JP2009506651A - 共同ワイヤレス設置環境におけるマルティプル・インターフェース・デバイスのためのシームレスな移動 - Google Patents

共同ワイヤレス設置環境におけるマルティプル・インターフェース・デバイスのためのシームレスな移動 Download PDF

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Abstract

データパケットは、第1アクセス・ネットワークからマルティプル・インターフェース・デバイス(MID)の第1インターフェースに送信され、同一のデータパケットが、同時に第2アクセス・ネットワークからMIDの第2インターフェースに送信される。MIDは、全てのデータパケットを含むストリームをアプリケーションに送信するために第1及び2アクセス・インターフェースのデータパケットの識別子を検査する。例えば、MIDは、アプリケーションに第1インターフェースのデータパケットを送信し、第2インターフェースのデータパケットをバッファし、バッファのデータパケットが第1インターフェースに送信されたが第1インターフェースが受信していないことが検知された時、アプリケーションにバッファからデータパケットを送信する。

Description

本発明は、概ねワイヤレス・ネットワークに関するものであり、特に、共同ワイヤレス設置環境におけるマルティプル・インターフェース・デバイスのシームレスな移動を可能にするものである。
広域携帯ネットワークが、インターネット・プロトコル(IP)をサポートするようにアップグレードされつつある。これにより、使用者は、以前携帯電話で電話をすることができたどの場所からでもインターネットをサーフし、Eメールをチェックし、そしてインターネットにアクセスすることができる。このような新たな広域ワイヤレス・システムは、一般的に第3ジェネレーションあるいは3Gシステムと呼ばれるものである。同システムは、幾つかのダイアルアップのモデム接続(通常は144Kbpsまで)に相当するバンド幅を事実上どこででも提供することができる。
広域ワイヤレスネットワークの配備と同時に、いわゆるワイヤレス・ローカルエリア・ネットワーク(WLANs)の配備が増加している。約100メートルのサービスエリア内で、WLANは、ライセンスされていないスペクトルを使用し、約4−5Mbpsの最高速度を提供する。多くのWLANシステムは、ショッピングモール、喫茶店、劇場、本屋、公共の公園などにおいて配備されている。将来、これら第3システム、3G、WLANは、同じカバーエリアでサービスが提供されるであろう。この状況は、いわゆる共同ワイヤレス設置環境につながるものである。そのような環境において、適切に装備されたモバイル・デバイスは、3GネットワークとWLANネットワークにアクセスする選択肢を持ち、アクセスすることができる。
マルティプル・インターフェースを装備したデバイス、すなわちマルティプル・インターフェースをサポートした機能を装備したデバイスが増えている。現在、ラップトップ・デバイスのほとんどが、コンピューターにネットワーク・インターフェース・カードをプラグインするための2つのPCMCIAスロットを備えている。同様に、多数のパームトップ及びパーソナル・データ・アシスタント(PDA)デバイスも、同じプラグイン機能を可能にするPCMCIAスロットあるいはコンパクト・フラッシュ(CF)スロットを備えている。
また、多数のラップトップ及びモバイルデバイス製造業者は、製品に組込インターフェースを取り付けている。これは、ラップトップにネットワーク・アクセス機能が予備的に備えてあるということである。この種のデバイスをマルティプル・インターフェース・デバイス(MID)と呼ぶ。MIDは、同時に1つ以上のアクセス・ネットワークと通信する機能を持つデバイスである。MIDの一例は、IEEE
802.11 PCMCIAカード及びGSMあるいはCDMA PCMCIAカードを持つラップトップ・コンピューターである。また別のMIDの例は、CDMAラジオ及び組込ブルートゥースラジオを備えた携帯電話機である。更に他のMIDの例は、携帯ラジオアッタチメント及びIEEE
802.11インターフェースを備えたPDAである。
シームレスな移動とは、モバイル・デバイスが、サービスの質を明らかに途絶あるいは動作中のあらゆる通信セッションを不能にしないで、ネットワークへの接続点を変える機能(即ち、ハンドオフ)のことをいう。モバイル・デバイスが、通信するのにIPプロトコルを使用すると、固有のIPアドレスで特定される。従来IPプロトコルは、移動性のない定位置ネットワークに対処するように開発された。そのため、それぞれのIPアドレスは、ネットワークにおけるモバイル・ターミナルの識別情報だけではなく、その位置も示す。識別情報を位置と結びつけることは、モバイル・ターミナルが移動した時に問題になる。
モバイル・ターミナルが1つの接続点から異なるサブネットにおける別の接続点に移動したとき、通信するためには新たなIPアドレスを取得する必要がある。しかしながら、新たなIPアドレスを取得した時、前のIPアドレスに指定された情報を受信することはできない。結果として、モバイル・ターミナルとの接続及び動作中の全てのセッションは終了及び中断される。
当該業界は、移動性の問題に対応するモバイルIPと呼ばれる一式のプロトコルを開発した。例えば、C. Perkins, Editor, “IP Mobility Support,” Request for Comments: 2002,
Network Working Group, IBM CorporAtion, October 1996である。標準的なモバイルIPは、モバイル・ターミナルが設定されている間パケットを受信できない短い時間があるが、モバイル・ターミナルが接続点を変えて継続中のセッションからパケットを受信し続けることを可能にする。これまで、同業界は、その設定時間を短縮し、よりシームレスにすることによってユーザー・エクスペリエンスをより良くするファスト・ハンドオフ・プロシージャと呼ばれる対処法に取り組んできた。
更に具体的に、モバイルIPプロトコルは、モバイル・ターミナルに固有のパーマネント・ホーム・アドレスを指定する。モバイル・ターミナルは、全ての通信においてこのアドレスを使用する。モバイルIPも、移動プロシージャを補助するホームネットワークと訪問ネットワークの両方に存在する移動エージェントを特定する。ホームエージェント(HA)は、ホームネットワークに存在し、モバイル・ターミナルの全てのトラフィックを管理する。訪問ネットワークにはオプションのフォーリン・エージェント(FA)が存在する。モバイル・ターミナルが、ホームネットワークから訪問ネットワークに移動する時、ケア・オブ・アドレスと呼ばれる新たなIPアドレスを取得する。FAモードでは、モバイル・ターミナルは、FAにこのアドレス、ホームアドレス、及びHAのアドレスを提供する。その後FAは、HAにレジストレーション・リクエストを転送する。HAは、そのリクエストを受け取り、モバイルのホームアドレスと新たに取得したケア・オブ・アドレスをリンクするモビリティ・バインディングを保存する。モバイル・ターミナルがあて先である全てのトラフィックは、モバイル・ターミナルのホームアドレスに指定される。HAは、このトラフィックをインターセプトし、モバイル・ターミナルのモビリティ・バインディングを参考にし、モバイル・ターミナルのホームアドレスに関連する適切なケア・オブ・アドレスを決定し、パケットをそのケア・オブ・アドレスに転送する。ホーム・エージェントは、モバイル・ターミナルの新たな位置にパケットを転送する管理アシスタントの機能を果たす。誰がモバイル・ターミナルと通信してもモバイル・ターミナルが移動した事には気付かない。
