JP2009183388A - Pinball game machine - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、パチンコ機等の弾球遊技機に関するものである。 The present invention relates to a ball game machine such as a pachinko machine.
パチンコ機等の弾球遊技機は、外枠に開閉自在に枢着された前枠に遊技盤装着枠が設けられ、この遊技盤装着枠に前側又は裏側から遊技盤が着脱自在に装着されている。遊技盤には前面の遊技領域に入賞手段その他の遊技部品が、裏側に遊技部品等の遊技動作を制御する主制御基板及び演出動作を制御する演出制御基板が夫々装着されている。また前枠側には電源基板、発射制御基板、払い出し制御基板が装着されている。 A ball game machine such as a pachinko machine is provided with a game board mounting frame on a front frame pivotably attached to an outer frame, and a game board is detachably mounted on the game board mounting frame from the front side or the back side. Yes. The game board is equipped with a winning means and other game parts in the game area on the front side, and a main control board for controlling game operations such as game parts and an effect control board for controlling the production action on the back side. A power supply board, launch control board, and payout control board are mounted on the front frame side.
この種の弾球遊技機では、前枠に遊技盤を装着した後、前枠側と遊技盤側とを電気的に接続する必要がある。そこで、電源基板、払い出し制御基板にハーネスを介して接続された複数の枠側コネクタを有する枠側ジョイント部を前枠に設けると共に、主制御基板、演出制御基板等にハーネスを介して接続された複数の盤側コネクタを有する盤側ジョイント部を遊技盤に設け、この枠側ジョイント部と盤側ジョイント部とを連結することにより、対応するコネクタ同士が電気的に接続するようにしたものがある(特許文献1)。
従来の弾球遊技機は、前枠側と遊技盤側との電気系を一括して電気的に接続できるとは云うものの、前枠に対する遊技盤の着脱とは別に枠側ジョイント部と盤側ジョイント部とを着脱する必要がある。 Although conventional ball game machines can electrically connect the electrical system of the front frame side and the game board side collectively, the frame side joint part and the board side are separate from the attachment and detachment of the game board to the front frame. It is necessary to attach and detach the joint part.
そこで、近時の弾球遊技機では、盤側ジョイント部と枠側ジョイント部とを遊技盤装着枠の下隅部に配置し、遊技盤を遊技盤装着枠に対して着脱する際に、盤側ジョイント部と枠側ジョイント部との対応するコネクタ同士を挿脱することが考えられている。 Therefore, in recent ball game machines, the board side joint part and the frame side joint part are arranged in the lower corner of the game board mounting frame, and when the game board is attached to and detached from the game board mounting frame, It is considered to insert and remove corresponding connectors of the joint portion and the frame side joint portion.
この場合、例えば遊技盤を遊技盤装着枠に対して前側から着脱する装着形態であれば、盤側ジョイント部を遊技盤の裏側の下隅部に、枠側ジョイント部を遊技盤装着枠の下隅部に夫々配置することが考えられる。しかし、枠側ジョイント部は遊技盤の裏面の盤側ジョイント部と前後に対応する関係から、略矩形枠状の遊技盤装着枠の内側に突出して前枠に取り付ける必要があり、枠側ジョイント部の突出端側を前枠に固定することは構造上困難である。 In this case, for example, if the game board is attached to and detached from the game board mounting frame from the front side, the board side joint portion is at the lower corner of the back side of the game board and the frame side joint portion is at the lower corner of the game board mounting frame. It is conceivable to arrange them respectively. However, because the frame side joint part corresponds to the front and back of the board side joint part on the back side of the game board, it is necessary to protrude inside the game board mounting frame of a substantially rectangular frame shape and attach it to the front frame. It is structurally difficult to fix the projecting end side to the front frame.
従って、遊技盤を遊技盤装着枠に嵌め込んでコネクタ同士を接続する際に、盤側ジョイント部によりコネクタ相互の挿入抵抗等を介して枠側ジョイント部が後方へと押されて、枠側ジョイント部の突出端側が後方に逃げることがあり、コネクタ同士が確実に接続せずに接触不良が生じ易いという問題がある。 Therefore, when the game board is fitted into the game board mounting frame and the connectors are connected to each other, the frame side joint part is pushed backward by the board side joint part via the insertion resistance between the connectors, and the frame side joint. There is a problem that the protruding end side of the portion escapes backward, and the connectors are not securely connected to each other, and contact failure is likely to occur.
