JP2009192339A - 臨界警報装置および臨界警報発生ユニット - Google Patents

臨界警報装置および臨界警報発生ユニット Download PDF

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Yoshihisa Yamaguchi
善久 山口
Yoshio Kita
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Abstract

【課題】小型で信頼性の高い臨界警報装置を提供する。
【解決手段】放射線強度信号を出力する3台の検出器と、放射線強度信号のうち2つ以上が所定の値以上となったときに臨界検出信号を出力する3台の2/3論理ユニットと、臨界警報信号を受信すると臨界警報を発報する警報発生器ユニット14とを有する臨界警報装置に、3系統の半導体論理回路20と、2系統の2/3リレー回路30とを備える。半導体論理回路20は、2/3論理回路21と、2/3論理ユニットの故障を検知する故障診断回路23と、故障した2/3論理ユニットから伝達される信号をバイパスするバイパス回路24とが設けられていて、2/3論理ユニットの2台以上から臨界検出信号が出力されたときに臨界警報予備信号を出力する。2/3リレー回路30は、半導体論理回路20のうち2系統以上から臨界警報予備信号が出力されたときに臨界警報信号を発生する。
【選択図】図2

Description

本発明は、臨界を検知して警報を発報する臨界警報装置およびこれに用いる臨界警報発生ユニットに関する。
臨界警報装置は、臨界事故が発生した場合に、臨界になって放出される放射線を検知し、区域作業者に対して警報などにより臨界事故の発生を知らせ、速やかな退避を促し、外部から区域への接近を防止する。これにより、作業員などの被曝を可能な限り低減することを目的としている。
臨界警報装置は、このように重要なものであるため臨界事象を確実に捉える必要がある。一方に、警報の影響は大きいため、ノイズなどの別の要因による誤警報を極力避ける必要があり、高い信頼性が要求されている。
このため、単一故障による誤不動作、誤警報を避けるため多重系構成が基本となっている(たとえば特許文献1参照)。さらに、たとえば二重系統の場合には、1系統が故障すると故障が発生し修復が完了するまでの期間、他の1系統だけの運転となるため、故障を早期に検知し、短時間で修復する必要がある。システムの信頼性を向上させるためには、故障を検知するための常時監視、日常点検などの監視・点検機能が必要である。
従来の臨界警報装置は、たとえば検出器3台、2/3論理ユニット3台、臨界警報発生ユニット1台、警報発生器ユニット2台、テストユニット1台、監視ユニット1台を備えている。発生するガンマ線の強度が所定の値以上になることをもって、臨界を検知する。
検出器は3本を一組として、その内の2本以上の検出器が所定の値以上の数値を示した時に警報が発報されるようになっている。これは、検出器が3台中1台が故障しても、誤不動作とならず、一台が故障などで誤動作しても誤警報をださないためである。次段の2/3論理ユニットにより、3台の検出器の内の2台以上の検出器が所定のレベル以上の信号となった場合に、臨界が発生したことを示す臨界警報信号を出力する。
2/3論理ユニットも3台あるため、3台中1台が故障しても、誤不動作、誤警報しないようになっている。実際には、警報発生ユニットの入力部のリレー論理回路によって多数決処理され、2/3論理ユニットの1台が故障しても2台が健全なら問題が無いように設計されている。また、片系統が故障しても問題が無いよう、2系統が並列接続されている。
臨界警報信号は、2系統の警報発生器ユニットに伝達され、警報が発報される。警報発生器ユニットは、複数のスピーカなどの警報音発生器およびフラッシュライトなどの警報光発生器を備えていて、光および音の警報が発生される。臨界警報発生ユニットは、さらに、2/3論理ユニットが一台故障した場合、これを検知してバイパスし、残りの2系統で処理が可能とするように、2/3論理リレー回路の他に故障診断回路、バイパス回路などから構成されている。
監視ユニットは、各機器の状態を常時監視し、その状態を表示する。各機器の常時監視対象は基本的なものであり、臨界警報機能などシステムとしての機能の健全性は、テストユニットおよび監視ユニットからの模擬信号により、日常点検で確認され、結果は監視ユニットで表示される。
具体的には、テストユニットからの模擬信号(光信号)を検出器に入力し、次段の2/3論理ユニットで各検出器の健全性を確認し、表示している。2/3論理ユニットにも、テストユニットから検出器からの信号を模擬した信号を入力し、次段の警報発生ユニットで健全性を確認し、監視ユニットに結果を表示している。
