JP2009500921A - ネットワーク・エラー防止装置及び方法 - Google Patents
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Abstract
ネットワーク・エラー防止装置及び方法を提供する。本方法は、ネットワーク構成機器において1つ以上のテストを実行することを含む。ネットワーク構成機器は、ネットワークにおいて情報のフレームを送信することができる。また、ネットワーク構成機器は、前記フレームの送信をイネーブル及びディスエーブルすることができる。また、本方法は、1つ以上のテストの少なくとも1つの不合格を検出することを含む。加えて、本方法は、不合格検出に応答して、ネットワーク構成機器による前記フレームの転送をイネーブルしない、及びネットワーク構成機器による前記フレームの転送をディスエーブルすることの内、少なくとも一方を含む。一例として、1つ以上のテストは、ネットワーク構成機器の電力投入に応答して実施することができる。初期状態において、ネットワーク構成機器のフレーム送信をディスエーブルさせておくことができ、不合格検出に応答して、フレームの送信をイネーブルしない。
Description
本開示は、一般的には、通信ネットワークに関し、更に特定すれば、ネットワーク・エラー防止装置及び方法に関する。
コンピュータ・ネットワークのような通信ネットワークは、ネットワークを跨って情報を通信するためにスイッチ(交換機)、ルータ、及びその他のデバイスを習慣的に用いている。これらのデバイスの各々は、一般に、ネットワークにおいて情報を受信し、情報の宛先を特定する。これらのデバイスの各々は、次に、情報を宛先に直接転送するか、又は1つ以上の他のデバイスを通じて宛先に間接的に転送するのが一般的である。
ときとして、通信ネットワークにおけるスイッチ、ルータ、又はその他のデバイスが故障することがある。故障には多くの原因が考えられ、その中には、デバイスに供給する電力の停電、あるいはデバイスのハードウェア又はソフトウェアの障害が含まれる。スイッチ又はルータのようなデバイスが故障すると、この故障のために、通信ネットワーク上に誤った即ち正しくない、又は過剰なネットワーク・トラフィックが生じる虞れがある。例えば、デバイスが故障すると、無効な情報を収容した「ガベージ」フレームをブロードキャストする可能性がある。また、デバイスの故障により、有効な情報を収容したフレームを転送できなくなる可能性もある。加えて、デバイスの故障により、ネットワークにおける他の構成機器に適宜の速度(毎秒10又は100メガバイト等)で、又は適宜の設定(フル・デュプレックス(全二重)又はハーフ・デュプレックス等)を用いて接続できなくなる可能性もある。
本開示は、ネットワーク・エラーの防止装置及び方法を提供する。
本開示は、ネットワーク・エラーの防止装置及び方法を提供する。
一実施形態では、本方法は、ネットワーク構成機器において1つ以上のテストを実施することを含む。ネットワーク構成機器は、情報のフレームをネットワークにおいて送信することができる。また、ネットワーク構成機器は、フレームの送信をイネーブル及びディスエーブルすることもできる。また、本方法は、1つ以上のテストの少なくとも1つの不合格(failure)を検出することも含む。加えて、本方法は、不合格の検出に応答して、ネットワーク構成機器によるフレームの送信をイネーブルしないこと、及びネットワーク構成機器によるフレームの送信をディスエーブルすることの内の少なくとも1つを含む。
特定的な実施形態では、1つ以上のテストは、ネットワーク構成機器の電力投入に応答して行われる。ネットワーク構成機器は、初期状態では、フレームを送信することをディスエーブルされており、不合格の検出に応答して、フレームの送信をイネーブルしない。
その他の技術的特徴は、以下の図面、説明、及び特許請求の範囲から、当業者には容易に理解することができるであろう。
その他の技術的特徴は、以下の図面、説明、及び特許請求の範囲から、当業者には容易に理解することができるであろう。
図1は、本開示の一実施形態による通信ネットワーク100の一例を示す。図1に示す通信ネットワーク100の実施形態は、例示のために過ぎない。通信ネットワークのその他の実施形態も、本開示の技術的範囲から逸脱することなく、用いることができる。
この実施形態例では、通信ネットワーク100は、多数のスイッチ102a〜102d及び多数のエンドポイント104a〜104eを含む。スイッチ102a〜102dは、エンドポイント104a〜104eの内の様々な地点間で情報を通信及び伝送する。例えば、スイッチ102aはエンドポイント104aから情報を受信し、その情報をスイッチ102cに送信することができ、スイッチ102cはその情報をエンドポイント104c〜104eの1つ以上に転送することができる。ネットワーク100のレイアウトに応じて、スイッチ102a〜102dの各々は、エンドポイント104a〜104e及び/又は1つ以上の他のスイッチの間でトラフィックを転送することができる。スイッチ102a〜102dの各々は、ネットワーク100において情報を転送するために、あらゆるハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア、又はその組み合わせを含む。スイッチ102a〜102dの一実施形態を図2に示し、以降で説明する。
この実施形態例では、通信ネットワーク100は、多数のスイッチ102a〜102d及び多数のエンドポイント104a〜104eを含む。スイッチ102a〜102dは、エンドポイント104a〜104eの内の様々な地点間で情報を通信及び伝送する。例えば、スイッチ102aはエンドポイント104aから情報を受信し、その情報をスイッチ102cに送信することができ、スイッチ102cはその情報をエンドポイント104c〜104eの1つ以上に転送することができる。ネットワーク100のレイアウトに応じて、スイッチ102a〜102dの各々は、エンドポイント104a〜104e及び/又は1つ以上の他のスイッチの間でトラフィックを転送することができる。スイッチ102a〜102dの各々は、ネットワーク100において情報を転送するために、あらゆるハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア、又はその組み合わせを含む。スイッチ102a〜102dの一実施形態を図2に示し、以降で説明する。
エンドポイント104a〜104eは、スイッチ102a〜102dを通じて、互いに通信する。また、エンドポイント104a〜104eは、ネットワーク100における多種多様な任意の付加的機能を実行する。例えば、エンドポイント104a〜104eは、ユーザに種々のアプリケーションを実行するコンピュータ・デバイス(デスクトップ・コンピュータ、ラップトップ・コンピュータ、パーソナル・ディジタル・アシスタント、及びデータベース等)を代表することができる。また、エンドポイント104a〜104eは、処理設備におけるコントローラ及びその他のデバイスのような、処理又は生産環境における制御又は製造デバイス又はシステムを代表することもできる。
エンドポイント104a〜104eの機能に応じて、エンドポイント104a〜104eは、スイッチ102a〜102dを通じて、任意の適宜の情報を通信することができる。また、エンドポイント104a〜104eは、イーサネット、インターネット・プロトコル(IP)、X.25、又はフレーム・リレーのような、情報を通信するのに適しているのであればいずれの1又は複数のプロトコルでも用いることができる。特定的な実施形態では、エンドポイント104a〜104eは、イーサネット・レイヤ(層)及び媒体アクセス制御(MAC)レイヤを用いて通信を行う。加えて、エンドポイント104a〜104eの各々は、特定の場所に固定することも、可動とすることもでき、更にエンドポイント104a〜104eは有線又は無線接続を通じてスイッチ102a〜102dと通信することもできる。エンドポイント104a〜104eの各々は、情報を送信するため及び/又は情報を受信するために、任意のハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア、又はその組み合わせも含む。
