JP2009296388A - 放送広告視聴確認システムおよび放送広告視聴確認方法 - Google Patents

Abstract

【課題】放送広告のリアルタイム視聴、録画視聴、オンデマンド視聴に関わらず、該放送広告が視聴されたことを確認できるシステムを提供する。
【解決手段】広告の識別情報、広告の放送時間および広告の開始・終了を表す情報を埋め込んだ放送広告が保存され、該放送広告を配信する広告配信サーバ１と、前記広告配信サーバ１とネットワーク５を介して接続され、該サーバ１から配信されるデータを受信して再生するＨＧＷ３と、前記ＨＧＷ３とネットワーク５を介して接続されたポイントサーバ４とを備え、前記ＨＧＷ３は、前記広告配信サーバ１から受信した放送広告に埋め込まれた情報に基づいて、当該放送広告が放送時間視聴されたか否かを判断し、視聴された場合に当該視聴されたことを前記ポイントサーバ４に通知し、前記視聴の通知を受けた場合、前記ポイントサーバ４はＨＧＷ３に所定のポイントを発行する。
【選択図】図１

Description

本発明は、例えば通信サービス事業者が提供した放送広告を利用者が正しく視聴したかを確認する放送広告視聴確認システムおよび放送広告視聴確認方法に関する。

従来の民間地上波ＴＶ放送では、スポンサーが番組制作費を負担しているので、番組が始まる前や番組の途中に広告を挿入するなどの方法を取っている。また最近、無料でビデオオンデマンド視聴を提供する事業者も登場しているが、この場合は、ＣＭはスキップできない方式になっている（非特許文献１参照）。

また従来、放送広告の視聴率を測定する方法は例えば特許文献１に記載のものが提案されている。
「株式会社 ＵＳＥＮが提供する無料放送ＧｙａＯ」、２００８年５月２６日検索、インターネットＵＲＬ＜ｈｔｔｐ：／／ｗｗｗ．ｇｙａｏ．ｊｐ／ａｄ／＞ 特開２００６−６７２２９号公報

しかしながら前記従来の方法では番組の視聴が妨げられるので利用者の満足度は低かった。

また特許文献１の視聴率測定方法は、リアルタイムで番組を視聴することを前提としているため、番組を録画した場合では、録画された広告に対する視聴率を測定する方法は存在しなかった。

このように、現状は、番組を提供するスポンサーにとっても、番組を見る視聴者にとっても満足な状況ではない。

本発明は、上記課題を解決するものであり、その目的は、放送広告のリアルタイム視聴、録画視聴、オンデマンド視聴に関わらず、その放送広告が視聴されたことを確認することができる放送広告視聴確認システムおよび放送広告視聴確認方法を提供することにある。

上記課題を解決するための請求項１に記載の放送広告視聴確認システムは、広告の識別情報、広告の放送時間および広告の開始・終了を表す情報を埋め込んだ放送広告が保存され、該放送広告を配信する広告配信サーバと、利用者の識別情報を含む個人情報を格納する個人情報格納手段を備え、前記広告配信サーバと通信ネットワークを介して接続され、該サーバから配信されるデータを受信して再生する利用者側端末と、前記利用者側端末と通信ネットワークを介して接続されたポイントサーバとを備えた放送広告視聴確認システムであって、前記利用者側端末は、前記広告配信サーバから受信した放送広告に埋め込まれた広告の識別情報、広告の放送時間および広告の開始・終了を表す情報に基づいて、当該放送広告が放送時間視聴されたか否かを判断する機能と、視聴された場合に当該視聴されたことを前記利用者の識別情報および広告識別情報とともに前記ポイントサーバに通知する機能とを備え、前記ポイントサーバは、前記利用者側端末から前記視聴の通知を受けた場合、前記視聴通知および個人情報に基づいて前記利用者側端末の個人情報格納手段に所定のポイントを発行する機能を備えたことを特徴としている。

