JP2009227027A - Waterproof structure for vehicle - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、車両用防水構造に関するものである。 The present invention relates to a waterproof structure for a vehicle.
従来、車両用空調装置では、例えば、特許文献1に示すように、車室内側に配置されている冷却用熱交換器から流出した冷媒の過熱度に応じて冷却用熱交換器に流入する冷媒を膨張する膨張弁と、膨張弁の外周面を覆う環状に形成されたカバー部材と、カバー部材と膨張弁との間を密閉するシール部材とを備えたものがある。 Conventionally, in a vehicle air conditioner, for example, as shown in Patent Document 1, a refrigerant that flows into a cooling heat exchanger according to the degree of superheat of the refrigerant that has flowed out of the cooling heat exchanger disposed on the vehicle interior side. There are some provided with an expansion valve that expands, an annular cover member that covers the outer peripheral surface of the expansion valve, and a seal member that seals between the cover member and the expansion valve.
膨張弁は、ダッシュボードの貫通孔を貫通した凝縮器側の冷媒配管と冷却用熱交換器側の冷媒配管と接続されて冷媒流路を構成するジョイントブロックを備えている。 The expansion valve includes a joint block that is connected to a condenser-side refrigerant pipe penetrating the through-hole of the dashboard and a cooling heat exchanger-side refrigerant pipe to form a refrigerant flow path.
ジョイントブロックには、冷却用熱交換器に流れる冷媒流路の開度を調整する弁体が配置されている。ジョイントブロックの上側には、冷却用熱交換器から流出する冷媒の加熱度に基づいて変位して弁体を駆動する円盤状のダイヤフラムと、このダイヤフラムを収納する円板状のダイヤフラムケースとが配置されている。
上述の車両用空調装置において、ダイヤフラムケースは円板状に形成されている。このため、膨張弁の周囲にパッキン材を巻いた場合には、ダイヤフラムケースの外形には凹凸が形成される。したがって、ダイヤフラムケースとパッキン材との間に隙間が形成される。これにより、カバー部材と膨張弁との間の密閉性を向上することができなく、エンジンルーム内側から車室内側に水が侵入する可能性がある。 In the above-described vehicle air conditioner, the diaphragm case is formed in a disc shape. For this reason, when a packing material is wound around the expansion valve, irregularities are formed on the outer shape of the diaphragm case. Therefore, a gap is formed between the diaphragm case and the packing material. Thereby, the airtightness between the cover member and the expansion valve cannot be improved, and water may enter the vehicle compartment from the inside of the engine room.
本発明は上記点に鑑みて、車室内に水が侵入することを防ぐようにした車両用防水構造を提供することを目的とする。 The present invention has been made in view of the above points, and an object of the present invention is to provide a vehicle waterproof structure that prevents water from entering the vehicle interior.
上記目的を達成するため、請求項1に記載の発明では、車室内と車室外との間を仕切る仕切壁(20)の貫通孔(21)内に配置され、車室内側と車室外側との間を貫通する孔部(12)を有するカバー部材(10)と、
前記カバー部材の孔部内に配置され、車室外の高圧側熱交換器(210)側の冷媒配管と車室内の低圧側熱交換器(220)側の冷媒配管とがそれぞれ接続されることにより前記高圧側熱交換器側から前記低圧側熱交換器側に向かって冷媒を流す冷媒流路(25)を構成するジョイント部(31、32、33)と、前記ジョイント部内に設けられ、前記冷媒流路の開度を調整する弁体(131)と、前記カバー部材のうち前記孔部を形成する孔形成部(11)と前記ジョイント部との間に配置されているダイヤフラムケース(134)と、前記ダイヤフラムケースに収納され、前記低圧側熱交換器から流出する冷媒の加熱度に基づいて変位して前記弁体を駆動するダイヤフラム(133)と、を有する膨張弁(30)と、
前記ジョイント部と前記ダイヤフラムケースとを囲むように形成され、前記孔形成部と前記ハウジングとの間を密閉し、かつ前記孔形成部と前記ダイヤフラムケースとの間を密閉する第1のパッキン部材(50)と、を備える車両用防水構造であって、
前記カバー部材は、前記ダイヤフラムケースを前記車室外側から覆うように形成されるダイヤフラムカバー部(140)を備えることを特徴とする。
In order to achieve the above object, according to the first aspect of the present invention, the vehicle is disposed in the through hole (21) of the partition wall (20) for partitioning between the vehicle interior and the exterior of the vehicle interior, A cover member (10) having a hole (12) passing therethrough;