特定的な実施形態では、通信ネットワーク100を異なるレベル106a〜106bに区分することができる。レベル106a〜106bの各々は、スイッチ102a〜102dの一部及び/又はエンドポイント104a〜104eの一部を含む。ネットワーク100は、適した判断基準であればいずれを用いても、異なるレベル106a〜106bに区分することもできる。例えば、ネットワーク100は、エンドポイント104a〜104eの機能に基づいて、異なるレベル106a〜106bに区分することもできる。一例として、第1レベル106aにおけるエンドポイント104a〜104bは、ユーザが用いるコンピュータ・デバイスを代表することができ、第2レベル106bにおけるエンドポイント104c〜104eは、処理又は生産環境において用いられる制御デバイスを代表することができる。ネットワーク100は、その他の判断基準又は追加の判断基準のいずれを用いても、任意数の異なるレベルに区分することができる。
動作の一態様では、ネットワーク100におけるスイッチ102a〜102dの少なくとも1つは、その動作を自己監視することができる。例えば、実施形態の一部では、スイッチがコントローラを含み、起動時に実行する自己チェックを含む多数の診断テストを実行することができる。特定的な実施形態では、スイッチは、コントローラが転送をイネーブルするまで、受信したいずれの情報(イーサネット・フレーム等)も転送することを禁止する。診断テストが、スイッチに伴う問題が生じた場合、コントローラは転送をイネーブルすることができない(未だイネーブルされていない場合)か、又は転送をディスエーブルすることができる(既にイネーブルされている場合)。また、コントローラは、スイッチがネットワーク100における他の構成機器とリンクしようとすること、又はリンクすることを防止するために、スイッチの1つ以上のポートの電源を遮断することもできる。
とりわけ、診断テストは、スイッチの電源及びコンフィギュレーション(環境設定)を監視することを含む。また、診断テストは、スイッチがそのコンフィギュレーションを変更し、変更をそのコンフィギュレーションに戻すことができるか否か確認するためのテストを含むこともできる。このように、コントローラは、スイッチが無効な情報を収容した「ガベージ」フレームを転送すること、又は有効なフレームを転送できないことを、防止することができる。また、コントローラは、スイッチがネットワークにおける他の構成機器に不適当な速度で、又は不適正な設定を用いて接続することも防止することができる。本明細書では、「フレーム」という用語は、情報のあらゆる集合又は類別(grouping)をも意味することとし、IPパケット、フレーム・リレー・フレーム、イーサネット・フレーム、非同期転送モード(ATM)セル、又は適した情報であれば他の任意の情報を含んでいる。
以上の説明は、スイッチが具体的なテストを実施し、テスト結果に応答して具体的な補正措置を講ずる実施形態例を表す。他のテスト又は追加のテストを実施するスイッチの別の実施形態を用いてもよい。また、他の補正措置又は追加の補正措置を実施するスイッチの別の実施形態を用いてもよい。
図1は、通信ネットワーク100の一例を示すが、図1には種々の変更を行うことができる。例えば、通信ネットワーク100は、適した配置であれば、任意数のスイッチを含むことができる。また、通信ネットワーク100は、任意の適した配置の任意数のエンドポイントを含むことができる。更に、通信ネットワーク100は、個々の要望に応じて、任意の追加の構成機器でも含むことができる。加えて、本明細書では、自己監視及び補正機能を、スイッチ(スイッチ102a等)において行われるように記載した。自己監視及び補正機能は、その他のネットワーク構成機器(ルータ、ブリッジ、ゲートウェイ、ハブ、あるいはその他の種類のデバイス又はシステム等)のいずれにおいても、実行することができる。
図2は、本開示の一実施形態による通信ネットワーク100におけるスイッチ102aの一例を示す。図2に示すスイッチ102aの実施形態は例示のために過ぎない。スイッチ102aの他の実施形態も、本開示の範囲から逸脱することなく、用いることができる。また、図2に示す構造は、図1のスイッチ102aに関して説明するが、同一又は同様の構造は、図1のネットワーク100におけるスイッチ102a〜102dのいずれにでも、又は全てに用いることができ、あるいは他の適した任意のデバイス又はネットワークで用いることができる。
本例では、スイッチ102aは9つのポート202a〜202iを含む。ポート202a〜202iは、ネットワーク・ケーブル又はネットワーク100における他の構成機器にスイッチ102aを結合するその他の接続部に結合することができる構造を表す。例えば、ポート202a〜202iの各々は、イーサネット・ケーブル(並行又はクロスオーバ・ケーブル)に結合することができる構造を表す。特定的な例として、ポート202a〜202iの各々は、カテゴリ5(Cat5)のシールド・ツイスト線対(STP)又は非シールド・ツイスト線対(UTP)ケーブルに結合することができるRJ−45ジャックを表すことができる。図2には、9つのポート202a〜202iを示すが、スイッチ102aは適宜数のポートであれば、いくつでも含むことができる。本文書では、「結合」という用語及びその派生語は、2つ以上の要素間におけるあらゆる直接的又は間接的通信も意味し、これらの要素が互いに物理的に接触しているか否かには関わらない。
実施形態の一部では、ポート202a〜202iの各々はIEEE802.3規格に対応する。例えば、ポート202a〜202iの各々は、毎秒10メガビット(Mビット)のレート、又は100Mビットのレートで動作することができる。また、ポート202a〜202iの各々は、フル・デュプレックス・モード又はハーフ・デュプレックス・モードで動作することができる。更に、ポート202a〜202iの各々は、自動ネゴシエーションを実行することができ、これをイネーブル又はディスエーブルする。加えて、ポート202a〜202iの各々は、並行(straight-through)又はクロスオーバ・ケーブルのどちらが用いられているか検出する。特定的な実施形態では、ポート202a〜202hの各々を、10Mビット又は100Mビット・レートのフル・デュプレックス・モードでの動作に限定して、自動ネゴシエーションをイネーブルし、ポート202iを100Mビット・レートのフル・デュプレックス・モードでの動作に限定して、自動ネゴシエーションをディスエーブルする。また、特定的な実施形態では、ポート202iは、メディア独立インターフェース(MII)を表し、標準的なMIIデバイスであれば、いずれにでも取り付けることができる。一例として、ポート202iをイーサネット・インターフェースに結合することができる。
また、スイッチ102は、単一モード光ファイバ(「SMFIO」)又は多重モード光ファイバ(「MMFIO」)トランシーバ・モジュール・コネクタ204も含む。SMFIO/MMFIOコネクタ204によって、スイッチ102aを、光ファイバ・ケーブルを用いて、ネットワークにおける上流側のリンク相手又はその他の構成機器に結合することが可能となる。即ち、SMFIO/MMFIOコネクタ204により、スイッチ102aをSMFIO又はMMFIOトランシーバ・モジュールに結合することが可能となる。SMFIOトランシーバ・モジュールは、LCコネクタを有する二重外装二重ファイバ・ケーブル又はその他の適したケーブルを用いて、上流側のリンク相手又はその他の構成機器に対する単一モード光ファイバ接続性を設ける。MMFIOトランシーバ・モジュールは、MT−RJコネクタを有する単一外装二重ファイバ・ケーブル又はその他の適したケーブルを用いて、上流のリンク相手又はその他の構成機器に対する多重モード光ファイバ接続性を設ける。SMFIO又はMMFIOトランシーバ・モジュールは、スイッチ102aから取り外すことができるモジュールを表すこともできる。
幾つかの実施形態では、SMFIO又はMMFIOトランシーバ・モジュールは、スイッチ102aにおける光学的構成機器である。例えば、SMFIO又はMMFIOトランシーバ・モジュールは、ネットワーク100における上流側リンク相手又はその他の構成機器を、スイッチ102aから余分な距離だけ分離させるときにのみ、必要としてもよい。特定的な一例として、SMFIO又はMMFIOトランシーバ・モジュールは、スイッチ102aをネットワーク100における上流側リンク相手又はその他の構成機器から100メートルよりも長いケーブル距離だけ分離させるときにのみ、必要としてもよい。
