JP2009533194A - 縫合糸チャネルを作り出すためのシステム及び方法 - Google Patents
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Abstract
ドナー構成部分をレシピエント器官上に移植するための、装置及び方法が提供される。この方法では、レシピエント器官内の空洞は、所定の寸法を有する境界によって規定される。同様に、ドナー構成部分は、空洞と実質的に適合する所定の寸法を有する境界を有するように特定される。その後、ドナー構成部分及びレシピエント器官内に、縫合糸通路が作り出される。ドナー構成部分が、レシピエント器官の空洞内に位置決めされるとき、縫合糸通路が位置合せされる。次いで縫合糸は、ドナー構成部分をレシピエント器官に固定するために、縫合糸通路を通り境界を横断して通される。
Description
本発明は、視覚障害の矯正に有用な眼科移植手術の手順に関する。より詳細には、本発明は、角膜組織を光アブレーション及び除去するためのパルス・レーザ・ビームの使用を組み込む、眼科手術手順に関する。本発明は、限定的にではないが特に、所定の境界に沿って角膜組織を光アブレーションすることによる、角膜組織の除去及び置換用ドナー移植片の製作に有用である。
従来、角膜の移植又は角膜移植術は、通常、トレフィンと呼ばれる円筒形のナイフを用いて実行されてきた。そのような移植中に、トレフィンは、患者の角膜から組織のディスク形状部分を切削するために使用される。その結果得られる患者の角膜内の空洞に、次いで、ほぼ同じ寸法を有するドナー組織の移植片が充填される。その後、移植片が、縫合糸によって患者の角膜に固定される。
そのような角膜の移植中に、いくつかの問題がしばしば生じる。第1に、組織の除去中に眼を正しく位置決めし保持することが、困難であることが見出されている。通常、眼は、強膜にて鉗子によって把持されなくてはならない。したがって、眼の組織は、除去手順中にストレスを受ける。第2に、トレフィン自体が、所望の切削部を製作するために、眼に圧力を加えなくてはならない。眼が動く場合、切削操作は、偏心を生じる可能性がある。さらに、加圧によって生じる眼の変形は、非円形の切削部又は良好に画成されない切削縁部を生じる可能性がある。第3に、縫合工程は、針が角膜組織を貫通するときに、さらなるストレスを眼に生じる可能性がある。さらに、縫合の位置決め及び質は、外科医の技術に大幅に依存する。これらの問題の結果として、治療工程及び/又は結果的な患者の視覚の質が、損なわれるおそれがある。
上記を鑑みると、機械的手術に付随する上記欠点を伴わずに実行することができる、角膜移植手順が必要とされている。すなわち、本発明の目的は、光アブレーションを用いて角膜の移植を実行するための、装置及び方法を提供することである。本発明の別の目的は、置換される組織とドナー移植片とが実質的に適合する境界及び寸法を有する、角膜移植手術のための装置及び方法を提供することである。本発明の別の目的は、治療工程を助けるための所定の切削パターンを利用する、角膜移植手術を実行するための装置及び方法を提供することである。さらに別の目的は、針を用いた縫合中の眼へのストレスを低減するために、角膜組織内に縫合糸通路が形成される、角膜組織を移植するための装置及び方法を提供することである。本発明のさらに別の目的は、容易に実現でき比較的コスト効率の高い、角膜組織を移植するための方法を提供することである。
本発明によれば、角膜組織の移植を実行するための装置及び方法が提供される。具体的には、本発明では、レシピエント器官の区間が、ドナー器官からの構成部分で置換される。本発明のために、前記ドナー構成部分及び置換される前記区間は、実質的に適合する境界及び寸法を有する。
置換される正確な区間は、利用可能な技術を用いて、所定の寸法を有する境界によって規定される。通常、境界は、レシピエント器官内の、損傷を受け又は疾患を有するすべての組織を取り囲む。置換される区間の境界及び寸法とともに、ドナー組織の実質的に適合するボリュームもまた規定される。具体的には、ドナー構成部分は、置換される区間と実質的に同じ境界及び寸法を有するように規定され、予期される角膜組織の膨張又は収縮のために補正が行われる。このやり方で、ドナー構成部分を、レシピエント器官内に正確に嵌めることができる。前記レシピエント内でのドナー構成部分の向き決めを容易にするために、且つ治癒を促進するために、境界は、対称又は非対象とすることができる突起部分を規定することができる。