インターフェースを1つしか持たないモバイル・デバイスは、情報を受信できない「ブラック・アウト」状態を体験する。このブラック・アウト期間は、モバイル・デバイスが新たなケア・オブ・アドレスを取得する時間からHAがそのケア・オブ・アドレスをモビリティ・バインディングに登録するまでの時間である。
C. Perkins, Editor, "IP Mobility Support," Request for Comments:2002, Network Working Group, IBM CorporAtion, October 1996
最初の側面によると、本発明は、データパケットが第1アクセス・ネットワークからマルティプル・インターフェース・デバイスに送信され、同一のデータパケットが同時に第2アクセス・ネットワークからマルティプル・インターフェース・デバイスに送信され、データパケットがデータパケットを特定する識別子を含む、共同ワイヤレス設置環境におけるマルティプル・インターフェース・デバイスのシームレスな移動を可能にする方法を提供するものである。この方法は、マルティプル・インターフェース・デバイスが第1インターフェースで第1アクセス・ネットワークからデータパケットの第1ストリームを受信し、第2インターフェースで第2アクセス・ネットワークから第2ストリームのデータパケットの第2ストリームを受信することを含むものであり、第1アクセス・ネットワークからマルティプル・インターフェース・デバイスに送信されたデータパケットの幾つかは、第1インターフェースに届かないためにデータパケットの第1ストリームにはない。この方法は、更に、第1ストリームからのデータパケットを第2ストリームからのデータパケットと組み合わせて、第3ストリームのデータパケットが、第1アクセス・ネットワークからマルティプル・インターフェース・デバイスに送信したが第1インターフェースに届かないために第1ストリームのデータパケットにはないデータパケットを含むように、マルティプル・インターフェース・デバイスのアプリケーションが受信した第3ストリームのデータパケットを作るために、マルティプル・インターフェース・デバイスが、第1ストリームにおけるデータパケットの識別子と第2ストリームにおけるデータパケットの識別子とを点検することを含む。
別の側面によると、本発明は、IPデータパケットが第1アクセス・ネットワークからマルティプル・インターフェース・デバイスに送信され、同時に同一のIPデータパケットが第2アクセス・ネットワークからマルティプル・インターフェース・デバイスに送信される共同ワイヤレスインターネット・プロトコル(IP)ネットワーク環境においてシームレスな移動を可能にする方法を提供するものである。その方法は、マルティプル・インターフェース・デバイスが、第1インターフェースで第1アクセス・ネットワークから第1ストリームのIPデータパケットを受信し、第2インターフェースで第2アクセス・ネットワークから第2ストリームのIPデータパケットを受信することを含み、第1アクセス・ネットワークからマルティプル・インターフェース・デバイスに送信されたIPデータパケットの幾つかは第1インターフェースに届かない。更にこの方法は、マルティプル・インターフェース・デバイスが、第1インターフェースで第1アクセス・ネットワークから受信したIPデータパケットをアプリケーションに転送し、第2インターフェースで第2アクセス・ネットワークから受信したIPデータパケットをバッファに保存し、そしてバッファのIPデータパケットが第1インターフェースで第1アクセス・ネットワークから受信された第1ストリームのデータパケットに無いことが分かったら、見当たらないIPデータパケットをバッファからアプリケーションに転送することを含む。
更に別の側面によると、本発明は、データパケットが第1アクセス・ネットワークからマルティプル・インターフェース・デバイスに送信され、同時に同一のデータパケットが第2アクセス・ネットワークからマルティプル・インターフェース・デバイスに送信され、第1アクセス・ネットワークからマルティプル・インターフェース・デバイスに送信された幾つかのデータパケットは、マルティプル・インターフェース・デバイスに届かないものもある、共同ワイヤレス設置ネットワーク環境におけるシームレスな移動を可能にするマルティプル・インターフェース・デバイスを提供するものである。マルティプル・インターフェース・デバイスは、アプリケーションを実行するためのプログラムされた少なくとも1つのプロセッサと、第1アクセス・ネットワークから第1ストリームのデータパケットを受信するための第1ワイヤレス・トランシーバーと、第2アクセス・ネットワークから第2ストリームのデータパケットを受信するための第2ワイヤレス・トランシーバーとを含むものである。少なくとも1つのそのプロセッサーは、第1ワイヤレス・トランシーバーが受信したデータパケットをアプリケーションに転送し、第2ワイヤレス・トランシーバーが受信したデータパケットをバッファに保存、そして、バッファにおけるデータパケットが、第1ワイヤレス・トランシーバーが受信した第1ストリームのデータパケットにはないことが発見された時、見当たらないデータパケットをバッファからアプリケーションに転送するように、更にプログラムされている。
以下、本発明の更なる特徴および利点を説明する。
図1は、共同ワイヤレス設置環境の概略図である。 図2は、本発明にかかるIPレイヤー・コンパレータを含むモバイル・ノードのブロック図である。 図3は、図1の共同ワイヤレス設置環境におけるハンドオフを実行中の図2のIPレイヤー・コンパレータを含むモバイル・ノードのオペレーションのフローチャートである。 図4は、同フローチャートである。 図5は、同フローチャートである。 図6は、同フローチャートである。 図7は、欠如したパケットを検出し処理するIPレイヤー・コンパレータのプログラミングのフローチャートである。 図8は、同フローチャートである。 図9は、同フローチャートである。
本発明は、多様な修正及び代替形態を認められるが、図面に特定の実施形態を表示して詳細に説明する。しかしながら、当然ながら本発明は表示された特定の形態に限定されるべきではなく、逆に意図は、添付請求項が定義する発明の範囲内の全ての修正、均等及び代替物を包含することである。
