JP2009214227A - Door removal system - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、ドア取り外しシステムに関する。詳しくは、自動車のドアを取り外すドア取り外しシステムに関する。 The present invention relates to a door removal system. In detail, it is related with the door removal system which removes the door of a motor vehicle.
従来より、自動車の製造工程では、ボディにボルトでドアを仮固定しておき、この状態で塗装を行っている。その後、このボルトを取り外し、ドアを把持して搬送することで、ドアをボディから取り外し、ボディとドアとを別々のラインで組み立てる。
ここで、ドアをボディから取り外すラインでは、例えば、ボディの両側に位置しナットランナを備えた2台の第1ロボットと、ボディの両側に位置しドアを把持する2台の第2ロボットと、を備えるドア取り外し装置が用いられる(特許文献1参照)。このドア取り外し装置では、ドアを開いた状態で、第1ロボットのナットランナでボルト緩めてドアとボディとの連結を解除し、その後、第2ロボットでドアを把持して、ドアを搬送する。
Here, in the line for removing the door from the body, for example, two first robots that are provided on both sides of the body and have nut runners, and two second robots that are located on both sides of the body and grip the door, The door removal apparatus provided is used (refer patent document 1). In this door removing device, with the door opened, the bolts are loosened by the nut runner of the first robot to release the connection between the door and the body, and then the door is gripped by the second robot and conveyed.
しかしながら、実際には、ナットランナでボルトを緩めて連結を解除しても、このボルトを除去できていない場合がある。この場合、ドアを搬送しようとして、ドアをボディから引き離すと、ドアやボディを損傷させてしまう場合がある。 However, actually, even if the bolt is loosened with a nut runner to release the connection, the bolt may not be removed. In this case, if the door is pulled away from the body in an attempt to convey the door, the door or the body may be damaged.
本発明は、ドアをボディから取り外して搬送する際に、ドアやボディが損傷するのを防止できるドア取り外しシステムを提供することを目的とする。 An object of this invention is to provide the door removal system which can prevent that a door and a body are damaged when removing and conveying a door from a body.
本発明のドア取り外しシステム(例えば、後述のドア取り外しシステム1)は、自動車のボディ(例えば、後述のボディ10)にボルト(例えば、後述のボルト12)で固定されたドア(例えば、後述のドア11)を、当該ボディから取り外すドア取り外しシステムであって、前記ドアを把持しかつ略鉛直方向を旋回軸(例えば、後述の旋回軸213)として旋回可能なロボット(例えば、後述の双腕ロボット20)と、当該旋回軸に作用するトルクを検出するトルク検出手段(例えば、後述のトルクセンサ214)と、前記ロボットを制御する制御手段(例えば、後述の制御装置40)と、を備え、前記制御手段は、前記ロボットにより前記ドアを把持した状態で、当該ロボットを前記旋回軸で旋回させる際、前記トルク検出手段により前記旋回軸に作用するトルクを検出し、当該検出したトルクが所定値以上である場合には、前記ロボットの旋回を停止することを特徴とする。
A door removal system (for example, a
この発明によれば、ロボットによりドアを把持した状態で、このロボットを旋回軸で旋回させる際、トルク検出手段によりロボットの旋回軸に作用するトルクを検出する。この検出したトルクが所定値以上である場合、ボルトが除去されておらず、ドアがボディに引っ掛かった状態である。
そこで、この発明によれば、この検出したトルクが所定値以上である場合には、ロボットの旋回を停止して、ドアの搬送を停止する。よって、ドアをボディから取り外して搬送する際、ドアやボディが損傷するのを防止できる。
According to the present invention, when the robot is turned on the turning axis while the door is gripped by the robot, the torque acting on the turning axis of the robot is detected by the torque detecting means. When the detected torque is equal to or greater than a predetermined value, the bolt is not removed and the door is caught on the body.
Therefore, according to the present invention, when the detected torque is equal to or greater than a predetermined value, the turning of the robot is stopped and the conveyance of the door is stopped. Therefore, when the door is removed from the body and transported, the door and the body can be prevented from being damaged.
本発明によれば、トルク検出手段によりロボットの旋回軸に作用するトルクを検出し、検出したトルクが所定値以上である場合には、ロボットの旋回を停止して、ドアの搬送を停止する。よって、ドアをボディから取り外して搬送する際、ドアやボディが損傷するのを防止できる。 According to the present invention, the torque acting on the turning axis of the robot is detected by the torque detection means, and when the detected torque is equal to or greater than a predetermined value, the turning of the robot is stopped and the conveyance of the door is stopped. Therefore, when the door is removed from the body and transported, the door and the body can be prevented from being damaged.
