JP2009181204A - Worker management system - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、施工現場等において作業員を管理する技術に関する。 The present invention relates to a technique for managing workers at a construction site or the like.
建設、建築の施工現場では、作業員の入出場記録や出退勤記録をとる必要があるが、タイムレコーダやICカード読み取り機を利用する方法では、タイムレコーダやICカード読み取り機を設置しなければならず、施工現場の運用上適切ではなかった。そこで、携帯電話を利用して、ゲートなどの設置が不要な出退勤管理システムが提案されている(特許文献1参照)。 In construction and construction work sites, it is necessary to record the entry / exit records and attendance records of workers, but in the method using a time recorder or IC card reader, a time recorder or IC card reader must be installed. It was not appropriate for operation at the construction site. In view of this, a work attendance management system that uses a mobile phone and does not require installation of a gate or the like has been proposed (see Patent Document 1).
上述した携帯電話を利用する出退勤管理システムでは、撮影機能付きの携帯電話機で撮影して得られる、あらかじめ指定された場所の映像と撮影時刻の情報を利用して出退勤時刻を管理している。しかし、施工現場の場合には、地形や作業場所が頻繁に変わるため、上述した携帯電話を利用する出退勤管理システムを利用した場合には、撮影すべき場所の指定が困難である。 In the above-mentioned attendance and attendance management system using a mobile phone, attendance and attendance times are managed using video of a predetermined location obtained by photographing with a mobile phone with a photographing function and information on photographing times. However, in the case of a construction site, the terrain and the work place frequently change, so when using the above-mentioned attendance / exit management system using a mobile phone, it is difficult to specify a place to be photographed.
(1) 請求項1の発明による作業員管理システムは、少なくとも作業員の配置予定位置に関する情報を格納しており、施工計画を管理する施工管理サーバと、作業員に携帯されていて検出した位置の情報とともに電子メールを送信する端末装置、から受信した電子メールに基づいて、端末装置を携帯する作業員を識別する作業員識別手段と、受信した端末装置の位置の情報と、作業員識別手段で識別した端末装置を携帯する作業員についての情報とに基づいて、作業員の位置を特定し、特定した作業員の位置と、施工管理サーバに格納されている作業員の配置予定位置に関する情報とを比較して、作業員が正しい配置予定位置に配置されたか否かを判断する配置判断手段と、配置判断手段で正しい配置予定位置に配置されたと判断された作業員の携帯する端末装置には作業内容に関する情報を電子メールで送信し、配置判断手段で正しい配置予定位置に配置されていないと判断された作業員の携帯する端末装置には正しい配置予定位置の情報を電子メールで送信する施工支援手段と、端末装置から送信された電子メールの送信時刻または受信時刻に基づいて、端末装置を携帯する作業員の出退勤を管理する勤怠管理手段とを備えることを特徴とする。
(2) 請求項2の発明は、請求項1に記載の作業員管理システムにおいて、建設機械の稼働位置に関する情報を取得する建設機械稼働位置情報取得手段をさらに備え、作業員には建設機械のオペレータも含まれ、端末装置は建設機械のオペレータにも携帯され、作業員識別手段は、端末装置から送信された電子メールに基づいて、端末装置を携帯する建設機械のオペレータを識別し、配置判断手段は、端末装置から受信した端末装置の位置の情報と、端末装置を携帯する建設機械のオペレータについての情報とに基づいて、建設機械のオペレータの位置を特定し、特定した建設機械のオペレータの位置と、建設機械稼働位置情報取得手段で取得した建設機械の稼働位置に関する情報とを比較して、建設機械のオペレータが建設機械の近傍にいるか否かを判断し、勤怠管理手段は、配置判断手段で建設機械のオペレータが建設機械の近傍にいると判断されると、端末装置から送信された電子メールの送信時刻または受信時刻に基づいて、端末装置を携帯する建設機械のオペレータの出退勤時刻を記録することを特徴とする。
(3) 請求項3の発明は、請求項1または請求項2に記載の作業員管理システムにおいて、端末装置から受信した端末装置の位置の情報と、端末装置を携帯する作業員についての情報とに基づいて、所定のエリア内に位置すると判断される作業員を特定して、所定のエリア内に位置すると判断された作業員の携帯する端末装置に所定の内容の電子メールを一斉送信する電子メール一斉送信制御手段をさらに備えることを特徴とする。
(1) The worker management system according to the invention of
(2) The invention of
(3) The invention of
本発明によれば、施工現場における適切な出退勤管理システムを実現できる。 ADVANTAGE OF THE INVENTION According to this invention, the appropriate attendance management system in a construction site is realizable.
−−−第1の実施の形態−−−
図1〜7を参照して、本発明による作業員管理システムの第1の実施の形態を説明する。図1は、本発明による作業員管理システムの全体構成を示す図である。1はインターネット網であり、2はデータセンタであり、4は施工現場の現場事務所である。8は施工現場で作業する作業員であり、9は建設機械であり、10は建設機械9のオペレータである。6は作業員8が携帯する携帯電話機であり、7はオペレータ10が携帯する携帯電話機である。
--- First embodiment ---
With reference to FIGS. 1-7, 1st Embodiment of the worker management system by this invention is described. FIG. 1 is a diagram showing the overall configuration of a worker management system according to the present invention. 1 is an Internet network, 2 is a data center, and 4 is a construction site office.