本発明は、このような従来の問題点に鑑み、仮に枠側ジョイント部が盤側ジョイント部により押されて逃げるようなことがあっても、その後の遊技盤を遊技盤装着枠内で固定するときに、両ジョイント部のコネクタ同士が確実に接続して接触不良を防止することができる弾球遊技機を提供することを目的とする。 In view of such a conventional problem, the present invention fixes the subsequent game board within the game board mounting frame even if the frame side joint part is pushed by the board side joint part and escapes. Sometimes, it aims at providing the ball game machine which can connect the connectors of both joint parts reliably and can prevent poor contact.
本発明は、前枠3の遊技盤装着枠8に装着された遊技盤9を固定するためのロック手段73を備え、前記遊技盤9の電気系に接続された盤側コネクタ56〜59を有する盤側ジョイント部47を前記遊技盤9に、前記前枠3側の電気系に接続され且つ前記盤側コネクタ56〜59に対応する枠側コネクタ90〜93を有する枠側ジョイント部48を前記前枠3に夫々備え、前記遊技盤装着枠8に対する前記遊技盤9の着脱時に前記両ジョイント部47,48の対応する前記コネクタ56〜59,90〜93同士が挿脱するようにした弾球遊技機であって、前記ロック手段73の固定操作に連動して前記枠側ジョイント部48を前記盤側ジョイント部47側へと引き寄せる引き寄せ手段74を備えたものである。
The present invention includes lock means 73 for fixing the
前記枠側ジョイント部48は前記遊技盤装着枠8内に突出して前記前枠3に取り付けられており、前記引き寄せ手段74は前記枠側ジョイント部48の前記遊技盤装着枠8から内側に突出する突出端側を引き寄せるようにしてもよい。
The frame
また前記枠側ジョイント部48は前記遊技盤装着枠8の下隅部に対応して外周側の一辺側又は隣り合う二辺側の取り付け部95,96で前記前枠3に固定されており、前記引き寄せ手段74は前記枠側ジョイント部48の前記取り付け部95,96から離れた側を引き寄せるようにしてもよい。
The frame
前記遊技盤装着枠8に前側から嵌め込まれた前記遊技盤9をその後壁部69側に締め付ける前記ロック手段73と、前記遊技盤9の裏面に装着された前記盤側ジョイント部47と、前記遊技盤9の後側で前記前枠3に装着された前記枠側ジョイント部48と、該枠側ジョイント部48を前記盤側ジョイント部47へと引き寄せる前記引き寄せ手段74とを備えたものでもよい。前記引き寄せ手段74を前記前枠3に備えたものでもよい。
The locking means 73 for tightening the
本発明によれば、ロック手段73の固定操作に連動して枠側ジョイント部48を盤側ジョイント部47側へと引き寄せる引き寄せ手段74を備えているので、遊技盤9を遊技盤装着枠8に嵌め込んだときに、仮に枠側ジョイント部48が盤側ジョイント部47により押されて逃げるようなことがあっても、その後の遊技盤9を遊技盤装着枠8内で固定するときに、両ジョイント部47,48のコネクタ56〜59,90〜93同士が確実に接続して接触不良を防止することができる。
According to the present invention, the
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて詳述する。図1〜図12は本発明をパチンコ機に採用した第1の実施形態を例示している。図1において、1は遊技機本体で、矩形状の外枠2と、この外枠2の前側に開閉自在に枢着された前枠3とを備えている。
Hereinafter, embodiments of the present invention will be described in detail with reference to the drawings. 1 to 12 illustrate a first embodiment in which the present invention is employed in a pachinko machine. In FIG. 1, reference numeral 1 denotes a gaming machine main body, which includes a rectangular
