JP2009216508A - 微生物バリア - Google Patents

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Abstract

【課題】地層処分場のオーバーパックが将来破損するとほぼ同時に微生物のバリアが形成できる微生物バリアを提供する。
【解決手段】密閉容器1内に微生物3または微生物にとっての栄養源2の少なくともいずれか一方を収納してカプセル4とし、放射性廃棄物の地層処分場に、上記カプセル4を設け、そのカプセル4の密閉容器1を、放射性廃棄物を収納するオーバーパック5に課せられると想定される外圧値に耐えられる強度として、オーバーパック5が破損するときにほぼ同時に破損するようにしたものである。
【選択図】図5

Description

本発明は、放射性廃棄物を地下数百mの岩盤内に貯蔵(処分)する地層処分場に適用する微生物バリアに関するものである。
使用済み核燃料は、ウランとプルトニウムを回収したのちの放射性廃液をガラス固化体としてステンレス製のキャニスタに収容し、これを貯蔵施設で30〜50年間冷却したのち、その放射性廃棄物を地層処分する。
現在の我が国における放射性廃棄物の地層処分場の構想では、地下数百mの岩盤内に、放射性廃棄物(ガラス固化体)を金属製容器(オーバーパック)に収納して設置し、その周囲に止水性に優れたベントナイト系の緩衝材を締め固めるものである。
放射性核種は、このような人工バリアで閉じ込められ、さらに数万年後の将来、人工バリアが破損しても周囲の岩盤(天然バリア)で放射性核種の移行が遅延されるという多重バリア構造となっている。
現在、天然バリアには放射性核種を岩石に収着させる機能があるとされているが、より安全性を高めるためにはそれ以上の機能を持たせたい。しかしながら、なかなか有効な方法が提案されてこなかった。
ところで、微生物には、放射性核種を還元して沈殿させたり、放射性核種を細胞に収着させたりして移行を遅延させる作用がある(非特許文献2)。
よって、数万年後の将来の人工バリアの破損後の時期に、微生物を急速に繁殖させて、バリアの破損で漏洩してきた放射性核種を微生物によって還元したり細胞に収着させたりして、移行を遅延することは、理論上、可能である。
事実、土壌浄化の分野では、高分子吸水性樹脂からなる層状物と微生物学的分解材料を一体化したものを汚染土壌に接して配置して汚染地下水の拡散防止および浄化を行う提案(特許文献1)、汚染物質を分解する微生物または微生物を活性化する栄養剤の少なくともいずれかを混合した土砂材料を汚染物質の存在範囲の下流側に埋め戻す提案(特許文献2)がなされている。
特許第3491949号公報 特開2005−349342号公報 特開2006−275727号公報 梅木・木村(2004) 連載講座 放射性廃棄物の処分 第4回 地層処分システムの安全評価.日本原子力学会誌 Vol.46,No.1,pp.38-51. 大貫(2002)地層処分における微生物の影響−研究の現状と今後の課題−.原子力バックエンド研究 Vol.9 No.1 pp.35-42. Haldeman et al.(1993) Characterization of the microbiology within 21 m3 section of rock form the deep subsurface. Microb. Ecol. Vol.26 pp.145-159. 核燃料サイクル開発機構(1999) わが国における高レベル放射性廃棄物地層処分の技術的信頼性−地層処分研究開発第2次取りまとめ−分冊2 地層処分の工学技術,JNC TN1400 99-022.
しかし、土壌浄化の技術をそのまま地層処分に応用することは難しい。
まず、地層処分場全体を囲むように掘削してこれらの対策を施すのは大変費用がかかる。
たしかに特許文献1や2の提案を、特許文献3に提案されるように、緩衝材の周りに生分解プラスチックのシートを埋設して使用すれば、コストの問題は解決するようにみえる。しかし、そのとき、微生物は放射性廃棄物埋設後すぐに繁殖してしまう。すると、オーバーパックの微生物腐食などの微生物による悪影響が現れる可能性が高いので好ましくない。
そこで、本発明の目的は、上記課題を解決し、地層処分場のオーバーパックが将来破損するとほぼ同時に微生物のバリアが形成できる微生物バリアを提供することにある。
上記目的を達成するために請求項1の発明は、密閉容器内に微生物または微生物にとっての栄養源の少なくともいずれか一方を収納してカプセルとし、放射性廃棄物の地層処分場に、上記カプセルを設け、そのカプセルの密閉容器を、放射性廃棄物を収納するオーバーパックに課せられると想定される外圧値に耐えられる強度として、オーバーパックが破損するときにほぼ同時に破損するようにしたことを特徴とする微生物バリアである。