データセンタ2は主に作業員8やオペレータ10の出退勤や施工に関して管理するためのセンタであり、サーバ3が設置されている。サーバ3は、施工現場の位置などの情報や、作業員8やオペレータ10、建設機械9の配置予定位置などを含む施工計画、作業員8やオペレータ10の出退勤に関する情報など、施工に関する情報などを記録装置(ハードディスクドライブ装置)で記録している。サーバ3は、インターネット網1に接続されている。なお、サーバ3はメールサーバとしても機能し、後述するように、携帯電話機6,7との間で電子メールの送受信を行う。
The
現場事務所4は施工現場内や施工現場の近傍に設けられる事務所であり、パーソナルコンピュータ(PC)5が設置されている。PC5はインターネット網1に接続されている。携帯電話機6,7は、通話機能の他、図示しない携帯電話会社の通信網およびインターネット網1を介した電子メールの送受信機能と、たとえばGPS衛星からのGPS信号を受信して現在位置を検出する機能とを有する。なお、携帯電話機6,7では、検出した現在位置の情報を電子メールに添付して外部に送信することができる。
The
図2は、データセンタ2に設置されるサーバ3および現場事務所4に設置されるPC5の構成を示す図である。サーバ3は、各種の演算および制御を行うCPU3aと、CPU3aの作業エリアであるRAM3bと、データの記録装置であるハードディスクドライブ装置(HDD)3cとを備えている。サーバ3は、モニタ3gに表示を行うための表示インターフェース(表示I/F)3dと、キーボード3hなどの各種入力装置を接続するための入力インターフェース(入力I/F)3eと、インターネット網1に接続するための通信インターフェース(通信I/F)3fとを備えている。
FIG. 2 is a diagram showing the configuration of the
同様に、PC5は、各種の演算および制御を行うCPU5aと、CPU5aの作業エリアであるRAM5bと、データの記録装置であるハードディスクドライブ装置(HDD)5cとを備えている。PC5は、モニタ5gに表示を行うための表示インターフェース(表示I/F)5dと、キーボード5hなどの各種入力装置を接続するための入力インターフェース(入力I/F)5eと、インターネット網1に接続するための通信インターフェース(通信I/F)5fとを備えている。
Similarly, the PC 5 includes a
−−−サーバ3に構築されたデータベースについて−−−
本実施の形態の作業員管理システムでは、サーバ3内に、次のようなデータベースが構築されている。図3は、作業員データベースのデータテーブル(作業員データテーブル)20の一例を示す図である。作業員データテーブル20には、作業員ID欄20aと、種別欄20bと、氏名欄20cとメールアドレス欄20dと、入退場フラグ欄20eとが、作業員ID毎に設けられている。作業員ID欄20aは、作業員8やオペレータ10を識別する識別子(作業員ID)が格納される欄である。種別欄20bは、作業員8であるのか、オペレータ10であるのかというような、作業員8(オペレータ10)の属性を表すデータが格納される欄である。
--- About the database built in
In the worker management system of the present embodiment, the following database is constructed in the
氏名欄20cは、作業員8やオペレータ10の氏名のデータが格納される欄である。メールアドレス欄20dは、作業員8やオペレータ10が携帯する携帯電話機6,7から送信される電子メールの差出人のメールアドレスのデータが格納される欄である。入退場フラグ欄20eは、施工現場に入場しているか否か、すなわち、作業員8やオペレータ10が出勤しているか否かを示すフラグ(入退場フラグ)が格納される欄である。
The
図4は、作業エリアデータベースのデータテーブル(作業エリアデータテーブル)30の一例を示す図である。作業エリアデータテーブル30は、施工現場における作業エリアを特定するためのデータが記録されているデータテーブルである。作業エリアデータテーブル30には、作業エリアID欄21aと、座標A欄21b〜座標D欄21eとが、作業エリアID毎に設けられている。作業エリアID欄21aは、作業エリアを識別する識別子(作業エリアID)が格納される欄である。
FIG. 4 is a diagram illustrating an example of a data table (work area data table) 30 of the work area database. The work area data table 30 is a data table in which data for specifying a work area at a construction site is recorded. In the work area data table 30, a work
座標A欄21b〜座標D欄21eは、作業エリアを矩形状に区切った際の頂点の位置の座標が格納される欄である。すなわち、各作業エリアは、座標A欄21b〜座標D欄21eに格納されている座標で示される座標点を頂点とする矩形状のエリアとして定められている。なお、各作業アリアの形状は矩形でなくてもよく、その場合には、作業エリアを特定できるように作業エリア境界上の座標を適宜格納するように作業エリアデータテーブル30を構成すればよい。
The
図5は、施工計画データベースのデータテーブル(施工計画データテーブル)22の一例を示す図である。施工計画データテーブル22には、日付欄22aと、作業内容欄22bと、エリア欄22cと、担当欄22dとが、日付毎に設けられている。日付欄22aは、施工を行う日付(施工日)のデータが格納される欄である。作業内容欄22bは、施工内容に関するデータが格納される欄である。
FIG. 5 is a diagram illustrating an example of a data table (construction plan data table) 22 of the construction plan database. In the construction plan data table 22, a
エリア欄22cは、日付欄22aに格納された施工日に作業が行われる作業エリアの作業アリアIDが格納される欄である。担当欄22dは、日付欄22aに格納された施工日に、エリア欄22cに格納された作業エリアにおいて作業を行う作業員8やオペレータ10の作業員IDを格納する欄である。したがって、施工計画データテーブル22には、いつ、どの作業内容を、どの作業エリアで、誰が作業を行うように予定されているのか、という施工計画(施工管理)に関する情報が格納されている。このように、本実施の形態の作業員管理システムでは、作業員8やオペレータ10と作業エリアとが紐付けられている。
The
図6は、出退勤管理データベースのデータテーブル(出退勤管理データテーブル)23の一例を示す図である。出退勤管理データテーブル23は、作業員ID欄23aと、入場時刻欄23bと、退場時刻欄23cと、就業時間欄23dとが、作業員ID毎に設けられている。作業員ID欄23aは、作業員8やオペレータ10の作業員IDが格納される欄である。入場時刻欄23bは、後述するように、作業員8やオペレータ10が作業エリアに入場した時刻とされた時刻のデータが格納される欄である。退場時刻欄23cは、後述するように、作業員8やオペレータ10が作業エリアから出場(退場)した時刻とされた時刻のデータが格納される欄である。就業時間欄23dは、作業員8やオペレータ10の就業している時間が格納される欄であり、たとえば、入場時刻欄23bに格納されている入場時刻から、退場時刻欄23cに格納されている退場時刻までの経過時間から、昼食等の休憩時間を差し引いた時間が格納される。
FIG. 6 is a diagram showing an example of a data table (attendance / attendance management data table) 23 of the attendance / attendance management database. In the attendance / leaving management data table 23, a
−−−作業員管理システムにおける出退勤管理について−−−
このように構成される作業員管理システムでは、次のようにして作業員8やオペレータの出退勤を管理する。作業員8やオペレータ10は、出勤して施工現場に到着した段階で、携帯している携帯電話機6,7が検出した現在位置の情報を添付して、電子メールを携帯電話機6,7からサーバ3に宛てて送信する。なお、施工現場がいくつかのエリアに区切られている場合には、その複数のエリアの内、その作業員8やオペレータ10がその日に作業をすべきエリア内から電子メールを送信することとする。
