JP2009212821A - コンテンツ配信装置、受信装置、コンテンツ配信方法及び受信方法 - Google Patents

コンテンツ配信装置、受信装置、コンテンツ配信方法及び受信方法 Download PDF

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祐司 入江
Shunichi Gondo
俊一 権藤
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直紀 江坂
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Abstract

【課題】配信装置からマルチキャスト配信された映像を用いて、受信装置が容易に拡大表示することができる配信装置及び受信装置を提供する。
【解決手段】受信装置の画面解像度より高いフレーム解像度の映像を配信する配信装置は、前記映像のフレームを複数のブロックに分割し、前記複数のブロックに対し、各ブロックを識別するための識別情報を割り当て、各ブロックの識別情報と、当該ブロックの前記フレーム中の位置情報とを含む映像分割情報を前記受信装置へ送信し、前記識別情報の付されたブロック毎の映像のマルチキャストストリームを送信する。受信装置は、前記映像分割情報を受信し、前記画面解像度及び拡大率を基に、前記フレーム中でディスプレイに表示する映像範囲及び該映像範囲内のブロックを決定し、前記識別情報の付されたブロック毎の映像のマルチキャストストリームのうち、決定されたブロックに対応する識別情報をもつマルチキャストストリームを受信して前記ディスプレイに表示する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、例えば、IPマルチキャスト映像配信システムに関する。
近年、ブロードバンドの普及を背景として、IP通信を利用したマルチメディアコンテンツ配信サービスが、様々な通信・サービス事業者によって運営されており、携帯用の低解像度の映像配信サービスからデジタルテレビ用のHD ( High Definition )品質の高解像度な映像配信サービスまで多種多様なサービスが提供されている。
マルチメディアコンテンツ配信サービスは、IPマルチキャスト配信サービスと、VoDマルチキャスト映像配信サービスに大別できる。
IPマルチキャストは、コンテンツ配信装置がコンテンツ毎にストリームを送信し、ユーザは見たい番組を選択し、途中ルータがコンテンツを複製しユーザに対して送信する映像配信方法である。コンテンツ配信装置は、同一コンテンツであれば一つのストリームのみを送出するため、すべてのユーザにおいて同一映像を表示することになる。そのため、コンテンツ受信装置の解像度が異なる場合は、コンテンツ配信装置はその解像度に応じたストリームを送出する必要がある。
また、VoDは、ユーザが見たい番組を選択し、ユーザの指示に従って番組を送信するシステムであり、IP通信を利用する場合、VoDサーバ−クライアント間でのRTP(Real-Time Transport Protocol)、あるいは、HTTP(Hyper Text Transfer Protocol)ユニキャスト通信によってコンテンツを伝送する。送出サーバは、同一コンテンツであっても、ユーザ毎に別々のコンテンツを送信する必要があるが、ユーザはRTSP ( Real Time Streaming Protocol )を用い、再生、一時停止、早送り等の操作を行うことが可能となり、個々のユーザの要望に応じた映像配信が可能である。ただ、ユーザ毎にストリームを送信することとなるので、ユーザ数の増加に従い、コンテンツ配信装置の負荷が大きくなるという欠点もある。
IPマルチキャストでは、コンテンツ受信装置の解像度が異なる場合には、解像度に応じた映像を送出しなければいけないという欠点がある。その欠点を補う技術が特許文献1で開示されている。これは、階層符号化を用いることで、コンテンツ受信装置の解像度に応じたストリームを送出することなく、様々な解像度のコンテンツ受信装置で表示可能とするものである。階層符号化とは、1つの映像を解像度が異なる複数の映像に分割してエンコードする技術で、コンテンツ受信装置の解像度に応じて、コンテンツ受信装置がストリームを選択受信することで、解像度が異なる装置でも表示可能とする符号化方法である。ただ、特許文献1では、1つの映像単位で階層符号化する手法を用いているため、一部分を拡大表示するなどコンテンツ配信装置が送っている映像と異なる表示を行うことが困難である。拡大表示するためには、全画面に相当するストリームをすべて受信した後に、一部分を拡大表示することとなり、拡大表示することで解像度が落ちてしまうという問題があった。
また、映像送信サーバが送信している映像とは異なる映像、一部分を拡大表示するなどを実現する技術が特許文献2で開示されている。特許文献2において、コンテンツ受信装置がコンテンツ配信装置に拡大表示する部分を通知することで、コンテンツ配信装置がその部分の映像を拡大表示し、送信するというものである。これは、コンテンツ受信装置の要求に応じてストリームを送信することになるために、ユニキャスト通信であるVoDでは適応可能であるが、IPマルチキャストのようにすべてのユーザに対して同一ストリームを送出する場合には適応できない。また、コンテンツ配信装置は拡大映像作成時に拡大表示した映像を再エンコードして、コンテンツ受信装置に送信するため、コンテンツ配信装置の負荷が大きくなるという問題があった。
特開2003−124991 特開2003−199100
上述したように、従来のIPマルチキャスト配信では、コンテンツ受信装置において、解像度を落とさずに、映像の一部分を拡大表示することが容易に行えないという問題点があった。
そこで、本発明は上記問題点に鑑みなされたものであって、コンテンツ配信装置からマルチキャスト配信された映像を用いて、コンテンツ受信装置が容易に映像の一部分を拡大表示することができるコンテンツ配信装置及びコンテンツ受信装置を提供することを目的とする。
(1)コンテンツ受信装置の画面解像度より高いフレーム解像度の映像を配信するコンテンツ配信装置は、
前記映像のフレームを複数のブロックに分割し、
前記複数のブロックに対し、各ブロックを識別するための識別情報を割り当て、
各ブロックの前記識別情報と、当該ブロックの前記フレーム中の位置情報とを含む映像分割情報を前記コンテンツ受信装置へ送信し、
前記識別情報の付されたブロック毎の映像のマルチキャストストリームを送信する。
例えば、上記識別情報は、マルチキャストアドレス、またはマルチキャストアドレス及びポート番号である。
(2)上記コンテンツ配信装置から送信された上記ブロック毎のマルチキャストストリームを受信するコンテンツ受信装置は、ディスプレイを備え、
前記ディスプレイの画面解像度よりも高いフレーム解像度の映像のフレームを分割して得られる複数のブロックについて、各ブロックに割り当てられた識別情報を含む映像分割情報を受信し、
