JP2009181798A - Connector - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、電子機器装置に実装されるコネクタに関し、特に、ピンヘッダーと称される形式のコネクタに関する。 The present invention relates to a connector mounted on an electronic device, and more particularly to a connector of a type called a pin header.
従来より、電子機器装置に実装されるコネクタとして、ピンヘッダーと称される形式のコネクタが用いられている。
このピンヘッダーと称される形式のコネクタの例としては、例えば、図13乃至図15に示されるものが知られている(特許文献1参照)。
図13は、コネクタの要部の部分断面を含む斜視図であり、図14は、図13に示すコネクタに密封剤を充填したときの斜視図であり、図15は、コネクタを電子機器装置に実装したときの断面図である。
Conventionally, a connector called a pin header has been used as a connector mounted on an electronic device.
As an example of a connector of this type called a pin header, for example, those shown in FIGS. 13 to 15 are known (see Patent Document 1).
13 is a perspective view including a partial cross section of a main part of the connector, FIG. 14 is a perspective view when the connector shown in FIG. 13 is filled with a sealing agent, and FIG. It is sectional drawing when mounted.
図13に示すように、コネクタ110は、モールド成形された絶縁性のハウジング111に複数の金属製のピン状のコンタクト112を取り付けてなる。ハウジング111の上面111aには凹部115が形成されている。そして、その凹部115の周縁部にはフランジ部113がハウジング111の側面から突出して形成されている。凹部115には、その凹部115の底面115aを一方の開口部とし、ハウジング111の下面111bを他方の開口部とした貫通孔をなす複数のコンタクト挿入孔116が形成されている。各コンタクト112は、コンタクト挿入孔116に挿入されることによって、ハウジング111に取り付けられる。そして、図14に示すように、凹部115には密封剤が充填されて密封剤層118が形成されている。
As shown in FIG. 13, the
そして、このコネクタ110は、図15に示すように、コネクタ110は、コネクタ110が取り付けられる電子機器装置400の内部と外部との境界にハウジング111を位置させて設置される。コネクタ110の上面111a側(電子機器装置400の内部)においては、電子機器装置400の内部に設置された基板410にコンタクト112が取り付けられる。また、コネクタ110の下面111b側(電子機器装置400の外部)においては、嵌合凹部510が形成された雄型コネクタ500がコンタクト112に接続される。
As shown in FIG. 15, the
このように、図13乃至図15に示した従来のコネクタ110は、凹部115を設け、凹部115に密封剤を充填することにより、コンタクト挿入孔116における気密性及び液密性が確保される。密封剤としては、例えば、接着性を有する液体状の樹脂が採用される。
これは、コネクタ110が取り付けられる電子機器の内部に対し、外部からの水分や埃等がコンタクト挿入孔116を介して侵入することを防止するためである。
As described above, the
This is to prevent moisture, dust, and the like from the outside from entering through the
ここで、凹部115に密封剤を充填する場合、密封剤の充填量、又は凹部115内に形成される密封剤層118の高さが適正であるか否かを判定する必要がある。密封剤層118の適正な高さとは、コンタクト挿入孔116における気密性及び液密性が確保できる密封剤の充填量を凹部115に充填したときの高さである。密封剤層118の高さは、凹部115の底面115aから密封剤層118の上面118aまでの距離を測定することにより得られる。
Here, when the
密封剤の充填量、又は密封剤層118の高さの判定方法としては、例えば、下記(1)乃至(4)等が挙げられる。
(1)密封剤を供給する供給装置において、凹部115に供給された密封剤の量を測定し、その量を凹部115に充填された密封剤の量とする方法。
(2)本体部に対して摺動可能なプランジャーを有する接触式変位センサーを用いて、密封剤層118の上面118aに押し当てたプランジャーの摺動距離により、上面118aから凹部115の内壁の上端までの寸法を測定し、密封剤層118の高さを算出する方法。
(3)密封剤を固化させた後、破壊検査を行って密封剤層118の高さを測定する方法。
(4)レーザ光などを用いて非接触で密封剤層118の高さを測定する方法。
(1) A method of measuring the amount of the sealing agent supplied to the
(2) The inner wall of the
(3) A method of measuring the height of the
(4) A method of measuring the height of the
しかしながら、上記(1)の測定方法では、密封剤の供給時の条件が常に一定ではない可能性が高く、密封剤の供給量と、凹部115に実際に充填された密封剤の充填量との間に誤差が生じやすいため、密封剤の供給量をもって密封剤の充填量と見なすには、信頼性が低かった。
また、上記(2)の算出方法では、密封剤層118が柔らかい材料であると、プランジャーに押圧された密封剤層118の上面118aが変形し、適正な判定及び判定ができない問題があった。
However, in the measurement method of (1) above, it is highly likely that the conditions at the time of supplying the sealing agent are not always constant, and the amount of the sealing agent supplied and the amount of the sealing agent actually filled in the
Further, in the calculation method of (2) above, if the
また、上記(3)の測定方法では、破壊検査であるため、測定値の信頼性は高いが、全ての製品について破壊試験を行うことができないという問題がある。
更に、上記(4)の方法では、密封剤として、透明な材料が用いられた場合には、レーザ光が密封剤を透過してしまうため、密封材層の表面における反射光を得ることが難しく、密封材層118の高さを正確に測定することが難しいという問題があった。
加えて、特許文献1には、このような密封剤の高さを測定又は判定することについて記載されていなかった。
Moreover, since the measurement method (3) is a destructive inspection, the reliability of the measured value is high, but there is a problem that destructive testing cannot be performed for all products.
