JP2009253578A - ネットワーク負荷分散装置、ネットワーク負荷分散方法及びプログラム - Google Patents

ネットワーク負荷分散装置、ネットワーク負荷分散方法及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】 処理が複雑でなく、ネットワーク負荷分散装置やサーバ群に特別な設定をする必要がないネットワーク負荷分散装置を提供する。
【解決手段】 クライアントからのアクセスを複数のサーバに振り分けることで負荷分散を行うネットワーク負荷分散装置において、クライアントからのARP要求に対してAPR応答があった複数のサーバのうち、各サーバとクライアントとの接続状況に基づいて選択したサーバからのARP応答をクライアントに転送する。
【選択図】 図2

Description

本発明は、クライアントからのアクセスを複数のサーバに振り分けることで負荷分散を行うネットワーク負荷分散装置、ネットワーク負荷分散方法及びプログラムに関する。
ネットワーク上でクライアント(端末)からサーバに対してアクセスするネットワークシステムにおいては、クライアントからの多くのアクセスを複数のサーバに振り分けることで負荷分散を行うネットワーク負荷分散装置(ロードバランサ)が設置されている。そして、この種のネットワーク負荷分散装置においては、利用可能なサーバの中から最適なサーバを選択する負荷分散アルゴリズムとして、NAT(Network Address Translation:ネットワークアドレス変換)方式と、MAT(MAC Address
Translation:MACアドレス変換)方式が広く用いられている。
NAT方式では、負荷分散装置はクライアントがデータの宛先としている仮想サーバと、選択されたサーバ間のネットワークアドレス変換を行う。しかしながら、一般にネットワークアドレス変換では、ポート番号の変換も行うNAPT(Network Address Port Translation)が用いられるため、装置が複雑になり、ICMP(Internet
Control Message Protocol:インターネット制御通知プロトコル)パケットやRaw(生の)「IPパケットを転送することができず、また、負荷分散するサーバ側からクライアント側への通信ができないという問題がある。
一方、MAT方式は、インターネット接続のマルチホーミング(ルータ負荷分散)時やファイアウォールの負荷分散時に広く用いられる方式で、宛先IPアドレスはそのままで宛先MACアドレスを変換することにより、接続する機器を選択する。しかしながら、このMAT方式の場合、仮想サーバのIPアドレスと、それに対応するサーバ群のMACアドレスを負荷分散装置にあらかじめ登録しておく必要があり、またクライアントからのARP(Address Resolution Protocol:アドレス解決プロトコル)要求に対するARP応答を返さないような設定を各サーバに行っておく必要がある。
図7に、MAT方式による負荷分散装置の一般的な構成を示す。MAT方式では、図7のようにクライアント60からのARP要求に対してサーバ群61がARP応答を返さないようにしておき、代わりに負荷分散装置62があらかじめ設定しておいたサーバ郡のMACアドレスのうちの1つを選択して返す。従って、この方式では、サーバがARP応答を返さないようにする必要があり、負荷分散装置にはサーバのMACアドレスをあらかじめ登録しておく必要がある。
NAT方式による負荷分散装置(ロードバランサ)の関連技術が、特開2004−118622号公報(特許文献1)に開示されている。
特開2004−118622号公報
上述したように、特許文献1等に記載の負荷分散装置においては、以下に述べるような問題点を有していた。
(1)NAT方式では、NAPTを用いるため、全てのパケットに対して、複雑なハードウェア、ソフトウェアによるIPアドレスやポート番号の変換、セッション管理等の複雑な処理が必要となる。また、NAT方式では、全てのパケットに対してアドレス変換を行うことが必要であるので、パケットが多くなるにつれて処理能力が低下する。
(2)NAT方式は、TCPまたはUDPのポート番号を元にアドレス変換を行うため、ICMPパケットや生のIPパケットのような、ポート番号のないパケットについては処理を行うことができない。また、NAT方式はNAPTを用いるため、サーバ側からクライアント側への通信を行うことができない。
