JP2010002977A - 業務システムプログラムの作成システム - Google Patents

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Yoshiko Hayashi
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麗 岩田
Shinichi Yoneyama
伸一 米山
Kinshuku Haku
錦淑 白
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【課題】雛形となるシステムプログラムを基に、必要項目を変更して作成する業務システムプログラムの作成システムで、項目の追加、変更、削除等による差異が、システムプログラム上のどの部分に関係するかを明示できるようにする。
【解決手段】雛形となるシステムプログラムは、上位から下位に向って順次呼び出される複数のクラスからなる階層構造になっており、この雛形に対して、前記必要項目の変更が行われた際、この変更前との差分に基づく変更内容が変更内容入力手段18に入力される。この変更内容を用い解析手段19は、この変更内容に対応する雛形となるシステムプログラム上の項目名及びその項目名が格納される変数名、さらにこの変数名が使用される他の変数名などの、差異に関連する項目を、前記上位クラスから順次下位クラスを呼び出して、各クラス毎に特定する。出力手段20はこの特定された関連項目、及び各クラスにおける位置の情報を出力する。
【選択図】図1

Description

本発明は、特定された業務をコンピュータにより処理する業務システムプログラムを、雛形となるシステムプログラムを基に、必要項目を変更(追加又は変更又は削除を含む)して作成する業務システムプログラムの作成システムに関する。
コンピュータプログラムを開発する場合、その生産性を向上させるために、プログラムの開発に使用する各種の情報、例えば、ソースプログラムの構成要素を、モジュールや関数単位に分割し、関数のファイルにその関数の仕様書の名称を記述して関連付け、それぞれの情報をファイルとして管理することが知られている。
すなわち、プログラム開発に利用するそれぞれの情報をファイルとして管理していた。そこで、プログラム開発に利用するソースプログラム,ツール,仕様書,開発者といった情報相互の間に必要な関連を生成し、それぞれの情報をリソースとして管理し、その関連を保持することのできるプログラム開発支援装置が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
このような背景のもと、近年、特定された業務(例えば、損害保険業務等)をコンピュータにより処理する業務システムのプログラム作成する場合、プログラム作成の生産性を高めるために、都度新規なプログラムを作成するのではなく、雛形となるプログラムを用意し、これを基に、必要項目を変更(追加又は変更又は削除を含む)して作成することが行われている。例えば、業務処理画面の項目を客先の要求などによって追加したり、変更したり、削除したりして、所望の業務処理画面を有する業務処理システムのプログラムを作成することがある。この場合、上記のような業務処理画面の項目の追加、変更、削除等がシステム全体のプログラム上のどの部分に関係するかを的確に把握する必要がある。
特開平9−212352号公報
しかしながら、上述したような業務処理のためのシステムプログラムは膨大な情報量を有するために、項目の追加、変更、削除等による差異が、システム全体のプログラム上のどの部分に関係するかを把握することは膨大な作業量を要し、困難であった。上述した従来例においても、システムを構成する部品(プログラム、仕様書、ツール等)を紐付けするにとどまっているため、上述のような詳細な管理を行うことは困難であった。
本発明の目的は、項目の変更による差異が、システムプログラム上のどの部分に関係するかを把握して明示し、その生産性を向上させることができるようにした業務システムプログラムの作成システムを提供することにある。