本発明のために、疾患を有する組織のボリュームが予備決定された後に、縫合糸通路が、レシピエント器官及び前記ドナー構成部分の両方の内部に作り出される。好ましくは、縫合糸通路は、レシピエント器官内及びドナー構成部分内で光アブレーションされて、除去され置換用に使用される組織の区間のそれぞれの境界と交わる。
縫合糸通路を製作した後に、ドナー構成部分及び置換される部分が、それぞれドナー器官及びレシピエント器官から分離される。具体的には、レシピエント器官は、置換される区間の境界に沿って光アブレーションされる。光アブレーションの結果として、置換される空間を、レシピエント器官の隣接部分から除去して、レシピエント器官内に空洞を作り出すことができる。同様に、ドナー器官は、構成部分の境界に沿って光アブレーションされ、その後、構成部分は、ドナー器官から除去される。
本発明では、構成部分は次いで、レシピエント器官内の空洞内に位置決めされる。さらに、位置決め中に、構成部分内の縫合糸通路と、レシピエント器官の隣接部分内の縫合糸通路とが、位置合せされる。その後、縫合糸は、構成部分をレシピエント器官に対して定位置に保持するために、縫合糸通路を通り、それぞれの境界を横断して通される。
本発明自体と同様、本発明の新規特徴は、その構造及びその動作の両方に関して、添付の図面をそれに伴う説明と併せて見ることにより、最もよく理解されるであろう。図面において、同様の参照符号は、同様の部分を示す。
最初に図1を参照すると、本発明による角膜組織の移植を実行するための装置が、概略的に示され、全体が10で指示されている。図示の通り、装置10は、レーザ供給源12を備えており、レーザ供給源12は、好ましくは、レーザ供給源12が連続的な一連のフェムト秒パルスを発生する光アブレーション・モードを有する。具体的には、各パルスは、角膜組織を光アブレーションするために必要な閾値を上回る、エネルギー・レベルを有する必要がある。装置10はまた、レーザ・ビーム16を導き、焦点を合わせることができる、案内用光学素子14を備える。図示の通り、レーザ・ビーム16は、軸18に沿って眼22の角膜組織20内に焦点が合わせられる。さらに、装置10は、センサ24を備えることができる。センサ24は、好ましくは、角膜組織20の疾患を有し又は損傷を受けた部分を、識別することができる。図示の通り、レーザ供給源12、案内用光学素子14、及びセンサ24は、処理装置28と相互接続される。好ましくは、処理装置28は、データを処理し装置10のその他の構成要素を制御するために設けられる、専用コンピュータである。
以下でより完全に詳述するように、これらの装置構成要素は、角膜移植手順中に角膜組織20の光アブレーションを行うために、互いに組み合わさって協働する。具体的には、処理装置28は、光アブレーションによって境界が定められる角膜組織のボリュームを規定し、その中に光アブレーションによって通路を作り出すために、センサ24からのデータを使用することができる。或いは、このボリュームは、外科医が規定することができる。その後、処理装置28は、所望の光アブレーションを実行するために、レーザ供給源12及び案内用光学素子14を制御する。さらに、図1に示すように、処理装置28は、光アブレーション手順の後に、切除、除去、又はそれ以外の方法で角膜組織20を操作するための、ツール30に接続されている。ツール30は、処理装置28に接続して示されるが、角膜組織20を穿通、切除、又は除去するために医師によって手で操作される、針又は鉗子とすることができる。
本発明によれば、装置10は、透明な材料、すなわち角膜組織20を、ドナー器官からレシピエント器官に移植するために使用される。図2に示すように、そのような手順における第1のステップは、レシピエント器官の切除される区間を規定することである(動作ブロック32)。通常そのような区間は、レシピエント器官内の、損傷を受け又は疾患を有する任意の組織を包囲する。その区間は、所定の寸法及びそれによって生じるボリュームを有する、境界を有するように規定される。本発明では、境界は、その区間をレシピエント器官の残りの部分から分離する。