--- About attendance and attendance management in the worker management system ---
In the worker management system configured as described above, the attendance of the
サーバ3のCPU3aは、携帯電話機6,7から送信された、現在位置の情報が添付された電子メールの受信をトリガとして、以下の処理を行う。この処理を、図7に示すフローチャートを参照ながら説明する。図7は、サーバ3における出退勤管理の動作を示すフローチャートである。携帯電話機6,7から送信された、現在位置の情報が添付された電子メールを受信すると、図7に示す処理を行うプログラムが起動され、CPU3aで実行される。携帯電話機6,7から送信された、現在位置の情報が添付された電子メールを受信すると、受信した電子メールの差出人のメールアドレスを読み込んで、図3に示す作業員データテーブル20のメールアドレス欄20dに格納されたメールアドレスと照合して、作業員IDを特定する(ステップS101)。
The
次にCPU3aは、特定した作業員IDについての入退場フラグを作業員データテーブル20の入退場フラグ欄20eから読み込んで、当該特定した作業員IDが付された作業員が就業中であるか否かを判断する(ステップS103)。なお、入退場フラグが0であれば、作業員8またはオペレータ10が出勤前(退勤後)であることを示し、入退場フラグが1であれば、作業員8またはオペレータ10が出勤後(就業中)であることを示す。
Next, the
−−−入退場フラグが0であった場合−−−
ここでCPU3aは、入退場フラグが0であれば(ステップS103否定判断)、受信した電子メールが、作業員8(またはオペレータ10)が正しい作業エリアに到着した後に送信されたものであるか否か、すなわち、電子メールを送信した作業員8(またはオペレータ10)が正しい位置(作業エリア)にいるか否かを判断する(ステップS111)。具体的には、CPU3aは、図5に示す施工計画データテーブル22から、その日(すなわち電子メール受信日)についてのエリア欄22cと担当欄22dから、当該作業員IDが付された作業員8(またはオペレータ10)が作業をすべき作業エリアを特定する。次にCPU3aは、特定した作業エリアの位置(範囲)を図4に示す作業エリアデータテーブル21に格納されている作業エリアIDと座標データから特定する。そして、CPU3aは、特定した作業エリアの範囲内から電子メールが送信されたか否かを、受信した電子メールに添付されている現在位置の情報に基づいて判断する。
--- When the entrance / exit flag is 0 ---
Here, if the entrance / exit flag is 0 (No at Step S103), the
特定した作業エリアの範囲内から電子メールが送信されたと判断されると(ステップS111肯定判断)、CPU3aは、電子メールを受信した時刻(または電子メールの送信時刻)を始業時刻(入場時刻)であるとみなして、図6の出退勤管理データテーブル23の当該作業員IDについての入場時刻欄23bに、電子メールを受信した時刻(または電子メールの送信時刻)のデータを格納する(ステップS113)。次いでCPU3aは、図3の作業員データテーブル20の当該作業員IDについての入退場フラグを1として入退場フラグ欄20eに格納する(ステップS115)。これにより、電子メールを送信した作業員8(またはオペレータ10)が出勤したものとして扱われる。
When it is determined that an e-mail has been transmitted from within the specified work area (Yes in step S111), the
そしてCPU3aは、その日の作業内容に関する情報を電子メールで返信する(ステップS117)。具体的には、CPU3aは、図5に示す施工計画データテーブル22から、その日(すなわち電子メール受信日)についての作業内容欄22bおよび担当欄22dから、当該作業員IDが付された作業員8(またはオペレータ10)が作業をすべき作業内容を特定する。そして、CPU3aは、特定した作業内容についての情報などを含む電子メールを生成して、受信した電子メールの発信元である携帯電話機6,7へ返信する。
And CPU3a returns the information regarding the work content of the day with an email (step S117). Specifically, the
なお、特定した作業エリアの範囲外から電子メールが送信されたと判断されると(ステップS111否定判断)、CPU3aは、正しい作業エリアについての情報を電子メールで返信する(ステップS121)。具体的には、CPU3aは、図5に示す施工計画データテーブル22から、その日(すなわち電子メール受信日)についてのエリア欄22cと担当欄22dから、当該作業員IDが付された作業員8(またはオペレータ10)が作業をすべき作業エリアを特定する。次にCPU3aは、特定した作業エリアの位置(範囲)を図4に示す作業エリアデータテーブル21に格納されている座標データから特定する。そして、CPU3aは、特定した作業エリアの位置(範囲)についての情報を含む電子メールを生成して、受信した電子メールの発信元である携帯電話機6,7へ返信する。
If it is determined that an e-mail has been transmitted from outside the specified work area (No at step S111), the
−−−入退場フラグが1であった場合−−−
上述したステップS103において、入退場フラグが1であれば(ステップS103肯定判断)、CPU3aは、電子メールを受信した時刻(または電子メールの送信時刻)を終業時刻(退場時刻)であるとみなして、図6の出退勤管理データテーブル23の当該作業員IDについての退場時刻欄23cに、電子メールを受信した時刻(または電子メールの送信時刻)のデータを格納する(ステップS105)。また、CPU3aは、入場時刻と退場時刻とに基づいて当該作業員IDについての就業時間を算出して、就業時間欄23dに格納する。
--- When the entrance / exit flag is 1 ---
If the entrance / exit flag is 1 in step S103 described above (Yes determination in step S103), the
次いでCPU3aは、図3の作業員データテーブル20の当該作業員IDについての入退場フラグを0として入退場フラグ欄20eに格納する(ステップS107)。これにより、電子メールを送信した作業員8(またはオペレータ10)が退場(帰宅)したものとして扱われる。そしてCPU3aは、次の施工日の作業内容や作業エリアなどに関する情報を電子メールで返信する(ステップS109)。具体的には、CPU3aは、図5に示す施工計画データテーブル22から、次の施工日(すなわち電子メール受信日の次の施工日)についての作業内容欄22b、エリア欄22cおよび担当欄22dから、当該作業員IDが付された作業員8(またはオペレータ10)が作業をすべき作業内容と作業エリアを特定する。次にCPU3aは、特定した作業エリアの位置(範囲)を図4に示す作業エリアデータテーブル21に格納されている座標データから特定する。そして、CPU3aは、次の施工日、作業内容、特定した作業エリアの位置(範囲)についての情報などを含む電子メールを生成して、受信した電子メールの発信元である携帯電話機6,7へ返信する。
Next, the
−−−サーバ3における電子メール送信機能について−−−
上述したように、サーバ3は電子メールを送信する機能を有するが、サーバ3側または現場事務所4のPC5側から指定された様々な条件に基づいて、種々の電子メールを送信できる。たとえば、電子メールの送信相手先として、図3に示す作業員データテーブル20や、図5に示す施工計画データテーブル22に格納された情報を参照して、特定の作業員IDが割り当てられたメールアドレスを指定することができる。たとえば、電子メールの送信相手先として、作業員8であるのかオペレータ10であるのかというような作業員8(オペレータ10)の任意の属性に属する全てのメールアドレスを指定することもできる。たとえば、電子メールの送信相手先として、特定の作業エリアを担当することとされている全ての作業員IDについてのメールアドレスを指定することができる。
