JP2009508565A - 処置コンプライアンスを検証するための装置および方法 - Google Patents

処置コンプライアンスを検証するための装置および方法 Download PDF

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Abstract

例えば、結腸内視鏡検査診断に先立って結腸前処置を行う患者のコンプライアンスを検証するためのデバイスおよび方法。結腸前処置のための行動を実行するよう、1つまたは複数の合図が、患者に発行される。その合図に応答する確認が、受け取られ、その確認が、記録される。デバイス上に記録された行動の情報は、結腸前処置の準備を評価するための調査のために提供される。

Description

本発明は、結腸内視鏡検査診断または他の診断に関する。詳細には、本発明は、診断に先立つ患者による結腸前処置のコンプライアンス検証に関する。
結腸内視鏡検査診断は、例えば、最下部である直腸から、患者の小腸の下端に至るまで、結腸(大腸)全体を撮像することができる医学的処置である。画像は、スクリーン上に表示され、例えば、医師によって診断されて、例えば、ポリープ、憩室症、および癌を含む可能性があるまたは潜在的な結腸疾患および腸疾患が同定される。
結腸の明瞭で正確な画像を得るために、良好な診断前結腸前処置が必要とされる。結腸の前処置は、例えば8〜24時間以上を要し、その間患者は、医師によって選択された、または個別に調整された或る前処置またはプロトコルに従うことが要求される。例えば、患者が、一連の所定の時間間隔で、自宅で緩下剤またはその他の経口剤を服用して、結腸から便を空にし、かつ/または或るタイプの液体を飲むように求められる。一部の患者は、例えば、単にうっかりしている、または忘れっぽいなどの理由により、必要とされる前処理手順に厳密に従わない可能性があることが理解可能である。さらに、患者の結腸内視鏡検査診断を実行する前に、医師は、患者が行った、必要な前処理の他に、診断に先立って、患者が他のどのようなタイプの行動を行っていたかも知る必要がある。
本発明の実施形態は、結腸内視鏡検査診断に先立って結腸前処置を実行する患者のコンプライアンスを検証するためのデバイスおよび方法を提供する。デバイスおよび方法は、結腸前処置のための行動を実行するよう、患者に合図を発行すること、その合図に応答する確認を受け取ること、およびその確認を記録することを含む。
本発明の或る実施形態によれば、デバイスおよび方法は、確認が受け取られない場合、合図が発行された時点から事前に選択された期間が経過した後、1つまたは複数の後続の合図を発行することを含む。
本発明の或る実施形態によれば、デバイスおよび方法は、後続の結腸前処置行動が行われる予定時に先立つ、事前に設定された期間までに、確認が受け取られない場合、ノンコンプライアンスの表示を記録することも含む。
本発明の或る実施形態によれば、結腸前処置のための行動は、事前に定義された行動セットから選択され、それらの行動の一部は、結腸前処置に必須であり、それらの行動の一部は、患者によって実行された場合、記録が必要とされる。
本発明の或る実施形態によれば、デバイスおよび方法は、結腸前処置を評価するための行動に関する記録された情報を提供することを含む。
本発明の或る実施形態によれば、記録された情報を提供することは、記録された行動をレコーダからコンピュータにアップロードすることを含む。
本発明の或る実施形態によれば、デバイスおよびシステムは、患者のための結腸前処置プロトコルを選択することを含む。
本発明の或る実施形態によれば、結腸前処置プロトコルを選択することは、患者によって実行されるべき事前に定義された行動のセットをダウンロードすることを含む。
本発明の或る実施形態によれば、デバイスは、ポータブル・デバイスであり、必要な機能を全て内蔵しており、バッテリによって動作する。
本発明の一部の実施形態によれば、
結腸前処置のための行動を実行するよう、患者に1つまたは複数の合図を発行するコントローラと、
合図に応答する確認を受け取るユーザ・インタフェースと、
その確認を記録するデータ記録デバイスと
を含む、結腸前処置レコーダが提供される。
一部の実施形態によれば、インタフェースは、ユーザが確認を入力する少なくとも1つのボタンを含む。インタフェースは、ユーザが口頭で確認を入力する少なくとも1つのマイクロホンを含む。インタフェースは、行動についてユーザに注意を喚起する少なくとも1つのスピーカを含む。インタフェースは、行動についてユーザに注意を喚起する少なくとも1つの振動要素を含む。
一部の実施形態によれば、行動は、事前に定義された行動セットから選択され、行動は、結腸前処置と関係する。インタフェースは、事前に定義された行動セットを表示する少なくとも1つのスクリーンを含む。