区間が規定された後、光アブレーションによって、レシピエント器官内に縫合糸通路が作り出される(動作ブロック34)。具体的には、案内用光学素子14は、光アブレーションされる角膜組織20上に、レーザ・ビーム16の焦点を合わせる。さらに、案内用光学素子14は、処理装置28により、処理装置28内に格納されたコンピュータ・プログラムに従って動作させられる。このようなやり方で、コンピュータ・プログラムは、角膜組織20の光アブレーションを縫合糸通路に沿って制御する。好ましくは、特定の所望の光アブレーション手順を実行するために、外科医がコンピュータ・プログラムに入力を行うことができる。
本発明のために、縫合糸通路は、切除される区間とレシピエント器官の残りの部分との間の最終的な境界と交わる。いくつかの実施例では、縫合糸通路は、境界からレシピエント器官の前面まで続くことができる。代替実施例では、縫合糸通路は、境界に到達せずに、前面からレシピエント器官へと短距離だけ延びることができる。
縫合糸通路が作り出された後に、境界に沿った角膜組織が、光アブレーションされる(動作ブロック36)。ここでも同様に、処理装置28は、境界に沿った角膜組織を光アブレーションするように、コンピュータ・プログラムに従ってレーザ供給源12及び案内用光学素子14を動作させる。境界が光アブレーションされた状態で、区間を光アブレーションし、又は手動でレシピエント器官から切除して、レシピエント器官内に空洞を確立することができる。この時点で、レシピエント器官は、ドナー器官からの移植体を受容するように準備されている。
図2をさらに参照しながら、ドナー器官の準備を次に説明する。具体的には、ドナー器官の構成部分は、レシピエント器官の除去された区間を置換するように特定される(動作ブロック38)。本発明のために、構成部分は、除去された区間及びレシピエント器官内の空洞の、所定の寸法及びそれにより生じるボリュームと実質的に同一の、所定の寸法及びそれにより生じるボリュームを有する境界を有するように特定される。
構成部分が特定された後に、縫合糸通路が、構成部分内に作り出される(動作ブロック40)。上記のように、縫合糸通路は、処理装置28によって制御される動作において光アブレーションによって作り出され、好ましくは構成部分の境界と交わる。いくつかの実施例では、縫合糸通路は、境界から構成部分の前面まで続くことができ、別の実施例では、縫合糸通路は、前面に到達せずに構成部分内に短距離だけ延びることができる。
構成部分内の縫合糸通路が作り出された後に、境界に沿った角膜組織は、処理装置28によって制御される動作において光アブレーションされる(動作ブロック42)。境界が光アブレーションされた状態で、構成部分を、ドナー器官から除去することができる。その後、構成部分は、レシピエント器官の空洞内に位置決めされる(動作ブロック44)。位置決め中に、構成部分の正しい向きを保証するために、レシピエント器官内の縫合糸通路とドナーを位置合せすることができる。次いで縫合糸は、構成部分をレシピエント器官に固定するために、縫合糸通路を通り境界を横断して通される(動作ブロック46)。好ましくは、縫合糸を縫合糸通路に通すために、針又は他のツールを使用する。縫合糸通路があるので、縫合糸によって構成部分をレシピエント器官に固定するために必要な力が、大幅に低減される。その結果、レシピエント器官及び構成部分が受ける圧力がより小さくなり、回復中のそれらへの合併症の危険性が低減される。
次に図3A〜図3C及び図4A〜図4Bを参照すると、動作の様々な段階にある、レシピエント器官48及びドナー器官50が示されている。最初に図3Aを参照すると、光アブレーションされた後のレシピエント器官48が示されている。図示のように、レシピエント器官48は、後面52及び前面54を有する。さらに、レシピエント器官48は、境界58によって規定された、そこから除去される区間56を含む。図示のように、境界58は、区間56をレシピエント器官48の残りの部分から分離する。さらに示すように、境界58は、区間56の所定の寸法62を規定する。本発明のために、レシピエント器官48内に縫合糸通路64a、64bが形成される。図示のように、縫合糸通路64aは、境界58からレシピエント器官48の前面54まで延びる。一方、縫合糸通路64bは、境界58と交わらずに、前面54からレシピエント器官48内へと延びる。外科的な事情に応じて、いずれのタイプの縫合糸通路64a及び64bを使用することもできる。