また請求項２に記載の放送広告視聴確認システムは、広告の識別情報、広告の放送時間および広告の開始・終了を表す情報を埋め込んだ放送広告が保存され、該放送広告を配信する広告配信サーバと、利用者の識別情報が格納され、前記広告配信サーバと通信ネットワークを介して接続され、該サーバから配信されるデータを受信して再生する利用者側端末と、前記利用者側端末と通信ネットワークを介して接続されたポイントサーバとを備え、前記広告配信サーバ又は前記ポイントサーバ又は前記通信ネットワークに接続した個人情報管理サーバに、利用者の個人情報を格納する個人情報格納手段を設けて構成された放送広告視聴確認システムであって、前記利用者側端末は、前記広告配信サーバから受信した放送広告に埋め込まれた広告の識別情報、広告の放送時間および広告の開始・終了を表す情報に基づいて、当該放送広告が放送時間視聴されたか否かを判断する機能と、視聴された場合に当該視聴されたことを前記利用者の識別情報および広告の識別情報とともに前記ポイントサーバに通知する機能とを備え、前記ポイントサーバは、前記利用者側端末から前記視聴の通知を受けた場合、前記視聴通知および前記利用者の識別情報に基づいて前記広告配信サーバ又は前記ポイントサーバ又は前記個人情報管理サーバに設けられた個人情報格納手段に所定のポイントを発行する機能を備えたことを特徴としている。

また、請求項３に記載の放送広告視聴確認システムは、放送広告が保存され、該放送広告を配信する広告配信サーバと、利用者の識別情報を含む個人情報を格納する個人情報格納手段を備え、前記広告配信サーバと通信ネットワークを介して接続され、該サーバから配信されるデータを受信して再生する利用者側端末と、前記利用者側端末と通信ネットワークを介して接続されたポイントサーバとを備えたシステムにおける放送広告視聴確認方法であって、前記広告配信サーバが、広告の識別情報、広告の放送時間および広告の開始・終了を表す情報を放送広告に埋め込む情報埋め込みステップと、前記情報埋め込みステップにより情報が埋め込まれた放送広告を前記利用者側端末に配信する配信ステップと、前記利用者側端末が、前記広告配信サーバから受信した放送広告に埋め込まれた広告の識別情報、広告の放送時間および広告の開始・終了を表す情報に基づいて、当該放送広告が放送時間視聴されたか否かを判断する判断ステップと、前記判断ステップにより視聴されたと判断されたときに、当該視聴されたことを前記利用者の識別情報および広告の識別情報とともに前記ポイントサーバに通知する通知ステップと、前記ポイントサーバが、前記通知ステップにより前記視聴の通知を受けた場合、前記視聴通知および個人情報に基づいて前記利用者側端末の個人情報格納手段に所定のポイントを発行するポイント発行ステップを備えたことを特徴としている。

また請求項４に記載の放送広告視聴確認方法は、広告の識別情報、広告の放送時間および広告の開始・終了を表す情報を埋め込んだ放送広告が保存され、該放送広告を配信する広告配信サーバと、利用者の識別情報が格納され、前記広告配信サーバと通信ネットワークを介して接続され、該サーバから配信されるデータを受信して再生する利用者側端末と、前記利用者側端末と通信ネットワークを介して接続されたポイントサーバとを備え、前記広告配信サーバ又は前記ポイントサーバ又は前記通信ネットワークに接続した個人情報管理サーバに、利用者の個人情報を格納する個人情報格納手段を設けて構成された放送広告視聴確認システムにおける放送広告視聴確認方法であって、前記広告配信サーバが、広告の識別情報、広告の放送時間および広告の開始・終了を表す情報を放送広告に埋め込む情報埋め込みステップと、前記情報埋め込みステップにより情報が埋め込まれた放送広告を前記利用者側端末に配信する配信ステップと、前記利用者側端末が、前記広告配信サーバから受信した放送広告に埋め込まれた広告の識別情報、広告の放送時間および広告の開始・終了を表す情報に基づいて、当該放送広告が放送時間視聴されたか否かを判断する判断ステップと、前記判断ステップにより視聴されたと判断されたときに、当該視聴されたことを前記利用者の識別情報および広告の識別情報とともに前記ポイントサーバに通知する通知ステップと、前記ポイントサーバが、前記通知ステップにより前記視聴の通知を受けた場合、前記視聴通知および前記利用者の識別情報に基づいて前記広告配信サーバ又は前記ポイントサーバ又は前記個人情報管理サーバに設けられた個人情報格納手段に所定のポイントを発行するポイント発行ステップを備えたことを特徴としている。

