2008-08-26 JP JP2008216957A patent/JP2010003663A/en active Pending
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JP2019503053A (en) * | 2016-01-20 | 2019-01-31 | エルエス産電株式会社Lsis Co., Ltd. | Relay device |
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