JP2009534775A - アーカイブ化したデータストレージの構成可能なビュー - Google Patents
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Abstract
一実施形態において、複数のデータユニットのビューを作成する方法を提供する。複数のデータユニットの一部分が、ストレージシステム内で低電力動作モードになっている1つ以上のストレージドライブに記憶される。方法は、ストレージシステムの中に記憶されたデータユニットのサブセットを1つ以上のフィルタ基準に基づいて判定することを含む。ストレージシステム内のデータユニットのサブセットを表すメタデータが判定される。次いで、メタデータからビューが作成される。例えば、動的ビューまたは静的ビューが作成されてもよい。次いで、ビューは、常時オンのストレージドライブ上に常にアクセスできるように記憶される。メタデータが使用され、動作が低電力動作モードになっているストレージドライブの中のデータユニットについての情報を、ストレージドライブをパワーオンにせずに提供することができる。
Description
本願は、2006年2月22日に出願され、「アーカイブ化したデータストレージの構成可能なビュー(CONFIGURABLE VIEW OF ARCHIVED DATA STORAGE)」と題された米国仮特許出願第60/775,946号からの優先を主張するものであり、それを、本願においてあらゆる目的で完全に記述されたかのように参照によりここに組み込まれる。
本発明の実施形態は、一般にストレージシステムに関し、より詳細には、アーカイブ化したストレージシステムの構成可能なビュー(view)を作成することに関する。
多くの場合、データのバックアップを取ること、またはデータのアーカイブ化したコピーを作成することは重要である。アーカイブ化は、追加データに対するプライマリーストレージシステムを解放すること、データ損失、破壊、又は破損の後でデータ復旧を可能にすること、アクセス頻度の低いデータについてシステム効率を向上させること、並びに、その他の理由で有用となりうる。
ストレージシステムは、膨大な量のファイル(例えば数十億個など)を記憶することができる。これらのファイルをすべて含むファイルシステムを使ってタスクを実施することは、管理が難しく、時間がかかることがある。例えば、前記の数十億個のファイルをユーザに見せることは無駄であり、ユーザを混乱させる可能性がある。従って、ストレージシステムの中のアーカイブ化したデータは、思うように簡単にはアクセスできない可能性がある。
一実施形態において、複数のデータユニットのビューを作成する方法を提供する。複数のデータユニットの一部分が、ストレージシステム内で低電力動作モードになっている1つ以上のストレージドライブに記憶される。この方法には、ストレージシステムに記憶されたデータユニットのサブセットを1つ以上のフィルタ基準に基づいて判定することが含まれる。ストレージシステム内のデータユニットのサブセットを表すメタデータが判定される。次いで、メタデータからビューが作成される。例えば、動的なビューまたは静的なビューが作成されてもよい。静的なビューは、時間の経過と共に変化しないデータユニットのビューであってもよい。動的なビューは、例えばファイルのバーションが変更される場合など、データユニットが変更されるにつれて更新されてもよい。ビューは、例えば所有者情報、バージョン情報、コンテンツの説明などのような、データユニットについての情報を表してもよい。また、ビューは、ストレージシステム内でデータユニットの構造がどのように記憶されているのかを表すファイルツリーとして記憶されてもよい。次いで、ビューは、パワーオンのストレージドライブ上に常にそれにアクセス可能であるように記憶される。メタデータは、低電力動作モードになっている1つ以上のストレージドライブに記憶されたデータユニットのサブセットの中の、1つ以上のデータユニットに関するものである。しかし、メタデータは、ストレージドライブをパワーオンにする必要なく、低電力動作モードになっているストレージドライブ内のデータユニットについての情報を提供するのに用いられてもよい。
本書で開示された特定の実施形態の性質および利点のさらなる理解は、本明細書の残りの部分および添付の図面を参照することによって得られるであろう。
特定の実施形態は、ストレージシステム内のファイルのサブセットのビューを生成する。システムは、アーカイブ化された膨大な数のファイルを含むことができる。システム内のファイルのビューには、アーカイブ化されたストレージシステム内に記憶されたデータのサブセットのためのメタデータが含まれてもよい。メタデータは、例えばアーカイブ化されたストレージシステム内のどこにデータが記憶されているかの表示を作成することや、ストレージシステム内でデータをあちこち移動させることなど、アクションを実施するのに用いられてもよい。メタデータは、アーカイブ化されたデータの属性を含み、そしてビューは、電源がオンであるドライブ上に常に記憶されてもよい。しかしながら、アーカイブ化されたデータは、電源停止状態になっているドライブに記憶されていることもある。しかし、メタデータにはアクセス可能なので、データの属性を用いて、アーカイブ化されたデータについての情報を提供してもよい。