The refrigerant pipe disposed in the hole of the cover member and connected to the refrigerant pipe on the high-pressure side heat exchanger (210) side outside the passenger compartment and the refrigerant pipe on the low-pressure side heat exchanger (220) side inside the passenger compartment are connected to each other. A joint part (31, 32, 33) constituting a refrigerant flow path (25) for flowing the refrigerant from the high-pressure side heat exchanger side toward the low-pressure side heat exchanger side, and provided in the joint part, the refrigerant flow A valve body (131) for adjusting the opening degree of the passage; a diaphragm case (134) disposed between the joint portion and the hole forming portion (11) forming the hole portion of the cover member; An expansion valve (30) having a diaphragm (133) housed in the diaphragm case and displaced based on the heating degree of the refrigerant flowing out from the low-pressure side heat exchanger to drive the valve body;
A first packing member formed so as to surround the joint portion and the diaphragm case, sealing between the hole forming portion and the housing, and sealing between the hole forming portion and the diaphragm case ( 50), a waterproof structure for a vehicle,
The cover member includes a diaphragm cover part (140) formed so as to cover the diaphragm case from the outside of the passenger compartment.
これにより、エンジンルーム側からダイヤフラムケース側に車室外側から水が侵入してきても、ダイヤフラムカバー部がダイヤフラムケースの周囲に侵入することを防ぐことができる。したがって、エンジンルーム側からの水がダイヤフラムケースの周囲を通過して車室内に侵入することを防ぐことができる。 Thereby, even if water invades from the vehicle compartment outside to the diaphragm case side from the engine room side, the diaphragm cover portion can be prevented from entering the periphery of the diaphragm case. Accordingly, it is possible to prevent water from the engine room side from entering the vehicle compartment through the periphery of the diaphragm case.
請求項2に係る発明では、前記ダイヤフラムカバー部は、前記ジョイント部のうち前記ダイヤフラムケース側端部(31a)を前記車室外側から覆うように形成されていることを特徴とする。 The invention according to claim 2 is characterized in that the diaphragm cover portion is formed so as to cover the diaphragm case side end portion (31a) of the joint portion from the outside of the passenger compartment.
これにより、ダイヤフラムカバー部がダイヤフラムケースの周囲に侵入することをより、確実に防ぐことができる。 Thereby, it can prevent more reliably that a diaphragm cover part penetrate | invades into the circumference | surroundings of a diaphragm case.
請求項3に係る発明では、前記ダイヤフラムカバー部と、前記ジョイント部と、前記ダイヤフラムケースとの間に配置され、前記ダイヤフラムカバー部と、前記ジョイント部と、前記ダイヤフラムケースとの間を密閉する第2のパッキン部材(51)を備えることを特徴とする。 In the invention which concerns on Claim 3, it arrange | positions between the said diaphragm cover part, the said joint part, and the said diaphragm case, and seals between the said diaphragm cover part, the said joint part, and the said diaphragm case. Two packing members (51) are provided.
これにより、ダイヤフラムカバー部がダイヤフラムケースの周囲に侵入することをより、確実に防ぐことができる。 Thereby, it can prevent more reliably that a diaphragm cover part penetrate | invades into the circumference | surroundings of a diaphragm case.
なお、この欄および特許請求の範囲で記載した各手段の括弧内の符号は、後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示すものである。 In addition, the code | symbol in the bracket | parenthesis of each means described in this column and the claim shows the correspondence with the specific means as described in embodiment mentioned later.