--- About the e-mail transmission function in the
As described above, the
なお、電子メールの送信内容は、任意の内容とすることができる。また、あらかじめ定められた定型文を電子メールで送信するようにしてもよい。一例を挙げると、たとえば天候が急変したような場合に、特定の作業エリアの特定の作業内容に従事する作業員8やオペレータ10に対して、または、全ての作業エリアの全ての作業員8やオペレータ10に対して作業の一時中止を連絡する場合に、上述したサーバ3の電子メール送信機能を利用することができる。
In addition, the transmission content of an electronic mail can be made into arbitrary content. Further, a predetermined fixed sentence may be transmitted by e-mail. For example, when the weather changes suddenly, for example, the
−−−現場事務所4のPC5における処理−−−
現場事務所4のPC5は、インターネット網1を介してデータセンタ2のサーバ3にアクセスして、サーバ3内のデータベースから必要な情報を読み込むことができる。たとえば、PC5は、サーバ3内のデータベースから、図3に示す作業員データテーブル20を読み込んでモニタ5gに表示させることができる。また、PC5は、サーバ3内のデータベースから、図6に示す出退勤管理データテーブル23を読み込んでモニタ5gに表示させることができる。これにより、現場事務所4の監督者は、作業員8やオペレータ10の出退勤状況を確認できる。
--- Processing at
The
図4に示す作業エリアデータテーブル21に格納されるデータについては、サーバ3側でキーボード3h等の入力装置を用いることで入力できるが、PC5側で入力してもよい。すなわち、PC5側で、キーボード5h等の入力装置を用いることで作業エリアデータテーブル21の作成や修正を行って、インターネット網1を介してサーバ3に転送するようにしてもよい。
The data stored in the work area data table 21 shown in FIG. 4 can be input by using an input device such as a
また、図5に示す施工計画データテーブル22に格納されるデータについては、サーバ3側でキーボード3h等の入力装置を用いることで入力できるが、PC5側で入力してもよい。すなわち、PC5側で、キーボード5h等の入力装置を用いることで施工計画データテーブル22の作成や修正を行って、インターネット網1を介してサーバ3に転送するようにしてもよい。
The data stored in the construction plan data table 22 shown in FIG. 5 can be input on the
PC5は、上述したように、サーバ3側から送信する電子メールに関して種々の条件を設定できる。なお、上述したサーバ3の電子メール送信機能と同等の機能をPC5側で持たせるようにしてもよい。
As described above, the
上述した第1の実施の形態の作業員管理システムでは、次の作用効果を奏する。
(1) 作業員8やオペレータ10が携帯する携帯電話機6,7で現在位置を検出し、検出した現在位置の情報を含む電子メールを出勤時および退勤時にサーバ3に送信させることで、作業員8やオペレータ10の出勤や退勤を管理するように構成した。したがって、施工現場の場合のように、地形や作業場所が頻繁に変わる場所であっても、ゲートなどの設置や監視員の配置が不要であり、適切な出退勤管理システムを実現できる。これにより、施工現場における出退勤管理を効率化できる。
The worker management system according to the first embodiment described above has the following effects.
(1) The current position is detected by the
(2) 作業員8やオペレータ10が出勤時に施工計画で定められた作業エリア外から携帯電話機6,7で電子メールを送信すると、サーバ3から正しい作業エリアについての情報を電子メールで返信するように構成した。これにより、到着場所を誤ってしまった作業員8やオペレータ10を本来到着すべき正しい作業エリアに導くことができ、作業効率の悪化を防止できる。
(2) When the
(3) 作業員8やオペレータ10が出勤時に施工計画で定められた作業エリア内から携帯電話機6,7で電子メールを送信すると、サーバ3からその日の作業内容についての情報を電子メールで返信するように構成した。これにより、作業員8やオペレータ10にその日の作業内容を再確認させることができ、作業効率の向上に資する。
(3) When the
(4) 作業員8やオペレータ10が退勤時に携帯電話機6,7で電子メールを送信すると、サーバ3から次の施工日の作業内容や作業エリアなどに関する情報を電子メールで返信するように構成した。これにより、作業員8やオペレータ10に次の施工日(次の出勤日)の作業内容や作業エリアを通知でき、作業効率の向上に資する。
(4) The configuration is such that when the
(5) サーバ3における電子メールを受信した時刻、または、携帯電話機6,7で電子メールを送信した時刻を入場時刻や退場時刻であるとみなして、その時刻のデータを図6の出退勤管理データテーブル23の入場時刻欄23bや退場時刻欄23cに格納するように構成した。これにより、作業員8やオペレータ10の入場時刻や退場時刻の管理を容易化できる。
(5) The time when the e-mail is received at the
(6) いわゆるGPS機能を搭載した携帯電話機6,7によってGPS衛星からのGPS信号を利用して検出した現在位置の情報をサーバ3で受信するように構成した。これにより、作業員8やオペレータ10が所定の作業エリアに出勤してきたことを簡単な構成で精度よく検出できるので、作業員管理システム構築のコスト増を抑制できる。また、作業員8やオペレータ10が出勤していないにもかかわらず出勤したように装うような不正行為を抑制でき、作業員8やオペレータ10の勤務状態を良好に保てる。
(6) The
(7) サーバ3内に構築されたデータベースを利用して、サーバ3側または現場事務所4のPC5側から指定された様々な条件に基づいて、種々の電子メールを送信できるように構成した。これにより、電子メールによって連絡すべき相手を適切に選択して、電子メールを送信できるので、作業員8やオペレータ10に対して効率的、効果的に情報を伝達できる。
(7) Using the database constructed in the
−−−第2の実施の形態−−−
図8〜11を参照して、本発明による作業員管理システムの第2の実施の形態を説明する。以下の説明では、第1の実施の形態と同じ構成要素には同じ符号を付して相違点を主に説明する。特に説明しない点については、第1の実施の形態と同じである。本実施の形態では、主に、施工現場における建設機械9から得られる情報を利用する点で、第1の実施の形態と異なる。
--- Second embodiment ---
With reference to FIGS. 8-11, 2nd Embodiment of the worker management system by this invention is described. In the following description, the same components as those in the first embodiment are denoted by the same reference numerals, and different points will be mainly described. Points that are not particularly described are the same as those in the first embodiment. This embodiment is different from the first embodiment in that information obtained from the construction machine 9 at the construction site is mainly used.