実施形態の一部では、SMFIO/MMFIOコネクタ204に結合されているトランシーバ・モジュールに光ファイバ・ケーブルを挿入するとき、ポート202iをディスエーブルするか、又は遮断する。例えば、光ファイバ・ケーブルのケースがポート202iを遮断することもできる。特定的な実施形態では、光ファイバ・ケーブルの存在を起動時に検出し、光ファイバ・ケーブルをSMFIO又はMMFIOトランシーバ・モジュールに対して挿入又は抜去した後に、スイッチ102aに対する電力を再度供給する。
SMFIO/MMFIOコネクタ204は、光ファイバ・ケーブルを通じた通信のためにトランシーバ・モジュールに結合可能な任意のハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア、又はその組み合わせである。特定的な例として、SMFIO/MMFIOコネクタ204は、AGILENT TECHNOLOGIESのHFBR5903-Aモジュール、及び/又はINFINEON TECHNOLOGIESのV238480C18-C45に結合することができるコネクタである。
SMFIO/MMFIOコネクタ204は、光ファイバ・ケーブルを通じた通信のためにトランシーバ・モジュールに結合可能な任意のハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア、又はその組み合わせである。特定的な例として、SMFIO/MMFIOコネクタ204は、AGILENT TECHNOLOGIESのHFBR5903-Aモジュール、及び/又はINFINEON TECHNOLOGIESのV238480C18-C45に結合することができるコネクタである。
実施形態の一部では、キャビネット(エンドポイント)の構成機器をネットワーク100に結合するために、スイッチ102aをキャビネットにおいて用いる。これらの実施形態では、ポート202a〜202hを、キャビネットにおける他の構成機器に結合することもできる。ポート202i又はSMFIO/MMFIOコネクタ204は、スイッチ102aをネットワーク100における上流側リンク相手又はその他の構成機器に結合するために用いられる。特定的な実施形態では、スイッチ102aは、キャビネットにおいて、C300コントローラ、シリーズCフィールドバス・インターフェース・モジュール(FIM)、及びフォールト・トレラント・イーサネット(FTE)ブリッジをL1 FTEネットワークに取り付けるために用いられる。
論理モジュール206は、スイッチ102aの動作を制御する。例えば、論理モジュール206は、スイッチ102aの種々のポート202a〜202i間で情報を転送することにより、スイッチ102aがネットワーク100における転送機能を実行することができるようにする。また、論理モジュール206は、スイッチ102に問題が検出された場合、スイッチ102aに対して診断テストも実施し、補正措置(ポート202a〜202iをディスエーブルする、情報の転送を禁止するというような)を講ずる。加えて、論理モジュール206は、スイッチ102aにおいて、防御壁機能あるいはその他の又は追加の任意の機能も実行することができる。論理モジュール206は、スイッチ102aを制御するためのあらゆるハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア、又はその組み合わせを含む。論理モジュール206の更なる詳細を図3に示し、以降で説明する。
更に、スイッチ102aはインターフェース(I/F)コネクタ208も含む。I/Fコネクタ208によって、スイッチ102a外部の他の構成機器が論理モジュール206と双方向処理を行うことが可能になる。例えば、I/Fコネクタ208は、シリアル・バスを通じて外部構成機器が論理モジュール206の要素と通信することを可能にする。I/Fコネクタ208は、ケーブル又はその他のインターフェースを外部構成機器に結合可能な適宜の構造であれば任意のものを用いることができる。I/Fコネクタ208は、例えば、10ピン又は30ピン・コネクタであってもよい。
加えて、スイッチ102aは、種々の電圧及び接地ピン210も含む。電圧及び接地ピン210は、スイッチ102aに電力を供給するために用いられる電源電圧及び接地に結合することができる。本例では、電源電圧に接続されているピンをVCCと称し、該電圧は、約18VDC及び約+30VDCの間の電圧のような、適宜の電圧値である。共通接地に結合されているピンを「COM GND」で表す。ポート202a〜202iが用いる接地に結合されているピンを「CHS GND」(シャーシ接地を表す)で表す。
実施形態の一部では、スイッチ102aは図2に示す構造の多数の複製(1対の構造等)を含む。これらの実施形態では、構造の1つが失われても、ネットワーク100におけるビュー(view)の損失が生じないであろう。
実施形態の一部では、スイッチ102aは図2に示す構造の多数の複製(1対の構造等)を含む。これらの実施形態では、構造の1つが失われても、ネットワーク100におけるビュー(view)の損失が生じないであろう。
図2は通信ネットワーク100におけるスイッチ102aの一例を示すが、図2には種々の変更を行うこともできる。例えば、SMFIO/MMFIOコネクタ204及びI/Fコネクタ208のいずれか又は双方を、スイッチ102aから排除することもできる。また、スイッチ102aは任意数又は任意配置のポート202a〜202iを含むことができる。加えて、銅伝送媒体(イーサネット等)及び光ファイバ伝送媒体上で通信するように説明したが、スイッチ102aは適した有線又はワイヤレス伝送媒体であれば、任意のものを用いて通信することができる。
図3は、本開示の一実施形態による通信ネットワーク100におけるスイッチ102aの一例を更に詳細に示す。具体的には、図3は、図2の論理モジュール、及びネットワーク100において外部構成機器にポート202a〜202iを結合するために用いられる追加の構成機器を更に詳細に示す。図3に示すスイッチ102aの実施形態は、例示に過ぎない。本開示の範囲から逸脱することなく、スイッチ102aの他の実施形態を用いることもできる。また、図3に示す構造は、図1のスイッチ102aに関して説明するが、同一又は同様な構造を、図1のネットワークにおけるスイッチ102a〜102dのいずれか又は全て、あるいは適宜のデバイス又はネットワークにおいて用いることができる。
本例では、スイッチ102aにおける論理モジュール206は、スイッチ・ファブリック302を含む。スイッチ・ファブリック302は、ポート202a〜202i間で情報(イーサネット・フレーム等)を転送することができる。例えば、スイッチ・ファブリック302は、イーサネット・フレームを受信し、宛先を特定し、宛先と連携するポートを通じてフレームを送信することができる。トランシーバ・モジュールがSMFIO/MMFIOコネクタ204に結合されている場合、スイッチ・ファブリック302はトランシーバ・モジュールに対して双方向に情報を転送することもできる。スイッチ・ファブリック302は、情報を転送するためのハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア、又はその組み合わせであればいずれをも含む。スイッチ・ファブリック302は、例えば、BROADCOM CORPORATIONのBCM5338Mという9ポート・スイッチである。
実施形態の一部では、スイッチ・ファブリック302は、内部メモリに格納されている設定値を用いて構成することができる。例えば、内部メモリに格納されている値は、スイッチ・ファブリック302のある種の機構をイネーブル又はディスエーブルする等によって、スイッチ・ファブリック302の動作を定義又は制御することができる。内部メモリは、シリアル周辺インターフェース(SPI)又はその他の適したメカニズムであれば、いずれを用いてもプログラムすることができる。
特定的な実施形態では、スイッチ・ファブリック302は、外部に取り付けたMIIデバイスをコンフィギュレーションするためのプロキシとして作用することができ、これによって多数のデバイスのプログラミングを簡略化することができる。また、特定的な実施形態では、スイッチ・ファブリック302は「格納及び転送」技法を用いることもできる。この場合、受信した各フレームをスイッチ・ファブリック302内部にあるパケット・バッファに格納し、その後しかるべきポートに転送する。例えば、スイッチ・ファブリック302は、256キロバイトのパケット・バッファ・スタティック・ランダム・アクセス・メモリ(SRAM)を含むことができる。SRAM内の空間は、サービス品質(QoS)機構をイネーブルしないのであれば、具体的な量のSRAMを特定のポートに指定することなく、動的に割り当てることができる。