アーカイブ化されたストレージシステムは膨大な数のファイルを含むことがあるので、すべてのファイルを管理するのは難しいかもしれない。それゆえ、アーカイブ化されたデータのサブセットのメタデータを含むビューが作成される。例えば、あるアーカイブのビューは、MAID(Massive Array of Idle Disks)ファイル・アーカイバにおける、選択されたファイルのサブセットを、単一のファイルツリーとして表す。ビューは、ファイルフィルタの仕様を介してファイルを選択することによって作成される。ビューは、アーカイブ化されたファイルのメタデータを用いて作成される。
多様なビューが作成されてもよい。例えば、動的なビューおよび/または静的なビューが作成されてもよい。また、その他のビュー、例えば動的または静的なビューの複合型、が好まれるかもしれない。
動的なビューが、アーカイブの変更を追跡し、ファイルの新規バージョンが利用可能になると、更新されたファイルと置き換える。一実施形態において、動的なビューが、選択されたファイルの集合を1つのユニオンファイルシステムとしてマウントすることによって達成されてもよいし、または、フィルタ積層(filter stack)ファイルシステムレイヤが、メタデータのファイルシステムの上に、例えば要求者に正確なファイルをリアルタイムで提示するfarfs(File Archiver read−only file system)メタデータ・ファイルシステムの上におかれてもよい。
静的なビューは、ビューが作成された時点での選択されたファイルのスナップショットである。静的なビューは、特定のファイル集合のすべてのバージョンが1つのファイルツリーで提示されることをユーザが望む場合に、有益である。静的なビューは、メタデータファイルを複写することによって、または、選択されたファイル集合をユニオンファイルシステムとしてマウントすることによって、達成される。
数十億個のファイルを持つMAIDアーカイブシステムでは、1つのファイルツリーですべてのファイルをユーザに提示するのはほとんど不可能であるため、ビューは重要である。ビューによって、複数のより小さなファイルツリーを介して、実際のデータファイルがオフラインのドライブ上にある場合でも管理可能な方法で、アーカイブ化されたファイルをすべてユーザに提示することが可能になる。また、ビューは、要求側がアクセスする許可を与えられたファイルだけを要求側に提示するのにも役立つ。基本的には、ビューによって、アーカイブ化したシステムが、記憶された表示をユーザの論理アクセスから切り離すことが可能になり、その結果、ナビゲーションや検索だけでなくバージョン管理のアクセスも容易になり、セキュリティの枠組みが与えられる。
ファイルは、記憶されたファイルをシステムが追跡しやすいようなかたちでアーカイブシステムに記憶され、それは、ユーザが考える自分達のファイル構成とはかなり異なる可能性がある。ビューによって、アーカイブをユーザおよびユーザの制御下にあるユーザシステムに提示するためのメカニズムが提供される。ユーザのドメイン内でツリーと名前を壊すことは回避され、その一方でなお、同一ファイルの複数のバージョンをアーカイブ化することと、多くの異なるソースからファイルを集めてそれらを統合されたツリーのかたちでアーカイブから表示することが可能になる。
アーカイブにおいては、実際のファイルが常にただちにアクセス可能とはいえないことがある。その代わり、ファイルのメタデータによってファイルが表され、それらが実際のデータファイルであるかのように、エクスポートされたネットワーク化されたファイルシステムを通じて公開されてもよい。実際のデータファイルは、データコンテンツI/Oについて検索のみされてもよい。ビューによって、新規のファイルシステムのツリーとしてアーカイブのファイルのサブセットを、選定されたメタデータファイルのみから集めることが可能になる。選定は、ユーザによって指定されたフィルタ基準に基づく。フィルタ基準の例には、データおよび時刻、ファイル名のワイルドカード、所有するユーザおよびグループなどが含まれるが、それらは、どのファイルをアーカイブするかを選択するのに用いられうる基準と同様であってもよい。一実施形態では、フィルタに合致するメタデータのファイルが、その後、ユーザの希望に合致するツリーの中のファイル内のファイルシステムに複写されることができる。次いでファイルツリーは、ユーザによってアクセスされるために、ファイルシステムを介してエクスポートされることができる。
動的なビューの一実施形態において、ビューの中のファイルと入れ替わる新規ファイルがアーカイブ化される度に、「ビューのファイルシステム」が更新される。そのような場合、ビューの中のメタデータファイルが、新規ファイルを反映するため更新される。動的なビューは、選択されたファイルの集合をユニオンとしてマウントすることによって、ユニオンファイルシステムという概念を実装してもよく、そして、ユニオンファイルシステムは、より新しいバージョンがアーカイブ化されるとリアルタイムでアーカイブ内に更新と変更を反映する。システムは、数百あるいは数千のビューを有することもあるため、動的な更新の間は、間接的な方がはるかに効率的である。
別の実施形態では、動的なビューが、アーカイブ化された全ファイルについてメタデータに広範囲のアクセスを有する、新規の積層ファイルシステムとして実装されてもよい。ツリー情報およびファイルの情報の要求の各々がその後、ユーザによって定義されたフィルタ規則を適用することによって、オンザフライで生成されてもよい。これは、要求が来たときにフィルタアプリケーションを算出する必要があるだけであるという利点を持ち、それゆえ、アーカイブ化時間でのオーバヘッドを削減し、また、メタデータファイルの複数のコピーが記憶されていないことから(各ビューについて1つ)、ディスクスペースが少なくて済む。
