JP2009230697A - Browsing terminal and browsing terminal control program - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、閲覧端末及び閲覧端末制御プログラムに関する。 The present invention relates to a browsing terminal and a browsing terminal control program.
昨今、電子機器の省電力化を実現するためのさまざまな試みがなされている。消費電力を低減させるための方法としては、キー操作やタイマーにより、表示機能や通信機能を一時的に停止させる省電力モードに移行させる方法が一般的に知られている(特許文献1参照)。 In recent years, various attempts have been made to realize power saving of electronic devices. As a method for reducing power consumption, a method of shifting to a power saving mode in which a display function or a communication function is temporarily stopped by a key operation or a timer is generally known (see Patent Document 1).
一方、不揮発性表示部を備え、一旦表示を書き換えると電源をOFFにしても表示状態を維持できる機能を有する閲覧端末が知られている。このような不揮発性表示部を備えた閲覧端末は、表示内容を書き換える場合以外は、不揮発性表示部と不揮発性表示部の表示の書き換えを行う表示制御部に電力を供給する必要がない。このため、書き換え時以外は不揮発性表示部及び表示制御部への電力の供給を停止して、省電力化を図ることが可能である。
しかしながら、不揮発性表示部を備えた閲覧端末に通信部を設けて通信機能を持たせた場合、表示制御と通信制御の両方が同時に実行されるようなタイミングがあり、最大消費電力が増大してしまう。このことは、閲覧端末の内蔵する電源回路の電源ON時の突入電流値の増加や、電源回路自体の駆動に必要となる消費電流(スタンバイ時の漏れ電流など)が大きくなることで消費電流の増加につながり、省電力化の阻害要因となってしまうため問題である。 However, when a browsing terminal equipped with a non-volatile display unit is provided with a communication unit to have a communication function, there is a timing at which both display control and communication control are executed simultaneously, which increases the maximum power consumption. End up. This is because the increase in the inrush current value when the power supply circuit of the power supply circuit of the browsing terminal is turned on and the current consumption required for driving the power supply circuit itself (leakage current during standby, etc.) increase. This is a problem because it leads to an increase and becomes an impediment to power saving.
本発明は上記問題を解決するためになされたものであり、最大消費電力を抑え、省電力化を実現することが可能な閲覧端末及び閲覧端末制御プログラムを提供することを目的とする。 The present invention has been made to solve the above problem, and an object of the present invention is to provide a browsing terminal and a browsing terminal control program capable of suppressing the maximum power consumption and realizing power saving.
上記課題を解決するために、請求項1に係る発明の閲覧端末は、データを閲覧可能な閲覧端末であって、データを表示し、電力の供給が断たれても表示内容を保持する不揮発性表示部と、前記不揮発性表示部の表示の書き換えを行う表示制御部と、外部端末と通信を行う通信部と、前記不揮発性表示部、前記表示制御部、及び前記通信部に電力を供給する電源供給部と、前記表示制御部及び前記通信部に対する処理の指示、並びに、前記不揮発性表示部、前記表示制御部、及び前記通信部のそれぞれに対して前記電源供給部からの電力が供給された状態である供給状態と前記電源供給部からの電力が供給されない状態である非供給状態との切替を行うメイン制御部とを備え、前記メイン制御部は、前記表示制御部に対して表示するデータの書き換えの指示を行う場合、前記不揮発性表示部と前記表示制御部とを供給状態とし前記通信部を非供給状態とした後、前記表示制御部に対して書き換えの指示を行い、前記通信部に対して通信の指示を行う場合、前記不揮発性表示部と前記表示制御部とを非供給状態とし前記通信部を供給状態とした後、前記通信部に対して通信の指示を行うことを特徴とする。
In order to solve the above-mentioned problem, the browsing terminal of the invention according to
また、請求項2に係る発明の閲覧端末は、請求項1に記載の発明の構成に加えて、表示の書き換え指示の入力を行う書換指示入力部を備え、前記メイン制御部は、前記表示制御部、及び前記通信部に対して指示を行うことが可能な動作モードである通常モードと、通常モードよりも消費電力の少ない動作モードであって、前記書換指示入力部への入力操作を検出可能な動作モードである省電力モードとで駆動可能であり、前記省電力モードにおいて書換指示入力部に書換の指示が入力された場合に、前記省電力モードから前記通常モードに復帰する復帰手段と、前記通常モードに復帰後、前記不揮発性表示部及び前記表示制御部を供給状態とし、前記通信部を非供給状態とし、前記表示制御部に対して書き換えの指示を行う第1書換手段と、前記第1書換手段において書き換えの指示が行われ、前記不揮発性表示部の表示が書き換えられた直後または書き換えられている間に、前記外部端末との通信の要否を判断する通信要否判断手段と、前記通信要否判断手段において通信が必要と判断した場合、前記不揮発性表示部及び前記表示制御部を非供給状態とし、前記通信部を供給状態とし、前記通信部に対して通信の指示を行う通信手段と、前記通信要否判断手段において通信が不要と判断した場合及び前記通信手段において通信の指示が行われ通信が終了した場合、書換指示入力部に書き換え指示が入力されているか否かに基づいて書換の要否を判断する書換要否判断手段と、前記書換要否判断手段において書換が必要と判断した場合、前記通信部を非供給状態とし、前記不揮発性表示部及び前記表示制御部を供給状態とし、前記表示制御部に対して書き換えの指示を行う第2書換手段と、前記書換要否判断手段において書換が不要と判断した場合、前記不揮発性表示部、前記表示制御部及び前記通信部を非供給状態にし、省電力モードに移行する移行手段として機能することを特徴とする。
In addition to the configuration of the invention described in
また、請求項3に係る発明の閲覧端末は、請求項2に記載の発明の構成に加えて、前記メイン制御部は、前記通信部により前記外部端末と通信中に、前記書換指示入力部より書き換え指示が入力された場合に、前記通信部に対して通信を中断する指示を行う通信中断制御手段として機能し、前記第2書換手段は、前記通信中断制御手段により通信を中断する指示を行い通信が中断した場合、前記通信部を非供給状態とし、前記不揮発性表示部及び前記表示制御部を供給状態とし、前記表示制御部に対して書き換えの指示を行うことを特徴とする。
In addition to the configuration of the invention described in
また、請求項4に係る発明の閲覧端末は、請求項3に記載の発明の構成に加えて、前記通信中断制御手段は、前記通信部において前記外部端末と通信を行い所定のデータを取得している最中に、前記書換指示入力部より書き換え指示が入力された場合には、通信を中断させないことを特徴とする。 According to a fourth aspect of the present invention, in addition to the configuration of the third aspect of the invention, the communication interruption control means communicates with the external terminal in the communication unit to acquire predetermined data. In the meantime, when a rewrite instruction is input from the rewrite instruction input unit, communication is not interrupted.
また、請求項5に係る発明の閲覧端末は、請求項2乃至4のいずれかに記載の発明の構成に加えて、データを記憶するデータ記憶部を備え、前記通信要否判断手段は、前記不揮発性表示部に表示されたデータに関連する他のデータが前記データ記憶部に記憶されていないと判断された場合に、前記外部端末と通信を行い当該データを取得する必要があると判断することを特徴とする。
A browsing terminal of an invention according to claim 5 includes a data storage unit for storing data in addition to the configuration of the invention according to any of
また、請求項6に係る発明の閲覧端末は、請求項2乃至5のいずれかに記載の発明の構成に加えて、前記不揮発性表示部に表示されたデータに関連する他のデータの取得の許否を記憶するデータ取得許否記憶部を備え、前記通信要否判断手段は、前記不揮発性表示部に表示されたデータに関連する他のデータが前記データ記憶部に記憶されていないと判断された場合であって、前記データ取得許否記憶部に当該データの取得の許可が記憶されている場合に、前記外部端末と通信を行い当該データを取得する必要があると判断することを特徴とする。
Further, in addition to the configuration of the invention according to any one of
また、請求項7に係る発明の閲覧端末は、請求項2乃至6のいずれかに記載の発明の構成に加えて、前記メイン制御部は、所定周期で所定のデータを取得する必要があると判断する周期データ判断手段として機能し、前記通信要否判断手段は、前記周期データ判断手段において所定のデータを取得する必要があると判断された場合に、前記外部端末と通信を行い当該データを取得する必要があると判断することを特徴とする。
Further, in the browsing terminal of the invention according to claim 7, in addition to the configuration of the invention according to any of
また、請求項8に係る発明の閲覧端末は、請求項2乃至7のいずれかに記載の発明の構成に加えて、前記書換指示入力部より書換指示が入力されたことを履歴情報として記憶する履歴記憶部と、前記履歴記憶部に記憶された履歴情報に基づき、前記書換指示入力部より書換指示が頻繁に入力されているか否かを判定する入力判定手段を備え、前記外部端末との通信により所定量までのデータを受信する場合において、前記通信手段は、前記入力判定手段により頻繁に入力されていると判定された場合には、前記所定量以下のデータしか受信しないように前記通信部に対して通信の指示を行うことを特徴とする。
In addition to the configuration of the invention according to any one of
また、請求項9に係る発明の閲覧端末は、請求項7に記載の発明の構成に加えて、前記書換指示入力部より書換指示が入力されたことを履歴情報として記憶する履歴記憶部と、前記履歴記憶部に記憶された履歴情報に基づき、前記書換指示入力部より書換指示が頻繁に入力されているか否かを判定する入力判定手段を備え、前記通信要否判断手段は、前記入力判定手段により頻繁に入力されていると判定された場合には、前記周期データ判断手段において所定周期で所定のデータを取得する必要があると判断した場合であっても、通信を行い当該データを取得する必要がないと判断することを特徴とする。 In addition to the configuration of the invention according to claim 7, the browsing terminal of the invention according to claim 9 is a history storage unit that stores, as history information, a rewrite instruction input from the rewrite instruction input unit; Input determination means for determining whether or not a rewrite instruction is frequently input from the rewrite instruction input section based on history information stored in the history storage section, and the communication necessity determination means includes the input determination If it is determined that the data is frequently input by the means, even if it is determined by the periodic data determining means that it is necessary to acquire predetermined data at a predetermined period, communication is performed to acquire the data. It is characterized by determining that it is not necessary to do.
