JP2009247618A - Cosmetic compact case - Google Patents
Cosmetic compact case Download PDFInfo
- Publication number
- JP2009247618A JP2009247618A JP2008099547A JP2008099547A JP2009247618A JP 2009247618 A JP2009247618 A JP 2009247618A JP 2008099547 A JP2008099547 A JP 2008099547A JP 2008099547 A JP2008099547 A JP 2008099547A JP 2009247618 A JP2009247618 A JP 2009247618A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- lid
- applicator
- lifting member
- applicator lifting
- compact case
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
- 239000002537 cosmetic Substances 0.000 title claims abstract description 35
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims abstract description 20
- 230000004308 accommodation Effects 0.000 description 9
- 238000005034 decoration Methods 0.000 description 4
- 229920003002 synthetic resin Polymers 0.000 description 3
- 239000000057 synthetic resin Substances 0.000 description 3
- 210000000078 claw Anatomy 0.000 description 2
- 240000002871 Tectona grandis Species 0.000 description 1
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 1
- 230000000994 depressogenic effect Effects 0.000 description 1
- 230000005489 elastic deformation Effects 0.000 description 1
- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 238000012986 modification Methods 0.000 description 1
- 230000004048 modification Effects 0.000 description 1
- 229920005989 resin Polymers 0.000 description 1
- 239000011347 resin Substances 0.000 description 1
Images
Landscapes
- Closures For Containers (AREA)
Abstract
Description
本発明は、化粧用コンパクトケースに関し、特に、塗布具収容部を備える容器本体と、蝶番部を介して容器本体に開閉可能に取り付けられる蓋体とを含む化粧用コンパクトケースに関する。 The present invention relates to a cosmetic compact case, and more particularly, to a cosmetic compact case including a container main body provided with an applicator accommodating portion and a lid attached to the container main body via a hinge portion so as to be opened and closed.
ファンデーション、チーク、アイシャドウ等の化粧料を収容する化粧用コンパクトケースとして、化粧料収容部を備える容器本体と、蝶番部を介して容器本体に開閉可能に取り付けられる蓋体とからなるものが知られている。また化粧用コンパクトケースは、例えばパフと呼ばれるスポンジ状の塗布具を用いて化粧料を擦り取って、肌面等に塗布するものであることから、塗布具が、容器本体の化粧料収容部の上方に設けた中板や、容器本体の化粧料収容部に隣接して設けた塗布具収容部に収容されている(例えば、特許文献1、特許文献2参照)。
従来の化粧用コンパクトケースでは、特に特許文献1のように容器本体の化粧料収容部の上方に中板を設けて塗布具を収容するようにしたものの場合、化粧料収容部に収容された化粧料は、その上面が中板や塗布具によって覆われた状態となっているため、蓋体を開放した際に、塗布具を取り出し易くしたり中板を回動させ易くして、化粧料の上面をスムーズに露出させる工夫がなされている。 In the case of a conventional compact case for cosmetics, in particular, as in Patent Document 1, in the case where an intermediate plate is provided above the cosmetics accommodating part of the container body to accommodate the applicator, the cosmetics accommodated in the cosmetics accommodating part Since the top surface of the material is covered with an intermediate plate or an applicator, when the lid is opened, the applicator can be easily taken out or the intermediate plate can be easily rotated. The device is designed to expose the top surface smoothly.
これに対して、例えば特許文献2のように容器本体の化粧料収容部に隣接して塗布具収容部を設けたものの場合、蓋体を開放すれば化粧料と塗布具収容部の両方が露出することになる。しかしながら、容器本体に設けられた塗布具収容部は、例えば塗布具の形状をひと回り大きくした形状の凹部として形成されるのが一般的であり、塗布具は、塗布具収容部に嵌め込むようにして収容されていて、その周縁部分を摘み難い状態となっている。したがって、蓋体を開放した際に、塗布具を摘み易くして塗布具収容部からスムーズに取り出すことができるようにするための新たな技術の開発が望まれている。 On the other hand, for example, as in Patent Document 2, in the case where the applicator container is provided adjacent to the cosmetic container of the container body, both the cosmetic and the applicator container are exposed if the lid is opened. Will do. However, the applicator accommodating portion provided in the container body is generally formed as a concave portion having a shape that is a larger size of the applicator, for example, and the applicator is accommodated so as to be fitted into the applicator accommodating portion. It is in a state that it is difficult to pick the peripheral portion. Therefore, it is desired to develop a new technique for facilitating picking of the applicator when the lid is opened so that the applicator can be smoothly taken out from the applicator accommodating portion.