実施形態の一部では、スイッチ・ファブリック302は、MACアドレスのポート202a〜202iに対するマッピングを収容したルックアップ・テーブルも保持する。あるポート上でフレームを受信すると、そのフレームの中にあるソースMACアドレスをルックアップ・テーブル(参照表)におけるそのポートと関連付ける。以後そのMACアドレスを宛先アドレスとしてフレームを受信した場合、ルックアップ・テーブルに掲示されたポートのみにフレームを転送する。特定的な実施形態では、スイッチ102aが受信したフレームにはマッピングがルックアップ・テーブルにない場合、このフレームを全てのポートに転送して、意図した宛先がフレームを受信することを確保する。他の特定的な実施形態では、この機構をディスエーブルして、可能性のあるネットワーク・アタック(攻撃)がキャビネット内部まで押し寄せること、又は悪意のトラフィックを有する他のデバイスを防止する。
また、スイッチ102aにおける論理モジュール206は、物理層トランシーバ304も含む。物理層トランシーバ304によって、スイッチ102aは多種多様の任意の通信プロトコルを用いて、上流側リンク相手と通信することが可能となる。スイッチ・ファブリック302は、MIIインターフェースを通じてポート202iと通信することができる。MIIインターフェースは、例えば、100Mビット(25MHz)又は10Mビット(2.5MHz)で動作する16線、4ビット幅のインターフェースである。MIIインターフェースは、イーサネット・トランシーバのような、種々の異なる物理層トランシーバ304に結合することができる。これによって、スイッチ102aは、適宜の物理層トランシーバ304をスイッチ102a内に設けることによって、異なる状況において異なるプロトコルを用いることが可能となる。物理層トランシーバ304は、他のネットワーク構成機器との通信に対応するためのハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア、又はその組み合わせの任意のものを含む。例えば、物理層トランシーバ304は、3.3Vを用いて動作する、BROADCOM CORPORATIONのAC101集積回路を用いることができる。
本実施形態では、スイッチ・ファブリック302は、MIIインターフェースを通じて間接的に、また、管理データ入出力(MDIO)ポートを通じて直接的に物理層トランシーバに接続する。実施形態の一部では、スイッチ・ファブリック302は、物理層トランシーバ304をコンフィギュレーションすることができるとよく、スイッチ102aにおける他の構成機器による仲介や作用を必要としないようにするとよい。特定的な実施形態では、スイッチ・ファブリック302は、当該スイッチ・ファブリック302内のメモリのマッピングされたページを通じて、物理層トランシーバ304をコンフィギュレーションする。物理層トランシーバ304内にあるレジスタは、スイッチ102内のコントローラに対するスイッチ・レジスタのように見え、スイッチ・ファブリック302は内部で変換を行うことができる。
本例では、種々の構成機器によって、スイッチ102を、イーサネット又はその他のネットワーク・ケーブルのような、物理的伝送媒体に接続することが可能となっている。特定的な実施形態では、イーサネット又はその他の銅線ネットワーク・ケーブルは、印刷配線構造体内に含まれる伝送経路に沿った全ての場所において50Ωのインピーダンスを有し、各信号対は等線形(equilinear)とすることができる。
図3に示すように、スイッチ102aは、ポート終端、磁気回路(magnetics)、及びサージ抑制器306を含む。ポート終端は、イーサネット・ポート終端のような、ポート202a〜202iを終端させる構造である。磁気回路は、ポート202a〜202iをイーサネット・ケーブル又はその他の伝送媒体から絶縁するために用いられる絶縁磁気回路である。例えば、磁気回路は、論理モジュール206の出力において1:1変圧器を含むことができる。幾つかの実施形態では、各変圧器は対称形であるので、受信機のトポロジは送信機のトポロジと同一である。特定的な実施形態では、磁気回路は、少なくとも1,500VRMS−MINの高ポテンシャル絶縁を提供する。接地基準のない長いワイヤであれば、アナログのイーサネット信号を搬送することができ、これらの線上で大きな静的及び過渡電圧が発生する可能性がある。特定的な実施形態では、過渡電圧抑制器を、線のコネクタと絶縁変圧器との間にあるアナログ・イーサネット信号線の対毎に配置する。サージ抑制器は、スイッチ102aを電圧サージから保護するのに役立つ。
また、スイッチ102aは、入力/出力端子組立(「IOTA」)コネクタ308も含む。IOTAコネクタ308は、スイッチ102aに結合されている伝送媒体を受容することができる構造である。例えば、IOTAコネクタ308は、9本の異なるイーサネット・ケーブルを受容することができる構造である。
本例では、論理モジュール206はフィールド・プログラマブル・ゲート・アレイ(FPGA)310も含む。FPGA310は、スイッチ102a内において防護壁(ファイヤウオール)機能を実行することができる。例えば、FPGA310は、アップリンク・ポート(ポート202i)を通じて受信したフレームを試験することができ、有効な制御トラフィックを収容するフレームのみをスイッチ・ファブリック302に入力させるようにすることができる。
本実施形態では、FPGA310は上述したMIIインターフェースを含む。MIIインターエースによって、スイッチ・ファブリック302は情報のフレームを物理層トランシーバ304との間で送信及び受信することが可能になる。物理層トランシーバ304間のトラフィックは、FPGAを通過するので、FPGA310はそのトラフィックに対して防護壁機能を実行することができる。
FPGA310は、スイッチ102aにおいて防護壁機能を実行可能な適したロジックであればいずれでも含む。例えば、FPGA310は、入力・出力に3.3V、中核動作に1.8Vを用いて動作するFPGAである。
FPGA310は、スイッチ102aにおいて防護壁機能を実行可能な適したロジックであればいずれでも含む。例えば、FPGA310は、入力・出力に3.3V、中核動作に1.8Vを用いて動作するFPGAである。
更に、論理モジュール206はコントローラ312を含む。コントローラ312は、スイッチ102aを管理及び制御するために、スイッチ102a内において種々の機能を実行する。例えば、コントローラ312は、電力投入時の診断及び動作中の背景診断を実施して、スイッチ102aに伴うあらゆる問題を検出することができる。また、コントローラ312は、スイッチ102aに問題が検出されたときには、エラー処理を行うこともできる。更に、コントローラ312は、FPGAの構成及び更新、割り込み処理、ならびに任意の他の適宜の機能を実行する。コントローラ312は、スイッチ102aを制御するためのハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア、又はその組み合わせを含むことができる。例えば、コントローラ312は、埋め込みファームウェアを内蔵する、8ビット8051系マイクロプロセッサを代表することができる。特定的な例として、コントローラ312は、PHILIPS SEMICONDUCTORの89LPC936プロセッサであり、これは入力/出力には3.3V、中核動作には3.3Vで動作する。
実施形態の一部では、コントローラ312の機能は、コンピュータ・プログラムによって実行及びサポートされる。コンピュータ・プログラムは、コンピュータ読み取り可能プログラム・コードで形成され、コンピュータ読み取り可能媒体に記憶される。「コンピュータ読み取り可能プログラム・コード」という句は、ソース・コード、オブジェクト・コード、及び実行可能コードを含む、任意形式のコンピュータ・コードを含む。「コンピュータ読み取り可能媒体」という句は、リード・オンリ・メモリ(ROM)、ランダム・アクセス・メモリ(RAM)、ハード・ディスク・ドライブ、コンパクト・ディスク(CD)、ディジタル・ビデオ・ディスク(DVD)、又は他の種類のメモリのような、コンピュータがアクセス可能な媒体であれば、任意のものを用いることができる。