すなわち、第1の実施の形態では、作業員8やオペレータ10と作業エリアとが紐付けられているところ、第2の実施の形態の作業員管理システムでは、作業員8やオペレータ10と建設機械9とを紐付けて管理する。以下詳述する。図8は、第2の実施の形態の作業員管理システムの全体構成を示す図である。11は通信衛星であり、12は建設機械9から送信される各種情報を受信する重機データセンタであり、13は重機データセンタ12に設けられるサーバである。
That is, in the first embodiment, the
建設機械9の不図示の制御装置が収集した建設機械9の各種情報は、通信衛星11を介して、重機データセンタ12のサーバ13に送信される。なお、たとえば建設機械9が油圧ショベルである場合、油圧ショベルからサーバ13へ送信されるデータとしては、たとえば次のようなデータが挙げられる。たとえば、日報データとして、油圧ショベルの位置の情報、エンジンキースイッチのオン時刻やオフ時刻、エンジン始動時刻、エンジン停止時刻、アワメータの計測値、走行操作時間、旋回操作時間、フロント操作時間、エンジン稼動時間分布などがある。
Various information of the construction machine 9 collected by a control device (not shown) of the construction machine 9 is transmitted to the
また、日報データとして、走行負荷頻度分布、掘削稼動時間分布あるいは燃料消費量(単位時間あたり、稼働分、無負荷分など)などがある。警報データとして、エンジンオイルレベル、エンジン冷却水温度、エンジンオイル温度、エアフィルタ目詰まり、作動油フィルタ、バッテリ電圧、エンジンオイル圧力、燃料残量、作動油温度などがある。故障データとして、エンジン回転数異常、油圧ポンプ吐出圧異常などがある。 Daily report data includes travel load frequency distribution, excavation operation time distribution or fuel consumption (per unit time, operation, no load, etc.). The alarm data includes engine oil level, engine coolant temperature, engine oil temperature, air filter clogging, hydraulic oil filter, battery voltage, engine oil pressure, fuel remaining amount, hydraulic oil temperature, and the like. Fault data includes abnormal engine speed, abnormal discharge pressure of the hydraulic pump, and the like.
重機データセンタ12には、上述したようにサーバ13が設けられている。サーバ13は、通信衛星11を介して建設機械9から送信される各種情報を受信して、不図示の記録装置に記録する。サーバ13は、インターネット網1に接続されている。
The heavy
データセンタ2のサーバ3や現場事務所のPC5では、インターネット網1を介して重機データセンタ12のサーバ13に接続することで、建設機械9の各種情報を得ることができる。サーバ3は、建設機械9の位置の情報を得ると、図9に示すような、建設機械データベースのデータテーブル(建設機械データテーブル)24を作成する。
The
建設機械データテーブル24には、建設機械ID欄24aと、緯度欄24bと、経度欄24cとが建設機械ID毎に設けられている。建設機械ID欄24aは、個々の建設機械9を識別する識別子(建設機械ID)が格納される欄である。緯度欄24bおよび経度欄24cは、それぞれ建設機械9の位置の情報から得られた建設機械9の緯度および経度の情報が格納される欄である。
In the construction machine data table 24, a construction
また、サーバ3は、図10に示すような施工計画データベースの施工計画データテーブル25を作成する。施工計画データテーブル25には、日付欄25aと、作業内容欄25bと、建設機械ID欄25cと、担当欄25dとが、日付毎に設けられている。日付欄25aは、施工を行う日付(施工日)のデータが格納される欄である。作業内容欄25bは、施工内容に関するデータが格納される欄である。
Moreover, the
建設機械ID欄25cは、日付欄25aに格納された施工日に作業を行う建設機械9の建設機械IDが格納される欄である。担当欄25dは、日付欄25aに格納された施工日に、建設機械ID欄25cに格納された建設機械IDが付された建設機械9とともに、または、当該建設機械9の周囲で作業を行う作業員8やオペレータ10の作業員IDを格納する欄である。したがって、施工計画データテーブル22には、いつ、どの作業内容を、どの建設機械9で、誰が作業を行うように予定されているのか、という施工計画(施工管理)に関する情報が格納されている。このように、本実施の形態の作業員管理システムでは、作業員8やオペレータ10と建設機械とが紐付けられている。
The construction
−−−作業員管理システムにおける出退勤管理について−−−
このように構成される作業員管理システムでは、次のようにして作業員8やオペレータの出退勤を管理する。作業員8やオペレータ10は、出勤して施工現場に到着した段階で、携帯している携帯電話機6,7が検出した現在位置の情報を添付して電子メールを携帯電話機6,7からサーバ3に宛てて送信する。なお、施工現場がいくつかのエリアに区切られている場合には、その複数のエリアの内、その作業員8やオペレータ10がその日に作業をすべきエリア内から電子メールを送信することとする。
--- About attendance and attendance management in the worker management system ---
In the worker management system configured as described above, the attendance of the
サーバ3のCPU3aは、携帯電話機6,7から送信された、現在位置の情報が添付された電子メールの受信をトリガとして、以下の処理を行う。この処理を、図11に示すフローチャートを参照ながら説明する。図11は、サーバ3における出退勤管理の動作を示すフローチャートである。携帯電話機6,7から送信された、現在位置の情報が添付された電子メールを受信すると、図11に示す処理を行うプログラムが起動され、CPU3aで実行される。携帯電話機6,7から送信された、現在位置の情報が添付された電子メールを受信すると、受信した電子メールの差出人のメールアドレスを読み込んで、図3に示す作業員データテーブル20のメールアドレス欄20dに格納されたメールアドレスと照合して、作業員IDを特定する(ステップS101)。
The
次にCPU3aは、特定した作業員IDについての入退場フラグを作業員データテーブル20から読み込んで、当該特定した作業員IDが付された作業員が就業中であるか否かを判断する(ステップS103)。なお、ステップS101およびステップS103で実行される処理内容は、第1の実施の形態の図7におけるステップS101およびステップS103で実行される処理内容と同じである。