前枠3は図2、図3に示すように、外枠2の前面側に当接する矩形枠部4と、この矩形枠部4内の下部に配置された下部装着部5と、矩形枠部4内の上部に配置された上部装着部6とを一体に備え、下部装着部5に発射手段7等が、上部装着部6に遊技盤装着枠8を介して遊技盤9が夫々配置されている。前枠3は矩形枠部4の左右一端側、例えば左側に設けられた上下方向のヒンジ10により外枠2に開閉、着脱自在に枢支されている。
As shown in FIGS. 2 and 3, the
前枠3の前側には、下部装着部5の前側に対応する前開閉板11と、上部装着部6の前側に対応するガラス扉12とがヒンジ10と同じ側のヒンジ13により開閉自在に枢支されている。前開閉板11には、その前側に発射手段7に供給するための遊技球を貯留する供給皿14、発射手段7を作動させるための発射ハンドル15等が設けられている。
On the front side of the
ガラス扉12は図1、図4に示すように、遊技盤9の遊技領域16(図2参照)に対応する窓孔17を有し、扉枠18と、この扉枠18の前面に装着された合成樹脂製の化粧カバー19と、窓孔17に対応して扉枠18の裏側に着脱自在に装着され且つ遊技盤9の遊技領域16を透視可能なガラスユニット20とから構成され、遊技盤9を前側から覆うように配置されている。ガラスユニット20は前後2枚のガラス板21と、このガラス板21の外周を保持する保持枠22とを備えている。
As shown in FIGS. 1 and 4, the
下部装着部5は図2、図3に示すように横長状であって、前側の左右方向の略中央に発射手段7が、その一側に下部スピーカ23が夫々配置されている。発射手段7は下部装着部5に固定された板金製の支持板24と、この支持板24の前面に装着された発射レール25と、支持板24の前面で前後方向の駆動軸廻りに揺動自在に支持された打撃槌26と、支持板24の裏側に装着され且つ打撃槌26を打撃方向に駆動するロータリソレノイド等の発射駆動手段27等を備え、発射ハンドル15を操作したときに発射駆動手段27により打撃槌26を打撃方向(時計廻り)に間欠的に駆動することにより、供給皿14から発射レール25上に供給された遊技球を発射レール25に沿って打撃して遊技盤9側に発射させるようになっている。
The
上部装着部6は前枠3を閉鎖したときに外枠2の内側に嵌合する後ろ向き膨出状であって、この上部装着部6には図3〜図5に示すように前側から遊技盤9が着脱自在に装着される遊技盤装着枠8が、後側に遊技盤9の後部側を略取り囲む後部ケース30が夫々設けられている。なお、上部装着部6の上部側には左右一対の上部スピーカ31が着脱自在に装着されている。
The
遊技盤9は図2に示すように、その前面側には発射手段7からの遊技球を遊技領域16の上部側へと案内する外レール33、内レール34等のガイドレールと円弧状の装飾部材35とが遊技領域16を取り囲むように環状に装着されると共に、その遊技領域16内に液晶表示手段(画像表示手段)37、通過ゲート38、開閉式入賞手段39、大入賞手段40、普通入賞手段41等の各種遊技部品が装着されている。外レール33と内レール34との下端間は、遊技盤9の下端の左右方向の一側で下方に開放しており、その開放部分が発射手段7からの遊技球を受け入れる球受け入れ口42となっている。
As shown in FIG. 2, the
遊技盤9の裏面には図4、図6、図8に示すように、液晶表示手段37等の遊技部品を後側から覆う裏カバー44と、この裏カバー44の下側に配置された集球ケース45と、遊技盤9の右下隅に対応して集球ケース45の側方下部の段部46に配置された盤側ジョイント部47とが設けられている。
As shown in FIGS. 4, 6, and 8, on the back surface of the
集球ケース45の背面には主制御基板50が格納された主基板ケース51が着脱自在に装着され、また裏カバー44の背面側には演出制御基板52が格納された演出基板ケース53と、液晶制御基板54が格納された液晶基板ケース55とが夫々着脱自在に装着されている。
A
盤側ジョイント部47は遊技盤装着枠8に対する遊技盤9の装着時に前枠3側の枠側ジョイント部48との間で前枠3側と遊技盤9側との電気系を一括して接続するためのもので、球受け入れ口42と反対側の下部に配置されている。この盤側ジョイント部47は図4、図6、図8に示すように、主制御基板50の信号出力部に接続された盤側コネクタ56と、主制御基板50の電源部に接続された盤側コネクタ57と、演出制御基板52の演出信号出力部に接続された盤側コネクタ58と、演出制御基板52、液晶制御基板54の電源部に接続された盤側コネクタ59とを備えている。
The board