また、請求項10に係る発明の閲覧端末制御プログラムは、請求項1乃至9のいずれかに記載の閲覧端末のメイン制御部の各種処理手段としてコンピュータを機能させる。 A browsing terminal control program according to a tenth aspect of the invention causes a computer to function as various processing means of the main control unit of the browsing terminal according to any one of the first to ninth aspects.
請求項1に係る発明の閲覧端末では、不揮発性表示部、表示制御部、及び通信部を備えている。そして、不揮発性表示部に表示されているデータの書き換えを行う場合は通信部へは電力の供給がされず、通信を行う場合は不揮発性表示部と表示制御部とへは電力の供給がされない。このことにより、最大消費電力を抑制できることで、電源供給部(DCDCコンバータなど)の電源供給開始時の突入電力を小さく押さえることができる。また、電源回路自体の駆動に必要となる消費電流(スタンバイ時の漏れ電流など)も減らすことができる。
The browsing terminal of the invention according to
また、請求項2に係る発明の閲覧端末では、請求項1に記載の発明の効果に加えて、閲覧端末のCPUは通信のためだけに通常モードに復帰しないので、省電力モードから通常モードへの復帰、若しくは、通常モードから省電力モードへの移行の頻度を減らすことになり、省電力モードから通常モードへの復帰、及び通常モードから省電力モードへの移行の際の余分な電力消費を削減できる。
Further, in the browsing terminal of the invention according to
また、請求項3に係る発明の閲覧端末では、外部端末との通信中であっても、書換指示入力部からの表示データの書換入力操作に即座に対応して表示内容を書き換えることが可能である。このことによって、請求項2に記載の発明の効果に加えて、表示書換までに要する時間を短縮することが可能となり、ユーザの利便性を向上させることが可能となる。
In the browsing terminal of the invention according to
また、請求項4に係る発明の閲覧端末では、通信によりデータを取得中に書換指示入力部から書換入力操作がなされた場合であっても、所定のデータの受信中の場合には、通信は中断されない。例えば、表示中のデータの次に表示するデータを取得中に書換入力操作がなされた場合には、通信を中断しないで当該データを受信し記憶することが可能となる。このことによって、請求項3に記載の発明の効果に加えて、不揮発性表示部に表示中のデータに対する次の書換入力操作に確実に対応して即座に表示内容を書き換えることが可能となる。
In the browsing terminal of the invention according to claim 4, even when a rewrite input operation is performed from the rewrite instruction input unit during acquisition of data by communication, communication is performed when predetermined data is being received. Not interrupted. For example, when a rewrite input operation is performed while obtaining data to be displayed next to data being displayed, the data can be received and stored without interruption of communication. Thus, in addition to the effect of the invention described in
また、請求項5に係る発明の閲覧端末では、表示中のデータに関連する他のデータが記憶装置に記憶されていない場合には、前もって外部端末から当該データを取得しておく。このことによって、例えば、次に表示するデータを予め確実に閲覧端末に取得し、記憶しておくことができる。従って、請求項2乃至4のいずれかに記載の発明の効果に加えて、不揮発性表示部に表示中のデータへの書換指示に即座に対応して表示内容を書き換えることが可能となる。
Moreover, in the browsing terminal of the invention which concerns on Claim 5, when the other data relevant to the data currently displayed are not memorize | stored in the memory | storage device, the said data are previously acquired from an external terminal. Thereby, for example, data to be displayed next can be reliably acquired and stored in the browsing terminal in advance. Therefore, in addition to the effect of the invention according to any one of
また、請求項6に係る発明の閲覧端末では、外部端末より取得するデータに取得許否の設定がなされている場合において、取得が許可されている場合にのみ外部端末と通信を行ってデータを取得する。このことによって、請求項2乃至5のいずれかに記載の発明の効果に加えて、閲覧端末による取得が禁止されているデータについては、外部端末よりデータを取得しないように制御することが可能となり、不要なデータをユーザに閲覧させないようにすることが可能となる。
Further, in the browsing terminal of the invention according to claim 6, when acquisition permission / denial is set for data acquired from the external terminal, data is acquired by communicating with the external terminal only when acquisition is permitted To do. As a result, in addition to the effects of the invention according to any one of
また、請求項7に係る発明の閲覧端末では、周期的に外部端末から取得する必要があるデータがある場合に、不揮発性表示装部に表示させるデータの取得タイミングで当該データを取得することが可能となる。このことによって、請求項2乃至6のいずれかに記載の発明の効果に加えて、周期的な通信制御処理のためだけに、メイン制御部を省電力モードから通常モードに復帰させ、メイン制御部より通信部を駆動させて外部端末と通信を行う必要がなくなるため、電力供給開始時や電力抑制時において消費される不要な電力を抑制して省電力化を図ることが可能となる。
Further, in the browsing terminal of the invention according to claim 7, when there is data that needs to be periodically acquired from an external terminal, the data can be acquired at an acquisition timing of data to be displayed on the nonvolatile display device. It becomes possible. Thus, in addition to the effects of the invention according to any one of
また、請求項8に係る発明の閲覧端末では、書換入力操作が頻繁に入力された場合には、通信に取得するデータ量を小さくして通信時間を短くすることが可能となる。このことによって、請求項2乃至7のいずれかに記載の発明の効果に加えて、書換入力操作に即座に対応して表示内容を切り換えることが可能となる。
Moreover, in the browsing terminal of the invention which concerns on Claim 8, when rewriting input operation is input frequently, it becomes possible to reduce the data amount acquired for communication and to shorten communication time. Thus, in addition to the effect of the invention according to any one of
また、請求項9に係る発明の閲覧端末では、書換入力操作が頻繁に入力された場合には、所定周期で所定のデータを取得する必要性がないと判断して通信を行わない。このことによって、通信時間を短くすることが可能となるので、請求項7に記載の発明の効果に加えて、書換入力操作に即座に対応して表示内容を書き換えることが可能となる。 In the browsing terminal according to the ninth aspect of the present invention, when rewrite input operations are frequently input, it is determined that there is no need to acquire predetermined data at a predetermined cycle and communication is not performed. As a result, the communication time can be shortened. Therefore, in addition to the effect of the invention described in claim 7, the display contents can be rewritten immediately in response to the rewrite input operation.
また、請求項10に係る発明の閲覧端末制御プログラムでは、請求項1乃至9のいずれかに記載の閲覧端末のメイン制御部の各種処理手段としてコンピュータを機能させることが可能となる。
Moreover, in the browsing terminal control program of the invention which concerns on
以下、本発明の閲覧端末について、図面を参照して説明する。なお、これらの図面は、本発明が採用しうる技術的特徴を説明するために用いられるものであり、記載されている装置の構成、各種処理のフローチャートなどは、特に特定的な記載がない限り、それのみに限定する趣旨ではなく、単なる説明例である。 The browsing terminal of the present invention will be described below with reference to the drawings. These drawings are used for explaining the technical features that can be adopted by the present invention, and the configuration of the apparatus described, the flowcharts of various processes, etc., unless otherwise specified. It is not intended to be limited to that, but merely an illustrative example.
