JP2009514330A - 無線通信システムにおける方法および装置 - Google Patents

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Abstract

本発明は、パケット交換通信に関するアップリンクの伝送およびアップリンクの伝送用の資源のスケジューリングに関する。無線通信ネットワークは、第1の無線ブロックのバーストを少なくとも2つの異なるアップリンクのパケット・データ・チャンネルで伝送するためにタイムスロットをスケジュールし(310)、第1の無線ブロックがスケジュールされた移動局に関連付けられたアップリンク状態フラグを、基本アップリンク期間中の第1のサブ期間を示す第1のダウンリンクのパケット・データ・チャンネルで伝送する(302)。移動局は、アップリンク状態フラグを受信し(303)、第1の無線ブロックの伝送用にスケジュールされた資源を識別し(304)、識別された資源を利用して第1の無線ブロックを伝送する(305)。ここで、第1のサブ期間のタイミングは、アップリンク状態フラグが第1のダウンリンクのパケット・データ・チャンネルで受信されたという事実を利用して、導出される。

Description

本発明は無線通信システムにおける方法および装置に関する。より具体的には、本発明は、パケット交換通信に関するアップリンクの伝送およびアップリンクの伝送のための資源のスケジューリングに関する方法および(移動局および制御装置を含む)装置に関する。
汎用パケット無線サービス(General Packet Radio Service:GPRS)および強化された汎用パケット無線サービス(Enhanced GPRS:EGPRS)をカバーする第3世代パートナシッププロジェクト(3GPP)の規格は、無線通信ネットワークおよび移動局を含む無線通信システムにおけるパケット交換通信を提供する。
パケット交換データは、パケット・データ・チャンネルで無線通信ネットワークと移動局との間で交換される。移動局から無線通信ネットワークへの伝送はアップリンクのパケット・データ・チャンネルで行われ、一方、無線通信ネットワークから移動局への伝送はダウンリンクのパケット・データ・チャンネルで行われる。
GPRS/EGPRSは、同じアップリンクのパケット・データ・チャンネルを幾つかの移動局が多重化して使用することを認めている。アップリンクのパケット・データ・チャンネルへの移動局の多重化は、対応するダウンリンクのパケット・データ・チャンネルで伝送されるアップリンク状態フラグ(Uplink State Flag:USF)によって制御される。特定の移動局がアップリンク状態フラグの1つをダウンリンクのパケット・データ・チャンネルで受信する時、その特定の移動局は、1つの無線ブロック(または一連の4つの無線ブロック)を伝送するための対応するアップリンクのパケット・データ・チャンネルの資源が、割り当てられたことを知る。
GERANリリース6についての3GPP規格によれば、アップリンクの無線ブロックの各々は、常に、アップリンクのパケット・データ・チャンネル上に4つのバースト(burst)としてマップ(map)され、その結果、無線ブロック期間は20msとなる。
待ち時間を低減できるようにするために、アップリンクの無線ブロックのバーストが少なくとも2つの異なるアップリンクのパケット・データ・チャンネルにマップされるような、別案の新しい無線ブロック・マッピング方式が提案されている。従って、アップリンクの無線ブロックの4つのバーストを2つの異なるアップリンクのパケット・データ・チャンネルの2つのバーストとしてマップすることは、結果として10msの無線ブロック期間となり、一方、アップリンクの無線ブロックの4つのバーストを各々が4つの異なるアップリンクのパケット・データ・チャンネルの1つのバーストとしてマップすることは、結果として5msの無線ブロック期間となる。
WO99/4198は、同じ物理チャンネルを使用する1人または複数の移動サービス・ユーザについてアップリンクのトラヒックをスケジュールするために、ダウンリンク方向に伝送されるアップリンク状態フラグを使用するパケットデータ通信システムを開示する。アップリンク状態フラグは、特定の移動局からアップリンクの伝送のために1つまたは幾つかの連続する無線ブロックが予約されていることを移動局に知らせて、その移動局が、スケジュールされた無線ブロック数で規定される残りの期間の間にUSFを受信しなくてもよいようにする。
本発明が対象とする問題は、少なくとも2つの異なるアップリンクのパケット・データ・チャンネルに無線ブロックをマップする場合に、アップリンクの伝送資源をスケジュールしてアップリンクの伝送を実行する方法を提供することである。
この問題は、請求項1および9に記載の方法、請求項13に記載の制御装置および請求項21に記載の移動局によって解決される。
本発明の一般的な利点は、少なくとも2つの異なるアップリンクのパケット・データ・チャンネルに無線ブロックをマップする場合に、それが、アップリンクの伝送およびアップリンクの伝送資源のスケジュールをサポートすることである。
本発明の幾つかの実施形態のより具体的な利点は、旧来型の(legacy)移動局と少なくとも2つの異なるアップリンクのパケット・データ・チャンネルへの無線ブロックのマッピングをサポートする移動局とを、アップリンクのパケット・データ・チャンネルの共通集合に多重化できるようにすることである。
本発明の具体的な実施形態と添付の図面とを参照しながら、これから本発明をより詳しく説明しよう。
図1は、本発明が使用できる無線通信システムSYS1の非限定的な例を示す図である。
無線通信システムSYS1は、移動体無線通信ネットワークNET1、あるいは、公衆陸上移動通信ネットワーク(Public Land Mobile Network:PLMN)とも呼ばれる、および移動局MS1〜MS4を含む複数の移動局を含む。
典型的な移動体無線通信ネットワークNET1は、コアネットワークCN1およびGSM/EDGE無線アクセスネットワーク(GERAN)RAN1、あるいは、基地局システム(Base Station System:BSS)とも呼ばれる、を含む。
コアネットワークCN1は、回線交換サービスを提供する移動通信交換局(Mobile Service Switching Center:MSC)ノードMSC1およびパケット交換サービスを提供するように作られた汎用パケット無線サービス(GPRS)ノードSGSN1、在圏(serving)GPRSサポートノード(SGSN)と呼ばれることもある、を含む。
無線アクセスネットワークRAN1は、1つ以上の基地局コントローラ(Base Station Controller:BSC)を含む。簡単化のため、図1の無線アクセスネットワークRAN1には1つの基地局コントローラBSC1のみを示す。各基地局コントローラは、図1に示す無線基地局BTS1のような複数の無線基地局(Base Transceiver Station:BTS)に接続され、それらを制御する。無線アクセスネットワークRAN1は、Aインタフェースと呼ばれるインタフェースを介して移動通信交換局MSC1に接続され、また、無線アクセスネットワークRAN1は、Gbインタフェースと呼ばれるインタフェースを介して在圏GPRSサポートノードSGSN1に接続される。
無線アクセスネットワークRAN1は、Umインタフェースと呼ばれるインタフェースを介して、移動体無線通信ネットワークNET1と移動局MS1〜MS4等の移動局との間の無線通信を提供する。Umインタフェースの詳細は、第3世代パートナシッププロジェクト(3GPP)技術規格の44および45シリーズに規定されている。
図1の無線通信システムSYS1は、3GPP規格に従う汎用パケット無線サービス(GPRS)および高度汎用パケット無線サービス(EGPRS)を使用するパケット交換通信をサポートする。
無線通信ネットワークNET1と移動局MS1〜MS4との間のパケット交換データの通信は、いわゆる一時ブロックフロー(Temporary Block Flow:TBF)を使用して行われる。無線通信ネットワークNET1は、任意の1つの移動局MS1〜MS4に対して、関連のある移動局MS1〜MS4と共に確立したダウンリンクの一時ブロックフローを使用して、パケット交換データを通信し、一方、それぞれの移動局MS1〜MS4は、無線通信ネットワークNET1に対して、その移動局と無線通信ネットワークNET1との間に確立されたアップリンクの一時ブロックフローを使用して、パケット交換データを通信する。
アップリンクの一時ブロックフローを構成する時、そのアップリンクの一時ブロックフローに関連付けられたアップリンクの資源の割り当てをサポートするために、対応するダウンリンクのパケット・データ・チャンネル毎に1つ以上のアップリンクのパケット・データ・チャンネル(PDCH)および対応するアップリンク状態フラグ(USF)の値のリストが、そのアップリンクの一時ブロックフローに関連付けられる。
パケット・データ・チャンネルは、GPRS/EGPRSシステムにおいてパケット交換データを伝えるために使用される物理的なチャンネルである。各パケット・データ・チャンネルは、一連の無線周波数チャンネル(周波数ホッピングおよび単一搬送波の両方の対案が可能)およびタイムスロット(パケット・データ・チャンネルがマップされる各TDMAフレー中の同一タイムスロット)によって定義される。
