JP2009204830A - Frame-like body - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、主に、組立家屋を含む各種家屋や建築物の壁面等の取付け対象体に対して着脱自在に取付けされる枠状体に関し、例えば、掲示板や看板等を支持する支持枠の構成を有する枠状体、あるいは、梯子や手すり等の構成を有する枠状体に関する。 The present invention mainly relates to a frame-like body that is detachably attached to an object to be attached such as various houses including an assembly house or a wall surface of a building, for example, a structure of a support frame that supports a bulletin board, a signboard, etc. Or a frame having a configuration such as a ladder or a handrail.
組立家屋を含む各種家屋や、建築物の壁面等の取付け対象体に対して着脱自在に取付けされる枠状体は、例えば、掲示板や看板等を支持する支持枠や、高い場所へ昇るための梯子に用いられている。 The frame-like body that is detachably attached to the various objects including the assembly house and the object to be attached such as the wall of the building is, for example, a support frame that supports a bulletin board, a signboard, etc. Used for ladders.
支持枠については、例えば、工事現場において作業工程が記載される掲示板や、安全標語等が記載された看板等を支持するのに用いられ、例えば、現場事務所の他、作業員の準備場所及び休憩場所や、打ち合わせ場所として使用される組立家屋の壁面に設置される。 The support frame is used to support, for example, a bulletin board on which a work process is described on a construction site, a signboard on which a safety slogan, etc. is described. It is installed on the wall of an assembly house used as a resting place or a meeting place.
ところで、支持枠の取付けにおいては、例えば、組立家屋の壁面に釘等で打ち付けて固定したり、組立家屋の屋根からロープやチェーン等で吊り下げたりしているが、このような方法であると、着脱作業が面倒である上、釘等により組立家屋に対して傷を付けてしまうおそれがある。 By the way, in attaching the support frame, for example, it is fixed by being nailed to the wall of the assembly house with a nail or the like, or is suspended from the roof of the assembly house by a rope or a chain. In addition, it is troublesome to attach and detach, and there is a risk of scratching the assembly house with nails or the like.
尚、本発明に関連する先行技術文献のうち、出願人が当該特許出願時に知っているものがないので、開示すべき先行技術文献情報はない。 Since there is no prior art document related to the present invention that the applicant knows at the time of filing the patent, there is no prior art document information to be disclosed.
本発明は、このような問題に対処することを課題とするものである。
すなわち、取付け対象体に対する着脱が容易であり、しかも、取付け対象体に対する傷付きを抑制できる枠状体の提供を目的とする。
An object of the present invention is to deal with such a problem.
That is, an object of the present invention is to provide a frame-shaped body that can be easily attached to and detached from the attachment target body and can suppress damage to the attachment target body.
前記目的を達成するため、本発明に係る枠状体は、以下の構成を少なくとも具備する。 In order to achieve the object, a frame-like body according to the present invention has at least the following configuration.
すなわち、取付け対象体に対して着脱自在に取付けされる枠状体であって、枠部と、該枠部の一端側に備えられ、前記取付け対象体の一端側に対して掛脱自在に掛合する掛合部とを備え、前記掛合部は、二つの掛合体を有し、該二つの掛合体のうちの一方を前記枠部に対して回動可能に軸支した回動掛合体としてなり、前記回動掛合体は、その回動により、前記他方の掛合体を掛合状態と掛合解除状態とに切替えると共に、他方の掛合体の掛合解除状態時に独立して掛合状態となることを特徴とする。 That is, a frame-like body that is detachably attached to an attachment target body, and is provided on a frame portion and one end side of the frame portion, and is detachably engaged with one end side of the attachment target body. An engaging portion, and the engaging portion has two engaging bodies, and one of the two engaging bodies is a rotating engaging body that is pivotally supported with respect to the frame portion, The rotating engagement body switches the other engagement body between an engagement state and an engagement release state by the rotation, and is in an engagement state independently when the other engagement body is in the engagement release state. .
前記回動掛合体は、前記他方の掛合体の掛合状態時に、該他方の掛合体と協同する掛合状態を構成する掛合面部を有していることを特徴とする。 The rotating engagement body has an engagement surface portion that constitutes an engagement state that cooperates with the other engagement body when the other engagement body is engaged.
前記他方の掛合体は、前記枠部に対してスライド可能に支持されたスライド掛合体としてなり、該スライド掛合体のスライドにより、前記回動掛合体と協同する掛合状態を構成することを特徴とする。 The other engagement body is a slide engagement body supported so as to be slidable with respect to the frame portion, and a sliding state of the slide engagement body constitutes an engagement state in cooperation with the rotation engagement body. To do.
