JP2009254035A - Power supply control device - Google Patents
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Abstract
Description
本願発明は、車両に搭載された電源制御装置に関する。 The present invention relates to a power supply control device mounted on a vehicle.
特許文献1には、電気自動車の駆動システムあるいはハイブリッド自動車のパラレルハイブリッド駆動システムに採用されたDC−DCコンバータが開示されている。DC−DCコンバータは固定周波数(100kHz)でスイッチングするスイッチング方式であり、カーラジオへの受信障害を及ぼすものであってはならず、フィルタ等でノイズ低減対策を行っている。例えば、特許文献1の図5に示された従来技術では、スイッチング素子の動作によるスイッチングノイズを低減し、カーラジオの受信障害を低減するため、DC−DCコンバータ7の前後にフィルタ72、78が接続されている。また、特許文献1の図1に示された発明はDC−DCコンバータ7のスイッチング周波数を調整することによりAM放送に対するカーラジオの受信障害を大幅に低減することができ、フィルタ72、78の簡素化が図れるとしている。
特許文献1ではノイズ低減のためDC−DCコンバータ7にフィルタ72、78の接続が必要であることを開示している。しかし、DC−DCコンバータ7によってフィルタ72、78には常時大電流が流れるため、フィルタ72,78での発熱が大きくなり、電源効率が悪化するという問題がある。
本願発明の目的は、ノイズ対策用のフィルタ回路における発熱を抑制し、電源の効率を向上することにある。 An object of the present invention is to suppress heat generation in a noise countermeasure filter circuit and improve the efficiency of a power supply.
請求項1に記載の本願発明は、スイッチング素子を備えた電源回路とノイズ対策用のフィルタ回路とを有する電源制御装置において、前記フィルタ回路と並列にバイパス回路を設け、ラジオ放送非受信時は前記電源回路と前記バイパス回路とを接続状態とし、ラジオ放送受信時は前記電源回路と前記フィルタ回路とを接続状態とする制御装置を備えたことを特徴とする。
The present invention according to
請求項1記載の本願発明によれば、ラジオ放送受信時は電源回路とフィルタ回路とが接続状態となる。このとき電源回路とバイパス回路とは遮断状態となる。よって、電源回路とフィルタ回路とが接続状態となっているので、電源回路から生じるスイッチングノイズはフィルタ回路によって低減され、ラジオ放送への影響を抑えることができる。また、ラジオ放送非受信時は電源回路とバイパス回路とが接続状態となる。このとき電源回路とフィルタ回路とは遮断状態となる。よって、フィルタ回路には電流が流れないため、フィルタ回路での発熱を抑制することができる。 According to the first aspect of the present invention, the power supply circuit and the filter circuit are connected when receiving radio broadcast. At this time, the power supply circuit and the bypass circuit are cut off. Therefore, since the power supply circuit and the filter circuit are in a connected state, switching noise generated from the power supply circuit is reduced by the filter circuit, and the influence on radio broadcasting can be suppressed. When the radio broadcast is not received, the power supply circuit and the bypass circuit are connected. At this time, the power supply circuit and the filter circuit are cut off. Therefore, since no current flows through the filter circuit, heat generation in the filter circuit can be suppressed.
請求項2に記載の本願発明は、制御装置はラジオの放送受信開始信号に基づき電源回路とフィルタ回路とを接続するため、ラジオ放送の受信を開始した時に確実にフィルタ回路を経由することができる。 According to the second aspect of the present invention, since the control device connects the power supply circuit and the filter circuit based on the radio broadcast reception start signal, the control device can reliably pass through the filter circuit when reception of the radio broadcast is started. .
請求項3に記載の本願発明は、車両に搭載されたラジオの放送受信開始信号はラジオの電源スイッチから得ることを特徴とするため、ラジオの電源スイッチをオンにするとラジオの放送受信開始信号を制御装置へ発信するので、制御装置の制御方法を簡略化することが可能となる。
The invention of
請求項4に記載の本願発明は、電源回路とフィルタ回路との間、及び電源回路とバイパス回路との間にそれぞれスイッチが介在され、制御装置は各スイッチをオン、オフすることを特徴とするため、フィルタ回路に流す電流を簡単に制御することが可能となる。即ち、電源回路とフィルタ回路との間のスイッチをオンすれば電源回路とフィルタ回路とが接続状態となり、電源回路とバイパス回路との間のスイッチをオンすれば電源回路とバイパス回路とが接続状態となる。 The present invention according to claim 4 is characterized in that a switch is interposed between the power supply circuit and the filter circuit and between the power supply circuit and the bypass circuit, and the control device turns on and off each switch. Therefore, the current flowing through the filter circuit can be easily controlled. That is, when the switch between the power supply circuit and the filter circuit is turned on, the power supply circuit and the filter circuit are connected, and when the switch between the power supply circuit and the bypass circuit is turned on, the power supply circuit and the bypass circuit are connected. It becomes.
