JP2009267594A - 無線通信システム、アクセス装置、通信端末、無線通信方法およびプログラム - Google Patents

無線通信システム、アクセス装置、通信端末、無線通信方法およびプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】無線を介したFixed/Nomadicサービス時に、限定したエリア内でのアクセス装置間ハンドオーバを許容できない。
【解決手段】本発明の通信システムは、通信端末の初期アクセス時の位置情報とHO先アクセス装置の位置情報を比較する手段を備え、通信端末の初期アクセス時の位置情報〜HO先アクセス装置の位置情報間の距離が許容範囲内にある場合に、HO可能な近隣アクセス装置群を選択するよう動作する。
【選択図】図4

Description

本発明はFixed/Nomadicサービス向け通信システム、方法およびプログラムに関し、特にモバイル通信が提供可能なモバイル網が端末の契約サービスに応じてアクセス装置間ハンドオーバを制限することができることを特徴とする通信システム、方法およびプログラムに関する。
本願に関連する通信システムの一例として、非特許文献1に記載されているWiMAX通信システムを挙げる。
図9に示すような通信システムのWiMAXネットワーク101は、HCSN(Home Connectivity Service Network)102とASN(Access Service Network)103、104とから構成されている。
さらに、HCSN102はHA(Home Agent)110およびAAA(Authentication, Authorization and Accounting)サーバ120から構成されている。
また、ASN103、104はASN‐GW(ASN Gateway)130、131とBS(Base Station)140、141、142、143で構成される。
HA110は、MS(Mobile Station)がASN‐GW間ハンドオーバを行った際のアンカーノードで、Mobile IPのプロトコルをサポートしている。
AAAサーバ120はMSの認証および課金等を管理するノードである。また、AAAサーバ120はHA110にMSの移動管理に必要な認証情報を提供する役割も持っている。
ASN‐GW130、131はASN内のMSの移動時のモビリティアンカー機能を具備している。
BS140、141、142、143はIEEE802.16の無線方式を用いてMSに通信リンクを提供するアクセス装置である。
このような構成を有する通信システムがFixed/Nomadicサービスを提供する際には、つぎのように動作する。
まず、Fixedサービスを契約しているMS150がBS140を介してWiMAXネットワーク101にアクセスする方法について図10を用いて説明する。
MS150は、BS140との無線リンクを確立すると、アクセス認証を実行する。
アクセス認証中にAAAサーバ120はMS150の契約サービスがFixedサービスであることを検知すると、アクセス認証中にASN‐GW130にMS150の契約サービスがFixedであることを通知する。
ASN‐GW130はMS150の契約サービスがFixedであることを検知すると、アクセス認証後のデータパス生成などのL2セットアップ時にMS150の契約サービスがFixedであることをBS140に通知する。
その後、MS150はDHCP等を利用してIPアドレスを取得することで、MS150は通信が可能になる。
次にMS150が、BS141へHO(Hand Over)を行う際のBS140の動作を説明する。
MS150はBS140と確立している無線リンクの電界強度が低下したこと、およびBS141から受信する報知信号の電界強度が増加したことを検知すると、BS間HOの実行を決断する。
次に、MS150はHandover Preparation Phaseとして、BS140にBS141の基地局IDであるBSIDを通知して、HO要求を行う。
BS140はMS150からのHO要求を受信すると、MS150のサービス契約を確認する。
BS140はMS150のサービス契約がFixedサービスであることを検知すると、MS150からのBS間HO要求を拒否する。
WiMAX End-to-End Network Systems Architecture Stage 2-3 Release 1 version1.2, January, 2008 特開2001−069548
第1の問題点は、Fixed/Nomadicサービス時にMSのBS間のHOをまったく許容できないということである。
Fixed/NomadicサービスはMSのモビリティをサポートしないので、MSの移動によるBS間のHOは許容する必要はない。しかし、MSが2つのBSの中間に存在する場合などは2つのBSとのリンクの電界強度の変化に応じて最適なBSにHOするといったように、快適な通信環境をMSに提供するため、MSのアクセス位置によってはBS間HOを許容する必要がある。
しかしながら、上記の通信システムで解決できない理由は、BS間のHO可否の判断としてMSの契約サービスにのみ基づいた判断を行っているためである。
本発明が解決しようとする課題は、Fixed/Nomadicサービス時に限られた範囲内のアクセス装置間HOを許容することができる無線通信システムを提供することにある。