Further, in the method (4), when a transparent material is used as the sealant, the laser light is transmitted through the sealant, so that it is difficult to obtain reflected light on the surface of the sealant layer. There is a problem that it is difficult to accurately measure the height of the sealing
In addition,
一方、密封剤層の高さを判定する手段として、凹部の内壁に、密封剤層の適正高さを示す目盛りを予め刻んでおく手段も考えられる。しかし、このような手段を採用した場合、目盛りを視認する角度によっては、密封剤層の上面が、内壁に刻まれた目盛りを超えているか否かを判定することが困難という問題がある。しかも、この問題は、密封剤又は密封剤層が透明であれば顕著に発現する問題である。
従って、本発明は上述の問題点に鑑みてなされたものであり、その目的は、コンタクト挿入孔における密閉性を確保するためにハウジングに形成された凹部に充填される密封剤の状態や透明度(透過率)にかかわらず、破壊検査することなく密封剤層の高さが適正であるか否かを容易に判定することができるコネクタを提供することにある。
On the other hand, as a means for determining the height of the sealant layer, a means for preliminarily marking a scale indicating the appropriate height of the sealant layer on the inner wall of the recess may be considered. However, when such a means is adopted, there is a problem that it is difficult to determine whether or not the upper surface of the sealant layer exceeds the scale carved on the inner wall depending on the angle at which the scale is visually recognized. Moreover, this problem is a problem that appears remarkably if the sealant or the sealant layer is transparent.
Therefore, the present invention has been made in view of the above-described problems, and its purpose is to provide the state and transparency of the sealing agent filled in the recess formed in the housing in order to ensure the sealing performance in the contact insertion hole ( An object of the present invention is to provide a connector that can easily determine whether or not the height of the sealant layer is appropriate without performing a destructive inspection regardless of the transmittance.
上記問題を解決するため、本発明のうち請求項1に係るコネクタは、凹部が形成された絶縁性のハウジングと、前記凹部に形成された複数のコンタクト挿入孔に取り付けられるピン状のコンタクトとを有し、前記凹部には、前記コンタクト挿入孔における密閉性を確保する密封剤が充填されたコネクタであって、
前記凹部の底面には、その底面からの高さが異なる二以上の面を有する高さ判定部が設けられたことを特徴としている。
また、本発明のうち請求項2に係るコネクタは、請求項1記載の発明において、一以上の段差部を備えた積層構造をなすことを特徴としている。
In order to solve the above-described problem, a connector according to
The bottom surface of the recess is provided with a height determination unit having two or more surfaces having different heights from the bottom surface.
According to a second aspect of the present invention, the connector according to the first aspect is characterized in that it has a laminated structure including one or more step portions.
また、本発明のうち請求項3に係るコネクタは、請求項1又は2に記載のコネクタにおいて、前記高さ判定部が、前記凹部の底面において離間した二以上の突起部からなることを特徴としている。
また、本発明のうち請求項4に係るコネクタは、請求項1乃至3のいずれか一項に記載の発明において、前記高さ判定部が、前記凹部の底面に形成された突起部に一以上の溝部を有してなることを特徴としている。
また、本発明のうち請求項5に係るコネクタは、請求項3に記載の発明において、同じ高さの前記突起部が複数設けられたことを特徴としている。
Moreover, the connector which concerns on Claim 3 among this invention is a connector of
Moreover, the connector which concerns on Claim 4 among this invention is the invention as described in any one of
According to a fifth aspect of the present invention, in the connector according to the third aspect, a plurality of the protrusions having the same height are provided.