以下、本発明の実施の形態について説明する。はじめに、図1を参照し、閲覧端末2を備えた閲覧システムの概要について説明する。図1は、閲覧端末2を備えた閲覧システムを示す模式図である。図1に示すように、閲覧システムは、データを不揮発性表示部19(図2参照)に表示させることによってユーザに当該データを閲覧させることが可能な閲覧端末2、データを記憶するストレージサーバ1、及び、メールサーバ3から構成されている。
Hereinafter, embodiments of the present invention will be described. First, an overview of a browsing system including the
また、閲覧端末2、ストレージサーバ1、及びメールサーバ3は、ネットワーク10を介して双方向に通信可能な状態となっている。そして閲覧端末2は、ストレージサーバ1と通信を行うことによりデータを取得し、あるいはメールサーバ3と通信を行うことによりメールデータの送受信を実行することが可能となっている。なお、取得したデータやメールデータはメモリカード21(図2参照)に記憶され、ユーザからの入力操作に基づいて不揮発性表示部19に表示される。ここで、ネットワーク10は有線ネットワークであっても構わないし、無線ネットワークであっても構わない。
In addition, the
次に、図2を参照し、閲覧端末2の電気的構成について説明する。図2は、閲覧端末2の電気的構成を示す模式図である。図2に示すように、閲覧端末2は、データやメールデータの表示制御、ストレージサーバ1やメールサーバ3との通信制御等の制御全般を実行するCPU11、CPU11が駆動するための制御プログラムやパラメータ等を記憶する不揮発性記憶素子であるROM16、及び、各種設定情報やテンポラリデータを記憶する揮発性記憶素子であるRAM15を備えている。そして、CPU11とROM16及びRAM15との間でデータの授受のための通信が可能なように、これらはバスを介して電気的に接続されている。
Next, the electrical configuration of the
また、閲覧端末2は、ユーザからの各種指示を受け付けるための入力部12を備えている。そして、ユーザより入力部12に対してなされた操作をCPU11により検出可能なように、入力部12とCPU11とは電気的に接続した状態となっている。入力部12は、ユーザからの操作をCPU11にて検出可能なスイッチ、押しボタン、タッチパネル等のデバイスにより構成されている。また、閲覧端末2は、電源スイッチ13を備えている。電源スイッチ13は、そのON/OFF状態をCPU11により検出可能なように、CPU11と電気的に接続した状態となっている。また、閲覧端末2は、カウンタ14を備えている。カウンタ14は、CPU11と電気的に接続した状態となっており、CPU11に対して一定周期でパルスを出力する。CPU11は、カウンタ14からのパルスの周期に基づいて、時間監視処理時における時間を判断している。
In addition, the
また、閲覧端末2は、ストレージサーバ1やメールサーバ3とネットワーク10を介して通信を行うための通信部20を備えている。通信部20は、CPU11から転送されるデータを受信してストレージサーバ1やメールサーバ3(図1参照)に送信し、又は、ストレージサーバ1やメールサーバ3より受信したデータをCPU11に転送することが可能なように、CPU11と電気的に接続した状態となっている。なお、ネットワーク10(図1参照)が有線ネットワークである場合には、通信部20には通信媒体(LANケーブル、USB(登録商標)ケーブルなど)を接続させるためのコネクタ(図示外)が接続され、ネットワーク10が無線ネットワークである場合には、通信部20にはアンテナ(図示外)が接続される。
The
また、閲覧端末2には、ストレージサーバ1より受信したデータやメールサーバ3より受信したメールデータを記憶するメモリカード21を備えている。そして、CPU11とメモリカード21との間でデータの授受のための通信が可能なように、メモリカード21とCPU11とは電気的に接続した状態となっている。
The
また、閲覧端末2は、データを表示可能な不揮発性表示部19と、不揮発性表示部19を駆動させるための表示制御部18とを備えている。CPU11と表示制御部18とは電気的に接続した状態となっている。そして、メモリカード21に記憶されているデータをCPU11からの制御により不揮発性表示部19に表示させることが可能な状態となっている。
The
ここで不揮発性表示部19は、各画素に電圧を印加することによって表示内容を書き換えた後は、各画素は電圧を印加しなくても長期間同じ状態を保持し、同じ画像を表示し続けるという特性を有している。このため、表示内容の書き換え時以外は不揮発性表示部19及び表示制御部18への電力供給を停止して、省電力化を図ることが可能な状態となっている。
Here, after the display content is rewritten by applying a voltage to each pixel, the
また、閲覧端末2は電源供給部17を備えている。電源供給部17は、閲覧端末2が備える上述した各種デバイスが駆動するために必要な電力を供給する。電源供給部17は、電池とDCDCコンバータ、レギュレータなどから構成されている。DCDCコンバータやレギュレータは、電池の電圧を駆動する各デバイスの電源電圧などある一定電圧まで安定化させて昇圧、または降圧し、各種デバイスに供給するために設けられている。さらに閲覧端末2は、電源供給部17から各種デバイスへの電力供給の状態を切り替え可能なスイッチ25〜27を備えており、CPU11からスイッチの導通/非導通の状態を制御することが可能なように、各々がCPU11と接続された状態となっている。
The
これらの構成のうち、CPU11は、消費電力の異なる複数の動作モードにて動作可能な状態となっている。CPU11は、閲覧端末2の動作状態に応じて動作モードを切り替えることにより、消費電力を抑制している。具体的には、CPU11は、入力部12からの入力操作監視、電源スイッチ13の状態監視、表示制御部18を制御することによる不揮発性表示部19の表示制御、及び通信部20を制御することによる通信制御が少なくとも可能な動作モードである通常モードと、入力部12からの入力操作監視と電源スイッチ13の状態監視のみが可能な動作モードである省電力モードと、電源スイッチ13の状態監視のみが可能な動作モードであるシャットダウンモード(CPU11を除くすべてのデバイスへの電力供給は停止されており、CPU11はメインクロックも停止し、電源スイッチ13の監視用端子以外は、動作を完全に停止しているモード。CPU11はほとんど電力を消費していない状態となっている。)とを備えている。そして、省電力モードにおけるCPU11の消費電力は、通常モードにおけるCPU11の消費電力に比べて小さくなるように設定されている。また、シャットダウンモードにおけるCPU11の消費電力は、省電力モードにおけるCPU11の消費電力に比べて小さくなるように設定されている。
Among these configurations, the
次に、閲覧端末2が備える各種デバイスと電源供給部17との接続状態について、図3を参照して説明する。図3は、閲覧端末2の各種デバイスと電源供給部17との接続状態を示す模式図である。図3における実線にて示すように、電源供給部17はCPU11と直接接続された状態となっており、CPU11に対して常時電力が供給された状態となっている。また電源供給部17は、スイッチ25、26、27のそれぞれの一端部と接続され、それぞれの他端部が表示制御部18、不揮発性表示部19、及び通信部20と接続された状態となっている。また、図3における点線にて示すように、スイッチ25、26、及び27は、CPU11により導通(ON)/非導通(OFF)の切替が制御可能なように、それぞれCPU11と接続された状態となっている。
Next, a connection state between various devices included in the
このような構成において、CPU11は、閲覧端末2の動作状態に応じてスイッチ25〜スイッチ27のON/OFFを切り換える。具体的には、不揮発性表示部19に表示させるデータを書き換える場合には、スイッチ25及びスイッチ26をONとして表示制御部18及び不揮発性表示部19に電力が供給されている状態(以下、デバイスに電力が供給されている状態を「供給状態」という。)とする。また、ストレージサーバ1及びメールサーバ3と通信を行う場合には、スイッチ27をON状態として通信部20を供給状態とする。また、それ以外の状態では、スイッチ25〜スイッチ27を各々OFF状態として表示制御部18、不揮発性表示部19、及び通信部20に電力が供給されていない状態(以下、デバイスに電力が供給されていない状態を「非供給状態」という。)とする。このようにCPU11は、閲覧端末2の動作状態に応じて電力供給状態を供給状態/非供給状態に切り替えることにより、閲覧端末2の最大消費電力を抑制している(詳細は後述する)。
In such a configuration, the
次に、ROM16、RAM15、及びメモリカード21の記憶領域の概要について、図4〜図6を参照して説明する。図4はROM16の記憶領域を示す模式図であり、図5はRAM15の記憶領域を示す模式図であり、図6はメモリカード21の記憶領域を示す模式図である。
Next, the outline of the storage areas of the
はじめに、ROM16の記憶領域について説明する。図4に示すように、ROM16には、CPU11が駆動するために必要な制御プログラムが記憶されている制御プログラム記憶領域30、制御プログラムがCPU11により実行される場合において参照されるパラメータが記憶されているパラメータ情報記憶領域31、及びその他の記憶領域が設けられている。
First, the storage area of the
次いで、RAM15の記憶領域について説明する。図5に示すように、RAM15には、ユーザにより入力部12を介して入力操作が実行された場合において、入力情報が自動的に記憶される入力データ記憶領域36、CPU11が処理を行う場合に必要となる変数(履歴情報変数「M」「N」(図7参照)など)やカウンタ、フラグ(通信要否判定フラグ、続きページ判定フラグ、メール受信判定フラグ(図8参照)など)等が記憶される変数・カウンタ・フラグ記憶領域37、及びその他の記憶領域が設けられている。
Next, the storage area of the
次いで、メモリカード21の記憶領域について説明する。図6に示すように、メモリカード21には、不揮発性表示部19に表示させるためにストレージサーバ1より取得したデータが記憶されるデータ記憶領域38、データ記憶領域38に記憶されているデータに関連する情報が記憶されるデータ関連情報記憶領域39、メールサーバ3より取得したメールデータが記憶されるメールデータ記憶領域40、及びその他の記憶領域が設けられている。これらのうち、データ記憶領域38には、不揮発性表示部19に表示させるデータが1ページ毎に異なるデータとして記憶される。また、データ関連情報記憶領域39には、ストレージサーバ1より取得してデータ記憶領域38に記憶されたデータに関連する各種情報が記憶されており、例えば、複数のデータにより構成されるファイルの最終ページのデータ(以下「最終ページデータ」という。)を既にストレージサーバ1より取得しており、データ記憶領域38に記憶された状態であるかどうかを示す最終ページフラグが記憶されている。また、閲覧端末2にて閲覧させることがパスワードなどの入力で規制されているデータのページの情報である受信制約設定情報が記憶されている。
Next, the storage area of the
次に、閲覧端末2が備えるCPU11が実行する処理の詳細について、図7〜図9を参照して説明する。図7は、CPU11が実行するメイン処理のフローチャートであり、図8は、通信要否判定処理のフローチャートであり、図9は、データ受信処理のフローチャートである。
Next, the detail of the process which CPU11 with which the
はじめに、メイン処理のフローチャートについて説明する。CPU11は、閲覧端末2の電源スイッチ13がOFFとなっている状態においては、シャットダウンモードとなっており、常時電源スイッチ13の状態のみを監視している。このとき、CPU11を除くすべてのデバイスへの電力供給は停止されている。また、CPU11はメインクロックを停止した状態であり、電源スイッチ13の監視用端子以外は、動作を完全に停止している。このためCPU11は、ほとんど電力を消費していない状態となっている。
First, a flowchart of the main process will be described. The
そして、この状態にて電源スイッチ13がONとなったことを検出した場合に、メイン処理を開始し、入力部12からの入力操作監視と電源スイッチ13の状態監視のみが可能な動作モードである省電力モードに移行する。またCPU11は、スイッチ25〜27をOFFとすることにより、表示制御部18、不揮発性表示部19、及び通信部20に対する電源供給部17からの電力供給状態を非供給状態としている。これらにより、閲覧端末2の消費電力を抑制している。なお不揮発性表示部19は、シャットダウンモード時、省電力モード時のいずれの場合も、電力供給状態が非供給状態となっていても表示内容を保持することが可能であるので、データが表示された状態となっている。また、CPU11は、RAM15の変数・カウンタ・フラグ記憶領域37に記憶されている通信要否判定フラグ、続きページ判定フラグ、メール受信判定フラグに「0」を記憶して初期化する。