上記課題を解決するための本発明は、無線通信システムであって、通信端末の初期アクセス時の位置情報と、ハンドオーバ先のアクセス装置の位置情報とを用いて、前記通信端末のハンドオーバ先のアクセス装置を決定する決定手段を有することを特徴とする。
上記課題を解決するための本発明は、無線通信システムのアクセス装置であって、通信端末の初期アクセス時の位置情報と、ハンドオーバ先のアクセス装置の位置情報とを用いて、前記通信端末のハンドオーバ先のアクセス装置を決定する決定手段を有することを特徴とする。
上記課題を解決するための本発明は、無線通信システムの通信端末であって、自端末の初期アクセス時の位置情報と、ハンドオーバ先のアクセス装置の位置情報とを用いて決定されたハンドオーバ先のアクセス装置にハンドオーバすることを特徴とする。
上記課題を解決するための本発明は、無線通信方法であって、通信端末の初期アクセス時の位置情報と、ハンドオーバ先のアクセス装置の位置情報とを用いて、前記通信端末のハンドオーバ先のアクセス装置を決定する決定ステップを有することを特徴とする。
上記課題を解決するための本発明は、無線通信のアクセス装置のプログラムであって、前記プログラムは前記アクセス装置を、通信端末の初期アクセス時の位置情報と、ハンドオーバ先のアクセス装置の位置情報とを用いて、前記通信端末のハンドオーバ先のアクセス装置を決定する決定手段として機能させることを特徴とする。
上記課題を解決するための本発明は、無線通信の通信端末のプログラムであって、前記プログラムは前記通信端末を、自端末の初期アクセス時の位置情報と、ハンドオーバ先のアクセス装置の位置情報とを用いて決定されたハンドオーバ先のアクセス装置にハンドオーバする端末として機能させることを特徴とする。
第1の効果は、Fixed/Nomadicサービス時に限られた範囲内のアクセス装置間HOを許容することができることにある。
その理由は、通信端末の初期アクセス時の位置情報〜HO先アクセス装置の位置情報間の距離からHO可能なアクセス装置群の情報をアクセス装置間HO可否の判断に使用するためである。
第2の効果は、Fixed/Nomadicサービス時に限られた範囲内の3つ以上のアクセス装置間HOを許容することができることにある。
その理由は、通信端末のHO元の位置情報ではなく、初期アクセス時の位置情報をアクセス装置間HO可否の判断に使用するためである。
本発明の特徴を説明するために、以下において、図面を参照して具体的に述べる。
本発明を実施するための第1の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。
図1を参照すると、本発明の第1の実施の形態である無線ネットワーク1は、コア網2とアクセス網3、4とから構成されている。
さらに、コア網2はコアアンカー機能部10およびAAA(Authentication, Authorization and Accounting)機能部20から構成されている。
また、アクセス網3、4はアクセスアンカー機能部30、31とアクセス装置機能部40、41、42、43で構成される。
コアアンカー機能部10は通信端末がアクセスアンカー間ハンドオーバを行った際のアンカーノードである。
AAA機能部20は通信端末の認証および課金等を管理する機能である。
アクセスアンカー機能部30、31はアクセス網内の通信端末の移動時のモビリティアンカーとなる機能である。
アクセス装置機能部40、41、42、43は何かしらの無線方式を用いて通信端末(Mobile Station)に通信リンクを提供する機能部を有する。また、アクセス装置機能部40、41、42、43は、通信端末からHO要求された時に、通信端末の初期アクセス位置を示す初期アクセス位置情報を含むHO要求メッセージをHO先のアクセス装置機能部に送信する機能と、HO要求メッセージ内に含まれる通信端末の初期アクセス位置情報が示す位置と自身の位置との相対関係(位置関係)を知ることができる位置情報を保持する機能とを有することを特徴とする。
通信端末は、アクセス装置機能部との無線リンクを確立する機能を有する。また、通信端末はアクセス装置機能部と確立している無線リンクの電界強度が低下したこと、及び他のアクセス装置機能部から受信する報知信号の電界強度が増加したことを検知する等の理由により、アクセス装置機能部間HOの実行を決断する。そして通信端末はHandover Preparation Phaseとして、アクセス装置機能部に電解強度が増加したアクセス装置機能部を識別するIDを通知して、HO要求を行う。更に、アクセス装置機能部からHO応答を受信し、電解強度が増加したアクセス装置機能部へのHOが許容されたことを検知するとそのアクセス装置機能部へのHOを実行し、HOが許容されなかったことを検知するとそのアクセス装置機能部へのHOを中止する。
このような構成を有する第1の実施の形態の通信システムがFixed/Nomadicサービスを提供する際には、つぎのように動作する。
まず、Fixedサービスを契約している通信端末50がアクセス装置機能部40を介して無線ネットワーク1にアクセスする方法を図2を用いて説明する。
通信端末50はアクセス装置機能部40との無線リンクを確立すると、アクセス認証を実行する。この時、アクセス装置機能部40は、通信端末50に関する情報(識別情報等)をアクセスアンカー機能部30、コアアンカー機能部10、AAA機能部20に通知する。
アクセス認証中に、通信端末50の識別情報からAAA機能部20は通信端末50の契約サービスがFixedサービスであることを検知すると、アクセス認証中にアクセスアンカー機能部30に通信端末50の契約サービスがFixedであることを通知する。
