JP2009544261A - ソフト決定に基づく相互無線アクセス技術ハンドオーバー始動のための方法及び装置 - Google Patents

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Abstract

ソフト決定実践過程を組込む相互無線アクセス技術(RAT)ハンドオーバーに関する方法、装置、プロセッサー及びコンピューター可読媒体を提供する。設定可能関数を実施することにより、ソフト決定実践はハンドオーバー測定値限界が所定の受容範囲に収まり、そして全体のハンドオーバー測定値が相互RATハンドオーバーに関して最終決定を行うのに使用が可能になる。このように、今述べた形態はより柔軟なハンドオーバー決定実践及びネットワーク無線資源のより良い利用を提供する。さらに、いくつかの場合では、今述べた形態はハンドオーバー測定値を提供し、それによってネットワーク管理者が選択されたハンドオーバー測定値に多少重点を置き、従ってハンドオーバー過程をより良く管理することを可能にする。
【選択図】 図12

Description

本発明は一般的にモバイル電気通信システムにおいてネットワーク・ハンドオーバーを実行するための方法、装置、コンピューター可読媒体及びプロセッサーに関係し、特に、汎用モバイル電気通信サービス(Universal Mobile Telecommunications Service:UMTS)システムからグローバル・モバイル通信システム(Global System for Mobile communications:GSM)への相互無線アクセス技術ハンドオーバーを実行するための方法、デバイス及びコンピューター・プログラム製品に関係する。
GSM(グローバル・モバイル通信システム)はヨーロッパ及び他の地域で利用されるディジタル携帯電話システムである。GSMはTDMA(時分割多元アクセス(Time Division Multiple Access))の変形であり、それはCDMA(符号分割多元アクセス(Code Division Multiple Access))と共に、現在最も使用されている三つの主要なディジタル高周波(無線)電話技術である。GSMはデータをディジタル化し、且つ圧縮し、そしてそれを他の二つのユーザー・データのストリームと共に、それ自身の時間スロットにおいてチャネルに送り出す。
UMTS(汎用モバイル電気通信サービス)は毎秒最大2メガビットのデータ速度でのテキスト、ディジタル化音声、ビデオ、及びマルチメディアの第三世代(3G)広帯域パケット伝送である。GSM通信規格に基づいて、UMTSは様々な地域において現在使用されつつある。一旦、UMTSが地理的に十分に利用可能であれば、ユーザーは地上無線及び衛星伝送の組合せによってアクセスできるであろう。しかしながら、UMTSが十分に実施されるまでは、ユーザーはUMTSがまだ利用可能ではない現在利用可能な技術(例えば、GSM 900及び1800)に切換えるマルチモード・デバイスを利用する。
おそらく多年にわたって、第二世代セルラー・システム(即ち、GSM/GPRS)から第三世代モバイル電話通信システム(即ち、UMTS)への技術推移が少しづつ行われるので問題が発生する。従って、当分の間、多くのネットワーク技術者はGSM/GPRSとUMTSの両方において働くモバイル端末をユーザーに提供する必要性を感じる。従って、GSM/GPRSと同様にUMTSに対応する二重モード・ユーザー装置または二重モード・モバイル端末が開発された。さらに、多くのモバイル端末ユーザーは一つの地域から別の地域に移動し、そこでは異なる無線アクセス技術が適用されるので、多モードのモバイル端末が必要である。このように、UMTSはまだ完全に開発されないとしても、モバイル加入者は必要ならいつでもUMTSとGSM/GPRSの両方に対応する二重モード・モバイル端末を使用することによる多重サービスを提供される。従って、UMTSユーザーに提供された通信区域がない地域に移動したとき、既存のネットワーク、例えば、GSM900またはGSM1800上で呼出しが設定される。
その上、二重モード・モバイル端末は呼出しの間にユーザーをUMTSとGSMの間で切換えるようにする。UMTSサービスが地域で利用可能でなければ、もしくはサービスが不十分になるほどその信号が劣化していれば、そのような切換えが要求される。呼出しモードの間におけるネットワーク・サービスのそのような切換えは相互無線アクセス技術ハンドオーバーと呼ばれ、即ち、既存のGSM/GPRSまたはUMTS接続を維持しながら新しいRATネットワークにチャネルを切換える。
これまで、モバイル端末がUMTSサービスからGSMへの呼出しにおいてハンドオーバーするかどうかを決定するために使用する決定過程は「ハード」限界または「ハード」閾値を満たす一以上の監視無線測定値に基づいていた。監視無線測定値はハンドオーバーを始動するか、あるいはハンドオーバーを始動しないかであるので、用語「ハード」限界または閾値が利用される。例えば、呼出しの間に、モバイル端末はハンドオーバーに利用可能なGSMサービスの状態と同様に既存のUMTSサービスの状態を監視する。特に、UMTSサービスについて、モバイル端末は受信信号符号電力(Received Signal Code Power:RSCP)の形式で信号電力、そして/または信号対干渉比(Ec/No)の形式で干渉といった無線測定を監視する。GSMサービスについて、モバイル端末は受信信号強度指標(Received Signal Strength Indication:RSSI)の形式で信号強度を監視する。
一般に、一つの閾値が各監視無線測定値について設定され、そしてGSMサービスへの呼出しをハンドオーバーするかどうかの決定は一つまたはいくつかの閾値の組合せが満たされるかどうかに基づく。例えば、現在のハンドオーバー始動決定実施において、UMTS測定値の一つまたはある組合せ(実施に依存する)がそれらのそれぞれの閾値以下になるならば(それはUMTSサービスが所定の限界以下に劣化したことを示す)、そしてGSM測定がそれぞれの閾値以上であれば(それはGSMサービスが受入れ可能な信号強度レベルに現在あることを示す)、ハンドオーバーの始動が発生する。しかしながら、 一つまたは両方のUMTS測定値がそれらのそれぞれの閾値以上であるならば、もしくはGSM測定値がそれぞれの閾値以下であるならば、モバイル端末は現在のサービスの状態が十分であり、そしてハンドオーバーが始動されないことを決定する。
この所謂ハード決定実践(decision-making)は決定過程において限られた柔軟性を提供するだけである。例えば、UMTS測定値は閾値以下にほぼ低下し、一方、GSM測定は閾値をかなり上回り、それは強いGSM信号強度を示すであろう。しかしながら、この例では、現在の決定手法の下で、モバイル端末はUMTSサービスに留まるであろう、なぜならUMTSサービス品質がハード閾値限界以下にならなかったからである。同様に、例えば、UMTS測定値はそれらのそれぞれの閾値以下にかなり低下し、貧弱なサービス品質を示すが、一方、GSM測定値は僅かに閾値を下回る。この例では、現在の決定実践手法の下で、モバイル端末はUMTSサービスに留まるであろう、なぜならGSMサービスがそれぞれの限界を僅かに下回っているからである。GSMサービスは許容のレベルを満たすのに僅か不足するのでUMTSサービスが許容しがたいレベルに劣化していたとしてもハンドオーバーが発生しないということ、或いはGSMサービスがハンドオーバーを実行するために必要な品質のレベルより著しく上にあるとしてもUMTSサービスが必要な品質レベルより僅か上にあり、且つハンドオーバーが発生しないということにおいて、これらのハード決定手法の柔軟性のないことは明白である。この形式の「許可/不許可」("go/"no go")決定実践は最適化を保証するのにネットワーク資源の利用を適切に扱わない。
従って、一以上のソフト決定に頼る、そうでなければファジー論理と呼ばれるハンドオーバー決定実践過程を開発する必要がある。ソフト決定は全てのハンドオーバー測定がハンドオーバー決定を行う際相互に比較して考察されることを可能にするであろう。ソフト決定実践過程は決定過程のネットワーク管理に関してより柔軟であり、そしてネットワーク資源の使用のより良い最適化を提供するハンドオーバー始動手法をもたらす。
このように、本形態は汎用モバイル電気通信サービスシステム(UMTS)ネットワークからグローバル・モバイル通信システム(GSM)ネットワークへの相互無線アクセス技術ハンドオーバー始動のための方法、デバイス、システム及びコンピューター・プログラム製品を定義する。ソフト決定に基づくハンドオーバー実施は「ハード」閾値に対照して、「ソフト」閾値を持つハンドオーバー始動決定過程において使用される測定値を提供する。「ソフト」閾値は各測定値が設定可能関数によって定義された設定可能な範囲内に収まり、そして複合測定値がハンドオーバーの始動を決定するための基準となることを可能にする。その上、加重(weighting)手法が無線測定値の加重を行うために適用される。測定値の加重はネットワーク管理者が始動決定過程において或る測定値により多くの重点を置くことを可能にする。或る測定値を加重することによって、ネットワーク管理者はネットワーク要素に基づいてUMTSからGSMへのハンドオーバーを急がせるか、または遅らせるかを選択する。「ソフト」決定に基づくハンドオーバー始動決定実践を提供することによって、より柔軟な決定実践がもたらされ、そしてネットワーク資源のより良い全体利用が実現される。
一つの形態では、通信デバイスにおいて汎用モバイル電気通信サービス(UMTS)からモバイル無線アクセスグローバル・システム(GSM)へのハンドオーバーを始動するための方法が定義される。その方法は少なくとも一つのUMTSハンドオーバー測定値及び少なくとも一つのGSMハンドオーバー測定値を取得することを含む。この点に関して、取得することはネットワーク・デバイスから測定値を受取ること、もしくは通信デバイスにおいて測定値を決定することを含む。UMTSハンドオーバー測定値は受信信号符号電力(RSCP)といった信号強度、及び帯域中の電力(No)で除算したチップ当たりのエネルギー(Ec)といった信号対干渉比を含む。GSMハンドオーバー測定値は受信信号強度指標(RSSI)といった信号強度を含む。一旦、ハンドオーバー測定値が取得されると、それぞれの設定可能関数はそれぞれのUMTS及びGSM着火強度値を定義するために各UMTS及びGSMハンドオーバー測定値に適用される。それぞれの各設定可能関数は最小UMTS及びGSM着火強度値及び最大UMTS及びGSM着火強度値といった、第一のUMTS及びGSM着火強度値と第二のUMTS及びGSM着火強度値との間のそれぞれのUMTS及びGSM着火強度値を生成する働きをする。従って、UMTS及びGSM着火強度値はソフト決定実践を行う。一旦、UMTS及びGSM着火強度値が決定されていると、ハンドオーバー値は各UMTS着火強度値及びGSM着火強度値を使用して決定され、そしてハンドオーバー値は設定可能ハンドオーバー閾値と比較される。ハンドオーバー値が設定可能ハンドオーバー値を満たすように決定されるならば、ハンドオーバー信号が生成される。生成されたハンドオーバー信号は無線ネットワーク制御器(Radio Network Controller:RNC)といったネットワーク・デバイスに通信される。
