JP2009195684A - Condom - Google Patents
Condom Download PDFInfo
- Publication number
- JP2009195684A JP2009195684A JP2009007221A JP2009007221A JP2009195684A JP 2009195684 A JP2009195684 A JP 2009195684A JP 2009007221 A JP2009007221 A JP 2009007221A JP 2009007221 A JP2009007221 A JP 2009007221A JP 2009195684 A JP2009195684 A JP 2009195684A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- condom
- protrusion
- penis
- ring
- mold member
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Abstract
Description
本発明は、コンドームに係り、より詳しくは、男性の早漏を防止可能とできると共に陰茎に装着して使用する際に抜けにくくなり、かつED(勃起障害)の治癒をも可能とするコンドームに関する。 The present invention relates to a condom, and more particularly, to a condom that can prevent premature ejaculation in men, is difficult to remove when used on a penis, and can cure ED (erectile dysfunction).
従来、産児制限等のために使用するコンドームが知られている(例えば特許文献1参照)。
この公報に開示されたコンドームは、その一部に人工皮膚を使用したものであるが、その全体形状は、例えば、図17に示すような、一般的なコンドーム100と略同じである。
一般的なコンドーム100は、薄い原料ラテックスやシリコンゴム等により細長の筒状袋に形成されており、その先端に液溜まり部111が設けられている。
Conventionally, a condom used for birth control or the like is known (see, for example, Patent Document 1).
The condom disclosed in this publication uses artificial skin for a part of the condom, but the entire shape thereof is substantially the same as a
A
ところで、図17に示すコンドーム100の内周部には、未使用時に、コンドーム自身の内周部同士が付着して開きにくくならないように、例えば、ゼリー状部材が薄く塗布されている。そのため、陰茎にコンドーム100を装着した際に、そのゼリー状部材が陰茎に付着して滑りやすくなるので、使用中にコンドーム100が抜けやすくなる。
また、コンドーム100は、前述のように、薄い原料ラテックス等を使用して略同一径寸法で細長の筒状袋に形成されているので、コンドーム100の使用時に、陰茎に対しての引っ掛り部がなく、使用中にコンドーム100が抜けやすいという問題がある。その結果、不測の事態が発生するおそれがある。
Incidentally, for example, a jelly-like member is thinly applied to the inner peripheral portion of the
In addition, as described above, the
さらに、世の中の多くの男性が早漏の悩みを持っていることが各種の調査でわかっており、そのことが、充実した夫婦生活を送るための一つの障害となっている。
また、最近のコンドームは、少しでも装着感をなくそうとして、より薄型化を目指すようになってきている。そのため、ますます刺激が強くなり、早漏防止が困難となっている。
早漏予防の方法の一つとして、医師やカウンセラー等の奨める、陰茎、特にその根元を強く押えることが知られている。ところが、従来のコンドーム100では、自分か相手の手で押えることになり、行為の途中でそのような動作が加わることで雰囲気が損なわれることになる。
In addition, various studies have shown that many men in the world have problems with premature ejaculation, which is an obstacle to a fulfilling marital life.
In addition, recent condoms are becoming thinner, trying to eliminate the feeling of wearing even a little. For this reason, the stimulation is becoming stronger and it is difficult to prevent premature ejaculation.
As one of the methods for preventing premature ejaculation, it is known that doctors, counselors, etc. recommend strongly pressing the penis, especially its root. However, in the
本発明は、前記問題点を解決するために提案されたものであり、早漏を防止可能とできると共に、使用時に陰茎から抜けにくくなるコンドームを提供することを目的とする。 The present invention has been proposed to solve the above-described problems, and an object of the present invention is to provide a condom that can prevent premature ejaculation and is difficult to remove from the penis when used.
本発明のコンドームは、長手方向の少なくとも基端部近傍の内周部に断面形状が前記長手方向と直交する径方向の中心側に向いて突起する内側突起部を設けると共に、前記基端部近傍を陰茎の根元部近傍に対応させたことを特徴とする。 The condom of the present invention is provided with an inner protrusion that protrudes toward the center side in the radial direction whose cross-sectional shape is orthogonal to the longitudinal direction, at least in the inner periphery near the proximal end in the longitudinal direction, and in the vicinity of the proximal end In the vicinity of the base of the penis.
本発明は、以上のように構成されているので、コンドームを陰茎に装着したとき、長手方向の少なくとも基端部近傍の内周部に形成された内側突起部が陰茎の根元部近傍により押し広げられる。すると、押し広げられた内側突起部には元に戻ろうとする反力が発生し、その力が陰茎を強く締め付ける。その結果、少なくとも陰茎の根元部近傍が強く押えられた状態となり、射精感が抑えられるので早漏を防止可能とできる。
また、少なくとも基端部近傍の内側突起部により陰茎の根元部近傍が強く締め付けられるので、コンドームが抜けにくくなるという効果がある。
Since the present invention is configured as described above, when the condom is mounted on the penis, the inner protrusion formed at least in the inner peripheral portion in the vicinity of the base end portion in the longitudinal direction is pushed and expanded near the base portion of the penis. It is done. Then, a reaction force that tries to return to the inner projecting portion that has been spread out is generated, and the force strongly tightens the penis. As a result, at least the vicinity of the base of the penis is strongly pressed, and the ejaculation sensation is suppressed, so that premature ejaculation can be prevented.
Moreover, since the vicinity of the base part of the penis is strongly tightened by at least the inner protrusion part in the vicinity of the base end part, there is an effect that the condom is difficult to come off.
以下、本発明に係るコンドームの一実施形態を図面に基づいて説明する。
図1には、第1実施形態のコンドーム10が膨らんだ状態で示されている。
Hereinafter, an embodiment of a condom according to the present invention will be described with reference to the drawings.
