JP2009272934A - Ccd撮像装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】2相読出HDTV―EMCCDの各2相の信号レベルの状態を同時に比較して把握し、不具合が発生した箇所の調査を容易にする。
【解決手段】2相読出しの電子増倍型CCD撮像素子と映像信号処理回路とを有するCCD撮像装置において、上下2分割や上下8分割や水平8分割他の所定の映像部分を単相映像信号に切替える。即ち、2相読出しの電子増倍型CCD撮像素子と映像信号処理部とを有するCCD撮像装置において、上記映像信号処理部は、同期信号とクロック信号に基づいて映像信号の出力するチャネルを切替える切替手段と、上記切替手段によって出力信号の順序を切替える論理回路と、上記論理回路をユーザの指示に従って制御し、上下2分割や上下8分割や水平8分割の映像に表示画像を切替えるCPUを備えた。
【選択図】図15
【解決手段】2相読出しの電子増倍型CCD撮像素子と映像信号処理回路とを有するCCD撮像装置において、上下2分割や上下8分割や水平8分割他の所定の映像部分を単相映像信号に切替える。即ち、2相読出しの電子増倍型CCD撮像素子と映像信号処理部とを有するCCD撮像装置において、上記映像信号処理部は、同期信号とクロック信号に基づいて映像信号の出力するチャネルを切替える切替手段と、上記切替手段によって出力信号の順序を切替える論理回路と、上記論理回路をユーザの指示に従って制御し、上下2分割や上下8分割や水平8分割の映像に表示画像を切替えるCPUを備えた。
【選択図】図15
Description
本発明は、CCD撮像装置に関わり、特に2相読出し電子増倍型CCD( Electron Multiplying Charge Coupled Device )を撮像素子に用いた撮像装置の映像信号の処理に関するものである。
一般に、CCD( Charge Coupled Device )を撮像素子に用いた撮像装置(以降、CCDカメラと称する)は、映像出力に必要な駆動パルス系(水平駆動パルス、垂直駆動パルス)を同期させるための基準となるクロック(以下、マスタクロック)で、CCD出力信号の読出しを行っている。従来型カメラでは、このマスタクロック1周期間毎に1画素分の信号データを出力している。
また、SDTV( Standard Definition TeleVision )カメラのマスタクロック周波数は、22[ MHz ]未満であり、HDTV( High Definition TeleVision )カメラのマスタクロック周波数は、74[ MHz ]未満であり、2相読出しのHDTVカメラのマスタクロック周波数は、37[ MHz ]未満である。
また、SDTV( Standard Definition TeleVision )カメラのマスタクロック周波数は、22[ MHz ]未満であり、HDTV( High Definition TeleVision )カメラのマスタクロック周波数は、74[ MHz ]未満であり、2相読出しのHDTVカメラのマスタクロック周波数は、37[ MHz ]未満である。
次に、CCDには、IT( Interline Tranfer )−CCD、FIT−CCD( Frame Interline Tranfer )、EM−CCD( Electron Multiplying Charge Coupled Device )等がある。
IT−CCDは、受光部、垂直転送部、水平転送部、及び電圧変換部で構成されている。また、FIT−CCDは、受光部、垂直転送部、蓄積部、水平転送部、及び電圧変換部で構成されている。また、EM−CCDは、受光部、垂直転送部、蓄積部、水平転送部、電子増倍部、及び電圧変換部で構成されている。
IT−CCDは、受光部、垂直転送部、水平転送部、及び電圧変換部で構成されている。また、FIT−CCDは、受光部、垂直転送部、蓄積部、水平転送部、及び電圧変換部で構成されている。また、EM−CCDは、受光部、垂直転送部、蓄積部、水平転送部、電子増倍部、及び電圧変換部で構成されている。
EM−CCDは、この電子増倍部に10〜25V程度の電圧を印加している。このため、このようなEM−CCDを撮像素子として用いた撮像装置を、電子増倍型撮像装置と呼ぶ。
なお、EM−CCDを用いたHDTVカメラ(HDTV―EMCCDカメラ)では、水平転送部と電子増倍部と電圧変換部は2相で駆動され、その駆動クロック周波数は37[ MHz ]未満である。
なお、EM−CCDを用いたHDTVカメラ(HDTV―EMCCDカメラ)では、水平転送部と電子増倍部と電圧変換部は2相で駆動され、その駆動クロック周波数は37[ MHz ]未満である。
撮像装置において、CCDの出力は、雑音を除去するCDS( Correlated Double Sampling )部、暗電流補正部、利得可変増幅( Automatic Gain Control )部(以下、AGC部と称する)、及びアナログ信号をデジタル映像信号Viに変換するADC( Analog Digital Converter )部を内蔵したFEP( Front End Processor )経由で映像信号処理部に入力され、SDI( Serial Digital Interface )から出力される。
2相読出しの電子増倍型CCDを用いた2相のHDTV―EMCCDカメラ等では、映像信号処理部においてCCDの出力の2相信号を1相に合成する。この合成モードを2チャンネル合成出力モードという。
エクステンダ付きズームレンズと色分解プリズムを用いた3CCDカメラは、各色で異なる垂直シェーディングが発生する。