上記の2つの動的なビューの実施形態のハイブリッドシステムも可能であり、その場合、ツリーの一部は、前記ファイルシステム(例えば、ディレクトリ構造と単一のインスタンスファイル)によってエクスポートされたメタデータのコピーによって定義され、他方、その他はオンザフライで算出される(例えば最新バージョンまたはn番目のバージョンへのシンボリックリンク)。
一実施形態において、静的なビューは、ユニオンファイルシステムマウントと、メタデータの複写とのハイブリッドである。ユニオンファイルシステムを用いる方が、より効率的であろう。ファイルシステムユニオンがユーザによるビューを達成することができない場合、メタデータ複写が用いられてもよい。一例において、ファイルツリーがアーカイバの中の特定のファイル集合のすべてのバージョンを含むことを、ユーザが望むことがある。一実施形態において、解決策は、MILLENNIA ARCHIVE(商標)ソフトウェアに実装されたCOPAN MAIDデータアーカイビングシステムのメタデータ追跡システムに合わせられる。しかし、当然のことながら、一般に、いかなる他のソフトウェア、ハードウェア、またはソフトウェアとハードウェアの組み合わせであろうと、Millenium Archive Softwareによって行われるものを含めて、本書で記述された各種の機能をアーカイブ化するのに用いることができる。本発明の実施形態は、このアプリケーションに限定されない。実施形態は、大規模なアーカイブ化されたファイル集合の表示を再構成するかまたはフィルタを通過させる必要のあるいかなるシステムにおいても使用することができる。実施形態は、階層メタデータを利用したファイルシステム「farfs」を活用してもよいが、他のファイルシステムを活用してもよい。
図1は、一実施形態による、多様なビューを作成するためのシステム100を示す。アーカイブボリューム202は、アーカイブ化されたファイルを示す。図示するように、データファイルzzz(v1)106、データファイルxxx(v1)110、およびデータファイルxxxチップ114が、アーカイブ化される。データファイルxxxには、アーカイブ化されたv1とv2という2つのバージョンがある。
メタデータボリューム104は、アーカイブボリューム202の中のデータファイルのメタデータを含む。メタデータは、ビューを構築するのに用いられる。従って、ビューは、実際のファイルにアクセス可能でなくても構築されうる。
メタデータzzz(v1)108は、データファイルzzz(v1)106のメタデータである。また、メタデータxxx(v1)112は、データファイルxxx(v1)110のメタデータであり、メタデータxxx(v1)113は、データファイルxxx(v2)114のメタデータである。
ファイルシステムのファイルfff118は、データファイルについて見つかったメタデータの要約であってもよい。例えば、メタデータファイルxxxユニオンファイルシステム116は、下の階層に見つかるすべてのメタデータのユニオン(例えば、メタデータファイルxxxチップ114およびメタデータファイルxxx(v1)112である。ユニオンは、メタデータが影響を受けるファイルがアーカイブ化される度に更新されてもよい。例えば、メタデータファイルxxxユニオンファイルシステム116は、データファイルxxxの第2バージョンがアーカイブ化されたことを表すために更新されてもよい。また、メタデータzzz(v1)のコピー109もファイルシステムファイルfff118の中に含まれる。これは、データファイルzzz(v1)についての更新されたメタデータを表す。バージョンは1つだけなので、前記唯一のバージョンのメタデータが、fff118へコピーされる。
ファイルシステムfff118は、エクスポートされたディレクトリ122を通じて、マウントされたファイルシステムfff120の上にマウントされてもよい。本願では、「マウントされた」ファイルシステムとは、そのデータ(例えばファイル、メタデータ等)が、例えば電源の入った、高速回転の、アクティブなディスクドライブを有する一次ドライブシステムのような、比較的迅速にアクセスされうるメディアに常駐するシステムをいう。マウントされていないファイルシステムとは、そのデータが、例えば二次(遅い)ドライブシステムまたはドライブが低速回転であるか、スタンバイもしくは低電力モードに置かれているか、電源がオフになっているか等の場合のように、それほど迅速にアクセス可能ではないことがあるシステムをいう。本発明の実施形態の機能は、電力を管理されたMAIDストレージシステムにおいて動作することができる。そのようなシステムにおいては、莫大な数のドライブが、どの時点においても電源をオフにされてもよい。しかし、本発明の機能は、また、いかなるタイプの汎用ストレージシステム、ファイルシステムまたはアーカイブ化手法において用いることもできる。