本発明のうち請求項1に係るコネクタによれば、前記凹部に充填された前記密封剤層の適正な高さを判定する高さ判定部を、底面からの高さが異なる二以上の面を有する形態で前記凹部の底面に設けたので、前記密封剤層に含浸しているか否かによって前記底面の法線方向からの前記二以上の面のそれぞれの見え方が異なる。そして、その見え方によって密封剤層の上面が前記二以上の面に対してどの位の高さに位置するかを判断することができる。従って、密封剤の状態(液体)や透明度(透過率)にかかわらず、破壊検査することなく密封剤層の高さが適正であるか否かを容易に判定することができるコネクタを提供することができる。
According to the connector which concerns on
また、本発明のうち請求項2に係るコネクタによれば、請求項1に記載の発明において、高さ判定部を、一以上の段差部を備えた積層構造としたので、前記底面の法線方向における、前記二以上の面によって構成される段差部のそれぞれの見え方が段階的に視認できる。従って、密封剤層の高さを一目瞭然で判断することができるため、前記凹部に充填された密封剤の量が適正か否かを簡単に、かつ精度よく判定することができる。
Further, according to the connector according to claim 2 of the present invention, in the invention according to
また、本発明のうち請求項3に係るコネクタによれば、請求項1又は2に記載の発明において、前記凹部に形成された密封剤層の適正な高さを判定する高さ判定部が、前記凹部の底面において離間した二以上の突起部からなるので、前記凹部に密封剤を充填する際、各突起部において密封剤に浸った部分の体積に相当する密封剤の量を少なくすることができ、製造コストを抑えることができる。
Moreover, according to the connector according to claim 3 of the present invention, in the invention according to
また、本発明のうち請求項4に係るコネクタによれば、請求項1乃至3のいずれか一項に記載の発明において、高さ判定部が、前記凹部の底面に形成された突起部と、その突起部に一以上の溝部を有するので、溝部が形成される分、前記突起部は、その体積が比較的大きく形成される。従って、前記凹部に密封剤を充填する際、前記突起部において密封剤に浸った部分の体積に相当する密封剤の量を更に少なくすることができると共に、前記突起部がリブ形状をなすため、コネクタの剛性が上がる。
また、本発明のうち請求項5に係るコネクタによれば、請求項1乃至4のいずれか一項に記載の発明において、同じ高さの突起部を複数設けたので、コネクタ自体、特に凹部の底面が傾いた状態であるか否かについても判定できる。
Moreover, according to the connector which concerns on Claim 4 among this invention, in the invention as described in any one of
Further, according to the connector according to claim 5 of the present invention, in the invention according to any one of
(第1の実施形態)
以下、本発明に係るコネクタの第1の実施形態について、図面を参照して説明する。図1は本発明に係るコネクタの第1の実施形態における斜視図である。図2は、図1における2−2線に沿う断面図である。
図1及び図2において、コネクタ1は、絶縁性のハウジング10と、そのハウジング10に取り付けられる複数のピン状のコンタクト20とを有している。
ハウジング10は、絶縁性を示す材料からなる直方体形状の部材であり、ハウジング10の上面10a及び下面10bには嵌合凹部12,13が形成されている。
嵌合凹部12は、ハウジング10の上面10aを基準として、その周方向に突出し、更にその周端部が立ち上げられて側壁部12aが形成されてなる。
(First embodiment)
Hereinafter, a first embodiment of a connector according to the present invention will be described with reference to the drawings. FIG. 1 is a perspective view of a connector according to a first embodiment of the present invention. FIG. 2 is a cross-sectional view taken along line 2-2 in FIG.
1 and 2, the
The
The
一方、嵌合凹部13は、ハウジング10の下面10bを基準とした側周面において、その周端部が立ち上げられて側壁部13bが形成されてなる。
そして、嵌合凹部12の底面(ハウジング10の上面10a)の中央部には、後述する密封剤が所定量充填される凹部11が形成されている。
また、凹部11の底面11aには、凹部11の底面11a、及び嵌合凹部13の底面13aを貫通する複数列状のコンタクト挿入孔11bが形成されている。各コンタクト20は、コンタクト挿入孔11bに挿入されることによって、ハウジング10に取り付けられる。
On the other hand, the
A
A plurality of rows of contact insertion holes 11 b penetrating the
また、凹部11の底面11aにおいて、2列ずつ形成されたコンタクト挿入孔11bの列間の中央部には、高さ判定部30が設けられる。
コンタクト20は、細長い円柱形状をなし、ハウジング10のコンタクト挿入孔11bに挿入され、圧入固定される。また、本発明に係るコネクタ1は、コンタクト20がハウジング10にインサートモールドされた形態であってもよい。
コンタクト20の材料としては、導電性があり、所定以上の強度を有すれば、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができるが、例えば、錫鍍金又は金鍍金された黄銅が用いられる。
ここで、各コンタクト挿入孔11bの径、又は開口面積は、各コンタクト20の径、又はコンタクト20の長手方向に直交する面における断面積よりも大に設定されている。
In addition, a
The
The material of the
Here, the diameter or opening area of each