具体的には、ＴＶ広告の中に、その広告の最初に、広告ＩＤと放送秒数、及び広告の最後に広告が終了したことを表すフラグを埋め込むことによって、広告の視聴形態（リアルタイム、録画、オンデマンド）に関わらず、ＴＶ広告の視聴の有無を確認できるようにした。

すなわち、利用者側端末内蔵の時計を使ってＴＶ広告が家庭内で実際に再生された秒数を計測し、それと、その広告の最初に埋め込まれた放送秒数を比較することによって、利用者がＣＭの早送りやスキップをすると、利用者側端末で正しくＴＶ広告を視聴していないと判断することができる。

またポイントサーバは、ＴＶ広告視聴に対し、そのＴＶ広告や見た回数に応じてポイントを発行する。このポイントは有料テレビ番組やビデオオンデマンドの決済に利用できる。またポイント発行は広告をリアルタイムで視聴する場合だけではなく、録画して視聴したり、オンデマンドで視聴したりする場合にも発行できる。

（１）請求項１〜４に記載の発明によれば、放送広告のリアルタイム視聴、録画視聴、オンデマンド視聴に関わらず、その放送広告が視聴されたことを確認できる。また、利用者は自分の好きな時間にＴＶ広告を視聴することができ、ポイントサーバはその視聴行為に対してポイントを発行することができる。これによって利用者の広告再生インセンティブを高めることができる。

以下、図面を参照しながら本発明の実施の形態を説明するが、本発明は下記の実施形態例に限定されるものではない。図１は本発明の一実施形態例のシステム構成を示している。

図１において、本システムは、例えば通信サービス事業者の広告配信サーバ１と、利用者２が使用するホームゲートウェイ３（本発明の利用者側端末；Ｈｏｍｅ Ｇａｔｅ Ｗａｙ ；以下、ＨＧＷと称する）と、ポイントサーバ４と、これら広告配信サーバ１、ＨＧＷ３およびポイントサーバ４を結ぶネットワーク５（本発明の通信ネットワーク）とから構成される。

尚図示３０は、ＨＧＷ３に保存された、利用者２のＩＤ（識別情報）、住所、氏名や後述する獲得ポイント数などの情報が格納される個人情報データベースであるが、この個人情報データベース３０は、ＨＧＷ３に限らず、広告配信サーバ１、ポイントサーバ４、もしくは図示省略の独立した個人情報管理サーバに保存してもよい。

前記広告配信サーバ１は、配信する広告を保存し、指定されたスケジュールや利用者２の要求に従って広告を配信するサーバであり（すなわちリアルタイムなＴＶ放送にも、利用者２の要求に応じたオンデマンド放送にも対応している）、該配信される広告の中には、その広告を一意に識別するためのＩＤ（広告の識別情報）と広告番組秒数（広告の放送時間）を広告の最初に、そして広告の最後に、広告ＩＤと広告が終了したことを表すフラグ（広告の開始・終了を表す情報）を埋め込む。

利用者側端末としてのＨＧＷ３は、一般的には、固定電話サービス事業者が提供するサービスを利用するために家庭内に設置する機器であるが、本実施例ではより広い意味にとらえており、いわゆるＳＴＢ（Ｓｅｔ Ｔｏｐ Ｂｏｘ）やＴＶ受像機、ＤＶＲ（Ｄｉｇｉｔａｌ Ｖｉｄｅｏ Ｒｅｃｏｒｄｅｒ）などを含んだ総称として使用している。

広告配信サーバ１からネットワーク５を介してＨＧＷ３に、前記情報が埋めこられた広告が配信された場合、ＨＧＷ３は内部時計を使って、その広告が確実に指定された秒数分だけ視聴、もしくは再生されたことを確認する。