一部の実施形態によれば、患者に対する医学的処置に先立つ患者行動のコンプライアンスを検証するための方法が、提供され、方法は、
1つまたは複数の行動をレコーダ上に記録すること、
レコーダ上に記録された行動を調査することにより、処置のためのレディネスを評価すること
を含む。
一部の実施形態によれば、患者に対する医療処置に先立つ患者の行動のコンプライアンスを検証するためのデバイスが、提供され、デバイスは、
プロトコルに従うよう患者に促すユニットと、
1つまたは複数の患者の行動を記録するユニットと
を含む。
本発明と見なされる主題が、本明細書の概要において特に指摘され、明確に主張される。しかし、本発明は、動作の編成と方法の両方、ならびに本発明の目的、特徴、および利点について、添付の図面と一緒に読まれる、以下の詳細な説明を参照することにより、最もよく理解されるであろう。
図を簡明にするため、図に示される要素は、必ずしも一律の縮尺に従って描かれてはいないことが理解されよう。例えば、要素のいくつかの大きさは、明瞭にするため、他の要素と比べて誇張されている可能性がある。さらに、適宜、符号は、対応する要素、または同じの要素を示すために、いくつかの図で繰り返される可能性がある。
以下の説明は、当業者が、或る特定の応用例、およびその応用例の要件の文脈で提供される本発明を作成し、使用することができるようにするように提示される。説明される実施形態の様々な変形が、当業者には明白となり、本明細書で定義される一般的な原理は、他の実施形態に適用されることも可能である。したがって、本発明は、図示され、説明される特定の実施形態に限定されるように意図されず、本明細書で開示される原理および新奇な特徴と合致する最も広い範囲が与えられるべきである。以下の詳細な説明において、本発明の徹底的な理解をもたらすために、多数の特定の詳細が、示される。しかし、本発明は、これらの特定の詳細なしに実施されてもよいことが当業者には理解されよう。その他、よく知られた方法、手順、および構成要素は、本発明をわかりにくくしないように、詳細に説明されてはいない。
本発明の実施形態は、患者の結腸内視鏡検査診断に先立って結腸前処置のコンプライアンスを検証するためのデバイスおよび方法を提供する。他の実施形態では、実行されるべき処置は、結腸内視鏡検査でなくてもよく、本発明の実施形態による方法およびデバイスは、他の任意の医療処置に先立って患者の行動のコンプライアンスを検証することを含む。
本発明の例示的な実施形態によるCPR(結腸前処置レコーダ)100の概略図である図1Aおよび図1Bを参照する。
本発明の例示的な実施形態によれば、CPR100は、ポータブル・デバイスであり、コンテナまたはケース101内で必要な機能を全て内蔵している。CPR100は、サイズと重量の両方で、例えば、腕時計、セルラー電話機、および/または情報携帯端末(PDA)に類似する。しかし、本発明は、この点で限定されず、CPR100は、前記機器とは異なるサイズおよび重量を有してもよい。
本発明の例示的な実施形態によれば、CPR100は、少なくとも1つのデータ入力/出力ポート、例えば、ポート110を有する。ポート110は、結腸内視鏡検査診断および/または他の医療処置と関係するデータまたは情報のダウンロードおよびアップロードを行うために、他のデータ処理デバイス、例えば、パーソナル・コンピュータ(PC)310(図3)と互いに接続される。例えば、図3に関連して後段で詳細に説明されるとおり、結腸前処置プロトコルが、CPR100にダウンロードされ、結腸前処置期間中に患者によって入力されるCPR100の中に記録された行動が、PC310にアップロードされる。ポート110は、例えば、USBポート、シリアル・ポート、または他の適切なタイプのデータ・ポートである。さらに、CPR100は、前に記載したとおり、データ入力/出力ポート110の機能を実行することができる無線通信ポート154も含んでもよい。無線通信ポート154は、例えば、トランシーバと、アンテナ、例えば、アンテナ155とを含む。
CRP100は、データ・プロセッサ151と、メモリ152とを含む。プロセッサ151は、結腸前処置行動を実行するための合図を患者に発行するコントローラを含む。また、プロセッサ151は、患者によって入力された確認をメモリ152上に記録する記録機構または記録デバイスも含む。メモリ152は、RAM(ランダム・アクセス・メモリ)または他の適切なデータ記憶媒体であり、部分的に、または完全に取り外し可能、かつ/またはプラグ着脱可能なメモリ・デバイス(例えば、「DiskOnKey(登録商標)」)である。CPR100は、例えば、情報携帯端末または他のユニットの一部として実装されるか、あるいは専用の機能を有するユニットであってもよい。CPR100は、バッテリ駆動であり、バッテリまたはバッテリ・ユニット153を含む。