(第1実施形態)
図1、図2は本発明の防水構造の第1実施形態を示すものである。図1は、第1実施形態の防水構造を車両幅方向から視た図であり、図2は、防水構造をエンジンルーム側から視た図である。
(First embodiment)
1 and 2 show a first embodiment of the waterproof structure of the present invention. FIG. 1 is a view of the waterproof structure of the first embodiment viewed from the vehicle width direction, and FIG. 2 is a view of the waterproof structure viewed from the engine room side.
カバー部材10は、ファイアーウォール20の貫通穴21内に配置されており、カバー部材10は、ファイアーウォール20により支持されている。ファイアーウォール20は、車室内とエンジンルーム(車室外)との間を仕切る仕切壁である。カバー部材10は、貫通穴12を形成する穴形成部11を構成する。貫通穴12は、車室内側とエンジンルーム側との間を貫通している。
The
貫通穴12内には、膨張弁30が配置されている。膨張弁30は、ハウジング31とフランジ部32、33とから構成されている。ハウジング31は、フランジ部32、33に対してボルト55a、55b、55cによって固定されている(図1中1つのボルト55aを示す)。
An
ハウジング31、およびフランジ部32、33は、それぞれ、アルミニュウム等の金属からなる部材であって、ジョイント部を構成している。
The
ハウジング31にはその内部に貫通孔25と貫通孔26とが加工して成形されている。
The
貫通孔26は、車室内側とエンジンルーム内側にそれぞれ開口している。貫通孔26の一端部には冷媒配管15の径拡大部15bが挿入されている。貫通孔26の他端部には冷媒配管28の径拡大部28bが挿入されている。
The through
貫通孔26は、低圧側の冷媒流路を構成している。冷媒配管15は、圧縮機200の冷媒入口に接続されている。圧縮機200は、冷凍サイクル装置を構成して、冷媒を圧縮して凝縮器(高圧側熱交換器)210に吐出する。冷媒配管28は冷却用熱交換器220の冷媒出口に接続されている。冷却用熱交換器220は、車室内側に配置されて、冷媒の蒸発により車室内空気を冷却する低圧側熱交換器である。
The through
貫通孔25は、車室内側とエンジンルーム内側にそれぞれ開口している。貫通孔25の一端部には冷媒配管14の径拡大部14bが挿入されている。貫通孔25の他端部には冷媒配管27の径拡大部27bが挿入されている。
The through
ここで、貫通孔25は、高圧側の冷媒流路を構成している。冷媒配管14は、凝縮器210の冷媒出口に接続されている。凝縮器210は、エンジンルーム内に配置され、冷媒を外気により冷却する熱交換器である。冷媒配管27は冷却用熱交換器220の冷媒入口に接続されている。
Here, the through-
貫通孔26にはアルミニウム等の熱伝導の良好な金属からなる感温棒(ヒートステム)129が貫通するように配置され、この感温棒129の下端には球状の弁体131が当接するように配置されている。
A temperature sensing rod (heat stem) 129 made of a metal having good thermal conductivity such as aluminum is disposed in the through
貫通孔25の途中の屈曲部に絞り通路132が形成され、この絞り通路132の開度を球状の弁体131により調整するようになっている。すなわち、弁体131が冷媒流路の開度を調整する。絞り通路132は、冷媒配管14側からの高圧液冷媒を低温低圧の気液2相状態に減圧するようになっている。
A
感温棒129の上端側は薄膜状のダイヤフラム133と当接し、このダイヤフラム133により弁体131は開弁方向(図1の下方)に付勢される。
The upper end side of the