また、EM−CCD、FIT−CCD等の蓄積部を備えたCCDは、画面上端に垂直シェーディングが発生し易く、HDTVカメラでは、更に左端に強い水平シェーディングが発生し易い。
なお、2相以上の読出しの電子増倍型CCDは、例えば、特許文献1に記載がある。
エクステンダ付きズームレンズと色分解プリズムを用いた3CCDカメラは、各色で異なる垂直シェーディングが発生する。
また、EM−CCD、FIT−CCD等の蓄積部を備えたCCDは、画面上端に垂直シェーディングが発生し易く、HDTVカメラでは、更に左端に強い水平シェーディングが発生し易い。
なお、2相以上の読出しの電子増倍型CCDは、例えば、特許文献1に記載がある。
映像信号処理部から出力される、従来の2相読出しの出力映像信号(2ch合成出力モードの映像信号)に、何らかの不具合が発生した場合には、信号系統が2相読出し型であるため、従来型の1相読出し型のカメラよりも相数が多い分だけ煩雑になり、不具合箇所の調査が困難になる。また、HDTV―EMCCDカメラの性能評価を行う際、通常の2相合成した映像だけでは、各2相の信号レベルの状態が不明瞭となり、状態を把握することができない問題がある。
本発明は、上記のような問題に鑑み、2相読出HDTV―EMCCDカメラ特有の2相の信号の比較による状態把握、及び不具合箇所の調査を容易にすることが可能なCCD撮像装置を提供することを目的とする。
本発明は、上記のような問題に鑑み、2相読出HDTV―EMCCDカメラ特有の2相の信号の比較による状態把握、及び不具合箇所の調査を容易にすることが可能なCCD撮像装置を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するために、本発明のCCD撮像装置は、2相読出しの電子増倍型CCD撮像素子と映像信号処理回路とを有するCCD撮像装置において、上下2分割や上下8分割や水平8分割他の所定の映像部分を単相映像信号に切替える映像信号処理回路を有するものである。
即ち、本発明のCCD撮像装置は、2相読出しの電子増倍型CCD撮像素子と映像信号処理部とを有するCCD撮像装置において、上記映像信号処理部は、同期信号とクロック信号に基づいて映像信号の出力するチャネルを切替える切替手段と、上記切替手段によって出力信号の順序を切替える論理回路と、上記論理回路をユーザの指示に従って制御し、上下2分割や上下8分割や水平8分割の映像に表示画像を切替えるCPUを備えたものである。
本発明によれば、2相読出しHDTV―EMCCDカメラ特有の2相の信号の比較による状態把握や不具合発生した箇所の調査が容易になる。
以下、添付図面を参照しながら本発明の実施形態を詳細に説明する。なお、各図において、共通な機能を有する構成要素には同一の参照番号を付し、説明の重複を避け、できるだけ説明を省略する。
図1によって、本発明のCCD撮像装置の映像信号処理部に使用する同期信号とクロックについて説明する。図1は、本発明のCCD撮像装置の映像信号処理部(後述)で使用する信号のタイミングチャートの一実施例を説明するための図である。1はCCD撮像装置に使用する周波数74[ MHz ]のマスタークロック、2はチャネル1(ch1)読出し用の周波数37[ MHz ]のch1クロック、3はch1データ信号、4はチャネル2(ch2)読出し用の周波数37[ MHz ]のch2クロック、5はch2データ信号、6はch1データ信号3とch2データ信号5を合成した合成信号中のch1データ信号、7はch1データ信号3とch2データ信号5を合成した合成信号中のch2データ信号、8は水平ワイプ信号である。水平ワイプ信号8の周期は1/2V(V:垂直同期信号の周期=750H)である。
図1において、周波数が74[ MHz ]のマスタークロック1は、同期をとる上で最も基準となるクロック信号であり、CCD撮像装置の内部の垂直転送駆動部(後述)のクロック発生部から出力され、本発明のCCD撮像装置を駆動させている。また、ch1クロック2とch2クロック4は、マスタークロック1をもとに、映像信号処理部にて生成する。
生成されたch1の読出し用であるch1クロック2の立上りに同期して、ch1データ信号3が読み出される。同様に、生成されたch2の読出し用のch2クロック4の立上りに同期して、ch2データ信号5が読み出される。
尚、マスタークロック1を垂直転送駆動部が発生するクロック信号と同期させて映像信号処理部で別に生成しても良い。
生成されたch1の読出し用であるch1クロック2の立上りに同期して、ch1データ信号3が読み出される。同様に、生成されたch2の読出し用のch2クロック4の立上りに同期して、ch2データ信号5が読み出される。
尚、マスタークロック1を垂直転送駆動部が発生するクロック信号と同期させて映像信号処理部で別に生成しても良い。
図1に示すHDTV―EMCCD信号合成タイミングを使って、通常の2ch合成出力モードの場合における、画質モードの切り替えを行う場合の論理動作を、図2(a) と図2(b) に示す映像信号処理部内の一部のブロック図で説明する。図2は、本発明の一実施例の映像信号処理部を構成するFPGA( Field Programmable Gate Array )の論理回路図の一部の構成を示すブロック図である。
図2(a) において、D−FF( Flip Flop )レジスタ14には、マスタークロック1が入力用クロックとして入力し、出力信号( Q )を反転した信号( Q_N )をそのまま入力データ信号( D )2としている。そして、この入力データ信号2が、ch1の読出し用のch1クロック2である。また、出力信号( Q )をch2の読出し用のch2クロック4としている。
即ち、ch1クロック2とch2クロック4は、互いに逆位相の関係の出力信号である。
即ち、ch1クロック2とch2クロック4は、互いに逆位相の関係の出力信号である。