本発明の例示的な実施形態によれば、CPR100は、表示スクリーン112、ならびに1つまたは複数のボタンまたはコントロール、例えば、Enterボタン114(ENT)、補助ボタン116(AUX)、および選択ボタン118(SEL)を、CPR100と、CPR100を使用する患者との間の対話型ユーザ・インタフェースの一部として含む。スクリーン112は、患者によって入力されるデータおよび/またはコマンドのための1つまたは複数のタッチボタンまたは制御ボタンを提供することも可能であることが当業者には理解されよう。さらに、CPR100は、スピーカ122および/またはマイクロホン124を、インタフェースの一部として含むことも可能である。スピーカ122は、所定の準備プロトコルに従って或る行動を実行するよう、患者に聞こえるように注意を喚起するために使用される。患者は、例えば、必要とされる行動を終えた後、または単に、注意喚起に対する応答として、マイクロホン124に話しかける、または音を出すことにより、CPR100に口頭の確認、または他のオーディオ確認を記録する。CPR100は、自己振動によって、スクリーン112および/またはスピーカ122と同じように、或る行動に患者の注意を喚起するために使用される振動要素132(VB)をさらに含む。
本発明は、他のインタラクションまたはインタフェース構成要素を含んでもよいことが、当業者には理解されよう。例えば、CPR100は、点滅ライトを使用して、或る行動に患者の注意を喚起してもよい。
本発明の例示的な実施形態によれば、CPR100は、図4に関連して後段で詳細に説明されるとおり、例えば、患者によって、またはCPR100によって自動的にエントリが行われた日付と時刻を記録する内部クロックを含む。CPR100は、内部クロックによって記録された時刻に基づき、患者に注意喚起を送出する。
本発明の例示的な実施形態によるCPR(結腸前処置レコーダ)を装着する患者の概略図である図2を参照する。CPRは、患者のベルトに取り付けられているように示されている。しかし、本発明はこの点で限定されない。例えば、CPRは、患者の手首に装着されても、または首の周りのひもに吊るされてもよい。さらに、CPRは、聞こえるように、かつ/または見えるように、かつ/または振動シグナルを介して患者と連絡をとることができる限り、患者が着用している衣服のポケットの中に入れられても、または患者が携帯しているバッグの中に入れられても、あるいは患者の近傍に置かれてもよい。
1つの例示的な実施形態によれば、患者に注意喚起し、かつ/または前処置のための服薬指導事項を記録するためのCPRデバイスは、カプセル内視鏡システムの受信ユニットに含められる。例えば、CPRは、当技術分野で知られているとおり、カプセル内視鏡から送信された画像データを受信するために使用されるレシーバ/レコーダ・デバイスに組み込まれるか、または取り付けられる。そのようなカプセル内視鏡システムは、イダンら(Iddan et al)に発行された米国特許第5604531号明細書、および/またはイダンらに発行された米国特許第7009634号明細書の実施形態において説明されるシステムと同様であり、これらの特許はともに、本発明と同一の譲受人に譲渡され、ともに、全体が本願明細書に組み込まれる。本発明の実施形態によれば、CPRデバイスを組み込んだレシーバ/レコーダ・デバイスは、患者によってベルト上に装着される。
さらに、本発明のさらなる実施形態による患者の行動を促すため、かつ/または記録するためのデバイスは、他の適切なデバイスまたはシステム、例えば、セルラー電話機、または他のポータブル・デバイスの一部となる、あるいはそのようなデバイスまたはシステムに組み込まれるか、または取り付けられる。
本発明の例示的な実施形態による、結腸前処置に関する手順関連のプロトコルをパーソナル・コンピュータ310から結腸前処置レコーダ100にダウンロードし、かつ/または結腸前処置レコーダから行動レコードをパーソナル・コンピュータ310にアップロードする医師330の概略図である図3を参照する。