ハンドオーバーを始動する方法のさらなる形態は、ハンドオーバー値の決定が各加重UMTS着火強度値及び各加重GSM着火強度値を使用するように、それぞれの各UMTS及びGSM着火強度値に割当てられた設定可能加重値の適用を含む。その方法が加重値の適用を行わないないならば、着火強度の加重はそれぞれの設定可能関数において説明される。着火強度値はネットワーク管理者がハンドオーバー測定値に優先順位をつけ、そしてハンドオーバー過程に対するより良い制御を行うことを可能にする。
代わりの方法は少なくとも一つのUMTSハンドオーバー測定値及び少なくとも一つのGSM測定値を取得するための第一の命令(instructions)の集合からなる、そこに記憶された命令を含むコンピューター可読媒体によって定義される。コンピューター可読媒体は、各測定値についてUMTS及びGSM着火強度値を定義するために、それぞれの設定可能関数を各UMTSハンドオーバー測定値に適用するための第二の命令の集合、及びそれぞれの設定可能関数をGSMハンドオーバー測定値に適用するための第三の命令の集合をさらに含む。それぞれの各設定可能関数は最小UMTS及びGSM着火強度値及び最大UMTS及びGSM着火強度値といった、第一のUMTS及びGSM着火強度値と第二のUMTS及びGSM着火強度値との間でそれぞれのUMTS及びGSM着火強度値を生成する働きをする。コンピューター可読媒体はそれぞれの各UMTS及びGSM着火強度値を使用してハンドオーバー値を決定するための第四の命令の集合をさらに含む。コンピューター可読媒体はまたハンドオーバー値を設定可能ハンドオーバー閾値と比較するための第五の命令の集合を含む。その上、コンピューター可読媒体はハンドオーバー値がハンドオーバー閾値を満たすならば、ハンドオーバー信号を生成するための第六の命令の集合を含む。いくつかの形態では、ハンドオーバー信号は続いてハンドオーバー過程を完了するのに関与するネットワーク実体に通信される。
なお別の代わりの形態は通信デバイスにおいて実施され、そして特定の動作を実行するように構成された少なくとも一つのプロセッサー・デバイスによって定義される。その動作は少なくとも一つのUMTS測定値及び少なくとも一つのGSM測定値を取得すること、及び各測定値についてUMTS及びGSM着火強度値を定義するために各UMTS及びGSMハンドオーバー測定値にそれぞれの設定可能関数を適用することを含む。それぞれの各設定可能関数は最小UMTS及びGSM着火強度値及び最大UMTS及びGSM着火強度値といった、第一のUMTS及びGSM着火強度値と第二のUMTS及びGSM着火強度値との間でそれぞれのUMTS及びGSM着火強度値を生成する働きをする。それぞれの各UMTS及びGSM着火強度値はハンドオーバー値を決定するために使用され、そしてハンドオーバー値は設定可能ハンドオーバー閾値と比較される。ハンドオーバー値がハンドオーバー閾値を満たすならば、ハンドオーバー信号が生成され、そして続いてハンドオーバー過程を完了するのに関与するネットワーク実体に通信される。
さらなる形態は通信デバイスによって定義される。通信デバイスは処理エンジン及びメモリー・ユニットを含むコンピューター・プラットホームを含む。そのデバイスはさらにメモリー・ユニットに記憶され、且つ処理エンジンによって実行可能な無線アクセス技術(RAT)ハンドオーバー・モジュールを含む。RATハンドオーバー・モジュールは少なくとも一つのUMTSハンドオーバー測定値及び少なくとも一つのGSMハンドオーバー測定値を取得する働きをする。その上、RATハンドオーバー・モジュールはまたそれぞれのUMTS着火強度値及びGSM着火強度値を定義するためにそれぞれの設定可能関数を各UMTS及びGSMハンドオーバー測定値に適用する働きをするUMTS及びGSM着火強度論理を含む。それぞれの各設定可能関数は最小UMTS及びGSM着火強度値及び最大UMTS及びGSM着火強度値といった、第一のUMTS及びGSM着火強度値と第二のUMTS及びGSM着火強度値との間でそれぞれのUMTS及びGSM着火強度値を生成する働きをする。RATハンドオーバー・モジュールはまた各UMTS着火強度値及び各GSM着火強度値を使用してハンドオーバー値を決定する働きをするハンドオーバー値論理を含む。そのモジュールはハンドオーバー値を設定可能ハンドオーバー閾値と比較する働きをするハンドオーバー閾値比較論理を含む。
RATハンドオーバー・モジュールは設定可能加重値をそれぞれの各着火強度値に適用する働きをする加重論理を含み、そして加重論理が実施されれば、ハンドオーバー値論理はハンドオーバー値を決定するために各加重UMTS着火強度値及び各加重GSM着火強度値を使用する。同じく、RATハンドオーバー・モジュールはハンドオーバー値が設定可能ハンドオーバー閾値を満たすならば、ハンドオーバー信号を生成する働きをするハンドオーバー信号発生器を随意に含む。
なお別の形態は少なくとも一つのUMTSハンドオーバー測定値及び少なくとも一つのGSMハンドオーバー測定値を取得するための手段、及び各UMTS及びGSM測定値についてそれぞれのUMTS及びGSM着火強度値を定義するためにそれぞれの設定可能関数を各UMTS及びGSMハンドオーバー測定値に適用するための手段を含む通信デバイスによって提供される。UMTS及びGSM着火強度値は第一のUMTS着火強度値と第二のUMTS着火強度値との間にある。そのデバイスはまた各UMTS着火強度値及び各GSM着火強度値を使用してハンドオーバー値を決定するための手段、ハンドオーバー値を設定可能ハンドオーバー閾値と比較するための手段;及びハンドオーバー値が設定可能ハンドオーバー閾値を満たすならば、ハンドオーバー信号を生成するための手段を含む。
さらなる形態はネットワーク・デバイスにおいて汎用モバイル電気通信サービス(UMTS)システムからグローバル・モバイル・システム(GSM)への無線アクセス技術ハンドオーバーを構成するための方法によって定義される。その方法は一以上のUMTSハンドオーバー測定値の各々及び一以上のGSMハンドオーバー測定値の各々の一組の関数閾値を提供すること、選択された関数閾値を含む測定制御メッセージ(MCM)を生成すること、及びMCMを通信デバイスに通信することを含む。選択された関数閾値の集合は各UMTSハンドオーバー測定値及び各GSMハンドオーバー測定値について設定可能関数へ適用のための働きをする。その上、その方法は一以上のUMTSハンドオーバー測定値の各々及び一以上のGSMハンドオーバー測定値の各々に関する加重値を提供すること、及びMCM中の加重値の包含を随意に含む。加重値はそれぞれの設定可能関数をUMTSハンドオーバー測定値及びGSMハンドオーバー測定値の各々に適用することによって生じるそれぞれのUMTS及びGSM着火強度値に適用される。
関連の形態は一以上のUMTSハンドオーバー測定値の各々及びGSMハンドオーバー測定値の各々について一組の関数閾値を提供するための第一の命令の集合を含み、その上に記憶された命令を含むコンピューター可読媒体によって定義される。コンピューター可読媒体はさらに選択された関数閾値を含む測定制御メッセージ(MCM)を生成するための第二の命令の集合を含む。その上、コンピューター可読媒体はMCMを通信デバイスに通信するための第三の命令の集合を含み、そこでは選択された関数閾値の集合は各UMTSハンドオーバー測定値及び各GSMハンドオーバー測定値について各設定可能関数へ適用のための働きをする。
さらなる関連の形態は少なくとも一つのプロセッサー・デバイスによって定義され、ネットワーク・デバイスにおいて実施される。一つのプロセッサー・デバイスは一以上のUMTSハンドオーバー測定値の各々及びGSMハンドオーバー測定値の各々について一組の関数閾値を提供する動作を実行するように構成され、選択された関数閾値を含む測定制御メッセージ(MCM)を生成し、そしてMCMを通信デバイスに通信する。選択された関数閾値の集合は各UMTSハンドオーバー測定値及び各GSMハンドオーバー測定値についてそれぞれの設定可能関数へ適用のための働きをする。
なお別の形態では、処理エンジン及びメモリー・ユニットを含むコンピューター・プラットホームを含むネットワーク・デバイスが定義される。ネットワーク・デバイスはさらにメモリー・ユニットに記憶され、且つ処理エンジンによって実行可能な無線アクセス技術(RAT)ハンドオーバー・モジュールを含む。RATハンドオーバー・モジュールは一以上のUMTSハンドオーバー測定値の各々及びGSMハンドオーバー測定値の各々について一組の関数閾値を提供するための働きをする関数閾値選択器、及び関数閾値を含む測定制御メッセージ(MCM)を生成するための働きをする測定制御メッセージ(MCM)発生器を含む。ネットワーク・デバイスはさらにMCMを通信デバイスに通信するための働きをする通信モジュールを含む。RATハンドオーバー・モジュールは一以上のUMTSハンドオーバー測定値の各々及びGSMハンドオーバー測定値の各々について加重値を提供するための動作をする加重値選択器を含み、そしてそのような形態で、MCM発生器はさらにメッセージ中に加重値を含めるための動作をする。
なお別の形態は一以上のUMTSハンドオーバー測定値の各々及びGSMハンドオーバー測定値の各々について一組の関数閾値を提供するための手段、選択された関数閾値を含む測定制御メッセージ(MCM)を生成するための手段及びMCMを通信デバイスに通信するための手段を含むネットワーク・デバイスによって提供される。選択された関数閾値の集合は各UMTSハンドオーバー測定値及び各GSMハンドオーバー測定値についてそれぞれの設定可能関数に適用される。
そのように、本形態はソフト決定実践過程を組込んだ相互RATハンドオーバーのための方法及びデバイスを提供する。設定可能関数を実施することによって、ソフト決定実践はハンドオーバー測定値限界が所定の許容域の中の入るように、そしてハンドオーバー測定値の全体がハンドオーバーに関して最終決定に使用されることを可能にする。このように、今述べた形態はより柔軟なハンドオーバー決定実践及びネットワーク無線資源のより良い利用を提供する。ハンドオーバー測定値の加重を提供することによって、ネットワーク管理者は選択されたハンドオーバー測定値に多少の重点を置き、そして従って、ハンドオーバー過程をより良く管理する能力を提供される。
一つの形態により、通信デバイス上でソフト決定に基づく相互RATハンドオーバーを提供するためのシステムの概要図である。 一つの形態により、通信デバイス上でソフト決定に基づく相互RATハンドオーバー・モジュールのブロック図をである。 一つの形態により、ネットワーク・デバイスにおいてソフト決定に基づく相互RATハンドオーバーを設定するための相互RATハンドオーバー設定モジュールのブロック図をである。 一つの形態により、ソフト決定に基づく相互RATハンドオーバー始動を提供する働きをする無線通信デバイスのブロック図をである。 一つの形態による、追加詳細を含む図2の相互RATハンドオーバー・モジュールの詳細なブロック図である。 一つの形態により、ソフト決定に基づく相互RATハンドオーバーを設定する働きをするネットワーク・デバイスのブロック図である。 一つの形態による、図3の相互RATハンドオーバーを設定モジュールの詳細なブロック図である。 一つの形態による、ソフト決定に基づく相互RATハンドオーバーのための方法を表すブロック図である。 一つの形態により、ネットワーク・デバイスにおいてソフト決定に基づくハンドオーバー測定値を設定する方法のフローチャートである。 一つの形態による、汎用モバイル電気通信システム(UMTS)及びグローバル・モバイル通信システム(GSM)を含む通信ネットワークの概要図である。 なお別の形態による、通信デバイスにおけるソフト決定に基づく相互RATハンドオーバーのための方法のフローチャートである。 ソフト決定に基づく相互RATハンドオーバーを設定するための方法のフローチャートである。