前記画面解像度及び指定された拡大率を基に、前記フレーム中で前記ディスプレイに表示する映像範囲及び該映像範囲内のブロックを決定し、
前記映像分割情報から、決定されたブロックに対応する識別情報を取得し、
前記識別情報の付されたブロック毎の映像のマルチキャストストリームのうち、前記取得された識別情報をもつマルチキャストストリームを受信し、
受信された前記マルチキャストストリームの映像を前記ディスプレイに表示する。
コンテンツ配信装置からマルチキャスト配信された映像を用いて、コンテンツ受信装置が映像の一部分を容易に拡大表示することができる。
以下、本発明の実施形態について図面を参照して説明する。
(第1の実施形態)
図1は、コンテンツ配信システム全体の構成例を示したものである。
図1において、ネットワーク300は、CDN(Contents Delivery Network)のようなコンテンツ配信用のIP通信ネットワークを想定している。ネットワーク300には、コンテンツ配信装置100とコンテンツ受信装置200が接続されている。
コンテンツ配信装置100は、例えば、マルチメディアコンテンツ配信サービスを提供する通信事業者が運営するIPマルチキャスト配信サーバである。コンテンツ受信装置200は、例えば、IPマルチキャストを受信可能なデジタルテレビや携帯端末やPC端末である。コンテンツ受信装置200は、拡大表示を指定する機能を有する視聴制御インターフェース201を備えている。
コンテンツ配信装置100は、コンテンツ記憶部101、映像分割部102、符号化部103、識別情報割り当て部104、映像分割情報記憶部105、ストリーム生成部106、コンテンツ配信部107、及び映像分割情報送信部108を含む。
コンテンツ受信装置200は、視聴制御インタフェース部201、視聴制御部202、ストリーム選定部203、ストリーム要求部204、映像分割情報受信部205、コンテンツ受信部207、コンテンツ復号部208、コンテンツ表示部209、及びディスプレイ210を含む。
まず、図1及び図2を参照して、コンテンツ配信装置100の構成及び処理動作について説明する。なお、前提として、コンテンツ配信装置100はコンテンツ受信装置200で表示可能な解像度(ディスプレイ210の画面解像度)よりも高いフレーム解像度の映像を含むコンテンツを配信するものとする。このコンテンツは、コンテンツ配信装置100のコンテンツ記憶部101に記憶されている。
図2において、まず、コンテンツ配信装置100の映像分割部102は、上記映像のフレームを複数の映像ブロックに分割する(ステップS1)。映像ブロックのサイズには制約を設けず、符号化の最小単位であるマクロブロック単位で分割し、1映像ブロックが1マクロブロック(例えば、16画素×16画素)であってもよいし、また複数のマクロブロック(マクロブロックの集合)を1映像ブロックとしてもよい(例えば、160画素×160画素)。さらには画素単位で分割し、1画素を1映像ブロック(1画素×1画素)としてもよいし、複数画素を1映像ブロックとしてもよい。
ステップS2以降の処理動作は、映像ブロックのサイズの違いにより異なる。第1の実施形態では、マクロブロックの集合を1映像ブロックとする場合について、第2の実施形態では、1マクロブロックを1映像ブロックとする場合について説明する。
1映像ブロックが1マクロブロックである場合には、1映像ブロックの映像を1ストリームとして送信する。1映像ブロックがマクロブロックの集合である場合は、その1映像ブロック(マクロブロックの集合)の映像を階層符号化し、1映像ブロックの映像を、複数の解像度に応じて分割及び符号化して複数のストリームとして送信する。
階層符号化とは1つの映像を複数の解像度に応じて映像ブロックを分割して符号化する符号化方法である。
例として、図4に示すように、コンテンツ配信装置100が送出する映像(元映像)のフレーム解像度は3200×2400画素、コンテンツ受信装置200のディスプレイの画面解像度は800×600画素、映像ブロックのサイズを400×300画素として説明する。
図2のステップS2では、符号化部103は、ステップS1で元映像を分割した結果得られた各映像ブロックを、階層符号化により符号化する。ここでは階層符号化は、以下のことを満たすように符号化する。
・第2階層は第1階層の2倍の解像度とする。
・第3階層は第2階層の2倍の解像度とする。
・第4階層は第2階層の2倍の解像度とする。
以上を式として示すと、
第k階層の階層度=第k+1階層の解像度×2
となる。
例えば、映像ブロックのサイズが400×300の場合は、図4(b)に示すように、各映像ブロック内の映像は3つの階層化映像ブロック(第1〜第3階層化映像ブロック)に分割される。なお、1映像ブロック内での第1階層の映像は第1階層化映像ブロックのサイズ100×75であり、第2階層の映像は第1階層化映像ブロックと第2階層化映像ブロックとを合わせたサイズの200×150であり、第3階層の映像は第1階層化映像ブロック、第2階層化映像ブロック及び第3階層化映像ブロックを合わせたサイズの400×300である。例えば、200×150の解像度の映像を表示する場合は、第1階層化映像ブロックと第2階層化映像ブロックを重ね合わせることで表示可能となる。
符号化部103は、各映像ブロックについて、複数階層(例えばここでは3階層)の各階層化映像ブロックの映像を符号化することにより、各階層化映像ブロック(すなわち、1映像ブロック中の第1階層化映像ブロック、第2階層化映像ブロック、第3階層化映像ブロック)の符号化映像を得る。
ステップS3では、識別情報割り当て部104は、ステップS2で得られた映像ブロック毎の複数階層(例えば、ここでは3階層)の階層化映像ブロックのそれぞれに付与する識別情報を決定する。識別情報は、例えば、アドレス情報(アドレス、ポート番号)である。
付与するアドレス情報は、階層化映像ブロック毎に異なる値とし、マルチキャストアドレスで識別しても、ポート番号で識別しても、またはマルチキャストアドレスとポート番号の組み合わせで識別してもよい。例えば、階層化映像ブロック毎に異なるマルチキャストアドレスを割り当てることにより、各階層化映像ブロックはマルチキャストアドレスで識別することができる。また、階層化映像ブロック全体に1つのマルチキャストアドレスが割り当て、各階層映像ブロックについては異なるポート番号を割り当てることにより、各階層化映像ブロックは、マルチキャストアドレスとポート番号との組合せで識別することができる。
ステップ4では、上記ステップS3までの処理で得られた当該コンテンツ情報の映像分割情報を映像分割情報記憶部105に記憶する。
映像分割情報は以下に示すような情報が含まれている。
・元映像の解像度
・元映像を分割することにより得られた映像ブロックの総数
・映像ブロックのサイズ、
・階層符号化の総階層数
・各映像ブロックの位置情報(x、y座標)
・各映像ブロック内の各階層化映像ブロックについて、その階層化映像ブロックがどの階層であるかを示す階層番号(第1階層の場合には「1」、第2階層の場合には「2」、第3階層の場合には「3」)