図1は、無線通信ネットワークNET1と移動局MS1〜MS4との間のパケット交換データを伝えるために使用される一群のパケット・データ・チャンネルが、第1のアップリンクのパケット・データ・チャンネルCH1Uおよび対応する第1のダウンリンクのパケット・データ・チャンネルCH1Dと同時に、第2のアップリンクのパケット・データ・チャンネルCH2Uおよび対応する第2のダウンリンクのパケット・データ・チャンネルCH2Dを含む様子を概略的に示している。
一時ブロックフローを使用して通信されるパケット交換データは、多数の無線リンク制御/メディアアクセス制御(RLC/MAC)ブロックに編成される。各RLC/MACブロックは、パケット・データ・チャンネルで連続的に伝送される一連の4つのバーストを含む無線ブロック中で、Umインタフェースを介して通信される。
アップリンク方向では、同一のアップリンクのパケット・データ・チャンネルに複数の移動局が多重化されてもよい。アップリンク状態フラグは、動的割り当てメディア・アクセス・モードに従って、この多重化を制御するために使用される。ダウンリンクのパケット・データ・チャンネルのアップリンク状態フラグに(確立されたアップリンクの一時ブロックフローを介して)関連付けられた移動局は、そのダウンリンクのパケット・データ・チャンネルで伝送されるアップリンク状態フラグを監視する。ダウンリンクのパケット・データ・チャンネルで、移動局がそれに関連付けられたアップリンク状態フラグを検出した時、それは、無線通信ネットワークが、1つの無線ブロック(または、割り当てられたUSF粒度によっては、一連の4つの無線ブロック)を伝送するために、対応するアップリンクのパケット・データ・チャンネルの資源をスケジュールしたことを意味する。
図2は、移動局、例えば、移動局MS3が、第1のダウンリンクのパケット・データ・チャンネルCH1Dのアップリンク状態フラグ(図2の「c」)に関連付けられた典型的なシナリオを概略的に示す。したがって、移動局MS3が、第1のダウンリンクのパケット・データ・チャンネルCH1Dで、それが関連付けられたアップリンク状態フラグを検出した時、それは、対応するアップリンクのパケット・データ・チャンネルCH1Uの4つのバーストで、無線ブロック(図2の「C」)を伝送する。
いわゆるマルチスロット能力を有する移動局は、ダウンリンクの複数のパケット・データ・チャンネルの伝送を並列に受信してもよく、そしてアップリンクの複数のパケット・データ・チャンネルで並列に伝送してもよい。その場合でも、無線ブロックは、なおも常に4つのバーストとして1つのパケット・データ・チャンネルにマップされ、したがって、例えば、2つのパケット・データ・チャンネルが並列に使用される場合、2つの異なる無線ブロックが、パケット・データ・チャンネル毎に1つ、並列に送信/受信される。
GPRS/EDGE無線通信システムの通信の往復時間を低減するために、無線ブロックをパケット・データ・チャンネルにマップする方法を、無線ブロックの期間(伝送時間間隔:TTI(Transmission Time Interval)と呼ばれることもある)を低減するように変更することが提案されている。この場合、無線ブロックの4つのバーストを1つのパケット・データ・チャンネルにマップするのではなく、4つのバーストを2つの異なるパケット・データ・チャンネルに並列に(すなわち、各パケット・データ・チャンネルに2つのバーストを)マップすることにより、ブロック期間は現在の20msという値から10msに低減する。同様に、無線ブロックの4つのバーストを4つの異なるパケット・データ・チャンネルに(すなわち、各パケット・データ・チャンネルに1つのバーストを)マップすることにより、ブロック期間/TTIの値を僅かの5msに低減してもよい。
しかしながら、無線ブロックのマップを以上のように変更すると、新しい無線ブロック・マッピングをサポートする新しい移動局と旧来型の移動局の両方を同じグループのパケット・データ・チャンネルに多重化することが望ましかろうというシナリオに、問題が生じることになる。
本発明は、少なくとも2つの異なるパケット・データ・チャンネルに無線ブロックをマップする時に、アップリンクの伝送資源をスケジュールして、アップリンクの伝送を実行する方法を提供する。本発明の実施形態では、少なくとも2つの異なるアップリンクのパケット・データ・チャンネルへの無線ブロックのマッピングをサポートする移動局と旧来型の移動局を、アップリンクのパケット・データ・チャンネルの共通集合に多重化することをさらに可能にする。
図3Aは、本発明による、無線通信ネットワークにおけるパケット交換通信に関する資源をスケジュールする基本的な方法を概略的に示す図である。ここで、アップリンクおよびダウンリンクの伝送は、無線ブロックにセグメント化され、各ブロックは複数のバーストで伝送される。
ステップ301で、基本アップリンク期間中の第1のサブ期間において、少なくとも2つの異なるアップリンクのパケット・データ・チャンネル(UL PDCH)で、第1の無線ブロックのバーストの伝送のためにタイムスロットがスケジュールされる。
ステップ302で、第1の無線ブロックがスケジュールされた移動局に関連付けられたアップリンク状態フラグは、第1のダウンリンクのパケット・データ・チャンネル(DL PDCH)で伝送される。ここで、第1のダウンリンクのパケット・データ・チャンネルは、少なくとも2つの異なるアップリンクのパケット・データ・チャンネルに対応するダウンリンクのパケット・データ・チャンネルのグループから選択され、そのグループの異なるダウンリンクのパケット・データ・チャンネルの各々は基本アップリンク期間中の異なるサブ期間を示し、第1のダウンリンクのパケット・データ・チャンネルは、その基本アップリンク期間中のその第1のサブ期間を示す。
図3Bは、本発明による、パケット交換通信に関する移動局によるアップリンクの伝送の基本的な方法を示す図である。ここで、アップリンクおよびダウンリンクの伝送は無線ブロックにセグメント化され、各無線ブロックは複数のバーストで伝送される。
ステップ303で、移動局に関連付けられたアップリンク状態フラグが、第1のダウンリンクのパケット・データ・チャンネル(DL PDCH)で受信される。
ステップ304で、第1の無線ブロックの伝送のためにスケジュールされた資源が、基本アップリンク期間中の第1のサブ期間において、少なくとも2つの異なるアップリンクのパケット・データ・チャンネル(UL PDCH)のタイムスロットで伝送するために第1の無線ブロックのバーストがスケジュールされる、無線ブロック・マッピング・モードに従って識別される。ここで、前記第1のダウンリンクのパケット・データ・チャンネルは、前記少なくとも2つの異なるアップリンクのパケット・データ・チャンネルの各々に対応するダウンリンクのパケット・データ・チャンネルのグループ中の1つであり、前記グループの各々の異なるダウンリンクのパケット・データ・チャンネルは、前記基本アップリンク期間中の異なるサブ期間を示し、前記基本アップリンク期間中の前記第1のサブ期間のタイミングは、前記アップリンク状態フラグが前記第1のダウンリンクのパケット・データ・チャンネルで受信されたという事実を利用して導出される。
ステップ305で、第1のアップリンクの無線ブロックは、識別ステップ304で識別された資源を利用して伝送される。
基本アップリンク期間は、1つのアップリンクのパケット・データ・チャンネルで無線ブロックを伝送するのに必要な時間に対応する。例として、無線ブロックが4つのバーストで伝送されるGPRS/EGPRS無線通信システムでは、基本アップリンク期間は、1つのアップリンクのパケット・データ・チャンネルで4つのバーストを伝送するのに必要な時間に対応する。
基本アップリンク期間中の異なるサブ期間の数は、第1の無線ブロックの伝送のためにタイムスロットがそこでスケジュールされるアップリンクのパケット・データ・チャンネル(および対応するダウンリンクのパケット・データ・チャンネル)の数に一致する。したがって、無線ブロックが2つのアップリンクのパケット・データ・チャンネルにマップされる場合、基本アップリンク期間は2つのサブ期間を有し、そして無線ブロックが4つのアップリンクのパケット・データ・チャンネルにマップされる場合、基本アップリンク期間は4つのサブ期間を有する。
異なるダウンリンクのパケット・データ・チャンネルが、基本アップリンク期間中の異なるサブ期間を示すことにより、この新しい無線ブロック・マッピング方式をサポートする移動局に対して、ダウンリンクのパケット・データ・チャンネル毎に伝送されるアップリンク状態フラグを、新しい無線ブロック・マッピング方式に従って資源割り当てを指示するために、さらに利用することが可能となる。ダウンリンクのパケット・データ・チャンネル毎に伝送されるアップリンク状態フラグの用法を整備することが、旧来型の移動局と新しい無線ブロック・マッピング方式をサポートする移動局とを、アップリンクのパケット・データ・チャンネルの共通集合上で多重化することを可能にする鍵である。