図2は、各種の実施形態によるアーカイブ化システム200のブロック図である。特定の実施形態には、コンピュータシステムにおけるデータのアーカイブ化を可能にする機能が含まれる。アーカイブ化システム200は、二次ストレージシステム202、一次ストレージシステム204、そしてストレージコントローラ206を含む。アーカイブ化システム200は、ストレージシステム200のユーザが、一次ストレージシステム204からのデータユニットを二次ストレージシステム202に記憶できるようにする。二次ストレージシステム202に記憶されたデータユニットは、情報またはデータを含む1つ以上のデータユニットであってもよい。さらに、二次ストレージシステム202は、所与の時刻に高電力状態になるかまたは低電力動作モードになってもよいような1つ以上のデータドライブを含んでもよい。一次ストレージシステム204の中に存在するデータユニットは、二次ストレージシステム202の中にアーカイブ化されることができる。二次ストレージシステム202は、さらに、複数の二次ストレージ媒体110を含む。複数の二次ストレージ媒体110の中の1つ以上のディスクドライブは、パワーオンモードになっていてもよいし、低電力動作モードになっていてもよい。データユニットを有する複数の二次ストレージ媒体110の1つ以上のディスクドライブは、アーカイブ化システム200のユーザが複数の二次ストレージ媒体110からデータユニットを検索する場合に、低電力動作モードからパワーオンになってもよい。一実施形態において、第2の二次ストレージ媒体が、第1の二次ストレージ媒体と比べて、より低電力の動作モードになっていてもよい。例えば、第2の二次ストレージ媒体は、より低速で回転していてもよいし、第1の二次ストレージ媒体に比べてアイドル状態であってもよい。さらに、低電力動作モードは、電源オフ状態またはスタンバイ状態を含んでもよい。低電力動作モードでの二次ストレージ媒体からデータユニットへのアクセスは、第2のストレージ媒体がパワーオンの場合より遅くなることもあろう。
ストレージコントローラ206は、ストレージシステム200のユーザから受信したコマンドを解釈することができる。ストレージコントローラ206は、アーカイブ化システム200のユーザによって送信された1つ以上のコマンドを解釈することができる。次いでストレージコントローラ206は、アーカイブ化システム200のユーザによって提供されるコマンドに基づいて、二次ストレージシステム202上で各種の動作を実行する。ストレージコントローラ206は、静的ビューまたは動的ビューを作成するためのコマンドを送信してもよい。また、アーカイブ化システム200のユーザは、ストレージコントローラ206に指示して、例えばデータユニットを二次ストレージシステム202にアーカイブ化すること、データユニットを二次ストレージシステム202から一次ストレージシステム204へ検索することなどの動作を行わせることができる。
アーカイブ化システム200のストレージコントローラ206は、コンピュータデバイス上にあってもよい。ストレージコントローラ206は、ユーザインタフェースを含んでもよく、それは、アーカイブ化システム200で実行される必要がある各種のタスクをユーザが管理するのを支援する。これらのタスクには、例えば、ビューについてのフィルタ基準を定義すること、ビューにアクセスすること、ビューを作成することなど、ビューに関連するタスクが含まれてもよい。また、その他のタスクには、一次ストレージシステム204の中にある各種のデータユニットを二次ストレージシステム202へアーカイブ化すること、および、二次ストレージシステム202上に記憶されているデータユニットを検索することが含まれるが、それらに限定されない。ユーザインタフェースは、作成されたビューに基づいて判定された情報を表示してもよい。
一実施形態において、ビューは、電力管理されたRAID(redundant array of independent/inexpensive disks)システムかまたは電力管理されたMAID(massive array of independent/inexpensive disks)システムで作成されてもよい。電力管理されたストレージシステムにおいては、最大許可電力消費または「電力許容枠」によって、一度に限定数のストレージデバイスだけが、パワーオンになる。電力管理されたRAIDシステムについては、例えば、「電力効率の良い大容量ストレージシステムのための方法と装置」と題された米国特許7,035,972に記述されており、それを、本願においてあらゆる目的で完全に記述されたかのように参照により本願に組み込む。
ストレージシステム200のユーザは、複数の二次ストレージメディア110が低電力動作モードになっている場合、二次ストレージシステム202上に記憶された1つ以上のデータユニットについての情報を見てもよい。アーカイブ化システム200のストレージコントローラ206は、データユニットのメタデータをビューで維持し、データは二次ストレージシステム202に記憶される。メタデータは、複数の二次ストレージ媒体110に記憶されたデータユニットに関連する1つ以上の属性を含んでもよい。データユニットは、低電力状態にあることがある二次ストレージ媒体110に記憶されることから、ビューは、パワーオン状態にあるストレージ媒体の中に記憶される。従って、ファイルシステムの表示を作成するために、データについての情報が例えばユーザによって要求された場合、要求を満たすためにビューの中のメタデータが用いられてもよい。要求を実行する際、要求を満たすためにメタデータが用いられることから、データを記憶している可能性がある低電力ドライブをパワーオンにする必要はない。
