JP2009264500A - Gas spring device - Google Patents
Gas spring device Download PDFInfo
- Publication number
- JP2009264500A JP2009264500A JP2008115434A JP2008115434A JP2009264500A JP 2009264500 A JP2009264500 A JP 2009264500A JP 2008115434 A JP2008115434 A JP 2008115434A JP 2008115434 A JP2008115434 A JP 2008115434A JP 2009264500 A JP2009264500 A JP 2009264500A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- piston
- cylinder
- gas spring
- piston rod
- spring device
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Abstract
Description
本発明は、例えば椅子等の高さ調整機構に用いるガススプリング装置に関するものである。 The present invention relates to a gas spring device used for a height adjusting mechanism such as a chair.
一般に、ガススプリング装置は椅子等の高さ調整機構に用いられているが、従来のガススプリング装置では、使用者が操作レバーを操作すると共に、腰を浮かせながらガススプリング装置を伸長させて座部を上昇させるか、あるいは体重をかけながらガススプリング装置を短縮させて座部を下降させて椅子の座部を所望の高さに設定している。
しかしながら、従来のガススプリング装置では、座部を所望の高さに設定した後、すなわち、シリンダがピストンに対してその軸方向の位置が設定された後はシリンダがピストンに対してロックされているためシリンダ内のガスの圧縮によってのみクッション性が確保される。そのため、着座した際、フワッとしたクッション性が小さく、クッション性を高めたいというニーズがあった。
In general, the gas spring device is used for a height adjustment mechanism of a chair or the like. However, in the conventional gas spring device, the user operates the operation lever and extends the gas spring device while lifting the waist, and the seat portion. The seat portion of the chair is set to a desired height by raising the weight or by shortening the gas spring device while applying weight and lowering the seat portion.
However, in the conventional gas spring device, after the seat portion is set to a desired height, that is, after the axial position of the cylinder is set with respect to the piston, the cylinder is locked with respect to the piston. Therefore, cushioning is ensured only by compression of the gas in the cylinder. Therefore, when seated, there was a need to improve cushioning properties because the cushioning properties were small.
なお、ガススプリング装置の従来技術として特許文献1には、ピストンの上方で第2部分空間にスプリングが備えられ、第2部分空間がピストンの変位によって最小長さに到達すると、前記スプリングがバルブのシール面に位置する、長さ調整可能なガススプリングが開示されている。
上述したように、従来のガススプリング装置では、シリンダがピストンに対してその軸方向の位置が設定された後はシリンダがピストンに対してロックされるため、シリンダのピストンに対する設定位置にて良好なクッション性を得ることが不可能であった。
また、特許文献1の発明に係るガススプリングでは、外筒がピストンに対して最も下方に摺動した際にスプリングによる弾性が得られるが、外筒(シリンダ)のピストンに対する全ストローク領域における設定位置にて良好なクッション性を得ることは不可能であった。
As described above, in the conventional gas spring device, the cylinder is locked with respect to the piston after the axial position of the cylinder is set with respect to the piston. It was impossible to obtain cushioning properties.
Further, in the gas spring according to the invention of
本発明は、かかる点に鑑みてなされたものであり、シリンダのピストンに対する全ストローク領域における設定位置にて良好なクッション性を得ることのできるガススプリング装置を提供することを目的とする。 This invention is made | formed in view of this point, and it aims at providing the gas spring apparatus which can acquire favorable cushioning property in the setting position in the full stroke area | region with respect to the piston of a cylinder.
上記課題を解決するための手段として、本発明のうち請求項1に記載した発明は、ピストンをピストンロッドに対してピストンロッドの軸方向に移動自在に設け、前記ピストンと前記ピストンロッドとの間に、前記ピストンを前記ピストンロッドに対して離反する方向に付勢する付勢手段を備えた。
As means for solving the above-mentioned problems, the invention described in
本発明のガススプリング装置よれば、シリンダのピストンに対する全ストローク領域における設定位置にて良好なクッション性を得ることができる。 According to the gas spring device of the present invention, good cushioning properties can be obtained at the set position in the entire stroke region with respect to the piston of the cylinder.