本発明による業務システムプログラムの作成システムは、特定された業務をコンピュータにより処理する業務システムプログラムを、雛形となるシステムプログラムを基に、必要項目を変更して作成する業務システムプログラムの作成システムであって、前記雛形となるシステムプログラムは、クラス分けされた階層構造になっており、この雛形となるシステムプログラムを前記クラス別に呼び出し可能に保持する雛形プログラム保持手段と、前記雛形となるシステムプログラムに対して、前記必要項目の変更が行われた際、この変更前との差分に基づく変更内容が入力される変更内容入力手段と、この変更内容入力手段で入力された変更内容を用い、前記雛形となるシステムプログラムを上位クラスから順次下位クラスを呼び出して、各クラス毎に前記入力された変更内容と同じ文字列の項目名、及びその項目名が格納される変数名、さらにこの変数名が使用される他の変数名などの変更に関連する項目をその位置と共に抽出し、特定する解析手段と、この解析手段で特定された変更関連項目、及びこの特定された変更関連項目の各クラスにおける前記位置の情報を少なくとも含む情報を出力する出力手段とを備えたことを特徴とする。
本発明では、前記解析手段は、前記雛形となるシステムプログラムの各項目のそれぞれについて予め試験項目が設定されているデータベースを用い、前記変更に関連する項目が特定されると、この特定された項目に対応して前記データベースに設定された試験項目を抽出する試験項目抽出手段を有し、この抽出された試験項目を差異に関する試験項目として前記出力手段から出力させてもよい。
また、本発明では、前記雛形となるシステムプログラムは前記複数のクラスからなる階層構造の複数の単位プログラムの集合体であり、前記解析手段は、前記各単位プログラムについて、その動作により、他の単位プログラムに影響を与える親子の関係がある場合、この親子の関係がそれぞれ設定されたテーブルを用い、各単位プログラムについて、その動作により他の単位プログラムに与える影響の有無を前記出力手段から出力させるようにしてもよい。
さらに、本発明では、前記解析手段は、前記各単位プログラムについて、その動作により、他の単位プログラムに影響を与える親子の関係がある場合、この親子の関係がそれぞれ設定されたテーブルを用い、前記変更に関連する項目が含まれる単位プログラムを試験する際、前記テーブルに設定された親子の関係に基づいて、他に影響を与えない子となる単位プログラムから試験を実施するように各単位プログラムの試験スケジュールを決定するようにしてもよい。
本発明によれば、項目の追加、変更、削除等による差異が、システムプログラム上のどの部分に関係するかを把握して明示することができるので、業務システム全体の改修が容易となり、その後の試験項目の把握や、そのスケジュールの作成、さらには上記差異により生じる影響の把握も可能となる。
以下、本発明の一実施の形態について図面を用いて説明する。
図1は、この実施の形態に係る業務システムプログラムの作成システムの概略構成を示している。この図1のシステムは、雛形となるシステムプログラムを用意し、これを基に、必要項目を追加又は変更又は削除して、特定された業務(例えば、損害保険業務等)をコンピュータにより処理する業務システムプログラムを作成する際に用いられる。
図1において、11は目的とする業務システムプログラムの雛形となるシステムプログラムの保持手段を表しており、画面マスタ12、項目マスタ13、関数マスタ14、及びこれらの構成情報をまとめた関連マスタ15により構成される。上記画面マスタ12には各種画面のデータが保持され、項目マスタ13にはデータベースのデータが保持され、関数マスタ14には関数と呼ばれる細かなプログラムが保持されている。システムプログラムはこれら各データの集合体であり、関連マスタ15には、これらにより雛型となるシステムプログラムを構成する際の構成情報がまとめられている。
17は目的とする業務システムプログラムを得るための解析装置で、変更内容入力手段18、解析ロジックを有する解析手段19、及び成果物の出力手段20を有する。この解析装置17は、データ入出力部及び記憶部、及び演算処理部を有するコンピュータシステムにより構成されており、保持手段11に保持された雛型となるシステムプログラムを解析する。
変更内容入力手段18は、雛形となるシステムプログラムに対して、客先要求などに基づく所望の業務システムプログラムを得るべく、必要項目の追加又は変更又は削除が行われた際、この追加又は変更又は削除(以下、これらをまとめて変更と呼ぶ)により生じる差分に基づく変更内容を入力する。この差分は、後述するように、変更前と変更後の比較により得ることができる。
解析手段19は、変更内容入力手段18で入力された変更内容に対応する、雛形となるシステムプログラム11上での項目名及びその項目名が格納される変数名、さらにこの変数名が使用される他の変数名などの、差異(変更)に関連する項目を特定する。ここで、雛形となるシステムプログラム11は、後述するように、上位から下位に向って順次呼び出されるクラス分けされた階層構造になっており、上記差異に関連する項目は、上位クラスから順次下位クラスを呼び出して、各クラス毎に特定する。