ダイヤフラム133は、ハウジング31の上側に配置されている。ダイヤフラム133は、円板状に形成されており、ダイヤフラム133は、カバー部材10の穴形成部11とハウジング31との間に位置する。
The
ダイヤフラム133は、円板状のダイヤフラムケース134内に配置され、ダイヤフラムケース134内の空間を上側の第1圧力室135と下側の第2圧力室136とに仕切っている。
The
ダイヤフラムケース134は、比較的薄肉の金属板を所定形状にプレス成形した第1、第2ダイヤフラムケース134a、134bからなり、ダイヤフラム133の外周面を挟み込んだ状態で、第1、第2ダイヤフラムケース134a、134bが、かしめにより一体化されている。
The
また、第2ダイヤフラムケース134bをハウジング10の一端に螺合することにより、ダイヤフラムケース134全体をハウジング10に一体的に組み付けている。
Further, the
ダイヤフラム133と第1ダイヤフラムケース134aとにより形成された第1圧力室135内には、冷凍サイクルが運転される条件下でほぼ飽和蒸気の状態となる冷媒が封入されている。
The
従って、冷却用熱交換器220を出た冷媒、すなわち、貫通孔26を通過するガス冷媒の温度変動(過熱度変動)が感温棒129を伝わって第1圧力室135内の冷媒に伝わることにより、第1圧力室135内の圧力が変化する。
Therefore, the temperature fluctuation (superheat degree fluctuation) of the refrigerant exiting the
一方、ダイヤフラム133と第2ダイヤフラムケース134bとにより形成された第2圧力室136は、感温棒129とハウジング31との間に形成される空間137を通して第2貫通孔26に常時連通して、この第2圧力室136内は貫通孔26と同一圧力になっている。
On the other hand, the
貫通孔25内には弁体131を閉弁方向に付勢するコイルばね(ばね手段)138が配置されており、このコイルばね138の一端部は支持台座139を介して弁体131にばね力を作用させる。コイルばね138の他端部は金属プラグ40により支持されており、この金属プラグ40はハウジング31のねじ穴に位置調整可能に固定され、金属プラグ40の位置調整によりコイルばね38の取付荷重を調整できる。
A coil spring (spring means) 138 for urging the
このような構成によって、第1、第2圧力室135、136の圧力差によるダイヤフラム133の変位と、コイルばね138の力とのバランスで弁体131が駆動されて、絞り通路132の開口面積(弁開度)が最適となるように制御される。
With this configuration, the
フランジ部32は、ハウジング31に対してエンジンルーム側(車室外側)に配置されている。フランジ部32には、貫通孔32a、32bが設けられている。
The
フランジ部32の貫通孔32aには、冷媒配管15が貫通している。貫通孔32aの開口面積は、冷媒配管15の径拡大部15bの断面積(すなわち、冷媒配管15の長手方向に対する直交方向の断面積)より大きい。これにより、フランジ部32は、冷媒配管15が貫通孔26から抜けることを止めている。
The
フランジ部32の貫通孔32bには、冷媒配管14が貫通している。貫通孔32bの開口面積は、冷媒配管14の径拡大部15bの断面積(すなわち、冷媒配管14の長手方向に対する直交方向の断面積)より大きい。これにより、フランジ部32は、冷媒配管14が貫通孔25から抜けることを止めている。
The
ここで、冷媒配管14の径拡大部14bには、Oリング14aが装着されている。Oリング14aは、ハウジング31のうち貫通孔25を形成する孔形成部と径拡大部14bとの間を密閉して、冷媒が貫通孔25から洩れることを防止するシール部材である。
Here, an O-
冷媒配管15の径拡大部15bには、Oリング15aが装着されている。Oリング15aは、ハウジング31のうち貫通孔26を形成する孔形成部と径拡大部15bとの間を密閉して、冷媒が貫通孔26から洩れることを防止するシール部材である。
An O-
フランジ部33は、ハウジング31に対して車室内側に配置されている。フランジ部33には、貫通孔33a、33bが設けられている。
The