アクセスアンカー機能部30は通信端末50の契約サービスがFixedであることを検知すると、アクセス認証後のデータパス生成などのL2セットアップ時に通信端末50の契約サービスがFixedであることをアクセス装置機能部40に通知する。
その後、通信端末50は、DHCP等を利用してIPアドレスを取得することで、通信端末50は通信が可能になる。
最後に、アクセス装置が端末の正確な初期アクセス位置情報を求めるために端末の位置情報取得手順を実行する場合もある。この位置情報取得手順は、GPSやアクセス方式固有の手順など、既存の手法を適用するものとする。尚、初期アクセス位置とは、通信端末50が無線ネットワークにアクセスして無線リンクを確立した位置を示す。
次に通信端末50がアクセス装置機能部41へHO(Hand Over)を行う際の動作を図3を用いて説明する。
前提条件として、アクセス装置機能部40を介して無線ネットワーク1へアクセスを開始した場合、Fixedサービスであっても、アクセス装置41へのHOは許容するポリシーが存在するものとする。
通信端末50はアクセス装置機能部40と確立している無線リンクの電界強度が低下したこと、およびアクセス装置機能部41から受信する報知信号の電界強度が増加したことを検知する等の理由により、アクセス装置機能部間HOの実行を決断する。
次に、通信端末50はHandover Preparation Phaseとして、アクセス装置機能部40にアクセス装置機能部41を識別するIDを通知して、HO要求を行う。
アクセス装置機能部40は通信端末50からのHO要求を受信すると、通信端末50のサービス契約を確認する。
アクセス装置機能部40は通信端末50のサービス契約がFixedサービスであることを検知すると、通信端末50の契約サービス情報と通信端末50の初期アクセス位置情報を含むHO要求をアクセス装置機能部41に送信する。
アクセス装置機能部41はHO要求を受信し、通信端末50のサービス契約がFixedサービスであることを検知すると、HO要求に含まれる通信端末50の初期アクセス位置情報と自身の位置情報とが示す位置から相対関係を調査し、2地点間の距離がHO許容可能な範囲内にあることを確認すると、アクセス装置機能部41へのHOを承認し、その旨を通知するためにHO応答をアクセス装置機能部40に送信する。
アクセス装置機能部40はHO応答を受信すると、HOが承認されたことを通信端末50に通知するためHO応答を送信する。
通信端末50はHO応答を受信し、アクセス装置機能部41へのHOが許容されたことを検知すると、アクセス装置機能部41へのHOを実行する。
アクセスアンカー機能部30は通信端末50のアクセス装置間HOの一環として旧データパス削除処理を実行する。
アクセス装置機能部41へのHOおよび旧データパス削除処理は既知の内容であるため、詳細は割愛する。
次に通信端末50がさらにアクセス装置機能部42へHOを行う際の動作を図4を用いて説明する。
前提条件として、アクセス装置機能部40を介して無線ネットワーク1へアクセスを開始した場合、Fixedサービスでは、アクセス装置42へのHOは許容しないポリシーが存在するものとする。
通信端末50はアクセス装置機能部41と確立している無線リンクの電界強度が低下したこと、およびアクセス装置機能部42から受信する報知信号の電界強度が増加したことを検知する等の理由により、アクセス装置機能部間HOの実行を決断する。
次に、通信端末50はHandover Preparation Phaseとして、アクセス装置機能部41にアクセス装置機能部42のアクセス装置機能部を識別するIDを通知して、HO要求を行う。
アクセス装置機能部41は通信端末50からのHO要求を受信すると、通信端末50のサービス契約を確認する。
アクセス装置機能部41は通信端末50のサービス契約がFixedサービスであることを検知すると、通信端末50の契約サービス情報と通信端末50の初期アクセス位置情報を含むHO要求をアクセス装置機能部42に送信する。
アクセス機能部42はHO要求を受信し、通信端末50のサービス契約がFixedサービスであることを検知すると、HO要求に含まれる通信端末50の初期アクセス位置情報と自身の位置情報の相対関係を調査し、2地点間の距離がHO許容可能な範囲外にあることを確認すると、アクセス装置機能部42へのHOを拒否し、その旨を通知するためにHO応答をアクセス装置機能部41に送信する。
アクセス装置機能部41はHO応答を受信すると、HOが拒否されたことを通信端末50に通知するためHO応答を送信する。
通信端末50はHO応答を受信し、アクセス装置機能部42へのHOが拒否されたことを検知すると、アクセス装置機能部42へのHOを実行を断念する。
本実施の形態は通信端末の契約サービスがFixedサービスであることを想定して説明したが、Nomadicでも同様の仕組みで対応可能である。
次に、本発明の第2の発明を実施するための最良の形態について図面を参照して詳細に説明する。
本発明の第2の実施の形態のシステム構成は第1の実施の形態と同じである。
第1の実施の形態との差分はアクセス装置機能部と通信端末にある。上記実施の形態とは異なる機能について説明する。