・各階層化映像ブロックに割り当てられたアドレス情報(マルチキャストアドレス、ポート)
なお、映像ブロック内の各階層化映像ブロックの位置は、当該階層化映像ブロックの解像番号により一意に定まるものである。
上記映像分割情報には、コンテンツ配信装置100がストリームを送出する際に付与するアドレス決定に使用する情報の他に、コンテンツ受信装置200が適切なストリームを選択するために十分な情報が含まれていることが必要である。
ステップ3で割り当てるアドレス情報により記憶する情報は異なるため、様々な形式でアドレス情報が保持されることが想定される。ここでは、図5、図6に示す、マルチキャストアドレスとポート番号を使用した場合と、マルチキャストアドレスのみを使用した場合の映像分割情報のフォーマットを例示する。図5と図6の各フォーマットで共通の情報は以下の通りである。
・元映像の解像度
・映像ブロックの総数
・映像ブロックのサイズ
・階層符号化情報
元映像の解像度は、映像の分割前のフレーム解像度であり、図4では3200×2400に相当する。映像ブロックの総数は図4の場合8×8=64個となり、映像ブロックのサイズは、400×300となる。映像ブロックの総数は、映像ブロックのサイズから導出可能であるので、省略しても構わない。階層符号化情報は、各映像ブロックを階層符号化した際に生成される映像の情報であり、階層の総数とその階層に応じたサイズを含む。つまり、図4の例では、第1階層100×75、第2階層200×150、第3階層400×300の3階層が相当する。
次に図5、図6の映像分割情報に含まれている個別の情報について説明する。
図5は、アドレス情報の割り当て方法として、マルチキャストアドレスとポート番号とを用いた場合の映像分割情報である。映像ブロック毎に異なるマルチキャストアドレスを割り当て、映像ブロック内では階層化映像ブロック毎の符号化映像(のストリーム)はポート番号で区別する。例えば、IPv6マルチキャストアドレスの場合は、コンテンツを識別するアドレス情報として上位64ビットを使用し、映像ブロックを識別する情報として下位64ビットを使用する。その下位64ビットにおいて、映像ブロックの位置情報として、行番号を下位1ビットから32ビット、列番号を下位33ビットから64ビットに使用する。
また、階層化映像ブロックは、階層番号に応じたポート番号を割り振る。ポート番号に関しては、第1階層化映像ブロック、第2階層化映像ブロック、第3階層化映像ブロックは、それぞれ「10001」、「10002」、「10003」のように割り振る。例えば、コンテンツを識別するアドレス情報「3ffe:100::0/64」、映像ブロックの位置「8行5列」、階層番号「2(第2階層化映像ブロック)」の場合は、マルチキャストアドレス「3ffe:100::0:0:0:8:0:0:0:5/64」、ポート番号「10002」として一意に決めることが出来る。
図6は、アドレス情報の割り振り方法としてマルチキャストアドレスのみを利用する場合の映像分割情報である。マルチキャストアドレスのみを使用する場合は、映像ブロックの位置情報及び、階層番号を関連付けて、マルチキャストアドレスを生成する。例えば、IPv6マルチキャストアドレスの場合は上位64ビットにコンテンツ識別情報を、下位64ビットに映像ブロック識別情報を付与する。また、下位1ビットから16ビットには階層番号、下位17ビットから40ビットには映像ブロックの位置を示す行番号、下位41ビットから64ビットには映像ブロックの位置を示す列番号を割り当てる。例えば、コンテンツ識別情報「3ffe:100::0/64」、映像ブロックの位置「8行5列」、階層番号「2」の場合は、マルチキャストアドレス「3ffe:100::0:0:8:0:0:5:0:2/64」として一意に決めることが出来る。
なお、アドレスの割り当て方法は上記以外にも、コンテンツ内の映像ブロック、映像ブロック内の階層化映像ブロック(の符号化映像)が、コンテンツ受信装置で識別できるもののであれば何でもよい。
以下、図5に示したような、アドレス情報としてマルチキャストアドレス及びポート番号を使用する場合を例にとり説明する。
ステップ5では、ストリーム生成部106において、ステップ2で生成した階層化映像ブロック毎に符号化映像のマルチキャストストリームを生成する。各階層化映像ブロックのマルチキャストストリームを生成する際に、映像分割情報記憶部105から当該階層化映像ブロックに対応する映像分割情報中のアドレス情報を取得し、取得したマルチキャストアドレス、ポート番号を宛先アドレスとしてもつマルチキャストストリームを生成する。
ステップ6では、コンテンツ配信部107が、ステップ5で生成したマルチキャストストリームを送信する。
一方、マルチキャストストリームの送信とは別に、例えば、マルチキャストストリームを配信する前に、またはマルチキャストストリームの配信と同時に、映像分割情報送信部108は、映像分割情報記憶部105に記憶されている、例えば図5に示したような映像分割情報を各コンテンツ受信装置に対し送信する(ステップS7)。ステップS7は、コンテンツ受信装置から映像分割情報の送信要求を受けたときに行うようにしてもよいし、送信要求を待つまでもなく、予めコンテンツ受信装置に対して送信しておいてもよい。
次に、図1及び図3を参照して、コンテンツ受信装置の構成及び処理動作について説明する。
コンテンツ受信装置200の映像分割情報受信部205は、コンテンツ配信装置100から送信された映像分割情報を受信すると(ステップS101)、受信された映像分割情報を映像分割情報記憶部206に記憶する(ステップS102)。
ここで、視聴制御インタフェース部201について説明する。視聴制御インタフェース部201は、ユーザにより指定された映像の拡大表示位置及び拡大率が入力される。
図7は、視聴制御インタフェース部201は、受信された映像の表示されているディスプレイ上の所望の位置が指定されると、当該指定された位置を検知する。視聴制御インタフェース部201は、図8に示すようなインタフェース画面をディスプレイ210に表示し、このインタフェース画面上に、検知された位置の位置情報(x座標、y座標)を拡大表示位置として表示する。また、検知された位置を検出してインタフェース上に表示する他に、直接位置情報を入力してもよい。
図8のインタフェース画面の表示領域204、205に、当該検知された位置の座標(x座標、y座標)が表示される。位置情報は、指定された位置を、その位置にある画素の座標で表してもよいし、当該位置の相対的な位置情報であってもよい。図8では、例として、指定された位置にある画素の位置情報、すなわちx座標「600」及びy座標「300」を拡大表示位置として表示している。
また、図8のインタフェース画面には、当該検知された位置に対し、拡大/縮小を指示するための「拡大」ボタン201、「縮小」ボタン202が表示される。ディスプレイに表示されている映像がすでに拡大表示されている場合には、ディスプレイの解像度に等しい映像を表示するための「ノーマル」ボタン203や、「縮小」ボタン202が表示される。