以下、本発明を実施するための最良の形態を図1〜図4に基いて詳細に説明する。
本発明の第1及び第2の実施形態に係るガススプリング装置1、1aは、図1、図3及び図4に示すように、椅子2の座部2aと脚部2bとの間に取り付けられ、圧縮ガスが封入されたシリンダ5と、該シリンダ5内のシリンダ室8内を摺動すると共に該シリンダ室8を上側シリンダ室6と下側シリンダ室7との2室に画成するピストン10と、該ピストン10に上端が接続されると共に下端がシリンダ5から延出されるピストンロッド11と、上側シリンダ室6と下側シリンダ室7とを連通する環状通路(通路)12と、該環状通路12を連通・遮断するロック機構13と、ピストン10とピストンロッド11の上端との間に設けられ、ピストン10をピストンロッド11に対して離反する方向に付勢する弾性体14または気体15(付勢手段)とを備えている。
なお、本発明の第1及び第2の実施形態に係るガススプリング装置1、1aでは、弾性体14または気体15からなる付勢手段の配置は、ピストン10とピストンロッド11の上端との間に配置されており、言い換えれば、付勢手段を介してピストン10がピストンロッド11の上端に接続される配置である。
Hereinafter, the best mode for carrying out the present invention will be described in detail with reference to FIGS.
The
In the
まず、本発明の第1の実施形態に係るガススプリング装置1を、図1及び図2に基いて図4も参照しながら詳述する。
第1の実施形態に係るガススプリング装置1は、図1に示すように、軸方向に延在する外筒16と、外筒16の内部に環状の隙間をあけて二重筒を形成するように挿入されるシリンダ5と、該外筒16の下方からシリンダ5内に挿入されると共に下端がシリンダ5から延出されるピストンロッド11と、該ピストンロッド11の上端に弾性体14(付勢手段)を介して接続され、ピストンロッド11に対してピストンロッド11の軸方向に移動自在にシリンダ室8内を摺動し、且つシリンダ室8を上側シリンダ室6と下側シリンダ室7とに画成するピストン10と、外筒16内の上部に設けられ、上側シリンダ室6と下側シリンダ室7との間を連通・遮断するロック機構13と、該ロック機構13を構成する筒状バルブ本体25内の筒状ガイド部材41の中央孔17に挿入された弁棒18に当接される操作プラグ19と、外筒16の下端内周面に嵌合してピストンロッド11を軸方向に摺動自在にガイドするロッドガイド20とを備えている。
First, the
As shown in FIG. 1, the
外筒16は、図4に示すように、その上部が椅子2の座部2aの下側に横架されたフレーム(図示略)に取り付けられる。図1に示すように、外筒16の上部内周面にはロック機構13を係止するための環状段部21が設けられる。外筒16の下端には、ロッドガイド20の脱落を防止する環状係止部22が内方に向かって突設される。
なお、図4に示すように、外筒16の外方には、その軸方向略半分の位置から下方に延び、椅子2の各脚部2bの交差部位に嵌合される大径チューブ23が被覆されている。また、外筒16と大径チューブ23との間にはガイドブッシュ(図示略)が介設されている。
As shown in FIG. 4, the
As shown in FIG. 4, on the outer side of the
シリンダ5は、図1に示すように、外筒16の内側に環状の隙間を形成するように、ロック機構13と、ロックガイド20との間に保持されている。また、シリンダ5内のシリンダ室8は、ピストン10により上側シリンダ室6と下側シリンダ室7とに画成される。そして、外筒16の内周面とシリンダ5の外周面との間に設けた環状の隙間が、上側シリンダ室6と下側シリンダ室7との間を連通する環状通路12として機能する。この環状通路12は、上端がロック機構13の筒状バルブ本体25に設けた連通孔26に連通され、下端がロッドガイド20に設けた連通孔27に連通される。なお、シリンダ室8には、圧縮ガス(例えば、窒素ガスなど)が封入されている。
As shown in FIG. 1, the
ピストンロッド11は、図1に示すように、外筒16の下方からロッドガイド20に案内されてシリンダ5のシリンダ室8に挿入される。ピストンロッド11の上端部の外周面には、軸方向の所定範囲で径方向に縮径した環状凹部28が形成されている。ピストンロッド11の下端は、外筒16の下方から延出され、図4に示す大径チューブ23内の底部に固定される。
As shown in FIG. 1, the
ピストン10は、図1に示すように、ピストンロッド11の上部に設けた環状凹部28に軸方向に移動自在に支持されるピストン下部29と、該ピストン下部29を収容する孔部30を設けたピストン上部33とから構成される。
As shown in FIG. 1, the
