JP2009270484A - ウォーターポンプ用インペラ - Google Patents

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Abstract

【課題】従来のインペラよりも更にボス部の肉厚を薄くする。
【解決手段】インペラ本体2に軸取付金具1が一体にインサート成形されている。インペラ本体1は、軸取付金具1が埋設されているボス部3や環状のディスク部4、一端がボス部3に連なる複数の羽根部5を備えている。軸取付金具1の外周面に凸部8が突設されていて、その凸部8が羽根部5の付根部分5aやディスク部4の付根部分4aに位置するように配設されている。
【選択図】 図1

Description

本発明は、合成樹脂製のインペラ本体に軸取付金具が一体にインサート成形されたウォーターポンプ用のインペラに関し、特に、インペラ本体の薄肉化技術に関する。
この種のインペラに関し、例えば、インペラ本体のボス部に埋設されている円筒形状をした軸取付金具の両端部や中間部の周りに、多角柱形状の突出部を形成して、軸取付金具の空回りや軸方向への抜け出しを防止する技術が提案されている(特許文献1、2)。
また、樹脂強度を確保するために、軸取付金具の上端部を先窄まり形状にして相対的にボス部の上端部の肉厚が大きくなるようにする一方で、軸取付金具の下端部を一回り小径に形成してその形状を多角形にしたり、その外周面に凸部を設けたりして空回りを防止する技術も提案されている(特許文献3)。
特開平6−129395号公報 特開平9−217699号公報 特許第3668465号公報
ところで、この種のインペラでは、ウォーターポンプ(以下、単にポンプともいう)内でインペラの占める容積が大きいと、その分、ポンプの水処理能力が低下することや、合成樹脂量が多いと材料コストも高くつくことなどから、インペラの合成樹脂部分の肉厚はできるだけ薄くしたいという要望がある。
しかしながら、インペラは温度や圧力等、比較的過酷な条件下で使用されることが多く、肉厚を薄くするにしてもそれに耐え得る樹脂強度を確保する必要があるため、これら両者をうまく両立させることは容易でない。
特にボス部はインペラの中でも比較的大きな容積を占めていて合成樹脂量も多いことから、その肉厚を薄くすることができれば効果的であるが、ボス部にはインペラの回転に伴う負荷が集中するため、十分な樹脂強度を確保する必要があり、また、先の各特許文献のように軸取付金具の空回りや抜け出しを防止する必要もある。
本発明はかかる点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、軸取付金具の空回りや抜け出しが防止できるうえ、従来のインペラよりも更にボス部の肉厚を薄くすることができ、ポンプ能力の向上や材料コストの削減を図ることができるウォーターポンプ用のインペラを提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明では、ボス部の中でも特に大きな負荷が加わる軸取付金具の回り止め部を、ボス部に連なる羽根部の付根部分に位置させた。
すなわち、本発明は、合成樹脂製のインペラ本体に軸取付金具が一体にインサート成形されたウォーターポンプ用のインペラであって、上記インペラ本体が、上記軸取付金具が埋設されているボス部と、このボス部の外周面から外方に張り出す環状のディスク部と、このディスク部の上面に立設され、一端がボス部の外周面に連なる複数の羽根部と、を備え、上記軸取付金具の外周面に回り止め部が突設されていて、その回り止め部が上記羽根部の付根部分に位置するように配設されていることを特徴とするものである。
かかる構成の本発明によれば、ボス部に連なる羽根部の付根部分は、ボス部と羽根部とが一体に接続されていて構造的に強化されているので、ボス部の合成樹脂の肉厚を多少薄くしても回り止め部を確りと支持して、軸取付金具の空回りや抜け出しを防止することができる。
上記回り止め部は、機能上少なくとも一つあれば足りるが、上記複数の羽根部に対応して複数形成するのが好ましい。