請求項2の発明は、上記密閉容器には、有機物、鉄化合物、窒素化合物、リン化合物、カリウム化合物、硫黄化合物および微生物のうちの二つ以上が収納される請求項1記載の微生物バリアである。
請求項3の発明は、上記密閉容器内に仕切りを設け、その一つには少なくとも有機物などの電子供与体を、別の一つには少なくとも3価鉄化合物などの電子受容体を収納する請求項2記載の微生物バリアである。
請求項4の発明は、上記密閉容器内を三つに仕切り、その一つには少なくとも有機物などの電子供与体を、別の一つには少なくとも3価鉄化合物などの電子受容体を、さらに別の一つには微生物を収納する請求項2記載の微生物バリアである。
請求項5の発明は、上記密閉容器は、放射性廃棄物を収納するオーバーパックに課せられると想定される外圧値(max.10.7MPa)に耐えられる強度とし、将来オーバーパックが破損したときに破損して、収納した栄養源が拡散し、地層処分場の周囲を、微生物が繁殖して放射性核種を収着する条件に変化させる請求項1〜4のいずれかに記載の微生物バリアである。
請求項6の発明は、オーバーパックが埋設される処分坑道に、そのオーバーパックに代えてカプセルを埋設した請求項1〜5のいずれかに記載の微生物バリアである。
請求項7の発明は、地下処分場のオーバーパックが埋設される処分坑道の周りに形成された主要坑道に沿ってカプセルを設けた請求項1〜5のいずれかに記載の微生物バリアである。
本発明によれば、将来の人工バリア破損後の時期に、天然バリアで従来言われてきた物理化学的な核種移行遅延機能に加え、微生物学的にも放射性核種移行を遅延する技術が提供できる。
以下、本発明の好適な一実施の形態を添付図面に基づいて詳述する。
図1に本発明の一実施の形態を示す。
密閉容器1は、丈夫な金属またはプラスチック製で、オーバーパックに課せられると想定される外圧値(max.10.7MPa)に耐えられる程度の強度とする。オーバーパックの強度は、非特許文献4によれば、外圧値6.8〜10.7MPaに耐えられるものとされている。
この密閉容器1には、微生物にとっての栄養源2を収納して封じてカプセル4とする。
微生物にとっての栄養源2は、地下環境に微生物に利用される形態での存在量が少ないもの、すなわち、リン酸カリウム、硫酸アンモニウムなどを選定する。
図2に、本発明におけるカプセル4の他の実施の形態を示したものである。
密閉容器1には栄養源2のほか、芽胞など死滅しにくい状態の微生物3を収納して封じてカプセル4とする。
微生物3は、嫌気的条件でも繁殖できる硝酸還元菌、マンガン還元菌、鉄還元菌、硫酸還元菌などから、プルトニウムなど放射性核種を還元、収着できることが確認された種類を選抜することが望ましい。
図3はカプセル4の他の実施の形態を示したものである。
密閉容器1の内部は、仕切板1aにて二つに仕切られ、一つには有機物などの電子供与体21を、もう一つには3価鉄化合物など電子受容体22を収納して、カプセル4とする。
図4は、密閉容器1の内部を仕切板1a、1bにて三つに仕切ったカプセル4の例で、各々には、有機物などの電子供与体21、3価鉄化合物など電子受容体22、鉄還元細菌などの微生物3を収納する。
この図1〜4に示したカプセル4を、後述するが、放射性破棄物の地層処分場にオーバーパックと共に埋設することで、人工バリアが健全な時期には微生物の繁殖は起きず、将来の人工バリアが破損する時期に微生物を繁殖させることが可能となる。
ここで、微生物としては、芽胞など長期的に死滅しない形の微生物、および有機物、鉄、窒素、リン、カリウム、硫黄化合物など微生物にとっての栄養源を、密閉型のカプセル4に収納して処分場周囲に埋設する。
これにより、埋設直後は微生物は繁殖しないが、長期間経過後にはカプセル4の劣化などによりカプセル4がオーバーパックとほぼ同時に破損して、微生物が繁殖するようにする。
カプセルに収納する鉄、窒素、リン、カリウム、硫黄化合物などは長期的にも安定であり、有機物も乾燥しておけば安定である。
また岩盤内にも微生物が生存しているデータが報告されていること(例えば非特許文献3)から、微生物も数万年といった地質学的年代を生き残れる可能性がある。
微生物が繁殖すれば、地下水の流れに乗って、岩盤内の空隙や割れ目に流入し、そこでさらに繁殖し、空隙や割れ目を充填し、流れてくる放射性核種を収着・固定して、核種移行を遅延させることが期待できる。
次に、このカプセルを放射性廃棄物の地層処分場に設置する例を述べる。
図5(a)は、地層処分場の平断面図で、図5(b)は、その正断面図を示したものである。
日本では、図5(a)に示すように、放射性廃棄物処分場は、数百mの地下の岩盤9に処分坑道7を設け、その処分坑道7に、図5(b)に示すように、放射性廃棄物を収納した金属容器すなわちオーバーパック5をベントナイト系の緩衝材6に包まれた形で埋設することが検討されている。