各盤側コネクタ56〜59は左右方向に長い横長状であって、上下方向に所定の間隔をおいて盤側基板60に装着され、保護カバー61から後方に突出している。盤側基板60、保護カバー61は固定具により集球ケース45の段部46に着脱自在に固定されている。盤側基板60には集球ケース45の張り出し部62側に中継コネクタ56a〜59a等が設けられ、また保護カバー61には中継コネクタ56a〜59aに接続された各ハーネスを押えるハーネス押え部64が後方に傾斜状に設けられている。なお、盤側コネクタ56〜59は周壁の内部に多数の接続ピンを備えた雄型である。
Each of the board-
遊技盤装着枠8は図2〜図5に示すように、遊技盤9を上下、左右から取り囲む上下一対の横枠部67及び左右一対の縦枠部68と、この各横枠部67及び縦枠部68の後端側から内周へと突出して遊技盤9の裏面外周部が前側から当接する各一対の後壁部69,70とを備え、遊技盤9を前側から着脱自在に嵌合するように前側が開放する矩形状に構成されている。
2 to 5, the game
この遊技盤装着枠8には図2〜図5に示すように、遊技盤9の球受け入れ口42に近い左側に係合突起71と付勢手段72とが、反対側にロック手段73が夫々上下方向に2個(複数個)設けられており、これらにより遊技盤装着枠8内で遊技盤9が固定されている。また前枠3には下側のロック手段73の近傍に枠側ジョイント部48と引き寄せ手段74とが前枠3に設けられている。
As shown in FIGS. 2 to 5, the game
係合突起71は遊技盤装着枠8に遊技盤9を装着するときに遊技盤9の球受け入れ口42に近い左端縁を係合するためのもので、後壁部70との間に遊技盤9の厚さ分の間隔をおいて左側の縦枠部68に設けられている。各付勢手段72は遊技盤装着枠8に遊技盤9を装着したときに、遊技盤9の前面端部が係合突起71に当接すべく遊技盤9を裏側から押圧するためのもので、板バネ等の弾性体により構成されている。なお、付勢手段72は後部ケース30の周壁部の内側等に取り付けられている。
The
ロック手段73は遊技盤装着枠8内の遊技盤9を固定するためのもので、遊技盤9を遊技盤装着枠8に嵌め込んだときに、遊技盤9の上下の切り欠き部75内に嵌合するように遊技盤装着枠8の後壁部69から前側に突出して設けられている。
The locking means 73 is for fixing the
このロック手段73は、図5に上側のロック手段73を、図7に下側のロック手段73を夫々示すように、遊技盤装着枠8の各横枠部67の後壁部69から前向きに突設された略前後方向の回動軸77と、この回動軸77の前端側に固定された操作つまみ78と、回動軸77の前後方向の中間部分に固定された押圧突起79とを一体に備えている。なお、操作つまみ78は着脱位置aのときに遊技盤9の切り欠き部75内を前後方向に通過可能である。
As shown in FIG. 5 and FIG. 7, the lock means 73 is directed forward from the
回動軸77は後壁部69の裏側に貫通して、その後端の偏平状等の支持部80が後壁部69の裏側の円筒状の保持部81に嵌合され、この保持部81内で有底円筒状の押え部材82により後方への移動が規制されており、操作つまみ78が着脱位置aとロック位置bとの間で回動するように前後方向の軸心廻りに回動自在である。
The rotating
押え部材82は保持部81に対して裏側から着脱可能に係合爪83により係止されており、この押え部材82と支持部80との間に、操作つまみ78を着脱位置aとロック位置bとに位置決めする位置決め手段84が設けられている。
The pressing
そして、ロック手段73は操作つまみ78を着脱位置aからロック位置bへとc矢示方向に回動操作したときに、押圧突起79が切り欠き部75に形成された被押圧面76を押圧し、また操作つまみ78が切り欠き部75の両側の突部85を後方へと押圧して、遊技盤装着枠8内の遊技盤9を固定するようになっている。
Then, when the lock means 73 rotates the
この実施例では、球受け入れ口42に近い左下隅を原点位置として遊技盤9を装着しているため、遊技盤装着枠8の遊技盤9を左の縦枠部68と下の横枠部67とが交差する隅部に向かって押圧すべく、下側のロック手段73の押圧突起79は遊技盤9を左方向に、上側のロック手段73の押圧突起79は遊技盤9を左斜め下方に夫々押圧する。
In this embodiment, since the
なお、後壁部69には保持部81内に開口86が形成され、この開口86を経て回動軸77、操作つまみ78及び押圧突起79が後壁部69の前側へと挿脱自在に挿入されている。
Note that an
