JP2009278248A - デジタルテレビ放送録画再生装置、コマーシャル送出装置、デジタルテレビ放送録画再生方法、及びコマーシャル送出方法 - Google Patents

デジタルテレビ放送録画再生装置、コマーシャル送出装置、デジタルテレビ放送録画再生方法、及びコマーシャル送出方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 デジタルテレビ放送受信において、CM中の特殊再生を制限し、制限の度合いをCM提供者が指定でき、視聴者にCMを効果的に視聴してもらう。
【解決手段】 受信手段と、蓄積手段と、視聴者から指示を受け取る入力手段と、再生や特殊再生の制御を行う再生制御手段と、CMの属性情報を検出するCM属性検出手段と、映像、音声として出力する出力手段と、CM属性情報が検出された場合、属性内容に従ってCMの特殊再生を制限する特殊再生制限手段を備えることを特徴とするデジタルテレビ放送録画再生装置で、CM属性はCMを一意に識別する識別子とCMの再生回数と再生期間情報を含み、蓄積手段はCMの実際の再生回数をCMごとに記録し、特殊再生制限手段はCMの実際の再生回数がCM属性中の再生回数に達していない場合にのみ特殊再生制限を行う。
【選択図】 図1

Description

本発明は、デジタルテレビ放送録画再生装置、放送局におけるコマーシャル送出装置、デジタルテレビ放送録画再生方法、放送局におけるコマーシャル送出方法に関する。
近年、放送衛星、通信衛星などの衛星や、光ケーブルのような広帯域デジタル通信技術の進歩によってTV(テレビジョン)放送信号をデジタル化して伝送し、各家庭において、これを受信するシステムが普及しつつある。
視聴者に対し無料のデジタルテレビ放送事業者は番組の途中にコマーシャルを挿入し、広告収入により番組を作成し放送しているのであって、広告収入を上げる為にはコマーシャルの視聴率を向上することが必要である。
一方、視聴者側では、ハードディスクが高速化、大容量化し、今後も1年で2倍程度の記録密度が向上される見こみで、音声、映像をハードディスクに長時間録画再生することが可能になりつつある。ビデオテープのようなシーケンシャルアクセスからハードディスクのようなランダムアクセスが可能な記憶媒体に録画することにより、コマーシャルを精度よくスキップして番組のみを再生することが可能である。
このようなデジタルテレビ放送受信システムでは、視聴者がコマーシャルを視聴せずに番組だけを視聴することになり、事業者は広告効果の低下によって広告収入が減り、事業基盤がゆらいでしまうという危機に直面している。
そこで、視聴者がコマーシャルを飛ばして番組だけを視聴するのを防止し、視聴者が特殊再生をできないようにする方法が考えられた。
上記の例として、下記特許文献1と特許文献2をあげることが出来る。
特開平11-187310号公報 特開平11-112903号公報
しかしながら、従来のようなデジタルテレビ放送受信システムでは、同じコマーシャルを何度も見るうちに視聴者は苦痛を感じ、コマーシャルの宣伝効果が薄れ、また、古いコマーシャルを再生しても実際にはキャンペーン期間が終了していたり、商品が生産終了したりして宣伝効果が無意味な場合が発生していた。
本発明は、上述した点に鑑みてなされたものであり、視聴者がコマーシャルを飛ばして番組だけを視聴するのを防止し、視聴者にコマーシャルを効果的に視聴してもらうことを目的としている。
また、本発明は、コマーシャルの特殊再生を制限した時に、視聴者が機器の故障や不都合が発生したと誤解しないことを目的としている。
上記目的を達成する為に、請求項1に記載の本発明は、デジタルテレビ放送録画再生装置であって、デジタルテレビ放送を受信する受信手段と、受信したビットストリームを記録蓄積する蓄積手段と、視聴者から再生の開始や停止、巻き戻し、早回し、タイムジャンプなどの特殊再生などの指示を受け取る入力手段と、再生や特殊再生のために、前記蓄積手段からの読みこみを制御してビットストリームを取り出す再生制御手段と、前記再生制御手段から出力されるビットストリームからコマーシャルの属性情報を検出するコマーシャル属性検出手段と、前記再生制御手段から出力されるビットストリームを映像、音声として出力する出力手段と、前記コマーシャル属性検出手段によりコマーシャル属性情報が検出された場合、属性内容に従ってコマーシャルの特殊再生を制限する特殊再生制限手段を備えることを特徴とする。
