JP2009273845A - スライドフック付折りたたみ傘の柄 - Google Patents

Abstract

【課題】 傘立ての縁、パイプ、机の端部への掛け置きを可能とするための、スライドフック付折りたたみ傘の柄を提供する。
【解決手段】 傘の柄にフックの収納部となるスペースを設け、スライドするフックを設けたことを特徴とするスライドフック付折りたたみ傘の柄。
前記のフックの収納部となるスペースの両側にフックをスライドさせるためのガイド溝を設け、フックにガイド溝とのかみ合わせとフック脱落防止のためのストッパープレートを設けたことを特徴とするスライドフック付折りたたみ傘の柄。
【選択図】図１

Description

本発明は、傘立ての縁、パイプ、机の端部等への掛置きを可能とするための、スライドフック付折りたたみ傘の柄に関するものである。

折りたたみ傘は鞄等に入れての携帯性を考慮してコンパクト化され、長傘のように湾曲する柄を有していない物が多数である、そのため雨天の際の未使用時は、傘本体を握るか柄部に設けてある吊下げ紐を握る、もしくは指通しにより携帯する方法が採られている。また、一般に敷設されている傘立ての形状は短尺である折りたたみ傘が置けるようには考慮されていない。

そのために、次のような問題点があった。
（イ）パイプ、机端部への掛置きが出来ない。
（ロ）雨天未使用時、傘立てへの立て掛け、吊下げの仮置きが出来ない。
（ハ）固定フックや長傘に見られる湾曲する柄の場合は、突起部が鞄等への収納時に不都 合な場合が有る。
本発明は、これらの問題点を解決するためになされたものである。

傘の柄にフックの収納部となるスペースを設け、スライドするフックを設けたことを特徴とするスライドフック付折りたたみ傘の柄。また、フックの収納部となるスペースの両側にフックをスライドさせるためのガイド溝を設け、フックにガイド溝とのかみ合わせと脱落防止のためのストッパープレートを設けたことを特徴とする、スライドフック付折りたたみ傘の柄。

本発明は、傘の柄に出し入れ可能なフックを設けることにより、パイプ、机端部への掛置き、傘立ての縁に掛置きが可能となる。さらに、フックは柄部に収まる形状とすることで突起物を無くし、鞄等へ収納する際にスペースを取などの不便さを解消することができる。

以下、本発明の実施の形態を説明する．
（イ）柄（１）に、フック収納部（２）を設ける。
（ロ）フック収納部（２）の両側面に、ガイド溝（３）を設ける。
（ハ）両側面にストッパープレート（５）を設けたフック（４）をフック収納部（２）に 装着する。
本発明は以上のような構造でこれを使用するときは、柄（１）のフック収納部（２）よりフック（４）を引き出すことでパイプ、机端部への掛置きや傘立ての縁に掛置きが可能となる。その際、フック（４）に設けられたストッパープレート（５）がガイド溝（３）に挟み込まれた状態でスライドする。ストッパープレート（５）はフック（４）使用の際にはフック起き上がり防止の機能も、併せて持っている。
また、掛け置きしない場合や鞄等への収納時には、フック（４）は柄（１）に設けられたフック収納部（２）に押し込み収納することでフック（４）の突起をなくすことができる。

図１４、１５、１６に示すように、柄（１）の形状が平坦で無く、お椀形状の場合でも同様の機構を構成することができる。

本発明のフック部を引き出した状態の斜視図 本発明のフック収納時上部平面図 本発明のフック収納時の側面図１ 本発明のフック収納時の側面図２ 本発明のフック収納時の側面図３ 本発明のフックを引き出した状態の上部平面図 本発明のフックを引出した状態の側面図 図２に表記のＡ−Ａ’断面図 図２に表記のＢ−Ｂ’断面図 図６に表記のＣ−Ｃ’断面図 図２に表記のフック無しの状態のＡ−Ａ’断面図 本発明のフック部の上部平面図 本発明のフック部の側面図 柄の形状が、お椀形状の場合のフック収納時側面図１ 柄の形状が、お椀形状の場合のフック収納時側面図２ 柄の形状が、お椀形状の場合のフックを引き出した状態の側面図

符号の説明

１ 柄
２ フック収納部
３ ガイド溝
４ フック
５ ストッパープレート
６ ろくろ
７ 中棒
８ 傘布
９ 止め紐

Claims (2)

1. 傘の柄にフックの収納部となるスペースを設け、スライドするフックを設けたことを特徴とするスライドフック付折りたたみ傘の柄。
2. 前記のフックの収納部となるスペースの両側に、フックをスライドさせるためのガイド溝を設け、フックにガイド溝とのかみ合わせとフック脱落防止のためのストッパープレートを設けたことを特徴とする、請求項１記載のスライドフック付折りたたみ傘の柄。

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