FIG. 1 shows the
コンドーム10は、原料ラテックス、ポリウレタン、シリコンゴム等の極薄材料で形成されており、図1,3に示すように、陰茎の全長にわたる長さの細長の筒状袋に形成されている。
コンドーム10の先端部には液溜まり部11が設けられ、基端部には補強部12が形成されている。
The
A
また、コンドーム10の内周部には、膨らましたとき、断面がコンドーム10の長手方向と直交する径方向中心側に突起する内側突起部13,13Aが形成されている。この内側突起部13,13Aは、コンドーム10の長手方向の例えば3箇所位置に形成されている。
すなわち、コンドーム10の先端部近傍14には内側突起部13、コンドーム10の基端部近傍15には内側突起部13A、上記先端部近傍14と基端部近傍15との略中間の中央部近傍16には内側突起部13が形成されている。
In addition,
That is, the
このうち、先端部近傍14の内側突起部13は、図2に示すように、コンドーム10を陰茎20の亀頭部24に装着し、矢印A方向に沿って基端部近傍15側にずらしていったとき、陰茎20の亀頭部24の略後端部に相当する位置に形成されている。
また、図3に示すように、コンドーム10の基端部近傍15は陰茎20の根元部近傍25に対応しており、基端部近傍15の内側突起部13Aは、陰茎20の根元部近傍25に相当する位置に形成されている。
さらに、コンドーム10の中央部近傍16は陰茎20の略中央部26に対応しており、したがって、中央部近傍16の内側突起部13は、陰茎20の略中央部26に相当する位置に形成されている。
Among these, as shown in FIG. 2, the
Further, as shown in FIG. 3, the proximal
Furthermore, the
これらの内側突起部13,13Aは、図1および図1のa部を表す図4(A)に示すように、コンドーム10の内周部に、かつ内径の中心側に向かって、つまりコンドーム10の長手方向と直交する方向に突起して設けられている。
内側突起部13は、所定寸法の幅Wと、コンドーム10の内周部における内径寸法d1より小さな内径寸法d2とを有し、前記先端部近傍14と基端部近傍15と中央部近傍16との3箇所のそれぞれで、周方向に連続するリング状に形成されている。
As shown in FIG. 4 (A), which represents part a of FIG. 1 and FIG. 1, these
The
ここで、内側突起部13等の各寸法を図4(A)に基づいて説明する。
コンドーム10の内径寸法はd1となっており、内側突起部13の内径寸法が上述のようにd2となっている。つまり、内側突起部13は、内径寸法d1から内径寸法d2を減じた突起寸法d3と、幅寸法Wとに形成されている。
そして、この突起寸法d3は、例えば1.0mm〜2.0mmに設定され、また、内側突起部13の幅寸法Wは、例えば2.0mm〜4.0mmに設定されている。
Here, each dimension of the inner
The inner diameter of the
And this protrusion dimension d3 is set to 1.0 mm-2.0 mm, for example, and the width dimension W of the inner
ただし、突起寸法d3は上記数値に限定されない。1.0mm以下でもよく、また2.0mm以上でもよい。さらに幅寸法Wも上記数値に限定されず、1.0mm以下でもよく、また2.0mm以上でもよい。仮に、突起寸法d3の数値を大きく設定すれば、陰茎20(図2,3参照)に装着したときに生じる反力が、その分大きくなるので、より早漏防止効果と抜け止め効果とが向上する。
上述のように、突起寸法d3および幅寸法Wは、1.0mm以下でもよいが、その数値が、0.1mm、0.2mm等あまりに小さいと効果が得られないので、少なくとも1.0mmに近い寸法、また、1.0mm以上が好ましい。
However, the projection dimension d3 is not limited to the above numerical value. It may be 1.0 mm or less, or 2.0 mm or more. Furthermore, the width dimension W is not limited to the above numerical value, and may be 1.0 mm or less, or 2.0 mm or more. If the projection dimension d3 is set to a large value, the reaction force generated when attached to the penis 20 (see FIGS. 2 and 3) is increased by that amount, so that the effect of preventing premature ejaculation and the retaining effect are improved. .
As described above, the projection dimension d3 and the width dimension W may be 1.0 mm or less. However, if the numerical value is too small, such as 0.1 mm or 0.2 mm, an effect cannot be obtained, so at least close to 1.0 mm. The dimension is preferably 1.0 mm or more.