上記目的を達成する為に、請求項2に記載の本発明は、コマーシャル属性検出手段によりコマーシャルが検出され、かつ入力装置より特殊再生が指示された場合、視聴者に特殊再生ができないことを告知する告知手段を有することを特徴とする。
上記目的を達成する為に、請求項3に記載の本発明は、コマーシャル属性はコマーシャルを一意に識別する識別子とコマーシャルの再生回数とを含み、前記蓄積手段はコマーシャルの実際の再生回数をコマーシャルごとに記録することを特徴とし、特殊再生制限手段はコマーシャルの実際の再生回数が、コマーシャル属性中の再生回数に達していない場合に特殊再生制限を行うことを特徴とする。
上記目的を達成する為に、請求項4に記載の本発明は、コマーシャル属性はコマーシャルの再生期間情報を含み、特殊再生制限手段はコマーシャルの再生期間中に特殊再生制限を行うことを特徴とする。
上記目的を達成する為に、請求項5に記載の本発明である放送局におけるコマーシャル送出装置は、請求項1〜請求項4のいずれかに記載のデジタルテレビ放送録画再生装置のコマーシャル属性検出手段が検出可能な属性情報を付与して送出することを特徴とする。
上記目的を達成する為に、請求項6に記載の本発明は、デジタルテレビ放送を受信する受信ステップと、受信したビットストリームを記録蓄積する蓄積ステップと、視聴者から再生の開始や停止、巻き戻し、早回し、タイムジャンプなどの特殊再生などの指示を受け取る入力ステップと、再生や特殊再生のために、前記蓄積ステップからの読みこみを制御してビットストリームを取り出す再生制御ステップと、前記再生制御ステップから出力されるビットストリームからコマーシャルの属性情報を検出するコマーシャル属性検出ステップと、前記再生制御ステップから出力されるビットストリームを映像、音声として出力する出力ステップと、前記コマーシャル属性検出ステップによりコマーシャル属性情報が検出された場合、属性内容に従ってコマーシャルの特殊再生を制限する特殊再生制限ステップを有することを特徴とする。
上記目的を達成する為に、請求項7に記載の本発明は、コマーシャル属性検出ステップによりコマーシャルが検出され、かつ入力装置より特殊再生が指示された場合、視聴者に特殊再生ができないことを告知する告知ステップを有することを特徴とする。
上記目的を達成する為に、請求項8に記載の本発明は、コマーシャル属性はコマーシャルを一意に識別する識別子とコマーシャルの再生回数とを含み、前記蓄積ステップはコマーシャルの実際の再生回数をコマーシャルごとに記録することを特徴とし、特殊再生制限ステップはコマーシャルの実際の再生回数が、コマーシャル属性中の再生回数に達していない場合に特殊再生制限を行うことを特徴とする。
上記目的を達成する為に、請求項9に記載の本発明は、コマーシャル属性はコマーシャルの再生期間情報を含み、特殊再生制限ステップはコマーシャルの再生期間中に特殊再生制限を行うことを特徴とする。
上記目的を達成する為に、請求項10に記載の本発明である放送局におけるコマーシャル送出装置は、請求項6〜請求項9のいずれかに記載のデジタルテレビ放送録画再生方法のコマーシャル属性検出方法が検出可能な属性情報を付与して送出するステップを有することを特徴とする。
以上説明したように、請求項1〜請求項4のいずれかに記載のデジタルテレビ放送録画再生装置、請求項5に記載のコマーシャル送出装置、請求項6〜請求項9のいずれかに記載のデジタルテレビ放送録画再生方法、請求項10に記載のコマーシャル送出方法によれば、視聴者がコマーシャルを飛ばして番組だけを視聴するのを防止し、視聴者にコマーシャルを効果的に視聴してもらうという効果がある。
また、請求項2に記載のデジタルテレビ放送録画再生装置、請求項7に記載のデジタルテレビ放送録画再生方法によれば、コマーシャルの特殊再生を制限した時に、視聴者が機器の故障や不都合が発生したと誤解しないという効果がある。
次に、本発明の詳細を実施例の記述に従って説明する。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。
図1は本発明に係るコマーシャル送出装置の構成を示すブロック図である。
コマーシャル送出装置はコマーシャルサーバ1、コマーシャル挿入部4、システム制御部6、放送送出部5から構成される。図中コマーシャルサーバ1は従来のコマーシャル素材2と本発明であるコマーシャル属性情報3を入力とし、広告主との契約に従ったタイミングで両データを混合したコマーシャルデータを出力するものである。コマーシャル挿入部4は番組データにコマーシャルデータを挿入するものである。放送送出部5は、受信手段が受信可能な方式で放送送出する。システム制御部6は放送するコマーシャルをコマーシャルサーバに出力させ、適切なタイミングでコマーシャル挿入部に番組にコマーシャルを挿入する制御を行うものである。コマーシャルを挿入するタイミングは、番組データ中に含まれたコマーシャル挿入指示情報、あらかじめ指定した時刻に起動するタイマ装置、または、人による切り替え操作などを元にする。