加えて、論理モジュール206は1つ以上のメモリを含む。本例では、論理モジュール206は、SPIフラッシュ・メモリ314、及びプログラマブル・リード・オンリ・メモリ(PROM)316を含む。フラッシュ・メモリ314は、コントローラ312、FPGA310、又はスイッチ102aにおけるその他の構成機器が用いるデータを格納することができるメモリを代表する。例えば、フラッシュ・メモリ314は、FPGA310及びコントローラ312のために2組の画像(デフォルト画像及び更新画像等)を格納することができる。フラッシュ・メモリ314は、シリアル・メモリのような、適したメモリであれば任意のものでよい。
PROM316は、電力投入後の初期状態におけるFPGA310のコンフィギュレーションを特定する情報を格納する。PROM316の内容は、工場において回路内テスタを用いて、Joint Test Action Group (JTAG)インターフェースによって、又はその他の適した手法で、プログラムすることができる。実施形態の一部では、PROM316における画像は、FPGA310が前述の防護壁機能を実行するのに十分な情報を収容する。特定的な実施形態では、この画像は。FPGA310に、ポート202iからの再プログラミング・フレームを受け入れ、再プログラミング・フレームをフラッシュ・メモリ314に格納し、フラッシュ・メモリ314における最新の画像を用いてコントローラ312をプログラムすることができるロジックを供給する。
スイッチ102aは、スイッチ102aの動作中に用いられる1又は多数の通信ポート(ポート202a〜202iに加えて)をサポートすることができる。例えば、スイッチ102aは、Universal Asynchronous Receiver-Transmitter (UART:ユニバーサル非同期受信−送信)ポートに対応することができる。UARTポートは、オンボード・シリアル・デバッグ・コンソールに対応するため、そしてコントローラ312及びFPGA310間における通信方法を確立するために用いることができる。二線UARTポートをコントローラ312からFPGA310に、そして、IOTAコネクタ308にデージー・チェーン状に接続することができる。特定的な実施形態では、UARTポートは、9,600ボー、パリティ無し、8データ・ビット、及び1ストップ・ビットで動作するが、UARTポートは、別のモード及び別の速度で動作するようにコンフィギュレーションすることもできる。
SPIポートは、スイッチ・ファブリック302、FPGA310、コントローラ312、及びフラッシュ・メモリ314を結合するSPIバスへのアクセスを与える。SPIバスは、スイッチ・ファブリック302をコンフィギュレーションするため、そしてFPGA310及びコントローラ312が用いるファームウェアを更新するために、用いることができる。通常の動作中、コントローラ312は、SPIバスを用いてスイッチ・ファブリック302をコンフィギュレーションし、診断を実施することができる。更新中は、FPGA310はSPIバスを用いて新しい画像をフラッシュ・メモリ314にロードする。SPIバスは、コントローラ312とFPGA310との間のソフトウェア・ハンドシェーキングによって調停することができ、この場合、コントローラ312は、通常動作の間バス・マスタとなる。FPGA310は、UARTを通じて要求を送ることによって、コントローラ312からバスを要求することができる。バス使用権が付与されると、コントローラ312は、そのSPIピンを三状態とし、SPIバスが利用可能であることをFPGA310に通知する。FPGA310を終了したとき、コントローラ312に通知し、バス使用権を返す。特定的な実施形態では、コントローラ312及びFPGA310だけがSPIバス・マスタとして行動することができ、フラッシュ・メモリ314及びスイッチ・ファブリック302はスレーブ専用デバイスとすればよい。また、SPIバスに結合されている各デバイスは、一意のアドレスを有して、これによって多数のデバイスがSPIトランザクション要求に答えることを防止することができる。フラッシュ・メモリ314は、SPIバス上でコントローラ312及びFPGA310双方にアクセス可能とするとよい。
JTAGポートによって、外部ツールからスイッチ102aをプログラムすることが可能になる。本例では、コントローラ312はネーティブJTAGデバイスでなくてもよいので、JTAGポートをコントローラ312においてエミュレートする。JTAGポートは、コントローラ312、FPGA310、及びPROM316へのアクセスを与えることができる。
スイッチ102aにおいては、種々のクロック信号を種々の構成機器が用いることができる。例えば、スイッチ・ファブリック302及び物理層トランシーバ304は、25MHzクロック信号を用いて、50PPMの精度で動作することができる。また、FPGA310は、25MHzクロック信号を用いて、高精度で動作することができる。特定的な実施形態では、スイッチ・ファブリック302及び物理層トランシーバ304には、イーサネットの用途で用いるのに適した共振クリスタルを用いて、クロックを供給し、FPGA310には、シングル・エンド・クリスタル派生発振器を用いて、クロックを供給する。
動作の一態様では、コントローラ312は、スイッチ・ファブリック302によるフレームの転送をイネーブル及びディスエーブルすることができる。特定的な実施形態では、スイッチ・ファブリック302は、コントローラ312が転送をイネーブルするまで、デフォルトにより、フレームを転送することをディスエーブルされる。コントローラ312は、種々の診断テスト(電力投入時及び/又は実行中に実施されるテスト等)を実施する。コントローラ312がスイッチ102aにおいてエラーを検出した場合、コントローラ312は転送をイネーブルしない(現在ディスエーブルされている場合)か、又は転送をディスエーブルする(現在イネーブルされている場合)。このように、コントローラ312は、スイッチ・ファブリック302がガベージ・フレームを転送すること、有効なフレームを不正確に転送すること、又は有効なフレームを転送し損ねることを防止することができる。また、コントローラ312は、ポート202a〜202i又はスイッチ102a自体の電力を遮断して、スイッチ102aがネットワーク100における他の構成機器とリンクすることを防止することもできる。
コントローラ312は、スイッチ102aに伴う問題を特定するために適した任意の診断テストを実施することができる。以下の例は、例示のために過ぎない。その他の又は追加のテストも、本開示の範囲から逸脱することなく、コントローラ212によって実施することができる。
幾つかの実施形態では、コントローラ312は、電力投入時に診断テスト及びコンフィギュレーション設定ルーチンを実行し、これらのテスト及びルーチンを纏めて電力投入時自己テスト(POST)と呼ぶこともできる。これらのテスト及びルーチンは、スイッチ102aにおける電圧不足状態をテストすること、コントローラ312の内部メモリ(EEPROM等)の有効性を判断すること、SPIバスが適正に動作しているか否かチェックすること、そしてスイッチ・ファブリック302のMDIOポートが適正に動作しているか否かチェックすることを含むことができる。また、前述のテスト及びルーチンは、FPGA310に画像を選択すること、FPGA310をプログラムすること、そしてFPGA310からプログラムを読み出すことも含むことができる。
POST又はPOSTの一部が完了したならば、コントローラ312はネットワーク100における動作に合わせてスイッチ・ファブリック302のコンフィギュレーションを設定することができる。これは、コントローラ312がスイッチ・ファブリック302の内部メモリに対して読み出し/修正/書き込み動作を実行することを含む。例えば、コントローラ312は、デフォルト値以外の値に設定する必要がある内部メモリの各値を修正する必要がある場合もある。幾つかの実施形態では、スイッチ・ファブリック302のメモリ空間はページ単位に編成されており、各ページが特定クラスの情報を収容する。