枠側ジョイント部48は図3、図4、図8、図9、図10に示すように、ジョイントケース89と、盤側コネクタ56〜59に対応してジョイントケース89の前面に装着された枠側コネクタ90〜93とを備え、原点位置と反対側で下側のロック手段73の上近傍において、遊技盤9の裏側の集球ケース45を取り囲む後部ケース30の内、その縦周壁部87及び横周壁部88の二辺に跨がって裏側から着脱自在に装着され、この枠側ジョイント部48と前後に相対向して配置されている。なお、ジョイントケース89の内部で各枠側コネクタ90〜93に枠側ハーネスが接続されている。
As shown in FIGS. 3, 4, 8, 9, and 10, the frame side
ジョイントケース89は後部ケース30の縦周壁部87及び横周壁部88との二辺に対応する取り付け部95,96を有し、盤側ジョイント部47の後側で遊技盤装着枠8の内側へと突出するように、遊技盤装着枠8の右下隅で取り付け部95,96がネジ等の固定具95a,96aにより縦周壁部87及び横周壁部88に着脱自在に固定されている。
The
各枠側コネクタ90〜93は図6に枠側コネクタ93を示すように、盤側コネクタ56〜59の周壁97内に挿脱自在な本体部98の両側に取り付け部100を有し、その取り付け部100の遊動孔101に遊動筒102が遊動自在に嵌合され、その遊動筒102がネジ等の固定具103によりジョイントケース89の前面に固定されている。なお、枠側コネクタ90〜93は雌型である。
As shown in FIG. 6, each of the
引き寄せ手段74は下側のロック手段73の固定動作に連動して枠側ジョイント部48を盤側ジョイント部47側へと引き寄せるためのもので、図9、図11、図12に示すように、ロック手段73の回動軸77の後端部に着脱自在に固定された押圧カム105と、後部ケース30の横周壁部88側で前枠3に横軸106廻りに回動自在に支持された揺動アーム107とを備えている。
The pulling means 74 is for pulling the frame side
回動軸77は押え部材82の中心部に設けられた保持筒108により回動自在に保持され、その後端に押圧カム105のボス部109が套嵌し固定されている。揺動アーム107は横軸106の上下に上アーム部110と下アーム部111とを有し、その上アーム部110は枠側ジョイント部48の下側から上側へと延びて、上端の押圧部112でジョイントケース89の突出端部、即ち遊技盤装着枠8、取り付け部95,96から離れた位置を前側へと押圧するようになっている。下アーム部111の下端はボス部109の一側で押圧カム105の後側に対応している。なお、押圧部112は枠側ジョイント部48への負荷を軽減するためにはゴム、バネ等の弾性体で構成してもよい。
The rotating
押圧カム105はロック手段73の操作つまみ78をロック位置bへと操作したときに、回動軸77と一体に回動して揺動アーム107の下端部を後方に押圧するように回動方向に対して斜めに傾斜している。なお、横軸106は横周壁部88に形成された支持壁88aに挿支されている。
When the
上記構成のパチンコ機において、前枠3の遊技盤装着枠8に遊技盤9を装着する場合には、先ずガラス扉12を開放し、次いで遊技盤装着枠8の下側の横枠部67上に遊技盤9を載せてその左端を縦枠部68側の後壁部69と上下の係合突起71との間に当接する。そして、係合突起71との係合部分を支点として遊技盤9の右側を後方へと押圧して遊技盤9を遊技盤装着枠8内に押し込む。
In the pachinko machine configured as described above, when the
このとき各ロック手段73の操作つまみ78を着脱位置aに合わせておけば、遊技盤装着枠8に遊技盤9を押し込むときに、操作つまみ78が遊技盤9の切り欠き部75内を相対的に通過して遊技盤9の前面側へと突出する。
At this time, if the
また前枠3の枠側ジョイント部48が遊技盤装着枠8の右の下隅部内に突出した状態にあり、遊技盤9の下隅部の盤側ジョイント部47と前後方向に相対向しているので、係合突起71との係合部分を支点として遊技盤9を遊技盤装着枠8内に押し込んだときに、盤側ジョイント部47の各盤側コネクタ56〜59が枠側ジョイント部48の対応する各枠側コネクタ90〜93に相対的に挿入されて行く。
Further, the frame side
従って、遊技盤9を遊技盤装着枠8内に嵌め込むことにより、前枠3側の電気系と遊技盤9側の電気系とを一括して電気的に接続することができ、従来のように遊技盤9を装着した後に手作業によってコネクタ56〜59,90〜93相互を接続する煩わしさを解消できる。