図4は、本発明の第1の典型的な実施形態による、アップリンクの伝送資源をスケジュールする無線通信ネットワークにおける方法を示す流れ図である。この典型的な方法は、例えば、図1の無線通信ネットワークNET1において、第1のアップリンクのパケット・データ・チャンネルCH1Uおよび第2のアップリンクのパケット・データ・チャンネルCH2Uのアップリンク資源をスケジュールするために実行されてもよい。この典型的な実施形態では、無線通信ネットワークNET1は、GPRS/EGPRSの旧来型の無線ブロック・マッピング(すなわち、基本アップリンク期間において、1つのアップリンクのパケット・データ・チャンネルで、アップリンクの無線ブロックを4つのバーストとしてマップする)と、本提案の新しい無線ブロック・マッピング、ここでは、基本期間中のサブ期間において、第1のアップリンクのパケット・データ・チャンネルCH1Uおよび第2のアップリンクのパケット・データ・チャンネルCH2Uなど、少なくとも2つの異なるアップリンクのパケット・データ・チャンネルで、アップリンクの無線ブロックのバーストがマップされる、との両方による無線ブロック・マッピングをサポートする。第1のアップリンクのパケット・データ・チャンネルCH1Uおよび第2のアップリンクのパケット・データ・チャンネルCH2Uのいずれかまたは両方を使用するように構成されたアップリンクの一時ブロックフロー(TBF)の各々は、そのアップリンクの一時ブロックフローの無線ブロックが、全て単一のアップリンクのパケット・データ・チャンネルで4つのバーストとしてマップされるべきか、または2つの異なるアップリンクのパケット・データ・チャンネルで4つのバーストとしてマップされるべきかを指示する、無線ブロック・マッピング・モード属性に関連付けられる。
ステップ401で、次の基本アップリンク期間において、アップリンクのパケット・データ・チャンネルCH1U/CH2Uのいずれか一方または両方でスケジュールされる資源を次に取得する順番にある、アップリンクの一時ブロックフロー(UPLINK TBF)の無線ブロック・マッピング・モードが調べられる。
無線ブロック・マッピング・モードが、バーストが第1のアップリンクのパケット・データ・チャンネルCH1Uおよび第2のアップリンクのパケット・データ・チャンネルCH2Uの両方にマップされるべきことを指示する場合(ステップ401の「2チャンネル」側)、処理はステップ402に続き、そこで、無線通信ネットワークNET1は、その一時ブロックフロー(TBF)について第1の無線ブロックを伝送するために、第1のアップリンクのパケット・データ・チャンネルCH1Uおよび第2のアップリンクのパケット・データ・チャンネルCH2Uの両方でタイムスロットをスケジュールする。こうして、基本アップリンク期間中の第1のサブ期間において、2つのタイムスロットが、各々、第1のアップリンクのパケット・データ・チャンネルCH1Uおよび第2のアップリンクのパケット・データ・チャンネルCH2Uで、第1の無線ブロックのバーストの伝送のためにスケジュールされる。
ステップ403で、無線通信ネットワークNET1は、アップリンクのパケット・データ・チャンネルCH1UおよびCH2Uの両方にマップされる無線ブロックを今や次に取得する順番にある一時ブロックフロー(NEXT TBF)について第2の無線ブロックを伝送するために、第1のアップリンクのパケット・データ・チャンネルCH1Uおよび第2のアップリンクのパケット・データ・チャンネルCH2Uの両方でタイムスロットをスケジュールする。こうして、基本アップリンク期間中の第2のサブ期間において第2の無線ブロックのバーストを伝送するために、2つのタイムスロットは、各々、第1のアップリンクのパケット・データ・チャンネルCH1Uおよび第2のアップリンクのパケット・データ・チャンネルCH2Uでスケジュールされる。
この典型的な実施形態では、第1および第2のアップリンクのパケット・データ・チャンネルCH1UおよびCH2Uの両方にある2つのタイムスロットに無線ブロックをマップする場合、2つの隣り合う無線ブロック(すなわち、上記ステップ402および403でスケジュールされた第1および第2の無線ブロック)は、基本アップリンク期間を、GPRS/EGPRSパケット・データ・チャンネルの4つのバーストの伝送に必要な時間、すなわち、20msに対応して、各々長さ10msの2つのサブ期間に分割する。さらに、この典型的な実施形態では、第1のアップリンクのパケット・データ・チャンネルCH1Uに対応する第1のダウンリンクのパケット・データ・チャンネルCH1D、および第2のアップリンクのパケット・データ・チャンネルCH2Uに対応する第2のダウンリンクのパケット・データ・チャンネルCH2Dは、基本アップリンク期間中の異なるサブ期間のタイミングを表現するように構成される。したがって、第1のダウンリンクのパケット・データ・チャンネルCH1Dで伝送されるアップリンク状態フラグ(USF)は、第1のダウンリンクのパケット・データ・チャンネルCH1Dの前記アップリンク状態フラグに関連付けられた一時ブロックフロー(TBF)が、基本アップリンク期間の第1の半分において無線ブロックを伝送するためアップリンクのパケット・データ・チャンネルCH1UおよびCH2Uの両方のタイムスロットを割り当てられたことを示す。一方、第2のダウンリンクのパケット・データ・チャンネルCH2Dで伝送されるアップリンク状態フラグ(USF)は、第2のダウンリンクのパケット・データ・チャンネルCH2Dの前記アップリンク状態フラグに関連付けられた一時ブロックフロー(TBF)が、基本アップリンク期間の第2の半分において無線ブロックを伝送するためアップリンクのパケット・データ・チャンネルCH1UおよびCH2Uの両方のタイムスロットを割り当てられたことを示す。(別案として、第1のダウンリンクのパケット・データ・チャンネルCH1Dを基本アップリンク期間の第2の半分に、そして第2のダウンリンクのパケット・データ・チャンネルCH2Dを基本アップリンク期間の先行する第1の半分に関連付けることも勿論可能であろう)。こうして、アップリンク・チャンネルCH1UおよびCH2Uの両方で無線ブロックを伝送するための資源を割り当てられた移動局は、その移動局に(アップリンクの一時ブロックフローを介して)関連付けられたアップリンク状態フラグがどのダウンリンクのパケット・データ・チャンネルで受信されたかの知識を利用して、スケジュールされた無線ブロックのタイミング(すなわち、基本アップリンク期間中のスケジュールされたサブ期間)を導出できる。
したがって、ステップ404において、無線通信ネットワークNET1は、ステップ402で第1の無線ブロックがスケジュールされた一時ブロックフローに関連付けられたアップリンク状態フラグ(USF)を、第1のダウンリンクのパケット・データ・チャンネルで伝送し、そして、ステップ403で第2の無線ブロックがスケジュールされた一時ブロックフローに関連付けられたアップリンク状態フラグ(USF)を、第2のダウンリンクのパケット・データ・チャンネルで伝送する。
ステップ401で調べたアップリンクの一時ブロックフロー(TBF)の無線ブロック・マッピング・モードが、全てのバーストが1つのチャンネルにマップされるべきことを示す場合(ステップ401の「1チャンネル」側)、ステップ405において、無線通信ネットワークNET1は、その一時ブロックフロー(TBF)をどのアップリンクのパケット・データ・チャンネルに関連付けるかを決定する。
その一時ブロックフロー(TBF)が第1のアップリンクのパケット・データ・チャンネルCH1Uに関連付けられている場合(ステップ405の「第1」側)、ステップ406において、無線通信ネットワークNET1は、その一時ブロックフロー(TBF)に対して、無線ブロックを伝送するため第1のアップリンクのパケット・データ・チャンネルCH1Uのタイムスロットをスケジュールし、且つ、第2のアップリンクのパケット・データ・チャンネルCH2Uの資源を次に取得する順番にある一時ブロックフロー(NEXT TBF)に対して、別の無線ブロックを伝送するため第2のアップリンクのパケット・データ・チャンネルCH2Uのタイムスロットをスケジュールする。
その一時ブロックフロー(TBF)が第2のアップリンクのパケット・データ・チャンネルCH2Uに関連付けられている場合(ステップ402の「第2」側)、ステップ407において、無線通信ネットワークNET1は、その一時ブロックフロー(TBF)に対して、無線ブロックを伝送するため第2のアップリンクのパケット・データ・チャンネルCH2Uのタイムスロットをスケジュールし、且つ、第1のアップリンクのパケット・データ・チャンネルCH1Uの資源を次に取得する順番にある一時ブロックフロー(NEXT TBF)に対して、別の無線ブロックを伝送するため第1のアップリンクのパケット・データ・チャンネルCH1Uのタイムスロットをスケジュールする。
その一時ブロックフロー(TBF)が、第1および第2のアップリンクのパケット・データ・チャンネルCH1UおよびCH2Uの両方に関連付けられていることがわかった状況では、無線通信ネットワークNET1は、ステップ406およびステップ407により交互にスケジュールする。
ステップ408で、無線通信ネットワークNET1は、無線ブロックが第1のアップリンクのパケット・データ・チャンネルCH1Uにスケジュールされた一時ブロックフロー(TBF)に関連付けられたアップリンク状態フラグ(USF)を、第1のダウンリンクのパケット・データ・チャンネルCH1Dで伝送し、且つ、無線ブロックが第2のアップリンクのパケット・データ・チャンネルCH2Uにスケジュールされた一時ブロックフロー(TBF)に関連付けられたアップリンク状態フラグ(USF)を、第2のダウンリンクのパケット・データ・チャンネルCH2Dで伝送する。