2/3論理ユニットからの信号を模擬した信号を監視ユニットから警報発生ユニットに入力し、警報発生器ユニットからの応答信号を確認し警報発生ユニットおよび警報発生器ユニットの健全性を確認している。
臨界警報装置の信頼性の目安として、MTBF(平均故障間隔)という指標がある。MTBFは、構成機器の各部品の故障率を積み上げて各機器の故障率を求めさらにシステム各機器の故障率を積み上げてシステムの故障率を求め、システム故障率の逆数から求められる。
臨界警報装置には高い信頼線が要求されているため、システムは多重化され、さらに、日常点検により故障した場合交換を実施する。このことにより、多重系の1台が故障しても残りの機器が稼動できシステムの故障とはならない。日常点検周期をT1、修理に要する時間をT2とすると、たとえば2重系の場合、システムが故障する事象は、二重系の一台が故障し、もう一方の機器が(T1+T2)の間に故障する二重故障の確率に相当する。一台の故障率をλ、MTBFを1/λ=τとすると、(T1+T2)の間に2台故障する故障率は、λ×(T1+T2)×λに比例する。したがって、システムのMTBFは、1/λ×1/λ×1/(T1+T2)=τ×{τ/(T1+T2)}に比例する。
τは、一般的に10時間程度、(T1+T2)は10時間のオーダであり、{τ/(T1+T2)}の値は、かなり大きな値となる。つまり、1系統の場合の信頼性τよりかなり大きな値となり、信頼性が向上する。
特許第3103185号公報
臨界警報装置は、単一故障で、誤動作、誤不動作しないように、多重系構成が必要である。故障系統の早期発見と短時間修復も、システム信頼性向上の観点から同じように重要である。このため、たとえばテストユニット、監視ユニットを設けて模擬信号を発生させ、検出器、2/3論理ユニット、警報発生ユニット、警報発生器ユニットの健全性を点検できるようにしている場合がある。
リレー論理回路を用いる場合には、故障は比較的容易に検知できる。たとえば、リレーを常時励起とした場合、故障時の接点状態を予測できる。このため、多重系として二重系を採用した場合、2系統のうちの一つで警報条件が成立したとき、接点の状態からどちらの系統が正しいか判定できる。
しかし、半導体論理回路を用いる場合には故障時の状態が不確定であり、たとえば2系統のどちらが正しいか分からない。このため、OR接続した場合には誤警報の確率が増加する。よって、3系統以上の多重系構成とする必要がある。
そこで、たとえば2/3論理ユニットは半導体論理回路による3系統構成となっている場合がある。臨界警報発生ユニットは、リレーで構成され、二重系(2系統並列接続)となっている。
しかし、このような臨界警報発生ユニットでは、バイパス機能、点検機能に対応するため回路が複雑になり、多くのリレーが必要である。このため、ユニット形状が大きくなり、より大きなスペースが必要である。また、故障した場合、故障箇所の特定に時間が掛かるなどの問題点がある。
そこで、本発明は、小型で信頼性の高い臨界警報装置を提供することを目的とする。
上述の目的を達成するため、本発明は、臨界を検知して警報を発報する臨界警報装置において、放射線を検出してその放射線の強度を示す放射線強度信号を出力する3台の検出器と、前記放射線強度信号のうち2つ以上が所定の値以上となったときに臨界検出信号を出力する3台の2/3論理ユニットと、2/3論理回路と、前記2/3論理ユニットの故障を検知する故障診断回路と、前記2/3論理ユニットのうちの1台が故障した場合には故障した前記2/3論理ユニットから伝達される信号をバイパスするバイパス回路とが設けられて前記2/3論理ユニットのうち2台以上から前記臨界検出信号が出力されたときに臨界警報予備信号を出力する3系統の論理回路と、前記論理回路のうち2系統以上から前記臨界警報予備信号が出力されたときに臨界警報信号を発生する2系統の2/3リレー回路とを備えた臨界警報発生ユニットと、前記臨界警報信号を受信すると臨界警報を発報する警報発生器ユニットとを有することを特徴とする。
また、本発明は、3台の検出器で検出した放射線の強度のうち2つ以上が所定の値以上となったときに臨界検出信号を出力する3台の2/3論理ユニットに接続されて、この2/3論理ユニットのうち2台以上から前記臨界検出信号が出力されたときに臨界警報信号を出力する臨界警報発生ユニットにおいて、2/3論理回路と、前記2/3論理ユニットの故障を検知する故障診断回路と、前記2/3論理ユニットのうちの1台が故障した場合には故障した前記2/3論理ユニットから伝達される信号をバイパスするバイパス回路とが設けられて前記2/3論理ユニットのうち2台以上から前記臨界検出信号が出力されたときに臨界警報予備信号を出力する3系統の論理回路と、前記論理回路のうち2系統以上から前記臨界警報予備信号が出力されたときに臨界警報信号を発生する2系統の2/3リレー回路とを有することを特徴とする。
