JP2009244812A - 光導波路素子 - Google Patents

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Abstract

【課題】
30μm以下の厚みを有する基板を用いた場合でも、光損失の増加や消光比の劣化を改善することが可能な光導波路素子を提供すること。さらには、光導波路素子全体をより小型化することが可能な光導波路素子を提供すること。
【解決手段】
電気光学効果を有する材料で形成され、厚さが30μm以下の基板1と、前記基板に形成された光導波路21〜28と、該光導波路を伝搬する光波を変調する変調電極(信号電極3)とを有する光導波路素子において、該基板1は、対向する2つの端面(10,11)と2つの側面(12,13)を有し、該光導波路に該変調電極の電界が主として作用する光導波路の作用領域は、該側面(12,13)と略平行に配置され、該光導波路の入射側端部21は、該側面13に配置されていることを特徴とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、光導波路素子に関し、特に、電気光学効果を有する材料で形成され、厚みが30μm以下の基板を含む光導波路素子に関する。
光通信分野や光計測分野において、光変調器が多用されている。特に、マルチメディアの発展に伴い情報伝達量は増加傾向にあり、光変調器の変調周波数の広帯域化の実現が求められている。これらを実現する手段の一つとして、ニオブ酸リチウム(LN)などの電気光学効果を有する基板上に光導波路や変調電極を形成した導波路型光変調器のように、外部変調方式の光導波路素子が利用され、その多様化が進展している。光導波路素子における広帯域の実現には、変調信号であるマイクロ波と光波との速度整合、及び駆動電圧の低減を図る必要がある。
このため、従来より電気光学効果を有する基板の厚みを薄くすることにより、マイクロ波と光波の速度との速度整合条件を満足させ、且つ駆動電圧の低減を同時に図ることが試みられている。
以下の特許文献1又は2においては、30μm以下の厚みを有する薄い基板に、光導波路並びに変調電極を組み込み、該基板より誘電率の低い補強板を該基板に接合し、マイクロ波に対する実効屈折率を下げ、マイクロ波と光波との速度整合を図り且つ基板の機械的強度を高めることが行われている。
特開昭64−18121号公報 特開2003−215519号公報
しかし、従来から製造されていたLN基板を用いた光導波路素子とLN基板の厚さを薄くした光導波路素子とを比較した場合、基板の厚みが薄くなるに従い、光導波路から放射又は漏出した光や入射用光ファイバーから光導波路以外に入射した光など(以下、「迷光」という)が光導波路以外の基板内を伝播する傾向が強くなる。特に光導波路素子の基板を薄くした場合、基板の厚み方向の光の閉じ込めが強くなるため、光波は基板の幅方向に扁平した状態で光導波路を伝播する。このような状況下で、光ファイバを伝播してきた光波は、入射用光ファイバーから光導波路以外に漏れる迷光が増大することとなる。
また従来のLN基板は、基板の厚さ(例えば500〜1000μm)が厚いため、導波路(例えば深さ数μm)に影響を及ぼさない領域が十分に有り、迷光となっている光の空間分布密度(以下、「迷光密度」という。)が相対的に低くなり、その結果迷光の影響が特に問題とならなかった。しかし、基板の厚さを導波路の深さ方向の距離と同じ程度に薄くした場合には、基板内における基板表面に沿った方向を伝搬する迷光密度が相対的に高くなるため、迷光が基板内を伝搬し、光導波路に再入射したり、光導波路素子に接続された出射用光ファイバなどに入射するなどの現象が生じ、結果として、出力光のS/N比が著しく劣化する原因となっていた。
本出願人は、特許文献3において、これらの問題を解決する一つの手段として、基板の表面に迷光除去手段を設け、消光比の劣化や光損失の増大などを抑制することを提案した。