図1は、モバイル・ノード22にサービスを提供するホーム・エージェントを持つホーム・ネットワーク20を含む共同ワイヤレス設置環境を表示するものである。例えば、ホーム・ネットワーク20は、ホーム・エージェント21がモバイル・ノードに第1IPアドレスIP1への第1トンネルを設置することで3G
サービスを提供する。その第1トンネルを設置するために、ホーム・エージェント21は、モバイル・ノード22の第1アンテナ24とラジオ周波数あるいはマイクロ波リンクするアンテナ23を備えている。図1の共同ワイヤレス設置環境は、更に、モバイル・ノード22にサービスを提供する可能性のあるフォーリン・エージェント27を持つ訪問ネットワーク26を含む。例えば、訪問ネットワーク26は、WLANである。ホーム・エージェント21は、モバイル・ノード22に送信されるIPパケットのコピーを転送するためにフォーリン・エージェント27への有線リンク28を備えている。フォーリン・エージェント27は、モバイル・ノード22のために第2IPアドレスIP2への第2トンネルを設置する。フォーリン・エージェント27は、例えば、モバイル・ノード22の第2アンテナ30とラジオ周波数あるいはマイクロ波リンクするアンテナ29を備えている。
本発明は、図1の共同ワイヤレス設置環境におけるモバイル・ノード22などのマルティプル・インターフェース・デバイスにシームレスな移動を提供する方法に特に関係するものである。シームレスな移動は、モバイル・ノード22が、訪問ネットワーク26に移動しながらホーム・ネットワーク20を出るときに「ブラック・アウト」期間及びパケットの紛失がないようにすることで達成される。以下の説明は、特にホーム・ネットワークが3Gであり、訪問ネットワークがWLANネットワークである場合を検討するが、本発明は、2つのあらゆる独立アクセス・ネットワークに適用できるものである。
図2は、シームレスな移動を提供するIPレイヤーコンパレータ37を含むモバイル・ノード22の詳細を表示するものである。このモバイル・ノード22は、プロセッサー31、第1アンテナ24と一体となった3Gトランシーバー32、第1TCP/RTPスタック33、及びウェブブラウザあるいはEメールプログラムなどのアプリケーション34を含むものである。3G
トランシーバー32及び第1TCP/RTPスタック33は、共に「A」と表示された第1インターフェースを構成する。モバイル・ノード22は、第2アンテナ30と一体になったWLANトランシーバー35と第2TCP/RTPスタック36を構成する「B」と表示された第2インターフェースを持つ。インターフェース「A」及びインターフェース「B」は、2つのワイヤレスIPネットワーク(図1の20及び26)に独立アクセスを提供することが可能であるため、モバイル・ノード22は、マルティプル・インターフェース・デバイス(MID)である。
モバイル・ノード22が、図1のシステムに共同設置されている時、IPインターフェース「A」 と「B」の両方がIPデータパケットを受信することができるが、モバイル・ノードがホームネットワークあるいは訪問ネットワークのどちらかのサービスエリアに出たり入ったりすると、それぞれのワイヤレスネットワークから送信されたがそれぞれのインターフェースに届いていない幾つかの紛失パケットが生じる。一般に紛失パケットは、多くの場合、多重伝搬あるいはインターフェースのためにモバイル・ノードが送信されたワイヤレス信号を一時的に受信できなかったために生じるものである。従って、それぞれのTCP/RTPスタック33と36は、スキップされたシークエンス番号を発見するためにIPデータパケットのシークエンス番号を点検する設備42,43を備えている。この設備42と43は、紛失したシークエンス番号とそれぞれのシークエンス番号が紛失したことが発見された時間(即ち、紛失したシークエンス番号よりも大きい数のシークエンス番号を持つIPパケットが受信された時間)のリストを作成する。また、設備42と43は、それぞれの紛失シークエンス番号が紛失したのが発見されてからタイムアウト時間が経過したか否かを定期的にチェックし、タイムアウト時間が経過したと判断された後、TCP/RTPスタックは、紛失したIPパケットの再送信を求めてそれぞれのホームあるいはフォーリン・エージェントに再送信リクエストを送信する。
IPレイヤー・コンパレータ37は、不必要な再送信リクエストをなくすために1つのインターフェースにないデータパケットをもう1つのインターフェースが提供するような方法で独立アクセスネットワークのインターフェースAとBからアプリケーションにIPデータパケットを選択的にパスすることでシームレスな移動を提供するものである。
好ましい実施例において、いつでもIPレイヤーコンパレータがインターフェース「A」あるいは「B」の1つを選択し、そのインターフェースが受信したIPデータパケットをすぐにアプリケーションにパスし、もう一つのインターフェースが受信したデータパケットはパケットキュー40にパスされる。パケットキュー40は、シークエンス番号が指定されたパケットの検索を促進するようにパケットシークエンス番号順に並んだバッファとして機能する。選択されたインターフェースを主要インターフェース、もう一方のインターフェースを第2インターフェースと言うことにする。スイッチ38は、アプリケーション34に主要インターフェースから選択されたパケットをパスするためのIPレイヤーコンパレータ37内に示され、スイッチ39は、第2インターフェースからパケットを選択し、そのパケットをパケットキュー40にパスするためのIPレイヤーコンパレータ内に示されている。また、コンパレータ44が示すように、IPレイヤーコンパレータ37は、選択された主要インターフェースにはないシークエンス番号とパケットキュー40におけるIPデータパケットのシークエンス番号
を比較して、パケットキューのパケットがアプリケーション34にパスされるべきか及びいつされるべきなのかを判断する。従って、IPレイヤーコンパレータ37は、主要インターフェースにないシークエンス番号を選択するスイッチ41とパケットキュー40からアプリケーション34にパケットをパスするためのコンパレータ44に制御されるスイッチ45を持つように示されている。
コンパレータ44の機能は、例えば、データパケットが再送信クエストを開始するタイムアウト時間よりも短い特定の時間紛失しているか否かをチェックするプログラム・ルーチンによって実行され、図7から図9を参照して更に説明する。主要インターフェースが紛失したデータパケットの再送信リクエストを送信する前に、コンパレータ37が、紛失したIPデータパケットのコピーがパケットキュー40に含まれているか否かをチェックする。含まれている場合、IPレイヤーコンパレータは、パケットキュー40からアプリケーションにパケットを転送し、IPレイヤーコンパレータは、主要インターフェースが再送信リクエストを送信しないように主要インターフェースのTCP/RTPスタック33と36にパケットが発見されたことを伝える。
