JP2009240283A - Butt cap for spinning rod - Google Patents
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Abstract
Description
この発明は、釣竿用尻栓に関する。 The present invention relates to a fishing rod bottom plug.
例えば特許文献1に開示されているように、一般に、船釣用の釣竿の後端には、尻栓が配設されている。この尻栓は、アルミニウム、真鍮、チタン、ステンレス鋼材等の高強度の金属材製の栓体と、例えばゴムなどの弾性キャップとを有する。
釣竿は長時間保持して使用されることが多いため、強度を維持しつつより軽量化が求められている。
上述した特許文献1に開示された釣竿の尻栓の栓体は金属材製である。このため、栓体の装飾(装飾性)や強度(耐久性)については自由度が高い。しかし、尻栓の軽量化を図るのは難しい。
この発明は、このような課題を解決するためになされたものであり、その目的とするところは、耐久性や装飾性を維持しつつ、より軽量化した釣竿用尻栓を提供することにある。
Since fishing rods are often used while being held for a long time, there is a demand for lighter weight while maintaining strength.
The plug body of the bottom plug of the fishing rod disclosed in
This invention was made in order to solve such a subject, and the place made into the objective is to provide the bottom plug for fishing rods reduced in weight, maintaining durability and decorating property. .
上記課題を解決するために、この発明に係る尻栓は、元竿杆の後端の外周面に配設される筒状の尻栓本体と、前記尻栓本体に脱落を防止した状態で配設するための脱落防止部を有し、前記尻栓本体の後端に配設される尻部材とを備えている。前記尻栓本体は、前記元竿杆の後端の外周に配設される筒状のベース部と、前記ベース部の長さの範囲内に設けられ前記ベース部の外側に延出された第1の鍔部と、前記第1の鍔部よりも後端側に配設され前記尻部材の脱落防止部が前記第1の鍔部との間に嵌合される第2の鍔部とが樹脂材で形成され、前記第1の鍔部よりも先端側のベース部の外側には、前記尻栓本体よりも硬質材で形成され前記ベース部の少なくとも一部を覆った表面保護部材が配設されている。
また、前記表面保護部材は、前記尻栓本体のうち、前記第1の鍔部およびその先端側の前記ベース部に外嵌されるリング部を備え、前記リング部と前記ベース部および前記第1の鍔部との間には、空隙が形成されていことが好適である。
また、前記表面保護部材と、前記元竿杆の後端の外周面と、前記ベース部の先端側の面との間には、空隙が形成されていることが好適である。
In order to solve the above-mentioned problems, a bottom plug according to the present invention is arranged in a state where a cylindrical bottom plug body disposed on the outer peripheral surface of the rear end of the marshall and the bottom plug body are prevented from falling off. And a butt member disposed at a rear end of the butt plug body. The bottom plug body includes a cylindrical base portion disposed on the outer periphery of the rear end of the base rod, and a first base portion provided within the length of the base portion and extending outside the base portion. A first collar part and a second collar part that is disposed on the rear end side of the first collar part and in which the drop-off prevention part of the bottom member is fitted between the first collar part and the first collar part. A surface protection member formed of a resin material and formed of a harder material than the bottom plug main body and covering at least a part of the base portion is disposed outside the base portion on the tip side of the first flange portion. It is installed.
In addition, the surface protection member includes a ring portion that is externally fitted to the first flange portion and the base portion on the tip side of the bottom plug body, and the ring portion, the base portion, and the first portion It is preferable that a gap is formed between the flange portion.
In addition, it is preferable that a gap is formed between the surface protection member, the outer peripheral surface of the rear end of the base rod, and the front end side surface of the base portion.
