JP2009519043A - 食品組成物のウェルネス関連指数を導くための方法 - Google Patents

食品組成物のウェルネス関連指数を導くための方法 Download PDF

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Abstract

動物による消費用の組成物のウェルネス関連指数を導くための方法であって、(a)動物の健康又はウェルネスを示す複数の変数のそれぞれに対する該組成物の効果を1以上の比較組成物の効果に比べて評価すること;(b)それぞれの変数に対する該組成物の相対効果を数値スコアとして表すこと;及び(c)複数の変数についての該組成物の数値スコアを考慮するアルゴリズムを使用して、ウェルネス関連指数を計算することによる、前記方法。

Description

発明の詳細な説明
背景技術
関連出願への相互参照
[0001] 本出願は、すべての目的のためにその全体が参照により本明細書に組み込まれる、米国仮特許出願60/749,534号(2005年12月12日出願)の利益を主張する。
発明の分野
[0002] 本発明は、ウェルネス関連指数を導くための方法に概して関連して、食品組成物のウェルネス関連指数を導くための方法に特に関連する。
関連技術の記載
[0003] ますます多くの人々が多種多様なペットを購入して世話をしている。米国ペット製品製造業者協会(The American Pet Products Manufacturers Association)は、2002年度には6400万を超える米国の家庭が1匹以上のペットを飼っていたと推定している。1992年以来ほぼ1200万の増加である。多くのペット所有者は、自らのペットがより長く、より健康的に暮らすことを願っている。今日、ペットや他の動物は、栄養改善や医療のおかげで、以前より長く生きて、より優れた生活の質を有しているが、動物の世話人たちは、それでも、動物用食品の多様なニーズへの適格性を判定する方法を必要としている。多くの食品が選択するのに利用可能であるが、獣医学者、酪農家、及びペット所有者のような動物の世話人には、特別な動物又は動物の集団にとって最良の食品を選択することが難しい。
[0004] バイオマーカーのようなマーカー、行動指標、バイオメトリクス、等が含まれる、動物の健康及びウェルネスの多くの指標がある。複数の健康及びウェルネス指標を評価して、その累積情報より、動物の健康及びウェルネスについて記載する方法、又は動物の健康及びウェルネスに関連する指数を提供することは、有用であろう。より特別には、食品の動物への適格性を判定する、容易に視覚化される方法を動物の世話人に与えて、その動物の健康及びウェルネスに対する食品の効果を示す、食品の指数を提供することは有用であろう。
発明の要約
[0005] 動物による消費用の組成物のウェルネス関連指数を導くための方法を提供する。該方法は、動物の健康又はウェルネスを示す複数の変数のそれぞれに対する該組成物の効果を1以上の比較組成物の効果に比べて評価すること;それぞれの変数に対する該組成物の相対効果を数値スコアとして表すこと;及び、複数の変数についての該組成物の数値スコアを考慮するアルゴリズムを使用して、ウェルネス関連指数を計算することを含む。
[0006] また、動物による消費用の組成物について、ウェルネス関連指数を伝達することを含むマーケティング方法も提供する。この指数は、直前に記載のような方法により導くことができる。
[0007] 第一成分及び第二成分を含んでなるキットをさらに提供し、ここで少なくとも第二成分は、上記に記載の方法により導かれるウェルネス関連指数に関連する。
[0008] 本発明の方法により導かれるウェルネス関連指数に関する情報を伝達するための手段をさらに提供し、該手段は、製品ラベル、添付文書、パンフレット、ハンドアウト、広告、一般告知、オーディオテープ、ビデオテープ、DVD、CD−ROM、コンピュータ読み取りチップ、カード又はディスク、コンピュータメモリー、ウェブページ、又はこれらの組合せより選択される。
[0009] 本発明のさらなる特徴及び利益は、本明細書を読むことにより、当業者に明らかになろう。
発明の詳細な説明