次に図2(b) において、映像信号出力のch切替えは、セレクタ16により決定される。セレクタ16は、セレクタ16の決定要素であるD−FF( Flip Flop )レジスタ15の出力信号13が‘HI’のとき、入力されるch1データ信号9の値が選択され、出力信号13が‘LO’のとき、入力されるch2データ信号10が選択され、セレクタ16の出力信号11として出力される。
通常の2ch合成出力モードの場合には、D−FFレジスタ15は、その入力データ信号として37[ MHz ]クロック12が入力され、1フレーム全期間(1V:垂直同期信号の周期=750H、1H:水平同期信号の周期)ともSet、Resetが共に‘LO’となり、37[ MHz ]クロック12がそのまま出力される。この出力信号がch切替えを行うセレクタ16の決定要素である出力信号13となるため、セレクタ16では、37[ MHz ]クロック12に同期して、ch1データ信号9とch2データ信号10が交互に出力信号11として読み出される。
水平ワイプ(V−Split)モードの場合には、1フレーム期間のうち0H〜359Hでは、Setが‘HI’、Resetが‘LO’となり、D−FFレジスタ15は、出力信号13が‘HI’となり、セレクタ16でch1データ信号9が出力11に選択され、360H〜749Hでは、Setが‘LO’、Resetが ‘HI’となり、D−FFレジスタ15の出力信号13が‘LO’となり、セレクタ16でch2データ信号10が出力信号11に選択される。
また、単一ch出力モードの場合には、ch1のとき、1フレーム全期間(1V:0H〜749H)Setが‘HI’、Resetが‘LO’となり、D−FFレジスタ15の出力13が‘HI’となり、セレクタ16でch1データ信号の値9が出力11に選択され、ch2のとき、1フレーム全期間(1V:0H〜749H)Setが‘LO’、Resetが‘HI’となり、D−FFレジスタ15の出力13が‘LO’となり、セレクタ16でch2データ信号の値10が出力11に選択される。
次に、図3は、画面分割は、H−Split(水平8分割)の場合の映像信号処理部について説明するための図である。また図4は、V−Split(垂直8分割)の場合の映像信号処理部について説明するための図である。図3及び図4は、本発明の一実施例の映像信号処理部を構成するFPGA( Field Programmable Gate Array )の論理回路図の一部の構成を示すブロック図である。
図3において、Hカウンタ21にはマスタクロック1がクロック( CK )入力信号として入力し、VD信号( VD-EN )がSCLA( Set Clear )入力信号として入力し、ch1クロック1とch2クロックがEnable( Load )端子( EN 端子)に入力する。そして、そのHカウンタ21の出力23を、8個の定数(画面分割における境界線の位置を決定する座標)部27h−1〜27h−8と8個のコンパレータ(比較器)28h−1〜28h−8に通して出力させたものをシリアル信号sh1〜sh8とする。
図3において、Hカウンタ21にはマスタクロック1がクロック( CK )入力信号として入力し、VD信号( VD-EN )がSCLA( Set Clear )入力信号として入力し、ch1クロック1とch2クロックがEnable( Load )端子( EN 端子)に入力する。そして、そのHカウンタ21の出力23を、8個の定数(画面分割における境界線の位置を決定する座標)部27h−1〜27h−8と8個のコンパレータ(比較器)28h−1〜28h−8に通して出力させたものをシリアル信号sh1〜sh8とする。
同様に、図4において、Vカウンタ24の出力26を、8個の定数(画面分割における境界線の位置を決定する座標)部27vとコンパレータ(比較器)28vに通して出力させたものをシリアル信号sv1〜sv8とする。
但し、定数部27h及び27vについては、定数のパラメータを変更することにより、画面上の水平及び垂直方向の単相信号の境界線(ch1とch2の変わり目)の位置を、任意で変えることができる。また、処理回路を構成する定数部27h及び27vとコンパレータ(比較器)28hと28vの数を変えることで、単相信号の境界線の個数も変えることが可能となる。
従って、画面分割で、シェーディングが発生している領域と、それ以外の領域との切り分けが可能である。
但し、定数部27h及び27vについては、定数のパラメータを変更することにより、画面上の水平及び垂直方向の単相信号の境界線(ch1とch2の変わり目)の位置を、任意で変えることができる。また、処理回路を構成する定数部27h及び27vとコンパレータ(比較器)28hと28vの数を変えることで、単相信号の境界線の個数も変えることが可能となる。
従って、画面分割で、シェーディングが発生している領域と、それ以外の領域との切り分けが可能である。
図5において、シリアル信号sh1〜sh8、sv1〜sv8とH,Vそれぞれの分割表示を行う領域との論理関係を真理値表で表したものがテーブル29である。また図6は、図5のテーブル29の関係が成立するように、映像信号処理部の論理回路30に、シリアル信号a1〜a8(例えば、Hの場合にはシリアル信号sh1〜sh8、Vの場合にはシリアル信号sv1〜sv8)を入力させて、ch1を表示する領域を映像信号に出力させるためのSet出力信号31と、ch2を表示する領域を映像信号に出力させるReset出力信号32と、図2(b) のD−FFレジスタ15との構成を示した図である。図2(b) のSet信号とReset信号が図5の真理値表に従って図6論理回路30が構成されて、D−FFレジスタ15のSet信号入力及びReset信号入力となる。図6もまた、本発明の一実施例の映像信号処理部を構成するFPGA( Field Programmable Gate Array )の論理回路図の一部の構成を示すブロック図である。