Accordingly, by fitting the
遊技盤9の裏面が遊技盤装着枠8の後壁部69に当接した後、各ロック手段73の操作つまみ78を着脱位置aからロック位置b側へとc矢示方向に回動操作すると、押圧突起79が被押圧面76を押圧して遊技盤9を遊技盤装着枠8の左下隅の原点位置側へと押し付ける。また操作つまみ78がロック位置bまで回動すると、操作つまみ78が突部85を介して遊技盤9を遊技盤装着枠8の後壁部69へと後方に押し付ける。このように各ロック手段73の操作つまみ78をロック位置bまで操作することによって、このロック手段73によって遊技盤9を遊技盤装着枠8内で固定することができる。
After the back surface of the
また操作つまみ78をc矢示方向へと操作してロック手段73により遊技盤9を固定する際に、回動軸77を介して押圧カム105がc矢示方向に回動して、揺動アーム107の下端部を後方へと押す。そして、揺動アーム107が横軸106廻りにd矢示方向に揺動し、その上端の押圧部112でジョイントケース89の突出端側を後方から盤側ジョイント部47側へと押圧する。このためロック手段73の固定操作に連動して、引き寄せ手段74により枠側ジョイント部48、取り分けその突出端部側を盤側ジョイント部47側へと前方に引き寄せることができる。
Further, when the
従って、枠側ジョイント部48は遊技盤装着枠8の下隅部内に突出して、その二辺の取り付け部95,96で前枠3の後部ケース30に取り付けられており、盤側ジョイント部47の盤側コネクタ56〜59と枠側ジョイント部48の枠側コネクタ90〜93とが当接したときの状況によっては、枠側ジョイント部48の突出端部側に後方へと逃げることがあるにも拘わらず、ロック手段73により遊技盤装着枠8内の遊技盤9を固定する際に、引き寄せ手段74により枠側ジョイント部48の突出端部側を盤側ジョイント部47側へと引き寄せることにより、盤側コネクタ56〜59と枠側コネクタ90〜93とを確実に嵌合させて電気的に接続することができ、両コネクタ56〜59,90〜93間の接触不良を容易且つ確実に解消することができる。
Accordingly, the frame side
図13、図14は本発明の第2の実施例を例示する。この実施例では、遊技盤9の裏側に引き寄せ手段74が装着され、ロック手段73の固定操作に連動して遊技盤9側の引き寄せ手段74により枠側ジョイント部48を盤側ジョイント部47側へと引き寄せるようにしている。
13 and 14 illustrate a second embodiment of the present invention. In this embodiment, the attracting
この引き寄せ手段74は、枠側ジョイント部48の突出端部の近傍に対応して盤側ジョイント部47の側方近傍で遊技盤9の裏面側から後方に突出する枢支軸115と、この枢支軸115の後端部に固定され且つジョイントケース89に裏側から当接可能な引き寄せ体114と、下側のロック手段73の回動軸77と枢支軸115とを連動させる連動機構116とを備えている。
The attracting means 74 includes a
枢支軸115は遊技盤9の裏面に固定された保持筒117に前後方向の軸心廻りに回動自在に挿入され、保持筒117により回動のみ自在に保持されている。なお、保持筒117は取り付け板118を介して遊技盤9の裏面に固定されている。また保持筒117と取り付け板118との間には保持筒117の倒れを防止する補強リブ119が設けられている。
The
引き寄せ体114は枢支軸115の回動により枠側ジョイント部48の裏側に出退自在であり、枢支軸115がe矢示方向に回動したときに枠側ジョイント部48を裏側から盤側ジョイント部47側へと押圧し、枢支軸115が反e矢示方向に回動したときに枠側ジョイント部48の裏側から側方に退避するようになっている。
The attracting
連動機構116は遊技盤9の裏側近傍で枢支軸115に固定された引き寄せリンク120と、枢支軸115の下方で遊技盤9の下部側の裏面に前後方向の支軸121により回動自在に枢支された中継リンク122と、両リンク120,122を連結する連結ロッド123と、遊技盤9の裏側で回動軸77に固定された操作リンク124とを備えている。
The
操作リンク124と中継リンク122は、操作つまみ78を着脱位置aにして遊技盤9を遊技盤装着枠8に着脱するときに、中継リンク122の先端のピン等の係合部125が操作リンク124の先端の長孔、フォーク等の被係合部126に対して係脱するように係合している。
The