アクセス装置機能部40、41、42、43は何かしらの無線方式を用いてMSに通信リンクを提供する機能を有する。アクセス装置機能部40、41、42、43は通信端末のアクセス開始時に、通信端末の初期アクセス位置を示す初期アクセス位置情報を取得し、通信端末にHOを許容するアクセス装置機能部の情報(リスト)を通知する機能を有する。このHOを許容するアクセス装置機能部の情報は、予めポリシーとして保持しても、初期アクセス位置情報と周囲のアクセス装置機能部の位置情報とから生成してポリシーとして保持してもよい。また、通信端末からのHO要求時に、通信端末から要求されたアクセス装置機能部情報とHOを許容するアクセス装置機能部情報とを比較して、一致している情報があれば、通信端末のHOを許容するアクセス装置機能部情報を含むHO要求メッセージをHO先のアクセス装置機能部に送信する機能を具備する。
通信端末は自身の位置を測定する機能を具備する。また、アクセス装置機能部から通知された、HOを許容するアクセス装置機能部の情報を受信する。更に、アクセス装置機能部と確立している無線リンクの電界強度が低下したこと、および他のアクセス装置機能部から受信する報知信号の電界強度が増加したことを検知する等の条件と共に、アクセス装置機能部から受信したHOを許容するアクセス装置機能部の情報の中に電界強度が増加したアクセス装置機能部が含まれていることを確認してそのアクセス装置機能部を選択すると、アクセス装置機能部間HOの実行を決断する。
このような構成を有する第2の実施の形態の通信システムがFixed/Nomadicサービスを提供する際には、つぎのように動作する。
まず、Fixedサービスを契約している通信端末50がアクセス装置機能部40を介して無線ネットワーク1にアクセスする方法を図5を用いて説明する。
通信端末50はアクセス装置40との無線リンクを確立すると、アクセス認証を実行する。
アクセス認証中にAAA機能部20は通信端末50の契約サービスがFixedサービスであることを検知すると、アクセス認証中にアクセスアンカー機能部30に通信端末50の契約サービスがFixedであることを通知する。
アクセスアンカー機能部30は通信端末50の契約サービスがFixedであることを検知すると、アクセス認証後のデータパス生成などのL2セットアップ時に通信端末50の契約サービスがFixedであることをアクセス装置機能部40に通知する。
その後、通信端末50はDHCP等を利用してIPアドレスを取得することで、通信端末50は通信が可能になる。
アクセス装置40は位置情報取得手順を介して通信端末50の位置情報を取得する。この位置情報から通信端末50がHOを行うことを許容するアクセス装置機能部を選択し、通信端末50に通知する。
通信端末50は、HOが許可されたアクセス装置機能部にHOを行う。
次に通信端末50がアクセス装置機能部41へHOを行う際の動作を説明する。信号の流れは図3と同じである。
前提条件として、通信端末50に対してアクセス装置機能部40および41を介して無線ネットワーク1へアクセスすることを許容するポリシーが持っているものとする。
通信端末50は、アクセス装置機能部40と確立している無線リンクの電界強度が低下したこと、およびアクセス装置機能部41から受信する報知信号の電界強度が増加したことを検知する等の理由と共に、アクセス装置機能部40から受信したHOが許容されたアクセス装置機能部情報の中にアクセス装置機能部41が含まれていることを確認してアクセス装置機能部41を選択すると、アクセス装置機能部間HOの実行を決断する。
次に、通信端末50はHandover Preparation Phaseとして、アクセス装置機能部40にアクセス装置機能部41のアクセス装置機能部を識別するIDを通知して、HO要求を行う。
アクセス装置機能部40は通信端末50からのHO要求を受信すると、通信端末50のサービス契約を確認する。
アクセス装置機能部40は通信端末50のサービス契約がFixedサービスであることを検知すると、まずHOが許容されたアクセス装置機能部情報の中に通信端末がHOを要求しているアクセス装置機能部41の情報が含まれているかを確認する。
今回は含まれているので、通信端末50の契約サービス情報と通信端末50がHOすることを許容されたアクセス装置機能部情報を含むHO要求をアクセス装置機能部41に送信する。
アクセス機能部41はHO要求を受信すると、アクセス装置機能部41へのHOを承認し、その旨を通知するためにHO応答をアクセス装置機能部40に送信する。
アクセス装置機能部40はHO応答を受信すると、HOが承認されたことを通信端末50に通知するためHO応答を送信する。
通信端末はHO応答を受信し、アクセス装置機能部41へのHOが許容されたことを検知すると、アクセス装置機能部41へのHOを実行する。
アクセスアンカー機能部30は通信端末50のアクセス装置間HOの一環として旧データパス削除処理を実行する。
アクセス装置機能部41へのHOおよび旧データパス削除処理は既知の内容であるため、詳細は割愛する。
次に通信端末50がさらにアクセス装置機能部42へHOを行う際の動作を説明する。
通信端末50はアクセス装置機能部41と確立している無線リンクの電界強度が低下したこと、およびアクセス装置機能部42から受信する報知信号の電界強度が増加したことを検知する等の理由によりHOの実行を決断する前に、アクセス装置機能部40から受信したHOが許容されたアクセス装置機能部情報の中にアクセス装置機能部42が含まれているか否かを確認する。今回は含まれていないため、通信端末50はアクセス装置機能部間HOの実行を断念する。