前記枠部の他端側には、該他端側に対面する取付け対象体の他端側に掛脱自在に掛合すると共に、前記掛合部と取付け対象体を固定する固定掛合部が備えられ、該固定掛合部は、枠部に対して掛合部と接近・離間する方向にスライド自在に支持されていることを特徴とする。 The other end side of the frame portion is provided with a fixed engagement portion that detachably engages with the other end side of the attachment object facing the other end side, and that fixes the engagement portion and the attachment object body, The fixed engaging portion is supported so as to be slidable in a direction approaching and separating from the engaging portion with respect to the frame portion.
以下、本発明に係る枠状体を実施するための最良の形態を図面に基づいて説明する。
尚、本形態で例示する枠状体1は、図2(a)に示すように、掲示板Bを支持する支持枠であり、以下では、枠状体1を支持枠1として説明する。
Hereinafter, the best mode for carrying out a frame-like body according to the present invention will be described with reference to the drawings.
Note that the frame-
本形態で例示する取付け対象体Aは、図2(b)及び図4に示すように、上端側の屋根部A1と、壁部A2と、下端側の床下部A3とを備えた家屋状のものであり、図2(b)及び図3に示すように屋根部A1の上面の一辺全域を直方体状に突出させた段差部A4を有し、図4及び図5(a),(b)に示すように段差部A4を除く上面を平坦部A5としたものである。 As shown in FIGS. 2B and 4, the attachment object A exemplified in the present embodiment is a house-like shape including a roof portion A <b> 1 on the upper end side, a wall portion A <b> 2, and a floor lower portion A <b> 3 on the lower end side. As shown in FIGS. 2 (b) and 3, the step A4 has a step A4 projecting in the form of a rectangular parallelepiped on the entire side of the top surface of the roof A1, and FIGS. As shown in FIG. 4, the upper surface excluding the stepped portion A4 is a flat portion A5.
すなわち、本形態の支持枠1は、取り付け対象体Aに対して前記のような構成の屋根部A1における段差部A4側又は平坦部A5側と、床下部A3に亘って、着脱自在に掛合取付けするものであり、以下、この支持枠1の構成を説明する。
That is, the
支持枠1は、図1(a)〜(c)に示すように、前記掲示板Bを支持する枠部2と、該枠部2の上端側(屋根部A1側)に設けられた掛合部3と、枠部2の下端側(床下部A3側)に設けられた固定掛合部4とから構成されている。
As shown in FIGS. 1A to 1C, the
枠部2は、二本の縦枠21を4本の横枠22で連結した略梯子状を呈する形状のものである。横枠22には、図1及び図2(a),(b)に示すように、掲示板Bを左右方向から抜き挿し可能に支持する支持片23が備えられている。支持片23は略L型状を呈し、一対の支持片23で一枚の掲示板Bの上下縁を上下から挟持状に支持するように三対配置されている。
The
掛合部3は、図2及び図3に示すように、段差部A4側のコーナー部(以下「段差部側コーナー部」という)A41と、図4及び図5に示すように、平坦部A5側のコーナー部(以下「平坦部側コーナー部」という)A51に対して掛脱自在に掛合するものである。この掛合部3は、二本の縦枠21の夫々設けられており、平坦部側コーナー部A51に対して掛合するものであって、枠部2に対して回動可能に軸支した回動掛合体31と、段差部側コーナー部A41に対して掛合するものであって、枠部2に対してスライド可能に支持されたスライド掛合体32の二つの掛合体を備えている。そして、回動掛合体31の回動により、段差部側コーナー部A41に対する掛合状態と、平坦部側コーナー部A51に対する掛合状態とに切替えるようにされている。
As shown in FIGS. 2 and 3, the
回動掛合体31は、図4及び図5に示すように、掛合状態において、平坦部側コーナー部A51を境に、壁部A2と対面する壁部掛合板31Aと、平坦部A5と対面する平坦部掛合板31Bとからなる略L型状に形成されている。
As shown in FIGS. 4 and 5, the rotating