本発明に係るコネクタ1は、図2に示すように、コネクタ1が取り付けられる電子機器装置200の内部と外部との境界にハウジング10を位置させてコネクタ1が設置される。コネクタ1の嵌合凹部12側(電子機器装置200の内部)においては、電子機器装置200の内部に設置された基板210にコンタクト20が取り付けられる。また、コネクタ1の嵌合凹部13側(電子機器装置200の外部)においては、嵌合凸部310が形成された雄型コネクタ300がコンタクト20に接続される。電子機器装置200としては、例えばECU(Electronic Control Unit)等が挙げられる。
As shown in FIG. 2, the
高さ判定部30は、凹部11の底面11a上に形成された突起状の構造物である。
高さ判定部30の形状としては、コンタクト挿入孔11bへのコンタクト20の挿入、及び凹部11への密封剤の充填を妨げず、ハウジング10の上面10aの法線方向(凹部11の底面11aの法線方向)から見て(以下、平面視と呼ぶ。)、少なくとも2つの高さを判定可能な形状であれば、目的に応じて適宜選択することができる。高さ判定部30の具体的な形状としては、例えば、図1に示すように、上面の面積が異なる立方体を突起部31,32として複数積層させて段差部を設けた態様が挙げられる。
The
The shape of the
ここで、積層された複数の突起部31,32のそれぞれの上面31a,32aの高さは、凹部11及びコンタクト挿入孔11bに密封剤を充填することによって形成された密封剤層50(図3参照)の高さに基づいて設定される。例えば、高さ判定部30が、図1に示すような2つの立方体を突起部31,32の積層構造として形成された場合、適正とされた密封剤の充填量を凹部11に充填したときの密封剤層50の高さが、下方に位置された立方体(突起部31)の上面31aと、上方に位置された立方体(突起部32)の上面32aとの間の高さに設定される。ここで、本発明における密封剤層50の高さとは、凹部11の底面11aから密封剤層50の上面50aまでの距離を指す。なお、密封剤層50の適切な高さは、凹部11の底面11aからの高さを予め設定しておいてもよいし、凹部11、並びに、コンタクト挿入孔11b、及びそのコンタクト挿入孔11bにコンタクト20が挿入されたときに形成される間隙(後述)等の体積を算出し、それらの体積に基づいて決定されてもよい。また、本発明における高さ判定部30は、一以上の段差部を有していることが特徴であり、高さの異なる上面31aと上面32aとによって段差部が構成される。
Here, the heights of the
本発明に係るコネクタに用いられる密封剤としては、接着性を有し、使用時(凹部11に充填時)において所定以下の粘度の液体状態であり、所定の条件で、液体状態から固体状態に硬化(固化)する性質を有する材料であれば、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができる。密封剤の具体的な材料としては、例えば、空気中の水分によって硬化する室温硬化型樹脂、加熱硬化型樹脂、紫外線硬化型樹脂、及びこれら少なくともいずれかの混合物が挙げられる。密封剤の例としては、室温硬化型樹脂、加熱硬化型樹脂、紫外線硬化型樹脂のいずれかの性質を有するシリコーンが好ましい。
密封剤は、充填時における粘度が低いことが好ましい。本発明に係るコネクタに用いられる密封剤の粘度としては、例えば、10(Pa・s)以下であることが好ましい。
As the sealant used for the connector according to the present invention, it has an adhesive property and is in a liquid state having a predetermined viscosity or less during use (when filling the recess 11), and from a liquid state to a solid state under a predetermined condition. There is no particular limitation as long as the material has a property of curing (solidifying), and it can be appropriately selected according to the purpose. Specific examples of the sealant include a room temperature curable resin that is cured by moisture in the air, a heat curable resin, an ultraviolet curable resin, and a mixture of at least one of these. As an example of the sealant, silicone having any one of properties of room temperature curable resin, heat curable resin, and ultraviolet curable resin is preferable.
The sealant preferably has a low viscosity at the time of filling. The viscosity of the sealant used in the connector according to the present invention is preferably 10 (Pa · s) or less, for example.
以上のように構成された本発明に係るコネクタにおいて、密封剤を充填する方法について以下に説明する。
本発明に係るコネクタの凹部11に対して密封剤を充填する方法としては、流動状態の樹脂を充填する公知の方法を採用することができる。具体的には、コンタクト挿入孔11bにおいて、凹部11側とは反対側の開口部方向に流動状態の密封剤を吸引させてもよい。
その後、使用する密封剤の硬化条件に基づき、加熱処理、紫外線照射処理などを行って、流動状態で凹部11に充填された密封剤を硬化させて密封剤層50を形成する。
A method for filling the sealant in the connector according to the present invention configured as described above will be described below.