図5は、図4に従ってスケジューリングが実行された典型的なシナリオを示す図である。この典型的なシナリオによれば、図1の第1の移動局MS1および第2の移動局MS2は、無線ブロックをマップする本提案の新しいやり方をサポートするEGPRS移動局であり、一方、図1の第3の移動局MS3および第4の移動局MS4は、旧来型の移動局である。この典型的なシナリオでは、第1の移動局MS1を第1のダウンリンクのパケット・データ・チャンネルCH1Dのアップリンク状態フラグaに関連付けられている第1の一時ブロックフロー(TBF)と、第2の移動局MS2を第2のダウンリンクのパケット・データ・チャンネルCH2Dのアップリンク状態フラグbに関連付けられている第2の一時ブロックフロー(TBF)と、第3の移動局MS3を第1のダウンリンクのパケット・データ・チャンネルCH1Dのアップリンク状態フラグcに関連付けられている第3の一時ブロックフロー(TBF)と、第4の移動局MS4を第2のダウンリンクのパケット・データ・チャンネルCH2Dのアップリンク状態フラグdに関連付けられている第4の一時ブロックフロー(TBF)とが存在する。
この典型的なシナリオでは、第1および第2のアップリンクのパケット・データ・チャンネルCH1UおよびCH2Uで、TDMAフレームN+5からN+8に対応する基本アップリンク期間におけるアップリンクの伝送をスケジュールするために、ステップ401に従う処理を実行する場合、第1の一時ブロックフロー(TBF)が、アップリンクのパケット・データ・チャンネルCH1UおよびCH2Uの両方でスケジュールされる資源を次に取得する順番にある。従って、ステップ402で、第1の一時ブロックフロー(TBF)に対して、第1の無線ブロックAを伝送するためアップリンクのパケット・データ・チャンネルCH1UおよびCH2Uの両方のタイムスロットがスケジュールされる。ステップ403で、第2の一時ブロックフロー(TBF)に対して、第2の無線ブロックBを伝送するためアップリンクのパケット・データ・チャンネルCH1UおよびCH2Uの両方のタイムスロットがスケジュールされる。というのは、その第2の一時ブロックフロー(TBF)は、アップリンクのパケット・データ・チャンネルCH1UおよびCH2Uの両方に資源をスケジュールされる第1の一時ブロックフロー(TBF)の後の次の待ち順にあったからである。
アップリンク資源がTDMAフレームN+5からN+8においてどのようにスケジュールされたかに従って、ステップ404で、TDMAフレームN+1からN+4において、第1の一時ブロックフロー(TBF)に関連付けられたアップリンク状態フラグaは、第1のダウンリンクのパケット・データ・チャンネルCH1Dで伝送され、且つ、第2の一時ブロックフロー(TBF)に関連付けられたアップリンク状態フラグbは、第2のダウンリンクのパケット・データ・チャンネルCH2Dで伝送される。
第1および第2のアップリンクのパケット・データ・チャンネルCH1UおよびCH2Uで、TDMAフレームN+9からN+12に対応する別の基本アップリンク期間のアップリンクの伝送をスケジュールするために、ステップ401に戻ると、第3の一時ブロックフロー(TBF)が、アップリンクのパケット・データ・チャンネルCH1UおよびCH2Uのいずれか1つでスケジュールされた資源を次に取得する順番にある。第3の一時ブロックフロー(TBF)は、第1のアップリンクのパケット・データ・チャンネルCH1Uしか割り当てられていない。従って、ステップ406において、第3の一時ブロックフロー(TBF)に対して、TDMAフレームN+9からN+12において無線ブロックCを伝送するため第1のアップリンクのパケット・データ・チャンネルCH1Uのタイムスロットがスケジュールされる。また、ステップ406において、第2のアップリンクのパケット・データ・チャンネルCH2Uで資源を次に取得する順番にある第4の一時ブロックフロー(TBF)に対して、TDMAフレームN+9からN+12においてもう1つの無線ブロックDを伝送するため第2のアップリンクのパケット・データ・チャンネルCH2Uのタイムスロットもスケジュールされる。
アップリンク資源がTDMAフレームN+9からN+12においてどのようにスケジュールされたかに従って、ステップ408では、TDMAフレームN+5からN+8において、第3の一時ブロックフロー(TBF)に関連付けられたアップリンク状態フラグcが、第1のダウンリンクのパケット・データ・チャンネルCH1Dで伝送され、且つ、第4の一時ブロックフロー(TBF)に関連付けられたアップリンク状態フラグdが、第2のダウンリンクのパケット・データ・チャンネルCH2Dで伝送される。
本例の典型的なシナリオには示されないが、第1および第2の移動局MS1−MS2が、基本アップリンク期間中のどのサブ期間(すなわち、第1の半分または第2/最後の半分)に、アップリンクのパケット・データ・チャンネルCH1U−CH2Uの両方でアップリンクの伝送資源をスケジュールされるかの十分な柔軟性を与えるように、移動局MS1−MS2は、通常、ダウンリンクのパケット・データ・チャンネルCH1D−CH2Dの両方のアップリンク状態フラグ(USF)に関連付けられるであろうことに、注意されたい。
図1に示す典型的な無線通信システムSYS1との関連では、図1の基地局コントローラBSC1は、(ステップ404および408における実際の無線伝送部分を除く)図4の方法ステップの殆んどを実行する。従って、基地局コントローラBSC1が、パケット交換通信に関するアップリンクの伝送資源をスケジュールする本発明による制御装置の1つの典型的な実施形態を提供する。基地局コントローラBSC1は、プログラム可能なプロセッサCP1の形式のデジタルデータ処理回路を含む(図1参照)。プロセッサは、特に、アップリンクのパケット・データ・チャンネルCH1UおよびCH2Uでバーストを伝送するためのタイムスロットをスケジュールするスケジュール手段として機能するようにプログラムされ、従って、図4の方法のステップ401〜403および405〜407を実行する。プロセッサは、また、アップリンクの伝送資源がどのようにスケジュールされたかを移動局MS1〜MS4に知らせる、適切なダウンリンクのパケット・データ・チャンネルCH1DおよびCH2Dの適切なアップリンク状態フラグ(USF)の伝送を開始させる(図4のステップ404および408参照)開始手段としても機能するようにプログラムされる。しかし、ダウンリンクのパケット・データ・チャンネルCH1DおよびCH2Dでのそのアップリンク状態フラグ(USF)の実際の無線伝送は、基地局コントローラBSC1から無線基地局BTS1に与えられた命令に応えて、無線基地局BTS1により実行される。図6は、開始手段602に接続して動作するスケジュール手段601を含む本発明による制御装置600の論理的なブロックを概略的に示す図である。
図7は、本発明の第1の典型的な実施形態による移動局におけるアップリンクの伝送を実行するための方法を示す流れ図である。この典型的な実施形態は、図1の無線通信システムSYS1において、例えば、図1の第1の移動局MS1に実装されて、アップリンクの伝送を実行するために使用されてよい。この典型的な実施形態では、移動局MS1は、GPRS/EGPRSの旧来型の無線ブロック・マッピング(すなわち、アップリンクの無線ブロックを1つのアップリンクのパケット・データ・チャンネルの4つのバーストとしてマップする)と、アップリンクの無線ブロックのバーストが、第1のアップリンクのパケット・データ・チャンネルCH1Uおよび第2のアップリンクのパケット・データ・チャンネルCH2Uなど、少なくとも2つの異なるアップリンクのパケット・データ・チャンネルにマップされる本提案の新しい無線ブロック・マッピングと、の両方の無線ブロック・マッピングをサポートする。無線通信ネットワークNET1および移動局MS1は、無線ブロックがアップリンク方向でどのようにマップされるかおよび移動局MS1によって受信されたアップリンク状態フラグ(USF)がどのように解釈されるかについて合意する必要がある。この典型的な実施形態では、移動局MS1についてのアップリンクの一時ブロックフロー(TBF)の構成について、無線通信ネットワークNET1と移動局MS1との間で無線ブロック・マッピング・モードが合意され、従って、無線通信ネットワークNET1と同様に、移動局MS1は、そのアップリンクの一時ブロックフロー(TBF)の各々について無線ブロック・マッピング属性を保持する。この無線ブロック・マッピング属性が、アップリンクの一時ブロックフロー(TBF)の無線ブロックが、全て単一のアップリンクのパケット・データ・チャンネルの4つのバーストとしてマップされるべきか、または各々が2つの異なるアップリンクのパケット・データ・チャンネルの2つのバーストとしてマップされるべきかを指示する。
ステップ701で、移動局MS1は、それが監視するダウンリンクのパケット・データ・チャンネルの1つでアップリンク状態フラグ(USF)を受信する。移動局MS1がその時監視しているダウンリンクのパケット・データ・チャンネルの選択は、移動局MS1のアップリンクの一時ブロックフロー(TBF)がアップリンク状態フラグ(USF)をどのダウンリンクのパケット・データ・チャンネルに割り当てられたかによって、決定される。