ディスプレイの解像度に等しい映像が表示されているときに、ディスプレイ上の所望の1点がポインティングデバイス等により指定された場合、インタフェース画面には、例えば、当該指定された位置の位置情報と、「拡大」ボタン201が表示される。この「拡大」ボタン201を1回押下すると、当該指定された拡大表示位置を中心とする現在の(またはノーマル表示時の)解像度の2倍の解像度の映像が表示され、もう1回「拡大」ボタン201を押下すると、さらに2倍の解像度の映像が表示される。すなわち、「拡大」ボタンの押下回数に応じて、2倍、4倍、8倍…(例えばここでは、2倍、4倍)と拡大表示が行われる。
既に2倍、4倍といった拡大映像が表示されている場合には、インタフェース画面には、例えば、当該指定された位置の位置情報と、「縮小」ボタン202、「ノーマル」ボタン203、さらに拡大表示が可能な場合には「拡大」ボタン201が表示される。この「縮小」ボタン202を1回押下すると、現在の解像度の1/2倍の解像度の映像が表示され、さらに低い解像度の映像を表示することが可能なときに、もう1回「縮小」ボタン202を押下すると、さらに1/2倍の解像度の映像が表示される。すなわち、「縮小」ボタンの押下回数に応じて、拡大率1/2倍、1/4倍、1/8倍…(例えば1/2倍、1/4倍)と拡大表示(この場合、縮小表示)が行われる。また、「ノーマル」ボタン203を押下すると、ディスプレイの画面解像度に等しい映像がディスプレイに表示される。
ここでは、ポインティングデバイスを用いてディスプレイ上の1点を指示することにより、その位置情報を拡大表示位置として検知する場合を例にとり説明したが、この場合に限らず、所望の座標値を拡大表示位置として入力するようにしてもよい。また、例えば、カーソルを所望の位置に合わせることで、カーソルの位置情報を拡大表示位置として取得するようにしてもよい。さらに、テレビ会議システムなどのように予め映像が分割されている場合は、その分割されているブロックを拡大表示位置として指定してもよい。図8のインタフェース画面は一例であり、拡大表示位置及び拡大率を指定することができれば、どのような方法を用いてもよい。
図3の説明に戻る。なお、以下の説明では、コンテンツ配信装置100が送信する映像のフレーム解像度は3200×2400、コンテンツ受信装置200のディスプレイ210の画面解像度は800×600、映像ブロックのサイズ400×300とし、各映像ブロックは3階層で符号化され、各映像ブロック内での第1階層のサイズは100×75、第2階層のサイズは200×150、第3階層のサイズは400×300であるとして説明する。従って、第1階層の映像の解像度は、元映像の解像度の1/4であり、第2階層の映像の解像度は元映像の解像度の1/2であり、第3階層の映像の解像度は元映像と同じ解像度となる。また、コンテンツ受信装置200のディスプレイ210の画面解像度は元映像のフレーム解像度の1/4の解像度である。
(ノーマル表示制御)
まず、フレーム全体をコンテンツ受信装置200のディスプレイ210の画面解像度に直して(間引いて)表示する、拡大率1倍のノーマル表示制御について説明する。
ステップS104において、視聴制御インタフェース部201により表示された前述したインタフェース画面上の「ノーマル」ボタン203が押下され、または「縮小」ボタン202が押下されて、視聴制御部202がノーマル表示制御を行うと決定したときに(拡大率を1倍と決定したとき)、ノーマル表示制御が実行される。あるいは、コンテンツ受信開始時の表示制御のデフォルトがノーマル表示制御であるので、コンテンツ受信開始時には、拡大率を1倍と決定され、ノーマル表示制御が実行される。
ノーマル表示、拡大表示に応じて、視聴制御部202は、フレーム内の全映像ブロックのうち、取得する映像ブロックの範囲(映像範囲)と、当該映像範囲内の各映像ブロック中で取得すべき階層化映像ブロックの階層番号とを選択する(ステップS105)。ここで映像範囲は、映像ブロックの位置情報(x、y)で表し、x及びyは原点(元映像の左下)からのブロック数を示している。
ノーマル表示の場合、フレーム中の全ての映像ブロックを映像範囲として選択する。また、各映像ブロックにおいて取得する階層化映像ブロックは、コンテンツ配信装置100が送信する元映像のフレーム解像度とコンテンツ受信装置200の画面解像度とから、一意に決定することが可能である。元映像が3200×2400、コンテンツ受信装置200の画面解像度が800×600の場合は、コンテンツ受信装置200の画面解像度は元映像の1/4倍となっているので、第1階層の映像を取得すればよい。従って、映像ブロックのサイズの1/4倍のサイズの第1階層化映像ブロック(すなわち、階層番号「1」)を受信すればよいということになる。
次に、ステップS106では、受信ストリーム選択部203は、ステップS102で映像分割情報記憶部206に記憶された映像分割情報から、ステップS105で求めた映像ブロックの位置情報(全ての映像ブロック)と、その各映像ブロック内で取得する階層化映像ブロックの階層番号(「1」)とに対応するマルチキャストアドレス及びポート番号を取得する。
ノーマル表示する場合は、全ての映像ブロックについて、ここではコンテンツ受信装置200の解像度に合わせて第1階層化映像ブロックを受信するので、これに対応するマルチキャストアドレス及びポート番号を映像分割情報記憶部206から取得する。
ステップS106で求めたマルチキャストアドレス及びポート番号は、ストリーム要求部204及びコンテンツ受信部207に通知される。
ステップS107では、ストリーム要求部204が、ステップS106において取得したマルチキャストアドレスに対して参加要求(JOINメッセージ)を送信する。なお、この参加要求は、コンテンツ受信装置200及びコンテンツ配信装置100を接続するネットワーク300内のルータに受信され、当該マルチキャストアドレスに対してマルチキャスト経路を生成するために送信されるものである。従って、コンテンツ受信装置200が、コンテンツ配信装置100から送信されるマルチキャストアドレスのストリームを全て受信できるのであれば、例えば、ルータを経由せずにコンテンツ配信装置100からコンテンツ受信装置200へコンテンツのストリームが送信されるようなネットワークであれば、ステップS107は不要となる。
ステップS108では、コンテンツ受信部207が、ステップS106で得られたマルチキャストアドレス及びポート番号のストリームを受信する。
コンテンツ受信部207で受信されたストリームは、コンテンツ復号部208において、映像ブロック単位で復号される(ステップS109)。ここでは、階層符号化により、同一映像ブロックが複数の階層化映像ブロックに分割されているので、同一映像ブロックの映像データ(ここでは、第1階層化映像ブロックの映像データ)はまとめて復号する。受信されたストリームが同一映像ブロックに属するストリームかどうかは、当該受信されたストリームのヘッダ内に含まれるマルチキャストアドレス及びポート番号から、映像分割情報記憶部206に記憶されている映像分割情報を参照することにより判定できる。