図7は、本発明の2相CCD撮像装置の画像モード切替処理動作の一実施例を説明するためのフローチャートである。なお、特に記載が無い場合には、本処理動作は、後述する、本発明のCCD撮像装置のCPU( Central Processing Unit )がCCD撮像装置を制御して行う。
2相CCD撮像装置が動作を開始した場合、ステップf1では、CPUの制御によって映像信号処理部は、CCD撮像装置を2ch合成出力モードに設定し、処理をステップf2に移行する。
そして、ステップf2では、2相CCDの性能評価や映像に不具合が生じたか否かを判定する。2相CCDの性能評価や映像に不具合が生じた場合には、ステップf3に処理を移行し、否の場合にはステップf1に処理を戻す。
ステップf3では、画質切替えを行う。
2相CCD撮像装置が動作を開始した場合、ステップf1では、CPUの制御によって映像信号処理部は、CCD撮像装置を2ch合成出力モードに設定し、処理をステップf2に移行する。
そして、ステップf2では、2相CCDの性能評価や映像に不具合が生じたか否かを判定する。2相CCDの性能評価や映像に不具合が生じた場合には、ステップf3に処理を移行し、否の場合にはステップf1に処理を戻す。
ステップf3では、画質切替えを行う。
ステップf3においては、ユーザの指示を待ち、ユーザが単一ch出力モードを選択した場合には、ステップf4に処理を移行し、画面分割モードを選択した場合には、ステップf10に処理を移行し、V−Splitモードを選択した場合には、ステップf7に処理を移行する。
ステップf4では、CPUの制御によって映像信号処理部は、2相CCD撮像装置を単一ch出力モードに切替えステップf5に処理を移行する。
ステップf5では、ステップf4の処理によって画質が切替わっているので、ユーザは、いずれかのchに不具合が生じているかの切分けを行う。
次のステップf6では、ユーザは、該当するch側の不具合対策や補正を行い、ステップf1に処理を戻す。この切替えた画面分割モードによって、確認がし易いためユーザのch不具合対策や補正の作業が容易になる。
ステップf5では、ステップf4の処理によって画質が切替わっているので、ユーザは、いずれかのchに不具合が生じているかの切分けを行う。
次のステップf6では、ユーザは、該当するch側の不具合対策や補正を行い、ステップf1に処理を戻す。この切替えた画面分割モードによって、確認がし易いためユーザのch不具合対策や補正の作業が容易になる。
同様に、ステップf7では、CPUの制御によって映像信号処理部は、2相CCD撮像装置を水平ワイプモードに切替え、ステップf8に処理を移行する。
ステップf8では、ユーザは、2相CCD撮像装置の電子増幅度を比較するために、2相の信号レベルを同時に比較する。2相の信号レベルが一致している場合には不具合や異常がないのでステップf1に処理を戻し、一致していない場合にはステップf9に処理を進める。
ステップf9では、ユーザは、両者のレベル差をAGC( Auto Gain Control )機能を用いて補正し、ステップf1に処理を戻す。
なお、2相CCD撮像装置にAGC機能が装備されていなければ、ユーザの手動によって調整する。この切替えた画面分割モードによって、確認がし易いためユーザのAGC補正の作業が容易になる。
ステップf8では、ユーザは、2相CCD撮像装置の電子増幅度を比較するために、2相の信号レベルを同時に比較する。2相の信号レベルが一致している場合には不具合や異常がないのでステップf1に処理を戻し、一致していない場合にはステップf9に処理を進める。
ステップf9では、ユーザは、両者のレベル差をAGC( Auto Gain Control )機能を用いて補正し、ステップf1に処理を戻す。
なお、2相CCD撮像装置にAGC機能が装備されていなければ、ユーザの手動によって調整する。この切替えた画面分割モードによって、確認がし易いためユーザのAGC補正の作業が容易になる。
また、画面上にシェーディングが発生したとき、画面を分割させて表示させた方がシェーディングを調整し易い。このため、ステップf10では、ユーザの選択により、画面左端に水平シェーディングが生じた場合には、水平8分割を行い、画面上端に垂直シェーディングが生じた場合には、垂直8分割を行う。この2通りの画面分割モードの表示に切替えて、ステップf11に進む。
ステップf11では、ユーザは、シェーディング補正を行い、ステップf1に処理を戻す。この切替えた画面分割モードによって、確認がし易いためユーザのシェーディング補正作業が容易になる。
ステップf11では、ユーザは、シェーディング補正を行い、ステップf1に処理を戻す。この切替えた画面分割モードによって、確認がし易いためユーザのシェーディング補正作業が容易になる。
図13は、本発明の画面分割の表示を実現させるための図6の論理回路30の一実施例を示す図である。図13の回路は、単相信号を、画面上で均等に8分割させて、ch1と、ch2とを交互に出力させる基本ゲートを組合わせた回路構成である。
図13(a) 及び図13(b) において、入力a1〜a8には、図6で述べたようにシリアル信号sh1〜sh8若しくはsv1〜sv8がそれぞれ入力する。そして、図13(a) では、その論理回路の構成によって出力信号b1、b1’、b2、b2’、b3、b3’、a2’、a4’をそれぞれ出力し、図13(b) では、更に、図13(a) の出力信号のb1、b1’、b2、b2’、b3、b3’がそれぞれ入力し、その論理回路の構成によって出力信号a1”、a2”、a3”、a4”をそれぞれ出力する。更に、図13(c) では、信号a1’、a2’、a3’、a4’、b1、b1’、b3、b3’がそれぞれ入力し、図6のReset入力信号32を出力する。また、図13(d) では、信号a1”、a2”、a3”、a4”がそれぞれ入力し、図6のSet入力信号31を出力する。