[0010] 本発明は、動物による消費用の組成物のウェルネス関連指数を導くための方法を提供する。該方法は、動物の健康又はウェルネスを示す複数の変数のそれぞれに対する該組成物の効果を1以上の比較組成物の効果に比べて評価すること;それぞれの変数に対する該組成物の相対効果を数値スコアとして表すこと;及び、複数の変数についての該組成物の数値スコアを考慮するアルゴリズムを使用して、ウェルネス関連指数を計算することを含む。
[0011] 用語「組成物」は、動物による消費用に栄養的及び/又は医薬的に適応される組成物を意味する。そのような組成物は、食品、サプリメント、供応物(treats)、玩具(toys)、医薬品、又は栄養補助食品であり得る。イヌ科動物に適した組成物は、例えば、例示的に、ドッグフード又はドッグビスケットであり得る。
[0012] ある組成物の効果を、1以上の比較組成物の効果に比べて評価するには、各組成物をいくつかの動物へ同時に、又は1つの動物へ異なる時間に投与する試験を実施する。例えば、組成物が食品であるとき、この試験は給餌試験である。例示すると、1群の動物を使用するとき、ある時間の期間、例えば、1日以上、1週以上、又は1月以上にわたって、該組成物、又は比較組成物の1つを動物に投与する。あるいは、試験において1つの動物を使用するならば、該組成物をある時間の間投与して、比較組成物のそれぞれを実質的に同じ時間の間、連続的に(しかしながら、必ずしも決まった順序でなく)投与する。試験の間のいくつかの時点で、動物の健康又はウェルネスを示す複数の変数を測定することができる。
[0013] 本発明により測定する複数の変数は、1つのウェルネス状態又は複数のウェルネス状態に関連する。本明細書での動物の「ウェルネス」には、動物の身体的、精神的、及び社会的な良好状態(well-being)のすべての側面が含まれ、虚弱質の非存在には制限されない。ウェルネス状態には、限定なしに、抗酸化状態、免疫状態、関節の健康、皮膚状態、外被状態、心臓血管系の健康、腎臓の健康、肝臓の健康、目の健康、神経系の健康、敏捷性、体重、脂肪含量、筋肉含量、寄生虫侵入の状態、感覚の鋭敏性、素因及び行動の属性、認知機能、及び疾患又は生理学的障害の他の状態が含まれる。当業者には、特別なウェルネス状態に関連するある種の変数がわかっている。
[0014] 本発明で使用する変数は、動物又は動物由来の試料について測定又は評価されるものである。試料は、例えば、骨、筋肉、等のような組織であっても、生体液(biofluid)であってもよい。変数はまた、動物の行動の測定又は評価であってもよい。いくつかのやり方で測定し得る変数もあり、このことは、当業者により理解される。2以上の食品を比較するならば、その食品を合理的に比較するためには、特別な変数を首尾一貫して、例えば同じやり方で測定すべきである。
[0015] いくつかの態様では、複数の変数が、動物より得られる少なくとも1つのマーカーを含む可能性がある。マーカーは、バイオマーカー、動物より得られるバイオメトリックデータ点、及び/又は動物より得られる行動データ点であり得る。
[0016] バイオマーカーは、動物の健康又は疾患に関連した生理学的な状態又は変化を具体的に反映する定量可能な臨床変数である。例えば、バイオマーカーは、癌の存在を評価するために使用し得るか、又はバイオマーカーは、特定の微生物(organism)の存在の指標として使用し得る、その微生物により産生される化学化合物であり得る。好適なバイオマーカーは、例えば、動物より得られる生体液又は組織試料に見出すことができる。本発明に有用なそのような生体液又は組織試料は、指数を開発する目的の分析に従うような試料であればよく、診断目的に有用な生体液又は組織試料が含まれる。サンプリングし得る生体液には、排泄物(糞と尿)、血液、唾液、脊髄液、羊水、乳、等が含まれる。組織試料は、例えば、生検により、外科切除により(例えば、他の目的で実施される外科手術の間に)、頬スワブにより、又は数本の毛髪を引き抜くことにより得ることができる。
[0017] 血液及び/又は血清より測定される例示の変数には、限定されないが、ビタミンE、トリグリセリド、コレステロール、脂肪酸[エイコサペンタエン酸(EPA)及びドコサヘキサエン酸(DHA)のようなω−3脂肪酸、リノール酸のようなω−6脂肪酸、その他が含まれる]、グルタチオンペルオキシダーゼ、アルカナール、オステオカルシン、軟骨オリゴマーマトリックスタンパク質(COMP)、I型コラーゲンの架橋連結アミノ末端テロペプチド(NTx)、I型コラーゲンカルボキシ末端テロペプチド(ICTP)、タウリン、血中尿素窒素(BUN)、クレアチニン、微小アルブミン尿症、及びこれらの組合せが含まれる。用語「微小アルブミン血症」は、微量レベルのアルブミンが尿試料中に測定されることに関する。