本発明によれば、小型で信頼性の高い臨界警報装置を提供できる。
本発明に係る臨界警報装置の実施の形態を、図面を参照して説明する。なお、同一または類似の構成には同一の符号を付し、重複する説明は省略する。
[第1の実施の形態]
図1は、本発明に係る臨界警報装置の第1の実施の形態におけるブロック系統図である。
臨界警報装置は、臨界を検知して警報を発報する装置である。本実施の形態の臨界警報装置は、3台の検出器11と、3台の2/3論理ユニット12と、臨界警報発生ユニット13と、警報発生器ユニット14とを有している。
3台の検出器11は、それぞれ放射線を検出してその放射線の強度を示す放射線強度信号を出力する。検出器11が検出する放射線は、臨界が発生した場合に放出される放射線であり、たとえばガンマ線である。3台の2/3論理ユニット12は、それぞれ3台の検出器11に接続されていて、3台の検出器11から伝達される放射線強度信号のうち2つ以上が所定の値以上となったときに臨界検出信号を出力する。臨界警報発生ユニット13は、3台の2/3論理ユニット12に接続されて、この2/3論理ユニット12のうち2台以上から臨界検出信号が出力されたときに臨界警報信号を出力する。
警報発生器ユニット14は、それぞれ臨界警報発生ユニット13に接続されていて、臨界警報信号を受信すると臨界警報を発報する。臨界警報発生ユニット13は、たとえば警報音発生器と警報光発生器を備えている。警報音発生器は、たとえばスピーカであり、音による警報を発する。警報光発生器は、たとえばフラッシュライトであり、光による警報を発する。警報発生器ユニット14は、たとえば2台が並列に設けられている。
臨界警報装置は、テストユニット15と、監視ユニット16とを有していてもよい。テストユニット15は、3台の検出器11および3台の2/3論理ユニット12のそれぞれに接続されている。テストユニット15は、検出器11にたとえば光信号によって放射線の模擬信号を入力する。このとき検出器11から出力される信号に基づいて2/3論理ユニット12で検出器11の健全性が確認される。
また、テストユニット15は、模擬放射線強度信号を2/3論理ユニット12に入力する。模擬放射線強度信号とは、検出器11から2/3論理ユニット12に伝達される放射線強度信号を模擬した信号である。このとき2/3論理ユニット12から出力される信号に基づいて臨界警報発生ユニット13で2/3論理ユニット12の健全性が確認される。この確認結果は、監視ユニット16に表示される。
監視ユニット16は、模擬臨界検出信号を臨界警報発生ユニット13に伝達し、臨界警報発生ユニット13の応答信号を確認して臨界警報発生ユニット13の健全性を確認するとともに、警報発生器ユニット14の健全性を確認する。模擬臨界検出信号とは、2/3論理ユニット12から出力される臨界検出信号を模擬した信号である。
図2は、本実施の形態における臨界警報発生ユニットのブロック系統図である。
臨界警報発生ユニット13は、3系統の半導体論理回路20と、2系統の2/3リレー回路30を有している。2系統の2/3リレー回路30は、それぞれ3系統の半導体論理回路20に接続されている。半導体論理回路20は、2/3論理ユニット12のうち2台以上から臨界検出信号が出力されたときに臨界警報予備信号を出力する。また、2/3リレー回路30は、多数決論理で、すなわち半導体論理回路20のうち2系統以上から臨界警報予備信号が出力されたときに臨界警報信号を発生する。半導体論理回路20と2/3リレー回路30は、それぞれ系統ごとにユニット化されていてもよい。
半導体論理回路20には、それぞれ、2/3論理回路21と、故障診断回路23と、バイパス回路24とが設けられている。故障診断回路23は、2/3論理ユニット12の故障を検知する。バイパス回路24は、2/3論理ユニット12のうちの1台が故障した場合には、故障した2/3論理ユニット12から伝達される信号をバイパスする。また、半導体論理回路20に、監視ユニット16から伝達される模擬臨界検出信号を受信するテスト入力回路22を設けて、模擬臨界検出信号はこのテスト入力回路22を介して2/3論理回路21に伝達されるようにしてもよい。
この半導体論理回路20は、半導体素子によって半導体回路ユニットとして形成する。この半導体素子は、たとえばFPGA(Field Programmable Gate Array)素子である。