Next, the
−−−入退場フラグが0であった場合−−−
ここでCPU3aは、入退場フラグが0であれば(ステップS103否定判断)、受信した電子メールが、作業員8(またはオペレータ10)が正しい作業エリアに到着した後に送信されたものであるか否か、すなわち、電子メールを送信した作業員8(またはオペレータ10)が正しい位置(作業エリア)にいるか否かを判断する(ステップS131)。具体的には、CPU3aは、図10に示す施工計画データテーブル25から、その日(すなわち電子メール受信日)についての建設機械ID欄25cと担当欄25dから、当該作業員IDが付された作業員8(またはオペレータ10)がともに作業をすべき建設機械9を特定する。次にCPU3aは、特定した建設機械の所在位置を図9に示す建設機械データテーブル24に格納されている緯度および経度のデータから特定する。そして、CPU3aは、特定した建設機械9の所在位置を中心とする所定の範囲内から電子メールが送信されたか否かを、受信した電子メールに添付されている現在位置の情報に基づいて判断する。
--- When the entrance / exit flag is 0 ---
Here, if the entrance / exit flag is 0 (No at Step S103), the
特定した建設機械9の所在位置を中心とする所定の範囲内から電子メールが送信されたと判断されると(ステップS131肯定判断)、CPU3aは、電子メールを受信した時刻(または電子メールの送信時刻)を始業時刻(入場時刻)であるとみなして、図6の出退勤管理データテーブル23の当該作業員IDについての入場時刻欄23bに、電子メールを受信した時刻(または電子メールの送信時刻)のデータを格納する(ステップS113)。以降、ステップS115およびステップS117の動作については第1の実施の形態における図7のステップS115およびステップS117の動作と同じであるので、詳細な説明を省略する。
When it is determined that an e-mail has been transmitted from within a predetermined range centered on the specified location of the construction machine 9 (Yes in step S131), the
なお、特定した建設機械9の所在位置を中心とする所定の範囲外から電子メールが送信されたと判断されると(ステップS131否定判断)、CPU3aは、正しい作業エリアについての情報を電子メールで返信する(ステップS141)。具体的には、CPU3aは、図10に示す施工計画データテーブル25から、その日(すなわち電子メール受信日)についての建設機械ID欄25cと担当欄25dから、当該作業員IDが付された作業員8(またはオペレータ10)がともに作業をすべき建設機械9を特定する。次にCPU3aは、特定した建設機械の所在位置を図9に示す建設機械データテーブル24に格納されている緯度および経度のデータから特定する。そして、CPU3aは、特定した建設機械の所在位置についての情報を含む電子メールを生成して、受信した電子メールの発信元である携帯電話機6,7へ返信する。
If it is determined that an e-mail has been transmitted from outside the predetermined range centered on the location of the specified construction machine 9 (No in step S131), the
−−−入退場フラグが1であった場合−−−
上述したステップS103において、入退場フラグが1であれば(ステップS103肯定判断)、CPU3aはステップS105以降の示す処理を行う。なお、ステップS105およびステップS107の動作については第1の実施の形態における図7のステップS105およびステップS107の動作と同じであるので、詳細な説明を省略する。
--- When the entrance / exit flag is 1 ---
In step S103 described above, if the entrance / exit flag is 1 (Yes determination in step S103), the
ステップS107を実行すると、CPU3aは、次の施工日の作業内容や作業エリアなどに関する情報を電子メールで返信する(ステップS159)。具体的には、CPU3aは、図10に示す施工計画データテーブル25から、次の施工日(すなわち電子メール受信日の次の施工日)についての作業内容欄25b、建設機械ID欄25cおよび担当欄25dから、当該作業員IDが付された作業員8(またはオペレータ10)が作業をすべき作業内容と、ともに作業をすべき建設機械9を特定する。次にCPU3aは、特定した建設機械の所在位置を図9に示す建設機械データテーブル24に格納されている緯度および経度のデータから特定する。そして、CPU3aは、次の施工日、作業内容、特定した建設機械の所在位置についての情報などを含む電子メールを生成して、受信した電子メールの発信元である携帯電話機6,7へ返信する。
If step S107 is performed, CPU3a will reply with the information regarding the work content of a next construction day, a work area, etc. with an email (step S159). Specifically, the
なお、上述したように、ステップS159において、次の施工日の作業エリアに関する情報を電子メールで返信するためには、当該電子メールの作成時点で建設機械9が、次の施工日の作業エリアに移動していることが必要である。なお、当該電子メールの作成時点で建設機械9が、次の施工日の作業エリアに移動していないことが考えられる場合には、ステップS159において、返信する電子メールに次の施工日の作業エリアに関する情報を含まないようにすることが望ましい。 In addition, as mentioned above, in order to return the information regarding the work area of the next construction date by e-mail in step S159, the construction machine 9 becomes the work area of the next construction date at the time of creation of the e-mail. It is necessary to move. If it is considered that the construction machine 9 has not moved to the work area on the next construction date at the time of creation of the e-mail, the work area on the next construction date is sent to the reply e-mail in step S159. It is desirable not to include information about.