本発明の例示的な実施形態によれば、データ処理デバイス、例えば、PC(パーソナル・コンピュータ)310が、CPR100に接続される。この接続は、CPR320の入力/出力ポート322と、PC310のデータ通信ポート312との間で行われる。しかし、本発明は、この点で限定されず、接続は、リモートで行われてもよい。つまり、無線接続が、CPR100と(図1の無線通信ポート154を介して)PC310との間で行われ、この無線接続は、直接に行われても、あるいは無線ネットワーク技術、または他の任意の適切な技術を介して行われてもよい。PC310は、WindowsベースのPCであってもよく、本発明の例示的な実施形態によれば、医師が、患者による結腸前処置のコンプライアンスを検証するのに役立つように設計されたソフトウェアが、インストールされる。説明の便宜上、このソフトウェアは、以降、「結腸前処置準備評価(CPRE)ソフトウェア」、またはCPREソフトウェアと呼ぶ。他のタイプのコンピュータまたは専用のワークステーションを使用して、CPR100を他のタイプのソフトウェアに接続してもよい。
本発明の例示的な実施形態によれば、医師330は、既定の結腸前処置プロトコル、またはCPREソフトウェアから選択可能なリストのプロトコルの1つを選択すること、あるいはCPREソフトウェアを介して、個別調整されたプロトコルを作成する。次に、医師330は、そのプロトコルをCPR100にダウンロードし、さらに前処置期間中にCPR100を使用して、結腸内視鏡検査手段または他の処置に関係のある可能性があるすべての行動を記録するよう、患者に求める。一部の実施形態によれば、患者への合図またはプロンプトが、例えば、セルラー技術または他の適切な技術を介して、遠隔の場所から送信される、または発行される。
結腸前処置期間の終わりであり、結腸内視鏡検査手段の実行に先立って、医師330は、CPR100上に記録された行動をPC310にアップロードする。次に、医師330は、CPR100に記録され、PC310のスクリーン上に表示される行動に基づき、患者が、結腸内視鏡検査診断または他の診断に移ってよいかどうかを評価する。
次に、本発明の例示的な実施形態による、患者の結腸内視鏡検査診断に先立つ結腸前処置期間中に行動を記録するための方法の概略ブロック図である図4を参照する。
ブロック410に示される1実施形態によれば、結腸内視鏡検査診断を施すのを助ける医師または個人、例えば、看護師が、例えば、コンピュータ310から、結腸前処置期間中に患者によって携帯されるべきCPR100に、結腸前処置プロトコルを選択して、ダウンロードする。プロトコルは、既定のプロトコルであっても、コンピュータにインストールされたCPREソフトウェアによって提供される標準のプロトコルのリストからの1つであってもよい。また、プロトコルは、特別に患者のために医師または看護師によって準備された、個別に調整されたプロトコルであってもよい。
本発明の1実施形態によれば、ダウンロードは、患者に必要とされる事前処置の実行に先立って行われる。本発明の別の実施形態によれば、ダウンロード、および/または以前にダウンロードされたプロトコルへの任意の変更は、患者が、既に前処置段階に入っている間に実行され、ダウンロードおよび/または変更は、例えば、患者が認識しているかあるいは認識していないかに関係なく、医師のパーソナル・コンピュータまたはワークステーションから、無線通信ネットワークを介して、患者が装着しているCPR100に直接に行われる。
ブロック412で示されるとおり、プロトコルによって規定される1つまたは複数の所定の時点で、CPR100は、聞こえるように、かつ/または見えるように、かつ/または振動シグナルを介して、例えば、便を空にするのに役立つ処方された液体を飲むことなどの、必要な結腸前処置行動を行うよう、患者に合図を発行する、または与えることができる。必要とされる行動は、CPR100の、例えば、スクリーン112上で表示されてもよいが、本発明は、この点で限定されない。例えば、合図は、スピーカ、例えば、スピーカ122を介して聞こえるように、または振動要素、例えば、振動要素132によって生成された振動シグナルを介して、患者に発行される、または与えられてもよい。本発明の1実施形態によれば、例えば、行動をどのように実行すべきかなどの命令も、表示スクリーン112を介して患者に提供される。
ブロック414に示されるとおり、事前に選択された期間または時間間隔、例えば、5分、10分、または15分が経過し、患者によって入力される、合図への応答の確認、または行動が実行されたという確認が、CPR100によって受け取られていない、または記録されていない場合、CPR100は、患者に、聞こえるように、かつ/または見えるように、かつ/または振動シグナルを介して、合図を繰り返す、または再発行することができる。確認のタイプには、例えば、患者が、必要な行動を行ったこと、または行動を部分的に行ったこと、または行動を行わないことが含まれる。また、他のタイプの確認も、可能である。CPR100は、確認が記録される、または入力されるまで、あるいは或る期間が経過するまで、同一の時間間隔で、または異なる時間間隔で、同一の合図を送信すること、または発行することを繰り返して、必要な行動を行うよう、患者に注意を喚起することができる。プロトコルおよび患者応答(または応答の欠如)は、例えば、CPR100内のメモリ152上に記録される。他の実施形態では、メモリは、使用されなくてもよく、患者入力は、遠隔ステーションにオンラインで伝送されて、そこで記録される。