In this state, when it is detected that the
図7に示すように、CPU11はメイン処理において、はじめに入力部12からの入力操作監視と電源スイッチ13の状態監視のみが可能な動作モードである省電力モードに移行する(S40)。次に、入力部12より表示内容の書き換えの入力操作がなされたことを記憶するための履歴情報変数であり、RAM15の変数・カウンタ・フラグ記憶領域37に記憶されている履歴情報変数である「M」と「N」に「0」を記憶し初期化する(S10)。
As shown in FIG. 7, in the main process, the
次いでCPU11は、この状態においてユーザより入力部12を介して表示内容を書き換える入力操作がなされるまで待機する(S11:NO)。入力部12より入力操作がなされた場合、入力情報はRAM15の入力データ記憶領域36に記憶されるので、CPU11は、入力データ記憶領域36の情報を監視することにより、入力操作の有無を判断する。そして、この領域に入力情報が記憶され、ユーザより入力部12を介してページを書き換える入力操作がなされたと判断した場合(S11:YES)、次いでCPU11は、省電力モードから動作モードに動作モードを切り換える(S13)。次いで、ストレージサーバ1と通信を行う準備のため、スイッチ25及びスイッチ26をONとし、表示制御部18、及び不揮発性表示部19の電力供給状態を供給状態とする(S15)。
Next, in this state, the
次いでCPU11は、不揮発性表示部19に表示されているデータを次のページのデータ(以下「次ページデータ」という。)に書き換えるために、表示制御部18を制御する。具体的には、メモリカード21に記憶されている次ページデータを不揮発性表示部19に表示させるための指示コマンドを表示制御部18に対して送信する。これを受けた表示制御部18は、不揮発性表示部19を制御して表示中のデータを受信した次ページデータに書き換える(S17)。
Next, the
次いでCPU11は、スイッチ25及びスイッチ26をOFFとし、表示制御部18、及び不揮発性表示部19に対する電力供給状態を非供給状態とする(S19)。次いで、通信要否判定処理(S21、図8参照)に移行する。通信要否判定処理では、ストレージサーバ1より取得しメモリカード21のデータ記憶領域38に記憶されているデータ情報、又は、メモリカード21のデータ関連情報記憶領域39に記憶されている、データ記憶領域38に記憶されたデータに関連する各種情報から、書き換えたデータの次ページデータ、及び次ページデータ以降のページのデータを取得する必要がある状態かどうかが判断される。また、メール受信判定フラグが1か否かにより、メールチェックを行う必要があるかどうかが判断される(詳細は以下にて説明する。)。なお上述においては、通信要否判定処理(S21)を、表示中データの書き換え処理(S17)が終了し、電力供給状態を非供給状態とした(S19)後に実行しているが、この処理順に限定されるものではない。従って、通信要否判定処理(S21)を表示中データの書き換え処理(S17)の実行中に行う構成としても構わない。
Next, the
通信要否判定処理について図8を参照して説明する。図8に示すように、CPU11は、はじめに、不揮発性表示部19に表示中のデータの次ページ以降のデータに対して受信制約設定がされているかどうかを判断する(S41)。この受信制約設定は、閲覧端末2にて閲覧するためにパスワードなどの入力が必要とされるデータに対して予め設定されるものである。そして、受信制約設定がなされている場合には、該当ページの番号がメモリカード21のデータ関連情報記憶領域39の受信制約設定情報に記憶されている。そこでCPU11はこの情報を参照し、表示中のデータの次ページ以降のデータに対して受信制約設定がなされていないと判断した場合(S41:NO)、ストレージサーバ1より該当データを取得してよいものと判断してS45に移行する。一方、表示中のデータの次ページ以降のデータに対して受信制約設定がなされていると判断した場合(S41:YES)、次いでCPU11は、受信制約設定情報に記憶されているページ番号を不揮発性表示部19に表示させ、次ページ以降のデータに受信制約設定がなされていることをユーザに対して通知する。そしてユーザからパスワード入力などがなされることにより、受信制約設定を解除でき、次ページ以降のデータの受信を許可できるか否かの選択を促す(S43)。ここで、ユーザにより入力部12を介して受信制約設定の解除操作が行われない場合には(S43:NO)、表示中のデータの次ページ以降のデータをストレージサーバ1より取得できないものと判断してS49に移行する。一方、ユーザにより受信制約設定の解除操作が行われた場合には(S43:YES)、S45に移行する。
The communication necessity determination process will be described with reference to FIG. As shown in FIG. 8, the
表示中のデータの次ページ以降のデータをストレージサーバ1より受信してよいものと判断した場合(S41:NO、又は、S41:YES、S43:YES)、次いでCPU11は、次ページデータを既にストレージサーバ1より取得した状態であるかを判断する(S45)。ストレージサーバ1より取得したデータはメモリカード21のデータ記憶領域38に記憶される。そこで、CPU11は、データ記憶領域38を参照し、次ページデータがデータ記憶領域38に記憶されておらず、未だ取得していないと判断した場合(S45:NO)、ストレージサーバ1と通信を行い次ページデータを取得する必要があることを示すために、次ページデータの取得の有無を示すフラグである通信要否判定フラグに「1」を記憶する(S47)。そしてS49に移行する。一方、次ページデータを既に取得していると判断した場合(S45:YES)、新たにストレージサーバ1と通信を行い次ページデータを受信する必要はないので、S49に移行する。なお、メモリカード21のデータ関連情報記憶領域39に、ストレージサーバ1より取得してデータ記憶領域38に記憶されたデータの情報を記憶している場合には、この情報を参照し、次ページデータを既にストレージサーバ1より取得した状態となっているか否かを判断してもよい。
If it is determined that the data after the next page of the data being displayed may be received from the storage server 1 (S41: NO, or S41: YES, S43: YES), then the
次いでCPU11は、履歴情報変数である「N」に記憶されている値を判断する(S49)。「N」は、S29(図7参照、後述)において入力部12より表示データ書き換えの入力操作が既になされていた場合に「1」が記憶される履歴情報変数である。S49においてCPU11は、「N」に「1」が記憶されているかどうかを判断する。「N」に「0」が記憶されている場合には(S49:NO)、S29の時点では、未だ表示中のデータを次ページデータに書き換える入力操作がなされていないので、次いでCPU11は、表示中のデータを含むファイルの最終ページデータを既にストレージサーバ1より取得しているかを判断する(S51)。ストレージサーバ1より最終ページデータを取得していない状態では、データ関連情報記憶領域39の最終ページフラグに「0」が記憶されており、最終ページデータを取得してメモリカード21に記憶されると、最終ページフラグに「1」が記憶される。そこでCPU11は、データ関連情報記憶領域39の最終ページフラグを参照し、最終ページデータを未だ取得していないと判断した場合(S51:NO)、最終ページデータを受信しているか否かを示す続きページ判定フラグに「1」を記憶する(S53)。そしてS55に移行する。一方、最終ページデータを既に取得済みであると判断した場合(S51:YES)、S55に移行する。
Next, the
一方、「N」に「1」が記憶されていると判断した場合には(S49:YES)、S11(図7参照)において表示データの書き換え入力操作がなされた後、S27(図7参照)の時点において再度書き換え入力操作がなされていたということになる。従ってCPU11は、入力部12を介して非常に短い周期で連続的に表示中のデータを次ページデータに書き換える入力操作がなされているものと判断する。このような場合にCPU11は、ストレージサーバ1より取得するデータを次ページデータのみとし、次ページデータ以降のページデータを取得しないようにすることによって、表示中のデータの書き換え制御が通信処理によって遅延してしまうことを防止する。このためCPU11は、続きページ判定フラグの操作を行うことなく通信要否判定処理を終了してメイン処理(図7参照)に戻る。
On the other hand, if it is determined that “1” is stored in “N” (S49: YES), a display data rewrite input operation is performed in S11 (see FIG. 7), and then S27 (see FIG. 7). This means that the rewriting input operation has been performed again at the time of. Therefore, the
S55においては、閲覧端末2が以前自分宛メールの有無の確認通信を行った時からある一定時間以上経過しているか否かに関して判断される。CPU11は、10分以上経過しているとメールサーバ3と通信を行い自分宛のメールをチェックし、必要に応じてメールを送信するために、前回メール送受信処理(S81〜S85、図9参照、後述)が実行されてからの経過時間をカウンタにより計測している。そしてこのカウンタの示す時間が10分以上となった場合(S55:YES)、次いでCPU11は、履歴情報変数である「M」に記憶されている値を判断する(S57)。「M」は、S37(図7参照、後述)において入力部12より表示データ書き換えの入力操作が既になされていた場合に「1」が記憶される履歴情報変数である。「M」に「0」が記憶されている場合には(S57:NO)、S37の時点では、未だ表示中のデータを次ページデータに書き換える入力操作がなされていないので、メールサーバ3と通信を行い自分宛のメールをチェックし、必要に応じてメールを送信する必要があることを示すために、メールサーバ3との通信の要否を示すメール受信判定フラグに「1」を記憶する(S59)。そして通信要否判定処理を終了し、メイン処理(図7参照)に戻る。
In S55, a determination is made as to whether or not a certain period of time has passed since the
一方、「M」に「1」が記憶されている場合には(S57:YES)、S11(図7参照)において表示データの書き換え入力操作がなされた後、S35(図7参照)の時点において再度書き換え入力操作がなされていたということになる。従ってCPU11は、入力部12を介して短い周期で連続的に表示中のデータを次ページデータに書き換える入力操作がなされているものと判断する。このようにして、書き換えの入力操作が頻繁に行なわれているか否かを判定し、頻繁に行なわれている場合にCPU11は、メールサーバ3とのメールデータの通信を行わないようにすることで、表示中のデータの書き換え制御が通信処理によって遅延してしまうことを防止する。このためCPU11は、メール受信判定フラグの操作を行うことなく通信要否判定処理を終了してメイン処理(図7参照)に戻る。
On the other hand, when “1” is stored in “M” (S57: YES), the display data rewrite input operation is performed in S11 (see FIG. 7), and then at the time of S35 (see FIG. 7). It means that the rewrite input operation was performed again. Therefore, the
なお、カウンタにより計測される時間が10分未満の場合は(S55:NO)、メールサーバ3との通信の必要はないので、以降の処理を行うことなく通信要否判断処理を終了してメイン処理(図7参照)に戻る。
If the time measured by the counter is less than 10 minutes (S55: NO), there is no need for communication with the
通信要否判定処理(S21、図8参照)が終了した後のメイン処理では、図7に示すように、CPU11は、通信要否判定処理において判断された履歴情報変数「M」「N」に「0」を記憶して初期化する(S23)。次いで、通信要否判定処理においてストレージサーバ1及びメールサーバ3と通信を行う必要があることが示されたかどうかを判断する(S25)。具体的には、通信要否判定フラグ、続きページ判定フラグ、及びメール受信判定フラグを参照し、いずれのフラグにも「0」が記憶されている場合には、ストレージサーバ1及びメールサーバ3と通信を行う必要がないものと判断して(S25:NO)、S35に移行する。