仮に、通信端末50が設定ミスでHOを決断したとして、アクセス装置機能部41に送信するHO要求を行っても、アクセス装置機能部41は通信端末50にHOが許容されたアクセス装置機能部情報を保持するので、アクセス装置機能部42にHO要求を送信することなく、通信端末50からのHO要求を拒否できる。
本実施の形態は通信端末の契約サービスがFixedサービスであることを想定して説明したが、Nomadicでも同様の仕組みで対応可能である。
上述したように、本発明は、通信端末の初期アクセス時の位置情報とHO先アクセス装置の位置情報とからHO先アクセス装置を決定する手段を備え、通信端末の初期アクセス時の位置情報からHO先アクセス装置の位置情報との間の距離が許容範囲内にある場合に、又は、HO可能な近隣アクセス装置群に通信端末がHOしようとしているアクセス装置がある場合に、そのアクセス装置をHO先として選択することを特徴とする。これにより、通信端末からのHO要求受信時に通信端末が希望するHO先のアクセス装置がHO可能な近隣アクセス装置群に含まれる場合にHOを許可すること、または、通信端末のアクセス開始時にHO可能な近隣アクセス装置群を通信端末に通知することにより本発明の課題を達成することができる。
〈実施例1〉
次に、具体的な実施例を用いて本発明を実施するための最良の形態の動作を説明する。本実施例は第1の実施の形態に対応する。
第1の実施例のシステム構成は、図9と同様である。本発明の第1の実施例であるWiMAXネットワーク101は、HCSN102とASN103、104とから構成されている。
さらに、HCSN102はHA110およびAAAサーバ120から構成されている。
また、ASN103、104はASN‐GW130、131とBS140、141、142、143で構成される。
HA110はMSがASN‐GW間ハンドオーバを行った際のアンカーノードである。
AAAサーバ120はMSの認証および課金等を管理する機能である。
ASN‐GW130、131はASN内のMSの移動時のモビリティアンカーとなる機能である。
BS140、141、142、143はIEEE802.16の無線方式を用いてMSに通信リンクを提供する機能である。また、BS140、141、142、143はMSからのHO要求時に、MSの初期アクセス位置情報であるInitial Serving BSIDを含むHO_ReqメッセージをHO先のBSに送信する機能と、HO_Req内に含まれるMSのInitial Serving BSIDと自身の位置の相対関係を知ることができるNeighbor BSID Listを情報要素として保持することを特徴とする。
このような構成を有する第1の実施例の通信システムがFixed/Nomadicサービスを提供する際には、つぎのように動作する。
まず、Fixedサービスを契約しているMS150が、BS140を介してWiMAXネットワーク101にアクセスする方法は図2記載の流れと基本的に同じであるため、詳細は割愛する。
本実施例はBS140がMS150の初期アクセス位置情報として自身のBSIDをInitial Serving BSIDとして管理する点を特徴とする。
次にMS150がBS141へHOを行う際の動作を図6を用いて説明する。
前提条件として、WiMAXネットワーク101でFixedサービスを提供する場合、MSのInitial BSIDがNeighboring BSID Listに載っているBSへのHOは許容するポリシーが存在するものとする。
MS150はBS140と確立している無線リンクの電界強度が低下したこと、およびBS141から受信する報知信号の電界強度が増加したことを検知する等の理由により、BS間HOの実行を決断する。
次に、MS150はHandover Preparation Phaseとして、BS40にBS41のBSIDを含むMOB_MSHO-REQを送信して、HO要求を行う。
BS140はMS150からのHO要求を受信すると、MS150のサービス契約を確認する。
BS140は、MS150のサービス契約がFixedサービスであることを検知すると、MS150の契約サービス情報とMS150のInitial Serving BSIDを含むHO_REQをBS141に送信する。
BS141は、HO_REQを受信し、MS150のサービス契約がFixedサービスであることを検知すると、HO_REQに含まれるMS150のInitial Serving BSIDがNeighboring BSID Listに載っているか否かを調査し、載っていることを確認すると、BS141へのHOを承認し、その旨を通知するためにHO_RspをBS140に送信する。
BS140はHO_Rspを受信すると、HOが承認されたことをMS150に通知するためMOB_BSHO-RSPを送信する。
MS150はMOB_BSHO-RSPを受信し、BS141へのHOが許容されたことを検知すると、BS141へのHOを実行する。
ASN‐GW130はMS150のBA間HOの一環として旧データパス削除処理を実行する。
BS141へのHOおよび旧データパス削除処理は既知の内容であるため、詳細は割愛する。
次にMS150がさらにBS142へHOを行う際の動作を図7を用いて説明する。
MS150はBS141と確立している無線リンクの電界強度が低下したこと、およびアクセス装置機能部42から受信する報知信号の電界強度が増加したことを検知する等の理由により、BS間HOの実行を決断する。
次に、MS150はHandover Preparation Phaseとして、BS141にBS142のBSIDを含むMOB_BSHO-REQを送信して、HO要求を行う。