(5)NAT方式では、負荷分散装置に仮想サーバのIPアドレス、サーバ群を接続するインタフェースのIPアドレス、サーバ群のIPアドレス等を設定するといった、特別の設定が必要であった。また、MAT方式についても、負荷分散を行う全てのサーバに対してARP応答を応答しないよう設定しておく必要があり、また負荷分散装置にはサーバのMACアドレスをあらかじめ登録しておく必要がある。サーバの設定変更は、サーバ数が多かったり、サーバOSにより設定方法が異なるなど、その作業は煩雑である。また、サーバの新規追加や削除の度に、負荷分散装置の設定を変更しなればならない。
本発明は、上述した問題点に鑑みてなされたものであり、処理が複雑でなく、負荷分散装置やサーバ群に特別な設定をする必要がないネットワーク負荷分散装置、ネットワーク負荷分散方法及びプログラムを提供することを目的とする。
本発明によるネットワーク負荷分散装置は、クライアントからのアクセスを複数のサーバに振り分けることで負荷分散を行うネットワーク負荷分散装置において、クライアントからのARP要求に対してAPR応答があった複数のサーバのうち、各サーバとクライアントとの接続状況に基づいて選択したサーバからのARP応答をクライアントに転送する。
本発明による負荷分散方法は、クライアントからのアクセスを複数のサーバに振り分けることで負荷分散を行うネットワーク負荷分散装置の負荷分散方法であって、クライアントからのARP要求に対してAPR応答があった複数のサーバのうち、各サーバとクライアントとの接続状況に基づいて選択したサーバからのARP応答をクライアントに転送するステップを含む。
本発明による負荷分散プログラムは、コンピュータ上で動作し、クライアントからのアクセスを複数のサーバに振り分けることで負荷分散を行う負荷分散プログラムであって、コンピュータに、クライアントからのARP要求に対してAPR応答があった複数のサーバのうち、各サーバとクライアントとの接続状況に基づいて選択したサーバからのARP応答をクライアントに転送する処理を実行させる。
本発明によれば、全てのパケットに対して、複雑なハードウェア、ソフトウェアによるIPアドレスやポート番号の変換、セッション管理等の複雑な処理が不要となる。また、全てのパケットに対してアドレス変換を行う必要がなく、パケットが多くなるにつれて処理能力が低下するといったことも発生しない。
以下、本発明の一実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。
(実施の形態の構成)
図1は本発明の実施の形態によるネットワーク負荷分散装置10を含むネットワーク構成例を示す図である。図において、ネットワーク負荷分散装置10の機能を概略的に説明すると、クライアント20からIPアドレスがIP1であるサーバへアクセスする場合、ネットワーク負荷分散装置10はIPアドレスがそれぞれIP1であるサーバ31、32、33の中から1つを選択して振り分ける。
具体的には、まずクライアント20は、IPアドレスIP1に対応するMACアドレスを取得するため、IPアドレスIP1に対するARP要求をブロードキャストする。ネットワーク負荷分散装置10は、クライアント20からのARP要求をサーバ群の接続されているポートに転送する。クライアント20からのARP要求を受けたサーバ31、32、33は、それぞれ自分のMACアドレスをARP応答として返答する。
ここで、サーバ31、32、33からそれぞれARP応答を受けたネットワーク負荷分散装置10は、全てのARP応答をクライアント20に返却せず、その中の1つだけを選択してクライアント20に転送し、クライアント20はIPアドレスがIP1であるサーバとして、サーバ群の中の1つのサーバとのみ通信することとなる。
このようにして、たとえばクライアントが100台、サーバが5台あるような場合に、サーバ1台につきクライアントが20台ずつ接続されるように負荷分散を行う。
図2は、ネットワーク負荷分散装置10の構成を示すブロック図である。図において、ネットワーク負荷分散装置10は、入出力ポート部100、レイヤ2スイッチ処理部11、パケット解析部12、サーバ選択部13、カウンタテーブル部14、およびタイマ部15を備えている。
入出力ポート部100は、ネットワークケーブルを接続する複数の入出力ポート101、102、103、・・・を有し、これらの入出力ポートには、ネットワークケーブルを介して別のネットワークスイッチやルータ、クライアントやサーバなどが接続される。
レイヤ2スイッチ処理部11は、入出力ポートから受信されたパケットを適切な入出力ポートに転送する。
パケット解析部12は、入出力ポートから受信されたパケットをレイヤ2スイッチ処理部11を介して受け取り、ARPパケットの解析を行い、またカウンタテーブル部14内のカウンタテーブル200−1、200−2、200−3、・・・を更新する。
サーバ選択部13は、カウンタテーブル部14内のカウンタテーブル200−1、200−2、200−3、・・・を参照し、カウンタが最小であるMACアドレスのARP応答をレイヤ2スイッチ処理部11を介して入出力ポートから送信する。