ステップS110では、コンテンツ表示部209は、ステップS109で復号した映像ブロック毎の映像を並び替えてディスプレイに表示する。ここで、コンテンツ表示部209は、映像ブロックの並び替えに際し、映像分割情報記憶部206に記憶されている映像分割情報を参照し、映像分割情報中の各映像ブロックの位置情報から、当該映像ブロックの表示位置を決定する。
以上の処理により、コンテンツ受信装置200のディスプレイ210に、例えば、図7(a)に示すような映像が表示される。
(拡大表示制御)
次に、拡大表示制御について説明する。例えば、図7(a)に示したようにディスプレイ上にノーマル表示で表示された映像上の所望の1点が、ユーザにより指定されると、図8に示すように、当該位置の座標値が視聴制御インタフェース部201により検知される。また、図8のインタフェース画面上で、「拡大」ボタン201が1回押下されたとする。この場合、視聴制御部202は、例えば、拡大表示位置(600,300)、拡大率2倍を得る(ステップS104)。
ステップS105において、視聴制御部202は、拡大表示位置及び拡大率とから取得する映像範囲(映像ブロックの位置情報)と、当該取得する映像ブロック中の階層化映像ブロックの階層番号を決定する。
拡大表示する場合は、拡大表示位置を基に、元映像のフレーム中でディスプレイ210に表示する映像範囲(取得すべき映像ブロック(その位置情報))と、当該映像ブロック中の階層化映像ブロックの階層番号を選択する。以下に、映像範囲の選択方法の一例を示す。
拡大表示位置が(600,300)、拡大率が2倍の場合は、図9に示すように拡大表示位置は(600,300)で、映像範囲はコンテンツ受信装置200の画面解像度の1/2のサイズである400×300で囲まれる範囲となる。この範囲に含まれる映像ブロックを割り出す。
図9に示すように、抽出すべき映像範囲は、映像ブロック位置情報(x、y)で(5,6)の映像ブロックから(8,3)の映像ブロックの範囲として分かる。この例では、拡大表示位置が映像ブロックの境界点であるので、簡単に推定可能である。しかし、図10(a)に示すように拡大表示位置が画素の位置座標で(550,337.5)の場合は、映像ブロック単位で映像範囲を割り出すことはできない。このような場合に対応するために、例えば、図10(b)に示すように、該映像範囲の頂点の位置座標を含む映像ブロックの位置情報を基に、映像範囲の頂点の位置座標が、該頂点を含む映像ブロックの境界を定める頂点と一致するように映像範囲をずらす。
例えば、図10(a)では、指定された拡大表示位置(550,337.5)を中心とする400×300の矩形の映像範囲の左下の頂点の座標は画素の位置座標で(350,187.5)となる。そしてこの座標を含む映像ブロックの位置情報を割り出すと、(4,3)として求められるので、これを利用することで、映像ブロック位置情報で(4,6)から(7,3)の範囲を抽出すべき映像範囲として決定する。これは一例であるので、映像ブロックを取得する方法をこれに限ったわけではない。
視聴制御部202は、さらに、上記選択された映像範囲内の映像ブロック中の階層化映像ブロックの階層番号を決定する。
各映像ブロックにおいて取得する階層化映像ブロックの階層は、コンテンツ配信装置100が送出する元映像のフレーム解像度(例えば、ここでは3200×2400)とコンテンツ受信装置200の画面解像度(例えば、ここでは800×600)と拡大率(例えば、ここでは2倍)とから、映像ブロックのサイズによらず、一意に決定することが可能である。すなわち、拡大率が2倍の場合は、受信装置の画面解像度の2倍の解像度は1600×1200となる。そのため、元映像のフレーム解像度の1/2倍の解像度の階層、すなわち第2階層の映像を選択すればよい。つまり、第1階層化映像ブロック及び第2階層化映像ブロック(この2つの階層化映像ブロックを合わせたサイズは200×150)の階層番号「1」及び「2」を受信すればよいということになる。
ステップS106では、受信ストリーム選択部203は、映像分割情報記憶部206に記憶された映像分割情報から、ステップS105で求めた映像ブロックの位置情報((4,6)、(7,3))と、その各映像ブロック内で取得する階層化映像ブロックの階層番号(「1」、「2」)とに対応するマルチキャストアドレス及びポート番号を取得する。
ステップS106で求めたマルチキャストアドレス及びポート番号は、ストリーム要求部204及びコンテンツ受信部207に通知される。
ストリーム要求部204は、必要に応じて、ステップS106において取得したマルチキャストアドレスに対して参加要求(JOINメッセージ)を送信する(ステップS107)。
ステップS108では、コンテンツ受信部207が、ステップS106で得られたマルチキャストアドレス及びポート番号のストリームを受信する。無駄なストリームを受信することないように、必要なストリームのみフィルターして受信する。
コンテンツ受信部207で受信されたストリームは、コンテンツ復号部208において、映像ブロック単位で復号される(ステップS109)。ノーマル表示制御の場合と同様、同一映像ブロックの第1階層化映像ブロック及び第2階層化映像ブロックの映像データはまとめて復号する。
ステップS110では、コンテンツ表示部209は、ステップS109で復号した映像ブロック毎の映像を並び替えてディスプレイに表示する。ここで、コンテンツ表示部209は、映像ブロックの並び替えに際し、映像分割情報記憶部206に記憶されている映像分割情報を参照し、映像分割情報中の各映像ブロックの位置情報から、当該映像ブロックの表示位置を決定する。
以上の処理により、コンテンツ受信装置200のディスプレイに、例えば、図7(b)に示すような映像が表示される。
(第2の実施形態)
上述の第1の実施形態では、複数のマクロブロックで1映像ブロックを構成する場合について説明した。次に、第2の実施形態として、1マクロブロックが1映像ブロックである場合について説明する。
コンテンツ配信装置100及びコンテンツ受信装置200の構成は、図1と同様である。
コンテンツ配信装置100の処理動作について、図2を参照して説明する。コンテンツ配信装置100の映像分割部102は、映像のフレームをマクロブロック単位に分割し、各マクロブロックを映像ブロックとする(ステップS1)。次に、符号化部103は、各映像ブロックの映像を符号化する。
なお、第2の実施形態の場合、符号化部103で映像を符号化した後、マクロブロック単位に分割して、複数の映像ブロックを得るようにしてもよい。
ステップS3では、識別情報割り当て部104は、ステップ2で得られた符号化された映像ブロック毎に、第1の実施形態と同様に、異なるアドレス情報(マルチキャストアドレス、またはポート番号、またはマルチキャストアドレス及びポート番号)を割り当てる。
ステップS4では、上記ステップS3までの処理で得られた当該コンテンツ情報の映像分割情報を映像分割情報記憶部105に記憶する。