また、臨界警報発生ユニット13には、共通回路40が設けられている。共通回路40には、半導体論理回路故障検知回路42、リレー故障検知回路44、監視ユニットインターフェース回路41、回路電源43、信号スイッチ31,32,33,34,35および電源スイッチ51,52,53,54,55が設けられている。
半導体論理回路故障検知回路42は、半導体論理回路20の故障を検知する。また、リレー故障検知回路44は、2/3リレー回路30の故障を検知する。監視ユニットインターフェース回路41は、臨界警報発生ユニット13と監視ユニット16の間のインターフェースである。
信号スイッチ31,32,33,34,35には、半導体論理回路20のそれぞれに対して設けられた第1の信号スイッチ33,34,35と、2/3リレー回路30のそれぞれに対して設けられた第2の信号スイッチ31,32とがある。
第1の信号スイッチ33,34,35は、半導体論理回路20から2/3リレー回路への信号の伝達を遮断することができるように設けられている。第2の信号スイッチ31,32は、2/3リレー回路30から警報発生器ユニット14への信号の伝達を遮断できるように設けられている。
電源スイッチ51,52,53,54,55には、3系統の半導体論理回路20のそれぞれに対して回路電源43との間に設けられた第1の電源スイッチ51,52,53と、2系統の2/3リレー回路30のそれぞれに対して回路電源43との間に設けられた第2の電源スイッチ54,55とがある。第1の電源スイッチ51,52,53は、半導体論理回路20への電源の供給を遮断できるように設けられている。第2の電源スイッチ54,55は、2/3リレー回路への電源の供給を遮断できるように設けられている。
このような臨界警報装置では、臨界の検知は臨界時に発生するたとえばガンマ線の強度が所定の値以上になったことにより行われる。検出器11は3台を一組として、その内の2台以上が所定の値以上の数値を示した時に警報が発報される。これは、検出器11が3台中1台が故障しても誤不動作とならず、一台が故障などで誤動作しても誤警報をださないためである。
次段の2/3論理ユニット12により3台の検出器11の内2台以上の検出器11が出力する放射線強度信号が所定のレベル以上の信号となった場合に、臨界検出信号を出す。2/3論理ユニット12も3台有り、3台中1台が故障しても、誤不動作、誤警報しないようになっている。
臨界警報発生ユニット13は、3系統の2/3論理ユニット12の内の1系統が故障した場合には、バイパスして残りの2系統で2/2論理で動作する機能を有している。このため、2/3論理ユニット12の内の1系統が故障しても、他の系統が健全であれば問題がないようになっている。
また、臨界警報発生ユニット13は、3系統の半導体論理回路20の内の2系統以上で臨界条件が成立した場合に、2/3リレー回路ユニット30が臨界信号を発報する。このため、半導体論理回路20の内の一方が故障しても、他方が健全であれば問題がないようになっている。
警報発生器ユニット14は、2台が並列に臨界警報発生ユニット13に接続されている。このため、警報発生器ユニット14の一方が故障した場合であっても、警報が発報されるようになっている。
このように、本実施の形態の臨界警報装置は、半導体論理回路ユニット20の1系統または2/3リレー回路30の1系統に、単一故障が発生しても、誤不動作、誤警報が発生しない。
また、点検時に監視ユニット16からの模擬臨界検出信号により、3系統の半導体論理回路20の内の1系統で故障を検知した場合、監視ユニット16に故障を表示する。その後、たとえば保守員が、故障した半導体論理回路20に対応する第1の信号スイッチ33,34,35をoffにして、2/3リレー回路30に誤信号を出さない状態にする。さらに、故障した半導体論理回路20に対応する第1の電源スイッチ51,52,53をoffにしてから、故障した半導体論理回路ユニットを正常なものと交換する。これにより、機能を喪失することなく臨界警報装置を保守できる。
2/3リレー回路30は、リレーを常時励起接続とすることにより、故障を常時モニタできる。2/3リレー回路30の故障を発見した場合には、故障した2/3リレー回路30に対応する第2の信号スイッチ31,32をoffにする。その後、故障した2/3リレー回路30に対応する第2の電源スイッチ54,55をoffにして、故障した2/3リレー回路30を引き抜いて正常なものと交換する。これにより、機能を喪失することなく臨界警報装置を保守できる。
このように、信号回路および電源回路にスイッチを設けることにより、機能を喪失することなく、各ユニットの交換が可能である。なお、共通回路40は、多重系ではないが、検知機能は、直接臨界警報機能に関係しないので、故障しても臨界警報機能が不全とならないので問題がない。