次に図3Bを参照すると、区間56がレシピエント器官48から切除されていることが分かる。本発明では、区間56を機械的に切除し、又は全体的に光アブレーションすることができる。区間56を除去する結果として、境界58及び所定の寸法62を有する空洞66が確立される。さらに、縫合糸通路64aは、レシピエント器官48を通って境界58から空洞66まで延びるが、縫合糸通路64bは、空洞66と交わらないことが分かる。
次に図4Aに移ると、ドナー器官50の準備を理解することができる。図4Aには、光アブレーションされた後のドナー器官50が示される。図示の通り、ドナー器官50は、後面68及び前面70を有する。さらに、ドナー器官50から除去される構成部分72は、境界74を含む。図示のように、境界74は、構成部分72の所定の寸法76を規定する。本発明のために、所定の寸法76は、レシピエント器官48の区間56及び空洞66の、所定の寸法62と実質的に適合する。さらに示すように、構成部分72内に、縫合糸通路78a、78bが設けられる。具体的には、縫合糸通路78aは、前面70から境界74まで延びるが、縫合糸78bは、境界74と交わらずに、ドナー器官50内のみに延びる。
次に図4Bを参照すると、構成部分72が、ドナー器官50から除去されていることが分かる。さらに、縫合糸通路78aは、構成部分72を通って前面70から境界74まで延びるが、縫合糸通路78bは、境界74と交わらないことが分かる。
図3Cには、ドナー器官50の構成部分72を受容した後の、レシピエント器官48が示されている。図示の通り、構成部分72は、レシピエント器官48内に正確に嵌められる。さらに、縫合糸通路64aと78a、及び縫合糸通路64bと78bが、正確に位置合せされる。また、縫合糸80は、構成部分72をレシピエント機関48に固定するために、縫合糸通路64a及び78a、並びに64b及び78bを通されている。図示のように、縫合糸通路64a及び78aは、縫合糸80a用の連続的な通路を形成する。一方で、縫合糸通路64b及び78bは、境界58及び74にて角膜組織20によって中断される。したがって、縫合糸通路64b及び78b内に縫合糸80bを配置する間に、縫合糸通路64bと縫合糸通路78bとの間の角膜組織20は、針又は同様のツールによって穿通されなければならない。
次に図5A、図5B、及び図6A、図6Bを参照すると、好ましい所定の寸法76を有する構成部分72を受容した後の、レシピエント器官48が示されている。図5A及び図5Bには、境界74を有する構成部分72が示されており、境界74は、実質的に円形の周縁84から径方向外向きに延びる、突起82a〜82eを備える。レシピエント器官48及び構成部分72は、垂直縫合糸80a〜80eによって互いに固定されるが、突起82a〜82eは、水平縫合糸80fを使用する。具体的には、水平縫合糸80fは、周縁84の径方向外側の実質的に円形の経路を進む。図示のように、水平縫合糸80fは、突起82a〜82eとレシピエント器官48との間をさらに連結させるために、それらの間を通過する。さらに、突起82a〜82eは、レシピエント器官48と構成部分72との間の正しい位置合せを容易にする。
図6A〜図6Bには、実質的に円形の境界58及び74を有する、レシピエント器官48及び構成部分72が示されている。縫合糸80の好ましいパターンは、ジグザグの形で、径方向外向きに延び、次いで径方向内向きに延びる。図6Bに示すように、縫合糸80は、浅い縫合糸80g又は深い縫合糸80hを含むことができる。