このようにスイッチ・ファブリック302のコンフィギュレーションを設定すると、コントローラ312はスイッチ・ファブリック302のコンフィギュレーションを適正に設定し損ねているか否か、そして、それが何時であるかの判定を行うことができる。例えば、コントローラ312は、スイッチ・ファブリック302の内部メモリに格納されている値を変更することができないときに、それを検出することができる。また、コントローラ312は、内部メモリに格納されている値を検索することができないときに、それを検出することもできる。更に、コントローラ312は、1回又は繰り返して、内部メモリから値を検索し、これらの値を期待値と比較すること等によって、スイッチ・ファブリック302が不適正にコンフィギュレーションされているときに、それを検出することもできる。
更に、コントローラ312は、コンフィギュレーション・ルールの違反に伴う種々の問題も検出することができる。コンフィギュレーション・ルールは、スイッチ102aがどのように動作すればよいかを定義するルールである。例えば、コンフィギュレーション・ルールは、ポート202a〜202hをリンクされる相手に100Mビットのフル・デュプレックス又は10Mビットのフル・デュプレックスのいずれかで接続しなければならないことを示す。また、コンフィギュレーション・ルールは、ポート202iをリンクされる相手に、100Mビットのフル・デュプレックスで接続しなければならないことを示す。
加えて、コントローラ312は、スイッチ102内における電力管理問題を検出することができる。例えば、スイッチ102aは、スイッチ102aにおける他の構成機器が用いる1.8V及び3.3V出力電圧信号を発生する電力管理システムを含むことができる。電力管理システムは、出力電圧信号が期待値から変動したことを検出し、コントローラ312に連絡することができる。
前述の問題の1つ以上に応答して、コントローラ312は、適宜の補正措置を講ずることができる。例えば、コントローラ312は、スイッチ・ファブリック302によるフレームの転送をイネーブルしない、又はディスエーブルすることによって、スイッチ・ファブリック302をディスエーブルすることができる。コントローラ312は、スイッチ・ファブリック302によるフレーム転送をイネーブル又はディスエーブルするのに適した任意の技法を用いることができる。一例として、コントローラ312は、フレーム転送をイネーブル又はディスエーブルするために、スイッチ・ファブリック302の内部メモリにおける1つ以上の場所に1又は複数の値を設定することができる。また、コントローラ312は、ポート202a〜202i又はその他のインターフェース(SMFIO/MMFIOコネクタ204等)の電力を遮断することもできる。更に、コントローラ312は、スイッチ102a全体の電力を遮断することもできる。スイッチ102aが、図2に示す構造の複製を多数含む場合、コントローラ312は、これらの内の1つの構造の電力を遮断しても、残りの構造にネットワーク100における動作を継続させることができる。
図3は、通信ネットワーク100におけるスイッチ102aの一例を更に詳細に示すが、種々の変更を図3に対して行うこともできる。例えば、図3における機能の分割は、例示のために過ぎない。図3における種々の構成機器を組み合わせること又は除外することもでき、更に個々の必要性に応じて、追加の構成機器を追加することもできる。
図4は、本開示の一実施形態による通信ネットワーク100におけるスイッチ102aの電力管理システム400の一例を示す。図4に示す電力管理システム400の実施形態は、例示のために過ぎない。電力管理システム400の他の実施形態も、本開示の範囲から逸脱することなく、用いることができる。また、図4に示す構造は、図1のスイッチ102aに関して説明するが、図1のネットワーク100におけるスイッチ102a〜102dのいずれにもそして全てに、あるいはその他のあらゆる適したデバイス又はネットワークにも、同一又は同様の構造を用いることができる。
本例では、電力管理システム400はホットスワップ・コントローラ(hotswap controller)402を含む。ホットスワップ・コントローラ402によって、スイッチ102aの電力又は接地ピンに突入電流やアークを生ずることなく、スイッチ102aを、給電して動作中のシステムに挿入すること、及びこれから抜き取ることが可能となる。実施形態の一部では、入力電圧が、17.6V〜31.0Vの範囲のような、特定の範囲内になければ、ホットスワップ・コントローラ402がスイッチ102aの電力投入を開始できないように、これに枠を設けることもできる。特定的な実施形態では、入力電圧がこの範囲に入ると、ホットスワップ・コントローラ402は直列の電力電界効果トランジスタ(FET)の電力を徐々に高めて行き、主電力をスイッチ102aに印加する。FETは、スイッチ102の挿入時には、初期状態でオフにしておき、ホットスワップ・コントローラ402がゲート電圧を上昇させるまで、オフのままに止めておくことができる。また、ホットスワップ・コントローラ402は、検知抵抗器も有し、突入電流を監視し、そしてFETのゲート電圧を変調して、突入電流を、検知抵抗器の抵抗値によって決められる値に制限することもできる。接地から主入力の間にキャッチ・ダイオード(catch diode)を備えると、抜き取り時のアーク発生を防止することができる。入力電圧が前述の電圧範囲内にあると、ホットスワップ・コントローラ402は直ちにFETをオフにすることができる。ホットスワップ・コントローラ402として、スイッチ102aの、給電中のシステムに対する挿入及び抜き取りを可能にする任意のハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア、又はその組み合わせを用いることができる。
DC/DC変換器404が、ホットスワップ・コントローラ402に接続されている。DC/DC変換器404は、ホットスワップ・コントローラ402が供給する電圧を受け、この電圧を更に低い電圧に変換することができる。本例では、DC/DC変換器404は、ホットスワップ・コントローラ402から24V信号を受け、この電圧を3.3Vの信号に変換する。DC/DC変換器404は、次いで、スイッチ102a内部にある他の構成機器が用いるために、この3.3V信号を出力する。DC/DC変換器404として、DC電圧を変換するためのハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア、又はその組み合わせを利用することを特徴とするができる。例えば、DC/DC変換器404として、電力FETを一体化した、モノリシックDC/DCコントローラを使用することができる。特定的な一例として、DC/DC変換器404はLINEAR TECHNOLOGIESのLTC3430FEFを使用することができる。
第2DC/DC変換器406が、DC/DC変換器404に接続されている。第2DC/DC変換器406は、DC/DC変換器404が供給する電圧を受け、この電圧を更に低い電圧に変換することができる。本例では、DC/DC変換器406はDC/DC変換器404から3.3Vの信号を受け、この電圧を1.8Vの信号に変換する。次いで、DC/DC変換器406は、スイッチ102a内にある他の構成機器が用いるために、1.8V信号を出力する。DC/DC変換器406は、DC電圧を変換するハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア、又はその組み合わせである。例えば、DC/DC変換器406は、電力FETを一体化した、モノリシックDC/DCコントローラを代表することができる。特定的な一例として、DC/DC変換器404はLINEAR TECHNOLOGIESのLTC3412FEFを用いることができる。また、FPGA310は、1.8V電源が最大電圧まで徐々に上昇するのに少なくとも2msを要する必要があるというような、満たすべきある種の給電連続動作(power sequencing)及び起動タイミング要件を有する場合もある。DC/DC変換器406は、この要件を満たすソフト開始回路を含むこともできる。
電圧モニタ408は、DC/DC変換器404、406の出力を監視する。また、電圧モニタ408は、DC/DC変換器404、406の出力に問題が検出された場合及び検出されたときに、パワー障害信号410を出力する。パワー障害信号410は、出力電圧の一方又は双方が最少閾値よりも低下した場合に、スイッチ102aの適正な停止を確保するのに役立つ。例えば、電圧モニタ408は、出力電圧のいずれかがその期待値よりも7パーセント低下した場合に、問題を示すパワー障害信号410を発生することができる。電圧モニタ408は、1つ以上の電圧を監視するためのハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア、又はその組み合わせで構成される。