臨界警報発生ユニットに、半導体回路を用いると、故障した場合に導通状態か絶縁状態かが一定でないなため、常時故障検知は難しい。このため、警報発生ユニットを2系統とすると2系統のどちらかで警報が発生した場合に、誤警報か発生しない系統の誤不動作か区別がつかず、3系統以上の多数決論理を採用する必要がある。しかし、本実施の形態の警報発生装置は、臨界警報発生ユニットのバイパス機能および点検機能などを半導体論理素子で実現している。このため、回路が複雑になるリレーを用いた臨界警報発生ユニットに比べて、3系統の半導体論理回路20を用いても、警報発生装置を信頼性を損なうことなく小型化することができる。
また、多重化された各系統の主要部分、すなわち半導体論理回路20および2/3リレー回路30をユニット化することにより、単一故障を検知した場合の修復を、短時間で行うことができる。これにより、臨界警報装置の全体としての信頼性が向上する。
[第2の実施の形態]
図3は、本発明に係る臨界警報装置の第2の実施の形態のブロック系統図である。
本実施の形態の臨界警報装置は、第1の実施の形態における臨界警報発生ユニット13の代わりに、メイン臨界警報発生ユニット17およびサブ臨界警報発生ユニット18を有している。メイン臨界警報発生ユニット17およびサブ臨界警報発生ユニット18は、並列して3台の2/3論理ユニット12および2台の警報発生器ユニット14に接続されている。また、サブ臨界警報発生ユニット18は、監視ユニット16にも接続されている。
サブ臨界警報発生ユニット18は、2/3論理ユニット12のうち2台以上から臨界検出信号が出力されたときに臨界警報信号を出力する。サブ臨界警報発生ユニット18は、メイン臨界警報発生ユニット17に対して並列に、2/3論理ユニット12および警報発生器ユニット14と接続されている。また、2サブ臨界警報発生ユニット18は、メイン臨界警報発生ユニット17の待機冗長系として設けられている。
図4は、本実施の形態における臨界警報発生ユニットのブロック系統図である。
メイン臨界警報発生ユニット17は、第1の実施の形態における臨界警報発生ユニット13の共通回路40から、信号スイッチ31,32,33,34,35および電源スイッチ51,52,53,54,55を削除したものである。また、メイン臨界警報発生ユニット17は、第1の実施の形態の臨界警報発生ユニット13とは異なり、各半導体回路ユニット20および2/3リレー回路30をそれぞれユニット化するのではなく、全体として一つのユニットとしている。このため、メイン臨界警報発生ユニット17は、第1の実施の形態の臨界警報発生ユニット13よりも小型化することができる。
サブ臨界警報発生ユニット18は、2台の2/3論理リレー回路71と、この2/3論理リレー回路71にそれぞれ接続されたリレー72,73(Ry1’およびRy2’)を有している。このリレー72,73は、電源77に接続されていて、2/3論理リレー回路71がONのときに、電源77からの電流を臨界警報信号として警報発生器ユニット14に出力する。電源77からの電流を出力する際に、点灯する表示ランプ76も有している。
また、メイン臨界警報発生ユニット17と警報発生器ユニット14との間には、第1のメインサブ切換スイッチ36,37が、2台の警報発生器ユニット14のそれぞれに対応して設けられている。サブ臨界警報発生ユニット18と警報発生器ユニットの間には、第2のメインサブ切換スイッチ38,39が、2台の警報発生器ユニット14のそれぞれに対応して設けられている。
本実施の形態の臨界警報装置は、メイン臨界警報発生ユニット17およびサブ臨界警報発生ユニット18の内部のユニット化は行わないで、故障した場合、これらのユニットごと交換する。
メイン臨界警報発生ユニット17の電源は、常時onとし、メイン臨界警報発生ユニット17の信号ライン上のスイッチである第1のメインサブ切換スイッチ36,37は、常時onとする。一方、サブ臨界警報発生ユニット18の電源は、常時onとし、サブ臨界警報発生ユニット18の信号ライン上のスイッチである第2のメインサブ切換スイッチ38,39は、常時offとする。このようにして、サブ臨界警報発生ユニット18は、メイン臨界警報発生ユニット17に対して待機冗長系となっている。サブ臨界警報発生ユニット18の電源を常時onとするのは、日常点検などで模擬臨界検出信号が入力された場合、表示ランプ76で故障が点検できるようにするためである。
メイン臨界警報発生ユニット17が単一故障、すなわち半導体論理回路20または2/3リレー回路30の1系統が故障した場合、第2のメインサブ切換スイッチ38,39をonにする。次に、第1のメインサブ切換スイッチ36,37をoffにし、誤信号による誤警報を防止する。その後、メイン臨界警報発生ユニット17の電源をoffにし、メイン臨界警報発生ユニット17ごと交換する。