ステップ702で、移動局MS1は、受信したアップリンク状態フラグ(USF)がそのアップリンクの一時ブロックフロー(TBF)の1つに関連付けられているか、すなわち、受信したアップリンク状態フラグ(USF)が移動局MS1に関連付けられているかを決定する。受信したアップリンク状態フラグ(USF)が移動局MS1の1つのアップリンクの一時ブロックフロー(TBF)に関連付けられていない場合(ステップ702の「NO」側)、このアップリンク状態フラグ(USF)を受信した結果として処理は終了する。
受信したアップリンク状態フラグ(USF)が移動局MS1のアップリンクの一時ブロックフロー(TBF)の1つに実際に関連付けられている場合(ステップ702の「YES」側)、ステップ703で、移動局MS1は関与中のアップリンクの一時ブロックフロー(TBF)の無線ブロック・マッピング・モードを調べる。
そのアップリンクの一時ブロックフロー(TBF)の無線ブロック・マッピング・モードが、第1のアップリンクのパケット・データ・チャンネルCH1Uおよびアップリンクのパケット・データ・チャンネルCH2Uの両方にバーストがマップされるべきことを指示する場合(ステップ703の「2チャンネル」側)、処理はステップ704に続き、そこで、移動局MS1は、そのアップリンクの一時ブロックフロー(TBF)に対して、そのアップリンクのパケット・データ・チャンネルCH1UおよびCH2Uにスケジュールされた無線ブロックのタイミングを導出する。移動局MS1は、そのアップリンク状態フラグ(USF)がダウンリンクのパケット・データ・チャンネルCH1DおよびCH2Dのどちらで受信されたかの知識を使用して、スケジュールされた無線ブロックのタイミングを導出する。移動局MS1および無線通信ネットワークNET1は、異なるダウンリンクのパケット・データ・チャンネルが基本アップリンク期間中の異なるサブ期間を表現する方法について共通の理解を有する。(決められたプロトコル規則から暗黙裡に、または、関与中のアップリンクの一時ブロックフローを構成する際に交換された明確なシグナリング情報からのいずれかによる)。こうして、図4に関連して既に説明したように、この典型的な実施形態では、第1のダウンリンクのパケット・データ・チャンネルCH1Dは、次回の20msの基本アップリンク期間の第1の10msサブ期間に対応する一方、第2のダウンリンクのパケット・データ・チャンネルCH2Dは、その基本アップリンク期間の第2の10msサブ期間に対応する。その結果として、アップリンク状態フラグ(USF)を第1のダウンリンクのパケット・データ・チャンネルCH1Dで受信した場合、移動局MS1は、その無線ブロックがその基本アップリンク期間の第1の10msサブ期間にスケジュールされたと結論し、一方、アップリンク状態フラグ(USF)が第2のダウンリンクのパケット・データ・チャンネルCH1Dで受信された場合、その無線ブロックがその基本アップリンク期間の第2の10msサブ期間にスケジュールされたと結論する。
ステップ705で、移動局MS1は、第1および第2のアップリンクのパケット・データ・チャンネルCH1UおよびCH2Uの両方のタイムスロットで、そのアップリンクの一時ブロックフロー(TBF)に対してスケジュールされた無線ブロックを伝送する。ステップ704での結果に依って、無線ブロックは、次回の基本アップリンク期間において、アップリンクのパケット・データ・チャンネルCH1UおよびCH2Uの両方の第1の2つのタイムスロットか、または、アップリンクのパケット・データ・チャンネルCH1UおよびCH2Uの両方の最後の2つのタイムスロットかで伝送される。
そのアップリンクの一時ブロックフロー(TBF)の無線ブロック・マッピング・モードが、全てのバーストが1つのアップリンクのパケット・データ・チャンネルにマップされるべきことを指示する場合(ステップ703の「1チャンネル」側)、処理はステップ706に続き、そこで、移動局MS1は、ステップ701でアップリンク状態フラグ(USF)を受信したダウンリンクのパケット・データ・チャンネルに対応するアップリンクのパケット・データ・チャンネルのスケジュールされたタイムスロットで、そのアップリンクの一時ブロックフロー(TBF)に対してスケジュールされた無線ブロックを伝送する。従って、アップリンク状態フラグ(USF)が第1のダウンリンクのパケット・データ・チャンネルCH1Dで受信された場合、移動局MS1は無線ブロックを第1のアップリンクのパケット・データ・チャンネルCH1Uで伝送する一方、アップリンク状態フラグ(USF)が第2のダウンリンクのパケット・データ・チャンネルCH2Dで受信された場合、移動局MS1は無線ブロックを第2のアップリンクのパケット・データ・チャンネルCH2Uで伝送する。
図5に示す典型的なシナリオに戻って、第1の移動局MS1において図7による処理を実行した結果として、ステップ701において、第1の移動局MS1は、第1のダウンリンクのパケット・データ・チャンネルCH1Dで、TDMAフレームN+1〜N+4中のアップリンク状態フラグaを受信するであろう。移動局MS1は、次いで、アップリンクのパケット・データ・チャンネルCH1UおよびCH2Uの両方でアップリンクの無線ブロックをスケジュールされたと結論するであろう。ステップ704で、移動局MS1は、アップリンク状態フラグaが第1のダウンリンクのパケット・データ・チャンネルCH1Dで受信されたという事実から、そのスケジュールされた無線ブロックのタイミングをTDMAフレームN+5〜N+8中の次回の基本期間の最初の半分であると導出するであろう。移動局MS1は、最後に、TDMAフレームN+5およびN+6において、第1および第2のアップリンクのパケット・データ・チャンネルCH1U〜CH2Uでスケジュールされたタイムスロットで無線ブロックAを伝送するであろう。
図8は、図7に示す方法を実行するための本発明による移動局(すなわち、図1の移動局MS1)の典型的な第1の実施形態を概略的に示す図である。移動局MS1は、送信機801および受信機802を含み、両方とも、プログラム可能なプロセッサ803の形式のデジタルデータ処理回路に接続して動作する。送信機801は、Um無線インタフェースについて3GPP規格に従う無線信号を伝送するように構成され、そして、受信機802は、Um無線インタフェースについて3GPP規格に従う無線信号を受信するように構成される。プロセッサ803は、送信機801および受信機802の動作を制御及び調整する。プロセッサは、アップリンク状態フラグ(USF)の受信(図7のステップ701)を知らせる受信機802からの通知に応えてステップ702〜704に従う処理を実行し、その移動局のためにスケジュールされたアップリンクの伝送資源を識別して、その識別された資源を使用してアップリンクの伝送を実行するよう送信機801に命令する(図7のステップ705)よう、特にプログラムされる。
以上で開示された本発明の典型的な実施形態とは別に、開示された実施形態を再構成、変更および置換する幾つかの方法が存在するが、それらはつまるところ本発明の実施形態に追加されるものである。
本発明の幾つかの実施形態では、アップリンクのパケット・データ・チャンネルCH1UおよびCH2Uならびに、対応するダウンリンクのパケット・データ・チャンネルCH1DおよびCH2Dは、GPRS/EGPRSの現在のマルチスロット方式によって、同じ無線周波数チャンネル(または、異なる無線周波数チャンネルの同じ系列)の異なるタイムスロットで提供されてもよい。本発明の別の実施形態では、アップリンクのパケット・データ・チャンネルCH1UおよびCH2Uならびに、対応するダウンリンクのパケット・データ・チャンネルCH1DおよびCH2Dは、別の方法で、マルチキャリア方式によって、タイムスロットは共通であるが2つの異なる無線周波数チャンネル(または、異なる無線周波数チャンネルの2つの異なる列)を使用して提供されてもよい。
拡張動的割り当て(extended dynamic allocation)の概念が本発明との関連で適用されてもよい。従って、無線通信ネットワークは、アップリンクの一時ブロックフローに関連付けられた移動局に対して、それが基本アップリンク期間中の選択されたサブ期間および全ての後続サブ期間(あるいは、全ての先行サブ期間)において資源をスケジュールされたことを、選択されたサブ期間を表現するダウンリンクのパケット・データ・チャンネルでアップリンクの一時ブロックフローに関連付けられたアップリンク状態フラグを伝送することにより、指示してもよい。
アップリンク状態フラグ粒度(Uplink State Flag granularity)の概念も本発明との関連で適用されてもよい。従って、無線通信ネットワークは、アップリンクの一時ブロックフローに関連付けられた移動局に対して、それが1つまたは4つの連続する基本アップリンク期間中の選択されたサブ期間において資源をスケジュールされたことを、選択されたサブ期間を表現するダウンリンクのパケット・データ・チャンネルでアップリンクの一時ブロックフローに関連付けられたアップリンク状態フラグを伝送することにより、指示してもよい。
拡張動的割り当ておよび/またはアップリンク状態フラグ粒度の使用に関しては、一時ブロックフローを構成する既存のシグナリングメカニズムが、本発明に関する一時ブロックフローを構成するために使用されてもよい。それに応じてシグナリングメカニズムを拡張することにより、任意のアップリンク状態フラグ粒度(すなわち、1または4のみではない)をサポートできよう。