フランジ部33の貫通孔33aには、冷媒配管28が貫通している。貫通孔33aの開口面積は、冷媒配管28の径拡大部28bの断面積(冷媒配管28の長手方向に対する直交方向の断面積)より大きい。これにより、フランジ部33は、冷媒配管28が貫通孔26から抜けることを止めている。
The
フランジ部33の貫通孔33bには、冷媒配管27が貫通している。貫通孔33bの開口面積は、冷媒配管27の径拡大部27bの断面積(冷媒配管27の長手方向に対する直交方向の断面積)より大きい。これにより、フランジ部33は、冷媒配管27が貫通孔25から抜けることを止めている。
The
ここで、冷媒配管28の径拡大部28bには、Oリング28aが装着されている。Oリング28aは、ハウジング31のうち貫通孔26を形成する孔形成部と径拡大部28bとの間を密閉して、冷媒が貫通孔26から洩れることを防止するシール部材である。
Here, an O-
冷媒配管27の径拡大部27bには、Oリング27aが装着されている。Oリング27aは、ハウジング31のうち貫通孔25を形成する孔形成部と径拡大部27bとの間を密閉して、冷媒が貫通孔25から洩れることを防止するシール部材である。
An O-
第1のパッキン部材50は、発泡ウレタン等の弾性材料からなる帯状部材であって、ハウジング31、フランジ部33、およびダイヤフラムケース134の周囲を囲むように形成されている。第1のパッキン部材50は、膨張弁30と穴形成部11との間で弾性変形により圧縮して密閉している。
The
具体的には、第1のパッキン部材50は、穴形成部11とハウジング31との間を密閉するとともに、穴形成部11とダイヤフラムケース134とを密閉している。さらに、第1のパッキン部材50は、穴形成部11とフランジ部33との間で密閉している。第1のパッキン部材50は、フランジ部33より車室内側に突出している。
Specifically, the
また、カバー部材10には、ダイヤフラムケース134(すなわち、ダイヤフラム133)をエンジンルーム側から覆うように形成されるダイヤフラムカバー部140を備える。ダイヤフラムカバー部140は、ハウジング31のうちダイヤフラムケース133側の端部31aよりダイヤフラム133側に位置する。ダイヤフラムカバー部140は、ハウジング31のうちダイヤフラムケース133側の端部31aとの間に隙間Sを形成している。
Further, the
以上説明した本実施形態によれば、ダイヤフラムカバー部140は、ダイヤフラムケース134(すなわち、ダイヤフラム133)をエンジンルーム側から覆うように形成されている。このため、エンジンルーム側から水がダイヤフラムケース134の周囲に侵入することを防ぐことができる。
According to the present embodiment described above, the
したがって、ダイヤフラムケース134とパッキン材との間に隙間が形成されている場合でも、エンジンルーム側からダイヤフラムケース134の周囲を通過して車室内に侵入することを防ぐことができる。
Therefore, even when a gap is formed between the
(他の実施形態)
上述の実施形態では、ダイヤフラムカバー部140をハウジング31のうちダイヤフラムケース133側端部31aよりダイヤフラム133側に位置するように形成した例について説明したが、これに限らず、図3に示すように、ダイヤフラムカバー部140をハウジング31のうちダイヤフラムケース133側の端部31aをエンジンルーム側から覆うように形成してもよい。
(Other embodiments)
In the above-described embodiment, the example in which the
これにより、エンジンルーム側から水が飛んできても、エンジンルーム側からダイヤフラムケース134の周囲を通過して車室内側に侵入することを防ぐことができる。
Thereby, even if water flies from the engine room side, it can be prevented from passing through the periphery of the
なお、図3において、図1と同一符号は同一のものを示し、その説明を省略する。 In FIG. 3, the same reference numerals as those in FIG.