サブ臨界警報発生ユニット18は、回路が単純で、信頼性が高い2/3論理リレー回路71を用いている。メイン臨界警報発生ユニット17を交換する際には、誤不動作の少ない代替ユニットとしてサブ臨界警報発生ユニット18が用いられる。
このようにして、メイン臨界警報発生ユニット17の小型化が可能である。また、メイン臨界警報発生ユニット17が故障しても、待機冗長系のサブ臨界警報発生ユニット18によって臨界警報装置の機能を維持したまま、メイン臨界警報発生ユニット17の交換が可能である。このように、本実施の形態では、小型で信頼性の高い臨界警報装置を提供できる。
[第3の実施の形態]
図5は、本発明に係る臨界警報装置の第3の実施の形態における臨界警報発生ユニットのブロック系統図である。
本実施の形態の臨界警報装置は、第2の実施の形態とサブ臨界警報発生ユニット18および、サブ臨界警報発生ユニット18と警報発生器ユニット14との接続部分が異なる。このサブ臨界警報発生ユニット18に設けられた2系統の2/3論理リレー回路71は、直列にも接続可能に設けられ、2系統の2/3論理リレー回路71を並列および直列のいずれかで接続させる切換手段を有している。
この切換手段は、2つのリレー72,73(Ry1’およびRy2’)を用いて実現されている。リレー72,73は、電源77と警報発生器ユニット14との間に、直列に接続された2つの直列接続スイッチ91,92と、並列に接続された2つの並列接続スイッチ93,94を有している。
メイン臨界警報発生ユニット17が健全な場合は、直列接続スイッチ91,92はonとし、並列接続スイッチ93,94はoffとする。これは、サブ臨界警報発生ユニット18の2/3論理リレー回路71の単一故障で誤信号が発生し、臨界誤警報を発生させないためである。また、メイン臨界警報発生ユニット17が故障した場合には、直列接続スイッチ91,92はoffとし、並列接続スイッチ93,94はonとする。これは、メイン臨界警報発生ユニット17に故障が発生し、交換などを行う際に、2/3論理リレー回路71を冗長化するためである。
このように、2/3論理リレー回路71の直並列切換えが可能なサブ臨界警報発生ユニット18は、通常時は誤警報の少ない冗長系として機能し、メイン臨界警報発生ユニット17が故障した場合の交換時は、誤不動作の少ない代替機として機能する。このように、本実施の形態では、小型で信頼性の高い臨界警報装置を提供できる。
[第4の実施の形態]
図6は、本発明に係る臨界警報装置の第4の実施の形態における臨界警報発生ユニットのブロック系統図である。
本実施の形態は、第1の実施の形態の臨界警報装置における半導体論理回路20と2/3リレー回路30との間、および、2/3リレー回路30と臨界警報発生器ユニット14との間を光ケーブル69で接続したものである。
本実施の形態の半導体論理回路20の信号出力部は、電気光変換素子によって電気信号を光信号に変換して出力する。また、2/3リレー回路30の信号受信部は、光信号を受信する。2/3リレー回路30の内部では、光信号を光電気変換素子によって一旦電気信号に変換に変換して論理演算を行う。2/3リレー回路30では、その論理演算に基づいて電気信号を再度光信号に変換して、警報発生器ユニット14に出力する。警報発生器ユニット14は電気信号を受信するものであるから、光ケーブル69を介して警報発生器ユニット14に伝達される光信号は、光電気変換素子61,62によって電気信号に変換される。光信号は、常時offとしておく。これにより、各ユニットが故障した場合、光ケーブル69を引き抜いても、誤信号が発生することはない。
このように本実施の形態では、光信号の取り合いを、常時光出力offとすることにより、誤信号による誤警報の発報を防止できる。また、電気信号ではないので、コネクタの抜き差しでノイズを発生することがない。このため、ノイズによる誤信号で誤警報を発生することがない。このように、本実施の形態では、小型で信頼性の高い臨界警報装置を提供できる。
[第5の実施の形態]
図7は、本発明に係る臨界警報装置の第5の実施の形態における臨界警報発生ユニットのブロック系統図である。
本実施の形態は、第2の実施の形態の臨界警報装置におけるメイン臨界警報発生ユニット17と臨界警報発生器ユニット14との間、および、サブ臨界警報発生ユニット18と臨界警報発生器ユニット14との間を光ケーブル69で接続したものである。また、第4の実施の形態と異なり、メイン臨界警報発生ユニット17に故障が発生した場合には、メイン臨界警報発生ユニット17ごとの交換となるので、2/3リレー回路30と警報発生器ユニット14との間の信号伝送を光化している。