本デバイス、装置、方法、コンピューター可読媒体及びプロセッサーはこれ以降発明の形態が示される付随の図面を参照してさらに十分に説明される。しかしながら、デバイス、装置、方法、コンピューター可読媒体及びプロセッサーは多くの異なる形で具現化され、そしてここに示された形態に限定されたように解釈されるべきでない;むしろ、これらの形態はこの開示が完璧、且つ完全になるために提供され、そして当業者に発明の範囲を十分に伝えるであろう。全体を通して同じ数字は同じ要素を参照する。
一つの形態に従って、図1は通信デバイスにおいてソフト決定に基づく相互無線アクセス技術(RAT)ハンドオーバー始動を提供するためのシステムの概要図表現を提供する。システム10は汎用モバイル電気通信システム(UMTS)16のアクセス部分に位置する無線ネットワーク制御器(RNC)のような通信デバイス12及びネットワーク・デバイス14を含む。この場合には、UMTS 16は通信呼出しが初めに接続される発信(originating)システムである。さらに、UMTS 16はグローバル・モバイル通信システム(GSM)18と通信中であり、それは現在のソフト決定に基づく相互RATハンドオーバー形態の結果として、その呼出しが移送される、即ち、ハンドオーバーされるネットワークである。
通信デバイス12はメモリー・ユニット22と通信する処理エンジン20を含む。メモリー・ユニットは処理エンジン20によって実行可能で、且つハンドオーバー始動が現在のUMTSシステム16とハンドオーバーGSMシステム18との間で発生するかどうかを決定する働きをする相互RATハンドオーバー・モジュール24を含む。
図2を参照すると、相互RATハンドオーバー・モジュール24の形態のブロック図が示される。相互RATハンドオーバー・モジュール24は一以上のUMTSハンドオーバー測定値及び一以上のGSMネットワーク測定値を取得するための働きをするハンドオーバー測定モジュール26を含む。一つの形態では、ハンドオーバー測定モジュール26は受信信号強度符号電力(RSCP)のようなUMTS信号電力測定値、帯域内の電力密度で除算したチップ当たりエネルギー(Ec/No)のようなUMTS信号対干渉比測定値、及び受信信号強度指標(RSSI)のようなGSM信号強度を含む。ハンドオーバー測定値としてRSCP、Ec/No及びRSSIの使用は相互RAT測定と題する標準無線資源プロトコル仕様(standard Radio Resource Protocol Specification)15.331、節14.3に従うことに注意すべきである。無線資源プロトコル仕様15.331はここに十分に示されるように引用によりここに組込まれている。ハンドオーバー測定モジュール26はUMTS信号強度及びUMTS信号対干渉比の内部監視といった通信デバイス内の無線状態を監視することによって測定値を取得し、または測定値はGSM信号強度測定を含む外部通信のような外部通信によって取得される。
相互RATハンドオーバー・モジュール24はまた所与の測定値についてそれぞれの着火強度を定義するためにそれぞれの設定可能関数30を各ハンドオーバー測定に適用する働きをする着火強度論理 28を含む。各設定可能関数30はそれぞれの着火強度値を生成する働きをし、それは各測定のための最小及び/または最大閾値を設定するハンドオーバー測定閾値によって定義された第一の着火強度値及び/または第二の着火強度値の間にある。いくつかの形態では、上方及び/または下方閾値がネットワーク管理者等によって動的に設定可能である。例えば、いくつかの形態では、ネットワーク・デバイス14から通信デバイス12へ通信される相互RAT測定制御メッセージ(MCM)32は一以上のハンドオーバー測定値について、設定可能関数、及び上方及び/または下方閾値を含む。
相互RATハンドオーバー・モジュール24はまた決定された各々の着火強度値を使用してハンドオーバー値35を決定するための働きをするハンドオーバー値論理34を含む。ハンドオーバー値論理34はハンドオーバー値を生成するために一般的に所定の複合関数37、例えば、各々の着火強度値を合計することのような数学的な計算を実施することによってハンドオーバー値35を決定する。しかしながら、ハンドオーバー決定に使用するハンドオーバー値を生成するためそれぞれの決定された各着火強度値を適用するために他の方法が利用されることを注目すべきである。
相互RATハンドオーバー・モジュール24はまたハンドオーバー値35をハンドオーバー閾値39と比較するためのハンドオーバー閾値比較論理36を含む。相互RATハンドオーバー・モジュール24はハンドオーバー値35がハンドオーバー閾値39を満たすならば、UMTSからGSMへのハンドオーバー過程が始動されるように構成される。
再び図1を参照すると、ネットワーク・デバイス14はメモリー・ユニット42と通信している処理エンジン40を含む。メモリー・ユニット42は処理エンジン40によって実行可能で、且つ通信デバイス12において実行可能な相互RATハンドオーバー・モジュール24の動的設定を行う働きをする相互RATハンドオーバー設定モジュール44を含む。
図3を参照すると、相互RATハンドオーバー設定モジュール44の形態のブロック図描写が提供されている。相互RATハンドオーバー設定モジュール44はネットワーク管理者またはRNC作業者(operator)に各監視ハンドオーバー測定値について設定可能関数(それはそれぞれの測定着火強度を決定するために使用される上方及び/または下方関数閾値48を含む)を定義する、且つ/または選択する能力を提供する働きをする関数閾値選択器46を含む。その上、いくつかの形態では、相互RATハンドオーバー設定モジュール44は作業者が所定の複合関数37、及び/またはハンドオーバー閾値39を設定することを可能にする働きをする。設定モジュール44はまた上方及び下方関数閾値48を含めて、選択された設定可能関数を含むMCM32を生成するための働きをする相互RAT測定制御メッセージ(MCM)発生器50を含み、そしてそれはさらに所定の結合関数37、及び/またはハンドオーバー閾値39を含む。MCM 32は通信デバイス12に通信され、そして相互RATハンドオーバー・モジュール24内でソフト決定に基づく相互RATハンドオーバー過程を動的に設定する働きをする。
図4を参照すると、一つの形態により、ソフト決定に基づく相互RATハンドオーバーを提供する働きをする無線通信デバイス12のブロック図表現が描写されている。例示の実施例は無線デバイスを表すとともに、記述の形態はUTMSシステム16及びGSMシステム18の両方と通信することが可能な、有線または無線、モバイルまたは固定の任意の通信デバイスに関連する。通信デバイス12はセルラー電話、個人情報端末(PDA)、双方向テキスト・ページャー、ポータブル・コンピューター、及び無線通信ポータルを有する個別コンピューター・プラットホームといったあらゆるコンピューター化通信デバイスを含み、そしてそれはまたネットワークまたはインターネットに有線接続を有する。通信デバイスは遠隔スレーブ、またはエンド・ユーザーを持たないがセンサー、診断ツール、データ・リレー等のような無線または有線ネットワークを通して簡単に通信する他のデバイスでもよい。本装置及び方法は従って無線通信ポータルを含め、制限なしに、無線モデム、PCMCIAカード、アクセス端末、デスクトップ・コンピューターまたは或る組合せまたはその部分組合せを含めて、無線または有線通信デバイスまたは有線/無線コンピューター・モジュール上で実行される。
通信デバイス12は無線または有線ネットワークを通してデータを伝送することができ、且つルーチン及びアプリケーションを受取って、実行し、そして無線または有線ネットワークに接続されたRNCまたは別のコンピューター・デバイスといったネットワーク・デバイス14から伝送されたデータを表示することができるコンピューター・プラットホーム60を含む。コンピューター・プラットホーム60はメモリー/データ・レジストリー22を含み、それは読出し専用及び/またはランダム・アクセス・メモリー(RAM及びROM)、EPROM、EEPROM、フラッシュ・カード、またはコンピューター・プラットホームに共通のあらゆるメモリーからなる。さらに、メモリー/データ・レジストリー22は一つ以上のフラッシュ・メモリー・セルを含み、或いは磁気媒体、光学媒体、テープ、またはソフトまたはハード・ディスクといった第二または第三の記憶デバイスである。
さらに、コンピューター・プラットホーム60はまた処理エンジン20を含み、それはアプリケーション特定集積回路(ASIC)、または他のチップセット、プロセッサー、論理回路、または他のデータ処理デバイスである。処理エンジン20は無線ネットワーク上で通信デバイス12の機能性及び通信デバイスの操作性を可能にするハードウェア、ファームウェア、ソフトウェア、及びその組合せで具現化された様々な処理サブシステム64を含む。例えば、処理サブシステム64は他のネットワーク・デバイスと通信を開始し、且つ維持し、そしてデータを交換することを可能にする。相互RATハンドオーバー・モジュール24がRSCPのようなUMTS信号強度データ、Ec/NoのようなUMTS信号対干渉比データ等といったハンドオーバー測定データを生成し、或いは監視するためにサブシステムに頼る現在の形態では、サブシステムは必要な信号強度及び干渉監視サブシステムを含むが、それに限定されるものではない。通信デバイスがセルラー電話として定義される形態では、通信処理エンジン20は追加として音声、揮発性メモリー、ファイル・システム、送信、受信、探索、層1、層2、層3、主制御、遠隔処置、送受話器(handset)、電力管理、ディジタル信号プロセッサー、通信(messaging)呼出し管理、Bluetooth(登録商標)システム、Bluetooth LPOS、ポジション・エンジン、ユーザー・インタフェース、休止、データ・サービス、安全性、認証、USIM/SIM、音声サービス、グラフィックス、USB、MPEGなどのマルチメディア、GPRS、等々(この全ては明確にするために図2には個々に示さない)といった処理サブシステム64の一つまたは組合せを含む。開示の形態に関して、処理エンジン20のサブシステム64はコンピューター・プラットホーム60上で実行するアプリケーションと相互に関係する任意のサブシステム構成要素を含む。
コンピューター・プラットホーム60のデータ・レジストリー22は現在のUMTS呼出しがGSMシステムに移送されるべきかどうかを決定するための働きをする相互RATハンドオーバー・モジュール24を含む。図5に示した詳細なブロック図を参照すると、いくつかの形態において、相互RATハンドオーバー・モジュールは一つ以上のUMTSハンドオーバー測定値70及び一つ以上のGSMネットワーク測定値72を取得するための働きをするハンドオーバー測定モジュール26を含む。一つの形態では、ハンドオーバー測定モジュール26は受信信号強度符号電力(RSCP)のようなUMTS信号信号強度測定値、帯域内の電力密度で除算したチップ当たりのエネルギー(Ec/No)のようなUMTS信号対干渉比測定値、及び受信信号強度指標(RSSI)のようなGSM信号強度を含むであろう。前に述べたように、ハンドオーバー測定値としてRSCP、Ec/No及びRSSIの使用は相互RAT測定と題する標準無線資源プロトコル仕様25.331、節14.3に従う。サービス品質に関する指標を提供する他のUMTS及びGSM測定値はまたハンドオーバーを決定する際に使用され、そしてここに開示された発明概念の中にある。