BS141はMS150からのHO要求を受信すると、MS150のサービス契約を確認する。
BS141はMS150のサービス契約がFixedサービスであることを検知すると、MS150の契約サービス情報とMS150のInitial Serving BSIDを含むHO_REQをBS142に送信する。
BS142はHO_REQを受信し、MS150のサービス契約がFixedサービスであることを検知すると、HO_REQに含まれるMS150のInitial Serving BSIがNeighbor BSIDListに載っているか否かを調査し、載っていないことを確認すると、BS142へのHOを拒否し、その旨を通知するためにHO_RspをBS141に送信する。
BS141はHO_Rspを受信すると、HOが拒否されたことをMS150に通知するためMOB_BSHO-RSPを送信する。
MS150は、MOB_BSHO-RSP受信し、BS142へのHOが拒否されたことを検知すると、BS142へのHOを実行を断念する。
第1の実施例では、MSの契約サービスがFixedサービスであることを想定して説明したが、Nomadicでも同様の仕組みで対応可能である。
第1の実施例では、BS間HOの可否判断にInitial BSIDおよびNeighbor BSID Listを使用したが、代替としてGPS等によるMSの初期アクセス位置情報およびBSの位置情報を使用することも可能である。この場合、MSおよびBSはGPS等の位置取得機能を具備し、アクセス開始時にServing BSは本位置取得機能を用いて取得する。また、BSはHO可能なMSの初期アクセス位置〜BS間の距離を参照値を保持しているものとする。
第1の実施例では、アクセス方式としてIEEE802.16を想定したが、LTE(Long Term Evolution)やUMB(Ultra Mobile Broadband)、WLANでも構わない。
〈実施例2〉
次に、本発明の第2の発明の実施例について図面を参照して詳細に説明する。
本発明の第2の実施例のシステム構成は、第1の実施例と同じである。第1の実施例との差分はBSとMSとにある。
BS140、141、142、143はIEEE802.16の無線方式を用いてMSに通信リンクを提供する機能である。BS140、141、142、143は、MSのアクセス開始時にMSの位置情報を取得し、MSにHOを許容するBSIDリストを通知する。また、MSからのHO要求時に、MSから要求されたBSIDとHOを許容するBSIDリストと比較して、一致しているBSIDがあれば、MSのHOを許容するBSIDリストを含むHO要求メッセージをHO先のBSに送信する機能を具備する。
MSは、自身の位置測定する機能を具備する。
このような構成を有する第2の実施の形態の通信システムがFixed/Nomadicサービスを提供する際には、つぎのように動作する。
まず、Fixedサービスを契約しているMS150がBS140を介してWiMAXネットワーク101にアクセスする方法を図8を用いて説明する。
MS150は、BS140との無線リンクを確立すると、アクセス認証を実行する。
アクセス認証中にAAAサーバ120は、MS150の契約サービスがFixedサービスであることを検知すると、アクセス認証中にASN‐GW130にMS150の契約サービスがFixedであることを通知する。
ASN‐GW130は、MS150の契約サービスがFixedであることを検知すると、アクセス認証後のデータパス生成などのL2セットアップ時にMS150の契約サービスがFixedであることをBS140に通知する。
その後、MS150は、DHCP等を利用してIPアドレスを取得することで、MS150は通信が可能になる。
BS140は、L2セットアップが完了すると、MS150の位置情報を取得するため、SCM_RSPメッセージをMS150に送信する。MS150はRSSI(Received Signal Strength Indication)やRTD(Round Trip Delay)等を用いて自身の位置を測定すると、SCM_REPを送信してBS140に結果を通知する。
ここで、MS150の位置測定手法としてRSSIやRSDなどの無線関連の情報から算出する手法を取り上げたが、位置情報が取得できるのであればGPSのような手法でも構わない。
BS140は、この位置情報からMS150がHOを行うことを許容するBS群を選択し、MS150に通知する。
MS150は、HOが許可されたBSにHOを行う。
次にMS150がBS141へHOを行う際の動作を説明する。信号の流れは図6と同じである。
前提条件として、MS150に対してBS140および141を介してWiMAXネットワーク101へアクセスすることを許容するポリシーが持っているものとする。
MS150は、BS140と確立している無線リンクの電界強度が低下したこと、およびBS141から受信する報知信号の電界強度が増加したことを検知する等の理由と共に、BS140から受信したHOが許容されたBS情報の中にBS141が含まれていることを確認すると、BS間HOの実行を決断する。
次に、MS150は、Handover Preparation Phaseとして、BS40にBS141のBSIDを通知して、HO要求を行う。
BS140はMS150からのMOB_MSHO-REQを受信すると、MS150のサービス契約を確認する。