本発明は、蓋体を開放した際に、塗布具収容部に収容された塗布具の周縁部分を摘み易くして、塗布具を容器本体からスムーズに取り出すことができる化粧用コンパクトケースを提供することを目的とする。 The present invention provides a compact cosmetic case that can easily pick up the peripheral portion of the applicator accommodated in the applicator accommodating portion when the lid is opened, and can smoothly remove the applicator from the container body. For the purpose.
本発明は、塗布具収容部を備える容器本体と、蝶番部を介して該容器本体に開閉可能に取り付けられる蓋体とを備える化粧用コンパクトケースであって、前記蓋体と同一の回動軸に枢着され、前記塗布具収容部に延在する塗布具持上げ部材を有し、前記塗布具持上げ部材には、前記蓋体の回動操作によって蓋側係止部に係止して該塗布具持上げ部材を回動する係止部が設けられ、前記塗布具持上げ部材は、蓋体の回動操作の途中で該塗布具持上げ部材の回動を制限するストッパー部を備え、前記塗布具持上げ部材の係止部は、該塗布具持上げ部材の回動が制限されると、前記蓋体の回動操作力によって蓋側係止部との係止を解除可能に形成されている化粧用コンパクトケースを提供することにより、上記目的を達成したものである。 The present invention is a compact case for makeup comprising a container main body provided with an applicator accommodating portion and a lid attached to the container main body via a hinge portion so as to be openable and closable. The applicator lifting member is pivotally attached to the applicator accommodating portion, and the applicator lifting member is engaged with the lid-side engaging portion by the rotation operation of the lid body. A locking portion for rotating the device lifting member is provided, and the applicator lifting member includes a stopper portion that restricts the rotation of the applicator lifting member during the rotation of the lid, and the applicator lifting device The locking portion of the member is formed so that when the rotation of the applicator lifting member is restricted, the locking with the lid side locking portion can be released by the rotation operation force of the lid body. By providing a case, the above object is achieved.
本発明の化粧用コンパクトケースによれば、蓋体を開いた際に、塗布具収容部に収容された塗布具の周縁部分を摘み易くして、塗布具を容器本体からスムーズに取り出すことができる。 According to the compact case for makeup of the present invention, when the lid is opened, the peripheral portion of the applicator accommodated in the applicator accommodating portion can be easily picked, and the applicator can be smoothly taken out from the container body. .
図1に示す本発明の好ましい一実施形態に係る化粧用コンパクトケース10は、化粧料として例えばファンデーション(図示せず。)を容器本体11の化粧料収容部12に収容し、塗布具として例えばスポンジ状のパフ(図示せず。)を容器本体11の塗布具収容部13に収容して用いる扁平でコンパクトな形状の化粧料容器である。本実施形態の化粧用コンパクトケース10は、蝶番部14(図2、図3参照)を介して容器本体11に開動可能に取り付けられた蓋体15を開放して、塗布具収容部13から塗布具を取り出し、取り出した塗布具を用いて化粧料収容部12の化粧料を擦り取って、肌面等に塗布して使用する。本実施形態の化粧用コンパクトケース10は、蓋体15を開放した際に、塗布具収容部13に収容された塗布具の周縁部分を摘み易くして、容器本体11からスムーズに取り出すことを可能にする構造を備えている。
A cosmetic
