JP2009246974A - 分散アンテナシステムおよびその容量を最大にするための方法 - Google Patents

分散アンテナシステムおよびその容量を最大にするための方法 Download PDF

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Abstract

【課題】この発明の実施の形態は、分散アンテナシステムの容量を最大にするための方法およびシステムを記載する。
【解決手段】中継アンテナは、分散アンテナシステムの信号対漏れ比(SLR)の比を最大にするように選択される。さらに、システムの容量は、分散アンテナシステムの平均疑似容量が最大になるように、疑似容量判定条件に基づいて信号電力を割り当てることによって改善される。
【選択図】図1

Description

この発明は、一般的に、分散アンテナのシャドーイング・ダイバーシティを利用するホットスポット・ワイヤレス・アクセスに関し、特に、アンテナを選択して、所望の信号電力を割り当てるためのシステムおよび方法に関する。
ホットスポットは、Wi−Fiアクセスを提供するスポット(場所)である。ホットスポット・ワイヤレス・アクセスは、多くのモバイル機器、たとえば、ラップトップ、Wi−Fi電話、またはインターネットへのアクセスに適する他の機器によって必要とされる。直近の数年間で、年間販売が推定で1億5000万台のラップトップ、1400万台の携帯情報端末(PDA)、および他の新興のWi−Fiデバイスでは、大部分はWi−Fi機能を含んでいる。ホットスポット・ワイヤレス・アクセスの重要なタスクの1つは、利用可能なワイヤレススペクトル(無線帯域)が制限されるものの、狭いエリア(地域)で混雑しているモバイル機器に役立つことである。
分散アンテナシステム
ホットスポット・ワイヤレス・アクセスのスループット(処理能力)を改善するために、分散アンテナシステムが利用されてきた。分散アンテナシステム(DAS)は、地理的な領域または構成の中で無線サービスを提供する搬送媒体を介して共通ソースに接続された、空間的に離れているアンテナのネットワークである。
図1は分散アンテナシステムの例を示している。分散アンテナシステムは、アンテナ101の伝送された電力を幾つかのアンテナ素子102に区分けし、それらのアンテナ素子102は、モバイル機器103に対して単一のアンテナ101と同じ領域に亘って、しかし減少した総電力および改善された信頼性で、カバー領域を提供するように、空間において分離されている。信号電力の割当てと共に所望の信号および干渉強さを考慮に入れて、分散アンテナ選択の性能を向上させることが望まれている。
信号対干渉雑音比(SINR)は、無線通信リンク品質の重要な測定基準である。SINR推定値には、いくつかの重要な用途がある。これらの用途は、目標とするサービスの質に対して伝送電力レベルを最適化すること、ワイヤレス・インターネット・アプリケーションに対して、ハンドオフ判断を助けて、データ信号速度を動的に適合させること、を含む。正確なSINR推定は、より効率的なシステムとユーザによって知覚されるより高いサービスの質との両方を提供する。
信号電力割当ては、システム内で良い性能を実現するために、通信システムにおける伝送電力のインテリジェント(聡明)な選択である。「良い性能」の概念は、コンテキストに依存しうるが、リンクデータ信号速度や、ネットワーク容量や、地理的なカバー範囲および領域や、ネットワークおよびネットワーク装置の寿命や、ネットワーク容量等のメトリックスを最適化することを含んでもよい。信号電力割当て方法は、セルラー・ネットワークを含む多くの用途に使用される。
通常、より高い伝送電力は、受信器で、より高い信号電力に変換する。受信器でのより高い信号対雑音比(SN比)は、ディジタル通信リンクのビット誤り率を減少させる。
しかしながら、より高い伝送電力は送信デバイスにおける消費電力の増加につながる。これは、バッテリー(電池)寿命がそれ(消費電力の増加)に対応して減少する、モバイル機器における特別な関心事である。また、同じ周波数帯における他のモバイル機器との干渉は信号電力に比例して増加する。モバイル機器同士が単一周波数を共有し、異なる拡散符号によって分離されるのみである、CDMA(符号分割多重アクセス)等のセルスペクトル拡散方式では、1つのセルのサイズと共に、該セルがサポートすることができるモバイル機器の数が、該セル中に存在する干渉の量によって典型的に制限される。したがって、干渉の増大は、セル容量およびサイズの減少をもたらす。1つのセルの中の各モバイル機器が異なる周波数を使用するGSM等のFDMAシステムでさえも、異なるセルの間ではまだ干渉があり、ネットワークがサポートできる周波数再使用量を減少させる。