遊技盤9の裏面には、係合部125が被係合部126に対して係脱する位置に中継リンク122を位置決めするストッパー127があり、中継リンク122はバネ128によりストッパー127側に付勢されている。なお、遊技盤装着枠8の下側の後壁部69には前面から後方へと凹入する凹部69aがあり、その凹部69a内で回動自在に操作リンク124が配置されている。
On the back surface of the
ロック手段73の回動軸77の後端には円板状の支持部80が設けられ、この支持部80は凹部69aの裏側で後壁部69から後方に突出する保持部81内で回動自在に保持され、また後壁部69と押え部材82とによって前後方向の移動が規制されている。
A disc-shaped
遊技盤9を着脱する際には、操作つまみ78は着脱位置aにある。このとき中継リンク122はストッパー127に当接しており、遊技盤9を遊技盤装着枠8内に嵌め込んだときに、その係合部125が操作リンク124の被係合部126に係合する。また枢支軸115は盤側ジョイント部47の側方にあり、引き寄せ体114は枠側ジョイント部48から退避しているため、遊技盤9を遊技盤装着枠8内に嵌め込むときに枠側ジョイント部48と干渉することはない。
When the
遊技盤9が遊技盤装着枠8内に嵌合すると、両ジョイント部47,48のコネクタ56〜59,90〜93同士が接続する。そして、その後、ロック手段73の操作つまみ78を回動軸77廻りにロック位置bへとc矢示方向に廻して遊技盤9を固定する。このとき操作リンク124がc矢示方向に回動するため、被係合部126、係合部125を介して中継リンク122が支軸121廻りにf矢示方向に回動し、連結ロッド123、引き寄せリンク120を介して引き寄せ体114が枢支軸115廻りにe矢示方向に回動して枠側ジョイント部48の裏側に突出し、枠側ジョイント部48の突出端側を盤側ジョイント部47側へと引き寄せる。従って、第1の実施例と同様に両ジョイント部47,48のコネクタ56〜59,90〜93同士を確実に接続することができる。
When the
遊技盤9を取り外す場合には、操作つまみ78を着脱位置aへと反c矢示方向に廻す。このとき引き寄せ体114は枢支軸115廻りに反e矢示方向に回動して枠側ジョイント部48の裏側から側方へと退避する。このため遊技盤9側の引き寄せ体114により枠側ジョイント部48を前側へと引き寄せるようにしているにも拘わらず、引き寄せ体114が遊技盤9の着脱に支障を来すようなことはない。
When the
以上、本発明の各実施例について詳述したが、本発明はこれらの実施例に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。実施例では前側が開放状の遊技盤装着枠8に前側から遊技盤9を着脱するようにしているが、遊技盤装着枠8を後側開放状とし、この遊技盤装着枠8に遊技盤9を後側から着脱するようにしたものでも同様に実施可能である。
As mentioned above, although each Example of this invention was explained in full detail, this invention is not limited to these Examples, A various change is possible in the range which does not deviate from the meaning of this invention. In the embodiment, the
その場合、枠側ジョイント部48が前側となり、その後側に盤側ジョイント部47が位置することになるため、引き寄せ手段74は枠側ジョイント部48を盤側ジョイント部47側へと後方に引き寄せるように構成すればよい。
In that case, since the frame side
枠側ジョイント部48は遊技盤装着枠8内に突出して前枠3に固定しておけば十分であり、前枠3に対する取り付け部95,96は、隣合う二辺に設ける他、その一辺又は三辺に設けてもよいし、全周に設けてもよい。要するに遊技盤装着枠8内に突出するように枠側ジョイント部48を前枠3に取り付ける場合、枠側ジョイント部48の突出端側の支持強度が低下するため、その突出端側を引き寄せ手段74により盤側ジョイント部47へと引き寄せるようにすればよい。実施例では、盤側ジョイント部47の盤側コネクタ56〜59を固定とし、枠側コネクタ90〜93を浮動状態にしているが、枠側コネクタ90〜93を固定し、盤側コネクタ56〜59を浮動状態に設けてもよい。
It is sufficient that the frame-side
引き寄せ手段74はロック手段73の固定操作に連動して枠側ジョイント部48を盤側ジョイント部47へと引き寄せるものであれば、その機構は別段問題ではない。引き寄せ手段74による枠側ジョイント部48の引き寄せ量は、その引き寄せ時に枠側ジョイント部48の取り付け部95,96に過大な負荷をかけない程度とする必要がある。