In the main process after the communication necessity determination process (see S21, see FIG. 8), as shown in FIG. 7, the
一方CPU11は、通信要否判定フラグ、続きページ判定フラグ、及びメール受信判定フラグを参照し、いずれかのフラグに「1」が記憶されている場合には(S25:YES)、通信要否判断処理(S21、図8参照)においてデータ及びメールデータを受信するためにストレージサーバ1又はメールサーバ3と通信を行う必要性が示されたものと判断する。次いでCPU11は、入力部12より表示中のデータを書き換える指示がなされたかどうかを判断する(S27)。入力部12を介して入力操作された場合の入力情報は、RAM15の入力データ記憶領域36に記憶されるので、CPU11は、入力データ記憶領域36を参照し、ユーザより入力部12を介してページを書き換える入力操作がなされたどうかを判断する。入力操作がなされていないと判断した場合(S27:NO)、S33の処理に移行してストレージサーバ1及びメールサーバ3と通信を行う処理(データ通信処理、S33、図9参照)を実行する。一方、ユーザより入力部12を介してページを書き換える入力操作がなされていると判断した場合(S27:YES)、既に表示中のデータを次ページデータに書き換える入力操作がなされているので、即座に表示制御部18を制御して不揮発性表示部19に表示中のデータを書き換える処理(S17参照)を行う必要がある。そこでCPU11は、表示書き換え処理後、ユーザにより短時間の間に入力部12より再び次ページデータに書き換える入力操作がなされたという履歴を記憶するために履歴情報変数「N」に「1」を記憶する(S29)。
On the other hand, the
次いでCPU11は、書き換えて表示するべき次ページデータを既にストレージサーバ1より取得しており、即座に不揮発性表示部19に表示中の次のデータを書き換えることが可能な状態であるかどうかを判断する。次ページデータを未だ取得していない場合には、ストレージサーバ1より次ページデータを取得する必要があるので、通信要否判定処理(S21、図8参照)において通信要否判定フラグに「1」が記憶されている。そこで、通信要否判定フラグを参照し、通信要否判定フラグに「1」が記憶されている場合には(S31:YES)、ストレージサーバ1と通信を行い、次ページデータを取得するデータ受信処理(S33、図9参照、後述)を実行する。一方、通信要否判定フラグに「0」が記憶されている場合には(S31:NO)、CPU11は、既に次ページデータを取得しておりメモリカード21に記憶された状態であると判断して、S15に戻る。そして、スイッチ25及びスイッチ26をONとして表示制御部18、及び不揮発性表示部19に対する電力供給状態を供給状態とし(S15)、表示制御部18を制御して不揮発性表示部19に表示されているデータを次ページデータに書き換える(S17)。
Next, the
データ及びメールデータを取得するデータ受信処理について、図9を参照して説明する。図9に示すように、データ受信処理では、CPU11は、スイッチ27をONとし、通信部20に対する電力供給状態を供給状態とする(S61)。次いで、通信要否判定フラグに「1」が記憶されているかどうかを判断する(S63)。通信要否判定フラグに「1」が記憶されている場合には(S63:YES)、次ページデータを取得していない状態であるので、ストレージサーバ1と通信を行い、次ページデータを取得して、ユーザからの入力操作に即座に対応して表示中のデータを書き換えることが可能な状態としておく必要がある。そこで、ストレージサーバ1との通信を実行し次ページデータを取得する(S65)。具体的には、CPU11は、次ページデータ取得通信を実行させる指示コマンドを通信部20に対して送信する。これを受けた通信部20は、ストレージサーバ1と通信を行い、次ページデータを取得する。そして取得した次ページデータがメモリカード21のデータ記憶領域38に記憶される。一方、通信要否判定フラグに「0」が記憶されている場合には(S63:NO)、次ページデータは既に取得されメモリカード21のデータ記憶領域38に記憶されている状態であり、ストレージサーバ1と通信を行う必要はないので、S67に移行する。
Data reception processing for acquiring data and mail data will be described with reference to FIG. As shown in FIG. 9, in the data reception process, the
次いでCPU11は、続きページ判定フラグ、及びメール受信判定フラグのいずれかに「1」が記憶されているかどうかを判断する(S67)。続きページ判定フラグに「1」が記憶されている場合には、最終ページデータを未だ取得しておらず、取得済みの次ページデータのページに続くデータが存在するので、この後これらのデータに書き換えて表示させる入力操作がユーザによりなされる可能性がある。そのため、ストレージサーバ1よりこれらのデータを取得しておく必要がある。また、メール受信判定フラグに「1」が記憶されている場合には、メールサーバ3と通信を行い自分宛のメールをチェックし、必要に応じてメールを送信する必要があることを示している。そこでCPU11は、いずれかのフラグに「1」が記憶されている場合(S67:YES)、通信を開始してデータ又はメールデータを受信する処理を実行する(S69〜S81)。
Next, the
一方、続きページ判定フラグ、及びメール受信判定フラグのいずれにも「0」が記憶されている場合には(S67:NO)、ストレージサーバ1と通信を行い、データを取得する必要はなく、またメールサーバ3と通信を行いメールデータを取得する必要はないので、S87に移行し、スイッチ27をOFF状態として通信部20への電力供給状態を非供給状態に切り換える(S87)。そしてデータ受信処理を終了してメイン処理(図7参照)に戻る。
On the other hand, when “0” is stored in both the continued page determination flag and the mail reception determination flag (S67: NO), it is not necessary to communicate with the
続きページ判定フラグに「1」が記憶されている場合には、CPU11は、最終ページデータを未だ取得しておらず、データ記憶領域38に記憶されている次ページデータのページに続くデータが存在すると判断する(S69:NO)。この場合、ストレージサーバ1と通信を行い次ページデータ以降のページデータを取得する必要がある。そこで、ストレージサーバ1と通信を実行し、次ページデータ以降のページのデータをページ順に最終ページデータまで取得する処理を開始する(S71)。具体的には、CPU11が次ページデータ以降のページデータ取得通信を開始させる指示コマンドを通信部20に対して送信する。これを受けた通信部20は、ストレージサーバ1と通信を行い次ページデータ以降のページデータをページ順に最終ページデータまで取得する処理を開始する。一方、続きページ判定フラグに「0」が記憶されている場合には(S69:YES)、新たにストレージサーバ1よりデータを受信する必要はないので、S77に移行する。
When “1” is stored in the continued page determination flag, the
ここで、通信部20がストレージサーバ1との通信を行い、データの取得を開始した場合において、データ取得の最中に、入力部12より表示中のデータを次ページデータに書き換える入力操作がなされた場合には、継続中のデータ取得処理を中断して、即座に表示中のデータを次ページデータに書き換えなければならない。そこでCPU11は、ストレージサーバ1よりデータを取得している最中でも、ユーザにより入力部12を介して次ページデータに書き換える入力操作がなされたかどうかを継続して監視している(S73)。そして、ページを書き換える入力操作がなされと判断した場合には(S73:YES)、S86に移行し、継続中のストレージサーバ1との通信を中断する(S86)。そして、スイッチ27をOFF状態として通信部20への電力供給状態を非供給状態に切り換える(S87)。そしてデータ受信処理を終了してメイン処理(図7参照)に戻る。
Here, when the
CPU11による入力操作の監視処理(S73)は、最終ページデータを受信するまで継続される(S75:NO)。そして、ユーザにより次ページデータに書き換える入力操作がなされない状態で、最終ページデータまでデータを受信し、通信が終了した場合(S73:NO、S75:YES)、S77の処理に移行する。
The input operation monitoring process (S73) by the
次いでCPU11は、メール受信判定フラグに「1」が記憶されているかどうかを判断する(S77)。メール受信判定フラグに「1」が記憶されている場合には(S77:YES)、CPU11は、以前にメールチェックを行ってから10分以上経過しているので、メールサーバ3と通信を行い自分宛のメールデータをチェックし、必要に応じてメールデータを送信する必要があると判断する。そこで、メールサーバ3との通信を開始する。具体的には、CPU11は、自分宛のメールデータの確認通信と、メールデータの送信通信とを開始させる指示コマンドを通信部20に対して送信する。これを受けた通信部20は、メールサーバ3と通信を行い自分宛のメールデータの確認通信を開始するとともに、メールデータの送信通信を開始する(S81)。
Next, the
一方、メール受信判定フラグに「0」が記憶されている場合には(S77:NO)、以前にメールチェックを行ってから10分以上経過していないので、新たにメールサーバ3と通信を行う必要はない。そこでS87に移行し、スイッチ27をOFF状態として通信部20への電力供給状態を非供給状態に切り換える(S87)。そしてデータ受信処理を終了してメイン処理(図7参照)に戻る。
On the other hand, if “0” is stored in the mail reception determination flag (S77: NO), since more than 10 minutes have not elapsed since the previous mail check, a new communication with the
ここで、通信部20がメールサーバ3と通信を行い、メールデータに関する通信を開始した場合において、通信の最中に、入力部12より表示中のデータを次ページデータに書き換える入力操作がなされた場合には、継続中のメールデータ通信処理を中断して、即座に表示中のデータを次ページデータに書き換えなければならない。そこでCPU11は、メールサーバ3と通信を行っている最中でも、ユーザにより入力部12を介して次ページデータに書き換える入力操作がなされたかどうかを継続して監視している(S83)。CPU11は、RAM15の入力データ記憶領域36を参照し、入力部12を介してページを書き換える入力操作がなされたと判断した場合には(S83:YES)、S86に移行し、継続中の通信処理を中断する(S86)。そして、スイッチ27をOFF状態として通信部20への電力供給状態を非供給状態に切り換える(S87)。そしてデータ受信処理を終了してメイン処理(図7参照)に戻る。
Here, when the
CPU11による入力操作の監視処理(S83)は、メールデータの通信がすべて終了するまで継続される(S85:NO)。そして、ユーザにより次ページデータに書き換える入力操作がなされない状態で、メールデータの通信が終了し、通信が終了した場合(S83:NO、S85:YES)、スイッチ27をOFF状態として通信部20への電力供給状態を非供給状態に切り換える(S87)。そしてデータ受信処理を終了してメイン処理(図7参照)に戻る。
The input operation monitoring process by the CPU 11 (S83) is continued until all the mail data communication is completed (S85: NO). Then, when the communication of the mail data is finished and the communication is finished without the input operation for rewriting the next page data by the user (S83: NO, S85: YES), the
次いで、図7に示すように、メイン処理のS35では、データ受信処理(S33、図9参照)において入力部12より次ページデータに書き換える入力操作がなされた状態であるかどうかが判断される(S35)。次ページデータに書き換える入力操作がなされた場合には(S35:YES)、即座に表示中のデータを次ページデータに書き換えなければならない、そこでCPU11は、ユーザにより表示書き換えからデータ受信処理までの短時間の間に入力部12より再び次ページデータに書き換える入力操作がなされたという履歴を記憶するために履歴情報変数「M」に「1」を記憶し(S37)、S15に戻る。そして、スイッチ25及びスイッチ26を制御してON状態として表示制御部18、及び不揮発性表示部19に対する電力供給状態を供給状態とし(S15)、表示制御部18を制御して不揮発性表示部19に表示されているデータを次のページのデータに切り換える(S17)。