図2はコマーシャル送出装置のコマーシャル挿入部における番組データの入力地点とコマーシャル挿入後の出力地点を通過するデータの様子を時間軸上で示した一例で、特にコマーシャルに切り替えられる様子を示したものである。
10から12はコマーシャル挿入部の番組データ入力の様子を示したものである。番組内容などによりいくつかの場合があるが、いずれの場合も番組データは、番組の映像情報、音声情報、メタ情報が多重化されたビットストリームである。メタ情報には、番組に付随するテキスト、画像、音声などの情報や、コマーシャルの挿入を指示するシステム制御部制御情報などを含めることができる。10はスポーツや生中継の映像などのようにコマーシャル時間中も番組データが入力されて来る場合である。11はドラマや映画のような編集済みの番組などのように、コマーシャル切り替え中は番組データが入力されない場合である。12は地方局において、本放送局からコマーシャルが挿入済みのデータが送られるような環境で、コマーシャルをローカル用に差し替えて放送する場合である。13はコマーシャル挿入部の出力の様子を示したものである。コマーシャルには番組データと同様に映像情報、音声情報、メタ情報からなるコマーシャル素材が挿入されており、コマーシャル素材に先立ってコマーシャル属性情報データが送出される。
図3はコマーシャル属性情報データの構造の一例を示したものである。
コマーシャル属性情報は、コマーシャル属性情報開始識別子200,番号開始識別子201,コマーシャル番号実体202,コマーシャル番号終了識別子203,長さ開始識別子204,長さ実体205,長さ終了識別子206,再生回数開始識別子207,再生回数実体208,再生回数終了識別子209,再生期限開始識別子210,再生期限実体211,再生期限終了識別子212,コマーシャル属性情報終了識別子213から構成される。
以下に各情報を詳細に説明する。
コマーシャル属性情報開始識別子200はコマーシャル属性情報の開始を示す。コマーシャル番号開始識別子201はコマーシャル番号情報の開始を示す。コマーシャル番号実体202はコマーシャル番号を示すものである。これは、コマーシャルの再生回数をコマーシャルごとに記録する必要があることから、コマーシャルを識別する為のものであるので、コマーシャルを識別できる情報であるならば数字に限る必要はない。コマーシャル番号終了識別子203はコマーシャル番号情報の終了を示す。長さ開始識別子204は長さ実体情報の開始を示す。長さ実体205はコマーシャルの再生時間を示すものである。長さ終了識別子206は長さ実体情報の終了を示す。再生回数開始識別子207は再生回数実体情報の開始を示す。再生回数実体208はコマーシャルをここに記述した回数以上再生するまでは、特殊再生制限手段がコマーシャルの特殊再生が出来ないようにするものである。再生回数終了識別子209は再生回数実体情報の終了を示す,再生期限開始識別子210は再生期限実体情報の開始を示す。再生期限実体211はここに指定した期限までは特殊再生制限手段がコマーシャルの特殊再生が出来ないようにするものである。再生期限終了識別子212は再生期限実体情報の終了を示す。コマーシャル属性情報終了識別子213はコマーシャル属性情報の終了を示す。
なお、本コマーシャル属性情報の一部は省略が可能である。すなわち、再生回数開始識別子207,再生回数実体208,再生回数終了識別子209から構成される再生回数に関する情報は省略してもよい。この場合、特殊再生制限手段は再生回数による特殊再生制限を行わない。また、再生期限開始識別子210,再生期限実体211,再生期限終了識別子212から構成される再生期限に関する情報は省略してもよい。この場合、特殊再生制限手段は再生期限による特殊再生制限を行わない。
データ構造は本実施例のコマーシャル属性検出手段がコマーシャル属性情報を検出するために用いるものである為、本実施形態による文字列による表現の他、本属性情報をコマーシャルをスキップする目的で利用されることがないようにするため、コマーシャル属性検出手段のみが検出し得る特定のビット列でも表現は可能である。