[0018] 尿で測定される例示の変数には、限定されないが、NTx、ピロジノリン、タウリン、クレアチニン、微小アルブミン尿症、及びこれらの組合せが含まれる。
[0019] さらなる態様では、個々の変数の組合せ又は比(例えば、ビタミンE対コレステロール比、又はBUN対クレアチニン比)を評価することが望ましい場合がある。
[0020] 組織において測定される例示の変数には、限定されないが、インタクトDNA、壊死、肥大、過形成、萎縮、ミオパシー、炎症、形成異常、形成不全、虚血、硬化、硬変、及び酸化ストレスにより活性化されたタンパク質又は遺伝子が含まれる。
[0021] バイオメトリックデータ点は、動物の測定可能な身体特性である。好適なバイオメトリックデータ点には、限定されないが、体重、体脂肪、身長、脚力、皮膚の張り(skin tone)、外被状態を含めることができる。
[0022] 行動データ点は、通常はその環境に関連した動物の測定可能な活動又は反応である。好適な行動データ点には、限定されないが、気質、訓練可能性、及び課題達成能力を含めることができる。
[0023] いくつかの態様では、本発明による複数の変数の効果を評価することによって、動物の全体的な健康及びウェルネスに対する組成物の効果を示すウェルネス関連指数をもたらすことができる。ウェルネス関連指数に関連する変数には、限定されないが、グルタチオンペルオキシダーゼ、ビタミンE対コレステロール比、アルカナール、オステオカルシン、COMP、NTx、ICTP、ピロジノリン、EPA、DHA、全ω−3脂肪酸、タウリン、BUN、クレアチニン、BUN対クレアチニン比、微小アルブミン尿症、リノール酸、インタクトDNA、脚力、又は体重を含めることができる。
[0024] 特別な指数を計算するには、多数の変数を使用することができる。あるいは、より少ない変数、又は変数の亜集合を使用してよい。そのような亜集合は、それでも、多くの場合、組成物の効果を正確に反映することができる。多くの変数ではなく、変数の亜集合を測定することは、時間とコストを節約するのに望ましい場合がある。ある態様では、組成物の正確な反映である指数を提供することに一致した、最少セットの変数を評価する。
[0025] 他の態様において、動物の特別な生活段階に関連した変数の亜集合の選択は、その生活段階の間の動物の健康及びウェルネスに及ぼす組成物の効果を示す指数をもたらすことができる。例えば、健全成長指数は、仔犬又は仔猫のような幼弱動物の健康及びウェルネスに対する組成物の効果を示し、健全成体維持指数は、成体動物の健康及びウェルネスに対する組成物の効果を示し、そして健全老化指数は、高齢又は超高齢の動物の健康及びウェルネスに対する組成物の効果を示す。本明細書に使用するように、「高齢」又は「超高齢」は、動物の生活段階に関連する。例示すると、小型犬又は標準飼育犬では、高齢の生活段階は、約7〜約10歳の年齢である。ネコ科動物では、高齢の生活段階は、約7〜約12歳の年齢である。小型犬又は標準飼育犬では、超高齢の生活段階は、10歳の年齢より高いあらゆる年齢である。大型飼育犬では、高齢及び超高齢の生活段階は、5歳の年齢より高いあらゆる年齢である。ネコ科動物では、超高齢の生活段階は、12歳の年齢より高いあらゆる年齢である。
[0026] 他の態様において、老化プロセスに関連する変数の亜集合の選択、例えば、ビタミンE対コレステロール比、COMP、NTx、ICTP、タウリン、BUN、微小アルブミン尿症、及び体重は、健全老化指数をもたらすことができる。健全老化指数は、老化する動物の健康及びウェルネスに対する組成物の効果を示す。この健全老化指数は、特定の動物へ特別設計することができる。例えば、動物がイヌ科動物であるとき、健全老化指数へ寄与する変数には、ビタミンE対コレステロール比、COMP、NTx、タウリン、BUN、微小アルブミン尿症、及び体重を含めることができる。動物がネコ科動物であるとき、健全老化指数へ寄与する変数には、ビタミンE対コレステロール比、NTx、ICTP、BUN、微小アルブミン尿症、及び体重を含めることができる。さらに、変数には、高齢又は超高齢動物が関節炎の脚にかける重量の測定値も含めてよい。前記「力/脚」の変数は、慣用法を使用して、例えば、当業者に馴染みのフォースプレートを利用して測定することができる。