この発明の実施の形態は、アンテナの選択の際に所望の信号強度と干渉強さとを考慮した、最適アンテナ選択のための方法およびシステムについて記載する。また、疑似容量に基づく電力割当て手法についても記載する。
通信中継アンテナは、分散アンテナシステムの信号対漏れ比(SLR)の比を最大にするように選択される。さらに、システムの容量は、分散アンテナシステムの平均疑似容量が最大にされるように、疑似容量判定条件に基づいて信号電力を割り当てることによって、改善される。
シミュレーションの結果は、最適アンテナ選択が、固定アンテナ選択と比べて、システム性能を改善できることを実証している。電力割当てが無くとも、正規化された信号電力Pが120dB(Pt=120dB)であるときに、最適アンテナ選択は処理能力を約30%増加させることができる。特に、アンテナ選択が無い場合、疑似容量に基づく電力割当てはDASスループット(処理能力)をさらに改善できる。
この発明の実施の形態1によって使用される分散アンテナシステムの概略図である。 この発明の実施の形態1によるアンテナ選択と信号電力割り当てのための方法のブロック図である。 この発明の実施の形態1によるワイヤレス・スタジアム・ホットスポット例の用途の概略図である。 この発明の実施の形態1による最適アンテナ割当て方法のフローチャートである。 この発明の実施の形態1による分散アンテナシステムの容量を最大にする最適電力割当て方法のための疑似コードである。 この発明の異なる実施の形態1のコンピュータシミュレーションの結果を示す。
実施の形態1.
図1は、この発明の実施の形態1によって使用される分散アンテナシステム(DAS)100を示す。このシステムは1組(1つ以上)のモバイル機器103に対して無線(ワイヤレス)信号を中継(リレー)するのに好適な1組(1つ以上)の固定アンテナ102を含む。アンテナ102は、比較的小さな地理的な領域または構成(structure)の中で無線サービスを提供する搬送媒体を介して、共通のRF送受信装置(トランシーバ)、たとえば、図示しない基地局に接続される。
モバイル機器103に対して、時々、アンテナ選択が行われる。モバイル機器103は、アンテナ102の1つを通して、データパッケージの送受信を開始または継続するものである。通信セッションごとにすなわちデータパッケージの伝送ごとに一度、アンテナ選択を行うようにしてもよい。DAS100は、限定的な空間領域、たとえば屋内の通信、ワイヤレス・ホットスポット・フットボールスタジアム内のデータ伝送、等の下で、制限された周波数帯を有するかもしれない。
図2はこの発明の実施の形態1によるシステムおよび方法200を示す。たとえば、アンテナ102の構成(コンフィグレーション)、アンテナ102とモバイル機器103との間の距離、経路損失、DAS100のシャドーイングとマルチパス・フェージング、等のDAS100の特性201は、方法200への入力である。方法200の目的は、モバイル機器103に対する信号伝送のためにてアンテナ102の組から中継アンテナ202を選択210し、DAS100の平均容量230が最大にされるように、伝送された信号に対して信号電力205を割り当てる220ことである。
この発明の実施の形態1は、中継アンテナ202を選択するために、固定アンテナ選択方法211と最適アンテナ選定方法212を使用する。中継アンテナ202は、DAS100の平均容量235を判別230するのに使用される。または、中継アンテナ202のパラメータ、たとえばモバイル機器103への距離、は、疑似容量(PC)判定条件225に基づいて信号電力205を判定する、電力割当て方法220への入力として役立つようにしてもよい。中継アンテナ202と信号電力205の両方が、DAS100の平均容量235を判定(決定)230するのに使用されてもよい。平均容量235は、アンテナ102の必要数を判定または検証するのにさらに使用されてもよい。
無線伝搬モデル
電波伝搬は、3つの特性で特徴付けることができる。すなわち、経路損失(パスロス)、シャドーイング、およびマルチパス(多重経路)・フェージングである。
経路損失は、送信アンテナと受信アンテナとの間の距離に依存する。Pおよび
Figure 2009246974
は、それぞれ、送信された電力および平均受信信号電力を表す。経路損失Lは、次式により定義される。