出力手段20は、解析手段19で特定された関連項目、及びこの特定された関連項目の各クラスにおける位置の情報を少なくとも含む情報を出力する。すなわち、上記特定された関連項目を列挙する変更点一覧や、変更後における試験項目、その試験スケジュール、及び変更に伴う影響関係を、成果物として出力する。
図2は解析装置17における処理のうち変更点洗い出しについて、その概要を説明するフローチャートである。
まず、図1で示した変更内容入力手段18により変更内容の入力が行われる(ステップ200)。この変更内容の入力には、業務システムの画面項目に対する変更、業務システムを実行するサーバのアプリケーションプログラム(APL)に対する変更、業務システムのデータベース(DB)項目に対する変更の3種類がある。
業務システムの画面項目に対する変更の場合、先ず、どの画面を変更したかを指定するため画面名が入力される(ステップ201)。すなわち、特定された業務の、ある画面におけるある項目を変更する場合、例えば、損害保険業務の被保険者に関する画面の配偶者に関する項目を削除した場合、上述のように、その画面名、(画面ID)が入力される。このように画面名が入力されると、この入力された画面について、項目を削除した画面ソースと、項目削除前の画面ソースとが互いに比較され(ステップ202)、それらの差分をとることにより差異が検出される(ステップ203)。この差異の検出は、変更内容入力手段18に、専用の差分検出ロジックを持たせ、事前に、画面マスタ12に保持された(データ画面ソース)用いて、変更操作に対応した新旧画面ソースを比較することにより行っておけばよい。
或いは、解析手段19に、前記差分検出ロジックを持たせ、変更内容入力手段18から変更対象の画面ID及び変更内容を入力させ、画面マスタ12から雛形の対応する画面ソースを呼び出し、変更操作に対応した新旧画面ソースの比較により差異を検出するようにしてもよい。
解析手段19は、上述のようにして得られた差異(変更内容)に関連する項目を後述する手法により特定する(ステップ204)。
業務システムを実行するサーバのアプリケーションプログラム(APL)に対する変更の場合は、変更内容入力手段18により、変更に関係する画面、アプリケーションのソース、テーブル名、及び変更項目名を入力すると(ステップ211)、解析手段19により、アプリケーションプログラムを変更することにより、その変更項目に関係するどの画面、どのソース、どのテーブル、及びどの項目に影響があるかを特定する(ステップ212)。
業務システムのデータベース項目に対する変更の場合も、変更内容入力手段18により、変更に関係するデータベース内のテーブル、変更項目名を入力すると(ステップ221)、解析手段19により、入力項目に関連する画面、ソース、及び項目が特定される(ステップ222)。
出力手段20は、解析手段19による特定(ステップ204,212,222)の結果を、変更点一覧、変更後における試験項目、その試験スケジュール、及び変更に伴う影響を、成果物として出力する(ステップ230)。
次に、解析装置17の機能の詳細を、業務システムの画面項目に対する変更の場合を例にとって説明する。図2では、画面項目の変更の場合、ステップ201において、どの画面を直したかを指定するため画面名を入力する。各画面には画面IDが付されており、この画面IDを入力することにより、その画面のソースプログラムの新旧(オリジナルと変更後の画面)がステップ202で比較される。
ここで画面とは、JSPと呼ばれるプログラム(以下、単にJSPと記す)のソースコードにより実現されるものである。したがって、ステップ202では、JSPの新旧のソースコードの文字列を比較しており、その比較結果によりステップ203において差異が検出される。
ここで、雛型となるシステムプログラムは、その開発当初よりきっちりとした命名ルールの元に構築が行われており、前述のとおり、上位から下位に向って順次呼び出されるクラス分けされた階層構造になっている。すなわち、雛型となるシステムプログラムは、表1のように、その概要欄に記載された振る舞いごとにクラスの名前が決められている。この命名ルールを利用して解析手段19のロジックが実装される。
Figure 2010002977