好ましい実施例において、モバイルIP産業基準において選択可能な同時結合オプションが、IPレイヤーソフトハンドオフを実施するのに使用される。例えば、上記のRequest for Comments 2002のセクション3.3において開示されているように、モバイルIP登録リクエストメッセージは、「S」で示されたビット・フィールドを含む。S-bitが1に設定された場合、ホーム・エージェント21は、モバイル・ノード22をメッセージに含まれた特定のケア・オブ・アドレスでリンクする同時結合を作成する。その結合は、そのモバイル・ノードに作成された以前の結合全てと以前の全てのケア・オブ・アドレスと共に存在する。S―bitの知的設定が、望ましいシームレスな移動を促進するように使用される。
図3ないし図6は、図2のIPレイヤーコンパレータ37を持つモバイル・ノード22の図1のワイヤレスシステムの好ましい実施を示すものである。図3の第1ステップ51において、モバイル・ノード(MN)は、3Gサービスに接続していて、MNのインターフェース「A」は、3Gに特有のIPアドレス(即ちIP1)に設定されている。この時、MNは、WLANシステムのサービスエリアの外であり、IPレイヤーコンパレータは、3Gインターフェース「A」が主要になるように選択する。
ステップ52において、モバイル・ノードは、WLANシステムのサービスエリア内に移動して、MNのWLANインターフェース「B」は、ダイナミック・ホスト・コンフィグレーション・プロトコル(DHCP)あるいは別のアドレス付与手段を使って第2IPアドレスのIP2に設定される。この時点でMNは、IP設定された2つのインターフェースを持つ。
ステップ53において、MNは、S-Bitが1そしてケア・オブ・アドレスがIP2に設定されたモバイルIP登録リクエストメッセージを送信する。ホーム・エージェントは、リクエストを受けた後、MNのホームアドレスをIP2とマップする追加的な結合を作成する。ホーム・エージェントは、IP1とIP2のMNのホームアドレスの2つの結合を保存するようにMNホームアドレスをIP1にマップする既存の結合を削除しない。ホーム・エージェントは、各アクセスネットワークに1つずつMNに2つのトンネルを設定しどちらか1つのトンネルを通して受信したMNのホームアドレスに指定された如何なるパケットのコピーを1つ転送し、パケットの別のコピーをもう一方のトンネルを通して転送する。この時点で、MNは、1つは3Gアクセスネットワークから、そしてもう1つはWLANアクセスネットワークから入ってくる2つのインカミングIP情報ストリームを持つ。
ステップ54において、MNのIPレイヤーコンパレータは、3Gインターフェース「A」からアプリケーションにパケットを配信する。この時点で、MNは、可能である場合、2つのインカミングIPストリームを比較する。この比較は、ストリームが、タイムスタンプあるいはシークエンス番号などのパケットの識別子を提供し、時間情報を提供するようにIPパケットをマークし、再度順序付けをするものあるいは、パケットが「古い」と判断された場合に放棄されるようにしたセッションに基づくアプリケーションと関連する場合に可能である。断然、最も重要な2つのセッションに基づくプロトコルであるTCP接続とRTP接続は上記のようになっている。従って、以下の説明は、TCPパケットを使用するTCPに基づいた接続あるいはRTPパケットを使用するRTPに基づく接続を検討する。TCPパケットは、32-bitシークエンス番号を提供し、RTPパケットは、それぞれのパケットにおいてシークエンス番号とタイムスタンプ数値の双方を提供する。
紛失したパケットを除いて、3Gインターフェース「A」に着信するIPストリームは、WLANインターフェース「B」に着信するIPストリームと同一のものである。その2つのストリームは、TCP/IPヘッダー(及び該当する場合、RTPヘッダー)を含む同一の情報を含む。しかしながら、2つのストリームは、2つのアクセスネットワーク間の通信速度の違いのせいで異なった時間に着信する可能性がある。IPレイヤー・コンパレータは、その両入力ストリームを検査し、1つのストリームがもう一方のストリームに「追いついた」かを判断する。
ステップ54において、MNがWLANサービスエリア内に移動し、WLANインターフェース「A」がケア・オブ・アドレスIP2に設定されたら、IPレイヤー・コンパレータは、WLANインターフェース「B」が受信しているパケットを探知する。これにより、特定期間の評価時間(EvalTime)を開始する。
評価時間中は、ステップ55において、IPレイヤー・コンパレータは、3Gインターフェース「A」に加えてWLANインターフェース「B」から届くパケットのTCP/RTPヘッダー情報を検査する。IPレイヤー・コンパレータは、3Gインターフェース「A」からアプリケーションにパケットを送信し続け、WLANインターフェース「B」から受信した全てのパケットをパケット・キューにバッファする。
評価時間中は、ステップ56において、IPレイヤー・コンパレータは、両インターフェース「A」および「B」が受信したTCP/RTPパケットのシークエンス番号をトラックする。WLANインターフェース「B」に到着したシークエンス番号に対応する3Gインターフェース「A」のシークエンス番号に、3Gインターフェイス「A」が所定のタイムアウト期間の間パケットを「見失ない」この見失ったパケットがWLANインターフェース「B」に到着していた場合のようにWLANインターフェース「B」のシークエンス番号の受信にギャップあるいは遅延がある場合、IPレイヤーコンパレータは、その紛失パケットのコピーをパケット・キューから送信し、そのパケットをどの再送信リクエストにも含まないように3Gインターフェース「A」のTCP/RTPスタックに指示する。これは、モバイル・デバイスの電波受信を多様化させる効果がある。
以下は、具体例である。WLAN
インターフェース「B」が、シークエンス番号4のパケットをパケットキューに送信し、3Gインターフェース「A」が、シークエンス番号3のパケットをアプリケーションに送信したとする。タイムアウト数値のTIMEOUT秒が経過後、3Gインターフェース「A」がまだパケット4を受信していないため、IPレイヤー・コンパレータは、シークエンス番号4のパケットをパケット・キューからアプリケーションに送信する。IPレイヤー・コンパレータは、更に、シークエンス番号4のパケットの再送信を要求しないように3Gインターフェース「A」に指示し、3Gインターフェース「A」が、シークエンス番号5のパケットを受信した時、パケット4の再送信リクエストを送信しないようにする。このようにして、IPレイヤー・コンパレータは、既に上手く処理されたパケットの不必要な再送信を防ぐ。
評価時間が終わるステップ57において、処理はステップ58へと続く。ステップ58において、WLAN インターフェース「B」から来るTCP/RTPパケットシークエンス番号(SEQ_NO_B)が、3Gインターフェース「A」から来るTCP/RTPパケットシークエンス番号(SEQ_NO_A)よりも大きい場合、図6のステップ63に分かれて実行される。そうでなければ、ステップ58から図5のステップ59に続いて実行される。