本実施の形態のメイン臨界警報発生ユニット17は、電気信号を光信号に変換して、警報発生器ユニット14に出力する。警報発生器ユニット14は電気信号を受信するものであるから、光ケーブル69を介して警報発生器ユニット14に伝達される光信号は、光電気変換素子61,62によって電気信号に変換される。光信号は、常時offとしておく。これにより、各ユニットが故障した場合、光信号ケーブル69を引き抜いても、誤信号が発生することはない。また、サブ臨界警報発生ユニット18から出力される電気信号は、電気光変換素子63,64で光信号に変換されて、光ケーブル69を介して光電気変換素子61,62に伝達される。
光信号は、常時offとしておく。これにより、各ユニットが故障した場合、光ケーブル69を引き抜いても、誤信号が発生することはない。
このように本実施の形態では、光信号の取り合いを、常時光出力offとすることにより、誤信号による誤警報の発報を防止できる。また、電気信号ではないので、コネクタの抜き差しでノイズを発生することがない。このため、ノイズによる誤信号で誤警報を発生することがない。このように、本実施の形態では、小型で信頼性の高い臨界警報装置を提供できる。
[第6の実施の形態]
図8は、本発明に係る臨界警報装置の第6の実施の形態における半導体論理回路および2/3リレー回路への電源供給部のブロック図である。
本実施の形態の臨界警報装置は、半導体論理回路20および2/3リレー回路30への電源供給部を除き、第1の実施の形態と同じである。半導体論理回路20および2/3リレー回路30は、それぞれ箱形に形成され、半導体論理回路20および2/3リレー回路30には、それぞれ整流ユニット85が接続されている。整流ユニット85には、発電用コイル83がそれぞれ接続されている。また、それぞれの発電用コイル83の近傍には、励磁用コイル81が配置されている。
励磁用コイル81に交流電流を流すことにより、励磁用コイル81と電磁誘導結合した発電用コイル83の内部の磁束が時間とともに変化し、発電用コイル83に交流起電力が発生する。この交流起電力によって生じた交流電流は、整流ユニット85で直流かされて、半導体論理回路20および2/3リレー回路30に供給される。
半導体論理回路20および2/3リレー回路30のそれぞれを交換するために電源スイッチを設けると、電源スイッチのon/offの際に発生するノイズで誤信号が発生する可能性がある。しかし、本実施の形態のように、電磁誘導結合によって電力を供給すると、電源のon/offは、半導体論理回路20または2/3リレー回路30の挿入、引き抜きにより徐々に行われるので、電源スイッチのon/offの際の電磁ノイズが発生しない。このため、電源切換え時のノイズの発生を軽減でき、電磁ノイズによる誤信号、誤警報の発生の可能性を低減できる。このように、本実施の形態では、小型で信頼性の高い臨界警報装置を提供できる。
[他の実施の形態]
上述の各実施の形態は単なる例示であり、本発明はこれらに限定されない。また、各実施の形態の特徴を組み合わせて実施することもできる。
本発明に係る臨界警報装置の第1の実施の形態におけるブロック系統図。 本発明に係る臨界警報装置の第1の実施の形態における臨界警報発生ユニットのブロック系統図。 本発明に係る臨界警報装置の第2の実施の形態のブロック系統図。 本発明に係る臨界警報装置の第2の実施の形態における臨界警報発生ユニットのブロック系統図。 本発明に係る臨界警報装置の第3の実施の形態における臨界警報発生ユニットのブロック系統図。 本発明に係る臨界警報装置の第4の実施の形態における臨界警報発生ユニットのブロック系統図。 本発明に係る臨界警報装置の第5の実施の形態における臨界警報発生ユニットのブロック系統図。 本発明に係る臨界警報装置の第6の実施の形態における半導体論理回路および2/3リレー回路への電源供給部のブロック図。
符号の説明
11…検出器、12…2/3論理ユニット、13…臨界警報発生ユニット、14…警報発生器ユニット、15…テストユニット、16…監視ユニット、17…メイン臨界警報発生ユニット、18…サブ臨界警報発生ユニット、20…半導体論理回路、21…2/3論理回路、22…テスト入力回路、23…故障診断回路、24…バイパス回路、30…2/3リレー回路、31,32,33,34,35…信号スイッチ、36,37,38,39…メインサブ切換スイッチ、40…共通回路、41…監視ユニットインターフェース回路、42…半導体論理回路故障検知回路、43…回路電源、44…リレー故障検知回路、51,52,53,54,55…電源スイッチ、61,62…光電気変換素子、63,64…電気光変換素子、69…光ケーブル、71…2/3論理リレー回路、72,73…リレー、76…表示ランプ、77…電源、81…励磁用コイル、83…発電用コイル、85…整流ユニット、91,92…直列接続スイッチ、93,94…並列接続スイッチ