カウンタテーブル部14は、IPアドレス毎のカウンタテーブル200−1、200−2、200−3、・・・を有する。このカウンタテーブル部14は、例えば、磁気ディスク、半導体メモリ等の不揮発性メモリからなる記録装置内に形成される。
図4に、カウンタテーブル部14が保持するカウンタテーブルの一例を示す。図4に示すように、カウンタテーブル200−1、200−2は、各IPアドレス毎に、各サーバのMACアドレスと、MACアドレス毎のクライアントの接続数を示すカウンタ及び受信マークのフラグが記録・更新される。カウンタテーブルにおけるカウンタの値によって各サーバの通信状況、つまり各サーバ毎のクライアントとの接続数が管理される。また、受信マークによって、対象サーバがクライアントとの通信が可能な状況にあるかどうかの判別がなされる。
タイマ部15には、IPアドレス毎に所定長さの時間であるタイマ(タイマ(1)、タイマ(2)、タイマ(3)、・・・)が設定される。このタイマ部15は、パケット解析部12がARP要求を受けてから発動し、設定したタイマが経過した場合にARP応答の受け付けを完了するために利用される。
(実施の形態の動作)
次に、本発明の実施の形態に係るネットワーク負荷分散装置10の動作について図3を用いて説明する。図3は図2に示したネットワーク負荷分散装置10における動作を説明するフローチャートである。
まず、ステップS301において入出力ポートから受信されたパケットは、レイヤ2スイッチ処理部11にて転送されるべき入出力ポートへと転送される(ステップS302)。具体的には、受信パケットがユニキャストパケットであれば、送信先MACアドレスを有する装置が接続されている入出力ポートへパケットを転送する。受信パケットがブロードキャストパケットであれば、パケットを受信した入出力ポートと同じVLAN(Virtual LAN)に属する全ての入出力ポートへパケットを転送する。
さらに、パケット解析部12は、受信したパケットがARP要求であるかどうかを確認し(ステップS303)、ARP要求であった場合は、カウンタテーブル部14内にARP要求で要求されるIPアドレスのカウンタテーブル200−1、200−2、200−3、・・・が存在するかを確認する(ステップS304)。
カウンタテーブルが存在しなければ、パケット解析部12は、新たにそのIPアドレスのカウンタテーブルを作成する(ステップS305、図4を参照)。一方、カウンタテーブルが既に存在する場合は、カウンタテーブル内の受信マークを全てoffに設定する(ステップS306)。
その後、パケット解析部12は、そのARP要求に対するARP応答が入出力ポートから受信されるのを一定時間t1だけ待つ(ステップS307)。この一定時間t1は、ARP要求で要求されるIPアドレス毎にタイマ部15にタイマとして設定されており、パケット解析部12がARP要求を受けてから発動したタイマ部15によって計時される。
一定時間t1内にARP応答を受信した場合(ステップS308)、ARP要求で要求されたIPアドレスに対応するカウンタテーブル200−1、200−2、200−3、・・・に、ARP応答で返答されたサーバのMACアドレスが登録されているかを確認する(ステップS309)。カウンタテーブルに該当MACアドレスがない場合は、そのMACアドレスをカウンタテーブルに新規に登録し(ステップS310)、カウンタ値を0とし、受信マークをonとする(ステップS311)。カウンタテーブルに該当MACアドレスがある場合は、そのMACアドレスに対応する受信マークをonにする(ステップS311)。
上記ARP応答の受信と、カウンタテーブル200−1、200−2、200−3、・・・の更新は、一定時間t1の間行われる。
ステップS307において、一定時間t1が経過すると、サーバ選択部13は、ARP要求で要求されたIPアドレスに対応するカウンタテーブル200−1、200−2、200−3、・・・を参照し、受信マークがoffのMACアドレスをカウンタテーブルから削除した後(ステップS312)、カウンタテーブルの中で、カウンタの値が最も小さいMACアドレスを選択する(ステップS313)。なお、最も小さいカウンタ値を持つMACアドレスが複数ある場合は、何れを選択してもよい。
サーバ選択部13は、返却するMACアドレスを選択したら、そのMACアドレスに対応するカウンタを「1」だけ増加させ、ARP要求を受信した入出力ポートに、選択したMACアドレスを含むARP応答を転送する(ステップS314)。