そうすれば、軸取付金具に加わる負荷を各回り止め部に分散させることができるので、その分、必要な樹脂強度が小さくなって更に回り止め部の周りの合成樹脂の肉厚を薄くすることができる。
尚、ここでいう羽根部の付根部分と回り止め部との位置関係については、回り止め部が一つの場合はもちろんのこと、複数の場合であってもその全てが充足していることを要件とするものである。例えば、回り止め部が複数ある場合に、そのいくつかが羽根部の付根部分にたまたま位置しているような場合は含まない。
上記回り止め部は、更に、ディスク部の付根部分に位置するように配設するのが好ましい。
そうすれば、ディスク部も加わって、回り止め部の周りの樹脂強度が構造的によりいっそう強化されるため、更にボス部の合成樹脂の肉厚を薄くすることが可能になる。
その場合には、上記ボス部が、その上部に、上側から下側に向かって連続的に外径が大きくなるように形成された傾斜部を有し、この傾斜部の外周面に上記ディスク部の上面が連続するようにしておくとよい。
そうすれば、傾斜部によってインペラの上方から流入する水の流れを円滑にボス部側から径方向外側に案内することができるので、羽根部やディスク部の付根部分に加わる負荷が軽減され、その分、ボス部の合成樹脂の肉厚を薄くすることができるようになる。また、ボス部の上端部の合成樹脂の肉厚が相対的に小さくなって更にボス部の合成樹脂の肉厚を薄くすることができる。
また、上記インペラ本体の下側に減肉部を凹設し、この減肉部内に上記ボス部の下部が突出するようにしておけば、減肉部の分だけ合成樹脂量が減少するため、材料コストを削減することができる。そして、その減肉部にボス部の下部が突出するようにすることで、回り止め部の下側も合成樹脂で覆うことが可能となり、回り止め部を合成樹脂で完全に埋設して強固に一体化することができる。
ところで、このようにボス部の合成樹脂の肉厚を薄くしていくと、軸取付金具をインサート成形する時に回り止め部の位置決めに高い精度が要求されるようになる。すなわち、位置決めの精度が低いと、回り止め部の周りの合成樹脂の厚みがばらついて樹脂強度の弱い部分からクラックが発生し易くなり、結果として必要な樹脂強度を確保できなくなってしまうからである。
そこで、上記軸取付金具には、インサート成形時に回り止め部を位置決めするための位置決め構造を備えるようにしておくのが好ましい。
そうすれば、確実に回り止め部を所定位置に位置決めすることができるので、合成樹脂の肉厚を大幅に薄くしても、回り止め部の周りの樹脂強度を安定して確保することができ、不良品の発生が抑制されるため、安心して作業できる。
以上説明したように、本発明によれば、軸取付金具の空回りや抜け出しを防止したうえで、従来のインペラよりも更にボス部の肉厚を薄くすることができるので、ポンプ能力の向上や材料コストの削減を図ることができる。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。尚、以下の好ましい実施形態の説明は、本質的に例示に過ぎず、本発明、その適用物或いはその用途を制限することを意図するものではない。
図1〜図4に本実施形態のウォーターポンプ用のインペラを示す。このインペラは、軸取付金具1と、プラスチック製のインペラ本体2とを備えており、軸取付金具1がインペラ本体2に一体にインサート成形されている。
インペラ本体2は、ボス部3と、このボス部3の周りに拡がる環状のディスク部4と、このディスク部4の上面に立設された複数(本実施形態では6枚)の羽根部5,5,・・・とを備えている。尚、特に言及しない限り、上下の方向はディスク部4に対して羽根部5のある方を上側、ない方を下側として説明する。
ボス部3は、図2に詳しく示すように、上下方向に筒軸Pを向けた略円筒形状をしていて、その上部には、上側から下側に向かって連続的に僅かに径が大きくなるように形成された傾斜部3aを備え、その下部には、傾斜部3aの下端と略同径の円筒状に形成された基部3bとを備えている。そして、このボス部3には、一回り小径の略円筒形状をした軸取付金具1が同軸に埋設されている。
軸取付金具1は、図4に詳しく示すように、図示しない駆動軸を取り付けるための軸取付孔6と、その外周面の筒軸P方向の中間部位に、外径が僅かに大きく形成された帯環状の段部7と、この段部7上に設けられ、半径方向外側に突出する凸部8(回り止め部)とを有している。