これら各クラスの呼び出し関係は、表1で説明したように、上位から下位に向って順次呼び出される構造となっており、これらの関係を図示すると図3で示すようになる。すなわち、ある画面(JSP)を指定すると、この画面に対してはどこのActionが呼び出されるかがプログラムに記載されており、さらに次のService,Logic,DAOについても順次どこを呼び出すかが決められている。そこで、この関係を用いて、変更部分がシステムプログラムのどこに関係しているかを調べる。すなわち、解析手段19のロジックでは、画面(JSP)上における項目の「追加」「変更」「削除」が行われた場合、これらに関連してシステムプログラムの他のクラスの対応箇所見つけ、それらを修正対象項目として特定しなければならない。このような特定をするためには、各項目が変数として、データベース(DB)項目として、どのように利用されているかの関連を把握しなければならない。この手法を、図4を用いて説明する。
前述したステップ202におけるJSPの新旧比較によりステップ203で得られた差異の項目名が「TES01」とすると、この項目名が、次のActionクラス41に入力される。解析手段19のロジックでは、この入力された項目名に対応する(同じ文字列の)項目名
Figure 2010002977
ラスからの取得の際、文字列「s」という変数名に格納される。そして、そのクラス内でも他のメソッドに利用され、最終的にBool値へ遷移している。解析手段19のロジックでは、この変数遷移の状態を、図示のように追跡し、その使用場所(位置情報)と共に特定する。この動作は、図示していないが、さらに下位のクラスであるLogic,DAOにおいても同様に行われる。
このように、解析手段19のロジックは、変更内容入力手段18で入力された変更内容を用い、この変更内容に対応する、雛形となるシステムプログラム上の項目名及びその項目名が格納される変数名、さらにこの変数名が使用される他の変数名などの、差異に関連する項目を、上位クラスから順次下位クラスを呼び出して、各クラス毎に特定する。
これらの動作は、業務システムを実行するサーバのアプリケーションプログラムに対する変更の場合、及び業務システムのデータベース項目に対する変更の場合も基本的に同じである。例えば、業務システムを実行するサーバのアプリケーションプログラムに対する変更の場合は、アプリケーションプログラムに対する変更部分、すなわち、変更に関係する画面、アプリケーションのソース、テーブル名、及び変更項目名を変更内容入力手段18により入力すると、解析手段19のロジックは、その変更項目に関係するどの画面、どのソース、どのテーブル、及びどの項目に影響があるかを、前述と同様の手法により特定する。
業務システムのデータベース項目に対する変更の場合も、変更内容入力手段18により、変更に関係するデータベース内のテーブル、変更項目名を入力すると、解析手段19のロジックは、入力項目に関連する画面、ソース、及び項目を、やはり前述と同様の手法により特定する。
出力手段20は、上述のようにして特定された変更(差異)に関連する項目、及びこの特定された関連項目の各クラスにおける位置の情報を少なくとも含む情報を出力する。図5は、特定された変更に関連する項目を一覧表の形で出力した場合の出力例を示している。図5の出力例では、番号(NO)の欄、クラス名の欄(どのクラスかを表す)、メソッド名の欄(クラスの中の関数の名前を記す)、行数の欄(どの場所に存在するかを表す位置情報)、変数名の欄、コードの欄が設けられている。例えば、図4のServiceクラスを例にとると、NO.1はクラス名が「AppSerchService」、メソッド名が「CommonViewDateSet executeService」であり、行数(位置情報)は「3行目」であり、変数名は「s」、
Figure 2010002977
以下、同様にして、特定された変更(差異)に関連するすべての項目、及びこの特定された関連項目の各クラスにおける位置の情報が一覧の形で出力される。したがって、変更項目入力に対して、膨大なデータ量の雛形となるシステムプログラムの、変更に関連する項目が何であり、それがどこに存在するかを把握することができ、雛型のシステムプログラムを改修して、所望とする業務システムプログラムを容易に作成することができる。
次に、雛型のシステムプログラムの変更を行った場合の変更後の試験項目を出力することについて説明する。雛型のシステムプログラムは、既に作られたものであり、その各部についてはそれぞれ試験が行われているので、どの項目について、どのような試験を行い、どのような結果が得られるかが、事前に把握されている。例えば、画面の場合を例にとって説明すると、図6に示すように、画面001には、項目A,B,Cがあり、これらの項目に対しては、試験仕様書により実施すべき試験の内容が設定されている。