図13(a) 及び図13(b) において、入力a1〜a8には、図6で述べたようにシリアル信号sh1〜sh8若しくはsv1〜sv8がそれぞれ入力する。そして、図13(a) では、その論理回路の構成によって出力信号b1、b1’、b2、b2’、b3、b3’、a2’、a4’をそれぞれ出力し、図13(b) では、更に、図13(a) の出力信号のb1、b1’、b2、b2’、b3、b3’がそれぞれ入力し、その論理回路の構成によって出力信号a1”、a2”、a3”、a4”をそれぞれ出力する。更に、図13(c) では、信号a1’、a2’、a3’、a4’、b1、b1’、b3、b3’がそれぞれ入力し、図6のReset入力信号32を出力する。また、図13(d) では、信号a1”、a2”、a3”、a4”がそれぞれ入力し、図6のSet入力信号31を出力する。
図14は、本発明のCCD撮像装置の性能を評価する場合の測定システムの一実施例の構成を示すブロック図である。また図15は、本発明のマルチSDIモニタの出力表示画面の一実施例を説明するための図である。35はマルチSDI出力モニタ、36はモニタ、37はHDTV―EMCCDカメラ、38はHDTV―EMCCDカメラ37のエクステンダ付きズームレンズ、39は白い被写体である。また、40は、水平ワイプ(V−Split)モードの場合のマルチSDI出力モニタ35の表示画面、41は水平8分割モードの場合のマルチSDI出力モニタ35の表示画面、42は垂直8分割モードの場合のマルチSDI出力モニタ35の表示画面である。マルチSDI出力モニタ35は、SDI信号の波形と信号品質を測定するための波形モニタである。また、モニタ35は、映像品質を目視視認するためのピクチャモニタである。
図14は、レンズ38を取付けたHDTV―EMCCDカメラが、白色の被写体39を撮像し、撮像した映像信号を、75Ω同軸ケーブルでモニタ36とマルチSDI出力モニタ35に出力する測定系を示したものである。
また図15(a) は、水平ワイプ(V−Split)モードにした時のマルチSDI出力モニタ35に表示される画面の様子を表し、図15(b) は、水平8分割モードにした時のマルチSDI出力モニタ35に表示される画面の様子を表し、図15(c) は、垂直8分割モードにした時のマルチSDI出力モニタ35に表示される画面の様子を表したものである。
図14は、レンズ38を取付けたHDTV―EMCCDカメラが、白色の被写体39を撮像し、撮像した映像信号を、75Ω同軸ケーブルでモニタ36とマルチSDI出力モニタ35に出力する測定系を示したものである。
また図15(a) は、水平ワイプ(V−Split)モードにした時のマルチSDI出力モニタ35に表示される画面の様子を表し、図15(b) は、水平8分割モードにした時のマルチSDI出力モニタ35に表示される画面の様子を表し、図15(c) は、垂直8分割モードにした時のマルチSDI出力モニタ35に表示される画面の様子を表したものである。
本発明のCCD撮像装置の画像モード切替えと、切替えた場合のマルチSDI出力モニタ35に表示される画面の一実施例を説明を図8〜図12、及び、図14と図15によって説明する。
まず、図8〜図12によって、本発明のモニタ上の画面状態の一実施例を説明する。図8〜図12は、本発明のHDTV―EMCCD画像モード切替えにおけるマルチSDI出力モニタ(後述)上に出力される画面の状態の一実施例を説明するための図である。
各画質の状態について説明する。
各画質の状態について説明する。
図8は、2ch合成出力モードの場合の画面状態の本発明の一実施例を説明するための図である。
2ch合成出力モードは、本発明のCCD撮像装置では、通常の映像を出力する状態で1フレーム全期間(1V=750H:0H〜749H)37[ MHz ]クロック12に同期させたch1の信号データ3、ch2の信号データ5が74[ MHz ]マスタークロック1(図1参照)に同期して交互に読み出され、映像信号に図8に示すような画面17として出力される。
図8において、画面17内の数字1、2、3、4、5〜1279、1280が表記された升目は、1水平(1H)ライン( line )中の画素を表す。即ち、画面17は、1280画素の水平ラインが720ライン(1280×720画素)で構成される。そして、奇数番号1、3、5〜1279の画素がch1から順番に出力される映像信号に基づき、偶数番号2、4〜1280の画素がch2から順番に出力される映像信号に基づいている。以降、図9〜図12においても、画面中の升目内の数字は同様である。
2ch合成出力モードは、本発明のCCD撮像装置では、通常の映像を出力する状態で1フレーム全期間(1V=750H:0H〜749H)37[ MHz ]クロック12に同期させたch1の信号データ3、ch2の信号データ5が74[ MHz ]マスタークロック1(図1参照)に同期して交互に読み出され、映像信号に図8に示すような画面17として出力される。
図8において、画面17内の数字1、2、3、4、5〜1279、1280が表記された升目は、1水平(1H)ライン( line )中の画素を表す。即ち、画面17は、1280画素の水平ラインが720ライン(1280×720画素)で構成される。そして、奇数番号1、3、5〜1279の画素がch1から順番に出力される映像信号に基づき、偶数番号2、4〜1280の画素がch2から順番に出力される映像信号に基づいている。以降、図9〜図12においても、画面中の升目内の数字は同様である。