図3は、一実施形態による、動的ビューおよび静的ビューを作成するためのシステムを示している。図示するように、構成可能なビュークリエーター302は、静的ビュークリエーター304と、動的ビュークリエーター306とを含む。ビュークリエーター302は、ストレージコントローラ206またはいかなる他のデバイスに含まれてもよい。二次ストレージシステム202は、アーカイブ化された複数のディレクトリバージョン308を含む。
ディレクトリバージョン308−1は、日付1にアーカイブ化されたファイルを表し、ファイル1とファイル2(v1)とを含む。
ディレクトリバージョン308−2は、日付2にアーカイブ化されたファイルを表し、ファイル2(v2)とファイル3とファイル4(v1)とを含む。この場合、ファイル2の新規バーションが、新規ファイルであるファイル3およびファイル4(v1)に加えてアーカイブ化される。
ディレクトリバージョン308−3は、日付3にアーカイブ化されたファイルを表し、ファイル2(v3)とファイル4(v4)とファイル5とを含む。この場合、ファイル2およびファイル4の新規バーションが、新規ファイルであるファイル5に加えてアーカイブ化される。
バージョン308は、アーカイブされた全てのファイルの各バージョンを含むディレクトリを形成してもよい。また、これらのファイルのメタデータが形成されてもよい。従って、ファイルが利用可能でないことがある場合でも、ビューを作成するのにメタデータが用いられてもよい。
静的ビュークリエーター304は、静的ビュー310を作成する。静的ビューは、変化しなくてよいビューである。静的表示を作成するため、多様なフィルタが用いられてもよい。例えば、ビューは、日付、バージョン等について作成されてもよい。静的ビュークリエーター304は、時間の経過と共に変化することのない静的ビュー310を作成してもよい。
一例において、静的ビュー310は、日付1についてのディレクトリのバージョンを示すように作成される。図のように、静的ビュー310は、ファイル、すなわち、ファイル1およびファイル2(v1)を含む。これは、日付1に関するファイルのビューである。静的ビュー310は、ファイルをあらわすメタデータを用いて作成されてもよい。要求されたファイルについてのメタデータがマウントされ、ツリーのかたちで作成されてもよい。次いでツリーは、静的ビュー310を形成するのに用いられる。
動的ビュークリエーター306は、動的ビュー312を作成してもよい。動的ビューは、時間の経過と共に変化してもよい。例えば、動的ビューを作成するのにフィルタ基準が用いられてもよい。フィルタについて戻される情報は、時間の経過と共に変化してもよい。例えば、ファイルがアーカイブ化されるにつれて、それらがフィルタについての基準に合致していることがあることから、これは戻されるファイルに影響を与えることもある。従って、動的ビュー312は、変更が行われる際に更新されてもよい。
一実施形態において、動的ビュー312は、より新しいバージョンがアーカイブ化された場合、ビューについてのファイルを更新する。一例では、更新されたファイルを使ってビューを作成するのに、動的ビュー312についての基準が用いられてもよい。図のように、動的ビュー312は、ファイル、すなわちファイル1、ファイル2(v3)、ファイル4(v2)およびファイル5を含む。これは、ディレクトリ202の中の最新バージョンのファイルを示す。例えばファイル2についてバージョンv1およびv2、ファイル4についてバージョンv1のように、日付1および2に作成されたファイルが複数のバージョンある場合であっても、動的表示312は、日付3に関する最新バージョンを示すように更新される。
アーカイブ化が行われると、新規のメタデータが作成されてもよい。この新規メタデータが作成されると、動的ビュークリエーター306が、メタデータを用いて動的ビュー312を更新してもよい。
作成されるビューは、パワーオンのドライブ上に記憶されるファイルにマウントされてもよい。例えば、ファイルは、一次ストレージシステム204の中に記憶されてもよい。ビューは、ファイルツリーの中に管理可能なやり方で提供されてもよい。たとえ実際のファイルがパワーダウン状態のドライブにある場合でも、ビューは、アクセスされてもよい。従って、データについての情報が必要な場合、たとえデータがパワーダウンのドライブに記憶されていたとしても、メタデータを用いてデータについての属性を表示してもよい。従って、パワーダウンのドライブは、データに関する情報にアクセスすることを目的としてパワーオンにされる必要はない。むしろ、メタデータが、データに関する情報を提供する。
ビューは、データのサブセットの特定の編成を表す。従って、これによって、二次ストレージ媒体に記憶されたデータの管理可能な部分を使って動作を行うことが可能になる。例えば、データの属性を探索し、検索し、アクセスすること等ができる。ビューの中のデータの属性間のナビゲーションも、容易に行うことができる。例えば、データが記憶されているドライブにアクセスすることなく二次ストレージ媒体202の中のデータのサブセットの編成を示す、ユーザインタフェースが提供されてもよい。従って、ドライブはパワーダウン状態であってもよい。データが二次ストレージ媒体202から検索される必要がある場合には、ドライブがパワーオンにされてもよく、そしてデータが検索される。
図4は、一実施形態による、静的なビューを作成する方法の単純化されたフローチャート400を示す図である。ステップ402は、いつ静的なビューが作成されるべきかを判定する。静的ビューは、一度だけ作成される。静的ビューは、たとえビューが作成されたファイル中のデータが変更されたとしても、同じ状態のままである。