ハンドオーバー測定モジュール26はハンドオーバー測定の内部監視/測定といった、通信デバイス中で無線状態を監視することによって測定値を取得する。代りに、ハンドオーバー測定値は外部通信の受信によって取得される。一般的に、通信デバイスは通信デバイスにUMTSシステム16から同調を外す(tune away)時間を割当て、そしてRSSIのようなGSM測定値を測定することを可能にするために圧縮モードに入るように構成されるであろう。
相互RATハンドオーバー・モジュールはまたそれぞれの着火強度値を定義するために取得UMTS及びGSMハンドオーバー測定値70及び72の各々にそれぞれの設定可能関数30を適用するための働きをする着火強度論理28を含む。ハンドオーバー測定値を単一の閾値と比較し、且つハンドオーバー測定値が閾値以下または以上になるかによって「0」または「1」の着火強度を割当てるようにする従来の相互RATハンドオーバー手法とは対照的に、現在の形態では、各設定可能関数30は第一の着火強度値と第二の着火強度値との間でそれぞれの着火強度値を生成するための働きをする。第一及び第二の着火強度値は各測定値について最小及び最大の閾値を設定する関数閾値48によって定義されるであろう。
例えば、形態を制限しないものでは、UMTSハンドオーバー測定値がRSCPであるならば、低い関数閾値は−110dBmであり、そして上の閾値は−100dBmである。UMTS測定値が−110dBm以下であるならば、定義される着火強度値は「0」であり、そしてUMTS測定値が−100dBm以上であるならば、定義される着火強度値は「1」である。しかしながら、現在の形態によると、UMTS測定値が−110dBmと−100dBmとの間にあるならば、設定可能関数30が適用され、そして結果として「0」と「1」との間の着火強度が定義される。設定可能関数30は任意の直線(line)、曲線(curve)、及び/またはその組合せによって定義される。さらに、設定可能関数30は、傾斜線形2元方程式、非線形二項方程式、対数関数等といった、任意の方法で表される。
いくつかの形態では、設定可能関数30及び/または上方及び/または下方関数閾値48はネットワーク管理者等によって動的に設定可能である。従って、いくつかの形態では、呼出しの間にネットワーク・デバイス14から通信される相互RAT測定制御メッセージ32は設定可能関数30の一以上の集合、一以上のハンドオーバー測定値に関する上方及び下方関数閾値48を含む。設定可能関数及び/または上方及び/または下方関数閾値48の動的設定はネットワーク管理者に全体のハンドオーバー過程を管理し、そしてハンドオーバー決定実践過程において一以上のハンドオーバー測定に対する優先権を提供する能力を提供する。
相互RATハンドオーバー・モジュールは一以上の定義された着火強度に加重値76を適用するための働きをする加重論理74を随意に含む。定義された着火強度への加重値の適用はハンドオーバーが始動されるべきかどうかを決定する際に、他のハンドオーバー測定値と比較して、一以上のハンドオーバー測定値に置かれる大きいか小さいかの重点を提供する。例えば、形態を制限しないものでは、UMTS測定値が「1」の加重値を割当てられ、そしてGSM測定値が「4」の加重値を割当てられるならば、GSM測定値は全体のハンドオーバー決定過程において4倍さらに重要であると云われる。各測定値に適用される加重の値が制限されず、そして任意の加重手法が利用されることは注目すべきである。従って、加重値を実施することによって、ネットワーク管理者は全体のハンドオーバー過程を管理することができる。
関数閾値48と同様に、加重値はネットワーク管理者等によって動的に設定される。従って、いくつかの形態では、呼出しの間にネットワーク・デバイス14から通信される相互RAT MCM 32は一以上の着火強度にそれぞれ適用される一以上の加重値76を随意に含む。加重値の動的な設定は現在のネットワーク負荷または他のネットワーク要素を考慮して、ネットワーク管理者に全体のハンドオーバー過程を管理し、そして旨くネットワーク無線資源を割付ける能力を提供する。関数閾値48及び任意の加重値76を含むMCMに加えて、MCMはUMTSからGSMへの ハンドオーバー決定実践過程に関係する他の設定データ78を随意に含む。
相互RATハンドオーバー・モジュール24は所定の複合関数37をハンドオーバー値35において生成するUMTS着火強度80及びGSM着火強度82の各々に適用するための働きをするハンドオーバー値論理 34を含む。いくつかの形態では、所定の結合関数37は合計ハンドオーバー値となるUMTS着火強度80及びGSM着火強度82の各々を合計することを含むであろう。着火強度が加重される形態では、数学的計算がハンドオーバー値をもたらす各UMTS及びGSM着火強度に適用されるであろう。しかしながら、所定の複合関数37は全体のハンドオーバー値を生成するために一以上のハンドオーバー測定値の相対的な評価を提供するあらゆる手法を含むことに注目すべきである。さらに、それぞれの設定可能関数30、加重値76、及び所定の複合関数37のどれかまたは任意の組合せはハンドオーバー値35がハンドオーバー閾値84との比較について所定の範囲内になるように正規化要素を含むことに注目すべきである。
その上に、相互RAT ハンドオーバー・モジュール24はハンドオーバーが始動されるべきでかどうかを決定するためにハンドオーバー値を閾値と比較するために動作可能なハンドオーバー閾値比較論理36を含む。その閾値は閾値の値84及び閾値条件86を含む。閾値の値は数値、例えば、ハンドオーバーが始動されるべきかどうかと関連する限界を定義する値である。例えば、閾値の値が0.5と定義されると、0.5のハンドオーバー値はハンドオーバーを始動せず、そして0.5に等しいか、0.5以上のハンドオーバー値はハンドオーバーを始動する。閾値条件は「・・・より小さい」、「・・・より大きい」、「・・・に等しい」、「・・・より小さく、及びに等しい」、「・・・より大きく、及び等しい」、等々である。閾値の値及び条件は相互RATモジュール24においてハード的符号化されるか、または例えばMCMを介して、 ネットワーク管理者レベルで発生する設定によって定義される。明確にするために、用語として、閾値を「満たす」("meets" a threshold)は測定された値が所与の閾値条件によって所定の値を超える、等しい、或いは足りない場合を定義するために使用される。
一旦、閾値が満たされたことを閾値比較論理36が決定すると、閾値が始動すべき時間(Time to Trigger:TTT)期間83に連続して満たされたか否かについて任意決定が行われる。TTT期間83の使用はUMTS信号強度及び/または信号対干渉比における短い下降スパイクに基づくハンドオーバーを始動するのを回避する。TTT 83は通信デバイスが始動する事象をネットワーク・デバイス14に通報するのにハンドオーバーを始動するための条件が満たされなければならない時間である。例えば、TTTがゼロに設定されるならば、満たされる閾値の最初の発生がハンドオーバーを始動し、そして通信がネットワーク・デバイス14へ送られるであろう。しかしながら、TTTが3秒に設定されるならば、ハンドオーバーが始動され、且つ通信がネットワーク・デバイス14へ送られるのにハンドオーバー閾値は3秒間満たされなければならない。
相互RAT ハンドオーバー・モジュールはまた閾値が満たされていたこと、従って、ハンドオーバーが始動されるべきことを閾値比較論理36が決定するならば始動メッセージ91を生成するためのハンドオーバー・メッセージ発生器90を含む。生成された始動メッセージ91はネットワーク・デバイス14へ送られ、それは続いてGSM設定過程を始めるためにGSM 18に連絡する。無線資源プロトコル仕様25.331の中で定義されたように、いくつかの形態では、始動メッセージ91は「事象3a」通知を含み、それは仕様に定義されたように、UMTS 16からGSM 18への呼出しのハンドオーバーを要求する通信デバイスにおいて条件が満たされたことをネットワーク・デバイスに通知する。
図4を再び参照すると、前に述べたように、コンピューター・プラットホーム60はさらにハードウェア、ファームウェア、ソフトウェア、及びその組合せにおいて具現化された通信モジュール92を含み、それは通信デバイス12の様々な構成要素の間における、同様に通信デバイス12と有線または無線ネットワークとの間における通信を可能にする。通信モジュールは無線または有線ネットワーク接続を構築するために必要なハードウェア、ファームウェア、ソフトウェア及び/またはその組合せを含む。通信モジュール60は「事象3a」通知といった、ハンドオーバー始動通信をネットワーク・デバイス14へ通信するための働きをする。
その上、通信デバイス12は通信デバイスへの入力を生成するための入力メカニズム92、及び通信デバイスのユーザーによる消費についての情報を生成するための出力メカニズム94を有する。例えば、入力メカニズム92はキーまたはキーボード、マウス、タッチスクリーン・ディスプレイ、マイクロホン、等々といったメカニズムを含む。或る形態では、入力メカニズム92は通信デバイス上でアプリケーションを起動させるユーザー入力を提供する。さらに、例えば、出力メカニズム94はディスプレイ、オーディオ・スピーカー、触覚フィードバック・メカニズム等を含む。
図6を参照すると、別の形態により、無線ネットワーク制御器といったネットワーク・デバイス14のブロック図が例示される。ネットワーク・デバイスはハードウェア、サーバー、パーソナルコンピューター、ミニコンピューター、メインフレーム・コンピューター、または特定の目的または一般的な計算デバイスのいずれかの計算デバイスの任意の型式の少なくとも一つを含む。さらに、ネットワーク・デバイス14によって操作され、または実行されるここに述べたモジュール及びアプリケーションはネットワーク・デバイス14上で完全に実行され、或いは代わりに、他の形態では、個別のサーバーまたはコンピューター・デバイスが当事者(parties)に使用可能なフォーマットでデータを提供するために、且つ/または通信デバイス12と、ネットワーク・デバイス14によって実行されるモジュール及びアプリケーションとの間のデータ・フローにおいて個別の制御層を提供するために一致して機能する。
ネットワーク・デバイス14は有線または無線ネットワークを通してデータを伝送し、且つ受信することができ、そしてルーチン及びアプリケーションを実行することができるコンピューター・プラットホーム100を有する。コンピューター・プラットホーム100はデータ記憶42を含み、それは読取り専用及び/またはランダム・アクセス・メモリー(RAM及びROM)、EPROM、EEPROM、フラッシュ・カード、またはコンピューター・プラットホームに共通の任意のメモリーからなる。さらに、データ記憶42は一以上のフラッシュ・メモリー・セルを含むか、または磁気媒体、光学媒体、テープ、またはソフトまたはハード・ディスクといった任意の第二または第三記憶デバイスである。さらに、コンピューター・プラットホーム100は処理エンジン40を含み、それはアプリケーション特定集積回路(ASIC)、または他のチップセット、プロセッサー、論理回路、または他のデータ処理デバイスである。コンピューター・プラットホーム100はさらにハードウェア、ファームウェア、ソフトウェア、及びその組合せにおいて具現化された通信モジュール102を含み、それはネットワーク・デバイス14の様々な構成要素の間、同様にネットワーク・デバイス14と無線または有線ネットワークとの間の通信を可能にする。例えば、記述した形態では、通信モジュールはMCM 32及び物理チャネル再構成(Physical Channel Reconfiguration:PCRC)メッセージ104(図7)を通信し、そしてハンドオーバー要求をGSMへ通信するように構成される。その上、通信モジュール102はサービス低下警告(「事象2d2d」)、ハンドオーバー始動警告91(それは事象3aを含む)等といった事象通知を受取るように構成される。同じく、通信モジュールはハンドオーバー要求の通信に基づいて設定データをGSM 18から受信するように構成されるであろう。通信モジュールは無線または有線通信接続を構築するための必要なハードウェア、ファームウェア、ソフトウェア及び/またはその組合せ含む。