この発明によれば、尻栓本体を樹脂材で形成することにより、金属材で形成する場合に比べて軽量にすることができる。また、尻栓本体の外側に尻栓本体よりも高強度(例えば樹脂材や金属材)の表面保護部材を配設することによって尻栓本体の補強を行って外力に対する耐性(耐久性)を維持することができる。例えば尻栓を地面や壁等に衝突させたりしたときに表面保護部材を弾性変形させることによって樹脂材の尻栓本体を通して元竿杆に与える衝撃や元竿杆を通して釣人に与える衝撃を和らげることができる。また、魚釣時の釣竿の動作によって元竿杆が曲げられたときに、それに合わせて樹脂材の尻栓本体が弾性変形するので、尻栓本体よりも硬質の表面保護部材によって樹脂材が変形し過ぎるのを防止するとともに元竿杆の変形を抑制し、接着された元竿杆と尻栓本体との間が剥離することを防止することができる。このとき、表面保護部材に金属材を用いても尻栓本体が樹脂材で形成されているので、尻栓本体および表面保護部材の両者に金属材を用いる場合よりも軽量化を図ることができる。さらに、表面保護部材の外表面等には、種々の所望の装飾を施すことができる。したがって、本発明によれば、耐久性や装飾性を維持しつつ、より軽量化した釣竿用尻栓を提供することができる。 According to the present invention, the bottom plug body is formed of the resin material, so that the weight can be reduced as compared with the case of forming the plug body with the metal material. In addition, a surface protection member that is stronger (eg, resin or metal) than the bottom plug body is placed outside the bottom plug body to reinforce the bottom plug body and maintain resistance (durability) to external forces. can do. For example, when the bottom plug is made to collide with the ground or a wall, the surface protection member is elastically deformed, so that the shock applied to the main rod through the bottom plug body of the resin material and the shock applied to the angler through the main shaft can be reduced. it can. Also, when the main rod is bent due to the fishing rod movement during fishing, the bottom plug body of the resin material is elastically deformed accordingly, so the resin material is deformed by the surface protection member harder than the bottom plug body It is possible to prevent the overgrowth and suppress the deformation of the main shaft, and to prevent the bonded main shaft and the bottom plug body from being separated. At this time, even if a metal material is used for the surface protection member, the bottom plug body is formed of a resin material. Therefore, the weight can be reduced as compared with the case where a metal material is used for both the bottom plug body and the surface protection member. . Furthermore, various desired decorations can be applied to the outer surface of the surface protection member. Therefore, according to the present invention, it is possible to provide a fishing rod bottom plug that is lighter while maintaining durability and decorativeness.
以下、図1および図2を参照しながらこの発明を実施するための最良の形態について説明する。
図1に示すように、釣竿10は、元竿杆12と先側節14とをこの先側節14に設けたジョイント部材16で継合した2本継の船竿として形成してある。この元竿杆12の先端部には、魚釣用リール8を固定するリールシートすなわちリール脚固定装置18が配置され、このリール脚固定装置18の後方に釣人が握持する後方握り部20が配置されている。また、元竿杆12の後端部には後述する尻栓30および尻手金具88が設けられ、実釣時には、この尻栓30を釣人の腹に当てた状態で後方握り部20および後述する前方握り部22を握持し、この釣竿10を操作して魚とのやり取りを行うことができる。
The best mode for carrying out the present invention will be described below with reference to FIGS.