なお、サーバを新規に追加した場合は、ARP要求に対するARP応答が新規サーバから新たに受信されるようになるので、カウンタテーブル200−1、200−2、200−3、・・・に新しいサーバのMACアドレスがカウンタ0で追加され、自動的に負荷分散の対象となる。また、今まで接続されていたサーバを撤去した場合は、ARP要求に対するARP応答が返らなくなるので、カウンタテーブル内の受信マークがoffのままとなり、カウンタテーブルから削除され、負荷分散の対象から自動的に外れるようになる。
(実施の形態の効果)
以下、本実施の形態による効果について説明する。
第1に、全てのパケットに対して、複雑なハードウェア、ソフトウェアによるIPアドレスやポート番号の変換、セッション管理等の複雑な処理が不要となる。すなわち、NAT方式はNAPTを用いるため、全てのパケットに対して、IPアドレスやポート番号の変換、セッション管理等の複雑な処理が必要となるが、本実施の形態においては、既存のレイヤ2スイッチに本実施の形態によるARPに関する処理を追加するだけでよい。
第2に、処理が簡単であるということである。NAT方式では、全てのパケットに対してアドレス変換を行う必要があるが、本実施の形態においては、通信の最初に行われるARP処理のみ特別な処理が必要となるが、ARP解決が完了した後は、通常のレイヤ2スイッチの動作となるので処理が簡単であり、パケットが多くなるにつれて処理能力が低下するようなことが起こらない。
第3に、ICMPパケットや生のIPパケットのような非TCP、非UDPパケットにも対応が可能なことである。NAT方式は、TCPまたはUDPのポート番号を元にアドレス変換を行うため、ICMPパケットや生のIPパケットのような、ポート番号のないパケットについては処理を行うことができないが、本実施の形態ではパケットのポート番号を意識しないため問題とならない。
第4に、サーバ群からクライアントに対して接続を行うことができるということである。NAT方式はNAPTを用いるため、クライアントから接続を行うことしかできなかったが、本実施の形態ではNAPTを用いないため、サーバからクライアントへの接続が可能である。
第5に、特別な設定が不要ということである。NAT方式では、負荷分散装置に仮想サーバのIPアドレス、サーバ群を接続するインタフェースのIPアドレス、サーバ群のIPアドレス等を設定する必要があった。また、MAT方式では、負荷分散を行う全てのサーバに対してARP応答を応答しないよう設定しておく必要があり、また負荷分散装置にはサーバのMACアドレスをあらかじめ登録しておく必要がある。本実施の形態では、サーバへの特別な設定は一切不要であり、負荷分散装置に対してもMACアドレスの手動設定は一切不要である。
ここで、上記実施の形態によるネットワーク負荷分散装置10のハードウェア構成について、図6を参照して説明する。
図6を参照すると、ネットワーク負荷分散装置10は、一般的なコンピュータ装置と同様のハードウェア構成によって実現することができ、CPU(Central Processing Unit)401、RAM(Random Access Memory)等のメインメモリであり、データの作業領域やデータの一時退避領域に用いられる主記憶部402、ネットワークを介して他のノードとデータの送受信を行う通信部403、キーボードやマウス等の入力装置405、表示装置等の出力装置406及び記憶装置407と接続してデータの送受信を行う入出力インタフェース部404、上記各構成要素を相互に接続するシステムバス408を備えている。記憶装置407は、例えば、ROM(Read
Only Memory)、磁気ディスク、半導体メモリ等の不揮発性メモリから構成されるハードディスク装置等で実現される。
本実施の形態によるネットワーク負荷分散装置10は、負荷分散制御を行うプログラムを組み込んだ、LSI(Large Scale Integration)等のハードウェア部品である回路部品を実装することにより、その動作をハードウェア的に実現することは勿論として、パケット解析部12、サーバ選択部13等の各機能を提供するプログラムを、補助記憶部405に格納し、そのプログラムを主記憶部402にロードしてCPU401で実行することにより、ソフトウェア的に実現することも可能である。
上述した実施の形態では、複数のMACアドレスから1つを選択する方法として、カウンタが最小のものを選択したが、ラウンドロビン方式でMACアドレスを選択してもよいし、ARP応答が最初に戻ってきたものを負荷の少ないサーバとみなして選択してもよい。
また、図5に示すように、クライアントが複数のVLAN VL1、VL2にそれぞれ存在し、各サーバがそれぞれのVLANにtagged VLAN(タグVLAN)TVL1、TVL2で属しているようなネットワーク構成の場合、ネットワーク負荷分散装置10をそれらの間に配置すれば、上述した構成を変更することなくそのまま対応可能である。このような環境では、VLAN毎にサーバを別々に用意する必要がないので効率的な負荷分散が可能となる。