ステップ404は、ビューについてのフィルタ基準を判定する。フィルタ基準は、データのサブセットを選択できるものなら、いかなる基準であってもよい。フィルタ基準はユーザによって選択されてもよい。フィルタ基準の例には、データ、時刻、ファイル名ワイルドカード、所有ユーザおよびグループなどが含まれる。
ステップ406は、フィルタ基準に合致する第2のストレージ媒体202の中のデータを判定する。次いでステップ408は、そのデータのメタデータを判定する。メタデータには、データの属性が含まれる。例えば、メタデータは、ファイル名、コンテンツの説明、アーカイブ化された日付、所有者、バージョン管理などを含んでもよい。
次いでステップ410は、メタデータを用いてデータの静的ビューを作成する。静的ビューは、メタデータのファイルツリーであってもよい。次いでステップ412は、アクセスされうるファイルシステムに静的ビューをエクスポートする。例えば、静的ビューは、パワーオンの状態にあるドライブに常に記憶される。
図5は、一実施形態による、動的ビューを作成する方法の単純化したフローチャート500を示す図である。ステップ502は、動的ビューがいつ作成されるべきかまたは更新されるべきかを判定する。動的ビューは、ビュー用のデータが変更されるときに更新される。例えば、ビューの中に含まれているファイルが別のファイルに代わる度に(例えばファイルの別のバージョン)、新たな動的ビューが作成されてもよい。
ステップ504は、ビューについてのフィルタ基準を判定する。フィルタ基準は、データのサブセットを選択できるものならいかなる基準であってもよく、そして、ユーザによって選択されてもよい。一例において、フィルタ基準は、ビュー用のデータへの変更が行われるときに検出してもよい。
ステップ506は、フィルタ基準に合致する第2のストレージ媒体202の中のデータを判定する。例えば、データの変更が検出される。
次いでステップ508は、データのためのメタデータを判定する。メタデータは、データの属性を含む。例えば、変更されたデータについてのメタデータが判定される。
次いでステップ510は、メタデータを用いてデータの動的ビューを作成する。前に作成された動的ビューの動的ビューが、新規メタデータを使って更新されてもよい。
次いでステップ512は、アクセスされうるファイルシステムに動的ビューをエクスポートする。例えば、動的ビューは、パワーオンの状態にあるドライブに常に記憶される。
説明は特定の実施形態に関して行ってきたが、これらの特定の実施形態は単に例示しているのであって、限定しているのではない。
具体的な実施形態のルーチンを実施するため、C、C++、Java(登録商標)、アセンブリ言語等を含めて、適切であればいかなるプログラム言語が用いられてもよい。例えば手続き型やオブジェクト指向など、さまざまなプログラミング手法が採用されてもよい。ルーチンは、単一の処理デバイスで実行されてもよいし、複数のプロセッサで実行されてもよい。ステップ、動作、または演算は、特定の順序で提示されているけれども、この順序は、多様な特定の実施形態において変更されてもよい。一部の特定の実施形態において、本明細書でシーケンシャルとして示す複数のステップは、同時に実行されてもよい。本書で記述された動作のシーケンスは、例えばオペレーティングシステムやKemelのような、他のプロセスによって中断されたり、停止されたり、それ以外に制御されてもよい。ルーチンは、オペレーティングシステム環境においてまたはスタンドアロンルーチンとして動作してもよく、処理中のシステムの全てまたは実質的な部分を占有してもよい。機能は、ハードウェアで、ソフトウェアで、あるいは両方の組み合わせで実施されてもよい。また、別に明記しない限り、機能は、その全部または一部を手動的に実施されてもよい。
本書の記述では、具体的な実施形態を完全に理解してもらうため、例えばコンポーネントおよび/または方法の例など、特定の詳細が多数提供されている。しかし、当業者であれば当然のことであるが、1つ以上の特定の詳細がなくても、あるいは、他の装置、システム、アセンブリ、方法、コンポーネント、材料、部品、および/またはそのようなものがあっても、具体的な実施形態が実施できる。他の例では、よく知られた構造、材料、または動作は、具体的な実施形態の態様を分りにくくすることを避けるため、具体的に示したり、詳細に記述したりしていない。
特定の実施形態のための「コンピュータ可読媒体」は、命令実行システム、装置、システムまたはデバイスによって用いられるかまたはそれに関連して用いられるプログラムを、含み、記憶し、通信し、伝搬させ、または転送することができるなら、いかなる媒体であってもよい。コンピュータ可読媒体は、限定ではなく例として挙げると、電子の、磁気の、光学の、電磁的な、赤外線の、または半導体によるシステム、装置、システム、デバイス、搬送媒体、またはコンピュータメモリであってもよい。
特定の実施形態は、制御論理のかたちでソフトウェアまたはハードウェアまたは両者の組み合わせとして実装されてもよい。制御論理は、1つ以上のプロセッサによって実行された場合、具体的な実施形態の中に記述されたものを実行するように動作可能であってもよい。