[0027] いくつかの態様において、関節の健康及び/又は敏捷性に関連する変数の亜集合の選択は、運動性指数をもたらすことができる。この変数の亜集合には、例えば、オステオカルシン、COMP、NTx、EPA、脚力、及び体重を含めることができる。
[0028] 他の態様において、神経系の健康に関連する変数の亜集合の選択は、認知指数をもたらすことができる。この変数の亜集合には、例えば、グルタチオンペルオキシダーゼ、ビタミンE対コレステロール比、DHA、インタクトDNA(コメットアッセイのような技術により測定する)、及びアルカナールを含めることができる。
[0029] なお他の態様において、1以上の疾患の予防及び/又は治療に関連する変数の亜集合の選択は、疾患予防指数をもたらすことができる。そのような指数の例は腎臓健康指数であり得て、変数の亜集合には、例えば、ビタミンE対コレステロール比、EPA、BUN、及び尿の微小アルブミン尿症を含めることができる。
[0030] 本発明において、当業者は、特別な変数に対する組成物の効果について評価することと前記変数に対する組成物の全体的なポジティブ又はネガティブ効果を推定することが可能であると考慮される。例えば、食品組成物は、動物におけるグルタチオンペルオキシダーゼレベルを高めることが望ましい(この酵素ファミリーの役割は、生物体を酸化傷害から防ぐことであるので)。対照的に、高レベルのアルカナールは、これらの化合物が典型的には酸化ストレスの産物であるので、望まれない。従って、場合に応じて(例えば、表6を参照のこと)様々な変数のレベルを変化させる(例えば、前記レベルを増加又は減少させる)ことができる組成物を比較して順位付けて、本明細書に開示するウェルネス関連指数を導いてよい。
[0031] 複数の変数に対する組成物と1以上の比較組成物の効果を評価することに続いて、各変数に対する組成物の相対効果を数値スコアとして表す。1つの態様において、各変数の数値スコアは、変数の望ましいウェルネス効果と正に相関する。数値スコアは、絶対値、即ち、バイオマーカーのレベル又は動物の体重に関連する数字である。この数字は、変数と正又は負に相関する可能性があるが、一般には、より高い値が理想的なスコアをより密接に示すものである。数値スコアは、整数又は非整数であり得て、スコアは、連続又は不連続であり得る。各変数の数値スコアは、変数に対する効果に関する組成物と比較組成物の順位付けにおける組成物の位置の非加重指標であり得る。順位付けは、あらゆる数字の系列又は整数の系列より構成され得る。
[0032] 複数の変数についての組成物の数値スコアを考慮するアルゴリズムを使用して、ウェルネス関連指数を計算する。このアルゴリズムは、すべての変数又は諸変数の選択物についての数値スコアを考慮することかできる。アルゴリズムは、単純な算術合計であっても、スコアの合計を最大可能スコアの分数(例、百分率)として表すものであってもよい。この計算に含まれる数値スコアは、非加重であっても、スコアは、各変数のウェルネス指標としての個々の重要性に従って加重してもよい。
[0033] いくつかの態様において、各変数の数値スコアは、変数の望ましいウェルネス効果と正に相関して、アルゴリズムは、この数値スコアを合計して、組成物について得られる全体スコアを最大可能スコアの分数又は百分率として表す。
[0034] さらなる態様において、各変数の数値スコアは、変数に対する効果に関する組成物と比較組成物の順位付けにおける組成物の位置の非加重指標である。数値スコアは、連続又は不連続数の整数の系列の1つであり得る。好ましい態様において、数値スコアは、連続数の整数(同じスコアがある場合は、その分数が含まれる)の系列の1つである。
[0035] 従って、ウェルネス関連指数は、異なる組成物を比較して、動物に最も適した組成物を判定する容易に視覚化される方法を提供するために使用し得て、その動物の健康及びウェルネスに対する組成物の効果を示す。
[0036] いくつかの態様において、アルゴリズムは、その指数における統計学的信頼性の尺度、例えばP値をさらに計算することができる。
[0037] 本明細書において考察する組成物は、多様な動物のいずれのためにも選択することができて、例えば、動物は、ヒト又は非ヒトであり得る。様々な態様において、動物は、脊椎動物、例えば、魚、鳥、爬虫類、又は哺乳動物である。哺乳動物の中で例示すると、動物は、食肉目のメンバーであり得て、限定なしに、イヌ科動物とネコ科動物が含まれる。