As long as the pulling
また引き寄せ手段74が枠側ジョイント部48に当接する当接位置は、遊技盤装着枠8から突出する突出端を含む枠側ジョイント部48の略全体でもよいし、上下方向及び/又は左右方向の複数箇所でもよい。例えば枠側ジョイント部48に押圧部112を当接して引き寄せる引き寄せ手段74の場合には、枠側ジョイント部48に対応して揺動アーム107等に押圧部112を上下方向に2個設け、上部側の押圧部112で枠側ジョイント部48の上部側を押圧したときに、その反作用で下側の取り付け部96が離脱又は破損しないように下部側の押圧部112で枠側ジョイント部48の下部側を押圧するようにしてもよい。
Further, the abutting position where the attracting
更に枠側ジョイント部48の裏側に、引き寄せ手段74の押圧部112が当接する位置にその押圧部112が嵌合する凹部を形成してもよい。また枠側ジョイント部48の裏側の押圧部112が当接する位置に、リブその他で補強された受け部を公報に突出して設けてもよい。その他、枠側ジョイント部48には、裏側から押圧部112が当接しても損傷しないように上下方向、左右方向等に補強リブ等を設けてもよい。本発明はパチンコ機以外の各種の弾球遊技機においても同様に実施可能である。
Furthermore, a recess in which the
3 前枠
8 遊技盤装着枠
9 遊技盤9
47 盤側ジョイント部
48 枠側ジョイント部
69 後壁部69
73 ロック手段
74 引き寄せ手段
95,96 取り付け部
3
47 Panel side
73 Locking means 74 Pulling
Claims (5)
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008024830A JP2009183388A (en) | 2008-02-05 | 2008-02-05 | Pinball game machine |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2008024830A JP2009183388A (en) | 2008-02-05 | 2008-02-05 | Pinball game machine |
Publications (1)
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JP2009183388A true JP2009183388A (en) | 2009-08-20 |
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ID=41067317
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2008024830A Pending JP2009183388A (en) | 2008-02-05 | 2008-02-05 | Pinball game machine |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2009183388A (en) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US11725333B2 (en) | 2018-07-03 | 2023-08-15 | Coway Co., Ltd. | Multi-functional storage system for preventing water from condensing on inner side of door and method for drying inner side of door using same |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006280510A (en) * | 2005-03-31 | 2006-10-19 | Kyoraku Sangyo | Pachinko game machine |
JP2007289245A (en) * | 2006-04-21 | 2007-11-08 | Adachi Light Co Ltd | Game machine |
-
2008
- 2008-02-05 JP JP2008024830A patent/JP2009183388A/en active Pending
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