ピストン下部29は、図1に示すように、ピストンロッド11の環状凹部28を軸方向に移動する筒状に形成される。ピストン下部29の外径はピストン上部33の孔部30の内径に一致する。
As shown in FIG. 1, the piston
ピストン上部33は、図1に示すように、シリンダ5の内周面に摺接するピストン大径部33aと、ピストン大径部33aの下方に位置し、その外周面がシリンダ5の内周面との間で隙間を形成するピストン小径部33bとからなる。
ピストン上部33のピストン大径部33aの外周面には、シリンダ5の内周面に摺接してシールするOリングからなるシール部材36が装着されている。
ピストン上部33のピストン小径部33bには、径方向に貫通される複数の増圧防止孔35が形成される。各増圧防止孔35は、ピストン下部29をピストン上部33の孔部30内に、ピストン下部29の下端がピストン上部33の下端に略一致するように収容した際、ピストン下部29の上面よりも上方に位置するように形成される。
なお、ピストン上部33の孔部30の深さは、ピストン下部29を孔部30内に上述したように収容した状態で、後述する弾性体14を孔部30内に収容できる深さに形成されており、その深さは、ピストン上部33のピストン小径部33bの軸方向の長さに略一致している。
As shown in FIG. 1, the piston
On the outer peripheral surface of the piston
A plurality of pressure increase
The depth of the
そして、ピストン10は、ピストン下部29をピストン上部33の孔部30内に収容すると共に、ピストン下部29の下端がピストン上部33の下端に略一致するように配置して、ピストン上部30のピストン小径部33bの下部外周面を押圧することにより、ピストン上部33とピストン下部29とをかしめ結合して構成される。
さらに、図1に示すように、ピストンロッド11の上端部の環状凹部28に、ピストン下部29が軸方向に移動自在に支持されると共に、ピストンロッド11の上端面とピストン上部33の孔部30の底面との間の空間には、ピストン10をピストンロッド11に対して離反する方向に付勢する弾性体(付勢手段)14が配置される。なお、弾性体14は、ウレタンゴムや金属バネ等で構成される。
これにより、ピストン10は、ピストンロッド11に対して弾性体14を介して軸方向に所定範囲(図2に示したAの範囲)で移動自在に構成される。
The
Further, as shown in FIG. 1, the piston
Thereby, the
ロック機構13は、図1に示すように、上端外周を面取りした環状テーパ面37が外筒16の環状段部21に当接して、下部外周面がシリンダ5の内周面に当接する筒状バルブ本体25と、該筒状バルブ本体25のバルブ孔内に備えた筒状ガイド部材41の中央孔17に摺動自在に挿通され、下端に板状弁部材47を有する弁棒18と、筒状バルブ本体25内の筒状ガイド部材41の中央孔17と環状通路12(外筒16の内周面とシリンダ5の外周面との間)とを連通するように筒状バルブ本体25の径方向に設けた連通孔26とから概略構成される。
筒状バルブ本体25には、上端外周を面取りした環状テーパ面37が形成され、該環状テーパ面37が、外筒16の内周面に設けた環状係止部21に当接される。筒状バルブ本体25のバルブ孔は上側から小径バルブ孔38及び大径バルブ孔39で構成される。筒状バルブ本体25の大径バルブ孔39には、弁棒18が挿入される中央孔17を有する筒状ガイド部材41が備えられる。筒状バルブ本体25の下面には大径バルブ孔39よりも大径の凹部40が形成される。そして、筒状バルブ本体25の凹部40には、弁棒18の下端に設けた板状弁部材47が着座する板状弁座43が備えられる。なお、筒状ガイド部材41の中央孔17は、該筒状ガイド部材41の径方向に貫通された小孔42を介して筒状バルブ本体25に設けた連通孔26に連通される。
As shown in FIG. 1, the
The
筒状バルブ本体25には、その外周面の上下に、外筒16の内周面に当接してシールするOリングからなるシール部材50と、シリンダ5の内周面に当接してシールするOリングからなるシール部材51とがそれぞれ装着される。また、筒状バルブ本体25の大径バルブ孔39には、筒状ガイド部材41の上下に、弁棒18の軸部45の外周面に摺接してシールするOリングからなるシール部材52、52がそれぞれ装着される。
弁棒18は、図1に示すように、筒状バルブ本体25の小径バルブ孔38と筒状ガイド部材41の中央孔17とに挿入される軸部45と、軸部45の軸方向の途中部位に設けた径方向に縮径された小径軸部46と、軸部45の下端に設けられた板状弁部材47とからなる。
The
As shown in FIG. 1, the