上記の条件が満たされた場合のみ、ＨＧＷ３はポイント発行許可をポイントサーバ４に通知する。このとき視聴した広告ＩＤと、前記データベース３０内の利用者２のＩＤ（利用者の識別情報）等を合わせて通知する。

ポイントサーバ４は、広告ＩＤとそれを視聴したことによって利用者に付与することができるポイント数を管理しており、ＨＧＷ３からの広告の視聴通知に従って、所定のポイントを発行する。

すなわちポイントサーバ４ではＨＧＷ３から提供された情報（ポイント発行許可、広告ＩＤ、個人情報など）を元に、決められたポイントをＨＧＷ３に対して発行し、ＨＧＷ３は獲得ポイント数などの情報を個人情報データベース３０の中に保存する。

次に、図１のシステムにおけるポイント発行時の処理を図２のシーケンス図とともに説明する。
（ステップ１−１） まず広告配信サーバ１では、配信する広告に、その広告のＩＤ、広告番組秒数、広告の終了を表すフラグ等の情報を埋め込む。
（ステップ１−２） 指定された時刻になったとき、又はＨＧＷ３から配信要求があったときに、広告配信サーバ１は前記情報が埋め込まれた広告をＨＧＷ３に配信する。
（ステップ１−３） ＨＧＷ３は、内部時計を用いて、指定された放送秒数分だけその広告を視聴、もしくは再生したことを確認する。
（ステップ１−４） ＨＧＷ３は、ポイント発行許可をユーザＩＤなどの個人情報と広告ＩＤとともにポイントサーバ４に通知する。
（ステップ１−５） ポイントサーバ４は、ＨＧＷ３から提供されたポイント発行許可、広告ＩＤ、個人情報などを元に所定のポイントをユーザＩＤとともにＨＧＷ３に発行する。このときポイント獲得数情報はＨＧＷ３の個人情報データベース３０に保存される。

また、上記実施例は、「個人情報」が利用者２のＨＧＷ３側の個人情報データベース３０に保存される場合を示しているが、これに限らず、前記個人情報を広告配信サーバ１、ポイントサーバ４、もしくは図３のシーケンス図に示す独立した個人情報管理サーバ６に保存するように構成してもよい。

図３において図２と異なる部分は、図１のネットワーク５に接続される個人情報管理サーバ６が追加され、ＨＧＷ３にはユーザＩＤのみを保存し、個人情報管理サーバ６にはユーザＩＤ、ポイント獲得数等の個人情報を格納する個人情報データベース３０を設けた点にあり、その他の部分は図２と同様である。

次に図３の実施例におけるポイント発行時の処理を説明する。
（ステップ２−１） まず広告配信サーバ１では、配信する広告に、その広告のＩＤ、広告番組秒数、広告の終了を表すフラグ等の情報を埋め込む。
（ステップ２−２） 指定された時刻になったとき、又はＨＧＷ３から配信要求があったときに、広告配信サーバ１は前記情報が埋め込まれた広告をＨＧＷ３に配信する。
（ステップ２−３） ＨＧＷ３は、内部時計を用いて、指定された放送秒数分だけその広告を視聴、もしくは再生したことを確認する。
（ステップ２−４） ＨＧＷ３は、ポイント発行許可をユーザＩＤおよび広告ＩＤとともにポイントサーバ４に通知する。
（ステップ２−５） ポイントサーバ４は、ＨＧＷ３から提供されたポイント発行許可、ユーザＩＤ、広告ＩＤ、などを元に所定のポイントをユーザＩＤとともに個人情報管理サーバ６に発行する。このときポイント獲得数情報は個人情報管理サーバ６の個人情報データベース３０に保存される。