映像分割情報は、例えば、以下に示すような情報が含まれている。
・基映像の解像度
・各映像ブロックの位置情報(x、y座標)
・各映像ブロックに割り当てられたアドレス情報(マルチキャストアドレス、ポート)
・各映像ブロックのサイズ
第1の実施形態で説明したように、様々な形式でアドレス情報が保持されることが想定される。例えば、元映像中の映像ブロック毎に異なるマルチキャストアドレスを割り当てることにより、各映像ブロックは、マルチキャストアドレスで識別することができる。または、配信する元の映像全体に対し、1つのマルチキャストアドレスが割り当てられているときには、その中の各映像ブロックについて、異なるポート番号を割り当てることにより、各映像ブロックは、マルチキャストアドレスとポート番号との組合せで識別することができる。
図11は、各映像ブロックにマルチキャストアドレスを割り当てる場合の映像分割情報の一例を示している。図11の映像分割情報には、各映像ブロックに対し、当該映像ブロックの位置情報及びマルチキャストアドレスが含まれている。例えば、IPv6マルチキャストアドレスの場合は上位64ビットにコンテンツ識別情報を、下位64ビットに映像ブロックの識別情報を付与する。また、下位1ビットから32ビットには行番号を、下位33ビットから64ビットには列番号を割り当てる。コンテンツの識別情報「3ffe:100::0/64」、マクロブロック位置「100行150列」の映像ブロックの場合は、マルチキャストアドレス:3ffe:100::0:0:0:0:64:0:0:0:0:96/64として一意に決めることが出来る。
また、元映像の解像度は映像を分割する前のフレーム解像度であり、映像ブロックのサイズは、映像ブロック(すなわちマクロブロック)のサイズであり、例えば、(16,16)となる。映像ブロックの位置情報は、ブロックの位置情報を示すもので、画素レベルで指定するのではなく、縦方向及び横方向のマクロブロック数で示す。
ステップ5では、ストリーム生成部106において、映像ブロック毎にマルチキャストストリームを生成する。各映像ブロックのマルチキャストストリームを生成する際に、映像分割情報記憶部105から当該映像ブロックに対応する映像分割情報中のアドレス情報を取得し、取得したマルチキャストアドレス、ポート番号を宛先アドレスとしてもつマルチキャストストリームを生成する。
ステップ6では、コンテンツ配信部107が、ステップ5で生成したマルチキャストストリームを送信する。
一方、マルチキャストストリームの送信とは別に、マルチキャストストリームを配信する前に、またはマルチキャストストリームの配信と同時に、映像分割情報送信部108は、映像分割情報記憶部105に記憶されている、例えば図11に示したような映像分割情報を各コンテンツ受信装置に対し送信する(ステップS7)。ステップS7は、コンテンツ受信装置から映像分割情報の送信要求を受けたときに行うようにしてもよいし、送信要求を待つまでもなく、予めコンテンツ受信装置に対して送信しておいてもよい。
次に、図3を参照して、コンテンツ受信装置の処理動作について説明する。なお、ここでは、第1の実施形態と異なる部分について説明する。すなわち、ステップS101〜ステップS102、ステップS104は、第1の実施形態と同様であり、ステップS105以降が、第1の実施形態と異なる。
ステップS105以下の処理動作について、ノーマル表示制御及び拡大表示制御に分けて説明する。なお、ここでは、コンテンツ配信装置100が配信する元映像のフレーム解像度は3200×2560、コンテンツ受信装置200のディスプレイ210の画面解像度は800×640、映像ブロック(マクロブロック)のサイズは16×16として説明する。
(ノーマル表示制御)
第1の実施形態と同様、拡大率1倍のノーマル表示制御が開始されると(ステップS104)、視聴制御部202は、例えば、映像のフレーム全体を映像範囲と決定し、この映像範囲内の全映像ブロックのなかから、取得する映像ブロックを決定する(ステップS105)。
コンテンツ受信装置200の画面解像度から、いくつのマクロブロックで構成されているかが分かる。例えば、受信装置200の画面解像度が、800×640の場合は、マクロブロックの総数は2000個となり、横方向に50個、縦方向に40個となる。この個数に見合うように元映像(3200×2560)のフレームからマクロブロック(すなわち映像ブロック)を選定する。例えば、4つのマクロブロック毎に1つを選択して、横方向に50個のマクロブロック、縦方向に40個のマクロブロックからなる計2000個のマクロブロックを決定する。
ノーマル表示の場合、元映像のフレーム解像度とコンテンツ受信装置200の画面解像度を基に、全映像ブロックからコンテンツ受信装置200の画面解像度に合わせて映像ブロックを間引き、該受信装置200の解像度に見合った解像度となるように映像ブロックを決定すればよく、上記のような選択方法に限らずどのような選択方法を用いてもよい。
次に、ステップS106では、受信ストリーム選択部203は、ステップS102で映像分割情報記憶部206に記憶された映像分割情報から、ステップS105で決定された映像ブロックの位置情報に対応するマルチキャストアドレスを取得する。
ステップS106で求めたマルチキャストアドレスは、ストリーム要求部204及びコンテンツ受信部207に通知される。
ストリーム要求部204が、必要に応じて、ステップS106において取得したマルチキャストアドレスに対して参加要求(JOINメッセージ)を送信する(ステップS107)。
ステップS108では、コンテンツ受信部207が、ステップS106で得られたマルチキャストアドレスのストリームを受信する。
コンテンツ受信部207で受信されたストリームは、コンテンツ復号部208において、映像ブロック単位で、すなわちマクロブロック単位で復号される(ステップS109)。
ステップS110では、コンテンツ表示部209は、ステップS109で復号した映像ブロック毎の映像を並び替えてディスプレイに表示する。ここで、コンテンツ表示部209は、映像ブロックの並び替えに際し、映像分割情報記憶部206に記憶されている映像分割情報を参照し、映像分割情報中の各映像ブロックの位置情報から、当該映像ブロックの表示位置を決定する。
(拡大表示制御)
次に、拡大表示制御について説明する。例えば、図12(a)に示すように、ノーマル表示で表示された映像上の所望の1点がユーザにより指定されると、第1の実施形態と同様にして、視聴制御インタフェース部201により、当該位置の座標値が検知される。また、図8のインタフェース画面上で、「拡大」ボタン201が1回押下されたとする。この場合、視聴制御部202は、例えば、拡大表示位置(600,300)、拡大率2倍と決定する(ステップS104)。
ステップS105において、視聴制御部202は、拡大表示位置及び拡大率とから、受信装置200で表示する映像範囲と、当該映像範囲内にある取得する映像ブロックを選択し、取得する映像ブロックの位置情報を求める。