これに対して、本実施形態では、陰茎20の根元部近傍25に対応する基端部近傍15の内側突起部13Aの突起寸法d3および幅寸法Wが、他の先端部近傍14、中央部近傍16の突起寸法d3および幅寸法Wよりも、所定寸法大きく形成されている。
すなわち、先端部近傍14および中央部近傍16の突起寸法d3が例えば1.0mm、幅寸法Wが例えば2.0mmに形成されている場合、基端部近傍15の突起寸法d3は例えば1.5mm、幅寸法Wが例えば3.0mmに形成されている。
そのため、コンドーム10を陰茎20に装着したとき、基端部近傍15の内側突起部13Aの反力がより大きくなり、手で押えたのと同様の効果となり、より早漏防止と抜け防止との効果が生じる。
In contrast, in this embodiment, the protrusion dimension d3 and the width dimension W of the
In other words, when the protrusion dimension d3 in the vicinity of the
Therefore, when the
以上のようなコンドーム10を、図2に示すように陰茎20に装着する際、まず、コンドーム10の基端を陰茎20の亀頭部24に被せると共に矢印A方向に進めていくと、最初に、陰茎20によりコンドーム10の先端部近傍14の内側突起部13が押し広げられる。
次に、コンドーム10の長手方向略中央部近傍16の内側突起部13の内径、最後に、コンドーム10の基端部近傍15の内側突起部13Aがそれぞれ押し広げられる。そして、図3に示すように陰茎20全体に装着される。
When the
Next, the inner diameter of the
陰茎20にコンドーム10が装着され、陰茎20が内側突起部13,13Aの内径を押し広げる際は、その陰茎20により、図4(B)に示すように、内側突起部13が矢印P1で示す方向に生じる拡開力により押し広げられる。その結果、内側突起部13が、その突起寸法d3分だけコンドーム10の内周から外側に突起した状態となる。
When the
陰茎20にコンドーム10が装着されたとき、図4(B)および図5に矢印P2で示す方向に生じる反力により、内側突起部13,13Aには、押し広げられた後、元の状態に戻ろうとする作用が働き、この内側突起部13の反力により陰茎20が締め付けられる。
その結果、コンドーム10が装着されている間中、陰茎20が長手方向3箇所の内側突起部13により強く押された状態となるので刺激が抑えられ、これにより、早漏を防止することが可能となり、また、長手方向3箇所の内側突起部13,13Aがそれぞれ引掛かり部となって、陰茎20からコンドーム10が抜けにくくなる。
When the
As a result, while the
特に、本第1実施形態では、基端部近傍15の内側突起部13Aの突起寸法d3および幅寸法Wが、他の先端部近傍14、中央部近傍16の突起寸法d3および幅寸法Wよりも大きく形成されているので、コンドーム10に陰茎20を装着したとき生じる反力が大きくなる。その結果、より早漏を防止することが可能となり、また、より抜けにくくなる。
In particular, in the first embodiment, the protrusion dimension d3 and the width dimension W of the
以上のようなコンドーム10は、図6に示すように、例えば、硬質ガラスの型部材30を使用して製作することができる。
すなわち、コンドーム製造装置3に設けられた型部材30には、コンドーム10の先端部近傍14の内側突起部13に対応する先端部34の窪み部33、コンドーム10の中央部近傍16の内側突起部13に対応する中央部36の窪み部33、およびコンドーム10の基端部近傍15の内側突起部13Aに対応する基端部35の窪み部33Aが形成されている。
第1実施形態では、これらの窪み部33が例えば半円球状に形成されている。そのため、前記内側突起部13の幅寸法Wが例えば2.0mmなら、幅寸法Wは1.0mmとなるように窪み部33の寸法が設定されている。
また、内側突起部13AWが例えば3.0mmなら、幅寸法Wは1.5mmとなるように窪み部33Aの寸法が設定されている。
The
That is, the
In the first embodiment, these
Further, if the inner protrusion 13AW is, for example, 3.0 mm, the dimension of the
そして、以上のように形成されている型部材30を、原料ラテックス等の液に所定時間浸して型部材30の表面に原料ラテックス等を付着させ、その付着したラテックスを乾燥させた後、乾燥したラテックス等を型部材30から取り外せばコンドーム10の完成となる。
ここで、型部材30を原料ラテックスの液に浸したとき、窪み部33,33A内にも原料ラテックス等が入り込み、その原料ラテックス等が乾燥すると、上記コンドーム10に2箇所の内側突起部13および1箇所の内側突起部13Aが形成されることになる。そして、各窪み部33,33Aは、前述のように半円球状に形成されているので、完成したコンドーム10の内側突起部13を容易に取り出せる。
Then, the
Here, when the
以上のような本実施形態によれば、次のような効果がある。
(1)コンドーム10を陰茎20に装着した際、長手方向3箇所のそれぞれで、内周部に形成された内側突起部13,13Aが陰茎20により押し広げられる。すると、押し広げられた内側突起部13,13Aには元に戻ろうとする反力が発生し、その力が陰茎20を強く締め付ける。その結果、陰茎20を強く押えた状態となるので早漏を防止可能とできる。
According to the present embodiment as described above, the following effects are obtained.
(1) When the
(2)コンドーム10を陰茎20に装着した際、長手方向3箇所のそれぞれで、内周部に形成された内側突起部13,13Aが陰茎20に引っ掛かった状態となるので、コンドーム10が抜けにくくなるという効果がある。
(2) When the
(3)コンドーム10の基端部近傍15の内側突起部13Aの突起寸法d3および幅寸法Wが、他の先端部近傍14、中央部近傍16の突起寸法d3および幅寸法Wよりも大きく形成されているので、装着したとき、基端部近傍15の内側突起部13Aの反力が他の部位よりも大きくなる。その結果、あたかも手で陰茎20の根元部近傍25を押えた状態と同じとなり、早漏防止と抜け防止とのより大きな効果が生じる。
(3) The protrusion dimension d3 and the width dimension W of the
(4)コンドーム10の取り外しに際して、装着しているときは突起している内側突起部13,13Aを摘んで基端部近傍15側から先端部近傍14側に巻き込んでいくことができるので、取り外しが容易となる。
(4) When removing the
(5)コンドーム10を陰茎20に装着したとき、コンドーム10の内周部に設けられた内側突起部13,13Aが外周から外側に突起するので、その突起した内側突起部13,13Aによりパートナーに刺激が与えられ、これにより、充実した夫婦生活、充実したカップルライフを得ることができる。
(5) When the
次に、本発明に係るコンドームの第2実施形態を図7、図8に基づいて説明する。
図7は第2実施形態のコンドーム40を形成する際の型部材30との関係を示す全体側面図であり、図8は突起用リング45を型部材30に装着した状態を示す拡大部分断面図である。
Next, a second embodiment of the condom according to the present invention will be described with reference to FIGS.