図6の例では、画面001の項目Aについては、試験仕様書61のNo.1,2,3の試験を行い、同画面の項目Bについては、試験仕様書61のNo.4,5,6の試験を行い、・・・、というように画面001の各項目A,B,C,・・・についてそれぞれ試験内容が対応付けられている。したがって、変更に関連する項目が特定されれば、その項目に対してどのような試験を行うべきかを把握することができる。そこで、雛型のシステムプログラム11側に図7で示すようなデータベース71を設けておけば、分析手段19は、このデータベース71を用いて特定された変更に関連する項目に対応する試験項目を抽出して出力することができる。
図7のデータベース71では、例えば、「画面名」、「画面ID」、「項目名」、「試験項目の内容」、「結果」が設定されている。図6の例に対応させてみると、「画面名」については損害保険業務画面の場合は、例えば「対物算出」等、「画面ID」については001,002,003,・・・等、「項目名」についてはA,B,C、・・・等、「試験項目の内容」についてはNo.1の「1」を入力、No.2の「0」を入力、・・・等、「結果」については「エラーが出ないこと」、「エラーを出力すること」、・・・等がそれぞれ設定されている。したがって、特定された変更に関連する項目が、例えば、画面001の項目Aであれば、図6の関係から試験項目No.1,2,3が抽出され、出力される。
上記説明は画面の項目変更の場合について行ったが、もちろん画面以外についても同じであり、各項目について予め試験項目を設定しておくことにより、変更に関連する項目が特定されれば、その項目に対応した試験項目を抽出して出力することができる。
したがって、雛型のシステムプログラムを変更した場合、この変更に関連してどのような試験を、どれだけ行わなければならないかを把握することができ、作業性が向上する。
次に、雛形となるシステムプログラム11を構成する、複数の単位プログラム相互間の影響度、及びそれに基づく試験スケジュールの決定について説明する。
雛形となるシステムプログラム11は、複数の単位プログラムによって構成されている。これら各単位プログラムはそれぞれクラス分けされた階層構造であり、これらの集合体である雛型のシステムプログラムも、前述のようにクラス分けされた階層構造となる。例えば、雛型となるシステムは複数の画面を持っている。実際の業務システムでは画面の数は数百に及ぶことがあるが、ここでは図8で示すように3つの画面001,002,003を持っているものとする。これらの画面は、それぞれ単位プログラムを有し、対応する単位プログラムにより駆動される。
ここで、図8の例では、画面(単位プログラム)001が動作すると、他の画面(単位プログラム)002,003にそれぞれ影響を与える親子の関係があるものとする。このような場合、試験の順序としては、他に影響を与えない子の画面(単位プログラム)002,003を先に試験し、最後に親の画面画面(単位プログラム)001を試験するようにスケジュールを設定する必要がある。そこで、雛型のシステムプログラム側に、図9で示すような、各画面(単位プログラム)001,002,003について親子関係(影響の有無)を表すテーブルを設定しておく。
解析手段19は、各画面(単位プログラム)001,002,003について、その動作が他に与える影響度を出力する場合は、このテーブル91に設定された親子関係(影響の有無)に基づいて、画面(単位プログラム)001,002,003毎に、他に与える影響の有無を出力する。
また、試験スケジュールを決定する場合は、解析手段19は、先ず、前述した変更に関連して試験対象となる項目が、各画面(単位プログラム)001,002,003に存在するかを調べ、試験対象画面(単位プログラム)を特定する。そして、特定された試験対象画面(単位プログラム)について、それらの試験スケジュール(試験の順番)を決定する。例えば、画面(単位プログラム)001,002,003が試験対象画面(単位プログラム)と特定された場合は、試験スケジュール結果92は、画面(単位プログラム)002,003,001の順番となる。
このように、各単位プログラムについて、自単位プログラムの動作により、他の単位プログラムに与える影響をそれぞれ設定しておくことにより、各単位プログラムについて、その動作により他の単位プログラムに与える影響を特定して出力することができる。また、この特定された影響により、変更項目が含まれ、試験対象となる単位プログラムを試験する際、設定された影響関係に基づいて、他に影響を与えない単位プログラムから試験を実施するように各単位プログラムの試験スケジュールを決定することができ、適切な試験スケジュールを決定することができる。