そして、本実施形態の化粧用コンパクトケース10は、図2(a),(b)及び図3(a),(b)にも示すように、塗布具収容部13を備える容器本体11と、蝶番部14を介して容器本体11に開閉可能に取り付けられる蓋体15とからなり、且つ蓋体15と同一の回動軸としての蝶番部14の軸ピン16に枢着されて、蓋体15の開蓋操作に伴い所定の角度範囲内で回動することにより、塗布具収容部13の底部17の少なくとも一部から傾斜した状態で突出する、塗布具収容部13に延在する塗布具持上げ部材18を備えるコンパクト容器である。塗布具持上げ部材18の枢着部19は、その周面に、蓋体15を開くための回動操作に伴って当該蓋体15に設けられた蓋側係止部22に係止する係止部23と、蓋側係止部22と係止部23とが係止して塗布具持上げ部材18が蓋体15の開き方向に回動する途中で塗布具持上げ部材18の回動を制限するストッパー部21とを備え、ストッパー部21によって回動が制限された塗布具持上げ部材18の係止部23は、蓋体15をさらに開くための回動操作力によって蓋側係止部22との係止が解除可能に形成されている。
And the
また、本実施形態では、塗布具持上げ部材18の係止部23は、塗布具持上げ部材18の枢着部19の周方向の周面に形成された、蝶番部14の軸ピン16からの距離がこれの周方向両側の部分よりも大きくなった部分であり、蓋体15に設けられた蓋側係止部22は、塗布具持上げ部材18の枢着部19の周方向の周面に対向する位置として、軸ピン16を中心として塗布具持上げ部材18の枢着部19の周方向の外周面に沿って(周方向に)回動する部分に配置されている。本実施形態では、塗布具持上げ部材18の係止部23は、線状の第1凸リブ23aによって構成されており、蓋体15に設けられた蓋側係止部22は、線状の第2凸リブ22aによって構成されている。
Moreover, in this embodiment, the latching | locking
本実施形態では、容器本体11は、合成樹脂製の成形部品であって、例えば縦50〜120mm、横50〜120mm程度の大きさの略平面矩形形状を有すると共に、例えば15〜30mm程度の厚さで形成されている。容器本体11は、その底板11aによる底面が平坦な閉塞面となっていると共に、その上部開口面に、合成樹脂製の凹部形成プレート24が嵌め込まれるようにして取り付けられて、容器本体11を略2等分割した一方の領域に略平面矩形形状の化粧料収容部12を、他方の領域に略平面矩形形状の塗布具収容部13を各々形成している。
In the present embodiment, the
また、容器本体11の一方の長辺部分25には、当該長辺部分25に沿って、蝶番部14を構成する軸ピン16が、両端部分を長辺部分25に埋設支持させて取り付けられている。長辺部分25の中央部分には、蓋体15の枢着部26及び塗布具持上げ部材18の枢着部19を軸ピン16に枢着させるための枢着切欠き部27が形成されている。この枢着切欠き部27において、容器本体11の底板11aが切り欠かれており、この切り欠かれた部分の底板11aの切欠き端面が、塗布具持上げ部材18の枢着部19に設けられたストッパー部21としての当接面を当接させる底部切欠き端面20となっている。
Further, on one
さらに、容器本体11の他方の長辺部分28には、これの中央部分に、蓋体15に設けられた係着爪32が着脱可能に係止される被係着部31を備える係着切欠き部29が形成されている。
Further, the other
蝶番部14を介して容器本体11に開閉可能に取り付けられる蓋体15は、容器本体11と略同様の略平面矩形形状を有する合成樹脂製の平板状の成形部品である。蓋体15は、その一方の長辺部分の中央部分に枢着部26を有している。容器本体11の枢着切欠き部27において、この枢着部26を介して蝶番部14の軸ピン16に枢着されることにより、蓋体15が容器本体11に対して回動可能に取り付けられる。また蓋体15の枢着部26には、塗布具持上げ部材18の枢着部19が軸ピン16に枢着される位置に、門形切欠き部30が形成されている。この門形切欠き部30において、塗布具持上げ部材18の枢着部19が、蓋体15の枢着部26の一部において軸ピン16に取り付けられることになる。
The
そして、本実施形態では、門形切欠き部30の天端面の内側角部は、下方に僅かに突出して線状の第2凸リブ22aを形成している(図2(b)参照)。門形切欠き部30の天端面は、蓋体15を開く回動操作に伴って、当該門形切欠き部30に配置された塗布具持上げ部材18の枢着部19の周方向の外周面に沿って周方向に回動すると共に、第2凸リブ22aは、塗布具持上げ部材18の枢着部19に形成された第1凸リブ23aと係止可能な蓋側係止部22を構成することになる。
In the present embodiment, the inner corner of the top end face of the
また、蓋体15の他方の長辺部分には、これの中央部分に、上述のように、容器本体11の係着切欠き部29に設けられた被係着部31に着脱可能に係止する係着爪32が設けられている。さらに、蓋体15の内側面には、これの略全域を覆って鏡33が取り付けられている。
Further, the other long side portion of the
蝶番部14の軸ピン16に枢着されて所定の角度範囲内で回動することにより、塗布具収容部13の底部17の一部から傾斜した状態で突出する塗布具持上げ部材18は、合成樹脂製の成形部品であって、蓋体15の閉蓋時に塗布具収容部13の底部17の一部として配置されている平板部34と、蝶番部14の軸ピン16に枢着される枢着部19と、平板部34と枢着部19とを連結する曲折連結部35とからなる。
The