上述の実施形態では、ダイヤフラムカバー部140は、ハウジング31のうちダイヤフラムケース133側の端部31aとの間に隙間Sを形成した例を示したが、これに限らず、図4に示すように、ダイヤフラムカバー部140とハウジング31との間に第2のパッキン部材51を配置しても良い。
In the above-described embodiment, the
ここで、第2のパッキン部材51は、発泡ウレタン等の弾性材料からなるものである。第2のパッキン部材51は、ダイヤフラムケース133と、ダイヤフラムカバー部140と、ハウジング31との間で、弾性変形により圧縮している。
Here, the
これにより、第2のパッキン部材51は、ダイヤフラムカバー部140と、ダイヤフラムケース133と、ハウジング31との間を密閉する。
Thereby, the
これにより、ダイヤフラムカバー部140と、ダイヤフラムケース133と、ハウジング31との間に隙間Sが無くなるので、カバー部材10と膨張弁との間の防水性を向上することができる。また、図3において、第2のパッキン部材51を配置してもよい。
Thereby, since the clearance gap S is eliminated among the
上述の実施形態では、ダイヤフラムケース134をハウジング31の上側に配置した例を示したが、これに限らず、ダイヤフラムケース134を、カバー部材10の孔形成部11とハウジング31との間であれば、ハウジング31の上側以外の位置に配置してもよい。
In the above-described embodiment, the example in which the
10 カバー部材
14 冷媒配管
15 冷媒配管
20 ファイアーウォール
26 貫通孔(冷媒流路)
25 貫通孔(冷媒流路)
30 膨張弁
31 ハウジング
131 弁体
133 ダイヤフラム
134 ダイヤフラムケース
200 圧縮機
210 凝縮器(高圧側熱交換器)
220 冷却用熱交換器(低圧側熱交換器)
DESCRIPTION OF
25 Through hole (refrigerant flow path)
30
220 Heat exchanger for cooling (low pressure side heat exchanger)
Claims (3)
前記カバー部材の孔部内に配置され、車室外の高圧側熱交換器(210)側の冷媒配管と車室内の低圧側熱交換器(220)側の冷媒配管とがそれぞれ接続されることにより前記高圧側熱交換器側から前記低圧側熱交換器側に向かって冷媒を流す冷媒流路(25)を構成するジョイント部(31、32、33)と、前記ジョイント部内に設けられ、前記冷媒流路の開度を調整する弁体(131)と、前記カバー部材のうち前記孔部を形成する孔形成部(11)と前記ジョイント部との間に配置されているダイヤフラムケース(134)と、前記ダイヤフラムケースに収納され、前記低圧側熱交換器から流出する冷媒の加熱度に基づいて変位して前記弁体を駆動するダイヤフラム(133)と、を有する膨張弁(30)と、
前記ジョイント部と前記ダイヤフラムケースとを囲むように形成され、前記孔形成部と前記ハウジングとの間を密閉し、かつ前記孔形成部と前記ダイヤフラムケースとの間を密閉する第1のパッキン部材(50)と、を備える車両用防水構造であって、
前記カバー部材は、前記ダイヤフラムケースを前記車室外側から覆うように形成されるダイヤフラムカバー部(140)を備えることを特徴とする車両用防水構造。 A cover member (10) that is disposed in a through hole (21) of a partition wall (20) that partitions the interior of the vehicle interior and the exterior of the vehicle interior and has a hole (12) that penetrates between the interior of the vehicle interior and the exterior of the interior of the vehicle interior. )When,
The refrigerant pipe disposed in the hole of the cover member and connected to the refrigerant pipe on the high-pressure side heat exchanger (210) side outside the passenger compartment and the refrigerant pipe on the low-pressure side heat exchanger (220) side inside the passenger compartment are connected to each other. A joint part (31, 32, 33) constituting a refrigerant flow path (25) for flowing the refrigerant from the high-pressure side heat exchanger side toward the low-pressure side heat exchanger side, and provided in the joint part, the refrigerant flow A valve body (131) for adjusting the opening degree of the passage; a diaphragm case (134) disposed between the joint portion and the hole forming portion (11) forming the hole portion of the cover member; An expansion valve (30) having a diaphragm (133) housed in the diaphragm case and displaced based on the heating degree of the refrigerant flowing out from the low-pressure side heat exchanger to drive the valve body;
A first packing member formed so as to surround the joint portion and the diaphragm case, sealing between the hole forming portion and the housing, and sealing between the hole forming portion and the diaphragm case ( 50), a waterproof structure for a vehicle,
The vehicle waterproof structure according to claim 1, wherein the cover member includes a diaphragm cover part (140) formed so as to cover the diaphragm case from the outside of the passenger compartment.
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