図9は、水平ワイプ(V−Split)モードの場合の画面状態の本発明の一実施例を説明するための図である。
本発明のCCD撮像装置では、2相信号を合成した映像を出力するに当たって、各chの信号レベルのバランスが取れていることが要求される。これより、両者の信号レベルを同時に比較が可能な水平ワイプ(V−Split)モードを創出した。
図9において、画面18の上側(0H〜359H)ではch1が選択され、ch1の信号データ3(図1参照)のみを映像信号として出力し、画面下側(360H〜749H:そのうち720H〜749Hは垂直ブランキング期間)ではch2が選択され、ch2の信号データ5のみを出力させる。従って、有効映像期間は1Vにつき720Hであるから、画面の上半分にch1、画面の下半分にch2の単一ch映像の両方が同時に映像信号として出力され、図9に示すような画面18になる。
本発明のCCD撮像装置では、2相信号を合成した映像を出力するに当たって、各chの信号レベルのバランスが取れていることが要求される。これより、両者の信号レベルを同時に比較が可能な水平ワイプ(V−Split)モードを創出した。
図9において、画面18の上側(0H〜359H)ではch1が選択され、ch1の信号データ3(図1参照)のみを映像信号として出力し、画面下側(360H〜749H:そのうち720H〜749Hは垂直ブランキング期間)ではch2が選択され、ch2の信号データ5のみを出力させる。従って、有効映像期間は1Vにつき720Hであるから、画面の上半分にch1、画面の下半分にch2の単一ch映像の両方が同時に映像信号として出力され、図9に示すような画面18になる。
図10は、単一ch出力モードの場合の画面状態の本発明の一実施例を説明するための図である。
本発明のCCD撮像装置では、映像出力に不具合が生じた際、片側のchに発生している原因の箇所を見つけ易くするため、単一ch出力モード(ch1若しくはch2の信号のみ出力させる)へ映像を切り替ええられるようにしたものである。
1V全期間、片方のchの信号データのみを映像信号として出力され、セレクタ16でch1若しくはch2に切替えが可能であり、図10(a) のようにch1だけの画面19、若しくは図10(b) のようにch2だけの画面20となる。
本発明のCCD撮像装置では、映像出力に不具合が生じた際、片側のchに発生している原因の箇所を見つけ易くするため、単一ch出力モード(ch1若しくはch2の信号のみ出力させる)へ映像を切り替ええられるようにしたものである。
1V全期間、片方のchの信号データのみを映像信号として出力され、セレクタ16でch1若しくはch2に切替えが可能であり、図10(a) のようにch1だけの画面19、若しくは図10(b) のようにch2だけの画面20となる。
図11は、水平8分割モードの場合の画面状態の本発明の一実施例を説明するための図である。
本発明のCCD撮像装置では、画面左端に水平シェーディングが発生した時に、マルチSDI出力モニタで水平方向に映像信号を出力させた際、水平シェーディング調整を容易にするため、図11に示すような水平8分割モードの画面33を表示するようにしたものである。
図11に示すように、左右に8分割し、160画素毎に、ch1とch2の単相映像信号をセレクタ16で切替えて、片方のchの信号データのみを映像信号として、交互に出力させる。
本発明のCCD撮像装置では、画面左端に水平シェーディングが発生した時に、マルチSDI出力モニタで水平方向に映像信号を出力させた際、水平シェーディング調整を容易にするため、図11に示すような水平8分割モードの画面33を表示するようにしたものである。
図11に示すように、左右に8分割し、160画素毎に、ch1とch2の単相映像信号をセレクタ16で切替えて、片方のchの信号データのみを映像信号として、交互に出力させる。
図12は、垂直8分割モードの場合の画面状態の本発明の一実施例を説明するための図である。
EMCCD等のFIT−CCDを用いたCCD撮像装置では、垂直シェーディングが発生し易く、画面上端に図11と同様に、図12に示すような垂直8分割モードの画面34を表示するようにしたものである。
図12に示すように、上下に8分割し、走査線90本毎に、ch1とch2の単相映像信号をセレクタ16で切替えて、片方のchの信号データのみを映像信号として、交互に出力させる。
EMCCD等のFIT−CCDを用いたCCD撮像装置では、垂直シェーディングが発生し易く、画面上端に図11と同様に、図12に示すような垂直8分割モードの画面34を表示するようにしたものである。
図12に示すように、上下に8分割し、走査線90本毎に、ch1とch2の単相映像信号をセレクタ16で切替えて、片方のchの信号データのみを映像信号として、交互に出力させる。
次に、本発明の、画像を切替えた場合のマルチSDI出力モニタ35に表示される画面の一実施例を説明を図14と図15によって説明する。
図14のCCD撮像装置において、HDTV―EMCCDの性能を評価する場合には、マルチSDI出力モニタ35に表示される信号レベルを一定で、且つ明確にするために、HDTV―EMCCDカメラ37の撮像領域全体が白になるように、白い被写体39をHDTV―EMCCDカメラ37のエクステンダ付きズームレンズ38をズームさせた状態で撮像する。白い被写体39を撮像したHDTV―EMCCDカメラ37は、撮像した映像をモニタ36に出力すると共に、マルチSDI出力モニタ35に垂直方向に出力する。