As a method for filling the
Thereafter, based on the curing conditions of the sealant to be used, heat treatment, ultraviolet irradiation treatment, and the like are performed, and the sealant filled in the
ここで、上記のように凹部11に形成された密封剤層50の高さが適正の高さであるか否かを判定する判定方法について、図面を参照して以下に説明する。
なお、この判定方法は、凹部11に密封剤を充填している途中(密封剤が液体状態)でも、凹部11への密封剤の充填が終了し、その密封剤が硬化した後(密封剤が固体状態)でも適用することができる。
また、この判定方法は、密封剤の透明度(透過率)などによって、機器を用いた判定方法と、目視による判定方法とを適宜使い分けて行われる。
Here, the determination method which determines whether the height of the sealing
In this determination method, even when the
This determination method is performed by appropriately using a determination method using a device and a visual determination method depending on the transparency (transmittance) of the sealant.
図3は、凹部11に密封剤を充填したときにおける密封剤層50の高さと、高さ判定部30の視認状態とを示す図であり、(A)は、密封剤が適正な量で充填されたときの平面図であり、(B)は、(A)における3B−3B線に沿う断面図であり、(C)は、密封剤が適正量を超えた量で充填されたときの平面図であり、(D)は、(C)における3D−3D線に沿う断面図であり、(E)は、密封剤が適正な量よりも少ない量で充填されたときの平面図であり、(F)は、(E)における3F−3F線に沿う断面図である。
FIG. 3 is a view showing the height of the
ここで、図3(A)乃至図3(F)においては、密封剤が適正な量であるときの密封剤層50の高さが、下方の突起部31の上面(以下、第1の面と呼ぶ。)31aと、上方の突起部32の上面(以下、第2の面と呼ぶ。)32aとの間に予め設定されているものとする。
図3(A)及び図3(B)に示すように、密封剤が適正な量で凹部11内に充填されたとき、平面視での高さ判定部30の形状は、第2の面32bだけが明瞭に見えることとなる。これにより、凹部11に充填された密封剤の充填量が適正であると判定される。
Here, in FIGS. 3A to 3F, the height of the
As shown in FIGS. 3A and 3B, when the sealant is filled in the
一方、図3(C)及び図3(D)に示すように、密封剤が適正な量よりも多い量で凹部11内に充填されたとき、平面視での高さ判定部30の形状は、第2の面32aすら明瞭に見えることがない。これにより、凹部11に充填された密封剤の充填量は適正な量よりも多いと判定される。
また、図3(E)及び図3(F)に示すように、密封剤が適正な量よりも少ない量で凹部11内に充填されたとき、平面視での高さ判定部30の形状は、第2の面32aだけでなく、第1の面31aも明瞭に見えることとなる。これにより、凹部11に充填された密封剤の充填量は適正な量よりも少ないと判定される。
On the other hand, as shown in FIGS. 3 (C) and 3 (D), when the sealing agent is filled in the
Further, as shown in FIGS. 3E and 3F, when the sealant is filled in the
ここで、密封剤の充填量を、平面視における高さ判定部30の見え方によって判定するにあたっては、密封剤の透明度(透過率)によって判定方法を適宜選択することが好ましい。
密封剤の透明度(透過率)が低い場合(着色済)であれば、第1の面31a、及び第2の面32aが視認できるか否かによって、凹部11に充填された密封剤の量が適正であるか否かを目視で判定することができる。
Here, when determining the filling amount of the sealant based on the appearance of the
If the transparency (transmittance) of the sealant is low (colored), the amount of sealant filled in the
しかし、密封剤がほぼ透明であった場合には、密封材の透明度(透過率)が低ければ本来見えない面(図1においては面32a)が視認できてしまい、適正な判定が行えないことがある。
従って、密封剤がほぼ透明であった場合には、撮像手段及び画像処理手段を有する画像処理装置(図示せず)等を用いて、平面視での高さ判定部30の形状を撮影し、密封剤の透過率等をパラメータとした閾値に基づいて、撮影された画像を密封剤層50の上面と、高さ判定部30が有する複数の高さが異なる面との位置関係が識別可能に画像処理して判定することが好ましい。
However, when the sealant is almost transparent, if the transparency (transmittance) of the sealant is low, the surface that cannot be seen (
Therefore, when the sealant is almost transparent, an image processing apparatus (not shown) having an imaging unit and an image processing unit is used to photograph the shape of the
このように、本願発明に係るコネクタは、凹部11の底面11aに高さ判定部30を設けたので、凹部11内における密封剤の充填量が適正であるか否かが目視で判別しやすくなる。また、密封剤の透明度が低いものである場合には、その充填量が適正であるか否かが目視でより判別しやすくなる。また、密封材がほぼ透明である場合には、上述のように画像処理することによって、充填量の適正であるか否かが更に判別しやすくなる。
Thus, the connector according to the present invention is provided with the
(第2の実施形態)
図4は本発明に係るコネクタの第2の実施形態における斜視図である。図5は、図4における5−5線に沿う断面図である。
以下、本発明に係るコネクタの実施形態の説明においては、上述の第1の実施形態の説明に対して、高さ判定部の形状のみ異なるので、その他の部材について重複する説明は省略する。
図4及び図5に示すように、本実施形態においては、高さの異なる突起部33,34を所定の間隔で離間して凹部11の底面11aにそれぞれ設置して高さ判定部30を構成している。このように、高さ判定部30を構成する突起部33,34を凹部11の底面11aに複数設けることにより、凹部11に密封剤を充填する際、突起部33,34において密封剤に浸った部分の体積に相当する密封剤の量を少なくすることができ、製造コストを抑えることができる。
(Second Embodiment)
FIG. 4 is a perspective view of the connector according to the second embodiment of the present invention. FIG. 5 is a cross-sectional view taken along line 5-5 in FIG.