Next, as shown in FIG. 7, in S35 of the main process, it is determined whether or not the input operation for rewriting the next page data is performed from the
一方、通信が中断されることなく、すべてのデータを受信した場合には(S35:NO)、次いでCPU11は、電源スイッチ13を監視する(S39)。ユーザにより電源スイッチ13が操作され、CPU11が電源スイッチ13のOFFを検出した場合には(S39:YES)、メイン処理を終了し、CPU11は通常モードからシャットダウンモードに移行する。また、電源スイッチ13のOFF状態を検出しなかった場合(S39:NO)、S40に戻ってCPU11は通常モードから省電力モードに移行し、上記の処理を繰り返す。
On the other hand, when all the data has been received without interruption of communication (S35: NO), the
以上説明したように、閲覧端末2は、不揮発性表示部19に表示されているデータを書き換える入力操作がなされた場合に、省電力モードから通常モードに復帰し、併せてストレージサーバ1及びメールサーバ3と通信を行いデータ及びメールを取得する。このように、通信のためだけにCPU11が通常モードとならないので、省電力モードから通常モードへの復帰、及び通常モードから省電力モードへの移行の際の余分な電力消費を削減できる。
As described above, the
また、不揮発性表示部19の表示を書き換えた直後に、次ページデータをストレージサーバ1より取得してメモリカード21に記憶しておく。このことによって、書換入力操作に即座に対応して表示内容を切り替えることが可能となる。さらに、ストレージサーバ1と通信中であっても、入力部12より書換入力操作がなされた場合には、通信を中断して表示内容を書き換える処理を実行しているので、表示書換までに要する時間を短縮することが可能となり、ユーザの利便性を向上させることが可能となる。
Further, immediately after rewriting the display on the
さらに、繰り返し頻繁に表示内容を書き換える入力操作がなされるような場合には、ストレージサーバ1より受信するデータ量を少なくする。また、一定周期で実行されるメールチェックのためのメールサーバ3との通信を行わないようにする。このことによって、ストレージサーバ1やメールサーバ3との通信が表示書き換えの遅延発生の要因となってしまうことを防止し、ユーザによる入力操作に即座に対応して表示内容を書き換えることが可能となる。
Further, when an input operation for frequently rewriting the display contents is performed, the amount of data received from the
次に、図10及び図11を参照し、閲覧端末2の動作時において電源供給部17より供給される電力について、図7〜図9に示したフローチャートにおける各処理に対応付けて説明する。図10及び図11は、閲覧端末2の動作時において電源供給部17より供給される電力の経時変化を示すタイミングチャートである。図10及び図11のうち、横軸は時間を示しており、縦軸は電源供給部17より供給される電力、即ち、閲覧端末2の消費電力の総計を示している。また、図中54は省電力モード駆動時においてCPU11にて消費される電力を示しており、53は通常モード動作時においてCPU11にて消費される電力を示している。また、50は表示制御部18において消費される電力を示しており、51は不揮発性表示部19において消費される電力を示しており、52は通信部20において消費される電力を示している。
Next, with reference to FIGS. 10 and 11, the power supplied from the
はじめに、図10を参照し、閲覧端末2の動作時において電源供給部17より供給される電力について説明する。図10に示すように、閲覧端末2では、電源スイッチ13がONであっても表示書き換え指示が入力されない場合、CPU11は消費電力の小さい省電力モードにて動作しているので、電源供給部17より供給される電力は少ない。また、この状態では表示制御部18、不揮発性表示部19、及び通信部20への電力供給状態は非供給状態となっており、これらにて電力は消費されていない。
First, the power supplied from the
次いで、t1においてユーザにより、入力部12より表示データを切り換える入力操作がなされると(S11:YES)、CPU11は通常モードに移行する(S13)。そして、電源供給部17より供給される電力は、過渡状態を経て、通常モード動作時におけるCPU11の消費電力の値となる(t1〜t2)。次いで、CPU11によりスイッチ25、26がONされ(S15)、表示制御部18及び不揮発性表示部19への電力供給状態が供給状態となる。この状態において電源供給部17より供給される電力は、CPU11の通常動作モード時の消費電力と、表示制御部18及び不揮発性表示部19にて消費される電力との総和となる(t2〜t3)。
Next, when the user performs an input operation for switching display data from the
そしてこの状態で不揮発性表示部19の表示データが書き換えられる(S17)。そして書き換えが終了すると、スイッチ25、26がOFFされ(S19)、表示制御部18及び不揮発性表示部19への電力供給状態が非供給状態となる。
In this state, the display data of the
次いで、通信要否判定処理(S21)が実行される。この処理の中で、ストレージサーバ1より次ページデータを取得する必要があると判断された場合(S25:YES)、t3よりデータ受信処理(S33)が開始される。なお、通信要否判定処理(S21)は通信部の電力供給状態に関わらず実行可能であるので、表示書き換え中(S17)に通信要否判定処理(S21)を行う構成としてもよい。 Next, a communication necessity determination process (S21) is executed. In this process, when it is determined that the next page data needs to be acquired from the storage server 1 (S25: YES), the data reception process (S33) is started from t3. Since the communication necessity determination process (S21) can be executed regardless of the power supply state of the communication unit, the communication necessity determination process (S21) may be performed during display rewriting (S17).
データ受信処理では、はじめにスイッチ27の電源がONとされ(S61)、通信部20への電力供給状態が供給状態となる。そしてこの状態で、ストレージサーバ1と通信が行われ、閲覧端末2は次ページデータを受信する(S65)。この状態において電源供給部17より供給される電力は、CPU11の通常動作モード時の消費電力と、通信部20にて消費される電力との総和となる(t3〜t4)。
In the data reception process, first, the power of the
データ受信処理においてストレージサーバ1と通信を行っている最中に、入力部12より表示中のデータを書き換える入力操作がなされない場合、次ページデータを受信後、閲覧端末2は、受信した次ページデータに続くページのデータを、最終ページデータを受信するまで順に連続して受信する(S71)。また、最終ページデータ受信後、メールデータの通信の必要性がある場合には、メールサーバ3と通信を行いメールデータの通信が継続して行われる(S81)。そして通信終了後、t4においてスイッチ27がOFFされ(S87)、通信部20への電力供給状態が非供給状態となる。
When the input operation for rewriting the data being displayed is not performed from the
そして、t5までの間に入力部12より表示データを切り換える入力操作がなされないと、CPU11は省電力モードに移行する(S40)。その結果、電源供給部17より供給される電力は、過渡状態を経て、省電力モード時におけるCPU11の省電力モードの値となる。また、電源スイッチ13がOFFされると、CPU11はシャットダウンモードに移行する。シャットダウンモードにおいては、CPU11は電源スイッチ13の入力操作のみを監査している状態であるので、わずかな電力(数μW)しか消費しない。
If no input operation for switching display data is performed from the
以上説明したように、閲覧端末2では、不揮発性表示部19に表示中のデータを書き換える処理が行われた後、次ページデータを取得するための通信がストレージサーバ1との間で行われるので、表示制御部18、不揮発性表示部19、及び通信部20に対して同時に電力が供給されない。このことによって、電源供給部17からの最大供給電力を抑制でき、電源供給開始時の突入電力を小さく抑えることができたり、電源供給部17自体の駆動に必要となる消費電流(スタンバイ時の漏れ電流など)を減らしたりできる。また、次ページデータを取得するためにストレージサーバ1との間で実行される通信は、必ず不揮発性表示部19の表示データが切り替えられた後に実行され、通信実行のためだけにCPU11が省電力モードから通常モードに切り替わることはない。従って、電源供給部の駆動のために必要となる消費電力(スタンバイ時の漏れ電流など)を小さくすることができ、省電力モードから通常モードへの復帰、及び通常モードから省電力モードへの移行の際の余分な電力消費を削減できる。
As described above, since the
次に、図11を参照して閲覧端末2の動作時において電源供給部17より供給される電力について説明する。図10の場合と同様、t6においてユーザにより入力部12より表示データを切り換える入力操作がなされると(S11:YES)、CPU11は通常モードに移行する(S13)。そして、電源供給部17より供給される電力は、過渡状態を経て、通常モード動作時におけるCPU11の消費電力の値となる(t6〜t7)。次いで、CPU11によりスイッチ25、26がONされ(S15)、表示制御部18及び不揮発性表示部19への電力供給状態が供給状態となる。この状態において電源供給部17より供給される電力は、CPU11の通常動作モード時の消費電力と、表示制御部18及び不揮発性表示部19にて消費される電力との総和となる(t7〜t8)。
Next, the power supplied from the
そしてこの状態で不揮発性表示部19の表示データが書き換えられる(S17)。そして書き換えが終了すると、スイッチ25、26がOFFされ(S19)、表示制御部18及び不揮発性表示部19への電力供給状態が非供給状態となる。
In this state, the display data of the
次いで、通信要否判定処理(S21)が実行される。この処理の中で、ストレージサーバ1より次ページデータを取得する必要があると判断された場合(S25:YES)、データ受信処理(S33)が開始される。なお、通信要否判定処理(S21)は通信部の電力供給状態に関わらず実行可能であるので、表示書き換え中(S17)に通信要否判定処理(S21)を行う構成としてもよい。 Next, a communication necessity determination process (S21) is executed. In this process, if it is determined that the next page data needs to be acquired from the storage server 1 (S25: YES), a data reception process (S33) is started. Since the communication necessity determination process (S21) can be executed regardless of the power supply state of the communication unit, the communication necessity determination process (S21) may be performed during display rewriting (S17).