図14のCCD撮像装置において、HDTV―EMCCDの性能を評価する場合には、マルチSDI出力モニタ35に表示される信号レベルを一定で、且つ明確にするために、HDTV―EMCCDカメラ37の撮像領域全体が白になるように、白い被写体39をHDTV―EMCCDカメラ37のエクステンダ付きズームレンズ38をズームさせた状態で撮像する。白い被写体39を撮像したHDTV―EMCCDカメラ37は、撮像した映像をモニタ36に出力すると共に、マルチSDI出力モニタ35に垂直方向に出力する。
この時、図9の水平ワイプ(V−Split)モード18に切替えることで、図15(a) に示すように、マルチSDI出力モニタ35の表示画面40の、左側にチャネル1(ch1)、右側にチャネル2(ch2)の信号レベルが同時に表示され、上下の時間的タイミングは、横軸の時間方向で同期しているため、2相(ch1とch2)の信号レベルの比較検討が可能となる。
ここで、2相の信号レベル間にレベル差が見られる場合、手動で一方のch側の信号レベルを、他方のそれに一致させるように、利得を調整できる。また好ましくは、HDTV―EMCCDカメラ37にAGC機能を備えていれば、AGC機能を用いて調整する。
ここで、2相の信号レベル間にレベル差が見られる場合、手動で一方のch側の信号レベルを、他方のそれに一致させるように、利得を調整できる。また好ましくは、HDTV―EMCCDカメラ37にAGC機能を備えていれば、AGC機能を用いて調整する。
この状態で、映像信号に水平シェーディングが発生した場合において、マルチSDI出力モニタ35を、水平方向に出力させて、図15(b) に示すように、画面分割(水平8分割)モード41に切り替えることにより、ch1とch2が分割された状態で交互に信号レベルが表示される。これより、画面左端に水平シェーディングが生じている部分と、それ以外の同じchの信号レベル差が、定量的に捕らえることが可能である。同様にして、マルチSDI出力モニタ35で垂直方向に出力させて、図15(c) に示すように、画面分割(垂直8分割)モード42に切り替えることにより、ch1とch2が分割された状態で交互に信号レベルが表示される。
これより、画面上端に垂直シェーディングが生じている部分と、それ以外の同じchの信号レベル差が、定量的に捕らえることが可能である。
上記の画面分割モードに切り替えることで、より正確なシェーディングの調整が容易に実現できる。
これより、画面上端に垂直シェーディングが生じている部分と、それ以外の同じchの信号レベル差が、定量的に捕らえることが可能である。
上記の画面分割モードに切り替えることで、より正確なシェーディングの調整が容易に実現できる。
図16は、本発明の2相読出しの電子増倍型CCD撮像素子を用いた撮像装置の一実施例の全体構成を示す図である。601はCCD撮像装置、602はレンズ、603はレンズ602を通過した光を3色(R:赤色、G:緑色、B:青色)に分解して出力する色分解光学系、607、608、及び609はそれぞれ色分解光学系603を通って入射した光を電荷に変換し垂直転送してch1とch2にそれぞれ出力する電子増倍型CCD撮像素子、610a、610b、611a、611b、612a、及び612bはCDS部と暗電流補正部とADC部とアナログ信号をデジタル映像信号Viに変換するADC部を内蔵したFEP、623、624、及び625は出力するパルスの電圧振幅を調整することによって感度を調整するCMG駆動部、605は垂直転送駆動部、604は二相合成処理を含む映像信号処理部、606はFEP610a、610b、611a、611b、612a、及び612bの信号を入力し信号処理を施してCCD撮像装置601から出力する映像信号処理部604、CMG駆動部623〜625、垂直転送駆動部605を制御するCPUである。なお、ch1関連だけを扱う構成要素にはサフィックスaを付け、ch2関連だけを扱う構成要素にはサフィックスbを付けた。
また、図16では、電子増倍形CCD607、608、及び609はそれぞれ、受光部( Photo Diode )、垂直転送部、蓄積( CMG )部、電圧変換部で構成され、FEP610a、610b、611a、611b、612a、及び612bに水平転送部、電子増倍部、電圧変換部、及びタイミング信号発生器( TG )で構成されている。
また、垂直転送駆動部605は、マスタークロック(図1参照)を発生し、CMG駆動部623〜625、FEP610a、610b、611a,611b、612a、612b、及び、映像信号処理部604に出力する。
上述の画像切替えは、CPU606の制御によって、映像信号処理部604が実行する。
また、図16では、電子増倍形CCD607、608、及び609はそれぞれ、受光部( Photo Diode )、垂直転送部、蓄積( CMG )部、電圧変換部で構成され、FEP610a、610b、611a、611b、612a、及び612bに水平転送部、電子増倍部、電圧変換部、及びタイミング信号発生器( TG )で構成されている。
また、垂直転送駆動部605は、マスタークロック(図1参照)を発生し、CMG駆動部623〜625、FEP610a、610b、611a,611b、612a、612b、及び、映像信号処理部604に出力する。
上述の画像切替えは、CPU606の制御によって、映像信号処理部604が実行する。
次に図17によって、図16で説明した二相合成処理を含む映像信号処理部604の内部構成を説明する。図17は、本発明の一実施例の二相合成処理を含む映像信号処理部の構成を示すブロック図である。710は二相合成部、750は映像信号処理部、711a、711b、712a、712b、713a、及び713bはそれぞれ二相合成部710の暗信号補正、明信号(感度)補正、及び中間輝度信号(非線形)補正を行う補正部、712、713、及び714はそれぞれ二相信号をを倍速一相信号に合成する合成部、751は映像信号処理部750のガンマ、DTL、マスキング等を補正する補正部、752は映像信号処理部750のSDI部である。尚、図16と同様に、なお、ch1関連だけを扱う構成要素にはサフィックスaを付け、ch2関連だけを扱う構成要素にはサフィックスbを付けた。