以下、本発明の一実施形態を図面に基づいて説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係るドア取り外しシステム1の斜視図である。
ドア取り外しシステム1は、自動車のボディ10にボルト12で仮固定されたドア11を、このボディ10から取り外すものである。このドア取り外しシステム1は、ドア11を上下から挟持する双腕ロボット20と、ボルト12を取り外す単腕ロボット30と、これらを制御する制御手段としての制御装置40(図3参照)と、を備える。
Hereinafter, an embodiment of the present invention will be described with reference to the drawings.
FIG. 1 is a perspective view of a
The
自動車のボディ10には、上下一対のヒンジ部材13、14を介して、ドア11が取り付けられる。
一対のヒンジ部材13、14は、それぞれ、ボディ10に固定されるとともに、1本のボルト12でドア11の長さ方向一端側の端面に仮固定されている。
このドア11は、インナパネル15とアウタパネル16とを接合して形成される。
インナパネル15は、略平板矩形状のパネル本体151と、このパネル本体151の上端に設けられた略コの字形状のフレーム部152と、を備える。フレーム部152とパネル本体151の上辺とで囲まれた領域は、図示しない窓ガラスが露出する開口となっている。
アウタパネル16は、インナパネル15のパネル本体151の外側に取り付けられる。アウタパネル16の上辺とインナパネル15のパネル本体151の上辺との間には、窓ガラスを収容するための隙間が形成されている。
A
Each of the pair of
The
The
The
双腕ロボット20は、ロボット本体21と、このロボット本体21を挟んで設けられた第1マニピュレータ22Aおよび第2マニピュレータ22Bと、を備える。
マニピュレータ22A、22Bは、7軸であり、ロボット本体21に軸支されるアーム23A、23Bと、これらアーム23A、23Bの先端フランジ面24A、24Bに軸支された第1把持治具50および第2把持治具60と、を備える。
The double-
The
ロボット本体21は、床面に対して所定方向にスライド可能なスライド部211と、このスライド部211に略鉛直方向を旋回軸213として旋回可能な旋回部212とを備える。
The
スライド部211は、自動車のボディ10の搬送方向すなわち図1中矢印A方向と、この自動車のボディ10の搬送方向に交差する方向すなわち図1中矢印B方向と、にスライド可能となっている。
このスライド部211には、この旋回軸213に作用するトルクを検出するトルク検出手段としてのトルクセンサ214が設けられている。トルクセンサ214は、具体的には、旋回軸213を駆動するモータの回転軸に作用するトルクを検出する。
The
The
旋回部212には、マニピュレータ22A、22Bに鉛直方向に作用する荷重を検出する荷重センサ215A、215Bが設けられている。
The
アーム23A、23Bは、ロボット本体21側から順に、第1腕部231、第2腕部232、第3腕部233、第4腕部234、第5腕部235、および、第6腕部236を備える。
The
第1腕部231は、略直線状に延出しており、ロボット本体21に軸支される。ロボット本体21は、略水平方向に延びる回転軸216を回転中心として、第1腕部231を回転させる。
アーム23Aの第1腕部231の回転軸216と、アーム23Bの第1腕部231の回転軸216とは、同一直線上に位置している。
上述の荷重センサ215A、215Bは、これら回転軸216を駆動するモータの回転軸に作用するトルクを検出する。
The
The
The
第2腕部232は、略直線状に延出しており、第1腕部231に軸支される。第1腕部231は、図示しない駆動機構により、第1腕部231の延出方向に交差する方向を回転中心として、第2腕部232を回転させる。これにより、第1腕部231の延出方向と第2腕部232の延出方向との成す角度が変化する。
第3腕部233は、略直線状に延出しており、第2腕部232に軸支される。第2腕部232は、図示しない駆動機構により、第2腕部232の延出方向を回転中心として、第3腕部233を回転させる。
The
The
第4腕部234は、略直線状に延出しており、第3腕部233に軸支される。第3腕部233は、図示しない駆動機構により、第3腕部233の延出方向に交差する方向を回転中心として、第4腕部234を回転させる。これにより、第3腕部233の延出方向と第4腕部234の延出方向との成す角度が変化する。
第5腕部235は、略直線状に延出しており、第4腕部234に軸支される。第4腕部234は、図示しない駆動機構により、第4腕部234の延出方向を回転中心として、第5腕部235を回転させる。
The
The
第6腕部236は、略直線状に延出しており、第5腕部235に軸支される。第5腕部235は、図示しない駆動機構により、第5腕部235の延出方向に交差する方向を回転中心として、第6腕部236を回転させる。これにより、第5腕部235の延出方向と第6腕部236の延出方向との成す角度が変化する。
The
第1把持治具50および第2把持治具60は、アーム23A、23Bの先端フランジ面24A、24Bで第6腕部236に軸支される。第6腕部236は、図示しない駆動機構により、第6腕部236の延出方向を回転中心として、第1把持治具50および第2把持治具60を回転させる。