データ受信処理では、はじめにスイッチ27の電源がONとされ(S61)、通信部20への電力供給状態が供給状態となる。そしてこの状態で、ストレージサーバ1と通信が行われ、閲覧端末2は次ページデータを受信する(S65)。この状態において電源供給部17より供給される電力は、CPU11の通常動作モード時の消費電力と、通信部20にて消費される電力との総和となる(t8〜t9)。
In the data reception process, first, the power of the
次ページデータを受信後、閲覧端末2は、受信した次ページデータに続くページのデータを、最終ページデータを受信するまで順に連続して受信する通信を開始する(S71)。ここで、t9において入力部12より表示中のデータを書き換える入力操作がなされた場合(S73:YES)、通信が中断され(S86)、履歴情報変数「M」に「1」が記憶された状態で(S37)、スイッチ25、26がONとされて表示制御部18及び不揮発性表示部19への電力供給が供給状態となり(S15)、表示中のデータが書き換えられる(S17)。この状態において電源供給部17より供給される電力は、CPU11の通常動作モード時の消費電力と、表示制御部18及び不揮発性表示部19にて消費される電力との総和となる(t9〜t10)。
After receiving the next page data, the
次いで、通信要否判定処理(S21)が実行される。この処理の中で、次ページデータは既に取得済みであるので(S45:YES)通信要否判定フラグは「0」であるが、ストレージサーバ1との通信は中断された状態であり、最終ページデータを未だ受信していないので(S51:NO)、続きページ判定フラグは「1」となる(S53)。そして、メールチェックのタイミングであっても(S55:YES)、「M」は「1」であるので(S57:YES)、メール受信判定フラグは「0」となる。なお、通信要否判定処理(S21)は通信部の電力供給状態に関わらず実行可能であるので、表示書き換え中(S17)に通信要否判定処理(S21)を行う構成としてもよい。
Next, a communication necessity determination process (S21) is executed. In this processing, since the next page data has already been acquired (S45: YES), the communication necessity determination flag is “0”, but communication with the
そしてこの状態でデータ受信処理が実行されると、はじめにスイッチ27の電源がONとされ(S61)、通信部20への電力供給状態が供給状態となる。そしてこの状態で、ストレージサーバ1と通信が行われ、閲覧端末2は次ページデータ以降のページデータを受信する(S71)。この状態において電源供給部17より供給される電力は、CPU11の通常動作モード時の消費電力と、通信部20にて消費される電力との総和となる(t10〜t11)。そして最終ページデータまで受信した場合(S75)、メール受信判定フラグは「0」となっているので(S77:NO)、メールサーバ3と通信を行うことなくスイッチ27がOFFされ(S86)、通信部20への電力供給状態が非供給状態となる。
When the data reception process is executed in this state, the power of the
そして、t12までの間に入力部12より表示データを切り換える入力操作がなされないと、CPU11は省電力モードに移行する(S40)。その結果、電源供給部17より供給される電力は、過渡状態を経て、省電力モード時におけるCPU11の省電力の値となる。また、電源スイッチ13がOFFされるとCPU11はシャットダウンモードに移行する。シャットダウンモードでは、CPU11は電源スイッチ13の入力操作のみを監査している状態であるので、わずかな電力(数μW)しか消費しない。
If no input operation for switching display data is performed from the
以上説明したように、閲覧端末2は表示データを切り換える入力操作が行なわれない限り、通信を行なわないので、通信のためだけにCPU11が通常モードに復帰して無駄な電力の消費を抑制することができる。
As described above, since the
また、閲覧端末2は、ストレージサーバ1及びメールサーバ3との通信中も入力部12からの入力操作を監視する。そして、入力操作がなされた場合に、通信を停止して不揮発性表示部19に表示中のデータを書き換える。このことによって、表示書換までに要する時間を短縮することが可能となり、ユーザの利便性を向上させることが可能となる。さらに、履歴情報変数「M」「N」を管理することによって、表示中のデータを切り換える入力操作が頻繁になされる場合には、通信により取得するデータの量を小さくして通信時間を短くすることが可能となる。このことによって、表示書換入力操作に即座に対応して表示を表示内容を切り換えることが可能となる。
The
尚、図2のCPU11が、本発明の「メイン制御部」に相当し、入力部12が、本発明の「書換指示入力部」に相当する。また、図7のS13にて動作モードを省電力モードから通常モードに切り替える処理を行うCPU11が、本発明の「復帰手段」に相当し、S17にて不揮発性表示部19の表示を書き換えるために表示制御部18に対して指示を行うCPU11が、本発明の「第1書換手段」「第2書換手段」に相当し、S21において通信の要否を判断するCPU11が、本発明の「通信要否判断手段」に相当し、図9のS65、S71、及びS81において通信を行うために通信部に対して指示を行うCPU11が、本発明の「通信手段」に相当し、図7のS27及びS35において入力部12より入力操作がなされたかどうかを判断する処理を行うCPU11が、本発明の「書換要否判断手段」に相当し、S40において通常モードから省電力モードに移行する処理を行うCPU11が、本発明の「移行手段」に相当し、図8のS49、及びS57において履歴情報変数「M」「N」の値を判定する処理を行うCPU11が、本発明の「入力判定手段」に相当する。
2 corresponds to the “main control unit” of the present invention, and the
また、図9のS86において通信を中断させる処理を行うCPU11が、本発明の「通信中断制御手段」に相当し、図2のメモリカード21のデータ記憶領域38が、本発明の「データ記憶部」に相当し、データ関連情報記憶領域39が、本発明の「データ取得許否記憶部」に相当し、図8のS55においてメールチェックの処理を行うCPU11が、本発明の「周期データ判断手段」に相当し、図2のRAM15の変数・カウンタ・フラグ記憶領域37が、本発明の「履歴記憶部」に相当し、ROM16の制御プログラム記憶領域に記憶されている制御プログラムが、本発明の「閲覧端末制御プログラム」に相当する。
9 is equivalent to the “communication interruption control means” of the present invention, and the
なお、本実施の形態では、前述した実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において各種の変形が可能なことはいうまでもない。 It should be noted that the present embodiment is not limited to the above-described embodiment, and it goes without saying that various modifications can be made without departing from the gist of the present invention.
また、本実施の形態では、ストレージサーバ1より受信するデータは1ページ分の情報を有しており、ユーザによる表示内容の書き換え操作を検出した場合に、次ページデータ以降のページのデータをストレージサーバ1より取得する処理を行っていたが、データの構成及びデータの切り替え方法はこれらに限定されるものではない。従って、例えば、データは複数のページ分の情報を有しており、ユーザによる表示内容の書き換え操作を検出した場合に、表示中のデータに関連性の強いデータをストレージサーバ1より取得する処理を行うこととしても構わない。
In the present embodiment, the data received from the
また、本実施の形態では、閲覧端末2は、表示制御部18、不揮発性表示部19、及び通信部20への電力供給状態を切り換える手段として、CPU11より制御可能なスイッチ25〜27を備えていたが、電力供給状態を切り換える手段はスイッチに限定されない。従って、表示制御部18、不揮発性表示部19、及び通信部20の駆動に十分な電力(電圧及び電流)を供給するための電源供給部が夫々に対して個別に設けられており、これらの電源供給部の駆動状態(電力供給のON/OFF)をCPU11が制御することによって、電力供給状態を制御しても構わない。
Moreover, in this Embodiment, the
また、本実施の形態では、所定周期で取得を行う所定のデータとしてメールデータを想定しているが、所定のデータはメールデータに限定されるものではない。従って、一定時間経過した場合に他のデータを外部端末(サーバ)より取得することとしても構わない。 In this embodiment, mail data is assumed as the predetermined data to be acquired at a predetermined cycle. However, the predetermined data is not limited to the mail data. Accordingly, other data may be acquired from the external terminal (server) when a certain time has elapsed.
1 ストレージサーバ
2 閲覧端末
3 メールサーバ
10 ネットワーク
12 入力部
13 電源スイッチ
17 電源供給部
18 表示制御部
19 不揮発性表示部
20 通信部
21 メモリカード
30 制御プログラム記憶領域
37 変数・カウンタ・フラグ記憶領域
38 データ記憶領域
39 データ関連情報記憶領域
40 メールデータ記憶領域
DESCRIPTION OF
Claims (10)
データを表示し、電力の供給が断たれても表示内容を保持する不揮発性表示部と、
前記不揮発性表示部の表示の書き換えを行う表示制御部と、
外部端末と通信を行う通信部と、
前記不揮発性表示部、前記表示制御部、及び前記通信部に電力を供給する電源供給部と、
前記表示制御部及び前記通信部に対する処理の指示、並びに、前記不揮発性表示部、前記表示制御部、及び前記通信部のそれぞれに対して前記電源供給部からの電力が供給された状態である供給状態と前記電源供給部からの電力が供給されない状態である非供給状態との切替を行うメイン制御部とを備え、
前記メイン制御部は、
前記表示制御部に対して表示するデータの書き換えの指示を行う場合、前記不揮発性表示部と前記表示制御部とを供給状態とし前記通信部を非供給状態とした後、前記表示制御部に対して書き換えの指示を行い、
前記通信部に対して通信の指示を行う場合、前記不揮発性表示部と前記表示制御部とを非供給状態とし前記通信部を供給状態とした後、前記通信部に対して通信の指示を行うことを特徴とする閲覧端末。 A browsing terminal that can view data,
A non-volatile display that displays data and retains the display content even if power supply is cut off;
A display control unit for rewriting the display of the nonvolatile display unit;
A communication unit that communicates with an external terminal;
A power supply unit that supplies power to the nonvolatile display unit, the display control unit, and the communication unit;
Instruction of processing for the display control unit and the communication unit, and supply in a state where power from the power supply unit is supplied to each of the nonvolatile display unit, the display control unit, and the communication unit A main control unit that switches between a state and a non-supply state in which power from the power supply unit is not supplied,
The main control unit
When instructing the display control unit to rewrite data to be displayed, after the non-volatile display unit and the display control unit are in a supply state and the communication unit is in a non-supply state, the display control unit Instruct to rewrite,
When instructing communication to the communication unit, the non-volatile display unit and the display control unit are set to a non-supply state and the communication unit is set to a supply state, and then the communication unit is instructed to perform communication. A browsing terminal characterized by that.