以上好ましい実施の形態をあげて本発明を説明したが、本発明は必ずしも、上記実施の形態に限定されるものではなく、その技術的思想の範囲内において様々に変形して実施することができる。
本発明の実施の形態によるネットワーク負荷分散装置を含むネットワーク構成例を示す図である。 本発明の実施の形態によるネットワーク負荷分散装置の構成を示すブロック図である。 図2に示したネットワーク負荷分散装置における動作を説明するフローチャートである。 本発明の実施の形態によるネットワーク負荷分散装置のカウンタテーブル部が保持するカウンタテーブルの一例を示す図である。 クライアントが複数のVLANを介して接続されるネットワーク構成におけるネットワーク負荷分散装置の実装例を示すブロック図である。 本実施の形態によるネットワーク負荷分散装置のハードウェア構成例を示すブロック図である。 MAT方式によるネットワーク負荷分散装置の一般的な構成態様を示す図である。
符号の説明
10:ネットワーク負荷分散装置
20:クライアント
31〜33:サーバ
11:レイヤ2スイッチ処理部
12:パケット解析部
13:サーバ選択部
14:カウンタテーブル部
15:タイマ部
100:入出力ポート部
101〜103:入出力ポート

Claims (18)

  1. クライアントからのアクセスを複数のサーバに振り分けることで負荷分散を行うネットワーク負荷分散装置において、
    クライアントからのARP要求に対してAPR応答があった前記複数のサーバのうち、前記各サーバとクライアントとの接続状況に基づいて選択した前記サーバからのARP応答を前記クライアントに転送することを特徴とするネットワーク負荷分散装置。
  2. 前記複数のサーバの各サーバと前記クライアントとの接続状況を管理する手段と、
    クライアントから受信したARP要求をサーバ群に転送して、該サーバ群の各サーバからのARP応答を受信する手段と、
    前記各サーバとクライアントとの接続状況に基づいて、前記ARP応答があったサーバの中から負荷の小さいサーバを選択するサーバ選択手段と、
    前記選択したサーバからのARP応答をクライアントに転送する手段と、
    を備えたことを特徴とする請求項1に記載のネットワーク負荷分散装置。
  3. 前記各サーバとクライアントとの接続状況を管理する手段が、各サーバ毎のクライアントとの接続数をカウント値として含むカウンタテーブルを生成し、
    前記サーバ選択手段が、前記カウンタテーブルに基づいて負荷の小さいサーバを選択することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のネットワーク負荷分散装置。
  4. 前記カウンタテーブルが、IPアドレス毎に、各サーバのMACアドレスと、当該MACアドレス毎の前記カウント値が対応付けられ、
    前記各サーバとクライアントとの接続状況を管理する手段が、前記サーバ群の各サーバからのARP応答の有無に応じて、前記カウンタテーブルに対するMACアドレスの登録または削除を行うことを特徴とする請求項3に記載のネットワーク負荷分散装置。
  5. 前記クライアントからのARP要求に対する前記ARP応答の受け付けを完了する所定の時間を設定したタイマ手段を備え、
    前記各サーバとクライアントとの接続状況を管理する手段は、前記タイマ手段に設定した所定時間が経過するまで、前記カウンタテーブルに対するMACアドレスの登録または削除を行い、
    前記サーバ選択手段は、前記タイマ手段に設定した所定時間が経過した後に、前記ARP応答があったサーバの中から負荷の小さいサーバを選択することを特徴とする請求項1から請求項4の何れかに記載のネットワーク負荷分散装置。
  6. 前記クライアントからのパケットを受信し、当該パケットが前記ARP要求を含むかを解析する解析手段を備えることを特徴とする請求項1から請求項5の何れかに記載のネットワーク負荷分散装置。
  7. クライアントからのアクセスを複数のサーバに振り分けることで負荷分散を行うネットワーク負荷分散装置の負荷分散方法であって、
    クライアントからのARP要求に対してAPR応答があった前記複数のサーバのうち、前記各サーバとクライアントとの接続状況に基づいて選択した前記サーバからのARP応答を前記クライアントに転送するステップを含むことを特徴とする負荷分散方法。
  8. 前記複数のサーバの各サーバと前記クライアントとの接続状況を管理するステップと、
    クライアントから受信したARP要求をサーバ群に転送して、該サーバ群の各サーバからのARP応答を受信するステップと、