上述した第2の実施の形態の作業員管理システムでは、第1の実施の形態の作用効果に加えて、次の作用効果を奏する。
(1) 第1の実施の形態における作業エリアの位置(範囲)の情報に代えて、建設機械9の所在位置を利用するように構成した。これにより、作業エリアのデータの入力の手間を省くことができ、施工現場における出退勤管理を効率化できる。
In the worker management system of the second embodiment described above, the following operational effects are obtained in addition to the operational effects of the first embodiment.
(1) Instead of information on the position (range) of the work area in the first embodiment, the location of the construction machine 9 is used. As a result, it is possible to save the trouble of inputting data in the work area, and it is possible to improve the work attendance management at the construction site.
−−−変形例−−−
(1) 上述の説明では、作業員8やオペレータ10が出勤時および退勤時に携帯電話機6,7から現在位置の情報を含む電子メールを送信するように構成しているが、本発明はこれに限定されない。たとえば、作業員8やオペレータ10が就業中に持ち場から勝手に離れることを防止するため、昼休みの前後や、午前、午後の休憩時などにも同様に現在位置の情報を含む電子メールを送信させるようにしてもよい。
---- Modification ---
(1) In the above description, the
(2) 上述の説明では、作業員8やオペレータ10が携帯電話機6,7から電子メールを送信する操作を行っているが、本発明はこれに限定されない。たとえば、データセンタ2のサーバ3が各携帯電話機6,7に現在位置の問い合わせを行うと、各携帯電話機6,7が自動的に現在位置を検出して、検出結果をサーバ3に返信するように構成してもよい。
(2) In the above description, the
(3) 上述した第2の実施の形態では、作業員8やオペレータ10が携帯する携帯電話機6,7から電子メールが送信されると、CPU3aが図9に示す建設機械データテーブル24に格納されている緯度および経度のデータから建設機械9の所在位置を特定するように構成しているが、本発明はこれに限定されない。たとえば、作業員8やオペレータ10が携帯する携帯電話機6,7から電子メールが送信されると、データセンタ2のサーバ3が重機データセンタ12のサーバ13に建設機械9の所在位置を問い合わせるように構成してもよい。
(3) In the second embodiment described above, when an e-mail is transmitted from the
(4) 上述した第2の実施の形態では、作業員8やオペレータ10が携帯する携帯電話機6,7から電子メールが送信されると、CPU3aが図9に示す建設機械データテーブル24に格納されている緯度および経度のデータから建設機械9の所在位置を特定するように構成しているが、本発明はこれに限定されない。たとえば、建設機械9のメインスイッチがオンされていないと建設機械9が自身の所在位置の情報を重機データセンタ12のサーバ13に送信しないように構成されており、作業員8やオペレータ10が携帯する携帯電話機6,7から電子メールが送信された後に建設機械9のメインスイッチがオンされて建設機械9から所在位置の情報が送信された場合には、データセンタ2のサーバ3が建設機械9の所在位置の情報を取得した時点で作業員8やオペレータ10の所在位置の適否を事後的に判断するようにしてもよい。
(4) In the second embodiment described above, when an e-mail is transmitted from the
(5) 上述した第2の実施の形態では、建設機械9の所在位置の適否を判断していないが、データセンタ2のサーバ3で、重機データセンタ12のサーバ13から取得した建設機械9の所在位置の情報と、施工計画上の建設機械9の配置計画とを比較することで、建設機械9の所在位置の適否を判断するように構成してもよい。
(5) In the second embodiment described above, whether or not the location of the construction machine 9 is appropriate is not determined. However, the
(6) 上述の説明では、データセンタ2のサーバ3がメールサーバとしても機能するように構成したが、本発明はこれに限定されない。たとえば、外部の業者であるインターネットサービスプロバイダが提供するメールサービスを利用するなど、メールサーバが本発明による作業員管理システムの外部に設けられていてもよい。
(6) In the above description, the
(7) 上述の説明では、正しい作業エリアに到着した作業員8やオペレータ10が携帯する携帯電話機6,7に対して、その日の作業内容に関する情報を電子メールで返信する(図7,11のステップS117)ように構成したが、本発明はこれに限定されず、その日の作業内容に関する情報を電子メールで返信することは必須ではない。
(7) In the above description, information on the work contents of the day is returned by e-mail to the
(8) 上述の説明では、携帯電話機6,7のいわゆるGPS機能を利用して検出した現在位置の情報をサーバ3で受信することで、作業員8やオペレータ10が正しい作業エリアに到着したか否かを判断するように構成したが、本発明はこれに限定されない。たとえば、GPS衛星からの電波を受信して現在位置を検出する代わりに、あらかじめ登録されている無線LAN通信機器(アクセスポイント)からの電波を受信することで現在位置を検出する技術(たとえばPlaceEngine(登録商標))など、現在位置を検出する他の技術を利用してもよい。
(8) In the above description, whether the
(9) 上述した第1の実施の形態では、作業員8やオペレータ10が正しい作業エリアに到着しているか否かについては、作業員8やオペレータ10と紐付けられた作業エリアの近傍に到着しているか否かによって判断するように構成した。また、上述した第2の実施の形態では、作業員8やオペレータ10が正しい作業エリアに到着しているか否かについては、作業員8やオペレータ10と紐付けられた作業機械9の近傍に到着しているか否かによって判断するように構成した。しかし、本発明はこれに限定されない。たとえば、作業員8が正しい作業エリアに到着しているか否かについては、作業員8と紐付けられた作業エリアの近傍に到着しているか否かによって判断し、オペレータ10が正しい作業エリアに到着しているか否かについては、オペレータ10と紐付けられた作業機械9の近傍に到着しているか否かによって判断するように構成してもよい。
(9) In the first embodiment described above, whether the
(10) 上述の説明では、作業員8やオペレータ10の退勤時には、正しい作業エリア内から電子メールが送信されたか否かを判断していないが、退勤時にも、電子メールが正しい作業エリアから送信されたものであるか否かを判断するように構成してもよい。たとえば、退勤時に正しい作業エリアから電子メールが送信されたのであれば、終業時刻まで作業を行ったものとして、電子メールを受信した時刻(または電子メールの送信時刻)を退場時刻とみなすようにしてもよい。また、退勤時に正しい作業エリアから電子メールが送信されたのでなければ、終業時刻前に作業エリアを離れたものとして、たとえば早退扱いにするようにしてもよい。
(11) 上述した各実施の形態および変形例は、それぞれ組み合わせてもよい。
(10) In the above description, when the
(11) Each embodiment and modification described above may be combined.