Figure 2009246974
または、経路損失は、次式のように、再モデル化される。
Figure 2009246974
ここで、Kはアンテナ構成により決められる定数、dは送信アンテナと受信アンテナとの間の距離、αは経路損失指数である。経路損失指数αは、通常、2(たとえば、自由空間で)と4との間であるが、伝送条件によっては、6と同じくらい大きいこともある。
経路損失およびシャドーイングにより、実際の受信信号電力は、次式のように表すことができる。
Figure 2009246974
ここで、∈はシャドーイングの影響である。シャドーイングは分散σ の正規分布としてモデル化される。分散σは通常、4dBと10dBとの間であり、また、その典型的な値は8dBである。
また、電波信号はマルチパス・フェージングに遭遇し、それは、時間すなわちモバイル機器の位置と共に、受信信号レベルを速やかに変化させる。
受信信号の瞬時電力は、次式で表される。
P = Pr|h| = β|h|
ここで、hはベース・バンド・コンプレックス(複素)・チャンネルゲインであり、また、β = L∈である。コンプレックス・チャンネルゲインは、ゼロ平均と単位分散とを有する複素ガウシアンとしてしばしばモデル化される。その結果、|h|は、指数分布であり、単位平均である。
シャドーイングとマルチパス・フェージングの両者は信号電力を時間と共に変化させる。しかしながら、シャドーイングによる経時的変化は、マルチパス(多重経路)による経時的変化よりはるかに遅い。したがって、この発明の実施の形態1の幾つかでは、瞬時のコンプレックス・チャンネルゲインが送信器で利用できない間、パフォーマンス(性能)の最適化のために、シャドーイング・パラメータ∈を送信器にフィードバックする。
ワイヤレス(無線)スタジアム
ワイヤレス・スタジアム・ホットスポットはこの発明の実施の形態1による用途例である。ワイヤレス・スタジアムの例は、この発明を説明するのに役立つが、決してこの発明の他の用途を制限するものではない。この発明の実施の形態1は、屋内および屋外環境において使用されうることに注意すべきである。
図3はスタジアム300のモデルを示す。スポーツは、R=150メータの半径330の内側の円310でプレーされる。観客は外側の円320と内側の円310との間に位置し、彼らの大好きな選手をクリア(明瞭)に追跡できるように、ワイヤレス・アクセスを行う必要がある。2つの円の半径の差340は、D=30メータである。
ワイヤレス・スタジアムの実施の形態はDAS100を実行する。この実施の形態は30本のDAS100のアクセスアンテナ102を使用し、たとえば、15本のアンテナ102が外側の円320内に均等に分散配置され、また、他の15本のアンテナが内側の円310内に均等に分散配置される。観客領域は30のセルに均等に分割され、それらはCn、k(n=1、2、3およびk=1、・・・、10)でマーク(標示)されている。利用可能な周波数の組は、同様に、3つの異なる部分集合(サブセット)に等分され、また、同じ第1のインデックスnを有する10個のセルが同じ周波数の部分集合を使用する。その結果、最大10個のセルが、同じ周波数を同時に使用できる。それはマルチユーザ干渉(MUI)を生じさせるが、この発明の実施の形態1は、MUIを低減するためのシステムおよび方法を説明する。
一般性を失わずに、この発明の実施の形態1は、同一の周波数の組を使用した10個のセルCl,k(ここで、k=1、…、10)およびこれらセルのエッジ(端部)におけるモバイル機器M103(ここで、k=1、…、10)について考察するだけである。βmkは、経路損失とシャドーイングとを考慮に入れた、m番目の送信アンテナF250およびモバイル機器M103に対応する電力利得を表す。そして、M103での受信信号yは次のように表すことができる。
Figure 2009246974
ここで、Mは同時に同一周波数で送信するのに使用されたアクセスアンテナ102のインデックスの組であり、hmkはマルチパス・フェージングによるコンプレックス・チャンネルゲインであり、simはモバイル機器iに対するアクセスアンテナFでの送信信号であり、nは加算性ホワイトガウスノイズ(AWGN)である。
アンテナ選択
この発明の実施の形態1は、唯一の経路損失現象を考慮に入れた固定アンテナ選択方法、および無線伝搬(ワイヤレス・プロパゲーション)の経路損失、シャドーイング、および干渉現象を考慮に入れた最適アンテナ選択方法を使用する。
固定アンテナ選択