The
図2(a)は、第1把持治具50の斜視図である。
第1把持治具50は、アーム23Aの先端フランジ面24Aに取り付けられた支持部51と、この支持部51に支持される略コの字形状の係止部52と、図示しないレーザ測定装置と、を備える。
FIG. 2A is a perspective view of the
The
係止部52は、アーム23Aの先端フランジ面24Aに取り付けられたフレーム53と、このフレーム53の表面に設けられたウレタン製の緩衝部54と、フレーム53に設けられて緩衝部54から突出するドア開けピン55と、を備える。
The
フレーム53は、略L字形状であり、先端フランジ面24Aに略平行に延出する板状の第1フレーム531と、この第1フレーム531の一端側に設けられて第1フレーム531に対して略直交方向に延出する板状の第2フレーム532と、を備える。
The
緩衝部54は、第1フレーム531の内側の表面に沿って設けられた第1緩衝部541と、第2フレーム532の内側の表面に沿って設けられた第2緩衝部542と、この第2緩衝部542の先端側に設けられて第1緩衝部541に対向するように延出する第3緩衝部543と、を備える。
ドア開けピン55は、第2フレーム532に設けられ、第2緩衝部542の表面から突出している。
The
The
図2(b)は、第2把持治具60の斜視図である。
第2把持治具60は、アーム23Bの先端フランジ面24Bに取り付けられた支持部61と、この支持部61の両端側に支持された互いに略平行な一対の略L字形状の係止部62と、を備える。
この係止部62は、それぞれ、第1把持治具50の係止部52と同様の構成であるが、ドア開けピンが設けられていない点が異なる。
FIG. 2B is a perspective view of the second
The second
Each of the locking
図1に戻って、単腕ロボット30は、ロボット本体31と、このロボット本体31に設けられた1本のマニピュレータ32と、を備える。
マニピュレータ32は、7軸であり、ロボット本体31に設けられたアーム33と、このアーム33の先端にナットランナ支持具70を介して支持されたナットランナ71と、を備える。
単腕ロボット30のロボット本体31およびアーム33は、双腕ロボット20のロボット本体31およびアーム23A、23Bと同様の構成であるが、単腕ロボット30のスライド部211は、図1中矢印A方向にのみスライド可能である点が、双腕ロボット20のスライド部211と異なる。
Returning to FIG. 1, the single-
The
The
図3は、制御装置40の概略構成を示すブロック図である。
制御装置40は、双腕ロボット20のマニピュレータ22Aでドア11を開けるドア開け部41と、双腕ロボット20のマニピュレータ22A、22Bでドア11を上下から挟持するドア挟持部42と、単腕ロボット30でボルト12を取り外すボルト取り外し部43と、双腕ロボット20でドア11を搬送するドア搬送部44と、を備える。
FIG. 3 is a block diagram illustrating a schematic configuration of the
The
ドア開け部41は、マニピュレータ22Aの第1把持治具50のドア開けピン55を、ドア11のアウタパネル16とインナパネル15との隙間に挿入して、このドア11をボディ10の外側に向かって引くことで、ドア11が開く。
The
ドア挟持部42は、マニピュレータ22Aの第1把持治具50と、マニピュレータ22Bの第2把持治具60とで、ドア11を上下から挟持する。ドア11を挟持する際、図示しない力覚センサによりマニピュレータ22A、22Bに作用する反力を検出し、この検出した反力に基づいて、マニピュレータ22A、22Bをフィードバック制御する。
The
ボルト取り外し部43は、単腕ロボット30を制御して、ボルト12にナットランナ71のソケットを嵌合し、このナットランナ71を駆動することで、ボルト12を取り外す。ここで、ボルト取り外し部43は、上下一対のボルト12のうち、上側のボルト12を緩めて取り外した後、下側のボルト12を緩めて取り外す。
The
ドア搬送部44は、荷重センサ215Bにより、一対のマニピュレータ22A、22Bのうちドア11の下側を支持する方、ここではマニピュレータ22Bにかかる荷重を検出する。
具体的には、マニピュレータ22Bについて回転軸216以外の回転軸をロックしておき、荷重センサ215Bにより、マニピュレータ22Bの回転軸216を駆動するモータに作用するトルクを検出する。なお、本実施形態では、荷重センサ215Bにより回転軸216に作用するトルクを検出したが、これに限らず、回転軸216を駆動するモータの電流値に基づいて、この回転軸216に作用するトルクを算出してもよい。
そして、この検出した荷重が所定値以上である場合にのみ、ロボット本体21の旋回軸213の旋回を開始して、一対のマニピュレータ22A、22Bでドア11の搬送を開始する。
The
Specifically, the rotating shaft other than the
Then, only when the detected load is equal to or greater than a predetermined value, the turning of the turning