なお、迷光は、特許文献3にも開示されているように、フォトリフラクティブ現象を発生させ、光導波路を伝搬する光波を散乱させるなど、光損失の増加の原因でもある。
特開2004−93905号公報
また、以下の特許文献4乃至6のように、マッハツェンダー型光導波路の出射側の光導波路を曲げて、マッハツェンダー型光導波路からの放射モード光と光導波路を伝搬する光波とを空間分離する技術も開示されているが、放射モード光が光導波路素子から放射される基板面と出射側光導波路の端部が形成された基板面とが同じ面となっている。このため、光導波路を伝搬する光波と放射モード光との分離が、不十分となっていた。
特開平5−224044号公報 特開平8−194195号公報 特許第4025799号公報
本発明が解決しようとする課題は、上述した問題を解決し、30μm以下の厚みを有する基板を用いた場合でも、消光比の劣化を改善することが可能な光導波路素子を提供することである。また、本発明に係る他の課題は、光導波路素子全体をより小型化することが可能な光導波路素子を提供することである。
上述した課題を解決するため、本発明者らが鋭意研究を重ねた結果、光導波路素子に光波が入射する方向の延長線上に、光導波路に変調電極の電界が主として作用する光導波路の作用領域を配置せず、また、光導波路の出射側端部を含む光導波路の延長線上(光導波路素子から光波が出射する方向と向きが逆でほぼ同じ線上となる。)に作用領域を配置しないことにより、迷光の影響を抑制し、消光比の劣化を改善することを可能としたものである。特に、このような配置を可能とするには、光導波路の曲率半径を小さくする必要があるが、本発明者らは30μm以下の厚みを有する基板では、曲率半径をより小さくできることを見出し、また、作用領域に入射する迷光を除去することが、消光比の一層の改善に寄与することに着目し、本発明を完成させたものである。
請求項1に係る発明は、電気光学効果を有する材料で形成され、厚さが30μm以下の基板と、前記基板に形成された光導波路と、該光導波路を伝搬する光波を変調する変調電極とを有する光導波路素子において、該光導波路に該変調電極の電界が主として作用する光導波路の作用領域と、該光導波路の入射側端部又は出射側端部の少なくともいずれかとは、該端部を含む光導波路の延長線上に該作用領域が配置されないように構成することを特徴とする。
請求項2に係る発明は、請求項1に記載の光導波路素子において、該基板は、対向する2つの端面と2つの側面を有し、該作用領域は該側面と略平行に配置され、該光導波路の入射側端部又は出射側端部の少なくともいずれかは、該側面に配置されていることを特徴とする光導波路素子。
請求項3に係る発明は、請求項1又は2に記載の光導波路素子において、該光導波路の最小曲率半径は、R200〜3000μmの範囲であることを特徴とする。
請求項4に係る発明は、請求項3に記載の光導波路素子において、該最小曲率半径が設定されている光導波路部分は、該側面に配置された光導波路の端部に繋がる光導波路を、該側面に略平行な方向に曲げる部分に存在することを特徴とする。
請求項5に係る発明は、請求項1乃至4のいずれかに記載の光導波路素子において、該光導波路はマッハツェンダー型光導波路となる部分を有していることを特徴とする。
請求項6に係る発明は、請求項1乃至5のいずれかに記載の光導波路素子において、該光導波路の入射側端部が該側面の一方に配置された場合に、該入射側端部に入射しない非結合光を除去するため、該側面の他方の少なくとも一部に、該非結合光を除去するための除去手段が形成されていることを特徴とする。
請求項7に係る発明は、請求項1乃至5のいずれかに記載の光導波路素子において、該光導波路の出射側端部が該側面に配置された場合に、該出射側端部に導出されない非結合光を除去するため、該側面に配置された該出射側端部に最も近い該端面又は他方の側面に、該非結合光を除去するための除去手段が形成されていることを特徴とする。