上述の実施の形態およびその変形例において、たとえば、施工管理サーバ、作業員識別手段、配置判断手段、施工支援手段、勤怠管理手段、建設機械稼働位置情報取得手段、および電子メール一斉送信制御手段は、サーバ3と、サーバ3のCPU3aで実行されるプログラムとによって実現される。なお、以上の説明はあくまで一例であり、発明を解釈する際、上記の実施形態の記載事項と特許請求の範囲の記載事項の対応関係になんら限定も拘束もされない。
In the above-described embodiment and its modifications, for example, the construction management server, worker identification means, placement determination means, construction support means, attendance management means, construction machine operation position information acquisition means, and e-mail simultaneous transmission control means include: The
1 インターネット網 2 データセンタ
3,13 サーバ 4 現場事務所
5 パーソナルコンピュータ(PC) 6,7 携帯電話機
9 建設機械 12 重機データセンタ
DESCRIPTION OF
Claims (3)
作業員に携帯されていて検出した位置の情報とともに電子メールを送信する端末装置から受信した電子メールに基づいて、前記端末装置を携帯する作業員を識別する作業員識別手段と、
前記端末装置から受信した前記端末装置の位置の情報と、前記端末装置を携帯する作業員についての情報とに基づいて、前記作業員の位置を特定し、特定した前記作業員の位置と、前記施工管理サーバに格納されている作業員の配置予定位置に関する情報とを比較して、前記作業員が正しい配置予定位置に配置されたか否かを判断する配置判断手段と、
前記配置判断手段で正しい配置予定位置に配置されたと判断された作業員の携帯する前記端末装置には作業内容に関する情報を電子メールで送信し、前記配置判断手段で正しい配置予定位置に配置されていないと判断された作業員の携帯する前記端末装置には正しい配置予定位置の情報を電子メールで送信する施工支援手段と、
前記端末装置から送信された電子メールの送信時刻または受信時刻に基づいて、前記端末装置を携帯する作業員の出退勤を管理する勤怠管理手段とを備えることを特徴とする作業員管理システム。 Stores at least information related to the planned placement positions of workers, and a construction management server that manages the construction plan,
Worker identification means for identifying a worker carrying the terminal device based on an e-mail received from a terminal device that sends an e-mail together with information on a position detected by the worker;
Based on the information on the position of the terminal device received from the terminal device and the information on the worker carrying the terminal device, the position of the worker is identified, and the position of the identified worker, An arrangement determining means for comparing the information on the planned placement position of the worker stored in the construction management server and determining whether or not the worker is placed at the correct planned placement position;
The terminal device carried by the worker determined to have been placed at the correct planned position by the placement determining means is sent by e-mail to the terminal device carried by the worker, and is placed at the correct planned position by the placement determining means. Construction support means for sending information on the correct placement planned position by e-mail to the terminal device carried by the worker determined to be not,
A worker management system comprising: attendance management means for managing the attendance and departure of a worker carrying the terminal device based on a transmission time or a reception time of an e-mail transmitted from the terminal device.
建設機械の稼働位置に関する情報を取得する建設機械稼働位置情報取得手段をさらに備え、
前記作業員には建設機械のオペレータも含まれ、
前記端末装置は建設機械のオペレータにも携帯され、
前記作業員識別手段は、前記端末装置から送信された電子メールに基づいて、前記端末装置を携帯する建設機械のオペレータを識別し、
前記配置判断手段は、前記端末装置から受信した前記端末装置の位置の情報と、前記端末装置を携帯する建設機械のオペレータについての情報とに基づいて、前記建設機械のオペレータの位置を特定し、特定した前記建設機械のオペレータの位置と、前記建設機械稼働位置情報取得手段で取得した建設機械の稼働位置に関する情報とを比較して、前記建設機械のオペレータが建設機械の近傍にいるか否かを判断し、
前記勤怠管理手段は、前記配置判断手段で建設機械のオペレータが建設機械の近傍にいると判断されると、前記端末装置から送信された電子メールの送信時刻または受信時刻に基づいて、前記端末装置を携帯する建設機械のオペレータの出退勤時刻を記録することを特徴とする作業員管理システム。 In the worker management system according to claim 1,
It further comprises a construction machine operating position information acquisition means for acquiring information on the operating position of the construction machine,
The workers include construction machine operators,
The terminal device is also carried by an operator of a construction machine,
The worker identification means identifies an operator of a construction machine that carries the terminal device based on the email transmitted from the terminal device,
The arrangement determining means specifies the position of the operator of the construction machine based on the information on the position of the terminal apparatus received from the terminal apparatus and the information on the operator of the construction machine carrying the terminal apparatus, Whether the operator of the construction machine is in the vicinity of the construction machine by comparing the identified position of the operator of the construction machine with the information on the operation position of the construction machine acquired by the construction machine operating position information acquisition unit. Judgment
When the arrangement determination unit determines that the operator of the construction machine is in the vicinity of the construction machine, the attendance management unit determines whether the terminal device is based on the transmission time or reception time of the email transmitted from the terminal device. A worker management system for recording the attendance and attendance time of an operator of a construction machine that carries a bag.
前記端末装置から受信した前記端末装置の位置の情報と、前記端末装置を携帯する作業員についての情報とに基づいて、所定のエリア内に位置すると判断される作業員を特定して、所定のエリア内に位置すると判断された作業員の携帯する前記端末装置に所定の内容の電子メールを一斉送信する電子メール一斉送信制御手段をさらに備えることを特徴とする作業員管理システム。 In the worker management system according to claim 1 or 2,
Based on the information on the position of the terminal device received from the terminal device and the information on the worker carrying the terminal device, the worker determined to be located in the predetermined area A worker management system, further comprising: an e-mail simultaneous transmission control means for simultaneously transmitting an e-mail having a predetermined content to the terminal device carried by a worker determined to be located in an area.
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