図5のステップ59に達すると、3Gインターフェース「A」から来るTCP/RTPパケットシークエンス番号(アプリケーションに送信されているパケット)は、WLAN
インターフェース「B」から来るシークエンス番号よりも大きいため、WLAN インターフェース「B」の情報ストリームは、インターフェースAには追いついていない。従って、ステップ59において、IPレイヤー・コンパレータは、(もう実用的ではないため)WLAN
インターフェース「B」からバッファしたパケット全てをパケットキューから消去し、続いてステップ60が実行される。
ステップ60において、IPレイヤー・コンパレータは、WLANにおいてIP接続をサポートするのにまだ実用的であるか否かを判断するためにWLANインターフェースの信号レベルを評価する。WLANからのIP接続の実用性には、WLANトランシーバーが信号強度を提供する場合、WLANトランシーバーから受信する信号強度表示が考慮される。どのような場合でも、IPレイヤー・コンパレータは、パケットキューのパケットのシークエンス番号を調べて読み飛ばされたパケットの数とパケットキューが受信したパケットの数の割合を計算し、その割合と所定のしきい値を比較して、WLANトランシーバーの信号のメリットを評価することができる。
WLANトランシーバーの信号が強い場合、ステップ60は評価時間をリセットするステップ61に続き、ステップ61から図4のステップ55に戻る。例えば、これは、モバイル・ターミナルが、高速インターフェース「A」から低速インターフェース「B」にハンドオフする場合に望ましい。高速インターフェースはまだ有効であるが、SEQ_NO_Aは、いつでもSEQ_NO_Bよりも大きい。しかしながら、高速インターフェースは、IPレイヤー・コンパレータがWLANインターフェース「B」に切り替わるポイントで(サービスの中断により)機能しなくなる可能性がある。この動作のモードは、IPレイヤー・コンパレータがパケットをトラックし続ける事を可能にする。
ステップ60において、WLAN インターフェース「B」から良好な信号が無い場合、ステップ62が続いて実行される。ステップ62では、S―Bit=0そしてケア・オブ・アドレスが、3Gインターフェース「A」(この場合はIP1)に関連するケア・オブ・アドレスとに相当する状態で、WLAN
インターフェース「B」は、IPレイヤー・コンパレータに登録を取り消されるため、モバイル・ノードは、ホーム・エージェントにモバイルIP登録リクエストを発行する。そうすることは、3Gインターフェース「A」の結合を維持しながらWLAN
インターフェース「B」の結合を消去する効果を持ち、WLAN インターフェース「B」のトラフィックフローを止める。ステップ62から折り返してステップ52が実行される。
IPレイヤー・コンパレータが、WLAN インターフェース「B」が3Gインターフェース「A」に「追いついて」、WLAN
インターフェース「B」からアプリケーションに情報を送信するのを開始することは安全だと判断した時、図4のステップ58に続いて図6のステップ62が実行される。従って、ステップ63において、IPレイヤー・コンパレータは、アプリケーションが3Gインターフェース「A」からSEQ_NO_Aを含むパケット及びそれまでのパケットを既に受信しているため、それらパケットの全てをパケットキューから消去する。その次に、IPレイヤー・コンパレータは、SEQ_NO_Aより大きいシークエンス番号を持つ残りのパケット全てをアプリケーションに送信して、バッファしないでWLAN
インターフェース「B」から受信したパケットの送信を開始する。そして、ステップ65において、IPレイヤー・コンパレータは、S―bitが0で、ケア・オブ・アドレスがWLAN
インターフェース「B」に関連するケア・オブ・アドレス(この場合はIP2)に設定された状態で、モバイル・ノードがホーム・エージェントに登録メッセージを送信するようにする。それにより、ホーム・エージェントで3Gインターフェース「A」に関連する結合を消去し、3Gインターフェース「A」のトラフィックフローを止める。これで、ハンドオフが完結する。
図7ないし図9は、紛失したパケットを探知し及び処理するIPレイヤー・コンパレータのプログラミングの具体例である。一般的に、IPレイヤー・コンパレータは、3つのイベントに応答して紛失パケットを探知しそして処理する。図7に示すように、IPレイヤー・コンパレータは、主要インターフェースがデータパケットを受信するのに応答する。図7に示すように、IPレイヤー・コンパレータは、第2インターフェースがデータパケットを受信するのに応答する。図8に示すように、IPレイヤー・コンパレータは、紛失パケットのシークエンス番号のタイマーが切れることに応答する。
主要インターフェースがパケットを受信する図7の第1ステップ71に続いてステップ72が実行される。ステップ72では、IPレイヤー・コンパレータは、主要インターフェースが、ステップ71で受信したばかりのパケットのシークエンス番号Kより前およびステップ72で受信したばかりのパケットの前に主要インターフェースが最後に受信したパケットのシークエンス番号Iの後のシークエンス番号Jを持つパケットを逃しているか否かをチェックする。もし紛失したパケットがある場合、ステップ73が実行される。ステップ73では、スキップされたシークエンス番号Jそれぞれについて、スキップされたシークエンス番号に対するタイマーが作動されていない場合、IPレイヤー・コンパレータはタイマーを作動開始する。例えば、シークエンス番号Jをパケットキューに入力し、起動時間を現在の時間に設定することでタイマーを作動することができる。ステップ73に続いてステップ74が実行される。ステップ72においてスキップされたパケットが見つからなかった場合でも続いてステップ74が実行される。
ステップ74において、シークエンス番号Kにタイマーがついて作動している場合、シークエンス番号Kのタイマーを外すためにステップ75が実行される。ステップ75の後は、ステップ76が続いて実行される。ステップ74においてシークエンス番号Kにタイマーが発見されなかった場合にも、ステップ76が実行される。
ステップ76で、パケットキューにシークエンス番号Kのパケットが見つかった場合、ステップ77が続いて実行される。ステップ77では、IPレイヤー・コンパレータが、パケットキューからシークエンス番号Kのパケットを取り除く。ステップ77の後、ステップ78が続いて実行される。パケットキューにシークエンス番号Kのパケットが見つからなかった場合、ステップ78が続いて実行される。
ステップ78において、シークエンス番号Kのパケットは、アプリケーションに転送される。ステップ78の後、図8のステップ81が続いて実行される。主要インターフェースが新たなパケットを受信していない場合も、ステップ71に続いてステップ81が実行される。