請求項8に係る発明は、請求項7に記載の光導波路素子において、該光導波路はマッハツェンダー型光導波路となる部分を有し、該除去手段は、該マッハツェンダー型光導波路からの放射モード光の一部が光導波路素子外に放出可能なように構成されていることを特徴とする。
請求項9に係る発明は、請求項6乃至8のいずれかに記載の光導波路素子において、該除去手段は光吸収材料で形成されていることを特徴とする。
請求項10に係る発明は、請求項3乃至9のいずれかに記載の光導波路素子において、該光導波路の最小曲率半径を有する部分はリッジ構造を有していることを特徴とする。
請求項1に係る発明により、電気光学効果を有する材料で形成され、厚さが30μm以下の基板と、前記基板に形成された光導波路と、該光導波路を伝搬する光波を変調する変調電極とを有する光導波路素子において、該光導波路に該変調電極の電界が主として作用する光導波路の作用領域と、該光導波路の入射側端部又は出射側端部の少なくともいずれかとは、該端部を含む光導波路の延長線上に該作用領域が配置されないように構成するため、入射側端部や出射側端部で発生した迷光が光導波路の作用領域に至るのを抑制することが可能となる。これにより、消光比の劣化を抑制することが可能となる。
また、本発明を利用することで、光導波路素子に入射用又は出射用光ファイバを接続する際に、光導波路素子の中で最も広い領域を占める作用領域が配置される方向(作用領域の光波の主な伝搬方向)と異なる方向に光ファイバを接続できるため、光導波路素子全体を実質的に小型化することが可能となる。
請求項2に係る発明により、基板は、対向する2つの端面と2つの側面を有し、作用領域は、該側面と略平行に配置され、光導波路の入射側端部又は出射側端部の少なくともいずれかは、該側面に配置されているため、入射側端部や出射側端部で発生した迷光が光導波路の作用領域に至るのをより効果的に抑制することが可能となる。これにより、消光比の劣化を抑制することが可能となる。
また、本発明を利用することで、光導波路素子に入射用又は出射用光ファイバを接続する際に、光導波路素子の中で最も広い領域を占める作用領域が配置される方向(作用領域の光波の主な伝搬方向)とほぼ直角に光ファイバを接続できるため、光導波路素子全体を実質的に小型化することが可能となる。
請求項3に係る発明により、光導波路の最小曲率半径は、R200〜3000μmの範囲であるため、光導波路の曲げに要する長さを短縮でき、光導波路素子全体をより一層小型化することが可能となる。しかも、このような最小曲率半径は、基板の厚さを30μm以下にしたことにより光の閉じ込めが強くなり、その結果、2〜3dB程度の光損失で光導波路を曲げることができ、光導波路の作用領域への迷光を格段に減らすことが可能となった。
請求項4に係る発明により、最小曲率半径が設定されている光導波路部分は、側面に配置された光導波路の端部に繋がる光導波路を、該側面に略平行な方向に曲げる部分に存在するため、光導波路素子の光波の入射又は出射に関わる部分の光導波路の長さをより短くでき、光導波路の作用領域が配置される方向(作用領域の光波の主な伝搬方向)に対する光導波路素子全体のサイズをより小さくすることが可能となる。
請求項5に係る発明により、光導波路はマッハツェンダー型光導波路となる部分を有しているため、入射側端部で発生した迷光がマッハツェンダー型光導波路の作用領域(分岐導波路部分など)に至ることが抑制され、または、マッハツェンダー型光導波路(特に合分岐導波路が再結合する合波点)から発生される放射モード光が出射用端部に到達することが抑制されるため、消光比の劣化をより一層改善した光導波路素子を提供することが可能となる。
請求項6に係る発明により、光導波路の入射側端部が側面の一方に配置された場合に、該入射側端部に入射しない非結合光を除去するため、該側面の他方の少なくとも一部に、該非結合光を除去するための除去手段が形成されているため、非結合光が他方の側面などで反射し、光導波路の作用領域などや他の部分に再入射することが抑制される。