ネットワーク・デバイスのデータ記憶42は通信デバイス12上で動作可能なハンドオーバー・モジュール24を設定し、そしてUMTS 16とGSM 18との間でハンドオーバーを開始する働きをする相互RATハンドオーバー設定モジュール44を含む。図7を参照すると、相互RATハンドオーバー設定モジュール44の詳細なブロック図が提供されている。相互RATハンドオーバー設定モジュール44はネットワーク管理者またはRNC操作者に設定可能関数30、それぞれの設定可能関数に関する上方及び/または下方関数閾値48、所定の複合関数37、及びハンドオーバー閾値39の一つまたは任意の組合せを定義し、且つ/または選択する能力を提供する働きをする関数/閾値選択器46を含む。その上、ハンドオーバー決定過程において加重値を利用するそれらの形態では、設定モジュール44はネットワーク管理者またはRNC操作者に一以上の加重値76(それはハンドオーバー決定過程の期間に着火強度に適用される)を提供する加重値選択器106を含む。
設定モジュール44はまたUMTSサービス低下通知に応答して「事象2d」として無線資源プロトコル仕様15.331において定義されたPCRCメッセージ104を生成するための働きをするPCRCメッセージ発生器108を含む。PCRCメッセージは圧縮モード設定データを含み、そして、随意に、圧縮モードを起動させるように促す。
設定モジュール44は定義または選択された設定可能関数30、上方及び/または下方関数閾値48、所定の複合関数37、及びハンドオーバー閾値39の一つまたは任意の組合せを含む MCM32を生成するための働きをする相互RAT測定制御メッセージ(MCM)発生器50を含む。随意に、MCM発生器50はGSMハンドオーバー測定値の測定を開始するために圧縮モードを起動するように通信デバイスを促す。関数閾値48に加えて、MCM 32は選択された任意の加重値76及び/または任意の追加ハンドオーバー・モジュール設定データ78を含む。以前に論じたように、呼出し進行中の間に通信デバイス12に通信されるMCM 32は関数閾値、加重値等といったハンドオーバー・モジュール・パラメータの動的設定を行う。
設定モジュール44は通信デバイスから、「事象3a」といった始動メッセージ91を受信すると、GSM 18に送られる再配置メッセージ112を生成するための働きをする再配置メッセージ発生器110を含む。再配置メッセージ112の通信に応答して、GSM 18はネットワーク・デバイス14にチャネル詳細等といったGSM設定データを送り、そしてハンドオーバー命令がハンドオーバーを実行し、そしてGSM上で通信を確立するように通信デバイスへ続いて通信される。
図8は一つの形態による、ソフト決定に基づくハンドオーバー始動のための方法のブロック図例の例示を提供する。矢印200、202及び204はそれぞれの着火強度201、203及び205を定義するために設定可能ソフト決定に基づく関数へのハンドオーバー測定値の入力を意味する。特に、矢印200はUMTS信号強度測定値RSCPの入力を意味する;矢印202はUMTS干渉対信号比Ec/Noの入力を意味する;そして矢印204はGSM号強度測定値RSSIの入力を意味する。前に述べたように、ハンドオーバー測定値は通信デバイスにおける無線状態を監視するか、もしくはネットワーク・デバイスから外部通信を受信することによって取得される。
ブロック206、208及び210はRSCP、Ec/No及びRSSIに関する着火強度決定事象を意味する。着火強度は設定可能関数224、226及び228をそれぞれの入力測定値、即ち、RSCP測定値、Ec/No測定値及びRSSI測定値に適用することによって定義される。各設定可能関数は下方関数閾値212、214及び216及び/またはそれぞれの上方関数閾値218、220及び222を含む。前に述べたように、それぞれの関数閾値はRNCにおいて、例えば呼出し進行中の間に、ネットワーク管理者がハンドオーバー過程を管理し、ネットワーク負荷の平衡を保ち、そして無線ネットワーク資源を最大にすることを可能にするように動的に設定される。
図4に例示のブロック図では、設定可能関数224、226及び228は一次方程式の関数として示されている。しかしながら、設定可能関数は傾斜線形関数または非線型関数の一つまたは任意の組合せを特徴的に含む。その上、任意のハンドオーバー測定値に適用される設定可能関数は別の測定値に適用される関数とは異なるか、またはその関数は同等である。設定可能関数224、226及び228は下方関数閾値212、214及び216と上方関数閾値218、220及222との間の着火強度値を提供することが可能であるとして操作可能に定義される。このように、例示の形態では、下方閾値が「0」の着火強度値に対応し、そして上方閾値が「1」の着火強度値に対応し、その測定値が下方閾値と上方閾値との間に収まるならば、着火強度は「0」と「1」の間の値として定義される。
ブロック230において、その結果生じる着火強度値201、203及び205はハンドオーバー値を決定するために使用される。任意に、加重値232、234及び236が各ハンドオーバー測定値についてそれぞれの加重着火強度値207、209及び211を生成するために各着火強度値201、203及び205に適用される。特に、RSCP加重値232、Ec/No加重値234及びRSSI加重値236は決定実践過程においてハンドオーバー測定値に優先順位をつける手段として適用される。前に述べたように、加重値は呼出し進行中の間に、ネットワーク管理者がハンドオーバー過程を管理し、ネットワーク負荷の平衡を保ち、そして無線ネットワーク資源を最大にすることを可能にするように動的に設定される。個別の加重値が実施されないそれらの形態では、各ハンドオーバー測定値に関するそれぞれの設定可能関数はハンドオーバー測定値の必要優先順位を考慮する。云い換えれば、その加重値は一以上のそれぞれの設定可能関数に組込まれる。ブロック230において、非加重着火強度値201、203及び205か、それとも加重着火強度値207、209及び211はハンドオーバー値35を生成するために所定の複合関数37に適用される。例示の形態では、加重着火強度値はハンドオーバー値を提供するために合計される。しかしながら、所定の複合関数37はハンドオーバー値を提供するために必要な他の数学計算を含む。
ブロック240において、ハンドオーバー値35は呼出しがハンドオーバーされなければならない状況に現存RAT信号品質及びハンドオーバーRAT信号品質の組合せがなっているかどうかを決定するためにハンドオーバー閾値39と比較される。例示された形態では、ハンドオーバー閾値39は「0.5」として定義される。従って、この場合には、「0.5」以上の任意のハンドオーバー値35はハンドオーバーが適切であることを示す「1」のハンドオーバー始動値93を生成し、一方、「0.5」以下の任意のハンドオーバー値35はハンドオーバーが適切でないことを示す「0」のハンドオーバー始動値93を生成するであろう。相互RATハンドオーバー・モジュールの設定はハンドオーバーが適切であることを示す0.5に等しいハンドオーバー値を提供するか、或いは設定はハンドオーバーが適切でないことを示す0.5に等しいハンドオーバー値を提供する。判定ブロック242において、ハンドオーバー始動値93がハンドオーバーを始動するであろう設定可能始動値95、即ち、この場合には「1」の値に等しいかどうかについて、そして適切なハンドオーバー始動値93が移送すべき時間(Time To Transfer:TTT)83窓内に発生していたならば、判定が行われる。この形態では、定義されたTTTについてハンドオーバー始動値が発生するならば、ハンドオーバーだけが発生する。このように、TTTが10秒と定義されるならば、通信デバイスがハンドオーバーを開始するようにRNCを促すであろう前にハンドオーバー始動値は10秒間発生しなければならない 。従って、TTTがゼロに設定されるならば、一つのハンドオーバー始動値の発生は通信デバイスがハンドオーバーを開始するようにRNCに促すであろう。図4によって定義された信号品質決定過程は連続して、または所定の間隔で発生し、そしてTTT内の信号品質測定の各事例(instance)は相互RAT ハンドオーバーを始動するために設定可能始動値95を満たすハンドオーバー始動値93をもたらす。さらに、ハンドオーバー閾値 39、設定可能始動値95及びTTT 83の一つまたは任意の組合せはネットワーク管理者がハンドオーバー過程を管理し、ネットワーク負荷の平衡を保ち、そして無線ネットワーク資源の最大化を行うことを可能にするように動的に設定される。設定可能ハンドオーバー始動値が設定TTT期間に発生しなかったならば、ハンドオーバー・モジュールは信号品質を監視し、且つ測定し続け、そして新しいハンドオーバー始動を計算するであろう。設定可能ハンドオーバー始動値が所定のTTT期間に発生していたならば、ブロック244において、通信デバイスは「事象3a」のようなハンドオーバー始動メッセージ91を送るであろう。
図9は一形態に従って、ソフト決定に基づくハンドオーバー始動のための通信デバイスを設定するための方法のメッセージ・フロー例示を提供する。事象300において、通信デバイス12はUMTSサービスを使用して呼出し進行中にあり、そして音声データ、ビデオ・データ、または他のダウンロード可能なデータはデバイス12及びUMTS RNC 14へ、或いはそこから通信される。進行中の呼出しが続いて起きている間、通信デバイス(それはUMTSサービス品質特性を監視する)はそのデバイスが現在 UMTSサービス品質の低下を経験していること指示する。例えば、信号強度は受容可能限界以下に減少していたり、且つ/または信号対干渉比は受容可能限界以上に発生していたりする。事象302において、無線デバイス12はそのデバイスが脆弱もしくは劣化UMTSサービス状態にあることを示すメッセージをRNC 14へ送信する。いくつかの形態では、無線資源プロトコル仕様25.331に従って、脆弱もしくは劣化UMTSサービスを示す「事象e2d」メッセージが送信される。
脆弱もしくは劣化UMTSサービスの通知に応答して、RNC 14は物理チャネル再構成(PCRC)メッセージを生成し、そして事象304において、それを通信デバイス12へ通信する。PCRCメッセージは外部GSMサービス特性の監視のために通信デバイスにおいて圧縮モードを設定する。圧縮モードの設定はギャップの持続期間(duration)、ギャップの頻度(frequency)、ギャップの間隔(separation)等といった圧縮モード・ギャップを設定することを含む。その上、PCRCメッセージは圧縮モードを起動するためのプロンプトを含む(起動はまた続いて通信される測定制御メッセージ(MCM)中でも促される)。事象306において、一旦、通信デバイス12が圧縮モードを設定したとすると、メッセージは圧縮モード設定を確認するRNC 14へ送られる。