請求項5に記載の本願発明は、電源回路はDC−DCコンバータであることを特徴とするため、DC−DCコンバータからの大電流によってフィルタ回路が発熱することを抑制することが可能となる。 According to the fifth aspect of the present invention, since the power supply circuit is a DC-DC converter, the filter circuit can be prevented from generating heat due to a large current from the DC-DC converter.
本願発明は、ノイズ対策用のフィルタ回路における発熱を抑制し、電源の効率を向上できる。 The present invention can suppress heat generation in the noise countermeasure filter circuit and improve the efficiency of the power supply.
(第1の実施形態)
以下、第1の実施形態を図1及び図2に基づいて説明する。
図1は車両に搭載されたスイッチング素子を備えた電源回路としてのDC−DCコンバータ1を有する電源制御装置2の構造を示す。DC−DCコンバータ1に対し、ノイズ対策用のフィルタ回路3がスイッチ9を介して設けられており、バイパス回路4がスイッチ8を介して設けられている。フィルタ回路3及びバイパス回路4は、互いに並列に設けられており、バッテリ5に接続されている。制御装置7は、各スイッチ8、9のオン、オフを制御している。例えば、スイッチ8がオンの状態ではスイッチ9がオフになり、スイッチ9がオンの状態ではスイッチ8がオフになるように制御している。また、バッテリ5は車両に搭載された例えばAM放送を受信可能なラジオ6に接続されている。このラジオ6は制御装置7に接続されているとともに電源スイッチ10が設けられている。そして、ラジオ6の電源スイッチ10をオンすることにより、ラジオの放送受信開始信号が制御装置7へ発信される。
(First embodiment)
Hereinafter, the first embodiment will be described with reference to FIGS. 1 and 2.
FIG. 1 shows a structure of a power
以上のように構成された第1の実施形態の作用を以下に説明する。
車両に搭載されたラジオ6の電源スイッチ10がオフのとき、即ちラジオ放送非受信時では、図1に示すように制御装置7はスイッチ9をオフするとともにスイッチ8をオンする。よって、DC−DCコンバータ1とバイパス回路4とが接続状態となるとともにDC−DCコンバータ1とフィルタ回路3とが遮断状態となる。このため、電流はDC−DCコンバータ1からバイパス回路4を経由しバッテリ5へと流れる。また、車両に搭載されたラジオ6の電源スイッチ10がオンにされると、ラジオ放送非受信時からラジオ放送受信時へと切り換わる。即ち、電源スイッチ10からの放送受信開始信号が制御装置7へ発信され、図2に示すように制御装置7はスイッチ8をオフするとともにスイッチ9をオンする。このため、電流はDC−DCコンバータ1からフィルタ回路3を経由しバッテリ5へと流れる。
The operation of the first embodiment configured as described above will be described below.