請求項7に係る発明により、光導波路の出射側端部が側面に配置された場合に、該出射側端部に導出されない非結合光を除去するため、該側面に配置された該出射側端部に最も近い該端面又は他方の側面に、該非結合光を除去するための除去手段が形成されているため、光導波路の作用領域などから発生する迷光が基板の端面で反射し、出射側端部に到達することを効果的に抑制することが可能となる。また、出射側端部で反射した迷光が光導波路の作用領域等に再入射することも抑制される。
請求項8に係る発明により、光導波路はマッハツェンダー型光導波路となる部分を有し、除去手段は、該マッハツェンダー型光導波路からの放射モード光の一部が光導波路素子外に放出可能なように構成されているため、光導波路素子における駆動状態のモニタリング等で利用される放射モード光までもが除去手段で除去されることを阻止できる。
請求項9に係る発明により、除去手段は光吸収材料で形成されているため、除去手段に到達した迷光が基板内を再度伝搬することを効果的に抑制できる。
請求項10に係る発明により、光導波路の最小曲率半径を有する部分はリッジ構造を有しているため、基板の厚みを30μm以下にすることによる光閉じ込めの効果を、リッジ構造で更に強くすることができ、最小曲率半径をより一層小さくすることが可能となる。
以下、本発明を好適例を用いて詳細に説明する。
図1は、本発明の光導波路素子に係る第1の実施例を示している。
具体的には、電気光学効果を有する材料で形成され、厚さが30μm以下の基板1と、前記基板に形成された光導波路21〜28と、該光導波路を伝搬する光波を変調する変調電極(信号電極3)とを有する光導波路素子において、該光導波路に該変調電極の電界が主として作用する光導波路の作用領域と、該光導波路の入射側端部又は出射側端部の少なくともいずれかとは、該端部を含む光導波路の延長線上に該作用領域が配置されないように構成することを特徴とする。具体的には、該基板1は、対向する2つの端面(10,11)と2つの側面(12,13)を有し、該光導波路に該変調電極の電界が主として作用する光導波路の作用領域は、該側面(12,13)と略平行に配置され、該光導波路の入射側端部21は、該側面13に配置されていることを特徴とする。
なお、符号Aは入射光、符号Bは出射光、符号Cは信号電極3に印加される変調信号を意味する。
本発明における「光導波路の作用領域」とは、「光導波路に変調電極の電界が主として作用する」部分を少なくとも含む光導波路の領域を意味しており、光導波路素子として機能する主要部分を示す用語として使用されている。このため、「作用領域」は、電界が作用している部分のみに限定されるものではなく、その電界が作用している部分の周辺の導波路の一部を含む場合もある。例えば、図1に示すマッハツェンダー型光導波路の場合に、分岐導波路25,26の平行部分に変調電極を構成する信号電極3の電界が主として印加されるが、「光導波路の作用領域」としては分岐導波路の分岐点や合波点までも(図6の領域D)、さらには光導波路24,27の一部までも含んでも良い。
電気光学効果を有する基板の材料としては、例えば、ニオブ酸リチウム、タンタル酸リチウムの材料及びこれらの組み合わせが利用可能である。特に、電気光学効果の高いニオブ酸リチウム(LN)結晶が好適に利用される。
基板に光導波路を形成する方法としては、Tiなどを熱拡散法やプロトン交換法などで基板表面又は裏面に拡散させる方法があるが、これらの熱拡散法やプロトン交換法を用いることなく、図5に示すように、基板1上にリッジ部を設け、該リッジ部を光を導波する光導波路(46)として使用することも可能である。さらに、Tiなどの熱拡散法やプロトン交換法とリッジ構造を併用することも可能である。
光導波路上やその周辺の基板上には、信号電極3や接地電極(不図示)などの変調電極が形成され、これらの変調電極は、Ti・Auの電極パターンの形成及び金メッキ方法などにより形成することが可能である。なお、光導波路は、基板1の裏面に形成し、変調電極を同様に裏面又は光導波路と反対側の表面側に形成することも可能である。