図3A〜図4B及び図5Aに、穿孔又は穿通を行う角膜移植術手順を示す。具体的には、これらの図面では、区間56及び構成部分72は、角膜組織20の後面52及び68から前面54及び70へと延びる。図6Bに、薄層移植片を示す。具体的には、図6Bでは、境界58及び74が、後面52並びに前面54及び70の両方から離れた、ドーム形状表面86と境界を接することが分かる。境界58及び74は、後面52及び68から前面54及び70へと延びる、表面88をさらに含む。眼科手術の分野では、表面86は水平表面と呼ばれ、表面88は垂直表面と呼ばれる。薄膜移植片の移植では、水平表面86は、構成部分が載るところになるとみなされ、垂直表面88は、構成部分の縁になるとみなされる。このタイプの角膜移植において、適当な構成部分72及び空洞66を作り出す間に、まず光アブレーションが水平表面86に沿って実行される。次いで、縫合糸通路64及び78が、光アブレーションによって作り出される。その後、垂直表面88が光アブレーションされ、移植が実施される。
本発明のために、すべての特定の光アブレーション手順が、対象となる角膜組織20の後面52、68から前面54、70に向かって、軸方向に実行されることが好ましい。すなわち、光アブレーションはまず、光アブレーションされる最も深い角膜組織20上で行われる。その後、レーザ・ビーム16の焦点は、より浅い角膜組織20を光アブレーションするために、前面54、70に向かって動かされる。その結果、角膜組織20内の気泡は常に、レーザ・ビーム16の焦点よりも深くなる。このようなやり方で、レーザ・ビーム16は、角膜組織20の光アブレーションによって通常生じる気泡を、強制的に通過させられない。
さらに、図5A及び図6Aに示されるパターン以外の多種多様な境界及び縫合糸パターンを、本発明に用い得ることが想定される。たとえば、 Zirm、Franceschetti、Sourdille、the Barraquers、Elschnig、the Castroviejos、Katzin、La Roca、Paufique、Carrel、Arruga、及びFritzの縫合糸パターンなどを、関連する適正な境界とともに用いることができる。これらの特定の縫合糸パターン及び境界は、「Corneal Grafts」B.W.Rycroft編、Butterworth & Co.(Publishers)Ltd.、ロンドン、1955年において説明されており、そこから組み込まれる。本発明のために、これらの縫合糸パターン及び境界を、処理装置28によって使用されるコンピュータ・プログラム内に記憶させることができる。このようなやり方で、処理装置28は、実行される手術にとって適切な縫合糸パターンを、選択又は提案することができる。
本明細書において詳細に図示及び開示された、縫合糸チャネルを作り出すための特定のシステム及び方法は、本明細書において上述した目的を十分に達成し利点を十分に提供することができるが、それらは本発明の現在好ましい実施例の単なる例示に過ぎず、添付の特許請求の範囲に記載される以外には、本明細書に示した構造又は設計の詳細に対するいかなる限定も意図されないことを理解されたい。
Claims (20)
- ドナー器官からレシピエント器官内に材料を移植するための方法において、
所定のボリュームの材料を取り囲む、特定の寸法を有する境界表面を規定するステップと、
前記ドナー器官内及び前記レシピエント器官内の、前記境界表面を識別するステップと、
前記ドナー器官内及び前記レシピエント器官内に、縫合糸通路をそれぞれ作り出すステップであって、前記縫合糸通路が、それぞれの境界表面上の実質的に同一の点にて前記それぞれの境界表面と交わるステップと、
ドナー構成部分及びレシピエント区間を作り出すために、前記ドナー器官及び前記レシピエント器官のそれぞれの境界表面上を光アブレーションするステップと、
前記レシピエント区間を前記ドナー構成部分で置換するステップと、
前記ドナー構成部分を前記レシピエント器官上に保持するために、前記縫合糸通路に沿って縫合糸を通すステップとを含む方法。 - 前記ドナー器官及び前記レシピエント器官がそれぞれ、後面及び前面を有し、前記レシピエント器官内の前記縫合糸通路、及び前記構成部分内の前記縫合糸通路が、それぞれ別々の境界からそれぞれ別々の各前面へと延びる、請求項1に記載の方法。
- 前記構成部分内の前記縫合糸通路を、前記縫合糸をその中に通す前に、前記レシピエント器官内の前記縫合糸通路と位置合せするステップをさらに含む、請求項2に記載の方法。