When the
前記した本願発明の第1の実施形態は、以下の作用効果が得られる。
(1)DC−DCコンバータ1はスイッチング素子を備えており、スイッチング素子がスイッチング動作することにより所定の出力を得ている。そして、スイッチング素子のスイッチング動作から生じるスイッチングノイズが車両に搭載されたラジオ6に影響を与えないように、フィルタ回路3を用いてスイッチングノイズを低減している。しかし、DC−DCコンバータ1は大電流を扱うためにフィルタ回路3に常時大電流が流れると、フィルタ回路3での発熱が問題になる。第1の実施形態では、DC−DCコンバータ1からの電流の流れを制御装置7によって制御し、DC−DCコンバータ1とフィルタ回路3との接続状態、及びDC−DCコンバータ1とバイパス回路4との接続状態を切り換えている。即ち、ラジオ放送非受信時にはバイパス回路4を経由し、ラジオ放送受信時はフィルタ回路3を経由するようにしている。従って、ラジオ放送受信時のみフィルタ回路3を経由しているので、常時フィルタ回路を経由する場合に比較して、ノイズ対策用のフィルタ回路3における発熱を低減できる。
(2)ラジオ6の放送受信開始信号に基づきスイッチ9がオンされ、DC−DCコンバータ1とフィルタ回路3とが接続される。従って、ラジオ6の放送を開始した時に確実にフィルタ回路3を経由することができ、DC−DCコンバータ1のスイッチング素子によるスイッチングノイズを低減し、ラジオ6への影響を防ぐことができる。
(3)ラジオ6の電源スイッチ10をオンすることによって、ラジオ6の放送受信開始信号が得られるので、放送受信開始信号を簡単に制御装置7へ発信することができる。
(4)制御装置7はスイッチ8,9のオン、オフを切り換えている。従って、スイッチ8,9のオン、オフを切り換えるだけで、DC−DCコンバータ1とフィルタ回路3との接続状態、及びDC−DCコンバータ1とバイパス回路4との接続状態を切り換えることができ、フィルタ回路3に流れる電流を簡単に制御できる。
The above-described first embodiment of the present invention has the following effects.
(1) The DC-
(2) The
(3) Since the
(4) The control device 7 switches the
本願発明は、前記した各実施形態の構成に限定されるものではなく本願発明の趣旨の範囲内で種々の変更が可能であり、次のように実施することができる。 The present invention is not limited to the configuration of each of the embodiments described above, and various modifications are possible within the scope of the gist of the present invention, and can be implemented as follows.
(1)ハイブリッド自動車や電気自動車のモータ駆動回路あるいは他の比較的大きな電流が流れる電気回路において本願発明を実施することができる。
(2)AM放送に限らず、FM放送やテレビ放送のノイズ対策において本願発明を実施することができる。
(3)フィルタ回路3をAM放送用とFM放送用との二種類作り分け、AM/FMの切り換えスイッチにてどちらかのフィルタ回路3を通すように選択させてもよい。
(4)フィルタ回路3は、バンドパスフィルタとし、視聴するのに必要な周波数を避けるフィルタ構成をいくつか作り、選択させてもよい。
(5)制御装置7を作動するためのラジオ6の放送受信開始信号は、ラジオ6の電源スイッチ10のオン、オフ信号に限らず、例えばラジオ放送の受信周波数を検出し、この検出信号を制御装置7に送信する等の方法を採用することができる。
(1) The present invention can be implemented in a motor drive circuit of a hybrid vehicle or an electric vehicle or other electric circuit through which a relatively large current flows.
(2) The present invention can be implemented in noise countermeasures for FM broadcasts and television broadcasts as well as AM broadcasts.
(3) Two types of
(4) The
(5) The broadcast reception start signal of the
1 DC−DCコンバータ
2 電源制御装置
3 フィルタ回路
4 バイパス回路
5 バッテリ
6 ラジオ
7 制御装置
8、9 スイッチ
10 ラジオの電源スイッチ
DESCRIPTION OF
Claims (5)
前記制御装置は前記各スイッチをオン、オフすることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の電源制御装置。 Switches are interposed between the power supply circuit and the filter circuit, and between the power supply circuit and the bypass circuit,
The power supply control device according to any one of claims 1 to 3, wherein the control device turns the switches on and off.
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2008095834A JP2009254035A (en) | 2008-04-02 | 2008-04-02 | Power supply control device |
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JP2008095834A Pending JP2009254035A (en) | 2008-04-02 | 2008-04-02 | Power supply control device |
Country Status (1)
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012070510A (en) * | 2010-09-22 | 2012-04-05 | Nissan Motor Co Ltd | Device and method for supplying power |
JPWO2016189874A1 (en) * | 2015-05-27 | 2018-01-25 | 京セラ株式会社 | Power conversion device, power conversion method, and power conversion system |
KR101847832B1 (en) | 2016-09-07 | 2018-04-11 | 현대자동차주식회사 | Dc-dc converter, vehicle having the same and controlling method of the dc-dc converter |
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2008
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US10411476B2 (en) | 2015-05-27 | 2019-09-10 | Kyocera Corporation | Power conversion apparatus, power conversion method, and power conversion system |
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