図5(a)、図5(b)では、処分坑道7から下方に掘削して一定間隔でオーバーパック5を縦方向に設置していく案であるが、処分坑道7に直接横方向に設置する案もある。いずれにしても、これらの処分坑道7の周囲をめぐる形で、岩盤9に主要坑道8が設置される。
また連絡坑道10は、地上等から主要坑道8への連絡通路となる(非特許文献4)。
本発明では、オーバーパック5のうち周辺部などに位置するものをカプセル4とし、その中には放射性廃棄物の代わりに図1〜4のような栄養源2、微生物3などを収納する。あるいは、これらと放射性廃棄物とを共存させる。これにより、オーバーパック5が破損する時期に略合わせて、カプセル4も破損する。
図示の例ではカプセル4は、縦横に埋設されたオーバーパック5の四隅に埋設し、そのカプセル4をベントナイトなどの緩衝材6に包んだ形で埋設する例を示したが、処分坑道7の下方の岩盤9に直接カプセル4を埋設するようにしてもよい。
図6は、カプセル4の別の埋設例を示したものである。
図5の実施の形態においては、オーバーパック5に代えてカプセル4を埋設する例で説明したが、本形態においては、主要坑道8内に沿って、カプセル収容管11をはりめぐらし、そのカプセル収納管11にカプセル4を収容したものである。
すなわち、主要坑道8内の上部にカプセル収容管11をはりめぐらせ、図6(c)に示すように、カプセル収納管11内に適宜間隔で、図1〜4で説明したカプセル4を収容するようにしたものである。
このカプセル収納管11は、オーバーパック5に課せられると想定される外圧値(max.10.7MPa)に耐えられる強度とし、オーバーパック5と略同じ時期に破損し、またカプセル4の密閉容器1も同時に破損するようにする。
この形態においては、カプセル収納管11にカプセル4を収納するため、処分坑道7にカプセルを埋設するのに対して、オーバーパック5を他の用途に使うことによるコストアップを避けられる。
図7は、さらに他の埋設例を示したものである。
図6の実施の形態の形態においては、主要坑道8内に沿って、カプセル収容管11をはりめぐらす例を説明したが、本実施の形態においては、カプセル収納管11の代わりに、カプセルとなる長い管状カプセル41をはりめぐらすようにし、その管状カプセル41内に栄養源や微生物や有機物などの電子供与体21、3価鉄化合物など電子受容体22を適当な間隔で収納したものである。
この管状カプセル41は、図1〜4で説明したカプセル4と同じく、オーバーパック5に課せられると想定される外圧値(max.10.7MPa)に耐えられる強度する。
この実施の形態においては、主要坑道8内に沿って管状カプセル41を設け、その管状カプセル41内に微生物や栄養源、電子供与体21や電子受容体22を適当な間隔で収納するため、図6の形態と同様に、処分坑道7にカプセルを埋設するのに対して、オーバーパック5を他の用途に使うことによるコストアップを避けられる。
以上において、数万年の将来、カプセル4、41が破断すると、図1および図2の場合は、栄養源3が周囲に放出され、微生物が繁殖しやすい環境となる。図3および図4の場合は栄養源のほか有機物などの電子供与体21、3価鉄化合物などの電子受容体22も周囲に放出されるので、微生物は一層繁殖しやすい。
後者の例では、例えば
CHCOONa+2HO+8Fe3+ → 2CO+8Fe2++Na+7H ・・・(1)
の反応で、鉄還元細菌が有機物(CHCOONa)を酸化して繁殖する。
微生物は、カプセル4、41内に収納しておいてもよいし、岩盤9内に存在する天然の微生物を用いてもよい。
岩盤9内に存在する微生物を用いた反応の例を図8に示す。
カプセル4が破断した場合、有機物などの電子供与体21、3価鉄化合物などの電子受容体22および他の栄養源3が周囲に放出され、岩盤内の微生物31と接触して、図示の点線で囲った部分19では、例えば上記式(1)のような反応が起きて、鉄還元細菌が繁殖する。
微生物が繁殖すれば、地下水の流れに乗って、岩盤内の空隙や割れ目に流入し、そこでさらに繁殖し、空隙や割れ目を充填し、流れてくる放射性核種を収着・固定して、核種移行を遅延させる微生物バリアとしての機能が期待できる。
本発明の一実施の形態を示す図である。 本発明の他の実施の形態を示す図である。 本発明の他の実施の形態を示す図である。 本発明の他の実施の形態を示す図である。 本発明において、放射性廃棄物の地層処分場にカプセルを埋設する例を示す図である。 本発明において、放射性廃棄物の地層処分場にカプセルを埋設する他の例を示す図である。 本発明において、放射性廃棄物の地層処分場にカプセルを埋設する他の例を示す図である。 本発明において、カプセル破断後の微生物反応の例を説明する図である。
符号の説明
1 密閉容器
2 栄養源
3 微生物
4 カプセル
5 オーバーパック