    前記各サーバとクライアントとの接続状況に基づいて、前記ARP応答があったサーバの中から負荷の小さいサーバを選択するサーバ選択ステップと、
    前記選択したサーバからのARP応答をクライアントに転送するステップと、
    を含むことを特徴とする請求項7に記載の負荷分散方法。
  9. 前記各サーバとクライアントとの接続状況を管理するステップにおいて、各サーバ毎のクライアントとの接続数をカウント値として含むカウンタテーブルを生成し、
    前記サーバ選択ステップにおいて、前記カウンタテーブルに基づいて負荷の小さいサーバを選択することを特徴とする請求項7又は請求項8に記載の負荷分散方法。
  10. 前記カウンタテーブルが、IPアドレス毎に、各サーバのMACアドレスと、当該MACアドレス毎の前記カウント値が対応付けられ、
    前記各サーバとクライアントとの接続状況を管理するステップにおいて、前記サーバ群の各サーバからのARP応答の有無に応じて、前記カウンタテーブルに対するMACアドレスの登録または削除を行うことを特徴とする請求項9に記載の負荷分散方法。
  11. 前記クライアントからのARP要求に対する前記ARP応答の受け付けを完了する所定の時間を設定し、
    前記各サーバとクライアントとの接続状況を管理するステップにおいて、前記所定時間が経過するまで、前記カウンタテーブルに対するMACアドレスの登録または削除を行い、
    前記サーバ選択ステップにおいて、前記所定時間が経過した後に、前記ARP応答があったサーバの中から負荷の小さいサーバを選択することを特徴とする請求項7から請求項10の何れかに記載の負荷分散方法。
  12. 前記クライアントからのパケットを受信し、当該パケットが前記ARP要求を含むかを解析する解析ステップを備えることを特徴とする請求項7から請求項11の何れかに記載の負荷分散方法。
  13. コンピュータ上で動作し、クライアントからのアクセスを複数のサーバに振り分けることで負荷分散を行う負荷分散プログラムであって、
    前記コンピュータに、
    クライアントからのARP要求に対してAPR応答があった前記複数のサーバのうち、前記各サーバとクライアントとの接続状況に基づいて選択した前記サーバからのARP応答を前記クライアントに転送する処理を実行させることを特徴とする負荷分散プログラム。
  14. 前記コンピュータに、
    前記複数のサーバの各サーバと前記クライアントとの接続状況を管理する処理と、
    クライアントから受信したARP要求をサーバ群に転送して、該サーバ群の各サーバからのARP応答を受信する処理と、
    前記各サーバとクライアントとの接続状況に基づいて、前記ARP応答があったサーバの中から負荷の小さいサーバを選択するサーバ選択処理と、
    前記選択したサーバからのARP応答をクライアントに転送する処理と、を実行させることを特徴とする請求項13に記載の負荷分散プログラム。
  15. 前記各サーバとクライアントとの接続状況を管理する処理において、各サーバ毎のクライアントとの接続数をカウント値として含むカウンタテーブルを生成し、
    前記サーバ選択処理において、前記カウンタテーブルに基づいて負荷の小さいサーバを選択することを特徴とする請求項13又は請求項14に記載の負荷分散プログラム。
  16. 前記カウンタテーブルが、IPアドレス毎に、各サーバのMACアドレスと、当該MACアドレス毎の前記カウント値が対応付けられ、
    前記各サーバとクライアントとの接続状況を管理する処理において、前記サーバ群の各サーバからのARP応答の有無に応じて、前記カウンタテーブルに対するMACアドレスの登録または削除を行うことを特徴とする請求項15に記載の負荷分散プログラム。
  17. 前記クライアントからのARP要求に対する前記ARP応答の受け付けを完了する所定の時間を設定し、
    前記各サーバとクライアントとの接続状況を管理する処理において、前記所定時間が経過するまで、前記カウンタテーブルに対するMACアドレスの登録または削除を行い、
    前記サーバ選択処理において、前記所定時間が経過した後に、前記ARP応答があったサーバの中から負荷の小さいサーバを選択することを特徴とする請求項13から請求項16の何れかに記載の負荷分散プログラム。
  18. 前記クライアントからのパケットを受信し、当該パケットが前記ARP要求を含むかを解析する解析処理を備えることを特徴とする請求項13から請求項17の何れかに記載の負荷分散プログラム。
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