図4はデジタルテレビ放送録画再生装置のブロック図を示したものである。この図を用いてデジタルテレビ放送録画再生装置の各部の働きを説明する。受信部31は有線または無線により送られてくるデジタルテレビ放送を受信、増幅、復調しデジタルデータであるビットストリームを出力する機能を有する。蓄積部32は受信部から出力されるビットストリームを記録装置33に記録し、また再生制御部の指示により、所定のアドレスに記録されたビットストリームを出力する機能を有する。また、実際のコマーシャル再生回数をカウントし、コマーシャル番号と対応付けて記録する。図5は蓄積部32に蓄積されるコマーシャルの再生回数のテーブルを示したものである。蓄積部32はコマーシャルを再生することでテーブルを更新し、また必要に応じて指定されたコマーシャル番号の再生回数を出力する。再生制御部34は映像の再生、停止、特殊再生などの指令を受け、必要なデータが格納されているアドレスを逐次求めて蓄積部32に指示を行う。
特殊再生とは、巻き戻し、高速再生、指定時間再生個所を前後させたり指定個所からの再生開始などのタイムジャンプなどの機能による動画の再生方法で、コマーシャルの通常の再生と比較して視聴者に訴える効果が発揮できない再生方法すべてをさす。
図4に戻り、コマーシャル属性検出部35は蓄積部の出力するビットストリームを受けてコマーシャルの属性情報を検出する。検出した情報は特殊再生制限部37で参照し、また、検出したコマーシャルの再生回数の更新を蓄積部32に指示する。出力部36はビットストリームを入力すると、それを映像および音声信号に変換して表示および音声出力を行う。特殊再生制限部37はコマーシャル属性情報を参照して特殊再生の制限を行い、また告知部38へ告知の指示を行う。告知部38は特殊再生制限部37の指示により、視聴者に対し特殊再生命令を受信したが、特殊再生が無効であることを告知する。ユーザーインターフェース部39は視聴者から受信、再生、蓄積の開始や停止、特殊再生の指示を受け取る。
図6は本発明によるデジタルテレビ放送録画再生装置のシステム構成を示したものである。尚、図6に示す構成は一例であり、図示の構成に限定されるものではない。
以下、図6を用いて構成を詳述する。
CPU41は、本実施形態のデジタルテレビ放送録画再生装置の制御を司るものであり、バス51を介して、RAM42、ROM43、記憶装置44、ネットワークインターフェースNet I/F45、出力装置46、入力装置48、警告装置49、チューナー50と相互に接続され、相互にデータの送受が可能となっている。また、CPU41は、後述の図7のフローチャートに示す処理を実行する。RAM42は、各種演算結果や入力された情報を一時的に格納したりする読み出し書き込み可能メモリである。ROM43は、CPU41が実行する各種の処理プログラムなどを記憶する読み出し専用メモリである。記憶装置44は、ハードディスクなどにより構成されており、受信した放送データを記憶する。DVD−RAMを始めとするランダムアクセス可能な大容量記憶媒体を用いて交換可能な記憶装置により構成してもよい。
Net I/F45は、電話回線、IEEE1394などにより構成されるネットワークインターフェースである。出力部46は、デコーダやデジタルアナログ変換機などにより構成され、デジタルデータをデコードし、映像、音声信号に変換し出力する。TV47は映像、音声信号を表示、発声するテレビジョンである。
入力部49はキーボードや赤外線リモコン送受信機などにより構成され、視聴者がデジタルテレビ放送録画再生装置に特殊再生の指示を行う為のユーザーインターフェース入力部である。告知装置49は、発光ダイオードの点灯、点滅、キャラクタパネルへの表示、TV47の映像出力部へのオンスクリーンディスプレイ表示、音声出力部へ警告音を出力するなどの方法により構成され、コマーシャル再生中は特殊再生操作が出来ないことを視聴者に告知する。チューナー50は、デジタルテレビ放送を受信し、復号しデジタルデータに変換する受信機である。
図7は特殊再生制限部における判断方法を説明したフローチャートである。
ユーザーインターフェース部39からコマンド入力が発生するとステップS1が起動する。ステップS2では入力コマンドを評価し、コマンドが特殊再生か否かを判断する。