本発明に従って伝送資源のスケジュールおよびアップリンクの伝送が実行される、少なくとも2つのアップリンクのパケット・データ・チャンネルからなる集合に対応するダウンリンクのパケット・データ・チャンネルについて、ダウンリンク方向の無線ブロック・マッピングをどのように実行してよいかに関する幾つかの対案が存在する。
1つの案は、旧来型の無線ブロック・マッピング、すなわち、無線ブロックの全てのバーストを1つのダウンリンクのパケット・データ・チャンネルで伝送することを踏襲することであろう。この案を使用する本発明の装置および方法の実施形態では、アップリンク状態フラグを伝送する方法への影響はない。旧来型の無線ブロック・マッピングのみをサポートする旧来型のGPRS/EGPRS移動局および新しい無線ブロック・マッピングをアップリンク方向でサポートする新しいEGPRS移動局は、両方とも、アップリンク状態フラグを監視することができ、また旧来型の無線ブロック・マッピングのみを使用するダウンリンクのパケット・データ・チャンネルでデータを受信することもできる。(すなわち、アプリケーションデータ、RLC/MAC制御信号または高位レイヤの信号を受信するためのダウンリンクの一時ブロックフローを有する)。
もう1つの案は、新しい無線ブロック・マッピング、すなわち、無線ブロックを、ダウンリンク方向にも、少なくとも2つの異なるパケット・データ・チャンネルにマップすることを導入することであろう。この案を使用する本発明の装置および方法の実施形態では、少なくとも2つのアップリンクのパケット・データ・チャンネルの集合中のチャンネルのいずれか1つで多重化されるいずれの旧来型の移動局をも混乱させないようにするには、アップリンク状態フラグは、従前どおり、1つのダウンリンクのパケット・データ・チャンネル上の4つのバーストで伝送する必要があり、従って、対応するダウンリンクのパケット・データ・チャンネルでアップリンク状態フラグの伝送を監視する必要があろう。新しい無線ブロック・マッピングが使用される場合、旧来型の無線ブロック・マッピングのみをサポートする旧来型のGPRS/EGPRS移動局および新しい無線ブロック・マッピングをアップリンク方向でサポートする新しいEGPRS移動局は、両方とも、アップリンク状態フラグを監視できるが、新しい無線ブロックのマップをダウンリンク方向でサポートする新しいEGPRS移動局のみが、ダウンリンクのパケット・データ・チャンネルでデータを受信する(すなわち、ダウンリンクの一時ブロックフローを有する)ことができよう。新しい無線ブロック・マッピングが使用される場合、新しい移動局のみがとにかくダウンリンクのパケット・データ・チャンネルでデータを受信することができるので、新しい無線ブロック・マッピング方式に従ってコード化されたデータを受信する必要がある移動局には、コード化方式、バースト形式などへの追加の/新しい要求が課されてもよい。
新しい無線ブロック・マッピングのみがダウンリンクのパケット・データ・チャンネルの集合で使用される場合、ダウンリンクのパケット・データ・チャンネルのこの集合で旧来型の移動局にデータを伝送する、すなわち、旧来型の移動局にダウンリンクの一時ブロックフローを提供することは不可能であろう。別案として、旧来型の移動局へデータを伝送する時は、ダウンリンクのパケット・データ・チャンネルの集合に対して旧来型の無線ブロック・マッピング(すなわち、無線ブロックを単一のダウンリンクのパケット・データ・チャンネルにマップする)を適用し、そしてデータをこの新しい無線ブロック・マッピング方式をサポートする移動局に伝送する時は、新しい無線ブロック・マッピング(すなわち、無線ブロックを少なくとも2つの異なるダウンリンクのパケット・データ・チャンネルにマップする)を適用する、混合モードの動作を適用することにより、旧来型の移動局についてダウンリンクの一時ブロックフローを提供することが可能である。
無線ブロックを少なくとも2つの異なるパケット・データ・チャンネルにマップする一方、各アップリンク状態フラグは従前どおり1つのダウンリンクのパケット・データ・チャンネルの4つのバーストで伝送することは、アップリンク状態フラグを2つの異なる無線ブロックに属するバーストで伝送することになる。図9は、ダウンリンク方向の2つの無線ブロックが、両方とも、図1に示すシステムのダウンリンクのパケット・データ・チャンネルCH1DおよびCH2Dの両方にマップされる典型的なシナリオを概略的に示す図である。従って、第1のダウンリンクの無線ブロックは4つのバーストb11〜b14で伝送され、一方、第2のダウンリンクの無線ブロックは4つのバーストb21〜b24で伝送される。TDMAフレームM+1からM+4における、ダウンリンクのパケット・データ・チャンネルCH1Dで伝送される第1のアップリンク状態フラグは、第1の無線ブロックのバーストb11およびb13ならびに第2の無線ブロックのバーストb21およびb23でコード化される。同様に、TDMAフレームM+1からM+4における、ダウンリンクのパケット・データ・チャンネルCH2Dで伝送される第2のアップリンク状態フラグは、第1の無線ブロックのバーストb12およびb14ならびに第2の無線ブロックのバーストb22およびb24でコード化される。こうして、第1のアップリンク状態フラグを伝えるバースト列は、バーストb11、b13、b21およびb23を含み、第2のアップリンク状態フラグを伝えるバースト列は、バーストb12、b14、b22およびb24を含む。無線ブロックのバーストが両方のダウンリンクのパケット・データ・チャンネルCH1DおよびCH2Dの各々に2つのバーストとしてマップされる順序については、勿論、その他の対案も存在する。
ダウンリンク方向にデータおよびアップリンク状態フラグを伝送するための適切なバースト内容を保証するための必須の対策は、アップリンク状態フラグの伝送に使用される連続する無線ブロックで使用されるコード化方式に依存する。以下の議論は主に既存のコード化方式に関係するが、本発明に関連する使用のための新しいコード化方式を定義することも勿論可能であることに、注意されたい。
EGPRS無線ブロックについて定義されたコード化方式MCS−1からMCS−9について、以下の状況が生じる。
コード化方式MCS−5からMCS−9については、各バースト中のアップリンク状態フラグ(USFビット)を表現するビット位置は、常に同じビット(各バースト中のビット位置150、151、168、169、171、172、177、178、195)である。図9の典型的なシナリオとの関連では、第1のアップリンク状態フラグを伝えるのに使用されるバースト列中のUSFビットは、第1のアップリンク状態フラグが、第1のダウンリンクのパケット・データ・チャンネルCH1Dで4つの連続するバーストとしてマップされる1つの無線ブロックで伝送される場合と同様にコード化されよう。スティーリング・フラグ(Stealing Flag:SF)ビットは、これらのコード化方式についてアップリンク状態フラグを復号化するためには調べる必要はなく、従って、ダウンリンクのパケット・データ・チャンネルCH1D〜CH2Dの両方で伝送される単一の無線ブロック内に完全にマップすることができる。そして、無線ブロックを復号化する移動局が、無線ブロックヘッダがMCS−5からMCS−6の形式に従うかまたはMCS−7からMCS−9の形式に従うかを決定して、それに従って復号化を実行できるようにするために、使用することができる。
コード化方式MCS−1からMCS−4については、USFビットの位置は各バースト中で以下のように異なる。すなわち、
バースト1:ビット位置 0、50、100;
バースト2:ビット位置 34、84、98;
バースト3:ビット位置 18、68、82;
バースト4:ビット位置 2、52、66。
これらのコード化方式については、伝送されたバーストのUSFビット位置は、ダウンリンクのパケット・データ・チャンネルで伝送される(2つの異なる無線ブロックに属する)4つのバースト列中の各バーストが、上記の方式に従うよう調整される必要がある。図9の典型的なシナリオとの関連では、第1のアップリンク状態フラグ、すなわち、b11、b13、b21およびb23を伝えるのに使用される第1のダウンリンクのパケット・データ・チャンネルCH1Dのバースト列中のUSFビットが、上記の方式に従う必要がある。これは、勿論、第2のアップリンク状態フラグ、すなわち、b12、b14、b22およびb24を伝えるのに使用される第2のダウンリンクのパケット・データ・チャンネルCH2Dのバースト列にも適用される。さらに、それぞれのダウンリンクのパケット・データ・チャンネルのそのバースト列中の各バーストのスティーリング・フラグ・ビット(位置57および58)が、CS−4(すなわち、列[00,01,01,10])を示すように設定される必要がある。ダウンリンクのパケット・データ・チャンネルCH1DおよびCH2Dの両方にマップされる無線ブロックを復号化することができ、またそうする必要があるEGPRS移動局は、伝送されたバーストのGMSK変調を検出することから、無線ブロックがMCS−1からMCS−4形式に従うヘッダ形式を有しなければならないことを決定でき、それに従って復号化を実行することができる。
CS−1無線ブロックの修正されたコード化、この方式では、MCS−1からMCS−4と同じヘッダ形式が使用され、そしてこの修正されたCS−1コード化方式が使用されたことがヘッダ中で示される、を(例えば、RLC/MAC信号を提供するために)使用することができるかもしれない。MCS−1からMCS−4について以上で論じられたのと同じ対策が適用される。