事象308において、RNC 14はMCMを生成し、そして無線デバイスに通信する。前に送られたPCRCメッセージが圧縮モードの起動を促さなかったならば、MCMは圧縮モードを起動する。その上、MCMメッセージは所与のハンドオーバー測定値の関数/閾値、着火強度に割当てられた加重値、等々といったハンドオーバー・モジュール・パラメータの動的設定を行う。ハンドオーバー・モジュール・パラメータの動的設定によってネットワーク管理者はハンドオーバー始動過程を管理し、そしてネットワーク無線資源のより良い全体の利用を行うことが可能となる。
事象310において、通信デバイス12において動作可能なハンドオーバー・モジュールはUMTSからGSMへのハンドオーバーが始動されるべきであることを決定した。従って、通信デバイスはハンドオーバー始動メッセージをRNC 14へ送る。いくつかの形態では、無線資源プロトコル仕様25.331に従って、 ハンドオーバーの始動を示す「事象3a 」を含む測定報告メッセージ(Measurement Report Message:MRM)が送られる。ハンドオーバー始動メッセージに応答して、RNC 14は再配置要求メッセージを生成し、そして事象312において、 UMTS 16のコア・ネットワーク406(図6)に位置するモバイル交換 センター(Mobile Switching Center :MSC)416(図6)にそれを通信するであろう(400シリーズ指定局の識別及び記述については図6参照)。
再配置要求メッセージに応答して、事象314において、MSCはチャネル詳細等といった GSM設定データを含む再配置命令をRNC 16へ送るであろう。詳細な形態では、MSCはUMTS及びGSMの両方によって共有され、しかしながら、代わりの形態では、UMTS及びGSMは個別のMSCを持つ。事象316において、再配置命令メッセージを受取ると、RNCはGSM設定データを含むハンドオーバー命令を無線デバイスへ送り、そしてGSMネットワークへの次のハンドオーバーが発生する。
図10はアクセス・ネットワーク402及びコア・ネットワーク406(それはUMTSとGSMとの間で共有される)を含む 汎用モバイル電気通信システム(UMTS)ネットワーク400の概要図を例示する。ネットワーク400はユーザー加入者識別モジュール(User Subscriber Identity Module:USIM)402(それはデバイス・ユーザーの登録情報を含む)を含む無線通信デバイス12のような多数の通信デバイスを含む。ネットワーク400はアクセス・ネットワーク404を含み、それはネットワークにアクセスするために必要な全ての無線装置を含む。例示の実施例では、 アクセス・ネットワークは汎用地上無線アクセス・ネットワーク(Universal Terrestrial Radio Access Network:UTRAN)であるが、GSM-EDGE無線アクセス・ネットワーク(GERAN)のような他のアクセス・ネットワークもまた使用される。ネットワークはまた回線交換呼出し(circuit-switched calls)のための公衆交換電話ネットワーク(Public Switched Telephone Network:PSTN)408、またはインターネット410のようなパケット交換呼出し(packet-switched calls)のためのパケット・データ・ネットワークのいずれかに接続するための全ての交換及び経路指定能力を含むコア・ネットワーク406を含む。コア・ネットワークはモバイル及び加入者位置管理、同様に、認証サービスに対する交換及び経路指定能力を含む。示したように、コア・ネットワークはUMTSとGSMとの間で共有される;しかしながら、前に述べたように、代わりの形態では、UMTS及びGSMは個別のコア・ネットワークを持つ。
アクセス・ネットワーク404は一つ以上のセルにおいて通信デバイス12へ/からの無線伝送/受信を受持つ複数のノードB 412位置を含む。各ノードB 412は一般的に3個のセルを含み、最高6個のセルを含む。例示したように、通信デバイス12は常に多数のノードB 412と無線通信しており、それはソフト・ハンドオーバーの概念を例示し、そこでは通信デバイスは一つの基地局から次の基地局へハンドオーバーするとき周波数チャネルは同じままでその疑似雑音(Pseudo Noise:PN)拡散符号を変更する。アクセス・ネットワーク402内で、多数のノードB 410は無線ネットワーク制御器(RNC)414と通信しており、それは無線資源の使用の制御を受持つ。
UMTS400のためのコア・ネットワーク406は回路交換(CS)およびパケット交換(PS)動作の両方を支援する。モバイル交換センター(MSC)/ビジター位置レジスター(VLR)416及びゲートウェイ・モバイル交換センター(GMSC)418は回線交換(CS)ドメイン420を形成し、それは有線電話交換ネットワークPSTN/ISDN 408と通信する。サービス用一般パケット無線サービス対応ノード(Serving General Packet Radio Service Support Node:SGSN)422及びゲートウェイ一般パケット無線サービス対応ノード(Gateway General Packet Radio Service Support Node:GGSN)424はパケット交換ドメイン426を形成し、それはインターネット410と通信する。両方のドメイン420及び426は共通のホーム位置レジスター/認証センター(Home Location Register/Authentication Center:HLR/AuC)428を共有する。HLR/AuC 428はユーザーの同一性を証明するのと同様に、ユーザー予約及び識別情報を記憶するためのデータベースを提供する。
CSドメイン420では、MSC 416は通信デバイスの現在の位置に基づいてその通信デバイスにサービスを行う回路スイッチであり、そしてVLR 416はMSCにおいてユーザー情報を捕まえるデータベースを提供する。GMSC 418はユーザーの在駐もしくは「ホーム」位置で回線交換を行う。PSドメイン426では、SGSN 422はパケット交換呼出しのためのルータを提供し、そしてGGSN 424はユーザーの在駐もしくは「ホーム」位置で経路指定(routing)を行う。
図11は本形態による、ソフト決定に基づくハンドオーバー始動の方法のフローチャートを提供する。事象500において、モバイル端末のような通信デバイスは現在の通信ネットワーク及び呼出しがハンドオーバーされる他の通信ネットワークについてハンドオーバー測定値を取得する。前に述べたように、ハンドオーバー測定値は通信デバイスにおける現在のネットワーク無線状態を監視することによって取得されるか、或いはその測定値は外部ネットワーク・デバイスから受取られる。ハンドオーバー測定値はUMTSシステムRSCP、UMTSシステムEc/No、GSMシステムRSSIを含むが、それに限定されない。
事象510において、それぞれの設定可能関数は各ハンドオーバー測定値についてそれぞれの着火強度を生成させるためにそれぞれの各ハンドオーバー測定値に適用される。例えば、いくつかの形態において、設定可能関数は少なくとも一つの第一の着火強度値と第二の着火強度値との間の着火強度値を決定する働きをする。これらの形態では、第一及び第二の着火強度値はそれぞれの設定可能関数について最小及び最大の関数閾値に対応するであろう。設定可能関数は任意の傾斜の一次関数または任意の非線型関数、またはそのいくつかの組合せである。
任意の事象520において、着火強度値は加重値に適用される。加重値は一以上のハンドオーバー測定値に対する相対的なハンドオーバー決定優先権を提供し、或いはハンドオーバー始動の発生の可能性を増減するために着火強度値に適用される。いくつかの形態では、例えば、加重値の適用は着火強度を加重値要素で乗算することを含む。加重値が実施されない形態では、設定可能関数はハンドオーバー測定値の加重を行うように設定される。
事象530において、ハンドオーバー値が計算され、それは非加重または加重着火強度を使用することを含む。いくつかの形態では、計算は所定の複合関数を着火強度に適用することを含むであろう。例えば、一つの非制限の場合では、所定の複合関数は合計ハンドオーバー値になるように加重着火強度を合計することを含む。代りに、実施される計算は単一のハンドオーバー値をもたらすどれか他の適当な数学計算である。
判定540において、ハンドオーバー値がハンドオーバー閾値を満たすかどうかについて判定が行われる。前に述べたように、ハンドオーバー閾値はハンドオーバー値及びハンドオーバー条件を含むであろう。いくつかの形態では、ハンドオーバー値は0と1 の間の範囲の数値であろう。ハンドオーバー条件は「・・・より小さい」、「・・・より大きい」、「・・・に等しい」、「・・・より小さい、及び等しい」、「・・・より大きい、及び等しい」、等々を含む。前に述べたように、用語として、閾値を「満たす(meets)」は測定値が所定の閾値の値を超える、等しい、または達しない場合を定義するためにここでは使用される。ハンドオーバー測定値がハンドオーバー閾値を満たさないならば、その方法は事象500に戻り、そこではさらなるハンドオーバー測定値が着火強度を続いて定義し、そして別のハンドオーバー値を計算するために取得される。
判定550において、ハンドオーバー値がその時を満たすことを決定されるならば、ハンドオーバー閾値所定の移送すべき時間(Time To Transfer :TTT)の間に満たされたか否かについて判定が行われる。前に述べたように、TTTはハンドオーバー閾値が発生するのに満たされなければならない時間期間を定義する。例えば、TTTが10秒に設定されれば、ハンドオーバー閾値はハンドオーバー始動がネットワークに通信されるために10秒間満たされなければならない。ゼロのTTTは一回の満たされるハンドオーバー閾値の発生がハンドオーバー始動通知の送信を促すことを意味する。TTTが満たされないならば、その方法はその閾値がTTTについてに満たされるかどうかを判定するためにハンドオーバー閾値と比較して計算されたハンドオーバー値を監視し続けるであろう。
事象560において、ハンドオーバー閾値が所定のTTTの間満たされたという決定が行われるならば、呼出しをUMTSからGSMへのように、一つのRATから他のRATへ移送するハンドオーバー過程を開始するために、ハンドオーバー始動メッセージはRNCのようなネットワーク・デバイスに通信される。
図12はネットワーク・デバイスにおいてハンドオーバー始動を設定するための方法のフローチャートである。事象600において、無線ネットワーク制御器(RNC)といった、ネットワーク・デバイスは現在の呼出し進行中のUMTSサービスがGSMへのハンドオーバーを保証するレベルに低下していたことを示す通信デバイスからのUMTSサービス低下メッセージを受取る。 無線資源プロトコル仕様25.331に従って、サービス低下は「事象2d」、「事象1f」、「事象6b」といった事象メッセージ、またはUMTSサービス品質の低下を通報する他の事象メッセージの形で通報される。UMTSサービス低下は信号強度の減少、干渉対信号比の増加またはどれか他の監視UMTS測定値における他の低下の一つまたはどれかの組合せによって特徴付けられる。