FIG. 7 is an overall side view showing the relationship with the
本第2実施形態のコンドーム40は、前記第1実施形態のコンドーム10の内側突起部13,13Aに相当する内側突起部43,43Aを形成するのに突起用リング45を用いたものである。
すなわち、前記突起用リング45は、例えば原料ラテックスやシリコンゴム等、コンドーム40の材質と同一材質で予め形成されている。そして、この突起用リング45を型部材30の窪み部33,33Aに嵌め込んだ後、型部材30を原料ラテックスの液に所定時間浸して、乾燥させることで内側突起部43,43Aを有するコンドーム40が形成される。
第2実施形態のコンドーム40と第1実施形態のコンドーム10とは、突起用リング45を用いる点が異なるのみで、他の構成はまったく同じである。したがって、同一部材には同一符号を付して、それらについての詳細な説明は省略する。
The
That is, the
The
突起用リング45は、型部材30の窪み部33,33Aに嵌り込む大きさに形成されており、そのリング45を、図7に示すように拡げながら前記型部材30の基端部35の窪み部33Aから順に、中央部36の窪み部33、先端部34の窪み部33にそれぞれ嵌め込んで装着する。
その後、型部材30を原料ラテックスの液に浸すことで、図8に示すように、突起用リング45の周囲にも原料ラテックスの液が付着し、これにより内側突起部43,43Aを有するコンドーム40が形成されるようになっている。
The
Thereafter, the
ここで、突起用リング45の大きさは、図8に示すように、外形寸法がD1、内径寸法がD2、厚さ寸法がW1となっている。
これに対して、型部材30の窪み部33,33Aの寸法は、コンドーム40外形寸法がd1、内径寸法がd2、突起寸法d3となるように形成されており、幅寸法Wは突起用リング45の厚さ寸法W1より大きな寸法に形成されている。
そのため、窪み部33,33Aに突起用リング45を嵌め込んだとき、窪み部33,33Aと突起用リング45の外周とに隙間Sが生じる。そして、その状態で型部材30を原料ラテックスの液に浸せば、上記隙間S内に原料ラテックスの液が入り込み、突起用リング45を包み込む。これにより、原料ラテックスの液と突起用リング45とが略一体化した状態となる。
Here, as shown in FIG. 8, the
On the other hand, the dimensions of the
Therefore, when the
窪み部33,33Aと突起用リング45との寸法が異なるため、突起用リング45を嵌め込んだとき、その突起用リング45の位置が偏ることもあるが、仮に、突起用リング45の内径一部が窪み部33,33Aの深さ方向先端一部に接触した場合、厳密には接触したその箇所には原料ラテックスの液は入り込まず、その部位では突起用リング45は包み込まれない可能性もあるが、その他の部位では原料ラテックスの液により突起用リング45が包み込まれるので、確実に内側突起部43,43Aが形成される。
Since the dimensions of the
また、突起用リング45を装着した後、型部材30を原料ラテックスの液に浸したとき、型部材30をわずかに揺することにより突起用リング45の全周を原料ラテックスの液で包み込むことが可能となる。
さらに、突起用リング45の内径寸法D2が型部材30の外形寸法d1より小さいので、突起用リング45を型部材30の窪み部33,33Aに装着した後、勝手に外れることがない。
なお、図8において、窪み部33Aおよび内側突起部43Aは(33A)、(43A)として記載してあるが、これらは、型部材30の基端部35およびコンドーム40の基端部近傍45に対応するものである。
When the
Further, since the inner diameter dimension D2 of the
In FIG. 8, the recessed
以上のような第2実施形態のコンドーム40によれば、前記第1実施形態の(1)〜(6)と略同様の効果の他、次のような効果を得ることができる。
(7)窪み部33,33Aに突起用リング45を嵌め込んだ後型部材30を原料ラテックスの液に浸すと、突起用リング45と窪み部33,33Aの隙間Sとに原料ラテックスの液が入り込む。その隙間S内の原料ラテックスの液が乾燥すると内側突起部43,43Aを有するコンドーム40が完成するので、突起用リング45がない場合と比べて窪み部33,33A内の原料ラテックスの液の乾燥時間を短縮することができ、これにより、生産性の向上を図ることができる。
According to the
(7) When the
(8)突起用リング45の内径寸法D2が型部材30の外形寸法d1より小さいので、突起用リング45を型部材30の窪み部33,33Aに装着した後、勝手に外れることがない。
(8) Since the inner diameter D2 of the
次に、本発明に係るコンドームの第3実施形態を図9、図10に基づいて説明する。
図9は第3実施形態のコンドーム50を形成する際の前記型部材30との関係を示す全体側面図であり、図10はリング55を型部材30に装着した状態を示す拡大部分断面図である。
Next, a third embodiment of the condom according to the present invention will be described with reference to FIGS.