- 前記レシピエント器官及び前記ドナー器官が、角膜組織を含み、さらに、前記作り出すステップが、角膜組織を光アブレーションすることによって実行される、請求項1に記載の方法。
- 前記ドナー器官及び前記レシピエント器官がそれぞれ、後面及び前面を有し、前記作り出すステップ中に、前記後面から前記前面の方向で光アブレーションが実行される、請求項4に記載の方法。
- 前記境界表面が突起部分を画成する、請求項1に記載の方法。
- 前記ドナー器官内及び前記レシピエント器官内に、多数の縫合糸通路が作り出され、各縫合糸通路が、前記それぞれの境界表面上の実質的に同一の点にて交わる、請求項1に記載の方法。
- 透明なドナー材料をレシピエント器官上に移植するための方法であって、
前記レシピエント器官内に、所定の寸法を有する境界を有する空洞を画成するステップと、
前記レシピエント器官内に縫合糸通路を作り出すステップと、
前記空洞の前記所定の寸法に実質的に適合する所定の寸法を有する境界を備える、前記ドナー材料の構成部分を特定するステップと、
前記構成部分を前記空洞内に位置決めするステップと、
前記構成部分を前記レシピエント器官に対して定位置に保持するために、前記縫合糸通路に沿って前記構成部分及び前記レシピエント器官に縫合糸を通すステップとを含む方法。 - 前記構成部分内に縫合糸通路を作り出すステップをさらに含み、前記通すステップ中に、前記縫合糸が前記構成部分内の前記縫合糸通路及び前記レシピエント器官内の前記縫合糸通路内に通される、請求項8に記載の方法。
- 各縫合糸通路が、それぞれの境界と交わり、前記方法が、前記構成部分内の前記縫合糸通路を、そこに前記縫合糸を通す前に前記レシピエント器官内の前記縫合糸通路と位置合せするステップをさらに含む、請求項9に記載の方法。
- 前記ドナー材料及び前記レシピエント器官がそれぞれ、後面及び前面を有し、各縫合糸通路が、前記それぞれの境界から前記それぞれの前面へと延びる、請求項10に記載の方法。
- 前記縫合糸通路が作り出された後に、前記空洞を確立するように前記レシピエント器官の区間を切除するステップと、
前記構成部分内の前記縫合糸通路が作り出された後に、前記構成部分をドナー器官から除去するステップとをさらに含む、請求項8に記載の方法。 - 前記レシピエント器官及び前記ドナー器官が、角膜組織を含み、さらに、前記作り出すステップ及び前記切除するステップが、角膜組織を光アブレーションすることによって実行される、請求項12に記載の方法。
- 前記ドナー器官及び前記レシピエント器官がそれぞれ、後面及び前面を有し、前記作り出すステップ及び前記切除するステップ中に、前記後面から前記前面の方向で光アブレーションが実行される、請求項13に記載の方法。
- レシピエント器官の区間を、ドナー器官からの構成部分で置換するための装置において、
前記レシピエント器官内に、所定の寸法を有する境界を備える前記区間を規定する手段と、
前記ドナー器官内の前記構成部分を特定する手段であって、前記構成部分が、前記区間の前記所定の寸法に実質的に適合する、所定の寸法を有する境界を備える手段と、
前記レシピエント器官内及び前記構成部分内の縫合糸通路を識別する手段と、
前記レシピエント器官内及び前記構成部分内に前記縫合糸通路を作り出す手段とを備える装置。 - 前記縫合糸通路が、前記それぞれの境界と交わる、請求項15に記載の装置。
- 前記ドナー器官及び前記レシピエント器官がそれぞれ、後面及び前面を有し、前記レシピエント器官内及び前記構成部分内の前記縫合糸通路が、前記それぞれ別々の境界から前記それぞれの各前面へと延びる、請求項16に記載の装置。
- 前記構成部分内の前記縫合糸通路を前記レシピエント器官内の前記縫合糸通路に位置合せする手段をさらに備える、請求項16に記載の装置。
- 前記縫合糸通路が作り出された後に、前記構成部分をドナー器官から除去する手段と、
前記縫合糸通路が作り出された後に、前記レシピエント器官から前記区間を切除する手段とをさらに備える、請求項15に記載の装置。 - 前記レシピエント器官及び前記ドナー器官が、角膜組織を含み、さらに、除去、切除、及び製作するための前記手段が、光アブレーション手段を含む、請求項19に記載の装置。
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