事象610において、ネットワーク・デバイスは圧縮モード設定メッセージを生成し、そしてそのメッセージを通信デバイスに通信する。圧縮モード設定メッセージは無線資源プロトコル仕様25.331では物理チャネル再構成(PCRC)メッセージとして参照される。圧縮モード設定データは圧縮ギャップと関連する周波数(frequency)、持続時間(duration)及び期間(period)を含む。その上、圧縮モード設定メッセージは通信デバイスにおいて圧縮モードの起動を行う。圧縮モードは通信デバイスがUMTSから同調ずれを行い、そしてGSMネットワークの特性を測定するのを可能にするために実施される。通信デバイスが全二重デュアル・モード受信機等を含む別の形態では、そのデバイスはUMTS及びGSN側で同時に伝送/受信が可能である。従って、通信デバイスが全二重デュアル・モード受信機等を含む形態では、GSMを測定するために圧縮モードに入る必要性は未保証である。
事象620において、一旦、ネットワーク・デバイスが圧縮モードの設定が完了されたという確認を通信デバイスから受取っていると、ネットワーク・デバイスはハンドオーバー始動設定メッセージを生成し、そして通信する。ハンドオーバー始動設定メッセージは無線資源プロトコル仕様25.331では測定制御メッセージ(Measurement Control Message:MCM)として参照される。ハンドオーバー始動設定メッセージは通信デバイスで実行されるハンドオーバー・モジュール中の設定に適した関数、閾値、加重値、時間対始動値または他のデータの一つまたは任意の組合せを含む。ハンドオーバー設定メッセージは通信呼出し進行中にハンドオーバー・モジュールの動的設定を行う。ハンドオーバー・モジュールの動的設定を行うことによって、ネットワーク管理者はハンドオーバー過程を管理し、そしてネットワーク無線資源の最適な利用を行うことができる。受信ハンドオーバー始動設定メッセージに基づいて、上で述べたソフト決定に基づく構成要素を含めて、通信デバイスはハンドオーバーを始動するかどうかを決定することができる。
事象630において、ソフト決定実践に基づいて、ネットワーク・デバイスはGSMサービスへのハンドオーバーが保証されることをそのデバイスが決定したことを示すハンドオーバー始動メッセージを通信デバイスから受取る。ハンドオーバー始動メッセージは無線資源プロトコル仕様25.331では事象3aとして参照される。ハンドオーバー始動メッセージに応答して、事象640において、RNCは再配置要求をモバイル交換センター(MSC)へ通信する。事象650において、再配置要求に応答して、RNCはGSMチャネル詳細、等々といったGSM設定データをMSCから受取る。
事象660において、一旦、RNCがGSM設定データを受取っていると、RNCはGSM設定データを含むハンドオーバー命令メッセージを生成し、通信デバイスにそれを通信する。ハンドオーバー命令を受取ると、通信デバイスはGSMサービスに対してハンドオーバーを開始し、それによってUMTSネットワークからGSMネットワークへ呼出しを移送する。
ここに開示した実施例と関連して述べた様々の例示の論理、論理ブロック、モジュール、及び回路はここに述べた機能を実行するために設計された一般用途プロセッサー、ディジタル信号プロセッサー(DSP)、特定用途集積回路(ASIC)、フィールド・プログラマブル・ゲートアレイ(FPGA)または他のプログラマブル論理デバイス、個別ゲートまたはトランジスター論理、個別ハードウェア部品、またはその任意の組合せによって実施される。一般用途プロセッサーはマイクロプロセッサーであるが、代わりに、プロセッサーは従来のプロセッサー、コントローラー、マイクロコントローラー、または状態機械である。プロセッサーはまた計算デバイスとの組合せ、例えば、DSPとマイクロプロセッサーの組合せ、DSPと連携した一以上のマイクロプロセッサー、または他のそのような構成として実施される。
さらに、実施例と関連して述べた方法またはアルゴリズムのステップは直接ハードウェアにおいて、プロセッサーによって実行されるソフトウェア・モジュールにおいて、または二つの組合せにおいて具現化される。ソフトウェア・モジュールはRAMメモリー、フラッシュ・メモリー、ROMメモリー、EPROMメモリー、EEPROMメモリー、レジスター、ハード・ディスク、リムーバブル・ディスク、CD-ROM、または当技術分野で既知の他の形の記憶媒体に在駐する。典型的な記憶媒体は情報を記憶媒体から読取り、そして記憶媒体へ書込むことができるようにプロセッサーと連結される。代りに、記憶媒体はプロセッサーに集積化される。プロセッサー及び記憶媒体はASICに在駐する。ASICはユーザー端末に在駐する。代りに、プロセッサー及び記憶媒体はユーザー端末中に個別の部品として在駐する。代りに、ソフトウェア・モジュールはその上に命令を記憶するコンピューター可読媒体からなり、そこではコンピューター可読媒体上の一以上の命令の集合はここに記載したどれかの方法またはアルゴリズムの各ステップ及び動作を定義する。
前述の開示は例示の形態及び/または実施例を示すと同時に、様々な変更及び修正が付随の請求項によって定義されたように記載の形態及び/または実施例の範囲を逸脱することなくここに行われることに注目すべきである。さらに、記載の実施例の要素は単数で記述され、または要求されているが、単数への制限が明白に記載されない限り複数も考慮される。その上、いずれの形態及び/または実施例の全てまたは一部は別に記載されない限り他の形態及び/または実施例と共に利用される。
このように、記載の形態はソフト決定に基づくハンドオーバー始動を提供する。設定可能関数を実施することによって、ソフト決定実践はハンドオーバー測定値限界が所定の許容範囲に収まり、そして全体のハンドオーバー測定値がハンドオーバーに関する最終決定を行う際に使用されるのを可能にする。このように、現在記載の形態はより柔軟なハンドオーバー決定実践及びネットワーク無線資源のより良い利用を提供する。さらに、ハンドオーバー測定の加重を行うことによって、ネットワーク管理者は選択されたハンドオーバー測定値に多少の重点を置き、従って、ハンドオーバー過程をより良く管理する能力を提供される。
本発明の多くの修正及び他の形態はこの発明が前の記述及び関連する図において提示された教示の利益を受ける当業者には考えつかれることであろう。従って、本発明が開示した特定の形態に制限されるべきでないこと、及び修正及び他の形態が付属の請求項の範囲内に含まれる意図のあることは理解されることである。特定の用語がここに使用されているが、それらは一般的且つ記述的な意味で使用され、限定の目的ではない。

Claims (38)

  1. 通信デバイスにおいて汎用モバイル電気通信サービス(UMTS)からグローバル・モバイル・システム(GSM)への無線アクセス技術ハンドオーバーを始動するための方法であり、
    少なくとも一つのUMTSハンドオーバー測定値及び少なくとも一つのGSMハンドオーバー測定値を取得すること、
    第一のUMTS着火強度値と第二のUMTS着火強度値との間でそれぞれのUMTS着火強度値を定義するためにそれぞれの設定可能関数を各UMTSハンドオーバー測定値に適用すること、
    第一のGSM着火強度値と第二のGSM着火強度値との間でそれぞれのGSM着火強度値を定義するためにそれぞれの設定可能関数を各GSMハンドオーバー測定値に適用すること、
    各UMTS着火強度値及び各GSM着火強度値を使用してハンドオーバー値を決定すること、
    ハンドオーバー値を設定可能ハンドオーバー閾値と比較すること、及び
    ハンドオーバー値が設定可能ハンドオーバー閾値を満たすならばハンドオーバー信号を生成することを含む方法。
  2. 少なくとも一つのUMTSハンドオーバー測定値及び少なくとも一つのGSMハンドオーバー測定値を取得することはUMTS信号強度測定値、UMTS信号エネルギー対干渉比測定値及びGSM信号強度測定値を取得することをさらに含む、請求項1記載の方法。
  3. UMTS信号強度測定値、UMTS信号エネルギー対干渉比測定値及びGSM信号強度測定値を取得することは、UMTS受信信号符号電力(RSCP)測定値、帯域内の電力密度によって除算したチップ当たりのUMTS受信エネルギー(Ec/No)測定値及びGSM受信信号強度指標(RSSI)を取得することをさらに含む、請求項2記載の方法。
  4. それぞれの設定可能関数を各UMTSハンドオーバー測定値に適用することは、所定の最小UMTS着火強度値と所定の最大UMTS着火強度値との間でそれぞれのUMTS着火強度値を定義するために、それぞれの設定可能関数を各UMTSハンドオーバー測定値に適用することをさらに含み、そしてそれぞれの設定可能関数を各GSMハンドオーバー測定値に適用することは、所定の最小GSM着火強度値と所定の最大GSM着火強度値との間でそれぞれのGSM着火強度値を定義するために、それぞれの設定可能関数を各GSMハンドオーバー測定値に適用することをさらに含む、請求項1記載の方法。
  5. 設定可能加重値をそれぞれの各着火強度値に適用することをさらに含み、そして各UMTS着火強度値及び各GSM着火強度値を使用してハンドオーバー値を決定することは、各加重UMTS着火強度値及び各加重GSM着火強度値を使用してハンドオーバー値を決定することをさらに含む、請求項1記載の方法。
  6. 設定可能な加重値は通信デバイスのセルの位置に基づく、請求項5記載の方法。
  7. 各UMTS着火強度値及び各GSM着火強度値を使用してハンドオーバー値を決定することは、各UMTS着火強度値及び各GSM着火強度値を合計することによってハンドオーバー値を計算することをさらに含む、請求項1記載の方法。
  8. 各加重UMTS着火強度値及び各加重GSM着火強度値を使用してハンドオーバー値を決定することは、各加重UMTS着火強度値及び各加重GSM着火強度値を合計することによってハンドオーバー値を計算することをさらに含む、請求項7記載の方法。
  9. ハンドオーバー値が設定可能ハンドオーバー閾値を満たすならば、ハンドオーバー信号を生成することは、ハンドオーバー値がハンドオーバーを始動すべき時間の間に設定可能ハンドオーバー閾値を満たすならばハンドオーバー信号を生成することをさらに含む、請求項1記載の方法。
  10. ハンドオーバー信号を無線ネットワーク制御器に通信することをさらに含む、請求項1記載の方法。
  11. その上に記憶された命令を含むコンピューター可読媒体であり、
    少なくとも一つのUMTSハンドオーバー測定値及び少なくとも一つのGSMハンドオーバー測定値を取得するための第一の命令の集合、
    第一のUMTS着火強度値と第二のUMTS着火強度値との間でそれぞれのUMTS着火強度値を定義するために、それぞれの設定可能関数を各UMTSハンドオーバー測定値に適用するための第二の命令の集合、
    第一のGSM着火強度値と第二のGSM着火強度値との間でそれぞれのGSM着火強度値を定義するために、それぞれの設定可能関数を各GSMハンドオーバー測定値に適用するための第三の命令の集合、
    各UMTS着火強度値及び各GSM着火強度値を使用してハンドオーバー値を決定するための第四の命令の集合、
    ハンドオーバー値を設定可能ハンドオーバー閾値と比較するための第五の命令の集合、及び
    ハンドオーバー値が設定可能ハンドオーバー閾値を満たすならばハンドオーバー信号を生成するための第六の命令の集合を含む、コンピューター可読媒体。
  12. 通信デバイスに実装された少なくとも一つのプロセッサー・デバイスであり、
    少なくとも一つのUMTSハンドオーバー測定値及び少なくとも一つのGSMハンドオーバー測定値を取得し、
    第一のUMTS着火強度値と第二のUMTS着火強度値との間でそれぞれのUMTS着火強度値を定義するために、それぞれの設定可能関数を各UMTSハンドオーバー測定値に適用し、
    第一のGSM着火強度値と第二のGSM着火強度値との間でそれぞれのGSM着火強度値を定義するために、それぞれの設定可能関数を各GSMハンドオーバー測定値に適用し、