Claims (7)

  1. 密閉容器内に微生物または微生物にとっての栄養源の少なくともいずれか一方を収納してカプセルとし、放射性廃棄物の地層処分場に、上記カプセルを設け、そのカプセルの密閉容器を、放射性廃棄物を収納するオーバーパックに課せられると想定される外圧値に耐えられる強度として、オーバーパックが破損するときにほぼ同時に破損するようにしたことを特徴とする微生物バリア。
  2. 上記密閉容器には、有機物、鉄化合物、窒素化合物、リン化合物、カリウム化合物、硫黄化合物および微生物のうちの二つ以上が収納される請求項1記載の微生物バリア。
  3. 上記密閉容器内に仕切りを設け、その一つには少なくとも有機物などの電子供与体を、別の一つには少なくとも3価鉄化合物などの電子受容体を収納する請求項2記載の微生物バリア。
  4. 上記密閉容器内を三つに仕切り、その一つには少なくとも有機物などの電子供与体を、別の一つには少なくとも3価鉄化合物などの電子受容体を、さらに別の一つには微生物を収納する請求項2記載の微生物バリア。
  5. 上記密閉容器は、放射性廃棄物を収納するオーバーパックに課せられると想定される外圧値(max.10.7MPa)に耐えられる強度とし、将来オーバーパックが破損したときに破損して、収納した栄養源が拡散し、地層処分場の周囲を、微生物が繁殖して放射性核種を収着する条件に変化させる請求項1〜4のいずれかに記載の微生物バリア。
  6. オーバーパックが埋設される処分坑道に、そのオーバーパックに代えてカプセルを埋設した請求項1〜5のいずれかに記載の微生物バリア。
  7. 地下処分場のオーバーパックが埋設される処分坑道の周りに形成された主要坑道に沿ってカプセルを設けた請求項1〜5のいずれかに記載の微生物バリア。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2020122220A (ja) * 2020-04-27 2020-08-13 公立大学法人大阪 放射性の白金族金属の回収方法

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