操作プラグ19は、図1に示すように、その下端が弁棒18の上端に当接されており、図4に示す椅子2の座部2aの下方に配置される操作レバー(図示略)を操作することで、弁棒18を軸方向に移動させる。
As shown in FIG. 1, the lower end of the
ロッドガイド20は、図1に示すように、外筒16の下端内周面に嵌合されると共に、外筒16に設けた環状係止部22に係止され、ピストンロッド11を軸方向に摺動自在にガイドするものである。ロッドガイド20の上部には、外筒16の内周面とシリンダ5の外周面との間に設けた環状通路12と、シリンダ室8の下側シリンダ室7とを連通する複数の連通孔27が形成される。
なお、ロッドガイド20の下部外周面には、外筒16の内周面に当接してシールするOリングからなるシール部材56が装着される。
As shown in FIG. 1, the
A
次に、第1の実施形態に係るガススプリング装置1の作用を説明する。
椅子2の座部2aの高さを調整する際、使用者が腰を座部2aから浮かせた状態で、操作レバーを操作すれば、操作プラグ19がロック機構13の弁棒18を押し下げる。
すると、弁棒18の下端の板状弁部材47が、筒状バルブ本体25の板状弁座43から離れると共に、弁棒18の小径軸部46が、筒状ガイド部材41の下側のシール部材52の位置に達して開弁される。
その結果、シリンダ室8の上側シリンダ室6と下側シリンダ室7とが、筒状ガイド部材41の中央孔17、小孔42、筒状バルブ本体25の連通孔26、環状通路12及びロッドガイド20の連通孔27を介して連通し、圧縮ガスが上側シリンダ室6と下側シリンダ室7との間で流通可能となり、外筒16がピストン10に対して上方または下方に摺動可能になる。
Next, the operation of the
When the height of the
Then, the plate-
As a result, the
そして、使用者は、座部2aを任意の高さに上昇または下降させる際には、操作レバーを操作したまま、腰を座部2aから浮かせた状態か、あるいは腰を座部2aにかけた状態で、外筒16(シリンダ5)をピストン10に対して上方または下方に摺動させることで、座部2aを所望の高さに設定する。
その後、座部2aが所望の高さに設定された時点で操作レバーを元に戻せば、上側シリンダ室6内の圧縮ガスによって、弁棒18の下端の板状弁部材47が上側に付勢されてロック機構13が閉弁される。
これにより、上側シリンダ室6と下側シリンダ室7との間の連通が遮断されるので、ピストン10に対する外筒16(シリンダ5)の位置が保持され、座部2aの所定高さの位置が保持される。
When the user raises or lowers the
Thereafter, when the operation lever is returned to the original position when the
As a result, the communication between the
なお、図2は、中心線を境に図視左側が、第1の実施形態に係るガススプリング装置1に対して無負荷状態を示し、図視右側が負荷状態を示している。
その後、使用者が、既に所望高さに設定された座部2aに腰をかけると、その衝撃により、図2の図視左側の状態から図視右側の状態に移行し、すなわち、外筒16が下方に移動すると共にロック機構13が下方に移動し、上側シリンダ室6内の圧縮ガスがピストン10のピストン上部33を押圧することで、ピストン10が、ピストンロッド11に対して下方に移動すると共に弾性体14が圧縮される。
なお、ピストン10が押圧されて、ピストン10がピストンロッド11に対して下方に移動した際、ピストンロッド11の上端面と、ピストン下部29の孔部30の底面との間の空間の気体は、ピストン上部33に設けた各増圧防止孔35から下側シリンダ室7に開放されるので、弾性体14がスムーズに圧縮される。
これにより、使用者が座部2aに腰をかけた際の衝撃を弾性体14により吸収でき、良好なクッション性を得ることができる。
In FIG. 2, the left side in the figure with respect to the center line shows the no-load state with respect to the
Thereafter, when the user sits down on the
When the
Thereby, the impact when the user sits down on the
次に、本発明の第2の実施形態に係るガススプリング装置1aを図3に基いて詳述する。なお、図3は、中心線を境に図視左側が、第2の実施形態に係るガススプリング装置1aに対して無負荷状態を示し、図視右側が負荷状態を示している。
第2の実施形態に係るガススプリング装置1aを説明する際には、第1の実施形態に係るガススプリング装置1との相違点のみを説明する。