また、双腕ロボット20の旋回軸213を旋回させる際、トルクセンサ214により旋回軸213に作用するトルクを検出し、この検出したトルクが所定値以上である場合には、双腕ロボット20の旋回を停止する。なお、本実施形態では、トルクセンサにより旋回軸213に作用するトルクを検出したが、これに限らず、旋回軸213を駆動するモータの電流値に基づいて、この旋回軸213に作用するトルクを算出してもよい。
Further, when turning the turning
以下、ドア取り外しシステム1の動作について、図4のフローチャートを参照しながら説明する。
まず、ボディ10がライン上を搬送され、ドア取り外しシステム1に供給される。この状態では、ドア11は閉じた状態である。
Hereinafter, operation | movement of the
First, the
まず、ST10では、単腕ロボット30は、原位置に位置している。
ST11では、単腕ロボット30のスライド部211をスライドさせて、ドア11の開閉範囲の外側にマニピュレータ32を移動させ、ST12では、この単腕ロボット30を待機させる。
First, in ST10, the single-
In ST11, the
一方、ST0では、双腕ロボット20は、原位置に位置している。
ST1では、双腕ロボット20のスライド部211をスライドさせて、ドア11を把持する位置にマニピュレータ22A、22Bを移動させる。
ST2では、双腕ロボット20の第1マニピュレータ22Aに設けられた図示しないレーザ測定装置により、ドア11の位置を測定する。
On the other hand, in ST0, the double-
In ST1, the
In ST2, the position of the
ST3では、測定したドアの位置に基づいて、予めティーチングされた動作を補正して、双腕ロボット20の第1マニピュレータ22Aによりドア11を開ける。
具体的には、図5に示すように、第1マニピュレータ22Aを駆動して、第1把持治具50のドア開けピン55を、ドア11のアウタパネル16の上辺とインナパネル15のパネル本体151の上辺との隙間に挿入するとともに、係止部52の第3緩衝部543をインナパネル15のパネル本体151の上辺に係止させて、このドア11をボディ10の外側に向かって引く。すると、ドア11が開いて、ドア11の下辺が露出する。
In ST3, the motion taught in advance is corrected based on the measured position of the door, and the
Specifically, as shown in FIG. 5, the first manipulator 22 </ b> A is driven, and the
ST4では、測定したドア11の位置に基づいて、双腕ロボット20の第1マニピュレータ22Aおよび第2マニピュレータ22Bにより、ドア11を把持する。
具体的には、図6に示すように、第2マニピュレータ22Bを駆動して、第2把持治具60の係止部62の第3緩衝部543をドア11の下辺に係止させるとともに、係止部62の第2緩衝部542でドア11の下辺を支持する。この状態では、第1把持治具50の緩衝部54と、第2把持治具60の緩衝部54とは、ドア11を上下に挟んで互いに対向した状態である。この状態から、第1把持治具50と第2把持治具60とを接近させることで、第1マニピュレータ22Aおよび第2マニピュレータ22Bによりドア11を挟持する。
In ST4, the
Specifically, as shown in FIG. 6, the
ST5では、双腕ロボット20の第1マニピュレータ22Aおよび第2マニピュレータ22Bによりドア11を把持した状態で、この双腕ロボット20を待機させる。
In ST5, the dual-
一方、ST13では、双腕ロボット20によりドア11が把持された後、単腕ロボット30のスライド部211をスライドさせて、ボルト12を緩める位置にマニピュレータ32を移動させる。
On the other hand, in ST13, after the
ST14では、測定したドア11の位置に基づいて、図7に示すように、ナットランナ71のソケットをヒンジ部材13、14のボルト12に嵌合させ、ナットランナ71を駆動して、上下のボルト12を緩めて取り外す。ここで、上側のヒンジ部材13のボルト12、下側のヒンジ部材14のボルト12の順に取り外す。
具体的には、図8に示すように、まず、ナットランナ71のソケットをボルト12に嵌合させる。その後、図7中矢印で示すように、ナットランナ71のソケット711の回転軸Cを中心としてアーム33を回動させることにより、ボルト12の締め付けトルクのうち高トルク範囲を弛緩させ、その後、ナットランナ71を駆動して、ボルト12の締め付けトルクのうち低トルク範囲を弛緩させる。このようにして、図9に示すように、ボルト12を取り外す。
In ST14, based on the measured position of the
Specifically, as shown in FIG. 8, first, the socket of the