コード化方式MCS−1からMCS−4(および、本提案の修正されたCS−1コード化方式)はGMSK変調を使用する一方、コード化方式MCS−5からMCS−9は8−PSK変調を使用しており、そして関連するバーストが異なる変調を使用する場合、旧来型の移動局はアップリンク状態フラグを読むことができないであろうから、ダウンリンクの無線ブロックのスケジューリング/コード化方式の選択は、この状況が生じないことを保証するように行われるべきである。
本発明による移動局の第1の典型的な実施形態では、通常のプログラム可能なプロセッサの形式のデジタルデータ処理回路が、移動局についてスケジュールされたアップリンクの伝送資源を識別するために使用される。同様にして、本発明による制御装置の第1の典型的な実施形態では、通常のプログラム可能なプロセッサの形式のデジタルデータ処理回路が、スケジューリング手段および開始手段の両方として動作する。また一方、これらの処理タスクを実行することができる任意のデジタルデータ処理回路、例えば、直列または並列に動作する多重プロセッサ、ASIC、個別論理回路など、を使用することができよう。本発明による処理を実行するプログラム可能な装置は、このタスク専用とすることもでき、または別のタスクに関する処理にも使用されてよい。
アップリンクの伝送資源をスケジュールするために、本発明による制御装置として動作する基地局コントローラBSC1を有する代わりに、無線通信ネットワークNET1中の基地局交換装置NTS1および在圏GPRSノードSGSN1など、別のノードがそのような制御装置として動作することができよう。
当初は、無線通信ネットワークおよび移動局の両方が旧来型の無線ブロック・マッピング・モードおよび本提案の新しい無線ブロック・マッピング・モードの両方をサポートするのが望ましいであろう。また一方、無線通信ネットワークの性能向上が進み、そして特に旧来型の移動局が新しい移動局に置き換わるのに伴って、アップリンクの伝送のための旧来型の無線ブロック・マッピング・モードのサポートが最後には放棄されるかもしれない。したがって、本発明の、旧来型の無線ブロック・マッピングおよび本提案の新しい無線ブロック・マッピングを混合したものをサポートする実施形態のみならず、新しい無線ブロック・マッピングのみをサポートする実施形態の両方が提供されてもよい。
少なくとも2つのアップリンクのパケット・データ・チャンネルで、基本アップリンク期間における全てのタイムスロットを1つの移動局に対してスケジュールする場合、その移動局がどのような無線ブロック・マッピングを選好するか、例えば、その基本アップリンク期間の異なるサブ期間において、各々が1つのアップリンクのパケット・データ・チャンネルのみにマップされる2つの無線ブロックとしてか、または各々が両方のアップリンクのパケット・データ・チャンネルにマップされる2つの無線ブロックとしてか、を移動局が決定できるようにしてもよい。その場合、無線通信ネットワークは、例えば、種々の可能な対案に従って無線ブロックを復号化してどの対案がもっともそれらしいかの決定を試行することにより、移動局が使用する無線ブロック・マッピングのタイプを決定することができる。
本発明が使用される典型的な無線通信システムの概観を示す図である。 ダウンリンクPDCHのアップリンク状態フラグの伝送が対応するアップリンクPDCHの無線ブロックの伝送を起動する、典型的なシナリオを示すチャンネルの図である。 本発明によるアップリンクの伝送資源をスケジュールする基本的な方法を示す流れ図である。 本発明によるアップリンクの伝送のための基本的な方法を示す流れ図である。 本発明によるアップリンクの伝送資源をスケジュールする方法の第1の典型的な実施形態を示す流れ図である。 2つのダウンリンクPDCHのアップリンク状態フラグの伝送が対応するアップリンクPDCHのスケジュールされた無線ブロックの伝送を起動する、典型的なシナリオを示すチャンネルの図である。 本発明による制御装置の第1の典型的な実施形態を示すブロック図である。 本発明によるアップリンクの伝送の方法の第1の典型的な実施形態を示す流れ図である。 本発明による移動局の第1の典型的な実施形態を示すブロック図である。 2つのダウンリンクの無線ブロックが2つのダウンリンクのパケット・データ・チャンネルの両方にマップされる場合の、バースト列の典型的なシナリオを示すチャンネルの図である。

Claims (24)

  1. アップリンクおよびダウンリンクの伝送が無線ブロック(A〜D)にセグメント化され、各無線ブロックが複数のバーストで伝送されるパケット交換通信に関し、アップリンクの伝送資源をスケジュールするための無線通信ネットワーク(NET1)における方法であって、
    基本アップリンク期間中の第1のサブ期間において、少なくとも2つの異なるアップリンクのパケット・データ・チャンネル(CH1U〜CH2U)で、第1の無線ブロック(A)のバーストを伝送するタイムスロットをスケジュールするステップ(301)と、
    前記少なくとも2つの異なるアップリンクのパケット・データ・チャンネル(CH1U〜CH2U)に対応するダウンリンクのパケット・データ・チャンネル(CH1D〜CH2D)のグループから選択された第1のダウンリンクのパケット・データ・チャンネル(CH1D)で、前記第1の無線ブロックがスケジュールされた移動局(MS1)に関連付けられたアップリンク状態フラグ(a)を伝送するステップであって、前記グループ中の異なるダウンリンクのパケット・データ・チャンネル(CH1D〜CH2D)の各々が前記基本アップリンク期間中の異なるサブ期間を表し、前記第1のダウンリンクのパケット・データ・チャンネル(CH1D)が前記基本アップリンク期間中の前記第1のサブ期間を表す、前記アップリンク状態フラグ(a)を伝送するステップ(302)と、を有することを特徴とする方法。
  2. 前記基本アップリンク期間中の第2のサブ期間において、前記少なくとも2つの異なるアップリンクのパケット・データ・チャンネル(CH1U〜CH2U)で、第2の無線ブロック(B)のバーストを伝送するタイムスロットをスケジュールするステップ(403)と、
    前記少なくとも2つの異なるアップリンクのパケット・データ・チャンネル(CH1U〜CH2U)に対応するダウンリンクのパケット・データ・チャンネル(CH1D〜CH2D)の前記グループから選択された第2のダウンリンクのパケット・データ・チャンネル(CH2D)で、前記第2の無線ブロックがそれ用にスケジュールされた移動局(MS2)に関連付けられたアップリンク状態フラグ(b)を伝送するステップであって、前記第2のダウンリンクのパケット・データ・チャンネル(CH2D)が前記基本アップリンク期間中の前記第2のサブ期間を表す、前記アップリンク状態フラグ(b)を伝送するステップ(404)と、をさらに有することを特徴とする請求項1に記載の方法。
  3. 前記基本アップリンク期間において、前記第1のサブ期間が前記第2のサブ期間に先行することを特徴とする請求項2に記載の方法。
  4. 前記基本アップリンク期間において、前記第2のサブ期間が前記第1のサブ期間に先行することを特徴とする請求項2に記載の方法。
  5. 前記基本アップリンク期間の長さが、1つのアップリンクのパケット・データ・チャンネルで無線ブロックの全てのバーストを伝送するのに必要な時間に対応することを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の方法。
  6. 前記少なくとも2つの異なるアップリンクのパケット・データ・チャンネル(CH1U〜CH2U)が2つのアップリンクのパケット・データ・チャンネルを含み、前記基本アップリンク期間が2つのサブ期間を有することを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の方法。
  7. 前記少なくとも2つの異なるアップリンクのパケット・データ・チャンネルが4つのアップリンクのパケット・データ・チャンネルを含み、前記基本アップリンク期間が4つのサブ期間を有することを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の方法。
  8. 別の基本アップリンク期間において、前記少なくとも2つの異なるアップリンクのパケット・データ・チャンネル(CH1U〜CH2U)の1つで、第3の無線ブロック(C)の全てのバーストを伝送するためのタイムスロットをスケジュールするステップ(406)と、
    前記第3の無線ブロックのバーストを伝送する前記タイムスロットがスケジュールされた前記アップリンクのパケット・データ・チャンネル(CH1U)に対応するダウンリンクのパケット・データ・チャンネル(CH1D)で、前記第3の無線ブロック(C)がスケジュールされた移動局(MS3)に関連付けられたアップリンク状態フラグ(c)を伝送するステップ(408)と、をさらに有することを特徴とする請求項1乃至7のいずれか1項に記載の方法。
  9. アップリンクおよびダウンリンクの伝送が無線ブロック(A〜D)にセグメント化され、各無線ブロックが複数のバーストで伝送されるパケット交換通信に関し、アップリンクの伝送のための移動局(MS1)における方法であって、