図8のステップ81において、第2インターフェースが新たなパケットを受信した場合、ステップ82が続いて実行される。ステップ82で、第2インターフェースが受信した新たなパケットのシークエンス番号Kにについてタイマーが作動している場合、ステップ83が実行される。ステップ83で、シークエンス番号Kのタイマーが切れていない場合(例えば、タイマーが時間t1にスタートされて現在の時間がti+TIMEOUT以下である場合)、ステップ83に続いてステップ84が実行される。ステップ84において、シークエンス番号Kのパケットは、パケットキューに入れられる。ステップ83で、シークエンス番号Kのタイマーが切れた場合、ステップ85が続いて実行される。ステップ85において、IPレイヤー・コンパレータが、シークエンス番号Kのパケットをアプリケーションにパスし、シークエンス番号Kのタイマーを取り外し、そしてパケットの再送信を要求しないように主要インターフェースに通知する。
ステップ82で、シークエンス番号Kについてタイマーが作動していない場合、ステップ86が続いて実行される。ステップ86において、シークエンス番号Kのパケットが主要インターフェースに受信されていない場合、ステップ87が続いて実行される。ステップ87でIPレイヤー・コンパレータは、シークエンス番号Kのタイマーをスタートする。シークエンス番号Kのパケットをパケットキューに入れるためにステップ87に続いてステップ84が実行される。ステップ84の後、図9のステップ91が続いて実行される。第1インターフェースが新たなパケットを受信していない場合は、ステップ81から、ステップ85の後、あるいは主要インターフェースがシークエンス番号Kのパケットを受信した場合は、ステップ86から続いて図9のステップ91が実行される。
図9のステップ91で、IPレイヤー・コンパレータは、切れたタイマーがあるか否かをチェックする。切れたタイマーが見つかった場合、ステップ92が続いて実行される。ステップ92で、IPレイヤー・コンパレータは、切れたタイマーのシークエンス番号Jのパケットがパケットキューに入っているかどうかチェックする。入っている場合、ステップ93が続いて実行される。ステップ93で、IPレイヤー・コンパレータは、パケットキューからシークエンス番号Jのパケットを取り除き、そのパケットをアプリケーションに転送し、シークエンス番号Jのタイマーを取り除き、そしてパケットの再送信を要求しないように主要インターフェースに通知する。ステップ93の後、図7のステップ71に戻る。切れたタイマーが見つからなかった場合はステップ91から、そして切れたタイマーのシークエンス番号のパケットがパケットキューに含まれていない場合はステップ92から図7のステップ71に戻る。
上述のとおり、IPアドレスの同時結合中にマルティプル・インターフェース・デバイスにシームレスな移動を提供するIPレイヤー・コンパレータを説明した。同時結合を可能にすることで、ノーコストかつアプリケーションを中断させるパケットロスなしでネットワークアクセスネットワークを審査する機会がMIDに与えられる。IPレイヤー・コンパレータは、パケットの紛失あるいは、マルチパスルーティングの多様性を接続移動のスピードと交換するいわゆる「ファスト・ハンドオフ」技術の必要性なしでシームレスな移動を達成することを確実にする。IPレイヤー・コンパレータは、3GとWLANシステム間の相互運用を可能にする有益な手段である。3GとWLANシステム間の相互運用性は、多くの公共のWLANはDHCPを使用するため3GとWLANシステム間のアドレス問題がなくなるという事により強化する。またIPレイヤー・コンパレータは、インテリジェント・ディシジョン・フレームワーク(Intelligent Decision Framework)を実施できるうってつけのプラットフォームを提供する。
発明の幅広い範囲
本発明の実施形態が本書において説明されているが、本発明は、本書において説明される多様な好ましい実施形態に限定されるものではなく、本開示に基づいて当業者が予期すると思われる均等な要素、修正、削除、(例えば多様な実施形態の態様の)組み合わせ、適応及び/又は変更されたいずれかのあるいはあらゆる全ての実施形態を含むものである。請求項における限定は、請求項の用語に基づいて幅広く解釈されるものであり、非独占的に解釈されるべきであり、本明細書あるいは本出願の出願手続き中に説明された例に限定されるものではない。例えば、本開示において、「好ましい」という用語は、非独占的であり、「好ましいものではあるが、それに限定されるものではない」という意味を持つ。本開示及び本出願の手続中は、ミーンズ・プラス・ファンクションあるいはステップ・プラス・ファンクション限定は、特定の請求項限定に以下の全ての条件が揃った時にだけ適用される、a)「(何々)する手段」あるいは「(何々)するステップ」が明示されている、b)対応する機能が明示されている、及びc)構造をサポートする構造、内容あるいは行動が明示されていない場合である。本開示及び本出願の手続中において、「本発明」あるいは「発明」という用語は、本開示内の1つあるいは1つ以上の態様の参考として使用される。本発明あるいは発明という用語は、臨界の特定であると不適切に解釈されるべきではなく、全ての態様あるいは実施形態に適用されるものと不適切に解釈されるべきではなく(即ち、本発明は、当然ながら多数の態様及び実施形態を持つものである)、出願あるいは請求項の範囲を限定するものだと不適切に解釈されるべきではない。本開示及び出願の手続中において、「実施形態」という用語は、態様、特徴、プロセスあるいはステップ、それらのあらゆる組み合わせ、及び/又はそれらのあらゆる部分等を説明するのに使用される。幾つかの例において、多様な実施形態は、重複する特徴を含む場合がある。本開示において、以下の省略された用語が使用されることがある。「e.g.」は「例えば」という意味である。

Claims (20)

  1. データパケットが第1アクセスネットワークからマルティプル・インターフェース・デバイスに送信され、同一のデータパケットが同時に第2アクセスネットワークから前記マルティプル・インターフェース・デバイスに送信され、前記データパケットは、前記データパケットを特定する識別子を含む、共同ワイヤレス設置環境においてマルティプル・インターフェース・デバイスのシームレスな移動を可能にする方法であって、
    (a)前記マルティプル・インターフェース・デバイスは、第1インターフェースで前記第1アクセスネットワークから第1ストリームの前記データパケットを受信し、第2インターフェースで前記第2アクセスネットワークから第2ストリームの前記データパケットを受信し、前記第1アクセスネットワークから前記マルティプル・インターフェース・デバイスに送信された幾つかのデータパケットは、前記第1インターフェースによって受信されておらず、よって第1ストリームの前記データパケットから欠如しているものであり、そして