FIG. 9 is an overall side view showing the relationship with the
本第3実施形態のコンドーム50は、前記第1実施形態のコンドーム10の内側突起部13,13Aに相当する内側突起部53,53Aを形成するのに突起用リング55を用いたものである。そして、本第3実施形態のコンドーム50では、内側突起部53および内側突起部53Aにおいて、内周のみならず、外周に、外方に突起する突起部50aをも有する形状としたものである。
The
すなわち、この突起用リング55は、前記突起用リング45と同一材質で、かつ略同一形状に予め形成されている。ただし、突起用リング55は突起用リング45よりも外径寸法が大きく形成されている。そのため、第3実施形態のコンドーム50では、内側突起部53および内側突起部53Aにおいて、それぞれコンドーム50の外方に突出したリング状の上記突起部50aが形成されることになる。
そして、この突起用リング55を型部材30の窪み部33に嵌め込んだ後、型部材30を原料ラテックスの液に所定時間浸して、乾燥させることで、それぞれが外方に突出した突起部50aを有する内側突起部53,53Aを備えたコンドーム50が形成される。
That is, the
Then, after the
突起用リング55は、その内径寸法D11が型部材30の窪み部33,33Aに嵌り込む大きさに形成されており、図9に示すように拡げながら前記型部材30の基端部35の窪み部33Aから順に、中央部36の窪み部33、先端部34の窪み部33にそれぞれ嵌め込んで装着する。その後、型部材30を原料ラテックスの液に浸すことで、突起用リング55の周囲にも原料ラテックスの液が付着し、これにより、それぞれが外方に突出した突起部50aを有する内側突起部53,53Aが形成されるようになっている。
The
ここで、突起用リング55の大きさは、図10に示すように、外形寸法がD12、内径寸法がD11、厚さ寸法がW1となっている。
これに対して、型部材30の窪み部33の寸法は、コンドーム40外形寸法がd1、内径寸法がd2、突起寸法d3となるように形成されており、幅寸法Wは突起用リング45の厚さ寸法W1より大きな寸法に形成されている。
Here, as shown in FIG. 10, the
On the other hand, the dimensions of the
そのため、窪み部33,33Aに突起用リング55を嵌め込んだとき、窪み部33,33Aと突起用リング55の外周とに隙間Sが生じる。そして、その状態で型部材30を原料ラテックスの液に浸したとき、上記隙間S内に原料ラテックスの液が入り込み、突起用リング55の内径側の略半分を包み込むと共に、窪み部33,33Aから型部材30のそれぞれ外方に突出した突起部50aを包み込み、これにより、原料ラテックスの液と突起用リング55とが略一体化した状態となる。
そして、前述のように、外方に突出した突起部50aを有する内側突起部53,53Aを備えたコンドーム50が形成される。
Therefore, when the
As described above, the
なお、窪み部33,33Aと突起用リング55の内径寸法が異なるため、突起用リング55を嵌め込んだとき、その突起用リング55の位置が窪み部33,33Aに対して偏ることもあるが、仮に、突起用リング55の内径一部が窪み部33,33Aの深さ方向先端一部に接触した場合、厳密には接触したその箇所には原料ラテックスの液は入り込まず、その部位では突起用リング55は包み込まれない可能性もあるが、その他の部位では原料ラテックスの液により突起用リング55が包み込まれるので、確実に内側突起部53,53Aが形成される。
また、突起用リング55を装着した後、型部材30を原料ラテックスの液に浸したとき、型部材30をわずかに揺することにより突起用リング55の全周を原料ラテックスの液で包み込むことが可能となる。
In addition, since the inner diameter dimensions of the
Further, when the
以上のような第3実施形態のコンドーム50によれば、前記(1)〜(8)と略同様の効果の他、次のような効果を得ることができる。
(9)突起用リング55が型部材30の窪み部33,33Aから外方に突出した突起部50aを有する大きさとなっているので、内周部の内側突起部53,53Aと突起部50aとを合計した寸法、つまり突起用リング55の厚さ分が外側に突起するため、コンドーム50を陰茎20に装着した際、より強い反力が生じ、陰茎20を強く締め付ける。その結果、陰茎20を強く押えた状態となるので早漏を防止可能とできると共に、使用中の抜けを防止可能とできる。
According to the
(9) Since the
(10)突起用リング55が、それぞれの内側突起部53,53Aで、コンドーム50の外方に突出した突起部50aを有する大きさとなっているので、コンドーム50を陰茎20に装着したとき、内周部の内側突起部53,53Aと突起部50aとを合計した寸法、つまり突起用リング55の厚さ分が外側に突起するため、パートナーへの刺激が強まり、より充実した夫婦生活、充実したカップルライフを送ることができる。
(10) Since the
次に、本発明に係るコンドームの第4実施形態を図11〜13に基づいて説明する。
図11は第4実施形態のコンドーム60を形成する際の型部材30との関係を示す全体側面図であり、図12は磁石入り突起用リング65を示す全体平面図であり、図13は磁石入り突起用リング65を型部材30に装着した状態を示す拡大部分断面図である。
Next, 4th Embodiment of the condom which concerns on this invention is described based on FIGS.
FIG. 11 is an overall side view showing the relationship with the
第4実施形態のコンドーム60は、前記第1実施形態の内側突起部13,13Aおよび第2実施形態の内側突起部43,43Aに相当する内側突起部63,63Aに、陰茎20の神経を刺激して血流を活性化させ、血行をよくする血流活性化部材を埋め込んだものである。
The
すなわち、本第4実施形態では、前記第1〜第3実施形態での早漏を防止可能とできると共に、使用時に陰茎から抜けにくくする、という目的に加えて、血流活性化部材を用いることで、陰茎の神経および細胞に刺激を与え、血流を活性化させて血行をよくし、それにより、ED(勃起障害)の治癒をも可能とする、という目的も有しているものである。
そして、血流活性化部材として、例えばゴム磁石67が用いられており、磁石を使用することにより磁場を生じさせ、その磁場により血流の活性化を図ろうとするものである。
That is, in this 4th Embodiment, while being able to prevent premature ejaculation in the said 1st-3rd embodiment, in addition to the objective of making it difficult to remove from a penis at the time of use, by using a blood flow activation member, It also has the purpose of stimulating the nerves and cells of the penis and activating the bloodstream to improve blood circulation, thereby enabling the healing of ED (Erectile Dysfunction).