BS140は、MS150のサービス契約がFixedサービスであることを検知すると、まずMS150がHOを許容されたBSID情報の中にMS150がHOを要求しているBSID141の情報が含まれているかを確認する。
今回は含まれているので、MS150の契約サービス情報とMS150がHOすることを許容されたBSID群の情報を含むHO_REQをBS141に送信する。
BS141はHO_REQを受信すると、BS141へのHOを承認し、その旨を通知するためにHO_RSPをBS140に送信する。
BS140はHO_REQを受信すると、HOが承認されたことをMS150に通知するためMOB_BSHO_RSPを送信する。
通信端末はMOB_BSHO_RSPを受信し、BS141へのHOが許容されたことを検知すると、BS141へのHOを実行する。
ASN‐GW130は、MS150のBS間HOの一環として旧データパス削除処理を実行する。
BS141へのHOおよび旧データパス削除処理は既知の内容であるため、詳細は割愛する。
次にMS150がさらにBS142へHOを行う際の動作を説明する。
MS150はBS141と確立している無線リンクの電界強度が低下したこと、およびBS142から受信する報知信号の電界強度が増加したことを検知する等の理由によりHOの実行を決断する前に、BS140から受信したHOが許容されたBSID情報の中にBS142が含まれているか否かを確認する。今回は含まれていないため、MS150はBS間HOの実行を断念する。
仮に、MS150が設定ミスでHOを決断したとして、BS141に送信するHO要求を行っても、BS141はMS150にHOが許容されたBS情報を保持するので、BS142にHO要求を送信することなく、MS150からのHO要求を拒否できる。
本実施例は、MSの契約サービスがFixedサービスであることを想定して説明したが、Nomadicでも同様の仕組みで対応可能である。
本実施例では、アクセス方式としてIEEE802.16を想定したが、LTE(Long Term Evolution)やUMB(Ultra Mobile Broadband)、WLANでも構わない。
本発明によれば、MVNOのように1つのモバイル網を複数のオペレータで共用する際に、各オペレータのビジネスモデルに合わせた異なる形態(Fixed/Nomadic/Mobile)でのサービス提供といった用途に適用できる。
尚、上述した本発明の各機能部は、上記説明からも明らかなように、ハードウェアで構成することも可能であるが、コンピュータプログラムにより実現することも可能である。
プログラムメモリに格納されているプログラムで動作するプロセッサによって、上述した実施の形態と同様の機能、動作を実現させる。尚、上述した実施の形態の一部の機能をコンピュータプログラムにより実現することも可能である。
本発明の第1の実施の形態の構成を示すブロック図である。 第1の実施の形態で通信端末がアクセス開始する動作を示す流れ図である。 第1の実施の形態で通信端末のアクセス装置機能部間HOを許容する動作を示す流れ図である。 第1の実施の形態で通信端末のアクセス装置機能部間HOを制限する動作を示す流れ図である。 第2の実施の形態で通信端末がアクセス開始する動作を示す流れ図である。 第1の実施例でMSのBS間HOを許容する動作を示す流れ図である。 第1の実施例でMSのBS間HOを制限する動作を示す流れ図である。 第2の実施例でMSがアクセス開始する動作を示す流れ図である。 本発明に関する技術の構成を示すブロック図である。 本発明に関する技術の形態で通信端末がアクセス開始する動作を示す流れ図である。
符号の説明
1 無線ネットワーク
2 コア網
3、4 アクセス網
10 コアアンカー機能部
20 AAA(Authentication, Authorization and Accounting)機能部
30、31 アクセスアンカー機能部
40〜41 アクセス装置機能部
50、51 通信端末
101 WiMAXネットワーク
102 HCSN(Home Connectivity Service Network)
103、104 ASN(Access Service Network)
110 HA(Home Agent)
120 AAA(Authentication, Authorization and Accounting)サーバ
130、131 ASN‐GW(ASN Gateway)
140〜141 BS(Base Station)
150、151 MS(Mobile Station)

Claims (20)

  1. 無線通信システムであって、
    通信端末の初期アクセス時の位置情報と、ハンドオーバ先のアクセス装置の位置情報とを用いて、前記通信端末のハンドオーバ先のアクセス装置を決定する決定手段
    を有することを特徴とする無線通信システム。
  2. 前記決定手段は、通信端末の初期アクセス時の位置情報と、ハンドオーバ先のアクセス装置の位置情報とが示す2点間の距離がハンドオーバ許容可能距離範囲内であるかを判定し、ハンドオーバ許容可能距離範囲内であれば、前記ハンドオーバ先のアクセス装置をハンドオーバ先と決定することを特徴とする請求項1に記載の無線通信システム。
  3. 前記決定手段は、通信端末が無線ネットワークに接続した時に、通信端末の初期アクセス時の位置情報を用いてハンドオーバ先のアクセス装置のリストを生成し、前記通信端末が通知したハンドオーバ先のアクセス装置が生成したリストにある場合に、前記通信端末が通知したハンドオーバ先のアクセス装置をハンドオーバ先と決定することを特徴とする請求項1に記載の無線通信システム。