Hereinafter, in description of embodiment of the connector which concerns on this invention, since only the shape of a height determination part differs with description of the above-mentioned 1st Embodiment, the description which overlaps about another member is abbreviate | omitted.
As shown in FIGS. 4 and 5, in the present embodiment, the
ここで、上述の第1の実施形態と同様に、本実施形態においても、凹部11に形成された密封剤層50の高さが適正の高さであるか否かを判定する判定方法について、図面を参照して以下に説明する。
図6は、凹部11に密封剤を充填したときにおける密封剤層50の高さと、高さ判定部30の視認状態とを示す図であり、(A)は、密封剤が適正な量で充填されたときの平面図であり、(B)は、(A)における6B−6B線に沿う断面図であり、(C)は、密封剤が適正量を超えた量で充填されたときの平面図であり、(D)は、(C)における6D−6D線に沿う断面図であり、(E)は、密封剤が適正な量よりも少ない量で充填されたときの平面図であり、(F)は、(E)における6F−6F線に沿う断面図である。
Here, similarly to the above-described first embodiment, also in this embodiment, a determination method for determining whether or not the height of the
FIG. 6 is a diagram illustrating the height of the
ここで、図6(A)乃至図6(F)においては、密封剤が適正な量であるときの密封剤層50の高さが、一方の突起部33の上面(以下、第3の面と呼ぶ。)33aと、他方の突起部34の上面(以下、第4の面と呼ぶ。)34aとの間に予め設定されているものとする。
図6(A)及び図6(B)に示すように、密封剤が適正な量で凹部11内に充填されたとき、平面視での高さ判定部30の形状は、第4の面34aだけが明瞭に見えることとなる。これにより、凹部11に充填された密封剤の充填量が適正であると判定される。
Here, in FIGS. 6A to 6F, the height of the
As shown in FIGS. 6 (A) and 6 (B), when the sealing agent is filled in the
一方、図6(C)及び図6(D)に示すように、密封剤が適正な量よりも多い量で凹部11内に充填されたとき、平面視での高さ判定部30の形状は、第4の面34aすら明瞭に見えることがない。これにより、凹部11に充填された密封剤の充填量は適正な量よりも多いと判定される。
また、図6(E)及び図6(F)に示すように、密封剤が適正な量よりも少ない量で凹部11内に充填されたとき、平面視での高さ判定部30の形状は、第4の面34aだけでなく、第3の面33aも明瞭に見えることとなる。これにより、凹部11に充填された密封剤の充填量は適正な量よりも少ないと判定される。
On the other hand, as shown in FIGS. 6 (C) and 6 (D), when the sealant is filled in the
Moreover, as shown in FIGS. 6E and 6F, when the sealant is filled in the
(第3の実施形態)
図7は本発明に係るコネクタの第3の実施形態における斜視図である。図8は、図7における8−8線に沿う断面図である。
図7及び図8に示すように、凹部11の底面11aにおいて、2列に形成されたコンタクト挿入孔11bの間に、直方体形状の突起部35が形成され、この突起部35の上面35aと高さを異ならせた面41a,42aを有する溝部41,42が突起部35に設けられている。なお、高さの異なる上面35aと上面41a,42aとによって段差部が構成される。このように、突起部35に、その上面35aと高さを異ならせた面41a,42aを有する溝部41、42を形成することによって、凹部11内に密封剤が充填されることによって形成される密封剤層50の適正な高さを精度よく判定することができる。また、溝部41,42が形成される分、突起部35は比較的大きく作成されるため、凹部11に密封剤を充填する際、突起部35において密封剤に浸った部分の体積に相当する密封剤の量を少なくすることができ、製造コストを抑えることができる。また、突起部35が凹部11においてリブ形状をなすため、コネクタ1の強度を高くすることができる。
(Third embodiment)
FIG. 7 is a perspective view of a connector according to a third embodiment of the present invention. 8 is a cross-sectional view taken along line 8-8 in FIG.