幾つかの実施形態では、電圧モニタ408からのパワー障害信号410は、コントローラ312における高優先度割り込みとして作用する。この割り込みのための割り込みサービス・ルーチンは、スイッチ・ファブリック302及び物理層トランシーバ302をリセット状態に移行させて、停止中における変転フレーム(corrupted frame)の送信を回避する。起動時、又は電圧不足状態が検出された場合、電圧モニタ408は、電力低下信号410を特定のレベル(低ロジックレベル等)に、指定された時間の間(電圧が正常レベルに戻った後約400msまで信号を保持するというような)、保持することができる。
図4は、通信ネットワーク100におけるスイッチ102aの電力管理システム400の一例を示すが、種々の変更を図4に対して行うことができる。例えば、電力管理システム400によって、他の又は追加の出力電圧も生成することができる。また、ホットスワップ・コントローラ402を電力管理システム400から除外することもできる。加えて、電力管理システム400では任意数のDC/DC変換器を用いることができ、電圧モニタ408は、任意数のDC/DC変換器が生成する電圧を受け取って監視することができる。
図5は、本開示の一実施形態によるネットワーク・エラー防止方法500の一例を示す。説明を容易にするために、方法500は、図1のネットワークにおいて動作する図2及び図3のスイッチ102aに関して説明することにする。方法500は、本開示の範囲から逸脱することなく、その他の適した任意の装置を用いることができ、更に別の適した任意のシステムであっても用いることができる。
ステップ502において、スイッチ102aに電力を印加する。これは、例えば、要員がスイッチ102aをキャビネット内に設置し、キャビネットが電力をスイッチ102aに供給することを含むことができる。また、これは、スイッチ102aをリセットすること、又はそれ以外で停電が生じた後に電力が復旧することも含む。
スイッチ102aは、ステップ504において、1つ以上の初期診断テストを実行する。これは、例えば、スイッチ102aにおけるコントローラ312が、電力投入時自己テストを実行することを含み、電力投入時自己テストは、コントローラ312における内部メモリの有効性を判断し、SPIバスが適正に動作しているか否かチェックし、スイッチ・ファブリック302のMDIOポートが適正に動作しているか否か判断し、しかるべき電圧レベルになっているか否かチェックする。コントローラ312は、その他の又は追加の任意の診断テストを実行することもできる。
ステップ506において、スイッチ102aのコンフィギュレーションを設定する。これは、例えば、コントローラ312がスイッチ・ファブリック302の内部メモリにおける1つ以上の場所が関与する読み出し/修正/書き込み動作を実行することを含む。また、これは、コントローラ312が、内部メモリから値を検索できないとき又は値を書き込めないとき等、内部メモリが関与する何らかの動作ができないか否か判定を行うこともできる。更に、これは、ポート202a〜202hが100Mビットのフル・デュプレックス又は10Mビットのフル・デュプレックスのどちらにコンフィギュレーション設定されているか、そしてポート202iが100Mビットのフル・デュプレックスにコンフィギュレーション設定されているか否か判定を行うというように、コントローラ312が、ポート202a〜202iが正しくコンフィギュレーションされているか、又はコンフィギュレーションを設定することができないか否か判定を行うことも含む。
ステップ508において、スイッチ102aは何らかの問題が検出されたか否か判定を行う。例えば、これは、コントローラ312が任意の所期診断テストが不適正結果を示したかどうか、及びスイッチ102aが適正にコンフィギュレーションされなかった又はできないかどうかの少なくとも一方を判定する。
問題が生じない場合、ステップ510において、スイッチ102aがフレームの前進(伝送)をイネーブルする。これは、例えば、コントローラ312が、スイッチ・ファブリック302の内部メモリにおける1又は複数の特定の値をしかるべき値に設定することを含む。次いで、スイッチ102aは、ステップ512において、1つ以上の実行時間(実行中)診断テストを実行する。例えば、これは、コントローラ312が、内部メモリがしかるべき値を収容していることを確認するために、スイッチ・ファブリック302の内部メモリを繰り返しチェックすることを含むことができる。また、これは、コントローラ312がスイッチ102aにおいて発生する電圧レベルをチェックし続けることも含むことができる。スイッチ102aは、ステップ514において、何らかの問題が検出されたか否か判定を行う。問題が検出されない場合、スイッチ102aはステップ512に戻り、実行時間診断テストを実行し続ける。
ステップ508又はステップ514において問題が検出された場合、スイッチ102aは、ステップ516において、1つ以上の補正措置を講ずる。これは、例えば、コントローラ312が、スイッチ・ファブリック302によるフレームの転送をディスエーブルする(転送が既にイネーブルされている場合)ことを含む。また、これは、コントローラ312がポート202a〜202i又はその他のインターフェース(SMFIO/MMFIOコネクタ204等)あるいはスイッチ102a全体の電力を遮断することを含む。このようにして、スイッチ102aによる情報の誤った転送、正しくない転送、又は過剰な転送は、ネットワーク100において低減又は防止することができる。
図5は、ネットワーク・エラー防止方法500の一例を示すが、種々の変更を図5に対して行うこともできる。例えば、スイッチ102aは、図5に示すテストの部分集合、又は追加のテストに対応することもできる。特定的な一例として、スイッチ102aは、電力投入後の初期テストにおいて問題が示された場合にのみ、補正措置を講ずることもできる。また、ステップ506におけるコンフィギュレーション設定を、ステップ504における初期診断テストと組み合わせることもできる。
本明細書全体において用いられているある種の単語及び句の定義を明記しておくと有益であると考えられる。「含む」及び「備えている」という用語、ならびにその派生語は、限定のない包含を意味する。「又は」という用語は、内包的であり、及び/又はを意味する。「関連する」及び「それに関連する」という句、ならびにその派生語は、相互接続、収容、内蔵、接続、結合、通信可能、共動、交互配置、並置、近接、合体、所有、特性の所有等を意味する。「コントローラ」という用語は、少なくとも1つの動作を制御するあらゆるデバイス、システム、又はその一部を意味する。コントローラは、ハードウェア、ファームウェア、ソフトウェア、又はこれらの内少なくとも2つのなんらかの組み合わせで実現することができる。いずれの特定のコントローラに付随する機能性も、局在的であれ遠隔的であれ、集中又は分散させることができる。
以上、本開示ではある種の実施形態、ならびに総合的に関連のある方法について記載したが、これらの実施形態及び方法に対する変形や置換(permutation)は当業者には明白であろう。したがって、実施形態例についてのこれまでの説明は、本開示を定義又は限定するのではない。特許請求の範囲に定義する本発明の主旨及び範囲から逸脱することなく、その他の変更、交換、及び変形も可能である。
以上、本開示ではある種の実施形態、ならびに総合的に関連のある方法について記載したが、これらの実施形態及び方法に対する変形や置換(permutation)は当業者には明白であろう。したがって、実施形態例についてのこれまでの説明は、本開示を定義又は限定するのではない。特許請求の範囲に定義する本発明の主旨及び範囲から逸脱することなく、その他の変更、交換、及び変形も可能である。
Claims (20)
- 方法であって、
ネットワークにおいて情報のフレームを送信し、かつ該フレームの送信をイネーブル及びディスエーブルすることができるネットワーク構成機器において1つ以上のテストを実行するステップと、
前記1つ以上のテストの少なくとも1つの不合格を検出するステップと、