  4. 前記決定手段は、前記生成したリストを通信端末に通知する手段を有することを特徴とする請求項3に記載の無線通信システム。
  5. 通信端末は、通知されたリストの中からハンドオーバ先のアクセス装置を選択し、前記アクセス装置にハンドオーバすることを決定することを特徴とする請求項4に記載の無線通信システム。
  6. 無線通信システムのアクセス装置であって、
    通信端末の初期アクセス時の位置情報と、ハンドオーバ先のアクセス装置の位置情報とを用いて、前記通信端末のハンドオーバ先のアクセス装置を決定する決定手段
    を有することを特徴とするアクセス装置。
  7. 前記決定手段は、通信端末の初期アクセス時の位置情報と、ハンドオーバ先のアクセス装置の位置情報とが示す2点間の距離がハンドオーバ許容可能距離範囲内であるかを判定し、ハンドオーバ許容可能距離範囲内であれば、前記ハンドオーバ先のアクセス装置をハンドオーバ先と決定することを特徴とする請求項6に記載のアクセス装置。
  8. 前記決定手段は、通信端末が無線ネットワークに接続した時に、通信端末の初期アクセス時の位置情報を用いてハンドオーバ先のアクセス装置のリストを生成し、前記通信端末が通知したハンドオーバ先のアクセス装置が生成したリストにある場合に、前記通信端末が通知したハンドオーバ先のアクセス装置をハンドオーバ先と決定することを特徴とする請求項6に記載のアクセス装置。
  9. 前記決定手段は、前記生成したリストを通信端末に通知する手段を有することを特徴とする請求項8に記載のアクセス装置。
  10. 無線通信システムの通信端末であって、
    自端末の初期アクセス時の位置情報と、現在リンクが確立しているアクセス装置以外のアクセス装置の位置情報とを用いて決定されたハンドオーバ先のアクセス装置にハンドオーバすることを特徴とする通信端末。
  11. 初期アクセス時の位置情報と、現在リンクが確立しているアクセス装置以外のアクセス装置の位置情報とが示す2点間の距離がハンドオーバ許容可能距離範囲内であるかを判定して決定されたアクセス装置にハンドオーバすることを特徴とする請求項10に記載の通信端末。
  12. 自端末が無線ネットワークに接続した時に初期アクセス時の位置情報を用いて生成されたハンドオーバ先のアクセス装置のリストに、自端末が通知したハンドオーバ先のアクセス装置があるかによって決定されたアクセス装置にハンドオーバすることを特徴とする請求項11に記載の通信端末。
  13. 通信端末は、通知されたリストの中からハンドオーバ先のアクセス装置を選択し、前記アクセス装置にハンドオーバすることを決定することを特徴とする請求項12に記載の通信端末。
  14. 無線通信方法であって、
    通信端末の初期アクセス時の位置情報と、ハンドオーバ先のアクセス装置の位置情報とを用いて、前記通信端末のハンドオーバ先のアクセス装置を決定する決定ステップ
    を有することを特徴とする無線通信方法。
  15. 前記決定ステップは、通信端末の初期アクセス時の位置情報と、ハンドオーバ先のアクセス装置の位置情報とが示す2点間の距離がハンドオーバ許容可能距離範囲内であるかを判定するステップと、
    前記判定の結果、ハンドオーバ許容可能距離範囲内であれば、前記ハンドオーバ先のアクセス装置をハンドオーバ先と決定するステップと
    を有することを特徴とする請求項14に記載の無線通信方法。
  16. 前記決定ステップは、通信端末が無線ネットワークに接続した時に、通信端末の初期アクセス時の位置情報を用いてハンドオーバ先のアクセス装置のリストを生成するステップと、
    前記通信端末が通知したハンドオーバ先のアクセス装置が生成したリストにある場合に、前記通信端末が通知したハンドオーバ先のアクセス装置をハンドオーバ先と決定するステップと
    を有することを特徴とする請求項14に記載の無線通信方法。
  17. 前記生成ステップは、前記生成したリストを通信端末に通知するステップを有することを特徴とする請求項16に記載の無線通信方法。
  18. 通知されたリストの中からハンドオーバ先のアクセス装置を選択し、前記アクセス装置にハンドオーバすることを決定するステップを有することを特徴とする請求項17に記載の無線通信方法。
  19. 無線通信のアクセス装置のプログラムであって、前記プログラムは前記アクセス装置を、
    通信端末の初期アクセス時の位置情報と、ハンドオーバ先のアクセス装置の位置情報とを用いて、前記通信端末のハンドオーバ先のアクセス装置を決定する決定手段
    として機能させることを特徴とするプログラム。
  20. 無線通信の通信端末のプログラムであって、前記プログラムは前記通信端末を、
    自端末の初期アクセス時の位置情報と、ハンドオーバ先のアクセス装置の位置情報とを用いて決定されたハンドオーバ先のアクセス装置にハンドオーバする端末として機能させることを特徴とするプログラム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2021111817A (ja) * 2020-01-07 2021-08-02 キヤノン株式会社 無線通信装置、無線通信システム、無線通信方法およびプログラム

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