For example, a
ここで、体内に磁石による作用が働くと、発生する磁場により体内の神経、細胞に刺激が与えられ、その結果、神経および細胞が活性化して血流も活性化し血行がよくなる、とされている。そして、磁石を埋め込んだ布団や、磁石を組み込んだ腕輪等が多く販売され、広く利用されている。また、磁石を利用した健康器具では医療機器としても認証されたものもある。 Here, it is said that when the action of a magnet works in the body, nerves and cells in the body are stimulated by the generated magnetic field, and as a result, nerves and cells are activated, blood flow is also activated, and blood circulation is improved. . And many futons with magnets embedded, bracelets with magnets incorporated, etc. are sold and widely used. In addition, some health appliances using magnets are also certified as medical devices.
本第4実施形態のコンドーム60は、前記第1実施形態のコンドーム10等と同様に原料ラテックス等の材料で形成され、また、コンドーム60の内周部には、膨らましたとき径方向中心側に突起する前記内側突起部63,63Aが形成されている。この内側突起部63,63Aは、前記第1〜第3実施形態のコンドーム10,40,50と同様に、コンドーム60の長手方向の3箇所位置に形成されている。
The
そして、本第4実施形態のコンドーム60の内側突起部63,63Aは、前記第2実施形態のコンドーム40の内側突起部43,43Aの形成と同様の方法により形成される。
すなわち、内側突起部63は突起用リング65を用いて形成されている。この突起用リング65は、前記突起用リング45と同様の形状、材質で形成されている。そして、このような突起用リング65には、予めゴム磁石67が埋め込まれている。
The
That is, the
図11に示すように、コンドーム60の内側突起部63,63A内に装着される上記突起用リング65は、前記第2実施形態の突起用リング45と略同じ寸法に形成されている。この突起用リング65の内部には、一部を断面した図12に示すように、複数個(実施形態では4個)のゴム磁石67が対向配置状態で埋め込まれている。
ただし、ゴム磁石67の数は4個に限定されず、それ以下でもそれ以上でもよい。
As shown in FIG. 11, the
However, the number of
ゴム磁石67は、極細の棒状のものが使用されており、その大きさは、例えば丸棒状のものを4箇所に配置する場合、例えば直径1.0mm〜1.5mm×長さ15.0mm〜17.0mmのものを使用することが好ましい。また、角棒状のものであれば、例えば1.0mm角〜1.5mm角×長さ15.0mm〜17.0mmのものを使用することが好ましい。しかし、ゴム磁石67の大きさは、上記寸法の大きさに限定されない。
このような大きさのゴム磁石67を使用することで、隣り合うゴム磁石67の間隔がゴム磁石67自体の長さより短い寸法となっている。
なお、ゴム磁石67の磁束の強さは特に限定されない。例えば、ネオジム磁石の粉末を混合して形成した磁束の強いゴム磁石を用いてもよい。
The
By using the
The strength of the magnetic flux of the
これに対して、内側突起部63,63Aの寸法は、図13に示すように、幅寸法Wが例えば2.0mm〜2.5mm、深さ寸法D3が例えば2.0mm〜2.5mmに形成されている。
したがって、内側突起部63,63Aは、所定寸法の幅Wと、コンドーム60の内周部における内径寸法d1より小さな内径寸法d2との差の突起寸法d3で形成されていることになる
On the other hand, as shown in FIG. 13, the
Therefore, the
各ゴム磁石67の配置は、図12に示すように、隣り合うゴム磁石67の対向する部位が、同極となるように、つまり例えばN極とN極、S極とS極となるように配置されている。これにより、隣り合うゴム磁石67の間隔より長い寸法に形成されているゴム磁石67のS極とN極とにより大きな磁場が発生し、広範囲かつ深く浸透することになる。
なお、隣り合うゴム磁石67の配置は上記に限定されず、N極とS極とが交互になるように配置してもよい。
As shown in FIG. 12, the arrangement of each
The arrangement of the
このような第4実施形態のコンドーム60を形成するには、まず、図11に示すように、ゴム磁石67を埋め込んだ突起用リング65を、前記型部材30の長手方向3箇所に形成されている窪み部33,33Aに順次嵌め込む。
In order to form such a
その後、型部材30を原料ラテックス等の液に浸し型部材30の表面に原料ラテックス等を付着させ、その付着したラテックスを乾燥させた後、乾燥したラテックス等を型部材30から取り外せば、内部にゴム磁石67を埋め込んだ突起用リング65を用いた内側突起部63,63Aを有するコンドーム60が完成する。
Thereafter, the
以上のような第4実施形態によれば、前記第1、第2実施形態の(1)〜(8)と略同様の効果の他、次のような効果を得ることができる。
(11)コンドーム60の内側突起部63,63Aが突起用リング65を用いて形成され、この突起用リング65内には、予め4個のゴム磁石67が埋め込まれている。そのため、コンドーム60を装着したとき、これらのゴム磁石67から生じる磁場により、陰茎20の神経および細胞が刺激されて活性化し、陰茎20の血流が活性化し血行がよくなる。その結果、ED(勃起障害)を治癒することも可能となり、充実した夫婦生活、充実したカップルライフを得ることができる。
According to the fourth embodiment as described above, the following effects can be obtained in addition to substantially the same effects as (1) to (8) of the first and second embodiments.
(11)
以上、前記各実施形態を参照して本発明を説明したが、本発明は上記各実施形態に限定されるものではない。本発明の構成や詳細については、当業者が理解し得るさまざまな変更を加えることができる。また、本発明には、上記各実施形態の構成の一部又は全部を相互に適宜組み合わせたものも含まれる。 Although the present invention has been described with reference to the above embodiments, the present invention is not limited to the above embodiments. Various changes that can be understood by those skilled in the art can be made to the configuration and details of the present invention. Further, the present invention includes a combination of some or all of the configurations of the above-described embodiments as appropriate.