As shown in FIG. 1, the fishing rod 10 is formed as a two-joint boat rod in which a
この元竿杆12の先端部にジョイント部材16で継合される先側節14は、ジョイント部材16の前方側に前方握り部22を設けており、釣竿10の外面に釣糸が接触するのを防止する釣糸ガイド6が、魚釣用リール8と同じ側で、釣竿10の穂先に向けて所定間隔をおいて固定され、竿先にはトップガイド6aが取り付けられている。このような釣糸ガイド6の個数および配置位置は、図示の例に限らず、任意に設定することが可能である。
The front side joint 14 joined to the tip of the
図2(A)および図2(B)に示すように、尻栓30は、元竿杆12の外周に配設される尻栓本体32と、尻栓本体32に尻部材34と、尻栓本体32の外側に固定される表面保護部材36とを備えている。なお、元竿杆12は、中空/中実のいずれに形成されていても良い。
まず、図2(B)を用いて尻栓30の各部材の構造について説明する。
As shown in FIGS. 2 (A) and 2 (B), the
First, the structure of each member of the
尻栓本体32は、例えばアクリロニトリルブタジエンスチレン(ABS)樹脂、ナイロン、ポリオキシメチレン(POM)等の樹脂材により形成されている。このため、尻栓本体32は軽量に形成されている。
尻栓本体32は、略円筒状のベース部(円筒状部)42と、ベース部42の外周面から径方向外方に延出された第1の鍔部44と、ベース部42の端部(後端部)に形成された第2の鍔部46とを備えている。ベース部42の中心から内周面までの半径r1は、元竿杆12の中心から外周面までの半径r0と同じか接着剤等が塗布される分だけ僅かに大きい。
The
The
一方、尻栓本体32の中心軸から径方向外方への延出量は、第1の鍔部44の方が第2の鍔部46よりも大きい。すなわち、第1の鍔部44の半径r2は、第2の鍔部46の半径r3よりも大きい。そして、第1の鍔部44からベース部42の先端までの尻栓本体32の中心軸からベース部42の外周面までの半径を例えばr4として規定し、第1の鍔部44と第2の鍔部46との間の尻栓本体32の中心軸からベース部42の外周面までの半径を例えばr5として規定したとき、半径r5は半径r4よりも大きい。
尻栓本体32の内周面は同じ径(半径r1)を有するので、第1の鍔部44からベース部42の先端までに比べて、第1の鍔部44と第2の鍔部46との間の方が肉厚が厚く、元竿杆12への取付時に尻栓本体32の後端部に衝撃を受けた場合に衝撃吸収力を高めることができ、元竿杆12を保護することができる。
On the other hand, the amount of extension from the central axis of the
Since the inner peripheral surface of the
尻部材34は、例えばゴム、エチレン酢酸ビニル共重合体(EVA)、コルク、エラストマー等、尻栓30を落下させたり物体に衝突させたりした場合などに、クッション性(衝撃吸収性)を有する素材で形成されている。尻部材34は、一部に略球面状等の曲面部52を有し、全体的に丸みを帯びた形状に形成されている。そして、尻部材34は、中心軸に対して対称的に形成されている。この尻部材34には、一部が略球面状等の曲面部52の中心軸方向に向かって脱落防止部(内方フランジ部)54が形成されている。脱落防止部54と曲面部52の内周面との間には、尻栓本体32の第2の鍔部46が配設される空間52aが形成されている。
The
尻部材34の中心軸から脱落防止部54の内周面までの半径r6は、尻栓本体32のベース部42のうち第1の鍔部44と第2の鍔部46との間の部分の半径r5と同じか僅かに大きい。そして、半径r6は半径r3よりも小さく、脱落防止部54の肉厚T1は、尻栓本体32の第1の鍔部44と第2の鍔部46との間の距離T2と同じか僅かに小さい。このため、脱落防止部54は、尻栓本体32の第1の鍔部44と第2の鍔部46との間に尻栓本体32から抜けることが防止された状態で配設される。そして、尻部材34の脱落防止部54の半径r6が尻栓本体32の上述した半径r5よりも大きく、脱落防止部54の肉厚T1が尻栓本体32の上述した距離T2よりも小さい場合、尻栓本体32に対して尻部材34が回動自在である。この場合、尻部材34を介して尻栓本体32に回転トルクがかかり難くなるので、耐久性に優れる。
A radius r6 from the central axis of the
なお、尻部材34の中心軸には、例えば海水等を排出するための貫通孔52bが形成されている。
In addition, a