ブロック416で示されるとおり、患者は、CPR100によって与えられる、または発行される最初の合図、または後続の合図の1つの後に、CPR100に、またはCPR100を介して無線で遠隔記録デバイスに、確認を入力して、必要な結腸前処置行動が成されたことを示す。例えば、行動は、行われること、部分的に行われること、または無視される。確認は、少なくとも、後続の結腸前処置行動が行われる予定時に先立つ、事前に設定された期間までに入力されて、CPR100によって記録される。
ブロック418に示されるとおり、後続の結腸前処置行動が行われる予定時に先立つ、事前に設定された期間までに確認が全く記録されない場合、CPR100は、この特定の結腸前処置行動に関してノンコンプライアンスの表示を自動的に記録するか、または遠隔に配置されている記録デバイスに無線で記録シグナルを送信することに取りかかる。
結腸前処置期間中、患者は、CPR100において事前定義された行動セットの中にリストアップされる特定の行動を、実行する。行動は、結腸前処置のために必要であり、あるいは結腸前処置の目的では必要でないが、医師が、その行動を後に認識することができるように、記録のために必要とされる。例えば、患者は、CPR100が合図を発行するのに先立って、行動を実行すること。その行動の後、患者は、CPR100にその行動を記録する。CPR100は、プロトコル準備中に医師によって事前ダウンロードされた行動のリストを表示することができる。患者は、ディスプレイ上、例えば、CPR100のディスプレイ112上の行動リストを点検し、患者が実行した行動を選択し、確認を入力することができる。本発明の一部の実施形態によれば、事前定義されるか否かにかかわらず、行動には、或る食事を停止すること、または開始すること、緩下剤を服用すること、或る液体を服用すること、および結腸内視鏡検査準備のための他の適切な行動が含まれる。その他の行動が、結腸内視鏡検査以外の処置のために必要とされるか、または事前に定義される。
ブロック430で示されるとおり、結腸前処置期間がまだ満了していない場合、CPR100は、行動の予定時になると、引き続き、行動を行うための合図を患者に提供し、ブロック416で示されるとおり、患者はその合図に応答する確認を自発的に入力することができる。
結腸前処置期間が経過した後、患者は、CPR100を医療専門家330に持って来る。ブロック432で示されるとおり、医療専門家330は、CPR100に記録された行動リストおよび応答を、コンピュータ310または専用のワークステーションにアップロードする。ブロック434で示されるとおり、医師は、結腸前処置プロトコルによって必要とされるか、または必要とされない、患者によって行われたすべての行動を調査することができ、例えば、さらに、結腸内視鏡検査診断に移るべきかどうかについて評価を行う。アップロードすることは、データ・リンク(例えば、CPR100とコンピュータ310との間の有線接続)によること、または、例えば、ストレージ・デバイス(例えば、DiskOnKey(登録商標))を物理的に移すことによる。例えば、直接無線通信リンク、または既存の無線ネットワークを介する無線リンクなどの、他のアップロード方法が、使用される。
本発明の1実施形態によれば、医師は、記録された行動をアップロードせず、CPRの表示スクリーン、例えば、スクリーン112を介して、記録された行動を調査して、さらなる診断に関する適切な医学的判断を下す。
本発明の一部の実施形態によれば、前に記載した、促し、かつ/または記録するデバイスは、出産のために病院に到着するのに先立って、収縮の進行を記録するために、分娩前の患者によって、または多数の錠剤を定期的に服用することを必要とされる患者によってなど、他の通常の医療処置または準備処置において使用されてもよい。本発明の実施形態によるデバイスを使用することにより、患者は、後の時点で医師が点検するために、或る期間にわたる行動または出来事を(促されて、または促されることなしに)記録することができる。
本発明の実施形態の以上の説明は、例示および説明の目的で提示された。以上の説明は、網羅的であること、または本発明を、開示される形態そのものに限定することを意図していない。以上の教示に鑑みて、多数の変形形態、変種形態、代替形態、変更形態、および均等形態が可能であることが、当業者には理解されよう。したがって、添付の特許請求の範囲は、本発明の真の趣旨の範囲内に入るすべての変形形態および変更形態を含むものとされることを理解されたい。