Next, a
When describing the
図3に示すように、ピストン下部29の内周面に、ピストンロッド11の環状凹部28の外周面に摺接してシールするOリングからなるシール部材55が装着されている。
そして、ピストンロッド11の上端面とピストン上部33の孔部30の底面との間の気密空間、詳しくは、ピストン下部29の孔部30内で、ピストンロッド11の外周面に摺接するシール部材55のシール面から上方の気密空間に、ピストン10をピストンロッド11に対して離反する方向に付勢する気体15(付勢手段)が充填される。なお、気体15には、圧縮ガス(例えば、窒素ガスなど)が採用される。
As shown in FIG. 3, a
The sealing
これにより、第2の実施形態に係るガススプリング装置1aでは、使用者が、既に所望高さに設定された座部2aに腰をかけると、その衝撃により、図3の図視左側の状態から図視右側の状態に移行し、すなわち、外筒16が下方に移動すると共にロック機構13が下方に移動し、上側シリンダ室6内の圧縮ガスがピストン10のピストン上部33を押圧することで、ピストン下部29の孔部30内の気密空間の気体15が増圧されながら、ピストン10がピストンロッド11に対して下方に移動する。
その結果、使用者が座部2aに腰をかけた際の衝撃を気体15により吸収することができ、良好なクッション性を得ることができる。
As a result, in the
As a result, the impact when the user sits down on the
以上説明したように、本発明の第1及び第2の実施形態に係るガススプリング装置1、1aは、ピストン10をピストンロッド11に対して移動自在に設け、ピストン10とピストンロッド11との間に、ピストン10をピストンロッド11に対して離反する方向に付勢する弾性体14または気体15(付勢手段)を備えている。
これにより、座部2aが高さ方向のどの位置に設定されていても、使用者が座部2aに腰をかけた際の衝撃を弾性体14または気体15により吸収することができ、着座時にフワッとした良好なクッション性を得ることができる。
要するに、本ガススプリング装置1、1aでは、シリンダ5のピストン10に対する全ストローク領域における設定位置にて良好なクッション性を得ることができる。
As described above, in the
Thereby, even when the
In short, in this
1、1a ガススプリング装置,5 シリンダ,6 上側シリンダ室,7 下側シリンダ室,8 シリンダ室,10 ピストン,11 ピストンロッド,12 環状通路(通路),13 ロック機構,14 弾性体(付勢手段),15 気体(付勢手段) 1, 1a Gas spring device, 5 cylinder, 6 upper cylinder chamber, 7 lower cylinder chamber, 8 cylinder chamber, 10 piston, 11 piston rod, 12 annular passage (passage), 13 lock mechanism, 14 elastic body (biasing means) ), 15 Gas (energizing means)
Claims (3)
前記ピストンを前記ピストンロッドに対して前記ピストンロッドの軸方向に移動自在に設け、前記ピストンと前記ピストンロッドとの間に、前記ピストンを前記ピストンロッドに対して離反する方向に付勢する付勢手段を備えたことを特徴とするガススプリング装置。 A cylinder filled with gas, a piston that slides inside the cylinder and defines the inside of the cylinder in two chambers, a piston rod connected to the piston, and a passage that communicates the defined two chambers And a gas spring device comprising a lock mechanism for communicating and blocking the passage,
The piston is movably provided in the axial direction of the piston rod with respect to the piston rod, and is biased between the piston and the piston rod to bias the piston in a direction away from the piston rod. A gas spring device comprising means.