Claims (8)

  1. 臨界を検知して警報を発報する臨界警報装置において、
    放射線を検出してその放射線の強度を示す放射線強度信号を出力する3台の検出器と、
    前記放射線強度信号のうち2つ以上が所定の値以上となったときに臨界検出信号を出力する3台の2/3論理ユニットと、
    2/3論理回路と、前記2/3論理ユニットの故障を検知する故障診断回路と、前記2/3論理ユニットのうちの1台が故障した場合には故障した前記2/3論理ユニットから伝達される信号をバイパスするバイパス回路とが設けられて前記2/3論理ユニットのうち2台以上から前記臨界検出信号が出力されたときに臨界警報予備信号を出力する3系統の論理回路と、前記論理回路のうち2系統以上から前記臨界警報予備信号が出力されたときに臨界警報信号を発生する2系統の2/3リレー回路とを備えた臨界警報発生ユニットと、
    前記臨界警報信号を受信すると臨界警報を発報する警報発生器ユニットと
    を有することを特徴とする臨界警報装置。
  2. 前記放射線を模擬した模擬信号を前記検出器に伝達し、前記放射線強度信号を模擬した模擬放射線強度信号を前記2/3論理ユニットに伝達するテストユニットと、
    前記放射線強度信号を受信したときの前記臨界警報発生ユニットの応答信号に基づいて前記臨界警報発生ユニットの健全性を監視する監視ユニットと
    を有することを特徴とする請求項1に記載の臨界警報装置。
  3. 前記論理回路と前記2/3リレー回路はそれぞれ系統ごとにユニット化されていて、前記論理回路のそれぞれに対して設けられて前記論理回路から前記2/3リレー回路への信号の伝達を遮断可能な第1の信号スイッチと、前記2/3リレー回路のそれぞれに対して設けられて前記2/3リレー回路から前記警報発生器ユニットへの信号の伝達を遮断可能な第2の信号スイッチと、前記論理回路のそれぞれに対して設けられて前記論理回路への電源の供給を遮断可能な第1の電源スイッチと、前記2/3リレー回路のそれぞれに対して設けられて前記2/3リレー回路への電源の供給を遮断可能な第2の電源スイッチとを有することを特徴とする請求項1または請求項2に記載の臨界警報装置。
  4. 前記2/3論理ユニットのうち2台以上から前記臨界検出信号が出力されたときに前記臨界警報信号を出力する2系統並列に接続された2/3論理リレー回路を備えて前記臨界警報発生ユニットの待機冗長系として設けられたサブ臨界警報発生ユニットを有することを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれか1項に記載の臨界警報装置。
  5. 2系統の前記2/3論理リレー回路は、直列にも接続可能に設けられ、2系統の前記2/3論理リレー回路を並列および直列のいずれかで接続させる切換手段を有することを特徴とする請求項4に記載の臨界警報装置。
  6. 前記論理回路と前記2/3リレー回路との間および前記2/3リレー回路と前記警報発生器ユニットとの間の少なくとも一方での信号の伝達に光を用いる光信号伝達手段を有することを特徴とする請求項1ないし請求項5のいずれか1項に記載の臨界警報装置。
  7. 前記論理回路および前記2/3リレー回路の少なくとも一方は、電磁誘導結合方式による電源供給手段を有することを特徴とする請求項1ないし請求項6のいずれか1項に記載の臨界警報装置。
  8. 3台の検出器で検出した放射線の強度のうち2つ以上が所定の値以上となったときに臨界検出信号を出力する3台の2/3論理ユニットに接続されて、この2/3論理ユニットのうち2台以上から前記臨界検出信号が出力されたときに臨界警報信号を出力する臨界警報発生ユニットにおいて、
    2/3論理回路と、前記2/3論理ユニットの故障を検知する故障診断回路と、前記2/3論理ユニットのうちの1台が故障した場合には故障した前記2/3論理ユニットから伝達される信号をバイパスするバイパス回路とが設けられて前記2/3論理ユニットのうち2台以上から前記臨界検出信号が出力されたときに臨界警報予備信号を出力する3系統の論理回路と、
    前記論理回路のうち2系統以上から前記臨界警報予備信号が出力されたときに臨界警報信号を発生する2系統の2/3リレー回路と
    を有することを特徴とする臨界警報発生ユニット。
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