固定アンテナ選択(FAS)方法211において、モバイル機器103に最も近いアクセス中継アンテナ102が選択される。シャドーイングが無ければ、FASが最適である。このため、モバイルM103はアンテナ102、Fmk、を使用するであろう。ここで、以下が成り立つ。
Figure 2009246974
したがって、モバイル103Mでの受信信号は次のように表すことができる。
Figure 2009246974
マルチパス・フェージングhmkに亘って平均した信号電力および干渉+雑音電力は次式のように表される。
Figure 2009246974
全てのアクセスポイントが同じ電力、すなわち、全てのiに対してp=P、で信号を送信するならば、信号対干渉および雑音比に対は次式のようになる。
Figure 2009246974
また、FAS方法211に対する平均容量は次式のようになるであろう。
Figure 2009246974
式(4)では、一定の経路損失とランダム・シャドーイング・フェージングとからなる全ての確率変数
Figure 2009246974
およびゼロ平均と単位分散
Figure 2009246974
とを有する複素ガウス確率変数に亘って平均を取る。
最適アンテナ選択
シャドーイング・パラメータを考慮に入れてアクセスアンテナを選択するために、各モバイル機器103に対して、SINRが最大にされねばならない。このために、式(3)のSINRが全てのkに対して最大にされるような、kからmへのマッピングを見つけなければならない。ここで、kはモバイル機器103のインデックスであり、mはk番目のモバイル組により使用されるアクセスアンテナ102のインデックスである。
この発明の実施の形態1では、次式のように、信号対漏れ比(SLR)を最大にするように、各モバイル機器103に対して中継アンテナ202を選択する。
Figure 2009246974
図4はこの発明の実施の形態1による最適アンテナ割当て方法のフローチャートである。アンテナ102の組から該アンテナの部分集合を選択410する。たとえば、モバイル機器103へ最も近い隣り合うアンテナ、たとえば2または5本の、アンテナを選択することができる。当然、全てのアンテナ102を選択410してもよい。さらに、部分集合410の現在のアンテナ420に対して、式(5)によりSLR435を算出430する。SLR435が中継アンテナ450のSLRより大きい440ならば、現在のアンテナ420を中継アンテナ450としてマーク(標識付け)する。このプロセスが、部分集合410の全てのアンテナに対して繰り返460される。
各モバイル機器103、m、に対してアンテナを選択した後で、式(4)を使用して平均容量235を決定230してもよい。
電力割当て
各モバイル機器103に対して信号電力205を最適に割り当てること、および信号と干渉強さとの両方を考慮に入れることによって、DAS100の性能をさらに改善することができる。各モバイル機器pに対する平均信号電力がPであるならば、T個のモバイル機器に対する平均信号電力は、次式で表される。
Figure 2009246974
従来、全てのモバイル機器103の平均容量を最大にするために、信号電力が割り当てられる:
Figure 2009246974
式(6)の実行は、
Figure 2009246974
に亘って期待値を取らなければならないので、煩雑である。
したがって、この発明の実施の形態1は、平均容量を使用する代わりに、信号電力を割り当てるため、すなわち、疑似容量Cpcを最大にするように電力を割り当てるために、疑似容量(PC)判定条件を使用する。
Figure 2009246974
式(6)と式(7)との間の差異は、式(7)から期待値が取り除かれ、|hmikがその平均値を代入されたことである。
図5は、Cpcを最大にするための最適電力割り当てを見つける最適電力割当て方法のための疑似コードを示す。図5の疑似コードでは、δ、δおよびδは小さな正の数であり、μはステップサイズ(刻み幅)であり、Tは本DASにおいて同じ周波数を使用するモバイル機器103の総数である。信号電力205を、データパッケージの伝送ごと、または通信セッションごとに、判定してもよい。
発明の効果
図6はこの発明の異なる実施の形態1に対するコンピュータシミュレーションの結果を示す。このシミュレーションでは、1Hz当たりの伝送(信号)電力は、雑音(ノイズ)のパワー(電力)スペクトル密度によって正規化され、且つ、それは、チャンネルの経路損失指数がα=3.5であり、シャドーイングの標準偏差σが8dB(σ=8dB)であるときに、判定される。平均容量を算出するとき、マルチパス(多重経路)による高速フェージングが考慮される。