As shown in FIGS. 7 and 8, a
ここで、上述の第1及び第2の実施形態と同様に、本実施形態においても、凹部11に形成される密封剤層50の高さが適正の高さであるか否かを判定する判定方法について、図面を参照して以下に説明する。
図9は、凹部11に密封剤を充填したときにおける密封剤層50の高さと、高さ判定部30の視認状態とを示す図であり、(A)は、密封剤が適正な量で充填されたときの平面図であり、(B)は、(A)における9B−9B線に沿う断面図であり、(C)は、密封剤が適正量を超えた量で充填されたときの平面図であり、(D)は、(C)における9D−9D線に沿う断面図であり、(E)は、密封剤が適正な量よりも少ない量で充填されたときの平面図であり、(F)は、(E)における9F−9F線に沿う断面図である。
Here, as in the first and second embodiments described above, in this embodiment as well, the determination of whether or not the height of the
FIG. 9 is a diagram showing the height of the
ここで、図9(A)乃至図9(F)においては、密封剤が適正な量であるときの密封剤層50の高さが、溝部41,42のうち高さが高い溝部41の上面(以下、第5の面と呼ぶ。)41aと、突起部35の上面(以下、第6の面と呼ぶ。)35aとの間に予め設定されているものとする。なお、溝部41,42のうち低い方の上面42aを、第5の面41aの高さと第6の面35aの高さの間に設定することによって、密封剤の特に好ましい量を判定する面として機能させてもよい。
Here, in FIGS. 9A to 9F, the height of the
図9(A)及び図9(B)に示すように、密封剤が適正な量で凹部11内に充填されたとき、平面視での高さ判定部30の形状は、第6の面35aだけが明瞭に見えることとなり、これにより、凹部11に充填された密封剤の充填量が適正であると判定される。
一方、図9(C)及び図9(D)に示すように、密封剤が適正な量よりも多い量で凹部11内に充填されたとき、平面視での高さ判定部30の形状は、第6の面35aすら明瞭に見えることがない。これにより、凹部11に充填された密封剤の充填量は適正な量よりも多いと判定される。
また、図9(E)及び図9(F)に示すように、密封剤が適正な量よりも少ない量で凹部11内に充填されたとき、平面視での高さ判定部30の形状は、第6の面35aだけでなく、第5の面41aも明瞭に見えることとなる。これにより、凹部11に充填された密封剤の充填量は適正な量よりも少ないと判定される。
As shown in FIGS. 9A and 9B, when the sealing agent is filled in the
On the other hand, as shown in FIG. 9C and FIG. 9D, when the sealant is filled in the
Moreover, as shown in FIGS. 9E and 9F, when the sealant is filled in the
(第4の実施形態)
図10は本発明に係るコネクタの第4の実施形態における斜視図である。図11は、図10における11−11線に沿う断面図である。
図10及び図11に示すように、本実施形態では、高さ判定部30が、高さの異なる複数の突起部36,37と、これら突起部36,37のうち、突起部37と同じ高さの突起部38とを有している。このように、高さの異なる突起部と高さが同じ突起部とを混在させた構成とすることにより、密封剤の充填時にコネクタ1が傾いた状態であるか否かを判定できる。
(Fourth embodiment)
FIG. 10 is a perspective view of the connector according to the fourth embodiment of the present invention. 11 is a cross-sectional view taken along line 11-11 in FIG.