例えば、前記第1実施形態では、内側突起部13,13Aをそれぞれの位置で、コンドーム10の内周部の全周にわたって連続する1本のリング状としたが、これに限らない。
図14(A),(B)に示すように断続した形状としてもよい。すなわち、コンドーム70の内周方向に半割り状に形成した2つの内側突起部73,73を、それぞれの向きを変えて、かつコンドーム70の長手方向に間隔をおいて配置した形状としてもよい。
この場合、前記型部材30に替わる型部材には2つの内側突起部73,73に対応する窪み部を形成すればよい。
このようにしても、前記(1)〜(8)と略同様の効果が得られる。
For example, in the first embodiment, the
It is good also as an intermittent shape as shown to FIG. 14 (A) and (B). That is, the two
In this case, a recess corresponding to the two
Even if it does in this way, the effect substantially the same as said (1)-(8) is acquired.
なお、図14に示すコンドーム70においても、それぞれの内側突起部73,73に前記ゴム磁石67を適宜埋め込んでもよい。この場合、半割りのリングを型部材30の窪み部33に装着することはできないので、ゴム磁石67のみを使用し、初めにそのゴム磁石67に原料ラテックス等の液を付着させた後、ゴム磁石67を型部材30の窪み部に付着させ、その型部材30を原料ラテックス等の液に浸すようにすればよい。
In the
さらに、前記第1実施形態のように、内周部の全周にわたって連続する1本のリング状に形成された内側突起部13,13Aを、図15(A),(B)に示すような内側突起部83としてもよい。
すなわち、この変形形態のコンドーム80では、連続する1本のリング状ではなく、内側突起部83が、同一円周方向に所定長さの、例えば4等分に断続されているが、全体としてリング状に形成されている。
なお、4等分に断続されたリング状でなくてもよく、2等分、3等分等の4等分以下、5等分、6等分等の4等分以上に断続されたリング状でもよい。
そして、この場合でも、それぞれの内側突起部83に、図示しないが、例えば1個ずつのゴム磁石を埋め込んでもよい。
Furthermore, as shown in FIGS. 15A and 15B, the
That is, in the
It does not have to be in the form of a ring that is intermittently divided into four equal parts, but in the form of a ring that is intermittently divided into four equal parts or less, such as two equal parts, three equal parts, etc. But you can.
Even in this case, although not shown, for example, one rubber magnet may be embedded in each
さらに、前記各実施形態では、3箇所の内側突起部13と13A,43と43A,63と63Aとを、コンドーム10,40,60の内周部の全周にわたって、また、内側突起部53と53Aとをコンドーム50の全周にわたって、かつ長手方向の同一位置で連続する1本のリング状となるように設けたが、これに限らない。長手方向の所定範囲にわたる螺旋形状のリングとしてもよい。
Further, in each of the above-described embodiments, the three
また、前記各実施形態では、内側突起部13と13A,43と43A,53および53A,63と63Aとをコンドーム10,40,50,60の先端部近傍14、基端部近傍15、中央部近傍16の3箇所に設けたが、これに限らない。例えば基端部近傍15のみの1箇所、あるいは基端部近傍15と先端部近傍14との2箇所に設けてもよい。さらに、4箇所、あるいはそれ以上の箇所に設けてもよいが、この場合、基端部近傍15を含むものとする。また、前記各実施形態では、内側突起部13と13A等を大きさが異なるものとしたが、これらは、同じ大きさでもよい。
Further, in each of the above embodiments, the
また、前記第1、第2、第4実施形態では、内側突起部13と13A,43と43A,63と63Aとをコンドーム10,40,60の先端部近傍14等、基端部近傍15等、および中央部近傍16等の3箇所にリング状に設けたが、これに限らない。内周部に、かつ膨らましたとき径方向中心側に突起するように形成されているものであれば、例えば半円球状の内側突起部を、基端部近傍15を含む任意の場所に複数個設けてもよい。
In the first, second, and fourth embodiments, the
さらに、前記第1実施形態では、内側突起部13,13Aを有するコンドーム10を製作するために、窪み部33を設けた型部材30を用いたが、例えば図16に示すような型部材90を用いてもよい。
すなわち、前記コンドーム製造装置3に設けられた型部材90では、その先端部94、中央部96、および基端部95の3箇所に、型部材90の外方に突起する内側突起部93が形成されている。そして、このような型部材90を原料ラテックスの液に浸して型部材90の表面に原料ラテックス等を付着させ、その付着したラテックスを乾燥させた後、型部材90から取り外せば前記コンドーム10の完成となる。
Furthermore, in the said 1st Embodiment, in order to manufacture the
That is, in the
ただし、上記変形形態の型部材90における内側突起部93の外径寸法d2は、図6に示す前記実施形態における型部材30の窪み部33の内径寸法d2と等しく、つまりコンドーム10の内側突起部13の内径寸法d2と等しい寸法に形成されている。そして、型部材90の表面に原料ラテックス等を付着させて形成したコンドーム10を反転させれば、内側突起部93が内周部に設けられた状態となり、前記内側突起部13が設けられた前記実施形態のコンドーム10とすることができる。
However, the outer diameter dimension d2 of the
また、前記第4実施形態では、血流活性化部材としてゴム磁石67を用いたが、血流活性化部材は磁石に限らない。例えば、粉末状のゲルマニウムまたはトルマリンを原料ラテックス等に混合させたリングを形成し、このリングを型部材30の窪み部33,33Aに嵌め込んで使用してもよい。
このような実施携帯によれば、前記(11)と略同様の効果を得ることができる。
In the fourth embodiment, the
According to such a mobile phone, it is possible to obtain substantially the same effect as the above (11).