特殊再生の指示であった場合は、ステップS3に進み、コマーシャル属性検出部からのコマーシャル属性情報を評価し、コマーシャル再生回数の制限以内か否かを判断する。すなわち、コマーシャル属性情報に再生回数実体208が存在し、かつ、再生回数実体208で指定された回数と、蓄積部32に蓄積されたコマーシャル番号実体202の実際の再生回数を比較し、再生回数実体208以下であった場合には真となりステップS5に進み、偽であった場合にはステップS4に進む。ステップS4ではコマーシャル再生期間中か否かを判断する。すなわち、コマーシャル属性情報に再生期限実体211が存在し、かつ再生期限実体211で指定された再生期限内であれば真となりステップS5に進み、偽であった場合にはステップS7に進む。
ステップS5では、入力を無効化する。すなわち、再生制御部34に対し、ユーザーインターフェース部39から入力された特殊再生のコマンドを伝達しない。次にステップS6に進み、告知部38に対し、告知指示を行い、視聴者に入力が無効であることを告知する。ステップS2でK入力コマンドの評価において、特殊再生コマンドでない場合や、ステップS3においてコマーシャル再生回数の制限を超えた場合や、ステップS4においてコマーシャル再生期間を過ぎていた場合はステップS7に進み入力をスルーする。すなわち、再生制御部34に対しユーザーインターフェース部39の入力を伝達する。
本発明によるデジタルテレビ放送録画再生装置を安価に視聴者が入手できる仕組みを説明する。図8は放送事業者71、視聴者72、広告主73、録画再生装置提供者74の関係を説明した図である。この図を元に各々のサービスと金銭の流れを説明する。
放送事業者71は広告主73から広告料金を聴取して番組を作成し、コマーシャルと共に視聴者72へ放送する。放送事業者71は本発明の録画再生装置の普及によりコマーシャル視聴率を確保することができ、広告収入の確保が可能になる。また、広告収入の中から録画再生装置提供者74に対し、本発明により広告の視聴率が向上することの対価として録画再生装置の一部を負担する。広告主73は、広告を視聴者72に放送する対価として、放送事業者71へ広告料金を支払う。広告主は、コマーシャルに本発明による特殊再生の抑制を行うか否かを選択することが出来、抑制する場合は抑制しない場合に比べて広告料金が高くなる事になる。録画再生装置提供者74は視聴者72に録画再生装置を広告主からの負担分だけ安価に販売する。視聴者72は録画再生装置提供者74から安価に本発明の録画再生装置を購入でき、放送事業者71から放送される番組、コマーシャルを視聴し広告主73の提供する商品を購入する。
コマーシャル属性情報にコマーシャル開始点を明確にする情報を格納することで、コマーシャル属性情報はコマーシャル開始直前ではなく、所定時間前に挿入してもよい。
図6の本発明によるデジタルテレビ放送録画再生装置の構成において、記憶装置44はバス51に接続される構成となっていたが、Net I/F45を介して外部機器に接続し、外部機器に蓄積可能な蓄積部を構成することで本発明を実施してもよい。
また、この蓄積部はネットワークにより複数のデジタルテレビ放送録画再生装置と接続され、蓄積部に記憶されたデジタルデータを複数のデジタルテレビ放送録画再生装置で共有すべく構成された装置であってもよい。
デジタルテレビ放送方式は、地上波及び人工衛星を経由した無線による放送や、ケーブルテレビ用回線などによる有線放送の他に、無線電話基地、中継機、受信機からなる無線電話網を利用したデータ通信網、電話線、電力線による有線放送、インターネットによる動画放送など、放送メディアを問わず実施できる。
第1の実施例において、CPU41が実行するコマーシャル属性検出手段、特殊再生制限手段を実現する処理プログラムなどをROM43に記憶したが、プログラムを記憶装置44に記憶して、電源投入後にプログラムを記憶装置44からRAM42に読み込んで実行してもよい。この場合、記憶装置44に記憶するプログラムは、Net I/F45を介してプログラムを受信し、または、チューナー50を介してプログラムが多重化されたビットストリームを受信してプログラムデータを分離することで、得ることができる。
本発明のコマーシャル送出装置の概略構成を示すブロック図である。 本発明のコマーシャル送出装置におけるデータの流れを説明する図である。 本発明の実施例に係るコマーシャル属性情報データを示す説明図である。 本発明のデジタルテレビ放送録画再生装置のブロック図である。 本発明の実施例に係る蓄積手段に蓄積されるコマーシャルの再生回数情報の構造を示すテーブルである 本発明のデジタルテレビ放送録画再生装置のシステム構成を示すブロック図である。 特殊再生制限部における判断方法を説明したフローチャートである。 放送事業者、視聴者、広告主、録画再生装置提供者の関係を説明した図である。