表面保護部材36は、尻栓本体32のうち、第1の鍔部44よりも先端側の部分を覆って保護するものである。表面保護部材36は、リング状に形成されたリング部62と、パイプ状に形成されたパイプ部64とを備えている。これらリング部62およびパイプ部64は、例えばカーボン繊維やガラス繊維などのファイバー束間に樹脂材が含浸されて硬化して形成されたFRP等の高強度の硬質材や、アルミニウム、チタン、真鍮、ステンレス鋼材等の金属材で形成されている。これらリング部62およびパイプ部64は、その内側に配設される尻栓本体32に力が加えられたり、大きく変形して破損するのを防ぐため、尻栓本体32よりも高強度に形成されている。リング部62およびパイプ部64は、できるだけ軽量な素材で形成されることが好ましく、例えばアルミニウムやチタンなどが用いられることが好ましい。また、リング部62およびパイプ部64は同一の素材で形成されていることが好ましいが、異なる素材で形成されていても良い。
The
リング部62は、図2(B)に示すように、外観は略台形状に形成されている。リング部62は、符号72で示す内径が略一定の部分(以下、定径部と称する)と、この定径部72に連続して形成され尻栓本体32の第1の鍔部44に近接するにしたがって広がる傾斜面74とが形成されている。そして、リング部62の外周面は、先端側から基端側に向かうにつれて拡径する滑らかな弧状部76である。
なお、リング部62のうち、リング部62の中心軸から定径部72の半径r7は、上述した半径r4と同じか接着剤等が塗布される分だけ僅かに大きい。このため、図2(A)に示すように、尻栓本体32の第1の鍔部44とリング部62の傾斜面74との間に第1の空隙(リング状の空間)S1が形成されている。
リング部62の硬さは、尻栓本体32の硬さよりも硬く形成されている。このため、リング部62によって尻栓本体32が外側からの外力によって変形するのをできるだけ防止することができる。そして、空隙S1は、リング部62と尻栓本体32との間に略環状に形成され、パイプ部64に外力が加えられたとき又はリング部62に直接外力が加えられたときリング部62が弾性変形して入り込む逃げ部として用いることができる。
As shown in FIG. 2B, the
In the
The hardness of the
パイプ部64は、内径および外径が略定径の筒状部82と、先端に向かうにつれて内径が小さくなる縮径部84とを備えている。そして、筒状部82には、取付金具86を介して尻手金具(尻手ロープ取付環)88が固定されている。なお、パイプ部64には、本実施形態では取付金具86および尻手金具88を設ける例について説明したが、このような装飾の他、単なる平面に形成されていたり、模様等が形成されるなど、種々の装飾がなされることが好ましい。
The
パイプ部64の中心軸から筒状部82の内周面の半径r8は、上述した半径r4と同じか接着剤等が塗布される分だけ僅かに大きい。筒状部82の後端と縮径部84の後端との間の長さL2は、尻栓本体32の第1の鍔部44とベース部42の先端との長さL1よりも大きい。このため、パイプ部64の中心軸から縮径部84の先端の内周面の半径r9は、上述した半径r4よりも小さくすることができるとともに、元竿杆12の中心から外周面までの半径r0と同じか接着剤等が塗布される分だけ僅かに大きい。
The radius r8 from the central axis of the
次に、図2(A)を用いて尻栓30の各部材を元竿杆12に装着した状態の構造について説明する。
元竿杆12の外周面と尻栓本体32のベース部42の内周面とは、接着剤により固定されている。
Next, the structure in a state where each member of the
The outer peripheral surface of the
そして、尻栓本体32のベース部42の外周面と第1の鍔部44のうちベース部42の先端側の面との間には、リング部62が外嵌されて固定されている。リング部62のうち第1の鍔部44に近接する側には傾斜面74が形成されている。このため、傾斜面74と第1の鍔部44およびベース部42の外周面との間には第1の空隙S1が形成されている。そして、この空隙S1は、リング部62と尻栓本体32との間に略リング状に形成され、リング部62に外力が加えられたときにリング部62が弾性変形して入り込む逃げ溝として用いることができる。
A
尻栓本体32のベース部42の外周面であって、リング部62の先端には、パイプ部64が配設されている。パイプ部64の縮径部84は、ベース部42の先端よりも元竿杆12の先端側に延出され、元竿杆12の外側に配設されている。このため、ベース部42の先端と、筒状部82の先端および縮径部84の内周面と、元竿杆12の外周面との間には、第2の空隙S2が形成されている。
A
なお、パイプ部64の硬さは、尻栓本体32の硬さよりも硬く形成されている。このため、例えば釣竿10を図示しない船釣用のホルダから抜いたりする場合にそのホルダのホルダロックなどに尻栓30の先端の縮径部84を当接させてしまう場合があるが、そのときにパイプ部64によって尻栓本体32が外側からの外力によって変形するのをできるだけ防止することができる。そして、この空隙S2は、パイプ部64と尻栓本体32と元竿杆12の外周面との間に略環状に形成され、パイプ部64に外力が加えられたときにパイプ部64が弾性変形して入り込む逃げ部として用いることができる。
In addition, the hardness of the