また、光導波路などを伝搬する光波が変調電極で吸収・散乱されるのを防止するため、必要に応じて光導波路(又は基板)と電極との間に誘電体SiO等のバッファ層を設けることも可能である。
本発明では、電気光学効果を有する材料で形成された基板1は、厚さが30μm以下の薄板であるため、機械的強度が不足する。これを補うため、基板1に接着層を介して補強板を接合している。
補強板に使用される材料としては、種々のものが利用可能であり、例えば、薄板と同様の材料を使用する他に、石英、ガラス、アルミナなどのように薄板より低誘電率の材料を使用したり、薄板と異なる結晶方位を有する材料を使用することも可能である。ただし、線膨張係数が薄板と同等である材料を選定することが、温度変化に対する光変調器の変調特性を安定させる上で好ましい。仮に、同等の材料の選定が困難である場合には、特許文献2のように薄板と補強板とを接合する接着剤に、薄板と同等な線膨張係数を有する材料を選定する。
基板(薄板)1と補強板との接合には、接着層として、エポキシ系接着剤、熱硬化型接着剤、紫外線硬化性接着剤、半田ガラス、熱硬化性、光硬化性あるいは光増粘性の樹脂接着剤シートなど、種々の接着材料を使用することが可能である。また、直接接合法により、接着剤を使用せず、薄板と補強板とを直接貼り合わせることも可能である。
光変調器を構成する薄板の製造方法は、数百μmの厚さを有する基板に上述した光導波路や変調電極を作り込み、基板の裏面を研磨し、例えば、30μm以下の厚みに仕上げる方法がある。なお、光導波路や変調電極などの作り込みは、薄板を作成した後に行うことも可能であるが、光導波路形成時の熱的衝撃や各種処理時の薄膜の取り扱いによる機械的衝撃が加わり、薄板が破損する危険性もあるため、光導波路や変調電極を作り込んだ後に基板の裏面を研磨することが好ましい。
本発明の第1の実施例の特徴は、図1に示すような光導波路の配置を行なうことにより、同じ形状を示す図6のように、入射側端部21で、光導波路に結合しない非結合光(迷光E)が、光導波路素子の動作特性を左右する光導波路の作用領域Dに入射しないよう構成することが可能となることである。これにより、消光比の劣化を抑制することが可能となる。
非結合光Eが作用領域Dに入射するのをさらに抑制する方法としては、図7に示すように、入射側端部21が配置された側面と反対側の側面に、非結合光の反射を防止する迷光除去手段7を配置する。
迷光除去手段としては、カーボンブラックなどの光吸収材料を使用することができる。
本発明の光導波路素子は、図1のような光導波路の構成を採用することで、光導波路素子の基板側面13の側に入射用光ファイバの接続部を配置でき、従来のように、入射用光ファイバ、光導波路素子、及び出射用光ファイバを直線状に配置する場合と比較し、光導波路素子全体を小型化することが可能となる。
図1又は図6のように入射側端部21から作用領域Dに至る光導波路を形成するには、最小曲率半径を有する曲がり部23の存在が不可欠である。本発明が利用する30μm以下の基板の場合は光波の閉じ込めが強くなり、基板1の厚みにも依存するが、光損失を2〜3dB程度に抑制しながら、最小曲率半径R200〜3000μmの範囲のものが実現可能である。従来の数百μm程度の基板を用いた場合は、同程度の光損失で最小曲率半径が10mm程度が限界であったことを考慮すると、光導波路を90°曲げた場合でも、曲げに必要な基板の長さが、従来の約半分近く、場合によっては約3分の1以下で足りることとなる。
当然、曲がり部23に限らず、分岐導波路25,26などの光導波路を曲げることで、光導波路素子全体を小型化することも可能である。
図2は、本発明の光導波路素子に係る第2の実施例を示す図である。