尚、図３で説明した個人情報データベース３０を広告配信サーバ１又はポイントサーバ４に設けてもよい。この場合のポイント発行時の処理は次のとおりである。

（ステップ３−１） まず広告配信サーバ１では、配信する広告に、その広告のＩＤ、広告番組秒数、広告の終了を表すフラグ等の情報を埋め込む。
（ステップ３−２） 指定された時刻になったとき、又はＨＧＷ３から配信要求があったときに、広告配信サーバ１は前記情報が埋め込まれた広告をＨＧＷ３に配信する。
（ステップ３−３） ＨＧＷ３は、内部時計を用いて、指定された放送秒数分だけその広告を視聴、もしくは再生したことを確認する。
（ステップ３−４） ＨＧＷ３は、ポイント発行許可をユーザＩＤおよび広告ＩＤとともにポイントサーバ４に通知する。
（ステップ３−５） ポイントサーバ４は、ＨＧＷ３から提供されたポイント発行許可、ユーザＩＤ、広告ＩＤ、などを元に所定のポイントをユーザＩＤとともに広告配信サーバ１又はポイントサーバ４に発行する。このときポイント獲得数情報は広告配信サーバ１又はポイントサーバ４の個人情報データベース３０に保存される。

次にＨＧＷ３におけるＴＶ広告視聴の有無の判断処理を図４のフローチャートとともに説明する。
（ステップ４−１） 配信されてきた広告に埋め込まれている広告ＩＤ、放送秒数を取得する。
（ステップ４−２） ＨＧＷ３の内部時計を用いて、広告の視聴時間の計測を開始する。
（ステップ４−３） 前記広告に埋め込まれている広告ＩＤ、広告終了フラグを取得する。
（ステップ４−４） 視聴時間の計測を終了する。
（ステップ４−５） 前記計測された視聴時間が、前記広告に埋め込まれていた放送秒数以上であるか否かを判断する。
（ステップ４−６） 前記計測された視聴時間が、前記広告に埋め込まれていた放送秒数以上である場合に、ポイントサーバ４に対してポイント発行許可を通知する。前記視聴時間が、前記放送秒数に達していない場合は、そのまま処理を終了する。

尚図４の実施例は、「個人情報」が利用者２のＨＧＷ３側に保存される場合を説明しているが、個人情報が広告配信サーバ１、ポイントサーバ４、もしくは前記個人情報管理サーバ６側に保存される場合も前記と同等である。

本発明の一実施形態例を示すシステム構成図。 図１のシステムにおけるポイント発行処理を示すシーケンス図。 本発明におけるポイント発行処理の他の例を示すシーケンス図。 図１のシステムにおける広告視聴の有無の判断処理を示すフローチャート。

符号の説明

１…広告配信サーバ、２…利用者、３…ＨＧＷ、４…ポイントサーバ、５…ネットワーク、６…個人情報管理サーバ、３０…個人情報データベース。

Claims (4)