前記メイン制御部は、
前記表示制御部、及び前記通信部に対して指示を行うことが可能な動作モードである通常モードと、通常モードよりも消費電力の少ない動作モードであって、前記書換指示入力部への入力操作を検出可能な動作モードである省電力モードとで駆動可能であり、
前記省電力モードにおいて書換指示入力部に書換の指示が入力された場合に、前記省電力モードから前記通常モードに復帰する復帰手段と、
前記通常モードに復帰後、前記不揮発性表示部及び前記表示制御部を供給状態とし、前記通信部を非供給状態とし、前記表示制御部に対して書き換えの指示を行う第1書換手段と、
前記第1書換手段において書き換えの指示が行われ、前記不揮発性表示部の表示が書き換えられた直後または書き換えられている間に、前記外部端末との通信の要否を判断する通信要否判断手段と、
前記通信要否判断手段において通信が必要と判断した場合、前記不揮発性表示部及び前記表示制御部を非供給状態とし、前記通信部を供給状態とし、前記通信部に対して通信の指示を行う通信手段と、
前記通信要否判断手段において通信が不要と判断した場合及び前記通信手段において通信の指示が行われ通信が終了した場合、書換指示入力部に書き換え指示が入力されているか否かに基づいて書換の要否を判断する書換要否判断手段と、
前記書換要否判断手段において書換が必要と判断した場合、前記通信部を非供給状態とし、前記不揮発性表示部及び前記表示制御部を供給状態とし、前記表示制御部に対して書き換えの指示を行う第2書換手段と、
前記書換要否判断手段において書換が不要と判断した場合、前記不揮発性表示部、前記表示制御部及び前記通信部を非供給状態にし、省電力モードに移行する移行手段として機能することを特徴とする請求項1に記載の閲覧端末。 A rewrite instruction input unit for inputting a display rewrite instruction is provided.
The main control unit
The normal mode which is an operation mode capable of giving an instruction to the display control unit and the communication unit, and an operation mode with less power consumption than the normal mode, and an input operation to the rewrite instruction input unit It can be driven in the power saving mode, which is the operation mode that can detect
Returning means for returning from the power saving mode to the normal mode when a rewriting instruction is input to the rewriting instruction input unit in the power saving mode;
After returning to the normal mode, a first rewriting unit that sets the nonvolatile display unit and the display control unit to a supply state, sets the communication unit to a non-supply state, and instructs the display control unit to rewrite,
A communication necessity determination unit that determines whether or not communication with the external terminal is necessary immediately after or while the first rewriting unit is instructed to rewrite and the display on the nonvolatile display unit is rewritten. When,
When the communication necessity determination unit determines that communication is necessary, the nonvolatile display unit and the display control unit are set in a non-supply state, the communication unit is set in a supply state, and a communication instruction is issued to the communication unit. Communication means;
When the communication necessity determination means determines that communication is not necessary and when communication is performed at the communication means and communication is terminated, rewriting is performed based on whether or not a rewriting instruction is input to the rewriting instruction input unit. Rewriting necessity judging means for judging necessity,
When the rewriting necessity determining means determines that rewriting is necessary, the communication unit is set to a non-supply state, the nonvolatile display unit and the display control unit are set to a supply state, and a rewrite instruction is issued to the display control unit. Second rewriting means to perform,
When the rewriting necessity determination unit determines that rewriting is unnecessary, the nonvolatile display unit, the display control unit, and the communication unit function as a transition unit that shifts to a power saving mode by putting the nonvolatile display unit, the display control unit, and the communication unit in a non-supply state. The browsing terminal according to claim 1.
前記第2書換手段は、
前記通信中断制御手段により通信を中断する指示を行い通信が中断した場合、前記通信部を非供給状態とし、前記不揮発性表示部及び前記表示制御部を供給状態とし、前記表示制御部に対して書き換えの指示を行うことを特徴とする請求項2に記載の閲覧端末。 The main control unit is a communication interruption control unit that instructs the communication unit to interrupt communication when a rewrite instruction is input from the rewrite instruction input unit during communication with the external terminal by the communication unit. Function as
The second rewriting means includes
When communication is interrupted by instructing communication interruption by the communication interruption control means, the communication unit is set in a non-supply state, the nonvolatile display unit and the display control unit are set in a supply state, and the display control unit The browsing terminal according to claim 2, wherein rewriting is instructed.
前記通信部において前記外部端末と通信を行い所定のデータを取得している最中に、前記書換指示入力部より書き換え指示が入力された場合には、通信を中断させないことを特徴とする請求項3に記載の閲覧端末。 The communication interruption control means includes
The communication is not interrupted when a rewrite instruction is input from the rewrite instruction input unit while the communication unit communicates with the external terminal and acquires predetermined data. 3. The browsing terminal according to 3.
前記通信要否判断手段は、
前記不揮発性表示部に表示されたデータに関連する他のデータが前記データ記憶部に記憶されていないと判断された場合に、前記外部端末と通信を行い当該データを取得する必要があると判断することを特徴とする請求項2乃至4のいずれかに記載の閲覧端末。 A data storage unit for storing data;
The communication necessity determination means includes
When it is determined that other data related to the data displayed on the nonvolatile display unit is not stored in the data storage unit, it is determined that it is necessary to communicate with the external terminal and acquire the data. The browsing terminal according to any one of claims 2 to 4, wherein:
前記通信要否判断手段は、
前記不揮発性表示部に表示されたデータに関連する他のデータが前記データ記憶部に記憶されていないと判断された場合であって、前記データ取得許否記憶部に当該データの取得の許可が記憶されている場合に、前記外部端末と通信を行い当該データを取得する必要があると判断することを特徴とする請求項2乃至5のいずれかに記載の閲覧端末。 A data acquisition permission / rejection storage unit for storing permission / rejection of acquisition of other data related to the data displayed on the nonvolatile display unit;
The communication necessity determination means includes
When it is determined that other data related to the data displayed on the non-volatile display unit is not stored in the data storage unit, the data acquisition permission storage unit stores permission to acquire the data The browsing terminal according to any one of claims 2 to 5, wherein, when it is determined, it is determined that the data needs to be acquired by communicating with the external terminal.
所定周期で所定のデータを取得する必要があると判断する周期データ判断手段として機能し、
前記通信要否判断手段は、
前記周期データ判断手段において所定のデータを取得する必要があると判断された場合に、前記外部端末と通信を行い当該データを取得する必要があると判断することを特徴とする請求項2乃至6のいずれかに記載の閲覧端末。 The main control unit
It functions as a periodic data determination means that determines that it is necessary to acquire predetermined data at a predetermined period,
The communication necessity determination means includes
7. When the periodic data determining means determines that it is necessary to acquire predetermined data, it determines that it is necessary to acquire the data by communicating with the external terminal. The browsing terminal in any one of.
前記履歴記憶部に記憶された履歴情報に基づき、前記書換指示入力部より書換指示が頻繁に入力されているか否かを判定する入力判定手段とを備え、
前記外部端末との通信により所定量までのデータを受信する場合において、前記通信手段は、前記入力判定手段により頻繁に入力されていると判定された場合には、前記所定量以下のデータしか受信しないように前記通信部に対して通信の指示を行うことを特徴とする請求項2乃至7のいずれかに記載の閲覧端末。 A history storage unit that stores, as history information, a rewrite instruction input from the rewrite instruction input unit at a predetermined timing;
Based on history information stored in the history storage unit, input determination means for determining whether or not rewrite instructions are frequently input from the rewrite instruction input unit,
When receiving up to a predetermined amount of data by communication with the external terminal, the communication means receives only data less than the predetermined amount when it is determined that the input determination means frequently inputs data. The browsing terminal according to any one of claims 2 to 7, wherein a communication instruction is issued to the communication unit so that the communication terminal does not.
前記履歴記憶部に記憶された履歴情報に基づき、前記書換指示入力部より書換指示が頻繁に入力されているか否かを判定する入力判定手段とを備え、
前記通信要否判断手段は、
前記入力判定手段により頻繁に入力されていると判定された場合には、前記周期データ判断手段において所定周期で所定のデータを取得する必要があると判断した場合であっても、通信を行い当該データを取得する必要がないと判断することを特徴とする請求項7に記載の閲覧端末。 A history storage unit that stores, as history information, a rewrite instruction input from the rewrite instruction input unit at a predetermined timing;
Based on history information stored in the history storage unit, input determination means for determining whether or not rewrite instructions are frequently input from the rewrite instruction input unit,
The communication necessity determination means includes
When it is determined that the input is frequently input by the input determination unit, communication is performed even if the period data determination unit determines that it is necessary to acquire predetermined data at a predetermined period. The browsing terminal according to claim 7, wherein it is determined that it is not necessary to acquire data.
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008078543A JP2009230697A (en) | 2008-03-25 | 2008-03-25 | Browsing terminal and browsing terminal control program |
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2016004546A (en) * | 2014-06-19 | 2016-01-12 | 株式会社リコー | Display unit, display program, and display control method |
-
2008
- 2008-03-25 JP JP2008078543A patent/JP2009230697A/en not_active Withdrawn
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