本実施形態の凸部8は、略四角錐形状をしていて、周方向に等間隔をおいて6箇所形成されている。軸取付金具1の筒軸P方向の両端部は、図2に示すように、それぞれボス部3の上下端面と面一状に設けられていて、ボス部3の上下各端面の中央に軸取付孔6が開口するようになっている。尚、この軸取付金具1については別途後述する。
ディスク部4は、ボス部3の筒軸P方向の中間部分に一体に接続されている。その上面は、ボス部3の傾斜部3aの外周面に連続していて、その付根部分4aから外周の先端部分に向かって緩やかに放射状に下り傾斜している(上側傾斜面4bともいう)。この上側傾斜面4bの付根部分とボス部3の傾斜部の外周面との繋ぎ目には、図3の(a)に示すように、これら両者を滑らかに接続する弧状曲面9が形成されている。
すなわち、インペラ本体2の上側は、ボス部3の上端縁からディスク部4の外周の先端部分にわたって、連続的かつ滑らかに外径が大きくなるように形成されていて、図2の(b)に矢印線で示すように、インペラの上方から流入する水の流れを円滑にボス部3が位置する回転中心側から径方向外側に案内することができるようになっている。そうすることで、インペラのボス部3に加わる負荷が低減されるため、その分、ボス部3のプラスチックの肉厚を薄くして合成樹脂量を減らすことが可能になる。
更に合成樹脂量を減少させるために、インペラ本体2の下側にも、ボス部3の基部3b周りに放射状に拡がる空間からなる減肉部10が凹設されている。
すなわち、インペラ本体2の下面には皿を伏せたような放物面が形成されていて、ディスク部4の付根部分4aの近傍から外周の先端部分まで略同一の肉厚となるように、ディスク部4の下面は上側傾斜面4bと略平行な下側傾斜面4cとなっている。
そして、この減肉部10の中心部に位置して下向きに突出するボス部3の基部3bは、ディスク部4の外周の先端を含む仮想平面よりも内側に位置していて、減肉部10内に引っ込んだ状態となっている。そして、この下側傾斜面4cの付根部分とボス部3の基部3bの外周面との繋ぎ目にも、これらを滑らかに接続する弧状曲面9が形成されている。
6枚の羽根部5,5,・・・は、ボス部3の周りに等間隔で放射状に配置されている。各羽根部5は、それぞれボス部3の筒軸Pと略平行にディスク部4の上面に立設された同一の板形状をしていて、その一端がボス部3に連なって他端がディスク部4の外周端まで延びており、ボス部3の傾斜部3aの外周面及びディスク部4の上側傾斜面4bと一体に接続されている。そして、羽根部5の両側のこれらとの繋ぎ目にもまた、図3の(b)に示すように、羽根部5をボス部3やディスク部4と滑らかに接続する弧状曲面9,9が形成されている。
そして、これら羽根部5やディスク部4の配置に対応するように、上述した軸取付金具1が配設されている。
すなわち、軸取付金具1の外周面に突設された6個の凸部8,8,・・・が、それぞれ6枚の羽根部5,5,・・・の付根部分5a,5a,・・・に位置するように埋設されている。換言すれば、図2の(a)に示すように筒軸P方向に見て、筒軸Pから延びる各羽根部5の中心線S1上に各凸部8の中心が位置するように埋設されている。
そしてまた、各凸部8は、それぞれディスク部4の付根部分4aに位置するように埋設されている。換言すれば、図2の(b)に示すように側方断面を筒軸Pに直交する方向に見て、ディスク部4の中心線S2が凸部8の先端の中心と交わるように埋設されている。
このように配設することで、凸部8の周りでは、ボス部3に対して羽根部5とディスク部4とが立体的に交差した状態で連なって、構造的に強化されるようになる。また、それぞれのプラスチックが集中することで凸部8の周りの肉厚も相対的に厚くなるとともに、各部3,4,5の繋ぎ目に設けられた弧状曲面9によって肉厚の偏りが小さくなり、樹脂強度のバランスもよくなる。
従って、ボス部3や羽根部5、ディスク部4のプラスチック部分の肉厚を大幅に薄くすることが可能になるため、ポンプ能力の向上や材料コストの削減を図ることができる。