As shown in FIGS. 10 and 11, in the present embodiment, the
ここで、上述の第1乃至第3の実施形態と同様に、本実施形態においても、凹部11に密封剤が充填されることによって形成された密封剤層50の高さが適正の高さであるか否かを判定する判定方法について、図面を参照して以下に説明する。
図12は、凹部11に密封剤を充填したときにおける密封剤層50の高さと、高さ判定部30の視認状態とを示す図であり、(A)は、密封剤が適正な量で充填されたときの平面図であり、(B)は、(A)における12B−12B線に沿う断面図であり、(C)は、コネクタ1が僅かに傾いて設置されたまま密封剤が凹部11に充填され、密封剤が適正量を超えた量で充填されたときの平面図であり、(D)は、(C)における12D−12D線に沿う断面図であり、(E)は、密封剤が適正な量よりも少ない量で充填されたときの平面図であり、(F)は、(E)における12F−12F線に沿う断面図である。
Here, similarly to the first to third embodiments described above, also in this embodiment, the height of the
FIG. 12 is a diagram showing the height of the
ここで、図12(A)乃至図12(F)においては、密封剤が適正な量であるときの密封剤層50の高さが、異なる高さの面を有する一方の突起部36の上面(以下、第7の面と呼ぶ。)36aと、異なる高さの面を有する他方の突起部37の上面(以下、第8の面と呼ぶ。)37aとの間に予め設定されているものとする。なお、第7の面36aの高さは、第8の面37a、及び第8の面37a同じ高さの面を有する面(以下、第9の面38aと呼ぶ。)よりも低いこととする。
Here, in FIG. 12A to FIG. 12F, the height of the sealing
図12(A)及び図12(B)に示すように、密封剤が適正な量で凹部11内に充填されたとき、平面視での高さ判定部30の形状は、第8の面37a、及び第9の面38aが明瞭に見えることとなる。これにより、凹部11に充填された密封剤の充填量が適正であると判定される。
一方、図12(C)及び図12(D)に示すように、本発明のコネクタ1が、若干傾いた状態で設置されており、密封剤が適正な量よりも多い量で凹部11内に充填されたとき、平面視での高さ判定部30の形状は、コネクタ1が傾いた状態とされたことから、第8の面37a、及び第9の面38aのうち、第8の面37aが明瞭に見えてしまっている。これにより、凹部11に充填された密封剤の充填量が適正な量よりも多いだけでなく、コネクタ1が傾いた状態であることも判定される。
As shown in FIGS. 12A and 12B, when the sealing agent is filled in the
On the other hand, as shown in FIGS. 12 (C) and 12 (D), the
また、図12(E)及び図12(F)に示すように、密封剤が適正な量よりも少ない量で凹部11内に充填されたとき、平面視での高さ判定部30の形状は、第8の面37a、及び第9の面38aだけでなく、第7の面36aもが明瞭に見えることとなる。これにより、凹部11に充填された密封剤の充填量は適正な量よりも少ないと判定される。
以上、本発明の実施の形態について説明してきたが、本発明はこれに限定されずに、種々の変更、改良を行うことができる。
Also, as shown in FIGS. 12E and 12F, when the sealant is filled in the
As mentioned above, although embodiment of this invention has been described, this invention is not limited to this, A various change and improvement can be performed.
例えば、高さ判定部を積層形態とした第1の実施形態と、高さの異なる複数の突起を離間させた形態とした第2の実施形態とを組み合わせてもよい。このような構成とすることにより、密封剤の高さを、より細かく判定することができると共に、密封剤の量を更に抑えることができる。
また、高さ判定部を構成する突起部の上面の形状は、平坦面でなく、半球形状でもよい。突起部の形状を半球形状とすることにより、密封剤の高さを、平面視において大きさが連続的に識別可能な円形状で把握することができる。従って、より高精度な判定に好適である。なお、突起部の形状を半球形状とした場合には、目視による判定ではなく、機器による判定を行うことが好ましい。
更に、特許文献1に開示されたように、コンタクト挿入孔に、ピン状のコンタクトが挿入された際に、そのコンタクト挿入孔の内周面と、ピン状のコンタクトの外周面との間に間隙を形成してもよい。
For example, you may combine 1st Embodiment which made the height determination part the lamination | stacking form, and 2nd Embodiment which made the form which spaced apart several protrusion from which height differs. By setting it as such a structure, while being able to determine the height of a sealing agent more finely, the quantity of a sealing agent can further be suppressed.
In addition, the shape of the upper surface of the projecting portion constituting the height determination unit may be a hemispherical shape instead of a flat surface. By making the shape of the protruding portion hemispherical, the height of the sealant can be grasped in a circular shape whose size can be continuously identified in plan view. Therefore, it is suitable for more accurate determination. In addition, when making the shape of a projection part into a hemispherical shape, it is preferable to perform determination by an apparatus instead of visual determination.
Further, as disclosed in
1 コネクタ
10 ハウジング
11 凹部
11a コンタクト挿入孔
20 コンタクト
30 高さ判定部
31,32,33,34,35,36,37,38 突起部
41、42 溝部
50 密封剤層
DESCRIPTION OF
Claims (5)
前記凹部の底面には、その底面からの高さが異なる二以上の面を有する高さ判定部が設けられたことを特徴とするコネクタ。 It has an insulating housing formed with a recess, and a plurality of pin-shaped contacts attached to a plurality of contact insertion holes formed in the recess, and the recess ensures sealing performance in the contact insertion hole. A connector filled with a sealant,
The connector according to claim 1, wherein a height determining portion having two or more surfaces having different heights from the bottom surface is provided on the bottom surface of the concave portion.
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