また、上述の実施例によれば、映像に白キズや画素欠陥など不具合が生じた場合には、図10の単一ch出力モードの画面19若しくは20に切替えることで、白キズや画素欠陥が生じている信号が、2相信号のうちいずれかが特定でき、従来型カメラと同様に補正することが可能である。
また、上述の実施例によれば、色分解プリズムを用いた3CCDカメラでは、各色で生じる垂直シェーディングが相異なるため、以上の画質切り替え動作を各色毎に後段のセレクタで、各色の信号を切り替えを行うことができる。
また、上述の実施例によれば、色分解プリズムを用いた3CCDカメラでは、各色で生じる垂直シェーディングが相異なるため、以上の画質切り替え動作を各色毎に後段のセレクタで、各色の信号を切り替えを行うことができる。
1:マスタークロック、 2:ch1クロック、 3:ch1データ信号、 4:ch2クロック、 5:ch2データ信号、 6:合成信号中のch1データ信号、 7:合成信号中のch2データ信号、 8:水平ワイプ信号、 9:入力されるch1データ信号、 10:入力されるch2データ信号、 11:出力信号、 12:クロック、 13:出力信号、 14:D−FFレジスタ、 15:D−FFレジスタ、 16:セレクタ、 17:画面、 21:Hカウンタ、 23:データ信号、 27h−1〜27h−8、27v−1〜27v−8:定数部、 28h−1〜28h−8、28v−1〜28v−8:コンパレータ、 35:マルチSDI出力モニタ、 36:モニタ、 37:HDTV―EMCCDカメラ、 38:エクステンダ付きズームレンズ、 39:白い被写体、 、40〜42:表示画面、 601:CCD撮像装置、 602:レンズ、 603:色分解光学系、 604:映像信号処理部、 605:垂直転送駆動部、606:CPU、 607、608、608:電子増倍型CCD撮像素子、 610a、610b、611a、611b、612a、612b:FEP、 623、624、625:CMG駆動部、 710:二相合成部、 711a、711b、712a、712b、713a、713b:補正部、 712、713、714:合成部、 750:映像信号処理部、 751:補正部、 752:SDI部。
Claims (1)
- 2相読出しの電子増倍型CCD撮像素子と映像信号処理部とを有するCCD撮像装置において、上記映像信号処理部は、同期信号とクロック信号に基づいて、映像信号の出力するチャネルを切替える切替手段と、上記切替手段によって出力信号の順序を切替える論理回路と、上記論理回路をユーザの指示に従って制御し、上下2分割や上下8分割や水平8分割の映像に表示画像を切替えるCPUを備えたことを特徴とするCCD撮像装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008122332A JP2009272934A (ja) | 2008-05-08 | 2008-05-08 | Ccd撮像装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2008122332A JP2009272934A (ja) | 2008-05-08 | 2008-05-08 | Ccd撮像装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2009272934A true JP2009272934A (ja) | 2009-11-19 |
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ID=41439079
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2008122332A Pending JP2009272934A (ja) | 2008-05-08 | 2008-05-08 | Ccd撮像装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2009272934A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN102158658A (zh) * | 2011-01-26 | 2011-08-17 | 中国科学院长春光学精密机械与物理研究所 | 一种实现emccd特有驱动信号的系统 |
CN102316284A (zh) * | 2011-09-06 | 2012-01-11 | 中国科学院长春光学精密机械与物理研究所 | 一种变压器实现emccd信号驱动的系统 |
CN107635107A (zh) * | 2017-08-15 | 2018-01-26 | 中国科学院长春光学精密机械与物理研究所 | 基于电子倍增的光谱图像合成系统 |
-
2008
- 2008-05-08 JP JP2008122332A patent/JP2009272934A/ja active Pending
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CN107635107B (zh) * | 2017-08-15 | 2019-11-22 | 中国科学院长春光学精密机械与物理研究所 | 基于电子倍增的光谱图像合成系统 |
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