平板部34は、容器本体11の上部開口面に取り付けた凹部形成プレート24による塗布具収容部13の底部17における、化粧料収容部12側かつ蝶番部14側の角部分の矩形領域に、底部17の一部として配置される部分である。また平板部34は、蓋体15が閉塞された状態においては、当該平板部34と略同様の形状で底部17に形成した切欠き開口36を塞ぐように配設されて、この切欠き開口36に嵌まった状態を保持する(図2(a)参照)。平板部34は、蓋体15の開蓋操作に伴って、塗布具持上げ部材18が所定の角度範囲内で回動することにより、図1及び図3(a)に示すように、蝶番部14とは反対側の先端部を上方にして傾斜した状態で、塗布具収容部13の底部17から上方に突出することになる。
The
これによって、塗布具収容部13に嵌め込むようにして収容されていた塗布具は、平板部34により持ち上げられて、少なくとも蝶番部14とは反対側の部分の周縁部が、塗布具収容部13の上面の開口縁部よりも上方に移動することになる。また少なくとも蝶番部14とは反対側の部分の周縁部の下方には平板部34が延設していないので、例えば蝶番部14とは反対側の部分の周縁部を上下から挟みこむようにして手指で摘むことにより、塗布具を容易に取り出すことが可能になる。
As a result, the applicator accommodated in the
曲折連結部35は、蝶番部14の軸ピン16に枢着される枢着部19と、塗布具収容部13の底部17の一部として設けられた平板部34とを連結する部分である。曲折連結部35は、容器本体11及びこれの上部開口面に取り付けた凹部形成プレート24による、塗布具収容部13の蝶番部14側の周壁部13a(図1参照)の形状に沿うように、クランク状に曲折した形状を有している。曲折連結部35はその外周面が塗布具収容部13の周壁部13aの外周面に沿う形状に形成されているので、塗布具持上げ部材18を設けた部分の意匠性を向上させることが可能になる。
The
塗布具持上げ部材18の枢着部19は、蓋体15の枢着部26に形成された門形切欠き部30の範囲内で、蝶番部14の軸ピン16に枢着される部分である。枢着部19は、略半長円形、或いは略半楕円形の断面形状を有しており、その中央を貫通する軸ピン16に回動可能に取り付けられている。本実施形態では、枢着部19には、その外周面に軸ピン16を中心とした周方向を横断して、第1凸リブ23aが、軸ピン16と平行な方向に線状に設けられている。また、枢着部19には、上述の容器本体11の枢着切欠き部27に底板11aを切り欠いて形成した底部切欠き端面20と対向する位置に、好ましくは平坦な当接面21が設けられている。
The
ここで、本実施形態によれば、図2(a),(b)に示す蓋体15を閉じた状態の軸ピン16に垂直な断面において、軸ピン16の中心から蓋体15の第2凸リブ22a(蓋側係止部22)に向う線分と、軸ピン16の中心から塗布具持上げ部材18の枢着部19の第1凸リブ23a(係止部23)に向かう線分との間の角度θ1が、蓋体15を開く回動開始位置から、塗布具持上げ部材18が回動し始める蓋体15の回動角度となる。また、容器本体11の枢着切欠き部27の底部切欠き端面20と、塗布具持上げ部材18の枢着部19の当接面21との間の角度θ2が、蓋体15を開く回動操作に伴って塗布具持上げ部材18の平板部34が持ち上がる角度となる。すなわち、枢着部19における当接面21と係止部23としての第1凸リブ23aの位置によって、蓋体15の開蓋操作に伴って回動する塗布具持上げ部材18の回動開始位置(角度)と回動終了位置(角度)が定められ、塗布具持上部材18の回動の角度範囲が規制されることになる。またこれらの位置を調整することによって、塗布具持上げ部材18が回動する角度範囲を適宜調整することが可能になる。
Here, according to the present embodiment, in the cross section perpendicular to the
上述の構成を備える本実施形態では、図2(a),(b)に示す蓋体15を閉塞した状態から、蓋体15を開く回動操作を始めると、図4に示す蓋体15の第2凸リブ22aが塗布具持上げ部材18の枢着部19の第1凸リブ23aに当接して係止されるまでの間は、蓋体15のみが回動して、塗布具持上げ部材18の平板部34は、塗布具収容部13の底部17における切欠き開口36に嵌まった状態を保持する。本実施形態では、塗布具持上げ部材18の平板部34の上面が底部17の上面と面一の状態にあることが好ましい。
In the present embodiment having the above-described configuration, when the rotation operation for opening the
蓋体15をさらに回動させると、図5に示すように、蓋体15の第2凸リブ22aが枢着部19の第1凸リブ23aに係止され、係止された状態のまま、塗布具持上げ部材18は、蓋体15の回動に伴って回動し、平板部34を押し上げるように傾斜させて塗布具収容部13の底部17から上方に突出させる。
When the
蓋体15と共に塗布具持上げ部材18を回動させて、図6に示すように、枢着部19の当接面21が容器本体11の底部切欠き端面20に当接すると、塗布具持上げ部材18はその回動がストップされて、平板部34がそれ以上傾斜しない状態を保持する。ここで、蓋体15をさらに回動させると、この回動力によって当該蓋体15のみが回動可能となるように係止部23と蓋側係止部22との係止が解除される。本実施形態の場合、第2凸リブ22aや第1凸リブ23aなどの弾性変形によって、蓋体15の第2凸リブ22aは塗布具持上げ部材18の枢着部19の第1凸リブ23aを乗り越え、図1及び図3(a),(b)に示すように、蓋体15をさらに大きく開くことが可能になる。
When the