    第1のダウンリンクのパケット・データ・チャンネル(CH1D)で、前記移動局(MS1)に関連付けられたアップリンク状態フラグ(a)を受信するステップ(303)と、
    第1の無線ブロック(A)のバーストが、基本アップリンク期間中の第1のサブ期間において少なくとも2つの異なるアップリンクのパケット・データ・チャンネル(CH1D〜CH2D)のタイムスロットで伝送するためにスケジュールされる無線ブロック・マッピング・モードに従って、前記第1の無線ブロック(A)の伝送のためにスケジュールされた資源を識別するステップであって、前記第1のダウンリンクのパケット・データ・チャンネル(CH1D)が、前記少なくとも2つの異なるアップリンクのパケット・データ・チャンネル(CH1U〜CH2U)の各々に対応するダウンリンクのパケット・データ・チャンネル(CH1D〜CH2D)のグループからの1つであり、前記グループの異なるダウンリンクのパケット・データ・チャンネル(CH1D〜CH2D)の各々が前記基本アップリンク期間中の異なるサブ期間を表し、前記基本アップリンク期間中の前記第1のサブ期間のタイミングが前記アップリンク状態フラグ(a)が前記第1のダウンリンクのパケット・データ・チャンネル(CH1D)で受信されたという事実を利用して導出される、前記資源を識別するステップ(304)と、
    前記資源を識別するステップで識別された資源を利用して第1のアップリンクの無線ブロック(A)を伝送するステップ(305)と、を有することを特徴とする方法。
  10. 前記基本アップリンク期間の長さが、1つのアップリンクのパケット・データ・チャンネルで無線ブロックの全てのバーストを伝送するのに必要な時間に対応することを特徴とする請求項9に記載の方法。
  11. 前記少なくとも2つの異なるアップリンクのパケット・データ・チャンネル(CH1U〜CH2U)が2つのアップリンクのパケット・データ・チャンネルを含み、前記基本アップリンク期間が2つのサブ期間を有することを特徴とする請求項9または10に記載の方法。
  12. 前記少なくとも2つの異なるアップリンクのパケット・データ・チャンネル(CH1U〜CH2U)が4つのアップリンクのパケット・データ・チャンネルを含み、そして前記基本アップリンク期間が4つのサブ期間を有することを特徴とする請求項9または10に記載の方法。
  13. アップリンクおよびダウンリンクの伝送が無線ブロックにセグメント化され、各無線ブロックが複数のバーストで伝送されるパケット交換通信に関し、アップリンクの伝送資源をスケジュールするための無線通信ネットワーク(NET1)における制御装置(600)であって
    基本アップリンク期間中の第1のサブ期間において、少なくとも2つの異なるアップリンクのパケット・データ・チャンネル(CH1U〜CH2U)で第1の無線ブロック(A)のバーストを伝送するタイムスロットをスケジュールするためのスケジュール手段(601)と、
    前記少なくとも2つの異なるアップリンクのパケット・データ・チャンネル(CH1U〜CH2U)に対応するダウンリンクのパケット・データ・チャンネル(CH1D〜CH2D)のグループから選択されたダウンリンクのパケット・データ・チャンネル(CH1D)で、前記第1の無線ブロックがそれ用にスケジュールされた移動局(MS1)に関連付けられたアップリンク状態フラグ(a)の伝送を開始する開始手段であって、前記グループ中の異なるダウンリンクのパケット・データ・チャンネルの各々が前記基本アップリンク期間中の異なるサブ期間を表し、前記第1のダウンリンクのパケット・データ・チャンネル(CH1D)が前記基本アップリンク期間中の前記第1のサブ期間を表す、前記アップリンク状態フラグ(a)の伝送を開始する開始手段(602)と、を有することを特徴とする制御装置。
  14. 前記スケジュール手段は、前記基本アップリンク期間中の第2のサブ期間において、前記少なくとも2つの異なるアップリンクのパケット・データ・チャンネル(CH1U〜CH2U)で第2の無線ブロック(B)のバーストを伝送するタイムスロットをスケジュールするように構成され、
    前記開始手段は、ダウンリンクのパケット・データ・チャンネル(CH1D〜CH2D)の前記グループから選択された第2のダウンリンクのパケット・データ・チャンネル(CH2D)で、前記第2の無線ブロックがそれ用にスケジュールされた移動局(MS2)に関連付けられたアップリンク状態フラグ(b)の伝送を開始するように構成され、前記第2のダウンリンクのパケット・データ・チャンネル(CH2D)が前記基本アップリンク期間中の前記第2のサブ期間を表すことを特徴とする請求項13に記載の制御装置。
  15. 前記基本アップリンク期間において、前記第1のサブ期間が前記第2のサブ期間に先行することを特徴とする請求項14に記載の制御装置。
  16. 前記基本アップリンク期間において、前記第2のサブ期間が前記第1のサブ期間に先行することを特徴とする請求項14に記載の制御装置。
  17. 前記基本アップリンク期間の長さが、1つのアップリンクのパケット・データ・チャンネルで、無線ブロックの全てのバーストを伝送するのに必要な時間に対応することを特徴とする請求項13乃至16のいずれか1項に記載の制御装置。
  18. 前記少なくとも2つの異なるアップリンクのパケット・データ・チャンネル(CH1U〜CH2U)が2つのアップリンクのパケット・データ・チャンネルを含み、前記基本アップリンク期間が2つのサブ期間を有することを特徴とする請求項13乃至17のいずれか1項に記載の制御装置。
  19. 前記少なくとも2つの異なるアップリンクのパケット・データ・チャンネルが4つのアップリンクのパケット・データ・チャンネルを含み、前記基本アップリンク期間が4つのサブ期間を有することを特徴とする請求項13乃至17のいずれか1項に記載の制御装置。
  20. 前記スケジュール手段は、別の基本アップリンク期間において、前記少なくとも2つの異なるアップリンクのパケット・データ・チャンネル(CH1U〜CH2U)の1つで、第3の無線ブロック(C)の全てのバーストを伝送するためのタイムスロットをスケジュールするように構成され、
    前記開始手段は、前記第3の無線ブロックのバーストを伝送する前記タイムスロットがそこでスケジュールされた前記アップリンクのパケット・データ・チャンネル(CH1U)に対応するダウンリンクのパケット・データ・チャンネル(CH1D)で、前記第3の無線ブロック(C)がそれ用にスケジュールされた移動局(MS3)に関連付けられたアップリンク状態フラグ(a)の伝送を開始するように構成されることを特徴とする請求項13乃至19のいずれか1項に記載の制御装置。
  21. アップリンクおよびダウンリンクの伝送が無線ブロックにセグメント化され、各無線ブロックが複数のバーストで伝送されるパケット交換通信に関し、アップリンクの伝送のためのスケジュールを実行可能な移動局(MS1)であって、
    第1のダウンリンクのパケット・データ・チャンネル(CH1D)で、移動局(MS1)に関連付けられたアップリンク状態フラグ(a)を受信するための受信機(802)と、
    第1の無線ブロック(A)のバーストが、基本アップリンク期間中の第1のサブ期間において少なくとも2つの異なるアップリンクのパケット・データ・チャンネル(CH1D〜CH2D)でタイムスロットを伝送するためにスケジュールされる無線ブロック・マッピング・モードに従って、前記第1の無線ブロック(A)の伝送のためにスケジュールされた資源を識別するためのデータ処理回路であって、前記第1のダウンリンクのパケット・データ・チャンネル(CH1D)が、前記少なくとも2つの異なるアップリンクのパケット・データ・チャンネル(CH1U〜CH2U)の各々に対応するダウンリンクのパケット・データ・チャンネル(CH1D〜CH2D)のグループからの1つであり、前記グループの異なるパケット・データ・チャンネルの各々が、前記基本アップリンク期間中の異なるサブ期間を表し、前記基本アップリンク期間中の前記第1のサブ期間のタイミングが、前記アップリンク状態フラグ(a)が前記第1のダウンリンクのパケット・データ・チャンネル(CH1D)で受信されたという事実を利用して導出される、前記データ処理回路(803)と、
    前記第1の無線ブロック(A)の伝送のためにスケジュールされたと識別された資源を利用して、第1の無線ブロック(A)を伝送するための送信機(801)と、を有することを特徴とする移動局。
  22. 前記基本アップリンク期間の長さが、1つのアップリンクのパケット・データ・チャンネルで、無線ブロックの全てのバーストを伝送するのに必要な時間に対応することを特徴とする請求項21に記載の移動局。
  23. 前記少なくとも2つの異なるアップリンクのパケット・データ・チャンネル(CH1U〜CH2U)が2つのアップリンクのパケット・データ・チャンネルを含み、前記基本アップリンク期間が2つのサブ期間を有することを特徴とする請求項21または22に記載の移動局。
  24. 前記少なくとも2つの異なるアップリンクのパケット・データ・チャンネルが4つのアップリンクのパケット・データ・チャンネルを含み、前記基本アップリンク期間が4つのサブ期間を有することを特徴とする請求項21または22に記載の移動局。
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