[0038] 特別な態様において、動物は、伴侶動物である。本明細書の「伴侶動物」は、ヒト世話人(caregiver)がペットとして飼っている個々の動物でも、ペットとして広く飼養化されてきたあらゆる個別の動物でもよく、イヌ(Canis familiaris)とネコ(Felis domesticus)が含まれ、個々の動物は、ヒトとの交わり(companionship)のためにのみ飼われていても、一部そのために飼われていてもよい。従って、本明細書の「伴侶動物」には、ペットのイヌ及びネコだけでなく、ワーキングドッグ、齧歯動物コントロールのために飼われるファームキャット、等も含まれる。
[0039] 様々な態様において、本明細書に考察する組成物は、家畜(例、ブタ、ウマ、ヒツジ、ウシ、及びヤギ)、実験動物(例、ラット及びマウスが含まれるネズミ;及びサル、チンパンジー、等のような非ヒト霊長動物)、伴侶動物及びペット動物(例、イヌ、ネコ、ハムスター、モルモット、アレチネズミ、ウサギ、フェレット、チンチラ、等)、鳥(例、カナリア、オウム、等のような飼い鳥と、ニワトリ、アヒル、ガチョウ、七面鳥、等のような商業用の家禽動物)が含まれる、飼養化動物の栄養に有用であり得る。
[0040] 動物による消費用の組成物について、例えば、上記に記載のような方法により導かれるウェルネス関連指数を伝達することを含んでなるマーケティング方法を提供する。いくつかの態様において、伝達は、製品ラベル、添付文書、パンフレット、ハンドアウト、広告、一般告知、オーディオテープ、ビデオテープ、DVD、CD−ROM、コンピュータ読み取りチップ、カード及びディスク、コンピュータメモリー、ウェブページ、及びこれらの組合せのような、当該技術分野で知られたあらゆる伝達手段により達成される。
[0041] 第一成分と第二成分を含んでなるキットも提供し、ここで少なくとも第二成分は、上記に記載のような方法により導かれるウェルネス関連指数に関連する。1つの態様において、第一成分は基本食であり、第二成分は栄養サプリメントである。別の態様において、第一成分と第二成分は、ウェルネス関連指数に関連する。いくつかの態様において、キットは、(1)第一成分と第二成分と、任意選択的に、キットの一部ではない追加成分を組み合わせることによって、上記に記載の方法により導かれるウェルネス関連指数のある組成物を調製すること、及び(2)該組成物を動物へ給餌することの1以上についての教示をさらに含む。キットは、ウェルネス関連指数に関する情報を伝達する手段をさらに含むことができる。伝達手段は、例えば、ラベル又は添付文書であり得る。
[0042] いくつかの態様において、成分は、別々の容器に提示されて、これは、一括包装しても、別々の包装で分配してもよい。他の態様において、成分は、バーチャルパッケージで提示される。用語「バーチャルパッケージ」は、別々の成分が物理的には一緒に包装されないキットに関するが、ここでは、例えば、上記に記載のような方法により導かれるウェルネス関連指数のある組成物を提供するやり方でその成分を一緒にすることを使用者に教示する説明書が、例えば、製品ラベル、広告、等の上に存在する。これには、例えば、1つの成分と、ウェブサイトへ行き、記録メッセージと接触し、視覚メッセージを眺めるか又は世話人と接触して、キットの使用法に関する教示を得ることを使用者に教示する説明書を含有するバッグを含めることができる。
[0043] 動物による消費用の組成物についての、上記に記載のような方法により導かれるウェルネス関連指数に関する情報を伝達する手段もさらに提供する。この手段は、その情報又は教示を含有する、文書、デジタル保存媒体、光保存媒体、オーディオ実演、又は視覚ディスプレイを含む。ある態様において、伝達手段は、そのような情報又は教示を含有する、表示ウェブサイト、視覚ディスプレイ、パンフレット、製品ラベル、添付文書、広告、ハンドアウト、一般告知、オーディオテープ、ビデオテープ、DVD、CD−ROM、コンピュータ読み取りチップ、コンピュータ読み取りカード、コンピュータ読み取りディスク、コンピュータメモリー、又はこれらの組合せである。
[0044] ウェルネス関連指数に関する情報を伝えるこの手段は、この指数に従属する動物用食品を含有するパッケージを含んでなる製造品へ添付しても、それに封入しても、それとは別にしてもよい。組成物の性質に適したどの形態のパッケージを使用してもよく、限定なしに、缶、ジャー、管、小袋、バッグ、箱入りバッグ、等が含まれる。