そして、仮に、縮径部84の先端側に外力が加えられた場合、パイプ部64の先端が第2の空隙S2を小さくするように弾性変形するとともに、リング部62を押圧して、第1の空隙S1を小さくするように弾性変形する。このため、パイプ部64に外力が加えられたときのパイプ部64の変形を第2の空隙S2で受けるとともに、パイプ部64を通してリング部62に外力が加えられたときのリング部62の変形を第1の空隙S1で受けることができる。したがって、これら空隙S1,S2により尻栓本体32に大きな力が加えられることを防止することができる。
If an external force is applied to the distal end side of the reduced
さらに、尻栓30の尻部材34を釣人の腹に当てて竿を上下動させたり、引き上げたりする動作を行うことがあるが、樹脂材の尻栓本体32よりも表面保護部材36が硬質であることによって、尻栓本体32が変形するのを抑制することができる。このため、例えば、釣竿10の湾曲時に尻栓本体32のベース部42の内周面と元竿杆12の外周面との間の接着が剥がれることを防止することができる。
Further, there is a case where the
図示しないが、元竿杆12の外周面であって、縮径部84の先端には、糸巻部(又は糸止め)が形成されて水密が図られている。このため、縮径部84の先端に何らかの物体が直接衝突するのを防止することができるとともに、海水等の液体が糸巻部を通してパイプ部64と尻栓本体32との間に浸入することを防止することができる。
Although not shown, a bobbin (or thread stopper) is formed on the outer peripheral surface of the
リング部62およびパイプ部64は、尻栓本体32のうち、第1の鍔部44よりも先端側の略全てを覆うので、尻栓本体32にキズが付くのを防止できるとともに、尻栓30を装着した釣竿10を屋外に長時間にわたって放置しておいたときであっても、紫外線により尻栓本体32が劣化するのを極力防止することができる。このため、元竿杆12の外周面と尻栓本体32の内周面との間の接着強度が低下するのを効果的に防止することができる。
Since the
そして、尻栓本体32の第1の鍔部44と第2の鍔部46との間に、尻部材34の脱落防止部54が弾性変形により係合されている。
And the fall-
なお、図2(B)に示すように、尻部材34の脱落防止部54の外側の半径r10は、第1の鍔部44の半径(尻栓本体32の最も大きい半径)r2よりも大きく、リング部62の最も大きい半径r11は、第1の鍔部44の半径r2と同じか僅かに小さい。さらに、リング部62の定径部72の先端の外径の半径r12は、パイプ部64の筒状部82の最も基端の外径の半径r13と同じかそれよりも僅かに大きい。
As shown in FIG. 2B, the radius r10 on the outer side of the drop-off preventing
このため、尻栓30が他の物体に衝突等するときに、クッション性を有する尻部材34をできるだけ衝突させ、尻栓本体32、リング部62およびパイプ部64が衝突することを極力防止することができる。このため、尻栓30を通して元竿杆12に与える衝撃を大きく減衰させることができる。また、尻部材34の外径を最も大きくし、尻栓30の先端側(元竿杆12の先端側)に向かうにつれて徐々に外径を小さくすることにより、尻栓30を含む元竿杆12を握り易くすることができる。
For this reason, when the
なお、本実施形態では尻栓本体32を接着により元竿杆12の外周面に固定する場合について説明したが、例えば尻栓本体32の内周面に雌ネジを形成し元竿杆12の外周面に雄ネジを形成して両者を螺合(ネジ嵌合)させるようにしても良い。この場合、元竿杆12に対して尻栓本体32を着脱可能とすることができる。また、両者を螺合させた状態で接着して固定することも好ましい。
In the present embodiment, the case where the
また、第1の空隙S1には、接着剤が充填され、尻栓本体32のベース部42および第1の鍔部44とリング部62とが接着により固定されていても良い。この場合、第1の空隙S1の代わりに接着剤がクッションの代わりをするので、接着剤によってリング部62の変形を緩衝することができる。したがって、尻栓本体32に大きな力が加えられることを防止することができる。第2の空隙S2に接着剤が充填されていても同様である。
The first gap S1 may be filled with an adhesive, and the
図2(B)に示すように、本実施形態ではリング部62とパイプ部64とが別部材である表面保護部材36について説明したが、リング部62とパイプ部64とが一体に形成された表面保護部材36が用いられても良い。
As shown in FIG. 2B, in the present embodiment, the