そして、凸部8の全体を、このようにバランスよく樹脂強度が確保されたプラスチックで覆うことで、確りと軸取付金具1とインペラ本体2とを一体に固定でき、軸取付金具1の空回りや抜け出しを防止することができる。
ところで、このようにボス部3の合成樹脂の肉厚を薄くしていくと、軸取付金具1をインサート成形する時に凸部8の位置決めに高い精度が要求される。
すなわち、位置決めの精度が低いと、せっかく構造的に樹脂強度を強化しても凸部8の周りの肉厚に偏りが発生して樹脂強度の弱い部分からクラックが発生し易くなり、結果として必要な樹脂強度を確保できなくなってしまうからである。
そこで、本実施形態の軸取付金具1の軸取付孔6に面する内周面には、図1や図4などに示すように、インサート成形時に軸取付金具1を位置決めするために、筒軸P方向に延びるピン溝11(位置決め構造)が対向状に2箇所設けられている。尚、ピン溝11を軸取付孔6側に設けたのは、プラスチックへの影響を避けるためであり、溝であれば邪魔にならずに駆動軸を取り付けることができるし、駆動軸に突起等を設ければ回り止めとしても利用できる。
この点、上金型20aと下金型20bとを備える成形金型20を示した図5を例に説明すると、下金型20bには、軸取付金具1の軸取付孔6に挿入される円柱形状の支持部21が設けられていて、その支持部21の軸方向の中間部分を軸直方向に貫くように貫通孔が形成されている。そして、その貫通孔に支持ピン22が圧入固定されていて、支持部21の外周面には、その支持ピン22の両端部が互いに逆向きに突出している。
この成形金型20を用いてインサート成形を行う時には、この支持ピン22の両端部にピン溝11,11を嵌め入れながら軸取付金具1を下金型20bに装着する。そうすることにより、軸取付金具1は成形金型20に対して常に精度高く所定位置に配置されることとなるため、ボス部3の肉厚を大幅に薄くしても、凸部8の周りのプラスチックの肉厚に偏りが発生せず、樹脂強度を安定して確保することができる。
尚、ここではピン溝11を2箇所設ける例を示したが、ピン溝11は1箇所であってもよい。支持ピン22の代わりに軸方向に延びる突条部や突部を支持部21と一体に形成してあってもよい。要は、ピン溝11に嵌って位置決めできるものであればよい。逆に、支持部21に溝を形成して、軸取付孔6の内周面に突条部や突部を設けるようにしてもよい。
また、ピン溝11は凸部8に対応する位置、つまり筒軸P方向に見て、凸部8とピン溝11とが半径方向に沿って並ぶように設けるのが好ましい。そうすればピン溝11の位置を容易に認識できるので作業性に優れる。
(別実施形態)
次に、本発明の別実施形態について説明するが、いずれの別実施形態も、基本的な構成は先の実施形態と同様であるため、異なる構成について説明することとし、同じ構成については同一の符号を付してその説明は省略する。
(別実施形態1)
図6に本実施形態のインペラを示す。図に示すように、このインペラの羽根部5は7枚で構成されている。一方、軸取付金具1は、図7に示すように、その外周面の筒軸P方向の中間部位に、周りに7つの角部12a,12a,・・・を有する正多角柱形状をした多角形状部12が一回り大きく張り出すように突設されている。
すなわち、本実施形態では、多角形状部12が先の実施形態の段部7及び凸部8に相当しており、回り止め部に相当する各角部12aがそれぞれ各羽根部5及びディスク部4の付根部分に位置するように配設されている。
(別実施形態2)
図8に本実施形態のインペラを示す。図に示すように、このインペラの羽根部5は6枚で構成されており、各羽根部5がボス部3から外方に湾曲しながら延びていて、筒軸P方向に見て渦巻状に配設されている。一方、軸取付金具1は、図9に示すように、対向状に2箇所、筒軸P方向に延びる略三角柱形状の突起部13(回り止め部)が設けられていて、これら突起部13,13がそれぞれ羽根部5及びディスク部4の付根部分に位置するように配設されている。
(別実施形態3)
図10に本実施形態のインペラを示す。図に示すように、このインペラの羽根部5は7枚で構成されていて、別実施形態2と同様に渦巻状に配設されている。一方、軸取付金具1は、図11に示すように、その外周面に突条部14(回り止め部)が7箇所突設されていて、これら突条部14が、それぞれ段部7上を筒軸P方向に延びる略四角柱形状をしている。そして、これら突条部14はそれぞれ各羽根部5及びディスク部4の付根部分に位置するように配設されている。