[0045] 本発明は、動物による消費用の2以上の組成物を比較する方法も提供する。該方法は、該組成物を消費する動物において、複数のウェルネス関連変数のそれぞれに対する各組成物の効果を評価すること;その効果に従って組成物を順位付けて、各組成物における各変数の数値スコアを提供すること;及び、複数の変数についての該組成物の数値スコアを考慮するアルゴリズムに従って、組成物についての単一数値指数を計算することを含む。この方法は、ウェルネス関連指数を導くために上記に記載したように実施することができる。
実施例
[0046] 以下の実施例は単に例示であって、本開示を決して限定するものではない。以下の実施例に使用する略語には、以下が含まれる:
COMP 軟骨オリゴマーマトリックスタンパク質
NTx I型コラーゲンの架橋連結アミノ末端テロペプチド
ICTP I型コラーゲンカルボキシ末端テロペプチド
EPA エイコサペンタエン酸
DHA ドコサヘキサエン酸
BUN 血中尿素窒素。
[0047] 本明細書の実施例に関連して統計学的解析について考察するが、ウェルネス指数間の有意差は、本発明の必要条件ではないと理解されたい。
実施例1
[0048] 給餌試験に先立って、40頭のイヌに、最低限のAAFCO必要条件を満たすには十分なタンパク質、脂肪、脂肪酸、及びビタミン類を含有する同じドッグフードを与えた。イヌは、10歳の年齢を超えていた。試験の開始時に、イヌを各群10頭の4群へ分けた。表1に示すような4種のドッグフードの1つを各群に割り当てた。
[0049] 割り当てた食品をイヌに90日間給餌した。尿と血液の試料を0、30、及び90日目に採取した。血清中のビタミンE、トリグリセリド、コレステロール、及び脂肪酸のレベルを測定した。他のバイオマーカーは、尿において、又はバイオメトリックデータとして測定した。表1は、変数のそれぞれに対するその効果に従って各食品を評価してから、その食品の相対効果を数値スコアとして表すことによって判定した、健全老化指数の例である。例えば、グルタチオンペルオキシダーゼを測定したとき、食品4は、最高に順位付けられたので、その変数について「4」の数値スコアを与えた。一方、食品3は、4つの食品の中で最低に順位付けられたので、同じ変数について「1」の数値スコアを受けた。クレアチニンを測定したとき、食品1が「1」の数値スコアを受けて、食品2が「4」のスコアを受けたのに対して、食品3と食品4は、クレアチニンに対して、食品1と食品2の中間の同等効果を及ぼしたので、それぞれ「2.5」のスコアを受けた。すべての変数について得られた数値スコアを各食品について合計してから、可能な全体スコアのパーセントとしてさらに表した。表1は、食品1が、可能な68ポイントのうち60ポイント(88%)を記録したことを示す。このスコアは、試験した4つの食品により得られる最高スコアであり、老化に関連して測定される変数に対して食品1がより望まれる効果を及ぼすことを示した。得られる百分率は、それぞれの組成物の健全老化指数を表す。
[0050] 統計学的信頼性は、T検定を使用して判定した。食品1に比較したとき、そのそれぞれのP値により明示されるように、他の3つの食品は、いずれも統計学的に差があった。
表1:4種のドッグフードの健全老化指数
Figure 2009519043
[0051] 表2は、表1と同じデータを示すが、7つの変数だけのデータを含める。食品1は、可能な28ポイントのうち25ポイント(89%)を記録した。試験した他の3種の食品に比べて最高のスコアである。P値は、測定する変数の数を7へ制限したときでも、食品1のスコアと他の食品のそれぞれのスコアの間の差が統計学的に有意であったことを示す。このように、関連する変数の亜集合を使用しても、食品間を識別する指数を提供することができる。
表2:最少の変数を用いた、4種のドッグフードの健全老化指数
Figure 2009519043
[0052] 表3は、実施例1において収集したデータを示す。測定する変数は、3種の指数(認知機能、運動性、及び腎臓の健康)の1つへの関連性で選択した。本明細書に記載のような各変数に対するその効果に従って、食品を順位付けた。これらのデータは、認知機能、運動性、及び腎臓健康の指数が含まれる、多様な指数を確定するのに本発明が有用であることを示す。