また、蓋体15を閉じる際には、蓋体15を逆方向に回動させれば、この逆方向の回動に伴って、蓋体15の第2凸リブ22aが塗布具持上げ部材18の第1凸リブ23aに当接して係止され、塗布具持上げ部材18もまた逆方向に回動する。これによって塗布具持上げ部材18は、平板部34が塗布具収容部13の底部17の切欠き開口36に嵌まった状態に復帰する(平板部34の上面は化粧料収容部12の底部17の上面と面一にあることが好ましい)。蓋体15をさらに逆方向に回動させれば、蓋体15の第2凸リブ22aが塗布具持上げ部材18の第1凸リブ23aを乗り越え、蓋体15は容器本体11の化粧料収容部12及び塗布具収容部13を閉塞するまで回動して、図2(a),(b)に示す蓋体15を開放する前の元の状態に復帰する。蓋体15を閉じる際には、塗布具持上げ部材18の平板部34及び/又は平板部34の上面に置かれた塗布具が塗布具持上げ部材の回動を制限するストッパーとして機能する。
Further, when the
したがって、本実施形態の化粧用コンパクトケース10よれば、当該化粧用コンパクトケース10を使用する際に、蓋体15を開く回動操作を行えば、蓋体15の回動に伴って塗布具持上げ部材18が所定の角度範囲内で回動して、平板部34を傾斜させた状態で塗布具収容部13の底部17から突出させることができるので、突出させた平板部34により塗布具収容部13に収容された塗布具を持ち上げて、その周縁部分を塗布具容部13の上面の開口縁部よりも上方に移動させ、当該周縁部分を摘み易くして、塗布具を容器本体11からスムーズに取り出すことが可能になる。
Therefore, according to the cosmetic
なお、本発明は上記実施形態に限定されることなく種々の変更が可能である。例えば、塗布具持上げ部材の塗布具収容部の底部から突出する部分は、平板状である必要は必ずしも無く、棒状であっても良い。また塗布具収容部の底部から突出する部分は、略矩形形状とする必要は必ずしも無く、化粧料収容部側及び蝶番部側の角部分の領域に設ける必要は必ずしも無い。塗布具収容部の底部の略全体を上方に突出させるようにしても良い。さらに、塗布具持上げ部材の平板部は、塗布具収容部13の底部17に形成された切欠き開口36に嵌まる形態が好ましいが、底部17の上面に延在するものであっても良い。
The present invention is not limited to the above-described embodiment, and various modifications can be made. For example, the portion of the applicator lifting member that protrudes from the bottom of the applicator accommodating portion is not necessarily flat and may be rod-shaped. In addition, the portion protruding from the bottom of the applicator accommodating portion does not necessarily have to be a substantially rectangular shape, and is not necessarily provided in the region of the corner portions on the cosmetic accommodating portion side and the hinge portion side. You may make it protrude the substantially whole bottom part of an applicator accommodation part upwards. Further, the flat plate portion of the applicator lifting member is preferably fitted into the
塗布具持上げ部材の係止部は、枢着部の周方向の周面に形成された線状の凸リブである必要は必ずしも無く、点状の凸リブ等であっても良い。また係止部として枢着部の周方向の外周面に形成された、蝶番部の軸ピンからの距離がこれの周方向両側の部分よりも大きくなった部分は、例えば半楕円断面形状を有するように形成された枢着部における長軸の近傍部分であって、短軸側から回動してきた蓋体の係止部を、当該長軸の近傍部分において摩擦力等によって滑らかに係止させると共に、反対の短軸側に滑らかに乗り越えさせるものでも良い。 The locking part of the applicator lifting member does not necessarily need to be a linear convex rib formed on the circumferential surface of the pivoting part, and may be a dotted convex rib or the like. Further, a portion formed on the outer circumferential surface of the pivoting portion as a locking portion, where the distance from the shaft pin of the hinge portion is larger than the portions on both sides in the circumferential direction, for example, has a semi-elliptical cross-sectional shape. The locking portion of the lid that has been pivoted from the short axis side is smoothly locked by a frictional force or the like in the vicinity of the long axis in the vicinity of the long axis in the pivoting portion formed as described above At the same time, it is possible to smoothly get over the opposite minor axis.