本発明の例示的な実施形態による結腸前処置レコーダの概略図。 図1Bの結腸前処置レコーダの内部モジュールを示す図。 本発明の例示的な実施形態による結腸前処置レコーダを装着した患者の概略図。 本発明の例示的な実施形態による、結腸前処置に関する手順関連のプロトコルをコンピュータから結腸前処置レコーダにダウンロードし、かつ/または結腸前処置レコーダから行動レコードをコンピュータにアップロードする医師の概略図。 本発明の例示的な実施形態による、患者の結腸内視鏡検査診断に先立つ結腸前処置期間中に行動を記録するための方法の概略ブロック図。

Claims (20)

  1. 結腸内視鏡検査診断に先立って結腸前処置を実行する患者のコンプライアンスを検証するための方法であって、
    結腸前処置のための行動を実行するよう、該患者に合図を発行すること、
    該合図に応答する確認を受け取ること、
    該確認を記録すること
    を備える、方法。
  2. 前記確認が受け取られない場合、前記合図が発行された時点から事前に選択された期間が経過した後に、1つまたは複数の後続の合図を発行すること
    を備える、請求項1に記載の方法。
  3. 前記確認が、事前に選択された期間までに受け取られない場合、ノンコンプライアンスの表示を記録すること
    を備える、請求項2に記載の方法。
  4. 結腸前処置のための前記行動は、事前に定義された行動のセットから選択される、請求項1に記載の方法。
  5. 前記事前に定義された行動のセットから選択された1つまたは複数の行動が、結腸前処置に必要とされる、請求項4に記載の方法。
  6. 前記事前に定義された行動のセットから選択される1つまたは複数の行動が、前記患者によって実行された場合、記録することが必要とされる、請求項4に記載の方法。
  7. 結腸前処置を評価するために行動に関する記録された情報を提供すること
    をさらに備える、請求項1に記載の方法。
  8. 記録された情報を提供することは、前記記録された行動をレコーダからコンピュータにアップロードすることを含む、請求項7に記載の方法。
  9. 前記患者の結腸前処置プロトコルを選択すること
    をさらに備える、請求項1に記載の方法。
  10. 前記結腸前処置プロトコルを選択することは、前記患者によって実行されるべき事前に定義された行動のセットをダウンロードすることを含む、請求項9に記載の方法。
  11. 前記発行すること、前記受け取ること、および前記記録することは、携帯デバイスによって実行される、請求項1に記載の方法。
  12. 結腸前処置のための行動を実行するよう、患者に1つまたは複数の合図を発行する、コントローラと、
    該合図に応答する確認を受け取る、ユーザ・インタフェースと、
    前記確認を記録する、データ記録デバイスと、
    を備える、結腸前処置レコーダ。
  13. 前記インタフェースは、前記ユーザが、前記確認を入力する少なくとも1つのボタンを含む、請求項12に記載の結腸前処置レコーダ。
  14. 前記インタフェースは、前記ユーザが、前記確認を口頭で入力する少なくとも1つのマイクロホンを含む、請求項12に記載の結腸前処置レコーダ。
  15. 前記インタフェースは、前記行動について前記ユーザに注意を喚起する少なくとも1つのスピーカを含む、請求項12に記載の結腸前処置レコーダ。
  16. 前記インタフェースは、前記行動について前記ユーザに注意を喚起する少なくとも1つの振動要素を含む、請求項12に記載の結腸前処置レコーダ。
  17. 前記行動は、事前に定義された行動のセットから選択され、前記行動は、結腸前処置治療と関係する、請求項12に記載の結腸前処置レコーダ。
  18. 前記ユーザ・インタフェースは、前記事前に定義された行動のセットを表示する少なくとも1つのスクリーンを含む、請求項17に記載の結腸前処置レコーダ。
  19. 患者に対する医療処置に先立って患者行動のコンプライアンスを検証するための方法であって、
    レコーダ上に1つまたは複数の行動を記録すること、
    該レコーダ上に記録された行動を調査することにより、該処置のための準備を評価すること
    を備える、方法。
  20. 患者に対する医療処置に先立って患者行動のコンプライアンスを検証するためのデバイスであって、
    プロトコルに従うよう、患者に促すユニットと、
    1つまたは複数の患者行動を記録するユニットと、
    を備える、デバイス。
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