JP2009254720A - 洗面器 - Google Patents

Abstract

【課題】本発明は、洗面器で湯水をかけるとき、湯水の出口に工夫が無く湯水を出すため、湯水は一塊のようになって流れ出るので、湯水を効率よく使える洗面器を提供する。
【解決手段】湯水の流れ出る胴上縁部３の上側の一部分に複数の穴７を開けた平板４を設け湯水を細かく分けて出し、シャワーのように流水させ効率よく使用できるように構成したことを特徴とする。
【選択図】図１

Description

本発明は、手持ち洗面器の改良に関するものである。

従来形の洗面器で水や湯をくみ出して洗髪や身体を洗うとき、湯水をかけると湯水は一塊のようになって流れるのが普通であった。

従来の洗面器を使うとき、洗面器の広い開口部から一度に一塊になって湯水が流出するために、シャワーのように湯水を分散させて流し出すことが出来なかった。
本発明は以上の問題点を解決する洗面器である。

洗面器の開口面の上縁部の一部分に、開口縁に沿って上方へ突出させた平板を設け、平板は複数の穴を貫通させる。
本発明を使用するときは、洗面器に湯水を入れて、洗面器を傾斜させると湯水は平板の穴よりシャワーのように流れ出る。

本発明の洗面器は、胴上縁部３の上側一部分に穴開きの平板４が設けられているので傾けた際、湯水５をその穴から細かく分けて流し出し効率よく湯水を使うことができるようになる。

以下、本発明の実施の形態を図1について説明する。
（イ）、上面を開口した胴部2を有する洗面器１の胴上縁部3の一部分に、開口縁に沿って上方へ突出させかつ胴部2と同形状に湾曲した平板４を設ける。
（ロ）、平板4に、複数の穴7を貫通させて設ける。
（ハ）洗面器1の胴上縁部３に開口部の円周縁に沿って補強フランジ6を設け、平板4の縁部に補強フランジ6を設ける。
本発明は以上の構成よりなる。
本発明を使用するときは、図2に示すように、洗面器1に湯水5を入れて、洗面器1を傾斜させると湯水5は開口部より平板4へ流れ出し、その湯水5は平板4の穴7より滴下する。したがって、平板4の穴7を通過した湯水5は分散してシャワーのように流れ出る。
この特徴を利用し、旅館等営業用の浴場や家庭用に用いることで無駄な湯水の使用量を抑えることができる。

本発明の斜視図。 本発明の使用状態を示す斜視図。 補強フランジの付いた本発明の洗面器斜視図。 従来形の洗面器の斜視図。

符号の説明

１ 洗面器
２ 胴部
３ 胴上縁部
４ 平板
５ 湯水
６ 補強フランジ
７ 穴

Claims (1)

1. 洗面器1の胴上縁部３の一部分に、複数の穴７を設けた平板4を設けたことを特徴とする洗面器。