壁部掛合板31Aは、掛合状態において壁部A2に接触する壁部側接触面310を有し、該壁部側接触面310と反対側の面(枠部2と対面する面)と、縦枠21から壁部A2方向へ突出させた支持板24とに亘って固着した蝶板25により、図面上、枠部2に対して上下方向に回動可能に連結されている。
The
平坦部掛合板31Bは、掛合状態において平坦部A5に接触する平坦部側接触面311を有し、該平坦部接触面311には、軟質の合成樹脂材やゴム材、あるいはスポンジ材等からなる滑り止め及びクッションとなる緩衝板312が固着されている。平坦部接触面311の反対側の面は、図2及び図3に示すように、スライド掛合体31が段差部側コーナー部A41に掛合した状態で壁部A2に接触して、回動掛合体31がスライド掛合体32と協同で掛合するための掛合面部313である。この掛合面部313は、平坦部接触面311が平坦部A5に接触した状態においてスライド掛合体32に接触する。
The flat portion
スライド掛合体32は、図2及び図3に示すように、掛合状態において段差部A4の上面部A42に接触する段差部側接触面320と、段差部A4における壁部A2と反対側の側面部A43に接触する側面部側接触面321とからなる略L型状に形成されている。
As shown in FIGS. 2 and 3, the
このスライド掛合体32は、側面部側接触面321が側面部A43に対して接近・離間する方向にスライドする構成を有している。その構成は、スライド掛合体32に長手方向をスライド方向とする長孔322と、該長孔322を貫通すると共に、支持板24に対して螺合される日本の固定ボルト323からなる。そして、固定ボルト323の螺合を緩めることによりスライド掛合体32がスライド可能となり、締め付けることによりスライド不可能となる。
The
このようにした掛合部3によれば、支持枠1を取付け対象体Aの段差部A4側に取付ける場合には、図2及び図3に示すように、回動掛合体31を平坦部掛合板31Bの先端が下向きとなる(平坦部掛合板31Bの掛合面部313が壁部A2と対面する)ように回動させて、スライド掛合体32を段差部側コーナー部A41に掛合する。
According to the
このとき、スライド掛合体32をスライドさせることにより、側面部側接触面321が側面部A43に、掛合面部313が壁部A2に夫々接触する。すなわち、この段差部A4側への取付けにおいては、段差部側接触面320が上面部A42に接触すると共に、側面部側接触面321と掛合面部313とで段差部A4を挟持する協同掛合であるため、その掛合状態を保持するのに効果的である。更に、スライド掛合体32のスライドにより、段差部A4の幅が異なる取付け対象体にも対応することができる。
At this time, by sliding the
支持枠1を取付け対象体Aの平坦部A5側に取付ける場合には、図4及び図5に示すように、回動掛合体31を平坦部掛合板31Bの平坦部側接触面311が平坦部A5と対面するように回動させて、平坦部側コーナー部A51に掛合する。この掛合状態では、平坦部側接触面311が平坦部A5に接触すると共に、壁部側接触面310が壁部A2に接触した2箇所の接触面による掛合であるため、その掛合状態を保持するのに効果的である。
When attaching the
支持枠1の取付け位置を段差部A4側から平坦部A5側へ変更する場合、図5(a)〜(c)に示す手順で行なうことができる。
When the mounting position of the
すなわち、支持枠1を段差部A4側から取外すとき、平坦部掛合板31Bの掛合面部313が壁部A2と対面する状態で取外されるため、支持枠1を段差部A4側から平坦部A5側に移動させ、図5(a)に示すように、回動掛合体31の先端を平坦部A5に接触させる。次に、図5(b)に示すように、支持枠1を下方に引き下げる動作を行うことにより、回動掛合体31が上方(スライド掛合体32方向)に回動し、この回動により、図5(c)に示すように、回動掛合体31を平坦部側コーナー部A51に掛合させることができる。したがって、支持枠1の取付けを段差部A4側から平坦部A5側へ変更する動作を、支持枠1を取外し、該支持枠1を回動掛合体31に手が届くまで倒して回動掛合体31を回動操作することなく行うことができる。
That is, when the
固定掛合部4は、床下部A3側に掛合し、屋根部A1側に掛合される掛合部3とで取付け対象体Aを挟持して、支持枠1を取付け対象体Aに固定状に取付けるためのものである。
The fixed hooking
固定掛合部4は、図6(a)〜(c)に示すように、床下部A3のコーナー部A31に掛合する掛合凹部41と、該掛合凹部41の枠部2側の端部から該枠部A2側に突出させた嵌合板42と、該嵌合板42に対して上下方向に貫通したボルト(螺合体)43とから構成されている。
As shown in FIGS. 6 (a) to 6 (c), the fixed
ボルト43は、ねじ部430が嵌合板42に開孔された貫通孔420に遊嵌合され、且つねじ部430には、ボルトヘッド432とで嵌合板42を上下で挟持する保持板431が固着されている。又、ねじ部430は、枠部2から壁部A2方向へ突出させた支持板26に対して、上下方向に螺合されている。
The
すなわち、ボルト43を螺合及び螺合解除方向に回動させることにより、固定掛合部4が上下方向に移動して、コーナー部A31に対して掛合解除状態(図6(a))と掛合状態(図6(b))とに切換えることができる。そして、掛合状態において、屋根部A1側に掛合される掛合部3とで取付け対象体Aを挟持して、支持枠1を取付け対象体Aに固定状に取付けることができる。
That is, by rotating the