「プロセッサ」または「プロセス」には、データ、信号またはその他の情報を処理するものであれば、いかなる人手のまたはハードウェアのおよび/またはソフトウェアのシステム、メカニズム、またはコンポーネントをも含める。プロセッサには、汎用中央処理装置、マルチ処理装置、機能性を実現するための専用回路機構、またはその他のシステムを含めてもよい。処理は、地理的位置に限定されたり、時間的な制限を受けたりする必要はない。例えば、プロセッサはその機能を「バッチモード」において、「リアルタイムで」、「オフラインで」実行することなどもできる。処理の各部が、異なる時刻に異なる場所で、異なる(または同じ)処理システムによって実行されてもよい。
本明細書を通じて、「一実施形態」、「1つの実施形態」、「詳細な実施形態」または「特定の実施形態」への言及は、特定の実施形態に関連して記述された特定の機能、構造または特性が、すべての特定の実施形態に必ずしも含まれているのではなく、少なくとも1つの実施形態に含まれていることを意味する。従って、本明細書を通じて各所に出てくる「具体的な実施形態において」、「一実施形態において」、または「特定の実施形態において」という句のそれぞれの出現は、必ずしも同じ実施形態に言及しているのではない。さらに、特定の実施形態の具体的な特徴、構造または特性がいかなるものであっても、適切であればいかなるやり方で1つ以上の他の具体的な実施形態と組み合わされてもよい。理解されるべきだが、本書で記述して図解した具体的な実施形態の他の変形形態および変更形態が、本書の教示内容に照らして可能であり、その精神および範囲の一部とみなされるべきである。
具体的な実施形態は、特定用途向け集積回路、プログラム可能論理回路、フィールド・プログラマブル・ゲート・アレイを用いて、プログラムされた汎用デジタルコンピュータを用いて実装されてもよく、光学的、科学的、生物学的、量子的、ナノ工学的システム、コンポーネントおよびメカニズムが用いられてもよい。一般に、具体的実施形態の機能は、当分野で知られるいかなる手段によっても実現することができる。分散され、ネットワーク化されたシステム、コンポーネント、および/または回路が使われてもよい。データ通信または転送は、有線でも、無線でも、いかなる他の手段によってもよい。
また、理解されるであろうが、図面/図に示した1つ以上の要素を、もっと分離するかまたはもっと統合したやり方で実装することもできるし、特定の応用に従って有益であるように、場合によっては、除去するかまたは動作不可能にすることすらできる。また、コンピュータが上記の方法のいずれかを実行できるようにするためにコンピュータ可読媒体の中に記憶されうるプログラムまたはコードを実装することも前記精神と範囲内にある。
加えて、別に明記しない限り、図面/図の中の信号の矢印はいずれも、限定ではなく例示として考えられるべきである。さらに、本書で用いられる用語「または」は、別に明記しない限り、一般に「および/または」を意味することを意図している。また、コンポーネントまたはステップの組み合わせは、留意されるとみなされるであろうし、この場合、専門用語では、分離するかまたは組み合わせる能力を与えることは不明確であると予測されている。
本明細書の記述では、そして、以下の請求項を通して、「a」「an」「the」は、文脈から別のことが明確に指示されない限り、複数の参照先も含む。また、本明細書の記述では、そして、以下の請求項を通して、「in」の意味は、文脈から別のことが明確に指示されない限り、「in」と「on」とを含む。
例示された具体的な実施形態の前述の記述は、要約書に記述されていることも含めて、網羅的であること、または、本書に開示された精確な形態で本発明を限定することを意図していない。本発明の特定の具体的な実施形態および例は、本書では例示する目的に限定して記述されている一方で、当業者なら認識し理解するであろうが、前記精神と範囲の中で各種の同等の変更形態が可能である。示したように、これらの変更形態が、例示した具体的な実施形態の前述の記述に照らして、本発明に対して作られることがあり、それらは前記精神と範囲の中に含まれるべきである。
従って、本書で本発明について具体的な実施形態に関して記述してきたが、前記の開示には修正、各種変更および代替の許容範囲が意図されており、従って、理解されるであろうが、場合によっては具体的な実施形態の一部の特徴が、上述の範囲と精神とから逸脱することなく、他の特徴を対応して使用することなく、採用されるであろう。従って、具体的な状況または材料を本質的な範囲と精神とに適用するため、多くの修正が行われてもよい。本発明は、下記の請求項の中で用いられる具体的な用語に限定されず、そして/または、本発明を実行するため考え出された最良の方法として開示された具体的な実施形態にも限定されないが、本発明は、添付の請求項の範囲に入るあらゆる具体的な実施形態およびその同等物を含むということが意図される。
Claims (19)
- 複数のデータユニットのビューを作成する方法であって、前記複数のデータユニットの一部分は、前記ストレージシステム内で低電力動作モードである1つ又は複数のストレージドライブに記憶され、前記方法は、
ストレージシステム内に記憶されたデータユニットのサブセットを1つ又は複数のフィルタ基準に基づいて判定するステップと、
前記ストレージシステム内の前記データユニットのサブセットを表すメタデータを判定するステップと、
前記メタデータを用いてビューを作成するステップと、
パワーオンのストレージドライブに常にアクセス可能であるように前記ビューを記憶するステップであって、前記メタデータは、低電力動作モードである1つ又は複数のストレージドライブに記憶された前記データユニットのサブセットのうち1つ又は複数のデータユニットに関するものである、ステップと