さらに、前記各実施形態では、コンドーム10,40,50,60等を製造する際、硬質ガラスの型部材30を使用して行なっているが、コンドーム10等の製造は、これに限らない。要は、コンドーム10等の内周部に、膨らましたとき径方向中心側に突起する内側突起部13等を形成できればよいので、どのような装置、製造方法で製造してもよい。
Furthermore, in each said embodiment, when manufacturing the
本発明のコンドームは、産児制限などの必要性がある場合の家族計画等に利用できる。 The condom of the present invention can be used for family planning or the like when there is a need for birth control or the like.
10,40,50,60 コンドーム
13,43,53,63 内側突起部
13A,43A,53A,63A 内側突起部
14 コンドームの先端部近傍
15 コンドームの基端部近傍
16 コンドームの中央部近傍
20 陰茎
24 亀頭部
25 陰茎の根元部近傍
26 陰茎の中央部
30 型部材
33,33A 窪み部
34 型部材の先端部
35 型部材の基端部
36 型部材の中央部
45,55,65 突起用リング
67 ゴム磁石
10, 40, 50, 60
14 Near the tip of the condom
15 Near the base of the condom
16 Near the center of the condom
20 penis
24 Tortoise
25 Near the base of the penis
26 Central part of the penis
30 type member
33,33A hollow part
The tip of 34 type member
35 Base end of mold member
36 Center part of mold member
45, 55, 65 Ring for
Claims (5)
前記内側突起部を前記内周部に沿ったリング状に形成したことを特徴とするコンドーム。 The condom according to claim 1,
The condom characterized in that the inner protrusion is formed in a ring shape along the inner periphery.
前記リング状の内側突起部を、予め製造されると共にコンドーム製造用の型部材の溝に装着された突起用リング部材を基にして形成したことを特徴とするコンドーム。 The condom according to claim 2,
A condom characterized in that the ring-shaped inner protrusion is formed on the basis of a protrusion ring member that is manufactured in advance and is mounted in a groove of a condom manufacturing mold member.
前記突起用リング部材の外径寸法を前記型形部材の外径寸法より大きく形成したことを特徴とするコンドーム。 The condom according to claim 3,
A condom characterized in that an outer diameter of the ring member for projection is formed larger than an outer diameter of the mold member.
前記内側突起部内に、陰茎に装着したとき当該陰茎の神経を刺激し血流を活性化させる血流活性化部材を埋め込んだことを特徴とするコンドーム。 The condom according to any one of claims 1 to 4,
A condom in which a blood flow activating member for stimulating nerves of the penis and activating blood flow when embedded in the penis is embedded in the inner protrusion.
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009007221A JP2009195684A (en) | 2008-01-21 | 2009-01-16 | Condom |
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008010109 | 2008-01-21 | ||
JP2009007221A JP2009195684A (en) | 2008-01-21 | 2009-01-16 | Condom |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2009195684A true JP2009195684A (en) | 2009-09-03 |
Family
ID=41139876
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2009007221A Pending JP2009195684A (en) | 2008-01-21 | 2009-01-16 | Condom |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2009195684A (en) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN104840295A (en) * | 2015-05-22 | 2015-08-19 | 上海强睿博化工有限公司 | Novel polyurethane condom and method for manufacturing same |
KR101933767B1 (en) * | 2016-09-05 | 2018-12-28 | (의료)길의료재단 | A condom for impotence patients |
WO2020221107A1 (en) * | 2019-04-30 | 2020-11-05 | 广州万方健医药有限公司 | Anti-slip condom |
-
2009
- 2009-01-16 JP JP2009007221A patent/JP2009195684A/en active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN104840295A (en) * | 2015-05-22 | 2015-08-19 | 上海强睿博化工有限公司 | Novel polyurethane condom and method for manufacturing same |
KR101933767B1 (en) * | 2016-09-05 | 2018-12-28 | (의료)길의료재단 | A condom for impotence patients |
US11123216B2 (en) | 2016-09-05 | 2021-09-21 | Ufu Health Co., Ltd. | Condom for patients with erectile dysfunction |
WO2020221107A1 (en) * | 2019-04-30 | 2020-11-05 | 广州万方健医药有限公司 | Anti-slip condom |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
WO2004082632A3 (en) | Medical devices comprising contrast agent and method of manufacturing | |
JP2010528756A (en) | Male health equipment | |
JP2009195684A (en) | Condom | |
JP4987279B2 (en) | Magnetic therapy device | |
JP3085521U (en) | Magnetic health appliances | |
CN103405307A (en) | Catheter for lacrimal passage | |
JP2009018061A (en) | Magnetic therapeutic tool and magnetic therapeutic tool manufacturing method | |
JP2004166895A (en) | Permanent magnet ring | |
TW202208020A (en) | Magnetic therapy tool and method for manufacturing same | |
JP3135770U (en) | Semen collection device | |
JP3094850U (en) | Permanent magnet ring | |
JP3089197U (en) | Impotence treatment tools | |
JP3735523B2 (en) | Magnetic therapy device | |
JP2009018060A (en) | Magnetic therapeutic tool and magnetic therapeutic tool manufacturing method | |
JP2006150073A (en) | Health appliance | |
JP3076833U (en) | Impotence treatment tools | |
JP2008229253A (en) | Magnetic treatment accessory component, and method for manufacturing the same | |
KR100702522B1 (en) | Aroma emitting magnet bracelet and manufacturing method thereof | |
JP2007190202A (en) | Exercise implement | |
KR100944329B1 (en) | Fashion spiral finger ring | |
KR20080004898U (en) | Ear stimulation ball | |
JP3104409U (en) | Health stimulator | |
KR200323742Y1 (en) | An skin-insertion which is made with silicone | |
KR0138242Y1 (en) | Rubber ear type for blood stimulation | |
JP3105237U (en) | Health accessories set |