以上のような構成の支持枠1によれば、釘等は一切使用せず、掛合部3の屋根部A1側への掛合と、固定掛合部4の床下部A3側への掛合により取付けることができ、該掛合を解除することにより取外すことができるので、支持枠1の着脱が確実、且つ容易であると共に、取付け対象体Aに対する傷付きを抑制することができる。しかも、掛合部3における回動掛合部31の回動、及びスライド掛合部32のスライドにより、屋根部A1の形態の異なる部位に対していずれにも対応することができる。
According to the
尚、本発明は、例示した実施の形態に限定するものでは無く、特許請求の範囲の各項に記載された技術的思想の範囲において、各種形態による実施が可能である。 Note that the present invention is not limited to the illustrated embodiment, and can be implemented in various forms within the scope of the technical idea described in each section of the claims.
例えば、例示した形態では、固定掛合部を備えた支持枠としているが、本発明では、この固定掛合部4を備えない支持枠も包含し、この場合、支持枠の下端部を地面に挿し込めるような形態にすることが好ましい(図示せず)。又、例示した形態では、枠状体を掲示板や看板等を支持する支持枠としているが、本発明では、例示した支持枠に限定するものではなく、例えば、昇降用の梯子としても利用でき、梯子とした場合の使用形態として、屋外のみならず、室内の2段ベッドやロフトの昇降に用いられる梯子としても使用できる(図示せず)。又、例示した形態では、取付け対象体の上下方向に沿って取付けた状態を示しているが、固定掛合部を備えたものでは左右方向に沿って取付けることができる(図示せず)。
For example, in the illustrated embodiment, the support frame is provided with a fixed engagement portion, but the present invention includes a support frame that does not include this fixed
1:支持枠(枠状体) 2:枠部 3:掛合部 4:固定掛合部
A:取付け対象体 A1:屋根部 A2:壁部 A3:床下部 A4:段差部
A5:平坦部 31:回動掛合体 32:スライド掛合体 31A:壁部掛合板
31B:平坦部掛合板 322:長孔 323:固定ボルト 41:掛合凹部
42:嵌合板 43:ボルト(螺合体) 310:壁部側接触面
311:平坦部側接触面 313:掛合面部 320:段差部側接触面
321:側面部側接触面
1: Support frame (frame-like body) 2: Frame portion 3: Engagement portion 4: Fixed engagement portion A: Attachment object A1: Roof portion A2: Wall portion A3: Lower floor portion A4: Step portion A5: Flat portion 31: Time Moving engagement 32:
311: Flat part side contact surface 313: Engagement surface part 320: Step part side contact surface 321: Side part side contact surface
Claims (4)
枠部と、該枠部の一端側に備えられ、前記取付け対象体の一端側に対して掛脱自在に掛合する掛合部とを備え、
前記掛合部は、二つの掛合体を有し、該二つの掛合体のうちの一方を前記枠部に対して回動可能に軸支した回動掛合体としてなり、
前記回動掛合体は、その回動により、前記他方の掛合体を掛合状態と掛合解除状態とに切替えると共に、他方の掛合体の掛合解除状態時に独立して掛合状態となることを特徴とする枠状体。 A frame-like body that is detachably attached to an attachment target body,
A frame portion, and a hook portion that is provided on one end side of the frame portion and is detachably hooked to one end side of the attachment target body;
The engagement portion has two engagement bodies, and is a rotation engagement body in which one of the two engagement bodies is pivotally supported so as to be rotatable with respect to the frame portion,
The rotating engagement body switches the other engagement body between an engagement state and an engagement release state by the rotation, and is independently engaged when the other engagement body is in the engagement release state. Frame body.
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