これまで、一実施形態について図面を参照しながら具体的に説明したが、この発明は、上述した実施形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で行なわれるすべての実施を含む。 Although one embodiment has been specifically described above with reference to the drawings, the present invention is not limited to the above-described embodiment, and includes all implementations performed without departing from the scope of the invention.
30…釣竿用尻栓、32…尻栓本体、34…尻部材、36…表面保護部材、42…ベース部、44…第1の鍔部、46…第2の鍔部、52…曲面部、52a…空間、52b…貫通孔、54…脱落防止部、62…リング部、64…パイプ部、72…定径部、74…傾斜面、76…弧状部、82…筒状部、84…縮径部、86…取付金具、88…尻手金具、S1…第1の空隙、S2…第2の空隙、T1…肉厚、T2…距離、r1〜r13…半径。
DESCRIPTION OF
Claims (3)
前記尻栓本体に脱落を防止した状態で配設するための脱落防止部を有し、前記尻栓本体の後端に配設される尻部材と
を具備し、
前記尻栓本体は、前記元竿杆の後端の外周に配設される筒状のベース部と、前記ベース部の長さの範囲内に設けられ前記ベース部の外側に延出された第1の鍔部と、前記第1の鍔部よりも後端側に配設され前記尻部材の脱落防止部が前記第1の鍔部との間に嵌合される第2の鍔部とが樹脂材で形成され、
前記第1の鍔部よりも先端側のベース部の外側には、前記尻栓本体よりも硬質材で形成され前記ベース部の少なくとも一部を覆った表面保護部材が配設されていることを特徴とする釣竿用尻栓。 A cylindrical bottom plug body disposed on the outer peripheral surface of the rear end of the marshal,
A stopper part for disposing the bottom plug body in a state of preventing the bottom plug body from falling off, and a bottom member disposed at the rear end of the bottom plug body;
The bottom plug body includes a cylindrical base portion disposed on the outer periphery of the rear end of the base rod, and a first base portion provided within the length of the base portion and extending outside the base portion. A first collar part and a second collar part that is disposed on the rear end side of the first collar part and in which the drop-off prevention part of the bottom member is fitted between the first collar part and the first collar part. Formed of resin material,
A surface protection member that is formed of a harder material than the bottom plug body and covers at least a part of the base portion is disposed outside the base portion on the tip side of the first flange portion. Characteristic fishing rod butt plug.
前記リング部と前記ベース部および前記第1の鍔部との間には、空隙が形成されていることを特徴とする請求項1に記載の釣竿用尻栓。 The surface protection member includes a ring portion that is externally fitted to the first flange portion and the base portion on the tip side of the bottom plug body,
The fishing rod bottom plug according to claim 1, wherein a gap is formed between the ring portion, the base portion, and the first rod portion.
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