例えば、拡大表示位置が(600,300)、拡大率が2倍の場合は、受信装置200の表示画面上では、図12(a)に示すように、中心位置(600,300)、映像範囲は受信装置200の画面解像度の1/2の解像度である400×320で囲まれる範囲となる。これを、元映像に当てはめると、図12(b)に示すように、中心位置は(1200,600)、映像範囲は(1600×1280)となり、この映像範囲にある映像ブロックから、ノーマル表示の場合と同様に、よこ50個、たて40個のマクロブロックを選定する。例えば、当該映像範囲(1600×1280)内から2つのマクロブロック毎に1マクロブロックを選択して、横方向に50個のマクロブロック、縦方向に40個からなる計2000個のマクロブロックを決定する。
これは一例であるので、映像ブロックを選択する方法をこれに限ったわけではない。
視聴制御部202は、上記のようにして選択された各映像ブロックの位置情報が得られる。
ステップS106では、受信ストリーム選択部203は、映像分割情報記憶部206に記憶された映像分割情報から、ステップS105で求めた映像ブロックの位置情報に対応するマルチキャストアドレスを取得する。
ステップS106で求めたマルチキャストアドレス及びポート番号は、ストリーム要求部204及びコンテンツ受信部207に通知される。
ストリーム要求部204は、必要に応じて、ステップS106において取得したマルチキャストアドレスに対して参加要求(JOINメッセージ)を送信する(ステップS107)。
ステップS108では、コンテンツ受信部207が、ステップS106で得られたマルチキャストアドレスのストリームを受信する。
コンテンツ受信部207で受信されたストリームは、コンテンツ復号部208において、映像ブロック単位で(すなわち、マクロブロック単位で)復号される(ステップS109)。
ステップS110では、コンテンツ表示部209は、ステップS109で復号した映像ブロック毎の映像を並び替えてディスプレイに表示する。ここで、コンテンツ表示部209は、映像ブロックの並び替えに際し、映像分割情報記憶部206に記憶されている映像分割情報を参照し、映像分割情報中の各映像ブロックの位置情報から、当該映像ブロックの表示位置を決定する。
以上説明したように、上記第1及び第2の実施形態によれば、コンテンツ配信装置100は映像をブロック単位(1ブロックは例えば階層化映像ブロック、マクロブロック)で分割して、別々のストリームとしてマルチキャスト配信し、コンテンツ受信装置200は送信されたストリームのうち、当該受信装置200の画面解像度及び指定された拡大率とに見合ったストリームのみを取得し表示することで、拡大表示が容易に行える。
また、コンテンツ配信装置100は、コンテンツ受信装置200の画面解像度に応じた拡大映像のストリームを生成する必要は無い。
なお、図1に示した構成のコンテンツ配信装置100及びコンテンツ受信装置200は、それぞれ例えば、汎用のコンピュータ装置を基本ハードウェアとして用いることでも実現することが可能である。
すなわち、コンテンツ配信装置100の映像分割部102,符号化部103,識別情報割り当て部104,ストリーム生成部106,コンテンツ配信部107、及び映像分割情報送信部108は、上記コンピュータ装置に搭載されたプロセッサにプログラムを実行させることにより実現することができる。このとき、コンテンツ配信装置100は、上記プログラムをコンピュータ装置にあらかじめインストールすることで実現してもよいし、CD−ROMなどの記憶媒体に記憶して、あるいはネットワークを介して上記のプログラムを配布して、このプログラムをコンピュータ装置に適宜インストールすることで実現してもよい。また、コンテンツ記憶部101及び映像分割情報記憶部105は、上記コンピュータ装置に内蔵あるいは外付けされたメモリ、ハードディスクもしくはCD−R、CD−RW、DVD−RAM、DVD−Rなどの記憶媒体などを適宜利用して実現することができる。
また、コンテンツ受信装置200の視聴制御インタフェース部201、視聴制御部202、ストリーム選定部203、ストリーム要求部204、映像分割情報受信部205、コンテンツ受信部207、コンテンツ復号部208、コンテンツ表示部209は、上記コンピュータ装置に搭載されたプロセッサにプログラムを実行させることにより実現することができる。このとき、コンテンツ受信装置200は、上記プログラムをコンピュータ装置にあらかじめインストールすることで実現してもよいし、CD−ROMなどの記憶媒体に記憶して、あるいはネットワークを介して上記のプログラムを配布して、このプログラムをコンピュータ装置に適宜インストールすることで実現してもよい。また、映像分割情報記憶部20は、上記コンピュータ装置に内蔵あるいは外付けされたメモリ、ハードディスクもしくはCD−R、CD−RW、DVD−RAM、DVD−Rなどの記憶媒体などを適宜利用して実現することができる。
なお、本発明は上記実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合わせにより、種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。さらに、異なる実施形態にわたる構成要素を適宜組み合わせてもよい。
本発明の実施形態に係るコンテンツ受信装置、コンテンツ配信装置の構成例を示すブロック図。 コンテンツ配信装置の処理動作を説明するためのフローチャート。 コンテンツ受信装置の処理動作を説明するためのフローチャート。 階層符号化について説明するための図。 第1の実施形態に係る映像分割情報の一例を示した図。 映像分割情報の他の例を示した図。 (a)図は、ディスプレイ上に指定された拡大表示位置を示したもので、(b)図は、当該拡大表示位置と拡大率とに基づき決定された映像範囲の表示例を示した図。 インタフェース画面の一例を示した図。 拡大表示を行う場合の映像範囲の選択方法の一例を説明するための図。 拡大表示を行う場合の映像範囲の選択方法の他の例について説明するための図。 第2の実施形態に係る映像分割情報の一例を示した図。 第2の実施形態に係る拡大表示を行う場合の映像範囲の選択方法の一例を示した図。
符号の説明
100…コンテンツ配信装置
101…コンテンツ記憶部
102…映像分割部
103…符号化部
104…識別情報割り当て部
105…映像分割情報記憶部
106…ストリーム生成部
107…コンテンツ配信部
108…映像分割情報送信部
200…コンテンツ受信部
201…視聴制御インタフェース部
202…視聴制御部
203…ストリーム選定部
204…ストリーム要求部
205…映像分割情報受信部
206…映像分割情報記憶部
207…コンテンツ受信部
208…コンテンツ復号部
209…コンテンツ標示部
210…ディスプレイ

Claims (14)

  1. コンテンツ受信装置の画面解像度より高いフレーム解像度の映像を配信するコンテンツ配信装置において、
    前記映像のフレームを複数のブロックに分割する分割手段と、