このように、本発明では、羽根部5の枚数や形状については特に限定されず、必要に応じて任意に設定することができる。また、回り止め部の形態も様々に設定可能であり、必ずしも全ての羽根部5の付根部分5aに回り止め部を設ける必要はなく、別実施形態2のように一部の羽根部5に対してのみ設けることもできる。
以上説明したように、本発明によれば、特に耐久性等を犠牲にすることなく従来よりもボス部3の合成樹脂の肉厚を大幅に減少させることができるので、ポンプの水処理能力を向上させることができるとともに、材料コストを低減することができる。
本発明のインペラの概略斜視図である。 (a)は本発明のインペラの平面図、(b)は(a)のX−X線断面図である。 本発明のインペラの要部の概略図である。(a)は縦断面図、(b)は平面図である。 本発明の軸取付金具1であり、(a)は平面図、(b)は側面図である。 インペラの成形時における軸取付金具1の装着状態を示す概略図である。(a)はその縦断面図、(b)は要部を上方から見た図である。 別実施形態1のインペラであり、(a)はその平面図、(b)は(a)のX−X線断面図である。 別実施形態1の軸取付金具1であり、(a)は平面図、(b)は側面図である。 別実施形態2のインペラであり、(a)はその平面図、(b)は(a)のX−X線断面図である。 別実施形態2の軸取付金具1であり、(a)は平面図、(b)は側面図である。 別実施形態3のインペラであり、(a)はその平面図、(b)は(a)のX−X線断面図である。 別実施形態3の軸取付金具1であり、(a)は平面図、(b)は側面図である。
符号の説明
1 軸取付金具
2 インペラ本体
3 ボス部
3a 傾斜部
3b 基部
4 ディスク部
4a 付根部分
5 羽根部
5a 付根部分
6 軸取付孔
7 段部
8 凸部(回り止め部)
10 減肉部
11 ピン溝(位置決め構造)
12 多角形状部
13 突起部
14 突条部
P 筒軸

Claims (6)

  1. 合成樹脂製のインペラ本体に軸取付金具が一体にインサート成形されたウォーターポンプ用のインペラであって、
    上記インペラ本体が、上記軸取付金具が埋設されているボス部と、このボス部の外周面から外方に張り出す環状のディスク部と、このディスク部の上面に立設され、一端がボス部の外周面に連なる複数の羽根部と、を備え、
    上記軸取付金具の外周面に回り止め部が突設されていて、その回り止め部が上記羽根部の付根部分に位置するように配設されていることを特徴とするウォーターポンプ用のインペラ。
  2. 請求項1に記載のウォーターポンプ用のインペラであって、
    上記回り止め部が、上記複数の羽根部に対応して複数形成されていることを特徴とするウォーターポンプ用のインペラ。
  3. 請求項1又は2に記載のウォーターポンプ用のインペラであって、
    上記回り止め部が、更に、ディスク部の付根部分に位置するように配設されていることを特徴とするウォーターポンプ用のインペラ。
  4. 請求項3に記載のウォーターポンプ用のインペラであって、
    上記ボス部が、その上部に、上側から下側に向かって連続的に外径が大きくなるように形成された傾斜部を有し、この傾斜部の外周面に上記ディスク部の上面が連続していることを特徴とするウォーターポンプ用のインペラ。
  5. 請求項4に記載のウォーターポンプ用のインペラであって、
    上記インペラ本体の下側には減肉部が凹設されていて、この減肉部内に上記ボス部の下部が突出していることを特徴とするウォーターポンプ用のインペラ。
  6. 請求項1〜請求項5のいずれか一つに記載のウォーターポンプ用のインペラであって、
    上記軸取付金具に、インサート成形時に回り止め部を位置決めするための位置決め構造が備えられていることを特徴とするウォーターポンプ用のインペラ。
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