    (b)前記マルティプル・インターフェース・デバイスは、第1及び第2ストリームのデータパケットを組み合わせて前記マルティプル・インターフェース・デバイスのアプリケーションが受信した第3ストリームのデータパケットを作成するために、前記第1ストリームのデータパケットの識別子と前記第2ストリームのデータパケットの識別子とを調べ、前記第3ストリームのデータパケットは、前記第1アクセスネットワークから前記マルティプル・インターフェース・デバイスに送信されたが前記第1インターフェースでは受信されず、前記第1ストリームのデータパケットから欠如しているデータパケットの幾つかを含むものである。
  2. 前記マルティプル・インターフェース・デバイスは、前記第1インターフェースで前記第1アクセスネットワークから受信した前記データパケットを前記アプリケーションに転送し、
    前記第2インターフェースで前記第2アクセスネットワークから受信したデータパケットをバッファし、
    前記少なくとも1つのデータパケットが前記第1インターフェースで前記第1アクセスネットワークから受信した前記第1ストリームのデータパケットに欠如することが発見された場合、その少なくとも1つのデータパケットを前記バッファから前記アプリケーションに転送する、請求項1に記載の方法。
  3. 少なくとも1つのデータパケットが、第2インターフェースに受信されてから特定の時間以上第1インターフェースに受信されない時、その少なくとも1つのデータパケットが第1ストリームのデータパケットにはないとされる、請求項2に記載の方法。
  4. 前記少なくとも1つのデータパケットが前記第1インターフェースで既に受信されたか否かをチェックすることにより前記第2インターフェースで前記少なくとも1つのデータパケットの受信に応答し、
    前記少なくとも1つのデータパケットが前記第1インターフェースでまだ受信されていないことが発見されたら、タイマーをスタートし、そのタイマーが切れた時に前記少なくとも1つのデータパケットを前記バッファから前記アプリケーションに転送する、請求項2に記載の方法。
  5. 前記識別子が前記データパケットのシークエンスを特定し、
    前記第1インターフェースで前記第1アクセスネットワークから受信した前記第1ストリームのデータパケットにはないことをデータパケットの識別子が示唆する時、前記少なくとも1つのデータパケットが前記第1ストリームのデータパケットにはないことが検知される、請求項2に記載の方法。
  6. 前記第1インターフェースが、特定の時間前記第1ストリームのデータパケットから欠如していることが分かった前記データパケットの再送信リクエストを送信しないように要求されている場合を除いて、特定の時間前記第1ストリームのデータパケットから欠如していることが判明したデータパケットについて前記第1アクセスネットワークに再送信のリクエストを送信するようにプログラムされており、
    前記少なくとも1つのデータパケットが前記第1ストリームのデータパケットにないことが判明したときに前記少なくとも1つのデータパケットについて再送信リクエストを送信しないように前記第1インターフェースに要求する、請求項2に記載の方法。
  7. 前記第1インターフェースで前記データパケットが受信される前に前記第2インターフェースでデータパケットが受信されていることを検知し、
    前記第1インターフェースで前記データパケットが受信される前に前記第2インターフェースで前記データパケットが受信されると、前記第2インターフェースで受信された前記データパケットをバッファに保存しないで前記データパケットを前記アプリケーションに送信し、
    前記第1インターフェースで受信された前記データパケットをバッファに保存する、請求項2に記載の方法。
  8. 前記第2アクセスネットワークが前記データパケットを前記第2アクセスネットワークから前記マルティプル・インターフェース・デバイスに送信することが望ましくないほど、前記第2インターフェースが前記第1インターフェースに比べて多くのデータパケットを受信していないことを前記マルティプル・インターフェース・デバイスが検知し、
    前記第2アクセスネットワークが前記データパケットを前記第2アクセスネットワークが前記マルティプル・インターフェース・デバイスに送信することが望ましくないほど、前記第2インターフェースが前記第1インターフェースに比べて多くのデータパケットを受信していないと検知された時、前記第2アクセスネットワークから前記マルティプル・インターフェース・デバイスに前記データパケットを送信することを終了するように前記第1アクセスネットワークあるいは前記第2アクセスネットワークにリクエストを送信する、請求項1に記載の方法。
  9. IPデータパケットが第1アクセスネットワークからマルティプル・インターフェース・デバイスに送信されて、同一のIPデータパケットが同時に第2アクセスネットワークから前記マルティプル・インターフェース・デバイスに送信される共同ワイヤレス設置インターフェース・プロトコル(IP)環境においてマルティプル・インターフェース・デバイスのシームレスな移動を可能にする方法であって、
    (a)前記マルティプル・インターフェース・デバイスは、前記第1インターフェースで前記第1アクセスネットワークから第1ストリームの前記IPデータパケットを受信し、第2インターフェースで前記第2アクセスネットワークから第2ストリームのIPデータパケットを受信し、
    前記第1アクセスネットワークから前記マルティプル・インターフェース・デバイスに送信された幾つかのIPデータパケットは、第1インターフェースで受信されず、
    (b)前記マルティプル・インターフェース・デバイスは、前記第1インターフェースで前記第1アクセスネットワークから受信した前記IPデータパケットを前記アプリケーションに転送し、前記第2インターフェースで前記第2アクセスネットワークから受信した前記IPデータパケットをバッファに保存し、前記バッファのIPデータパケットが前記第1インターフェースで前記第1アクセスネットワークから受信した前記第1ストリームのIPデータパケットに欠如することが検知された場合、前記バッファからその紛失したIPデータパケットを前記アプリケーションに転送する。
  10. 前記少なくとも1つのIPデータパケットが第2インターフェースに受信された後、特定の時間以上前記第1インターフェースで受信されない時に、前記バッファ内の少なくとも1つのIPデータパケットが前記第1ストリームのデータパケットにはないと検知される、請求項9に記載の方法。
  11. 前記少なくとも1つのIPデータパケットが前記第1インターフェースで既に受信されたか否かをチェックすることにより前記第2インターフェースで前記少なくとも1つのデータパケットの受信に応答し、
    前記少なくとも1つのIPデータパケットが前記第1インターフェースでまだ受信されていないことが判明したら、タイマーをスタートさせ、