Claims (10)

  1. デジタルテレビ放送録画再生装置であって、デジタルテレビ放送を受信する受信手段と、受信したビットストリームを記録蓄積する蓄積手段と、視聴者から再生の開始や停止、巻き戻し、早回し、タイムジャンプの特殊再生の指示を受け取る入力手段と、再生や特殊再生のために、前記蓄積手段からの読みこみを制御してビットストリームを取り出す再生制御手段と、前記再生制御手段から出力されるビットストリームからコマーシャルの属性情報を検出するコマーシャル属性検出手段と、前記再生制御手段から出力されるビットストリームを映像、音声として出力する出力手段と、前記コマーシャル属性検出手段によりコマーシャル属性情報が検出された場合、属性内容に従ってコマーシャルの特殊再生を制限する特殊再生制限手段を備えることを特徴とするデジタルテレビ放送録画再生装置。
  2. コマーシャル属性検出手段によりコマーシャルが検出され、かつ入力装置より特殊再生が指示された場合、視聴者に特殊再生ができないことを告知する告知手段を有することを特徴とする請求項1に記載のデジタルテレビ放送録画再生装置。
  3. コマーシャル属性はコマーシャルを一意に識別する識別子とコマーシャルの再生回数とを含み、前記蓄積手段はコマーシャルの実際の再生回数をコマーシャルごとに記録することを特徴とし、特殊再生制限手段はコマーシャルの実際の再生回数が、コマーシャル属性中の再生回数に達していない場合に特殊再生制限を行うことを特徴とする請求項1又は請求項2記載のデジタルテレビ放送録画再生装置。
  4. コマーシャル属性はコマーシャルの再生期間情報を含み、特殊再生制限手段はコマーシャルの再生期間中に特殊再生制限を行うことを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれかに記載のデジタルテレビ放送録画再生装置。
  5. 放送局におけるコマーシャル送出装置において、請求項1〜請求項4のいずれかに記載のデジタルテレビ放送録画再生装置のコマーシャル属性検出手段が検出可能な属性情報を付与して送出することを特徴とするコマーシャル送出装置。
  6. デジタルテレビ放送録画再生装置に適用されるデジタルテレビ放送録画再生方法であって、デジタルテレビ放送を受信する受信ステップと、受信したビットストリームを記録蓄積する蓄積ステップと、視聴者から再生の開始や停止、巻き戻し、早回し、タイムジャンプの特殊再生の指示を受け取る入力ステップと、再生や特殊再生のために、前記蓄積ステップからの読みこみを制御してビットストリームを取り出す再生制御ステップと、前記再生制御ステップから出力されるビットストリームからコマーシャルの属性情報を検出するコマーシャル属性検出ステップと、前記再生制御ステップから出力されるビットストリームを映像、音声として出力する出力ステップと、前記コマーシャル属性検出ステップによりコマーシャル属性情報が検出された場合、属性内容に従ってコマーシャルの特殊再生を制限する特殊再生制限ステップを有することを特徴とするデジタルテレビ放送録画再生方法。
  7. コマーシャル属性検出ステップによりコマーシャルが検出され、かつ入力装置より特殊再生が指示された場合、視聴者に特殊再生ができないことを告知する告知ステップを有することを特徴とする請求項6に記載のデジタルテレビ放送録画再生方法。
  8. コマーシャル属性はコマーシャルを一意に識別する識別子とコマーシャルの再生回数とを含み、前記蓄積ステップはコマーシャルの実際の再生回数をコマーシャルごとに記録することを特徴とし、特殊再生制限ステップはコマーシャルの実際の再生回数が、コマーシャル属性中の再生回数に達していない場合に特殊再生制限を行うことを特徴とする請求項6〜請求項7のいずれかに記載のデジタルテレビ放送録画再生方法。
  9. コマーシャル属性はコマーシャルの再生期間情報を含み、特殊再生制限ステップはコマーシャルの再生期間中に特殊再生制限を行うことを特徴とする請求項6〜請求項8のいずれかに記載のデジタルテレビ放送録画再生方法。
  10. 放送局におけるコマーシャル送出装置に適用されるコマーシャル送出方法であって、請求項6〜請求項9のいずれかに記載のデジタルテレビ放送録画再生方法のコマーシャル属性検出方法が検出可能な属性情報を付与して送出するステップを有することを特徴とするコマーシャル送出方法。
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