シミュレーションの結果は、最適アンテナ選択が、固定アンテナ選択と比べて、システム性能を改善できることを実証している。電力割当てが無くとも、正規化された信号電力Pが120dB(Pt=120dB)であるときに、最適アンテナ選択は処理能力を約30%増加させることができる。特に、アンテナ選択が無い場合、疑似容量に基づく電力割当てはDASスループット(処理能力)をさらに改善できる。
この発明は好適な実施の形態1を例に挙げて説明したが、この発明の精神および範囲内で種々の他の改変および変更を行うことができることを理解すべきである。したがって、添付クレームの目的はこの発明の真実の精神および範囲に含まれるような全ての変形例および変更例をカバーすることである。

Claims (12)

  1. モバイル機器に信号を中継するために、分散アンテナシステムのアンテナの組から中継アンテナを選択する工程と、
    前記分散アンテナシステムの平均疑似容量が最大になるように、疑似容量判定条件に基づいて信号電力を割り当てる工程と、
    割り当てられた信号電力で前記中継アンテナから前記モバイル機器まで前記信号を中継する工程と、
    を備える、分散アンテナシステムの容量を最大にするための方法。
  2. 前記選択工程は最適アンテナ選択である、請求項1の方法。
  3. 前記選択工程は固定アンテナ選択である、請求項1の方法。
  4. 前記最適アンテナ選択は、
    前記アンテナの組からアンテナの部分集合を選択4する工程と、
    前記アンテナの部分集合の各アンテナに対して、信号対漏れ比(SLR)の比を判定する工程と、
    前記アンテナの部分集合から、最大のSLR比を有する中継アンテナを選択する工程と、
    を備える、請求項2の方法。
  5. 前記アンテナの部分集合は前記アンテナの組である、請求項4の方法。
  6. 前記アンテナの部分集合は前記モバイル機器に最も近い2個のアンテナからなる、請求項4の方法。
  7. 前記モバイル機器kに対する前記アンテナの部分集合のアンテナのSLRは、次式で表され、
    Figure 2009246974
    ここで、Pは送信信号電力であり、σ は加算性ホワイトガウスノイズ(AWGN)の平均電力であり、mはモバイル機器kによって使用される前記アンテナの部分集合のアンテナmのインデックスであり、βmkは前記アンテナmと前記モバイル機器kとの間の電力利得である、請求項4の方法。
  8. 前記割り当て工程は最適電力割当て方法を使用する、請求項1の方法。
  9. 前記平均疑似容量Cpcは、次式で表され、
    Figure 2009246974
    ここで、Tは前記分散アンテナシステムで同一周波数を使用するモバイル機器の総数であり、σ は前記AWGNの平均電力であり、mは前記モバイル機器kによって使用される前記アンテナの組における前記アンテナmのインデックスであり、βmkは前記アンテナmと前記モバイル機器kとの間の電力利得であり、pは前記モバイル機器kに信号を中継する前記アンテナmでの信号電力である、請求項1の方法。
  10. 信号をモバイル機器へ中継するために、分散アンテナシステムのアンテナの組から中継アンテナを選択するための方法であって、
    分散アンテナシステムのアンテナの組からアンテナの部分集合を選択する工程と、
    前記アンテナの部分集合の各アンテナに対して、信号対漏れ比(SLR)の比を判定する工程と、
    前記アンテナの部分集合から、最大のSLR比を有する中継アンテナを選択する工程と、を備える、方法。
  11. 共通のRF送受信装置に接続された分散アンテナの組であって、該分配型アンテナの組における各アンテナがモバイル機器に信号を中継するのに好適である分散アンテナの組と、
    モバイル機器に信号を中継するために、信号対漏れ比(SLR)の比が最大になるように、前記分散アンテナの組から中継アンテナを選択するように構成された中継アンテナ選択モジュールと、
    を備える、分散アンテナシステム。
  12. 前記分散アンテナシステムの平均疑似容量が最大になるように、疑似容量判定条件に基づいて信号電力を割り当てるための手段、
    をさらに備える、請求項11の方法。
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