とを備えたことを特徴とする方法。 - 前記ビューは静的ビューを備え、前記静的ビューは、前記データユニットのサブセットが変化しても、作成された後は変化しないことを特徴とする請求項1に記載の方法。
- 前記ビューは動的ビューを備え、前記動的ビューは、前記データのサブセットに対する変更が発生したときに更新されることを特徴とする請求項1に記載の方法。
- 前記データユニットの前記サブセットに対する変更が発生したときに、前記1つ又は複数のフィルタ基準に基づいて追跡するステップをさらに備えたことを特徴とする請求項3に記載の方法。
- 前記動的ビューは、ユニオンファイルシステムを用いるか、又はメタデータのファイルシステムの上に配置され得るフィルタ積層ファイルシステムレイヤを用いて作成されることを特徴とする請求項3に記載の方法。
- 前記フィルタ条件はユーザによって定義されることを特徴とする請求項1に記載の方法。
- 前記ビューは、前記ストレージシステム内に記憶される前記データユニットのサブセットの構造を表すファイルツリーとして記憶されることを特徴とする請求項1に記載の方法。
- 前記データユニットのサブセットのうちの一データユニットに関連する情報の要求を受信するステップと、
前記ビューの前記データユニットのメタデータを判定するステップと、
前記判定されたメタデータを用いて情報の前記要求にサービス提供するステップと
をさらに備えたことを特徴とする請求項1に記載の方法。 - データユニットが、パワーダウン状態になっているストレージドライブ上に記憶され、前記ストレージドライブをパワーオンにすることなく前記要求がサービス提供されることを特徴とする請求項8に記載の方法。
- 複数のデータユニットのビューを作成するように構成された装置であって、前記複数のデータユニットの一部分が前記ストレージシステム内で低電力動作モードになっている1つ又は複数のストレージドライブに記憶され、前記装置は、
1つ又は複数のプロセッサと、
前記1つ又は複数のプロセッサによって実行するために1つ又は複数の有形の媒体の中に符号化されたロジックであって、実行されたときに、
ストレージシステム内に記憶されたデータユニットのサブセットを1つ又は複数のフィルタ基準に基づいて判定し、
前記ストレージシステム内の前記データユニットのサブセットを表すメタデータを判定し、
前記メタデータを用いてビューを作成し、
パワーオンであるストレージドライブに常にアクセス可能であるように前記ビューを記憶し、前記メタデータは、前記低電力動作モードになっている1つ又は複数のストレージドライブに記憶される前記データユニットのサブセットのうち1つ又は複数のデータユニットに関するものである、として動作可能なロジックと
を備えたことを特徴とする装置。 - 前記ビューは、静的ビューを備え、前記静的ビューは、前記データユニットのサブセットが変化しても、作成された後は変化しないことを特徴とする請求項10に記載の装置。
- 前記ビューは、動的ビューを備え、前記動的ビューは、前記データのサブセットに対する変更が発生したときに更新されることを特徴とする請求項10に記載の装置。
- 前記ロジックは、実行されたときに、前記データユニットの前記サブセットに対する変更が発生したときに前記1つ又は複数のフィルタ基準に基づいて追跡するようにさらに動作可能であることを特徴とする請求項12に記載の装置。
- 前記動的ビューは、ユニオンファイルシステムを用いるか、又はメタデータのファイルシステムの上に配置され得るフィルタ積層ファイルシステムレイヤを用いて作成されることを特徴とする請求項12に記載の装置。
- 前記フィルタ条件は、ユーザによって定義されることを特徴とする請求項10に記載の装置。
- 前記ビューは、前記ストレージシステム内に記憶される前記データユニットのサブセットの構造を表すファイルツリーとして記憶されることを特徴とする請求項10に記載の装置。
- 前記ロジックは、実行されたときに、
前記データユニットのサブセットのうちの1データユニットに関連する情報の要求を受信し、
前記ビューの中で前記データユニットのメタデータを判定し、
前記判定されたメタデータを用いて情報の前記要求にサービス提供する
ようにさらに動作可能であることを特徴とする請求項10に記載の装置。 - データユニットは、パワーダウン状態になっているストレージドライブ上に記憶され、前記ストレージドライブをパワーオンにすることなく前記要求がサービス提供されることを特徴とする請求項17に記載の装置。
- 複数のデータユニットのビューを作成するように構成された装置であって、前記複数のデータユニットの一部分は、前記ストレージシステム内で低電力動作モードになっている1つ又は複数のストレージドライブに記憶され、前記装置は、
ストレージシステム内に記憶されたデータユニットのサブセットを1つ又は複数のフィルタ基準に基づいて判定する手段と、
前記ストレージシステム内の前記データユニットのサブセットを表すメタデータを判定する手段と、
前記メタデータを用いてビューを作成する手段と、
パワーオンのストレージドライブに常にアクセス可能であるように前記ビューを記憶する手段であって、前記メタデータは、前記低電力動作モードになっている1つ又は複数のストレージドライブに記憶される前記データユニットのサブセットのうち1つ又は複数のデータユニットに関するものである、手段と
を備えたことを特徴とする装置。
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