具体的には、電気光学効果を有する材料で形成され、厚さが30μm以下の基板1と、前記基板に形成された光導波路41〜48と、該光導波路を伝搬する光波を変調する変調電極(信号電極3)とを有する光導波路素子において、該基板1は、対向する2つの端面(10,11)と2つの側面(12,13)を有し、該光導波路に該変調電極の電界が主として作用する光導波路の作用領域は、該側面(12,13)と略平行に配置され、該光導波路の出射側端部48は、該側面13に配置されていることを特徴とする。
光導波路を伝搬する光波の一部は、出射側端部48で出射用光ファイバなどに入射せず、出射側端部48で反射し不要光(迷光E)となるものがある。これに対しても、図8のように出射側端部を配置することにより、このような迷光Eが、光導波路の作用領域や他の光導波路に再入射することを抑制できる。そして、このような抑制効果を高めるため、出射側端部48を設けた側面に対し反対側に位置する側面に、迷光除去手段7−1を設けることも可能である。
また、図8のような光導波路の配置を採用することで、光導波路の作用領域の一部である分岐導波路43,44の合波点などから放出される放射モード光(迷光F)が、出射側端部48に到達するのを抑制することも可能となる。このため、出射用光ファイバに迷光Fが入射することを阻止でき、消光比の劣化などを抑制することが可能となる。そして、図8に示すように、光導波路の出射側端部48に近い基板端面に、迷光Fの反射を防止する迷光除去手段7−2を設けることで、迷光が出射側端部48に到達するのより一層抑制することが可能となる。
しかも、第1の実施例と同様に、光導波路素子全体を実質的に小型化することも可能となる。
ただし、マッハツェンダー型光導波路を有する光導波路素子の動作状態を監視するため、マッハツェンダー型光導波路からの放射モード光の一部を光導波路素子外で検出する場合には、図8に示すように、迷光除去手段7−2により放射モード光の全部が遮断されないように、迷光除去手段の配置や形状を調整することも可能である。
図4に示すように、第2の実施例では、光導波路の曲がり部46で最小曲率半径となる。曲率半径については、第1の実施例と同様であるが、さらに、図5(図4の一点鎖線X−X’における断面図)に示すように、光導波路がリッジ構造を有する場合には、最小曲率半径をより一層小さくすることが可能となる。たとえば、リッジ構造の凸状部分の高さにも関係するが、凸状部分の高さが約2μmのリッジ構造を用いて光導波路を形成した場合には、若干の光損失はあるものの実用可能な範囲として、最小曲率半径Rは200μmとなる。
リッジ構造の形状としては、図5(a)に示すように、光導波路部分46のみ凸部を形成し、その他の部分を光導波路より低く形成するものだけでなく、図5(b)のように光導波路46に相当する領域の両側に溝6を形成し、光導波路を設ける方法もある。ただし、符号1は基板を示す。
図3は、本発明の光導波路素子に係る第3の実施例を示す図である。
具体的には、電気光学効果を有する材料で形成され、厚さが30μm以下の基板1と、前記基板に形成された光導波路51〜59と、該光導波路を伝搬する光波を変調する変調電極(信号電極3)とを有する光導波路素子において、該基板1は、対向する2つの端面(10,11)と2つの側面(12,13)を有し、該光導波路に該変調電極の電界が主として作用する光導波路の作用領域は、該側面(12,13)と略平行に配置され、該光導波路の入射側端部51及び出射側端部59は、該側面13に配置されていることを特徴とする。
これにより、上述した第1及び第2の実施例の機能を併せて実現することが可能となる。
また、必要に応じて、上述した迷光除去手段やリッジ構造も併せて採用することも可能である。
上述した実施例では、光導波路の作用領域にマッハツェンダー型光導波路を用いたものを中心に説明したが、本発明はこれに限らず、SSB変調器などで多用されている、ネスト型導波路、具体的には、一つのマッハツェンダー導波路(メインMZ導波路)の2つの分岐導波路に他のマッハツェンダー導波路(サブMZ導波路)を入れ子型に組み込んだ構造の光導波路を採用することも可能である。
また、上述した実施例では、基板は直方体のものを中心に説明したが、光導波路の入射側端部又は出射側端部が配置される基板面を、該基板の端面や側面などに対して傾斜した面とすることも可能である。