表3:認知機能、運動性、及び腎臓健康の指数
Figure 2009519043
実施例2
[0053] 給餌試験に先立って、40匹のネコに、最低限のAAFCO必要条件を満たすには十分なタンパク質、脂肪、脂肪酸、及びビタミン類を含有する同じキャットフードを与えた。試験の開始時に、ネコを各群10匹の4群へ分けた。ネコは、12歳の年齢を超えていた。4種のキャットフードの1つを各群に割り当てた。
[0054] 割り当てた食品をネコに90日間給餌した。尿と血液の試料を0、30、及び90日目に採取して、様々な変数を実施例1に記載のように測定した。表4は、変数のそれぞれに対するその効果に従って各食品を評価してから、その食品の相対効果を数値スコアとして表すことによって判定した、健全老化指数の例である。例えば、ビタミンE対コレステロール比を測定したとき、食品1と食品4は、いずれもその変数について最高順位を共有したので、「3.5」の数値スコアを受けた。食品3は、「1」の数値スコアを受けて、ビタミンE対コレステロール比について最低の順位付けを示した。すべての変数について得られた数値スコアを各食品について合計してから、可能な全体スコアのパーセントとしてさらに表した。表4は、食品1が、可能な64ポイントのうち53ポイント(83%)を記録したことを示す。このスコアは、試験した4つの食品により得られる最高スコアであった。得られる百分率は、それぞれの組成物の健全老化指数を表す。
[0055] 統計学的信頼性は、T検定を使用して判定した。食品1と比較したとき、食品2と食品4は、そのそれぞれのP値により明示されるように、統計学的に差があった。
表4:4種のキャットフードの健全老化指数
Figure 2009519043
[0056] 表5は、表4と同じデータを示すが、6つの変数だけのデータを含める。食品1は、可能な24ポイントのうち22ポイント(92%)を記録した。試験した他の3種の食品に比べて最高のスコアである。P値は、測定する変数の数を7へ制限したときでも、食品1のスコアと他の食品のそれぞれのスコアの間の差が統計学的に有意であったことを示す。やはり、関連する変数の亜集合を使用しても、食品間を識別する指数を提供することができる。
表5:最少の変数を用いた、4種のキャットフードの健全老化指数
Figure 2009519043
表6:様々な変数に対して一般的に望まれる組成物の効果
Figure 2009519043
[0057] 本発明は、それらが変化し得るので、本明細書に記載する特別の方法論、プロトコール、及び試薬に限定されない。さらに、本明細書に使用する用語は、特別な態様について記載する目的のためだけのものであって、本発明の範囲を制限することを企図していない。本明細書と付帯の特許請求項に使用するように、単数形の「a」、「an」(不定冠詞)及び「the」(定冠詞)には、文脈が明らかにそうでなく指示しなければ、複数を指すことが含まれる。同様に、用語「含む(comprise)」、「含む(comprises)」、及び「含んでなる(comprising)」は、排他的ではなく包含的に解釈されるべきである。
[0058] 他に定義しなければ、本明細書に使用するすべての技術及び科学用語とあらゆる頭字語は、本発明の分野の当業者が一般的に理解するのと同じ意味を有する。本明細書に記載のものに類似しているか又は同等であるどんな方法及び材料も本発明の実践において使用し得るが、好ましい方法、デバイス、及び材料は、本明細書に記載するものである。
[0059] 本明細書に言及するすべての特許、特許出願、及び刊行物は、本発明で使用する可能性がある、本明細書に開示する化合物、方法、技巧、手法、技術、品目、及び他の組成物及び方法について記載して開示する目的のために法律により許容される程度において、参照により本明細書に組み込まれる。しかしながら、先行発明によるそのような開示に先立つ資格が本発明にないことを容認するものとしてそれを解釈してはならない。

Claims (20)

  1. 動物による消費用の組成物のウェルネス関連指数を導くための方法であって:
    (a)動物の健康又はウェルネスを示す複数の変数のそれぞれに対する該組成物の効果を1以上の比較組成物の効果に比べて評価すること;
    (b)それぞれの変数に対する該組成物の相対効果を数値スコアとして表すこと;及び