    前記複数のブロックに対し、各ブロックを識別するための識別情報を割り当てる割り当て手段と、
    各ブロックの前記識別情報と、当該ブロックの前記フレーム中の位置情報とを含む映像分割情報を前記コンテンツ受信装置へ送信する手段と、
    前記識別情報の付されたブロック毎の映像のマルチキャストストリームを送信する映像ストリーム送信手段と、
    を含むコンテンツ配信装置。
  2. 前記割り当て手段は、各ブロックに対し、マルチキャストアドレス、またはマルチキャストアドレス及びポート番号を前記識別情報として割り当てる請求項1記載のコンテンツ配信装置。
  3. 前記ブロックは、複数の画素からなるマクロブロック、または複数の前記マクロブロックからなることを特徴とする請求項1記載のコンテンツ配信装置。
  4. 前記分割手段は、
    前記フレームを複数の映像ブロックに分割する手段と、
    各映像ブロックを複数の階層化映像ブロックに分割し、各階層化映像ブロックを符号化することにより、階層化映像ブロック毎の符号化映像を生成する階層符号化手段と、
    を含み、
    前記割り当て手段は、各映像ブロック内の前記複数の階層化映像ブロックに対し、各階層化映像ブロックを識別するための識別情報を割り当て、
    前記映像ストリーム送信手段は、前記識別情報の付された前記階層化映像ブロック毎の前記符号化映像のマルチキャストストリームを送信する請求項1記載のコンテンツ配信装置。
  5. 前記映像ブロックは、複数のマクロブロックからなり、各マクロブロックは複数の画素からなる請求項4記載のコンテンツ配信装置。
  6. ディスプレイと、
    前記ディスプレイの画面解像度よりも高いフレーム解像度の映像のフレームを分割して得られる複数のブロックについて、各ブロックに割り当てられた識別情報を含む映像分割情報を受信する第1の受信手段と、
    前記第1の受信手段で受信された映像分割情報を記憶する記憶手段と、
    前記画面解像度及び指定された拡大率を基に、前記フレーム中で前記ディスプレイに表示する映像範囲及び該映像範囲内のブロックを決定する視聴制御手段と、
    前記映像分割情報から、前記視聴制御手段で決定されたブロックに対応する識別情報を取得する手段と、
    前記識別情報の付されたブロック毎の映像のマルチキャストストリームのうち、前記取得された識別情報をもつマルチキャストストリームを受信する第2の受信手段と、
    受信された前記マルチキャストストリームの映像を前記ディスプレイに表示する手段と、
    を含むコンテンツ受信装置。
  7. 前記映像範囲は、前記フレーム中の指定された拡大表示位置を含み、且つ前記画面解像度及び前記指定された拡大率を基に決定されるサイズであることを特徴とする請求項6記載のコンテンツ受信装置。
  8. 前記識別情報は、マルチキャストアドレス、またはマルチキャストアドレス及びポート番号であることを特徴とする請求項6記載のコンテンツ受信装置。
  9. 前記ブロックは、前記フレームを分割して得られる複数の映像ブロックを階層符号化することにより映像ブロック毎に複数個得られる階層化映像ブロックであり、
    前記視聴制御手段は、指定された拡大表示位置、前記画面解像度、及び前記拡大率に基づき前記映像範囲を決定し、該映像範囲内の各映像ブロックから、前記拡大率及び前記画面解像に適した階層の階層化映像ブロックを決定する請求項6記載のコンテンツ受信装置。
  10. 前記ブロックは、複数の画素からなるマクロブロックであることを特徴とする請求項6記載のコンテンツ受信装置。
  11. コンテンツ受信装置の画面解像度より高いフレーム解像度の映像を配信するコンテンツ配信方法であって、
    前記映像のフレームを複数のブロックに分割する分割ステップと、
    前記複数のブロックに対し、各ブロックを識別するための識別情報を割り当てる割り当てステップと、
    各ブロックの前記識別情報と、当該ブロックの前記フレーム中の位置情報とを含む映像分割情報を前記コンテンツ受信装置へ送信する送信ステップと、
    前記識別情報の付されたブロック毎の映像のマルチキャストストリームを送信する映像ストリーム送信ステップと、
    を含むコンテンツ配信方法。
  12. ディスプレイを備えたコンテンツ受信装置における受信方法であって、
    前記ディスプレイの画面解像度よりも高いフレーム解像度の映像のフレームを分割して得られる複数のブロックについて、各ブロックに割り当てられた識別情報を含む映像分割情報を受信する第1の受信ステップと、
    前記画面解像度及び指定された拡大率を基に、前記フレーム中で前記ディスプレイに表示する映像範囲及び該映像範囲内のブロックを決定する視聴制御ステップと、
    前記映像分割情報から、前記視聴制御手段で決定されたブロックに対応する識別情報を取得するステップと、
    前記アドレス情報の付されたブロック毎の映像のマルチキャストストリームのうち、前記取得された識別情報をもつマルチキャストストリームを受信する第2の受信ステップと、
    受信された前記マルチキャストストリームの映像を前記ディスプレイに表示するステップと、
    を含む受信方法。
  13. コンピュータを、コンテンツ受信装置の画面解像度より高いフレーム解像度の映像を配信するコンテンツ配信装置として機能させるためのプログラムであって、
    前記コンピュータを
    前記映像のフレームを複数のブロックに分割する分割手段、
    前記複数のブロックに対し、各ブロックを識別するための識別情報を割り当てる割り当て手段、
    各ブロックの前記識別情報と、当該ブロックの前記フレーム中の位置情報とを含む映像分割情報を前記コンテンツ受信装置へ送信する手段、
    前記識別情報の付されたブロック毎の映像のマルチキャストストリームを送信する映像ストリーム送信手段、
    として機能させるためのプログラム。
  14. ディスプレイを備えたコンピュータを、
    前記ディスプレイの画面解像度よりも高いフレーム解像度の映像のフレームを分割して得られる複数のブロックについて、各ブロックに割り当てられた識別情報を含む映像分割情報を受信する第1の受信手段、
    前記第1の受信手段で受信された映像分割情報を記憶する記憶手段、
    前記画面解像度及び指定された拡大率を基に、前記フレーム中で前記ディスプレイに表示する映像範囲及び該映像範囲内のブロックを決定する視聴制御手段、
    前記映像分割情報から、前記視聴制御手段で決定されたブロックに対応する識別情報を取得する手段、
    前記識別情報の付されたブロック毎の映像のマルチキャストストリームのうち、前記取得された識別情報をもつマルチキャストストリームを受信する第2の受信手段、
    受信された前記マルチキャストストリームの映像を前記ディスプレイに表示する手段、
    として機能させるためのプログラム。
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