本発明によれば、30μm以下の厚みを有する基板を用いた場合でも、消光比の劣化を改善することが可能な光導波路素子を提供することが可能である。また、本発明によれば、光導波路素子全体を、従来のものより小型化することが可能な光導波路素子を提供することができる。
本発明の光導波路素子の第1の実施例を説明する図である。 本発明の光導波路素子の第2の実施例を説明する図である。 本発明の光導波路素子の第3の実施例を説明する図である。 第2の実施例の光導波路の曲がり部46を説明する図である。 図4の光導波路の曲がり部46の断面図である。 第1の実施例の迷光Eの状態を説明する図である。 第1の実施例に迷光除去手段7を付加した場合を説明する図である。 第2の実施例に迷光除去手段7を付加した場合を説明する図である。
符号の説明
1 基板
2,4,5 光導波路
3 変調電極(信号電極)
6 溝
7 迷光除去手段
10,11 基板端面
12,13 基板側面
21,41,51 光導波路の入射側端部
28,48,59 光導波路の出射側端部

Claims (10)

  1. 電気光学効果を有する材料で形成され、厚さが30μm以下の基板と、前記基板に形成された光導波路と、該光導波路を伝搬する光波を変調する変調電極とを有する光導波路素子において、
    該光導波路に該変調電極の電界が主として作用する光導波路の作用領域と、該光導波路の入射側端部又は出射側端部の少なくともいずれかとは、該端部を含む光導波路の延長線上に該作用領域が配置されないように構成することを特徴とする光導波路素子。
  2. 請求項1に記載の光導波路素子において、該基板は、対向する2つの端面と2つの側面を有し、該作用領域は該側面と略平行に配置され、該光導波路の入射側端部又は出射側端部の少なくともいずれかは、該側面に配置されていることを特徴とする光導波路素子。
  3. 請求項1又は2に記載の光導波路素子において、該光導波路の最小曲率半径は、R200〜3000μmの範囲であることを特徴とする光導波路素子。
  4. 請求項3に記載の光導波路素子において、該最小曲率半径が設定されている光導波路部分は、該側面に配置された光導波路の端部に繋がる光導波路を、該側面に略平行な方向に曲げる部分に存在することを特徴とする光導波路素子。
  5. 請求項1乃至4のいずれかに記載の光導波路素子において、該光導波路はマッハツェンダー型光導波路となる部分を有していることを特徴とする光導波路素子。
  6. 請求項1乃至5のいずれかに記載の光導波路素子において、該光導波路の入射側端部が該側面の一方に配置された場合に、該入射側端部に入射しない非結合光を除去するため、該側面の他方の少なくとも一部に、該非結合光を除去するための除去手段が形成されていることを特徴とする光導波路素子。
  7. 請求項1乃至5のいずれかに記載の光導波路素子において、該光導波路の出射側端部が該側面に配置された場合に、該出射側端部に導出されない非結合光を除去するため、該側面に配置された該出射側端部に最も近い該端面又は他方の側面に、該非結合光を除去するための除去手段が形成されていることを特徴とする光導波路素子。
  8. 請求項7に記載の光導波路素子において、該光導波路はマッハツェンダー型光導波路となる部分を有し、該除去手段は、該マッハツェンダー型光導波路からの放射モード光の一部が光導波路素子外に放出可能なように構成されていることを特徴とする光導波路素子。
  9. 請求項6乃至8のいずれかに記載の光導波路素子において、該除去手段は光吸収材料で形成されていることを特徴とする光導波路素子。
  10. 請求項3乃至9のいずれかに記載の光導波路素子において、該光導波路の最小曲率半径を有する部分はリッジ構造を有していることを特徴とする光導波路素子。
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