さらに塗布具持上げ部材の係止部は、枢着部の周方向の外周面に形成する必要は必ずしも無い。例えば軸ピンと垂直な方向の枢着部の端面に係止部を形成して、この係止部に、例えば当該端面と対向配置される蓋体の枢着部の門形切欠き部の側面に設けた蓋側係止部を、乗り越え可能に係止させることもできる。塗布具持上げ部材の係止部や蓋体の係止部は、凸状の部分である必要は必ずしも無く陥没した凹状の部分であって良い。 Furthermore, the locking part of the applicator lifting member does not necessarily need to be formed on the outer peripheral surface in the circumferential direction of the pivoting part. For example, a locking part is formed on the end face of the pivoting part in the direction perpendicular to the shaft pin, and for example, on the side surface of the gate-shaped notch part of the pivoting part of the lid disposed opposite to the locking part. The provided lid side latching part can also be latched so that it can get over. The locking part of the applicator lifting member and the locking part of the lid body do not necessarily have to be convex parts, and may be concave parts that are depressed.
10 化粧用コンパクトケース
11 容器本体
12 化粧料収容部
13 塗布具収容部
14 蝶番部
15 蓋体
16 軸ピン
17 塗布具収容部の底部
18 塗布具持上げ部材
19 塗布具持上げ部材の枢着部
20 底部切欠き端面
21 ストッパー部(当接面)
22 蓋側係止部
22a 第2凸リブ
23 係止部
23a 第1凸リブ
24 凹部形成プレート
25 容器本体の一方の長辺部分
26 蓋体の枢着部
27 枢着切欠き部
30 蓋体の枢着部の門形切欠き部
34 塗布具持上げ部材の平板部
35 塗布具持上げ部材の曲折連結部
36 切欠き開口
DESCRIPTION OF
22 Lid-
Claims (5)
前記蓋体と同一の回動軸に枢着され、前記塗布具収容部に延在する塗布具持上げ部材を有し、
前記塗布具持上げ部材には、前記蓋体の回動操作によって蓋側係止部に係止して該塗布具持上げ部材を回動する係止部が設けられ、
前記塗布具持上げ部材は、蓋体の回動操作の途中で該塗布具持上げ部材の回動を制限するストッパー部を備え、
前記塗布具持上げ部材の係止部は、該塗布具持上げ部材の回動が制限されると、前記蓋体の回動操作力によって蓋側係止部との係止を解除可能に形成されている化粧用コンパクトケース。 A compact case for makeup comprising a container main body provided with an applicator accommodating portion and a lid attached to the container main body via a hinge portion so as to be opened and closed,
An applicator lifting member which is pivotally attached to the same rotation shaft as the lid and extends to the applicator accommodating portion;
The applicator lifting member is provided with a locking portion that is locked to the lid-side locking portion by rotating the lid and rotates the applicator lifting member,
The applicator lifting member includes a stopper portion that restricts the rotation of the applicator lifting member during the rotation of the lid,
The locking part of the applicator lifting member is formed so that the locking with the lid side locking part can be released by the rotation operation force of the lid when the rotation of the applicator lifting member is restricted. A compact case for makeup.