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008115434A JP2009264500A (en) | 2008-04-25 | 2008-04-25 | Gas spring device |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008115434A JP2009264500A (en) | 2008-04-25 | 2008-04-25 | Gas spring device |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2009264500A true JP2009264500A (en) | 2009-11-12 |
Family
ID=41390593
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2008115434A Pending JP2009264500A (en) | 2008-04-25 | 2008-04-25 | Gas spring device |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2009264500A (en) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US11884359B2 (en) | 2022-02-25 | 2024-01-30 | Sram, Llc | Bicycle suspension components |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4885901A (en) * | 1972-02-23 | 1973-11-14 | ||
JPH0335334A (en) * | 1989-07-03 | 1991-02-15 | Hitachi Ltd | Information processor |
-
2008
- 2008-04-25 JP JP2008115434A patent/JP2009264500A/en active Pending
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4885901A (en) * | 1972-02-23 | 1973-11-14 | ||
JPH0335334A (en) * | 1989-07-03 | 1991-02-15 | Hitachi Ltd | Information processor |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US11884359B2 (en) | 2022-02-25 | 2024-01-30 | Sram, Llc | Bicycle suspension components |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US8763981B2 (en) | Object support column | |
JP2017512694A (en) | Vibration damper with height adjustment | |
TW201811597A (en) | Adjustable seat tube structure and bicycle thereof | |
US10393205B2 (en) | Double-lift rigid gas spring | |
KR102342061B1 (en) | Cylinder apparatus | |
US10288141B2 (en) | Pressure-adjustable gas spring | |
US20220153371A1 (en) | Dropper seatpost with double gas chamber | |
US20170113329A1 (en) | Clamp apparatus | |
JP2009264500A (en) | Gas spring device | |
TWI733553B (en) | Workpiece support | |
TWI745043B (en) | Workpiece support | |
GB2265435A (en) | Adjustable gas spring | |
US6336624B1 (en) | Adjustable length column/support | |
JP2005185320A (en) | Height adjuster | |
EP2647356B1 (en) | An multi-stage air pressure valve disposed in the airway of a prosthesis air cylinder | |
KR20110070111A (en) | Tension gas spring | |
JP3795619B2 (en) | Gas spring device | |
KR101089428B1 (en) | High and low controller | |
KR101516808B1 (en) | A gas cylinder | |
TWM531424U (en) | Height adjusting device | |
TWI390136B (en) | Pressure reducing apparatus | |
JP4491371B2 (en) | Shock absorber | |
KR100616452B1 (en) | A gas cylinder having an automatic return and height-adjustment functions in a chair | |
KR20160115581A (en) | A gas cylinder | |
JP2013057405A (en) | Cylinder device with booster mechanism |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A711 | Notification of change in applicant |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712 Effective date: 20090907 |
|
RD03 | Notification of appointment of power of attorney |
Effective date: 20090907 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423 |
|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20110322 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20120210 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Effective date: 20120215 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 |
|
A02 | Decision of refusal |
Effective date: 20120627 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 |