前記1つ以上のテストの少なくとも1つの不合格の検出に応答して、前記ネットワーク構成機器による前記フレームの転送をイネーブルしないこと及び前記ネットワーク構成機器による前記フレームの転送をディスエーブルすることの少なくとも一方を実行するステップと、
を備えていることを特徴とする方法。 - 請求項1記載の方法において、
前記1つ以上のテストは、前記ネットワーク構成機器の電力投入に応答して実行され、
初期状態において、前記ネットワーク構成機器は、前記フレームの送信をディスエーブルされており、
前記1つ以上のテストの少なくとも1つの不合格検出に応答して、前記ネットワーク構成機器によるフレームの送信をイネーブルしない
ことを特徴とする方法。 - 請求項1記載の方法において、
前記1つ以上のテストは、前記ネットワーク構成機器が前記フレームを送信し始めた後に実行され、
前記1つ以上のテストの少なくとも1つの不合格検出に応答して、前記ネットワーク構成機器による前記フレームの送信をディスエーブルする
ことを特徴とする方法。 - 請求項1記載の方法において、前記1つ以上のテストは、前記ネットワークにおいて電圧不足状態となっているか否か判定すること、前記ネットワーク構成機器におけるメモリの有効性を判断すること、前記ネットワーク構成機器におけるバスが適正に動作しているか否か判定を行うこと、前記ネットワーク構成機器におけるポートが適正に動作しているか否か判定を行うこと、及び、前記ネットワーク構成機器におけるロジック要素が適正にプログラムされているか否か判定を行うことの内の少なくとも1つを含むことを特徴とする方法。
- 請求項1記載の方法において、前記1つ以上のテストは、前記ネットワーク構成機器における切換要素の構成を適正に設定することができるか否か判定を行うこと、前記切換要素の構成を特定する情報を検索することができるか否か判定を行うこと、及び前記切換要素の実際の構成が、予期した構成から逸脱しているか否か判定を行うことの内の少なくとも1つを含むことを特徴とする方法。
- 請求項1記載の方法において、前記1つ以上のテストは、1つ以上のコンフィギュレーション・ルールが違反されていないか否か判定を行うことを含み、前記コンフィギュレーション・ルールは、前記ネットワーク構成機器と前記ネットワークにおける1つ以上のリンク相手との間における1つ以上の許容可能な接続を定義することを特徴とする方法。
- 請求項1記載の方法において、該方法は更に、
前記1つ以上のテストにおける少なくとも1つの不合格検出に応答して、前記ネットワークにおいて1つ以上のリンク・パートナに結合されている1つ以上のポートの電力を遮断するステップ、前記ネットワーク構成機器の電源を遮断するステップ、及び、前記ネットワーク構成機器における複数の冗長切換エレメントの1つの電力を遮断するステップの内の少なくとも1つを備えていることを特徴とする方法。 - 請求項1記載の方法において、前記ネットワーク構成機器は、交換機及びルータの内の一方であることを特徴とする方法。
- 装置であって、
ネットワークにおける複数のリンク相手に結合することができる複数のインターフェースと、
前記複数のインターフェースを通じて、情報のフレームを受信及び送信することができる切換エレメントと、
コントローラであって、
前記切換要素による前記フレームの送信をイネーブル及びディスエーブルし、
前記装置の1つ以上のテストを実施し、
前記1つ以上のテストの少なくとも1つの不合格を検出し、及び
前記1つ以上のテストの少なくとも1つの不合格検出に応答して、前記切換エレメントによる前記フレームの送信をイネーブルしないこと及び前記切換エレメントによる前記フレームの送信をディスエーブルすることの内の少なくとも一方を実行することが可能である
コントローラと
を備えていることを特徴とする装置。 - 請求項9記載の装置において、
前記1つ以上のテストは、前記装置の電力投入に応答して実行され、
初期状態において、前記切換要素は、前記フレームの送信をディスエーブルされており、
前記コントローラは、前記1つ以上のテストの少なくとも1つの不合格検出に応答して、前記切換要素によるフレームの送信をイネーブルしない
よう構成されていることを特徴とする装置。 - 請求項9記載の装置において、
前記1つ以上のテストは、前記切換要素が前記フレームを送信し始めた後に実行され、
前記コントローラは、前記1つ以上のテストの少なくとも1つの不合格検出に応答して、前記切換要素による前記フレームの送信をディスエーブルする
ことを特徴とする装置。 - 請求項9記載の装置において、前記1つ以上のテストは、前記装置において電圧不足状態となっているか否か判定すること、前記コントローラにおけるメモリの有効性を判断すること、前記装置におけるバスが適正に動作しているか否か判定を行うこと、前記装置におけるポートが適正に動作しているか否か判定を行うこと、及び前記装置におけるロジック要素が適正にプログラムされているか否か判定を行うことの内の少なくとも1つを含むことを特徴とする装置。
- 請求項9記載の装置において、前記1つ以上のテストは、前記切換要素の構成を適正に設定することができるか否か判定を行うこと、前記切換要素の構成を特定する情報を検索することができるか否か判定を行うこと、及び前記切換要素の実際の構成が、予期した構成から逸脱しているか否か判定を行うことの内の少なくとも1つを含むことを特徴とする装置。
- 請求項9記載の装置において、前記1つ以上のテストは、1つ以上のコンフィギュレーション・ルールが違反されていないか否か判定を行うことを含み、前記コンフィギュレーション・ルールは、前記装置と前記1つ以上のリンク・パートナとの間における1つ以上の許容可能な接続を定義していることを特徴とする装置。
- 請求項9記載の装置において、前記コントローラは更に、
前記1つ以上のテストの1つ以上の不合格検出に応答して、前記ネットワークにおいて1つ以上のリンク相手に結合されている1つ以上のポートの電力を遮断すること、前記装置の電力を遮断すること、及び、前記ネットワーク構成機器における複数の冗長切換要素の1つの電力を遮断することの内の少なくとも1つが可能に構成されていることを特徴とする装置。 - 請求項9記載の装置において、前記複数のインターフェースは、銅線ケーブルに結合することができるポート、及び光ファイバ・ケーブルに結合することができるトランシーバ・モジュールを受容することができるコネクタの内少なくとも一方を備えていることを特徴とする装置。
- 請求項9記載の装置において、
前記切換要素は、前記インターフェースの少なくとも1つに直接結合されており、
前記切換要素は、物理層・トランシーバを通じて、前記インターフェースの少なくとも別の1つに間接的に結合されている
ことを特徴とする装置。 - コンピュータ読み取り可能媒体上に具体化され、プロセッサによって実行するように動作可能なコンピュータ・プログラムであって、
ネットワークにおいて情報のフレームを送信することができ、かつ前記フレームの送信をイネーブル及びディスエーブルすることができるネットワーク構成機器において、1つ以上のテストを実行し、
前記1つ以上のテストの少なくとも1つの不合格を検出し、
前記1つ以上のテストの少なくとも1つの不合格検出に応答して、前記ネットワーク構成機器による前記フレームの転送をイネーブルしないこと、及び前記ネットワーク構成機器による前記フレームの転送をディスエーブルすることの内の少なくとも一方を実行する
ことを実行するためのコンピュータ読み取り可能プログラム・コードを備えていることを特徴とするコンピュータ・プログラム。 - 請求項18記載のコンピュータ・プログラムにおいて、
前記1つ以上のテストは、前記ネットワーク構成機器の電力投入に応答して実行され、
初期状態において、前記ネットワーク構成機器は、前記フレームの送信をディスエーブルされており、
前記1つ以上のテストの少なくとも1つの不合格検出に応答して、前記ネットワーク構成機器によるフレームの送信をイネーブルしない
よう構成されていることを特徴とするコンピュータ・プログラム。 - 請求項18記載のコンピュータ・プログラムにおいて、
前記1つ以上のテストは、前記ネットワーク構成機器が前記フレームを送信し始めた後に実行され、
前記1つ以上のテストの少なくとも1つの不合格検出に応答して、前記ネットワーク構成機器による前記フレームの送信をディスエーブルする
よう構成されていることを特徴とするコンピュータ・プログラム。
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