    各UMTS着火強度値及び各GSM着火強度値を使用してハンドオーバー値を決定し、
    ハンドオーバー値を設定可能ハンドオーバー閾値と比較し、そして
    ハンドオーバー値が設定可能ハンドオーバー閾値を満たすならばハンドオーバー信号を生成するように構成されたプロセッサー・デバイス。
  13. 処理エンジン及びメモリー・ユニットを含むコンピューター・プラットホーム、及び
    メモリー・ユニットに記憶され、且つ処理エンジンによって実行可能な無線アクセス技術(Radio Access Technology:RAT)ハンドオーバー・モジュールを具備し、RATハンドオーバー・モジュールは、
    少なくとも一つのUMTSハンドオーバー測定値及び少なくとも一つのGSMハンドオーバー測定値を取得するように作動する測定論理、
    第一のUMTS着火強度値と第二のUMTS着火強度値との間でそれぞれのUMTS着火強度値を定義するために、それぞれの設定可能関数を各UMTSハンドオーバー測定値に適用するように作動するUMTS着火強度論理、
    第一のGSM着火強度値と第二のGSM着火強度値との間でそれぞれのGSM着火強度値を定義するために、それぞれの設定可能関数を各GSMハンドオーバー測定値に適用するように作動するGSM着火強度論理、
    各UMTS着火強度値及び各GSM着火強度値を使用してハンドオーバー値を決定するように作動するハンドオーバー値論理、
    ハンドオーバー値を設定可能ハンドオーバー閾値と比較するように作動するハンドオーバー閾値比較論理を具備する、その通信デバイス。
  14. 少なくとも一つのUMTSハンドオーバー測定値及び少なくとも一つのGSMハンドオーバー測定値を取得するように作動する測定値モジュールは、UMTS信号強度測定値、UMTS信号エネルギー対干渉比測定値及びGSM信号強度測定値を取得するように作動する測定値モジュールをさらに含む、請求項13記載のデバイス。
  15. UMTS信号強度測定値、UMTS信号エネルギー対干渉比測定値及びGSM信号強度測定値を取得するように作動する測定モジュールは、UMTS受信信号符号電力(RSCP)測定値、帯域内の電力密度によって除算したチップ当たりのUMTS受信エネルギー(Ec/No)測定値及びGSM受信信号強度指標(RSSI)を取得するように作動する測定モジュールをさらに含む、請求項13記載のデバイス。
  16. 第一のUMTS着火強度値は所定の最小UMTS着火強度値をさらに含み、第二のUMTS着火強度値は所定の最大UMTS着火強度値をさらに含み、第一のGSM着火強度値は所定の最小GMS着火強度値をさらに含み、そして第二のGSM着火強度値は所定の最大GMS着火強度値をさらに含む、請求項13記載のデバイス。
  17. RATハンドオーバー・モジュールは設定可能加重値をそれぞれの各着火強度値に適用するように作動する加重論理をさらに含む、請求項13記載のデバイス。
  18. 各UMTS着火強度値及び各GSM着火強度値を使用してハンドオーバー値を決定するように作動するハンドオーバー値論理は、各加重UMTS着火強度値及び各加重GSM着火強度値を使用してハンドオーバー値を決定するように作動するハンドオーバー値論理をさらに含む、請求項17記載のデバイス。
  19. 各UMTS着火強度値及び各GSM着火強度値を使用してハンドオーバー値を決定するように作動するハンドオーバー値論理は、各UMTS着火強度値及び各GSM着火強度値を合計することによってハンドオーバー値を計算するように作動するハンドオーバー値論理をさらに含む、請求項13記載のデバイス。
  20. 各UMTS着火強度値及び各GSM着火強度値を使用してハンドオーバー値を決定するように作動するハンドオーバー値論理は、各加重UMTS着火強度値及び各加重GSM着火強度値を合計することによってハンドオーバー値を計算するように作動するハンドオーバー値論理をさらに含む、請求項17記載のデバイス。
  21. RATハンドオーバー・モジュールは、ハンドオーバー値が設定可能ハンドオーバー閾値を満たすならばハンドオーバー信号を生成するように作動するハンドオーバー信号発生器論理をさらに含む、請求項13記載のデバイス。
  22. ハンドオーバー値が設定可能ハンドオーバー閾値を満たす場合、ハンドオーバー信号を生成するように作動するハンドオーバー信号発生器論理は、ハンドオーバー値がハンドオーバーを始動すべき時間の間に設定可能ハンドオーバー閾値を満たすならば、ハンドオーバー信号を生成するように作動するハンドオーバー信号発生器論理をさらに含む、請求項21記載のデバイス。
  23. ハンドオーバー信号を無線ネットワーク制御器に通信するための働きをする通信モジュールをさらに含む、請求項21記載のデバイス。
  24. 少なくとも一つのUMTSハンドオーバー測定値及び少なくとも一つのGSMハンドオーバー測定値を取得するための手段、
    第一のUMTS着火強度値と第二のUMTS着火強度値との間でそれぞれのUMTS着火強度値を定義するために、それぞれの設定可能関数を各UMTSハンドオーバー測定値に適用するための手段、
    第一のGSM着火強度値と第二のGSM着火強度値との間でそれぞれのGSM着火強度値を定義するために、それぞれの設定可能関数を各GSMハンドオーバー測定値に適用するための手段、
    各UMTS着火強度値及び各GSM着火強度値を使用してハンドオーバー値を決定するための手段、
    ハンドオーバー値を設定可能ハンドオーバー閾値と比較するための手段、及び
    ハンドオーバー値が設定可能ハンドオーバー閾値を満たすならばハンドオーバー信号を生成するための手段を具備する通信デバイス。
  25. ネットワーク・デバイスにおいて汎用モバイル電気通信サービス(GSM)からグローバル・モバイル・システム(GSM)への無線アクセス技術ハンドオーバーを設定するための方法であり、
    一以上のUMTSハンドオーバー測定値の各々及び一以上のGSMハンドオーバー測定値の各々について一組の関数閾値を提供すること、
    選択された関数閾値を含む測定制御メッセージ(MCM)を生成すること、及び
    通信デバイスにMCMを通信することであって、選択された関数閾値の集合は各UMTSハンドオーバー測定値及び各GSMハンドオーバー測定値についてそれぞれの設定可能関数への適用のために作動することをを含む方法。
  26. 一以上のUMTSハンドオーバー測定値の各々及び一以上のGSMハンドオーバー測定値の各々について加重値を提供することをさらに含む、請求項25記載の方法。
  27. 選択された関数閾値を含むメッセージ(MCM)を生成することは選択された関数閾値及び選択された加重値をさらに含む、請求項26記載の方法。
  28. MCMを通信デバイスに通信し、選択された関数閾値の集合は各UMTSハンドオーバー測定値及び各GSMハンドオーバー測定値についてそれぞれの設定可能関数に適用され、さらにMCMを通信デバイスに通信し、各選択された加重値がUMTSハンドオーバー測定値及びGSMハンドオーバー測定値の各々にそれぞれ設定可能関数を適用することに由来するそれぞれのUMTS及びGSM着火強度値に適用される、請求項26記載の方法。
  29. MCMは通信デバイスにおいて圧縮モードを起動する命令をさらに含む、請求項26記載の方法。
  30. 圧縮モードは通信デバイスがGSMハンドオーバー測定値を取得するように用意する、請求項29記載の方法。
  31. その上に記憶された命令を含むコンピューター可読媒体であり、
    一以上のUMTSハンドオーバー測定値の各々及び一以上のGSMハンドオーバー測定値の各々について一組の関数閾値を提供するための第一の命令の集合、
    選択された関数閾値を含む測定制御メッセージ(MCM)を生成するための第二の命令の集合、及び
    通信デバイスにMCMを通信するための第三の命令の集合を含み、選択された関数閾値の集合は各UMTSハンドオーバー測定値及び各GSMハンドオーバー測定値についてそれぞれの設定可能関数へ適用されるコンピューター可読媒体。
  32. ネットワーク・デバイスに実装された少なくとも一つのプロセッサー・デバイスであり、
    一以上のUMTSハンドオーバー測定値の各々及び一以上のGSMハンドオーバー測定値の各々について一組の関数閾値を提供し、
    選択された関数閾値を含む測定制御メッセージ(MCM)を生成し、そして
    通信デバイスにMCMを通信し、選択された関数閾値の集合は各UMTSハンドオーバー測定値及び各GSMハンドオーバー測定値についてそれぞれの設定可能関数へ適用するように作動する、動作を実行するように構成されたプロセッサー・デバイス。
  33. 処理エンジン及びメモリー・ユニットを含むコンピューター・プラットホーム、
    メモリー・ユニットに記憶され、且つ処理エンジンによって実行可能な無線アクセス技術(RAT)ハンドオーバー・モジュールを具備し、RATハンドオーバー・モジュールは、
    一以上のUMTSハンドオーバー測定値の各々及び一以上のGSMハンドオーバー測定値の各々について一組の関数閾値を提供するように作動する関数閾値選択器、及び
    関数閾値を含む測定制御メッセージ(MCM)を生成するように作動する測定制御メッセージ(MCM)発生器、及び
    通信デバイスにMCMを通信するための働きをする通信モジュールを具備し、選択された関数閾値の集合は各UMTSハンドオーバー測定値及び各GSMハンドオーバー測定値についてそれぞれの設定可能関数へ適用するように作動するネットワーク・デバイス。
  34. RATハンドオーバー・モジュールは、一以上のUMTSハンドオーバー測定値の各々及び一以上のGSMハンドオーバー測定値の各々について加重値を提供するように作動する加重値選択器をさらに具備する、請求項33記載のネットワーク・デバイス。
  35. 関数閾値を含む測定制御メッセージ(MCM)を生成するように作動する測定制御メッセージ(MCM)発生器は、加重値を含むMCMを生成するように作動するMCM発生器をさらに具備する、請求項34記載のネットワーク・デバイス。
  36. MCMを通信デバイスに通信するように作動する通信モジュールを含み、選択された関数閾値の集合は、各UMTSハンドオーバー測定値及び各GSMハンドオーバー測定値についてそれぞれの設定可能関数に適用され、さらにMCMを通信デバイスに通信するように作動する通信モジュールを具備し、選択された加重値は、それぞれの設定可能関数をUMTSハンドオーバー測定値及びGSMハンドオーバー測定値の各々に適用することに由来するそれぞれのUMTS及びGSM着火強度値に適用される、請求項34記載のネットワーク・デバイス。
  37. MCM発生器はさらにネットワーク・デバイスにおいて圧縮モードを起動する命令を含む測定制御メッセージを生成する働きをする、請求項33記載のネットワーク・デバイス。
  38. 一以上のUMTSハンドオーバー測定値の各々及び一以上のGSMハンドオーバー測定値の各々について一組の関数閾値の選択を行うための手段、
    選択された関数閾値を含む測定制御メッセージ(MCM)を生成するための手段、及び
    通信デバイスにMCMを通信するための手段を含み、選択された関数閾値の集合は各UMTSハンドオーバー測定値及び各GSMハンドオーバー測定値についてそれぞれの設定可能関数へ適用するように作動するネットワーク・デバイス。
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