    (c)複数の変数についての該組成物の数値スコアを考慮するアルゴリズムを使用して、ウェルネス関連指数を計算することを含んでなる、前記方法。
  2. 各変数の数値スコアがその変数に対する望ましいウェルネス効果と正に相関して、アルゴリズムは、数値スコアを合計することと、組成物について得られる全体スコアを最大可能な全体スコアの分数又は百分率として表すことを含む、請求項1の方法。
  3. 各変数についての数値スコアが、変数に対する効果に関する該組成物及び比較組成物の順位付けにおける該組成物の位置の非加重(unweighted)指標である、請求項2の方法。
  4. 数値スコアが連続数の整数の系列の1つである、請求項1の方法。
  5. 動物がイヌ科動物又はネコ科動物である、請求項1の方法。
  6. 複数の変数が、動物より得られる少なくとも1つのバイオマーカーを含む、請求項1の方法。
  7. 評価する変数が、抗酸化状態、免疫状態、関節の健康、皮膚状態、外被状態、心臓血管系の健康、腎臓の健康、肝臓の健康、目の健康、神経系の健康、敏捷性、体重、脂肪含量、筋肉含量、寄生虫侵入の状態、感覚の鋭敏性、素因及び行動の属性、及び認知機能からなる群より選択される1以上のウェルネス状態にそれぞれ関連する、請求項1の方法。
  8. 評価する変数が、グルタチオンペルオキシダーゼ、ビタミンE対コレステロール比、アルカナール、オステオカルシン、軟骨オリゴマーマトリックスタンパク質、NTx、ICTP、ピロジノリン、エイコサペンタエン酸、ドコサヘキサエン酸、全ω−3脂肪酸、タウリン、血中尿素窒素、クレアチニン、血中尿素窒素対クレアチニン比、微小アルブミン尿症、リノール酸、インタクトDNA、脚力、及び体重からなる群より選択される変数を含む、請求項1の方法。
  9. 変数が関節の健康及び/又は敏捷性に関連して、得られる指数が運動性指数である、請求項1の方法。
  10. 変数が神経系の健康に関連して、得られる指数が認知指数である、請求項1の方法。
  11. 動物が高齢又は超高齢であり、得られる指数が健全老化指数である、請求項1の方法。
  12. 健全老化指数に寄与する変数が、ビタミンE対コレステロール比、軟骨オリゴマーマトリックスタンパク質、NTx、ICTP、血中尿素窒素、タウリン、微小アルブミン尿症、及び体重からなる群より選択される個別の変数を含む、請求項11の方法。
  13. 動物がイヌ科動物であり、健全老化指数に寄与する変数が、ビタミンE対コレステロール比、軟骨オリゴマーマトリックスタンパク質、NTx、タウリン、血中尿素窒素、微小アルブミン尿症、及び体重からなる群より選択される個別の変数を含む、請求項11の方法。
  14. 動物がネコ科動物であり、健全老化指数に寄与する変数が、ビタミンE対コレステロール比、NTx、ICTP、血中尿素窒素、微小アルブミン尿症、及び体重からなる群より選択される個別の変数を含む、請求項11の方法。
  15. 動物が幼若又は成体であり、得られる指数が健全成体維持指数である、請求項1の方法。
  16. 組成物が、食品、サプリメント、おやつ(treats)、玩具(toys)、医薬品、及び栄養補助食品からなる群より独立して選択される、請求項1の方法。
  17. 動物による消費用の組成物について、請求項1の方法により導かれるウェルネス関連指数を伝達することを含んでなる、マーケティング方法。
  18. 伝達することが、製品ラベル、添付文書、パンフレット、ハンドアウト、広告、一般告知、オーディオテープ、ビデオテープ、DVD、CD−ROM、コンピュータ読み取りチップ、カード及びディスク、コンピュータメモリー、ウェブページ、及びこれらの組合せからなる群より選択される伝達手段により達成される、請求項17の方法。
  19. 情報又は教示を含有する文書、デジタル保存媒体、光保存媒体、オーディオ実演(presentation)、又は視覚ディスプレイを含んでなる、動物による消費用の組成物について、請求項1の方法により導かれるウェルネス関連指数についての情報を伝達するための手段。
  20. 製品ラベル、添付文書、パンフレット、ハンドアウト、広告、一般告知、オーディオテープ、ビデオテープ、DVD、CD−ROM、コンピュータ読み取りチップ、カード及びディスク、コンピュータメモリー、ウェブページ、及びこれらの組合せからなる群より選択される、請求項19の手段。
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