    そのタイマーが切れた時に前記少なくとも1つのデータパケットを前記バッファから前記アプリケーションに転送する、請求項9に記載の方法。
  12. 前記IPデータパケットが、そのIPデータパケットのシークエンスを特定する情報を含むものであり、
    前記少なくとも1つのIPデータパケットが、前記第1インターフェースで前記第1アクセスネットワークから受信した前記第1ストリームのIPデータパケットにはないことを前記IPデータパケットの特定されたシークエンスが示す時、少なくとも1つのIPデータパケットは前記第1ストリームのIPデータパケットにはないと検知される、請求項9に記載の方法。
  13. 前記第1インターフェースが、特定の時間前記第1ストリームのIPデータパケットから欠如していることが判明した前記IPデータパケットの再送信リクエストを送信しないように要求されている場合を除いて、特定の時間前記第1ストリームのIPデータパケットから欠如していることが判明したIPデータパケットについて前記第1アクセスネットワークに再送信のリクエストを送信するようにプログラムされており、
    前記少なくとも1つのIPデータパケットが前記第1ストリームのデータパケットになく前記バッファにあることが判明されたときに、その少なくとも1つのIPデータパケットを求める再送信リクエストを送信しないように前記第1インターフェースに要求する、請求項9に記載の方法。
  14. データパケットが第1アクセスネットワークからマルティプル・インターフェース・デバイスに送信され、同一のデータパケットが同時に第2アクセスネットワークから前記マルティプル・インターフェース・デバイスに送信されて、前記第1アクセスネットワークから前記マルティプル・インターフェース・デバイスに送信されたデータパケットのうちの幾つかが前記マルティプル・インターフェース・デバイスに受信されない、共同ワイヤレス設置環境におけるシームレスな移動が可能なマルティプル・インターフェース・デバイスであって、該マルティプル・インターフェース・デバイスは、
    アプリケーションを実行するようにプログラムされた少なくとも1つのプロセッサーと、
    前記第1アクセスネットワークから第1ストリームの前記データパケットを受信する第1ワイヤレストランシーバーと、
    前記第2アクセスネットワークから第2ストリームの前記データパケットを受信する第2ワイヤレストランシーバーとを含み、
    前記少なくとも1つのプロセッサーは、前記第1ワイヤレストランシーバーが受信した前記データパケットを前記アプリケーションに転送し、
    前記第2ワイヤレストランシーバーが受信した前記データパケットをバッファに保存し、
    前記バッファ内の前記データパケットが、前記第1ワイヤレストランシーバーによって受信された前記第1ストリームのデータパケットには無いことが判明したら、その紛失データパケットを前記バッファから前記アプリケーションに転送するように更にプログラムされている。
  15. 前記少なくとも1つのIPデータパケットが前記第2ワイヤレストランシーバーに受信されてから特定の時間以上前記少なくとも1つのデータパケットが前記第1ワイヤレストランシーバーに受信されない場合、前記バッファ内の前記少なくとも1つのデータパケットが第1ストリームのデータパケットにはないと検出するように、前記少なくとも1つのプロセッサーがプログラムされている、請求項14に記載のマルティプル・インターフェース・デバイス。
  16. 前記少なくとも1つのデータパケットが前記第1ワイヤレストランシーバーに既に受信されたか否かをチェックすることで第2ワイヤレストランシーバーがそのデータパケットを受信したことに応答し、前記少なくとも1つのデータパケットが前記第1ワイヤレストランシーバーでまだ受信されていないことが判明したら、タイマーをスタートさせ、そのタイマーが切れた時に前記少なくとも1つのデータパケットを前記バッファから前記アプリケーションに転送するように、前記少なくとも1つのプロセッサーがプログラムされている、請求項14に記載のマルティプル・インターフェース・デバイス。
  17. データパケットは、前記データパケットのシークエンスを特定する識別子を持ち、
    前記第1ワイヤレストランシーバーが受信したデータパケットの識別子が、前記少なくとも1つのデータパケットが前記第1ワイヤレストランシーバーが受信した第1ストリームのデータパケットにはないことを示唆する場合、前記少なくとも1つのデータパケットが前記第1ストリームのデータパケットにはないことを検知するように前記少なくとも1つのプロセッサーがプログラムされている、請求項14に記載のマルティプル・インターフェース・デバイス。
  18. 第1アクセスネットワークに特定の時間第1ストリームのデータパケットには無いとされたデータパケットが前記バッファに発見された場合を除いて、特定の時間前記第1ストリームのデータパケットには無いとされたデータパケットについて前記第1アクセスネットワークに再送信リクエストを送信するように、前記少なくとも1つのプロセッサーがプログラムされている、請求項14に記載のマルティプル・インターフェース・デバイス。
  19. 前記第1ワイヤレストランシーバーがデータパケットを受信する前に前記第2ワイヤレストランシーバーがデータパケットを受信したことを検知し、前記第1ワイヤレストランシーバーが前記データパケットを受信する前に前記第2ワイヤレストランシーバーが前記データパケットを受信していたことを検知した時、前記第2ワイヤレストランシーバーが受信したデータパケットを前記バッファに保存しないで、前記第2ワイヤレストランシーバーが受信した前記データパケットを前記アプリケーションに転送し、前記第1ワイヤレストランシーバーが受信した前記データパケットをバッファに保存するように、少なくとも1つのプロセッサーがプログラムされている、請求項14に記載のマルティプル・インターフェース・デバイス。
  20. 前記第2アクセスネットワークが前記第2アクセスネットワークから前記データパケットを前記マルティプル・インターフェース・デバイスに送信することが望ましくないほど、前記第2トランシーバーが前記第1トランシーバーに比べて多くの前記データパケットを受信していないことを検知して、第2アクセスネットワークのデータパケットを前記第2アクセスネットワークが前記マルティプル・インターフェース・デバイスに送信することが望ましくないほど、第2トランシーバーが第1トランシーバーに比べて多くのデータパケットを受信していないと検知された時、前記第2アクセスネットワークから前記マルティプル・インターフェース・デバイスに前記データパケットを送信することを終了するように、前記第1アクセスネットワークあるいは前記第2アクセスネットワークにリクエストを送信するように、少なくとも1つのプロセッサーがプログラムされている、請求項14に記載のマルティプル・インターフェース・デバイス。
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