ST15では、双腕ロボット20によるドア11の搬送経路の外側に、単腕ロボット30のマニピュレータ32を移動させ、ST16では、単腕ロボット30のスライド部211をスライドさせて、原位置に戻る。
In ST15, the
一方、ST6では、ボルトが外れたか否かを判定する。ここで、荷重センサ215Bにより第2マニピュレータ22Bに作用する荷重を検出し、この検出した荷重が所定値以上である場合、ドアとボディとの連結が解除されたと判定する。この判定がNOの場合、ST5に戻り、YESの場合、ST7に移る。
On the other hand, in ST6, it is determined whether or not the bolt has been removed. Here, a load acting on the
ST7では、図10に示すように、双腕ロボット20の旋回軸213を旋回させるとともに、双腕ロボット20のスライド部211を図10中矢印方向Bにスライドさせて、双腕ロボット20によりドア11を搬送する。
ここで、双腕ロボット20の旋回軸213を旋回させる際、トルクセンサ214により旋回軸213に作用するトルクを検出し、この検出したトルクが所定値以上である場合には、双腕ロボット20の旋回を停止する。
ST8では、双腕ロボット20によりこのドア11をパレットに載置し、ST9では、双腕ロボット20のスライド部211をスライドさせて、原位置に戻る。
In ST7, as shown in FIG. 10, the turning
Here, when turning the turning
In ST8, the
本実施形態によれば、以下のような効果がある。
(1)双腕ロボット20によりドア11を把持した状態で、この双腕ロボット20を旋回軸213で旋回させる際、トルクセンサ214により双腕ロボット20の旋回軸213に作用するトルクを検出する。この検出したトルクが所定値以上である場合、ボルト12が除去されておらず、ドア11がボディ10に引っ掛かった状態である。よって、双腕ロボット20の旋回を停止して、ドア11の搬送を停止する。よって、ドア11をボディ10から取り外して搬送する際、ドア11やボディ10が損傷するのを防止できる。
According to this embodiment, there are the following effects.
(1) When the double-
なお、本発明は前記実施形態に限定されるものではなく、本発明の目的を達成できる範囲での変形、改良等は本発明に含まれるものである。 It should be noted that the present invention is not limited to the above-described embodiment, and modifications, improvements, etc. within a scope that can achieve the object of the present invention are included in the present invention.
1 ドア取り外しシステム
10 ボディ
11 ドア
12 ボルト
20 双腕ロボット
40 制御装置(制御手段)
213 旋回軸
214 トルクセンサ(トルク検出手段)
DESCRIPTION OF
213
Claims (1)
前記ドアを把持しかつ略鉛直方向を旋回軸として旋回可能なロボットと、当該旋回軸に作用するトルクを検出するトルク検出手段と、前記ロボットを制御する制御手段と、を備え、
前記制御手段は、前記ロボットにより前記ドアを把持した状態で、当該ロボットを前記旋回軸で旋回させる際、前記トルク検出手段により前記旋回軸に作用するトルクを検出し、当該検出したトルクが所定値以上である場合には、前記ロボットの旋回を停止することを特徴とするドア取り外しシステム。
A door removal system for removing a door bolted to an automobile body from the body,
A robot capable of gripping the door and turning around a turning axis in a substantially vertical direction; torque detecting means for detecting torque acting on the turning axis; and control means for controlling the robot;
The control means detects the torque acting on the turning axis by the torque detecting means when the robot turns around the turning axis while the door is gripped by the robot, and the detected torque is a predetermined value. In the case described above, the door removal system is characterized in that the turning of the robot is stopped.
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