本発明による業務システムプログラムの作成システムの一実施の形態を示す概略構成図である。 上記一実施の形態で用いられる解析装置における変更点洗い出し動作の概要を説明するフローチャートである。 上記一実施の形態で用いられる雛型となるシステムプログラムの各クラスの呼び出し関係説明する図である。 上記一実施の形態で用いられる解析手段の差異に関連する項目を特定する機能を説明する図である。 上記一実施の形態における差異に関連する項目を特定した結果の出力例を示す図である。 上記一実施の形態における変更部分に対する試験項目との関係を説明する図である。 上記一実施の形態における変更部分に対する試験項目を抽出するためのデータベースの例を示す図である 上記一実施の形態における単位プログラム相互の影響関係を説明する図である。 上記影響関係に基づく試験スケジュールの決定過程を説明する図である。
符号の説明
11 雛形となるシステムプログラムの保持手段
17 解析装置
18 変更内容入力手段
19 解析手段
20 出力手段

Claims (4)

  1. 特定された業務をコンピュータにより処理する業務システムプログラムを、雛形となるシステムプログラムを基に、必要項目を変更して作成する業務システムプログラムの作成システムであって、
    前記雛形となるシステムプログラムは、クラス分けされた階層構造になっており、この雛形となるシステムプログラムを前記クラス別に呼び出し可能に保持する雛形プログラム保持手段と、
    前記雛形となるシステムプログラムに対して、前記必要項目の変更が行われた際、この変更前との差分に基づく変更内容が入力される変更内容入力手段と、
    この変更内容入力手段で入力された変更内容を用い、前記雛形となるシステムプログラムを上位クラスから順次下位クラスを呼び出して、各クラス毎に、前記入力された変更内容と同じ文字列の項目名、及びその項目名が格納される変数名、さらにこの変数名が使用される他の変数名などの、変更に関連する項目をその位置と共に抽出し、特定する解析手段と、
    この解析手段で特定された変更関連項目、及びこの特定された変更関連項目の各クラスにおける前記位置の情報を少なくとも含む情報を出力する出力手段と
    を備えたことを特徴とする業務システムプログラムの作成システム。
  2. 前記解析手段は、前記雛形となるシステムプログラムの各項目のそれぞれについて予め試験項目が設定されているデータベースを用い、前記変更に関連する項目が特定されると、この特定された項目に対応して前記データベースに設定された試験項目を抽出する試験項目抽出手段を有し、この抽出された試験項目を差異に関する試験項目として前記出力手段から出力させることを特徴とする請求項1に記載の業務システムプログラムの作成システム。
  3. 前記雛形となるシステムプログラムは前記複数のクラスからなる階層構造の複数の単位プログラムの集合体であり、
    前記解析手段は、前記各単位プログラムについて、その動作により、他の単位プログラムに影響を与える親子の関係がある場合、この親子の関係がそれぞれ設定されたテーブルを用い、各単位プログラムについて、その動作により他の単位プログラムに与える影響の有無を前記出力手段から出力させることを特徴とする請求項1に記載の業務システムプログラムの作成システム。
  4. 前記雛形となるシステムプログラムは前記複数のクラスからなる階層構造の複数の単位プログラムからなり、
    前記解析手段は、前記各単位プログラムについて、その動作により、他の単位プログラムに影響を与える親子の関係がある場合、この親子の関係がそれぞれ設定されたテーブルを用い、前記変更に関連する項目が含まれる単位プログラムを試験する際、前記テーブルに設定された親子の関係に基づいて、他に影響を与えない子となる単位プログラムから試験を実施するように各単位プログラムの試験スケジュールを決定することを特徴とする請求項2に記載の業務システムプログラムの作成システム。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2014015023A1 (en) * 2012-07-17 2014-01-23 Winshuttle, Llc Bulk business workflow systems and methods
JP2017174469A (ja) * 2017-07-03 2017-09-28 株式会社大和総研 サイト提供システムおよびその構築支援システム、並びにプログラム

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