1. 広告の識別情報、広告の放送時間および広告の開始・終了を表す情報を埋め込んだ放送広告が保存され、該放送広告を配信する広告配信サーバと、利用者の識別情報を含む個人情報を格納する個人情報格納手段を備え、前記広告配信サーバと通信ネットワークを介して接続され、該サーバから配信されるデータを受信して再生する利用者側端末と、前記利用者側端末と通信ネットワークを介して接続されたポイントサーバとを備えた放送広告視聴確認システムであって、
   前記利用者側端末は、前記広告配信サーバから受信した放送広告に埋め込まれた広告の識別情報、広告の放送時間および広告の開始・終了を表す情報に基づいて、当該放送広告が放送時間視聴されたか否かを判断する機能と、視聴された場合に当該視聴されたことを前記利用者の識別情報および広告識別情報とともに前記ポイントサーバに通知する機能とを備え、
   前記ポイントサーバは、前記利用者側端末から前記視聴の通知を受けた場合、前記視聴通知および個人情報に基づいて前記利用者側端末の個人情報格納手段に所定のポイントを発行する機能を備えたことを特徴とする放送広告視聴確認システム。
2. 広告の識別情報、広告の放送時間および広告の開始・終了を表す情報を埋め込んだ放送広告が保存され、該放送広告を配信する広告配信サーバと、利用者の識別情報が格納され、前記広告配信サーバと通信ネットワークを介して接続され、該サーバから配信されるデータを受信して再生する利用者側端末と、前記利用者側端末と通信ネットワークを介して接続されたポイントサーバとを備え、前記広告配信サーバ又は前記ポイントサーバ又は前記通信ネットワークに接続した個人情報管理サーバに、利用者の個人情報を格納する個人情報格納手段を設けて構成された放送広告視聴確認システムであって、
   前記利用者側端末は、前記広告配信サーバから受信した放送広告に埋め込まれた広告の識別情報、広告の放送時間および広告の開始・終了を表す情報に基づいて、当該放送広告が放送時間視聴されたか否かを判断する機能と、視聴された場合に当該視聴されたことを前記利用者の識別情報および広告の識別情報とともに前記ポイントサーバに通知する機能とを備え、
   前記ポイントサーバは、前記利用者側端末から前記視聴の通知を受けた場合、前記視聴通知および前記利用者の識別情報に基づいて前記広告配信サーバ又は前記ポイントサーバ又は前記個人情報管理サーバに設けられた個人情報格納手段に所定のポイントを発行する機能を備えたことを特徴とする放送広告視聴確認システム。
3. 放送広告が保存され、該放送広告を配信する広告配信サーバと、利用者の識別情報を含む個人情報を格納する個人情報格納手段を備え、前記広告配信サーバと通信ネットワークを介して接続され、該サーバから配信されるデータを受信して再生する利用者側端末と、前記利用者側端末と通信ネットワークを介して接続されたポイントサーバとを備えたシステムにおける放送広告視聴確認方法であって、
   前記広告配信サーバが、広告の識別情報、広告の放送時間および広告の開始・終了を表す情報を放送広告に埋め込む情報埋め込みステップと、
   前記情報埋め込みステップにより情報が埋め込まれた放送広告を前記利用者側端末に配信する配信ステップと、
   前記利用者側端末が、前記広告配信サーバから受信した放送広告に埋め込まれた広告の識別情報、広告の放送時間および広告の開始・終了を表す情報に基づいて、当該放送広告が放送時間視聴されたか否かを判断する判断ステップと、
   前記判断ステップにより視聴されたと判断されたときに、当該視聴されたことを前記利用者の識別情報および広告の識別情報とともに前記ポイントサーバに通知する通知ステップと、
   前記ポイントサーバが、前記通知ステップにより前記視聴の通知を受けた場合、前記視聴通知および個人情報に基づいて前記利用者側端末の個人情報格納手段に所定のポイントを発行するポイント発行ステップを備えたことを特徴とする放送広告視聴確認方法。
4. 広告の識別情報、広告の放送時間および広告の開始・終了を表す情報を埋め込んだ放送広告が保存され、該放送広告を配信する広告配信サーバと、利用者の識別情報が格納され、前記広告配信サーバと通信ネットワークを介して接続され、該サーバから配信されるデータを受信して再生する利用者側端末と、前記利用者側端末と通信ネットワークを介して接続されたポイントサーバとを備え、前記広告配信サーバ又は前記ポイントサーバ又は前記通信ネットワークに接続した個人情報管理サーバに、利用者の個人情報を格納する個人情報格納手段を設けて構成された放送広告視聴確認システムにおける放送広告視聴確認方法であって、
   前記広告配信サーバが、広告の識別情報、広告の放送時間および広告の開始・終了を表す情報を放送広告に埋め込む情報埋め込みステップと、
   前記情報埋め込みステップにより情報が埋め込まれた放送広告を前記利用者側端末に配信する配信ステップと、
   前記利用者側端末が、前記広告配信サーバから受信した放送広告に埋め込まれた広告の識別情報、広告の放送時間および広告の開始・終了を表す情報に基づいて、当該放送広告が放送時間視聴されたか否かを判断する判断ステップと、
   前記判断ステップにより視聴されたと判断されたときに、当該視聴されたことを前記利用者の識別情報および広告の識別情報とともに前記ポイントサーバに通知する通知ステップと、
   前記ポイントサーバが、前記通知ステップにより前記視聴の通知を受けた場合、前記視聴通知および前記利用者の識別情報に基づいて前記広告配信サーバ又は前記ポイントサーバ又は前記個人情報管理サーバに設けられた個人情報格納手段に所定のポイントを発行するポイント発行ステップを備えたことを特徴とする放送広告視聴確認方法。

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