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008099547A JP5210689B2 (en) | 2008-04-07 | 2008-04-07 | Compact case for makeup |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008099547A JP5210689B2 (en) | 2008-04-07 | 2008-04-07 | Compact case for makeup |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2009247618A true JP2009247618A (en) | 2009-10-29 |
JP5210689B2 JP5210689B2 (en) | 2013-06-12 |
Family
ID=41308854
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2008099547A Active JP5210689B2 (en) | 2008-04-07 | 2008-04-07 | Compact case for makeup |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5210689B2 (en) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014233412A (en) * | 2013-05-31 | 2014-12-15 | 花王株式会社 | Cosmetic compact case |
KR101908918B1 (en) * | 2017-04-27 | 2018-10-17 | (주)장업시스템 | Cosmetic case easy to draw out cosemtic tools |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61170405U (en) * | 1985-04-13 | 1986-10-22 | ||
JPS6336408U (en) * | 1986-08-20 | 1988-03-09 | ||
JPS6388221U (en) * | 1986-11-28 | 1988-06-08 | ||
JPH0568410U (en) * | 1992-02-24 | 1993-09-17 | 釜屋化学工業株式会社 | Multi-stage compact container |
-
2008
- 2008-04-07 JP JP2008099547A patent/JP5210689B2/en active Active
Patent Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61170405U (en) * | 1985-04-13 | 1986-10-22 | ||
JPS6336408U (en) * | 1986-08-20 | 1988-03-09 | ||
JPS6388221U (en) * | 1986-11-28 | 1988-06-08 | ||
JPH0568410U (en) * | 1992-02-24 | 1993-09-17 | 釜屋化学工業株式会社 | Multi-stage compact container |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014233412A (en) * | 2013-05-31 | 2014-12-15 | 花王株式会社 | Cosmetic compact case |
CN105246371A (en) * | 2013-05-31 | 2016-01-13 | 花王株式会社 | Cosmetic compact case |
TWI609650B (en) * | 2013-05-31 | 2018-01-01 | Kao Corp | Cosmetic small container |
KR101908918B1 (en) * | 2017-04-27 | 2018-10-17 | (주)장업시스템 | Cosmetic case easy to draw out cosemtic tools |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP5210689B2 (en) | 2013-06-12 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2005289426A (en) | Self-opening type cap mechanism | |
JP2004290654A (en) | Cosmetic case | |
JP5210689B2 (en) | Compact case for makeup | |
JP2008132307A (en) | Compact container | |
JP4856660B2 (en) | Clamshell container | |
JP2002262933A (en) | Rouge case | |
KR200458648Y1 (en) | Compact Case | |
JP4454962B2 (en) | Storage container | |
KR200409765Y1 (en) | Blusher cosmetic case | |
WO2014192195A1 (en) | Cosmetic compact case | |
JP2005261729A (en) | Cosmetic compact case | |
JP7414644B2 (en) | compact container | |
JPH0513286Y2 (en) | ||
JPS6018167Y2 (en) | compact container | |
JP3114695U (en) | Container with lid | |
JPH0647369Y2 (en) | Compact container | |
JP2007037712A (en) | Container | |
JP2008212247A (en) | Airtight compact | |
JP3648694B2 (en) | Extra lead container | |
JPS596723Y2 (en) | compact | |
JP2007175315A (en) | Compact container | |
JP2023153654A (en) | Coating material storage tool | |
JP2542066Y2 (en) | Pencil lead container | |
JPH0355364Y2 (en) | ||
JP5345886B2 (en) | Compact container |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20110406 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20130115 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20130129 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20130225 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20160301 Year of fee payment: 3 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5210689 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |